坂井弘一

さかいひろいち



当選回数回

坂井弘一の1978年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月28日第84回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○坂井委員 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま議題となりました昭和五十二年度補正予算第二号三案について、賛成の討論を行います。  私どもが第二次補正予算三案に賛成する理由を端的に申しますならば、当面するわが国経済は、財政による追加措置を講じなければ、不況のどろ沼へと陥る...全文を見る
02月06日第84回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○坂井委員 冒頭、総理にお伺いしておきたいことがございます。ロッキード事件が起こりましてちょうど満二年になります。私は、この事件の最大の教訓と申しますか、反省すべき点はやはり日本の政治の金権体質ないし腐敗の体制、これが徹底してメスを入れられて根本的な療治をするというところにあった...全文を見る
○坂井委員 余り押し問答したくないのです。だから、私は具体的に聞いたわけです。たとえば、資料を出してもらいたいということは、この間から何回も要請したわけです。国会の国政調査権に基づく国会からの正式な要請があれば、資料の一部ないし全部はお出しになるでしょうか。全部または一部、こうお...全文を見る
○坂井委員 あの事件解明の国会としての役割り、国民に対して果たすべきその責務という点を踏まえますならば、この事件真相解明への国会の責任ということにつきましてどう認識するかという問題がおのずから根本にあろうかと思うのです。このことについての議論をきょうはなんなんと繰り返そうとは思い...全文を見る
○坂井委員 そうしますと、つまり全容報告というのは最終版だと私は思うのだけれども、これで終わりました、その内容すべてを明らかにします。この全容報告というのは、ここのところ出せませんね。お出しになるというような意思は、いま法務大臣、お持ちじゃございませんね。あわせて同時に、その後解...全文を見る
○坂井委員 どういうことでこういうことになったのであろうかという内容等も含めて、つまり私が言いますところの行政なり政策変更、そういう重要な内容等も含めて御報告されるということであるならば、それはそれなりの意味があろうと私は思うのですね。ただしかし、その場合においても、位置づけをす...全文を見る
○坂井委員 建設省、かなり以前の調査でございますのでいまのようなお答えかと思いますが、現状においては私はきわめて認識は甘いのではないか、この点をまず御指摘申し上げておきたい。後で具体的に申し上げてみましょう。  それから、措置請求の請求は一件もないということでございますが、元請...全文を見る
○坂井委員 後でほかの省庁の大臣にも、手持ちぶさたみたいなので、お伺いしたいと思う。建設省だけじゃないのですよ、公共事業は。後で聞きます。いま建設省に一つ焦点をしぼってお尋ねしておるわけであります。恐らく五十三年度ではまだ約一兆円余りもふえるということですね。これは大変な金額にな...全文を見る
○坂井委員 ずいぶんひどいですよね、実情は。「下請代金支払の適正化について」という通達を建設省はお出しになっておりますけれども、これは実が上がっていないということだろうと思うのです。大体建設省がお考えになっている通常の場合といったら、どうでしょうか、平均してと言いましょうかね、元...全文を見る
○坂井委員 そういうことになりますと、これは総理、実態的にはめっちゃくちゃですわ。私どもの調査がいみじくも実情を、いまお答えいただきましたことと全く符合すると思うのですがね。  そうしますと、昨年も建設省は通達をお出しになりましたね。この通達の第五項を見ますと、「元請負人が前払...全文を見る
○坂井委員 建設大臣、先ほど計画局長にお答えいただいたのですけれども、念のために伺っておきたいのです。  つまり、下請に対します国の前渡金が適切な形でおろされていない。これは明らかに、昨年十一月八日でございましたか、建設省は通達をお出しになっておりますけれども、その通達の内容か...全文を見る
○坂井委員 建設省だけじゃなくて、たとえば農林省、あるいは郵政省、あるいは運輸省、非常に公共事業多いわけですよね。この三省の大臣は、たとえばいま私が指摘してまいりました公共事業に対する前払い金、これがたとえば五十一年度の実績なんかではもうはっきりしているはずだと思いますけれども、...全文を見る
