斎藤文夫

さいとうふみお



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斎藤文夫の1997年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月18日第140回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○斎藤文夫君 自由民主党の斎藤文夫でございます。いよいよきょうから集中審議が始まるわけでありまして、私、そしてまた関連で板垣正委員がお立ちをいただくことになっております。ぜひひとつ、各般の問題について率直に御質問を申し上げますので、明快な御答弁をお願いいたすものでございます。さて...全文を見る
○斎藤文夫君 重ねて御努力、御苦労に敬意を表します。ぜひぴとつ平和的な早い解決を心から望むものでございます。  さて、大臣の御予定を考えまして、ちょっと順番を変えて質問させていただきます。  夫婦別姓問題につきまして、衆議院に民主党が議員立法を提案されたと報道されておるところ...全文を見る
○斎藤文夫君 我々の思いをぜひ法務大臣、お察しいただきたいと思います。女性問題担当大臣であられます武藤総務庁長官、ひとつこの問題について明快なお考えをお聞かせいただきたい。
○斎藤文夫君 大変恐縮でございます。官房長官、担当大臣としていかがでございましょうか。
○斎藤文夫君 この問題はこれからいろいろ論議がされると思います。きょうはこの程度にさせていただくところでございます。さて、大臣の時間の都合で消費税問題に先に入らせていただきます。いよいよ本年の四月から消費税が二%アップされて五%時代を迎えます。八年前の導入時の混乱を思い起こします...全文を見る
○斎藤文夫君 少子・高齢時代が到来いたしまして、また同時に我が国の硬直化した財政状況、さらには地方分権時代を踏まえた地方財源の充実、こういうことを考えてまいりますと、今回の消費税アップは避けられないところだなと私は思っておるところでございます。  したがいまして、国民の理解や協...全文を見る
○斎藤文夫君 ただいまもお話が出ましたが、今回の二%アップのうち一%は新たに創設された地方消費税分でございます。地方分権をにらんだ地方の自主財源の強化は当然の趨勢だ、このように思っておるところでございますが、今までの消費譲与税の配分基準と新たな地方消費税の清算配分との間に差がある...全文を見る
○斎藤文夫君 大都市関係が今回の導入によって不利になる。白川大臣がお述べになりましたように、なるべくひとついろいろな角度から緩和をしていただく対策をお願いいたすところでございます。なお、昨年の秋以降、日本の景気を支えてきましたのは住宅そしてまた自動車の需要、これらが堅調でございま...全文を見る
○斎藤文夫君 ぜひ景気回復を期待いたすものでございます。さて、動燃の近藤理事長、おいででございますね。動燃東海事業所の再処理施設の火災、爆発事故についてお尋ねをいたします。最初に報道されたときは軽微な事故かなと思っておりましたところが、その後、単純な計算ミスでしたよというようなこ...全文を見る
○斎藤文夫君 動燃の近藤理事長にお尋ねをいたしたいと思います。最初、被曝した人は十人と発表されました。それが、単純な計算ミスが繰り返されて、結局は三十七人。いかに微量な被曝とはいいながらも、まことにずさんな発表であったと、このように思っております。それらの経緯と、あわせて被曝をさ...全文を見る
○斎藤文夫君 健康はいいですね。健康状態は大丈夫ですか。
○斎藤文夫君 今回の動燃の事故、いろいろ批判をされておりますが、危機管理体制がやつはり不備だな、「もんじゅ」の経験が生かされていないなというのがほとんど大部分のお声であります。  大体、事故状況の把握がおくれる、初期消火がおくれる、隣の建物に上司の指示を仰ぎに行く、こんなような...全文を見る
○斎藤文夫君 水噴霧をやって、しかも消火の確認が不十分でその後爆発をした。大科学者のそろっている施設にしてはまことに私はお粗末だなと。アスファルトは二百六十度で可燃しますよね。そういう可燃性のアスファルトを使って固化処理をなさっておられるわけでありますが、これはかねてから火災の危...全文を見る
○斎藤文夫君 理事長、厳しく指摘をしまして、今後、本当に安全対策には十分な努力を重ねていただきたいと思います。この問題について、科学技術庁に事務的にお尋ねをいたします。今回の事故の国際事故評価レベルをどのくらいにお考えになっているのか、お聞かせください。
○斎藤文夫君 それでは、次に進めさせていただきます。いよいよ改革時代を迎えました。二十一世紀を展望いたしますと高齢・少子、しかもあらゆる面で厳しい環境が私たちの前途に待ち構えておるところでございます。財政的にも、最近大蔵省の国民に対するPRを見ましても、国の借金、公債は二百五十四...全文を見る
○斎藤文夫君 ありがとうございました。私は、先ほど、二十一世紀の日本をちょっと予測しても、ファンダメンタルズとして考えると極めてネガティブなものが次から次へと浮かんできます。しかしながら、そのネガティブなものをポジティブに変えていく、それが私は総理が今体をかけてお取り組みになって...全文を見る
