鈴木宗男

すずきむねお

比例代表選出
日本維新の会
当選回数1回

鈴木宗男の1993年の発言一覧

開催日 会議名 発言
04月16日第126回国会 衆議院 外務委員会 第3号
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○鈴木(宗)委員 武藤大臣、対ロシア支援会議、大変御苦労さまでありました。国際社会の一員として、また今の日本の立場等を考えるときに、この対ロシア支援はやらなくてはいけないものだ、私はかように認識をしております。  ただ、今回のこの支援で、きのう私は根室の大矢市長と話をしたのです...全文を見る
○鈴木(宗)委員 大臣、今大臣から領土問題は棚上げをしないという話がありましたが、大臣がこの七日に、就任後初めての会見では、領土問題は棚上げしない、日ロ外相会談には議題にしますと明確に言っているんです。ところが、十三日の閣議後の記者会見では、大臣は、北方領土問題と対ロ支援は分離い...全文を見る
○鈴木(宗)委員 大臣、私は大臣の会見の要旨も伺っていますけれども、私は報道の方が正確だと思っています、この流れから見ますと。基本的には、大臣が質問に答えて、やはり分離という話になっているわけですよ。  しからば、大臣、ああいう報道があったとき、なぜすぐさま抗議するなり否定する...全文を見る
○鈴木(宗)委員 大臣、私は念のために各紙のここの報道を持ってきております。そこで、大方の報道というのは、例えば対ロシアについては、「すべてを越え支援」あるいは「すべてを超越」だとか、あと大臣が言っている「切り離し明言」なんというのは、私はこの産経新聞の話は比較的大臣のことも伝わ...全文を見る
○鈴木(宗)委員 大臣も政治家ですから、私はこう思うのですよ。選挙で一票が欲しいとき、ただお願いしますと言って頭を下げたってなかなか実感として一票来ませんよ。本当に頼みますと言って、両手を握って頭を下げて相手の心を打つことにありますが、きのうの大臣とコズイレフさんのやりとりの中で...全文を見る
○鈴木(宗)委員 大臣、北方領土問題が日ロ間にある、これは共通の認識であります。同時に、G7の国々がいつでもそれは評価してくれているし、また理解もしてくれている。しからば、G7のあの会議で、私は領土問題は出す問題じゃないと思うけれども、二国間の外相会談では当然日本の立場というのは...全文を見る
○鈴木(宗)委員 今のその大臣の答弁等にも関係して私はまた質問するのですけれども、官房長官が十五日の会見で、政経不可分は放棄だ、あるいは政経不可分は緩和だ、もっと具体的に言うならば、政経不可分という消極的な考え方は今はとらない、拡大均衡という積極的な考え方をとっていると。言ってみ...全文を見る
○鈴木(宗)委員 しからば、私は、この官房長官の発言というのは少し踏み込み過ぎだと思いますよ。外交の責任者は外務大臣であると思いますよ。きょうは局長も来ておるから、官房長官が何を言ったかわかっていると思いますけれども、これはちょっと閣内不統一も甚だしいし、日本の外交政策の根幹にか...全文を見る
○鈴木(宗)委員 ちょっと局長、答弁、時間がないから。  局長、これは答弁になっていないのです、はっきり言って。官房長官は、政経不可分の原則についてそういう後ろ向き、否定的な考え方はとらないというふうに明確に言っているのですよ。いいですか、言ってみれば政経不可分はとらない。 ...全文を見る
○鈴木(宗)委員 私は野村局長さんとやりとりしてこの話をしても、私は野村さんを尊敬している方ですからこれ以上はやりませんけれども。  外務大臣、私はいま一度、この領土問題は日本にとって大事な民族の悲願であるんだという考え方のもとで、この問題については一歩も引かないという強い姿勢...全文を見る
○鈴木(宗)委員 大臣、ですから従来どおりの方針で日本としては行くんだということは間違いないですね。