○坂井委員 では、御参考と御勉強のために、私から親切に申し上げておきましょう。  五十一年度の取り扱い実績、農林省は保証件数が三千八百九十七件ございました。これに対します保証金額が三百五十九億九千四百万円。運輸省は五百七十一件、二百億七千九百万。郵政省は八百七十四件、二百三十二...全文を見る
○坂井委員 ですから、できれば一度実態調査、この実態調査というのは、いまのことに限ってでも焦点を当てておやりになってみる必要があるのではないかと私は思うのです。御指摘申し上げておきたい。  これまた会計検査院に念のために聞きますが、従来こういう前払い金の検査をやったことがござい...全文を見る
○坂井委員 そうしますと、会計検査院長、下請に対します分については会計検査院法二十三条一項の七に基づくのかと思いますけれども、この項目では下請は検査の対象にはなり得ますか。
○坂井委員 その辺のむずかしさはあろうと思いますけれども、検査院長どうでしょうかね、せっかくあれですから、各省庁の出される元請の段階を若干検討されて、もう少し、これは大変煩わしいことかもしれませんけれども、さらに検査をより正確にといいますか、この正確にという意味は、この四〇%の金...全文を見る
○坂井委員 この締めとしまして――若干その前に申し上げておきますけれども、この保証会社というのは、三社とも大体高級官僚の天下り、それから銀行さん、それから大手建設会社、この辺でできているわけですよ。だから、元請大手業者との関係が非常に強いわけです。勢い強者の論理がまかり通るのでし...全文を見る
○坂井委員 なお、先ほど指摘した問題で、さっきの表Iでも申しましたけれども、インフレスライド分、これが元請に払われている。ところが、下請にはほとんどインフレスライド分あるいは工事変更分、設計変更分、これが渡されない。そういうのが実情だということのアンケートの回答を御披露したわけで...全文を見る
○坂井委員 実情について申し上げてまいりました。つまり、元請と下請のこの立場の大きな格差は、もちろんほかにもいろいろ下請の締めつけがあるわけでございますけれども、いま申しました調査は、一次下請に対して行ったものでございまして、さらに孫請、二次下請、これはさらにひどいことであろうと...全文を見る
○坂井委員 さて、いまのは保証株式会社の保証による前払い金を中心にして申し上げた。  図示いたしました表に従いまして、その次は設計コンサルタント、この辺の関係につきましてもやはり実態上の一つの問題点として御指摘申し上げておきたいと思います。  端的に言いまして、設計コンサルタ...全文を見る
○坂井委員 それはあなた、勘でおっしゃったらだめですよ。つまり、調査していないのでしょう。なければないでいいですよ。なければ、正直に調査されたらどうでしょうかと私は申し上げるのです。昨年の四月に通達したのですよ。日にちがずいぶんあるわけだよ。しかも、このこと自体も、今度の公共事業...全文を見る
○坂井委員 調査の結果につきましては、ひとつ御報告をいただきたいと思います。  それで総理、えらいショッキングなことを申し上げましょう。これです。「当社希望工区」、これは設計コンサルタントの業者をあえて外しました。これはちゃんとここにあるのです。これは実は四枚あります。五十三年...全文を見る
○坂井委員 登録の取り消しとか、こういうところにはもう委託しないというぐらいの強い態度でやはり臨むべきだと思いますね、大臣。まあ、厳正にということですから、そういう意味だろうと理解をしておきます。いまは設計コンサルタントのことについて、問題点の指摘を実はしたわけであります。ひとつ...全文を見る
○坂井委員 さて、だんだん時間がたってまいりましたので、これは郵政省、電電公社にお聞きいたしますが、電電公社の場合を見ますと、五十三年度予算案では一兆六千一百億の建設投資計画が組まれておりますね。もちろん財投がうち四百八十億予定されておるようでございますけれども、かなり大きな額を...全文を見る
○坂井委員 よくわかります。そういう事業の特異性といいますか高度な技術も要するというわけで、業者六十九社にしぼって指名競争入札をさせておる、こういうことですね。六十九社の業者で指名競争入札ということですか。
○坂井委員 それでは伺いますが、いま年に二回ないし四回、私どもの調査では大体三カ月ないし六カ月ごとに入札をやっているようですね。ところが奇妙なことにはと先ほど申し上げたのは、最初に落札した業者が、何回次の指名競争入札をやっても同じ最初の業者が二年ないし三年と続くのですね。これは一...全文を見る
