坂口力

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坂口力の1978年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月08日第84回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○坂口委員 それでは、まず最初に大蔵大臣から御答弁をいただきたいわけでございますが、先日から有名になりました「所得税減税に対する考え方」というパンフレットがございます。このパンフレットの八ページをお開きいただきますと、そこに各国の個人貯蓄性向が書いてございます。ここに日本が二五・...全文を見る
○坂口委員 私がお聞きいたしましたのは、いま大臣がお挙げになりましたような理由がなぜ起こるかということを、どうお受けとめになるかということをお聞きしたわけです。この問題はまだ引き続いてお聞きいたします。  続いて経企庁長官にお聞きをしたいと思いますが、昨年の経済白書を見せていた...全文を見る
○坂口委員 どうも自信のない長官の答弁でございまして、この完全失業率を一つとってみましても、あるいはまた、消費者物価の前年比上昇率を見ましても、また非任意控除率というものを見ましても、それからこの恒常性の所得比率を見ましても、自画自賛しておみえになるこの経企庁の行き方でいきますと...全文を見る
○坂口委員 各大臣とも一番核心のところは避けてお答えになっているわけでありまして、これは意識的に避けておみえになるのだろうと私は思います。  引き続きまして、私は大蔵大臣にお聞きをしたいわけですが、先日、さきのパンフレットと同じに「わが国の社会保障の給付水準は高い」というパンフ...全文を見る
○坂口委員 これはもしもこの「制度的には、」という言葉がなければ、わが国の社会保障の給付水準は、国際的に遜色のない水準に達しております。こう読めるわけです。ところが、その間に「制度的には、」という言葉を一つ入れて、いかにも水準に達しているような表現の仕方がしてある。ここが大蔵省の...全文を見る
○坂口委員 厚生大臣のお話も、これはいまから二十年ないし三十年して、ひょっとしましたら厚生大臣も大蔵大臣も私も死んでいなくなったころの年金のことを言っておみえになるわけで、われわれが議論しておりますのは、現在のこの社会における年金を言っているわけなんです。  では、もう少し細こ...全文を見る
○坂口委員 入手のできない、日本では五十三年度まで書いてあるということを私は申し上げているわけで、厚生大臣、いま大蔵大臣は御答弁になりませんでしたけれども、先ほど私が申しましたように、現在の上乗せをしたら、そのままで今後ずっとふえていくと考えておみえになるのかどうかということ、こ...全文を見る
○坂口委員 ここのところで時間をとっておりますと、時間がなくなりますので私申しますが、決してそうではないのです。いま上乗せをしましても、たとえば成熟をしましたいまから二十年なら二十年先の、昭和七十五年なら七十五年に成熟をするといたしますと、そのころはいま上乗せをしても同じことなん...全文を見る
○坂口委員 それでは、重ねてこれは大蔵大臣とそれから厚生大臣、お二人にお聞きをしたいと思いますが、この年金制度をさらに前進させていきます場合の全く基本的な問題といたしまして、その位置づけを所得保障という形で位置づけるか、生活保障という形で位置づけるかという基本的な問題がございます...全文を見る
○坂口委員 大蔵大臣ばかりいじめるようでございますが、決してそういうつもりはないのですけれども、問題の性質上、続いてお聞きしなければならぬのです。  それは、年金に所得税がかかっておりますね。今後は所得保障としていくということでございますから、これはある意味ではその所得税という...全文を見る
○坂口委員 われわれが月給の中から保険料を払いますときに、これは控除されますね。そのことをいまおっしゃっておみえになるのでしょう。保険料をわれわれが出しますときに、それは税金の方から控除されております。それが控除をされているぐらいなのに、それを今度は集めて、そして年金としてわれわ...全文を見る
○坂口委員 この年金を生命保険の方と比較されては困るのです。(「趣旨が全然違う」と呼ぶ者あり)ええ、違うのです。これは、いまも大臣おっしゃったように、所得保障として今後も見ていきますということなんです。だから、その辺のところをほかの一般所得と比べた場合においても、これは年金の面か...全文を見る
○坂口委員 いや、六十歳からあるのですよ。六十歳から六十五歳と六十五歳から上とは違うのです。時間がなくなるので、私、はしょって言いますが、六十歳から六十五歳の間で、そのお一人の人は七十九万円までは税金がかかりませんけれども、八十万以上はかかるようになっているのです。これは六十から...全文を見る
○坂口委員 これはやるかやらないかまだ決まらないのに、私は言い過ぎた表現だと思いますよ。  総理大臣、いま私が申し上げましたのは、年金というものが日本の現在の経済を立て直していくためにいかに大事かという立場から実は取り上げているわけであります。先ほど大臣が御年五歳のときの話が出...全文を見る
○坂口委員 われわれもどの道を選ぶのが日本国として一番いいのかという立場から主張しているわけでございまして、総理大臣がかたくなにこれを拒むものではないということをおっしゃいましたので、最近総理のお気持ちの中も大きく変化をしたものというふうに受け取りまして、次の問題に移りたいと思い...全文を見る
○坂口委員 大体わかりました。  それで、今後の対策として、私は、そういう地域でより多く発生しているのならば、その地域のたとえばがん検診車だとか、そういった予防処置というものをその地域により高率に行うということでなければ、全国同じようにがん検診車を配っているというような形では、...全文を見る
○坂口委員 それでは次の問題に移らせていただきますが、サラリーマン金融の問題に触れさせていただきたいと思います。  四十年代の高度成長とともに貸し金業者というのが急速に増加をいたしております。この増加した大半はいわゆるサラリーマン金融と言われる、健康保険証や給与証明書を持ってい...全文を見る
○坂口委員 警察庁の方はお見えになっておりますか。警察庁の方で、昨年、一昨年でございますか、この取り締まり強化月間というものを設けられまして、そしてその違反者による被害状況について分析をなすったということでございますので、それをひとつお聞かせいただきたい。  それから、法務大臣...全文を見る
○坂口委員 以上お聞きのように、警察の方での取り締まり月間の数もふえておりますし、特にその中で会社員や主婦が非常に大きな分野を占めてきている。また、いま裁判、あるいは進行中のものあるいは済んだものを含めましても、五十年、五十一年、五十二年とだんだんその数は増加の一途をたどっておる...全文を見る
○坂口委員 その次に、先ほど法務大臣のお話にもございましたが、出資法違反が多いということを言われましたが、出資法、この法律ができましたころは、現在のような一般の庶民がそういうサラ金に走るというような状態のまだなかったときでございます。したがいまして、この出資等取締法の中には年一〇...全文を見る
○坂口委員 警察庁の方からもお話がございましたが、連日新聞、テレビ等にもこの惨状が取り上げられまして、幾つか私の手元にもその例がございますが、これだけ多発をしてまいりますと、このままで捨てておけないということだけは事実だと思うのです。いま大蔵大臣がおっしゃるように、その法律をつく...全文を見る
○坂口委員 ぜひひとつお願いをしたいわけでございます。私も総理がおっしゃいますように、このサラ金はそれだけの必要性があってあるわけでありますから、これをなくしてしまえというので抑えてしまうという方向のことをいま申し上げておるわけではございませんで、これに一つのルールをつくるべきで...全文を見る
○坂口委員 特に、その中で新しく閉鎖性水域の問題が取り上げられることになっておるようでございますが、東京湾にいたしましても伊勢湾にいたしましても、その周辺に住まわれる方の数は年年歳々増加をしていることは事実でございます。東京圏を例にとりますと、昭和五十年に約二千七百万人でございま...全文を見る
○坂口委員 出していただくことは大体はっきりしているようでございますが、そういう法律ができます場合に問題になりますのは、廃液の中に工場廃液と生活からの廃液とがございますけれども、工場廃液の方の大きいところにつきましてはいまも行われておりますが、これから中小企業の方の廃液につきまし...全文を見る
○坂口委員 いま建設大臣、お答えいただきましたように、そういう補助率になっていることも実はよく承知をいたしております。ですから、先ほど申しましたとおり、地方自治体の自己負担分としましては、パーセントとしては、なるほど、いまおっしゃるように小そうございますが、全体の工事の額が大きい...全文を見る
○坂口委員 法律もできていないことでございますから、いますぐここで御答弁をいただくのもなかなかむずかしいと思いますが、御検討をいただきたいと思います。  最後に、時間が少なくなりましたが、この閉鎖性水域の問題とあわせてもう一つ地盤沈下の問題がございます。これも私、昨年の予算委員...全文を見る
○坂口委員 ありがとうございました。     〔毛利委員長代理退席、委員長着席〕
02月10日第84回国会 衆議院 大蔵委員会 第4号
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○坂口委員 大臣の所信表明なり、あるいは先日来の予算委員会におきます大臣並びに総理等のお話を伺っておりますと、すべてのお話が、減税というのがいかにむなしいものであるかという一点に集中をしているように思うわけです。  いまも貯蓄の論議がございましたけれども、確かに貯蓄が非常に年々...全文を見る
○坂口委員 それでは、主税局長に御説明をいただきますときにあわせて御説明をいただきたいのは、外国の場合にこの辺がどうなっているかということをひとつ手短にお話をいただければありがたいと思います。
○坂口委員 障害年金や母子年金等との比較の問題もございますし、いろいろ説明をしていただきますが、なかなか割り切れないものが実は私の気持ちの中にあるわけであります。これは今後さらに検討をしてもらわなければならない問題であるということを申し上げておきたいと思います。  主税局の渡辺...全文を見る
○坂口委員 もう一遍最後のところを……。
○坂口委員 そちらの方をちょっと言っていただけますか。
○坂口委員 いずれにいたしましても、そう大差はないわけでありまして、この辺のところが非常に厳しいという気がするわけです。六十五歳以上の方で年間所得が一千万円以下のとき、そのときには、そのほかに老年者控除が二十三万円、それから老年者年金特別控除というのが七十八万円ですか、これがござ...全文を見る
○坂口委員 六十五歳未満で年金が主たる所得である場合の数字でありますから、若干のことはあるかもしれませんけれども、年金が主たる所得の方でありますから、その辺のところは少し考えなければならないのではないでしょうか。年金以外に多くの収入があるという方は別だと思います。しかし年金が主た...全文を見る
○坂口委員 その辺のところは、私は議論のあるところだと思います。若干この辺のところの年金がふえた、しかし控除率というものは変わらない。そうすると、若干ふえた年金が今度は税金で持っていかれるということになると、年金の方は実質的には一向にふえない、そういうことになるわけですよね。——...全文を見る
○坂口委員 どちらがいたし方ないのでございましょうか。私の考え方がいたし方がないのか、局長の考え方がいたし方がないのか、よくわかりませんが、私の言うことがもっともな面があるから、それはそうだろうという御意味ならありがたいわけでございますけれども、局長の言うことがいたし方がないとい...全文を見る
