坂口力

さかぐちちから



当選回数回

坂口力の1976年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月13日第77回国会 衆議院 本会議 第6号
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○坂口力君 ただいま議題となりました租税特別措置法の一部を改正する法律案について、公明党を代表して、総理並びに関係大臣に質問をいたします。(拍手)  昭和四十九年、五十年の税収不足に引き続き、五十一年度も、政府予算案では、赤字国債三兆七千五百億円を含み、七兆二千七百五十億円の国...全文を見る
03月02日第77回国会 衆議院 予算委員会 第21号
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○坂口委員 多方面についての質問を関係大臣にお願いをしたいと思いますが、まず最初に、ロッキード関係の質問を短時間行わせていただきまして、後、公害、廃棄物等の問題に入っていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  まず最初に、副総理にお願いをしたいと思いますが、昨日、第...全文を見る
○坂口委員 副総理も昨日の証人喚問では事態が進展したとは受けとめられないという発言でございますが、先日、三木総理は、米国からの資料は条件づきで公表をするというような意味の御発言をなすっているわけであります。私は、米国からの資料というのは無条件で公表をすべきだというふうに考えていま...全文を見る
○坂口委員 重ねてお伺いしますが、この条件というのはどういうふうなものであるというふうに副総理は現在のところお考えになっておりますか。
○坂口委員 先ほども申しましたとおり、この米国からの資料は、これは当然無条件で公表すべきものだと思うわけであります。しかし、このことはかなり意見の隔たりもあるようでありますので先に移らせていただきます。  外務大臣に再度お願いをいたしますが、フォード大統領は多国籍企業の活動を規...全文を見る
○坂口委員 現在ガイドラインを起草中であるというお話でございますが、一番重点的にと申しますか、この起草の中でどういう点を一番重点的にお考えになっておりますか、もう少し具体的にお答えをいただきたいと思います。
○坂口委員 再度副総理にお伺いをいたしますが、このフォード大統領の多国籍企業活動の規制についての発言に対しましてどのようにお考えになっているか、また、多国籍企業の活動を規制しなければならないそのお考えの中心点、どのようにお考えになっているか、お聞かせいただきたい。
○坂口委員 一つの具体的な問題に入らせていただきますが、ロッキード社とそれから児玉との間のコンサルタント契約、これは独禁法の第六条の国際契約として公取委員会に届け出るべきものではないか、こう思うわけでありますが、これは通産大臣でございますか。
○坂口委員 えらい御答弁簡単なものですからよくわかりかねますが、そういたしますと、事業者として認められるから、この場合には公取委員会に届け出なければならぬ、そういうふうに理解してよろしゅうございますか。
○坂口委員 公取委員会としては一応検討するというような御返事でございますが、これはどうしても提出をしなければならぬと思うわけであります。御承知のように、独禁法の第六条の第二項には、「事業者は、国際的協定又は国際的契約をしたときは、公正取引委員会規則の定めるところにより、当該協定又...全文を見る
○坂口委員 この文理上からいきますと、児玉とロッキード社のコンサルタント契約が届け出義務を免れるということは、絶対これは言えないと思うわけであります。現在進行中の問題でありますので、結論をお聞きすることは非常に無理かと思いますが、これが独占禁止法第六条のもしも違反であるということ...全文を見る
○坂口委員 形式的にはという余分な言葉がつくものですから、よけいややこしくなるわけでありまして、はっきり言っていただければ、おっしゃるとおり、こういうことだろうと思います。
○坂口委員 とってないとおっしゃるのは、それは法律上とらなくてもいいという意味ではなしに、いわゆる公取の実際の実務上の人数等の面からいってそこまで手が回らない。本当はしなければならないのだけれども、そこまでようしてない、こういうふうな意味でございますか。
○坂口委員 わかりました。法律的にはやはり当然そうすべきだというふうに結論づけられたというふうに理解をいたします。  もう一度福田副総理にお願いをしたいと思いますが、フォード大統領及び三木総理の多国籍企業活動規制立法の考え方というのは、今回のロッキード事件のようなことをなからし...全文を見る
○坂口委員 最後に、外務大臣にもう一つお聞きをしておきたいと思いますが、諸外国と友好関係を結んでいきますためには、このような事件は悲しむべきことであります。これを外務大臣として外交上どのような処置を今後とっていかれようとしているのかということ。  それからもう一つは、外務大臣は...全文を見る
○坂口委員 時間の都合上ロッキードの問題、この辺にさせていただきますが、先ほど公取委員会の方からの答弁もありましたけれども、この独禁法の適用につきましてもまことに消極的でありますし、また、関係省庁の適応も決して迅速であるとは言いがたいものがあるわけであります。政府として積極的にこ...全文を見る
○坂口委員 この塩ビモノマーに関しましては、わが国だけではなしに諸外国の幾つかの研究あるいは調査の報告がございます。米国の論文、調査報告が一つここにございますが、あるいは各大臣のお手元にもすでにあろうかと思いますが、この塩ビモノマーに暴露された従業員、いわゆる塩ビを製造している企...全文を見る
○坂口委員 この塩ビモノマー製造工場で働いていてそこで暴露をされて、そして染色体の異常を来した、できた子供が奇形児であるとか、あるいはまた早流産をしてしまうというようなことが、ほかの一般の人に比べて非常に多いという疫学的な調査もあるわけであります。いままで労災ということになります...全文を見る
