斉藤斗志二

さいとうとしつぐ



当選回数回

斉藤斗志二の2001年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月08日第151回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○斉藤国務大臣 お答えいたします。  エージェンシー、防衛庁という、英語で御説明されましたが、世界の主要のほとんどの国は、デパートメント、省という名前を使っております。
○斉藤国務大臣 省への昇格というお話をいただきましたが、現在議論をしていただいているところでございまして、政治の場にもゆだねなければならないという感がいたしますが、私としては、ぜひとも一日も早く省への昇格をお願いしたいと思っております。
○斉藤国務大臣 さきの施政方針演説でも、森総理の中から、有事法制の整備については与党のプロジェクトチームの考えを受けとめてこれを検討していくというお話をいただきました。  私といたしましては、一歩を踏み込んでいただいたというふうに思っておりまして、国民の生命財産を守るという観点...全文を見る
○斉藤国務大臣 亀井委員御指摘のように、国際法上におきましては、我が国は個別的自衛権に加えて集団的自衛権というのを保有しておるという解釈がございますが、しかし、我が国の憲法上それを行使することはできないという立場に従来立ってまいりました。  おっしゃるように、日米安全保障の問題...全文を見る
○斉藤国務大臣 お答え申し上げます。  御指摘のように、昨年の九月に現職の幹部自衛官の秘密漏えい事件が発生をいたしました。大変申しわけなく思っております。  防衛庁といたしましては、再発防止の一環として、秘密漏えいに関する罰則の強化を現在検討しておるところでございまして、新た...全文を見る
02月13日第151回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○斉藤国務大臣 お答え申し上げます。  御案内のように、急な事件の発生という状況の中で、政府といたしまして連絡室が早速設置をされました。私ども防衛庁といたしましても、即座に連絡員を派遣いたしまして、逐次密接な連絡がとれる体制をとらせていただいておりますし、また、総理秘書官とは二...全文を見る
○斉藤国務大臣 大変貴重な御意見を承りました。先ほど私、官邸の中に連絡室が設置され、それで直ちに私ども連絡員を出したということを御報告申し上げましたけれども、一方、内閣におきましては、情報センターが設置されてございまして、これは二十四時間稼働しているセンターでございます。そこには...全文を見る
○斉藤国務大臣 集められた情報に関しまして、私どもは直ちに総理へ御報告申し上げ、また、総理の御判断を仰ぐというのを基本にいたしております。  今回も、事故の発生を一報いただきまして、私はたまたま北海道へ公務で行っておりましたけれども、現場から携帯電話を駆使いたしまして、あらゆる...全文を見る
○斉藤国務大臣 私、そのゴルフ場の関係についてはよく存じていないわけでございますが、情報には、第一情報、第二情報、第三情報、それぞれ段階を追いまして、また進度も質も変わってきている、そういう基本的な認識がございまして、第一情報についてはここまで、第二情報についてはさらにここまでと...全文を見る
○斉藤国務大臣 この第一報に接しましたとき、私はたまたま千歳飛行場に舞いおりたときでございまして、ハワイ沖というのは、私の青春、数カ月を費やしたところでございますので、また、パールハーバー、それからCINCPAC等々の土地カンもあった背景の中で、潜水艦というのは大変大きな船だ、ま...全文を見る
02月14日第151回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○斉藤国務大臣 先生には、環境問題についてただいま御質問をいただきました。  米軍基地につきましては、米軍が、これら基地における環境の保全については、JEGSと言われる日本環境管理基準を作成いたしまして、これに基づいて厳格な環境管理行動をとっているものと承知いたしております。 ...全文を見る
02月15日第151回国会 衆議院 安全保障委員会 第1号
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○斉藤国務大臣 防衛庁長官に就任いたしました斉藤斗志二でございます。  新たな世紀を迎え、国家存立の基本にかかわる崇高な任務に携わることとなり、その使命と責任の重さを改めて強く認識いたしております。  防衛庁、自衛隊は、我が国の平和と安全を確保するため不断の努力を重ねてまいり...全文を見る
02月15日第151回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○斉藤国務大臣 自衛隊の船に関しましては、一般の人に操舵させることは一切行っておりません。
○斉藤国務大臣 お尋ねでは、原潜に乗っておるかという御質問でございますが、自衛隊は原潜を持っておりません。(城島委員「潜水艦です」と呼ぶ)  海上自衛隊では、広報目的その他業務上の必要性がある場合に、限られた数でありますが、報道関係者それから自衛官就職援護協力者、関係省庁の職員...全文を見る
02月16日第151回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○斉藤国務大臣 お答えを申し上げます。  御指摘の件は、平成十三年二月十四日、昼の十一時五十九分から十二時二分にかけまして、北海道は礼文島北方において、国籍不明機四機が我が国領空を侵犯し、うち二機は、十三時十分ごろ、ロシア空軍のツポレフ22バックファイア二機と判明をいたしました...全文を見る
○斉藤国務大臣 今回の件についても緊急発進をさせていただいたわけでございますが、御質問の緊急発進回数の国別の割合を申し上げます。  平成十二年ということで申し上げますと、ロシアが約七〇%、中国が約五%、台湾が約五%、その他が約二〇%となっております。
02月19日第151回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○斉藤国務大臣 えひめ丸衝突後の原潜の行動を評価する上で、一般的な軍事面の観点から申し上げれば、次のことが言えるのではないかと思っております。  まず、状況次第で一概には申し上げることができませんが、一般論としては、原子力潜水艦の乾舷が極めて低いということがございます。この乾舷...全文を見る
○斉藤国務大臣 海上自衛隊では、広報目的その他業務上必要性がある場合に、ごく限られた数ではございますが、報道関係者、自衛官就職援護協力者、さらに造船所関係者等を潜水艦に搭乗させて航海をすることがございます。その際、搭乗させた者を操舵室に座らせることはあっても、一般の人に操舵をさせ...全文を見る
○斉藤国務大臣 委員御指摘のように、二月九日、日出生台演習場でかかる事案が発生をいたしております。  早速、私といたしましては、米海兵隊からどのようなものかということの事情聴取をいたしました。安全管理規則に基づき安全を確認した後、見学者にひもを引いてもらったという説明がございま...全文を見る
02月20日第151回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○斉藤国務大臣 御案内のように、嘉手納飛行場におきます航空機騒音訴訟判決においては、国が行っている住宅防音工事等の現行施策をある程度評価していただいておりますが、しかしながら、周辺住民がこうむっている精神的被害等については、防止、軽減が十分図られているとは言えないとして、過去分の...全文を見る
○斉藤国務大臣 お答えいたします。  御指摘のように、訴訟に参加されている方、参加されていない方、それぞれおられます。訴訟に参加されていない嘉手納飛行場周辺住民の方々が不公平感を持っておられ、補償を求める運動が展開されているということは承知いたしておるところでございます。  ...全文を見る
02月23日第151回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
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○斉藤国務大臣 防衛庁長官の斉藤斗志二でございます。  本日は、川端委員長を初めとする委員の皆さんに改めてごあいさつを申し上げるとともに、私の所信の一端を申し上げさせていただきたいと思います。  防衛庁・自衛隊に対しましては、この新たな世紀におきましても、我が国の平和と独立を...全文を見る
○斉藤国務大臣 政府は、昨年十二月十五日、平成十三年度から平成十七年度までを対象とする新たな中期防衛力整備計画を安全保障会議及び閣議において決定いたしました。  以下、これについて御報告申し上げます。  我が国は、平成七年、冷戦終結に伴う国際情勢の変化なども踏まえて、新たに平...全文を見る
