坂井弘一

さかいひろいち



当選回数回

坂井弘一の1970年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月03日第63回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号
議事録を見る
○坂井委員 意見を申し上げることはなるべく控えまして、簡単にお二人にお尋ねしたいと思います。いろいろ御指摘がございまして、まことに一々ごもっともだなと非常に参考になり、また感銘するお答えがございました。  最初に物価の問題でございますけれども、最近の物価の上昇というのが非常に大...全文を見る
○坂井委員 金城さん、いまの同じ問題に対して……。
○坂井委員 けっこうです。
03月06日第63回国会 衆議院 予算委員会 第11号
議事録を見る
○坂井委員 私は当面する文教の諸問題、それから同和問題についてお尋ねしたいと思います。時間の都合で同和問題から先に入りたいと思います。終わりましたならば、関係大臣お引き取り願ってけっこうであります。  ただいまも同和問題につきまして、小林、山口両委員から質問があったわけでござい...全文を見る
○坂井委員 御熱意あることばですけれども、そこで総務長官にお尋ねしたいと思うのです。政府の同和対策長期計画、この基本方針に従いまして、各省が計画を立てた。ところが、この各省の計画自体が非常にばらばらではないか、個々な状態にあるために十分な長期計画の効果があらわれないのではないか、...全文を見る
○坂井委員 重ねて総務長官にお尋ねしますけれども、先ほども御指摘がありましたが、政府の長期計画の基礎が、四十二年度の全国部落調査によってこの長期計画ができあがってきた。そうしますと、特別措置法以前であって、まあ当年は多くの地方自治体が財政負担を非常におそれて、ごく控えめな事業量し...全文を見る
○坂井委員 いま地方自治体が一番困っている問題は、基準単価と実質単価の違いですね。これで非常に困っておる。さらには用地先行取得、これができない。あるいはまた元利償還に要する経費の問題、さらにまた融資措置、あるいは起債の限度額、こういう点で地方自治体が非常に困っております。大蔵大臣...全文を見る
○坂井委員 それでは自治大臣にお尋ねしたい。  「公営企業、準公営企業など、その事業の収入を当該地方債の元利償還金に充てることができる事業に対する地方債を除きまして、国庫負担金または補助金を得て行なった事業に対する地方債を指定する考えでございます。」こう言われておるわけでござい...全文を見る
○坂井委員 自治大臣のおっしゃることよくわかるのですけれども、しかし、いわゆる十年の時限立法でもって、はたしてこの特別措置法に盛られる内容自体が完全に実施できるかどうかということを考えていきますと、これはきわめて不安であります。そういう点から、何としてもひとつ自治大臣になお一段の...全文を見る
○坂井委員 総務長官、自治大臣、けっこうでござます。  次は文教関係の問題に移りたいと思うのですが、まず最初にことし一九七〇年は教育の年である、総理も教育重視の年だ、こういうようなことをおっしゃっておりました。ところがこの文教予算を見ますと、どうもその伸びがもう一つぱっとしない...全文を見る
○坂井委員 この文教の関係の予算は人件費がおもなものである、ここはよくわかるわけでありますけれども、またことしは私学の人件費補助六十九億、経常費で百三十八億、これもいまお話がございました。これもよくわかります。一応の評価はできます。この点についてはあとで触れるといたしましても、私...全文を見る
○坂井委員 そこで、総理は施政演説の中で、今日までの日本の教育は知的教育に偏して、人間形成という面がおろそかになってきた。そこで「家庭におけるしつけをはじめ、職場その他国民生活のあらゆる分野における人間教育が必要である」、いわゆる人間教育ということを非常に強調なさっていらっしゃる...全文を見る
○坂井委員 総理はさらに施政演説の中で、教育が内政の柱の一つであるということから、教育の刷新ですね、いま申しましたいわゆる人間教育を強調されまして、そうした中から「幼児教育から大学まで、教育の内容及び制度の全般にわたって新時代に即した教育体系をつくり上げ、もって国運興隆の基礎を確...全文を見る