○斎藤文夫君 ただいま総理からも真情を吐露していただきましたし、また予算編成についての御苦労も今語られたところであります。そこで、いよいよ平成十年度の予算、これから八月の概算要求等を通じておつくりになられるわけでありますが、橋本内閣としての本格的予算の編成を意味すると思っておりま...全文を見る
○斎藤文夫君 小泉厚生大臣にお尋ねをいたします。ただいま総理からもお話がありましたが、一年間で年金受給者は百万人近くふえる、いよいよ紀元二〇二五年には全人口の四分の一、二〇五〇年には三分の一、大変な高齢社会が到来をするわけであります。  こういうようなことでございますから社会保...全文を見る
○斎藤文夫君 二十一世紀、本当に私たちは夢の世紀と期待をしておりましたが、見れば見るほど苦労の多い世紀だと。しかし、何としてもこれを切り開いていくことが今から我々に与えられた使命だと頑張ってまいりたいと思っております。規制緩和の問題がもう現実にどんどん進んでおりまして、国内にはさ...全文を見る
○斎藤文夫君 大変前向きの御答弁をいただきました。私は当選してから十一年間、一生懸命この問題を機会あるごとに訴えてまいったところでありますが、本当に明快な御答弁をいただき、ありがとうございました。  申し落としましたが、本当に制限法のおかげで京浜工業地帯、大田区から川崎、横浜に...全文を見る
○斎藤文夫君 ありがとうございました。小売商も五分の魂、ぜひひとつ生きていけるように特に通産行政の中で御配慮をお願いいたすものであります。最後に、港湾の規制緩和をこれからされる分野についてお尋ねを申し上げたいと思います。三月十二日に珍しく全国規模、ゼネストに近いんですが、港湾労務...全文を見る
○斎藤文夫君 ありがとうございました。私の質問はこれで終わります。あとは、関連で板垣委員が質問を申し上げます。
03月24日第140回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○理事(斎藤文夫君) ありがとうございました。次に、原田参考人にお願いいたします。原田参考人。
○理事(斎藤文夫君) どうもありがとうございました。  以上で両参考人の御意見の陳述は終わりました。  それでは、これより参考人に対する質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言願います。
○斎藤文夫君 自由民主党の斎藤文夫でございます。  このたび友部証人にこういう場所でお尋ねをするようなことになったことを、まず大変残念に思っておるところでございます。特に、証人と私はまさに生まれた年が昭和三年、一九二八年、同じ世代でございます。そして同時に、あなたの胸に今バッジ...全文を見る
○斎藤文夫君 その理由は何でしょうか。
○斎藤文夫君 それは、今あなたが置かれているお立場から、当然法の裁きの前で決定されるものと、このように思っておりますが、今のお気持ちはそれ以上には変わらずということでございますから、次の質問に移させていただきます。  これも証人から直接聞いた話ではございませんけれども、いろいろ...全文を見る
○斎藤文夫君 政治家になって金をもうけたいということをあなたの大変親しい人に話をしたことがあると、こうも言われておりますが、御記憶ありますか。
○斎藤文夫君 証人が参議院議員に当選をされてからあなたの仕掛けてきたオレンジ共済、平成七年、八年、これは予算委員会でもやりとりがございましてそれぞれ担当当局からも正確な説明がございましたが、非常にバッジの威光がきいたせいか集金が大変ふえたと、こういうことを聞いております。  金...全文を見る
○斎藤文夫君 スーパー定期で六十六億お集めになられたと、こういう数字が委員会の席で明確に発表されております。  今のお話ではもうそれ以上お話ししても無理かと思いますけれども、これらの金額の出し入れをチェックされたのはどなたなんですか。あなた、証人は議員になっちゃったらもう全く他...全文を見る
○斎藤文夫君 余りこの問題には深入りをいたしませんけれども、あなたがいろんな形で定期を設定して銀行まがいの定期を売り出して、年に六・七四、今ここにその証書のコピーも持っているんですけれども、六・七四とか七・二〇。これ今〇・三とか二の時代でしょう。もう本当に、三十倍もするような高利...全文を見る
○斎藤文夫君 グランドトータルでまず先にちょっとお聞きをするんですが、私どもは、こういうようなお金をあなたの発想で庶民からお集めになられ、それが結局はあなたが選挙のときにいろいろな形で選挙運動にも、手ぶらでできるはずはありませんから、ポスター代、車代、何だといろいろなことをやれば...全文を見る
○斎藤文夫君 それは、かつて私も金融機関の理事長をやりましたから金利に極めて敏感ですし、七年、八年と言われればもうそんな社内預金金利はありません、事実これはあなたのお考え違いだろうと。  また、今回おやりになられた、不特定多数じゃありませんよ、これ社内預金と同じですよとおっしゃ...全文を見る
○斎藤文夫君 違いますか。
○斎藤文夫君 証人がこの十二年間で政治の道を志して一生懸命立候補した数は、衆議院が一回、参議院が三回、合わせて四回お立ちになりましたね。