○坂井委員 私はちゃんと正確に申し上げている。二年ないし三年間と申し上げている。永久にとは言っていない。二年ないし三年間で業者が変わるのです。そういう仕組みになっているのでしょう。――それだったら実情を言いましょうか。あなたがその辺をお答えいただかないと、また電電公社さんに対して...全文を見る
○坂井委員 まあそうですな、関東では大手五社と言われる五社は私ずっと調べました。いまおっしゃるとおり、二年半あるいは三年、それからかわっている。これは各府県調べてみたら、皆そうですね。東京もそうです。三多摩もそうです。関西もそうです。関西なんか大手三社。全国ほぼそういうことですね...全文を見る
○坂井委員 御説明いただきたいと思いますが、そうしますと非常に素朴な疑問が起こります。だれが見てもわかるとおり、それならば二年ないし三年間の間に、まあ短いのは三カ月、長いので六カ月、三カ月としますと年に四回の指名競争入札がある。ほかの業者もその競争に加わるわけですね。年に四回と申...全文を見る
○坂井委員 ちょっと総裁、いまの御答弁は無理があるのですよ。私は特殊性があるというのはわかるのですよ。しかし、全国みんな一緒や。それでなかったら何で指名競争入札をわざわざせないかぬのかと、こうなる。必然的にその業者になりますといういまの御説明は、それは工事の特殊性があって、その地...全文を見る
○坂井委員 わかります。ただ、そういうあれも、たとえばで私言っているわけです。契約一億、ところがそれを超える工事量があった場合、二〇%まではそれは認めましょう、それを超える工事、二〇%までは。そういう契約を交わされておりますね。
○坂井委員 予定をうんとオーバーした、その場合には業者と協議をして更改を行う。その際の更改というのは、やはり指名競争入札をやるのではないですか。
○坂井委員 そこで、公開競争入札でありますが、他の業者が落札するという場合はあり得ますか。
○坂井委員 まあ十分調査してくださいよ。ただ可能性としてあるとかあり得ないとか、そんな議論は私はしたくないのですよ。そういうことを言われるのは実は非常に困る。せっかくぼくはまじめな提案をしているわけです。  総理、お聞きになったとおり、この指名競争論争、全く意味がないですね。工...全文を見る
○坂井委員 電電公社も、こういう形をやる方が管理監督上いいのかもしれないですね。実は私も非常にいま心中複雑なんですよ。こういう形が惰性で流されてきたのではないか。まず便利がいいということだろうと思うのですね。しかし、かといって、最初から業者を、おまえこの領域はおまえのところにやる...全文を見る
○坂井委員 どうか電電公社総裁、郵政大臣、前向きにひとつ御検討ください。  それで、一応この総括編として、締めくくりとして、総理、ちょっとごらんくださいよ。これ、大手から出した見積書です。下請、こういう条件で受けたんだという内容があるのです。先ほど御答弁がありましたけれども、決...全文を見る
○坂井委員 いま法務大臣お答えいただきましたけれども、そういうことだそうですか、総理、これは早く法務省で各関係者との間で詰められまして、成案を得て早くお出しいただきたい、内容はともかくとしましても。総理、どうですか、やはりそういうことで督励をされて、犯罪被害者補償法についてはでき...全文を見る
○坂井委員 泣き寝入りしているのですよ。本当に持っていくところがないのですよ。これはいたたまれないような気持ちだろうと私は思うのですね。その遺族、家族に対する補償ということでもってすべて解決するわけじゃありませんけれども、せめてもの思いやりのあるあらわれだろうと思います。景気浮揚...全文を見る
○坂井委員 終わります。
03月01日第84回国会 衆議院 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第3号
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○坂井委員 最初に委員長に、御提案、お願いをいたしたいと思います。  政治的道義的責任ありとして、四人の方々をいわゆる灰色と認定したのは国会でありますし、紛れもなく当委員会、ロッキード調査特別委員会が認定をしたわけであります。したがって、申すまでもないことでありますが、この認定...全文を見る
○坂井委員 あえて私がなぜそういうことを申し上げるかといいますと、先ほども小林委員からございました、新聞を初めいろいろな報道において、御本人たちの言い分といいますか、はなはだ心外である、その辺のいきさつ、事情についていろいろ述べられておる。少なくともやはり弁明の場はいま一度与えら...全文を見る