02月23日第151回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○斉藤国務大臣 調査の件は、しっかりと調査させます。  御案内のように、米軍は、施設・区域において活動に当たっては公共の安全に妥当な配慮、考慮を払うということとされておりまして、当庁といたしましても、米軍が施設・区域において種々の活動を行う際は、地域住民の方々が御不安や御懸念の...全文を見る
02月27日第151回国会 衆議院 安全保障委員会 第3号
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○斉藤国務大臣 ブッシュ新政権の閣僚から、日米安全保障体制の重要性に関する認識がさまざま、また数多く表明されているところでございます。河野外相におかれましては、いち早くパウエルさんにもお会いをされた。私も早い機会に、カウンターパートであるラムズフェルド国防長官にもお会いしたい、そ...全文を見る
○斉藤国務大臣 危機管理のお問い合わせがございました。私は、公私混同という御指摘もありましたが、公私一体なんだと思います。上に行けば行くほど公私が一体していく、そういう認識のもとで仕事をしていかなければならないというふうに思っております。  そんな中で今回の案件があったわけでご...全文を見る
○斉藤国務大臣 御案内のように、私ども、アジア太平洋に位置する国でございます。アジア太平洋地域において依然として不透明、不確実な要素が残る中で、日米安保体制は引き続き重要な意義を有している、そういう価値あるものだというふうに解釈しているところでございます。  新しいアメリカの政...全文を見る
○斉藤国務大臣 防衛庁といたしましては、事故発生の第一報を、二月十日の十時四十分ごろに、内閣情報集約センターを通じまして海上保安庁から受けたところでございます。  その内容は、海上保安庁が遭難信号を受信、ホノルル海難救助本部に確認したところ、愛媛県宇和島水産の練習船えひめ丸がオ...全文を見る
○斉藤国務大臣 私、そのとき、公務で北海道出張のさなかでございました。十時四十分ごろ、情報集約センターを通じて情報が入り、それを直ちに防衛庁は入手をいたしたところでございますが、もう少し詳しく情報をとろうというようなことで、私が北海道へ到着次第、その段階でこの情報を入手させていた...全文を見る
○斉藤国務大臣 御案内のように、コーストガードがハワイの沖合で救助に向かう、現場に入る、向かっているというのが九時五十分というのは、先ほども御説明したとおりでございます。そして、そのコーストガードのカウンターパートに当たるのが日本の場合は海上保安庁ということでございまして、海上保...全文を見る
○斉藤国務大臣 御案内のように、現在、事故原因解明が進んでいる状況でございまして、二つのルート、一つは国家交通安全委員会、NTSB、これが一つございますし、現在設置はされましたがまだ開かれておりませんが、コート・オブ・インクワイアリー、これを海軍の中に設けるということで、査問会議...全文を見る
○斉藤国務大臣 御案内のように、事故発生の段階で行方不明者がかなりの数でおられるということが情報として伝わってまいりました。私どもは、何しろ人命救助、人命尊重、それが第一だということの対応をずっと続けてきたところでございまして、原因解明はその段階では多少おくれてもいいと。何せ人命...全文を見る
○斉藤国務大臣 御案内のように、アメリカは、先ほど申しましたように、米国家運輸安全委員会では逐次においてブリーフィングが行われております。  しかしながら、査問委員会におきましてはこれからでございまして、現在その対応に進んでいるというふうに思っておりますが、その原因について、私...全文を見る
○斉藤国務大臣 御指摘の緊急浮上訓練であったか否かにつきましては、太平洋艦隊司令官、これはファーゴ氏でございますが、十一日の記者会見において、緊急浮上であった可能性が高いということを述べておりまして、それを直ちに私どもとしては情報として受け取っておるところでございますし、この会見...全文を見る
○斉藤国務大臣 ソナーの関係でございますが、ソナーによる探査の有無に関しましては、アメリカの国家交通安全委員会のハマーシュミット氏が二十一日の記者会見において、事故に先立つ一時間の間に三件の確度の高い反応があったとの証言に言及したというふうに聞いておりますし、それを私どもも聞いて...全文を見る
○斉藤国務大臣 御案内のように、今回、原潜、これは確かにアメリカの海軍所属でございます。そして、被害を受けられた方は日本人また日本の船だということでございまして、この関係は、外交ルートでの扱い、そしてそれが官邸に報告されて私どもとの情報交換等々に入っていく、そういう流れになってい...全文を見る
○斉藤国務大臣 「なだしお」の事件についてお答え申し上げます。  昭和六十三年七月二十三日に起こった「なだしお」事故に際しては、翌二十四日に防衛庁として海上幕僚副長を長とする艦船事故調査特別委員会を設置し、事故原因の究明等に着手したところでございます。また、これと並行して、事故...全文を見る
○斉藤国務大臣 本件の事故発生後、私はもとよりですが、総理も含めまして、米側に対しまして事故原因の調査に全力で取り組んでほしいということを強く申し入れ、それを繰り返し申し上げているところでございます。  再発防止も大事なことでございまして、事故原因を徹底的に究明することから始ま...全文を見る
○斉藤国務大臣 安全保障の基本的な考え方というお尋ねを賜りました。  我が国周辺地域における国際軍事情勢ということも一つ考えなければならない。依然として、核兵器を含む大規模な軍事力が存在するなど、不透明、不確実な要素をはらんでいることは委員も御承知のところでございます。  か...全文を見る
○斉藤国務大臣 委員御案内のように、近年、弾道ミサイル等の移転、拡散が進展する状況にございます。弾道ミサイル防衛、これはBMDでございますが、弾道ミサイルによる攻撃に対して我が国国民の生命財産を守るために、純粋に防御的な、かつ他に代替手段のない唯一の手段となるべきことを踏まえて、...全文を見る
○斉藤国務大臣 委員より御質問いただきましたように、静岡県側から御陳情をいただいております。  申し上げますと、過去には、オリンピック競技大会等で人員を輸送するために、防衛庁が設置、管理する飛行場のうち、浜松飛行場のような専用飛行場、すなわち公共用の指定を受けていない飛行場につ...全文を見る
○斉藤国務大臣 御案内のように、ワールドカップサッカー、これは静岡県でも開催をされるわけでありますが、静岡県には民間の飛行場がない、そういった経緯も踏まえまして、このような大きな大会の開催が国際親善、スポーツ振興等に大きな意義を与える、有するものであるということを踏まえまして、自...全文を見る
○斉藤国務大臣 委員御案内のように、昨年の十二月に中期防衛力整備計画を決めさせていただきました。  新中期防におきましては、引き続き防衛大綱に定める防衛力の水準への円滑な移行を図るとともに、情報通信技術、これはITでございますが、IT革命への対応や災害派遣能力の充実強化などに特...全文を見る
○斉藤国務大臣 我が国は、専守防衛に徹し、他国に脅威を与えるような軍事大国にならないとの基本理念がございまして、それに従い防衛力を整備してきているところでございます。  専守防衛という受動的な防衛戦略のもとで今後我が国の防空を全うしていくには、空中給油機能により要撃機の滞空時間...全文を見る
○斉藤国務大臣 ただいま委員御指摘いただきましたように、在外公館に勤務している外務省のI種採用職員及びI種採用の他省庁職員と、同年次採用の防衛駐在官とでは、役職面とか給与面での処遇に格差が生じているのは事実でございます。  先生の今御指摘いただいた件につきまして、防衛駐在官が任...全文を見る
○斉藤国務大臣 まず最初に、中期防について御説明させていただきたいと思います。  新中期防は、専守防衛等の基本的防衛政策に基づきまして、我が国の平和と安全を確保するために、防衛計画の大綱のもとで継続的かつ計画的に防衛力を整備することを旨として策定したものでございます。  引き...全文を見る
○斉藤国務大臣 空中給油機の御質問の前に、先ほど九〇式戦車の話がございました。  大綱では九百両を目標といたしておりまして、陸上防衛力の基幹装備として必要という判断をいたしております。かかる防衛力の能力保全が侵略を抑制するという考え方でございまして、力の空白を避けるという意味で...全文を見る
○斉藤国務大臣 先生から吟味もしないでというお話をいただきましたけれども、私どもは、吟味に吟味を重ねて防衛大綱そしてさらに中期防衛力整備計画をつくったと思っております。  今F15のお話が出ましたので、我が国が保有する戦闘機、F15及びF2でございますが、諸外国の戦闘機と比べま...全文を見る
○斉藤国務大臣 BMDの御質問でございます。  早ければ新中期防衛の期間中にも、BMDに係る日米共同技術研究が終了する見込みでございます。そういったこともあり、同期間中に、我が国としてBMDの開発段階等への移行について判断を行う可能性があり得ると考えられるところでございます。そ...全文を見る
02月27日第151回国会 参議院 外交防衛委員会 第2号