○斎藤文夫君 それでも、落ちても落ちても初一念だよと言われれば、ああ立派だなと、こういうふうに普通なら思うんですね。しかし、あなたの場合はね、もうこれだけおっこって、しかもだんだん票が減ってくる。もう衆議院の選挙では全く問題にならないような票しかおとりになれなかったにもかかわらず...全文を見る
○斎藤文夫君 その動機、理由です。同じようなもんです、政治家を目指した理由です。
○斎藤文夫君 私は大変微力な男ですけれども、証人のおっしゃるように、我が私心を捨てて天下国家のために奉じていこう、そういう気持ちで政界に入った。今ちょうどあなたと私は全く同じ心境ですね。  にもかかわらず、証人のおとりになってきた人生の中で、昭和四十年代にも問題をお起こしになら...全文を見る
○斎藤文夫君 それでは、残念ですけれども、やむを得ません。  惨敗を、選挙に落ちて、一回やっても疲れる、二回、三回、四回、これはもう証人御自身も疲れるでしょうけれども、周りの人、あなたの愛する奥さんなんか本当に大変だ。うわさによれば、当時スーパーのパートまでおやりになった過去の...全文を見る
○斎藤文夫君 コンテストは後ほどちょっと触れますけれども、例えば益川さんというあなたの部下がおられるんだ。益川さんなんかが、もう新進党ができるんだからこれでいこうと、一億円を今から供託金として預けておいた方がよっぽどいいというような論議もされたと世上うわさされているんですけれども...全文を見る
○斎藤文夫君 話が少し前へ戻りますけれども、オレンジ共済内部で大幹部集まって、あなたを中心にだ、それじゃ新たにできた新進党で何とか比例代表で立候補したい、こういうようなことになった。そうすると、それにはだれかが道を開いてくれなきゃいかぬ。そこであなたは東京都会の議員でいる新進党系...全文を見る
○斎藤文夫君 証人はそうおっしゃいますけれども、新渡さんに五千万、五千万、合わせて一億、これは領収書をあなたの事務所が持っているというのは、この証拠はどうですか。
○斎藤文夫君 証人は、人のやったことは全部知らない、そうおっしゃるお立場なのかもしれませんが、少なくともオレンジ共済が金を配る場合に、総責任者であるあなたが、おれは政治をやるよ、オレンジ共済協力、物心両面協力せよ、出す金はおまえら全部面倒見ろ、どこへどう配ったかわからないで世の中...全文を見る
○斎藤文夫君 あなたのおっしゃる新進党のコンテスト、これは御関係の議員さんもおられて御無礼かもしれませんが、ちょうど新進党さんはそのときは草創期で、今までの新生党、公明党、それから日本新党、それに民社党、こういうグループが相集まった連合体をまずつくって、それで新進党として発足した...全文を見る
○斎藤文夫君 それでは、先ほどの都会議員の一億、まあ領収書で五千万、五千万、二枚あるとか、そういうような片っ方で発表みたいのがどんどん、あなたは新聞見ている暇、見せられないからわからないが、もうそういうのが事実で、そしてオレンジ共済は新渡さんの領収書まで持っている、こういう事実、...全文を見る
○斎藤文夫君 新渡さんと仮にあなたは金品の関係なしで知り合ったとして、新渡さんからだれを紹介されましたか。新渡さんからだれを紹介されたか。
○斎藤文夫君 証人、重大なことですから、もう一回記憶をよく思い出してください。  そうすると、細川元総理には議員になる前にはお会いにならなかったんですか。
○斎藤文夫君 ちょっと立って言ってください。
○斎藤文夫君 それでは、ちょっと話がこっちとしては飛んでいきますが、細川さんがあなたの支部長大会の決起大会に来てだ、選挙の二日前ですよ、いや、こういう立派なのを当選させようと演説したのはどうなんですか。そこまでうそをついちゃだめですよ。
○斎藤文夫君 じゃ、会っているんだ。  要するに、議員になる前にも会っていると言ってくださいよ。
○斎藤文夫君 また、初村さんのところへちょっと戻っていくんですが、初村さんとの出会いは、じゃだれの紹介で会ったんですか。  そして、時間がないから重ねて言いますが、初村さんの義兄弟関係にある、さっき齋藤衛さんの話が委員長からも出ましたが、紹介は初村さんからでしょう。
○斎藤文夫君 初村さんにあなたをお引き合わせした人はだれなんですか。新渡さんじゃないんですか。筋だけはきちんとしてくださいよ。
○斎藤文夫君 政治家は幾ら厚かましくても、おいでをいただきたい、応援をしていただきたいと言わなければ、初村さんだって何にも知らない友部さんのところに行ってだ、そして皆さん、こういう立派な人を上位で当選させようまで普通やりませんよ。それには人を介して、今度は日本新党枠で頼むよと言う...全文を見る
○斎藤文夫君 齋藤さんと私と同姓で、まあしょうがありませんが、託正という会社の社長だとか、これは初村さんと義兄弟というのは御存じですね。
○斎藤文夫君 あなたはそんなことを何にも知らないで、齋藤さんをあなたの政治の指南役に据えたんですか。いや、政治資金、彼に相当渡しているんだ。俗に言えば、三億五千万と言われ五億と言われているけれども、あなたは齋藤さんの手引きでいろんな政界の人たちに結びつけを受け、選挙を面倒見てもら...全文を見る
