坂口力

さかぐちちから



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坂口力の1979年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月14日第87回国会 衆議院 大蔵委員会 第4号
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○坂口委員 航空機燃料税法の一部を改正する法律案について質疑を行います。  大臣、きょうはせっかくお出ましを願ったわけでございますけれども、少々出番が少ないのでお手持ちぶさたと思いますので、二、三初めに大臣に御質問を申し上げて入らせていただきたいと思います。  今回の趣旨説明...全文を見る
○坂口委員 いまおっしゃいますように、非常にむずかしい問題であるわけでありますが、むずかしい問題であるだけに基本原則というものをやはり明確にしていただきたいとも思うわけでございます。受益者担という考え方も確かにございますけれども、細長いこの日本列島を考えてみましたときにも、たとえ...全文を見る
○坂口委員 まだ言いたいこともございますけれども、随時具体的な中でまた触れさせていただきたいと思います。  今回の改正理由として、航空機燃料に係る税負担の現状とそれから空港整備財源の充実という二つの理由が挙げられているわけでございますが、今回それがいままでの倍に引き上げられる、...全文を見る
○坂口委員 そういたしますと、現在の航空業界の運営、経営内容からして、今回の一〇〇%の税率引き上げは十分にたえ得る額である、こういうふうな認識のもとにやられたわけでありますね。
○坂口委員 同じ質問であります。運輸省の方、いかがです。
○坂口委員 今回の航空機燃料税の引き上げによります税収見込みでありますが、現在すでに第三次の空港整備五カ年計画がスタートしておるわけでありまして、あと五十四年、五十五年と二カ年を余すだけになっているかと思います。税収とこの計画というものについては密接な関係があると思うわけでありま...全文を見る
○坂口委員 そういたしますと、事業量が若干ふえる可能性がある、こういうことだと思いますが、いまあらあらの御説明をいただきましたが、大体この計画変更としてはどのぐらいなものをお考えになっていますか。
○坂口委員 第三次計画の中で防音対策の問題がございます。これはけさからの御議論にもございましたけれども、若干重複をいたしますけれども、私もう一つ聞かせていただきたいと思います。  成田空港の周辺におきましては、民家の全室防音工事というものが始められているやに聞いているわけでござ...全文を見る
○坂口委員 特に大阪空港周辺の騒音防止事業というのはすでにスタートしているわけであります。大阪に限りませんが、東京空港以外の大阪を初めとする騒音地域のところにおきましてはすでにスタートをいたしておりますが、これはいまおっしゃったように、一室ないし二室の防音工事ということになってい...全文を見る
○坂口委員 金がかかってないから意味がないということを申し上げているわけでは決してございませんで、それはそれなりに大変意味のあることであろうと思います。また、金をかけずにできることであるならばそれに越したことはないわけでありまして、私はその点は十分に認めた上で発言をしておるわけで...全文を見る
○坂口委員 公取の方にお見えいただいていると思いますが、いま申しましたように、昨年激しい円高ドル安に見舞われまして、いろいろの方面に影響を与えたわけでございますが、この航空運賃もまたその中に含まれるものの一つであろうと思います。  国際線の運賃についてでありますけれども、いわゆ...全文を見る
○坂口委員 もう一つお聞きしたいと思います。  これは将来の問題としてでございますけれども、特に先進諸国におきましても、OECDあたりはエネルギーだとか金融だとかというようなものとあわせて独禁法適用除外ということについても検討しておるというようなニュースも流れておりますし、また...全文を見る
○坂口委員 先ほどの御答弁の中で、五十二年の十二月二日に運輸省の方に公取としての意見を出されたということでございますが、そうしますと、これで一年有余たっているわけであります。運輸省としての対応としてはいささか遅きに失した。外国との関係もございますので、国内の許認可だけではいかんと...全文を見る
○坂口委員 少々時間がなくなってまいりましたので、次に進ませていただきます。  航空機燃料譲与税の問題でございますけれども、これは市町村の仕事にならざるを得ないと思います。航空機燃料譲与税につきましては、その使途につきまして、空港周辺の騒音防止対策あるいは空港周辺の道路、下水道...全文を見る
○坂口委員 昨年までの実績は、それだけしか予算配分をしてないのですから、そうなっているのはあたりまえでありまして、だから昨年までの状態がそうだからことしもその割り振りにしましたというのは、これは当たらぬ話であります。これは主計局のへ理屈というものでありまして、余り当たらない話であ...全文を見る
○坂口委員 最後に大臣から、その辺につきましての所見をひとつ承って終わりにしたいと思います。
○坂口委員 ありがとうございました。
02月27日第87回国会 衆議院 大蔵委員会 第6号
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○坂口委員 お昼から質問をさせていただく予定でございましたけれども、急に他の議員の都合で繰り上がりになりましたので、ひとつお許しをいただきたいと思います。  今回の租税特別措置法の改正案につきましては、いままで手がけられなかったところにある程度のメスを入れるということにつきまし...全文を見る
○坂口委員 いまおっしゃいますように、当面の問題といたしましては、現状のアンバランスを回復することが先決問題であることは私も認めますけれども、しかし一方において増税の問題につきましては、ただ当面の問題ではなしに、中長期的展望の中で考えられているわけでありまして、そういうふうな意味...全文を見る
○坂口委員 景気調整機能につきましても、それぞれまた考え方も恐らく異なるだろうと思います。このことにつきまして具体的な問題はさておき、そういう考え方をもう少し今後税制問題を考えます場合に煮詰めていく必要があるのではないかということを申し上げたわけでございます。  具体的な問題で...全文を見る
○坂口委員 これは理解できない。非常に長く説明していただくところは、大蔵省としてもそれだけ説明を要するほど心にひっかかるものがあるということだろうと思うわけでありまして、これは老年者の年金特別控除制度によって七十八万円までは非課税とされているわけでありますが、この控除額は御承知の...全文を見る
○坂口委員 再度お聞きをしておきたいと思いますが、その程度につきましては身体障害者の中で等級別になっておりますか、それがもしもわかりましたら教えていただきたい。
○坂口委員 障害者もいろいろでございまして、特に重度の方々についてはなかなか雇用の機会のないのが現状であろうと思います。  それで私どもは、身体障害者を半数以上お雇いになっておりますような経営者の皆さん方ともよくお話をするわけでございますけれども、やはり現状において、この競争の...全文を見る
○坂口委員 そういういろいろの処置のあることはよく存じておりますけれども、現在の処置がかなり前向きのものであるかどうか、そしてまたこれで足りている状況であるかどうかということについての評価、これは分かれるところでございます。現実問題といたしまして、労働省からも先ほど数字が発表にな...全文を見る
