斎藤文夫

さいとうふみお



当選回数回

斎藤文夫の1995年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月20日第132回国会 参議院 地方分権及び規制緩和に関する特別委員会 第1号
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○斎藤文夫君 委員長の選任につきましては、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
03月10日第132回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号
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○斎藤文夫君 自民党の斎藤文夫でございます。  中川、井上両公述人、きょうは御高説を拝聴させていただきまして、まことにありがとうございました。今お話を承っておりまして、実はいろいろ考えてはまいりましたものの、新しい発想によるいろいろなまたお話を聞かせていただきましたので、言うな...全文を見る
○斎藤文夫君 もちろん定説があるわけじゃありませんが、本当に共通する御意見でございまして、お互いに頑張りたいと思います。  時間がないものですからちょっとまとめます。  先ほど百万人の緊急雇用創出、ちょっと資料を拝見したわけでありますが、日本経済のこういう現状の中で二十一世紀...全文を見る
○斎藤文夫君 中川さんに最後に一つお尋ねします。  大体、労働組合が今大きく変貌しています。そこで、私の持論を交えて御意見を一言お聞きします。  今までは、勤めると終身雇用、年功序列、そしてまた学歴偏重、こんなような中で個性のないサラリーマンというのができてきたと、私はこう思...全文を見る
○斎藤文夫君 期待をしております。  遅くなりました。時間がございませんが、井上公述人にお尋ねをいたします。  大変格調の高い日本の社会福祉のあり方についてお教えをいただいたところでございます。行革審の答申で、将来の国民負担率がどうしても上がっていかなければならない。紀元二〇...全文を見る
○斎藤文夫君 時間でございますので、両公述人、ありがとうございました。
03月16日第132回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○斎藤文夫君 自由民主党の斎藤文夫でございます。  参考人として日本長期信用銀行堀江鐵彌頭取に以下お尋ねをいたします。  本院では参考人としておいでをいただきましたが、この国会の真剣なやりとり、そしてあなたの一挙手一投足、国民の皆様方にしかと見ていただくために、証人とせず、あ...全文を見る
○斎藤文夫君 それは長銀グループとしては幾らですか。
○斎藤文夫君 三千八百億とおっしゃいますが、高橋証人は五、六千億と、これも大体非常に大きな違いがある。  これから以下何点かにわたって衆議院の証人喚問とあなたのお答えとの食い違いを浮き彫りにしていかなきゃいけないと思っております。  そこで、長銀が、資本金十一億三千有余の、し...全文を見る
○斎藤文夫君 日本のバブル崩壊は九〇年からですね。海外の崩壊は既に二年前から始まっていたと。こういう状況を長銀は御承知なかったのかな。だからこそ、大体八七年、八八年、バブルの日本では全盛期でありましたけれども、社長の高橋氏を、一兆円のリゾート王国をつくらせるんだとか、環太平洋のリ...全文を見る
○斎藤文夫君 通常、この程度の中小企業との取引では、専門的に言うなら基本的定書で包括根保証方式をとるんですよ。これに対して代表取締役が連帯保証人になっているわけですけれども、おたくのこのプロジェクトファイナンスについては、高橋社長に対するこういう契約は結ばれているんですか。
○斎藤文夫君 その高橋社長の個人保証、グランドトータル幾らですか。
○斎藤文夫君 もうやむを得ない、時間の都合でまたいずれかこれは証人喚問かしなきゃいけないのかなという気になってきちゃうんですけれども、この融資を、頭取、率直に言ってそれは確かにバブルのときとはじけたときではもう局面が全く百八十度違う、やむを得なかったんだ、全力を尽くしたけれどもこ...全文を見る
○斎藤文夫君 それはまた後で触れることにしまして、委員長のお尋ねと重複しないように少し進めていきます。  和議に高橋さんが応じなかったのは、長銀、メーンバンクと再建をめぐる見解の相違だ、こう言っておりますが、いかがですか。簡単にお願いします。
○斎藤文夫君 そのときのE・I・E・Iの不良債権あるいは金融機関の、とにかく両信用組合の不良債権、そういうようなものを考えてみますと、まだ非常に小さかったんですね。ところが、長銀が支援打ち切りということになってから二つの信用組合の言うなら自転車操業が始まって、資金繰りを調達するた...全文を見る
