坂口力

さかぐちちから



当選回数回

坂口力の1977年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月15日第80回国会 衆議院 大蔵委員会 第2号
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○坂口委員 二十分少々の時間でございますし、大変夜も更けてまいりましたので、簡潔にお聞きをして簡潔にお答えをいただきまして早目に切り上げたいと思います。  日本の経済の最も重要な時期に差しかかったこのときに大蔵大臣を引き受けられましたわけでありますが、それだけに大臣は大きな自負...全文を見る
○坂口委員 そこで、最近新聞等にも伝えられておりますように、日本の円に対する圧力というものが非常に強くなってきている。米国初め、特にこの数日はECからかなり圧力が高まってきているというニュースが伝えられているわけであります。この円に対する圧力、きょうの夕刊等にも各紙伝えております...全文を見る
○坂口委員 そうしますと、この二、三日の乱高下はともかくとしまして、今回の、今日まで続いております円に対する圧力というものは、これは誤解からきているもので、この二、三日の問題も含めてこれらの根源には誤解がある、誤解を中心にして起こっているものだ、こういうふうに理解をしておみえにな...全文を見る
○坂口委員 先ほども申しましたとおり、貿易の不均衡というような問題もその背後には影響をしていると思うわけでありますが、これは景気対策というものに対しても何がしかの影響を与えることは必至だと思うわけであります。  大臣は、現在の円高というものが今後どのように推移するかという、これ...全文を見る
○坂口委員 本当はもう少し言っていただきたいところでありますけれども、時間がたってまいりますので、次に進ましていただきたいと思います。  大臣は、所信表明の中でインフレなき成長ということを言っておみえになるわけであります。これは考えてみれば非常にむずかしいことであることは私も理...全文を見る
○坂口委員 五十一年度の景気のおくれというものを、大臣は予算の上がるのが非常におくれたというようなことだけに原因を押しつけておみえになるように聞こえるわけでありますが、決してそうではなしに、自民党内におけるいろいろのごたごた、あるいはまたベースアップ、そういった問題が低く抑えられ...全文を見る
○坂口委員 時間がなくなってきまして、もう一問だけお聞きをしておきたいと思います。  いまお答えいただきました公共事業か減税かという問題につきましては、予算委員会はこれからまだ続くと思いますので、そちらの方でまた議論をさせていただくといたしまして、現在国債がこれでもうすでに幾年...全文を見る
○坂口委員 誤解があるといけませんので一言だけ断っておきますが、私は落ちついていると申し上げたわけではなしに、いびつながらも一つの均衡をとっているということを申し上げたわけです。大臣はオペレーションとかいろいろなことをおっしゃいましたけれども、それは一つの方法、技術をおっしゃった...全文を見る
○坂口委員 では終わります。
02月18日第80回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○坂口委員 五十一年度補正予算と景気問題からお伺いをしたいと思います。  この五十一年度の景気が中だるみ状態になってきたということは、昨年の後半からこれは明らかになっていたわけでありますけれども、私ども大蔵委員会等で大蔵大臣にいろいろこの点を聞いたことがありますが、これは前大平...全文を見る
○坂口委員 二月の段階ではかなりはっきりしてきているわけでありますが、私が申し上げておるのは、去年の後半、特に秋の段階においてすでに景気が中だるみであることがわかっていたけれども、それに対する認識が非常に少なくて、打つ手がおくれたということを申し上げているわけです。  時間があ...全文を見る
○坂口委員 総理は、電電等の法案がおくれたとか、あるいはまた財特法のおくれだとかいうことをお挙げになりますが、自民党の内部の問題というのは何らお触れにならないわけでありまして、これは非常に責任のある問題だと私は思います。あえて指摘をしておきたいと思います。  また総理は、初め予...全文を見る
○坂口委員 これだけ抽象的な書き方をいたしますと、それはもうほとんどのものが入ってまいります。だから、もう少し親切に、そして具体的な表現の仕方で、そして政策運営をどうするかということに力点を置いたものをつくってもらいたいと思うし、そして、もしもそれに余り大きな誤りがあるならばその...全文を見る
○坂口委員 景気が中だるみで上昇しない理由にはいろいろあると思いますが、その大きな理由に、民間設備投資の停滞あるいはまた国民の消費性向の問題等がございます。また、これらが起こっているその原因につきましてもいろいろあると思うわけでありますけれども、その中でも私はこう思うわけでありま...全文を見る
○坂口委員 こう考えるべきだと思うというようなお話ではなしに、いまこそ行動を起こさなければならないときでありまして、もう試行を重ねているときではないと思うわけです。私は、総理が、この新しい生存の秩序を求めてその行動を起こされる用意があるかどうか、どういう計画をお持ちかということを...全文を見る
○坂口委員 では、若干細かな具体的な問題に入る中でまた御答弁をいただきたいと思います。  公明党は「福祉社会トータルプラン」というものを発表いたしましたが、その中で年金について申し上げますれば、国民基本年金制度というものを発表いたしました。これは、現在の被用者年金における期待権...全文を見る
○坂口委員 現在その懇談会においていろいろおやりになっていることは私も承知いたしておりますが、しかし、その懇談会の結果は別にして、厚生大臣として現在この年金問題をどのようにお考えになっているか、そこをお聞きをしたいわけです。
○坂口委員 検討してもらっておるのはよくわかるわけでありまして、私は、厚生大臣が現在どうお考えになっているかをお聞きをしておるわけです。  国民年金だけを見ましても、昭和五十一年には三百四十万人が、五十五年になりますと五百二十一万人というふうに受給者がふえてまいります。また厚生...全文を見る
○坂口委員 とにかく、表現の仕方は違いますけれども、もうほっておけぬということでしょう、いまのままで。もう四年も五年もほっておくことはできぬということでしょう。そういう段階に来ているにもかかわらず、厚生省としてのいままでの考え方は、いまのところ懇談会でいろいろやってもらっておりま...全文を見る
○坂口委員 そういうことを聞いているのじゃなしに、基礎年金構想というのは、まだ厚生省としてはその案をいまも温めておみえになるのかどうか、その考え方を現在もなおかつ持ち続けておみえになるのかどうかということを聞いているわけです。
○坂口委員 全く人任せで、自分の方で積極的な考え方をお持ちにならない。これだけは、もう少し縮めて議論をしたいと思いますけれども、これだけは私は厚生大臣に伺っておきたい。  私どもがこの福祉社会トータルプランでも示しました国民基本年金制度というものと、それから、現在厚生省にありま...全文を見る
○坂口委員 それじゃ、厚生大臣、ことしの秋までにそのおよその結論を出すということをおっしゃいましたが、それを現実に実施するまでに、おっしゃいますように期間はかかると思います。しかし、それじゃ今年度じゅうにあらあらの構想はおまとめになりますか。そして、そこで少なくとも先がた申しまし...全文を見る
○坂口委員 私が申し上げておりますのは、そこまで細かなどれだけ持つとか持たぬとかというようなところまではここで御答弁をいただこうとは思いません。懇談会にそれをお任せになっていることもよくわかりました。しかし、懇談会に任せてあるからと言うて、厚生省自身が、厚生大臣自身があらあらこう...全文を見る
○坂口委員 総理大臣、いまお聞きいただいたように、年金議論の一つでございますが、ことほどさようにいろいろ複雑な問題もあり、しかもまた、それを取り込まねばならない担当省の取り組みもおくれているわけであります。しかし、先ほど事務当局がお述べになりましたように、これも四年も五年もしてし...全文を見る
○坂口委員 もう少し詰めたいところでありますが、時間、一時間以内でございますのでやむを得ません。五十三年中というのは非常に遅いわけでありますけれども、これ以上断じておくらせない、この間にはっきりとした態度をひとつ示していただきたいと思います。  もう一つ、本当は老齢福祉年金につ...全文を見る
○坂口委員 残念ながらこの議論をしておる暇はございません。  そこで環境庁長官、ひとつお願いをしたいと思いますが、地盤沈下の問題でございますけれども、前々国会ぐらいからこの法案を出す出すと言いながら、これも出さずに今日まで参りました。環境庁のお調べによりましても、全国では五十カ...全文を見る
○坂口委員 ぜひひとつ、中身にもよりますけれども、提出をいただいて、そしていいものをひとつ見せていただきたいと思うわけであります。  通産省にお聞きしたいと思いますが、時間がございませんので……。  建設省の方は地下水法案というものでいくんだということをいままでおっしゃったこ...全文を見る
○坂口委員 じゃひとつよろしくお願いをしたいと思います。  最後に、もう一度厚生省に戻りまして、スモンの問題につきましてひとつお聞きをしたいと思います。  去る一月の十七日に最大規模の薬害裁判とも言うべきスモン裁判につきまして、東京地方裁判所可部裁判長より和解案の提示がなされ...全文を見る
○坂口委員 もう一問だけお願いしたいと思いますが、先般私の方の代表が厚生大臣にお目にかかりましたときには、二月上旬に政府の見解をまとめるということをお答えになっているわけであります。お聞きするところによりますと、二十一日に予定をされておりました裁判所の公判に、一カ月の延期を申し出...全文を見る
03月01日第80回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第3号
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○坂口委員 先日の予算委員会で、長官に、地盤沈下の問題を一言聞かせていただきまして、余りにも時間がなかったものですから多くお聞きすることができませんでした。きょうもそれほど多くの時間があるわけではございませんが、もう一言だけ聞いておきたいと思います。  予算委員会でも長官は、何...全文を見る
○坂口委員 新しく地盤沈下法案を出されます場合に、ことしは参議院選挙もございますし、それほど国会の延長ということも、これはもうあり得ないと思います。そういたしますと、この委員会での審議等の問題もにらみ合わせて考えますと、余り法案の提出がおくれるということになりますと、今国会でもま...全文を見る
○坂口委員 もう一つだけ地盤沈下に絡んでお聞きしたいと思いますが、特に通産省との間で意見がまとまり切らないところがあるというお話でございますけれども、通産省との間で一番ネックになっているところ、これさえ解決できればというその一番焦点になっているところは何ですか。これさえ片づけばこ...全文を見る