○坂口委員 それじゃ大臣、ことしもう一年この現状を見ていただいて、そしてなおかつ身体障害者の雇用が伸びないということになるならば、来年においては根本的に見直すということを約束なさいますか。
○坂口委員 よくわかっております。税制だけでないことは私もよくわかっておりますが、税制も含めてひとつ御検討をいただきたいと思います。  さてそれでは次に進ませていただきますが、社会保険診療報酬課税の問題につきましては、すでに私の方の同僚議員の貝沼君からも御質問をさせていただいた...全文を見る
○坂口委員 明らかに資料を出していただけないと、さらにそこにいろいろの疑惑も絡むわけでございまして、必要経費率のその数字が発表されるのであるならば、それの裏づけなるものはやはりある程度お示しをいただく必要があるのではないかと思うわけでございます。会計検査院の資料につきましては、社...全文を見る
○坂口委員 私は、お断りをしておきたいと思いますが、たとえば五二%がいけないとかあるいは六二%がいけないとかというようなことを申し上げているわけではないのでありまして、基本的な物の考え方について言っているわけでございます。私自身も現状がどうなのかというその数字を持ち合わせているわ...全文を見る
○坂口委員 一人法人の問題は先日もこの委員会でお話が出まして、今後もまた議論もあるようでございますが、簡単にだけ私も触れておきたいと思いますが、やはり個人の所得というものとそれから医療経営というものと分離して考えるということは重要なことではなかろうかと思います。そういう意味で、い...全文を見る
○坂口委員 いま述べていただいたような理由だけならば、一人法人の認められないという理由は非常に希薄であって、私はこれはもう少し前向きに検討されてしかるべき問題ではないかと思います。もっとほかに重要な、これに対してそれではいけないのだという意見があるのならばこれはまた話は別になりま...全文を見る
○坂口委員 大臣に御答弁いただきます前にもう一言だけ申し上げておきたいと思いますが、医療法人に対する税制の問題につきましては、これも私、大分前になりますけれども、この大蔵委員会でやらせていただいたことがございます。ちょうどきょうお見えになります森議員が政務次官でありましたときにこ...全文を見る
○坂口委員 ありがとうございました。
02月28日第87回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第2号
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○坂口分科員 久々に厚生省関係の委員会で発言させていただく機会を与えられましたので、基本的な問題で一、二お聞きをさせていただきたいと思ます。  まず最初の問題は、現在開業医の中で問題になっておりますところの必要経費もしくは必要経費率についてでございます。  いわゆる医師税制の...全文を見る
○坂口分科員 御指摘の点は私もよくわかるわけでございます。経営形態が非常に多様でございますし、またその各科によります違いもずいぶんございますので、その標準必要経費というものがなかなか出しにくいことはよくわかりますけれども、それでもなおかつ、適正な医療とは何かということを考える前段...全文を見る
○坂口分科員 いろいろの関係機関合意の上でそういった調査等ができ得ればこの上ないことでございますので、今後の検討課題にしていただければありがたい、こう思うわけでございますが、大臣、もしも何か御意見ございましたら、お聞かせをいただきたいと思います。
○坂口分科員 私もその辺のところを考えないわけではないわけでありまして、そういう一つの基準なるものをつくると申しますときに、特に厚生省ならば厚生省が中心になってやるというようなことに話はなりがちでございますけれども、先ほど申しましたように、これに関係するいろいろの機関がございます...全文を見る
○坂口分科員 一人法人の問題につきましては、いろいろそれぞれの機関からの御意見もあろうかと思います。しかし、各機関の意見は意見といたしまして、医療の本筋から考えましたときに、医療の公共性を重く見て考えましたときに、しかもまた現在の個人開業医制度なるものをある程度認めるという立場に...全文を見る
○坂口分科員 ありがとうございました。
03月01日第87回国会 衆議院 本会議 第11号
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○坂口力君 私は、公明党・国民会議を代表しまして、ただいま議題となりました日本専売公社法等の一部を改正する法律案について、総理及び大蔵大臣に対し、数点の質問を行うものでございます。  まず、この法律案を一読しましたときに、たばこは嗜好品であり、国民からも生活必需品のような反対は...全文を見る
03月02日第87回国会 衆議院 大蔵委員会 第8号
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○坂口委員 関連して。  主計局の次長さんは非常に頭のかたいことをおっしゃるわけですけれども、われわれも決して道路だけがいいと言っているわけでもなければ、逆に道路は全然だめだと言っているわけではないわけです。その割合をいよいよ変えなければならないときが来ているのではないかという...全文を見る
03月06日第87回国会 衆議院 大蔵委員会 第9号
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○坂口委員 久しぶりに大平大臣に質問させていただくわけでありますが、予算委員会におきましては、わが方の提案に理解をしていただいたようないただかぬような、はっきりしない面もあるわけでございますけれども、きょうは大蔵委員会でございますので、ひとつどちらかわからぬような大平流ではなくて...全文を見る
○坂口委員 所得税を引き下げてもらおうなどという、そういうけちな考え方から私は言っているわけではなくて、そういういろいろの税を同時に行うということになるならば、一人一人の負担いたします税というものは現在よりも変わることだけは事実であります。特に一般消費税でありますから、現在の時点...全文を見る
○坂口委員 私は一歩も二歩も譲った議論をしているわけでありまして、一般消費税というものを、われわれは反対ではあるけれども、もし導入されるというふうにお考えになるのならば、それによって国民の持ちます担税能力とはときには逆行して、個々の段階で見ましたときに、上に薄く下に厚い税制になり...全文を見る
○坂口委員 まだ言いたいことがございますけれども、きょうはこのぐらいにしておきたいと思います。  それで先ほど総理は、税の捕捉率のことを言われまして、言うべくして行いがたいということを言われたわけでございますが、この捕捉率についてのことを一、二お聞きしたいわけであります。  ...全文を見る
○坂口委員 賢明な大蔵大臣にお決めをいただくといたしましても、総理は関係ないというわけにはいかないわけでございます。国税庁からいただきました資料を見ましても、「調査困難事案の推移」というのがございますけれども、昭和四十一年に比べまして昭和五十二年、十一年たっておりますけれども、こ...全文を見る
○坂口委員 他の省庁から職員を回すことができれば、それも一つの方法かと思います。しかしながら、これは特別な職務の方々でありますから、きのうやきょう、それならばこちらからあちらへというふうに回されても、このお仕事はなかなかできないのではないかと思うわけです。しかもまた、このお仕事は...全文を見る