○斎藤文夫君 話題をちょっと変えます。  おたくが手を引かれる、それに当たりまして、パリのイーディーエフビルの買収に伴ってフランスのウオルムバンクの訴訟の動きがあった。世界的に国際的な信用を重んじた長銀さんは、直ちにこれは人的派遣あるいは取引を打ち切らなきゃいかぬ、こんなような...全文を見る
○斎藤文夫君 それは衆議院の証人に立たれた高橋さんがまことにうそを言っておると、こういうふうに私とっていいですね。  続いて参ります。  あなたは、大蔵省から不良債権の無税償却のためには人員の派遣はあっちゃだめですよと、こういうサジェスチョンをもらったんじゃないんですか。
○斎藤文夫君 撤退時に各方面にいろいろ報告をされる、あるいは主力五行で御相談をされたと思います。そのいきさつを極めて簡単に、そしてしかも政界、官界あたりから圧力が、あるいはいろいろな要請があなたのところにありませんでしたか。イエスかノーかで結構です。
○斎藤文夫君 本当だね。
○斎藤文夫君 私も時系列的に表をつくってあるんですけれどもね、一九八四年、昭和六十年におたくはE・I・E・Dと当時一億円のお取引が始まった。そして八八年、これは昭和六十三年、平間敏行さんをこれは第一営業部長に派遣されている。このときからずっと密接なつながりと、営業拡大どんどんして...全文を見る
○斎藤文夫君 頭取、どうでしょうか。E・I・E・I、これは二つの信用組合ともう切っても切れない関係なんですよ。したがって、E・I・E・Iへいろいろおうちから約三十人出向させて、いろいろな部門に人を張りつけて営業分析あるいはまた資金状況等々をしっかり把握すれば、おのずと二つの信用組...全文を見る
○斎藤文夫君 頭取ね、きょうの新聞を見たって、高橋、鈴木前理事長は口をそろえて、いや長銀の厳しいチェックのもと管理されておりましたと、資金繰りは言うに及ばず。資金繰りというのは、よく見れば全部、預金それから定期あるいは貸し付け、みんなわかってくるわけですよ。日計表までちゃんと報告...全文を見る
○斎藤文夫君 聞けばいいんだよ。この会社、一つ一つ、稟議があるんだから、稟議を見ればいいじゃないか。
○斎藤文夫君 頭取、先ほど御答弁の中で、十五億の出資金は株式投資と同じだと、こうおっしゃった。三十億余の出資金の中で半分お持ちになった大株主だ。大株主だったら何だって調査する要求権もあるし、株主としていろいろな要求ができたでしょう。それをおやりにならなかった。いや、あえてそういう...全文を見る
○斎藤文夫君 ここでちょっと少し冷静に申し上げますが、撤退が長銀にとってやむを得ない措置であったんでしょう、きっとね。しかし、今までの金融トラブル、いろんな事件がありましたね。このいろんな事件があったときにはどうやって大手銀行、解決したでしょうか。蜜月で二人三脚で、そしてお互いが...全文を見る
○斎藤文夫君 時間がないので。  第一次リストラ案と、一年後に第二次リストラ案で受けられなくて縁切りになったと、こういうことですけれども、第一次リストラ案は確かに、続けていくもの、あるいはここで打ち切るもの、処分するもの、お決めになられたようですけれども、そこで高橋前理事長と意...全文を見る
○斎藤文夫君 頭取、支援スキームでお話を聞いたとき、率直にどんな感想をお持ちになりましたか。
○斎藤文夫君 国民は、乱脈経営の二信用組人口を、税金を貸すにせよ、都民にしては、それでなぜ助けなきゃいけないの、全国の金融機関も一生懸命この厳しい環境の中、汗を流しているよ、そこから何で関係のない我々が金を持ち寄らなきゃいけないのと。これはもうプロもわからない。国民はもっとわから...全文を見る
○斎藤文夫君 二百八十六億ぐらいでこの際責任逃れとはどうしてもできない。ましてやおたくも千九百億償却をしなきゃいけない、株主訴訟だって考えなきゃいけない、お立場はわかります。ですけれども、全国の信用組合の皆さん三百七十六あるんです。みんな必死で頑張っている。今回の信用組合を巻き込...全文を見る
03月17日第132回国会 参議院 商工委員会 第5号
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○斎藤文夫君 昨日、橋本通産大臣から趣旨説明を承りました。これから、以下何点か大臣初め御関係の方々から御答弁を賜りたいと思っております。  第一次大戦で毒ガスというものが新たな脚光を浴びました。その後、人道的な立場からジュネーブ協定等々ができ、毒ガス類、化学兵器は使用禁止という...全文を見る
○斎藤文夫君 次は、本条約を効果あらしめるためには世界じゅうの国々が参加をしていただくことが一番いいわけでありますが、現在の署名国あるいは批准国、また今後いかなる国が批准に応じてくるか、また本条約はいつごろ発効するか、お聞かせをいただきたいと思います。
