坂口力

さかぐちちから



当選回数回

坂口力の1975年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月23日第75回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第2号
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○坂口委員 最後になりましたので簡潔に質問させていただきすので、ひとつ御答弁も簡潔に、しかも適切にお願いをしたいと思います。  けさからるる皆さん方からの御答弁もございましたし、この水島製油所の重油流出事故というのはまことに不幸な出来事であったわけでありますが、この結果はわれわ...全文を見る
○坂口委員 国が、一応確認事項として四項目がなされたということを承っております。一、事故発生と同時に着手できる油の防除体制の確立、一、十分な防除資材の備蓄、一、各省庁、自治体、民間の一元的総合対策、一、事故防止のための総点検、この四つがあの直後に確認されたということであります。見...全文を見る
○坂口委員 検討いたしますというお得意の御答弁というふうに承っておきます。  三菱の社長さんに一つだけお聞きをしておきたいと思いますが、沿岸漁民等に対します直接あるいは間接の補償問題につきましては、先ほどから幾つか議論をされました。もう一つ、この海域がひどく汚れたわけであります...全文を見る
○坂口委員 先ほども出ましたが、名古屋やらあるいは四日市市で石油タンクの不等沈下が調べられておりますが、これは消防庁が保安面でチェックをしておいでになると思うわけでありますけれども、地盤の強度についての公式な基準がないということでございますが、この不等沈下の非常に激しかったものに...全文を見る
○坂口委員 もう一つだけお聞きをしておきたいと思います。  政府は、五十年度から五ヵ年計画で九十日備蓄を行うという方針を出しているわけでございますが、これは環境庁長官にお尋ねをしたいと思いますが、いままでのようなコンビナート建設の計画というものに対して、今回の事故を含めた現状を...全文を見る
○坂口委員 長官、最終的に今回の事故を振り返られて、そしていまおっしゃったように今後の大きな計画にも直面しておいでになるわけでありますが、いま長官もおっしゃったように、これを二度と繰り返さないために特に注意をしなければならないこと、これは幾つかあると思いますが、現在長官が頭の中に...全文を見る
○坂口委員 終わります。
02月04日第75回国会 衆議院 大蔵委員会 第2号
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○坂口委員 参考人の皆さん方には大変お忙しい中をまことに御苦労さまでございます。お伺いしたいことの幾つかの中で、すでにもう御議論の出たものもございますし、あるいは一部重複するかもしれませんが、お許しをいただきたいと思います。  まず最初に、先日の一月三十一日の衆議院の予算委員会...全文を見る
○坂口委員 だれが考えましたか、こちらがお伺いしたいところでございますけれども、このような歩積み両建てというようなことが今後ないように、これは改めて各銀行等に通達をお出しいただけるかどうか、その一点だけ、それじゃ佐々木参考人からだけで結構でございますから、ひとつお伺いしたいと思い...全文を見る
○坂口委員 それから、社会的責任につきましても先ほどから御議論がございましたが、いろいろ銀行の社会的責任について三人の皆さん方からお話がございました。預金者の利益を守ることが主眼であることには、これは皆さん方も御異論ないと思います。また皆さん方はお話の内容も、そういうことをいろい...全文を見る
○坂口委員 この議論はほんとうはもう少しさせていただきたいわけでございますが、時間の都合がございますので、次の問題に移らせていただきたいと思います。  これも先日の予算委員会で問題になったことでございますけれども、都市銀行の融資状況を見ますと、先ほどもここでも議論がございました...全文を見る
○坂口委員 それから、一番最初三人の参考人からお話を伺ったわけでありますが、中小企業の金融状況についての御発言で、私の聞き間違いであれば御指摘をいただきたいわけでありますけれども、皆さんのおっしゃる金融状況の把握の仕方に若干差があるように感じたわけであります。  佐々木参考人は...全文を見る
○坂口委員 いま、もう一度三人の皆さんからお話を承り直したわけでございますけれども、尾川参考人、小原参考人のお話をお伺いいたしますと、やはり苦しい現状が続いている、あるいはまた、だんだん下の方、小さな方へ小さな方へとその苦しさが波及しているという御意見だろうと思うわけであります。...全文を見る
○坂口委員 それでは、もう時間もございませんので、目減りの問題について尾川参考人と小原参考人のお二人に、一言ずつで結構でございますがお伺いいたします。先ほど佐々木参考人からはいろいろ御意見が出ておりました。このことも詳しいことを申し上げるいとまもございませんが、この目減り対策とい...全文を見る
○坂口委員 これもすでに議論の済んだところでありますけれども、最後に、週休二日制についてもう一つだけお聞かせをいただきたいと思いますが、先ほどからいろいろ御議論がありましたが、一応行う方向で、その時期的な問題についての検討に入っているというふうに理解させていただいてよろしゅうござ...全文を見る
○坂口委員 ありがとうございました。
02月05日第75回国会 衆議院 大蔵委員会 第3号
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○坂口委員 田中前総理の問題を私の方も聞かせていただこうと思っておりましたが、いま詳しく御議論がございましたので、私の方は割愛させていただきます。  それから、昨日銀行の代表の方に参考人としてお越しをいただきまして、ここでいろいろ御意見を伺ったわけでございますが、その中で若干各...全文を見る
○坂口委員 それからもう一つ、銀行協会の佐々木参考人と私との間で若干意見の異なりましたのは、佐々木参考人は、大企業には厳しく中小企業にはかなり手厚く融資等をしてきたという御意見でございました。私の方の矢野書記長が予算委員会で挙げました資料等を示しまして、決してこれは中小企業に手厚...全文を見る
○坂口委員 それでは、この議論はこれくらいにしておきまして、次に医師の税制問題につきましてお伺いをしたいと思います。  この医業税が適正でなければならないということは、予算委員会等でも指摘されているところでございますし、これはもう当然のことであろうと思います。まあ適正であるため...全文を見る
○坂口委員 もう一つここでお聞きしたいのは、大蔵省の方で把握しておみえになります資料で、この診療所の必要経費率というのは大体何%くらいになるのか。また、具体的にどういうふうな方法で調べられたものか、いつごろお調べになったものかということをもしもつけ加えていただくことができましたら...全文を見る
○坂口委員 いま青色申告の話が出ましたが、最近青色申告の方の診療所がふえてきていると聞いているわけでございます。この青色申告の結果、必要経費がどれぐらいに出ているかということについては、いまここのところから見たというお話があったわけでございますが、私、少ない青色申告の例でございま...全文を見る
○坂口委員 いまお話がございましたとおり、この雇っておみえになる人数、いわゆる従業員数の非常に多いところというのは、私のいただいているこの資料等では非常に経費率が高く出ているわけです。大体二十名を超えているようなところからは非常に高く出ている、ざっとしたなにでございますけれども、...全文を見る
○坂口委員 適正な医業税制の確立と適正な診療報酬の確立ということは、これは一刻も早く行われなければならないことであると思うわけでありますが、いま大体の御説明をいただきましたが、大臣、このいわゆる医業税の取り扱いについてどのようにお考えになりますか、一言だけお願いします。
○坂口委員 それではもう一つ、別の問題でございますが、これも先日の予算委員会で私の方の矢野書記長が取り上げた問題でございまして、昨日の銀行協会の参考人の皆さん方にもお伺いをした問題でございますが、歩積み両建ての問題でございます。これは予算委員会でもある程度御説明がございました。昨...全文を見る
○坂口委員 これはいろいろ意見が中小企業の皆さんから出ているわけでありますけれども、実際問題として、はっきりとした形で言うと融資等に影響をするというので、なかなか表面に出にくい問題でございますけれども、最後に大臣からこのことに対して一言いただいて、終わりにしたいと思います。
○坂口委員 終わります。
02月14日第75回国会 衆議院 大蔵委員会 第6号
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○坂口委員 総裁には大変お忙しい中をありがとうございました。すでにお聞きしたいと思っておりました問題の幾つかはお話し合いの中に出ましたし、総裁もお疲れだと思いますので、その分は省略させていただきたいと思います。  そのお話の中で先ほど中小企業の問題が出てまいりまして、そのときに...全文を見る
○坂口委員 もう一点だけ中小企業についてお聞きをしておきたいと思うわけでありますが、これからの低成長下におきまして、いわゆる海外から入ってまいります材料等は割り高になってくる、あるいはまた、公害を出してはならないという社会環境もございます。また、賃金は一応上げていかなければならな...全文を見る
○坂口委員 先ほども日銀の中立性の問題が話題になりましたけれども、田中内閣から三木内閣へ、経済の動向も高度経済成長から低成長へ——先ほど総裁は安定成長という言葉をお使いになりましたが、低成長と安定成長がイコールになるかどうかは別といたしまして、低成長へという形に変わってまいりまし...全文を見る
○坂口委員 今後の経済状態につきましては、先ほど、抑制を基調とした中で打つべき手は打っていくというお話があったわけでありますけれども、これをもう少し長期的な目で見ました場合に、長期展望としての日本におけるインフレの問題、これはすでにもうこのままでインフレがおさまっていくのか、ある...全文を見る
○坂口委員 いまおっしゃいましだ経済社会基本計画も、中をひもといてみますと、いま総裁がおっしゃいましたような路線に大体よく似た路線のことが言われていると思うわけであります。それで、特に経済社会基本計画の中でも述べられておりますし、これはこの中に述べられるだけではなしに、一般にも言...全文を見る
○坂口委員 この問題をなぜお聞きしたかと申しますと、先ほども申しましたように、日銀の中立性の問題とからみまして、いまは政府も一応低成長ということを打ち出しておるわけでありますが、たとえばまた三木内閣がかわったといたしまして、次の内閣が出てまいりましたときに、あるいはまた高度成長と...全文を見る
○坂口委員 もう一つだけお伺いしたいと思います。非常に大きな問題から小さな問題に下って恐縮でございますが、先ほど共産党の小林先生の中にも出てまいりました歩積みの問題でございますけれども、先日も実は都市銀行の会長さんがお見えになりましたときにもお聞きをしたわけでございます。これは私...全文を見る
○坂口委員 実際問題は、それほどおっしゃるほどはなくなっていない、減ってはいない、かなりこれが多いという現実がありますので、この点を強く要望いたしまして、私の質問を終わらせていただきます。
02月19日第75回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○坂口委員 まず、大蔵大臣にお聞きをしたいと思うわけでございますが、三木内閣の政策を一言で表現するとすれば一体何になるか。一言で言ったらどういうことでしょう。
○坂口委員 本年一月二十四日の演説の中で、総理も大蔵大臣も、そして経企庁長官も、社会的公正という先ほど大蔵大臣がおっしゃった言葉を言われました。きょうは新しい角度からこの社会的公正の問題を取り上げてみたいと思うわけであります。  大蔵大臣は、同日の演説の中で、「社会的、経済的に...全文を見る
○坂口委員 昨年は、国際連合によりましても世界人口年とされておりました。本年度中には世界人口は四十億の大台に上るでありましょうし、また、日本の人口も一億一千万を恐らく超えていると思うわけであります。昭和百年には日本の人口は一億四千万というピークになると言われておりますし、しかも、...全文を見る
○坂口委員 この人口問題とそれから食糧問題を考えますときに、これは二つの交差点上と申しますか、二つのことを考えますと、この交差点上に農林漁村、とりわけ日本の面積の四一%を占めます過疎地の問題に焦点を当てざるを得ないと私は思うわけでございます。やがて一億四千万になんなんとする日本国...全文を見る
○坂口委員 農林大臣と国土庁長官に、今後十年間を見通してお答えをいただいたわけでございますけれども、いままでも農業政策等につきましては、政府の政策は非常にネコの目政策だということが言われておりましたけれども、農林大臣の答えにおきましても、はっきりとした政策というものがやはりうかが...全文を見る
○坂口委員 電話局から半径五キロ離れたところから、百メートルについて七千円とおっしゃいましたが、これは九千円じゃございませんか。——だと思います、私のほうにはそうなっておりますので。そういたしますと、十五キロ離れているところになりますと、この特別な費用だけで九十万要るわけでありま...全文を見る
○坂口委員 この電電公社関係のことではもう一つお伺いしなければならないことがございます。それは有線放送との関係でございますが、これもいままで言われてまいったことであります。有線放送と公社の電話の接続の問題でございます。現在、これは都道府県内における一中継以下というのが原則になって...全文を見る
○坂口委員 もう一言だけ郵政大臣にお聞きしておきたいと思いますが、いまそういうふうな御決意はよくわかるのですが、もう少し具体的に、公衆電気通信法によっていろいろ決められているわけでありますが、いま申しましたようなことを法改正をなさるお気持ちはございませんか。
