坂口力

さかぐちちから



当選回数回

坂口力の1986年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月31日第104回国会 衆議院 大蔵委員会 第1号
議事録を見る
○坂口委員 久しぶりに質問をさせていただきますのでお聞きしたいことはいろいろございますが、夜分の審議でございますので、できるだけ簡潔にお聞きをして終わりにしたいと思います。  「財政改革を進めるに当たっての基本的考え方」並びに「中期的な財政事情の仮定計算例」を先ほどちょうだいい...全文を見る
○坂口委員 こちらに「財政事情の仮定計算例」の方もいただいておりまして、ちょっとこれと比較して見せていただきますと、成長率は三%と五%の間くらいの計算に歳出の方の数字はなっております。中間がどうかわからないが、四%前後くらいな数字になっているのではないかというふうに思います。この...全文を見る
○坂口委員 今説明を聞いて大体わかりました。その説明を聞かないと、最初に「六十一年度予算と今後の財政改革」それから「今後の財政改革の進め方」、これらを拝見をしてこの後の「財政の中期展望」を拝見をいたしますと、この前に書かれておりますことを基本にしてはじき出された数字が大体この中期...全文を見る
○坂口委員 そこまで聞きますと大体わかりますが、先ほども申しましたように、初めのこの文章とそしてこの「中期展望」とをこうして同じに比較をして拝見をいたしますと、そういうふうにはちょっと見えないわけですね。これこれいたしますということがるる書いてある。そうして、その次に「財政の中期...全文を見る
○坂口委員 わかりました。わかりましたが、私の申し上げているのは、今おっしゃったように現状を変えないということでいけばこういうふうに破綻をいたしますという、表の前段のところでかくのごとく改革をいたしますという文章が書いてあるからややこしくなるということを申し上げているわけです。少...全文を見る
○坂口委員 ありがとうございました。竹下大蔵大臣個人演説会の感を呈しておりますが、二十分御答弁をいただきまして、私の質問する時間がなくなってまいりました。  幸いにいたしまして日銀総裁お戻りをいただきましたので、私総裁の方に質問の要求を出してないわけでございますけれども、ついで...全文を見る
○坂口委員 わかりました。それ以上のお話をお伺いするのは大変難しいと思いますので、これだけにしたいと思います。  それで、最後にもう一つだけ大蔵大臣にお聞きをして終わりにしたいと思うのですが、認知されたものであるにしろないにしろ、G5が将来G7になるのかどうかわかりませんが、そ...全文を見る
○坂口委員 ありがとうございます。じゃ、これで終わります。
02月12日第104回国会 衆議院 予算委員会 第8号
議事録を見る
○坂口委員 議論に先立ちまして、今回、伊豆熱川の火災事故でお亡くなりになりました皆さん方に心から御冥福をお祈り申し上げ、関係者の皆さん方に心からのお見舞いを申し上げたいと存じます。  政府におかれましても、ひとつ今回のような事故が再び繰り返されないように、今後十分な御配慮をお願...全文を見る
○坂口委員 総理はいつか増減税同額とも受け取れる御発言をなすったことがございますが、この「財政の中期展望」を拝見をいたします限り、大蔵省の考え方といたしましては、現在のこの情勢がこれからも続くと仮定をし、そして赤字国債を返していくという仮定の上に立っての試算ではございますけれども...全文を見る
○坂口委員 大蔵大臣、先ほどのお話をお伺いをいたしますと、そういたしますとここのこの「財政の中期展望」を、これをこのとおり実現していくとは思いませんけれども、しかしこれを拝見をいたしますと、そうするとこれだけの要調整額が出るわけでありますから、先ほどお触れになりましたように、行政...全文を見る
○坂口委員 大蔵大臣は、先日の私の方の正本質問に対しましても、政府税調の結果を待ってどのような税制を選択をするかを決定していきたい、こういうふうに御答弁になっているわけでありますが、私は、やはり大蔵大臣であります以上、大蔵大臣としての税制に対するやはり哲学、理念というものがあって...全文を見る
