坂井弘一

さかいひろいち



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坂井弘一の1977年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月14日第80回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○坂井委員 質問がかなり多岐にわたっておりますので、制約された時間でございますし、御答弁をひとつ簡明にお願いいたしたいと思います。  福田総理が、このロッキード事件の徹底解明は必ず実行いたします、その結果については国会に報告をいたしますと約束されたわけでございますが、一体このロ...全文を見る
○坂井委員 いま総理お述べになっていらっしゃいますけれども、ロッキード事件の真相解明、徹底解明ということになりますと、何を申しましても児玉、小佐野ルート、この解明なくして全容の解明はあり得ない。そこで、どうやら公判にも移っておるから、その推移を見守ろう、つまり検察任せのようなこと...全文を見る
○坂井委員 いま公判が始まっているわけですけれども、いわゆるそうした折に事件の関係者を国会に証人として喚問することが裁判官に対する予断、偏見を与える、あるいはまた検察官の公判維持に悪い影響を及ぼす。したがって、いま直ちに国会議員の証人喚問等は、これはある意味では司法権の侵害という...全文を見る
○坂井委員 まことに何がしかのやはり配慮、あるいはこの運用において工夫をこらすということは私は大事だろうと思うのですね。それは大事だろうと思うのです。ただ基本認識として、ここでやはりはっきりしておかなければならぬことは、今回の事件に対する国政調査権の活用というもののいわゆる目的の...全文を見る
○坂井委員 せっかくいま法務大臣御答弁でSECの問題が出ましたので、この機会にお尋ねしておきたいと思いますが、確かにロッキード社の社外重役七人によるところの特別調査委員会、これが長い期間におきまして調査活動を続けてまいりまして、このほどようやくにして調査がまとまった。さきにガルフ...全文を見る
○坂井委員 法務大臣、少し整理していただいた方がいいと思うのですよ。SECの場合はこれは何も司法共助には関係ない話だ。つまり、株主保護のために自主的にロッキード社からの報告を求めたということでしょう。従来これはもう公表されるものです。ただ、公表されてからではこれはいかがかと思いま...全文を見る
○坂井委員 考慮とおっしゃる。この問題はまた後での問題もございますから、あわせてお尋ねすることとしたいと思います。  なお、具体的に一つお尋ねしますが、先ほどの児玉、小佐野、この両人の役割りというものは非常に大きいわけですね。そこで捜査当局にちょっと聞きますが、トライスターの売...全文を見る
○坂井委員 念のために申し上げておきましょう。  東亜国内航空につきましていまお話しのあったとおりであります。これは起訴状の中にありますことです。全日空四十五年十二月の六日、日本航空四十五年の十二月十七日か、もしくは十八日、運輸省、これは航空局、この前に国会議員の紹介あり、四十...全文を見る
○坂井委員 どうしても回答を得られません。非常に残念でございますが、やむを得ないでしょう。でありますれば、ここであえていま一つ運輸省に聞いておかなければなりません。お尋ねいたしますが、東亜国内航空が最初にボーイング727によるところのジェット計画を立てておりました。ところが、それ...全文を見る
○坂井委員 もう少しその背景を克明にといいますか、ちょっと整理して申し上げましょう。  実はここに三つ文書があるのですよ。この二つは、これは本当はもっと分厚いものなんです。その中の一部です。東亜国内航空のマル秘です。二つ。それからこれは日本航空の社外秘ですね。これは舞い込んでき...全文を見る
○坂井委員 内容に入って時間を費やしても意味がないかと思います。指摘にとどめておきたいと思います。  ただ、この結論がどうなったかと言いますと、結局この小佐野氏の一連の働きというものが、日本航空に対しましてはボーイング社のボーイング747五機、ダグラス社のDC10六機、全日空に...全文を見る
○坂井委員 法務大臣、これ検察当局から説明をと言ったって無理なんですよ。むしろ政治的にあるいはわが方の政府の姿勢の問題として、これは法務大臣御自身あるいはまた総理が御決断されるべき問題だろうと思うのですね。  私があえて申し上げておりますのは、つまりSECにおいてもそういうきわ...全文を見る
○坂井委員 検察は認めておる――検察はそれはすぐに動けぬでしょうよ。法務大臣、このときにこそ指揮権を発動したらいいんじゃないでしょうかね、やりなさいと言って。それは、まさに政府としての真相解明に対する前向きの姿勢として、あなた自身が御決断されてしかるべき問題だろうと私は思いますね...全文を見る
○坂井委員 会計検査院の徹底的な前向きな検査を期待いたしております。  そこで総理、伺いますが、この問題は、私はロ特で具体的に触れていきたいと思っておりますが、いずれにいたしましても相当いろいろな問題があるようなんですね。やはりこの機会に政府は調査をした方がいいんじゃないでしょ...全文を見る
○坂井委員 外務省を通じて事実を調べておる段階――すでに米側とは接触をしておるわけですな。まだ回答は何ら得られていないということなんでしょうか。それと、もう一つお答えいただきたいのですが、そうであるならば、この機会にアメリカ政府に対して正式にボーイングの問題に対する資料の提供の要...全文を見る