○坂口委員 時間がございませんので先に行きたいと思いますが、電電公社の使命というものは、いまいろいろと議論されましたように、まことに重大なものがございます。昭和四十八年から電信電話拡充第五次五ヵ年計画が実施されております。この計画は、五十二年までに建設投資額で七兆円、年間当たり一...全文を見る
○坂口委員 黒字になっているかどうか。どれだけの黒字になっているか。
○坂口委員 私の方にも、手元にいま申しました三つの会社の決算書があるわけでございますが、決して落ち込んでいない、これを見ますと。たとえば大和電設にいたしましても、引当金を見ましても、それからまた剰余金を見ましても、四十八年に比べまして四十九年の九月現在でふえております。決して減っ...全文を見る
○坂口委員 公社の方から資料提出をお願いしましたら、四十八年は十一件、四十九年は九件しかないという御回答でございますが、私ども調べましただけでも、九州関係だけでも十数件になっているわけであります。決してこういう少ない数ではございません。時間がございませんのでくどく聞きませんが、そ...全文を見る
○坂口委員 先ほどお聞きいたしました大和電設の請負で、その中に石巻舗装先行工事という一つの工事がございますが、それについてどれだけで請負をして、そうして下請の幾つのところに大体どれだけで渡したということはわかりますか。資料は出ますか。出たら早急にお答えください。
○坂口委員 それから、下請にいまどれだけ出したかということはわかりますか。
○坂口委員 この一例ですが、私どもの方で大体試算をしてみますと、元請がやはり二八%から三〇%ぐらいは取っていることになるわけであります。そうして下の方では御承知のようなことが行われている、こういう結果が出ております。これは郵政大臣から最後に一言、こういうことが絶対にないようにひと...全文を見る
○坂口委員 委員長にお願いをいたしますが、いま時間の都合もございまして、電電公社の方からはいろいろ細かな数字等も出ませんでしたが、この実情について、近日中に公社の方から調査の報告を受けたいと思いますが、よろしくお取り計らいをお願いいたします。
○坂口委員 次に話を進めたいと思います。  このように、電信電話の問題一つとりましても、非常に過疎地域に対しましては冷たい形で幾つかの現象があらわれているわけであります。  その次に教育の問題で、これは文部大臣にお伺いをしたいと思いますが、間もなく新学期を迎えて新しい先生方が...全文を見る
○坂口委員 私どもがいただきました資料を見ましても、かなり都道府県によって事情は違いますが、多いところは八〇%ぐらい、まあ少なくとも五、六〇%の人たちが僻地に行っておられるわけです。そこで、大臣にお伺いいたしますのは、この山間僻地に新任の先生を行かしめることに対する妥当性、教育効...全文を見る
○坂口委員 いま大臣も前半のところでやや認められておりますとおり、機械的に新任の先生だったら全部山間僻地あるいは離れ島、こういった態度というのは、その受ける側の地域社会から見ればまことにこれは不可解な話だと私は思うわけであります。ここで私は大臣にお願いしたいのは、こういう機械的な...全文を見る
○坂口委員 新任の先生であればこれは全部過疎地域あるいは山間僻地にやるという、そういうふうな判で押したような態度はよくない、こういう意味でございます。
○坂口委員 このほか、山間僻地の学童の身体異常等の問題もございますが、ここできようはお聞きするのは割愛をさせていただきます。  そのほか、過疎地域におきましては、いわゆる農村貧血という名前で医学的には呼ばれておりますけれども、いろいろのこういう貧血がたくさん出ておりまして、厚生...全文を見る
○坂口委員 一つ私はここで厚生大臣に提案をするわけでありますが、たとえそういうふうにして研修制度をつくって医師を養成いたしましても、僻地にもしもその医師が行ったとしましたときに、僻地の大きさは、大体人口にしまして五百人ぐらいが平均のものでございます。そういたしますと、その中で現在...全文を見る
○坂口委員 もう一つ、いつごろからこれをおやりになるおつもりかということを、この次に答弁をあわせしてもらいたいと思います。  それから、その次の問題といたしましては、国保の財政悪化という問題がございます。これは大蔵大臣にもお聞きしたいと思うわけでございますけれども、五十年度から...全文を見る
○坂口委員 厚生大臣に、この件につきまして厚生省としての御見解をお伺いしたいと思います。それから、先ほどの答弁もあわせてお願いします。
○坂口委員 大蔵大臣と若干意見が違うわけでございますが、そういたしますと、厚生大臣は、定年後の継続についてはこの方針はとらない、こういう御意見でございますか。
○坂口委員 私どもは保険の一本化ということを以前から言ってまいりましたが、その一段階として、大蔵省が打ち出された方法というのは、一つの関心を示すべきことではないかというふうに思っていたわけでございます。いまの厚生大臣のお話は、若干それに匹敵するようでもあるし、ないようでもあるし、...全文を見る
○坂口委員 これは自治大臣にお聞きすべきか、厚生大臣にお聞きすべきか、中間の問題でもあろうかと思いますが、ことし救急病院に対しまして補助金が出ているわけであります。これを見ますと、この救急病院には、A病院、B病院、C病院というランクづけがございますが、自治体病院のA病院に対しまし...全文を見る
○坂口委員 自治体には交付税があるということを言われるわけでありますが、交付税というのは地方自治体の財源であります。交付税があるから差をつけたということは、これは地方自治体の財政に国が干渉するものではないかと思います。これは当然、自治体病院に対しましても同額出すべきであると思いま...全文を見る
○坂口委員 これは、厚生大臣おわかりにくい点があるというようなお話がちょっとございますけれども、これはわからないでは済まされないので、前向きに検討するということでひとつ御答弁いただきたいと思います。
○坂口委員 このように、医療問題を見ましても、真剣な山間僻地、過疎地に対します配慮というよのがないと思うわけであります。本当に過疎地に住む人たちの立場に立って考えた温かさというものが足りない。特に高齢者が六・八八%というふうな、国保に入っている層の人たちにとりましてはことさらであ...全文を見る
○坂口委員 もう一つ続けてお願いをいたしますが、三井観光開発から公社が買っているわけでありますが、それが一日だけ公社が持っていた。なぜ一日だけここに介在したのかということをお聞きをしたいと思います。
○坂口委員 一番最初の説明にもありましたとおり、三井観光開発が所有した土地の推移を見ますと、初め北海道炭?汽船から北海道牧場、そして三井観光にというふうに、この土地は転々としているわけであります。これは言うならば北炭グループ、つまり三井系の企業内での、言葉は悪いですが、たらい回し...全文を見る
○坂口委員 この最後の三井観光が四十五年に取得いたしましたときの額というのは、われわれの調べました範囲内においては、平均いたしまして約七百円であるというふうに思います。  そこのことは後でまた触れるといたしまして、さらにもう一つ伺いますが、この事業団が取得しました用地の概要につ...全文を見る
○坂口委員 先ほども申しましたとおり、取得価格の推移は、三井観光開発KKが四十五年に得ましたのが約七百円、そうして年金福祉事業団の手に渡りましたときには坪平均して二千六百五十一円ということになっているわけです。この間に、そうしますと五、六倍にこの土地はなっているわけであります。ま...全文を見る
○坂口委員 それじゃちょっとわからぬですね。話が先へ進まない。これは皆さんの方も大体どのくらいであったかということは、これはちゃんとわかっているはずであります。これがわからなくて、じゃ何を一体ここに保養基地をつくるための指導をなすっているのですか。もう一度御答弁願いたい。
○坂口委員 これに対して皆さん方は今回取得しました価格というのは、これは正当な価格であると、こういうふうに御判断になりますか。
○坂口委員 私どもが足を棒にしてこの地域のいろいろの調査をいたしましたが、四十八年の四月、大体事業団がこれを取得されたのと同時期でございます。この時期にこの森町の隣接地で取引されております大体同じような土地、この価格が一件におきましては坪当たり千円、それからもう一つの方は坪当たり...全文を見る
○坂口委員 いまお答えになりましたように、あなた方の調査におきましても坪当たり千百円、千六百円というのがあるわけです。われわれの調査でも大体そういうふうな結果が出ているわけであります。  したがって、これは結論的に申しますと、非常に高い土地を買っているというふうに言わざるを得な...全文を見る
○坂口委員 私の方もわかったようなわからぬような話でございますけれども、大臣の選挙区であるとはゆめゆめ存じませんでした。恐らくこれは、森町の役場の人たちもかなり努力をなすったのでありましょうし、また、町民の中にも、このことに対して、完成に大きな期待を持っている人たちも、恐らくある...全文を見る
○坂口委員 総論としては副総理のおっしゃるとおりで、私も同じなんですけれども、各論の問題に個々に入っていくと、三木内閣とわれわれの考えていることとは全くベクトル、方向が違うということを私は申し上げておるわけです。総論的なことを話しておりますと同じわけでございます。  そういうよ...全文を見る
○坂口委員 私どものほうにも、資料を提供してくれた人の秘密の問題もありますので、私がここで一存に答えるわけにもまいりません。しかしながら、厚生大臣としての立場からは、どうしてもはっきりとこういう問題はけじめをつけてもらわなければなりません。今後のこともございます。決して国民の税金...全文を見る
02月25日第75回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第5号
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○坂口委員 時間が限られておりますので、二、三問だけ重点的にお聞きをいたしますので、ひとつ答弁の方も簡潔に御答弁をお願いしたいと思うわけであります。  先般来水島の事故から四日市のコンビナート火災と、コンビナートの事件が続いているわけでございます。特に先般の四日市石油コンビナー...全文を見る
○坂口委員 いま私お聞きしましたのは、感情的な意味で、不可抗力だとか、あるいはまた現在の科学水準では無理なんだと言っているというふうに私受け取って質問をしているのでは決してなくて、確かにこの人たちが言うように、現在の科学水準で石油コンビナートにおいて事が起こるということがはっきり...全文を見る
○坂口委員 もう一点確認をしておきたいと思いますのは今後の対策でございますけれども、今回の原因が何であったかということがはっきりしなければ、今回に対する対策というのは出ないわけでございますが、一般的な対策といたしまして、いまおっしゃったように実験室的にはそういうふうな出火というも...全文を見る
○坂口委員 ありがとうございました。時間がすでにオーバーしておりますので、これで終わります。
02月25日第75回国会 衆議院 大蔵委員会 第10号
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○坂口委員 今回のこの相続税法におきます相続税それから贈与税の問題にからみまして、障害者控除の問題を中心にしてきょうはお聞きをしたいと思うわけでありますが、その障害者控除の問題に入ります前に、「改正案による相続税負担軽減調」というのをいただいているわけでありますけれども、相続税と...全文を見る
○坂口委員 もう一つ基礎的なことで確認をさせていただきたいのは、現行法の相続税で遺産額が一億円、まあ一億円という分け方がいいかどうかわかりませんが、一億円ぐらいを一つの分岐点としました場合に、一億円以上と一億円以下と、この税収の総額に対する割合というのは出ますか。一億円がきちっと...全文を見る
○坂口委員 そういたしますと、税収の総額の二七・二%が一億円以下ということでございますね。これだけひとつ確認をさせていただきます。  もう一つ確認させていただきたいのは、今回のこの改正案がもし成立するということになると——この国際比較のところに出ておりますが、いままでの例でいき...全文を見る
○坂口委員 二・四%ということになりますと、諸外国の例に比べますとまだどちらかと言えば高い部類に属するという気がいたします。  これから御質問をさせていただこうと思いますのは、いま二、三お聞きしましたことを基礎にしまして御質問をさせていただくわけでございますけれども、いま局長か...全文を見る
○坂口委員 先ほどおっしゃった相続税の補完税という形でこの贈与税があって、そして今回の改正においてもかなり厳しい改正をしている。そういう全体の中で取り上げられている問題でございますけれども、そういう中でも婚姻生活が二十年以上の夫婦という決め方は、これはいかにそういう前提があるとは...全文を見る
○坂口委員 今後の問題としてひとつ御検討をいただきたいと思うわけであります。  そこで本論に入らせていただいて、この障害者控除の問題でございますけれども、いまも大臣から少し御説明もいただきましたが、今回のこの相続税の方で障害者控除の引き上げがございます。七十歳までの一年につき三...全文を見る
○坂口委員 それからもう一つ、贈与税の方に、今回の非課税の対象になっておりますものの中に特別障害者がございますが、贈与税の方は普通の障害者ではなしに特別障害者のみになっているわけです。この場合は特別障害者でありますから、おそらく一級、二級だけだろうと思うわけですが、相続税の方には...全文を見る
○坂口委員 この制度が創設されたということは大変意味は大きいと私も思うわけでありますが、いまも述べられましたように、またいただきましたプリントにも書いてございますとおり、重度の心身障害者の子供を持った両親が自分の死後子供の生活がどうあるかということを非常に心配するのは当然でありま...全文を見る
○坂口委員 人生のライフサイクルというものを考えてみましたときに、障害者があります場合に、たとえば父親が三十歳のときに生まれた子供で仮に先天性の障害者であったと仮定いたします。その父親が六十歳になって、ということは、子供が三十歳になっておるわけでありまするが、自分の死後のことを考...全文を見る