○坂口委員 そうしますと、大臣、これは私の申しておりますことにも一理のある話だということはよくおわかりいただいておるものと思います。そうしますと、これでなおかつ五十四年の十二月までいまのままでいくわけです。来年の十二月まで。そうでしょう。そういうことでありますから、いまのひずみと...全文を見る
○坂口委員 それでは、この問題はこれだけにさせていただきまして、銀行局長さんにひとつお願いをしたいと思いますが、銀行の手数料の問題が最近うわさに上っております。これは、為替手数料を先日値上げいたしまして、今度は電力、ガス、水道、NHK、こういったものの手数料の問題が話題に上ってお...全文を見る
○坂口委員 それでは私はこれだけにさせていただきます。ありがとうございました。
02月21日第84回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○坂口委員 いまも貯蓄の問題等が議論をされましたが、私も幾つかのそうした問題を提起しながら議論を進めていきたいと思います。  まず最初に、先日も若干議論をいたしましたが、大蔵省の「所得税減税に対する考え方」、このパンフレットの中に、先ほども議論の出ました個人貯蓄性向というものが...全文を見る
○坂口委員 私は年金問答をいま実はしているわけではございませんで、「所得税減税に対する大蔵省の考え方」、この中で日本の国じゅうの人を一括して、そうして個人貯蓄性向が高いということを述べておみえになる。しかしいま私が申しておりますのは、第一分位、第二分位あたりの人々は決してそうでは...全文を見る
○坂口委員 そのことをひとつ前提条件にいたしまして議論を進めていきたいと思いますが、先ほども総理は、公共投資かあるいは減税かという二者選択的な立場で意見を述べられまして、常識的に考えて公共投資の方が乗数効果というのは大きい、こういうふうな御議論をなすったわけでありますが、横路委員...全文を見る
○坂口委員 経企庁長官はどうですか。
○坂口委員 総理、きょうの新聞にも載っておりますが、たとえばアメリカは日本との貿易におきまして、日本が対米貿易黒字を六十億ドル以下に減らすということの方が、日本が七%成長をしてくれることよりも先なんだということを言っているということが出ておりますけれども、外圧というものはこれから...全文を見る
○坂口委員 もう一つだけお聞きをして進めていきたいと思いますが、それでは総理は、この公共事業というものと減税というものとの相乗効果ですね、公共事業なら公共事業単味で使う、減税なら減税を単味で使うというのではなしに、二つを複数で使うということの相乗効果ということについてはどうお考え...全文を見る
○坂口委員 その選択の仕方でありますけれども、常に総理は公共事業か減税かという二者択一の方針をとられる。私が言っているのはそうじゃなしに、公共事業と減税と二つを寄せたときの相乗効果はどうか、個々の場合と、二つを一緒にやったときとはどうかということをいま聞いておるわけです。  つ...全文を見る
○坂口委員 それじゃ自治大臣にお聞きいたしますが、地方自治体は現在の公共事業をこなしていきますのに大変に事務量がふえてきておる、こういうことが叫ばれておる。その九〇%は国に出さなければならない書類である、こういったことで完全消化するためには対応が大変だということが言われております...全文を見る
○坂口委員 法務省、お見えになっておりますか。  四十万戸に及びます住宅を建設するということで、登記所は昭和五十二年度あたりでも大変な仕事量であったと聞いております。さらに四十万戸住宅を建てるということになりますと、一軒当たり大体十件ぐらいの登記書類というものをつくらなければな...全文を見る
○坂口委員 各分野ともいろいろむずかしい問題を抱えておりながら、しかし、表面上は何とかやりくりができるという言い方で表明をしておみえになりますけれども、現場はこれは大変なんです。総理、これらのことを考えますと、今回とられました公共事業一本やりのこの方針というものが、非常に大きない...全文を見る
○坂口委員 どうも議論が同じところをぐるぐる回るわけですけれども、私も決して公共投資というものを否定しておるわけではありません。それを認めておりますが、しかしそれだけでいいかという議論をしているわけであります。  先ほども減税の効果というものは公共投資に比べて低いという強い御意...全文を見る
○坂口委員 それでは建設大臣にもう一つお聞きをいたしますが、たとえば住宅の問題につきましては、この予算委員会でも非常に今度は議論が多くされましたけれども、マイホームを取得いたしますのに、日本は年収の六、七倍どうしても用意をしなければならない。欧米の二倍ないし三倍というところにはは...全文を見る
○坂口委員 総理、お聞きいただきましたとおり、この五年後ぐらいを見ましても、現在の不安というものはそう簡単に解消しそうにない。こういうふうな状態が続いていきますと、これはかなりいろいろ理解をしておりますわれわれでも、いまの大臣のいろいろのお話を伺っておると、これはやっぱりまだ不安...全文を見る
○坂口委員 どうも一言いつも余分なものがつくものですから話が先に進まないので、また戻らなければならないわけでありますが、その政府が言っておみえになりますのが、どうしても貯蓄性向が高いから、だから減税という施策はいけないと申しますか、公共事業よりもこちらの方が効果が少ないのだ、こう...全文を見る
○坂口委員 減税論議から若干離れますので、詳しくやるのは避けたいと思いますが、しかし、いま建設大臣、国土庁長官としていろいろお答えになりましたので、もう一つだけ言っておきます。  公示価格を決定しますときに、国土庁の鑑定官と不動産鑑定士による事前の打ち合わせというのがございます...全文を見る
○坂口委員 それではまた追って詳しくお示しをすることにしたいと思いますが、こういう土地の議論をいたしましたのは、これは特に最近、公共投資が進むということで非常にあちこちで土地の値上がりの状態が出てきているわけであります。こういった動きに対する一つの問題点として取り上げたわけであり...全文を見る
○坂口委員 もう一つだけ労働大臣にお聞きをしておきます。  造船関係の労働者が特に職業難にあえいでいるわけでありますが、この造船関係の方々の中には技能職の人たちもたくさんおるわけであります。いま一方において公共投資が盛んに行われて、その中で技能職の人たちが非常に少ないわけであり...全文を見る
○坂口委員 現在の公共事業が例年になく大きかっただけにいろいろのこういった問題が出てまいっておりますが、土木あるいは建築等の仕事をなすっている皆さん方も、ことしはこうして多いけれども来年は一体どうなるのであろうか、あるいは再来年はどうなるのであろうか、こういうことを心配なすってい...全文を見る
○坂口委員 天下国家の立場から総理が決断されることを希望いたしまして、終わりたいと思います。ありがとうございました。
03月01日第84回国会 衆議院 大蔵委員会 第9号
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○坂口委員 大分時間も遅くなってまいりましたので、できるだけ短縮をしまして質問をさせていただきますが、ひとつよろしくお願いをしたいと思います。  今回のこの租税特別措置、いろいろな問題、改正案を含んでおりますが、きょうは総論的なことだけをお聞きをいたしまして、各論的なことはまた...全文を見る
○坂口委員 今回の改正案でかなりな数に上りまして改廃されておりますことにつきましては、一応評価のできるものも中には含まれていると思います。ただ、全体的に見ました場合に、非常に数は多いんですけれども、非常に細かなものを先に整理をされて、大物が残っているという感も実はなきにしもあらず...全文を見る
○坂口委員 その辺の議論、また後でさせていただくといたしまして、その前に、五十三年度の予算審議に際しまして野党は一致して減税の要求をしたわけでございます。御承知のとおり、社会福祉関係も含めまして一兆二千百億円。これに対する回答として一応減税として三千億、そして福祉関係として四百億...全文を見る
○坂口委員 正式に新聞に出ております文句を読ませていただきますと、「五十三年度における経済情勢の推移を見守り、財政上の追加措置を講ずる必要が生じた場合には、関係委員会の審議結果をふまえ、必要な措置を講ずるものとする。」こういうことでございますが、いま大臣はいささか冷ややかに言われ...全文を見る
○坂口委員 それでは、話を進めさせていただきます。  五十三年度の自然増収額、これについてお伺いをしたいと思いますが、先日の予算委員会に提出されました資料を拝見をいたしますと、五十三年度の自然増収額、一般会計分として八千四百八十億円という数字が出ておりますが、大体このぐらいの見...全文を見る
○坂口委員 それから、五十三年度の給与所得者だけとりました場合に、所得者数と、その中に納税者数というのがございますね、この所得者数と納税者数というのは大体どのくらいになりますか。給与所得者だけで結構でございます。
○坂口委員 そうすると、五十二年度と比べてこれはどうなりますか。五十二年度のパーセントはわかりますか。
○坂口委員 確かにいまおっしゃるようなパーセントになると思います。昭和五十年度が所得者数の中の納税者数は七一・九%、五十一年度が七六・一%、五十二年度が七六・四%、五十三年度は七八・九%というふうに所得者数の中での納税者数というのはふえるわけですね。そのほかに、所得者の中には給与...全文を見る
○坂口委員 それでは、所得税だけで比較しました場合に、昭和五十二年度の所得税は一兆二千五百五十億円なんです。それが五十三年度には六千百六十億円と、大体半分ですね。ですから、いまおっしゃったような法人税の落ち込みがもしもあったとしましても、それをのけて所得税だけを比較いたしましたと...全文を見る
○坂口委員 余りよくわからぬですね。これはおっしゃるように、五十二年度の当初と五十三年度の当初の比較ですね。五十二年度の間の変化というものがかなりあるから五十三年度のこれが減ってきたのだとおっしゃるなら、五十二年度の変化した数字というものを落としておかなければならぬわけですけれど...全文を見る
○坂口委員 それは所得税についてですか。給与所得者についてもそうですか。いまのお話が企業についてならばそのお話はわかるのです。しかしそうではなくて、給与所得者についていまのお話は当てはまりますかね。
○坂口委員 これは一遍理解のできるようによく説明をしてほしいと実は思うのです。いまお話を聞いただけでは何となく理解できないところがございますので、この議論はこれまでにしておきますから、改めてお聞かせをいただきたいと思います。ただし、これは重要なことでございまして、いまのところが間...全文を見る
○坂口委員 一年限りのものでございますので、もう少し長い目で見れば、たとえば五十三年度なら五十三年度に投資をなされば、いまのお話しのように繰り延べになるのが五十三年度に入ってはまいりますけれども、今度はそうすると、五十四年度が落ち込むじゃないかという懸念も実は持つわけでございまし...全文を見る
○坂口委員 では、この問題はそれくらいにしておきたいと思いますが、利子配当に絡みまして、最近話題になっておりますことの一つに、郵便貯金の脱税の問題がございます。  これは私も新聞情報だけしか手元にございませんので、詳しくを知ることはできませんが、特に、この日曜日に出ました新聞等...全文を見る
○坂口委員 郵政省の方もお見えいただいておりますので、この件に関しまして一言お聞きしたいと思いますが、いま国税庁の方から発表した事実はないということでございますけれども、まあ発表した事実はないけれども、大体当たらずとも遠からずというような内容だという御答弁でございますが、いかがで...全文を見る