○坂井委員 中教審でいろいろと検討されていらっしゃるようでございますけれども、そういたしますと、いわゆる新しい教育体系をこれから生み出していこう、考え出していこうというのですから、いわゆる六・三制を改革する、こういうことに了解してよろしいわけですか。
○坂井委員 六・三制に対してはいろいろ御意見、批判等もあるようでございます。私、確かに新しい教育体系、これは考えなければならぬと思うのですけれども、その前に今日のこの六・三制自体が非常に国民的な支持を得ている。ある意味では定着してきたのではないか。少し資料は古いですけれども、昨年...全文を見る
○坂井委員 私、端的に申し上げて、運用面においてもう少しくふうがされたならばもっともっと効果があがるという余地があったにもかかわらず、直ちに制度の責任である、こういう考え方はおかしいということを申し上げたのであります。そういうことから、何としてもこの教育改革、やはり新しい改革をし...全文を見る
○坂井委員 国民各界各層の意見を十分取り入れていくと、こういうお考えだということでございましたけれども、この中教審の、ことに大学試案の中間答申、これに対していろいろな批判があるわけです。国大協の加藤東大総長は、要するに上からワクをはめるような改革に対しては反対だ、こういう御意見を...全文を見る
○坂井委員 文部大臣、非常に強い姿勢を示されたようでございます。私は、これから改革の中で出てくる具体的な問題を拾い上げながら、そういう中から進めてまいりたいと思いますので、時間があまりございませんので、ひとつ簡単明瞭な御答弁をお願いしたいと思うのです。  戦後の日本の教育が、中...全文を見る
○坂井委員 要するに、いままでは計画がなかった、無計画あるいは無原則な状態で今日のこの量的拡大を来たしたのだ、当然質を上げていかなければならない、こういうお答けでございます。  そこで、一つ心配になりますことは、経済の高度成長でいまのところは需給関係に顕著な破綻が見られない。と...全文を見る
○坂井委員 確かに量的な拡大はなお拡大してよろしいと思う。同時に、質量ともに相まったところの拡大ですね。頭脳の流出ということがよくいわれるのですが、進出ということはあまりなかった。当然東南アジア方面に対してそうした技術的な頭脳というものが今後進出していく、そういう方向に考えていか...全文を見る
○坂井委員 目的、性格別のいわゆる高等教育の多様化、このことについては、いろいろと論議のあるところでございます。  このことはさておきまして、いまの問題からさらに関連いたしまして、要するに開かれた大学ということがよく言われるわけでございます。開かれた大学というのは、まず大学の学...全文を見る
○坂井委員 文部大臣のおっしゃること、わからぬことはございません。交流するということ、これはそういう方向で確かにいいのだ、こうおっしゃるわけでございますので、その点については同じでございまして、何もございませんが、ただ大学側の、あるいは高等教育側の責任にされるその考え方ですね、こ...全文を見る
○坂井委員 介入の意図は全くない、こういうお答えでございますので、そのまま信用したいのですけれども、なかなかそういうわけにはいかぬ。金の面では介入する。金の面で介入すると、これは大きな介入になってくると思うのです。ただ、財務会計書類の提出ということ、これは私は当然じゃないかと思う...全文を見る
○坂井委員 実現をはかるように積極的にやっていこうということでおられるようでございますので、どうかひとつ早く実現できるように御努力を願いたい。なおまた、これは大蔵大臣のほうもよろしくひとつ。銀行ローンに対する利子の補給だとかいろいろ問題が出てこようかと思うのですが、そういう点につ...全文を見る
○坂井委員 この独立した形の放送大学、単なるそういう形の放送大学ということになりますと、これはどうももう一つ効果がないのではないか。これは放送大学新構想の一環としての考えから出たことでありますれば、むしろナンセンスではないかと思います。そういうことになりますと、通信制大学を一校ふ...全文を見る
○坂井委員 電波の関係につきましては、これもまあいろいろ問題があるようでございまして、たとえばカリキュラムの編成あるいは番組の企画、立案は放送大学でやる、制作と送り出しは放送会社のほうがやる、こういう形にならざるを得ないのではないかと思うわけですけれども、この場合に放送法の第三条...全文を見る