○坂井委員 せっかくお答えいただいたんですが、総理どうでしょうか、もうちょっと積極的に、向こうの報告を待ってということですけれども、それはわからぬではありませんが、余りのんびり構えておる問題でもない。もうちょっと強い姿勢で、せめてもSECにおいては相当な資料があるわけですから、そ...全文を見る
○坂井委員 回答というのはいつごろ来るのですか。もう目鼻はついているのですか。恐らく、そういう要請をされたということは、すでにSECの公表もこれあり、問題意識としてはお持ちになったがゆえに米側に対しましてその内容を問い合わせたということだろうと、こう私は理解するわけですけれども、...全文を見る
○坂井委員 この種のもやもやしたうっとうしい空気を早く晴らして、明らかにして、そして、確かに法的には何が処断されるべきか、あるいはまた道義的には、政治的には何が非難されるべきかというようなことについて、これはやはり厳然とした立て分けをしながら議論をする必要があると思います。解明し...全文を見る
○坂井委員 調査しているということですが、調査の結果によってはこれは捜査に踏み切るかどうかということだということですけれども、総理はにおいもないというようなことまでおっしゃっているのですが、あれはにおいがないどころか臭気ふんぷんですね。少なくとも常識的、客観的に、いろいろな報道を...全文を見る
○坂井委員 米下院国際機関小委員会、これはフレーザーさんが委員長ですが、このフレーザー委員長がたとえば金大中事件についてこう言っているのですよ。金大中氏の誘拐事件は、韓国政府がKCIAを通じて行ったものだということが明確にされ、私は得心がいった。この事実については全く疑いがない。...全文を見る
○坂井委員 フレーザー委員長はさらに非常に重要なことを言っているのですね。次のように言っております。もし調査の過程で日本に関係する部分が出てきたら、米政府を通じて日本政府に通報することになるかもしれない。そうした範囲でなら喜んで協力する。これはまた大変ですな。これは御親切というよ...全文を見る
○坂井委員 事実が明らかになればと言われるが、そういう背景なり事実関係をやはり明らかにしていきたいという、積極的な取り組み姿勢の問題だと思いますよ。少なくとも今回のこの事件、金大中氏拉致事件はまさに韓国の公権力による日本の国家主権を侵害したのではないかと、やはり重要な問題を投げか...全文を見る
○坂井委員 せっかくの御答弁でありますけれども、残念ながら私をして言わしめれば、きわめて消極的であると言わざるを得ません。これは具体的には場所を改めたいと思います。  次の問題としまして、行財政の改革の問題ですが、これは財政危機突破という見地から論ぜられておりますが、それはそれ...全文を見る
○坂井委員 運輸大臣にお尋ねしたいのですが、ロッキード事件、これは運輸省が特に一番所管の省でございますので、五十一年八月二十五日に運輸大臣が運輸行政の総点検の実施に関する訓令をお出しになった。そこで運輸行政全般の見直しを命じられたですね。  具体的にしぼりますけれども、その中で...全文を見る
○坂井委員 申し上げるまでもないことでございますけれども、審議会設置の目的の最大のものは、行政の節目節目をひとつチェックしまして、ここに民意を反映さしていく、そうして行政の独走をここでひとつ歯どめをする、そういう役割りというのは非常に大事だと思うのですね。つまり、本来的には行政の...全文を見る
○坂井委員 早急に、前向きに検討されて、それを実行されることを強く要求しておきたいと思います。  お答えがございましたので、あえて申し上げませんが、特に運輸審議会あたりになりますと、もう全部です、民間なんかないのです、一人も。資料をいただきますと、ただ表づらで出てきたのは、中に...全文を見る
○坂井委員 ひとつこれは積極的に取り上げて、何らかの方法というものを考えていただきたいと思います。  関連いたしまして、企業献金の問題ですが、これはなかなか企業献金廃止にはいきなり踏み切れそうにもありませんな、いまの段階では。われわれ個人献金に限ると主張しているわけですけれども...全文を見る
○坂井委員 これもなかなか議論が、次に進めたいのですけれども、どうも少しかみ合わないかもわかりません。  次の問題に移りますが、日本航空機製造株式会社。日航製。実は四十八年の三月の当予算委員会におきまして、私、この日航製につきまして、航空機工業振興法を制定したときの国会の附帯決...全文を見る
○坂井委員 あの当時中曽根通産大臣がこの善処の中身の一つといたしまして、日航製を解散させるということを言明された。自来、もうすでに四年も経過しております。この日航製の解散のめど、いつになったら解散できるのでしょうか。
○坂井委員 私、お尋ねしておりますのは、問題はお約束どおりの解散ができるのかできないのか。解散するとお答えになったのですから、しからば解散の時期のめど、これはいつごろに置いていらっしゃるのか。いろんな情勢があるでしょう、その後の変移は。いまの時点で大体いつになったら、五十七年なら...全文を見る
○坂井委員 これは私は大変大事な問題だろうと思うのですね。大きな赤字を抱えましたね。想定しますと三百六十億、三百七十億近くなんですね。それでまず財政的な赤字処理の計画では、五十七年をめどとして、そうしてそれに対して政府が二百四十億の金をもうすでに出した。五十七年には赤字が一応パア...全文を見る