○坂口委員 国税庁の方、これからどうなさるかということをお聞きしておきたいのですが、いまも郵政省の方からお話がありましたように、名寄せの問題でございますとか架空名義の問題でございますとか、これは非常にむずかしい問題を含んでいるわけでありまして、これは以前から言われていた問題でござ...全文を見る
○坂口委員 マル優制度という、小口の一般庶民の貯蓄について保護をするという意味のこの制度が、逆にこういうふうな結果になるということは非常に不幸なことでございまして、ぜひ明瞭にこの問題が片づくことを願ってやまないわけでございますが、大臣からも一言このことについて御感想がございました...全文を見る
○坂口委員 最後に、租税特別措置による減収額の表を見せていただきますと、いわゆる異常危険準備金というのがかなり額が大きいわけであります。この異常危険準備金の積立率は今回わずかに引き下げされているわけでありますが、これが昭和五十二年度の減額で百八十億になっております。それから五十三...全文を見る
○坂口委員 もう一度お尋ねいたしますが、いまの五千三百七十億というのは五十一年末でございますか。
○坂口委員 それで、三百億ぐらいずつということでございますと、これも率としてはかなり高いものの一つではないかと思うのです。これも異常危険でございますからどんなことが起こるかわかりませんし、また、最近のように地震等が非常に発生いたしますと、これぐらいは確保しておかないとぐあいが悪い...全文を見る
○坂口委員 最後に、社会保険診療報酬の所得計算の特例について一言だけお聞きしておきたいと思います。  予算委員会等でも総理は、五十四年度からということで、これはまた議員立法でというお話をなすってきたわけであります。きょうもこの委員会で何度かこの問題は提出されました。昭和二十九年...全文を見る
○坂口委員 何となく責任逃れのような感じもするわけでございます。  なぜ私がこういうことを申し上げるかと申しますと、先ほども申しましたが、この問題は大蔵省だけで片づかない非常にいろいろの問題を含んでおることは御承知のとおりであります。そのむずかしさというのは、何も医師会との問題...全文を見る
03月03日第84回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第5号
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○坂口分科員 ただいまも林業問題がお話に出ておりましたが、私も大局的な立場から林業問題につきましてお尋ねをしたいと思います。  すでにいろいろの議論のありましたように、現在いわゆる林業経営者というのは非常に窮地に陥っております。ただ林業経営者だけではなしに、いわゆる林業地帯ある...全文を見る
○坂口分科員 大体六五、六%、三分の二が外材ということになっているわけでございますが、そういう大きな比率の環境下に日本は置かれているわけでございます。大きい林業家はこれは別でございますが、特に中小林業をやっておる皆さん方は、最近材木が非常に値下がりをしておりますために、どうしてい...全文を見る
○坂口分科員 いままではこの林業も、たとえば植林をいたしましてから十二、三年すれば間伐ができる、それがある程度の値段で売れる、こういうこともあったわけでありますけれども、最近は十二、三年のものを間伐いたしましてもなかなか売れない。よくひところ、一本の苗を植えるのに六十円から八十円...全文を見る
○坂口分科員 私は建設の方の詳しいことはよくわからないのでちょっと理解しにくい面もあるのですが、それは新しく研究開発をされるというのは、内地材についてのお話でございますか。
○坂口分科員 その工法が開発されて進んでいけば、いままでよりも優秀な内地材というのがより多く使われるということになるのですか。
○坂口分科員 大臣、いまもお聞きいただいたような工法等も進んでいるわけでございますが、しかし、使われますパーセントが同じですと、これは進みましても内地材の方にプラスにはなってこないわけでございまして、そういう意味でぜひ内地材も外材と同じようにある程度は使われるという体制をどうして...全文を見る
○坂口分科員 消費者の方も安いにこしたことはございませんけれども、しかしまた丈夫な家をつくってもらわなければ困るわけでありまして、そういう面ではもう一本か二本ぐらいの柱を内地材にしてくれればという気持ちも中にはあるわけでございます。その辺のところはぜひひとつ、今後建設省の方にもお...全文を見る
○坂口分科員 現在林業従事者の中でまあまあありますのは労災くらいなものでございまして、その労災もほかの業種に比べますと非常に掛金が高いということで、非常にいろいろの苦情も出るわけでございます。したがいまして、林業従事者だけではございませんけれども、林業従事者も含む屋外労働者福祉法...全文を見る
○坂口分科員 もう一分ありますので、もう一言だけつけ加えさせていただきますが、先ほども申しましたように、最近伐採をした後植林をしないところがふえているように私は思うのです。ところが林野庁にお聞きいたしますと、そういう統計的な数字は出ていない、こうおっしゃるわけでありますけれども、...全文を見る
○坂口分科員 終わります。
03月07日第84回国会 衆議院 大蔵委員会 第11号
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○坂口委員 参考人の皆さん方には、大変お忙しい中をきょうは御出席をいただきまして、まことにありがとうございます。     〔委員長退席、綿貫委員長代理着席〕  時間が非常に切迫いたしておりますので、引き続き質問に入らせていただきますが、先ほど皆さん方のお話をお伺いをさせていた...全文を見る
○坂口委員 もう一つ続いてお聞きをしておきたいと思います。  最近、アメリカにおきまして、たとえば同じ自動車会社のフォルクスワーゲンが工場進出を決めておりますし、日本におきましても本田技研さんの方がオハイオ州に進出をお決めになっているわけでございますが、トヨタさんの方はアメリカ...全文を見る
○坂口委員 また後ほどお聞きをしたいと思います。  いずれにいたしましても、設備投資は、先ほどお話が出ましたけれども、技術革新が進む中か、あるいはまた、新規の輸出市場でありますとか新しいマーケットが開拓されるか、このいずれかでないと前進をしないわけでありますが、最近の輸出の状態...全文を見る
○坂口委員 ありがとうございました。  もう一問続いてお聞きをしたいと思いますが、いまお話を伺っておりますと、部門部門によりましてはかなり違うようでございますが、家電部門、特にいままでの家庭用品の王者と言われましたテレビでありますとか洗たく機でありますとか、そういった部門につい...全文を見る
○坂口委員 ありがとうございました。  それでは、時間が迫ってきておりますので、東京電力の長島副社長さんにひとつお聞きをしておきたいと思います。  先ほどもお話を伺いますと、現在石油に依存しているところが五四%、これは昭和六十年に二七%までダウンさせたい、こういうお話がござい...全文を見る
○坂口委員 できることならばもう少し具体的なお話を伺いたかったわけでございます。こういう設備投資をという時代でございますので、こういう時期にこそ、安全性の確立のための設備投資と申しますか、安全性確立のための研究をということに、もう少しより多くのものを割いていただいていいのではない...全文を見る
03月15日第84回国会 衆議院 大蔵委員会 第13号
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○坂口委員 私は、公明党・国民会議を代表いたしまして、ただいま議題となりました租税特別措置法及び国税収納金整理資金に関する法律の一部を改正する法律案について、反対の態度を表明し、討論を行うものであります。  昭和五十三年度税制改正については、わが国が直面する経済、財政情勢から勘...全文を見る
03月22日第84回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第6号
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○坂口委員 最初に、長官に対して二、三御質問を申し上げて、具体的な問題に入らせていただきたいと思います。  けさからもいろいろ御議論がございましたけれども、最近、環境庁を取り巻きますいろいろの状態というのは、必ずしも好ましい方向に行っていないとわれわれ考えているわけであります。...全文を見る
○坂口委員 長官の決意のかたいことを聞いて半分安心をしたわけでございますけれども、(「安心はだめだ」と呼ぶ者あり)安心はだめだという不規則発言もございますが、半分は安心をいたしましたが、しかしながら、現実問題といたしましては、そういうふうなあちこちで批判の声が上がっても不思議では...全文を見る
○坂口委員 いま三法案についてお聞きをいたしましたか、今回、今国会中に出るのやら出ないのやら、よく言えばさっぱりわからぬということだと思います。アセスメント法案なんかはもう三年越しであります。これは一体やるのかやらぬのか、やらぬのならやらぬとはっきり決めてほしい、都道府県はそうと...全文を見る
○坂口委員 それでは、具体的な問題に入らせていただきますが、これも午前中に岩垂議員の方から質問がございましたけれども、中公審のNO2にかかわる判定条件等専門委員会の出されました判定条件と指針についてでございます。けさいろいろの意見が出ましたので、大体意見は出尽くしたというふうな感...全文を見る
○坂口委員 環境庁は、いままではクライテリアの諮問について、環境基準の見直しをするものではないと言明をしておみえになったと思います。これは見直しをするということになれば、いままでの方針とは若干違うようにも思うわけです。いま御答弁いただきましたが、それじゃ、環境基準の見直しをすると...全文を見る
○坂口委員 今回出されました判定条件及び指針は、最近のあらゆるデータを集められまして、現在考え得る最上のものであろうと私も思います。ただ、この出ました判定条件なるものをどう行政の場で活用するかということはまた別の問題でございますので、このすぐれた判定条件及びその指針が十分に生かさ...全文を見る
○坂口委員 わかりました。そういたしますと、もう一つだけお聞きしておきたいと思います。ある意味では、繰り返すことにもなりますが、環境基準と判定条件とはあくまでも異なるものでありますが、判定条件は絶対に健康に影響を与えない値である。環境基準というのは、法律には、人間の健康が維持され...全文を見る
○坂口委員 この問題は、最後にと申しましたが、もう一つだけお聞きしておきます。  先ほど局長さんが御答弁になりました中で、肺がんとの関係がございました。動物実験の段階ではNO2の影響というのは大体排除していいのではないかというような知見が得られた、こういうことでございますが、こ...全文を見る
○坂口委員 それでは次に進ませていただきたいと思います。  この法案の中で、移動発生源にかかわります費用負担について問題になるわけでありますが、いわゆる自動車重量税引き当て方式というのは合理的で妥当性もあるというふうに考えられておりますけれども、この引き当て方式というのは、補償...全文を見る
○坂口委員 移動発生源につきましては、いままで自動車のみになっているわけでありますが、その他の移動発生源というものもあるわけであります。たとえば飛行機でありますとか船舶というようなものも汚染物質の排出量はかなり大きいものがございます。たとえば飛行機をとってみました場合に、環境庁の...全文を見る
○坂口委員 たとえば羽田空港を例にとりますと、航空機による汚染物質の排出量というものは、  一日当たりかなりな量に上るだろうと思うのです。これはCO三・三トン、HC一・六トン、NOx〇・八トンという空港のデータをアメリカの環境保護庁が出しておりますが、羽田空港の場合には非常に飛...全文を見る
○坂口委員 ありがとうございました。終わります。