○斎藤文夫君 ですから、最初からお話を申し上げましたように、あなた御自身はわからないからわからない。しかし、オレンジ共済としてね、あなたの資金源は、あなたの個人資産、国会に報告してあるのを私、全部調べていますよ。この程度のことじゃとっても何千万の金を右から左へそういう選挙ブローカ...全文を見る
○斎藤文夫君 それじゃ、これも知らないとあなたはおっしゃいますか。さっきの細川さんとの関係なんですよ。  細川さんとあなたの出会いの一つにはっきりした証拠があるんです。初村さんと細川さんと、そして証人と、一九九五年だ、五月に、ステーキハウスで、いいですか、選挙の前ですよ。これで...全文を見る
○斎藤文夫君 その前、五月、二年前。
○斎藤文夫君 これはいろいろ調べて、私がそこに立ち会ったわけじゃありませんから、証人が、私は知らないよ、あくまでも選挙の前の七月四日ですね、わずか二日、三日前のオークラの決起大会に駆けつけてもらったのが初めてだとおっしゃるけれども、ここが実はもうポイントなんですよ。  要するに...全文を見る
○斎藤文夫君 最初の話は九五年の五月。
○斎藤文夫君 平成七年。だから選挙の、選挙は七月ですからね、だからその二月前と。この事実はお認めになってないんですが、九六年というのは平成八年になりますね。要するに、選挙のほとぼりが冷めたときに、百男被告や何かが細川元総理に三千万を紙袋に入れて渡したと。ありがとうと言って総理はお...全文を見る
○斎藤文夫君 いや、両方そうだ。両方そうなんですよ。
○斎藤文夫君 バッジをつけてないときが五月で、九五年だから平成七年の五月。平成七年の七月が選挙でしょう。
○斎藤文夫君 それで、今度は九六年といえば平成八年だ。年を越して六月に御子息が接待をしたと、ともにステーキハウス、こうなっているんです。これは、しかし、あなたがそういうようなことではおかしいと。  先ほど、平成七年の七月四日のパーティーの話が出ましたね。この細川さん、初村さん、...全文を見る
○斎藤文夫君 それは素人の思いで、そのときの新進党の勢いは最低でも十五以上と、これは全体のそういうもう思いが出ていたころなんですよ。  だから、あなたは十三位で不満だというのは、こんなに金をあっちこっち配って使って、何だ十三位かと。片や新進党の、あなたは枠がどうのこうのは知らな...全文を見る
○斎藤文夫君 話題変えます。  政界というのは金がかかるな、金もうけしようと思ったけど、こんなに金かかるのかと思ったことありませんか。
○斎藤文夫君 先ほどのこの後段の、もうちょっと本当はその平成七年五月のステーキハウスの一件を、本当、証人にもっと突っ込んでいきたい。あなたはそこでもって、ちゃんと初村さんの紹介で細川さんと会食しているんじゃないですか。それを認めない。  それから、せがれがその選挙終わった翌年の...全文を見る
○斎藤文夫君 そのときに、もう一度重ねて聞きます、三千万渡した。それが初村さんから四カ月後にあなたの方へ戻されたということ、これも承知でしょう。いかがでしょう。
○斎藤文夫君 細川さんは、あなたのこの逮捕されるその前後、カナダへ行かれちゃったんだ。二月五日の日にカナダから帰国して記者会見で、あんな人物を選んだ不明を恥じている。いいですか、新進党の枠で選んだから、こういう不明を恥じているんですよ。金銭関係は何にもないようにおっしゃいました。...全文を見る
○斎藤文夫君 小沢幹事長とはどこでお会いになりました。
○斎藤文夫君 正式な届け出の書類の中に、友部さん、いわゆる証人、岩手県連に百万円、小沢幹事長のところへ寄附しているんですよ。これは九五年の四月だから選挙の前ですよ。平成七年の四月、寄附をしておられる。あるいは岩手県、秋田県、三重県、それぞれ新進党系の知事選挙に百万円ずつ支出してい...全文を見る
○斎藤文夫君 えっ、小沢さんとあなた初めて公認証書もらったときに会ったんだと、こうおっしゃるけれども、知らない人に百万円ぽんと贈るんですか。何のために出したんです。
○斎藤文夫君 さっきちょっと追及というかお尋ねが不十分だっんですが、渡したか渡さないか、いやそれは私知らないよ、みんな、仮にやれば、人がやったんだ式に今逃げておられるんですけれどもね……
○斎藤文夫君 私は、もっと本当の話を聞かせていただきたかったなと、こう思っております。  しかも、この十三位のランクづけをされたその条件、これだけはきちんと教えてください。無手ですか。あなたの力とあなたの弁舌と、それで十三位にランクされたんですか。
○斎藤文夫君 それだけの自信があるかとお聞きしても、これはしようがない。そうだとおっしゃるんですが。  それでは、当選されてから全国六カ所で新進党のパーティー、政経パーティーが行われました。これは会費三万円だと。新人、比例代表は一人百枚がノルマでしたね。そして、六カ所ですから合...全文を見る
○斎藤文夫君 それでは、もう時間が参りましたので、まことに残念ですが、明快な御答弁がいただけなかったと。またいずれの機会かを通じて、証人の今捜査も行われておりまして、あなたの御発言がもしも虚偽のことであったとするならば、我々は新たにあなたに告発の対応をさせていただかなければならな...全文を見る
03月27日第140回国会 参議院 商工委員会 第7号