○坂口委員 大臣のお話にもありましたとおり、この考え方の順序として重症者の方から考えられるということ、これは当然そうであろうと思うわけであります。ただ、考えられます場合に、どこまでをワンセットにして考えるかということだろうと思うわけでありますが、今回の場合には一級、二級というとこ...全文を見る
○坂口委員 決して私も順序が間違っているということを申し上げているわけではないのでありまして、順序は正しいのであろうと思います。ただ、考えるのならば、一応どこまでを一つのセットにして考えるべきかという、その線引きのところが誤っていはしないかということを実は私は申し上げているわけで...全文を見る
○坂口委員 政治の方向が、先ほど申しましたとおり、たとえば一級、二級の皆さん万に対しては何らかの形で、方法はいろいろあろうと思いますが、国の方でお世話をするという形になるならば、現在こういうお子さんをお持ちの両親も安心して任せられるだろうと思うわけでありますが、現在のような段階で...全文を見る
○坂口委員 終わります。どうもありがとうございました。
02月27日第75回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第4号
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○坂口分科員 まず最初に、玄米の検査基準についてひとつお聞きをしたいと思います。  いま私の手元に昭和四十年から四十九年までの玄米の検査成績をいただいたのがございます。これを見せていただきますと、昭和四十年から四十三年ぐらいまでは一等、二等がかなりパーセンテージとしては高いわけ...全文を見る
○坂口分科員 そうしますと、この基準というのは、年々歳々変わることがあるわけでございますか。それとも一遍決められたものはずうっと同じように今日まで続いているわけでございますか。
○坂口分科員 そうすると、年々そのときの、その年の作柄について基準をつくるということでございますが、しかし、その基準のもう一つその前の基準ですね、その基準の基準ですね、これは一定でないとぐあいが悪いと思うわけでございます。これを見せていただきますと、一等米、二等米がずっと少なくな...全文を見る
○坂口分科員 最初にも申しましたとおり昭和四十年でありますと一等が〇・四%で、それから二等が二・七%になっております。これは私の方の試算に間違いがなければこういうパーセントになっております。それが昭和四十三年ぐらいになってきますと、一等が〇・二%で二等が七・九%。それが四十六年く...全文を見る
○坂口分科員 たとえば四十七年と四十八年を比較すると、十アール当たりの生産高が、昭和四十七年におきましては全国平均で四百五十六キログラムです。四十八年は四百七十キログラムと、四十八年の方が平均いたしましてできはいいわけですね。ところがその四十七年におきましては、一等は〇・〇で二等...全文を見る
○坂口分科員 私も農家の生まれでありまして、その辺のところは実際に見ておりますし、よく存じておりますが、厳密さというのはいまおっしゃるほどでもないように実は思うわけです。  それじゃ四十七年を例にとって、たとえば宮城県と山形県、これは県単位で大ざっぱな話になりますが、県単位で見...全文を見る
○坂口分科員 いま申しましたとおり、四十七年に宮城県は十アール当たりの平均収量が五百四キログラムです。山形は五百二十九キログラムですね。山形の方ができとしてはいいわけなんです。しかしながら一等米は、先ほどおっしゃったように、できの悪い方の宮城の方が一等が四百五十五トンあるわけです...全文を見る
○坂口分科員 わかりました。その辺、私も存じ上げて申し上げたんですが、この兵庫県の場合にはそういう特殊なものをおつくりになっておりますから若干の違いはあろうかと思います。しかし、その兵庫県をのけたといたしましても、ほかのところでもかなりなばらつきがあるわけなんですね。全くゼロのと...全文を見る
○坂口分科員 人間の目のすることでありますから、若干の違いというのは当然生まれますでしょう。しかしながら、私は、いろいろ御答弁になっている内容で、なるほどと思うところもあるのです。あるのですが、しかし答弁としては非常に苦しい答弁もあるのではないかと思うのですね。というのは、私自身...全文を見る
○坂口分科員 いまいろいろ御説明がありましたけれども、いろいろの条件がありますけれども、大体作柄がよければいいお米が多いのは一般の常識なんです、これは農家でなくとも。作柄がよくて、それでくず米ばかりが多いということはないのです、そんなことは。これは私自身も農業をやってきた経験もあ...全文を見る
○坂口分科員 終わります。
02月27日第75回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第4号
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○坂口分科員 先日の予算委員会の一般質問のときに、大臣に僻地の学校のことにつきまして幾つか御質問を申し上げました。そのときにもう少しお聞きをしたかったわけでございますが、時間の関係でよくお聞きをしなかったものですから、きょうはその問題を中心にお聞きをしたいと思うわけであります。 ...全文を見る
○坂口分科員 私ごとを申し上げてまことに恐縮でございますけれども、私自身も小学校、中学校を実は僻地校で育ちまして、私のときなんかは、戦争中ということもございましたけれども、正規の免許を持った先生には、六年間のうちでわずか十カ月ほど教えてもらっただけであったというような、私、自分自...全文を見る
○坂口分科員 いま七七%が病気でという御意見でございましたが、これは僻地校だけの問題でございますか。全国平均でございますか。
○坂口分科員 これは文部省だけの問題ではございませんで、全体の問題でございますけれども、特に僻地における健康管理というものがかなりおくれていることは事実でありまして、児童生徒だけではなしに、そこの地域に住む婦人の貧血の問題でございますとか、いろいろな問題が実はあるわけでございます...全文を見る
○坂口分科員 いま幾つかお挙げいただきました施策につきましては、私も見せていただいておりまして、よく存じ上げているところでございますが、それでもなおかつ、こういう数字の上での差が出てまいりますので、ひとつ一層山間僻地に対する手厚い施策というものをお願いをしたいわけでございます。 ...全文を見る
○坂口分科員 市町村で一生懸命やれというお話でございますけれども、いままで各市町村とも一生懸命やりながら、なおかつそれが困難であるという現状があるわけでございまして、いまおっしゃるように、国庫補助で大体まかなえるようなお話でございますけれども、なかなかそうおっしゃるような調子には...全文を見る
○坂口分科員 時間が参りましたので終わりますが、いずれにいたしましても、こういう僻地校の問題の幾つかをきょう取り上げさせていただきまして、皆さん方の注意を促し、そして僻地校に対する手厚い施策というものを主張したわけでございます。  最後に、大臣からひとつ、先ほど来申しましたこと...全文を見る
02月28日第75回国会 衆議院 大蔵委員会 第12号
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○坂口委員 限られた時間でありますので、法人税その他の問題は後日に回させていただきまして、所得税の中で、特に人的控除の問題その他についてきょうはしぼってお聞きをしたいと思います。  具体的な問題に入らせてもらいます前に、先日来いろいろ大蔵大臣のお話をお聞きをしておりまして、大蔵...全文を見る
○坂口委員 いま大臣がおっしゃいましたように、諸外国と比べまして累進課税というものが日本において決してそう甘いものではなしに、諸外国と比べてむしろ厳しい形になっているという。こういう御意見でございます。この累進課税の数字だけを諸外国と比較して見せていただきますと、確かに累進性とい...全文を見る
○坂口委員 大臣のお言葉は、かわいい子には旅をさせろということなんだろうと思いますが、どうも旅をするにも歩けないのが実情でありまして、大臣はこれ以上それをむちうってまだ歩けという御意見じゃないかと思うのですが、その問題はいつまでやっておりましても、これは大臣とは平行線をたどるよう...全文を見る
○坂口委員 先日労働省の方とお話をしましたときに、ことしのこの中高年雇用の表の中に寡婦に対する指標が含まれているということを聞いたわけでありますが、寡婦の雇用に対するものが含まれている、そのときに寡婦という定義の中に、いわゆる結婚をしてなくて子供を持っていると申しますか、ちょっと...全文を見る
○坂口委員 わかりました。  先ほどそういう差がついているというお話でございますけれども、しかし実情は、より小さな子供を持っている人は非常に厳しいわけです。特に最近、低年齢層の二十歳後半から三十歳代ぐらいの寡婦というのが非常にふえてきております。一つは交通事故等のこともあるのだ...全文を見る
○坂口委員 私がいま六十万円と申しましたのは、これは全体を平均しての話でございまして、その辺のところの人が非常に多いという話を申し上げたのでありまして、まあ特別の例としていま六十万円を取っている人云々の話ではないわけです。事ほどさように、低所得層の人たちが多いということを申し上げ...全文を見る
○坂口委員 そういたしますと、薬代というのは病院でもらう薬ではなしに、薬局で買う薬という意味でございます。
○坂口委員 上限が今度は二百万ということになったわけですが、これは何か二百万にされる根拠と申しますか、数字というのはあるわけでございますか。
○坂口委員 医療費を非常にたくさん必要とするような家庭というのは特に、それは非常に所得の多い人ももちろんございますけれども、どちらかと言えば、低所得層の方に傾向としては多いきらいがございます。そういうことを考えますと、この上限が百万から二百万に引き上げられたことはいいわけでござい...全文を見る
○坂口委員 中等以上のほとんどをカバーするのであればなおさらのこと、別に切る必要がないという気がするわけです。特に、現在の医療の中で、治療法が確立していないような病気ですね、こういう病気の人たちは、病院に行きましても一向によくならないというようなことで、はりだとかマッサージだとか...全文を見る
○坂口委員 デラックスな病院ということでなしに、普通の病院に入院しておりましても、いわゆる付き添いが必要な人ですね。自分では付き添いがないような人、こういう人は付き添いを雇わなければならない。国立病院等でも本当は完全看護という形にはなっておりますけれども、実際問題としてはおうちの...全文を見る
○坂口委員 もう一言だけつけ加えておきますが、差額ベッドということではなしに、国立の病院なんかの場合には患者さん個人が払うことになるわけなんですから、差額ベッドというのとはちょっと付き添いさんの問題は違うと思います。  それから、老人扶養控除と老年者控除の問題がございますが、こ...全文を見る
○坂口委員 全体のライフサイクルから考えまして、どこかでこれは線を引かなければならないことはよくわかるわけでありますけれども、何か谷間をつくるということが——年金の場合にも谷間の老人ということでいろいろ問題になりましたけれども、この一方は七十歳で一方は六十五歳という谷間をつくるこ...全文を見る
○坂口委員 一人前の働く人としても十分に認められないし、さりとて今度は、皆から十分な保護を受ける年齢でもなしという、言うてみれば中途半端な形に六十五歳から七十歳というのは置かれるわけなんです。これはこの税制の問題だけではなしに、いろいろほかの福祉面のことを考えましても、とにかくこ...全文を見る
○坂口委員 ちょっと最後のところを聞き漏らしたのですが、そうしますと、これは機械的に六万円上げられたのではなしに、大体この辺でやっていける一つの額だという意味でございますか。
○坂口委員 これの細かいことにつきましても、入りますとちょっと時間がなくなりますので、実はお伺いしたい点、もう少し細かな問題もあるのですが、ひとつ次回に回させていただきます。  それじゃきょうはこれだけにさせていただきまして、法人税の問題その他、それから農地課税等の問題につきま...全文を見る
02月28日第75回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第5号
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○坂口分科員 私は、ちょうど四十八年の予算委員会の分科会から、四十八年、四十九年、そしてことしと三年連続して、自衛隊の存在と、そして自衛隊が存在します市の発展状況との絡みについての質問を実は続けているわけでございます。一昨年及び昨年もいろいろ議論をしたわけでございますが、自衛隊が...全文を見る
○坂口分科員 具体的な問題といたしまして、三重県の久居市に自衛隊がございますが、この具体例を中心にして、実は昨年も議論をしたわけでございますが、そういう現在までの経緯もございますので、本年も同じその例を挙げて議論をさせていただきたいと思うわけでございます。  この久居市は、市に...全文を見る
○坂口分科員 済みません。その面積の方はちょっと私の言い間違いでございまして、いま御指摘いただいたのが正しゅうございます。  いまいろいろ御主張があったわけでございますけれども、自衛隊を中心に考えるならば、おそらくいまおっしゃったことだろうと思うのです。ところが、自衛隊の存在す...全文を見る
○坂口分科員 時間がもうあとなくなってまいりましたので、もう一点話を進めたいと思うわけであります。  それは基地交付金の算定の問題でございますけれども、これは国有財産の台帳価額が非常に安いわけでありまして、いわゆる市町村の固定資産の評価額との間にかなりな差があるわけでございます...全文を見る
○坂口分科員 十分じゃございませんけれども、この三年間の答弁としましてはきょうの答弁がまだ一番進んでいると思うわけであります。  大臣、もう時間がございませんのでこれ以上議論が進まないわけでございますけれども、初めにも申しましたとおり、こういう問題がいろいろとございます。先ほど...全文を見る
○坂口分科員 では、時間が参りましたので、これで終わります。