○坂口委員 それじゃ大臣、ことし、これは昭和五十四年と申し上げてもいいし五十四年度と申し上げてもよろしいが、一年間ひとつ検討課題にするということにしていただけますか。
○坂口委員 それでは最後に、先ほどもいわゆる医師税制の問題が出ましたので、その重複するところはもう避けたいと思いますが、最後に一人法人の問題でございます。  これはどちらかと申しますと厚生省管轄の問題でございますけれども、先日も私、予算の分科会におきまして厚生大臣にこのことを質...全文を見る
○坂口委員 ありがとうございました。終わります。
03月13日第87回国会 衆議院 大蔵委員会 第11号
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○坂口委員 きょうは、国家公務員等の旅費に関する法律の一部を改正する法律案と賠償の法律案、二本かかっているわけでございますが、いずれも非常に中身の簡単なもので、そうさして突っ込んで聞かねばならないというほどの内容でもないと思いますけれども、二、三お聞きをしておきたいと思います。特...全文を見る
○坂口委員 それでは、それはそのぐらいにしておきまして、もう一つ、先ほど公務災害の話が出ておりましたね。これは私もこれまた経験があるのですが、特に脳卒中等の場合には比較的認められるケースがあるのですけれども、心臓疾患のときにはなかなか認められないと私、記憶をいたしております。両方...全文を見る
○坂口委員 今回特別車両料金、グリーンにつきまして、財政事情から当分の間規制をするということにしているわけでありまして、これも午前中の議論にもすでに上ったところでございますが、この「当分の間」というのが非常にはっきりしないのですね。けさの議論を聞いておりましても、はっきりしない。...全文を見る
○坂口委員 五十年十月の改定時におきましては、昭和四十九年度の実態調査をもとにして改定をしたというふうに言っておみえになるわけですね。今回の場合の改定の根拠はどういうところに置いておみえになるのかということをお聞きしたい。
○坂口委員 今回の改定を見てみますと、たとえば日当につきましては、「指定職の職務にある者」は二千二百円、それからたとえば「六等級以下の職務にある者」は千四百円、こういう違いがあるわけですね。日当につきましては、これは職務上やむを得ない面もあると思うのですが、宿泊料とか食卓料という...全文を見る
○坂口委員 わかりました。特に上の方については若干の配慮をしてあるということでございますので、了といたします。  それからもう一つは、先ほども私、赤十字の話をちょっといたしましたけれども、準公的機関でありますとか民間におきましては、国家公務員に準ずるとかあるいは国家公務員並みと...全文を見る
○坂口委員 いま御説明いただいたことはわかりますが、先ほど申しましたように、この辺のところはたとえばタクシーを使用しました場合には、使用実額ということでもいいのではないか、こう思いますが、その辺についてどうでしょうか。
○坂口委員 それでは、時間の制限がありますので、賠償等特殊債務処理特別会計法を廃止する法律案の方に移りたいと思います。  この賠償の方でありますが、現在賠償等で残されておりますのは、対日私的請求権、すなわちクレームの一部のみということでありますけれども、残されているものの具体的...全文を見る
○坂口委員 そういたしますと、これは今後はどうですか。このまま推移するのですか、それとももうこれは早急に決着がつくのでしょうか。
○坂口委員 本予算案では、昭和五十四年度四千二百四十二万七千円が見込まれているわけですね。これは五十五年度にかかるということはないでしょうか。昭和五十四年度でこれはもうすべて片がつくのでしょうか。
○坂口委員 いままで私的請求がされても、たとえば証明がないとか、いろいろ手続上こちらの納得しかねるものもたくさんあるんだろうと思います。そういったものがいままでずっと続いてきたことの大きな要因を占めているんじゃないかと思うのですが、これはいままでもなかなか片がつけられなかったわけ...全文を見る
○坂口委員 それはわかるのですけれども、今後新しく出てくるという問題につきましては、これはなかなか予測しがたいものがあると思いますが、いままですでに出ているような話で、寝ている子を起こすというのもいいのか悪いのかわかりませんけれども、しかしいままで出ている話については、言わないか...全文を見る
○坂口委員 そうしますと、この問題はもうこれで一応決着がついたというふうに考えていいわけでございますね。わかりました。  それでは、きょうの議論の中で、二、三初めに私の質問要旨等を通告していなかった問題もございますので、それに対する資料等でそっちの方で整うものがございましたら、...全文を見る
03月20日第87回国会 衆議院 大蔵委員会 第14号
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○坂口委員 三人の参考人の皆さん方には、大変お忙しい中をきょうはありがとうございます。  お三方の御意見をお伺いいたしまして共通いたしておりますのは、現在の景気動向につきまして、いろいろ表現の違いはございますけれども、しかし回復基調に乗りつつある、その過程にあるという御意見のよ...全文を見る
○坂口委員 いまのお話で、物価安定ということを第一義的に考えていきたいという表明でございますが、いまおっしゃいましたように、公定歩合の引き上げでありますとか、あるいはまた準備金でありますとか、あるいは窓口の行政上の御指導でありますとか、そういったことをいままでからも行われてまいり...全文を見る
○坂口委員 国債の状態をいろいろ見てみました場合に、かなりそれが累積されてきていることは言わずもがなでございますが、いま問題にしておりますインフレを中心にして考えました場合に、M2の残高、前年比増加率というものを見ますと、国内信用の中で政府向けのものがほかのものよりもかなりなアッ...全文を見る
○坂口委員 それでは、松沢参考人の方にお聞きをしたいと思います。  先ほども発行条件の弾力化、自由化ということを言われたわけでございます。日本の場合とアメリカの場合とを比較いたしましたときに、御承知のように、日本の場合に五年以上十年未満のものが約九割くらい占めているわけでござい...全文を見る
○坂口委員 最後に、もう一つお聞きしたいと思います。  先ほども窓口販売の話が出まして、私もお聞きしようと思ったのですけれども、余りにお二方が厳しい姿勢をとられたものですから、いささかお聞きしにくい感じがすわけでございますが、この大蔵委員会におきましても、窓口販売の問題は何度か...全文を見る
○坂口委員 それでは、時間も参りましたので、終わります。ありがとうございました。
○坂口委員 いままで同僚の官地、貝沼両議員からいろいろ御質問をさせていただきまして、あらあらこれで内容は終わったかと思います。一つだけ聞いて終わりにさせていただきたいと私は思います。  この国債の問題につきましては、これを発行しなければならないよって来る理由につきましては、いろ...全文を見る
○坂口委員 この多様化の問題がいろいろ議論されまして、すでに現実問題として多様化されてきていることは私たちも認めるわけでございます。特に二年ものでございますとかあるいは四年ものの話もすでに議論になったところでございます。ただ全体の中の、額で見ますと、五十三年度も大体十一兆円の中で...全文を見る
○坂口委員 きょうも午前中、参考人のお話がいろいろございましたけれども、各参考人からもやはりその辺の話が出まして、できる限り多様化をというお話が出たわけでございます。きょうは短な時間で、本当に総論的なことしかお聞かせをいただけなかったものですから、私どもも特に銀行協会の会長さんあ...全文を見る