○斎藤文夫君 六十五カ国に早く達するように御努力を願いたいと思います。  また同時に、この条約が発効しできますと、化学兵器の禁止のための機関という準備委員会が持たれるわけですね。そういうようなこととか、あるいはアジア諸国に対して、今これからアプローチを日本がいたしますということ...全文を見る
○斎藤文夫君 お隣の中国は批准の方向で動いておられるようでありますが、かつて日本軍が中国に遺棄してきたとされる化学兵器、ついこの間も何かテレビ等々で私は見た記憶がございますが、こういうものに対して我が国がいかなる責務を負うのか、我が国がそれを処理するというようなことになるのか、そ...全文を見る
○斎藤文夫君 今、現地調査をされておると言いますが、中国全土に散らばっているわけですかその二百万発とか百トンというのは。
○斎藤文夫君 防衛庁おいでになっていますか。——ちょっとお尋ねをいたしますが、自衛隊として化学兵器等に関する研究とかは現状はどうなっているんですか。
○斎藤文夫君 防護については後で時間があれば触れさせていただきたいと思います。  続いて、先ほど大臣からもお言葉がございましたが、本法案の産業界への影響、そしてまたそれに対する対策について以下何点かお尋ねを申し上げたいと思います。  まずその第一は、本条約により化学兵器に使用...全文を見る
○斎藤文夫君 本法案の規制の対象となるのは言うなら一般の化学産業ですね。そうなりますと、このルールを我が国も受け入れる、そうなれば中小企業その他産業界に荷重が相当かかってくるのかなと。とりわけ中小企業の負担をむしろ軽減するような対策をお立ていただかなければならないと思っております...全文を見る
○斎藤文夫君 ぜひその点は十分に御対応いただきたいと思います。  また、この条約を導入してまいりますと、条約機関による検査等が当然行われることになります。今までそういう経験が日本の産業界にはありませんから、その辺の混乱、あるいは企業側も国際機関の調査というようなことになると大変...全文を見る
○斎藤文夫君 本法案の第三十三条二項には都道府県の公安委員会が立入検査をする規定があるんです。企業の正当な経済活動を公安委員会が調査をすると。それは一体どういう場合におやりになるのか。特に慎重に対応していただかないと、今の風評被害、これはもう住民に何事やと思われただけでも困る、こ...全文を見る
○斎藤文夫君 ぜひ慎重に運用してください。そういうのが決まってしまうと割合ひとり歩きして、立入検査ができる、だからどんどんと、こういう可能性が今まで多く見られましたので、よろしくお願いをいたします。  産業界への影響の最後ですけれども、情報の申告とかあるいは条約機関が検査等々を...全文を見る
○斎藤文夫君 戦争中の子供ですから、私は昔の本当に旧式の、一体どこまで効果があるのかわからない防毒面をかぶって、炎天下、一生懸命行軍をさせられた大変な思い出を持っている一人であります。今のこういう科学の進歩発展の過程の中で、先ほど防衛庁関係の方から防護用の研究はしている、こういう...全文を見る
○斎藤文夫君 最近、特に震駭させた事件として松本のサリン事件があります。先ほどもお話がありましたが、サリンという毒性の強いガスというようなものを考えますときに、やっぱりこういうものについての規制というものは強くしていかなきゃいけない、このように思っておるところでございます。  ...全文を見る
○斎藤文夫君 最後に、大臣にお尋ねをいたします。  本条約を早期批准し、批准後本条約の適確な実施をするためには条約機関の検査受け入れとかいろいろな体制を整備しなければなりません。  そういうようなことを考えますと、本条約の国内実施体制、これを早く確立していかれる必要があると存...全文を見る
○斎藤文夫君 ありがとうございました。
03月29日第132回国会 参議院 予算委員会 第17号
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○斎藤文夫君 自由民主党の斎藤文夫でございます。  去る三月十六日、堀江頭取には参考人としてここにおいでをいただきました。きよう重ねて、今回は証人喚問、尋問をさせていただくことは、私にとりましては大変残念に思っておるところでございます。きょうは天地神明に誓って間違いのない御答弁...全文を見る
○斎藤文夫君 ただいま委員長からお尋ねをいたしましたが、東京協和の肩入れ、二回にわたってお願いをしたと、特に長銀の岡本常務が快諾をしてくれた、こういう説明がございました。ところが、いや、いろいろ部内で検討した結果受けるわけにいかないというので、顧問の派遣という御説明がございまして...全文を見る
○斎藤文夫君 先ほどもいろいろ御答弁をされておられましたけれども、打ち切りに当たりまして、本来で言うならばイ・アイ・イ・インターナショナルの再建計画は長銀が責任を持って三カ年でやりたいと、ノンバンクもお集めになられて、尾見さんとかいろいろの方々が来て御説明をされたんです。ところが...全文を見る