03月22日第84回国会 衆議院 大蔵委員会 第15号
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○坂口委員 石油税法案につきまして、引き続き質問をさしていただきたいと思います。この法案に対する賛否は、きょう御答弁いただきます内容によって決定いたしますので、ひとつ的確な御答弁をいただきたいと思います。  まず最初に、単純なことをお聞きいたしますが、石油の若干の備蓄が必要なこ...全文を見る
○坂口委員 同じ九十日備蓄といいましても、たとえば昭和五十年の九十日と昭和六十年の九十日とでは、備蓄量はずいぶん違いますね。同じ九十日でも、一日分が年々歳々だんだんと上がっていくわけでありますから、六十年になれば、これは大変な額になるわけです。それを今後またさらに一層進めていくと...全文を見る
○坂口委員 現在、タンカーは中東を往復する場合が一番多いわけでありますけれども、中には、中東往復に、行きますのに十七、八日、帰りますのに二十二、三日、合計して四十日かかるとしまして、そのリスクを一・五倍というふうに見て、六十日あれば十分じゃないかという議論をなさる方もあるわけであ...全文を見る
○坂口委員 揮発油税が道路等に使う目的税になっておりまして、これからほかの分野になかなか使えないということが、いつも非常に大きな論議になるわけでありますが、この論議になります揮発油税をいまのままに置いておいて、そして今回新しくつくります石油新税が、また目的税になっている、ここに何...全文を見る
○坂口委員 いま局長がおっしゃるように、からくりはそのとおりだと思います。しかしながら、現実的な問題といたしましては、いわゆる目的税と言っても決して言い過ぎではないと思うわけであります。  この目的税についてでありますが、——皆さん方は目的税でないとおっしゃるわけですが、からく...全文を見る
○坂口委員 誤解のないように一言言っておきますが、私は、一般消費税を導入しろということを言っているわけでは決してございませんで、話のついでに、これは比較をするために出した話でございまして、そちらのほうはグリコのおまけの方でございまして、グリコそのものではないということを一言つけ加...全文を見る
○坂口委員 それでは、ちょっと話を進めたいと思いますが、関税率審議会の答申には原油関税無税という主張が繰り返されてまいりました。新税を創設するのならばせめて関税は撤廃すべきではないか、こういう議論がいままでもあるわけでございます。特に最近のように石油の問題が国際的にもやかましく言...全文を見る
○坂口委員 ぼくは意味がちょっとわかりにくい面があったのですが、大臣、外国と申しますか産油国との間の問題としてこのことがどう受け取られているのか、私もよくわかりません。しかし、この税法ができることによってかなり相手が硬化してくるということも計算はしておかなければならない問題だと思...全文を見る
○坂口委員 確かに見方によりますと、いま大臣がお答えになりましたように、石油全体に対する税はアメリカに次いで低いのかもしれません。しかし、一九七五年以降この三年間に日本は四・二倍になっているのですかね。——これは違います。税制じゃございません。失礼しました。  確かにおっしゃる...全文を見る
○坂口委員 これは本当は経企庁をお呼びしてお聞きするのが筋かと思いますが、大蔵省の方でもしわかればお答えをいただきたいと思います。  今回の石油税がもし実現したとしたら、これが物価に対する影響というのはどのぐらいとお考えになっているわけですか。
○坂口委員 先ほど私ちょっと混乱しまして言い間違えましたが、日本エネルギー経済研究所が行った調査によりますと、わが国のエネルギーコストはオイルショック前の四・二倍に上昇しているわけですね。同期間にフランスは三・四倍、西ドイツは二・九倍、イギリスは二・八倍というふうに、諸外国に比べ...全文を見る
○坂口委員 いま為替差益のことにちょっと触れられたわけでありますが、確かに為替差益は、現時点におきましては存在することは事実であります。しかし、昭和四十八年度から昭和五十年度ぐらいの間を見ますと、石油企業三十六社ベースで見ましても、連続してかなり大幅な赤字を出しているわけでありま...全文を見る
○坂口委員 あともう少しでございますので、それではもう一つだけお聞きをしておきたいと思います。  備蓄の柱としていわゆるタンカー備蓄が叫ばれているわけでありますけれども、このタンカー備蓄の計画というのは現在どのくらいあるのであろうかということをひとつお聞きしたい。  それから...全文を見る
○坂口委員 まだお聞きしたいことたくさんございますが、大臣の御かんばせにも大分疲労の色がうかがわれますので、これぐらいにいたしまして、あと二分三十秒残っておりますが、これで終わりたいと思います。ありがとうございました。
03月24日第84回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第7号
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○坂口委員 参考人の皆さん方には大変お忙しいところをきょうはありがとうございました。  与えられました時間が非常に限られておりますので、各参考人一問ずつ基本的な問題をお聞かせをいただいて終わりにさせていただきたいと思います。  まず最初、古賀参考人にお伺いをいたしますが、先ほ...全文を見る
○坂口委員 もう一つだけお聞きをしておきたいと思いますが、企業がこれ以上公害防止ということを強く言われるということになると経営的に成り立たないというようなお話も先ほどされたわけでありますが、これはいかに厳しくとも、特に瀬戸内のように多くの企業がたくさん集まるようなところにおきまし...全文を見る
○坂口委員 ありがとうございます。  それじゃ矢込参考人にお聞きをしたいと思いますが、参考人は専門的な立場からいろいろお話をいただきました。私も衛生学を学びました一人として大変興味深く聞かせていただいたわけでございます。また、このお仕事の非常な重要性というものもよく存じておりま...全文を見る
○坂口委員 ありがとうございます。  最後に高崎参考人にお聞きをしたいと思いますが、先ほど参考人は計算できない価値という言葉を使われまして、大変興味深く聞かせていただいたわけでございます。合理主義的な社会の中で、ややもいたしますと価値としての忘れられがちな問題を提起されているわ...全文を見る
○坂口委員 ありがとうございました。
04月05日第84回国会 衆議院 大蔵委員会 第21号
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○坂口委員 総裁には大変お忙しいところありがとうございます。  まず最初に、基本的な問題を一つお聞かせをいただきたいわけでございます。  先日、この委員会におきまして、総理の出席を求めましていろいろ質問をしたわけでございますけれども、そのときに私の方の宮地議員の質問に対しまし...全文を見る
○坂口委員 日本の責任論というものを総裁もかなり明確に申されたわけでございます。同じような質問になりますが、大臣の方もこれについてお答えいただくことがあれば、ひとつつけ加えていただきたいと思います。
○坂口委員 きょうはうまく意見が一致したわけでございますが、総理がおっしゃるように、ドル安というものが主体であるならば、米国等に対してももう少しはっきりと物を言うべきである、私はこういうふうに考えるわけでございます。いま双方ともに相半ばしてその責任ありというお話でございますので、...全文を見る
○坂口委員 大臣の御発言、かなり抽象的でございますので、ちょっとわかりかねる面もございますけれども、要約すれば、とにかく土台づくり、共通の認識づくりということをまず行う、それをいずれの日か実行に移していくという御発言かというふうに思いますが、この問題に対して総裁の方も何か御意見ご...全文を見る
○坂口委員 この問題でもう一つだけお聞きして次に進みたいと思います。  大臣は、先ほど共通の認識ということをおっしゃいましたので、ひとつここだけ突っ込んでお聞きをしておきたいと思いますけれども、その共通の認識というのをどこに落ちつけたいと思っているかということを、もう少し大臣の...全文を見る
○坂口委員 その次に、円高と産業構造の問題につきまして、一つだけお聞きをしておきたいと思います。  いずれにいたしましても、日本がこの円高のあらしの中から一日も早く抜け出さなければならないことだけは事実でございますし、そのためには、いろいろの手段を講じていかなければならないわけ...全文を見る
○坂口委員 もう少し聞きたいのですが、時間がなくなってまいりましたので、最後の質問をさせていただきたいと思います。いまいろいろ大臣の御説明をいただきましたが、ことしの予算は、内需拡大のために下から押し上げるというよりも、むしろ上から引っ張る、だから、手を離せばまたもとどおり落ちて...全文を見る
○坂口委員 ありがとうございました。
04月12日第84回国会 衆議院 大蔵委員会 第24号
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○坂口委員 昭和五十三年度における財政処理のための公債の発行及び専売納付金の納付の特例に関する法律案につきまして、若干の質問をしたいと思います。  けさからも議論がありましたが、特例に関する法律案ということになっておりますけれども、これは数年来毎年出ておるわけでありまして、もう...全文を見る
○坂口委員 まことにバラ色の五十三年度という感じがするわけでございますが、大臣、これはいまも御説明ありましたように、五十二年度後半の補正予算、あるいはまた五十三年度の大型公共事業を含む予算等、これらの問題と重なりますので、その円高の問題がどう出るかということは、単純にはこれは表現...全文を見る
○坂口委員 私どもも、これから五十七年までの問、どういう経過をたどるであろうかというので、実はいろいろわれわれなりに試算もしているわけでございます。名目成長率一一%台ということで政府の方の試算はできておりますが、私ども平均しまして、五十三年から五十七年まで一一・九%、実質成長率大...全文を見る
○坂口委員 こういう時代でございますから、たとえば工学部を出てもそれにふさわしい場所がないので、一般の事務に行くとか、とにかくそれぞれの勉強したことを生かすということを抜きにして、まずはともあれ就職できればいいというような形でしておみえになる方もかなりあろうかと思います。そういっ...全文を見る
○坂口委員 財特の質問から若干それたきらいがございますが、こういった面につきましてもいろいろ配慮をしていくということが非常に大事ではないかというふうに思うわけでございまして、この新卒者等の問題に対しましても、労働省としてはいろいろのプランも立てておみえになると思いますけれども、し...全文を見る
○坂口委員 ここにも出ておりますけれども、外国銀行に対する日本と欧米の行政の違いと申しますか、こういったものが幾つかございます。証券業務というものを認めるとか認めないとか、あるいはCDや債券の発行を認めるとか認めないとか、現地法人を認めるとか認めないとか、支店の開設をどうするとか...全文を見る
○坂口委員 大事な問題でございますので、大臣、御意見がありましたら一言お聞かせいただきたいと思います。
○坂口委員 現在、日本にあります外国の銀行が大体六十行ということを聞いております。八十二店舗ということも聞いておりますし、これは重要な問題で、捨ててはおけない何らかの決断をしなければならない問題の一つではないかと思いましたので、お聞きをしたわけでございますが、あわせて、窓口販売の...全文を見る
○坂口委員 証券局はいかがですか。
○坂口委員 いろいろ決断をしてもらわなければならない問題があるわけでございますが、これだけ毎年続いて国債の発行があるわけでございますから、しかもことしのように実質的には三七%という非常に大きな額に及んできているわけであります。また、国債だけではなしに地方債もふえてきている。こうい...全文を見る