○坂口委員 最後に一つだけ。  景気回復かインフレ抑制かという問題がございまして、はなはだその点では選択のむずかしい、かじ取りのむずかしい局面ではないかと思いますが、大臣はそのどちらにウエートをより置いておやりになるおつもりでございますか。
○坂口委員 これでわが党の質問を終わらせていただきます。
○坂口委員 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま議題となりました昭和五十四年度の公債の発行の特例に関する法律案について、反対の態度を表明し、討論を行うものであります。  まず私は、いわゆる赤字国債の発行に対する基本的態度について述べます。  私は、財政の現状から見て、赤...全文を見る
03月23日第87回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第5号
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○坂口委員 いまも環境アセスメントの問題が出ましたが、私も引き続いてこの問題に入らせていただきたいと思います。  最初に、環境庁長官にお伺いをしたいわけでございますが、この環境アセスメント法案につきましては、もうこの数年来の懸案でございまして、先ほどからお話を伺っておりますと、...全文を見る
○坂口委員 時期尚早という言葉がいま出ましたけれども、しかし、時期尚早というのは、私はもういま使うべき言葉ではないと思うわけであります。  おいおいお聞きをしていきたいと思いますが、いま世界で環境アセスメント制度を実施している国はどこでございますか。
○坂口委員 米国を初めスウェーデン、カナダ、豪州、フランス、西ドイツ、この辺のところは粗々やっているというふうに考えていいのではないかと思います。それで、その中で特にアメリカは、一九七〇年から国家環境政策法を施行しておりますが、ことしになりましてから、伝えられるところによりますと...全文を見る
○坂口委員 アメリカにおいては、自分のところの国のみならず、自分の国以外の国においても、自分のところの国のかかわる企業等がいろいろなことをするときには、そのことを当てはめようという、そういう積極性をここに示しているわけであります。一方、日本は、自分の国の中の問題においてすらなかな...全文を見る
○坂口委員 大臣がもしも御出席になれないというときには、どなたかかわりの方がこれは御出席になるわけでございますか。
○坂口委員 ここで今回問題になりますのが、いわゆる環境アセスメントに関するものであることは御承知のとおりでございます。このOECDの中でどういう議論がされるかわかりませんけれども、しかし、その中で、各国が環境アセスメント制度というものを導入していこうという、こういう方針が打ち出さ...全文を見る
○坂口委員 環境庁がやろうとなすっていることはわかるわけでございますが、これは前向きにやろうとしてもらっていなければ困るわけでございまして、現実問題といたしまして、これは五月にあるわけでございます。大臣が御出席になれるかどうかはわかりませんけれども、しかし、あることだけはもう間違...全文を見る
○坂口委員 私は、大臣が非常に誠実な方であり、そして学問的にお考えになる方だということを存じ上げておればこそ、こういうことをお聞きしているわけでございまして、ぜひひとつこの辺のところは、学問的な立場で国際的にも御発言をいただきたいということを思えばこそ言っているわけでございます。...全文を見る
○坂口委員 先ほどからいろいろ議論もございましたが、今国会で環境アセスメント法案なるものが出てくる可能性というのは、先ほどからの議論を聞いております限り非常にむずかしいというふうに思わざるを得ないわけでございます。これはいや出すのだというふうに思ってみえるかもしれません。それを出...全文を見る
○坂口委員 大体わかりましたが、それでは、これだけもう一遍重ねてお聞きをしておきたいと思います。  それは、いま申しましたように、いろいろこれから検討しなければならないこと、いろいろ具体的な問題はあると思いますけれども、しかし、OECDのこの会合の中で、少なくとも他の諸国の足を...全文を見る
○坂口委員 それでは、この問題はそのぐらいにしておきたいと思います。  先ほど岩垂委員の質問に対して長官は、対決法案ということをちょっと口にされたと思います。これはどういう意味でおっしゃったのか、私がある程度聞き違えてとっているのかよくわかりませんけれども、しかし、この環境アセ...全文を見る
○坂口委員 通産省の方にお聞きをしたいと思いますが、通産省はこの法律が出たら対決法案になるとお考えでございますか。
○坂口委員 ことしの一月十六日に通産省から自民党の先生方に出されたものだということを承っておりますけれども、「環境影響評価の法制化については、昨年五月の自民党政調会決定のときと何ら事情変更がないにも拘らず、今直ちに法案の提出を云々すること自体が問題であり、サミットを控えた新内閣の...全文を見る
○坂口委員 別に深追いをするつもりはございませんけれども、皆さん方の方から自民党の先生方の方に出たものだということでございますので、直接いただいたものですから、私のいただいた方が間違っておれば、これは間違いだということになりますので、深追いはいたしませんけれども、そういうことで、...全文を見る
○坂口委員 通産省の方が一番御心配になっているのは、この電力の問題ではないかと思います。私も電力の必要性というものを痛切に感じている一人であります。そして、やはり厳しいアセスメントをやらなければなりましせんけれども、その中で、なおかつ電力というものがより必要だというふうに感じてい...全文を見る
○坂口委員 時間がなくなりましたので、もうこれ以上お聞きはいたしません。ひとつぜひ積極的にお取り組みをいただきたい。これは私どもがこういうことを言わなくとも、先々やっていただくのが環境庁でありますから——どうも環境庁は何となくこのごろは元気がなくて、全体の中で押されっ放しである。...全文を見る
○坂口委員 もう最後にいたしますが、長官、先ほどの御答弁だと、よその省庁の所轄の問題で、これは環境庁の問題でないみたいなお話でございましたけれども、とんでもないことだと思うのですよ。おっしゃったとおり七公害の一つでございますし、これはやはり環境庁でひとつまとめてもらわなければなら...全文を見る
○坂口委員 それでは、これで私の質問を終わります。
04月26日第87回国会 衆議院 大蔵委員会 第18号
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○坂口委員 三人の参考人の皆さんには大変お忙しい中を本日はありがとうございました。お礼を申し上げたいと思います。  時間が限られておりますので、若干の限られた問題だけお聞きをしたいと思います。  まず、舟山参考人からお聞きをさせていただきたいと思いますが、先ほどいろいろお話を...全文を見る
○坂口委員 福田参考人からも先ほどこのことにつきまして若干お話が出たわけでございますけれども、先ほどから議論のありますように、たばこは健康につきましてもいろいろの害があることははっきりいたしておるわけでございます。そういった面で、もう少し健康等のことについて専売公社も積極的に取り...全文を見る
○坂口委員 舟山参考人にもう一つお聞きしておきたいと思いますのは、法定制緩和の問題でございます。  この委員会におきましてもすでに同僚各議員からそういった質疑も実は交されているわけでございまして、特に財政法三条との関係等を考えました場合に、少し拡大解釈過ぎるのではないかという議...全文を見る