○坂口委員 そういたしますと、現実問題といたしましては、アメリカでこのような報告があるわけでありますから、これは日本でもないとは言いがたい。むしろ向こうの広範な研究結果からいたしますと、日本でもあるのではないか、私はこう思わざるを得ないわけでありますが、もしそのような例がありまし...全文を見る
○坂口委員 労働大臣の方、何かございますか。労災の方、補償の方に限っての話はどなたか。労働者にかかわるあれですから。
○坂口委員 この後もう一つ、塩ビとよく似たクロロプレンの問題を取り上げますが、あわせて結論づけた私の意見も言いたいと思うわけでありますけれども、結局アメリカあたりからこういうふうなデータが出され、それをよく御存じだけれども、それは厚生省あるいは労働省の奥の方にしまってあって、それ...全文を見る
○坂口委員 通産大臣にお伺いいたしますが、このクロロプレンの製造及びクロロプレンを原料とした加工工場、この辺に働いておいでになります皆さん方の粗々の人数というのはどのぐらいなのか、またどういう製品にこれが使われているかということにつきまして、お持ちのデータをひとつ示していただきた...全文を見る
○坂口委員 生産それ自体に携わってお見えになります方の人数はそんなに多くはございませんが、この加工等の仕事の方を含めますとかなりな人数に上るはずであります。いま御説明になりましたのはその一部、非常に細かい分もありますので、それは皆さん方の方もちょっと計算ができにくいのではないかと...全文を見る
○坂口委員 健康診断をしたということでございますので、若干細かく立ち入りますが、お聞きをしておきたいと思います。  それは、このクロロプレンという物質を取り扱っている従業員の人たちに対して、これに特有の健康診断をなすったんでしょうか。そして、そこから退職をなすった方もあわせてな...全文を見る
○坂口委員 私どもがこの問題に注目をいたしましたのは、これからこのクロロプレンという物質が文化の発展につれましてさらにより多く使われる傾向があるということもございます。で、ソ連のデータを見ましたときに、かなり信頼の置けるデータであり、そしてかなりな高率に発生をしているということか...全文を見る
○坂口委員 いま私申しましたいろいろの結果がございます。専門家としてお考えいただきましたときに、私が先ほど申しましたことに対してどう評価されますか。専門家としてひとつお答えいただきます。
○坂口委員 私がここで使用いたしております統計は、これは死亡統計であります。ほかのものは一切使用いたしておりません。ごまかしようのない公表されました死亡統計であります。死亡統計上こう出ているわけでありますから、この数字は動かしがたいものです。皆さんがお調べになって、これは皆さん方...全文を見る
○坂口委員 いろいろの条件が絡むことは私も心得ております。したがいまして、私もイコールそうだといま断定をしているわけではありません。しかし、ソ連においてこういうふうなデータがあり、そして日本において最もこれがあらわれやすい場所を選んで調べまして、なおかつこういう結果が出てきたわけ...全文を見る
○坂口委員 先ほども申しましたとおり、私どもが調査をいたしましたのはほんの二、三日の調査でありまして、多くの時間を要したわけではございません。しかし、私どもが二、三日をかけて調査をいたしました結果だけでも、これだけのものが出てくるわけであります。少なくとも、断定はできないが大きく...全文を見る
○坂口委員 いま厚生大臣からさらに調査をしたいという御発言がございましたが、初めに申しましたこの塩ビの流死産あるいは奇形児に対する問題、それからクロロプレンに対する問題、これは従業員及び地域の住民に対しても、健康調査等を含めてひとつぜひおやりをいただきたいと思うわけであります。 ...全文を見る
○坂口委員 ぜひひとつお願いをしたいと思うのです。何度か申しますが、こういうふうな新しい問題でありますから、企業にそれを全部やれと言っても、これは無理な問題であります。こういう新しい問題は企業にわからないわけでありますから、そういうデータはなかなか各企業には手に入らない。したがっ...全文を見る
○坂口委員 この中で、詳しいことは申し上げる時間がございませんが、GNPの成長率は七%から、そして五十年度後半は六・五%というふうに見積もっているわけでありますが、この六、七%の経済成長率でいくと仮定いたしましても、十年先、昭和六十一年には、現在の経済規模のこれだけの成長率でいく...全文を見る
○坂口委員 そういたしますと、現在までは瀬戸内海等に注目をしていたので、閉鎖性水域としての東京湾あるいは伊勢湾についてはいままで十分な調査がなかった、しかし、伊勢湾等についてはもうすでにことしから調査の予算もついているので、これらの調査を重ねていって、その結果を踏まえて将来立法化...全文を見る
○坂口委員 時間が少なくなりましたので、大蔵大臣に一言だけここでお願いをしておきたいと思いますが、いずれにいたしましても、この「産業構造の長期ビジョン」の中にも書いてございますが、これから六十年までの間にいまの公害をさらに少なくして、しかも六%ないし七%の経済成長をしていくために...全文を見る
○坂口委員 時間がなくなりましたので、最後にもう一つだけはしょって質問をさしていただきたいと思いますが、各市町村は廃棄物処理に一生懸命取り組んでいるわけであります。ただ、一般廃棄物だけではなしに、市町村の廃棄物処理の中には、企業から出ます産業廃棄物もかなりたくさん含まれている。こ...全文を見る
○坂口委員 最後に、豊橋に行きましたときに、一般ごみ処理のコンポストと言っておりますが、最終的にこういうふうな段階であります。これはいわゆる有機肥料としてこれが使用できる。こういうふうなことで、いままでの化学肥料でございますといろいろの弊害がございましたけれども、こういった形にな...全文を見る
04月23日第77回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第6号