○坂井委員 いずれにいたしましても、赤字はまだふえることは間違いないですね。ふえる赤字に対しましては国が手当てせざる得ない。これは実情的にはそうだろうと思うのです。その責任云々は別といたしまして、それはそうせざるを得ないと思います。そういう問題があるということ、それはひとつ十分に...全文を見る
○坂井委員 その問題、あれですな。大蔵大臣、これをちょっと御説明いただけないでしょうか。いまの日航製に関しまして、予算書の八ページ、一般会計予算総則ですね。「日本航空機製造株式会社借入金に係る債務」、これは第十一条に基づきまして国が債務保証をしているわけですね。この「借入金に係る...全文を見る
○坂井委員 これを政府保証をする法的規定、根拠規定は、航空機工業振興法の一部を改正する法律、附則第三条の二に基づくのですね。附則三条の二というのは一体どういう解釈になるのですか、御説明ください。
○坂井委員 もう念のために伺うこともないかと思いますけれども、つまり附則三条の二による政府保証は短期運用資金のための政府保証であって、長期運用資金ではありませんね。そういたしますと、これは昭和三十六年からずっと続いてきておるわけですね。日航製はやがては解散。これは移行――どういう...全文を見る
○坂井委員 こういうことについては予算総則で御検討いただきたいですな。つまり、順調に事業を進めていく、そこに利益も生ずる、ですから短期でもって政府が債務保証をしましょう。わかるわけですよ。そういうことを繰り返しずっと来たということはよくわかるわけですが、もうすでに解散が決まってお...全文を見る
○坂井委員 この時点で判断することはできないと公式にはそう言うしかないのですよ。ないけれども、実態から推していくならば、これだけの赤字を抱えた会社であります。赤字は抱えておる、これはもう絶対に減りはしません。するはずがない。アフターサービスは続けなければいかぬわけです。補用部品等...全文を見る
○坂井委員 わかったようなわからぬようなことですが、要するに、それはほかにもいろいろ考えなければいかぬと思いますよ。予算査定の段階でも、これは最初ゼロになったのですよね。復活しまして十億九千万つきましたな。おそらくボーイングとの交渉再開を打ち切るわけにいかぬでしょう。その場合に、...全文を見る
○坂井委員 間もなく時間が来そうですか、総理、これはぜひお考えいただきたいと思いますが、私は、YS11、それからYXの共同開発ということ、こういう航空機産業、これは確かに技術革新の先端に立つ、言うなれば集約型の産業ですね、ですから、これのもたらすところの技術革新への波及効果という...全文を見る
○坂井委員 最後に一問。  田中元総理の公判におきまして検察側が、冒頭陳述でも明らかになっておりますけれども、いわゆる受け取った五億円というものは賄賂である、こういうことを陳述いたしておりますが、当然、有罪になったらこれは没収されるということでしょうけれども、無罪の場合はこれは...全文を見る
○坂井委員 終わります。
03月05日第80回国会 衆議院 予算委員会 第20号
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○坂井委員 福田法務大臣に、あなたの基本的な姿勢、あるいは認識と言った方がいいのでしょうか、ということで伺っておきたいと思うのです。つまり、基本的人権ということについて、人権擁護ということを先般来盛んにおっしゃられまして、そこで、いわゆる灰色高官公表に関した前回の措置に対しまして...全文を見る
○坂井委員 そうしますと、法務大臣、回りくどいわけのわからぬややこしい議論を避けまして、はっきりしませんか。やっぱり法務大臣のおっしゃっていることは、あなたの信念にもよるのでしょうけれども、非常にまずい考え、姿勢というものがあなたの言葉になってあらわれてきておる。特に決定的なのは...全文を見る
○坂井委員 そこで、そういうことになると、法務大臣、また話がまずいのです。私はその大前提としての認識論をまずあなたにお聞きした。というのは、これは事件をうやむやにしてはならぬということなんです。いいですか、なぜこのような事件が起こったのかという、いわゆる構造汚職といわれますが、構...全文を見る
○坂井委員 公表する、しないというのは、その判断領域というのは国会です。資料を受けた国会です。われわれが公表するかしないかについて、国会が国会の責任と判断において決めるべきことなんだ。そういう手続によって前回は公表したわけなんです。あなたのおっしゃっているのは、一体どこが間違いだ...全文を見る
○坂井委員 どうも問題の本質がちょっとそれる。もう一遍もとに戻りますけれども、先ほど読みました、法務大臣おっしゃった「今後そういうものを出せと言われても、法務省としては、私は出す意思はございません。これははっきり明言しておきます。」、これは絶対出さぬということだね。こうおっしゃっ...全文を見る
○坂井委員 そうしますと、今後においても国会が——それでは立場を変えましょう。つまり灰色高官といいましても、これは疑獄解明の一環だと私は思うのですね。灰色高官の公表問題、何もこれだけがロッキード疑獄のすべてじゃないわけで、むしろ一環の問題。より大事なことは何かといったら、この汚職...全文を見る
○坂井委員 法務大臣、改めて念を押すまでもないですね、刑事局長がそうおっしゃるのだから。その場合にはできる限りの協力をいたします、こういうことですな。ただその場合に、やはり秘密会という形であればより提供しやすい、こういうことになりますか。