○坂口委員 通産省、建設省等と各省庁との詰めもやっていただかなければなりませんが、 しかし、各省庁との問題ばかりを重視されて、環境庁が初め希望しておみえになりましたその所信を忘れてもらっては困るわけでありまして、環境庁が、持っておみえになると思うのですが、そのおみえになります地盤...全文を見る
○坂口委員 私、住民の範囲をなぜ聞くかと申しますと、ものによっては、たとえば大気汚染と関係するようなものでございますと、たとえば一つの工場なら工場ができますと、その周辺の地域よりも離れた地域のところで問題が起こることがございます。いわゆるもらい公害等で騒がれているようなところにな...全文を見る
○坂口委員 お話を聞いていますと、結局通産省との問題が一番大きいように思うのですが、そうすると、この法律をつくるという意味でその内容についての詰めがいってないのか、この法案をつくるということそのことについてもう行き詰まっておるのか、それはどうですか。
○坂口委員 関係省庁の局長さんが、新聞情報だけで私は知らぬというようなことは余りにも無責任もはなはだしい話でありまして、知っていながらそういうふうにお答えになっているのか、事実そうなのかよくわかりませんが、これはもし本当にそうだとしたら、まことに無責任な話で、この国会に出そうか出...全文を見る
○坂口委員 わかりました。それでは、そういうふうに長官に努力を重ねてもらい、あるいはまた環境庁として努力をしてもらって、ここに概要が示された法案が出されるとして議論をもう少しだけ進めさせていただきたいと思います。  この概要を読ませていただきますと、先ほど申しましたように、事業...全文を見る
○坂口委員 むずかしい言葉でわかりにくいのですが、環境影響評価書をつくって提出をする、そして許可を受ける、そしてやる。ところが、書き方によりましては、その後にやりますこととの間で非常にむずかしい点も出てくると思うのです。その場合にはこれはどうなるのですかということをいまお聞きした...全文を見る
○坂口委員 私の方が出しております環境アセスメント法案、これは、予測、評価をしますのは別途の機関をつくるべきだということを私どもは主張しているわけです。いわゆる第三条機関と申しますか、公取のような別枠のものでこの評価はしていくべきではないかということを、私どもは法案の中では提案を...全文を見る
○坂口委員 そろそろ時間がないのですけれども、調整がつかなかったら進まぬのですね。ちょっとあいまいなので、もう一遍だけ答えてください、それでもう終わりにしますから。
○坂口委員 従来じゃなくて、これからですよ。
○坂口委員 ぜひこの法案を出していただきまして、もっと実質的な審議というものをこの委員会でさせていただきたいと思います。早く出していただくことを期待したいと思います。  最後にもう一問だけでございますが、NOxにつきまして一つだけひとつお聞きをしておきたいと思います。  これ...全文を見る
○坂口委員 ありがとうございました。終わります。
03月10日第80回国会 衆議院 予算委員会 第22号
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○坂口委員 総理、今回のこの税制の、減税の上積み、このことについて、もう少しわれわれとしてはすっきりとした形で一兆円減税ということを言っていたわけでありますけれども、まあ何となく喜んでいいのかどうかという非常に中途半端な感じを受けるわけであります。めでたさも中ぐらいなりという俳句...全文を見る
○坂口委員 大蔵大臣、先ほど不公正税制について少しお答えになりました。野党の主張というものは承っております。それを検討いたしますという、こういう御答弁であります。承っておるが、検討して、いいか悪いかわからない、まあとり方によってはいずれともとれるような御返事であったわけですが、幹...全文を見る
○坂口委員 それだけ一つ念を押さしていただきました。  それから地方財政についてまずお聞きをしたいと思います。  地方財政対策について、政府は昭和五十二年度の予算案におきまして二兆七百億円の財源不足対策というものを掲げておるわけでありますが、その中で一兆三百五十億円は地方債、...全文を見る
○坂口委員 また後ほど絡めての質問がございますのでお聞きをしたいと思います。  先ほど税収の見込みについての大蔵大臣の答弁がございました。減税の財源について三千億円をどうするか。聞くところによりますと、自然増収というようなものも見込んでおみえになるというようなニュースが流れたり...全文を見る
○坂口委員 きのうのきょうでありますから、あるいはそういう御答弁も返ってくるかとも思いますけれども、しかしながら、大蔵大臣としても一つの決断をされたわけでありまして、こういう決断をされます以上は、その腹づもりというものはやはりなければならない。何にも腹づもりはないけれども言われた...全文を見る
○坂口委員 政府は、五十一年度の財政収支試算ではいわゆる租税の弾性値というものを一・七六ぐらい、そして五十二年度の財政収支試算では一・八〇と、いわゆる高度成長期でもなかなかむずかしいような高い弾性値で税収というものを試算をしていると思うわけです。したがって、経済成長率というものが...全文を見る
○坂口委員 総理大臣はこの問題どういうふうにお考えになっておりますか。
○坂口委員 この五十二年度の租税収入の見積もりというのに、一応六・七%の経済成長率の下に試算されたものであります。自然増収を期待するならばそれ以上の経済成長というものが必要でありますし、また、政府見通しの一〇%を上回るたとえば賃金ベースアップというものがなければ非常に不可能な数字...全文を見る
○坂口委員 税額控除方式につきましても先ほどいろいろお話がございました。減税の上積み分について税額控除方式を取り入れたわけであります。五十二年度についてはこの税額控除方式というのは臨時特例という形で処理しなければならないというふうに思うわけですけれども、その場合、五十二年度に上積...全文を見る
○坂口委員 最初の三千五百三十億の問題は別です。いま上積みをした三千億の問題を言っているわけでありまして、この三千億の問題は、こうしてここに合意を見たわけでありますから、五十二年度において上積みをされたこの三千億の問題、五十三年度以降にもこの合意というものを保証していくべきだと思...全文を見る
○坂口委員 大蔵大臣はそうお答えになると思いました。しかしながら、今回野党から出されましたこの案というのは、ただ一時的なもので出されたわけではありませんで、この考え方には政府の方も最終的には乗っかられたわけでありますから、この物の考え方というもの、これはやはり今後の財政にも連動を...全文を見る
○坂口委員 そういたしますと、結局、長官の非常に強い自信をもっていたしますれば、今回のこの減税分ぐらいはその中からもなおかつ補い得るというような非常に強い御発言でありますけれども、しかし、国の方の予算は、公共事業と申しましても、全体で申しますと大体一割、まあ、そのほか公社、公団等...全文を見る
○坂口委員 厚生大臣は厚生大臣としてのお考えもあり、また、われわれの党の立場としてはわれわれの党の立場としての考え方もある、これは当然のことでございます。しかしながら、大臣としては、やはり現在の生活保障を受けておみえになる方あるいは福祉年金を受けておみえになるような方、こういう実...全文を見る
○坂口委員 福祉年金をお受けになっている方々の内容も、それはおっしゃるとおりいろいろございましょう。しかし、いま大臣がおっしゃるように何もかも、ダイヤの指輪を持って非常に裕福な方々ばかりがもらっておみえになるわけじゃございません。そういう方は、それは中にはごくまれにはおみえになる...全文を見る
○坂口委員 もう一つ、大蔵大臣に最後にお聞きをしておきたいと思うのですが、税制の改正ですね、先ほど租税特別措置ということもおっしゃいましたが、租税特別措置もどうしてもその中には改正をしなければならない面もあるわけであります。租税特別措置だけではなしに、ほかにもまだまだ改正をしなけ...全文を見る
○坂口委員 この制度ができましてから、給与所得者の間の不公平というものも実際問題として生じているわけであります。ですから、それ以前と比べますと、かなり高額所得者に対しては楽になっておることは事実であります。われわれ国会議員の方を見ましても、四十九年のこれが決まります前と後とにおき...全文を見る
○坂口委員 時間がありませんので、最後の質問にしたいと思いますけれども、初めにも申しましたとおり、幹事長、書記長会談で、この不公正税制というものを改革する、こういう一つの方針が打ち出されたわけであります。大臣もその中で、この不公正税制の改正にぜひ取り組んでいきたい、こういうことを...全文を見る
○坂口委員 終わります。
03月11日第80回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号
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○坂口分科員 大臣、大変お疲れでございますが、私がラストバッターだそうでございますので、いましばらくよろしくお願いしたいと思います。  二百海里の経済水域の問題が世界的にも非常に大きな問題になりまして、外交上もまた経済的にも非常に大きな話題を呼んでいるわけでございますが、大臣に...全文を見る
○坂口分科員 おっしゃる御趣旨は私もわからないではないわけであります。先日もいろいろ説明を受けまして、それぞれやはり理由のあることも実は承知をしたわけでございます。考え方もなかなか多種多様になってまいりました昨今でございますから、一〇〇%、全員その意見をまとめるということはなかな...全文を見る
○坂口分科員 ありがとうございます。  それからもう一つ、このハマチ共済でよく質問を受けましたり御陳情を受けるのは、共済に入っておる人の中でたくさん魚が死ぬ、ハマチが死ぬというわけですね。一五%以上が同一原因において死んだときにはその対象になり得るということになっておりますが、...全文を見る
○坂口分科員 人間の病気でも、たとえばインフルエンザがはやってまいりますと、A型がはやってきたかと思いますとまたB型がはやってくる、両方一緒にやってくるというようなことも中にはあるわけでありまして、一度にたくさんのハマチが死にましたときに、それが一つの原因なのか二つの原因なのか、...全文を見る
○坂口分科員 ハマチの問題が出ましたついでに、ハマチにつきましてもう一、二お聞きをしておきたいと思うわけであります。  ハマチに対するいろいろ困難な条件というのがございます。それは一つは、先ほどから出ておりますいろいろな病気の問題もございますが、そのほかに、えさが非常に高くつく...全文を見る
○坂口分科員 もう一つだけ簡単にお答えいただきたいと思います。  それは、新しくハマチ養殖等をやられる方のために、あるいはまたすでにやっておみえになる方でも、途中でもう少し拡大をしたいというような人のための融資の問題でございますが、この人たちは、国民金融公庫だとか中小金融公庫だ...全文を見る
○坂口分科員 共済が出ましたついでというと大変失礼でございますけれども、農業共済の方でも一つだけお聞きをしておきたいと思います。  共済の内容にも幾つかあることを承知いたしておりますが、時間がございませんから端的に申しますけれども、その中でお茶を共済に入れてもらえないかという話...全文を見る