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○坂口委員 けさからカドミの問題がかなり出たようでございますし、大蔵委員会との兼ね合いで私ちょっと失礼しておりましたので、あるいは重複するかもしれませんけれども、いまも岡本委員から、このカドミの問題が出されました。私も、この自民党からの「カドミウム汚染問題に関する報告」を読ませて...全文を見る
○坂口委員 大臣が最初おっしゃったのは、ちょっと私は意味が違うと思うのです。厚生省見解は、カドミウムの慢性中毒によって「腎臓障害を生じ、次いで骨軟化症をきたし、」と、こう書いておるわけです。「次いで」というのは、腎臓が悪くなって、そこから、さらにまた二次的に骨軟化症を来しと、こう...全文を見る
○坂口委員 いま、おっしゃることは、私の言っているのと同じことをおっしゃっていると思うのです。長官の先ほどのお話と、いまの局長さんのお話とは、ちょっと違うと思うのです。局長さん、非常にお顔をお立てになって非常に玉虫色に言い方をなすっているけれども、局長さんのおっしゃっているのと、...全文を見る
○坂口委員 それじゃカドミウムの問題はこれだけにしまして、それからもう一つ、先日、私、予算委員会におきましてクロロプレンと肺がんの問題を実は取り上げさしていただきました。これはクロロプレンという物質が肺がんを起こしていると断定をした言い方を決してしたわけではありませんで、クロロプ...全文を見る
○坂口委員 もう一つ確認をさせていただきたいと思いますが、いま、おっしゃったがん地図なるもの、まあ、がん地図と言っていいかどうかわかりませんけれども、できれば、これは画期的なことだと思います。これがないために、先ほど私が指摘したような問題が起こりましても、それが多いのやら少ないの...全文を見る
○坂口委員 ありがとうございました。
04月23日第77回国会 衆議院 大蔵委員会 第5号
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○坂口委員 私も少し輸出入銀行の問題に触れさせていただこうと思っておりましたが、小林議員から非常に詳しい質問がありましたので一言だけ承って次にいきたいと思います。  いまいろいろと御答弁がありまして、最後に大臣からも御答弁があったわけでありますが、あの四十七年の十月前後の時期に...全文を見る
○坂口委員 文学的な答弁でまことに恐れ入るわけでございますが、一番先のよく見える大臣が見えないとは思えないわけでございますけれども、この問題おきまして、次に進みます。総裁結構です。  同じようにロッキード問題、もう少しお聞きをしたいと思いますが、もう一つは久保発言がございまして...全文を見る
○坂口委員 この問題は以前にもここで何度か議論をされましたが、四十五、六年ごろには国産ということで研究費等もついていた。それが大蔵省の態度が四十七年のこの時期になってかなり傾いてきた、変わってきたという印象を受けざるを得ぬわけです。その辺のところももう少し御答弁をいただきたいと思...全文を見る
○坂口委員 四十五、六年ごろに出ておりました調査費これは実際はどういうことに使われておりましたか。
○坂口委員 結構です。いま四十五年度の調査費の使われた内容を御説明いただいたわけでありますが、たとえばエンジンでありますとか、離着陸に対してどうだとかいうような、いわゆる技術的な可能性がどうかということに使われているわけですね。先ほど御説明になりましたように、国産かそれとも輸入か...全文を見る
○坂口委員 その点釈然としないところがあるわけでありますが、これをやっておると次の問題がやれませんので、これだけにしておきますけれども、しかし、その大蔵省の考え方が一貫していたとは私には考えられないわけであります。日本が幾つかの種類の航空機を購入することになりましたが、その値段が...全文を見る
○坂口委員 原価計算をするのはそれは当然のことだと思いますし、それをお聞きしておるわけじゃなくて、その基礎になるところをどうかということをお聞きしておるわけでして、もちろんそれは原価計算をなすってその上に購入されるのだと思いますが、その原価計算の基礎なるものをどこに置いておるので...全文を見る
○坂口委員 チェックの方はどうなっているのでしょうか。
○坂口委員 その当時の原価計算の基礎資料というのは、これは御提出いただけますか。それをひとつお願いと、それから時間がありませんのであわせて質問をしておいて、まとめてひとつ御答弁いただきたいと思いますが、国税庁長官お見えでございますので、長官の方は、児玉譽士夫に対する臨床尋問をかな...全文を見る
○坂口委員 初めの話でございますが、基礎資料の方でございますけれども、それほど、見せられないまでもきちっとしておるものなら結構でございますけれども、しかしある程度の点は出せると思いますので、これも程度ものだと思いますが、できるだけのものをひとつお示しいただきたいと思います。
○坂口委員 国税庁長官への質問は続きましての中小企業等の問題にも絡んでまいりますので、また後ほどお聞きをさせていただきたいと思います。  政府の方は最近景気回復宣言というものを出したわけでありますが、これに対する大蔵大臣としてのお考えをまずお聞きをしたいと思います。景気回復宣言...全文を見る
○坂口委員 そういたしますと、大臣のお考えとしましては、現在着実に回復をしてきているように思うけれども、現在回復宣言ということを大きく言えるだけの自信はない、これが長期的に続くかどうかということも含めて考えた場合に、こういうようなお言葉のようなニュアンスに私聞いたわけです。後で御...全文を見る
○坂口委員 大臣、何かございますか。
○坂口委員 そうしますと、いわゆる回復期に見られるところの倒産であるという御意見だというふうにお聞きしたわけですが、ただし、その理由として挙げられた放漫経営その他の理由につきましては、私いますべてそうだという意見を持っているものではないわけでありますけれども、たとえば銀行でありま...全文を見る