03月04日第75回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第6号
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○坂口委員 本会議の時間が迫っておりますので、簡潔に申し上げますので、ひとつお答えの方も簡潔にお願いをしたいと思います。  まず最初に、加藤参考人にお願いをしたいと思いますが、先ほど先生は教育の問題を取り上げられまして、技術者にとりましてもあるいは経営者にとりましても、その姿勢...全文を見る
○坂口委員 同じく田尻参考人にお聞きをしたいわけでございますが、先生のお話をいろいろと伺っておりまして、企業の横暴と申しますか、そういうことにいままで非常に御苦労をなすった経験等を聞かせていただいておりますと、いま加藤先生にもお聞きしました安全教育とかあるいは行政上の指導というよ...全文を見る
○坂口委員 もう少しお伺いしたい点もあるのでございますが、時間の都合上で、きょうは田尻参考人にはこれだけにさせていただきたいと思います。  密田参考人にお聞きをしたいと思いますが、先ほどもお話がございましたとおり、四日市におきまして二十九年に火災がございました。今回同じようなこ...全文を見る
○坂口委員 保野参考人にお聞きをしたいと思いますが、今回の四日市のタンク火災におきましても、先ほどお話が出ましたように、午後三時には常温であるというふうに一応記録をされまして、その後、一応三時五分ころ、出火はもうすでに気づいてお見えになるわけでございます。そういたしますと、その間...全文を見る
○坂口委員 もう一問だけお聞きをしたいと思います。  岡野参考人にお願いをいたしますが、この不等沈下の問題にいたしましても、企業はみずからこういうことはなかなか公表しないわけでありまして、検査をして初めてわかるというわけでございます。これは実際にお仕事に当たってお見えになりまし...全文を見る
○坂口委員 済みません、もう一言だけ密田参考人にお願いいたしますが、いま岡野参考人からもお話がございましたように、地盤沈下の問題にいたしましても、その他の面にいたしましても、これを自主的におやりいただいて、企業からそれを公表していくという習慣をつくっていただくということが、非常に...全文を見る
○坂口委員 ありがとうございました。
03月13日第75回国会 衆議院 大蔵委員会 第16号
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○坂口委員 参考人の皆さんには大変お忙しい中をありがとうございます。  先ほど皆さん方のお話をお伺いいたしました中で、各参考人とも医師に対する優遇措置の問題が出まして、友末参考人もかなり厳しくこの問題について触れられたわけでございます。なかなかむずかしい面がございまして、何かタ...全文を見る
○坂口委員 先ほど吉田参考人もこの問題について少しお触れになりました。特に建設費その他の問題に回すようにはっきりとしたらどうかというような御意見であったかと思いますが、もう少し突っ込んだ御意見を承れれば幸いだと思います。
○坂口委員 せっかくの機会でございますので、青木参考人からも一言、簡単で結構でございますのでお聞きしたいと思います。
○坂口委員 次に、高橋参考人が先ほど医療控除の問題に少し触れられまして、そういうふうな習慣というものがついていないのでなかなか十分に行われていないということを申されたと思います。いままでにもこの委員会でその問題が話題になったことがございまして、今度ははりだとかきゅうだとかいうよう...全文を見る
○坂口委員 別の問題でもう一つ友末参考人にお聞きをしたいと思いますが、これも先ほど吉田参考人がお触れになりました所得控除の問題で、所得控除よりも税額控除の方にすべきじゃないかという御意見を出されたと思うのです。この意見につきましては私も同感なんでございますが、ひとつこの辺について...全文を見る
○坂口委員 青木参考人からも一言この問題についてお聞きをしたいと思うのですが……。
○坂口委員 もう一点だけ吉田参考人にお聞きをしておきたいと思いますが、先ほど医療控除のところで足切りの問題に触れられたと思います。私も参考人の御意見に同感なんでございますが、これは実は今度上限も百万から二百万になりましたが、これもあるわけです。私も細かなデータがあっての話では決し...全文を見る
○坂口委員 ありがとうございました。終わります。
03月18日第75回国会 衆議院 大蔵委員会 第18号
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○坂口委員 きょうはいろいろの角度からお聞きをしたいわけでございますが、最初に医療法人の問題をひとつお聞きをしておきたいと思います。  先日も税制調査会の副会長さんでございましたかお見えになりまして、いろいろ意見の開陳がございましたが、その中で租税特別措置に対するかなり厳しいお...全文を見る
○坂口委員 そういう意味からいたしますと、この利益配当というものを禁止しているというのは一つの方法であろうというふうに私も考えるわけであります。こういうふうな考え方でいくのならば、やはりすべての問題がこの考え方のもとに統一して行われなければならないというふうに考えるわけです。私立...全文を見る
○坂口委員 たとえば西ドイツの例でありますと、病院施設に対します特別償却制度がありまして、いわゆる固定資産の取得年度及びその翌年度に不動産は三〇%、動産は五〇%の割り増し償却が行われているだろうと思うのです。いま局長の言葉にもありましたように、今後の推移を見てということでございま...全文を見る
○坂口委員 それからもう一つ、みなし法人の課税制度がございますね。このみなし法人の制度そのものは評価すべきだというふうに思いますし、特に診療所の場合等は、先ほども申しましたとおり、個人の所得と診療所の所得とがミックスした形で出てくるということがありますので、それをある程度区別する...全文を見る
○坂口委員 御説明わからないわけじゃないのですが、先ほど指摘しましたような幾つかの点があるということが、この制度に踏み切っていきにくい一つの壁になっているのではないかということを考えましたので御質問したわけです。  それからもう一つ、医療法人上の問題としまして、医療法人におきま...全文を見る
○坂口委員 病院の経営ということにとりますと、やはり役員としての立場にあることは間違いございませんが、一方において病院を支える一人の労働者であることにもまた間違いがないわけでありまして、その辺にこの議論の出てくる主な原因があるだろうと思います。このことについても今後ひとつ十分に御...全文を見る
○坂口委員 そういたしますと、収入階層の別なくということでありますと、いわゆるランクづけをなすったのはどういうわけでございますか。
○坂口委員 わかりました。  それからもう一つ、病院の医療法人の問題にいたしましても、それから診療所の問題にいたしましても、基本的な考え方の中にこういうふうなことが含まれているかどうかということをもう一つだけ確認をさせていただきたいと思います。  それは初めにも申しましたよう...全文を見る
○坂口委員 私が申し上げておりますのは、決して七二%がいいとか五二%がいいとかという問題ではないわけです。国民の側からよりよい医療が受けられる体制をつくり上げるためにはどうなければならぬかというところからの発想から質問をしているわけでありまして、そういうふうな立場からいろいろ考え...全文を見る
○坂口委員 交際費の方だけを見ましても、四十七年度が一兆三千二百五十五億円でございますし、四十八年度は一兆六千四百五十九億円、非常に大きな額になっているわけでありまして、この委員会でも再三この是非については取り上げられているところでございますが、これは次官にお伺いをしなければなら...全文を見る
○坂口委員 交際費について日本では四百万円の定額控除とプラス資本金の千分の一でございますか、まで無条件で経費として課税対象から外しているわけですね。しかもこの枠を超えた交際費の二五%は経費として扱っているわけですが、こうした制度がベターであるとはどうも考えられないわけであります。...全文を見る
○坂口委員 交際費は、諸外国と比べましても日本はいかにゆるいかということがわかるわけであります。アメリカあたりも完全な実額控除になっておりますし、御承知のように、イギリスや西ドイツもほぼアメリカと同じだというふうに思います。日本では商談と申しますか、そういう習慣の違いというような...全文を見る
○坂口委員 検討が五年先の検討であったり、十年先の検討であっては困るわけでありまして、検討をしていただくならもう早急に検討をしていただいて、そして決定をしていただかなきゃならないと思うわけです。  初めにちょっと時間を取り過ぎましたのではしょってお聞きをいたしますが、もう一つ、...全文を見る
○坂口委員 いまの説明、わからないわけじゃないのですが、この辺も今後の課題としてひとつ検討をしていただきたいと思います。  それからもう一つ、急いで申しわけありませんが、農業生産法人の問題がございます。この問題も民社党の竹本委員でございましたか、前回お取り上げになったと思うので...全文を見る
○坂口委員 そういたしますと、一応特例の対象とする方向で検討をされているというふうに理解させていただいてよろしゅうございますか。それからもう一つ、結論が出ていないということでございますが、いつごろにこの結論が出るのかということもあわせてひとつお答えをいただきたいと思います。
○坂口委員 ありがとうございました。では、以上で終わります。
03月20日第75回国会 衆議院 大蔵委員会 第20号
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○坂口委員 参考人の皆さん方には大変お忙しい中をありがとうございます。いま委員長からのお話もございましたとおり、時間が非常に限られておりまして、私の持ち時間も二十分ということでございますので、ひとつ簡潔にお聞きをしたいと思うわけでございます。  まず第一番に大槻参考人にお聞きを...全文を見る
○坂口委員 引当金の問題でございますとか準備金の問題は先ほど議論になりましたので私は割愛をさせていただきますが、内部留保が中には非常に多い会社がございますので、こういったものと絡めて考えますと、先ほど私が申し上げたよううな意見も成立するのではないかと思うわけでございますが、大木参...全文を見る
○坂口委員 次に櫻田参考人にお聞きをしたいと思います。  きょうお配りをいただきましたパンフレットを拝見いたしました。全部拝見したわけではございませんで、ぱらぱらと部分的に拝見をしたわけでございますが、この中で「過去の賃上げを可能にした日本経済の体質変化」というのが五ページに書...全文を見る
○坂口委員 もう少しつけ加えていただきたいと思いますのは、私いまお聞きしましたのは、過去の十年間の経緯というもの、これはよくわかるわけであります。この中での日本経済の変化してきた過程というものもわかるわけでありますが、「過去の賃上げを可能にした日本経済の体質変化」という形でここで...全文を見る
○坂口委員 時間があればもう少し実はお聞きしたいわけなんです。賃上げの方は非常にむずかしくなるけれども、物価上昇の方はやむを得ないという感じに聞こえないこともないものですから、もう少し本当のところをお聞きしたいのですが、大木参考人、何かございましたらひとつ簡単にお願いします。
○坂口委員 もう一点だけ櫻田参考人にお聞きしたいと思いますが、やはり同じパンフレットの中で「経済活動の目的は豊かな社会を実現し、国民福祉を向上させることにある。」こう述べております。ところが「真にそれを実現するものは生産性の向上であり、それなくしては豊かな生活も福祉も実現しないこ...全文を見る
○坂口委員 生産性の向上があって初めて福祉が実現できる、こういうことを一方で述べられておるわけでありますが、その生産性がいままでのような調子にいかないということもまた述べられているわけであります。この論法からいきますと、福祉というのは実現されないということになりかねない。  「...全文を見る
○坂口委員 いまおっしゃった、パイをいかに分配するかということだろうと思うのですが、残念ながらもう時間がございませんので、きょうはこれだけにさせていただきます。ありがとうございました。
○坂口委員 私は、公明党を代表して、ただいま議題となりました政府提案の租税三法案に反対の討論をいたします。  政府は、昭和五十年度税制改正に対する政府の基本的姿勢として、当面する政治の最重要課題は、社会的不公正の是正にあることは論をまたないと公約しているのであります。  政府...全文を見る
04月16日第75回国会 衆議院 大蔵委員会 第25号
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○坂口委員 昨日、大臣から当面の財政事情についての御発言がございまして、その内容につきまして今朝来いろいろの議論があったわけでありますが、私もこの中の幾つかの点でひとつ質問をさせていただきたいと思います。  この中で大臣は、「財源面におきましては、新たな税収確保の方策について検...全文を見る
○坂口委員 いまおっしゃった福祉財政のあり方というものが基本にあって、その上に厚生省ならば厚生省の管轄のいろいろの問題があるだろうと思うわけであります。この基本的な福祉財政のあり方について、特にこの場合には社会保険という具体的な問題がございますけれども、こういう具体的な問題の基本...全文を見る
○坂口委員 制度のあり方も含めて検討するという御答弁でございますが、本年の予算を見ましても、四兆円を超えます厚生省の予算の中で、国保に対する国庫負担が一兆円強という数字も出ておりますし、いま御指摘のように、国保の問題も非常に大きな問題であると思うわけであります。  この制度の問...全文を見る
○坂口委員 ちょっと抽象的過ぎて話がわかりにくいのでありますが、もう少しでき得ればお話を伺いたいのですが、国保等の国庫負担の問題、これはおっしゃるとおり、現在の制度そのものに対してかなり抜本的な改革を加えていかないことにはいかんともしがたい問題だと思うわけであります。たとえば、現...全文を見る