○坂口委員 税調の意見を待つ、こうおっしゃるわけですが、もし仮に税制調査会の結論というものと大蔵大臣がお考えになっております税制改革とが違った場合に、大蔵大臣はどうされますか。
○坂口委員 その税制調査会の意見というものをお聞きになることはよくわかりますが、しかし、大蔵大臣のお考えというものがあって、そしてその基本的な物の考え方のもとに、税制調査会においては、私はこう思うけれどもどうかひとついろいろと議論をしてほしいということがあっても私はいいのではない...全文を見る
○坂口委員 こうしたメモがございまして、そしていろいろの資料がついております。大型間接税につきましては一番たくさん資料がついているわけですね。ところが、私のところにいただきました大型間接税のところにはこのメモが入っていない。私は素直な人間でありますから、別に特別にこれを落とされた...全文を見る
○坂口委員 どうも延々と続きまして、あとの時間がなくなってまいりますので、これだけにいたしますが、もう一つ、この基本的な考え方の中に、「今後の財政改革の進め方」のところがございますが、その中の「歳出」の項の中に社会保障に触れられたところがございます。  ここを拝見いたしますと、...全文を見る
○坂口委員 厚生大臣、それでよろしゅうございますか。
○坂口委員 なぜ私がこの問題をここに取り上げさしていただくかといいますと、内需拡大が進まない原因には、いろいろあろうかと思いますが、その中の一つに将来への不安があります。ここにありますように、節減合理化、総額の抑制、こういう言葉が前面に非常に押し出されてまいりますと、これに対する...全文を見る
○坂口委員 今おっしゃったことが高度医療でないと私も決して申しません。最新近代技術を駆使いたしましたところの医療器具、そうしたものを使用いたしまして診断をする、そしてまた治療をする、そうしたものも確かに高度医療の一つではあろうかと思いますが、それだけが決して高度医療ではないと私は...全文を見る
○坂口委員 それでは、厚生大臣にひとつ先ほどの質問に対しましてお答えをいただきたいと思います。
○坂口委員 大蔵省が示されましたところの今後の「財政改革を進めるに当たっての基本的考え方」の中で、「医療供給体制の見直し」ということをここで言われました。この「医療供給体制の見直し」というのが、現在の体制の中で高齢化によりまして医療費がだんだんかさんでくる、それをただ削りに削って...全文を見る
○坂口委員 じゃ続きまして厚生大臣、これは預託金利、またどうしても連動して引き下がらなければならないと思いますが、この場合に年金の保険料の引き上げということにこれが結びついてくるものなのかどうか、その点だけひとつお答えください。
○坂口委員 建設大臣、ここでひとつお話を伺っておきたいと思いますが、ことしから例の東京湾の横断道路、こうしたことに財投からの融資がされることになっております。財投資金でありますから、これは返還をしていただかなければならないわけでございますが、そういうプロジェクトでこういう資金を使...全文を見る
○坂口委員 総理大臣、いろいろお聞きをいただきましたように、各省庁それぞれの思惑があるわけでございます。大蔵大臣にはあえてお聞きをいたしませんでしたけれども、大蔵大臣には今まで何度がお聞きをいたしておりまして、大蔵省の財投に対する御意見のかたいことも十分にもう存じ上げておりますの...全文を見る
○坂口委員 研究をしてみたいという御答弁をいただいておりますので、ではこれ以上申し上げないことにいたします。ひとつ早急に研究を進めていただきまして、先ほど指摘をいたしましたような方向でさらに前進ができますようにお願いをしたいと思います。  それでは次に、海外に少し目を転じまして...全文を見る
○坂口委員 アジアにおきます。そうした保健あるいは医療に対する要請に対しまして日本がどうこたえるべきかということを、私ちょうど十年ほど前に研究したことがございまして、かって昭和四十一、二年ごろ、自民党の政調会の中で対外経済協力特別委員会、そのときは一萬田氏が委員長でございましたけ...全文を見る