○坂口委員 大臣のお話聞いて、むずかしいということだけはよくわかりましたが、よけいわからなくなったような気がいたしますし、いま大臣御指摘になりましたように、ことしの問題として、現時点における問題としてそれが必要なのかどうかということも含めて検討をしているということでございますが、...全文を見る
○坂口委員 これは金利の弾力化とともに非常に重要な問題でございますし、このことも突っ込んで聞きましても、悩める心の中をお聞かせをいただくだけだと思いますので、これ以上お聞きをいたしませんが、この辺につきましても、ひとつ積極的な体制をとっていただきたいと思うわけであります。  最...全文を見る
○坂口委員 先日参考人に総裁がお見えになりましたときに、西ドイツと日本との違いについては大臣からもお聞きしたわけでございますが、いまお話を聞きましても、大臣が日米スワップ協定というものを必要だとお考えになっているのかどうかということがはっきりしない。その点はいかがでございますか。
○坂口委員 これも新聞の伝えるところだけでございまして、私も実際に総裁からお聞きしたわけではございませんが、総裁の意見として伝えられているところによりますと、ぜひこの辺を実現しなければ日本のことしの状態は非常に心配である、こういう意見のように新聞は伝えているわけでございます。 ...全文を見る
○坂口委員 先ほどもう一つお聞きしましたのは、何%ぐらいになったら一つの危機ラインと申しますか、そういう言葉がいいか悪いかわかりませんけれども、そのようにお考えになっておるかということです。
○坂口委員 もう一つ、銀行の収益の現状等についてお聞きするつもりでございましたが、あと時間がわずかになっておりますので、これだけにしたいと思います。あと次は同僚委員から質問させていただくことにいたします。ありがとうございました。
04月19日第84回国会 衆議院 大蔵委員会 第26号
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○坂口委員 総理、先ほどの大蔵委員会の理事会におきまして、三千億円の減税が与野党合意されたわけでございます。これは国民にとりまして、中身ははなはだ少のうございますけれども、喜んでもらえることの一つではないかと思うわけでございます。しかし、この受け取り方はいろいろでございましょうけ...全文を見る
○坂口委員 七%成長、それから経常収支六十億ドルの黒字、この二つを総理は内外に約束になっているわけであります。これは七%成長だけとかあるいは経常収支六十億ドルの黒字だけというのであるならば、これは簡単だと言えばしかられるかもしれませんけれども、どちらかといえば達成されやすいと思う...全文を見る
○坂口委員 この経常収支に関係しまして、輸出あるいは輸入の問題と並んで大事なのは、海外援助の問題ではないかと思います。  海外援助につきましても、最近の新聞等を拝見いたしますと、政府もかなり積極的な姿勢を示しておみえになるわけでございますが、総理は昨年、特に東南アジアを訪問され...全文を見る
○坂口委員 外務省からの御報告の中で、なぜ進まなかったかという理由が述べられなかったわけでございますが、これは私の予想でございますけれども、日本が何か東南アジアを利用するとか、あるいはまたそのデータ等を集めていくとかというような、そういうふうにとられた向きはなかったか、あるいはま...全文を見る
○坂口委員 そのほか、財団法人でございますが、日本国際医療団というのがございまして、ここが中心になって最近は医療援助等はおやりになっているわけでございます。この方法も一つこれはあろうかと思います。WHO等の世界的な機構もございますし、これと東南アジア医療保健機構との絡みということ...全文を見る
○坂口委員 それでは、あと一つだけお聞きをして終わりにしたいと思いますが、総理は、五月早々渡米されることになっていると聞いておりますが、いろいろむずかしい日米間の懸案というものをそこでいろいろお話し合いになるだろうと思いますが、その中で、これだけはぜひ話し合いをしてこの際に解決を...全文を見る
○坂口委員 その世界のために何をなすべきかというお話し合いというのは、それはよくわかるわけでございますが、世界のために何をなすべきかというその中身、もう一歩突っ込んだところは、どういうところをお話しになりますか。
○坂口委員 時間が参りましたので、終わります。
04月25日第84回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第12号
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○坂口委員 遅くなってまいりましたので、できるだけ早く終わりにしたいと思いますが、きょうは厚生省の方と水産庁の方にお越しをいただいて、特に内湾の関連の問題を質問をしたいと思います。  二百海里時代に入りまして、内湾における浄化ということが非常に大きな問題になってまいりましたが、...全文を見る
○坂口委員 そこで、本論に入っていきたいと思います。  先日も参議院の予算委員会で、ハマチ養殖等に対する水産医薬品の使用について質問がございました。これは水産医薬品と言った方が本当なのか、水産用薬品と言った方が適切なのか、その使い方も私もよくわかりません。動物用薬品という範疇の...全文を見る
○坂口委員 それはどういう意味で公表されていないでしょうか、許可になりますときに。と申しますのは、たとえばこれこれの医薬品をつくりました、それに対するデータはこれこれですよというようなものがその製薬会社等から出される、それが公表されますと、それに対する信頼感というものもできてくる...全文を見る
○坂口委員 それじゃ、その問題は改めてまた畜産局の方にお聞きをすることにしたいと思いますが、ひとつ皆さん方の方からもぜひお伝えをいただきたい。後日説明をいただければ幸いと思います。  それから、水産庁長官の出された、全国漁業協同組合連合会その他に対する通達、先ほど申しました「水...全文を見る
○坂口委員 しかし、実際問題として、調べましたこのパンフレットによりますと非常なばらつきがあるのですよ。たくさんの名前を書いてあるのもあるし、書いてないのもあるのですよ。十種類の名前が出ている方が正しくて三種類の方が控えているのかもしれません。そこのところまでは私もよくわかりませ...全文を見る
○坂口委員 密にならぬようにという皆さん方のお考えはわかるのですけれども、養殖等をやっている人間にいたしますと、少しでもたくさんの養殖をやって少しでも利益を上げたいと思うのは人情でございまして、なかなか皆さん方が思っておみえになるような調子には、実際問題としては現場はいっていない...全文を見る
○坂口委員 現場では次々いろいろなことが起こっているわけですから、早く対応してもらわなければいけないと思うのです。この前、大臣も早急に検討するとおっしゃったわけでありますから。考えられることとしては、特別にそういう専門のコースを水産学部あたりにつくるというようなことも考えられます...全文を見る
○坂口委員 一つ確認をしておきたいと思います。  いまいろいろ研修のお話をなすったのですが、研修ぐらいなことで間に合う内容なのかどうか。それぐらいな知識でいいというふうにお考えになっているのかどうか。私はかなり専門的な知識を持っていないと処理できないことが非常に多いと思うのです...全文を見る
○坂口委員 そうすると、あなたかいま研修とおっしゃったのは私の若干取り違えかもしれません。その研修を受ける人たちが水産学部等を卒業した専門家で、いわゆるポストグラジュエートの研修としてお受けになっているという意味ならば私もわかるわけであります。しかしながら、そうではなくて、ただ、...全文を見る
○坂口委員 厚生省にもお越しいただいておるわけですが、食品衛生法の中には、食品は抗生物質を含有してはならないというふうになっているわけでありまして、これは非常に厳しい条文であるというふうに思うわけです。現在のハマチ養殖等の結果、その中に抗生物質が含まれているのか含まれていないのか...全文を見る
○坂口委員 いま厚生省の方からお答えになったとおりだと思うのです。薬品の中には、発がん性物質と言われるAF2等と関係のあるものもございますし、あるいはまたいま御指摘になりましたように耐性菌ができたということが、それがまた人間にどうはね返るかというようなことも非常に未知の分野の問題...全文を見る
○坂口委員 ぜひそういうふうにしていただければと思います。そうしませんと、魚に対する影響もさることながら、それを使用されます養殖業者の皆さん方の健康の問題もございますしいたしますので、ぜひ何らかの過渡期的な措置をとっていただければというふうに思うわけでございます。そして、何とかし...全文を見る
○坂口委員 長官、きょうは少し普通の環境問題から話が外れまして大変恐縮でございましたが、こういう公害とそれからほかのエリアとの接点の問題がいろいろ起こってきているわけでございます。特に水質汚濁等々の問題に絡みましたいろいろの問題が新しく起こってきておりますので、新しくこういうふう...全文を見る
○坂口委員 ありがとうございました。これで終わります。
04月26日第84回国会 衆議院 大蔵委員会 第27号
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○坂口委員 年金の問題につきましては、予算委員会でも私、何度かやらせていただきましたし、また、この委員会でも年金と税制の問題等もやらせていただきましたし、正直言って年金の問題を新しくやらせてもらうことはないというような感じもするわけでございます。新しく何をか言わんやという心境でご...全文を見る
○坂口委員 それではもう一つお聞きしますが、十年前に現在を予想して立てられたその姿と現実の現在とを比較して、どのぐらい違っていますか。
○坂口委員 なぜ私がこういうことをお聞きするかと申しますと、御承知のように、年金は大きく分けて八種類に分類されておりますし、また同じ共済の中でもいろいろの格差がございます。いわゆる官民格差というような問題もいろいろと言われているわけでございます。そういう中で、国鉄が現在の立場にお...全文を見る
○坂口委員 そういたしますと、昭和八十五年で千分の二百七というふうに申しますと、成熟度で申しますと、大体現在の共済程度ということでございますか。
○坂口委員 国鉄共済の方はいまどれだけでございますか。
○坂口委員 五八というのは、五八%という意味でございますか。
○坂口委員 現在の共済、それぞれ共済もいろいろございますので一概には申せませんが、平均した現在の共済の成熟度のところまで厚生年金の方が行こうと思いますと、千分の三百ぐらい保険料を掛けないとだめだろうという一つの推定があるわけでありまして、いまお聞きした数字、若干私わかりにくい点は...全文を見る
○坂口委員 抜本的対策が立てられることを私も期待する一人でございますが、なかなかそれがむずかしかろうことも想像にかたくないわけであります。年金といったような問題は、行き詰まってしまってからあわてましてもどうにもならないことでありまして、ある程度以前から予測のつくことでございますの...全文を見る
○坂口委員 国鉄の方ばかり例に出して申しわけないのですが、先ほど山田先生が聞かれた数字を見せていただきましても、国鉄の方はほかの専売だとか電電に比べますと、掛金も非常に高いわけですね。ですから、年齢構成も非常に高くなってきておりますしいたしますから、この傾向を国鉄だけで維持してい...全文を見る
○坂口委員 あらあらの今後のスケジュールをお聞かせいただいたわけでございますが、こちらもさらにまたむずかしい問題を多く抱えておみえになるわけでありますから、これもそう急激にはいかないことはよくわかりますが、ぜひひとつ早く構想をまとめていただいて、前進をさせていただきたいと思います...全文を見る