○坂井委員 どうかこの放送大学につきましては、やはり文部、郵政両省の両大臣、ひとつなお密接なる連携のもとに進めていただかないと、いわゆる電波の関係なんかが非常に問題になってくる複雑な問題でございますので、その辺のところを十分お考えになっていらっしゃるとは思うのですけれども、よくし...全文を見る
○坂井委員 時間が参ったようでございですので、この辺でとどめたいと思いますが、いよいよ放送大学がスタートするということになりますと、いま申しましたスクーリングというようなことで当然出席をするという立場の学生は勤労学生、これが現在の通教生のような形で非常に多くなるのではないか。そう...全文を見る
03月12日第63回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第2号
議事録を見る
○坂井主査代理 和田春生君の質疑は終了いたしました。  次いで田邊誠君。
03月16日第63回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第4号
議事録を見る
○坂井主査代理 広沢直樹君の質疑は終了しました。  次いで川崎寛治君。
03月20日第63回国会 衆議院 予算委員会 第17号
議事録を見る
○坂井委員 私は、公明党を代表して、政府提案の昭和四十五年度一般会計予算、昭和四十五年度特別会計予算及び昭和四十五年度政府関係機関予算については、政府は、これを撤回し、わが党が提出する要綱により、すみやかに予算を組みかえ、再提出することを要求する動議について、その趣旨を説明いたし...全文を見る
04月02日第63回国会 衆議院 決算委員会 第11号
議事録を見る
○坂井委員 ただいま問題になっております過剰米についてお尋ねいたしたいと思います。かなり突っ込んだ論議がなされているようでございますし、限られた時間でございますので、私、できるだけ簡単に要点を若干質問したいと思います。答弁のほうも簡明的確にひとつお願いしたい。  そこで、四十六...全文を見る
○坂井委員 そこで、七百万トンの処理計画でございますけれども、いまのやりとりの中ではなかなかむずかしい問題もあろうかと思います。しかし、ここに七百万トンのうちで古古米がざっと百十二万トン、こう承知しておるのですけれども、この古古米を含めた七百万トンの処理計画、これを具体的にこうい...全文を見る
○坂井委員 全体計画は、これはなかなか立てがたいというふうなことでございます。しかし、そういう中で、たとえばことしの四月からは、いま出ております飼料用に約六万トンを放出したい、あるいはまた工業材料に十六万トンでございますか、出すような計画だ。またその間、いまの輸出、海外贈与あるい...全文を見る
○坂井委員 慎重な検討をなさるということは非常にけっこうなことで、また、そうなければならぬと思うのですけれども、その検討がだんだん長引きまして、あまりにもおそくなりますと、米はだんだん古くなってまいるという問題が起こってまいります。質も悪くなってくるという点も当然心配になるわけで...全文を見る
○坂井委員 積算根拠、これは置きかわる原料として放出されるわけでありますので、いま長官がおっしゃることもよくわかります。ところで、先ほども論議されておりますが、やはりこの価格が安いわけであります。そうしますと、そのやみ業者、あるいはまた一部の加工業者がトン当たりあるいは十万円、あ...全文を見る
○坂井委員 それから、そうした事故米の処理にあたっては、これはケース・バイ・ケースで考えていらっしゃるようですけれども、これもやはり処理のしかたによっては、いろいろとこの問題が生じかねないようなことでございますので、その辺もひとつ慎重を期していただきたい。これも要望でございます。...全文を見る
○坂井委員 この保管について低温倉庫等を考えていらっしゃる。いままで低温倉庫では四十万トン程度の保管能力しかなかった。それが百七十万トンくらいというようなことを聞くわけでございますが、私は百七十万トンでもまだ十分ではないんじゃないかという感じが実はいたします。そういう考えを持って...全文を見る