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○斎藤文夫君 自民党の斎藤文夫でございます。予算の委嘱審査に当たりまして、関係大臣にそれぞれ御質問をさせていただきたいと存じます。  まず、佐藤通産大臣にお尋ねをさせていただきます。  ただいま大臣から平成九年度の関係予算及び財投計画の御意見の開陳がございました。なるほど平成...全文を見る
○斎藤文夫君 また一方、国際化、自由化というようなことで、この大競争時代、日本の二十一世紀を思えば非常に悪いファンダメンタルズに囲まれそうではございますけれども、何とか活路を見出していくのが今に生きる私たちの最大の務めでありますから、その生き残りをかけてこれまた急速に進めていかな...全文を見る
○斎藤文夫君 御努力はよくわかります。つい先日の予算委員会におきまして集中質疑の中でも、大臣とは大店法の規制緩和によって中小零細商業というものが大変衰退しているという立場に立って質問をさせていただいたわけでありますが、なるほど私どもも規制緩和を積極的に進めていかなきゃならない。し...全文を見る
○斎藤文夫君 いろいろと御配慮いだたいておるのはありがたいことでございます。  ただ先ほども申し上げましたように、例えばこれは中小企業ばかりじゃありませんが、通産省の今までの行政というものはまことにきめ細かに、産業の育成だ、奨励だとやってこられたという経過から見て、例えばその他...全文を見る
○斎藤文夫君 通産大臣、最後に一つお尋ねさせていただきますが、経済構造改革というのは考えれば考えるほど大変実現は難しいなと。今それぞれ出されている内容を見てみましても、科学技術立国を標榜して研究開発基盤の拡大をする。そしてその手法は、産官学いろいろとリードして、新しい産業の創出で...全文を見る
○斎藤文夫君 ありがとうございました。  麻生経企庁長官、お尋ねをいたします。  景気は確かに底を打って、いろいろなファンダメンタルズを見ると上がってきたなという実感があります。ところが、やっぱり大企業と中小企業との格差あるいは大都市と地方都市との格差、何となくまだまだギャッ...全文を見る
○斎藤文夫君 今、長官のおっしゃるように、景気は特にマインド、心理というのが相当左右する、日本では特にそういう傾向が顕著であります。しかしながら、本当に景気が上がってくるよという勢いを皆さんが感ずるようになれば、はしゃぐわけじゃありませんが、それこそ明るい前進が期待できるなと思っ...全文を見る
○斎藤文夫君 紀元二〇二五年を一つの目標として、経企庁さんも通産省もそうでございましたが、推計をされたいろんな数字があります。それらについて実はお尋ねをしよう、このように思っておりましたが、与えられた時間の限度がもう近づいてまいりました。ただ、このままいけば二〇二五年には日本経済...全文を見る
○斎藤文夫君 ありがとうございました。
03月28日第140回国会 参議院 予算委員会 第17号
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○斎藤文夫君 私は、自由民主党並びに社会民主党・護憲連合を代表して、ただいま議題となりました平成九年度予算三案について、賛成の討論を行うものであります。  我が国は、終戦から既に五十年以上経過し、世界有数の経済大国に成長しましたが、近年、国際化、自由化の進展により、従来型の諸制...全文を見る
04月22日第140回国会 参議院 予算委員会 第19号
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○斎藤文夫君 自民党の斎藤文夫でございます。  きょうは、動燃の近藤理事長を初め参考人として御関係のお三方においでをいただきました。御心労のところだと思いますけれども、本当に国民に今の動燃の実態というものを浮き彫りにして、反省のみならず、もう解体的な改革をしなければだめだという...全文を見る
○斎藤文夫君 時間がありませんので、ちょっと早口で申し上げます。  まず、東海村についてでありますが、十時六分、アスファルト固化施設で操作室の作業員がドラム缶から炎が上がったのを確認した。そして、まず責任上、同じ建屋の二階にある操作室へ電話をして上司の指示を仰いだ。たまたま責任...全文を見る
○斎藤文夫君 構造上に欠陥があったんじゃないんですか。  簡単に申し上げますと、まず第一に、指示を仰ぐべき動燃の五人の課長以下が常駐している建物が道路の一本隔てて向こうと。そこへ一々電話で指示を仰がなきゃいけない。あの固化施設の二階、三階に動燃の社員がいてもいいんじゃないですか...全文を見る
○斎藤文夫君 それは、中野参考人のおっしゃるような気持ちで対応してくれれば、事故の対応なりあるいは外部への伝達なり、何でも随分違うと思うんですよ。ところが、そういっていないから、あなたたち幹部の物の考え方と社員や何かとの大きな乖離があるんです。  私は、動燃の社員と下請のそうい...全文を見る
○斎藤文夫君 とはいろいろ申しましたが、早く事故の原因を究明していただいて、それで再発防止を徹底してもらう、それから事故時の情報伝達体制をきちっと確立してもらう、そして何よりも地域住民、国民の信頼を回復していただきたいと思います。  そこで、時間がありませんから、今動燃の改革検...全文を見る