○坂口委員 ありがとうございました。  それでは、前田参考人にひとつお聞きしたいと思いますが、先ほどの話をお伺いいたしますと、百害あって一利なしという言葉に尽きる感じがするわけでございます。なかなかメリットの方は計算もできないということでございます。私もそんなにたくさんだばこを...全文を見る
○坂口委員 専売公社の方も最近では年間一億円を超える健康に対する委託研究をやっておみえになるわけでございます。ただし、その結果がなかなか専売公社から正式に発表にならないとかいうようなこともございまして、そこが何となく疑惑みたいなものを持たれるゆえんかと思うわけでございます。私ども...全文を見る
○坂口委員 それから、これは福田参考人から先ほど御意見の出たことでございますけれども、審議会のメンバーにつきましても、もう少し消費者の代表が入るべきじゃないかという御意見があったわけで、私どもその点では同感をしているわけでございますが、舟山参考人からも一言だけお聞きしたいと思いま...全文を見る
○坂口委員 最後に、もう一つだけ前田参考人にお伺いして終わることにさせていただきたいと思います。  もし仮に日本人が全部喫煙をやめたとしたら、平均寿命は大体どのくらい延びるものなのでしょうか。何かそういう研究がございましたら、ひとつおつけ加えをいただきたいと思います。
○坂口委員 どうもありがとうございました。
04月27日第87回国会 衆議院 大蔵委員会 第19号
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○坂口委員 すでにわが方の同僚議員初め各党の同僚議員から各方面にわたりましての質問があったわけでありまして、重複する部分もございますけれども、二、三点だけ質問をさせていただきたいと思うわけでございます。  特に喫煙とわれわれ人間の健康問題につきましては、多くの委員からいろいろの...全文を見る
○坂口委員 すでに何らかの疾病を持つ人に対する影響でなくて、一応健康と思われる人に対する影響がどうかということが最も大事なところではないかと思うわけでございます。いまのお話を聞いておりますと、疫学的な統計上の結果は出ているけれども、統計上の結果というのはそれによって、たばこと健康...全文を見る
○坂口委員 医学的な論争をここでしているわけではございませんので、そう深追いをしようとは思いませんけれども、しかし、はっきりさせておかなければならない点はやはりはっきりさせておかなければならないと思うわけでございます。  いまも御指摘になりましたように、環境とかいろいろのそうい...全文を見る
○坂口委員 ありがとうございました。  これ以上この問題はやりませんけれども、その辺の認識だけはしっかりと踏まえていただいていろいろの対応をしていただきたいと思います。たとえば「吸いすぎに注意しましょう」と書いてもらってありますけれども、これなんかももう少し的確な表現があるので...全文を見る
○坂口委員 妥当な線だということでございますので何よりでございますけれども、いままでの借入金の借入状況は一体どうなのか、それからその返還状況がどうなのかということを聞かせていただきたいと思うわけです。特に余り前のことはよろしゅうございますから、五十二年、五十三年ぐらいのところで結...全文を見る
○坂口委員 そういたしますと、年度末の累積で見ますと、いまちょっと数字をお聞きしただけではっきりとしたことをわかりかねますが、年度末の累積の借入額でいきますと少しずつふえているという感じがしたわけでございますけれども、この資産増とそれから内部留保との関係、おっしゃったように非常に...全文を見る
○坂口委員 従来どおり資金運用部資金を優先的に公社に使用させるという方針だということを聞きましたので、この問題はここでひとつ区切らせていただきたいと思います。  次の問題は、これは同僚の貝沼議員から先日も質問がありましたし、きょうも宮地議員から質問のあったところでございますけれ...全文を見る
○坂口委員 詳しく言っていただいたのでしょうけれども、聞けば聞くほどよくわからぬようになりまして、聞かない前の方が何となくすっきりしておった感じがするわけでございます。まあ煙に巻かれた感じでございますけれども……。  公社の方のお考えは理解できます。ただしそのことが、財政法第三...全文を見る
○坂口委員 これは一日ぐらい聞いておらぬことにはよくわからないのかもしれませんけれども、いま吉野次長の言われたのは、独占性ということについては専売事業というのは非常に強いけれども、公共性という面については国鉄なんかとは違って、これは嗜好品だからそれほどではないということをおっしゃ...全文を見る
○坂口委員 時間がなくなりましたけれども、納付金率が決まったからいいんだというお話は、これはちょっと理解できにくいですね。と申しますのは、納付金率が決まりましても、その納付金は別に切り離されるわけではなくて、たばこの値段の中に常に入っているものなんです。だからその中のパーセントが...全文を見る
○坂口委員 いまおっしゃったことはわかりますけれども、しかしそれが緩和をできるほどの要因かどうかということについては、私は意見を異にいたします。  これ以上言いましてももう平行線だと思いますので、これで終わりますけれども、一応その辺のところをもう少し明確にお示しをいただきたい、...全文を見る
05月23日第87回国会 衆議院 大蔵委員会 第22号
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○坂口委員 共済二法の改正案についての質疑をするわけでございますが、きょうは基本的な問題を幾つかお聞きをするにとどめたいと思います。  私ども党内におきましても、今回の改正案につきましては、いろいろの角度からいろいろの議論があるわけでございまして、現在のところ、まだ賛否いずれと...全文を見る
○坂口委員 いまお話を聞きますとよけいわからなくなってくるわけでありますけれども、現在までの年金が八つに分かれておりまして、そしてそのそれぞれにいろいろの歴史があること、沿革のあることはよくわかるわけであります。また、これを一遍に一木化することがなかなかむずかしいこともよく理解の...全文を見る
○坂口委員 そうしますと、年金懇の意見が出ておりますけれども、こういった年金懇の意見に沿うべく努力をしながらその一歩を今回踏み出している、こういうふうな意見にとってよろしゅうございますか。
○坂口委員 私どもも年金については党内でいままでいろいろと議論をしてきたところでございまして、年金の一本化についての意見をまとめているわけでございます。いわゆる基礎年金構想をまとめているわけでございます。ただ、年金は長い期間掛金をしてきているものでございますから、現在までに掛金を...全文を見る
○坂口委員 将来に向かう重要な問題であるがゆえに政治家としての発言を求めているわけであります。重要でなければ次長に御答弁をいただいて結構でございますけれども、重要な問題であるがゆえに大臣の発言を求めているわけでございます。したがってこの際には、大臣の御発言をお願いしたい。
○坂口委員 私どもは一般消費税には反対をいたしておりますし、私の方から一般消費税の話を出すのはどうかと思いますけれども、これは遠い将来の問題といたしましては、そういった税制とも絡んでくる問題ではなかろうかと思うわけでございます。したがいましてこの際に、一般消費税に御熱心な大臣がど...全文を見る