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○国務大臣(斉藤斗志二君) 防衛庁長官の斉藤斗志二でございます。  服部委員長を初めとする委員の皆様にごあいさつ申し上げるとともに、防衛政策に関し一言申し述べさせていただきたいと思います。  防衛庁・自衛隊は、我が国の平和と独立を確保するため不断の努力を重ねてまいりましたが、...全文を見る
○国務大臣(斉藤斗志二君) まず、本件に関しまして、被害に遭われた御家族、関係者に心からお見舞いを申し上げたいというふうに思います。また、行方不明の九名、一刻も早く発見できたらなという期待を持っているところでございます。  今、委員から御指摘いただきました防衛庁、自衛隊、どのよ...全文を見る
03月02日第151回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第2号
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○斉藤国務大臣 御案内のように、国際情勢が不透明また不安定の状況の中で、私ども国防というのを考えなきゃなりません。その中で、海もあるし空もあるし陸もある、また各種の装備も多様化する中での対応ということでございますので、どれが一番ということはちょっと言い切れないということでございま...全文を見る
○斉藤国務大臣 先ほどの答弁の中で、主に装備品のことについて御答弁申し上げたわけでございますが、委員御指摘のように、防衛庁の中、自衛隊、隊員として二十六万余の方々が最前線で頑張っておられます。もちろん後方も含めてでございますが、そういう人的な要員というのが一番大事なものの一つだと...全文を見る
○斉藤国務大臣 お答えいたします。  小銃とか機関銃、そういったものも重要なものだと考えております。
○斉藤国務大臣 小銃その他必要な装備をもちまして、その時々、またそれぞれのケース・バイ・ケースによっても対応が変わってくるかと思いますが、そういうことだと思います。
○斉藤国務大臣 委員、小銃の件で御指摘でございますが、例えば八九式小銃、これは二千八百丁整備することといたしているのが平成十三年度予算案でございまして、こういった装備が主力、主なる装備ということになってくると思います。
○斉藤国務大臣 お答えいたします。  最初に、八九式小銃でございますが、平成十三年度は二千八百丁ということで御説明を申し上げました。現在約四万一千丁の数に上ってまいりますし、また六四式小銃では約十一万四千丁ということになりまして、比率も申し上げますと、八九式小銃の比率は約二七%...全文を見る
○斉藤国務大臣 大変期待にこたえられないお答えになるかもしれませんが、現在では決められないという状況でございます、減勢もございますし、その他の要因もございますので。
○斉藤国務大臣 これは来年度予算ということでございますが、新たな体制に向けて師団等について逐次改編しているところでございまして、御指摘の九ミリ機関けん銃につきましては、改編に伴い必要となる数量を逐次整備しているところでございます。  それで、その価格の件でございますが、私ども防...全文を見る
○斉藤国務大臣 不要になりましたそのような備品、装備品等々、これはきっちりと処分をさせていただくということで、誤解のないような対応をさせていただいております。
○斉藤国務大臣 委員御案内のように、新しい対応の中でゲリラとか特殊部隊等々の問題がございますが、御指摘いただきました災害対処につきましては、今四つの分類に分けて対応させていただいております。一つは都市部での災害、二つ目が山間部での災害、そして三つ目が島嶼部での災害、そしてさらに四...全文を見る
○斉藤国務大臣 委員御指摘のように、PKOの役割というのはますます高まっているところでございます。したがいまして、国際平和協力業務を行う隊員に対しまして、派遣前に、自衛隊の学校等において、語学や国際平和協力法、参加することとなる国際連合平和維持活動、現地情勢等についての教育を実施...全文を見る
○斉藤国務大臣 お答えいたします。  多数の島嶼を有する我が国におきましては、ゲリラや特殊部隊からの攻撃を初めとする島嶼部への侵略行為や島嶼部への災害派遣に対して迅速かつ機動的に展開し、初動対処を行う機能は重要でありまして、しかしながら、現在の陸上自衛隊においては、その機能が十...全文を見る
○斉藤国務大臣 お答えいたします。  御案内のように、厚木飛行場のNLPによる周辺住民への騒音軽減を図るために、おっしゃるように、暫定措置として硫黄島において訓練ができるよう所要の施設整備を行ってきたところでございまして、平成五年九月以降、硫黄島において本格的に当該訓練が実施さ...全文を見る
○斉藤国務大臣 お答えいたします。  ただいま大石委員のお話を承っておりまして、大変悲しい事故が起きた、しかしながら日米の関係というのもしっかりと築き上げていかなければならないと胸を打たれたところでございます。  御質問の、新聞記事による、私が十九日にアメリカのラムズフェルド...全文を見る
○斉藤国務大臣 委員御案内のように、今回のような事故を二度と繰り返さないためにも、米側に対して事故状況の徹底的な究明を再三にわたって働きかけてきた経緯がございます。そういったところへ、米側より、本件事故の徹底的な調査を行うために開かれる米海軍審問委員会、これは英語ではコート・オブ...全文を見る
○斉藤国務大臣 重ねて、日米防衛首脳会談において、申し入れることをしっかり申し入れろというお話でございました。  現在、日程を調整中でございますが、国会の日程もこれあり、まだ具体的な日程、議題等については確定したわけではございませんが、かねてより、原因追求、また引き揚げ等々につ...全文を見る
○斉藤国務大臣 官邸にというお話でございますが、防衛庁は現在、内閣官房副長官補というところに三名、さらに内閣情報集約センターに五名の自衛官を、それぞれ派遣いたしてございまして、四六時中ずっと情報はとれる体制をとってございます。したがいまして、一たん事があってニュースが入った、これ...全文を見る
03月08日第151回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○国務大臣(斉藤斗志二君) お答え申し上げます。  防衛庁としては、現下の厳しい財政状況のもと、経費の効率化、合理化に努めながら、他方、国際情勢等を踏まえまして、さらに防衛大綱及び昨年末に決定されました新中期防に基づきまして引き続き節度ある防衛力を計画的に継続的に整備することと...全文を見る
○国務大臣(斉藤斗志二君) お答えを申し上げます。  ただいまBMDの御質問を賜りました。これは、近年、弾道ミサイル等の移転、拡散が進展する状況下にございますので、それに対しまして、私ども、そのような攻撃に対して我が国の国民の生命、財産を守る純粋かつ防御的な手段であること、また...全文を見る
○国務大臣(斉藤斗志二君) 委員ただいま御発言いただきましたように、昨日でございます、東京地方裁判所におきまして萩嵜、これは元海上自衛隊三等海佐でございますが、自衛隊法第五十九条、これは秘密を守る義務違反で懲役十カ月の判決が出されたところでございます。  このたびの事件は、現職...全文を見る
○国務大臣(斉藤斗志二君) 防衛庁では、秘密漏えい事件の後、主に四つの柱で対応しているところでございます。  一つは、秘密漏えい防止等のための事務次官通達を発出いたしました。二つ目は情報保全関係事務担当組織の整備を行っておりますし、三つ目として情報保全隊等の新編を行います。加え...全文を見る
○国務大臣(斉藤斗志二君) 委員御指摘のように、台湾海峡にかかわりましていろんなことが指摘されているところでございます。また、中国の二〇〇一年の国家予算の中で、新しい年度の防衛予算の伸びが一七%という大変高い伸びもしているということも、私どもは注目しなければならないという点だと思...全文を見る
○国務大臣(斉藤斗志二君) お答え申し上げます。  今回行いましたジュゴンの生息状況に係る予備的調査につきましては、四つの方法によって行ったところでございますし、またこの調査に関しましては、環境省より技術的助言もいただいたところでございます。航空調査、アンケート調査、さらに海上...全文を見る
03月12日第151回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○国務大臣(斉藤斗志二君) お答えいたします。  防衛庁の省への移行につきましては、本院の自由民主党等の議員連盟におかれましても、防衛省設置法案を作成されるなど真剣に取り組まれていることや、また民間においても各種の団体が大変な数の署名を集めているなど御努力されていることは十分承...全文を見る
○国務大臣(斉藤斗志二君) 依田委員には大変重要な御質問をいただいたというふうに思っております。  ただいま河野外務大臣からも御答弁ございましたけれども、このアーミテージ・レポートは大変重みのあるレポートだと思っております。    〔理事吉村剛太郎君退席、委員長着席〕  簡...全文を見る