○坂口委員 私の方の公明党の方で、中小企業の経営、雇用実態の全国調査というのを実はやりました。これはコンピューター等にかけておりまして、非常に時間がかかりましたのと、それから発言の機会がなかったのとで少し遅くなっておりますけれども、昨年十月から十二月のものでございます。この辺の調...全文を見る
○坂口委員 ひとつこれはこの際はっきりしてほしいと思うわけです。  もう少し詰めて聞きたいのですが、時間がなくなってしまいましたもので先を急がなければなりませんが、一つは、きょうの一部の新聞を見せていただきますと、大蔵省の方で今後のあり方として、物価警戒、景気中立型運営というこ...全文を見る
○坂口委員 そういたしますと、この上期の公共事業の促進措置はとらないというのではなしに、これは上期の公共事業は今後促進をしていかれる、こういう立場だというふうに理解してよろしゅうございますか。
○坂口委員 予算成立との絡みの問題もあることはよくわかりますが、現在の経済状態を見て、予算とは別に公共事業の促進をした方がいいと判断をされているのか、それとも、きょうの新聞にありますように、促進措置はとらないという方に傾いたお考えを持っておみえになるのか、それをお聞きしたいわけで...全文を見る
○坂口委員 大臣にこれはお聞きをしないといけないと思いますので、大臣にお聞きをしたいと思いますが、先ほど申しておりましたこの三点が新聞報道されているわけです。新聞報道されております以上、これは何もなかったことが書かれているわけではなしに、こういうふうな御討議等が一部で恐らくあった...全文を見る
○坂口委員 それから大臣、一番最初に御質問申し上げた点で、まだその辺を詰めていないわけでありますが、現在のこの景気回復宣言、これに対して初めにもちょっと私申しましたとおり、大臣の御答弁は景気回復宣言というところまでは言いがたいというような印象にお聞きをしたわけであります。その点い...全文を見る
○坂口委員 それから銀行局長さんの方にも一つお聞きをしておきたいと思いますが、やみ拘束預金について、大蔵省の方が全国銀行協会を通じていろいろと御指導なすっているけれども一銀行の強い反発があるということが伝えられているわけです。この辺が事実そうなのかどうかということ、これは一部発表...全文を見る
○坂口委員 時間がなくなってまいりましたので、国税庁長官にお聞きする暇がなくなってしまいましたので、次に回させていただきたいと思います。  最後に、大臣にもう一つだけお聞きして終わらせていただきたいと思います。  これはまことに大きな、マクロから見た話でございますけれども、西...全文を見る
04月27日第77回国会 衆議院 大蔵委員会 第6号
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○坂口委員 これはことし一月二十九日、予算委員会のときの大平大蔵大臣の発言でありますが、この中でも大蔵大臣はわが国の国民の租税負担について触れておりまして、中央地方を通じ先進諸国に比べると低位にある租税負担、このことを大蔵大臣はいままでにも再三述べておみえになるわけであります。こ...全文を見る
○坂口委員 がまんできないほどではないということと非常に低位にあるということでは、大分ニュアンスも違うわけですが、いまおっしゃったようにたとえば二百万とか五百万という形で見ると大体そういう数字になるのだろうと思いますが、これは税負担率のパーセントだけで議論のできない問題でございま...全文を見る
○坂口委員 ちょっと数字が並び過ぎましたのでこんがらがりましたが、前回の質問のときにも一番最後に私、大臣に少しだけ質問をして、それでもう時間がなくなってしまったのですけれども、余りたくさん国がありますとややこしくなりますから、日本と西ドイツの場合を比較してみましょう。その場合に、...全文を見る
○坂口委員 質問に入ります前段で、大蔵大臣がおっしゃったことに関連いたしまして、皆さん方がおっしゃるほど、先進諸国と日本と比べました場合に日本が非常に恵まれた形になっていることはあり得ないということをまず申し上げたかったわけであります。きょう一番最初の社会党の方の質問に対しまして...全文を見る
○坂口委員 昨年の春闘は平均して一三・一%というところにおさまったわけでありますが、今年は、まだ完全に終わっているわけではございませんが、八%台あるいは九%台というところを上下いたしております。年収三百万の標準世帯、標準家庭の場合を例にとりますと、たとえば中小企業、特に小零細企業...全文を見る
○坂口委員 いまおっしゃったことはわからないわけじゃございませんが、その皆さん方のおっしゃる数字がなかなかがまんできるほどのものではないということをこちらは申し上げておるわけです。皆さんのおっしゃっておみえになる中に、景気回復と絡めて、減税した分が貯蓄に回るということがかなり出て...全文を見る
○坂口委員 公共支出の方が乗数効果というものが大きいという考え方だろうと思いますが、これは減税による場合の限界消費性向等を見ますと、これと比較をしましても、公共支出の場合には乗数効果は非常に大きいけれども減税の場合にはこれはそう大きくないのだということはないので、やはり減税の場合...全文を見る
○坂口委員 ちょっと前後いたしますが、先ほどの乗数の問題を、私は一マイナス限界消費性向分の一という値を使っておりますので、その辺もひとつ御検討いただきたいと思います。  それから、いまのみなし課税の問題でございますが、いい面があることは私もよくわかるわけであります。先ほども申し...全文を見る
○坂口委員 ひとつこれは御検討いただきたいと思います。  それから、時間がございませんのでもう一問で終わりますが、これは皆さん方の方に通告してございませんが、二年ほど前に私、実は予算委員会でやらせていただいたものがございます。それは、身体障害者等をお雇いいただく企業に対する優遇...全文を見る