○坂井委員 それじゃ少し具体的にお聞きしますが、たとえば先般第二次中間報告をなさいましたね。第二次中間報告をされたあの報告の法的な根拠というのはどこにあるのでしょうか。
○坂井委員 そういたしますと、法務大臣はあの報告に当たりまして、検察庁に対して検察庁法十四条の本文、つまり、あなたの指揮権によって検察庁から報告を徴した。そのあなたが得た報告に基づいて第二次中間報告書が作成されて国会に報告された、こういうことになりますか。
○坂井委員 じゃ法務大臣に伺いますが、あなた報告聞かれましたね、検察庁から。どなたから受けられましたですか。
○坂井委員 その受けられた報告の内容は、検察庁が今日までこのロッキード事件に対しまして捜査を行ってきたその捜査の経緯、処分の内容、ことごとくつまびらかに、そのすべてについて報告をお受けになりましたか。
○坂井委員 ちょっと要領を得ないのですが、つまり私、聞きたいのは、第二次報告書をいただきましたね、大変失礼だけれども、薄っぺらい、全く内容的にはゼロというよりも、これは報告ならざる報告だと思うのですけれども、あなたがお聞きになった、あなたが受けられた報告は大変分厚い中身のある報告...全文を見る
○坂井委員 どうも具体的でないと話がかみ合わない。三十ユニット、五人、結構です。わかっています。八人、九十ユニット、お聞きになりましたか。
○坂井委員 もちろん、名前も含めてその経緯等あるいは金の趣旨、流れ等々について報告をお受けになりましたですか。
○坂井委員 名前も聞かれましたね。
○坂井委員 さて、そうしますと、まさにいわゆる真相解明のためのわが国会におきますところの調査特別委員会、ここでは前回、いわゆる灰色政府高官、政治的、道義的責任ありとされる者五名について、検察、法務省からその資料の提出を得て、そして手続に従ってこの氏名の公表をしたわけであります。い...全文を見る
○坂井委員 その場合には、先ほどから議論がありますが、秘密会に対して、何らかの制約条件といいますか、秘密保持の保証であるとか、あるいはまた特別立法であるとか、そういうことは要求されませんね。
○坂井委員 改めて伺うまでもございませんが、法務大臣は、前回、いわゆる灰色政府高官、政治的、道義的責任ありとする国会議員の公表の際に、また国家公安委員長をされておりましたですね。この公表には、当時から非常に疑義があるというお立場であったのか、それともそうではなくて、あの時点でこの...全文を見る
○坂井委員 なお、法務大臣の御認識として伺っておきたいと思うのですけれども、つまり刑事責任と政治責任というのは、これはもう当然全く違うのですが、どこがどう違うのでしょうか。
○坂井委員 こんなことを改めて申し上げるまでもございませんけれども、刑事責任というのは別にしまして、政治責任につきましては、この主体というものはやはり公権力を行使するそういう立場のいわゆる公人に限られておるわけですよね。したがって、そういう点では刑事責任と基本的に異なっておるとい...全文を見る
○坂井委員 法務大臣はそういうことはありませんか。
○坂井委員 総理にこの機会に伺っておきますが、証人喚問問題です。総理が「証人喚問はこれは国会で決めることでありまするから、その決めることについて異議は申し上げませんが、しかし政府が希望するところは、公判に何らかの影響を与えるような証人喚問並びに証人の尋問、そういうものにつきまして...全文を見る
○坂井委員 希望する……。まず、やはり公判に影響を及ぼす、あるいはまた別のところでは裁判官に予断を与えるとかという言い方もされていらっしゃるようですけれども、いまおっしゃったような刑事被告人はこれは困る、まずい、被告人以外の事件関係者であれば、国会議員を含めて、それは別によろしい...全文を見る
○坂井委員 だから、個々の証人について、この証人は具体的に公判維持に影響があるとかあるいは裁判官に予断、偏見を与えるようなその種の証人であるあるいはそうでないとか、証人が具体的でないと直ちにその議論はできないと思いますけれども、まず通常一般論的な物の考え方からしまして、刑事被告人...全文を見る
05月11日第80回国会 衆議院 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第9号
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○坂井委員 東郷さんが証人としておいでいただくことの決まりました先週以後、児玉あるいは児玉グループ、小佐野氏、中曽根氏から何らかの連絡なりお話ございませんでしたでしょうか。
○坂井委員 順次伺ってまいりますが、最初に、四十七年の三月の九日の、いわゆる「一条」における出来事でございます。この席上では、中曽根さんの証言によりますと「何か上場するというお話だけれども、その際に多少でももうかればおれの方の政治資金を応援してくれよ、」こういう証言であります。こ...全文を見る
○坂井委員 それでは、その後四月の二十八日に料亭「中川」で会われたと思いますが、その席では中曽根さんからのお話はどういう内容の話だったでしょうか。
○坂井委員 あらかじめお断りしておきますけれども、あなたが検事に述べられたことあるいは公判廷でのこと、調書の内容等につきましては私どもの方で相当克明に実は承知をいたしております。その上に立ちましてお尋ねをいたしたいと思いますので、どうか要点につきましてお答えをいただきたい。  ...全文を見る