○国務大臣(斉藤斗志二君) 依田委員から大変重要な御質問を賜りました。  まず、有事法制の必要性は、御指摘のように、国民の生命、安全を守るという、こういった問題が一つございますし、また自衛隊の任務遂行を全うするという観点からも、さらにかかる防衛体制を整備するということが我が国に...全文を見る
○国務大臣(斉藤斗志二君) 依田委員より防衛における最先端のお話をいただきました。RMAというお言葉をいただいたわけですが、レボリューション・イン・ミリタリー・アフェアーズ、最先端のお話でございますし、IT革命にも触れていただきました。こういうものを包括いたしまして、昨年十二月、...全文を見る
03月15日第151回国会 参議院 外交防衛委員会 第3号
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○国務大臣(斉藤斗志二君) 防衛庁長官の斉藤斗志二でございます。  本日は、服部委員長を初めとする委員の皆様に改めてごあいさつを申し上げるとともに、私の所信の一端を申し述べさせていただきたいと思います。  防衛庁・自衛隊に対しましては、この新たな世紀におきましても、我が国の平...全文を見る
○国務大臣(斉藤斗志二君) 政府は、昨年十二月十五日、平成十三年度から平成十七年度までを対象とする新たな中期防衛力整備計画を安全保障会議及び閣議において決定いたしました。  以下、これについて御報告申し上げます。  我が国は、平成七年、冷戦終結に伴う国際情勢の変化などを踏まえ...全文を見る
03月19日第151回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○国務大臣(斉藤斗志二君) お答えいたします。  事件につきましてはただいま警察の方から御説明のあったとおりでございますが、航空自衛隊第五高射群第十九高射隊所属の二等空尉目黒博光が平成十三年三月十二日十八時ごろ沖縄県内において女子学生を脅迫し、その抵抗を抑圧した上で強いて婦女暴...全文を見る
○国務大臣(斉藤斗志二君) ただいま御説明申し上げましたように、シフト勤務の対象になっておりまして、事件発生当日は当該シフトから外れていた、したがいまして勤務時間外の行為であったということでございます。
○国務大臣(斉藤斗志二君) 御質問いただきました隊員の綱紀粛正には常々心を砕いてきたにもかかわらず、現職自衛官がこのようなあるまじき行為をしたことは大変残念でございまして、被害者並びにその御家族に対して心よりおわびを申し上げたいと思います。  自衛隊の使命は平素から国民の信頼な...全文を見る
03月21日第151回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○国務大臣(斉藤斗志二君) まずもって、被害者並びにその御家族に対しまして心よりおわびを申し上げたいと思います。  お尋ねの件は、航空自衛隊第五高射群第十九高射隊、これは国頭郡の恩納村に所在してございますが、そこに所属する二等空尉目黒博光、年齢は三十四歳でございますが、平成十三...全文を見る
○国務大臣(斉藤斗志二君) 先生お尋ねの教育の件につきましては、担当がきょう来ておりますのでそちらから答弁させたいと思いますが、先ほどの暇ではないかという御質問に対しまして、御案内のように、今回、当該自衛官は高射部隊において機動展開、対空戦闘等に関する業務を行っておりましたけれど...全文を見る
○国務大臣(斉藤斗志二君) 委員お尋ねのように、在日米軍の七五%が沖縄の地にあるということ、沖縄県民の皆さん、地域に大変な御負担をかけているというそういう認識は私どもも同様に持っておるところでございます。  さきの橋本総理並びにクリントン大統領との間でSACOの最終報告合意がな...全文を見る
03月22日第151回国会 参議院 外交防衛委員会 第4号
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○国務大臣(斉藤斗志二君) このたびのトップ会談、両首脳会談は大変意義があったというふうに理解をいたしております。日米同盟関係はアジア太平洋地域の平和と安定の基礎、基本、まさしく礎となるものだということを再確認して私どもはさらなる信頼性向上に努めなければならないというふうに思って...全文を見る
○国務大臣(斉藤斗志二君) 広中先生は長くアメリカにもお住まいで世界的なグローバルな視点でいろんなことをごらんになっていらっしゃって、大変参考にさせていただきながら今聞いておりました。  そのアーミテージ・レポートでございますが、副題に「米国と日本 成熟したパートナーシップへ」...全文を見る
○国務大臣(斉藤斗志二君) 御指摘のように、アジア太平洋地域において私どもは引き続き不安定要因が存在するという見方をいたしておりまして、安全保障条約とこれに基づく日米安保体制が我が国の安全及びこの地域の平和と安定のために重要な役割を果たしているという認識を持っております。在日米軍...全文を見る
○国務大臣(斉藤斗志二君) 兵力構成の見直し等の議論につきましては、国際情勢というものに照らしながら考えなければならないんだというふうに思っております。私としても、早い機会にアメリカへ参りまして、ラムズフェルド国防長官とも新たな政権の中での取り組みについて協議をしていきたいという...全文を見る
○国務大臣(斉藤斗志二君) 委員御指摘のように、森首相、ブッシュ大統領の間でのトップ会談が先ごろ行われたところでございます。  最初に両首脳は、日米同盟関係はアジア太平洋地域の平和と安定に最も大事なものだということで、これを一層強化することにともに取り組んでいこうということで合...全文を見る
○国務大臣(斉藤斗志二君) 益田委員はロンドンにも長くおられたということも承知させていただいておりまして、幅広くグローバルな視点で御指摘をいただいたんだというふうに思います。  アーミテージ・レポートにおきましてもそのような指摘がございます。英米の特別な関係を日米同盟のモデルと...全文を見る
○国務大臣(斉藤斗志二君) 平成十三年度防衛庁予算について御説明いたします。  平成十三年度防衛関係費については、平成十二年十二月に安全保障会議及び閣議で決定された新中期防衛力整備計画の初年度として、防衛力の合理化、効率化、コンパクト化を推進するとともに、必要な機能の充実と防衛...全文を見る
○国務大臣(斉藤斗志二君) ただいま御指摘いただきましたように、自衛隊組織の基盤は人であるということを私ども強く認識をいたしておりまして、隊員一人一人が誇りを持って仕事に励んでもらえる、そういう環境をつくっていきたい。処遇改善施策を推進しているところでございます。  ただいま委...全文を見る
○国務大臣(斉藤斗志二君) ただいま委員から御質問いただきました、特に新しい時代へ向けての対応ということだと思います。  御案内のように、今、私どもを取り巻く環境の中で新しい言葉としてRMAとか、またC4ISRとか、いろんな新しい言葉とか新しい考え方が導入されてきて、それらの情...全文を見る
○国務大臣(斉藤斗志二君) 今、委員から御指摘いただきましたけれども、防衛の生産・技術基盤に関する問題としてキーワードは幾つかあるかと思いますが、特に計画的また安定的、こういったことが重要になってくるのではないかなというふうに思っています。安定的で適切な防衛力整備を図る、こういっ...全文を見る
○国務大臣(斉藤斗志二君) 先生から今、日本の防衛費の比率等々、他国に比べて、特に先進国に比べて大変低いという御指摘をいただきました。  病院に関して御質問があったわけでございますが、病院は、ちなみに申し上げますと、自衛隊中央病院及び各自衛隊地区病院並びに防衛医科大学校に附置さ...全文を見る
○国務大臣(斉藤斗志二君) 今、防衛力のレベルのお話を質問していただいたんですが、防衛計画の大綱においては、我が国の防衛力について、基盤的な防衛力を保有するという考え方に立っておりまして、必要な機能の充実、防衛力の質的向上を図るとともに、技術進歩の趨勢に対応し、また技術研究開発の...全文を見る
○国務大臣(斉藤斗志二君) 時代とともに、また技術進歩とともに、またそれぞれの諸条件とともに、いろんなことが変化をしていくというふうに思っています。私どもも中期防を作成するに当たりまして、そういった技術の問題、経済状況、また諸外国の国際情勢等々、あらゆる観点からの検討を加えて中期...全文を見る
○国務大臣(斉藤斗志二君) 今、海野委員からコソボにおける米軍の精密誘導爆弾等のことについてお触れいただきました。確かに従来に比べてその精度等々は上がってきておりますし、またその有効性も高く評価されてきているところだというふうに思っております。  また、我が国におきましても、近...全文を見る
○国務大臣(斉藤斗志二君) 日米首脳会談におけるブッシュ大統領の発言というのは、河野外相からお話があったとおりだと思います。  使用期限問題は困難な問題であり、国際情勢に照らして考えていかなければならない、普天間飛行場の移設については引き続き日米間で協議していきたいというもので...全文を見る
○国務大臣(斉藤斗志二君) 御案内のように、ブッシュさんは新しい政権の大統領でございます。ブッシュさんとして初めてこの問題について言及されたというふうに理解をいたしております。  私から見ますと、私のカウンターパートはラムズフェルドさんですから、ラムズフェルドさんとの話ならああ...全文を見る