○斎藤文夫君 パーティー、パーティー、お別れパーティー。
○斎藤文夫君 いろいろ行き違いがあるわけですけれども、午前中、高橋前理事長をここにお呼びして委員の方々がお尋ねをいたしました。その中で非常に重大だなと思ったのは、長銀は救済してくれる、安全信用も救済してくれると思っていたと別のときにお述べになっておられますが、長銀から派遣をされた...全文を見る
○斎藤文夫君 続いて、長銀のイ・アイ・イ・インターナショナルに対する融資姿勢について幾つかお尋ねをいたします。  前回も少し触れましたけれども、高橋さんにほれ込まれて二人三脚を組んだことは、これは頭取、間違いない。そして、高橋さんをして環太平洋のリゾート王というような時代の寵児...全文を見る
○斎藤文夫君 今お話がありましたプロジェクトファイナンスですけれども、特に海外への投資の場合に、これはもうその事業本体だけでシンジケートが組まれて、キャッシュフローあるいは将来性というようなものを見て事業を進めていく、したがってその事業が万一失敗しても他に影響を及ぼさない、これが...全文を見る
○斎藤文夫君 なるほど、長銀ばかりじゃなくて世界じゅうがバブル、そして特に日本の金融機関は、たまたまこういうものに象徴されておりますけれども、多かれ少なかれそうだった。  長銀のプロジェクトファイナンスの審査基準というのを拝見しますと、それは表現ですから一々申し上げるのも恐縮だ...全文を見る
○斎藤文夫君 合計のプロジェクトファイナンス、幾つあったか、事業。
○斎藤文夫君 十四。新聞等では七十とか八十、私が確認したところは三十と聞いておったんですけれども、それはまた後にちょっと譲ります。  そこで、少し話題を変えますけれども、長銀がイ・アイ・イ・インターナショナルの再建に駐留軍をお送りになったと。先ほど他党の委員の方からやはり御質問...全文を見る
○斎藤文夫君 認められたんですね。
○斎藤文夫君 長銀内部でつくられたということをお認めいただいただけでも前進をしたと思います。  それから再建策、駐留軍、こういう立場ですと、やっぱりどうしても売れるものから売って金利負担を少なくするとか元本を返すとか、あるいはまた整理する方から見れば早く回収をする、そういうこと...全文を見る
○斎藤文夫君 時間の関係で、実は具体的に私が調べましたので、二つほど頭取にお尋ねをいたします。  オーストラリアのサンクチュアリー・コーブ、これは小沢さんが行ったとか行かないとか言われているところだろうと思うんですけれども、ここは御承知のように、ホテルとかゴルフ場とかレストラン...全文を見る
○斎藤文夫君 私の方でお教えしましょう。シンジケート団で三百億弱、ノンバンクで二百億、このおぜん立ては長銀、頭取、あなたのところで全部おやりになっている。これはお調べになれば、この当時は副頭取でいらっしゃったかと思いますけれども、稟議その他、お忘れになっておられるかもしれません。...全文を見る
○斎藤文夫君 長銀は、平成五年の七月、お打ち切りになりましたね。関係を絶たれましてから、ケース・バイ・ケースによっては融資をしますよと、これはひとつの親心かなと、このようにも思っておるのでありますが、その後、一体幾らイ・アイ・イ一インターナショナルに追加融資をなさいましたかおわか...全文を見る
○斎藤文夫君 要するに清算過程の話でありますから、イ・アイ・イ・インターナショナルの再建計画には全くプラスにならない、個別プロジェクトで貸したと。私の調査では二百億を超す金額ですから、そんな小さな金額じゃありませんよ。南阿蘇とかサザンパシフィック・グアム、そして東京協和や安全信用...全文を見る
○斎藤文夫君 いよいよ急ぎます。  九二年三月三十日、長銀の杉田さんがつくった東京協和と安全信組の支援スキームがここにあります。このスキームを見ますと、きょう何か一部報道されたようでありますが、長銀が百九億円、栃木のロイヤルメドウゴルフ場に融資をする、ロイヤルメドウは東京協和に...全文を見る
○斎藤文夫君 実は、田中さんやあるいは柴田さん、日暮さん、御行の関係者がいろいろ稟議、正式に持っている、いろいろやりとりの。後で参考までにお見せします。長銀が絡んでいた証拠なんです。  最後に、時間がありませんから結論だけお願いします。  なぜ長銀はこの二信組をぐっと御自分の...全文を見る
○斎藤文夫君 ありがとうございました。
04月28日第132回国会 参議院 地方分権及び規制緩和に関する特別委員会 第7号
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○斎藤文夫君 自民党の斎藤文夫でございます。時間の範囲内で、以下数点にわたり御質問を申し上げたいと思います。  おもんみるに、我が国は明治以来、中央集権体制の行政が行われてまいりました。確かに国家の発展については能率がよく、有効的に機能してきたことは御承知のところでございます。...全文を見る