○坂口分科員 いまお聞きいたしますと、必要性を訴える人が三五%くらいだというお話でございます。私どもが聞いておりますのは、あるいは必要だとおっしゃる方のところをより多く歩いているということもあるわけでございまして、皆さん方が全体におとりになったその数というものは恐らく正しいのだろ...全文を見る
03月15日第80回国会 衆議院 大蔵委員会 第9号
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○坂口委員 大臣、きょうの各新聞等にも大きく報道されておりますように、日本製カラーテレビに対する米国のITCの記事が大きく出ております。いわゆる関税大幅引き上げ勧告の記事が出ておりますが、これは日本の関税ではなしに、海を越えたアメリカのことでございますので、今日のこの法案審議との...全文を見る
○坂口委員 通産省の方、これに絡みまして何かもし情報等でもあれば、ひとつつけ加えてください。
○坂口委員 福田総理が今度アメリカにお行きになるだろうと思うわけでありますが、正式に決定はされていないかもわかりません。その中で世界貿易、特に日米間の貿易に関しては多くの意見が交わされるであろうことは予想するにかたくないわけであります。総理大臣の言葉にもありますように、ただ二国間...全文を見る
○坂口委員 そこで、きょうのこの税制の関税の問題に入っていきたいと思うわけでございますが、いまも大臣が言われましたように、世界の景気というものが非常に厳しい中で、ややもいたしますと保護貿易主義というものが台頭しがちな昨今であることは言うまでもございません。そこで、日本に対するいろ...全文を見る
○坂口委員 いまおっしゃるように、この石油の備蓄あるいは開発という問題が小資源国日本にとって非常に重要な問題であることもよく理解されます。それからエネルギー政策の柱にどうしても置かなければならないという理由もわかるわけであります。しかし、今回のこの関税の引き上げという政策の選択と...全文を見る
○坂口委員 今回の引き上げが、いわゆる石油関連の中で赤字だから、すなわち石炭石油特別会計の中で非常にこれが赤字になっているから、その石油関連の中で赤字というものを解決していこう、こういう発想のもとになったと思うわけであります。しかし、日本の貿易全体の枠の中で見ますと、少なくとも昭...全文を見る
○坂口委員 それでは少し話題を変えたいと思いますが、農産品の問題について、これも最近いま大きくなっている問題の一つでございます。ECの方が十品目につきまして日本の輸入拡大を主張しているわけでございますけれども、この対応の仕方も非常にむずかしい問題の一つだと思いますし、しかし、むず...全文を見る
○坂口委員 これも現在進行中の話に立ち入って聞くことはどうかと思いますが、この十品目の中で、種類によっては向こうの要求にある程度こたえていいというものもあるのか。やはりこの十品目の示され方、あるいはその背景を考え合わせて二国間でのこの問題の処理は、いまのところとにかく待ってくれと...全文を見る
○坂口委員 エネルギー庁もお越しいただいておりますね。この石炭石油対策特別会計の概要を見せていただきますと、かなり多岐にわたりましての事業内容がございます。私どももこの石油備蓄ということの必要性というものを全然認めていないわけではなくて、これだけ日本の経済を支えている石油でござい...全文を見る
○坂口委員 最後に物価の問題でございますが、先ほどどちらからお答えがあったのでしたか、お答えの中に、物価に対する影響というものは考えなくてもいいというような発言がございましたけれども、しかし百十円とは言いながら、関税の上昇ということはこの百十円の額にとどまらず、その波及効果等考え...全文を見る
○坂口委員 最後に、大臣にお願いをし、また決意を聞かせていただきたいわけであります。  いま出ました物価に対する影響でございますけれども、百十円というその額が、いま通産省からお示しになったような数字で、そう大きな影響を与えるとは思わないと、こういう御答弁であったわけですが、先ほ...全文を見る
03月16日第80回国会 衆議院 大蔵委員会 第10号
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○坂口委員 一兆円減税の話がああいう形で、与野党合意の形で幕を閉じまして一応の決着を見たわけでありますけれども、私ども、上積みの額が三千億でありますとか五千億でありますとか、あるいは合計で一兆円になるとか、その額もさることながら、何をどう改革をして得た減税かというところに一つの大...全文を見る
○坂口委員 もう一つ、大枠で考えました場合に、これから福祉等もさらに充実をせしめていこうと思いますと多くの財源が必要なことは、これは当然でございまして、私たちもトータルプランでいろいろ検討いたしましたときに、昭和五十五年度までに三・五ポイントはどうしてもふやさないことにはやってい...全文を見る
○坂口委員 昭和五十年分の民間給与の実態から試算いたしますと、給与所得者のうち納税者は、あらあらの数字でございますが約二千四百万人でございます。このうち五百万円以下の人は二千三百二十二万人と約九六・四%を占めておりまして、この青天井は残りの三・六%の人々の税負担を軽くしてやる制度...全文を見る
○坂口委員 どうも短い時間でございますので、以上の点で終わっておきますが、きょう提案をいたしました不公正税制の改革につきましてあとまた残った時間でお話を詰めさせていただきたいと思います。  きょうは、これで終わります。
03月18日第80回国会 衆議院 大蔵委員会 第11号
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○坂口委員 参考人の皆さん方には大変お疲れのところ恐れ入りますが、引き続いてよろしくお願いを申し上げます。  まず最初に、牛嶋参考人からひとつ先にお願いをしたいと思いますが、先ほど先生は減税論をめぐる三つの問題点を御指摘になりました。その中で、低成長の経済運営と景気調整減税とい...全文を見る
○坂口委員 いまお聞きしました三つの理由、その中で所得税について安定的な構造ということを先生おっしゃいましたが、その安定的な構造とおっしゃる意味を、もしよろしければもう少しつけ加えていただきたいと思います。
○坂口委員 今回の一兆円減税の議論の中でも福田総理がよく指摘したことでございますが、現在の状態の中で減税というものを行うとそれが全部貯蓄に回ってしまう、だから公共投資の方が景気刺激効果としては非常にいいのだという議論をなすったわけであります。私も、現在の社会経済構造の中で、また現...全文を見る
○坂口委員 そこで小倉参考人にもお聞きしたいわけでございますが、先ほどからいわゆる中期税制の議論の過程の話が幾つか出されておりまして、お聞きをしたわけでございます。私も最終的な結論のパンフレットは拝見をしておるわけでございますけれども、その過程でどういうふうな御議論をなすっている...全文を見る
○坂口委員 先ほども牛嶋参考人からこの景気調整減税の話が出まして、牛嶋参考人の場合には、いわゆる企業課税の中で主に調整機能を果たすべしというお話があったわけでありますが、税調においての議論の中ではどうですか。やはり企業課税を対象としての話なんでしょうか。それとももう少し全般に広げ...全文を見る
○坂口委員 法律化するかどうかの問題は、法律の中でも私はやっていけると思うのですが、その点、北野参考人、何か御意見があればお聞かせいただきたいと思います。
○坂口委員 引き続いて小倉参考人にお聞きをいたしたいと思いますが、先ほど福祉税制という言葉を牛嶋参考人がお使いになったわけでありますが、税調でいろいろ御議論をなさいますときに、もちろん税制調査会でありますからもらう方の議論が主であることは当然でございますけれども、しかし現在の財源...全文を見る
○坂口委員 時間が参りましたので、これだけにさせていただきますが、ぜひその辺の議論も今後重ねておやりをいただいて、幅広い議論の中で税制をひとつお考えいただきたいことをお願いしておいて、終わりにしたいと思います。どうもありがとうございました。
03月25日第80回国会 衆議院 大蔵委員会 第14号
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○坂口議員 私は、公明党・国民会議を代表いたしまして、ただいま提案されております所得税法及び有価証券取引税法の一部を改正する法律案、法人税法の一部を改正する法律案、租税特別措置法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び概要を御説明いたします。  政府が提出されている税制...全文を見る
○坂口委員 私は、公明党・国民会議を代表いたしまして、ただいま議題となりました所得税法の一部を改正する法律案に賛成し、租税特別措置法及び国税収納金整理資金に関する法律の一部を改正する法律案に反対の意を表明し、以下にその理由を申し述べるものであります。  まず、所得税の改正につい...全文を見る
03月29日第80回国会 衆議院 大蔵委員会 第15号
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○坂口委員 お伺いをしたいと思いますことの幾つかが、きょう午前中、そしてまたただいままでの議論の中でかなりたくさん出てまいりましたので、でき得る限り重複を避けさせていただきたいと思いますし、それからもう一つさらに突っ込んでお聞きしたいということだけ重ねてお聞きをしていきたいと思い...全文を見る
○坂口委員 金相場の動きが活発化しております要因の中には、いろいろあると思いますが、このところ、金を決済手段として使用する動きもかなり活発化しているというふうに思います。たとえば、中国でありますとかうラテンアメリカなどが金を処理して外貨の調整を図るというふうなことも、国の間でもご...全文を見る
○坂口委員 それでは次の問題に移ります。  これもけさ出ました問題の続きでございますが、簡単に触れておきたいと思います。  今回されます百トンの内訳の中で四十四・七トン分は一グラム六百九十円ですか、それから五十五・三トン分が一グラム千二百二十五円、こういうことになっておるわけ...全文を見る
○坂口委員 終戦直後、進駐軍によって接収されたものはわかりにくい点はある程度あるかもしれません。しかし、終戦になります前に日本国政府が集めたものにつきましては、日本国政府が行ったことでありますから、何らかの文献なり証拠書類というものが残っていると思いますが、それは本当にないのです...全文を見る
○坂口委員 そういたしますと、戦争直前に多くの国民が供出をいたしました金、銀、そういったものが現在、はっきりとした証拠書類もないし、それからまたその後、終戦直後において進駐軍関係によって接収されたものも、そのときにどれだけあったかわからない、こういうまことに寒々しい結果をいま知ら...全文を見る
○坂口委員 この問題、どうやら幾らやっておりましても結論が出ないようでございますので、これだけにしておきますが、IMF絡みの問題を一つ一つお聞きをしておきたいと思います。  IMFの新協定におきます金に関しましての合意事項というのがございます。この新協定の批准状況ですね、現在、...全文を見る
○坂口委員 そういたしますと、協定発効に達する八〇%の批准状況に達するためにはまだかなり開きがあります。今回の法律案は、これは一応達するという見込みのもとにこの千二百二十五円という数字も出ているわけでありますが、これは大蔵当局としては、このあとの批准というものはこの後早急にスムー...全文を見る