○国務大臣(斉藤斗志二君) 今、委員から御指摘のように、この調査は当庁において実施したジュゴンの生息状況に係る予備的調査でございますが、昨年十月の第二回代替施設協議会において、名護市長さんからの要請を受けて、工事着工前に行うこととしている環境影響評価とは別に、同協議会の協議に資す...全文を見る
○国務大臣(斉藤斗志二君) 繰り返しになりますが、政府としては、平成十一年末の閣議決定において、普天間飛行場代替施設の整備に当たっては、環境影響評価を実施するとともに、その影響を最小限にとどめるための適切な対策を講ずるなど、自然環境に著しい影響を及ぼすことのないよう最大限の努力を...全文を見る
○国務大臣(斉藤斗志二君) 繰り返し申し上げますが、最大限の努力を行うこととしていきたいということは当然のことでございます。
○国務大臣(斉藤斗志二君) 自然環境ということを大前提に置いてございまして、自然環境に著しい影響を及ぼすことのないよう最大限の努力をいたしますということを申し上げているわけでございます。
○国務大臣(斉藤斗志二君) JEGS、日本環境管理基準は、在日米軍の使用している施設及び区域における作業に関しての基準であり、日本政府が実施する代替施設の整備自体には適用されるものではなく、将来、普天間飛行場代替施設において在日米軍が何らかの活動を行う際に適用されるものと承知いた...全文を見る
○国務大臣(斉藤斗志二君) 御指摘ございましたが、政府としてはこれまでの日米合同委員会の枠組み、特に同委員会のもとに設けられました環境分科委員会等を通じて、米軍基地における環境の保全を含め、米軍の活動に当たり、我が国の公共の安全や国民生活に妥当な考慮が払われるよう対処しているとこ...全文を見る
○国務大臣(斉藤斗志二君) 委員から御指摘いただきましたが、防衛力の整備に当たりましては、将来における国際情勢、さらに技術進歩の趨勢、また自衛隊の役割に対する国民の期待の高まり等を踏まえまして、我が国の防衛力のあり方やその整備目標について防衛計画の大綱をまず定めてございまして、そ...全文を見る
○国務大臣(斉藤斗志二君) 防衛庁の省への移行につきましては、まず行革の関係を御説明した方がいいのかなというふうに思います。行革会議最終報告において「別途、新たな国際情勢の下におけるわが国の防衛基本問題については、政治の場で議論すべき課題」と、こういうふうにはされているわけでござ...全文を見る
○国務大臣(斉藤斗志二君) 田村委員、大変お詳しいのでございますが、このたびの即応予備自衛官の導入についてはぜひとも促進をしたいというふうに思っております。  御指摘の中で、矛盾であるとか価値観が違うとか二律背反でないかとか、イエスかノーかでないかというようなニュアンスで私は聞...全文を見る
03月23日第151回国会 参議院 本会議 第11号
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○国務大臣(斉藤斗志二君) 日本近海における訓練と事故の再発防止についてのお尋ねでございますが、総理から御答弁がございましたように、我が国周辺海域に設定される米軍の海上演習場については、日米安保条約の目的の達成のため必要なものでございます。  一般論として申し上げれば、これら海...全文を見る
03月23日第151回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○国務大臣(斉藤斗志二君) 委員御指摘のような萩崎案件につきましては、大変御迷惑をかけたことと深くおわびを申し上げる次第でございます。  防衛庁では、昨年九月の現職幹部自衛官による秘密漏えい事件の後、その後、一つは秘密漏えい防止のための事務次官通達の発出を行っております。また、...全文を見る
○国務大臣(斉藤斗志二君) お答え申し上げます。  今回行いましたジュゴンの生息状況にかかわる予備的調査でございますが、四つ行いました。一つは航空調査、二つ目がアンケート調査、三つ目、海上調査及び食跡確認調査でございます。  この結果、航空調査におきましては、沖縄本島東側の名...全文を見る
○国務大臣(斉藤斗志二君) お答えをいたします。  御指摘いただきました普天間飛行場の代替施設の件でございますが、本件につきましては、一昨年末の閣議決定に基づきまして、代替施設協議会において代替施設の規模、それから工法及び具体的建設場所等、基本計画策定に必要な事項について鋭意協...全文を見る
○国務大臣(斉藤斗志二君) お答え申し上げます。  新中期防における正面経費の御質問でございますが、まず最初に全体を申し上げた方がいいかなというふうに思います。  それは、新中期防における計画期間中の防衛関係費の総額の限度の内訳はおおむね次のとおりでございます。  正面経費...全文を見る
○国務大臣(斉藤斗志二君) お答えいたします。  昭和五十四年度、これは一九七九年度に当たりますが、における防衛関係費は二兆九百四十五億円でございます。このうち、人件・糧食費が五一・四%の一兆七百六十五億円、物件費は比率で四八・六%の一兆百八十億円であり、また後年度負担額は九千...全文を見る
○国務大臣(斉藤斗志二君) お尋ねの平成五年から平成七年にかけて、当時の調達実施本部が日本工機株式会社、東洋通信機株式会社、藤倉航装株式会社及びニコー電子株式会社の四社に対し調査を行いました結果、いずれも工数の水増しなどを行い、防衛庁から多額の過払いを受けていた事実が判明いたしま...全文を見る
○国務大臣(斉藤斗志二君) お答えいたします。  防衛装備品等の調達は国民の税金を使って行われているものでございまして、入札は厳正かつ公正に行われることが必要であると考えております。  御指摘の燃料談合事案が発生したことについては厳粛に受けとめております。防衛庁としては、再発...全文を見る
○国務大臣(斉藤斗志二君) お答えいたします。  行政監察の結果、私ども受けとめましたのは確かに昨年の十二月でございますが、その事案につきましては、平成十年度の契約等を対象にしたものでございます。  防衛庁といたしましては、御指摘の勧告も踏まえつつ、今後一層調達改革の着実な実...全文を見る
○国務大臣(斉藤斗志二君) お答えいたします。  平成十三年度予算案における在日米軍駐留経費負担は二千五百七十三億円でございまして、これを項目別に申し上げます。  一つは、米軍の施設・区域内において家族住宅など必要な施設の建設を行う提供施設整備費、これが八百十九億円でございま...全文を見る
○国務大臣(斉藤斗志二君) お答えいたします。  単純に同レベルでの比較というのはなかなか難しいのではないかなというふうに思いますが、特徴として申し上げられるのは、一つは、米軍の場合は、生活用支援施設としての学校、銀行、郵便局、売店も含みますが、こういった多様な施設で構成されて...全文を見る
03月29日第151回国会 参議院 外交防衛委員会 第6号
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○国務大臣(斉藤斗志二君) 御指摘のように、先般の日米首脳会談における森総理の発言がございましたように、在沖縄米軍を含め在日米軍の兵力構成等の軍事体制については確かにさまざまな議論があるという御指摘もございますが、一九九六年の日米安保共同宣言に従いまして、国際的な安全保障情勢に起...全文を見る
○国務大臣(斉藤斗志二君) 今、御質問をいただいたわけでございますが、米国内におきまして、在日米軍の削減問題につきまして御指摘のような議論が行われていることは承知しております。オハンロン・ブルッキングス研究所の上級研究員並びにウェッブ元海軍長官らのさまざまな議論があるということは...全文を見る
○国務大臣(斉藤斗志二君) 御指摘をいただきましたので、しっかりと調査をして報告させていただきたいと思います。
04月02日第151回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○国務大臣(斉藤斗志二君) 今、海野委員から中国の軍事力についてのお尋ねがございました。  中国の軍事力については、私どもは、量から質への転換を図っている、また近代戦に対応できる正規戦主体の体制への移行をしつつあるというふうに見ております。このような基本方針に従いまして、陸軍を...全文を見る
○国務大臣(斉藤斗志二君) 先ほどもお答え申し上げましたけれども、特に本年度の予算の内容につきまして、中国の財政部部長から次のようなコメントがございますので御報告申し上げたいというふうに思います。それは、大幅に伸ばした理由は、主として将校、軍隊所属の文民、兵士と職員の給与の引き上...全文を見る
○国務大臣(斉藤斗志二君) 御指摘ございましたが、現在、判決文を検討中でございます。国側の主張がおおむね認められたものと理解しておりますが、一方、国の損害賠償請求の一部しか認められなかったことについては、裁判所の十分な理解が得られず、御指摘のように遺憾でございます。  今後の取...全文を見る