○坂口委員 大臣、国庫負担、特に国保等の国庫負担は、先ほども申しましたとおり、本年度の予算におきましては一兆円を上回っている。ところが、各市町村におきましては、なおかつこれがやっていけないというので、各市町村ともに四割、ところによりますと五割も保険料をアップしなければならないとこ...全文を見る
○坂口委員 これでおこうと思ったのですが、いまお話を聞いて、もう一つだけ念を押させていただきたいと思うわけであります。  それは、いまお聞きをいたしておりますと、この費用負担のあり方を見直すというのは、国民の負担を増加さすという方向であり方を見直すというふうに聞えるわけでありま...全文を見る
○坂口委員 一番最初申しました財源面のもう一つの側面、いわゆる新たな税収確保の方策について検討するという方の問題でございますが、これはけさからの御議論にも若干出ていたと思うわけであります。  改めてお聞きをするわけでありますけれども、大臣のお考えの中に、このことについてもう少し...全文を見る
○坂口委員 いま大臣の御説明を聞きますと、現行制度の中で模索をしていきたい、野心的な大がかりな新しいものを求めるというよりも現行制度の中でというお言葉でありますが、ここに書かれております「新たな税収確保の方策」という中には、野心的な方法への挑戦が秘められておるように感じられるわけ...全文を見る
○坂口委員 そうしますと、税制調査会等で審議をされてそうして出てくればあえて反対はしない、こういう御意見だというふうに解釈をさせていただきますが、そういたしますと、結果的には付加価値税も含めて検討することもあり得る、こういうことになりますね。
○坂口委員 それからもう一つお尋ねしたいのは、大臣も現行制度の中でいろいろの問題を模索していきたいということを言っておみえになるわけでありますが、租税特別措置の問題等いろいろの問題もその中にはあろうかと思います。そのほかに、諸外国等でも多くとられておりますものに富裕税がございます...全文を見る
○坂口委員 そういたしますと、財源としては、おっしゃるように、もしもそれが現在の段階で行われたとしたらどれぐらいの額になるのかということは私もつまびらかでございませんが、額がどうであれ、昨日のこの談話の中にはそういうものは含まれていないという御答弁でありますけれども、しかし税制と...全文を見る
○坂口委員 もう時間がございませんので、次の問題に移らしていただきますが、財政支出の面におきまして、「財政の負担によって実施すべき施策を厳しく選択し」こう述べられているわけでありますが、この施策の選択をされる場合に、この選択の基準というものが非常に重要になるわけであります。時によ...全文を見る
○坂口委員 目盛りの粗さと申しますか、物差しを何を基本にしてはかるかという、それによって違うと思うのです。この物差しの粗さもさることながら、そのはかる基本というものが何かということによってこの選択というものはずいぶん変わってくるのではないかと思うのです。  この議論、長くするわ...全文を見る
○坂口委員 時間が参りましたので、もう一問だけお聞かせいただいて終わりにしたいと思いますが、いま大臣のおっしゃいましたように、現在の不況を必死になってこらえ抜いている企業も多いわけでありますけれども、ついに倒産の憂き目を見るというものも中にはかなりたくさん含まれているわけでありま...全文を見る
○坂口委員 時間が参りましたので、きょうは具体的な問題に入らせていただくことはできませんでしたが、ちょっと私の言い方に不足があったようでございますが、新しく始める企業という意味ではなしに、いままでから続いておりました企業の中で、この経済情勢下において非常に危機に瀕しているという企...全文を見る
○坂口委員 終わります。
04月18日第75回国会 衆議院 大蔵委員会 第26号
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○坂口委員 まず最初に総裁にお聞きをしたいわけでありますが、たばこ耕作審議会の答申を受けて昨年の九月九日に総裁は記者会見をなすっているわけであります。そのときに、来年度のなるべく早い時期に全銘柄について平均五五ないし六〇%値上げをする、これが一項目。それからその次に、比較的安いた...全文を見る
○坂口委員 その二番目に申しました比較的安いたばこの値上げ幅を大きくして高いたばことの格差を縮めるという、この項についてお聞きをしたいわけですけれども、この総裁がおっしゃった意図と申しますか、なぜ安いところをより高くして格差を縮めるということの結論が出たのか。
○坂口委員 このほか総裁は公社に三つの責務があるということをつけ加えておみえになるわけでありますが、一つは消費者に良質のものをできるだけ安く提供する。それからある程度の利益率を維持して国と地方自治体にそれぞれ納付金と地方たばこ消費税をきちんと納めて財政に寄与する。もう一つは、法律...全文を見る
○坂口委員 これは安い方はよくわかるわけです。安いたばこというのは値段の低いもの、これはよくわかるわけですが、大衆たばこと言われる場合に、いまおっしゃるように売上高の高いポピュラーなものというところが大衆たばこになるのであろうと思います。そのセブンスターあたりが、今回上げ幅として...全文を見る
○坂口委員 恐らく値段の高い方のたばこも、安い方のたばこも、いわゆる人件費でありますとか経費でありますとか、そういった原価に匹敵するところはそんなに違わないということなんだろうと思うんですが、けさからもいろいろ問題になっておりましたこの原価でありますけれども、とにかく原価が上がっ...全文を見る
○坂口委員 あとでまたこれは出していただけるのでしょうから、そのときに議論さしていただくといたしまして、一番最初に申しました総裁の発言の中の、特別措置を講じて低所得層や老人に対する値上げの影響を緩和するというこの発言に対する措置というのは、どのようにとられておりますか。
○坂口委員 いまおっしゃったような意味では、低所得層や老人に対する値上げの影響を緩和したことにはならぬと思うわけですね。いままでセブンスターを吸っておみえになった方に、今度値段が上がるからあなたはたとえばゴールデンバットにかえろ、煙さえ出ればいいじゃないかと、そういう調子にはいか...全文を見る
○坂口委員 老人ホーム等の方が一番好んでお吸いになっているたばこというのはどんなものかということがわかっておりますか。わかっていなかったら結構ですが、わかっていましたら……。
○坂口委員 そういたしますと、いまおっしゃった年二回であったのを年四回にしていきたいという、これはまことに微々たる気持ちだけの考え方ではありますけれども、最初のとにかく金のない者は安いゴールデンバットあたりを吸えという、貧乏人は麦を食え式の発想とは若干違うと思うのですね。その辺の...全文を見る
○坂口委員 そういたしますと、もう一度念を押してお聞きをいたしますが、老人ホームやらい療養所あるいは国立療養所というところにいままで年二回、一回二百本ずつお渡しになっていた。これを年四回にするとかあるいは年六回にするとかいうこの回数、それから提供する範囲の拡大ということについては...全文を見る
○坂口委員 特別措置として総裁が言われたのが、いまおっしゃったことだけに匹敵するのかどうか、私もわかりかねる面がありますが、もう少し広範囲な、たとえば生活保護を受けておみえになります家庭とか、あるいはまた一人暮らしのお年寄りでありますとか、そういった何らかの範囲の拡大ということを...全文を見る
○坂口委員 申請して不許可になった例等がありますか。
○坂口委員 もう一つ、身体障害者福祉法の第二十四条に「専売品販売の許可」というのがあります。すなわち、身体障害者の職業的自立を図るため、たばこ小売人の指定を受けやすくするという項がございますが、専売公社は身体障害者からたばこ小売人指定の申請があったときは、当該身体障害者がたばこ専...全文を見る
○坂口委員 そのほか、いまたとえば一例として距離のことを申し上げましたが、距離以外のことで条件緩和の項目が何かございますか。
○坂口委員 厚生省お見えですか。  たばこの有害性の問題につきましては、いろいろのデータが出ていると思いますが、外国のデータもありあるいはまた日本のデータもあり、中には疫学的なデータもあり、あるいはまた、病理学的な立場からのデータもあろうかと思います。このたばこの有害性というこ...全文を見る
○坂口委員 そうしますと、たばこをお吸いになる方も、いわゆるヘビースモーカーとそうでない人とはこれは大分違ってくると思うのですが、この三・六倍とおっしゃったのは、大体一日にどのくらい吸われたところからこの有意差というのは出てくるわけなんですか。それとも、そういうような差がないのか...全文を見る
○坂口委員 人による個人差もありましょうし、それから吸う本数によっても違うと思いますし、あるいはまた肺がんの場合なんかは、住んでいる地域の大気の汚染度等にも関係をして差が出てくるのではないかという気もするわけですが、本数によらずやはり差がある、吸う人と吸わぬ人とが歴然とした差があ...全文を見る
○坂口委員 いかに悪いかということがよくわかったわけですが、この悪いところから税金を取ろうというのですから、よけい悪いわけであります。  専売公社の方は、吸い過ぎないように注意しましょう、この吸い過ぎないというのは、どの辺のところに置いてお書きになっているのですか。それはいまお...全文を見る
○坂口委員 専売公社としては、ちょっと吸って早く捨てて、早く次のをまた買えという意味だろうと思うのです。  もう一度厚生省の方にお聞きをいたしますが、このたばこの有害性について、いまおっしゃったような、いわゆる肺がんに対して、あるいはまた慢性の気管支炎でありますとか心臓疾患、心...全文を見る
○坂口委員 厚生省の方、ありがとうございました。この問題、聞いておりますと切りがございませんので、研究の方も現在中間だそうでありますので、質問の方もこの辺にとどめておきたいと思います。  大臣、余り大臣にお聞きせずに、たばこを吸ってもらってはいけませんのでお聞きをするわけであり...全文を見る
○坂口委員 消費者物価への影響が〇・六%という数字を挙げていただいたわけですが、昨年の十一月の消費者物価が前月比で〇・五%アップ、東京でございますけれども、こういう数字が出ておりますので、これは昨年十一月の消費者物価の前月比〇・五%アップをちょっと上回った数字になるわけであります...全文を見る
○坂口委員 ちょっと細かなことをお聞きしますが、この益金率が六〇%のときと、それから益金率が、先ほど五四%とおっしゃいましたかね、五四%のときとでは、この納付金、それから消費税、内部留保、これはどのぐらいな割合で変わりますか。わからなければ結構です。——わからないようでありました...全文を見る
○坂口委員 新しい問題に移りたいと思いますが、参議院の予算総括の段階で公明党の黒柳議員が取り上げました値引き販売の問題がございます。これは専売法違反であるかどうかということが問題になりまして、一応この値引き問題について今国会中に何か結論が出されるということであったと思うわけであり...全文を見る
○坂口委員 この値引き問題が国会で初めて議論になりましたのは四十三年の改正のときであったと思いますが、いかがですか。
○坂口委員 そういたしますと、昭和三十七、八年から問題になっておるわけでありますから、もう十年以上たっているわけであります。前回の四十三年、四十五年のときにも、これは専売法違反であると一応認めて、そして法改正の検討を約束されていると思うわけであります。  それから、私は四十三年...全文を見る
○坂口委員 そういたしますと、いろいろの考え方をいま聞かしていただいたんですが、その中で苦慮しながらもどの方向を選ぼうとしておいでになるのですか。
○坂口委員 そうしますと、結論はいつごろまでに出されるのですか。大体の目安、大体いつごろまでには出せるという目安。
○坂口委員 煙に巻かれた答弁でありますけれども、ではひとつ早急に結論をお出しいただきたいと思います。  それから、自動販売機が全国に、私どもの調査に間違いがなければ現在十六万四千台ぐらいあるはずでありますが、これはもし仮に値段が改定になったということになりますと、当然全部改造を...全文を見る
○坂口委員 こういう直す話等をいたしますと、何となく値上げを認めたような形の議論になるわけでありまして、こちらも言うのは非常に困るわけでありますけれども、決して認めたわけで言っているのではありませんで、遠い将来そういうことがあるやもわからぬということを申し上げておるわけでありまし...全文を見る
○坂口委員 いずれにいたしましても、小売店に対してそのときそのときの政策の変化によって大きな負担をかけるということはどうしても避けなければならないことだと思いますので、今後の成り行きによりますけれども、やはりいかなるときに対しても手厚い対策を常に考えていくということが重要なことだ...全文を見る
○坂口委員 ちょっと初めの方を私聞き漏らしましたが、そういたしますと、規制の方向でこの検討をするという御発言だったんですか。
○坂口委員 昨年の審議では、一応規制の方向で検討するということになっていたと思うわけですが、いまお聞きいたしますと、少しむずかしいというふうになって、いささか方向が変わったような感じでありますが、メリット、デメリット両方あると思いますけれども、未成年者等の問題を考えましたときに、...全文を見る
○坂口委員 もうすでに一つの方針に乗っかって一挙に突っ走ろうというようなお考えのように聞こえますけれども、これはもう少し腰を落ちつけてゆっくりやっていただいて、そして小売店に対しても、あるいはまた需要者に対しても、そういうあわてふためく場がないような時期にひとつお選びいただけると...全文を見る
04月22日第75回国会 衆議院 大蔵委員会 第27号
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○坂口委員 前回に引き続きまして、若干たばこの問題を先にやらせていただきたいと思います。  葉たばこの買い入れ実績を見せていただきますと、この中には在来種あるいは黄色種、バーレー種いろいろの種類がございますけれども、この中でバーレー種というのがニコチンの含有量が少ないということ...全文を見る
○坂口委員 そういたしますと、輸入の方を見せていただきますとかなりバーレー種の輸入が多いわけなんですが、日本においてはこれは土地その他の条件で、ほかの都道府県ではできにくいということでございますか。