○斎藤文夫君 過去に何回となく地方分権推進の提言や意見がなされてきたところであります。しかし、残念ながら今までその道筋が見えできませんでした。今回提案された地方分権推進委員会は、まさに地方分権のリード役を果たし、必ず地方分権へ向けて前進すると期待をいたしておるところであります。そ...全文を見る
○斎藤文夫君 ただいま長官から御説明を承りましたが、とりわけ委員の人選につきましては万遺漏のないように十分な御検討と配慮をちょうだいしたい、強くお願いをいたしておきます。  なお、タイムスケジュールにつきましては、実は言うはやすく行うほかたし、まことに難問題山積でございますから...全文を見る
○斎藤文夫君 次に、野中自治大臣にお尋ねを申し上げてまいります。  具体的に、地方分権に当たりましては、まず第一、中央の権限の地方への移譲、二番目は、それを裏打ちできる地方への自主財源、そしてさらに三番目は、それに伴い人員の配置がえ、異動というのでございましょうか、この三つ、三...全文を見る
○斎藤文夫君 最後に、今回の分権は、実はいろいろ地方にこれからも公聴会等で出ますけれども、もう一つ地方の自治体が燃え上がらない。まことに残念な状況だと思っております。結局、中央が本当に思い切った分権をしてくれるのかどうか地方の自治体としては疑心暗鬼だからかな、このように思う反面、...全文を見る
○斎藤文夫君 ありがとうございました。終わります。
05月10日第132回国会 参議院 地方分権及び規制緩和に関する特別委員会 第8号
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○斎藤文夫君 第二班大分班につきまして御報告いたします。  派遣委員は、溝手委員、吉村委員、岩崎委員、釘宮委員、吉川委員及び私、斎藤の六名で、昨九日、大分県において地方公聴会を開催し、三名の公述人から意見を聴取した後、各委員から質疑が行われました。  まず、公述の要旨を簡単に...全文を見る
○団長(斎藤文夫君) ただいまから参議院地方分権及び規制緩和に関する特別委員会大分地方公聴会を開会いたします。  私は、本日の会議を主宰いたします地方分権及び規制緩和に関する特別委員会理事の斎藤文夫でございます。よろしくお願い申し上げます。  まず、私ども一行を御紹介申し上げ...全文を見る
○団長(斎藤文夫君) ありがとうございました。  次に、岩崎公述人にお願い申し上げます。
○団長(斎藤文夫君) ありがとうございました。  次に、正本公述人にお願い申し上げます。
○団長(斎藤文夫君) ありがとうございました。  以上で三公述人からの意見の聴取は終わりました。  これより公述人に対する質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言願います。  なお、質疑及び御答弁は御着席のままで結構でございます。
○団長(斎藤文夫君) 御提言大変ありがとうございます。私たちも心して今後努力をしていきたいと思います。
○団長(斎藤文夫君) 以上で公述人に対する質疑は終了いたしました。  この際、公述人の方々に一言御礼を申し上げます。  おかげをもちまして、本委員会の大分地方公聴会、所期の目的を果たすことができ得ました。これひとえに本日御出席をいただきました公述人の皆様の御協力のたまものと深...全文を見る
05月12日第132回国会 参議院 地方分権及び規制緩和に関する特別委員会 第9号
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○斎藤文夫君 自前民主党の斎藤文夫でございます。  本日は、地方分権推進法案審議の掉尾に当たりまして、御多忙の総理みずから御出席を賜りまして、まことにありがたく、厚くお礼を申し上げます。  さて、地方の時代、分権の時代と言われてはや二十年が経過をいたします。臨調や行財政調査会...全文を見る
○斎藤文夫君 我が国は、歴史をひもといて考えてみますと、鎖国から開国へ、そして大政奉還によって御一新を迎え、廃藩置県、断髪廃刀令等が行われ、百三十年前に世の中が大変大きく変わったところでございます。自来、欧米先進国を目標に、近代国家を形成するためには中央集権体制こそ合理的であり効...全文を見る
○斎藤文夫君 今、総理もお触れになりましたけれども、地方分権を進めてまいりますと、どうしても権限、財源、そしてまたそれに伴う人間、俗に三ゲンと言われておりますけれども、国から都道府県へ、都道府県から市町村へ移管をされていくことは当然でございます。  そこで、時間の関係で一括して...全文を見る
○斎藤文夫君 ありがとうございました。
08月04日第133回国会 参議院 地方分権及び規制緩和に関する特別委員会 第1号