○坂井委員 もう時間がございませんので、一問だけお願いしたいと思いますが、いまお答えを聞いておりまして、私は、この過剰米に対しては二つの考え方をしなければならぬと思います。  一つは、いわゆる過剰米に対して、当面の問題としてこれをどうするかという問題であり、もう一つは、長期的な...全文を見る
04月13日第63回国会 衆議院 決算委員会 第13号
議事録を見る
○坂井委員 限られた時間でございますので、答弁は簡明にお願いしたいと思います。  お尋ねしたいことは、在日米軍の電気通信料金の問題、それから公務員の天下り、横すべり及び公務員宿舎の使用実態についてでございます。  最初に、在日米軍の電気通信料金問題でございますけれども、昨年の...全文を見る
○坂井委員 いま御答弁がございましたが、昭和二十七年から今日まで、もうおよそ二十年近くなるわけですが、そのまま未解決で今日まで残ってきた。きわめて好ましからざることでございます。そこで、日米双方が安保条約の第六条に基づくところの地位協定、この解釈をめぐって相対立しておる。いま御説...全文を見る
○坂井委員 そこで弱腰な態度と申し上げたわけでございますけれども、いわゆる日本側に請求権があるという判断は、これは財産権の所属がどちらにあるかということが、この問題解決の基本的な一つのポイントであると私は思います。財産権というのは、明らかに日本側にあるのじゃないか、私はそう判断す...全文を見る
○坂井委員 微妙な問題だという御答弁でございます。財産権は明らかに日本側にあるから、請求権が生じて請求を続けておるのだ、こういう態度を一貫していかないと、どうも交渉過程で弱腰にならざるを得ないような場面が出てくるのではないか。同時にまた、弱腰だと申し上げることは、非常に紛争が難航...全文を見る
○坂井委員 そこで、三十年の八月にTOW、十月にJGCPによります暫定協定を結んでいらっしゃいますね。この暫定協定の中で、JGCPのいわゆる基地外の部分については、その保守費は公社の負担とする、こういっておるわけです。この分だけなぜ公社の負担としたのか、その理由は一体何なんでしょ...全文を見る
○坂井委員 私は、一つは、この分だけを残した、公社の負担とするという形にしたということは、いわゆる八十億九千万の請求権を日本側は留保したいというお考えもあったんではなかろうか、こう察しておるわけなんです。  そこで、受託収入として百六十五億七千万、これは米軍から支払いを受けてい...全文を見る
○坂井委員 そこで、二十七年から今日に至るTOW、JGCPの計算額の推移をずっと見てみますと、三十一年をピークとしまして、年々ずっと減少してきておるわけですね。四十三年では三億一千万、おそらく今度は二億台だろうと思う。このことは、いわゆるいままでの日本側の二つの施設から米側が独自...全文を見る
○坂井委員 最初は公社と米側との間で紛争になって、それがどうもだめだからというので日米合同委員会にあげた、ところがそれも解決できない、そこで日米政府間折衝ということに現在なっておると思うのですけれども、そうしますと、いわゆる正式な外交ルートに乗って米側との折衝に当たっているのかど...全文を見る
○坂井委員 時間がございませんので、天下りの問題は機会を改めるといたしまして、それに関連しまして、いわゆる天下りに見られるような高級官僚の数々の特権といいますか、その一つとして、私は住宅特権ということについて少しお尋ねしたいと思うわけです。  住宅建設五カ年計画の進捗状況を見ま...全文を見る
○坂井委員 公務員宿舎の特殊な事情といいますか、もろもろのそうした事情があって、他の住宅に対して量が多い、建設しなければならぬ、まあ、理由はわかります。  ところが、いささか申し上げなければならぬことは、つくり過ぎているのではないかと言うと語弊があるかもわかりませんけれども、公...全文を見る
○坂井委員 この不当入居の実態を私、聞かしていただきたいと思うのですけれども、まず不当入居の中で、一つは、いわゆる退職して国家公務員の資格を失った、にもかかわらず、そのまま宿舎に居すわり続けておる。まあ六カ月という期限がございますね。六カ月を過ぎてなおかつそのまま居すわっておる、...全文を見る