○坂口委員 ぜひひとつその辺のお考えをおまとめをいただきたいと思います。  それから、時間がなくなっておりますが、せっかく運輸大臣に御出席をいただきましたので、一言だけ御答弁をいただいて最後にしたいと思います。  大臣お見えになります前に、国鉄の共済のことにつきましていろいろ...全文を見る
○坂口委員 終わります。ありがとうございました。
04月28日第84回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第14号
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○坂口委員 この瀬戸内海法は非常に幾多の屈折を経て提出されたわけでありますけれども、その間、皆さん方大変いろいろ御努力をしていただいたことには敬意を表するわけであります。  俗っぽいたとえでありますけれども、できました子供の顔を見て、もう少し鼻筋が通っていたら、目 元がぱっち...全文を見る
○坂口委員 わかりました。若干私、考え違いをいたしておりまして、それならば結構でございます。  それから指定水域の問題でございますが、これを指定しますのには二つの要件があると思います。一つは人口あるいは産業の集中性、こういったことから工場排水または生活排水が大量に流入する閉鎖性...全文を見る
○坂口委員 そういたしますと、CODの最終目標というものを決めていきます場合に、化学的にこれ以下にしなければならないという値があるわけでありますけれども、しかし一度にそこまではいきにくい、段階的にいかなければならないというところもあろうかと思います。また、最初からもう最終目標に近...全文を見る
○坂口委員 私の聞き方にも若干難点がございまして、ちょっと真意を理解してもらいにくい点もありましたが、結局、こういう法案をまとめます場合に、それぞれの県の置かれている自然的環境によりましていろいろ意見も交差するわけでございます。利害も交差するわけでございます。特に、海に面しており...全文を見る
○坂口委員 それから工場廃液の問題も、当然これは一番大きな問題でございますが、これにあわせて重要なのは、生活排水の問題でございます。昨日も下水道等の問題ではいろいろここでディスカッションをされたと思いますが、いささか重複する面もあろうかと思いますけれども、改めて私もこの点をお聞き...全文を見る
○坂口委員 これ以上申し上げても、なかなかそちらも答えにくいだろうと思いますので申しませんが、これは環境庁長官、確かにいま建設省の方から御答弁がありましたように、その工事量というものはだんだんふえていくだろうと思うのですが、また、ふやさなければならないわけです。しかし、では、そう...全文を見る
○坂口委員 それから、もう一つ別な問題といたしまして、いままでこの法律が、まだ法律とまで言えませんけれども、こういった法律が提案されなかったために、各地方自治体において条例をつくっているところがございますね。この総量規制にすでに踏み切っているところがございます。この各地方自治体に...全文を見る
○坂口委員 もう一つだけお聞きをして終わりにしたいと思いますが、総量規制対象の事業場の規模、範囲でございます。この水質汚濁防止法で規定しております四百トンから五百トン・パー・デーですね、一日当たり四百トンないし五百トン、この程度以上の特定事業場としていかれるのではないかと思います...全文を見る
○坂口委員 これで最後にしたいと思いますが、これは大臣に最後にお聞きをしておきたいと思います。  この瀬戸内海環境保全基本計画を読ましていただきますと、その中に、瀬戸内海の景観を構成する重要な要素として保安林の問題あるいはまた緑地保全地区等の問題が取り上げられておるわけでありま...全文を見る
○坂口委員 ありがとうございました。
05月08日第84回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第15号
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○坂口委員 各参考人、大変お忙しい中をきょうは御出席をいただきましてありがとうございます。  まず岩崎参考人からお聞きをさせていただきたいと思いますが、先生の伊勢湾における赤潮のいろいろの御研究の結果を先ほど細かく聞かせていただいたわけでございます。先生のお話を聞きまして、赤潮...全文を見る
○坂口委員 もう一度聞かせていただきたいと思いますが、先ほど先生のお話の中で、プランクトンの体内の窒素と燐の比が七対一というふうに先生おっしゃいまして、瀬戸内海等における海水におけるものは、大体十五対一ないし二十対一というふうなお話があったわけでございます。そういたしますと、これ...全文を見る
○坂口委員 ありがとうございました。  それから、次に野村参考人にお聞きをしたいと思いますが、先ほど下水道の問題を取り上げられまして、最後に少し触れられたわけでございますけれども、野村参考人はきょうは生活環境部長さんとしてではなしに、東海三県のまとめ役としての立場で御出席をいた...全文を見る
○坂口委員 ありがとうございます。まだお聞かせいただきたい問題もございますが、時間がございませんので、田尻参考人にもう一つお聞きをしたいと思います。  先ほど十七条の問題を中心にしまして、いろいろ具体的なお話をお伺いさせていただきました。参考人のいままでの経験から、非常に説得力...全文を見る
○坂口委員 もう一つだけ、先生、簡単で結構でございますので、お答えをいただきたいと思いますが、十八条に「船舶内における油の処理技術」というのがここの法案に出ているわけでございますが、この「船舶内における油の処理技術」というものは最近もうかなり発達しているのでございますか、この辺の...全文を見る
○坂口委員 城参考人に一つだけ最後にお聞きをして、終わりにさせていただきたいと思います。  先ほど海田湾でございますか、あのお話をされましたときに、最近だんだんきれいになってきているということをおっしゃったと私はちょっと記憶しているのですが、これは臨時措置法の効果がある程度出て...全文を見る
○坂口委員 ありがとうございます。  時間が参りましたので、終わらせていただきます。
05月09日第84回国会 衆議院 本会議 第29号
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○坂口力君 ただいま福田総理から発言のありました日米首脳会談の報告に対しまして、私は、公明党・国民会議を代表いたしまして、総理並びに関係大臣に質問をしたいと思います。  総理は、出発前、日米間の問題を話し合うのではなく、世界の中の日米の役割りを話し合うのだと大きく構えておみえに...全文を見る
06月13日第84回国会 衆議院 大蔵委員会金融及び証券に関する小委員会 第1号
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○坂口小委員 きょうは、金利の問題を中心にしていろいろ御意見をお伺いしたいと思うわけであります。  いま政治の一番関心事は、ことしの景気がどうなるか、果たして七%前後の成長率が達成されるのであろうか、こういうところに集中しているわけでありますけれども、この景気の動きというものを...全文を見る
○坂口小委員 いまも御指摘のように、金利の弾力化にいたしましても自由化にいたしましても、それなりのまたメリット、デメリットというものもございましょうし、また、金利の弾力化あるいは自由化ということそれ自体が、そのときどきの金融面での動きを的確にそれだけで見るということもむずかしいと...全文を見る
○坂口小委員 中川参考人から現在の実情をお聞かせいただいたわけでございますが、このコール、手形両市場の弾力化の次に来るべきものとしてどういうふうなものをお考えになっているのか。すなわち言葉をかえて言えば、今後金利弾力化を進めていくためのスケジュールと申しますか、それともかかわって...全文を見る
○坂口小委員 理財局次長にお聞きしたいと思いますが、三年ものの新中期国債が公募入札方式を取り入れて今回発行されることになったわけであります。短期の方はこれからどうなりますか。そういうふうな御計画はありますか。
○坂口小委員 いま御指摘のように、普通銀行あるいはまた債券発行銀行等との摩擦の問題もございましょうし、今後解決をしてもらわなければならない問題はたくさんあると思います。先ほども議論になっておりましたが、そういった銀行と証券側との間のかきねの問題にもいろいろな問題がございます。先ほ...全文を見る
○坂口小委員 銀行法の問題云々についてではなしに、窓口販売ということについての全体的な問題で結構でございます。
○坂口小委員 この問題は、どういう立場から考えるかということによってずいぶん意見も違ってくると思うのです。金融機関あるいは証券会社の業務分担の問題としてとらえるのか、それとも、先ほどから議論のありますように国債管理政策の立場から考えるのかということによって、これはずいぶん違うので...全文を見る
○坂口小委員 非常にむずかしい御説明でございまして、どういうふうに理解をしたらいいのか、理解することもなかなかむずかしい御答弁でございましたが、この付随業務であるかどうかということの判断にかかってくるようでございます。  この辺のところは、今後議論を詰めていただいて、そしてどう...全文を見る
○坂口小委員 そうしますと、銀行局長さんのお考えとしては、法律でどうこうということではなしに、国債管理上どうしても必要だということであるならば、現在の法律上それがむずかしいということになれば、法改正をしてでもそれはやらなければならない問題である、こういう意味でございますか。
○坂口小委員 一般委員会で大臣でもお見えになれば、まとめとしての御意見を聞きたいところでございますけれども、きょうは小委員会でございますし、そういった立場からの御意見を聞くことができなくて残念でございますけれども、しかし、各局側のそれぞれの意見を異にするという形で進行することは、...全文を見る
○坂口小委員 それじゃ、深追いしないことにいたしておきます。  それからもう一つお聞きをしたいと思いますが、これは銀行局長が金融問題研究会報告についていろいろインタビューに答えられているものがございますけれども、その中で銀行局長は、いわゆる垣根問題に触れられまして、「むしろ、あ...全文を見る
○坂口小委員 そうなりますと、相互銀行としてはいろいろ問題を抱えながらも、しかしやはりそれなりの実績は積みつつある、こういうことのようでございますね。  相互銀行の中にもさらにこの扱いをしようというところがふえていくようでございますが、今後の問題として、相互銀行だけではなしに、...全文を見る
○坂口小委員 たとえば信金あたりも、地域によりましてあるいはまた大小によりましてずいぶん差がございますから、一律にとかなんとかいうようなことは無理な話でございますけれども、中には、普通銀行でも小さいのもあれば、信金さんでも内容の非常に充実しているところもあるわけでありまして、そう...全文を見る
08月22日第84回国会 衆議院 大蔵委員会 第31号
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○坂口委員 小倉参考人には、大変お忙しいところをありがとうございます。  いまいろいろ議論をしていただきますのを聞いておりますときに、まず最初明らかにしてもらわなければならないと思うことが一つございます。それは、現在税調の特別部会で議論されております一般消費税の問題は、一般消費...全文を見る
○坂口委員 そういたしますと、他の税制度との関連ということにつきましては、これはかなり議論もしていただいているものと思うわけであります。特にこの一般消費税の場合に、先ほど御指摘がありましたように、細かな面で食料品をどうするとか、いろいろな面での配慮によっては違ってはまいりますけれ...全文を見る