○坂井委員 続けてまいりますけれども、中曽根さんは証言で、続けてこのように言っておられます。「その後、ある人が私のところに来まして、殖産の株が上場されるについては利益が出るはずだ、それを自分も買いたい、しかし自分の名前を出すのはまずい、あなたの名前で東郷君に頼んでみてくれないか、...全文を見る
○坂井委員 お考え違いされないようにお願いしたい。実はあなたと中曽根氏との事実関係について聞いているわけです。一方の中曽根氏は、私がいま申しましたような証言をされましたので、その相手方のあなたが中曽根氏の証言と同じようなことであったのでしょうかどうでしょうかということを聞いている...全文を見る
○坂井委員 では、いま私が申し上げました内容につきましては、これは誤りはないでしょうか。
○坂井委員 この五億円の金につきましては、四十七年十月六日に上和田義彦氏名義でもって三井銀行銀座支店に振り込まれた。十月の六日ですね。その前日、つまり十月の五日、あなたは中曽根氏とお会いになりましたか。
○坂井委員 十月五日の夕刻御報告に参った、つまり中曽根氏に話をした場所、そしてその話の内容につきまして、要点をいま少し正確に御証言をいただきたいと思います。
○坂井委員 上和田秘書の名義を使って五億の金を預金するということにつきましては、この名義を使うことにつきましてあなたの方から上和田氏の名義と、こう言ったのでしょうか、それとも中曽根さんの方から上和田氏の名義にしてくれ、こういう話であったのか。
○坂井委員 そういたしますと、十月六日時点で上和田氏名義で預金されました五億の金は、事実上は中曽根氏の所有する金、献金をした金、こういうことになりますか。
○坂井委員 その後の経緯につきましては省略をいたします。四十八年三月二十日、「千代新」での児玉とあなたの出会いにつきまして、中曽根さんの証言によりますと、「そんな話を私にしまして、」云々とこうありまして、「それじゃおれが児玉氏に頼んであげよう、会ってみなさい、そういうことを私は言...全文を見る
○坂井委員 では、あなたは一切聞いていないということでありますね。これは明快であります。  では、重ねて大変恐縮でございますが、あなたの方から中曽根さんに、実は児玉から「千代新」に夜九時に出てこい、こういう連絡があったのだ、一体どうしたものだろうかというような——その前にもあな...全文を見る
○坂井委員 大変はっきりしました。  もう一つ聞きます。同じ三月二十日の夜、「千代新」でのその同じ日の夜、築地の「河庄」におきまして何事かあった。それをあなたは御存じですね。
○坂井委員 私の質問はこれで一応終わりまして、あと池田克也委員に譲りたいと思いますが、ただ、ここで一言前もって申し上げておきますが、この三月二十日の「千代新」及び同日の「河庄」、この一連の、私をして言わしめれば、児玉氏を中心としたところの二つの会合である。東郷さんにしてみれば、こ...全文を見る
10月13日第82回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○坂井委員 最初に、韓国に対しますわが国の今後の経済協力のあり方につきまして伺いたいのでありますけれども、最近の日韓の情勢をめぐりまして、幾つかの変化が生じてきておる。つまりその一つは、いわゆる在韓米地上軍の撤退ということをカーター大統領が決めた。同時にまた、いわゆる朴政権に対し...全文を見る
○坂井委員 残念ながら、やはり朝鮮半島におきます軍事的な対立というものが今日なお続いておるという中で、在韓米地上軍の撤退という事態が起こってきたということになりますと、韓国にしてみれば、やはりそうした国防力の空白というもの、これをどうしても韓国自身の手で埋めなければならぬ。  ...全文を見る
○坂井委員 これまた残念ながら、総理と私は実は認識を異にするわけです。経済協力のあり方としては、発展途上国に対しまして、韓国もその例外ではなく、それは当該国の民生の安定なり、あるいはまた経済の向上に資するために、平和的次元においてわが国が経済援助をするのである、それは基本的な考え...全文を見る
○坂井委員 結構です。  ただいま外務大臣から政府借款の実績につきましてお答えいただきました。総額で千八十八億四千万円、このほかに、商業信用供与、それから直接投資がございますね。この三つを合わせますと、総額でどうなりますか。
○坂井委員 念のために伺いたいのですが、この三つを合計いたしますと、ドル換算で約十八億ドルというようなことになりましょうか。
○坂井委員 第三次五カ年計画の調査団の報告書を見ますと、これは七二年の二月でございますが、韓国側からわが国への援助期待額、これはたしか九億九千五百万ドルであったと思いますが、そうしますと、実績といたしましてはその約倍、十八億ドル、こういうことになるでしょうか。
○坂井委員 これは年次別ですし、暦年ということの計算の違いがありましょうから厳密には出ないと思いますけれども、およその感覚として私は実は申し上げたわけでして、このことについてあえて詰めるつもりもございません。具体的な内容につきましては後ほどに譲りたいと思います。  第四次の五カ...全文を見る
○坂井委員 これまた念のために伺っておきたいと思いますが、大体韓国側は外資導入百億ドルを期待し、うち二十億ドルを日本に期待するというようなことを漏れ聞くわけでありますが、韓国側からそういう要請はございませんか。