○坂口委員 それから合意事項の中には、金の量に対するものがありまして、二年間の期限付の項がございます。きょうはこのことにつきましても、もうすでに議論が出ておりますが、実質完全自由化しました後、わが国としてこの金準備状況というものを世界各国と比較をして高めていくのかどうかということ...全文を見る
○坂口委員 まあ方向性だけは、ベクトルだけははっきりいたしました。  それで、そういたしますと、この金準備率を今後も上げていく努力をするのかどうかということも、いまのお答えとこれは絡んでくると思うのですが、SDRを育成していくにしても、そう急にこれが実現可能なわけではない、長い...全文を見る
○坂口委員 続きまして、最近の国際金融上の問題についてお聞きをしておきたいと思いますが、わが国のIMFにおけるクォータは約四・一一%、五番目ということで理解をしておりますが、間違いであれば指摘をしていただきたいと思います。  それからIMFに対する一般借り入れ取り決めの貸付枠を...全文を見る
○坂口委員 最近のIMFの対英借款に関しまして、一般の借り入れ取り決めに対しまして各国がいろいろ協力をしているわけでございますが、国際決済銀行の対英信用供与について、わが国もまた協力しているわけでありますが、わが国の協力度合いというものはどのくらいになっておりますか。
○坂口委員 IMFやそれから国際決済銀行についての日本の援助というものが私は決して現在のままでこれでいいと考えるものではありません。そんなに多いものではなくて、まだまだ協力すべきものはしなければならないと考えるものでございますが、しかし日本が最近かなり精力的に取り組んでいることも...全文を見る
○坂口委員 何か事務当局ございましたら……。
○坂口委員 これは最後にお願いをしておいて終わりにしたいと思いますが、いま政務次官もお答えになりましたように、日本としてできるだけの協力もしていかなければなりませんし、特に今回の福田・カーター会談にも見られますように、アメリカ、日本、西ドイツが機関車として先を切っていかなければな...全文を見る
○坂口委員 大臣がお元気でアメリカからお帰りになりまして、社交辞令抜きにしまして、心からお喜びを申し上げたいと思います。  きょう、新聞を見まして驚いたことがございます。それは二百海里の問題でもなくて、また総理のアメリカからお帰りのお話でもなくて、大きな広告がございます。「日本...全文を見る
○坂口委員 その話の内容は、カラーテレビのことであったかもわかりませんが、貿易の不均衡の問題、広く言えばそういうことであったろうと思うんですけれども、私はお聞きしたかったのは、関税の引き上げというものを非常に強く心に持って、そして自主規制をやるのならいいけれども、そうでなければ関...全文を見る
○坂口委員 これからの貿易の問題につきまして、いま保護主義と自由化の双方が世界のあちこちでぶつかっておりますことは、いまさら言うまでもないわけでありますが、先日夜私はテレビをつけましたら、総理がABC放送ですか、向こうの放送のインタビューにお答えになっている番組を、夜十二時過ぎに...全文を見る
○坂口委員 いま述べられましたように、この関税の問題、米国の方は一律引き下げというようなことをいままでも言っておりますし、若干意見の違うところもありますけれども、日本やECはハーモナイゼーション、すなわち高関税率のものほど引き下げ率を大きくするような方針というものをどちらかという...全文を見る
○坂口委員 詳しく聞いたわけですけれども、時間がありませんのでこれだけにしておきたいと思いますが、とにかく東京ラウンドに対する総理のお考え方をいまお聞かせいただきました。これとあわせて、これも先ほど少し話題になりましたが、五月に首脳会議がございます。これらの問題、もしも行われれば...全文を見る
○坂口委員 これは経済問題が主要テーマになるということを総理もお認めになっているわけでありますが、貿易の保護主義、それから自由化の問題で、日本もどうしても自由化を主張しなければならない反面、それによって痛手を受ける職種もあるわけでございます。その辺のところを今後どう煮詰めていくか...全文を見る
○坂口委員 きょうも金の特別会計の改正案が出まして、お昼にこの会場で議論があったわけでありますが、その中でもIMFの問題が出まして、そこでも実は議論をしたことでございますけれども、IMFは増資の見直しというものを二年くらい早めて一九七八年に予定しているというふうに聞いているわけで...全文を見る
○坂口委員 わが国の国際舞台におきます出資も、十分とは言いませんけれども、ふえてきていることは私も認めるものでありますが、国際決済銀行の対英信用供与でありますとか、こういった面でもかなりふえてきていることを数字上知っております。しかし、この額の拠出とそれに見合うべき日本の発言力と...全文を見る
○坂口委員 時間が迫ってまいりましたから最初の問題に戻っていかざるを得ないのですが、いろいろ外交上の問題をお聞きをいたしましたけれども、いずれにいたしましても、日本の経済が内需というものをもう少し盛り立てて、そして貿易におきましても輸出と輸入とのバランスをとらなければならない。そ...全文を見る
○坂口委員 ありがとうございました。
04月12日第80回国会 衆議院 大蔵委員会 第19号
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○坂口委員 各参考人には大変お忙しい中を、きょうはまことにありがとうございました。限られた時間でございますので、すべての参考人の皆さん方にお聞きをしたいわけでございますがそこまで時間的余裕はないと思いますので、三、四名の参考人の皆さん方にお聞きをすることになるかと思います。  ...全文を見る
○坂口委員 時間が限られておりますので、もう少しお聞きいたしたいところもございますけれども、これだけにさせていただきたいと思います。  この建設国債に絡みまして、先ほど館参考人は安定経済のときには公債の発行は建設国債の範囲に限るという御発言がございまして、いま御退席になりました...全文を見る
○坂口委員 それではあと五分ぐらいでございますので、中村参考人と中山参考人の御両人にあわせて御質問を申し上げて、まとめてひとつ引き続きお答えをいただくという形で終わりにさせていただきたいと思います。  中村参考人も中山参考人も国債の累積増加に対して市場原理の見直しあるいはまた公...全文を見る
○坂口委員 それでは時間が参りましたので……。ありがとうございました。
04月13日第80回国会 衆議院 大蔵委員会 第20号
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○坂口委員 財特の質問に入らせていただきます前に、少し外れますが、一つだけ大蔵大臣にお伺いをしておきたいと思います。  それは、この数日来、連日新聞にも出ておりますが、いわゆる円高の問題がございます。  いよいよ一ドル二百七十円ラインというところに参りまして、だんだんと議論も...全文を見る
○坂口委員 そういたしますと、現在の状態では乱高下という定義の中にまだ入れるべきではない、こういう御見解だというふうに聞かせていただいてよろしゅうございますか。
○坂口委員 それでは財特の方の質問に入らせていただきたいと思います。  つい先日この委員会でいただきました日本銀行調査局から出ております「調査月報」がございます。この中に最近におきます米国の金融政策運営についてというのがございます。これを読ませていただきますと、アメリカの金融政...全文を見る
○坂口委員 そういたしますと、マネーサプライというものの重要性は認めるけれども、これを一本やりで一つの指標としていくには問題がある、まあ重要な指標の一つではあると、こういうふうに御答弁いただいたというふうに理解してよろしゅうございますか。
○坂口委員 さらに、このアメリカの金融政策運営の内容を見せていただきますと、御承知のように、このマネーサプライの長期目標値というものを発表いたしておりますし、また、二カ月間の短期目標値というようなものもアメリカの場合に公表をしているわけなんですね。この辺を考えますと、このマネーサ...全文を見る
○坂口委員 重要視の程度にはそれぞれの差があるということはわかりましたが、日本の場合にも約三〇%に及びますところの国債発行を続けていきます限り、これはマネーサプライに影響が及んでくることは当然でございます。五十五年までの国債の方の計画も発表をしておみえになるわけでございますが、こ...全文を見る
○坂口委員 マネーサプライというものを一つの影だ、結果であるというふうにお話しになりましたが、一つの経済的な動きの中の結果と見るか、影と見るか、それともその結果が次の経済の一つの連動のもとと見るかということは、これは見方によって非常に違うと思いますし、また見方によりましては、一面...全文を見る
○坂口委員 次に進むつもりだったけれども、もう一つだけこのマネーサプライがらみでお聞きしておきたいと思いますが、アメリカあるいは西ドイツと日本の場合に非常に条件が違うということをおっしゃったわけですが、一番大きな違いというのは、どこが違うからこのマネーサプライというものに対する重...全文を見る
○坂口委員 このマネーサプライをふやさないようにするためには、国債の場合、当然銀行の手持ち国債というものをふやしていかなくてはならないわけですが、昨日も参考人にいろいろお伺いをいたしましたけれども、やはり異口同音、銀行関係あるいはその他代表の方がおっしゃるのは、先ほども議論が出て...全文を見る
○坂口委員 これは私の方の矢野書記長が予算委員会で実は質問をいたしておりまして、これに幾つかの条件がございます。全国銀行の資産の増加額というものを毎年一三%と見る、市中消化の比率を昭和五十二年度予算ベースで見て八八・二%、全国銀行引き受けのシェアを七〇・五%、それから日本銀行の買...全文を見る
○坂口委員 おっしゃる公社債市場の育成、市場の条件によっては変わり得るというその条件のことでございますけれども、先ほどからも御議論がございました、現在とられております国債管理政策、これは発行に際して国債の種類を限定いたしておりますし、また利回りの低位固定化というものもございます、...全文を見る
○坂口委員 先ほどもちょっと申しましたが、昨日の参考人の中でも全国銀行協会の連合会会長の中村さん、それから社団法人の公社債引受協会の会長の中山さん、ともどもに発行条件あるいは公社債市場の育成ということを挙げておみえになるわけであります。個人消化も含めてぜひこの辺のところを早急に改...全文を見る
○坂口委員 そういたしますと、先ほど私はがんじがらめという言葉を使いましたけれども、政府がおやりになっている現在の国債管理政策なるものについては、これは何年という年の尺度ではなしにむしろ月の尺度で変化を加えていく、現在も加えつつあるというふうにお考えになっている、こういうふうに理...全文を見る
○坂口委員 まことに率直な御答弁と申しますか、一面率直であり、われわれが申したら一面まことに歯がゆい答弁でもあるわけですけれども、この問題は切りをつけて次に進ませていただきたいと思うのですが、大臣、いま議論いたしておりました公社債市場の整備あるいは弾力化の問題、これについて事務当...全文を見る