○坂井委員 実際にあるのですね、そういう状態が。実在するのです。  そこでもう一つ、その不当入居者として、いわゆる転任した高級官僚が転任先で宿舎に入って、もとの宿舎はそのまま家族に住まわしておる、いわゆる二重使用だというような問題、これは私は一がいには言えないと思うのです。これ...全文を見る
○坂井委員 私は、この規制上のつじつまさえ合っておればすべてよいのだというような思考方式、思考様式とまでいうわけではございませんけれども、これは許されない。あるいはまた、もし欲するところが規則に合わないときには、その規則を改正すればいいのだ、そこまで思っていらっしゃるわけではない...全文を見る
○坂井委員 早急に検討すると大蔵大臣がおっしゃるのですから、これ以上私この問題を詰めようとは思いません。  ただ、きのうの読売新聞等によりましても、例の千葉県の柏市において、あれは税関の住宅でございますか、五十戸のうち三十六戸あいているというような問題が取り上げられておりました...全文を見る
○坂井委員 以上で、時間が参りましたので、質問を終わりたいと思います。
12月07日第64回国会 衆議院 地方行政委員会交通安全対策特別委員会連合審査会 第1号
議事録を見る
○坂井委員 制約された時間でございますので答弁はひとつ簡潔にお願いしたいと思います。  従来の交通取り締まりを中心とした考え方から今回の改正案を見ますと、いわゆる道路交通環境の確立といいますか、そういう方向に一歩は前進した、この点について私は評価をするにはやぶさかではないのです...全文を見る
○坂井委員 基本的な考え方はそういう方向だということでございますが、現実に今日の交通事故あるいは公害、これを見てみますと、すべてが後手といいますか、起こってからそれにどう対処するか、そういう方向でとらまえられている、ここに大きな問題がある。ですから実際問題として、この政府の交通安...全文を見る
○坂井委員 もちろん交通公害ということも十分加味されているということですけれども、実際に自動車の台数が道路容量に対して多いとするならば、適切な自動車の量は一体どうあらねばならないか、そういう中から自動車の生産あるいは販売量、これの規制をすべきである、そういういわゆる自動車メーカー...全文を見る
○坂井委員 私はいささか意見を申し上げて質問をしたいと思うのですが、一つはやはりこの発生源の自動車、これを押えるということ、それからもう一方では、この自動車が運行する道路上の問題、この二点だと思うのです。メーカーのことを考えた場合に、これはもう今日まで非常に生産第一、販売第一、そ...全文を見る
○坂井委員 死者が半分ということを目標、これが実際できれば私はもうたいへんな効果である。現実にいま一万五、六千、間もなく二万人に死者が達しようとしている。かりにいま二万人の死者が出たと想定いたしますと、自賠責五百万——人の命というのは金にはかえられませんが、しかし現実に五百万、そ...全文を見る
○坂井委員 大蔵大臣がお見えじゃございませんので、責任のある答弁はできないということだろうと思うのです。公安委員会、また警察庁は、この五カ年計画については当然どうしてもやらなければならぬ、そういう強い御決意だろうと思うのですが、どうしてもこれはやってもらわなければ困るし、次の予算...全文を見る
○坂井委員 そうしますと、かりに、公安委員会は制限すべきである、こういう判断をした、ところが実際に都道府県知事は、制限される、あるいは禁止されると、はなはだしい交通渋滞、麻痺を起こすから困る、こういうことになったとします。あり得るでしょう。そういう場合に、どちらの意見が優先される...全文を見る
○坂井委員 実際問題、いまも論議されておりましたが、現実にやはり緊急事態においてはそういう相談をするという時間的な余裕は、私はないと思うのです、現実の問題として。これだって、実際問題できないことなんです。これを解決するには、ルールの確立をすれば——一挙にとは言いませんよ。一挙にと...全文を見る
○坂井委員 時間が来たようですから、最後に大臣の御決意のほどをひとつ聞かせていただきたいと思うのです。  私が先ほどから申しましたように、一つにはやはり自動車のメーカー、発生源を押えるということ、安全基準を非常にきびしくする、それから検査体制、これをきびしいものにする、そうして...全文を見る
12月16日第64回国会 衆議院 交通安全対策特別委員会 第3号