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○斎藤文夫君 ただいまから地方分権及び規制緩和に関する特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条により、私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。  これより委員長の選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
○斎藤文夫君 ただいまの山口君の動議に御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○斎藤文夫君 御異議ないと認めます。  それでは、委員長に浜四津敏子君を指名いたします。(拍手)     —————————————    〔浜四津敏子君委員長席に着く〕
09月29日第134回国会 参議院 地方分権及び規制緩和に関する特別委員会 第1号
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○斎藤文夫君 ただいまから地方分権及び規制緩和に関する特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条第二項により、私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。  これより委員長の選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
○斎藤文夫君 ただいまの山口君の動議に御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○斎藤文夫君 御異議ないと認めます。  それでは、委員長に浜四津敏子君を指名いたします。(拍手)     —————————————    〔浜四津敏子君委員長席に着く〕
10月16日第134回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○斎藤文夫君 自由民主党の斎藤文夫でございます。  本委員会におきまして、代表して本日の経済問題並びに当面する重要問題諸案件につきまして広くお尋ねをいたしたいと存じます。簡明なる御答弁をそれぞれ関係大臣からちょうだいいたしたいと思います。  まず最初に、今回十四兆二千二百億に...全文を見る
○斎藤文夫君 ただいま御指摘のとおり、今回の不況は複合不況でございまして、なかなか一朝一夕にして景気回復というわけにはまいりません。特に、従来の手法で、ただ公共事業拡大だということで打ては響く効果は上がってこなくなってきております。したがいまして、切れ目なく総合的経済対策を推進し...全文を見る
○斎藤文夫君 御認識のとおりでございますが、特に土地問題は戦後の日本経済の中において土地本位制度と言われるくらい根幹をなしたわけであります。それだけにバブル崩壊の影響というものは、まさに資産デフレ、そしてさらには金融不安、不良債権、いろんな影響を今日与えておるところでございます。...全文を見る
○斎藤文夫君 この土地税制問題につきましては、我が自由民主党の新総裁になられた橋本龍太郎通産大臣が特に「元気を出せ日本」という中で大きく取り上げておられますので、後ほど触れさせていただきたいと思います。  もう一つ、不良債権問題と土地の流動化のために共国債権買取機構をつくられま...全文を見る
○斎藤文夫君 税問題は鶏か卵がどっちが先だということにも帰結をするところでございまして、ぜひひとつ思い切って税を安くする、そして逆に思い切って景気を浮揚し税を徴収する、こういうこともあるわけでありますので、よろしく御検討お願いいたします。  さて、そこで橋本副総理にお尋ねを申し...全文を見る
○斎藤文夫君 ぜひひとつ積極的に日本のリードオフマンとして活躍を期待いたすものでございます。  さて、円がこの半年間で大変乱高下いたしました。円相場は言うなら両刃の剣でございます。  今回の円安は、製品輸入がふえている昨今、輸入コストの上昇が多少懸念をされるところでありますが...全文を見る
○斎藤文夫君 大臣の御認識で私どもも何とかこの円高あるいは円安、そのメリットの中で新しい道を模索していきたいと思います。  先ほど来、産業の空洞化について御見識をお聞かせいただきましたが、実は私も今回の円安で恐らく企業の海外進出の歯どめがかかるのかなと期待をいたしておりましたと...全文を見る
○斎藤文夫君 まだ時間もございますので、引き続き質問をさせていただきます。  次に、宮崎経済企画庁長官にお尋ねをいたしたいと思います。  本年度のGDP二・八%に対し、民間調査機関はおおよそ一%前後の経済成長と、大変大きく乖離をいたしておるところでございます。今回の補正による...全文を見る