○坂井委員 わかりました。  そうしますと、第四次が七七年、ことしからスタートしたわけですね。ことしの分につきましては、これは実務者レベルで援助額は決まりましたか。同時に、来年の分、次年度分はどうですか。
○坂井委員 外務大臣にちょっと伺いますが、あなたは九月十六日の外務委員会でこのような御答弁をされています。「私どもはこれからの対韓経済協力におきましても、たとえば農業面に対します協力でありますとか、そのようなことを中核的な問題として考えていきたい、いやしくも軍事的な相関関係という...全文を見る
○坂井委員 見て見ぬふりをするというのか、あえて触れたくないという御意図なのかというようなことを私は疑わしく思うわけですけれども、調査団の報告書も、民間ベース経済協力の役割りは今後ともきわめて大きい、しかも、それは重化学工業部門、これに対する協力は不可欠である、こう言っております...全文を見る
○坂井委員 せっかくあなた御答弁いただいたのですが、そんな表向きの、かっこうのいい議論なんかしようと思っていないです。御承知のとおりですけれども、つまり、韓国側の第四次五カ年計画の重化学工業基地建設というのは、実は四つある。一つは昌原機械工業基地、二つ目には麗川総合化学工業基地、...全文を見る
○坂井委員 外務省の御答弁ですか。――お願いします。
○坂井委員 いまお答えいただいたのですけれども、それはどこでつかまれた数字でしょうか。
○坂井委員 ジェトロもいろいろ調査をされまして、つかんでおりますね。それは御承知ですか。
○坂井委員 政府が全額出資しているジェトロ、日本貿易振興会、りっぱなことを書いていますよ。これくらいのことは皆さんおつかみになったらどうですか。不勉強じゃございませんか。大変詳しいですよ。これも一つの御参考にされたら結構だと思います。  そこの出資比率をいま触れられましたが、出...全文を見る
○坂井委員 余りこんな資料をいただかない方がよかったと思いますね。これを外務省からいただいたら、日本企業の進出企業が七社書かれていますよ。それで、いまもうすでに稼働している合弁企業で、韓国側の出資が一〇%、日本側が九〇、同じく韓国側八%、日本側が九二%、一体これは何ですか。あなた...全文を見る
○坂井委員 韓国に輸出されたヘリコプターはいかがですか。
○坂井委員 六六年に二機、七〇年に二機、七二年に一機出ておりませんか。
○坂井委員 一応わかっているけれども、大枠でわからぬからわからぬと言う。もう少しまじめに御答弁いただきたい。そんなヘリコプターが勝手に韓国に飛んでいくはずがないのです。二機や一機のヘリコプターが輸出されまして、それが大枠ではつかんでいるけれども、わからないなんというのは……。まあ...全文を見る
○坂井委員 兵器というのは総合組み立て産業ですよ。そのものずばりで、そこでずばんと飛行機ができるものでもないのですよ。大砲ができるものでもないのですよ。これは総合機械ですよ。精密科学なんですよ。そんな認識というのは常識中の常識じゃありませんか。  KIDC構想、御存じですね。日...全文を見る
○坂井委員 あなた方も皆御存じなんでしょうけれども、韓国総理府発表の七七年「行政白書」は、これはおわかりでしょうね。これは、防衛産業拡大策として海外各国への兵器の輸出を推進する意向、こういうものをここに明記してありますね。さらに、韓国の商工部重工業次官補、この人は、政府は、機械工...全文を見る
○坂井委員 昌原工業団地にわが国の石川島播磨重工業が進出をいたしまして、韓国の三星グループと合弁企業体で三星重工業をつくるということについては御承知でしょうか。
○坂井委員 どういうものをつくる企業でしょうか。
○坂井委員 表向きは各種プラント、確かに書いてありますな。各種プラントというのは問題なんです。当初は造船所を建設する計画であったというようなことも言われてございますが、途中で計画を中断した。総合機械工場を建設するということになった。石川島播磨重工業というのは、御承知のとおり、T5...全文を見る
○坂井委員 ソウル放送でもありましたね。韓国の三星グループが総合機械生産のために新たに設立した三星重工業は、石川島播磨重工業と合弁で韓国では初めての飛行機生産工場建設を計画しておる。これに対しまして韓国商工省が当日明らかにしたところによりますと、七九年から第二次拡張工事で飛行機生...全文を見る
○坂井委員 五十年十月二十四日の当予算委員会におきまして、いろいろな議論がございました。武器禁輸三原則に関してであります。その際政府、当時通産大臣は河本さんでありますが、「韓国内の法人が武器をつくるということは、これは私は日本には関係ない」ことでありますと、日本企業が韓国に進出を...全文を見る
○坂井委員 韓国内において日本企業が武器を生産するという意図を持って合弁体として韓国に進出する場合、それは許されない、こういう見解ですね。
○坂井委員 防衛産業体と申しますか、そういう民間企業体が民間ベースによる経済協力の名のもとに、どんどんと韓国の武器生産のために進出をしていく、これは許しませんと言ったって、事実そういう形で進出をしていく、これは政府としては何らかの措置によってそのようなことのないような手だてをいた...全文を見る
○坂井委員 もし韓国内において日本企業が韓国での武器生産に関係をする、生産を行うというような事態が現実に起こった場合には、これに対してはどう対処されますか。
○坂井委員 総理に重ねて伺っておきたいのです、これは。実は、もう一回、こういうことについてもひとつ心にとめていただいた上で御答弁いただきたい。  経団連防衛生産委員会委員長の昨年の二月の発言であります。「アメリカは韓国から退きつつある。かわって日本が武器輸出、さらに韓国の自国兵...全文を見る