○鈴木(宗)委員 ところで大臣、エリツィン大統領の訪日問題が出てまいりました。そこで、エリツィン大統領はモスクワのクレムリンでの記者会見で、領土分離条件にそういった雰囲気が出てきたものだから私は日本に行くことを考えているんだ、希望しているんだというような話になってもおりますけれど...全文を見る
○鈴木(宗)委員 これは大臣、向こうが間違ったシグナルを受けて、間違った考えで日本に来てもらっても、これまた逆に冷え込むだけの話であって、いい話ではないと思うのですね。私は、これはもうやはり正確なシグナルを送って、それに対するまた返事をもらうということが大事ではないかと思うのです...全文を見る
○鈴木(宗)委員 それは外務大臣はそう言っても、エリツィンさんが、宮澤首相が最近ロシアと日本との経済協力関係と領土問題を分離することを表明したため訪日が可能になったと説明した、こうなっているのですね。この点なんかも私は極めて危険な話ではないかと思っているのです。  ですから、こ...全文を見る
○鈴木(宗)委員 しからば大臣、大臣が訪ロするのではないかという話が流れておりますけれども、この連休中に大臣はロシアに行く予定があるのかどうか。同時に、行く場合、そこでエリツィン大統領訪日の日程を詰めてくるのかどうか。お知らせをいただきたいと思います。
○鈴木(宗)委員 私は、大臣が行くか行かないかを今聞いているのですよ、この連休中に。ですから、大臣はこの日本とロシア問題を進めていく上でどんなタイムスケジュールを持っておるか、あるいは大臣自身としては、おれはもう積極的に行くんだ、だからそれで今日程を詰めているんだとか、そういうこ...全文を見る
○鈴木(宗)委員 エリツィン大統領が訪日可能になったというクレムリンでの記者会見の話が日本に来たとき、大臣も総理も歓迎の意思表示をされましたね。コズイレフさんが宮澤総理とお会いしたときも、私の聞くところによると、サミット前でもあるいはサミット後でも来る用意はあるという話に対して、...全文を見る
○鈴木(宗)委員 来るなら国賓で来るわけですから、日本のいろいろな関係者、それぞれの立場の人との会談等もセットしなければいけませんから、私は日程は限られてくると思うのですが、例えば七月にはサミットがある、六月には皇太子様の御成婚もあれば饗宴の儀もある、あるいは政治的な日程も入って...全文を見る
○鈴木(宗)委員 せっかく、例えば日ロ関係を進展したいというならば、エリツィンさんの方で五月にも訪日可能だと言ってきた場合、私は、外務省が信頼されないのは今の答弁だと思うのですよ。日本として顔の見えた外交、形の見える外交をするには、しからば向こうからボールが打たれたならば、こっち...全文を見る
○鈴木(宗)委員 すべてにはタイミングというものがありますから、大臣、私はやはり大臣みずからが政治決断をしながら動かしていくことも必要でないかと思っているのです。外交ルート外交ルートと言うけれども、それがタイミングを失ったらどうするのでしょうか。向こうがせっかく打ってきたならば、...全文を見る
○鈴木(宗)委員 大臣、私が言っているのは、その目に見える援助も結構ですし、大事なことなんですよ。  サハリン州がまさに知事がかわった。あの地域住民の理解を得ずしてまたこの北方領土の問題も私は解決できないと思う。そのためにわざわざビザなし渡航もやっているわけなんです。そのビザな...全文を見る
○鈴木(宗)委員 時間ですから終わりますけれども、どうぞ大臣、この領土問題は私は本当に一億二千三百万日本人の悲願であるということ、あの沖縄の返還なくして日本の戦後は終わらぬと佐藤さんが言ったけれども、私はあのとき、なぜ北方領土とつけてくれぬかったかなと今でも、当時私はまだ若い者で...全文を見る
04月23日第126回国会 衆議院 外務委員会 第5号
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○鈴木(宗)委員 外務大臣、きょう天皇陛下が初めて沖縄を天皇陛下として訪問されます。極めて意義ある日ではないか、私はこう思っております。ついては、この件に関する大臣の感想、思いと、沖縄の皆さん方が大変な御苦労をなされているということにかんがみましても、基地問題等沖縄は大変な課題を...全文を見る