○坂口委員 障害者の中にはいろいろ種類もございますし、身体障害者の場合とあるいはまた精神的なものをお持ちの方と、いろいろこれは違うと思いますけれども、しかしいずれにいたしましても、障害者の方を三〇%なり——いま二〇%という数字が出ましたが、二〇%以上にしましてもお雇いいただくとい...全文を見る
04月28日第77回国会 衆議院 大蔵委員会 第7号
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○坂口委員 昨日も、大臣お見えになりませんときに、この減税の問題は私も少しやらせていただきました。前回に大臣にお聞きいたしましたときにも、大臣は、心を鬼にして減税はやらない、こういうお考えを述べられたわけであります。いまもお話がありましたように、現在の財政状態というのはノーマルな...全文を見る
○坂口委員 この卸売物価の上昇につきまして、大蔵省として現在の段階で何か手を打たれますかということをまず一つお聞きしておきます。
○坂口委員 警戒を怠らないという若干抽象的な表現で物足らないわけでございますが、でき得ればこういうふうなことを具体的にやりたいと思うというようなことをもう一つつけ加えていただければありがたいと思います。それが一つ。  それから、時間がございませんから重ねて質問いたしますが、大蔵...全文を見る
○坂口委員 本当はこの問題はもう少しお聞きしたいところでございますが、もう時間がほんのわずかしかありませんので、次回にまたお聞きをしたいと思います。  もう一つ大臣にお聞きをしておきたいと思いますのは、先日金融制度調査会の中間報告が出まして、いわゆる銀行法の改正を絡めての金利の...全文を見る
○坂口委員 時間がありませんので、終わります。
05月21日第77回国会 衆議院 大蔵委員会 第14号
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○坂口委員 非常に限られた時間でございますので、輸銀総裁等に対する質問は午後に回させていただきまして、大臣に二、三だけお聞きをして終わりにしたいと思います。  昭和四十七年の輸銀法の改正がありましたときのその理由の大きな柱として、外貸減らしということが大蔵省当局からも言われてい...全文を見る
○坂口委員 詳しくディスカッションしておる時間がございませんので、粗っぽいところだけ少し申し上げておきたいと思いますが、昭和四十九年度それから五十年度と国民は不況を経験してきたわけでありますけれども、インフレをおさめる方法は不況を招くことしかないのかという素朴な疑問が国民の中に蔓...全文を見る
○坂口委員 財布のひもが緩まないということをおっしゃいましたけれども、私は、緩める政策がないということを申し上げたわけであります。そのことをもう少し言いたいのですが、これも時間がございませんので、次回に譲らせていただきます。  先ほども申しましたとおり、ロッキードがらみの問題は...全文を見る
○坂口委員 このみそぎという意味が、私も文学的にどういう意味かよくわからない点がありますけれども、一遍滝に打たれたら、もう人間がころっと変わって、新しい人間に変わった、いわゆる新しい人間に生まれ変わったんだというような話は、これは児童文学としては非常におもしろい話でございますけれ...全文を見る
○坂口委員 私の診断に対してはお答えいただけなかったわけでございますが、いまも申しましたとおり、前回のこの改正案が出されました四十七年当時、だれもこういうことになろうと気づいてはいなかったと思うわけでありますけれども、結果的に見ました場合に、こういうことにこのロッキードとのからみ...全文を見る
○坂口委員 じゃ、終わります。
○坂口委員 午前中の大蔵大臣に対する質問の中で、大蔵大臣は前回の昭和四十七年におきます輸銀法の改正というものはロッキード事件とは全くかかわり合いのないことであった、これは大蔵省それから輸出入銀行両方の名誉にかけて明らかにしなければならない、こう述べられたわけであります。そのことに...全文を見る
○坂口委員 もう一つ続いてお伺いをいたしますが、この両申し込みに対して貸付承諾額及び貸付金額、これはどれだけになっておりますか。
○坂口委員 もう一度復習させていただきますが、第一回目の六機分は四十八年七月十七日に借り入れ申し込みがありまして、それが一億一千二百万ドル、貸付承諾額も同じく一億一千二百万ドル、貸付額が一億四百八十六万ドル、それから二回目の四機分につきましてが、四十九年六月十二日に借り入れ申し込...全文を見る
○坂口委員 そこで、航空機、この場合トライスターでございますが、これは一機ごとに契約書とは別に、後で手紙によって特別なる値引きをしているということが言われておりますが、このことについて輸銀の方は御存じかどうか。それから、もしこれが値引きされているということになれば、このことに対し...全文を見る
○坂口委員 そういたしますと、最初の六機分について貸付承諾額が一億一千二百万ドルであったのに対して、貸付額が一億四百八十六万ドルというふうに減っているわけですね。この減っておりますのが変動によって減額になった、こう理解してよろしゅうございますか。
○坂口委員 そういたしますと、その後の四機分につきましては、申し入れ額と貸付承諾額それから貸付額が皆同じでございます。四機分につきましては、日本円で百四億四千万円、それからドルで三千六百万ドル、これは承諾額も貸付額も同じでございます。この二回目の四機分について、すべてドルに直しま...全文を見る
○坂口委員 この後の四機分について、値引き、仕様変更、こういったものがされた疑いが非常に強いわけでありますが、このことについて詳しく調査をされておりますか。もしもされておったとしたら、いまのような漠然とした話ではなしに、もう少し詳しい話を承りたいと思います。
○坂口委員 手元の資料だけによりますとという前置きによりますところの説明でございますが、これは常識的に考えましても、一回目がこれだけ値引きをされているというのがわかっていながら、二回目がその値引きがないというのは、ちょっと考えただけでもおかしいことでありまして、輸銀としてはこの辺...全文を見る