○坂井委員 これはこれ以上の議論はしません。ひとつ念のために御警告というか御忠告といいますか、老婆心だと言われるかもしれませんけれども、総理、十分御認識をしていただきたいと思うのです。  これが現実のものとしてどんどん転がっていくというようなことになりますと、これは私は、冒頭申...全文を見る
○坂井委員 その後調査団を派遣いたしておりますけれども、調査団を派遣されたのはいつでございますか。及び、その際に韓国側から要請された額は幾らでしょうか。
○坂井委員 もう一度正確に申しますが、最初の要請が十九億七千六百三十六万四千円で、調査団が行きまして改めて要請された額が四十億七千六百十五万三千円ではございませんか。そうならそうで結構です。間違いなら御指摘ください。
○坂井委員 それはこちらから出した額でしょう。私が言っているのは要請額を言っているわけです。これは予算書のどこに出てくるのですか。
○坂井委員 いまの額は予算書のどこに出てくるのでしょうかと聞いたのです。
○坂井委員 予算では、昭和四十九年度外務省所管一般会計歳出予算各日明細書を見ますと五億、五十年度が五億、五十一年度が十億、こういうことですか。
○坂井委員 これは予算の立て方自体が私は大問題だと思うのですが、せっかくいま目のところまでいきましたから続けますけれども、これは全くわかりませんな。ソウル大学校に出す無償援助であるということはどこを調べても出てきませんね。これはどういうことなんですか。つまり、経済開発等援助費とい...全文を見る
○坂井委員 もう少し国会の論議の経緯を踏まえて責任のある御答弁をしていただきたい。  ちょっと名前を忘れたけれども、社会党のある委員が質問したのです。それは金烏工高の問題なのです。(「岡田さんとおれだ」と呼ぶ者あり)岡田先生です。そのときに、あれは技術高校と書いてあるのです。こ...全文を見る
○坂井委員 余り外務大臣、頭をひねって日本語をそうややこしく解釈をとると、これは余りにも身勝手過ぎますよ。「なるべく」といったって、何で「なるべく」と言ったかというと、いま申しましたように、これじゃ不十分だ、はっきりしなさいよ、こう聞いたので、これからはそのように、なるべくそうい...全文を見る
○坂井委員 まだ問題がありますので、整理してあと二つ申し上げておきますが、実は金烏工高の場合もずいぶん問題になったわけです。ただ、これは第四回の日韓定期閣僚会議におきまして、共同コミュニケの中には技術高校に対する援助ということではっきりうたってあるのです。ソウル大学の場合は、実は...全文を見る
○坂井委員 技術的な問題としてそういう予算の計上の仕方をしておる、これは許されるであろうという事務当局の判断だろうと私は思うのだけれども、しかしそうじゃなくて、少なくとも条約として国会の承認をとるべき事項には三つある。一つは、法律事項を含むところの国際的な約束、二つは、予算、財政...全文を見る
○坂井委員 法制局長官、あなたは余り経緯を御存じないからそういう答弁をされるのですよ。では、その前に一点伺いましょう。  韓国とわが方の間で、二十億にしましょう、いや、結構ですという、政府と政府間の、これは交換公文じゃありませんが、その際に合意はありましたか、ありませんか。内々...全文を見る
○坂井委員 どういう形で要請が来ましたか、口上書ですか。
○坂井委員 お互いに合意した何かがあるのではないですか。口約束だけですか。
○坂井委員 韓国側から口上書がわが方には来ておりませんか。
○坂井委員 念を押しますが、口上書はないのですね。
○坂井委員 要請します。その口上書を当委員会に提出するようにお取り計らいをいただきたいと思います。
○坂井委員 予算の審議に関する問題であります。対韓経済協力を含め、わが国の海外に対します経済協力のあり方、これを審議する大事な予算書の内容に関する問題、私たちはこれで是であるか否であるかということを審議するために必要として要請しているわけでありますので、委員長におきましてはぜひこ...全文を見る
○坂井委員 総理、第七回日韓閣僚会議で話が出ているのですよ。出ましたといって、ちゃんとこれに書いてありますわ。何の偽りもございませんよ、政府の発行したものですよ。第七回日韓定期閣僚会議において「ソウル大学建設機材供与、資金協力を実施」ちゃんと書いてあります。話が出たのですよ。共同...全文を見る
○坂井委員 時間がございませんので、はしょりまして、一つだけ御指摘申し上げておきます。実は、まさかと思うことでございますが、事実でありますので、あえて指摘をいたしたい。  某省としましょう、一通の通達が実はここにございます。どういう内容かといいますと、各府県に対する通達でござい...全文を見る
○坂井委員 時間が来ましたから、指摘だけします。厚生省です。厚生省環境衛生局水道環境部、ここから出た通達であります。「環整第六十九号昭和五十二年八月十八日 各都道府県廃棄物処理行政担当部(局)長殿」、明確にいろいろありまして、「今回、国庫補助対象施設とした回転炉式し尿焼却施設は、...全文を見る
10月17日第82回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○坂井委員 御回答いただきましたので、あらましを了といたしますが、私がこの問題を提起したのは、行財政改革の一環としての国の、特に入札のあり方、実は、これは相当いろいろな問題があるわけです。やはり本来的には競争入札、つまり国が物品を購入する、あるいはまた国有財産を売却する、その他い...全文を見る