○坂口委員 昨年の税調の答申につきましては、私も読ませていただきましたが、なるほどその辺のところはある程度触れられてはおりますけれども、しかし、その辺がはっきりとした形で明確になっているというところまではまだ書かれていないものですから、いま御質問を申し上げたわけでございます。 ...全文を見る
○坂口委員 もう二分間ありますので、もう一問だけお聞きをしたいと思います。  先ほど只松議員も聞かれましたが、目的税として福祉税としてはどうかという意見もあるわけでありまして、このパンフレットの中にもそのことが一つの項目として触れられているわけでございます。これは先ほど会長がお...全文を見る
○坂口委員 ありがとうございました。
○坂口委員 森永参考人には、大変お忙しい中をありがとうございます。  きょう午前中にもいろいろ議論がされたわけでございますが、四月から六月期の経済統計が発表されまして、輸出の面を見ました場合に、前年同月比で二・八%減というふうになっているわけであります。まして対ドルレートが、こ...全文を見る
○坂口委員 参考人ははっきり言明されることを避けられたわけでございますが、税制調査会の会長さん、先ほど、入れかわりでございましたけれども、参考人としてお越しをいただいておりまして、いろいろここで一般消費税を中心とする議論をいただいたところでございます。そこでは、来年度導入するかど...全文を見る
○坂口委員 これも先ほど只松議員に若干お答えになりましたが、金融政策上公定歩合の引き下げ問題がございまして、どうかという声があるわけでございます。また、不況が非常に長期化いたしておりますので、長期金利の引き下げ等につきましてもいろいろと議論が出ているところでございます。  先ほ...全文を見る
○坂口委員 関連しての質問でございますか、仮定の問題で恐縮でございますけれども、百八十円を円レートが割るようなことになってきますと、これは私は非常事態だという気がするのですが、いかがでございますか。
○坂口委員 時間が参りましたので、それでは、森永参考人に対する質問はこれで終わらせていただきます。
○坂口委員 きょうの午前中の議論をいろいろお聞きをいたしておりますと、経済企画庁の方の御意見は、個人消費の面も、それから輸出の面も心配は要らないというような発言でありまして、また大臣の発言も、円高以外は順調に進んでいる、  こういう発言であったと思います。  もう一度企画庁に...全文を見る
○坂口委員 けさお聞きした御答弁とは若干ニュアンスが違いますけれども、けさの御答弁を聞いておりますと、企画庁のお話は何かこう、さらさら補正予算みたいなものは必要がないというような、まことに順調に進んでいるというように受け取れたわけでございます。あえて私もう一度聞き直しをさせていた...全文を見る
○坂口委員 真意のほどは後でゆっくりとお聞きいただくとしまして、十八カ月予算ということになりますと、これは当然補正予算と連動することを意味するわけでありますから、この補正予算が景気面で刺激型のものであるとするならば、来年度の予算にもそのことが反映してくるというふうに考えるのが常識...全文を見る
○坂口委員 それからもう一つ、このときに総理は、公共事業一本やりでも減税でもない、「第三の道」として、国民生活に直結した教育、体育、福祉など生活基盤整備に施策の方向を向けたい、こういう発言をしておみえになるわけであります。これは新聞で見せてもらった記事であります。こういう「第三の...全文を見る
○坂口委員 それでは、きょうはこの問題はそんなに深追いしないことにいたしますが、減税問題についてでございますけれども、けさ大臣は答弁の中で、将来にむずかしい問題を繰り越すことになる、消費効果も薄いし、慎重でなければならない、こういう発言をなさったわけであります。もう少し補足して御...全文を見る
○坂口委員 私どもも将来に対して心配をしていることは同じでございまして、大蔵省だけが将来を心配しておりまして、われわれ野党の方は心配をしてないというようなふうにもとれる御発言でございましたけれども、決してそんなことはないわけで、われわれも心配しておるから言っておるわけでございます...全文を見る
○坂口委員 それから、税金関係でもう一つお聞きしておきたいと思います。  円高によります差益還元の問題が大きな議論を呼んでいるわけであります。そういった輸入等で、電気、ガスだけではございません、ほかのいろいろなものがございますが、円高差益を生んでいるような企業に対する会社臨時特...全文を見る
○坂口委員 大臣、もうすでに時間を過ぎているものですから、税制の問題、余りお聞きする暇ないのですが、そうしますと、税制としてはなじまないと申しますかうまくいかないという御意見ですね。それならば、差益還元という意味ではぜひすべきだという御意見ですか、大臣。これで終わりにしますから簡...全文を見る
10月06日第85回国会 衆議院 本会議 第5号
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○坂口力君 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま議題となりました昭和五十三年度補正予算三案に関し、政府三案に反対、日本社会党、公明党・国民会議、民社党三党共同提案の昭和五十三年度補正予算三案の編成替えを求めるの動議に賛成の討論を行うものであります。(拍手)  政府は、今回...全文を見る
10月20日第85回国会 衆議院 大蔵委員会 第3号
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○坂口委員 前回のこの委員会のときに私の方の貝沼議員の質問に対しまして大臣は、来年度予算のことに若干触れられまして、来年度予算におきましても、ことしの補正予算同様、「第三の道」ということについて考えを及ぼしていくという趣旨の御発言がございました。まだ現在の段階でございますので、細...全文を見る
○坂口委員 いま御説明いただいたことを私たちもかねてから主張してきた一端でもありますし、大臣も大分われわれの意見に近づいてきていただいた、こういう感じがするわけでございますけれども、この前の委員会でもそうでございましたし、先ほどの言葉の中にも含まれておりますが、ことしの当初におけ...全文を見る
○坂口委員 いま狭い意味というふうにおっしゃいましたけれども、ぜひその辺のところに格段の配慮をひとつしていただきたいと思うわけであります。来年も途中になりまして、まただめでしたというようなことにならないようにひとつお願いをしたいと思うわけであります。上野の動物園のパンダのランラン...全文を見る
○坂口委員 以下、具体的な問題、幾つか触れさせていただきたいと思いますが、まず最初に、ことしの二月でありましたか、予算委員会におきまして私、年金に対する課税の問題を取り上げさせていただきまして、またこの委員会におきましてもそのフォローをさせていただいた記憶がございます。それから半...全文を見る
○坂口委員 簡単な御答弁でございまして、ちょっと全貌がわかりにくいきらいがございますが、厚生省、現在の課税控除額は、五十年の標準的な年金額を基礎にして設定したもので、実情に合わなくなっているということを主張しているはずでございます。  厚生省は言いにくかろうと思いますので、かわ...全文を見る
○坂口委員 ことしの春におきます主税局長とのやりとりでも、主税局長ははなはだ冷たい態度で終始されたわけでありまして、現主税局長は、それほどではございませんけれども、しかし最後の一言はちょっと気に入らないわけでございまして、本当はもう少し言いたいのだけれども控えておくという御趣旨で...全文を見る
○坂口委員 いささか歯切れが悪うございますが、現在も課税控除額というものがないのではなくて、すでに存在をするわけであります。その存在をいたしますものが、前回決定をいたしましてからかなりな月日がたっているわけでありまして、そしてその間の物価上界というものもあるわけであります。ですか...全文を見る
○坂口委員 税制調査会の御審議の対象にしていただくというふうに受け取らせていただいておきます。それじゃこれ以上申しても、これ以上の答えは出ないと思いますので、一応この辺にしておきたいと思います。  年金の問題を申しましたので、続けて年金絡みの問題をもう少しお聞きをしておきたいと...全文を見る
○坂口委員 大分無理をしていただいて、一緒に並べるようにしていただいておるようでございますが、やり方によってはそういう計算も成り立たないことはないわけでございますけれども、しかしまた別な角度から見ますと、そうばかりにもいかないわけでありまして、かなりな差が出てくる計算もあるわけで...全文を見る
○坂口委員 急いでもう二点ばかり生命保険絡みの問題を片づけておきたいと思いますが、一つは、生命保険労働組合あたりからも所得税法上の問題として、「高齢者の優遇策としての六十五歳以上の人が受け取る満期保険金及び年金として受け取るものに対する非課税について」というよく似た陳情が参ってお...全文を見る
○坂口委員 それでは、ひとつそれはお願いいたします。  話を変えさせていただきまして、サラ金の問題について少し触れさしていただきたいと思いますが、今朝来からもいろいろ議論がございました。貸金業の実態調査も、大蔵省の銀行局の方でおやりいただいたわけでございまして、ことしの予算委員...全文を見る
○坂口委員 利息制限法の提案理由の説明等を見せてもらいますと、現在の経済状態にも当てはまるような文面がそこに出ておりまして、この提案理由というものが現在生きていないというふうに考えるわけでございます。そういった意味で、いま御指摘いただいたことも含めて、より利息制限法を守らせるもの...全文を見る
○坂口委員 ありがとうございました。それじゃぜひそういうことでお願いをしたいと思います。
○坂口委員 マネーサプライの問題が最近注目され始めたわけでありまして、日銀の出しておみえになります統計等を見せていただきますと、八月で一二・三%の増になっておりまして、十月から十二月に至ります今後の見通しとして一二%台をいくのではないかというような御推測もあるように承っているわけ...全文を見る
○坂口委員 ありがとうございました。  後でまたもう少しお聞きするといたしまして、いずれにいたしましても、このマネーサプライの働きと合わせて国債消化の問題がこれから大きな問題を迎えるのであろうというふうに思います。  個人の資産の選択行動というものを見てみますと、昭和五十二年...全文を見る
○坂口委員 時間がちょっとなくなってきたものですから、もう少し詳しくお聞きしたいところでございますけれども、その時間的余裕がございません。  いま御指摘になったことを総合いたしますと、いわゆる国債の多様化ということだけでは対処し切れない、やはり弾力化というものはさらに進めていか...全文を見る
○坂口委員 ありがとうございました。  時間も来ておりますので、最後にこの一問だけお聞きをして終わりにしたいと思いますが、先ほど銀行局長にお聞きをしようと思いまして一つ残しておりますが、これは全く違う話でございますけれども、前回小委員会で信用金庫の外為の取り扱いについて御意見を...全文を見る
○坂口委員 ありがとうございました。  じゃ、もう時間が過ぎておりますので、終わります。
11月21日第85回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第6号
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○坂口委員 時間が二十分でありますので、簡潔明瞭にお答えのほどをお願い申し上げたいと思います。  お聞きしたい点は二点ございまして、一点は道路騒音の問題でございます。特に道路騒音の場合にはいろいろむずかしい問題もございまして、なかなかこれを解決することができ得ない。特に市街地を...全文を見る