○坂口委員 そちらの方は順調に進んでおるようでございますので年内にひとつ御決着を心から希望しておきたいと思います。  それで経企庁の方には、大蔵委員会におきましても予算委員会におきましても、現在の景気の見通しでございますとか、あるいはまたもう少し中期的な展望等についても何度かお...全文を見る
○坂口委員 名答弁でございまして、これ以上のことを大蔵大臣以下大蔵省の面々の前で言っていただくことも無理かと思いますので、これだけにしておきます。  年金局の方お見えになっておりますか。——先ほど少し議論がとぎれましたけれども、国債消化に絡みまして、個人消化というものをどうして...全文を見る
○坂口委員 特に年金の中で、若い人たちの受けます年金とそれから現在の老齢福祉年金とは若干違うわけでありますが、大臣、予算委員会等でも老齢福祉年金等を含めました福祉年金のことにつきまして御質問もしたわけであります。この受給者も非常に数がふえているということも事実でございますし、これ...全文を見る
○坂口委員 ぜひそのめどを早くお示しいただきたいと思うわけであります。  最後に、もう一つだけお聞きをしておきたいと思いますが、これは先日、日経新聞の社説で、今後の国債管理のあり方等を含めて、一つの提案として、一定の金額に限って物価スライドつきの貯蓄国債を発行してはどうかという...全文を見る
○坂口委員 大臣、私もいますぐどうですかと申し上げているわけでもありませんし、ほかにも方法はあると思うわけでありますけれども、やはり国債の多様化ということにつきましても昨日の参考人の意見にも、これは引き受ける側の参考人の方から出ておりましたし、この新聞を見せていただいて、なるほど...全文を見る
○坂口委員 では、どうもありがとうございました。
04月19日第80回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第9号
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○坂口委員 長官御用があるということでございますので、初め二十五分の間だけひとつ御出席をいただきたいと思います。  環境庁で今国会に提出される予定になっております重要法案、その中に環境アセスメント法案、地盤沈下防止法案があります。この二つの法案、いままで非常に重要視をされまして...全文を見る
○坂口委員 先ほど申しましたとおり前半しか長官に御出席いただけませんので、細かな議論はまた後でやらせていただくとして、大まかなところだけ先にやらせていただきたいと思いますが、長官どうでございますか、いまも御答弁あったのですが、そうすると一応この後煮詰めて第四次、第五次というふうに...全文を見る
○坂口委員 現在煮詰めをしていただいておる段階で、すべてのことをここでお話をいただくわけにはいかないでしょうけれども、一番対立している点と申しますか、各省庁の間で意見の合っていない問題、一番ネックになっている問題というのは何でございますか。
○坂口委員 長官、こういう質問、非常にお答えしてもらいにくい質問かとも思いますが、いままでも、これは後から出てまいります地盤沈下の問題でもそうでありますけれども、各省庁の間の意見がなかなか合わない点があるわけです。その場合に、意見の一致を中心に考えるとだんだんだんだんおくらせてい...全文を見る
○坂口委員 ぜひひとつ環境庁の主張を盛り込んでいただいて早期にまとめていただきたいと思いますが、もう一つの地盤沈下の方もあわせて先に質問をさせていただきます。  環境アセスメント法案よりもむしろこちらの方があるいは始まったのは先輩かもしれませんし、長く、何回か流産をしたことにつ...全文を見る
○坂口委員 詳しい経過を御説明いただきたいと思いますが、そのときに、四月ももう半ばを過ぎてきたわけでありますので、この連休前に何とか形がつくものなのかどうか、その辺も少し具体的にお話をいただきたいと思います。
○坂口委員 こちらの地盤沈下の方についてもアセスメントの方と同じことを聞きたいわけですが、地盤沈下の方で各省庁との間の一番問題点になっているのは、代替用水の問題でございますか、とにかくここのところが話し合いがつかないために前進しないということなんでしょうか。
○坂口委員 最後に、大臣にもう一つだけお願いをしておきたいわけですけれども、これは五十二年度予算の中にも、多分通産省からだと思いますが、地盤沈下の地域に対する代替用水等の問題にも長期低利の金融融資というようなことが織り込まれておりまして、いままでよりは前進をしてきていると私、いま...全文を見る
○坂口委員 ありがとうございました。  通産省の方、お越しいただいておりますか。——通産省の方にまずお聞きをしたいと思いますのは、一点は、先ほど長官の方からもお話がございました、環境アセスメント法案の第三次案というものが示されました現在、この第三次案というものをごらんになって、...全文を見る
○坂口委員 各省庁間のそれぞれの立場というものもわかるわけですが、しかし、さりとて、それを余りにも表面に各省庁が出し過ぎておりますと、この法案はいつまでたってもまとまらないということになるわけです。次の地盤沈下もしかりでございます。これはどうしてもやはりまとめるのだという大前提の...全文を見る
○坂口委員 国土庁の方、お越しをいただいておりますか。——いまお話がありましたように、国土庁が中心になって事を進めておみえになるというお話がありましたけれども、国土庁としての立場から、これは大体もうまとまってきている、大体この国会に出せることは間違いないというふうにお考えでありま...全文を見る
○坂口委員 それから建設省の方もお越しいただいておりますが、建設省の方も、二つの法案をあれこれして申しわけございませんけれども、地盤沈下防止法案の方につきましては、地下水法といったものをいままで言われたこともございました、最近はこの方は取り下げておみえになるやに聞いておりますけれ...全文を見る
○坂口委員 それではアセスメントの方をひとつ説明してください。
○坂口委員 企画調整局長、各省庁の御意見も聞いたのですが、また先ほど長官からの意見も聞きましたけれども、そうしますと、一応この環境アセスメントは連休前に提出される可能性が強いと理解させていただいてよろしゅうございますか。
○坂口委員 それでは、通産省の方にもう一点お聞きしておきたいと思いますが、先ほど濃尾工業用水に対する新しい予算措置と申しますか、そのことについてすでに触れられましたけれども、今年度からの事業であります濃尾工業用水に対して、その補助率は従来どおり四〇%だけれども、中小企業振興事業団...全文を見る
○坂口委員 ある試算によりますと、この地域の零細繊維業者が現にくみ上げている地下水は一トン当たり六円ぐらいについているということであります。従来の補助率の工業用水でこの事業を完成したときには一トン当たり六十五円ぐらいかかるのではないか、現在最も高い工業用水は東京都の一トン三十円で...全文を見る
○坂口委員 もう一つだけつけ加えさせていただきますと、濃尾平野でもたとえばこの周辺の木曽川総合用水というものもすでに始まっているものでございまして、途中まで来ているわけでありますが、こういった濃尾平野全体の中にももうすでにやっているところもある。     〔古寺委員長代理退席、...全文を見る
○坂口委員 もう一つだけお聞きしておきたいと思いますが、建設省の方、通産省の方から特別措置の話が出たわけでありますが、この御関係の方がお見えになればひとつお答えいただきたいと思いますけれども、建設省としても、たとえば河川の堤防でありますとか、そういったところに対して、非常にいまま...全文を見る
○坂口委員 終わります。
04月19日第80回国会 衆議院 大蔵委員会 第21号
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○坂口委員 公明党・国民会議を代表しまして、議題となりました昭和五十二年度の公債の発行の特例に関する法律案の原案及び修正案について、反対の討論を行うものであります。  本法案に反対する理由は、まず第一に、政府が五十二年度を財政再建元年とすることを公約しながらその努力を怠っている...全文を見る
04月26日第80回国会 衆議院 大蔵委員会 第24号
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○坂口委員 国際開発協会は、一九六〇年創設以来、主として貧しい開発途上国に対して融資を行ってきたわけでありますが、最初に、もう少し枠を広げた議論の中で、基本的なことを一つお伺いしておきたいと思うのです。     〔山下(元)委員長代理退席、保岡委員長代理着席〕 それは、援助、...全文を見る
○坂口委員 いま言われました東南アジアの中でも、本来ならばこれに加わってもいいはずのところで現在のところその申し出がない国があるということをおっしゃいましたが、これは非常に政治的なにおいでそうなっているのか、それとも何かそのほかの理由があってそうなっているのですか。
○坂口委員 先ほども議論の対象になっておりましたが、わが国の対外経済協力の実績を見てみますと、対GNP比で見ますと、一九七〇年に〇・九二%でありまして、七一年に〇・九五、七二年が〇・九三、七三年が一・四四になり、七四年が〇・六五、七五年が〇・五九と、七〇年代前半では対GNPで見ま...全文を見る
○坂口委員 先ほどわが国全体の数字を申し上げましたけれども、政府開発援助だけをとってみまして対GNPで見ましても、一九七〇年に〇・二三でありましてから、〇・二一、〇・二五、〇・二五、〇・二四、〇・二四と一九七五年まで横ばいということで、余り上がっているとは言いにくい数字であります...全文を見る
○坂口委員 若干はどこかに、「人口と栄養」の中に含まれているのか、あるいはまた「技術援助」の中に含まれているのかわかりませんが、しかし、含まれているといたしましても、全体で「人口と栄養」は〇・七であり、「技術援助」は〇・四%という、全体で見ましても非常に低いわけでありまして、この...全文を見る
○坂口委員 この第二世銀だけじゃありませんけれども、経済援助が起こりましてからかなりの日時を経るわけであります。国際開発協会だけでも創立以来もう十数年になるわけでありますけれども、この間に援助を繰り返してまいりました効果というもの、これも国内的なもの、国外的なものあるいは国際情勢...全文を見る
○坂口委員 それから先ほども触れましたが、この累積債務の問題、これは特に非産油国の場合ですけれども、最近マスコミ等の中にも、特にアメリカの民間の銀行が受け持っていたものが非常に行き詰まってきた、それに対する肩がわりとしてアメリカが日本あたりにも国際援助というものを非常にやかましく...全文を見る
○坂口委員 最後にもう一つだけお聞きしたいのですが、これは民間銀行を含めてで結構なんですが、累積債務というものが日本の場合受けておりますのはどのぐらいございますか。
○坂口委員 いずれにいたしましても初めにも申しましたとおり対GNPで見ました場合に日本の援助というものがまだ十分でないことは事実でありますし、先ほど政府開発援助はまず順調にいっているというお話でございましたけれども、数字的に見ます限り横ばいもしくは若干減りぎみという数字が出ている...全文を見る
05月12日第80回国会 衆議院 法務委員会大蔵委員会連合審査会 第1号