○鈴木(宗)委員 大臣もごらんになったかと思いますけれども、沖縄に行きますと、海軍壕に大田中将閣下の「沖縄県民かく戦えり、後世の皆さん、沖縄県民に対し特別の御配慮賜らんことを……」ということが記されております。私は非常に感銘を受けているのでありますけれども、大臣、沖縄県民に対する...全文を見る
○鈴木(宗)委員 大臣、この統一見解でいきますと、「いずれの国との関係においても、政治面での関係と経済面での関係は不可分な形で関連しており、その意味で「政経不可分」は一般的な原則であると言える。」こう書いていますけれども、これを裏を返せば、これはもう政経不可分は事実上使いませんよ...全文を見る
○鈴木(宗)委員 大臣、そうしますと、これからは、表現といいますか基本的な認識として、政経不可分は言葉としては使わない、今まさに動いてきておる、ロシアも変わってきておる、ですから拡大均衡という言葉で統一していくのだ、こう受けとめてよろしいですか。
○鈴木(宗)委員 そうしますと、大臣、表現としてはもう拡大均衡で統一していくとするならば、私はやはり対ロ外交あるいは対ロ政策における一つの大きな変更だと思うのですね。  同時に、大臣は二十一日の衆議院の安全保障委員会で、政経不可分は考え方を変えてもいいのではないかという質問に対...全文を見る
○鈴木(宗)委員 そこで大臣、政経不可分の原則は守りながら表現は拡大均衡。政経不可分の原則は守りながらというのは、これはさっき言ったように、ロシアのみならずほかの国も、いずれの国にも該当する表現なんです、言ってみれば。ただ、ロシアには領土問題がありますね。  そこで、今私がこう...全文を見る
○鈴木(宗)委員 大臣、この統一見解では、「ゴルバチョフ時代以降、ソ連邦側が領土問題の存在を認めるようになって以来、この考え方の延長として、政治、経済両面での動きが相互に良い影響を与えながらともに前進して行くという意味で、「拡大均衡」という言葉を用いているところである。いずれにせ...全文を見る
○鈴木(宗)委員 大臣、日ロ間に領土問題があるのは当たり前のことで、これは議論する余地のない話なんですよ。  私が言っているのは、例えばこの前のコズイレフ大臣と武藤大臣との会談の中でも、領土問題については、領土問題を解決して平和条約を締結するプロセスを進展させ、両分野がよい影響...全文を見る
○鈴木(宗)委員 これは大臣、言葉のやりとりではなくて現実問題として、絶えず今まで日本は領土問題があるということで言ってきている。その主張のフレーズといいますか文言がやわらかくなったら、何となく受ける側としては何かしら頼りないなというような感情で受けとめてもこれは仕方ないことだと...全文を見る
○鈴木(宗)委員 そこで大臣、その絡みとして私が言っているのは、例えばエリツィンさんが十四日クレムリンで記者会見している。このときは、領土と支援は分離したから私は日本に行ってもいいんだみたいな記者会見なわけですよ。そこら辺もリンクしてくるものですから、私はしつこく言っているわけな...全文を見る
○鈴木(宗)委員 大臣、エリツィン大統領は記者会見の中で、日本への公式訪問の可能性が生まれつつある、というのも、宮澤日本国総理大臣が、我々の経済協力の問題と領土問題という二つの問題が正面衝突しない旨明確に述べられたからだ、時期に関しては、全くのあり得る話し合いのたたき台としては、...全文を見る
○鈴木(宗)委員 大臣、その十四日のエリツィン発言は、まさに大臣とコズイレフの会談の前であります。ところがコズイレフさんは、大臣と会談した後も共同通信の記者会見でこの分離の話はしておりますよ。それは日本の報道にも入っておりますよ。これはどう思いますか。野村局長、それは資料はあるで...全文を見る
○鈴木(宗)委員 ですから、大臣がきちんと言っても、向こうがそう受けとめないと、これまたお互いに誤解の中で困ったことになるなと私は思っているのですよ。コズイレフさんの日本におけるあの共同通信との記者会見では一例えば北方領土の問題の早期解決は考えない、日本政府から出された建設的なシ...全文を見る