○坂口委員 大蔵省の方に戻ってお伺いをするわけでありますが、こういうふうに現在のところ民間におきましては、五十五歳に一つのピークがあり、また六十歳に一つのピークがある、二峰性を示しておるわけでありますし、人事院の方からお話を伺いますと、行(一)の方は五十八歳、六十歳のところにピー...全文を見る
○坂口委員 少し意見を言いたいところがございますけれども、きょうは厚生省担当の委員会でもございませんしいたしますので、お聞きをするにとどめておきたいと思いますが、時間がなくなってまいりましたので、あと一、二だけお聞きをしたいと思います。  一つは、年金の支給制限でございますけれ...全文を見る
○坂口委員 両方からお聞きしたので、ちょっと数字が違うようでございますが、厚生省からお出しになったものでございますと、年間にいたしますと十九万二千円になりますね。大蔵の方からお示しになったのは二十六万ということでございます。大分差がございますけれども、時間がなくなりましたので、詳...全文を見る
○坂口委員 終わります。ありがとうございました。
05月31日第87回国会 衆議院 大蔵委員会税制及び税の執行に関する小委員会 第1号
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○坂口小委員 新聞なんかには早々と来年度予算のことにつきましての記事が流れているわけでございますが、昨日でございましたか大蔵委員会におきまして大蔵大臣も、まだ勉強段階であるというお話をしておみえになるわけでありますので、そう固まったものがあるとは私も思いませんけれども、しかし、来...全文を見る
○坂口小委員 会長は時間の御都合があるようでございますので、もう一問だけお聞きをして終わりにさせていただきたいと思います。  利子配当の問題も、いま御指摘のように非常にむずかしい問題の一つではないかと思うわけでございますが、いわゆる背番号制等との問題も絡んでまいりますし、この辺...全文を見る
○坂口小委員 ありがとうございました。
○坂口小委員 先ほど高橋議員の質問にもございましたが、省エネルギー等に関します税のあり方というものにつきましては、今後大きな議論を呼ぶものになるだろうと思うわけでございますけれども、先ほどのお話のように、特例法の範囲内でこの議論をとどめておくのか、あるいはもう少し税の基本にかかわ...全文を見る
○坂口小委員 政務次官は通産行政にも非常にお詳しいわけでございますが、いまの工業再配置に対する投資減税、これは局長の方からお話をいただいたわけでございますけれども、慎重に検討してということで集約できると思いますが、政務次官としてはどういうふうにお考えになりますか。
○坂口小委員 投資減税の話につきましては私も、そのほかのいろいろのファクターがあるわけですから、これをしたからそれによって急に進むとは考えられないわけでございますし、それこそ検討しなければならない面が多いと思うわけでございますが、局長のお考えは、しかし検討には値するというふうにお...全文を見る
○坂口小委員 もう一つは、全く違う問題でございますけれども、時間でございますのでもう一つだけお聞きをして終わりにしたいと思います。  五十四年度におきます租税特別措置の改正におきまして、いわゆる社会保険診療報酬にかかわります問題は改正になったわけでございますが、いままでいわゆる...全文を見る
○坂口小委員 時間がありませんので、もう一言だけ申し上げて終わりにしたいと思いますが、医療機関の脱税問題等もいろいろマスコミ等でもにぎわしている昨今でございますし、特に青色申告の場合はできる限り適正にこれは申告をしてもらわなければならないわけでございます。青色申告で適正に申告をし...全文を見る
○坂口小委員 時間が参りましたので申しわけございませんが、いまおっしゃるように、科によってずいぶん違うわけでございますので、科によって調整率が違うというならまだ理解ができるのですけれども、地域別になっているというところにちょっと私の理解できないところがありましたので、きょう申し上...全文を見る
06月06日第87回国会 衆議院 大蔵委員会 第27号
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○坂口委員 昨日からこの税理士法の改正につきましていろいろの議論がされておるわけでございまして、同僚議員から各方面にわたる質問が出まして、言うなれば質問は出尽くしたという感もなきにしもあらずでございます。しかし、きょうは大臣も出席でございますので、すでに出ました問題の幾つかにつき...全文を見る
○坂口委員 三十九年にもいろいろと議論をされたわけでございますが、その三十九年当時の皆さん方のいろいろの御議論というものをいま改めて読ましていただきましたときに、非常に参考になる点もたくさんあるわけでございます。そのときに議論をされております一節にこういうところがございます。「今...全文を見る
○坂口委員 いま読みましたのは、三十九年六月十二日の大蔵委員会における質疑でございますが、時の大臣は田中国務大臣、そして委員長は山中委員長、そして質問をしております、先ほど読みましたのは金子一平委員でございます。あなたがいみじくも三十九年六月十二日におっしゃったことをいま読み上げ...全文を見る
○坂口委員 第一条において「税務に関する専門一家として、独立した公正な立場」、こういうことになっているわけでありますが、「税務に関する専門家として、」という、事改めてこの言葉を入れることがどうかという議論もございます。私も率直に申しまして、いわゆる税理士法の中に「税務に関する専門...全文を見る
○坂口委員 いまお話しになりましたように、「税務に関する専門家として、」というこの言葉の中に、ただ知識、技術以上のもの、全人格的なものあるいは専門家としての倫理、そういった意味もここに含まれるのではないかと私も思いましたからこそ質問をしたわけでございまして、そういう意味であるなら...全文を見る
○坂口委員 その次に、それでは脱税の時効の問題につきまして一言お聞きをしておきたいと思うのです。  この税理士法そのものから若干外れますけれども、しかし非常に関係の深いことでございまして、脱税という行為は、それを認識するしないにかかわらず幾つか存在することは、まことに残念なわけ...全文を見る
○坂口委員 おっしゃるように、いろいろ関係のするところが多うございますし、この大蔵委員会だけで済む問題でもないと思うわけでございます。ただしかし、いま御指摘のように非常に重要な問題でございますし、そしてまた、そういう書類等の問題につきましても、その処置方法等について検討は加えなけ...全文を見る
○坂口委員 それでは、この時効の問題につきまして、ぜひひとつ庁内、省内、意見をおまとめをいただき、また各省庁との間の連絡等も密にしていただきまして、一日も早く前進のための処置をとられんことを希望しておきたいと思います。  それから、昨日も助言義務のところに対する質問が相次ぎまし...全文を見る
○坂口委員 納税者にもいろいろな方があるわけでございますから、税理士の皆さんに対して納税者の皆さん方が、その事実をすべて示すとは限っていないわけでございます。中には、全部お示しになる方もございましょうし、しかし中には、いま申しましたように、意識するしないは別にいたしまして、部分的...全文を見る
○坂口委員 そうであることを私も希望しておるわけですが、その仮装、隠蔽の意思が納税者にもなかったとします。その意思がないために、したがって納税者の方も、税理士の皆さん方にそのことは話をしなかったというような場合はいまおっしゃった部類に入るのかどうかというので、若干そこに心配がある...全文を見る