○坂口委員 もう一つお聞きしておきますが、在来種、黄色種、バーレー種それぞれの葉たばこのキロ当たりの買い入れ価格はどれくらいになりますか、わかりましたら……。わからなかったら結構です。
○坂口委員 そういたしますと、いまお聞きしますとバーレー種は価格としましては若干安い目になるわけですが、日本でももう少しこれが生産されるのではないかという意見があるわけでありますけれども、先ほどの御意見だと環境その他で少し制限があるようなお話でございますが、初めに私が申しましたニ...全文を見る
○坂口委員 この原価の問題は本当はもう少し詰めたいわけですが、依然として前進がないようでありますので、お酒の問題に移らせていただきます。  まずオーソドックスに、たばこの値上げと同じように、お酒の方につきましても大幅の引き上げをしなければならない理由について、総括的な御意見をま...全文を見る
○坂口委員 いま大臣から幾つかの数値をお挙げいただいたわけであります。直接税と間接税の割合についてのお話もございましたが、一昨年からの特に急激なインフレの継続の中での間接税と直接税の割合というのは、いわゆる平時における、まあ平時という言葉が当てはまるかどうかわかりませんけれども、...全文を見る
○坂口委員 いま大臣は、低所得者に対してはそれなりの配慮がしてある、こういう御発言であったわけでありますが、この御発言は、たとえばたばこの場合でありますとゴールデンバットはいままで三十円のを今度四十円にした、この辺のところを吸えと、あるいは酒は特級、一級を上げたが、二級は上げない...全文を見る
○坂口委員 貧乏人は麦を食えとおっしゃった方がございますが、同じような発想ではないかと思うわけであります。これだけ考え方が違いますと次にどう質問していいのかわからなくなりますけれども、低所得者の人が果たしてゴールデンバットばかり吸っていられるかどうか、あるいはまた二級ばかり飲んで...全文を見る
○坂口委員 すでにビールでは朝日麦酒が値上げに踏み切っているわけでありますが、この税改正を見込んだ値上げではなかったかという気がいたします。この朝日麦酒の値上げについてはどのようにお考えになっておりますか。    〔委員長退席、山本(幸雄)委員長代理    着席〕
○坂口委員 そういたしますと、自由価格になっているから行政指導にも限界がある、こういう立場を貫かれるとしましたら、各アルコール類が値上げをしようということで申請をしてくるということになってまいりますと、初めにおっしゃったように厳しく行政指導をするということであっても、朝日麦酒のと...全文を見る
○坂口委員 ちょっと具体性を欠いておりますのでおっしゃる意味が十分にわかりかねる面がありますけれども、どうですか、現状を考えて、具体的に少なくとも向こう一年間ぐらいはそういうことはあり得ないと、そうお考えになりますか。
○坂口委員 いまのお話を聞いておりますと、厳しく行政指導をするという表面的なお言葉ではありますけれども、よく聞いてみると、それには限界があり、自由価格だから、出されてくればやむを得ないとまあ解釈せざるを得ないような御答弁だと思うわけであります。その面で御回答をぼくは大変残念に思う...全文を見る
○坂口委員 では、これで終わりますが、まあ時期尚早だということで大臣は逃げられたわけでありますけれども、しかし全体としましては決して時期尚早ではなしに、少なくともこういう問題が具体的に提案されているときでありますから、もう大蔵大臣としてのはっきりとした意思表示をしていただいていい...全文を見る
○坂口委員 終わります。
04月24日第75回国会 衆議院 大蔵委員会 第29号
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○坂口委員 参考人の先生方には大変どうもありがとうございます。  二、三の点をお聞きをしたいわけでございますが、まず第一に、今回のたばこ、酒の値上げによりまして、いわゆる消費者物価への直接の影響というものがいろいろ言われております。直接の影響としまして、たばこの場合に〇・六%と...全文を見る
○坂口委員 竹内参考人にひとつ続いてお聞きをしたいわけでありますが、先ほど、酒、たばこの値上げによって福祉を充実させるという政府の税制に対する哲学のなさということを御指摘になりまして、また法人税の累進課税の問題にも触れられたわけでございますが、直接税と間接税の割合、特に関接税につ...全文を見る
○坂口委員 続いて、そのお考えのもとに先ほども述べられたと思いますが、酒の安全性の問題について触れられまして、安全性の問題等については厚生省の管轄にすべきではないかというようなお考えのように承ったわけでございますが、先生のお考えでありますと、特にお酒なんかは大蔵省の管轄ではなしに...全文を見る
○坂口委員 ありがとうございました。福田参考人にお聞きをしたいと思いますが、一番最初におっしゃったことで私ちょっと聞き漏らした点があるわけでございますが、三千五百億の増税に伴って、何ら改善策というものを伴っていないというお話がございました。この点をもう少し具体的にひとつお願いした...全文を見る
○坂口委員 それから、たばこの益金率の問題がございますが、竹内参考人のようにもう間接税というものをなしにしていくのが本来なんだという御意見であれば、益金率の問題をいまさら出すのは変な形になるわけでございますけれども、現実といたしまして約六〇%、最近それが五四%ぐらいに落ちていって...全文を見る
○坂口委員 竹内参考人にもう一つ最後にお聞きをしたいと思いますが、先ほどお酒の流通機構というものについて少しお触れになりました。それから先ほどの議論の中にも、本物に対する税制のあり方、あるいはまたそれをよりょく変えるためのあり方というふうなお話もございました。酒の流通機構というも...全文を見る
○坂口委員 終わります。
○坂口委員 ただいま議題となりました製造たばこ定価法の一部を改正する法律案並びに酒税法の一部を改正する法律案と、さらに両修正案について、私は公明党を代表して、反対の意見を表明するものであります。  反対の第一の理由は、政府は税負担の適正化という名目で、五十年度の財政収入を確保す...全文を見る
05月23日第75回国会 衆議院 大蔵委員会 第30号
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○坂口委員 私ども公明党は、この年金問題につきましては、かねてから年金の一本化を主張しているわけでありますが、その立場からきょうの質問もすべてやらせていただきたいと思うわけであります。  幾つかの点をお聞きしたいわけでありますが、そういう一本化の立場からいたしますと、各分かれて...全文を見る
○坂口委員 その給付の問題を次に私もお聞きしょうと思ったところですが、いま先にお答えが出たわけですが、この給付の面での一律化ということが、これも昼までに議論がございましたとおり、共済組合の中でもかなりばらつきが大きいわけです。お昼までの議論を聞いておりまして、これも最後までいきま...全文を見る
○坂口委員 これはなかなかここで結論の出る問題ではないと思いますので、また改めてお聞きをすることにいたしますが、この共済組合の、いろいろ中にございますけれども、その中で、共済組合員の受給権者一人当たりの年金額の表をずっと見ますときに、やはり目立ちますのは、私立の学校の教職員共済組...全文を見る
○坂口委員 公的年金に要する財源の負担割合を見ましても、私立の学校教職員の共済組合や農林漁業団体の場合には、国がまず一八%を持っているということで、ほかの国家公務員共済組合あるいは地方公務員共済組合の一五%に比べますと、若干高いことは高いわけですね。したがって、使用者と被保険者の...全文を見る
○坂口委員 それはよくわかるのです。おっしゃるとおりだと思うのですね。それでもなおかついまおっしゃるように、給与等も低いものですから、掛金も少なくなっている。全体の額が小さい。したがって大きな差が出てきていると思うのですが、それをなおかつ、もう少し埋めるための方策を講じる用意はあ...全文を見る
○坂口委員 非常に名答弁でなかなか理解しがたい面がございますが、これはどうも平行線でなかなかここでお答えが出ないようでありますし、関連した問題でありますのでまた後ほどもお伺いするとしまして、問題を続けさせていただきます。  政務次官の方からもいま財源的な問題も出ましたけれども、...全文を見る
○坂口委員 これは一つの考え方でありますが、すべての国民の年金権を保障する立場から、いわゆる公的年金間に共通した最低年金制というものを設けてはという考え方があると思うのです。そして年金受給年齢に達した者に対してはそれを支給する、この考え方は何か検討されておりますか。これは後で大蔵...全文を見る
○坂口委員 運輸省の方にも一言だけ、このことについて思いめぐらしておいでになるかどうか、ひとつお聞きをしておきたいと思います。
○坂口委員 こういうふうな問題は、厚生省、大蔵省あるいは運輸省というふうに各省庁にまたがっておりますが、いずれにいたしましても、国民の側から見れば年金関係ということで一つのことでありますけれども、しかしこういうふうな一つの問題を検討していきます場合に、省庁によって考え方が非常に違...全文を見る
○坂口委員 もう少しお聞きしたいこともございますが、きょうは共済の方の議論でございますので、また社会労働委員会等でお聞かせをいただきたいと思います。  共済組合の退職年金、それから退職一時金等は、毎月支払われております賃金や、退職時に支払われます退職手当と同じ基準で税金の徴収が...全文を見る
○坂口委員 二百二万円といいますと、全体の中で二百二万円までの人が大体何%ぐらいになりますか。わかりませんか、わからなかったら結構ですが。
○坂口委員 非常に少ないということでありますし、これだけのいまおっしゃったような制度があるにはありますけれども、しかし、退職年金、退職一時金という場合にはほかの給与や賃金やあるいはまたほかの退職手当とは違うわけでありますので、何とかこの課税対象というものはもっと外す方向に持ってい...全文を見る
○坂口委員 厚生、国民年金の場合には、物価スライドは年間五%でございましたか。
○坂口委員 われわれも五%ということが是か非かということにつきましては検討を加えてまいりましたし、五%というと少し幅があり過ぎるじゃないか、賃金スライドをということを言ってきたわけでありますが、一応五%という一つの条件でスライドらしきものは導入されたわけですけれども、共済等につい...全文を見る
○坂口委員 これは厚生、国民両年金の場合にはできますね。
○坂口委員 普通の年金の場合には、老齢年金の場合にはいいわけですね。
○坂口委員 厚生年金と共済の場合、これはもうかなり違うわけでありますけれども、これは通算制度が導入されてしかるべきだというふうに思うのですが、この点、お考えになる計画はございませんか。
○坂口委員 ひとつそれは御検討いただくとして、もう一つ積立金の問題でありますけれども、長期給付の財源算定に当たって採用されております積立金の予定利率というのは年五・五%ということに共済組合施行令において定められていると思うわけです。実際問題としては、運用実績は大体六・三%とか六・...全文を見る
○坂口委員 では、これで終わります。
06月03日第75回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第11号
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○坂口委員 参考人の皆さん方にお礼を申し上げて、質問を続けさせていただきたいと思います。  まず、安達参考人にお聞きをしたいわけでありますが、きょう最初、田中先生がちょっと最後に触れられて、時間がありませんために質問を中断されましたけれども、この養殖そのものが赤潮発生を呼ぶとい...全文を見る
○坂口委員 いま先生がおっしゃった、非常に害の大きいものと申しますか、害を与える種類ですね、これの発生する原因というものを、先ほどもちょっとお話が出ましたが、これの研究というのはまだ進んでいないわけでございますか。特に害を起こす方の赤潮の発生の特別な要因と申しますか条件と申します...全文を見る
○坂口委員 ありがとうございました。  次に、岡市参考人に二点お伺いをしたいわけでありますが、一点は、重油が赤潮発生に対する大きなファクターとして存在するということについて、先生は学者としてのお立場から、データ等の積み重ねもこれからしなければならないというような、非常に慎重なお...全文を見る
○坂口委員 それから、村上参考人にお伺いをしたいと思いますが、赤潮が起こりましたときの海水あるいは気候の状態というものと、それから起こっていないときの気候あるいは海水の状態というような比較研究と申しますか、もう少し広範囲なマクロな研究というものがなされているのかどうか。もしもなさ...全文を見る
○坂口委員 重ねて村上参考人にお聞きをしたいと思いますが、先ほど、最近起こります赤潮というものを食いとめていきますためには、埋め立ての問題、それから富栄養と申しますか、こういった問題を提起されたわけでありますが、栄養が豊富であるといいますと聞こえはいいわけでありますけれども、逆に...全文を見る
○坂口委員 ありがとうございました。終わります。
06月05日第75回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第12号
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○坂口委員 一昨日、今回の赤潮による被害者の皆さん方のお話や、あるいは研究者の皆さん方のお話を聞きまして、現在の赤潮なるものの研究の状態について、あらあら理解をさせていただいたわけでありますが、いろいろお聞きしますと、かなりむずかしい問題も中には含まれていると思わざるを得ないので...全文を見る
○坂口委員 この年度別の赤潮による漁業の被害状況の数字を見せてもらいますと、四十五、六年から年々歳々かなりふえてきておりまして、先ほど申しましたように件数もふえてきている。この現状を考えますと、今後、ことしも含めて、赤潮はさらに一層発生してくる、こう考えざるを得ないいろいろのデー...全文を見る