○坂口委員 それじゃ、警察庁の方に御質問いたします前に、一つだけもう一度申し上げておきたいと思います。  いま御指摘になりましたように防音壁等の問題もあるわけでございますけれども、市街地の内部でございますとなかなか防音壁というわけにもいかない。さりとて、地下をトンネルでと言って...全文を見る
○坂口委員 来年度予算でぜひその辺のところをさらに充実してもらいたいと考えておるわけであります。特に東京−大阪間の主要道路等につきましては非常に騒音も厳しゅうございまして、特に愛知県の岡崎でありますとか三重県の四日市でありますとか、この辺のところは景気が回復するにつれましてさらに...全文を見る
○坂口委員 時間がございませんのでこれだけにさせていただきますが、もう一つは最近、伊勢湾におきます。特に四日市港周辺におきまして油の流出事故がございました。それにつきまして御質問をさせていただきたいと思います。  海上保安庁お見えいただいておりますか。——この事故につきましては...全文を見る
○坂口委員 被害額につきましては、まだこれから調査をしてもらわなければならない点もあろうかと思います。例の水島の重油流出事故のときにもいろいろ問題になったわけでございますが、被害額というものがかなり上がっているのになかなか補償の方はそれに伴わないというケースがかなりございました。...全文を見る
○坂口委員 ぜひその辺の指導をきちっとやっていただきたいと思います。  最後になりますが、長官にも一言だけ御意見を賜って終わりにしたいと思います。  これはまことに残念なことでございますけれども、再三再四こういう事故が続くわけでございます。そして、今回の場合なんかは非常に初歩...全文を見る
○坂口委員 ありがとうございました。
11月21日第85回国会 衆議院 大蔵委員会 第4号
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○坂口委員 いま一般消費税の問題が出ましたので、私も一番先に一般消費税の問題をひとつお尋ねをしておきたいと思います。  この委員会における大臣の答弁やあるいはまたいろいろな場所におけるいろいろのお話等から総合して、この新税を導入したいという皆さん方の意向というものは、これは十分...全文を見る
○坂口委員 確かにいま大臣がおっしゃいますように税制調査会で、その税制の内容でありますとかあるいは導入時期でありますとか、いろいろのことについて討論されていることは事実だろうと思います。しかし、それはその新しい税制をどうするかという、どちらかといえば技術的なことでございまして、そ...全文を見る
○坂口委員 少し大臣と意見がかみ合わないわけでございますが、大臣のおっしゃることはおっしゃることでわかります。いまの税調の中でそういった面につきまして議論をされていることもわかります。しかし、税調でそういう議論がされる前に、政府としての新税導入に対する新しい基本姿勢というものがあ...全文を見る
○坂口委員 時間的な長さとしては大分詳しく説明していただきましたけれども、肝心のところは避けて通っておりますのでどうもはっきりいたしませんが、続いてお聞きをしますけれども、前委員会において大臣は来年度子算につきまして、総理がおっしゃった「第三の道」という言葉を踏まえて発言になって...全文を見る
○坂口委員 前回大臣は、広義の教育、福祉に対する考え方と、狭い意味での教育、福祉に対する考え方という二つの分け方をされまして、そして、五十三年度の予算においてもすでに広い意味ではそういう方向で来ているけれども、来年度の予算においては、もう少し狭い意味で教育、福祉の面においてより重...全文を見る
○坂口委員 いまお答えになりましたことが本当にそのように実現されるならば、私も考えておりますことは方向性は同じでございまして、賛意を表する次第でございますが、しかし、いつもこういうところで答弁をしていただきましても、それが途中で後退に後退を重ねまして、現実の実現の段階になりますと...全文を見る
○坂口委員 地盤沈下についてもし大臣、一言ありましたら……。
○坂口委員 国税庁長官がお見えいただいておりますので、ひとつお聞きをしたいと思いますが、先日「昭和五十二事務年度における法人税及び源泉所得税の課税事績について」という国税庁からの結果が発表になっております。これを見せていただきますと、実地調査が十二万六千件やられておりまして、これ...全文を見る
○坂口委員 いまの御発言の中で定員増の問題につきましては、長官も少し控え目に発言になっておりましたけれども、これは数字を見てもわかるとおり、法人で一・七倍、個人で一・五倍というふうにこの十年間に大変な勢いでふえてきていることも事実であります。さればといって、ふやせばふやすほどいい...全文を見る
○坂口委員 職員の問題は。
○坂口委員 大臣にそういうふうに答弁されますと、心の中の一部では、一般消費税と関係ありはしないかという心配もわれわれとしてはなきにしもあらずでございますけれども、ひとつ御答弁として承っておきたいと思います。  最後に、サラ金の問題を一つお聞きして終わりにさせていただきたいと思い...全文を見る
○坂口委員 そうしますと、まだその点は結論が出ていないということでございますか。
○坂口委員 そうしますと、出資法を改正するということは、これは決定的ですか、それもまだどうなるかわからないという意味ですか。
○坂口委員 ありがとうございます。それでは、もうこれだけにしておきます。
12月14日第86回国会 衆議院 大蔵委員会 第2号
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○坂口委員 まず、大蔵大臣の御就任のお祝いを申し上げたいと思いますし、こういう時期でございますので、誤りなきようひとつお願いをしたいと思うわけでございます。  先ほどからいろいろの議論を聞かせていただいておりましたけれども、全然具体的な話が出てこなくて、まことに抽象論に終始をし...全文を見る
○坂口委員 直接の原因としてはそういうことも一つであろうと思いますが、そういうふうな外的要因等が起こってまいりましたのも円高の問題等が起こってまいりましたのも、結局は内需の問題にこれは関連しているわけでありまして、角度を変えて質問をすれば、内需拡大がなぜできなかったか、ことしの昭...全文を見る
○坂口委員 前総理は、ことしも後半になりまして、来年度予算については、公共事業ということも大事だけれども「第三の道」ということを言われましたね。前回のこの委員会におきまして私は前大蔵大臣にもこのことをお聞きをしたわけでございますけれども、「第三の道」といいますとえらい新しいことの...全文を見る
○坂口委員 与野党ともに雇用の創出ということについては意見が一致しているであろうと思いますし、来年の予算編成に当たっていかにしてこれを高めていくかということは最大の目標になるのではないかと思うのです。そういうふうな意味とも絡んでくると思いますが、この「第三の道」の考え方も含めて、...全文を見る
○坂口委員 先ほども一般消費税等も含めて議論があったわけでございますが、どういたしましても財政難ということから、新しい税体系というものについてのお考え方が皆さん方からも出されているわけでございます。これも先ほどの議論と重複は避けますけれども、一般消費税については大臣は、国民の理解...全文を見る
○坂口委員 そういたしますと、先ほど大臣の御答弁では五十五年一月というのは、目標であるような、あるいは希望であるような、あるいは心の中では決定しているような、まあいずれとも判断できるような御答弁でございましたけれども、そういういまおっしゃるような国民の理解を得ようと思いますと、か...全文を見る
○坂口委員 これは聞きましてもどうも何も出てこぬようでございますので次に進みますが、国債発行の問題とも絡みまして、最近マネーサプライの状況ということにつきましていろいろ議論が出ておりますし、また非常に重要な局面を迎えていると思うわけでございます。日銀総裁あたりも折に触れて過剰流動...全文を見る
○坂口委員 名目成長率が一つの目安であるというお話、この前も出たわけでございまして、大体その目安のところにあるわけでございます。これを心配が要らないというふうに判断をするか、あるいはいささか心配の水準になってきたというふうに判断をするか、これは判断のむずかしいところだというふうに...全文を見る
○坂口委員 それから、この問題に関連をいたしまして、インフレ等との問題をにらみましたときに、金利の自由化の問題をどうするかというのが非常に大きな問題にまたなってこようかと思います。これにつきましては、いままでにもこの委員会でも何回か議論もございましたし、また大蔵省からもいろいろな...全文を見る
○坂口委員 一部では、預金金利の自由化等の問題も議論に上っているようでございますが、その辺はいかがでございますか。
○坂口委員 各方面に非常に多くの影響を与える問題でございますので、ひとつ慎重にお願いをしたいと思います。  それから税制の問題といたしましては、先ほど一般消費税の問題をお聞きをしたわけでございますけれども、そのときの議論でも少し触れましたが、いずれにいたしましても、そういった新...全文を見る
○坂口委員 それから、これも先ほど触れられましたが、いわゆる医師税制の問題、社会保険診療報酬に係ります特別措置の問題でございますが、これは国税庁の方にその資料等をお願いをしましたところ、国税庁の方ではそういう資料がない、いままでにもとったことがないし現在もない、こうおっしゃるわけ...全文を見る
○坂口委員 社会党の佐藤議員から、会計検査院から出ました資料につきまして前回議論がございまして、一千万以上の人でしかも経費率が七二%以下の人の平均はどれだけかということを出したものである、こういう前大蔵大臣の答弁があったわけでありまして、少し統計のとり方等がむずかしい形になってい...全文を見る
○坂口委員 どうもここで議論をいたしますと、いつもまだ解決が出ていないということでございますけれども、マスコミ関係にはかなり確定的なニュースが流れますので、私どもも混乱をするわけでございます。  そういたしますと、現時点においてはまだそこまで煮詰まっていないということだと思いま...全文を見る
○坂口委員 大臣御就任早々でございますから細かな問題でございますが、このサラ金規制の大まかな問題といたしまして、いまあります出資法の改正という形で片をつけるのか、あるいはまた特別にサラ金だけの別の法律をつくるのかということ、これはいろいろほかに与える影響もあると思うのです。たとえ...全文を見る
○坂口委員 ありがとうございました。
○坂口委員 どうもいつもお越しをいただきまして申しわけございません。十分ばかりの短時間でございますので、三点ぐらいにしぼってお聞きをしたいと思います。  一つは、いまもお話がございました一般消費税でございますけれども、会長は、導入するかしないかもペンディングという言い方をされま...全文を見る
○坂口委員 それから、一般消費税とは別にいたしまして、法人税の引き上げ等の問題、これはどうしても決着をつけなければならない問題だということをきょう午前中大蔵大臣も御答弁になったわけでございます。この法人税の引き上げの問題。それから、これは新聞等を見せていただきますと、土地税制の問...全文を見る
○坂口委員 それから、法人税に関連してでございますけれども、会長のお考えとして、この法人税の改正抜きにして一般消費税の導入があり得るとお考えになりますか、その辺も会長のお考え方だけで結構でございます。
○坂口委員 時間があともうわずかでございますので、これはもう半ばお願いでございますけれども、私は、大蔵委員会におきまして何度か年金課税の問題を取り上げまして、前大蔵大臣から、次の税調においてはこのことも一応諮って御議論いただきましょうというところまで実は来ていたわけでございます。...全文を見る
○坂口委員 じゃ、ありがとうございました。