○坂井委員 福田総理が四人の方々を指して気の毒だという発言があった。何が気の毒かと言いますと、先ほど御答弁ございましたが、まず事実を、真実をはっきりさせるすべがない。すべがないと言うが、本当にないのでしょうか。人権の重さということを一方に踏まえたならば、すべはあると思います。少な...全文を見る
○坂井委員 それならば単なる公判記録じゃないですか。この公判に、表に出ない関係の資料は一切含まない、公判廷に出されました記録として残る資料についてはお出しをいたします。仮にそういうことであるならばいまでもお出しいただけるのじゃないでしょうか。これは一定の手続はとります。いかがでし...全文を見る
○坂井委員 公判に提出されました資料につきましては、委員長、お計らいください。当委員会にひとつ御提出をいただけるように裁判所の方に手続をとっていただきたい。お願いとして申し上げておきます。
○坂井委員 すべての資料というところに実は意味があるのでありまして、この辺につきましては、いま公判進行中でありますし、特に起訴された二人と四人との関係ということになりますと、丸紅、全日空にかかる行為の、両者間の金の流れの中で密接不可分な関係にある。したがって、その辺もありますので...全文を見る
○坂井委員 あの起訴されました二人と、それからいわゆる灰色の四人の受け取ったとされる金、この金は二人の分と四人の分がそれぞれに交錯するといいますか、どういう関係で密接不可分になるのか、その辺少し具体的に御説明いただきたい。
○坂井委員 法務大臣に伺いますが、どうでしょうか、いまのところ最終報告というか、全容報告はする御意思はございませんか。ありません、ありと思うのだけれども、どうでしょう。
○坂井委員 私の認識から申し上げますと、意見として申し上げますと、まだとても全容報告はできる段階には至っていないし、ましてや全容報告ということになりますと、つまり全容でございますので、児玉・小佐野ルート等のその内容についても、これはまず国民の目から見てほぼ納得のできるような内容が...全文を見る
○坂井委員 まさにその内容いかんだと私も思うのです。したがって、内容等についてあらましどういうお含みといいますか、お考えであろうかということでお尋ねをしたということでございます。  最後に伺っておきますが、PXL白紙還元、P3C導入、これは冒頭陳述での児玉との関係になるわけです...全文を見る
○坂井委員 終わります。
03月01日第84回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第3号
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○坂井分科員 昨年暮れの十二月十二日でした、運輸大臣が総理とお会いになりまして、関西国際空港の設置に関してこれを早期に着工したい、あわせてその際、浮体工法による国際空港の建設ということについて運輸大臣から総理に進言された、こういうことが伝えられているわけでございますが、この経緯と...全文を見る
○坂井分科員 大臣のお考えがいま述べられたのですが、元来この空港建設は、いかなる工法によって建設をするか、つまり埋め立て方式あるいは桟橋方式あるいはまた浮体工法による方式、その他、これは空港建設そのものの非常に重要な問題である。したがって、航空審議会においてもその辺のことについて...全文を見る
○坂井分科員 大臣がお考えになる不況対策という側面、これは私なりに実はわかる気がするわけなんです。ただ、いかなる方式によるかということは非常に重要な問題だ。  そこで、申し上げるまでもございませんが、航空審議会での答申は、要点だけちょっと申しますと、埋め立て工法は「最も確実な施...全文を見る
○坂井分科員 浮体工法を必ずしも私は否定して発言しているわけではございません。ただ問題は、非常に技術的な問題があるという認識については大方の認識のようでございます。なお技術的な進歩等もあるでしょう、あるいは不況対策等もあるでしょう、そういう側面は大事にしなければということについて...全文を見る
○坂井分科員 従来、関係三府県、大阪、兵庫、和歌山、この和歌山県の知事が最近、和歌山県は非常に軽視されてきた、これはもう県民感情でもございますが、そういう中で警戒的白紙であるという態度を崩していない。したがって、これに対して強い抗議要求を行っておることは先刻御承知のとおりでござい...全文を見る
○坂井分科員 したがって、三府県の中の一府県でも最終的に不適当である、こういう判断をした場合には、泉州沖候補地は撤回をする、他に候補地を求める、こういうことに相なるでしょうと、こう聞いておる。イエスかノーかで結構でございます。