○斎藤文夫君 ありがとうございました。
05月28日第140回国会 参議院 予算委員会 第20号
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○斎藤文夫君 自民党の斎藤文夫でございます。  両参考人にひとつ引き続いてお尋ねをしたいと思います。  ちょっとこれを持ってまいりました。すばらしいきれいなパンフレット、これは第一勧業銀行発行のものですね。(資料を示す)御承知いただけますね。  この一番最初の「ごあいさつ」...全文を見る
○斎藤文夫君 銀行で預かっている資金はあなたたち御自身の財産じゃないんだ。国民、庶民、各企業の汗の結晶を第一勧銀なるものにお預けしているんですよ。一言も書いていないですよ。皆さんの大切な財産をお預かりして立派に運用しますと一言書いてもいいんじゃないですか。何にもないよ、これは。人...全文を見る
○斎藤文夫君 今回の野村証券事件が発覚しなかったら、第一勧銀さんはこの問題、頭取は御存じなかった。総務部でごちゃごちゃと、そして一部の融資部門との話し合いで有税償却しちゃおうと、こういうことだったんじゃないですか。
○斎藤文夫君 いや、仮定じゃないよ。
○斎藤文夫君 頭取になれば総務が何をやっているかどうか、あなただって入行したときは窓口へお座りでしょう。そうなっていれば、総務や秘書課がどういう対応をしたかと。私だって、たったこれっぼっちの勤め人経験でよくわかっているわけですよ。総会屋華やかなりしころだから、対策に一生懸命駆けず...全文を見る
○斎藤文夫君 はい、わかりました。  それでは、今度は各論に入りますけれども、この総会屋、小池兄弟にお貸しになった、言うならば取引の全貌について数字で簡単に教えてください。わかりますか。
○斎藤文夫君 同時に、小池兄の方に、大和信用に約十五億、融資を私どもあっせんしたと、こういうふうにとっておるわけでありますけれども、口ききをして、そして滞ったら、そのうちからしかるべきものを第一勧銀で補てんをしたと、こういう事実があるんですが、いかがでしょうか。
○斎藤文夫君 それはよく調べてください。小池兄弟が焦げついて、それでその焦げついた分を補てんをしている。ただ、四億四千万、兄がビルを買った、それがまだそのまま残っているとかいろいろうわさがありますが、ぜひひとつ御調査をいただきたい。  私どもが調べた限りでは、この兄弟で大変多額...全文を見る
○斎藤文夫君 私さっき九十五億と言いましたが、七十五億に訂正を願います。  とはおっしゃいますけれども、とてもそうはいきませんよ。  現実に、例えば宮崎参考人は昭和三十一年、第一銀行に御入行されて大阪支店、そして近藤参考人は昭和三十七年御入行、しかも第一銀行だ。お二人とも虎ノ...全文を見る
○斎藤文夫君 普通、庶民や中小企業経営者が銀行へ借りに行きますね。これは第一勧銀、私の町にも支店がたくさんある。そういうところで申し込みをしますときに、もういろんな手続が必要でしょう。印鑑証明持ってこいよ、そしてあなた何の使用目的ですかとか、それから取引内容、業務内容、いろいろと...全文を見る
○斎藤文夫君 バブルとのちょうど絡みの時期ですけれども、昔から、あなたたちが銀行員になった、金融マンとしてのモラルで言うならば、どんなに優良な株式といえども掛け目は七〇%、普通の上場株式は六〇%。今でもそうでしょう。今はもっと厳しいんだ。それを何で一〇〇%、否、それ以上に融資をさ...全文を見る
○斎藤文夫君 それはそういうことでしょうけれども、なぜ小池兄弟に特にそういうものを優遇したかということの疑惑は今でも残る。  特に、四大証券の株式取得に当たりまして、短期間といえども株券預かり証で担保がわりにおとりになって融資しましたね。いいですか、株券の預かり証なんていうのは...全文を見る
○斎藤文夫君 本当にその株を買うか買わないかわからないのに、しかも三十一億という巨額をぽんぼん出す。幾らバブルだったって、これはもう総会屋のお先棒を担いだ、これはもう決めさせてもらいますよ。  しかも、もう一つ、例えば許可権のない山梨の牧丘のゴルフ場、建設前ですね、そのゴルフ場...全文を見る
○斎藤文夫君 会員権じゃないんです。有資格証明書、預託証書。
○斎藤文夫君 それはバブルで見通しが悪かった、間違った、言ってみればもう本当にあなたたちの経営者としての資質が問われる、こういうことになるんですけれどもね。  このときに小甚ビルを担保におとりになりましたね。これ、結局このゴルフ場はできなかったんでしょう。
○斎藤文夫君 小池被疑者の手では結局開発されなかった、だから開発されるまでは全く二束三文。ましてや今ゴルフ場の開発には山梨はすごい制約がついて、おいそれといかないんですよ。そういうことを承知しているがゆえに、やっぱり総会屋のにらみがきいて御融資をされたと思わざるを得ない。  時...全文を見る
○斎藤文夫君 この不良債権化した後、どういう御対応をされたでしょうか。すなわち、どういうふうに資金を回収しようとお手続をなさいましたか。  一般庶民感覚で申しますと、一年延滞すればもうしょっちゅう請求される、二年も滞れば競売申し立てをされて競売手続を進められる、これが御行の基本...全文を見る