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○坂口委員 社債発行限度暫定措置法案についてお聞きをしたいと思います。  まず最初に大臣にお伺いをしておきたいと思いますが、この関係資料を見せていただきますと、一番最初に提案理由説明がございます。この社債発行限度暫定措置法案の提案理由説明の中で、最近の経済状況について書かれてお...全文を見る
○坂口委員 設備投資が必要なことだとか、設備投資が現在だけではなしに将来にわたっての問題があることもわかるのですが、私が申し上げておりますのは、設備投資をする資金がないために設備投資がおくれているのかどうかということを言っているわけであります。特に、今回問題になっておりますような...全文を見る
○坂口委員 ついでと言ってはまことに失礼でございますけれども、大臣にお聞きしたついでに、もう一つだけお聞きをしておきたいと思いますが、同じくこの提案理由説明の中で、「この法律案の要点を申し上げますと、」というところがございまして、その次、三ページの最初に、「暫定措置といたしました...全文を見る
○坂口委員 証券局長にひとつお聞きをしたいと思いますが、大蔵省は、当初社債枠拡大問題について、自己資金を充実させることが先決であるというふうな立場で、現行法を早急に改正する必要はないという意向を持っていた、こういうふうに伝えられておりますが、いかがですか。
○坂口委員 この企業の資金状況を見ますと、五十年度のものでございますが、東証第一部上場全産業八百十四社の資金調達額は十兆八千六百八十億円、これは四十九年度の十一兆九千六十五億円を下回ってはおりますけれども、この間の資金需要というのは七兆二千百八十億円でありまして、四十九年度の六三...全文を見る
○坂口委員 もう一つ答弁がなかったのですが、後段で申しました七〇%以上使用しているところに特に必要だと認めることはいささか認めにくいではないかということをもう一つ私は申し上げたわけですが、大和証券がまとめました企業の公社債保有残高状況というものがございます。これは五十一年度上期の...全文を見る
○坂口委員 資金調達をより安定的にということでございますが、この対象になるような企業は、金融機関からの借り入れでも安定的に供給されるところではないかと私は思うのです。  もう一つここで問題になりますのは、五月一日から六十億円以上ということになったそうでありますが、一億円からこの...全文を見る
○坂口委員 いまのお話でありますと、四十億円以下のところのはっきりとした数字がないようでございますが、むしろこれからの経済状態の中で、いわゆる設備投資なるものに十分気をつけてそうして成長していかなければならないところは、このグループの中に私は非常に大きく存在するのではないかと考え...全文を見る
○坂口委員 四十分まで時間をちょうだいできるようでありますので、もう一問だけお願いをしたいと思います。  いまのお話は、企業であります限り利潤というものを追求するのはあたりまえでありますから、自己資本比率を高めるということよりも、企業が当面の利潤というものにどうしても重きを置き...全文を見る
○坂口委員 ありがとうございました。
05月13日第80回国会 衆議院 大蔵委員会 第26号
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○坂口委員 今回の共済年金の議論ほどいつになく意見が大きく出たことはございません。先般、自民党の加藤議員が取り上げられまして一石を投げかけられたわけでありますが、私が考えておりますことと、議員がお考えになっておりますことと、その内容につきましてはいささか違いがあるかもしれませんけ...全文を見る
○坂口委員 いまお答えいただきましたとおり、主計局の共済課で要求をなすって、そしてその査定もまた主計局でなさるわけでありますから、局長さんなり次長さんは自分のところで、ほかの方からも回ってくるかもしれませんけれども、その要求なりあるいはまたその査定というものもなさるということにな...全文を見る
○坂口委員 本日当局の方からいただきましたメモによりますと、五十五歳到達者が全員退職するものと仮定したときの退職人員でございますけれども、昭和五十二年から五十七年までの間に八万五千四百人になる予定であります。それから五十八年から六十二年までの間に十二万四千五百人。それから後の六十...全文を見る
○坂口委員 何回この審議をいたしましても、またどれほど計算をいたしましても金はふえてくるわけではないわけでありまして、結局のところは国鉄に働く人たちの掛金をふやすか国鉄の負担金をふやすか、さもなくばこの追加費用をさらにふやすか、この三つに一つしかないわけで、あるいはまたそれぞれに...全文を見る
○坂口委員 大臣のその御決意をぜひ新しい予算編成のときには現実に移していただきたいと思うわけでありますが、いま大臣もおっしゃいましたように、それぞれの年金に歴史と経緯がございます。したがって、これを抜本的に改正していく、一本にまとめていくということにつきましては、いろいろの困難が...全文を見る
○坂口委員 次長さんにさらにお聞きをしたいわけですが、いま追加費用の問題が大きな社会的な問題にまでなりつつあるわけでありますが、私は先ほども申しましたとおり、いままでの経緯からいたしまして現在までのところこれはやむを得ないという意見を持っている一人でありますけれども、しかしそれは...全文を見る
○坂口委員 私は、いままでの共済年金制度を後退させろということを言っているわけでは決してありませんし、また、いままでの既得権を取ってしまえということを言っているわけではありません。追加費用のことが問題になりました絶好の機会でありますから、このときにこそ議論を深めて、そして全体の年...全文を見る
○坂口委員 共済関係は大蔵省管轄でございますし、もちろん厚生年金や国民年金は厚生省管轄でございますし、それから農林年金の方は農林省管轄でございますし、また地方自治体とか、いろいろばらばらになっておりまして、各委員会で年金問題もやられているわけでございますが、それぞれ年金にかかわり...全文を見る
○坂口委員 ぜひそういうふうな方向で、まとまる方向に向いてほしいと思うわけです。何回かこの年金問題をやりましても、鋭意検討いたしますということばかりで、いつまでたちましてもこれは解決できないわけなんです。  先ほど国鉄の問題を取り上げましたが、国鉄だけじゃありませんで、厚生年金...全文を見る
○坂口委員 経済問題ですと、経済閣僚会議というのをやられまして、いろいろ意見交換をしておみえになるわけでありますが、年金にかかわりのあります各大臣間で、ぜひこういった問題を至急にお話し合いをいただけたらと思うわけです。年金閣僚会議みたいなものを厚生大臣が指導していただいて——大蔵...全文を見る
○坂口委員 最後にいたしますが、主計局の次長さん、最初に小さな問題でございますが、申しました。主計局の中で要求をし、そこで査定をする、言葉が当たっているかどうかわかりませんがそういう感じを受けるわけでございます。少しやっかみで見られる可能性みたいなものはあると思いますけれども、そ...全文を見る
○坂口委員 これで終わります。
05月25日第80回国会 衆議院 大蔵委員会 第27号
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○坂口議員 ただいま議題となりました貸金業法案について、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  昭和四十年代に入って貸金業者は、資金融通の簡便性を特徴とするいわゆるサラリーマン金融の進出によって著しい増加を見ております。  このようなサラリーマン金融に典型的に見られる貸...全文を見る
08月03日第81回国会 衆議院 大蔵委員会 第1号
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○坂口委員 私も最初に一言だけ総理のデノミ論議に触れさせていただきたいと思います。     〔委員長退席、山下(元)委員長代理着席〕  先ほど大蔵大臣から、現在のところデノミに踏み切るつもりはないという御発言、また総理も同じようなお考えだという意味の御発言があったわけでござい...全文を見る
○坂口委員 その条件も余り広げ過ぎてしまいますとこれは一般論になってしまいますが、私も若干舌足らずでありましたけれども、もう少し縮めた条件の中の話をしたわけでございます。きょうはほかにお聞きしたい点もたくさんございます。し、三十分という短い時間でございますので、この点多くをお聞き...全文を見る
○坂口委員 昭和四十八年のたとえば九月期なら九月期に比べて現在どうだとか、あるいはまたその他の比較においてどうだとか、これはいろいろ取り方があると思うのですが、いずれにいたしましても、失業者数あるいはまた倒産数というものが確かに増加をいたしております。失業者数で見ましても、昭和五...全文を見る
○坂口委員 いまおっしゃるように、ことしになりましてから二回の公定歩合の引き下げが行われましたし、またいま御指摘のように公共事業も四、五、六、この三月に大体ことしの半分近くが消化されたと申しますか、済んだということを大臣もお認めになっているわけでありますが、なお景気、特に内需とい...全文を見る
○坂口委員 副総裁にあわせてもう一つお聞きいたします。  先ほど御議論の中で、再々引き下げのことについては現状を見きわめてからという御発言をなすったと記憶いたしておりますが、これは大体補正予算、組まれるかどうかわかりませんが、その時期以前にという——この見きわめる時期はいつでご...全文を見る
○坂口委員 大臣、先ほど内需が盛り上がってこない原因について触れていただいたわけでございますが、私はこの理由の大きなものは二つあると思うのです。  一つは企業、特に中小企業の場合には公定歩合が下がりましたり、あるいはまたその他の金利が下がってまいりましても、もういままでにたくさ...全文を見る
○坂口委員 そっけない答弁でございますが、銀行側の立場というものもよくわかるわけです。しかし、日本の経済全体を考えました場合に、現在の内需というものをさらに高めなければならない、こういうふうな現状で全体的に考えました場合に、たとえそれがいろいろの——全部が全部というわけにはいきま...全文を見る
○坂口委員 それから最後に、銀行局長にいま御質問したついでにもう一つだけしておきたいと思いますが、きょう、読売新聞の声の欄をちょっと見せてもらっておりましたら、静岡清水市の池谷さんという方が投書をしておみえになるわけでありますけれども、住宅ローン、これはすでに成立した分の住宅ロー...全文を見る
○坂口委員 指導を徹底されることを要望いたしまして終わります。
09月12日第81回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第3号
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○坂口委員 まず最初に、赤潮の問題から私もお聞きをしていきたいと思います。  けさからいろいろ御議論がございまして、私がお聞きをしたいと思っております問題の幾つかはすでに議論をされたわけでありますが、けさの議論の中で後継法の問題が出まして、幾つかの議論がなされました。その中で、...全文を見る