○坂口委員 それじゃ、この問題はこれだけにしておきまして、最後の問題に移りたいと思います。試験制度の問題でございます。  今回特別試験というのがなくなるわけでございますが、ここに試験委員の人数は示されておりません。現在の法律におきます試験委員というものをコピーでちょうだいをしま...全文を見る
○坂口委員 初めにも述べました昭和三十九年六月十二日の委員会で金子委員は、「私は率直に言って、税務官吏なるがゆえに特別の恩典を与える必要もないし、かといって特に不利な扱いをする必要もない、これは各国の例もあることだから、このバランスを見て考えられたらいいと思っておるのであります」...全文を見る
○坂口委員 もう一つ私が申しました、それを職員の中のどの範囲内に行うのか、一部の人だけに行うのか、それとも、全職員を対象として行うのかということによってずいぶん違ってくると思います。
○坂口委員 時間がもうわずかになりましたので、最後に公認会計士の皆さん方との問題がございます。  公認会計士の皆さん方には、今回の税理士法改正案に対していろいろの御心配もございますし、御議論もあるようでございます。これはいろいろお話を聞いてみますとごもっともな点も多いわけでござ...全文を見る
○坂口委員 これで最後にさせていただきますが、事務所の複数制を認めない、事務所を一つにする、こういうところがございますが、これは要望でございますけれども、たとえば税理士さんの数というのも地域的にアンバランスになる可能性もあると思うわけでございます。地域によりましては、税理士さんが...全文を見る
06月21日第87回国会 衆議院 大蔵委員会金融及び証券に関する小委員会 第1号
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○坂口小委員 金融制度調査会の答申が出まして、きょう午前中佐藤議員の方からも質疑がございましたので、一、二点だけお聞きをしておきたいと思います。  一つは、今回のこの答申の中で、社会的責任ということが非常に強調をされておるわけでございますが、しかし社会的責任ということを強調して...全文を見る
○坂口小委員 これもきょう昼までにいろいろ議論のあった大光相銀の問題でございますけれども、今回のこの銀行法改正の問題とあわせて考えました場合に、たとえば今回のような事件というのはなぜ起こったというふうにお考えになっているのか、特に監督官庁としてこのことにどういう反省をしておみえに...全文を見る
○坂口小委員 それでは、次の問題に移らせていただきたいと思います。  いわゆる貸金業法案につきましては、前国会におきまして各党間で何度か会合を実は重ねてまいりました。また、各党からも法案が提出されまして、かなり議論が進んだというふうに記憶をいたしております。しかしながら、残念な...全文を見る
○坂口小委員 この判決文におきましても、「経済的弱者の地位にある債務者の保護を主たる目的とする」、こう述べておりまして、いま述べられたこととあらあら同じことが書かれているわけでございます。  この中にさらに書かれておりますことを見ますと、「債務者が利息、損害金の弁済として支払っ...全文を見る
○坂口小委員 先ほど読みました三十九年の大法廷判決の中で、奥野裁判官が補足意見というのを述べているわけでございます。これをちょっと読みますので、お聞きをいただいて御意見を承っていきたいと思います。  これは「超過部分の債務は無効であり、不存在であるから、超過部分の支払は非債弁済...全文を見る
○坂口小委員 私がお聞きをしたいのは、こういう考え方があるわけなんですね。そういたしますと、元自民党案の四十三条のような法文がもしできたといたしますときに、それをどう解釈するかということと非常に絡んでくると思うわけです。それは「当該超過部分の支払は、同項の規定にかかわらず、有効な...全文を見る
○坂口小委員 それじゃ法務省の方に最後にもう一つだけお聞きをしておきたいと思います。  大法廷におきまして三十九年そして四十三年と、内容は違いますけれども、一連の判決が出たわけでございまして、それとの絡みから言うならば、利息制限法それ自身を改正すべきではないかという意見もあるわ...全文を見る
○坂口小委員 もし新しい法律ができました場合にそれをどう解釈するか、これはまた皆さん方の答えを聞かなければわからないわけでございますが、そういう議論をある程度整理して、そして各党間の意見調整をやらざるを得ないというふうに思っているわけでございます。これは結論の出る話でございません...全文を見る
○坂口小委員 日本消費者金融協会、いわゆるJCFAでございますね、ここが年利四八%という試案を発表しているわけでありまして、かなり業界の方の意見としては思い切った意見ではないかと思うわけです。これは銀行の通達とも絡んでくるわけでありますが、前国会で各党から出ましたあの法律案のいわ...全文を見る
○坂口小委員 優秀な業者、しかも長期的に見ても問題がない、そして融資をすることによってたとえば三〇%台の金利を行うことができるというようなことになってくるとすれば、私は銀行からの融資というものも考えられる道はあるのではないか、こう思う一人でございます。ただ局長さんも言われましたよ...全文を見る
○坂口小委員 ぜひその辺のところもひとつ総合的に判断をしていただきたいと思うわけでございます。  それから、あと十分でございますので、にらみ預金の問題をもう一つお聞きをしておきたいと思います。  歩積み両建て等につきましては、銀行の方にかなり行政指導というものも行き渡っている...全文を見る
○坂口小委員 そこで大蔵省の方が、全部が全部ではないでしょうけれども、銀行の中で問題のあるところあるいはまたアトランダムに調査をなさることがあると思いますが、その調査をなすった結果の数字というものとそして各銀行が自分たちで自主的に出してきた数字というものとの間には、おのずから差が...全文を見る
○坂口小委員 借りる側の見方と貸す側の見方との間にはおのずから差が出てくることは若干はやむを得ないと思いますけれども、借りる側の方から見ますと、まだまだ歩積み両建てというものが存在する、しかも、いままでのような形ではなくて、かなり巧妙に手の込んだ形で行われるようになったという声も...全文を見る
○坂口小委員 最後にもう一つだけですが、今度の銀行法改正の問題と絡んで拘束性預金の問題、何かございますか、あればひとつ……。
○坂口小委員 ありがとうございました。終わります。
11月21日第89回国会 衆議院 大蔵委員会 第2号
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○坂口委員 まず最初に、竹下大蔵大臣にお祝いを申し上げたいと思います。けさもお話がございましたが、非常に困難な時期に大蔵大臣になられたわけでございますが、けさのお話をお聞きをいたしておりますと、大臣は、できる限り自分の持ち味なるものを抑えていかねばならないというような御発言のよう...全文を見る
○坂口委員 財政の問題に入ります前に、けさほどからもKDDの問題が出ましたので、この問題を一、二だけ私もお聞きをして財政、金融の問題に入らせていただきたいと思います。  けさほどからも指摘がありましたように、関税法百十七条違反ということで告発に及んでいるわけでございますけれども...全文を見る
○坂口委員 国税庁の方にお聞きをしたいと思いますけれども、けさほども佐藤議員との議論の中で、昭和五十三年の七月に皆さん方がKDDの調査をされた、特に五十一年、五十二年度のものについて調査をされたというお話があったわけでございます。私ども聞いているところによりますと、昭和五十一年は...全文を見る