○坂口委員 いまお聞かせをいただきました下水道の普及状態でございますが、これは二次処理までの多分お話だろうと思うのですが、きょう午前中にもいろいろ御質疑がありましたように、この窒素、燐というのは二次処理の段階ではなかなか取れにくいという非常にむずかしい問題があるわけでございますが...全文を見る
○坂口委員 環境庁の長官に一言お伺いをしておきたいわけですが、人口もこれからまだだんだんとふえてくることでありますし、下水量というものはふえこそすれ減るということはなかなかしばらくの間はないだろうと思うわけであります。しかも、この公共下水道の今後の見通しといいますのは、いま建設省...全文を見る
○坂口委員 さすがは元建設大臣、非常に下水道の方がお詳しいわけでございますが、もう二つ、長官にお聞きしたいと思います。  一つは、いまおっしゃいました下水道の整備に絡みまして、これもよく議論されるところでございますけれども、下水道が整備をされてまいりますと、工場からの廃液が水質...全文を見る
○坂口委員 ちょっとこのことに対しては意見があるわけですけれども、時間がありませんので、きょうこの問題はこれだけにしまして、最後にもう一つだけ水産庁の方にお聞きをして、終わりにしたいと思いますが、初めにも申しましたとおり、この育てる漁業というものが、こういうふうな環境で非常に危機...全文を見る
○坂口委員 これで終わらせていただきますが、そういたしますと、漁民の方々の何らかの救済措置というものが、もう少しとられなければならないと思うわけです。一昨日お聞きをしたところによりますと、ほとんど何にもないと言った方が当たっているという現状にあるようでありますので、この救済方法、...全文を見る
06月13日第75回国会 衆議院 大蔵委員会 第33号
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○坂口委員 きょうは、過日の予算委員会で五十年度及びそれ以降の成長率を三、四%前後と答弁をなすっているところから、こうした経済情勢下で福祉、社会保障等について今後どう対処をしていかれるかということを中心にお聞きをしたいわけでございますが、時間が三十分以内と限られておりますので、多...全文を見る
○坂口委員 もう少しお聞きをしたいような気持ちもするのですが、時間がちょっとございませんので進みますけれども、この中で、社会保障制度全体についても見直しが必要であるとおっしゃっている。その見直しの中身でございますが、どういう方向に見直そうとしておみえになるのかということがはっきり...全文を見る
○坂口委員 いま大臣がおっしゃいますように、社会保障の制度そのものが成熟過程にあると申しますか、まだ成熟していない現段階におきまして、しかもなおかつこの低成長下でこれを成熟させていかなければならない。この前向きな中で大臣がお取り組みをいただいているというふうに理解をしたわけでござ...全文を見る
○坂口委員 厚生省の方にも少しお聞きをしておきたいと思いますが、今回のこの数字をどのようにごらんになり、そして将来の医療問題についてどのようにお考えになっておるか、粗々のところをひとつお聞かせをいただきたい。
○坂口委員 このふえてまいります医療費をどういうふうに乗り切っていくかということは、一つは医療費が使われなくて済めばそれにこしたことはないわけでありますけれども、先ほども申しましたとおり、客観的な情勢は決して減るとは思えない、むしろふえていくのではないかという情勢でございます。 ...全文を見る
○坂口委員 この社会保険料が諸外国に比べて低い云々の問題はいつも問題になることでありますけれども、われわれが一般会計全体に占める社会保障費というものを申しますときに、非常にパーセントが日本は低いということを申しますと、皆さんの方では、そのほかの国民所得に対する税率が違うじゃないか...全文を見る
○坂口委員 ことしの初めでありましたか、厚生大臣が国保を段階的に統合していくという案をおっしゃったやに新聞で承ったわけでありますが、少なくとも県段階で、市町村によりましても国保の財政というものもかなりな差がございますので、各都道府県段階で統合してはという意見もありますが、これに対...全文を見る
○坂口委員 いまの厚生省のお話、どういうふうにお受け取りになりましたかどうかわかりませんが、大臣の発言ほど明確でなかった、どうでもとれるような答弁でございますが、これは大臣、私の申し上げているのは決して無理なことを言っているわけでもありませんで、どちらかと言えば非常に大臣寄りの発...全文を見る
○坂口委員 間がありませんので、一言だけ大臣にお答えをいただいて終わりにしたいと思うのですが、いまいろいろ御答弁がございましたが、この制度間の問題を検討する時期に来ていると私は思うわけでありますが、大臣のそれに対するお答えを一言だけで結構でございますからお聞きして終わりにしたいと...全文を見る
○坂口委員 どうもありがとうございました。
06月19日第75回国会 衆議院 社会労働委員会 第23号
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○坂口委員 きょうは、予防接種事故につきまして若干お聞きをしたいと思うわけであります。  御承知のように、社会防衛という立場から予防接種が行われてまいりましたけれども、その予防接種によって重篤な後遺症が生まれましたり、あるいはまたそれによって死亡するというような人がときどき出る...全文を見る
○坂口委員 実は、きょうの質問をさせていただくに当たりまして、いろいろの文献等も調べてきたわけでありますが、各国のこの予防接種事故の文献等を調べておりましたら、たとえば西ドイツでありますとかあるいはフランスでありますとか、諸外国におきます事故のいろいろの症例の表みたいなものが出て...全文を見る
○坂口委員 ぜひひとつ早急におまとめをいただきまして、拝見をしたいと思うわけでございます。  それから、予防接種法によりまして定められました予防接種は、日本国民は受けなければならないことになっているわけでありますが、もしも受けなかった場合には「三千円以下の罰金に処する。」という...全文を見る
○坂口委員 いまお聞かせをいただいて、ずいぶん受けていない人が多いのにちょっと驚いたわけでありますが、この問題はもう少し後でまた触れさしていただくといたしまして、結局、この事故と申しますか、特にこの種痘を中心にいたしました接種の後起こります副反応の中で最も重篤なものは、中枢神経系...全文を見る
○坂口委員 この予防接種は異物を体内に入れるわけでありますから、何らかのそれに対する抵抗が生ずるのは当然だと思うわけです。さりとて、この種痘後脳炎というものがそう多く出ては困るわけでありますけれども、最近と申しますか、中には十数年来、西ドイツ等によりましてはもう数十年来、この種痘...全文を見る
○坂口委員 日本においても強制か任意かということが検討をされていると思いますし、お聞きいたしますと、予防接種部会で現在検討がなされているということでございますが、これは恐らく現在検討中であって中間であろうと思います。結論がまだ出ていないと思いますけれども、現在までの中間においてど...全文を見る
○坂口委員 アメリカが一応強制を廃止に踏み切りましたけれども、そのアメリカ合衆国衛生局の通告の文章の中に「天然痘はかつて考えられた程伝播力の強い病気ではない。」という言葉がございます。これは非常に重要な項目だというふうに思うわけでありますが、厚生省の方はこの伝播力というものについ...全文を見る
○坂口委員 この日本におきます現在種痘をみな受けた人間がおりますところに外国からそういう患者が入ってまいりました場合に、免疫があるわけでありますから伝播力というのは非常に少なくて済むと思うわけですが、もし仮に日本人が全部これで種痘を受けていなかったとして、そこに外国から入ってまい...全文を見る
○坂口委員 もう一言だけつけ加えて質問をさせていただきたいと思うのですが、先ほども申しましたとおり、日本を見ましても、先ほど統計的な数字をお示しいただきましたとおり、予防接種事故の中で一番多くのものを占めているのは、特に最近また多くを占めているのは種痘によるものであるというデータ...全文を見る
○坂口委員 そういたしますと、任意にできるかどうかはわからないけれども、いわゆる現在までの、二歳までの種痘のスケジュールですね、この部分についての年齢については考えたいという御意向でございますか。
○坂口委員 いま質問をいろいろいたしまして、局長の方からお答えをいただきましたように、この予防接種の中で、特に種痘につきましては強制か任意かという問題が御承知のとおりございました。そして、もうこの強制か任意かという問題は、予防接種の人体に対する影響ということよりも、これは防疫体制...全文を見る
○坂口委員 先ほどもこの予防接種を受けなかった方の数をお聞きしたわけでありますが、年齢層によりましては約四割方がこれを受けてないという年齢層もあるわけであります。それに対する罰則等の例はいままでにないということでございますが、昭和二十三年でございますか、できました現在の予防接種法...全文を見る
○坂口委員 現在ありますものはいわゆる救済制度でありまして、まあ補償ではないわけであります。諸外国におきましても補償制度を確立しているところもございますし、そうでないところもあるわけでありますが、西ドイツ、フランスにおきましてははっきりとした補償制度を御承知のように確立をいたして...全文を見る
○坂口委員 強制でありますかあるいは任意でありますかは別にいたしまして、とりわけ強制であればなおさらのことだと思うわけでありますが、全体の集団防衛ということで全員に予防接種というものを行う、そしてその予防接種をすることによって多くの人はその恩恵に浴してそれぞれの病気から守られるけ...全文を見る
○坂口委員 意見の分かれるところは私もよくわかるわけであります、分かれているわけでありますから。その分かれる理由と申しますか、日本が補償制度をおとりにならない、それはそれなりに理由があるだろうと思うのです。西ドイツやフランスは補償という形でおやりになった、そういう考え方の根拠があ...全文を見る
○坂口委員 前段の無過失だからという話でありますけれども、過失であれば国が責任を負う問題は少ないとぼくは思うのですが、無過失であればあるほど、これは国が補償という立場をとらなければならないと私は思うのです。それから、四十五年の七月にできた、これは臨時的だからとおっしゃる。これは私...全文を見る
○坂口委員 優秀な頭の局長がそれほど結論が出にくいような問題では決してございませんで、二、三日お考えいただければすぐ結論の出る問題だと私は思うわけであります。これは局長からは言いにくい面もあると思いますが、大臣、これは政治的な立場として、先ほどから申しましたように、救済ということ...全文を見る
○坂口委員 皆さんの中にもいろいろ御議論があるだろうと思います。たとえばいま大臣がおっしゃいましたように、強制任意の場合と、あるいはまた不定期に、たとえばちょっと香港まで行ってくる、あるいは韓国まで行ってくるのにやらなければならぬ、こういった旅行のためにする場合と、あるいは小さい...全文を見る
○坂口委員 それから、昭和五十年三月二十日づけの各新聞を見ますと、百日ぜきの定期接種の再開と、かかりつけの医師による接種を受けることを勧める旨の記事が出ているわけであります。このかかりつけの医師のもとで接種を行うようという、この記事の意味なんです。これは恐らく厚生省から出されたも...全文を見る
○坂口委員 それから、ちょっとまた話が逆に戻って恐縮なんですけれども、いままでいろいろの予防接種事故が出てきたことだけはまぎれもない事実であります。これに対する原因究明あるいはその調査等につきましても、厚生省もこれに積極的であったとは言いがたい。非常に控え目な言い方をしましてそう...全文を見る
○坂口委員 一応これで終わらせていただきますが、いずれにいたしましても、非常に重要な問題でございますので、ひとつできる限り早急に結論を出していただきまして、この被害者の皆さん方の救済をぜひお願いをしたいと思うわけであります。資料の公開等のことにつきましても、ひとつ積極的な姿勢をお...全文を見る
06月20日第75回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第15号
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○坂口委員 きょうは、地盤沈下の問題をひとつお尋ねしたいと思うわけでありますが、御承知のように、全国各地域におきまして最近、地盤沈下が非常に大きな問題になってまいりました。前回の調査によりましても、十七都道府県、二十地域において非常にこれが進んでいるという発表があったわけでござい...全文を見る
○坂口委員 そういたしますと、今国会に出にくかった主な原因は、用水等との調整問題が最も大きなネックになっているということでございますか。
○坂口委員 もう今国会も残り少なでありますから、これはぜひ次の国会では立法化をやらなければならない、こう思います。そういう意味で、次の国会においては必ずやるという大臣の御決意をひとつ聞かせていただきたいと思います。
○坂口委員 まあ、地盤沈下は見た目にそうわからない。たとえば騒音でありますとか、大気汚染でありますとか、あるいは水質の汚濁でありますとかというものに比べますと、同じ公害の主要な六項目の一つに入っておりますけれども、急激にすこんと下がるものではない、長い時間をかけて少しずつ下がって...全文を見る
○坂口委員 大臣、結構でございます。  いま、お話し伺いますと、四つの中に当てはまらないということでありますけれども、しかし、このいわゆる海岸線に向かった部分、この部分はどういう理由で沈下がはなはだしいのか。この沈下をとめるということはできますか。
○坂口委員 私が申しておりますのは、いま皆さん方は先ほど挙げられた四項目の中に当てはまらないというふうにおっしゃるわけですけれども、しかしながらあの地域、これはあの地域だけに限りません、愛知県側に回っても同じことだと思いますけれども、非常に地盤の沈下が著しい。これは特にあの地帯に...全文を見る
○坂口委員 直轄事業の初めのところ、もう一遍言ってください、直轄事業にできない理由、四項目、先ほど挙げられましたけれども。
