斉藤斗志二

さいとうとしつぐ



当選回数回

斉藤斗志二の1992年の発言一覧

開催日 会議名 発言
12月08日第125回国会 衆議院 科学技術委員会 第1号
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○斉藤(斗)委員 現在、フランスより日本に向けてプルトニウム輸送船が航行中でございます。この問題は、日本のエネルギー政策にとりまして大変大きな課題といいますか、大きな問題として国民は大変注目をしているさなかでございまして、この件を中心にきょう質問をさせていただきたいというふうに思...全文を見る
○斉藤(斗)委員 今長官の御説明ではございますが、近年石油やウランの需給が緩和基調にある。そして、以前から高速増殖炉の建設を中止していたアメリカに加えまして、昨年ドイツも建設がほぼ終わっていた高速増殖炉の原型炉の運転を放棄ということ、さらにフランスではことしもスーパーフエニックス...全文を見る
○斉藤(斗)委員 今長官から、フランスにも行かれましてフランスの首相並びに担当の大臣キュリアン氏とも議論を、会合の場を持って、そしてFBRの開発維持方針というのを確認をされたというお答えをいただいたわけでありますけれども、さらに日本からの協力、国際協力も相待っているんだということ...全文を見る
○斉藤(斗)委員 次に、プルトニウムの海上輸送についてお伺いしたいというふうに思います。  フランスからプルトニウムの海上輸送について、現在航行中でございますが、全世界の注目の的でございまして、一部の国々では本プルトニウム輸送に対して懸念を表明しているとの報道もございますが、こ...全文を見る
○斉藤(斗)委員 このプルトニウムの輸送を円滑に実施するために、本輸送に関する懸念や不安を持つ国、幾つかあったかというふうに記憶いたしておりますが、理解を得るよう努力することが私は大変大事だと思っております。  そこで、政府はどのような努力をもってその対応をなされたか、また正式...全文を見る
○斉藤(斗)委員 今長官より、政府として正式に反対を表明した国はないんだということ、それから理解が大幅に進んだというようなことを御報告いただきまして、また、あかつき丸が領海外を通過するというような配慮の中での輸送中だということでございますが、この輸送の安全性や我が国の原子力平和利...全文を見る
○斉藤(斗)委員 多重防護の基本哲学、理念を持って対応しているということでございますが、ここで二点お伺いしたい。  一点は、報道によりますと、この輸送に反対するグリーンピースの船が途中まで追跡をした、その後追跡し切れなくなったというような報道に接しておるわけでありますが、あのグ...全文を見る
○斉藤(斗)委員 そうするとお答えでは、タンカー事故の例えがあるけれども、それは判断する基準が違う、全然土俵が違うところでの議論だということで理解をさせていただきたいと思います。  次に、平和国家である我が国にとって全くあり得ないこと、当初申し上げましたが、平和目的に限るんだと...全文を見る
○斉藤(斗)委員 今そのような懸念はないというお答えをいただいたわけでありますが、従来より、原子力基本法に基づき、日本は厳に平和目的に限り原子力の開発利用を推進しているということでございまして、これを担保するために日本は国内保障措置制度というのが整備されておるわけでございます。し...全文を見る
○斉藤(斗)委員 この白書に関しましては、私が知る限り世界で初めての試みではないかと思いますし、他に例を見ない試みだということで、科学技術庁の国民への理解を求める努力、これからもさらに続けていっていただきたいと思います。  さて、次に情報の開示制限についてお伺いしたいと思います...全文を見る
○斉藤(斗)委員 ただいま御説明いただいたのでありますけれども、輸送ルート等の輸送情報の詳細については国際的にも公表されていないという状況がございますし、我が国にとりましても、国際社会の一員である以上、防護措置の一環として、輸送情報の一部について慎重に取り扱うことも当然だと私も理...全文を見る
○斉藤(斗)委員 フランスでの発表、これは特殊な事情だということで理解はいたします。  輸送の安全性につきまして、国際的な安全基準を十分満たして万全な対策がとられており、また海上保安庁の巡視船も護衛しているので、無事に日本に帰ってくるものと私も確信はいたしておるわけでありますが...全文を見る
○斉藤(斗)委員 といいましても、地元民の、国民といいますか協力も必要でございまして、関係者の協力も必要だと私は思うのでありますが、日本へ近づきますとマスコミもまたかなりの時間を割いて、またかなりの情報の確度をもって追うというようなことも考えられるわけでございまして、この点マスコ...全文を見る
○斉藤(斗)委員 今、支援状況等々お話しいただいたわけでありますが、私は、これらの特に御説明ありました二十五基、チェルノブイル型並びに古いタイプの二三〇型の合計二十五基については、本来閉鎖すべきものではないかというふうに考えています。これは西側の基準から見ますと危険きわまりない第...全文を見る
○斉藤(斗)委員 次に、時間の関係もございまして、宇宙開発についてお伺いしたいというふうに思います。  ことしは国際宇宙年であります。この九月に宇宙飛行士毛利さんが日本人で初めてスペースシャトルに搭乗して、種々の宇宙実験を行いまして大きな成果をおさめました。私どもは、快挙だと思...全文を見る
○斉藤(斗)委員 今、宇宙開発というようなことでお話しいただきましたけれども、人類の知的公共財というべき基礎的、先導的分野での知識の拡大に対する我が国の貢献は、自然科学分野のノーベル賞受賞者の数を見ましても明らかなとおり、まだまだ不十分だと私考えざるを得ないわけでございます。こう...全文を見る
○斉藤(斗)委員 そのお答えの延長線上にいわゆるセンター・オブ・エクセレンス、世界に誇り得る卓越した研究所を育て上げるための方策に強力に取り組むべきだということもあるかと思います。  私は、日本で期待される、そして世界から期待される、そして日本がその最先端にあって、その最先端を...全文を見る
○斉藤(斗)委員 時間もなくなりましたので、最後の質問を大臣にさせていただきたいと思います。  大臣は、一年余にわたりましてこの長官の職をお務めになられ、そして諸外国にも多く出られまして、国際協力それから先端技術の交流等々をされてきたわけでございます。そこで、一年間を振り返りま...全文を見る
○斉藤(斗)委員 以上で終わります。