○坂口委員 当時のAMCOの事業計画は、国際協力医科大学及び大学院の設置、それから国際協力病院の設置、それから卒後医療研修センターと医療技術研修センター、それから四番目として医学関係情報センター、この四つが事業計画であったわけでございますが、この四番目につきましては日本国際医療団...全文を見る
○坂口委員 厚生省も国立病院の基本指針のところに海外におけるところの医療協力の問題も書いておみえになりますので、厚生省もその点どういうお考えをお持ちになっておるかをひとつ聞いておきたいと思います。
○坂口委員 では、ぜひひとつ関係をしておみえになる皆さん方の御主張をお取り入れをいただきまして、近隣諸国との関係がよりスムーズにいくように、そしてまた日本から出かけられました外国で生活をされる皆さん方の健康のためにも、ぜひ真剣に、早急にお取り組みをいただきたいと思います。  そ...全文を見る
○坂口委員 それと、このエイズに罹患をされました人、これは日本ではまだ少のうございますが、しかし、その可能性のある人たちに対する世間の冷たい目というのは我々が想像する以上のものがございます。したがいまして、この患者さん並びにその周囲の人たちに対して細心の配慮が必要であると思います...全文を見る
○坂口委員 ちょっと最後のところ、済みません、もう一度言っていただけませんか。
○坂口委員 そうしたエイズの問題から、献血の体制が果たしてこれでいいかということになってきたわけでございます。現在のところ、年間に延べ八百万人の献血者がございます。しかし、この血友病の患者さん等に使いますところの血漿分画製剤といわれます製品は八五%まで外国に依存をいたしておりまし...全文を見る
○坂口委員 ありがとうございました。  総理、それでさらにもう一言だけつけ加えてお願いをいたしますのは、今申しましたように、厚生省だけではなかなか決着のつかない問題もございます。半日休んでいただいて献血場においでをいただかなげればならないというような問題もございます。だから、労...全文を見る
02月21日第104回国会 衆議院 大蔵委員会 第5号
議事録を見る
○坂口委員 きょうはひとつ政務次官にしっかりお聞きをさせていただきたいと思います。  答弁をしてもらう方はそう言っては失礼でございますけれども、聞きます方は、予算委員会の方に一軍は全部行ってしまいまして、二軍とは申しませんが一軍半できょうは質問をさせていただきます。ひとつ十分な...全文を見る
○坂口委員 例えば国民年金に現在入っておみえになります人の中でも、将来また厚生年金の方に行かれる人もあるし、また逆の場合も個人個人ではあるわけですが、その個人ではなくて、例えばグループに入っておみえになる方がありますね。例を挙げますと、例えば理容組合なら理容組合という一つの組合が...全文を見る
○坂口委員 例えば、理容組合なら理容組合を例に挙げましたが、理容組合が組合費として一定限度の額を集められる。そしてそれとは別に、年金なら年金の額も集められるということになって、その使用者側の分も組合で出しますよ、それは。個々人も出すが、しかし、いわゆる会社としての出し分はその組合...全文を見る
○坂口委員 例えば会社でも、五、六人の会社でも厚生年金に最近は入れますね。私も一つ会社ございますけれども、従業員五人でございますけれども厚生年金に入っているわけでございます。そんな小さな会社のことを思いますと、しっかりした組合であればその方が私はがっちりしておるようにも思うのです...全文を見る
○坂口委員 御賛同いただきましてまことにありがとうございます。例えば弁護士会あたりはどうなのでしょうか。
○坂口委員 先ほど厚生省の方から所得比例部分の強制というお話がございましたが、これは強制にしなければぐあいが悪いのですか。  例えば今お話がありましたように国民年金部分の中で、弁護士さんが、僕は五万円ぐらいの年金は要らないと言う人もあるでしょう。けれども、中には五万円では心もと...全文を見る