○坂口委員 私も実は専門的なことはよくわからないのですけれども、先日、土木関係の方に説明を受けましたら、伊勢湾の、特にいま申しております地域の地層等の状態からして、どうしても沈下を抑えることができないのだそうであります。まだ当分このままで沈下が続く、こう考えざるを得ない。それを防...全文を見る
○坂口委員 お話しはよくわかりません。おっしゃる意味がどういう意味かよくわかりませんが、私は少なくともいまおっしゃることに匹敵すると思うのですよ。私は全体の地盤沈下のことを言っているのではないのです。海岸線の防潮堤の話をしているわけですから、それに対して非常に高度の技術を要する。...全文を見る
○坂口委員 いや、そうではないのだ。範囲というのはたかだか一キロ、まあ八百メートルぐらいかもしれません。実際の長さですね、堤防のといいますか、防潮堤の横にやっております長さは。両方の川と川との間です。それが州になっておるわけです。そしてその防潮堤のところがだんだん進んでいくのです...全文を見る
○坂口委員 いや、あなたがむずかしいとおっしゃるのはよくわかるし、そして、いまここではっきり言いにくいということもよくわかるのだ。だから、もう一遍、調査をやり直すかどうかということを、調査をやられるかということを言っているわけです。八百メートルというのは、奥行き八百メートルという...全文を見る
○坂口委員 いや、技術的な面で技術的な方法をどうするかというのではなしに、建設省直轄事業にするためには、高度の技術を要するものもその中に入る、そういうあなた方の答弁でしょう。高度の技術を要するものは直轄事業の一つになり得るという皆さん方のお話しなのですよ。それはそうなのでしょう。...全文を見る
○坂口委員 最後に環境庁の方にお聞きをして、時間が参りましたので終わりにしたいと思いますが、いずれにいたしましても、この地盤沈下の問題は地下水等とのかかわり合いもございまして、非常に重要な問題でありますので、環境庁の方もひとつこれに対する対策というものを、どうしても強化してもらわ...全文を見る
○坂口委員 終わります。
06月25日第75回国会 衆議院 大蔵委員会財政制度に関する小委員会 第1号
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○坂口小委員 私も実はこの問題をお聞きしたいと思ったのですが、先ほどから御答弁を承っておりまして、やはりこの問題がもう少しはっきりしないと話が前に進まないという気がするわけです。おっしゃるようにいろいろな条件があると思いますし、経済は生き物ですから、これはどう変わるかわからない。...全文を見る
06月27日第75回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第17号
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○坂口委員 きょうは青森県の八戸市の問題を取り上げたいと思います。  長官も先日、青森県の方にお行きになりまして、いろいろお聞きになったようでございます。青森県の地方紙の報ずるところによりますと、大臣は八戸の公害の問題はまだ調査が不十分であるので、今後にまちたいというような意味...全文を見る
○坂口委員 実は昨日八戸市を訪れまして、いろいろ皆さん方からお聞きをしたわけでありますが、御承知のように昭和三十九年に新産都市になりまして、それから多くの工場ができましてから、いままで見られなかった、いわゆる大気汚染によるものと思われるような気管支ぜんそくを初めとする住民の人たち...全文を見る
○坂口委員 患者さんの方は数年来、長い方はこの十年来、その苦しみを市あるいは県に訴え続けてお見えになったのです。何度言っても、らちが明かないので、もう言うのが疲れたというのが患者さん方の実情のようであります。ところが、市、県においては、どのような方法でこれを取り上げていったらいい...全文を見る
○坂口委員 後で、この調査報告書をお渡しをいたしますけれども、いまおっしゃいましたように喫煙によるもの、年齢によるもの等の補整はいたしてございます。そういう中で六・四という数字が出ているわけであります。この数字は、いま橋本部長がおっしゃいましたように、指定地域に十分入り得る一つの...全文を見る
○坂口委員 先ほど私も少し数字を言い落としましたが、先ほど申しました八戸東市冷蔵、ここで、これは単位はS03ミリグラム・パ一デーでございますが、最高値が一一・一一、最低値が四・三六という数字が出ております。この数字等を見ますと、かなり高い数字ではないかというふうに思うわけでありま...全文を見る
○坂口委員 そういたしますと、大体ことしの秋ぐらいに調査地域として現地を訪れられるなり、あるいは県の状態を聞かれるなりされるというふうに理解してよろしゅうございますか。
○坂口委員 大臣に一言お聞きをしたいわけですが、大臣も先日、青森をお訪ねになりましたときに、恐らく八戸市の問題が出されたのであろうと思います。そのときにどれだけのデータが示されたかよくわかりませんが、私どもも県の関係の機関を訪れました感触では、非常にデータが不足しているということ...全文を見る
○坂口委員 八戸の新産業都市はまだまだ今後のいろいろのスケジュールもあるようであります。その詳細について私は存じませんけれども、見聞するところによりますと、まだ埋め立て等も今後、行われる計画等もなきにしもあらずというようなことでございまして、このままでほっておきますと、公害はさら...全文を見る
○坂口委員 それから各工場の公害防止の設備がどれだけ進んでいるかということを私たち危惧するわけであります。時間の関係上で私ども、多くの工場を視察することはできませんでしたけれども、一、二の工場にも寄ってまいりましたが、本年になりましてから、もうかなりの公害防止の予算を組んでお見え...全文を見る
○坂口委員 個々には、いまおっしゃったような問題も進んでいるのであろうと思いますが、これからまた新しく工場等ができるということになりますと、総量規制の問題をからめて考えていかなければならないわけでありますし、ひとつ積極的に状況を把握をしていただいて、そしてさらに一層、この公害防止...全文を見る
○坂口委員 もう一つだけ、恐れ入ります。  いま大臣のお言葉の中に、でき得れば私もというような発言がございましたが、これは大臣に一度行っていただければ、それにこしたことがないわけであります。ひとつ今度は選挙ではなしに、八戸市を本当に公害の面から見るという立場から、でき得れば大臣...全文を見る
○坂口委員 ありがとうございました。
10月30日第76回国会 衆議院 本会議 第11号
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○坂口力君 ただいま議題となりました昭和五十年度補正予算三案に対し、私は、公明党を代表して、反対の討論を行うものであります。(拍手)  具体的に反対の理由を述べます前に、政府・自民党の国民無視の国会運営について、一言触れたいと思います。  政府は、九月十一日に国会を召集してお...全文を見る
11月11日第76回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第2号
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○坂口委員 塩化ビニール障害につきましては、けさからも何人かの人からすでに取り上げられまして、多くの議論をされましたが、できるだけ重複を避けて、二、三の点にしぼりましてお聞きをしたいと思います。  一つは、塩ビ関係の会社で働いてお見えになります皆さん方の健康診断についてでありま...全文を見る
○坂口委員 障害の中でも指端骨溶解症のように、外から見て何らかの変化があり、あるいはまたレントゲン等ですぐわかるものは存外、発見もしやすいのでしょうし、また気づくのも早いのだろうと思いますが、いまおっしゃったような、たとえば肝臓がんあるいはそれに類するものというようなものは、表面...全文を見る
○坂口委員 それから労働省の方に、もう一つついでにお聞きをしておきたいと思いますのは、この職場で働いておいでになる皆さん方がいろいろの装具をつけられる。たとえば、塩ビの職場でありますと、宇宙服のようなものを着ておやりになっているような写真もちょうだいしましたし、事実こういうような...全文を見る
○坂口委員 それから現場でもう一つ聞きました話の中に、塩ビの問題は、ただ塩化ビニールモノマーあるいはポリマーという物質だけではなしに、それを製造する過程において、水銀でありますとか銅でありますとか、いろいろの物質を添加するわけですね。それによる被害というものも否定はでき得ないとい...全文を見る
○坂口委員 それじゃこの問題、これだけにいたしまして、もう一つは、塩ビとかかわり合いのありますスプレーの問題でございますが、これは先日、参議院の予算委員会でも取り上げられたようでございますけれども、厚生省の方は薬務局長さんより都道府県あてに、スプレー殺虫剤の回収の通達を四十九年六...全文を見る
○坂口委員 そういたしますと、これを処理する方法、これはいろいろあるのだと思いますが、いわゆる処理方法としてはもう決定したということでございますか。こういう方法でこれを処理するという方法は、もうすでに決定されたということでございますか。
○坂口委員 もう一問だけ。そうしますと、業者の方の開発が進んで決定されたというのではなしに、そのことが、それによって十分解決ができるというふうに厚生省自身としてお考えになったと、こういうふうに理解してよろしいですか。
○坂口委員 その二つの方法というのは、もう発表できますか。
○坂口委員 きょうは消防庁の方にお越しいただくのを忘れたのですが、消防庁からいただきました資料によりますと、昨年四十九年の十二月二十日現在でありますけれども、約一千百万本ほどの貯蔵本数について調べられておりますところを見ますと、無許可で貯蔵している場所というのがかなりある。約四割...全文を見る
○坂口委員 わからなければ結構です。その問題は、消防庁の方に言うのを忘れましたから、結構です。  最後に、これは環境庁の方にお聞きをしなければならぬわけですが、この塩ビの問題は、いわゆる工場内の問題として、労働衛生の問題として論じられるべきものかもしれませんが、しかし、これがそ...全文を見る
○坂口委員 研究方法としてそういうふうな疫学調査あるいは疫学的研究というものを積み重ねていかなければならないというお話をいただいたわけですが、六価クロムでありますとか塩ビの問題でありますとか、こういった問題が表面に出てきているときに、認識を新たにして、そしてそういう方法を実際に環...全文を見る
○坂口委員 大分、次元の高い話になりましたところで、長官に最後にお話を伺いたいと思いますが、これに関しての長官の御決意を伺う前に、あわせて見解をお聞きしておきたいと思うことがもう一つございます。  それは、この塩ビの問題でもクロムの問題でも同じでありますが、塩ビの問題はわりに健...全文を見る
○坂口委員 このことは、あるいはきょう昼までに議論されたかもしれませんけれども、もう一言だけ労働省の方にお聞きをしておきたいと思いますが、たとえば今回の塩ビの問題で三井東圧の問題が取り上げられまして、ややもいたしますと悪の根源であるかのように三井東圧さんは扱われているわけでありま...全文を見る
○坂口委員 終わります。
12月05日第76回国会 衆議院 本会議 第17号
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○坂口力君 ただいま議題となりました昭和五十年度の公債の発行の特例に関する法律案に対して、公明党を代表して、反対の討論を行います。  いわゆる赤字国債発行の財政特例法案について具体的な反対理由を述べます前に、去る三日行われました大蔵委員会における政府・自民党の強行採決を断じて許...全文を見る
12月09日第76回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第6号
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○坂口委員 地盤沈下の問題を少しやらせていただきたいと思いますが、長官も少し五時過ぎに御用があるようでございますので、簡潔に短時間でやりますので、ひとつお願いをしたいと思います。  この地盤沈下の問題につきましては、前回までのうち、具体的な例につきまして一遍、取り上げさしていた...全文を見る
○坂口委員 新聞の報ずるところによると、建設省からは地下水の保全法案というのを出されるというような報道も流れておりますし、あるいはまた通産省からは工業用水法の改正案が出されるというような報道がなされているわけでございます。そしてまた環境庁から地盤沈下の防止法案というものが出るとい...全文を見る
○坂口委員 いま三省からお聞きしたわけですが、三省とも何らかの改正を加えて新しい法案を出したいというお気持ちには、どうも変わりがないようでございますけれども、各論になってまいりますと、なかなか一致しにくいということのようでございます。建設省と環境庁との間では、さほどの意見の違いが...全文を見る
○坂口委員 そうしますと、もう一つ、通産省の方にお聞きいたしますが、通産省の方は、現在までの工業用水法の改正案というような形ではなしに、一本の法案にまとめるという方向の御意思はあるわけでございますか。
○坂口委員 何となく奥歯に物のはさまったような表現ですけれども、確かに水は要るわけですから、もしも工業用水として地下水のくみ上げを禁止するということになれば、どこかから、これを持ってこなければならないことは確かであります。その辺のところは、きょう言って、あすというわけにばいかない...全文を見る
○坂口委員 最後に、もう一つだけお伺いして終わりにしたいと思いますが、現在、工業用水法で規制地域がございますけれども、これが新しい法律ができるということになれば、規制地域の拡大というようなことは全部、解決するのかもしれませんが、しかし工業用水法ができましたのは昭和三十一年でござい...全文を見る
○坂口委員 まだ、もう少しお聞きしたいこともございますが、次の機会に譲りまして、きょうはこれで終わらせていただきます。