○坂井分科員 大臣、よくわかるのですよ。それで前段、警戒的白紙である、こう私は和歌山県の態度を申し上げた。で、文書でもって回答いただいたことに対するまだ強い疑い、懸念がある。そこで改めて確認をした。そのことに対していまのようなお答えが返ってきたから、これはこのことに間違いないとい...全文を見る
○坂井分科員 その「ございませんが」という前提がよろしくない。まあそのことについて議論はいたしません。  そこで、関連いたしますが、周辺地域の整備の調査でございますが、これは国土庁に聞きたい。五十二年度予算では千八百八十万円、そこで五十三年度の調査費は幾らくらい見込んでおるので...全文を見る
○坂井分科員 考え方は、空港建設計画の是非の判断、この判断につきまして、環境影響調査だけじゃなくて地域周辺整備の調査、これが不離一体の関係で行われなければならぬのじゃないか、つまり、非常に広域的ですね、そういうとらまえ方の中でその二つの調査を並行して行う、これが大事だろうと思うの...全文を見る
○坂井分科員 そこで大臣、一つ御提案します。つまり、いまの二つの環境影響調査、それから地域周辺整備のための調査、これは全く不離一体だということについての御認識は全く同じなんですが、非常に広域的です。したがって、この辺の調査をやるということも各府県の主体的な、自主的な要請なり判断と...全文を見る
○坂井分科員 御検討ください。前向きにお願いしたいと思います。  それから土砂の問題、土取りですね。それから水、これまた大問題です。これはもちろん事業主体が決定しませんと、これはいきなりいまここで決められる問題ではない。しかし調査の段階、少なくともどういうところで土取りをするか...全文を見る
○坂井分科員 埋め立てならば五億五千万立方メートル、膨大なものです。ただ浮体工法でも土砂は相当量必要とするわけでありますから、この土取りという問題についても実に重要な空港建設の要素、どこから取るか、この辺がいろいろな意味でずいぶん話題になる。と同時に、そのことが地域の環境問題等に...全文を見る
○坂井分科員 済みませんが、最後に一問だけお願いいたしたいと思います。現在の伊丹空港でございますが、関西国際空港ができた場合に伊丹空港を廃港にするのか、あるいはまた羽田、成田空港のように国際線と国内線の分離方式、こういう関係にするのか、もうぼつぼつ明らかにする時期が近づいてきてお...全文を見る
○坂井分科員 終わります。
03月07日第84回国会 衆議院 予算委員会 第22号
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○坂井委員 私は、公明党・国民会議並びに民社党を代表いたしまして、ただいま議題となりました昭和五十三年度予算三案について、政府がこれを撤回し編成替えを求めるの動議につきまして、共同提案理由とその概要を御説明いたします。  動議の内容につきましては、すでにお手元に配付いたしてあり...全文を見る
06月07日第84回国会 衆議院 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第6号
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○坂井委員 やりとりを伺っておりまして、率直に申し上げまして、ロッキード事件の重大性にかんがみて政府が国会に対しては最大の協力をするという厳粛なる約束、それがいまの答弁ではその姿勢、協力の具体的な内容というものが全くあらわれてこない。はなはだ遺憾に存じます。  そこで、国政調査...全文を見る
○坂井委員 そこで、私はこのあり方、国政調査権のあり方としては、たとえばいまも児玉の具体的な問題が挙がっているわけですが、私企業でありますとか私人の反社会的な行為といいますか、ましてやロッキード事件というきわめて重要な事件、こういう事件を問題とする場合においても、この国政調査権の...全文を見る
○坂井委員 これは総理、政府挙げて国会に対する真相解明のための協力という約束があって、具体的に一つの問題を取り上げて、児玉、この文書の提出をお願いしたい。それに対して出せない。出せないとされる政治的な意味合いにおける政府のその責任の姿勢にはいささか欠けているものがあるのではないか...全文を見る
○坂井委員 それでは確認の意味でもう一度尋ねますけれども、それは裁判の進行段階を見て云々、これは別としても、この種のようなケース、ほかにもいろいろ資料の要求をしたいということがあろうかと思うのです。そういう場合でもいまの税務上の守秘義務ということでもって一切出せません、こういうこ...全文を見る