○斎藤文夫君 私の持論でございますが、いつも経企庁は年末に来年度のGDP予想を発表されます。私たちはその数字を見て、よし来年は少し景気が上がるよ、いや厳しいよ、こういう判断の指標にいたしておるところでございます。  毎年、努力目標とかあるいは財政収支テクニックというような余り実...全文を見る
○斎藤文夫君 ぜひひとつ世界に通用するGDP、GNPをつくっていただくように要請をいたします。  さて、大分企業の収益がある意味で好転をしてきました。明るい材料も出てまいったところでございます。ついせんだってまで、なかなかこの長引く不況、厳しい環境の中で本年度の税収は一体どうな...全文を見る
○斎藤文夫君 景気回復に今回の補正予算は全力を注がれました。そこで、建設公債四兆四千九百十億円、特例公債二千百十億円発行されまして、その他の剰余金財源と合わせて補正予算の財源といたしましたことは、景気回復優先の上からやむを得ない措置であったと理解をいたしております。その結果、建設...全文を見る
○斎藤文夫君 午前中に引き続き、質問を継続させていただきます。  先ほど円レートの問題についていろいろお話をいたしておきましたが、十月七日、ワシントンにおけるG7に出席をされました武村大蔵大臣、恐らく日本の今日的な問題が中心テーマとなりまして、一段の円安への各国の理解、協調、相...全文を見る
○斎藤文夫君 為替相場は、申し上げるまでもなく、その国の経済的なファンダメンタルズによって決められる。フローティングシステムは当然いろいろな変化があります。ただ、御案内のように、余りにも過激な変動というのはその国の経済のみならず世界全体に大きな影響を及ぼすわけでありますが、その辺...全文を見る
○斎藤文夫君 日銀総裁も御出席いただいているようでございますから、大蔵大臣とあわせてお尋ねをいたしたいと思います。  日本の金融不安、これは欧米で資金調達をする場合にジャパン・プレミアムが既に三カ月ほど前からついております。ひところ八分の一でありましたが、最近は四分の一。さらに...全文を見る
○斎藤文夫君 大蔵、日銀の救援スキームを発動されて、問題の例の二億組の受け皿となりました東京共同銀行、大変御努力をいただいておるようでありますが、大方の見方は、このままいけばやっぱり不良債権の処分が十分できず行き詰まるだろう、そこへもってきてコスモが加わったら、ますます悪条件下で...全文を見る
○斎藤文夫君 武村さんは大臣じゃなかった。
○斎藤文夫君 いろいろ疑念をまとめて申し上げたところでございますが、大臣の御答弁にございましたように、年内には何とか対策を明確にしていきたいとおっしゃっておられましたので、よろしくお願いをしたいと思います。  実は、金融問題ですが、総理にこれはお尋ねをしたい。  今、日本の六...全文を見る
○斎藤文夫君 よく承知をしました。総理、考えてやってください。  それから、今国を挙げて社会経済の変革、激動する時代に対応するために、国、地方を問わず、行政改革は絶対避けて通れぬ道と常に改革の視点に立って行革を推進しております。日本社会の再構築の意味するものは、二十一世紀への繁...全文を見る
○斎藤文夫君 私も与党行革プロジェクトのメンバーの一員でございまして、昨年来、百七十回以上論議を重ねてまいりました。特殊法人の統廃合あるいは三年前倒しの千九十一項目にわたる規制緩和、さらには官邸や公取の機能強化、天下り人事を含めた官僚人事のあり方等々、各省庁に厳しい注文をつけて、...全文を見る
○斎藤文夫君 頑張っていただきたい。  さらに、行政改革責任者の江藤総務庁長官にお尋ねをいたします。  中央省庁の統廃合という話は、出ては消え、消えては出ております。こういう問題について長官はどうお受けとめになっておられるのか、御意見を承りたいと思います。
○斎藤文夫君 次に、話題を変えまして、在日米軍問題、とりわけ沖縄の小学生少女暴行事件に端を発しまして、沖縄県民が長年耐えに耐えておったお気持ちがここへ来て大きく爆発をしておるところでございまして、私たちも重大事と受けとめておるところでございます。  特に犯人の身柄をめぐって日米...全文を見る
○斎藤文夫君 御努力を歩といたしますが、沖縄県民の感情というものを思いますと、我々なかなか本土では想像ができない思いがございます。特に今、防衛庁とのいろんなトラブルもありますし、ぜひひとつ慎重にしかも温かく配慮されて、運用があるいは地位協定の改定か、どちらにしても効果が上がるよう...全文を見る
○斎藤文夫君 きょうは一連の景気対策を言ってまいりましたが、特に中小企業の建設業者の受注率が年々低下をし、業者の経営基盤の健全性が大きく損なわれております。  そこで、国の公共事業費が四兆七千億計上されておりますが、地元の中小業者の受注をよりスムーズにしていただきたい。特に我が...全文を見る