議事録を見る
○坂井委員 航空需要がここ数年来非常な増大を来たしております。そこで、将来を展望しましても、おそらく航空の大衆化時代といいますか、ないしは一億総飛行機時代というような、非常な発展をするのではないか、そう予測されるわけでありますが、そうした面から、やはり一番大事なことは航空の安全確...全文を見る
○坂井委員 いま限界発着回数が年間十七万五千回、これは十二時間の計算でしょう。そうしますと、ピークのときが一番問題だと思うのですね。最近のピーク時における回数はどれくらいになっておりますか。端的にお答えください。
○坂井委員 実績ですよ。
○坂井委員 それはひとつ詳しく調べてください。これはかなり問題があります。  そこで、申し上げたいことはキャパシティーの問題、十七万五千回、ここに問題があるということが一点。キャパシティーもさることながら、あの伊丹空港は非常に特殊な地理的な環境条件下にあるわけです。六甲あるいは...全文を見る
○坂井委員 そこで、まずさしあたって、やはり年末年始のピーク時ですね。これはかなり混雑するのではないかと予測をしておりますが、いまこのままの状態でいけば来年パンクですよ。直行便だ、あるいは大型化だ、それによってどうやら五十年、五十一年まで切り抜けよう、こういう方針だということなん...全文を見る
○坂井委員 現状はもう御承知のとおりです。実際いま飛行機に乗ろうと思ってもなかなか時間に乗れない。これが現状です。旅客はどんどんふえております。そこで年末年始は当然相当な混雑、過密があるということは予測されるわけです。いまの御説明ですけれども、なかなかそういうわけにはいかぬだろう...全文を見る
○坂井委員 それからもう一つは、航空機を大型にして、ジャンボあるいはSST等にして、そうして便数を減らす、こういうのが一案として出ているわけですけれども、実際にはいまの空港の使用状況、時間的にはやはり制限ございますね。特に伊丹の場合は十時三十分でもう締め切りになってしまう。だから...全文を見る
○坂井委員 小型機だとか報道機なんかの場合、有視界飛行、それに計器飛行、それらの区分がございますけれども、そういうものについてはないのでしょうか。
○坂井委員 その辺も問題だと思うのです。それで、やはり発着航路というものを、われわれは当然きめなければいけないんじゃないかという問題が出てくると思うんですけれども、どうでしょう。
○坂井委員 それからホールディングの問題ですね。これは最近はどうでしょうか。解決されておりますか。日航だけでも四十五年度年間通じて約三千時間ぐらいになるのじゃないか、こう予測されるということですが、特に伊丹空港の場合ホールドはどうでしょうか。
○坂井委員 ただ、意見として申し上げておきたいと思うのですけれども、やはり航空の安全確保の面から考えますと、管制官ないしは検査官は非常に極限の状態にあるのではないか。実際問題としてちょっと手が薄いのではないか。同時にまた、たとえば、話は飛びますけれども、羽田空港の場合、機体の検査...全文を見る
○坂井委員 伊丹空港の場合、先ほど申しましたような特殊なといいますか、山に囲まれているということ、同時に空港周囲が四面とも住宅が密集しておる。しかも特に国際線の場合、ジャンボ等大型機が入りますと——万博以後も非常に国際線の数が多い。しかもお客は満載だし、貨物を一ぱいかかえておる。...全文を見る
○坂井委員 運輸省は、本年度年度内には建設場所を決定したい、こういう意向だと思うのですけれども、では、場所はどうとかとは申しませんが、いつ決定されますか。間に合わぬでしょう。
○坂井委員 私はやっぱり現状からしまして新空港は絶対必要だ、そういう考えに立ちます。いまも御説明のありましたとおり、五十一年といいますけれども、実際にはもう来年度でパンクの状態になるのではないか。少なくとも直行便あるいは大型化、そういう非常に希望的な考え方であって、現状を踏まえて...全文を見る
○坂井委員 時間が参りましたので終わりますが、やはりいま設置反対の一番の大きな理由というものは、騒音公害じゃないかと思うのです。ですから、現状において騒音公害がさっぱり解決されておらないというような状態を目の前に見ては、これはなかなか設置ということになりますと、地元が騒ぐ、これは...全文を見る