○坂井委員 しからば、できるだけの協力をいたしますということの協力のあり方として、先ほど国税庁長官はこの委員会のやりとり、答弁の中で、一定の協力という形だろうと思うのですが、課税状況でありますとか、資産の状況について若干の説明をされました。私は、これはそれなりに結構、それなりに結...全文を見る
○坂井委員 大蔵大臣、それを言いたいのですよ。だからその辺までぼくは総理と御相談なさってもいいのじゃないでしょうか。大蔵省として国税庁長官の意見もいろいろあるでしょう。皆さんがいろいろ協議なさって、国会に対して最大のわれわれ協力をするのだ、じゃどこまで言えるだろうか、どうだろうか...全文を見る
○坂井委員 質問に応じてやること自体悪いとは言っていないので、それはそれなりの一つの方法でしょうということです。いま大臣がそういう御答弁でございますから、強いてこれ以上この問題言いませんが、しかし、ここで答弁の形ならできるけれども文書では出せない。これまた一体その理由はどういうこ...全文を見る
○坂井委員 重ねて伺いますが、国政調査権の行使によって得られるべき公益、そして一方では守秘義務によって守られるべき公益といいますか、この二つの公益ですね。この二つの公益を比較考量する。そこで、出すか出さないかの判断は、いまの問題等に限ってはこれはやはり大蔵大臣がされる、こういうこ...全文を見る
○坂井委員 ですから、たとえば文書提出の要請には応ずるわけにはいかぬ、こうした場合に、しかし委員会が秘密会ならば出せますとか、あるいは理事会ならば、そこならば出せますとか、あるいは仮に出せないとしてもそこではかなり詳細に報告ができますとか、あるいは委員会の秘密会も議事録をつくらな...全文を見る
○坂井委員 じゃ、少なくともロッキード委員会が一定のある一つの方法を仮に——ほかにも調整の方法が幾つか、もっともっといろんなことがあるかもしれませんが、そういうことを考えて、たとえば委員会でそういうふうな形でそういう方法で一定の協力を要請した場合には、それは前向いてといいますか、...全文を見る
○坂井委員 時間が参りましたので終わります。
10月04日第85回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○坂井委員 順序を変えまして、最初に、政府の総合経済対策の緊急輸入の分について伺いたいのでありますが、言うまでもなく、この総合経済対策、今回政府が、その中の柱の一つとして、四十億ドル程度の緊急輸入ということをうたっておるわけでございます。  総理にひとつ端的に伺いますが、この四...全文を見る
○坂井委員 宮澤経企庁長官に伺いますが、いかがでしょうか、この四十億ドルの中で、特に仕組み船、この買い戻しが六億五千万ドル、こういうことでございますが、これは達成できますか。
○坂井委員 御答弁によりますと、三十九隻で五隻程度ということですが、いま輸銀の外貨貸付制度を活用しましてドル減らしをしようというわけです。輸銀で承諾したのがいま一件だけ、金額にいたしまして二千六百万ドル、これは三十九隻のうちの一隻だけです。五隻といいますと、あと四隻が申請中だ、こ...全文を見る
○坂井委員 運輸大臣、せっかくの御答弁ですけれども、私は、冒頭に申し上げたつまり三十九隻、六億五千万ドルはまず不可能であろう、同時に、これがドル減らし、つまり政府の言うところの総合経済対策の一環として重要な四十億ドルのドル減らしになるかといいますと、これも結論から申し上げて、なら...全文を見る
○坂井委員 これは答弁になっていない。私は明確に二点、つまりドル減らしにならぬ、なぜならぬかと言えば、払ったドルがそのまま日本に返ってきますよ、こんなばかな話はないじゃないですかというのが一点、それから、仮に向こうで円に交換されてきたとしましても、それは円高現象をさらに誘発し、助...全文を見る
○坂井委員 大蔵大臣、おわかりになっていないですね。そうじゃないのですよ。確かに円高には影響を若干持つ、その部分だけお認めになった。それはそれでよろしい。私が第一点で、それはドルでそのまま返ってくると言った。何でそういうことを言ったか、つまり日本の銀行と外国にある銀行、これが日本...全文を見る
○坂井委員 経企庁長官、そうしますと、この三十九隻、六億五千万ドル、これは資料として経企庁に提出をされたものでしょうか、いかがです。
○坂井委員 確認をいたしたいと思いますが、口頭でお受けになった、こういうことでございましょうか。