○坂井委員 わずかな時間ですからあれですけれども、このメーカーが特に優秀であるとか、これに限らなければこの種の屎尿処理というものはできないんだというのではまたないんですね。ほかにも業者はあるのですよ。私の方で調べたらメーカー五つあります。この通達を出しました、指定されましたメーカ...全文を見る
12月17日第83回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○坂井委員 お忙しい中を大変に御苦労さまでございます。  ソウルの地下鉄問題等につきましては、後ほど二見委員からお尋ねをするということにいたしたいと思います。  ただ、ただいま委員長から、先刻の理事会におきます合意に基づきまして重ねて秘密理事会におい七名前の提出の御意思はない...全文を見る
○坂井委員 後ほどなお各委員から質疑があると思いますので、それを踏まえまして改めて検討、結論を得たいと思います。  そこで、私は最初に商社の海外活動におきます基本的なあり方等につきまして、あるいは方向性につきまして若干お伺いをしながら質疑を進めていきたいと思います。  最近の...全文を見る
○坂井委員 プラント類の輸出ということが商社にとってはこれから非常に大きなウエートを占めるのだろうと思うのですが、とかく欧米メーカー等に比べますと非常に競争力が弱い。とりわけ円高という状況の中でなかなかこれも困難なことであろう。しかもそうした機械プラント類の輸出ということに相なり...全文を見る
○坂井委員 それぞれ御答弁いただきましたが、一〇%を超えるというようなことはない、こういうお答えでございますが、しかし要求はある。実態につきまして、ひとつなお参考人の皆さん十分に社内、よく従来の実績、経緯等つぶさにひとつこの際調査をされる必要があるのではないかと思いますので、あえ...全文を見る
○坂井委員 大変際立った、実はこれには背景があったようでございますので、およそその内容についてお聞きになっていらっしゃる、内容についてはおおむねは承知しておるということでしょうか。
○坂井委員 ずいぶんはっきりした話と言われておるわけであります。あえてここで省略いたしますが、ただこの時点でどういうわけで新韓碍子が韓国産業銀行の融資を取りつけざるを得なかったか、これは日商岩井さんからの商業借款の導入、これによりますところの高圧碍子の製造プラントの輸入そのものが...全文を見る
○坂井委員 新韓碍子との借款額が三百四十四万九千ドル、一方日商岩井さんと新韓碍子との契約額が二百九十九万九千七百五十ドルですか、これの差異、違いがございますが、これはどういうことでしょうか。
○坂井委員 輸銀総裁にちょっと伺います。融資の申請がなされまして、その中には融資の対象にならない分もあった。当然頭金の一〇%は対象にならぬですね。その他このプラント類の輸出に当たって融資の対象以外のものを省く。そうしますと、その金額が二百三十九万七千二百二十二ドル融資対象、そのう...全文を見る
○坂井委員 東京地裁に出された機械類の総額と全く違うわけですね。明確に食い違いがあるわけですけれども、どっちが正しいのかということになると、やはり日商岩井さんが法廷へ持ち出された証拠書類が正しいと見るのが常識だろうと思いますね、だろうと思いますよ。そうしますと、輸銀に対する申請は...全文を見る
○坂井委員 通産省、それから輸銀、日商岩井さん、その金額の差異について三者間で詰め合わせをされたらいかがでしょうか。そういう御意思はございませんでしょうか。
○坂井委員 それで答えは明確なんですよ。日商さんが一番正確なんです。そうしてくださいということをお願いしたのです。どうも通産あるいは輸銀が何だか渋るような言い方というのは、よろしくないと思いますね。  委員長にお願いいたします。  いずれ三者間ですり合わせがあると思いますが、...全文を見る
○坂井委員 日商岩井さんの方が新韓碍子に対して供与された借款、この総額と、それからそれに対する利子、元金と利息、これはそれぞれ幾らになりますか。いま、もうすべて返りましたか。
○坂井委員 大まかな数字というか、この際細かいところまではあれとしましても、大体総額でどれだけ、元金幾ら、それから利子幾ら、返ってきたのは何ぼと、それぐらいはお答えはいただけないでしょうかね。
○坂井委員 この新韓碍子は、操業の見込みは全く立ってなかったのですが、どうやら引受会社が出たようですね。それでやがて操業の見込みだというようなことを漏れ聞くのですが、あらましどうなっておりますか。あるいは日本の碍子メーカーに対する影響等、この輸入の問題等々につきましても同時にいろ...全文を見る
○坂井委員 時間が迫っておりますので若干聞いて終わりますが、さきに実は私は予算委員会で、武器禁輸三原則との関係におきまして、韓国の昌原工業団地に対します資本進出の形の中での合弁企業による武器の製造、あるいはまた技術提携による武器の製造等々について実は若干質問を行いました。その際福...全文を見る
○坂井委員 やがて通常国会が始まります。その際、河本通産大臣にこれを具体的に質疑を行いたいと思っておりますけれども、これはその前の段階でありますけれども、必ずしも河本通産大臣はそういう考え方ではなさそうであります。特に私が問題にしたいのは、技術提携によりますところの武器の製造の問...全文を見る