○坂口委員 ちょっと私は勘違いをいたしておりまして、よくわかりました。そういたしますと、東京湾ないし伊勢湾の部分も、部分的な分野においてはその中に含めて、それが今後網がかけられるような形にしたい、こういう意味でございますね。  そのときに、いつもこれは起こることでございますが、...全文を見る
○坂口委員 御決意まことに結構だと思いますし、ぜひそういうふうにお願いをしたいと思います。しかし、でき上がったけれどもその中から肝心のところが削除されているというのでは、これはできた値打ちがないわけでありまして、できます限りは総量規制というものがきちっと入った跡継ぎ法というものを...全文を見る
○坂口委員 水産庁もお見えになりますか。——それでは一言だけお聞きしておきたいと思いますが、先日来起こりました瀬戸内海におきます約三十一億になんなんとする赤潮被害でございますが、これに対する補償等の問題も、これは農林水産委員会等でもいろいろ取り上げられていると思いますが、現在、そ...全文を見る
○坂口委員 ぜひひとつそれはよろしくお願いをしたいと思います。  では、次の問題に移らせていただきますが、厚生省お見えいただいておりますね。  厚生省の方にひとりお聞きをしたいと思いますが、これは一年半ほど前になりますけれども、この公害の委員会で、大気汚染に絡みまして大気汚染...全文を見る
○坂口委員 大体基礎的な調査は済んだようでございますが、最終的な解析が行われていないまでも、現在の段階で大体ここまでは言えるという点があれば、ひとつ明らかにしていただきたいと思います。
○坂口委員 もう一つだけお聞きしておきますが、そういたしますと、大体それが出ますのはいつごろになりますか。現在それだけの地図ができ上がっているわけでありますから、あとは分析だけだろうと思います。あるいは分析もすでにある程度のところまで進んでいるのかもしれません。大体全体が明らかに...全文を見る
○坂口委員 そういたしますと、厚生省としましては、大変な仕事だったろうと思いますけれども、その結果を踏まえていろいろの分野にそれを御活用になると思いますが、来年度の分はさらにどういうことをおやりになりますか。
○坂口委員 きょうはもう少しその分析された内容をお聞きしたかったわけでございますが、まだそこまで発表できる段階でないということで大変残念でございますけれども、ぜひひとつ早く分析の結果をわれわれにお示しをいただきたいと思います。そのことを強くお願いをいたしておきます。  それから...全文を見る
○坂口委員 さほど心配はないというようなお話でございますが、統計上の数字を見ましても、拡大造林の方につきましては、昭和四十五年と五十年とを比較をいたしましても大体四分の一ぐらいに減ってきておりますし、いま御指摘の再造林と申しますか、切りました後また植えるという、これにつきましては...全文を見る
○坂口委員 私がお聞きしたいのは、現在そういう自然保護の立場からいたしましても、この現在の経済状態、林業等との関係から非常に自然保護上問題点になってきている場所が大きくなってきているのではないか、そのことに対する危惧はないかということをお聞きしたかったわけでございます。  時間...全文を見る
○坂口委員 終わります。
09月14日第81回国会 衆議院 大蔵委員会 第2号
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○坂口委員 総裁には大変お忙しい中をきょうは御出席いただきましてありがとうございます。  ただいまも議論があったわけでございますが、前回この委員会に副総裁がお見えいただきまして、もう一度公定歩合の引き下げがあるのかどうかという議論をさせていただいたわけでございます。そのときには...全文を見る
○坂口委員 最後に申しましたのは、いままで二回の引き下げがあって、それによりまして、もう一回あるのではないかというふうに企業家の皆さん方が思っておみえになる。だから、設備投資をするのをさらに控えて、もう一遍待とうじゃないかというふうにお考えになっている向きはなかったのか。そのこと...全文を見る
○坂口委員 大変正直にお答えをいただいたわけでございますが、この三回の引き下げを振り返っていただいて、そういうことを踏まえていただくと、下げ方というものに対してもう一考を要したのではないかというような御感想はございませんか。率直な御意見を承りたいと思います。
○坂口委員 先ほどもおっしゃいました、企業家心理の中にもいろいろあると思いますが、特に大きい企業と中小零細企業等におきましては、またその内容も異なっていると思うわけでございます。これは、その辺の分析も恐らくしていただいているものと思いますけれども、私もそう思うわけでございます。特...全文を見る
○坂口委員 もう少しその辺のところをお聞きしたいところでございますが、十五分という限られた時間でございますので、お聞きすることができませんが、いまおっしゃいました預貯金金利の引き下げの問題がございます。この三回目につきましては、貯金の方はまだ態度が決まっておりませんけれども、どう...全文を見る
○坂口委員 もう少し聞きたいところでございますけれども、時間が過ぎてしまいましたので終わらせていただきます。
○坂口委員 税調会長には何度かお越しをいただきましてまことにありがとうございます。  私がお聞きしたいと思っておりました幾つかの議論がすでに出たわけでございますが、いま議論のございました中の一つに一般消費税の問題がございます。この一般消費税のことにつきましては、一般売上方式がい...全文を見る
○坂口委員 いま御説明いただいたことにもう少しつけ加えさしていただきたいのですが、所得税というものが税の中心であるというのが筋論だというお話があったわけで、これは確かにそうだろうと思うのですが、この所得税というものを中心にしてそしてプラスアルファという形で一般消費税というものをお...全文を見る
○坂口委員 もう少し聞きたいのですが、ちょっと時間がございませんので、もう一つ別の問題を聞かせていただきたいと思います。  法人税の問題がございますけれども、法人税については一つの限界であるというようなお考えであるやに承るわけでありますが、私どもまだ限界には少し距離があるという...全文を見る
○坂口委員 それからもう一つ増税についてはどういうふうな内容にするかということとあわせて、時期をどうするかという問題があるわけでありまして、その時期は当然のことながらいろいろな前提条件があると思います。たとえば経済成長率でございますとか、物価の上昇率でありますとか、そのほかに幾つ...全文を見る
○坂口委員 最後にもう一点だけお聞きをして終わりにしたいと思います。  長く会長をなすって今日までいろいろ議論をしていただいたわけでございますが、この税制調査会のあり方というものについて、いままでの御議論あるいはまたいままでの取り組まれた過程を踏まえて、何かお考えになっているこ...全文を見る
○坂口委員 では、終わりにいたします。
○坂口委員 先ほども日米協議会のお話が出ておりましたので、私も一言お聞きしておきたいと思います。  ことしの予算委員会におきましても、経常収支七億ドルの赤字というものが一体こういうふうな状態で推移するのであろうかという議論が出まして、一昨々年、あるいは一昨年の例を見ましても、ど...全文を見る
○坂口委員 誤差の話、私もおっしゃる意味は理解できるのですけれども、しかしそういう考え方ならば、逆に容易に現在の黒字というものは赤字の方に持っていけるというふうにもとれるわけであります。これは誤差範囲で生じたことで非常に簡単なことなんだ、ときのはずみでこうなったのだ、こういうこと...全文を見る
○坂口委員 大臣、一言御見解を。
○坂口委員 景気対策にいたしましても、当初の予定ではこれで十分六・七%の国内景気対策はいけるのだ、かなり強気な発言がことし初めの予算委員会では目立ったわけでございますけれども、なかなかそうはいかないという現実が幾つか出てまいりまして、今回の大型補正予算にも結びついてきているわけで...全文を見る
○坂口委員 デッサンをいま描いていただいておるところで、かいておる最中にはたからやかましく言うのはどうかと思いますが、しかしこのデッサンがときどき狂うものですから議論の対象になるわけであります。このデッサンを描いていただきます中で、いま御指摘になりました健全財政を目指してという心...全文を見る
○坂口委員 先ほど、国債依存率というものをどうしても下げて、より健全化の方向へというお話がありましたが、大臣の頭の中に描かれておりますのは、大体どの辺まで下げていきたいと思っておみえになるか。先日どなたかが、はっきりと目に見えた減り方を示したいというような内容のことを言っておみえ...全文を見る
○坂口委員 けさも日銀総裁にお越しをいただきまして、公定歩合に絡みます幾つかの質問をさせていただいたわけでございます。これは日銀総裁にも実はお聞きをいたしましたけれども、三回にわたって公定歩合の引き下げが行われました。一回、二回が行われましたときに、公定歩合の引き下げがもう一遍行...全文を見る
○坂口委員 私も、その金利を取っ払ってしまえ、なしにしてしまえということを言っているわけじゃ決してございませんで、そこに何らかの色をつけることができないだろうかということを申し上げているわけであります。おっしゃるとおり、企業にも黒字のところもあれば赤字のところもあるわけであります...全文を見る
○坂口委員 大臣、これはこの前もお願いをしたことでございますし、こういう議論をいたします。と、今度は逆に金利が上がりましたときには、低いときに借りたやつをまた上げろというような逆の議論も出てくることにもなるわけで、これは両刃の剣になるわけでありますけれども、しかし現在の急場をしの...全文を見る
○坂口委員 それから来年度予算で、これは先ほどから出ておりますとおり、大臣も頭を痛めておみえになると思うわけでありますが、その中で税収見通しについてであります。大蔵省は厳しい見方をされているようでありますが、現在までの状況では、源泉徴収を除いて法人税あるいは酒税などは好調のように...全文を見る
○坂口委員 終わります。
10月18日第82回国会 衆議院 大蔵委員会金融機関の週休二日制に関する小委員会 第1号
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○坂口小委員 村本会長には大変お忙しいところ、きょうは御出席をいただきましてありがとうございます。  いままでの経緯につきましては、いま山田先生から御発言があったとおりでございますが、この週休二日制の問題の基本はあくまでもそこで働く人たち、労働者を中心とした問題でございますが、...全文を見る
○坂口小委員 私は、統計資料も余り新しいものが手元にないのですが、一九七六年の統計でございますけれども、これは労働白書にあるものでございますが、調査産業全体で、日本は一九七六年では、完全週休二日制の実施は三二・六%という数字が出ております。その中で、完全に行われておりますのは金融...全文を見る
○坂口小委員 いずれにいたしましても、週休二日制を導入していく方向で進んでおみえになることだけは間違いないわけでありますから、その時期の問題であろうと思います。  われわれの気持ちといたしましては、やはり率先をしておやりいただくことが、多くの波及効果を生み、メリットがかなり大き...全文を見る