○坂井委員 運輸大臣、お願いしとうございますけれども、三十九隻個々につきまして、資料として私の方に提出をいただけましょうか。  なぜそういうことを申し上げるかといいますと、先ほど私が言いました点はきわめて重要だと私は思う。ドルがドル減らしにならなくてそのまま日本に返る、実態的に...全文を見る
○坂井委員 委員長、私は何も一隻一隻全部出せということが主眼じゃないのですよ。もっとはっきり言いますと、三十九隻というのを、まあまあこの辺で三十九隻になるだろう、そうしますとこれで六億五千万ドルになるわい、ボンの公約もこれあり、この辺で緊急輸入まとめておきましょうというような、ま...全文を見る
○坂井委員 余りくどく言いませんが、本当にこれは結果的に達成できなかったなんというようなことになりますと、総理のボンでの公約もありますね、だから真剣に内容をごらんください。そんな簡単なものじゃない。やはりせっぱ詰まって仕組み船なんかに目をつけざるを得なかったというようなことだろう...全文を見る
○坂井委員 建設省、いかがですか。
○坂井委員 では建設大臣、重ねて伺います。「下請代金支払の適正化について」というかねがねの通達がございました。その中で、いまの前払い金の問題につきましては次のように言っております。「とくに公共工事においては、発注者から」元請人に「現金で前金払がなされるので下請負人に対しても相応す...全文を見る
○坂井委員 建設大臣、えらい言い方をして悪いですけれども、いまの答弁はある種のごまかしですな。総理もよくお聞きいただきたい。出来高払いで払うのはあたりまえなんです。そんなものは。前払い金というのは、出来高払いのために払えというのと違うのです。工事は、実際は元請じゃなくて下請がやる...全文を見る
○坂井委員 五項と六項を読んでいただきました。五項は、これは出来形部分に対してきちんとした支払いをしなさいということです。第六項は、元請が受け取った前受け金は、下請に対しても相応する額を払ってあげなさい。ただ、そこにちょっと変わっているのは、労務者の募集、資材の購入その他建設工事...全文を見る
○坂井委員大臣 詳しいことは結構です。
○坂井委員 時間がございませんので、はしょって恐縮でございますけれども、実はことしの二月六日でしたね、私がこの委員会でこの問題を言ったんです。そのときに、大体どれくらいが下請に渡って適当かと聞きましたら、元請が受けた前払い金の三七、八%、これが相応する額だろうと、こういう答弁があ...全文を見る
○坂井委員 より明確に建設大臣、お答えいただきました。支払い条件の一部、それは工事代金の一部である、結構です。確かにそうです。  そこで、そうであるならば、この前払い金に対して利息を取るというような行為は国はいたしてはおりませんね。
○坂井委員 その後の部分はちょっとおかしいですが、後で申します。国は確かに金利は取っておりませんよ、結構です。ただ、当然三公社五現業等の関係等においても、住宅公団でありますとか道路公団、これは取っていません。それでも金利を取っているところがあるんですよ。日本国有鉄道、日本鉄道建設...全文を見る
○坂井委員 結構です。もう少し実態だけ……。  いま三つ出ましたので、五十一年度の国鉄、鉄建公団、電電公社、ちょっと実際だけ言います。国鉄は、前払い金が六百億、これで金利がどれぐらいあったかと言いますと三十億。それから鉄建公団、これが前払い金三百四十億払った。これに対して金利を...全文を見る
○坂井委員 私の方は実態調査したのです。そういう実態が続々出てきました。下請は元請に対して力関係で言えないのですよ。泣く泣くの関係ですよ。まあ聞いてください、これはないしょでという話がいっぱいある。元請は二%という金利を国から見てもらっております。その二%の金利まで元請がひとり占...全文を見る
○坂井委員 政府はそういう実情についてつぶさに調査をされないで、そして直ちに違法ではないと思うというような御答弁は私はいただけないのです。いかがですか。決して無理なことを申し上げているのじゃない。  総理、いまのような実情だということを私は指摘したわけなんです。一度調査をされて...全文を見る
○坂井委員 二つばかり提案します。  前払い金です。元請業者は四〇%相当の前払い金を現金でもらっています。これを留保いたします。銀行に預金します。利子を生みます。下請に対しては前払い金は微々たる額。しかも利子を取るとかあるいは現金で払わないで手形で払う。手形で払われるためにその...全文を見る
○坂井委員 総理、いま私が提案しました問題、一点。  それからいま一点、前払い金ですが、元請から受けて直接工事を施工する中小建設業者、こういう業者に対しても、施工能力でありますとか財務管理能力、こういうことを勘案して、下請の要するに信用度、そういうものを勘案した上直接保証する。...全文を見る