○坂口委員 それはわかります。ひとつ御検討ください。お願いします。  次に、二十四日からでございますか、公定歩合が引き下げられることになります。そういたしますと、今までの例から申しますと資金運用部資金への預託金利も当然引き下げということになるのであろうと思います。     〔...全文を見る
○坂口委員 年金資金の運用の問題につきましては、私何度か申し上げて理財局長さんに大変御迷惑をかけているわけでございますけれども、資金運用部への預託金利が下がりますと、当然のことながら国民年金の将来の計算にも響いてくるわけでございます。公定歩合がこれからどんな経緯をたどっていくか、...全文を見る
○坂口委員 これは理財局長さんの方にお聞きした方がいいのかもしれませんが、今まで資金運用の問題を何度かやってまいりまして、景気の動向によりまして預託金利もかなり上下させなければならないわけでございますが、こういうふうに下がりました場合には年金にはかなりな負担になってくることは間違...全文を見る
○坂口委員 政務次官、年金の財政につきましてはいろいろ議論があるわけなんですが、できればもう年金の財源は目的税か何かで、年金税あるいは福祉税という名前でもいいけれども、主に税金にしてしまったらどうだという意見もあるのですよ。今のように、保険料として出していただいて、そしてそれはも...全文を見る
○坂口委員 それじゃ、それはその程度にしておきます。  もう一つ、国鉄のお話。これは皆さん方の方に言ってないのですけれども、国鉄の共済年金が非常に大きな赤字を抱えたままでいるわけで、これの救済をどういう形でしたらいいかということで、それは共済グループの中でだけやるべきなのか、あ...全文を見る
○坂口委員 そうしますと、この問題はまだそれ以後前進していないということですね。
○坂口委員 それはそうなんでしょうけれども、それ以後、それじゃ何にも検討されていないのかといえば、そんなことはないんだろう、いろいろ検討されているんだろうと思います。その辺のところ、きょうは二軍の練習場みたいなものでございますから、ひとつ気楽に御発言をいただいて、ここでそう言われ...全文を見る
○坂口委員 じゃ、最後にもう一つだけ、これは厚生省の方にお聞きしたいと思いますが、あるいは長尾さんがお見えになったら長尾さんにお聞きをしなければいけなかったのかとも思いますが、先ほど沢田先生の中にもありましたように、拠出の算定対象額の伸び率がございますね。  昭和六十一年を一〇...全文を見る
○坂口委員 これは、物価上昇分は加味されているのですか。
○坂口委員 そうしますと、この数字に対してさらにまたプラスしまして物価上昇分が加わるわけですか。
○坂口委員 これは本当は年金のときに議論しなければならないことだったのですが、年金額の方は――出す方はわかりました。それに対して、今度は受け取る側の年金額は一体どういうふうに経過をしていくのか。物価を固定されて考えましたときには五万円でいいかと思いますけれども、年金額の方は物価上...全文を見る
02月25日第104回国会 衆議院 予算委員会 第17号
議事録を見る
○坂口委員 昭和六十一年度予算案、現在審議中でございますが、我々四野党の方、六十一年度予算修正共同要求なるものを出させていただきました。その内容または背景等を見ながらひとつ質問をさせていただきたいと思います。  まず最初に、実は先日書店に参りまして、「行動計画 アクション・プロ...全文を見る
○坂口委員 続きまして農林大臣から、関税関係はたくさんございますし、これはもうわかっておりますので、関税は別で結構でございますが、それ以外のもので農林省で既に決定をし、実施に移されているものがございましたら、ひとつお述べいただきたいと思います。
○坂口委員 それでは、続きまして通産省、ひとつお願いいたします。
○坂口委員 このアクションプログラムの中にございます項目は随分多うございまして、中には非常に専門的なものもございますので、我々見せていただきまして、これが早くできるものなのかそれともいろいろ事情のあるものなのかということは、正直言ってよくわかりません。ただ、全体的に見ましたときに...全文を見る