○坂口委員 一般論をここでお聞かせいただきましても、全然話は明確にならないわけでございます。  それじゃ私も一般論でお聞きをいたしますが、これは国税庁の範囲外かどうかわかりませんけれども、いささか境界線だという御発言がいまございましたけれども、一般論として見ましたときに、十三億...全文を見る
○坂口委員 そういたしますと、皆さん方が五十三年の七月に調査をされましたその後、KDDから修正申告というものが出ているか出ていないか、これはどうですか、お答えいただけますか。
○坂口委員 それ以後はどうですか。
○坂口委員 そういたしますと、国税庁の方で、一般論ではありますけれども、統計的平均値から見れば非常に破格の額の交際費であり、しかも賢明な皆さん方がいろいろの調査をされまして、そしてその後で修正申告は出ていないということになれば、更正申告なるものがなされたというふうな感じを私持つわ...全文を見る
○坂口委員 更正しなかったということも聞いていないということでございますので、どうもあったのではないかというふうに理解をいたします。重要なる一件でございますので、ひとつ正確なる御調査を続けていただきたいと思います。  また、ここにあわせてお聞きをしておきますが、いまから考えて、...全文を見る
○坂口委員 それでは、次の問題に入らせていただきたいと思います。  きょうは、日銀の副総裁、お忙しいところどうもありがとうございました。先日、公定歩合の第三次引き上げが行われたわけでございますけれども、そのときに預金金利の方は据え置きということになっております。そのいきさつがど...全文を見る
○坂口委員 納得のできない点も幾つかあるわけであります。短期で見てという話でございますが、大体公定歩合の上げ下げ、それに連動いたしますところの預貯金金利も、これはほとんど短期的にやられているわけでありまして、これは下げるときにはいつも同じに下げて、上げるときについては必ずしも連動...全文を見る
○坂口委員 いまお話がありましたように、物価要因というものが今回の引き上げの最大の理由であったことは論をまたないと思うわけでありますが、このことについては大蔵省の方も異論がないと私は思う。異論ございませんね。
○坂口委員 そこで、国内におきます物価の上昇というものが風雲急を告げてきていることは事実でありますが、この現状を考え、またこれからの将来を展望しましたときに、半年先、一年先、そのときにやはり物価という問題が非常に大きな、重要な課題になってくることは事実でございます。  そう考え...全文を見る
○坂口委員 私がお聞きしていますのは、いま目減りしてないのかどうかということをお聞きしているのです。それに対する認識をお聞きしているのです。
○坂口委員 公定歩合のことを考える場合には、物価というものの現状を評価をして、そしてどうしても上げなければならない。しかし、この預貯金の方の目減りの方は、物価は現在のところ余り影響を与えていない、過小評価をする、大蔵省の考え方の中に非常にそういった大きな開きがあると私は思うのです...全文を見る
○坂口委員 それは当然のことでして、そんなあいまいもことした話を私は聞こうとしているわけではございません。  それでは、もう一つ日銀の方にお聞きをしたいと思うわけでございますが、これで第三次まで引き上げられたわけでございますけれども、現在の物価の情勢によりますと、これはもう一度...全文を見る
○坂口委員 この銀行局の方の物の考え方の中に、現在の景気の動向等を見て、現在のところは非常に順調に――非常にという言葉が当てはまるかどうか、まあ順調に来ているけれども、来年になって景気が後退する可能性もある、そうしたらこの公定歩合の引き下げをまたやらなければならないかもしれないか...全文を見る
○坂口委員 この預貯金金利の問題は非常に国民に対する影響も大きいものでございますし、公定歩合だけがひとり歩きをして、そうして置いてきぼりを食うということはこれは大きな影響を与えることでありますし、国民もまた非常に注目をしているところでございます。したがいまして、これからの物価の動...全文を見る
○坂口委員 ちょっと時間が詰まってまいりましたので次に参りますが、先ほど自然増収の話が出まして、定かでないけれども四兆円から四兆五千億円ぐらいではなかろうかという話が出たわけでございます。しかし、はっきりとした根拠があってではないということでございましたけれども、それはそれとして...全文を見る
○坂口委員 手短にひとつ……。
○坂口委員 むずかしいのはわかったから、五十五年について……。
○坂口委員 二十分の残り時間五分もかけてしゃべってもらいましたけれども、中身は全然ない。本当に、大蔵省たるものがそんなぼやっとしていていいのかしらんと思うような答弁でございまして、全く情けない話でございますけれども、経企庁の方はきょうはお越しいただいて、経企庁はそんなことはないと...全文を見る
○坂口委員 大蔵省も大蔵省なら、経企庁も経企庁、よく打ち合わせが行き届いているのかどうか知りませんけれども、全然わからぬことではつじつまが合っている。なぜ私がこんなことをお聞きしたかと申しますと、来年度予算に対してどういう考え方を持っていかれるかということをお聞きしたかったわけで...全文を見る
○坂口委員 もう一点だけお聞きをしたいと思います。  内需拡大をどうしてもこれから図っていかなければならないわけでございますが、そのためには、いま触れました公共事業等の問題もございますし、それからもう一つは、社会保障制度に絡む問題もあるわけでございます。  きょうは時間がござ...全文を見る
○坂口委員 鋭意検討中、よくわかりましたが、それは大蔵省としては結構だという方向の検討でございますか、あるいは、それならばおれのところももう少し内容を改めてこういう新しい商品を考えようというような検討でございますか。
○坂口委員 じゃ、最後にいたしますが、現在の生命保険制度その他を考えましたときに、新しい商品も幾つか出されておりますけれども、しかし、今回発表されたような形にはなかなかいっていない、その程度までもなかなかいっていないという気がしてならないわけでございます。いろいろ検討をしていただ...全文を見る
12月10日第90回国会 衆議院 大蔵委員会 第3号
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○坂口委員 いま、社会党の山田議員から、一応野党を代表した形での、今回の附帯決議等を中心にいたしました質問があったわけでありまして、その内容を私どもも多くの点におきましては賛成をするものであります。しかし、公明党としての立場から、二点だけさらに加えてお聞きをしておきたいと思います...全文を見る
○坂口委員 現在、御承知のとおり年金八種類に分立しておるわけでありますし、見聞するところによりますと、厚生年金につきましても六十五歳への引き上げの話が出てまいりましたり、それぞれ現在まで分かれてまいりました年金制度の改革が、それぞれのいままでからの中でまた改革を加えていかれようと...全文を見る
○坂口委員 もう一点お聞きをしておきたいと思いますが、今回のこの改正案の中に支給制限の問題がございます。これは月額五十万以上、年額にいたしまして六百万を超えた方で、年金額が月額十万円、年額にして百二十万円を超えた方のその年金額の半分を減額する、こういう今回案になっているわけであり...全文を見る
○坂口委員 踏み切られたことに対しては私も可といたしますが、思い切りが悪かったと述べているわけでありまして、原則的なお話はいまおっしゃったとおりだろうと思います。権利としては当然そういうことだろうと思いますが、しかし、厚生年金の場合には、先ほど申しましたように、一定の制限を設けな...全文を見る
○坂口委員 終わります。