○坂口委員 それでは、この資料につきましてはひとつ詳しいのを御提出いただけますか。
○坂口委員 おっしゃるのは、あるけれども、出せないものもあるという意味でございますか。
○坂口委員 時間がなくなってまいりましたので、それではそれはぜひ提出をお願いしまして、問題を先に進めさせていただきたいと思います。  もう一つ輸銀の方にお聞きをしたいわけでありますが、このロッキード事件に関係して、他の問題等も含めて、検察庁等から事情聴取をされたことがございます...全文を見る
○坂口委員 今後はどうですか。
○坂口委員 ちょっと言葉が足りませんでした。皆さん方がこれからもしも調査をされることがありますれば、それに関連することで、検察庁等から、どうしても聞かなければならないということがあれば、今後聞かれることは、いま現在そういう予定がございますかということをお聞きしたわけです。
○坂口委員 会計検査院の局長さんお見えいただいておりますね。——会計検査院の方は、輸銀及び全日空に対して、融資の対象となりました航空機の購入資金の経理、それから価格の内容でありますとかあるいは値引きの経過、契約状況、あるいはまた全日空の支払い状況やインボイスの確認、それから航空機...全文を見る
○坂口委員 この購入価格でございますが、これが現在はっきりしていないというのは、ロッキード社の方についてこれをはっきりさせることができないという意味でございますか。全日空の方の調査はできても、ロッキード社の方ができないからはっきりしない、こういう意味でございますか。
○坂口委員 ロッキード社に乗り込んで真っ正面からこの問題を調査されるということが困難なことは私も理解ができるわけでありますけれども、しかし外国のことであるとはいいますものの、その国の政府、この場合は米国でございますが、米政府、それから会計検査院等に対して、その主権を侵害しない範囲...全文を見る
○坂口委員 いま御説明いただいたように、わが国の行政権の及ぶ限りということは私も理解できるわけでありますけれども、しかしわが国の行政権の及ぶ限りの問題においていまいろいろのことが出ているわけでありまして、それに関連したことが外国にも及んでいるという場合、それはいわゆる外国のことを...全文を見る
○坂口委員 これで最後にいたしますが、相手のあることでありますから、それならばどういう結果になるかは別にいたしまして、このことについて調査等含めて取り組むという姿勢は持たれるということですね。その答えだけ聞いて終わります。
○坂口委員 今後の話です。
○坂口委員 残念ですが、時間がありませんので終わります。
07月05日第77回国会 衆議院 大蔵委員会 第15号
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○坂口委員 大臣お見えになります前に、ほかの分からひとつお聞きしたいと思います。  来年度の予算編成のことにつきまして、最近新聞等にも若干出ておりますが、細かな問題はさておきまして、来年度予算編成に臨まれます態度、それからその大きな柱というものについて、まずお聞きをしたいと思い...全文を見る
○坂口委員 それじゃ大臣お見えになりましたから、順を追ってお聞きをさせていただきたいと思います。  サンフアンの七カ国首脳会議の問題、きょうトップバッターの方のお話にもございました。これに臨まれます前、日本の政府の対処する方針としていろいろのことが報道されておりましたが、その中...全文を見る
○坂口委員 わが国の現在の黒字というのは長期的な傾向ではないから、他の国からそうとやかく言われるべき立場ではないという意味のことを大臣は言っておみえになりました。が、しかし今後の問題を考えますときに、将来におきましてはそういう懸念もなきにしもあらずと思うわけです。特にOECD等は...全文を見る
○坂口委員 時間がございませんので、この問題はこれだけにさせていただきたいと思いますが、初めにちょっとお伺いしかけたのでございますけれども、来年度予算の編成についてぼつぼつ新聞等もにぎやかになってまいりました。その中で、来年、特に税制上の問題のどういうふうな改革をしていこうと考え...全文を見る
○坂口委員 現在の情勢のいかんによってはというお話でございますけれども、しかし、今年度におきましてもこれだけの赤字国債を発行したわけでありますし、来年度がそう急激な変化を遂げてそして状態がよくなるとは考えられない、こういう状態でございますから、税制の改革を加えていかなければならぬ...全文を見る
○坂口委員 そんなに細かく言っていただこうとはこちらも思っていないわけであります。もちろん変動もございましょうけれども、その変動の幅というのはあらあらの予測のつく幅ではないかと思うわけです。しかしこれは時間がありませんので、何遍やっておりましても結論出ないと思いますが、もう一つ具...全文を見る
○坂口委員 税制調査会の報告等でいつも問題になります企業優遇税制の問題とそれからもう一つ医師課税の問題がございます。きょうも時間ございませんので細かく聞くことできませんが、厚生省の方もお越しいただいておりますので一言だけお聞きをしておきたいと思います。  この医師課税の問題は、...全文を見る
○坂口委員 いまお話しいただきましたように、この問題は企業の準備金でありますとか引当金とかといったような問題とは、いわゆる異質のものでございまして、根本的に違うと考えているものの私も一人であります。先般、社公民三党が税制改正の法律案を出しましたが、その中でも第十条に診療報酬の適正...全文を見る
○坂口委員 話がもとに戻りますが、五十一年度には不公正税制の是正ということで租税特別措置も十一項目廃止、五十八項目の整理縮小ということがあったわけであります。これらの点は皆さん方側から言わしむれば非常に大きな改革をやった、こういうふうにおっしゃるわけですが、われわれの側からはやっ...全文を見る
○坂口委員 終わります。