○斎藤文夫君 それは天井で売り逃げるようなうまい経営者ならばいいんですけれども。  金額を申し上げます。九六年、野村証券株は千六百円、翌年、決算の九六年三月期、二千三百円、七百円上がったんですよ。このときに決算で処分をなさらないで、そして九七年、ことしの三月、千三百円のときに慌...全文を見る
○斎藤文夫君 その結果、株、名義変更なさいませんでした。したがいまして、小池何がしは四大証券に対して三十万株ずつ持って、議案提案権、人事等について意見を述べる提案権を二年有半にわたって温存することになった。言うなら、結果論ですけれども、頭取がこれはもうだれかがやっていて私は存じま...全文を見る
○斎藤文夫君 先ほども話が出ました、平成二年の九月、平成六年の十月、それぞれ二回の大蔵省の検査を物の見事に隠ぺいされたんですよ。最初の平成二年は俗に言う飛ばしをやって不良債権化を消してしまった。そして、平成六年は六億幾らの延滞利子を追い貸しして消して、またいわゆるラインシートから...全文を見る
○斎藤文夫君 なぜここまでとにかく小池、弟でもいいですよ、面倒を見なきゃいけなかったのか、庶民感覚では全くこんな銀行はないですよ。よほど弱みを握られたんじゃないですか。  高杉さんの本じゃないが、「金融腐食列島」を地でいっているじゃないですか。いろんなことを書かれていますよ。い...全文を見る
○斎藤文夫君 別口の総会屋で星次郎氏の未亡人の融資に絡んで訴訟が起きて、新聞報道によれば、おたくの銀行は問題にならなければ水面下でうまく処理しようと思っていたと言っているが、いかがですか。
○斎藤文夫君 もう時間がなくなりましたので、残念ですけれども、これはもうお聞き及びのように半ば水かけ論、国民の皆さんは今のやりとりを聞いて、第一勧銀の頭取が言っていることが事実か斎藤文夫が質問しているのが事実か御判断いただく。  特に、あなたたちは渋沢栄一先生のもとへ入行してい...全文を見る
06月10日第140回国会 参議院 商工委員会 第17号
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○斎藤文夫君 自民党の斎藤文夫でございます。梶山官房長官を中心に御質問をさせていただきたいと存じます。  既にいろいろ我が党の議員あるいはまた各党の委員の方から、持ち株会社の解禁問題についてはいろいろと御質問を重ねてきたところでございます。したがいまして、重複をするようなことが...全文を見る
○斎藤文夫君 大変いいお話を拝聴させていただきました。細々とした話はもう質問したくなくなるぐらいでございますけれども、持てる時間をなお進めさせていただきたいと思います。  いよいよ、先ほども触れましたが、日本の戦後の経済、まさに新たな段階を迎えた。だからこそ、今、日本版ビッグバ...全文を見る
○斎藤文夫君 ありがとうございました。  これから少し具体的なことをお尋ねしてまいりたいと思っております。  先ほども触れましたが、今回の持ち株会社の解禁は国際的に日本の近代化を世界に認めさせる、その意味では大変効果がある。しかしながら、なかなか日本国内の習慣とか過去の経緯と...全文を見る
○斎藤文夫君 戦後は特に独禁法を中心として公取はいろいろと努力をしてこられました。先ほども御質問がございましたが、公取の目的とする第一条等々を見てみますと、ぜひひとつ公取としての機能は今後とも高めて、国民生活の向上とかあるいは雇用の向上とかいろいろな点についてもひとつ市場の閉鎖性...全文を見る
○斎藤文夫君 物事にはメリット、デメリット両面があります。時間が余りありませんから項目だけでよろしゅうございます。今回の解禁によるメリット、デメリット、これをはっきりと教えていただきたい。
○斎藤文夫君 メリットについてはそうであろうなと。ただ、デメリットについては、先ほどもお話がございましたが、やはりこれ以上大手企業が巨大な力になった場合、特に日本経済の姿を考えた場合に八〇%中小企業が支えている、この姿をお忘れになられると、やはり系列化等々が進んで、あるいは中小企...全文を見る
○斎藤文夫君 確認をさせていただきます。  先ほど来、労働問題、もうこれはずっと最初からこの解禁に当たっては労働関係にしわ寄せが起きるんじゃないかとか、いろいろと論議を重ねてきたところでございます。  したがって、私は、この持ち株会社が解禁され、いかなる姿、形になろうとも労使...全文を見る
○斎藤文夫君 最後の項目に入りますが、やはりこの持ち株会社で一つのメリットに数えられるのはタックスの問題です。連結納税ができるかできないか、これは私がもう説明するまでもなくアメリカとかフランスは既にそれをやっておられる。あるいはイギリスとかドイツは、多少形は違いますけれどもそれに...全文を見る
○斎藤文夫君 もう時間ですから、最後に、これからいよいよ解禁をされてくると大規模分野の分社化というのが行われていく。そうなりますと、当然大きな土地を分譲しなきゃいかぬ。これはもう避けて通れない道ですね。そのときにこの土地の譲渡益課税というものがもう大変な壁として立ちはだかって、結...全文を見る