○坂口小委員 そういたしますと、団地等の場合には、他の分野における週休二日制等が前進すればするほど銀行側の方としては繁雑をきわめる、こういう状態が起こっているというお話を伺ったわけでありますが、それは対お客さんとの間の問題でございますが、いわゆる銀行、これはお客さんとかかわりはい...全文を見る
○坂口小委員 もう時間が来ておりますので、一問だけで終わらせていただきますが、簡単にお答えいただいて、それで終わりで結構でございます。  いろいろお聞かせいただきましたが、最後にお聞かせいただきたいのは、いろいろ内部環境の整備をおやりいただいているわけでありますが、その内部環境...全文を見る
○坂口小委員 ありがとうございました。
○坂口小委員 金融制度調査会の佐々木会長には大変お忙しいところを御出席いただきまして、ありがとうございました。  きょうも午前中、御承知のとおり全国銀行協会連合会の会長さんにお越しをいただきまして、いろいろお話を伺ったわけでございます。いままた佐々木会長さんから、先輩の皆さんの...全文を見る
○坂口小委員 ありがとうございます。  それからもう一つ、午前中のいろいろの議論を通じまして、また、二、三ページではございますけれども、金融制度調査会におきますこの週休二日制の議論の恐らく要旨だろうと思いますけれども、ちょうだいいたしましたものを見せていただいた。その限りにおい...全文を見る
○坂口小委員 これで最後にさせていただきたいと思いますが、政府の方にこの問題を質問をいたしますと、いつも調査会の結論を待ってという答えが返ってくるわけでございまして、すべては調査会の結論待ちということにならざるを得ないわけであります。そういう意味で調査会の行方が注目されているわけ...全文を見る
○坂口小委員 ありがとうございました。
10月26日第82回国会 衆議院 大蔵委員会 第3号
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○坂口委員 昨日、わが党の宮地議員が大蔵大臣に対しまして、来年度予算の編成に当たっての御意見を承ったわけであります。大臣は、現在鋭意進めているところだということで、具体的なことはお触れにならなかったと私、そばから聞かせていただいたわけであります。  きょうある新聞を拝見いたしま...全文を見る
○坂口委員 新聞に出ておりますこと、これを全部決定をしているということではないといまおっしゃるわけでありますけれども、昔から火のないところに煙は立たないという言葉もございます。記者の皆さん方が全部が全部予測で記事をお書きになっているとは思えないわけでありまして、ある程度のニュース...全文を見る
○坂口委員 その骨格とするところにつきましては、先日来の予算委員会におきましても、総理初め各大臣のお言葉の端々にこれは見受けられるわけでありますが、福田総理は確かに、来年度予算というのは景気維持型予算というふうな意味合いの発言をされたというふうに私記憶をいたしております。経済成長...全文を見る
○坂口委員 物を決めていきます順序にはいろいろの方法がございますが、来年度予算の編成に当たって、現状における来年度の予測、それから現在までのいろいろの情勢分析というものは、これはもう皆さん方、大きな情報網を持っておみえになるわけでありますから、お持ちになっているわけですね。この現...全文を見る
○坂口委員 大蔵大臣、ずいぶん長く説明していただきましたが、どうも大臣のデッサンが粗っぽ過ぎまして、この絵は馬になっていくのやらヌードになっていくのやら全然わからない。  余りこれを議論しておりますと、こちらの方がよけいわからなくなってしまうものですから次に進みますが、予算委員...全文を見る
○坂口委員 大蔵省が概算要求の段階で各省庁に示しました政策的経費の伸び率、一三・五%余でございましたか、来年度一般会計予算の伸び率とみなした場合に、経企庁の方は、実質経済成長率は五%程度になるだろうということを言っておりますが、現在の情勢を踏まえて、この経企庁の試算というものをど...全文を見る
○坂口委員 大臣、ことしの当初から現在までの経緯を見ました場合に、やはり内需がなかなか伸びてこない。そういったことから、どうしても公共事業重視という姿勢を五十二年度の補正予算でも示さなければならなかった。こういう経緯を考えましたときに、現在の示された姿勢というものは、やはりもう少...全文を見る
○坂口委員 先日、「貯蓄に関する世論調査」というパンフレットをちょうだいいたしまして、中をいろいろ細かく見せていただきました。国民各層の、そしてまた各年齢によりますいろいろの貯蓄の動向、そしてそれぞれの職種の人々のビヘービアと申しますか、そういったものがこの中に書かれているわけで...全文を見る
○坂口委員 けさからもいわゆる医師税制につきましていろいろ御質問がございました。詳しくは社会保険診療報酬の租税特別措置法にかかわる話でございますけれども、一昨日でございましたか、参議院の方で厚生大臣が代案と申しますか、これを解決する一つの方法と申しますか、三点ばかり実はお挙げにな...全文を見る
○坂口委員 この制度の仕組みも非常にややこしくなっておりますが、きょうは厚生省にお越しいただいておりますので、現在のあらあらのお考えをひとつお聞かせいただきたいのと、それからもう一つ、特別の医療法人と単なる医療法人との間で、実際の医療面において何か行うことに差があるのかどうかとい...全文を見る
○坂口委員 それほどの打ち合わせがなかったということがわかったわけでありますが、いま厚生省の方から説明していただきました特定の医療法人と単なる医療法人とを比較しました場合に、いまもお話がありましたように、医療面における差というのは全くないと言ってもいいのではないかと私も思います。...全文を見る
○坂口委員 言われる意味は私も理解できますが、いまおっしゃったように、特定の医療法人あるいは医療法人の病院というのは非常に公共性が強いわけでありまして、したがって、一般の医療法人におきましても利益配当というのは禁止されております。これは当然のことだろうと思うのです。ただ、一般の医...全文を見る
○坂口委員 大臣、何かございませんか。先ほども申しましたとおり、厚生大臣の発言もあったものですから取り上げたわけでございまして、これは、いま申しましたようなことがある程度解決できませんと、厚生大臣がおっしゃったことは前進しないわけでございまして、そういう意味で私も申し上げたわけで...全文を見る
○坂口委員 もう一つだけお聞きをして終わりにさしていただきたいと思います。  非常に小さい問題でございますけれども、最近地方自治体におきまして、身体障害者の皆さん方の自動車重量税その他のことにつきまして、いろいろおやりになっているというふうに聞いているわけであります。すでに自動...全文を見る
○坂口委員 大臣、お答えいただきます前にもう一言だけ言わしていただいてお答えいただきたいと思いますが、技術的に非常にむずかしいということは私も存じ上げているわけです。地方におきましても、技術的にむずかしいものですから非常に困っておるわけです。しかし、困りながらなおかつ、その中で何...全文を見る
○坂口委員 ありがとうございました。
12月09日第83回国会 衆議院 大蔵委員会 第1号
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○坂口委員 まず、新大臣の御就任を心からお祝いを申し上げたいと思います。  けさからいろいろの議論を聞かせていただきました。それに加えて若干の質問をさせていただきたいと思うわけでございます。     〔委員長退席、山下(元)委員長代理着席〕  前大蔵大臣にも実はお聞きしたこ...全文を見る
○坂口委員 きょうあたりの新聞を見せていただきますと、いまおっしゃった赤字国債の限度というものを、二〇%なら二〇%という一つの新しい限度にする考え方があるというようなことも報じられているわけであります。この辺との絡みをもう少し御説明いただきたいと思います。  それからもう一つ、...全文を見る
○坂口委員 基本的なお考え方をもう一つお聞きをしておきたいと思います。  これはきょう午前中に佐藤議員の方からも御議論のあった関連でございますが、ことし一年間を振り返ってみますときに、金融政策一つとりましても、三回に分けまして引き下げが行われましたし、また公共事業を中心といたし...全文を見る
○坂口委員 消費の問題、これは後で触れたいと思いますが、それから設備投資の問題がございます。  この設備投資につきましても、きょう若干の御議論のあったところでございますけれども、確かに設備投資が上向きにならなかった。この原因を、いまおっしゃったようないろいろの原因に当てはめる、...全文を見る
○坂口委員 私も、技術革新と結びついた投資機会というものか急速に低下したために起こっていると思いますが、これはこれからのたとえば投資減税等の問題にも結びついてくるわけでありますが、その辺に原因があるということであるならば、公共事業をちょっとやそっとふやしたところでなかなか回復しが...全文を見る
○坂口委員 これ以上来年度予算の細かなことにつきましては、大臣もなかなかおっしゃらないだろうと思いますので、これだけにしておきますが、ただ一つだけお聞きをしておきますが、ことしの各省庁の概算要求が出ましたが、私のメモに間違いがなければ三十三兆三百八十九億円という数字になっておりま...全文を見る
○坂口委員 大臣は、所得減税ももちろんそうですか、物価調整減税もできないという——できないとまではおっしゃいませんけれども、大体できない、こういう御発言でございますが、そういたしますと、福祉関係につきましても、特に来年度予算におきましてそう将来に明るい見通しができるとも思えない。...全文を見る
○坂口委員 第一分位はそうかもしれませんが、第二分位ぐらいのところになりますと、これは若干かかってきていることは事実でございます。そのことを申し上げたわけであります。  それから、少し細かな問題も聞かせていただきたいと思いますが、きょうのある新聞に、この円高欠損に対する戻し税の...全文を見る
○坂口委員 その前に、これは対象は輸出関連の中小企業ということになるのでしょうか、それとも構造不況のものもこれには含まれるのでしょうかということが一つと、それから、この大体三年という線は決定的なのかどうか、この二点をひとつ……。
○坂口委員 それから、大臣にもう一度戻ってまたお伺いをするわけでありますが、一般消費税のことにつきましては、来年度の導入ということは、技術的にも非常に不可能だという御答弁がございました。それは一応それでわかったわけでございますが、この一般消費税に絡みまして、一般消費税を福祉の目的...全文を見る
○坂口委員 それから、もう一つ税のことでお聞きをしたいと思いますが、これは国税庁の方にも関係のすることでございますが、所得捕捉率の問題がございます。これはいろいろ批判のあるところでございまして、国税庁の方も、これはいろいろと御苦労をしていただいているところでございますが、この辺に...全文を見る
○坂口委員 いまお聞きしますと、昭和四十年に法人で二三%であったものが五十年では七%だ、大分パーセントとしては落ちているわけでございます。ただ、実際に調査するのだけが、それが正式なんだというわけではないわけでありまして、いろいろふだんから納税につきましては教育等もしていただいてい...全文を見る
○坂口委員 大臣の格段の御配慮をお願いいたしまして、終わりにいたします。ありがとうございました。