○国務大臣(斉藤斗志二君) 防衛庁といたしましては、国会議員から国会における審議のために必要な資料の要求があった場合には、これを可能な限り協力をすべきものと考えております。御指摘ございました金田議員からの要求に対しまして、各種の資料を提供いたしたのは事実でございます。  具体的...全文を見る
○国務大臣(斉藤斗志二君) お答えいたします。  防衛諸計画の作成等に関する訓令においては、この訓令の実施に関して必要な事項について各幕僚長が定めることといたしております。  御質問ございましたが、このため、例えば陸上自衛隊においては、陸上幕僚長が定める達において、統合長期防...全文を見る
○国務大臣(斉藤斗志二君) お答えいたします。  例えば、陸上自衛隊で作成している陸上自衛隊長期防衛見積もりにおいては、一つは内外の諸情勢、また軍事科学技術の動向を見積もり、さらに各種情勢に応ずる陸上防衛戦略を考察するとともに、陸上防衛力の長期的な整備の方向を明らかにするもので...全文を見る
○国務大臣(斉藤斗志二君) 今御指摘いただいた件については、五年に一遍作成をしているところでございますが、その根拠は陸上自衛隊の防衛諸計画の作成等に関する達というものでございまして、その内容、目的につきましては、作成年度の九年後以降の十年間を主対象としておるわけでございます。
○国務大臣(斉藤斗志二君) 御質問でございますが、そのまとめたものが統合の見積もりでございまして、それを目にしております。
○国務大臣(斉藤斗志二君) 統合計画として報告を受けております。
○国務大臣(斉藤斗志二君) その計画は幕僚長限りの計画でございます。
○国務大臣(斉藤斗志二君) 御案内のように、昨年十二月に安全保障会議におきまして中期防衛力整備計画を策定させていただきました。その中で、新たな脅威としてゲリラとか特殊部隊とか、そういったものの攻撃等々について触れられてございまして、そういう点では認識しているところでございます。
○国務大臣(斉藤斗志二君) 先ほども御答弁申し上げましたが、昨年末に新中期防衛力整備計画を策定させていただきました。それよりさかのぼりまして、昨年十一月三十日に開催されました安全保障会議の審議におきまして、防衛庁の方から、防空作戦、海外防衛作戦、着上陸侵攻対処のほか、災害救援、ゲ...全文を見る
○国務大臣(斉藤斗志二君) 今、委員から御指摘をいただいたわけでございますが、私どもは、統長、統中、中能、このいろんな計画のもとに対応させていただいているわけでございますが、これらの見積もりの内容を公表するということは、相手の出方、これに対する我が国の戦術、戦法、また我が国の防衛...全文を見る
○国務大臣(斉藤斗志二君) 考えてございません。
○国務大臣(斉藤斗志二君) 御指摘いただきましたけれども、我が国日本は、従来から体制を異にする諸国をも含めまして、世界各国、各地域との関係及び相互理解を増進することを基本方針といたしておりまして、特定の国または地域を仮想敵国と考えるようなことはしていないということでございます。
○国務大臣(斉藤斗志二君) ただいま御答弁申し上げましたように、仮想敵国というようなことは想定していないわけでございまして、また我が国の基本的な防衛の考え方の中で専守防衛で対応させていただいているということでございます。
○国務大臣(斉藤斗志二君) 私は、防衛庁長官を拝命させていただきまして組織図をよく見させていただきました。その中で私はその幕僚の上に位置しておりまして、私は制服組ではなくて文人、背広組でございます。したがいまして、シビリアンコントロールのもとで私の対応で判断をさせていただくという...全文を見る
○国務大臣(斉藤斗志二君) 今、緒方委員からいろいろ御指摘をいただきました。緒方委員と私どもでちょっと立場が違うのかなというふうにお伺いしておったわけでございますが、御質問の件については、例えば陸上自衛隊で作成している陸上自衛隊長期防衛見積もりにおきましては、内外の諸情勢、軍事科...全文を見る
04月03日第151回国会 参議院 外交防衛委員会 第7号
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○国務大臣(斉藤斗志二君) 委員から新しい時代の新しいテーマということで御質問をいただきました。  防衛庁では、従来より、指揮通信システムを初めとする各種のコンピューターシステムを利用しておりますが、サイバー攻撃に対してのシステムの機能を保全し、情報の保護を図ってきているところ...全文を見る
○国務大臣(斉藤斗志二君) 委員御指摘のように、コンピューター化、ネットワーク化、世界的な規模での地殻変動が起きている中で、日本がどれだけアメリカに近づくかという一つの大きな課題の中でマルチメディアとかいろんな対応がなされてきた。また、政府としても、高度情報化社会建設ということで...全文を見る
○国務大臣(斉藤斗志二君) ただいまの河野大臣と同じ御返事になるかなと思いますが、本件につきましては米側が公表する前に私ども通報を受けております。ただ、その個別具体的な内容については、相手のこともございますので、お答えを差し控えさせていただきたいと思います。
○国務大臣(斉藤斗志二君) 月原委員からも御指摘いただきました。私も、防衛庁長官になりまして最初の大きな仕事が実はハワイのえひめ丸事件、米原子力潜水艦グリーンビルの事件でございまして、外務省さんからの要請もございまして、早速日本の潜水艦艦長経験者二名を派遣いたして、そして現地で非...全文を見る
○国務大臣(斉藤斗志二君) 委員御指摘のように、四月一日には内閣官房に内閣衛星情報センターが新設をされました。そして、平成十四年度をめどに情報収集衛星を導入することを目指しておるわけでございます。この情報収集衛星を通じての安全保障に資する貴重なデータを得ることが期待できますことか...全文を見る
○国務大臣(斉藤斗志二君) 先生御指摘でございますが、同盟のあり方についてはさまざまな形態があるというふうに思います。したがって、一概に答えるのは困難でございますが、日米同盟関係について言えば、民主主義及び自由という両国が共有する価値の上に置かれた総合的な日米間の関係をとらえてい...全文を見る
○国務大臣(斉藤斗志二君) ことしは、御案内のように日米安保五十周年、サンフランシスコ条約五十周年という大きな一つの区切りで、評価がなされなきゃならない年だというふうに思っております。ただ、日本は随分繁栄してきた国だなという私なりの感想もございます。  一方、田先生、大変な幅広...全文を見る
04月10日第151回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号
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○斉藤国務大臣 お答えを申し上げます。  御案内のように、今回の接触事故、これは去る四月一日に発生をいたしたわけでありますが、米軍のEP3と中国戦闘機の接触事故でございます。  事故原因を含め、事実関係の詳細は十分にいまだ明らかになっておりません。防衛庁としても関係情報の収集...全文を見る
○斉藤国務大臣 最近、米海軍に係る事故等が発生しているのは、御指摘のように事実でございます。このような事故等につきましては、適宜、米側に遺憾の意の表明や再発防止の申し入れを行ってきたところでもございます。  二月十日でございますか、えひめ丸事件、米原潜グリーンビルの接触による転...全文を見る
○斉藤国務大臣 御案内のように、昨年十二月に次期防ということで新中期防衛力整備計画を策定させていただきました。これは、防衛大綱というものに従いまして、その時代時代に合わせながら策定をしていくものでございます。その中で空中給油機というのが導入されたわけでございますが、それが御質問で...全文を見る
○斉藤国務大臣 今、国民にどのように知らせるのかという御質問でございます。  航空自衛隊の防空警報というのは、防衛出動命令が下令をされた場合、空からの攻撃に対して有効に対処するために、事態に応じまして航空自衛隊の部隊等に伝達されるものであって、国民に伝達することを目的としたもの...全文を見る
○斉藤国務大臣 藤島委員は防衛関係、大変お詳しゅうございます。その中で、我が国の防衛力の主体は自衛隊、それから独力でという御意見でございますが、今日の国際社会において考えてみますと、自国の意思と力だけで国の平和と独立を確保しよう、そういった考え方でやろうとすれば、核兵器の使用を含...全文を見る
○斉藤国務大臣 委員は今車の両輪のごとくというお話をされました。その輪っかの大きさが大きいか小さいか、そういった議論は幾つかあるかなというふうに思っておりますが、それを固定的に考えるということは難しいことでもあるのかなというふうには思っているところでございますし、単に防衛、軍事力...全文を見る
○斉藤国務大臣 委員御指摘の中国の状況でございますが、私ども手持ちの公表国防費、中国の場合ですが、八九年以来、十三年連続で対前年度比一〇%以上の伸びを示しております。本年は一千四百十億四百万元とされておりまして、ここ数年では最高の前年度比一七・〇%の伸びをしているところでございま...全文を見る