○坂井委員 時間が迫りましたので残念ですけれども、実は私は各都道府県に約八項目、アンケートを求めたわけです。これは都道府県から非常に熱心にいろいろ回答をいただきました。これをつぶさにずっと見てみました。これは、回答が返ったのがきょう現在で十九ございます。これを見ましたらいろいろ問...全文を見る
○坂井委員 次の国会に出しますか。
○坂井委員 議論を詰める時間がございません。  総理、公共事業につきまして来年からどうなるのかということがさっぱりわからぬというわけです。それで、いろいろな資材関係にしろ人の問題にしろ、同時に金の問題、特に地方自治体は、ことしはやって、来年あるいは再来年あたりがどうなるかわから...全文を見る
○坂井委員 それで、同じくこの三全総に関係しますが、定住圏構想というものを定着させていくというために、三全総そのものに対するいろいろな認識といいますか見方、これは別にいたしまして、この構想を実現しようとした場合に、教育あるいは文化あるいは医療、そういう都市機能をここに置くというこ...全文を見る
10月18日第85回国会 衆議院 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第2号
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○坂井委員 福永一臣氏の証人喚問につきましては、公判に支障のない段階ということでありますれば、先ほどお答えございましたが、伊藤、副島の検事調書が採用された段階――これは委員長に確認しておきたいと思うのですが、この両名の検事調書が採用された段階では、公判に支障がないから、したがって...全文を見る
○坂井委員 採用された後で喚問を実現するということですね、喚問されたらば……。
○坂井委員 この場所はちょっと議論しにくい。理事会等に譲りましょうが、いずれにしましても、喚問する方向、その方向というのは委員長に一任したのですが、その方向が実現するものは何かといいますと、公判に支障のないという前提を置かれたはずだと思いますね。公判に支障のないということは、具体...全文を見る
○坂井委員 場所を改めまして……。  法務大臣に伺いますが、ただいま小林委員から最終報告の問題が出ました。お答えがあったわけですが、やはり今後の公判の進行状況、これを見ながら、最終的には公判が終結をしたそういう時点において初めて国会における最終報告、それは単に公判の全貌等を網羅...全文を見る
○坂井委員 嘱託尋問調書の証拠採用を決定されたわけですが、この決定書の中には「コーチャン、クラッターら米側関係者の供述を得るまでは国内関係者の取り調べも進展せず、国会による証人喚問もまたその功を奏さない状況にあったのであるから、真相解明のためには嘱託尋問の方法によりコーチャンらの...全文を見る
○坂井委員 功を奏さなかったとおっしゃっているので、どういう意味なんだろうかな、いろいろな意味にとれるわけなんですよ。ですから、検察ないし司法の率直なこれに対する、どういう意図で国会に対してこういう表現をされたのかということをお聞きするならば、われわれ国会としてもこの真相解明のた...全文を見る
○坂井委員 伊藤刑事局長、あなたのそういう御見解、御認識であればそれはそれで結構だと私は思うのです。ただ、これを読みますと、逆に言いますと、国会における証人喚問がその効を奏しておったならば、いま言われる重要な公訴権の放棄はしなくてもよかったのではないか、こういう感じに読み取れます...全文を見る
○坂井委員 そういたしますと、起訴できるかもしれないと思われるロッキード社の関係者に対してその有無、決定をする前の段階でこれを放棄したということになりますと、これはやはりわが国の法秩序を維持していくという機能が侵害された、こういう解釈をしても間違いではございませんか。
○坂井委員 ただ、刑事局長、ここで言っている公益というのは、要するに公訴権を放棄することによって失われる公益というのは、コーチャン、クラッターという私人といいますか、要するに個人の利益、利害ということは公益じゃないでしょう。このことによって失われるかもしれないという公益は何かとい...全文を見る
○坂井委員 法務大臣、いま刑事局長の御答弁をいただきながら大体わかるのですが、起訴される可能性はほとんどゼロに近い、確かにそういう状況だっただろうと思うのですね。こういう不起訴宣明、これはコーチャンあるいはクラッターが外国人であって日本の法廷にはまずほとんど出れない、状況から見ま...全文を見る
○坂井委員 時間ですから終わります。