○鈴木(宗)委員 ですから大臣、向こうが会談の中でそう言ったといっても、向こうがまた別のことを帰って言ったらどうするのですか。外交にはよくあることですよ。  例えば日韓条約にしたって、大平さんが日本で言った話と当時金鍾泌さんが韓国で言った話は全然違うわけですから、歴史的考察をし...全文を見る
○鈴木(宗)委員 大臣、大臣ももう既に経験されていると思いますけれども、武藤大臣が外で言われたことは、これは武藤大臣個人の見解でなくて、日本国の見解として出てくるのです。ですから、コズイレフさんも向こうで、外で記者会見なんかで言ったことはやはりロシアの外務大臣としての発言になって...全文を見る
○鈴木(宗)委員 特に大臣、もうおわかりかと思いますけれども、ヒューストン・サミットで議長宣言に入れたときの海部総理の表現は、日本にとってこの際特に触れておきたいと考えた点は、ソ連と日本との二国間問題としてではなく、第二次世界大戦が終了したときのソ連の膨張主義の結果としての北方領...全文を見る
○鈴木(宗)委員 今まで大臣は、サミットで取り扱うかどうかにつきましては消極的だったと思いますけれども、今総理と相談する、これは非常に明るい展望がありましたから、ぜひともその線でお願いしたい。  同時に、領土問題ということで、武藤外交を確立する上からも、ぜひともいま一度突っ込ん...全文を見る
05月19日第126回国会 衆議院 外務委員会 第10号
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○鈴木(宗)委員 武藤外務大臣にお聞きしますが、これは例の十四日の報道なのですけれども、ロシアの外交指針文書「外交政策の理念」という中で、領土問題は存在せずという報道があって、しかもこれは大統領が承認している、サインまでしておるのだというような記述がなされておるのでありますけれど...全文を見る
○鈴木(宗)委員 欧亜局長さん、例えばこれは、事実無根ならば事実無根なりに私は対応すべきでないかと思いますね。情報がひとり歩きしているのを私は一番懸念するのです。  特に、領土返還というのはまさに一億二千三百万日本国民の悲願でありますから、私は、こういった報道によって非常に人心...全文を見る
○鈴木(宗)委員 野村局長、そのブレジネフ時代にさかのぼりするということは文書に記されているのですか。私は、文書の中ではブレジネフ云々という言葉がないと思うのですけれども、ブレジネフ時代にさかのぼりすると向こうが言っているのか、言っていないのか。
○鈴木(宗)委員 時間がありませんから、局長、私が聞いているのは「外交政策の理念」、対日関係部分についての要旨が新聞に述べられている、そこにはブレジネフも何も出ていない、ただ出ているのは、領土問題は存在しないということになっておるから、この事実はどうかということを聞いているのです...全文を見る
○鈴木(宗)委員 これは十四日に出ている話でありますから、もう約一週間近くになりますから、こういった問題のときには私は速やかに打ち返しをしてもらいたい、こう思います。  そこで大臣、きのう中曽根元首相がエリツィン大統領とお会いをしております。その会談要旨を拝見しますと、二国間交...全文を見る
○鈴木(宗)委員 大臣、領土問題というのは日本の基本的なスタンスですよ。ただ、私が心配しているのが、外交交渉、相手があるわけですから、その相手側がこういったことを日本の元首相に言っている。当然大使館のしかるべき人も立ち会っているはずです。私は、右バッターボックスと左バッターボック...全文を見る
○鈴木(宗)委員 日本政府としては、拡大均衡の方針でいきますよ、政経不可分じゃありません、大臣はこういったお話をされておりますね。日本がそう言って前向きな話をしても、受ける側が後退しておっては、これは前進はない、私はこう思っているのです。この点、私は心配しているものですからあえて...全文を見る