○斉藤国務大臣 同様な事故並びに事案が発生した場合どうなるかという御質問でございますが、一概に申し上げられないんじゃないかというふうに思っております。  ただ、一般的には、当該接触事故等々が起きた場合は、状況把握等にまず最初に努めなきゃならない。そして、その後、外交ルートを通ず...全文を見る
○斉藤国務大臣 委員の御指摘は、変質をしているのではないかという御質問でございますが、御案内のように、冷戦終結後におきましても、我が国周辺地域においては、依然として不透明、不確実な要素が存在しているわけでございます。このような認識のもとで、日米両国において、日米安全保障条約に基づ...全文を見る
○斉藤国務大臣 先日も委員から御質問を賜りました。  私ども防衛庁としては、防衛駐在官の人事管理のあり方についても検討を行うよう指示いたしたところでございます。
○斉藤国務大臣 御指摘の件は、四月五日の名護市議会における決議書の申し入れのために那覇防衛施設局長を訪れた際での発言等々だったと思います。  私としては、この那覇局長の発言が、一つはどこまでも自由に訓練ができると受けとめられたことを大変遺憾に思いますし、また、普天間飛行場代替施...全文を見る
○斉藤国務大臣 ただいま議題となりました防衛庁設置法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明いたします。  この法律案は、防衛庁設置法、自衛隊法、防衛庁の職員の給与等に関する法律及び自衛隊員倫理法の一部改正を内容としております。  自衛官であっ...全文を見る
04月12日第151回国会 衆議院 安全保障委員会 第5号
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○斉藤国務大臣 お答えいたします。  防衛庁といたしましては、今回改編する第一師団に限りませんで、すべての師団についても、各種災害やゲリラ、特殊部隊による攻撃など、多様な事態により適切な対処をし得るよう、機動力の向上や装備の近代化を図りながら、地域の特性にも応じた編成に逐次改編...全文を見る
○斉藤国務大臣 ただいま国籍に関する御質問だったというふうに思います。  一般に申し上げますと、公権力の行使に携わる公務員となるためには、日本国籍を有することが必要と理解されております。自衛官などの隊員の採用におきましても、受験資格において、日本国籍を有しない者の受験を認めてい...全文を見る
○斉藤国務大臣 今、海南島にございますEP3でございますが、すべての関係が明らかになっていない状況でございます。御指摘いただきました収集された情報そのものにつきましても、私ども入手しているわけではない状況でございます。  しかしながら、いろいろな共通点もあるという御指摘の中で、...全文を見る
○斉藤国務大臣 周辺事態というふうには思っておりません。
○斉藤国務大臣 周辺事態というのは、その状況を申し上げるということだと思います。したがいまして、個別にこれはこうだ、こういうことはなかなか言えないのではないかというふうに考えております。
○斉藤国務大臣 前の、元……(首藤委員「私の方を見て」と呼ぶ)今思い出しているので。富士通の会長を務められた山本さんだったと思います。
○斉藤国務大臣 シビリアンコントロールと言います。
○斉藤国務大臣 山本氏の祝辞を私今読ませていただいているわけでありますが、御指摘のその文民統制に係る言葉が大事ではないかと思っております。  ここには「大局観や戦略眼も無く軍事への理解もない文民統制は」ということでございまして、逆に言えば、大局観もあり戦略眼も持っていて、そして...全文を見る
○斉藤国務大臣 委員の御質問の趣旨が文民統制等々の議論に入っていったものですから、先ほどそのようにお答えをしたわけでございます。特に日本の場合、その歴史の教訓の中で、私どもは文民統制で行こうという決断をして、現在まで来ているわけでございます。  いろいろな国防に関する重要事項に...全文を見る
○斉藤国務大臣 委員から、ただいま徴兵制ではないかという御指摘がございましたけれども、この制度では、まず志願に基づいて、試験または選考により行うということが基本にございまして、強制ではなく個人の自由意思ということが前提でございますので、学徒動員等々徴兵制ではないということを御理解...全文を見る
○斉藤国務大臣 委員御指摘のように、今国会の冒頭に、施政方針演説の中で森首相がその点に触れられまして、法制化を目指してという言葉も使われました。  この有事法制の問題は、二つの観点から必須のものであるというふうに考えております。一つは、自衛隊の任務遂行を全うしなければならないと...全文を見る
○斉藤国務大臣 従来は、防衛庁の内部で粛々といろいろ幅広く検討してきたということでございますが、今回からは、内閣官房が中心になるということでございます。そして、法律的にもかなり多岐にわたります。厚生労働省の範囲もございますし、また国土交通省の範囲もございます。したがいまして、もう...全文を見る
○斉藤国務大臣 今、二点お話をいただいたというふうに思います。  まず、省の昇格の問題でございますが、この件につきましては、かねてより私どもも、一日も早く省に昇格してほしいことは強く望んでいるところでございます。しかしながら、この件につきましては、議員の皆さん方の賛同がなければ...全文を見る
○斉藤国務大臣 小林委員には、先般防衛医大の卒業式にも御出席をいただきまして、大変御関心があられるということは承知しておりました。  ただいま御指摘もいただきましたように、有事法制の必要性、私どももそれを強く認識をいたしているところでございますし、その中身としての公共の福祉、ま...全文を見る
○斉藤国務大臣 委員はアメリカにも留学をされた御経験があって、アメリカのそういった考え方にもかなり影響を受けておられるのかなという感もいたすわけでございますが、自分の力で国を守っていく、国民みずからが守っていこうというのは、基本的な考え方だというふうに思っております。  防衛庁...全文を見る
○斉藤国務大臣 委員御指摘のように、前大綱、現大綱で、海並びに空については定員はほぼ横ばいの状況の中で、陸だけに関して言えば、二万減らすということは御案内のとおりでございます。これは、全体的に合理化、効率化、コンパクト化、その流れの中で対応しているわけでございまして、そういう中で...全文を見る
○斉藤国務大臣 今、藤島委員から御指摘いただきまして、そんなに格差が大きいのがあるものかなという実感を持ちましたので、その点、よく勉強させていただきたいというふうに思います。  災害派遣で出動した自衛隊員の処遇改善につきましては、そういった特異な環境下での作業ということがござい...全文を見る
○斉藤国務大臣 御案内のように、我が国が世界から信頼される国家になりたい、これは国民あまねく信じているところでございます。そのためにも、国際社会で求められている責任と役割を着実に果たしていくことが必要であると私どもは考えております。  このために、防衛庁・自衛隊としても、内外の...全文を見る
○斉藤国務大臣 私が、御指摘のように二月二十三日にそのような内容でお話をさせていただいておりますが、それよりさかのぼりまして、二月八日には、森内閣総理大臣からも同じような趣旨で、申し上げますが、「国際社会で求められている責任、役割を着実に果たしていくということが必要である」という...全文を見る
○斉藤国務大臣 ごめんなさい、集団安全保障を集団的自衛権に訂正します。
○斉藤国務大臣 今御指摘いただきました学生、要するに募集資格が十八歳以上ということが今回の一つの基準になっております。  したがいまして、一般の方もまた学生も、十八歳以上という該当者になった場合は、まず最初に、あくまでも個人の志願、意思に基づく制度だということでございまして、そ...全文を見る
○斉藤国務大臣 赤嶺委員は教壇にも立たれたというふうに聞いております。したがいまして、人を育てる、また指導する、学生とも接する、こういったことが人一倍、気持ちが、お思いになるのではないかとお聞きいたしておりました。私もそれにまさるとも劣らない気持ちで、今の若人、学生を思っています...全文を見る
○斉藤国務大臣 今朝鮮半島のお話にも触れられました。私、民族ということも非常に大事な要因の一つだと思っています。  十年前にドイツは東西分かれておりましたけれども、一緒になりました。次は北と南の朝鮮、韓国が一緒になるのだろうな、みんな期待を持って見ているところも事実でございます...全文を見る
○斉藤国務大臣 今、何かたくさんの御質問を賜った感がいたします。  大局的な話としては、防衛計画の大綱にのっとりまして私どもは時代に合わせた対応をしている、したがいまして、前大綱よりも、陸上におきましては二万人、今大綱の中では減らしていくという大きな流れの中で日本の防衛力整備を...全文を見る
04月17日第151回国会 参議院 外交防衛委員会 第9号
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○国務大臣(斉藤斗志二君) 私、今回の李登輝さんの医療行為を受けるために訪日したいという希望、それがおありになるというのは承知しておりました。そんな関係で、基本的に私はこのように考えておるわけでございます。  御本人は御高齢でもあるし、またその医療そのものが何か緊急性がかなり高...全文を見る