10月13日第78回国会 衆議院 大蔵委員会 第1号
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○坂口委員 通告をいたしてありませんが、先ほど老人医療の問題が出ましたので、私も一言だけ触れさせていただきたいと思います。  大臣の方から老人医療に対するお考えをるる述べられまして、現在の段階ではまだ白紙だというお話でございますが、いろいろお聞きをいたしておりますと、白紙は白紙...全文を見る
○坂口委員 大臣、いまの御答弁とあわせてひとつお考えをいただきたいわけでありますが、これは老人医療、確かにこの三年間続きまして、そしてこれによって非常に助かっている人たちが多いわけでありますが、しかし一方、よく言われますように、各病院の入院室はお年寄りによって占領されてしまって、...全文を見る
○坂口委員 決して無料だけが最高の道だと考えているわけではございませんで、たとえば医療費が——私はまだまだ日本はそんな状態になってないと思いますけれども、日本の中で医療費の占める割合がこれだけふえたらもうどうにもこうにもならない、何とかしてどこかで有料にしなければならぬということ...全文を見る
○坂口委員 まだもう二、三お聞きしたい問題があるものですから、これだけにさせていただきますが、もう一つ、税制問題でいま新聞紙上等をにぎわしております問題に土地税制の問題がございます。  国土庁、建設省、この両省庁は、土地税制というものの改正に着手すべきだというので、大蔵省、自治...全文を見る
○坂口委員 大臣、まだ事務的な段階で、大臣の手元には固まったものは上っていないということでございますが、これだけ大きな問題になりつつございますし、一般新聞紙上等にももうはっきりと出ている問題でございますので、事務当局からはまとまった案が上がっていないかもしれませんけれども、大臣の...全文を見る
○坂口委員 これは詳しく議論する暇がございませんが、私どもは、土地税制の緩和というものをしましてもこれは土地供給にはつながらないという雑木的な考え方を持っていることだけを申し上げまして、次の問題に移りたいと思います。  来年度予算の中で、いろいろ現在までの継続事業あるいはまた新...全文を見る
○坂口委員 細かな問題をもう一、二だけお聞きをしたいと思います。  一つは、先ほど景気回復のところで関連してお聞きしようと思って落としたのですが、景気回復には住宅建築が非常に大きな影響を与えることは言うまでもないと思いますが、各地域におきましては、個々の一般国民の人たちが銀行の...全文を見る
○坂口委員 終わります。ありがとうございました。
10月15日第78回国会 衆議院 大蔵委員会 第2号
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○坂口委員 二十分だそうでありますので急いでやります。  大蔵省の中期財政展望によりましても、昭和五十五年度末の国債残高が五十兆円にも及ぶ。その中で赤字国債の累積額が十一兆円、少なくとも十一兆円にはなるという試算がされておるわけであります。この多額の国債に対する償還計画が具体性...全文を見る
○坂口委員 まあいろいろ言い方はあろうかと思いますが、赤字国債が拡大をしていかないという一つの歯どめ、条件と申しますか、歯どめみたいなもの、それからもう一つはこの所得税減税ということで何よりもここに意見の一致を見るというようなことを先日は確かに大臣としては一つのゲダンケンガングと...全文を見る
○坂口委員 一面私も同感する面もございますが、時間に追われておりますので少し次に進みたいと思います。  税制改革というものについて、これはいまの問題と絡みでございますけれども、われわれは税制改革と言いましたときに不公平税制の改革ということをまず最初考えるわけでありますけれども、...全文を見る
○坂口委員 そうすると、大臣が現在考えておみえになりますこの不公正税制の改正というのは、これはことしの税制改正である程度もう終わったという意味でございますか。不公正税制の改正というのは、ことしの税制改正であらあらのことは終わった、あるいは言葉をかえて言いますならば、大臣がお考えに...全文を見る
○坂口委員 どうも大臣のうまい言い回しにごまかされるわけでございますけれども、そうすると税制改革というものは、特に国債の償還計画を示す、それとにらみ合わせての問題として、大体ことしそれから来年ぐらいであらあらの改革をされるというふうに解してよろしゅうございますか。先ほどおっしゃっ...全文を見る
○坂口委員 そういたしますと、さらに詳しい償還計画をお示しになるというのは、これは一応税制改革というものが粗筋終わった時点というふうな意味合いでございますか、その点ひとつお聞きしたい。  時間がございませんのでもう一つ重ねてお聞きしておきたいと思いますが、この償還計画というのは...全文を見る
○坂口委員 そういたしますと、大臣のお考えでは、償還計画を示されるのはかなり後になってから、大体五十年代後半というような感じでございますが、そういうふうに理解してよろしゅうございますか。
○坂口委員 はなはだ不満でございますけれども、時間の方が大臣に味方をいたしておりますので、これで終わります。
10月19日第78回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第4号
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○坂口委員 私の持ち時間は短時間でございますので、二、三しぼってお伺いをしたいと思います。  先般の十七号台風のときにも、岐阜県のように長良川等の決壊によりまして床上浸水等が非常に広がった地域もございますけれども、ああいう形ではなしに、河川の決壊はないにもかかわらず、かなり多量...全文を見る
○坂口委員 長官、何かございますか。