○坂口委員 例えば厚生省の関係でも、医療用具なんかでも「医療用具百三種類のうち、今後三年間で三十三種類につき承認を不要とする。」こういうところがございますし、それから化粧品なんかにつきましても「三年間でマニキュア、ヘアリキッド、香水等十五種類の化粧品について基準を作成し、これによ...全文を見る
○坂口委員 農林大臣、ありがとうございました。  いよいよ本論に入るわけでございますが、このアクションプログラムと並行いたしまして、昨年の八月七日に内需拡大に関する作業委員会の設置がございました。この委員長には経済企画庁長官がおなりになることになっておりますし、内閣官房副長官及...全文を見る
○坂口委員 我々は景気対策、社会資本整備の充実のために七千五百億の要求をしているわけでございますが、今経企庁の方からお話をいただきました。決してわからないことはありません。わからないことはありませんが、しかし、お話はお話ながら、たくさんいろいろ書いていただいてある割に大事なところ...全文を見る
○坂口委員 総理にお聞きしたいと思いますが、アクションプログラムについてもそうでありますし、それから内需拡大の小委員会の結果についてもそうでありますが、非常に手順よく始められてはいると思うわけであります。しかしながら、手順よく始められてはおりますけれども、総理の本意というものが十...全文を見る
○坂口委員 総理、また後で伺いますが、大蔵大臣、昨年協調介入がございました。その後に六十一年度の予算編成がございまして、それが編成をされました。この協調介入とそしてその後の内需拡大の小委員会の結果を踏まえながら、そして六十一年度予算に結びついてきているわけですね。そのいわゆる協調...全文を見る
○坂口委員 一番最初に挙げられました公共事業費ですね、これはいわゆる予算といたしましては前年度比でマイナス二・三%であります。一・一%伸びたとおっしゃいますが、それは財投を含めてのことでございます。財投予算を拡大をしてそしてそれを回したからとおっしゃるわけなんですが、この財投予算...全文を見る
○坂口委員 私ここに、昭和五十二年、五十三年と、それから六十年、六十一年と、いろいろの経済指標をちょっと整理をしてみたのです。御承知のとおり、五十三年は平均いたしまして約二百十円でございました。昭和五十二年にも少し下がり始めまして平均で二百六十八円ですが、年末には少し下がりました...全文を見る
○坂口委員 現在百八十円になりましても、四%大丈夫というのですか。
○坂口委員 この数値を出されたときには二百四円ですね。二百四円でこの四%の計算をされたわけでありまして、その後いろいろ政策を加えていかれれば四%にすることは不可能だとは申しませんが、現在の打ち出されております政策で、そして一方におきまして二百四円が百八十円に下がりましたら、これは...全文を見る
○坂口委員 大蔵大臣、こういうふうに多少数字の出し方に、いろいろ出し方がございますので、比較をするのにしにくいものもございますが、大体その当時の情勢というものはおわかりいただけると思うのですね。  それで、五十二年、五十三年にはこういう予算を組みながら、なおかつ五十二年それから...全文を見る
○坂口委員 日銀総裁ちょっと、長くお待たせいたしましたので、先にお伺いをしておきたいと思います。  現在の円高というものは、一つは協調介入後今日の数値を迎えておるわけですが、これは日銀総裁がお考えになりました大体範囲内の値なのか、それともお考えになっていたものよりも少し進んだも...全文を見る
○坂口委員 総裁の立場としてはっきりはおっしゃいませんが、ここで総理にひとつ御答弁をいただきたいと思います。  総理に御答弁をいただきたいのは、この委員会で本日、またこれ以前にも、景気を持続させますために予算の前倒しをやります、そして様子を見ます、こういう御意見もあったのですね...全文を見る