○鈴木(宗)委員 大臣、今の局長の答弁で、親書の中に、一つは、G7での支援の感謝があった、これはいいと思うのですが、二つ目には、公式訪問は五月はだめで、九月、十月検討したい、こういう意向でありますから、私は、これを踏まえて今後ともきちっとした外交ルートでの調整はしてもらいたい、こ...全文を見る
○鈴木(宗)委員 大臣、確認させてもらいますけれども、東京サミットでも領土問題には、形はどうであれ触れる方向で進めているという受けとめ方をしてよろしいですか。
○鈴木(宗)委員 東京で行われる、宮澤総理がまさに議長でありますから、議長のある程度のイニシアチブも発揮できるわけでありますから、政府としてその姿勢であるならば、私はそれなりに領土問題は、いかなる形にせよはいれると思っているんですね。ですから、私が聞きたいのは、外務大臣としてその...全文を見る
○鈴木(宗)委員 これは大臣、ぜひとも東京サミットにおかれましても、せっかくヒューストン、ロンドン、ミュンヘンという流れで来ているわけでありますから、やはり日本で行われるという一つの意義あるサミットでありますから、その上でもきちっと文言に載るように、いかなる形にせよ文言に載るよう...全文を見る
○鈴木(宗)委員 大臣、これは法案を通す際は三年後の見直しということになっておりますけれども、今のカンボジアの状況等を見ると、そんなに間を置けるような話でもないかといって五月二十三日から一週間選挙も行われる。それに間に合わせるかというと大変でありますけれども、三年後の見直しを大臣...全文を見る
○鈴木(宗)委員 世論の動向は極めて大事でありますけれども、法律を出すか出さないかは、これは内閣なんです。出して、国会で審議をして、そこでまた国民の理解を得るというのが私は通常の手続ではないかと思っているのです。ですから、大臣としての考えはどうかということを私は今お尋ねしているの...全文を見る
○鈴木(宗)委員 大臣、昨年このPKO法案を成立させる過程でいろいろなことがありましたが、成立最優先で国会が動いてきたなという感じを私は持っているのです。  しからば、今カンボジアの状況等を見るときに、果たしてこの法律で十分だろうか、当然その疑問は政治家のみならず、多くの国民も...全文を見る
○鈴木(宗)委員 不幸な事故が起きた場合、安全対策がどうかとか、すぐこういう話が出てまいります。しからば、その安全対策をするように法律がなっているかどうかということは、私はこれは正攻法で議論して何もそごはないと思っているのです。やはりそのためには、私は外務大臣がしっかりとしたお考...全文を見る
○鈴木(宗)委員 まずはその選挙を実施することが私は最大の先決事項だと思います。  そこで、この選挙の四派の動きでありますけれども、ポル・ポト派は参加しないと、これは明確に言っておりますが、ラナリット派、ソン・サン派の動向は今どうなっておるか。ソン・サン派なんかも若干ふらついて...全文を見る
○鈴木(宗)委員 あと、要員の安全対策についての現状を聞きたいのですけれども、例えば文民警察要員の再配置だとか投票所の削減、これは幾つになったものか、さらには山崎隊長の巡回はどうなっておるのか、これも最新の情報をお尋ねしたいと思います。
○鈴木(宗)委員 選挙後のUNTACについてですけれども、この日本の派遣要員、選挙監視要員は六月十一日に帰るようでありますけれども、文民警察は七月十三日までが期間かと思うのであります。一部によりますと、選挙が終わった後は早く帰った方がいいのじゃないかという報道もありますし、あるい...全文を見る
○鈴木(宗)委員 澁谷さん、日本としてはどう考えているかということですよ。UNTACの了解を得られれば、例えば七月十三日、文民警察は期間があるけれども、だからその前にも帰れるのかどうかということを聞いているわけですよ。
○鈴木(宗)委員 澁谷局長、だからそれは、もちろんUNTACの合意を得なければ事は進まないのですよ。日本政府としては、投票も終わりました、開票の結果も出ました、文民警察はもうよろしいのではないのでしょうか、速やかに帰らせていただきますよという考えを持っているかどうか。それをUNT...全文を見る