○斎藤文夫君 深谷自治大臣にお尋ねをいたします。  地方自治をよく御存じの大臣でございますが、昔から三割自治、それがだんだん進んでくると二割自治と、なかなか地方固有の財源が確保できず苦しい立場にあります。しかも、法人県民税等を考えてみますと、この五年間の不況でそれぞれの地方財政...全文を見る
○斎藤文夫君 御努力を期待申し上げます。  さて、島村文部大臣、オウム真理教事件に思いをいたしまして宗教法人法問題についてお尋ねをさせていただきます。  今回のオウム真理教事件を見ておりまして、国民は、宗教法人を隠れみのにしていたのではないか、なぜあんな教団が認証を受けたんだ...全文を見る
○斎藤文夫君 今、文部大臣のお話を聞いてみますと、宗教法人審議会がたしか四月ですか開かれて論議をしてこられたということでございまして、聞くところによりますと、反対が相当数いたのに強引に押し切ったと一部の反発がございます。それは事実でございましょうか。また、慎重論や拙速論がございま...全文を見る
○斎藤文夫君 私は特にオウム事件を見て感じたことを今率直にお尋ねをしておりますが、現行法からなるほどこれは矛盾だなと思ったのは、先ほども御説明ございましたが、オウムが東京で認証を受けた。ところが、活動拠点は山梨であり熊本であった。また、全国の大都市にそれぞれ拠点を持っておった。い...全文を見る
○斎藤文夫君 そしてまた、文部省に所管がえになると国家権力の介入につながると。元来、この地方の事務は国の機関委任事務じゃございませんですか。とすれば、都道府県登録なら権力介入はない、文部省に所管をかえようとしたから権力介入だと、どうもおかしいと思います。  特に、法の平等のもと...全文を見る
○斎藤文夫君 ディスクロージャー時代を迎えて、クリーン、透明は国民の望むところでございます。公益法人に準ずる恩典を浴するというなら、法人の基礎的報告というのは責務の一つでございます。きちんとされるのが人を導く立場の人たちのすることではないでしょうか。  宗教法人法の七十九条、八...全文を見る
○斎藤文夫君 宗教法人は全国で十八万四千団体あると聞いております。そのうち、今回改正されたらどのくらいが文部省に所管がえになるのか。また、既存の中小宗教法人の届け出等、一部に懸念の声がございますけれども、提出書類により宗教活動を制約したり信教の自由が侵されるようなことは、大臣、絶...全文を見る
○斎藤文夫君 また、一番信教の自由に抵触すると言われている質問権でございますけれども、これは七十九条、八十条、八十一条に疑問なり何かが生じたときに質問をしよう、こういうふうに理解をしてよろしいんでしょうか。特に、この点が収支報告とあわせて政治権力介入の問題だと言われておるところで...全文を見る
○斎藤文夫君 特に、法改正に当たりましては、やはり憲法二十条の信教の自由、政教分離をしっかりとお守りをいただきたい。とりわけ憲法の権利は、やはり我々国民が憲法に対して一つの責務を負うのと同じだと私は思っておりますから、宗教法人関係の方もこの精神だけは忘れないでほしいと思います。 ...全文を見る
○斎藤文夫君 戦後、日本は貿易立国として日の丸商船が七つの海を駆けずり回って今日の繁栄を築きました。それが最近は、パナマやリベリアの三十倍という日本の高い諸税の影響で、年々日本の保有船舶、船員は減り続けております。五年後は何と百隻を割る勢いでございます。船員も四千人を下回ると言わ...全文を見る
○斎藤文夫君 あわせて平沼運輸大臣にもう一問お尋ねをいたします。  空の問題でありますが、成田の新東京国際空港は現在滑走路一本の片肺空港、もう一本完成の見込みはまだ立っておりません。しかし、旅客、貨物ともに年々増加をいたしまして、旅客は二千四百万人、貨物も大変限界に近いと言われ...全文を見る
○斎藤文夫君 高木北海道・沖縄開発庁長官にお尋ねをいたします。  北海道は、日本の国土の五分の一以上の面積を有しまして、豊かな自然や農産物に恵まれたすばらしい地域と思っております。かつて道経済の主力だった石炭産業の衰退、閉山は北海道経済や関係市町村に一時大打撃を与えましたが、国...全文を見る
○斎藤文夫君 国土庁長官にお尋ねいたします。  工業制限法の一層の緩和をお願いしたいと思います。かつて人口一極集中の排除、国土の均衡ある発展、産業の適正配置、産業公害排除などの政策目的で工業制限法が施行されました。そして成果を上げましたが、二十年たった今日、工業による人口集中時...全文を見る
○斎藤文夫君 最後に、水俣病について一言お尋ねをいたします。  広い意味で戦後処理問題の一つかと思っておりますが、もっと早く原因究明ができなかったかなと反省するところであります。  私ども与党が検討を進めまして、今回ようやく解決案を政府にお示しいたしました。大島環境庁長官、一...全文を見る
○斎藤文夫君 ありがとうございました。