○坂口委員 通産省の工業用水法の改正案との絡みが、いつも言われるわけでございます。前回ここで御答弁いただきましたときにも、通産省の方はそのことをここで言われました。各省庁間の意見統一というものをしてもらう、これも結構なんです。結構なんですが、通産省のおっしゃることばかりに余り引き...全文を見る
○坂口委員 もう一つだけお聞きいたしますが、環境庁としては、それはいま言っておみえになるところは譲れない線ということで対応しておられるのか、ある程度やむを得ない、そこはのまなければならぬという形で対応しておみえになるのか、どちらですか。
○坂口委員 時間がありませんので最後に、もう一つでございますが、そうすると丸茂環境庁長官も、ぜひこの法案を、今国会は時間的に見てむずかしかろうけれども、次の国会には、どんなことがあっても成立させたいという大きな意欲でもって取り組んでおみえになるわけでありますが、事務当局としては長...全文を見る
○坂口委員 長官、先ほども御決意をお伺いいたしましたが、どういたしましても、これはこのままでおきますと、単に豪雨がありましたとき、そういったときだけではなしに、いろいろの形で弊害が出てきておりまして、たとえば海岸沿いの田畑そういったところには、いままでなかったことでありますけれど...全文を見る
10月27日第78回国会 衆議院 大蔵委員会金融及び証券に関する小委員会 第1号
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○坂口小委員 短な時間でございますので、二、三お聞きをさせていただいて終わりにさせていただきたいと思います。  参考人には大変お忙しい中をきょうはありがとうございます。  まず参考人に一、二先にお伺いをしておきたいと思います。  銀行法の改正等の問題に絡みまして、いろいろの...全文を見る
○坂口小委員 私もこの福祉金融という言葉に確固たる定義を持っているわけではございません。いま参考人がおっしゃいましたその後半、私も大体その線だろうと思うのです。たとえば住宅投資部門への資金配分というものをより大きくするとか、そういったことが金融制度をつくっていく上でどう取り入れら...全文を見る
○坂口小委員 金利の自由化の問題、いまちょっと言っていただきましたので、関連しまして、後で少しお伺いするつもりでおりましたが、続いてお聞かせいただきたいと思います。  いまも御指摘いただきましたように、金利の自由化というものをすぐ行えと言っても、これはかなりの無理がある問題で、...全文を見る
○坂口小委員 ありがとうございます。  参考人に対する質問、一応これだけにさせていただきまして、次の拘束預金の問題を少し聞かせていただきます。  この拘束預金の問題、何度か大蔵委員会でも取り上げられておりますし、いろいろ議論の多いところでございますが、十月八日でございますか、...全文を見る
○坂口小委員 もしこれをつくられるとしましたら、どこへつくられることになるのでしょうか。いま詰められていないというお話でございますし、私はつくられるとしたらどこにできるのだろうかとちょっと考えたわけですが、もしつくるとしたら、決定的なものではないでしょうけれども、大体どこにつくる...全文を見る
○坂口小委員 えらく突っ込んで聞きますが、大体いつごろまでに決着をつけられる御予定でございますか。
○坂口小委員 それから、先ほど統計的な資料をお示しいただいたのですが、その中で狭義と広義の二つに分けておっしゃいましたときに、その広義と言いましたときには大体どの辺まで入っておりますか。
○坂口小委員 解決はなかなかむずかしい面もあると思うのですが、だんだん段階的に解消をしていくか、それとも完全に法的に規制するか、これは規制するといってもなかなか境界線でむずかしい点もあろうかと思いますが、聞くところによりますと、米国型のコンペンセーション方式でありますとか、あるい...全文を見る
○坂口小委員 中小企業等のところを回りましても、前に比へますとそれそれの銀行の——まあいろいろございますが、拘束預金についての考え方が大分改められてきた、こういう話がかなりございますので、皆さん方の方からいろいろ指導をしていただいておるのが少しずつは浸透してきているという感を私た...全文を見る
○坂口小委員 時間が済んでおりますので、これだけにさせていただきますが、この問題もぜひ早目にひとつ結論を出していただきたいと思います。  では、これで終わります。
10月27日第78回国会 衆議院 大蔵委員会財政制度に関する小委員会 第1号
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○坂口小委員 景気の問題につきましては、先日来からこの委員会におきましても何度か議論をされておりますし、きょうも朝から幾つかの質問もございました。ただ、この委員会におきます議論の中でも余りはっきりいたしませんのは、確かに景気の中だるみがあるという認識につきましては大体一致している...全文を見る
○坂口小委員 いまお聞かせいただいた景気中だるみという表現をしますか、あるいは緩やかさという表現をしますか、いずれにいたしましても、景気の速度が落ちてきていることに対する原因についてのお話、一つは、いま強調されたのは石油にかかわる海外要因というものをお挙げになりました。この海外要...全文を見る
○坂口小委員 景気回復のテンポの速度が遅いという御意見であります。しかも、現在の落ち込みは回復過程の中の一つのあやと申しますか、そういう形のものであって、いわゆる本格的な、再び下向きのカーブを描いて落ちていくものではないという御認識はわかりました。しかしながら、われわれ一般の中小...全文を見る
○坂口小委員 現状が、いまおっしゃいますように、どこに基準をもって見るかということによって見方は違ってくると思うのですが、あの高度経済成長下でいささか肥大し過ぎました日本経済の体を急激に縮めようと思いますと、そこに大きなひずみが出てくるのは当然でありまして、業種によりましては、た...全文を見る
○坂口小委員 ほかにもう少しお聞きする予定でございましたが、時間がちょっとオーバーしてきておりますので、これで終わりにいたします。