○鈴木(宗)委員 だから澁谷さん、安全を重視というのは先に言うべき話でありますからこれはいいんですけれども、例えば文民警察は七月十三日だけれども、自衛隊の施設大隊は十月末までが任期ですよね。それとも、UNTACの任期切れは九月十五日でありますから、ここで撤収していいかどうかという...全文を見る
○鈴木(宗)委員 いや、だから日本政府としてどう言うかということを私は聞いているのですよ。
○鈴木(宗)委員 澁谷さん、ちょっとそこにいてください。  私は、文民警察なども、例えば投票が終わって開票結果が出た、そこで一段落、我々の仕事は終わったということになれば、早く帰してくださいと言っても問題ないと思うのですね。それが外務省の説明によると、例えば、あなた知っていると...全文を見る
○鈴木(宗)委員 澁谷さんと話しておってもこれ以上進まぬと思うからこれでやめますけれども、私は、日本政府がこうだという希望を出さぬ限りUNTACだって動かないと思うのですよ。その点、日本政府はこうだ、安全が心配だと言うならば、一つの大きな仕事が終わったときは速やかに帰らせてもらい...全文を見る
○鈴木(宗)委員 終わります。
○鈴木(宗)委員長代理 古堅委員に申し上げますが、もう時間が過ぎておりますので、よろしくお願いします。
○鈴木(宗)委員長代理 和田一仁君。
08月06日第127回国会 衆議院 議院運営委員会 第1号
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○鈴木(宗)委員 自由連合だとか社会何とかというのを、具体的にちょっと教えてもらえますか。
○鈴木(宗)委員 はい、わかりました。     ―――――――――――――
10月15日第128回国会 衆議院 外務委員会 第1号
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○鈴木(宗)委員 外務大臣、日ロの首脳会談大変御苦労さまでした。モスクワでああいうような事件がありましたから、エリツィンさんの訪日がどうなるかということは大変気ももみましたし、やきもきもしたのではないか、こう思うのであります。  私は、今、国際社会が冷戦から協調という新しい枠組...全文を見る
○鈴木(宗)委員 今大臣から、シベリア抑留者に対するおわびとか、領土問題の存在を明確にしたこと、さらには、各種経済宣言を含めての合意文書も調印できだということが言われました。私もその点は同感だ、こんなふうに思っておりますし、何よりも領土問題の存在をきちっと明確に打ち出しただけでも...全文を見る
○鈴木(宗)委員 おととしの海部・ゴルバチョフ会談では、歯舞、色丹、国後、択捉という順番であったものですから、今回この名前がちょうど逆になっているものですから、何か意味があるのか。同時に、考えるならば、例の五六年の宣言との絡みもあって例えば順番が変わったのかな、あるいは政策的な何...全文を見る
○鈴木(宗)委員 今大臣から倉庫だとか輸送手段は考えていきたいという話がありましたが、具体的にいつからどう実行するか、あるいは今現在どうなっているか、それをお知らせいただきたい、こう思います。
○鈴木(宗)委員 野村局長さん、例えば、ビザなし渡航で行っても泊まるところもないというのが実態です。また、輸送手段もないというのが実態ですね。私は、これは早くやった方がいい、こう思うのですね。  そういった意味では、例えば今年度中にそういったものはつくれるのか、あるいは送ること...全文を見る
○鈴木(宗)委員 プレハブなりその輸送手段なり講ずるということでありますから、それはそれで受けとめておきますけれども、予算の獲得には私ども協力しますから、きちっと対応してもらいたい、こう思っております。  あと、東京宣言の第三項で、これは外務大臣にお聞きするのですけれども、日本...全文を見る