11月07日第141回国会 参議院 本会議 第4号
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○斎藤文夫君 私は、自由民主党を代表して、ただいま提案されました財政構造改革の推進に関する特別措置法案について質問をいたします。  それに先立ちまして、去る十一月一日、二日の両日、シベリアのクラスノヤルスクで開かれた日ロ首脳会談についてお尋ねいたします。  今回の会談で、一九...全文を見る
12月01日第141回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○斎藤文夫君 御指名を賜りました自由民主党の斎藤文夫でございます。  本日は、総理並びに大蔵大臣初め関係閣僚に率直に今の日本の現状を訴えて御質問を申し上げたいと存じております。  それに先立ちまして、本日より京都におきまして地球温暖化防止京都会議が開催をされまして、心から歓迎...全文を見る
○斎藤文夫君 もう一つ、ただいまお触れになりましたが、カナダ・バンクーバーで開催されましたAPEC首脳非公式会談のことでございます。  時あたかもアジアの通貨あるいは株式市場、極めて微妙な動揺をしておりますときに、しかも各国の成長にもいろいろ影響が出るであろうと懸念されている時...全文を見る
○斎藤文夫君 ありがとうございました。  大変重要なことですから、本題以外でいささか私も時間を短くしましたので、どうぞこれから能率よく御答弁をいただきたいと思います。  いよいよ本題に入らせていただきます。  創業百年を誇る日本で最も古い歴史のある山一証券が自主廃業に追い込...全文を見る
○斎藤文夫君 以下、何点かまとめてお尋ねをいたしますが、特に大蔵大臣、日銀総裁、総理の御不在中の出来事ではございましたが、国民に不安、動揺を与えない、そのためのしっかりとした談話をお出しいただいた。その成果があって世界の金融市場もそれほど大きな動揺がなかったこと、これは大変よかっ...全文を見る
○斎藤文夫君 大蔵検査については後ほどお尋ねをいたしますが、十一月中に日銀が実施をした日銀特融は総額で幾らか、あるいはそれぞれにどのくらい個別でお出しになられたか、お聞かせをい  ただきたい。
○斎藤文夫君 日銀貸し付けば、御承知のように無担保、無制限でございます。ただ、幸い金利をおつけになっておるということでございまして、これは当然回収を目的としての話だろうと思っております。しかし、万一貸し倒れが発生しますと間接的に国民の負担になるわけでありますから、その回収ルールは...全文を見る
○斎藤文夫君 総裁のお話で、過去の特融については全額回収、しかもそれは利息を含めてですね。ぜひこういう立派な成果を今後も続けていただきたい。国民は、ともすれば日銀特融は垂れ流しになるんじゃないか、こういう心配をしているものですから、私はやっぱり何らかのルールを、ただ二十五条でお出...全文を見る
○斎藤文夫君 この際、大蔵検査についてお尋ねをいたします。  山一を廃業に追い込んだのは先ほど二千六百四十八億の簿外債務と申し上げましたが、日々を決済するインターバンク市場での資金調達ができなかったということが直接引き金になっております。それらを今までいろいろと調べてこられまし...全文を見る
○斎藤文夫君 もう一つ大蔵大臣に申し上げたいと思います。  そういう重大な不正が見抜けないにもかかわらず、最近銀行を調査されましてまさに重箱の隅をつっつくような指摘を検査でされるんですよ。それはどういうことか。中小企業の延滞を物すごく厳しくチェックされる。万一これに少しでも追い...全文を見る
○斎藤文夫君 それから不良債権についても、先ほど日本のディスクローズが不十分というような話の中で、特に世界が日本を見ますと、一流企業が総会屋とつるんだ一連の不祥事、そしてまた今回の金融機関の連続倒産、まことに日本という国は不透明な不可解な、しかも不安な国だなと、こう判断するのはゆ...全文を見る
○斎藤文夫君 ただいまの政府委員のお話もございますが、実は各銀行が今必死になって体質改善に取り組んでいるわけです。ですから私は、今のようにどんどん年々償却されて不良債権が少なくなってきている、こういうことを世界じゅうによくPRして、日本の体質はよくなっているよ、だんだん健康を取り...全文を見る
○斎藤文夫君 景気対策についてお尋ねをいたしたいと思います。  景気は日銀の論評によりましてもいささか後退の気味であるというふうにやっと書かれるようになってきたところでございまして、恐らく本年度のGDP一・九%目標は達成できない、このようにも考えておるところでございます。  ...全文を見る
○斎藤文夫君 もう時間がないので、大変雑駁な質問になりますが、一言お答えをいただきたいと思います。  労働大臣、いよいよ失業率が三・五%、最高に並びました。山一の失業、これが約一万人と言われておりますし、新規採用の四百九十人が一体どうなるか、社会に出る第一歩でつまずいております...全文を見る
○斎藤文夫君 ありがとうございました。  まだ通産大臣に新産業創出をお聞きしたがったわけでありますが、持ち時間が終わりましたので、次回に譲ります。  ありがとうございました。