○国務大臣(斉藤斗志二君) 御質問ございました件でございますが、ただいま会計検査院からもお話しいただきましたけれども、平成十三年四月九日に公正取引委員会から、自衛艦の検査、修理の入札において、遅くとも平成八年度以降十一年度ごろまでの間、入札参加企業八社に独占禁止法に違反するおそれ...全文を見る
○国務大臣(斉藤斗志二君) 私も、御指摘いただいたこともございますが、御案内のように、昨年の十二月に就任して以来、鋭意その内部というものについてあらゆる角度から勉強もさせていただき、また検討も重ねてまいっているところでございます。  そんな中で、今回御指摘いただいた公正取引委員...全文を見る
○国務大臣(斉藤斗志二君) 防衛庁に関してそのような指摘が出されました。私どもは、防衛装備品の調達におきましても、特別な設備や技術を要するなど競争原理が十分に機能しにくい一面があるために、発注者側においてもより一層競争環境の整備に積極的に取り組まなければならないというふうに思って...全文を見る
○国務大臣(斉藤斗志二君) ただいま、十五億円は節約できた試算があるという御指摘でございます。私どもの調べをいたしましたところ、平成十一年十一月の会計検査院の平成十年度決算検査報告におきましては、御指摘のような点の記載はないものと承知いたしているところでございます。
○国務大臣(斉藤斗志二君) 今、委員の御指摘は、平成十一年十一月の時点における会計検査院の平成十年度決算検査報告について言及されておられるのではないかというふうに私、理解しているわけでありますが、この点につきましては御指摘のような点の記載はないというふうに私ども理解をいたしてござ...全文を見る
○国務大臣(斉藤斗志二君) 委員から大変格調の高いお話をいただきまして、戦争と文明、そして戦争につぶされない前に文明が戦争をつぶす、滅ぼす、こういうようなお話、大変崇高な精神が宿っているというふうに考えてございます。  御案内のように、日本国憲法というのは私は高く評価していい憲...全文を見る
○国務大臣(斉藤斗志二君) 委員御指摘の憲法九条に係る吉田元総理大臣の答弁でございます。  これは昭和二十一年の帝国憲法改正案委員会においての発言だというふうに承っておるわけでございますが、憲法の基本理念でございます民主主義、平和主義及び基本的人権の尊重については、憲法が制定さ...全文を見る
○国務大臣(斉藤斗志二君) オオワルスキーじゃなくてコワルスキーということでびっくりしちゃったんですけれども、御案内のように、連合軍総司令部において警察予備隊の創設に尽力された米軍人であるということを私も知りまして、勉強させていただいたわけでございますが、個々の著作の内容について...全文を見る
○国務大臣(斉藤斗志二君) 私が先般、衆議院で御答弁申し上げた内容について言及をされたわけでございますが、基本的には我が国の憲法という大前提がございまして、その中に自衛権がうたわれてございますし、また私どもは専守防衛というそういった基本の考え方にのっとって対応させていただいている...全文を見る
○国務大臣(斉藤斗志二君) 委員御指摘のように、国際緊急援助活動等、また国際平和協力業務の実施等、これに関しましては雑則任務というところに記載をされておりまして、私どもはこういう大きな法体系、ルールの中で対応していきたいというふうに思っております。
○国務大臣(斉藤斗志二君) 三条も引き続き維持し、変えないということでございます。
○国務大臣(斉藤斗志二君) 御指摘のように、現在三機のスーパーピューマを木更津でお預かりしている状況でございます。そして、私ども、その運用に際しての一つの判断基準というのは、飛行時間がどの程度消化されているのかなということでございまして、現在約四千時間前後だというふうに理解をいた...全文を見る
○国務大臣(斉藤斗志二君) これは非常に専門的、技術的なことでございますので、もしお許しいただければ政府参考人の方から答弁させていただきます。
11月21日第153回国会 衆議院 文部科学委員会 第4号
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○斉藤(斗)議員 ただいま議題となりました文化芸術振興基本法案につきまして、私が提出者を代表して、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  文化芸術は、人々の創造性をはぐくみ、その表現力を高めるとともに、多様性を受け入れることができる心豊かな社会を形成するものでありま...全文を見る
○斉藤(斗)議員 お答え申し上げます。  まずもって大石委員に、本法案の提出の理由につきまして御理解いただいたことを厚く御礼申し上げたいと思います。  御案内のように、大変多くの方々が文化芸術に携わっていらっしゃるということ、その中で、御質問の中の例示の問題がございました。八...全文を見る
○斉藤(斗)議員 まずもって、本法案がここまで提出の運びになりましたその背景、御案内のように、かなり長い間、関係者の間ではこのような法案が必要だということもうたわれてきたところでございます。  御案内のように、個別法として文化財保護法とか著作権法とか、個別の法律は幾つかあるわけ...全文を見る
○斉藤(斗)議員 お答え申し上げます。  文化芸術活動における表現の自由ということは極めて重要なものだというふうに私ども理解をいたしておりまして、我が国の憲法第二十一条で保障されている権利だというふうに考えております。  したがいまして、本法律案では、前文及び第一条の「目的」...全文を見る
○斉藤(斗)議員 前の質問が表現の自由に関連されて、今回も違った角度からの御質問になったというふうに思います。  経済的、社会的及び文化的権利に関する国際規約、御指摘でございますが、我が国の憲法で保障する基本的人権の枠組みに合致するものとして、昭和五十四年に我が国でも批准をされ...全文を見る
○斉藤(斗)議員 重ねての御質問になりましたけれども、本法律案は憲法を前提にして組み立てられております。したがいまして、まさに表現の自由の保障、この考え方を前文、目的、基本理念において明らかにしてございますし、文化芸術の振興を図っていく方法について定めているものでございますし、改...全文を見る
○斉藤(斗)議員 お答えいたします。  ただいま山谷先生からも御答弁をいただいたわけでもございますが、第八条から十四条までの各条におきましてそれぞれの文化芸術の例示を挙げておるのは、あくまでもわかりやすくするということが目的でございまして、すべてを網羅している、またすべてを支援...全文を見る
○斉藤(斗)議員 ただいま御指摘いただきました表現の自由、創造の自由という点でございます。大変大事な点を御指摘いただいたのかなというふうに思っておりますが、文化芸術活動における表現の自由、創造の自由につきましては、憲法で保障されている権利でございまして、極めて重要なものだというふ...全文を見る
○斉藤(斗)議員 ただいまは、本法律案の前文の最後の部分になるかと思いますが、それに関しての御質問をいただきました。  本法律案では、前文、第一条の「目的」、さらに第二条の「基本理念」におきまして、文化芸術活動を行う者の自主性、それを十分尊重するということを定めております。この...全文を見る
○斉藤(斗)議員 今、前文のところの、「自己認識の基点となり、文化的な伝統を尊重する心を育てるものである。」このくだりだと思います。  先ほど私が申し上げましたように、伝統の中に伝統と因習ということではなくて、歴史の中にそういったところがあるというようなことを申し上げたつもりで...全文を見る
○斉藤(斗)議員 最後の御質問ということでございますが、何回か御質問いただきました伝統等々の話でございますが、前文の三行目に「多様性を受け入れることができる心豊かな社会を形成するもの」、こういうことで、多様性ということを非常に重要視していることもぜひ御理解賜りたいというふうに思い...全文を見る
11月27日第153回国会 参議院 文教科学委員会 第4号
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○衆議院議員(斉藤斗志二君) ただいま議題となりました文化芸術振興基本法案につきまして、私が提出者を代表して、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  文化芸術は、人々の創造性をはぐくみ、その表現力を高めるとともに、多様性を受け入れることができる心豊かな社会を形成する...全文を見る
11月29日第153回国会 参議院 文教科学委員会 第5号
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○衆議院議員(斉藤斗志二君) ただいまの御質問は、基本理念をうたった第二条第四項に触れているのではないかと思っておりますが、我が国において文化芸術活動が活発に行われるような、そういう環境が醸成されること、これは非常に大事だと思っておりまして、結果、我が国の文化芸術の発展、ひいては...全文を見る