○鈴木(宗)委員 いずれにせよ、外交チャンネルを通じてそれは詰めていくことだと思うのですけれども、大臣、国会も十二月の十五日までが会期であります。さらに、年末は予算編成もあります、さすれば、一月には通常国会も開かれる、おのずから大体ここら辺だというのは詰まってくると思うのですね。...全文を見る
○鈴木(宗)委員 間断ない首脳会談あるいは各種レベルでの会談というのは必ず実を結ぶものだ、こう思っておりますので、今大臣の言われた、やはりその一月を頭に入れてということを私も受けとめながら、なるべく早いうちに訪日して、これは領土問題の解決を図ってもらいたい、こう思っています。 ...全文を見る
○鈴木(宗)委員 やはりすべて交渉にはタイミングというものがありますから、やはりこの機を逃さず積極的に、私は、民族の悲願の問題であります領土問題、これにぜひとも取り組んでいただきたい、こう思っております。  あと大臣、今回の首脳会談はおおむねそれなりに評価されておりますし、ある...全文を見る
○鈴木(宗)委員 今の大臣の、きちっと説明するということで私も了解しますけれども、やはり間違った歴史観を持たれてはこれまた問題解決の一つの障害になると私は思うのですね。  同時に、エリツィンさんが昨年秋に日本に来る来ないというときも、私もエリツィンさんの関係者なんかの話を聞きま...全文を見る
○鈴木(宗)委員 あとちょっと地域的な問題で恐縮なんですけれども、大臣、政経不可分から拡大均衡となって、さっき言ったように今まで人道援助で食料だとか油だとか生活物資を送ってきたけれども、これからは輸送手段もあるいはプレハブもインフラの面も少しは協力しましょうというふうになってきま...全文を見る
○鈴木(宗)委員 野村局長さん、これももうそろそろ私は現実的な対応をした方がいいと思っているのですね。貝殻島昆布の例を今局長言われましたけれども、現実やっているわけですから。しからば魚をとることが何で悪いんだということにもなってくるんです、短絡的に言えば。  ですから、私はこの...全文を見る
○鈴木(宗)委員 この問題も、野村局長の立場もわかりますし、日本政府の立場もわかりますからこれ以上は追及しませんけれども、しかし、外交は動いているわけですから、その点、現実的な対応ということも頭に入れてこれから対応していっていただきたいな、私はこう思っています。  あと大臣、最...全文を見る
○鈴木(宗)委員 大臣、簡単に言いますと、従来の日本の方針に変わりはないということをきょうの閣議でもきちっと話をしたということですね、わかりやすく言いますと。
○鈴木(宗)委員 時間ですからこれで終わりますけれども、外務大臣、私は、今外務省を見ておりますと、例えば、この日ロの首脳会談、さらには、その前にはアフリカ開発会議もありました。また、カンボジアの支援会議だとか、また、つい最近ではアンコールワット遺跡保存の会議だとか、いろいろな会議...全文を見る
11月02日第128回国会 衆議院 安全保障委員会 第1号
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○鈴木(宗)議員 今国会に議員立法として提出をいたしました自衛隊法の一部を改正する法律案について、提案理由及び内容の概要を御説明いたします。  平成三年十月、政府専用機検討委員会において、政府専用機の防衛庁への所属がえ、使用目的等が決定されました。この使用目的に関し、緊急時にお...全文を見る
11月12日第128回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号
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○鈴木(宗)議員 御質問にお答えする前に、今宮里議員から私の防衛政務次官時代のお話がありましたので、このことに感謝をしながらも、私が若干沖縄に思いを寄せていることを披瀝をしまして御理解をいただきたいと思うのであります。  私は、沖縄に行きますと、必ずあの海軍壕に行きます。あの海...全文を見る
○鈴木(宗)議員 当法律案につきましては、政府において早期の適切な対処が望まれるということで、さきの特別国会で、我が党の町村政調副会長が代表質問におきまして、政府において同法律案を早期に責任を持って再提出をし成立を図る考えがあるかどうかを細川総理にただしました。そのときの細川総理...全文を見る
○鈴木(宗)議員 在外邦人等を輸送する自衛隊の航空機内におきましては、ハイジャック等の不測の事態が全く想定されないわけではなく、セキュリティーチェックなどの措置によっては十分防止できない、こういうことも考えられると思います。したがって、諸般の事情を考慮し、ハイジャック等の不測の事...全文を見る
○鈴木(宗)議員 同条の規定に基づき携行する武器は、自衛隊の航空機内における秩序維持という警務官の職務の性質にかんがみまして、けん銃が考えられるわけであります。
○鈴木(宗)議員 武器を携行する必要がある場合でも、警務官はけん銃を携行すればその職務は十分果たすことが可能であると考えられますので、それ以外の武器を携行することは考えておりません。
○鈴木(宗)議員 派遣先国においては自衛隊法第九十五条の規定に基づく武器使用は想定されませんが、このことを法律上排除する積極的理由もないことから、同条の適用を排除する旨の規定を置かなかったものであります。  また、自衛隊法第九十五条に基づく武器使用が想定されていない自衛隊法の他...全文を見る
○鈴木(宗)議員 今般の自衛隊法改正案は、在外邦人等の輸送を適時適切に実施し得るよう、独自の輸送体制を整える必要から、政府専用機を含む自衛隊機による在外邦人等の輸送を行い得るようにしようとする法律案であります。したがって、本改正法律案が成立した後には、外国において緊 急事態が発...全文を見る
○鈴木(宗)議員 在外邦人等の輸送は、従来から、海外における邦人の生命、身体及び財産の保護を所掌する外務大臣の判断に基づいて行われているところであります。また、自衛隊の航空機による在外邦人等の輸送も、あくまで従来から実施してきた政府による当該輸送を一層適時適切に行い得るようにする...全文を見る
11月18日第128回国会 衆議院 安全保障委員会 第5号
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○鈴木(宗)議員 我が党が言っている航空機というのは、政府専用機はもちろんでありますけれども、自衛隊の保有する飛行機を使って在外の邦人の救出に当たるということを考えております。
○鈴木(宗)議員 政府案では、原則としては政府専用機と書いてあるものでありますから、我々としましては、そのオプションを広げまして、例えば適宜対応できるように、政府専用機が飛べる滑走路だとか飛行場の状況であるならばそれでも結構でありましょう、同時に、滑走路が短いだとかあるいは管制塔...全文を見る
11月25日第128回国会 衆議院 安全保障委員会 第6号
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○鈴木(宗)議員 民主主義の原理原則は、何といっても議論に議論を重ねて得た結論は尊重する、これが最大の基本だと思っておりますしからば、今高市先生がおっしゃるとおり、この委員会で十分審議尽くされ、そこで整々と採決されたものは本会議でも決定される、これが常道だと考えております。
○鈴木(宗)議員 先ほど来お話がありますように、我々は、前々通常国会ですか、百二十六国会に出しましたこの法案をそのまま提出をいたしました。同時に、この法案を議員立法で出す前に、我々も時間をかけて政府には検討の機会を与えております。例えば、八月二十六日の特別国会で、我が党の町村政調...全文を見る
○鈴木(宗)議員 まず一番の点は、飛行機は、私どもは政府専用機及び自衛隊の保有する飛行機を使ってとにかく救出に当たる、人道活動に当たるということなんです。ですからオプションを広げております。今政府が出しているのは、政府専用機に限定をしております。先ほどいみじくも高市議員が質問した...全文を見る