○坂口委員 先ほども申しましたように、たとえ予算がきちっと通ったといたしましても、実際都道府県段階にそれがおりまして、そしてその事業が始まるというのは六月以降なんですね。それから前倒しがもし行われたといたしましても、そうしますと、九月、十月ごろまでになりますか、冬ちょっと前ぐらい...全文を見る
○坂口委員 それは、そうしますと、この春の問題になりますか。
○坂口委員 それでは、時間を随分とってまいりましたので、あと時間がなくなってまいりましたから、急ぎたいと思います。  個人消費の問題、これを見てみますと、個人消費を見ましても民間住宅を見ましても、中曽根内閣ができましてから五十八年、五十九年、六十年、六十一年、この四年間を見ます...全文を見る
○坂口委員 そういたしますと、ことしの三・六というのも、この二、三年と同じ計算方法で来られたということになると、これはちょっとなかなか難しい数字かなということでございますか。
○坂口委員 総理、数字がいつも出るわけでございますが、この個人消費にいたしましても民間住宅にいたしましても、大体この三、四年、こうしてその数字が満たされていない。今も、事務的にそして技術的にお話しになりましたように、どこかにやはり問題なしとしないという状態だろうと思うのです。です...全文を見る
○坂口委員 時間がないものですから、はしょらせていただきます。  税制問題につきまして一つお伺いをしておきたいと思いますが、租税負担率の問題でございますけれども、この租税負担率はだんだんと高くなってきておりますことは、今さら申し上げるまで人ありません。昭和五十七年から見ましても...全文を見る
○坂口委員 我々は、一方におきましては内需拡大、個人消費の拡大、そうしたものをどういうふうにして進めていくことができるかということを考えながら、その手だてとしては減税というものもどうしても避けて通れない、これはどうしてもやらざるを得ない問題ではないだろうか、そういうことを申し上げ...全文を見る
○坂口委員 総理大臣、最後にお聞きをして終わりにしたいと思いますが、この老人保健の問題でも、これは一体どこまで切られていくんだろうという心配がお年寄りにはあるわけですね。これからだんだんと高齢者、まだふえるわけですから、この高齢者がふえれば、同じ一人当たりの医療費であったといたし...全文を見る
03月25日第104回国会 衆議院 大蔵委員会 第10号
議事録を見る
○坂口委員 与えられました時間が二十分でございますので、私も超特急でやることにいたしますので、ひとつよろしくお願いいたします。  昨日の某新聞に、加算税の全面引き上げの記事が出ました。こういうふうな記事が新聞に出ましたときに、そのことを大蔵省にお聞きをいたしますと、必ずそんなこ...全文を見る
○坂口委員 火のないところに煙が立ったのならば、それは構いません。しかし、やはり何かがあってこういう記事が出たといたしましたら、一考をしてもらいたい。  と申しますのは、脱税は決して好ましいことではございませんけれども、罰則を厳しくしたら脱税が減るというわけのものでもございませ...全文を見る
○坂口委員 税務職員の待遇改善の必要性につきましても言触れておきたいと思うわけでございます。  こういう難しい職種でございます。納税者との間でスムーズに話を進めますためには、やはりある程度ゆとりを持ってこの人たちが職務につかなければ、ゆとりがありませんと納税者との間の感情的なも...全文を見る
○坂口委員 高等学校を出た人にその勉強があったからといって短大または大学の資格を与えるということはなかなか難しいだろうと思うのです。しかし、短大卒業と同程度の資格を認めると申しますか、同等の見方をすると申しますか、そういうことができればというふうに思うわけであります。その辺、ひと...全文を見る
○坂口委員 えらい語尾がはっきりしませんでもやもやと終わりましたが、やるのですかやらぬのですか、それだけはっきりしてください。これからしっかりやるつもりなのですか。余分なことは要りません。
○坂口委員 時間でございますので、今申し上げました全体にわたって大蔵大臣から所見をお伺いして、終わりたいと思います。
○坂口委員 では、終わります。ありがとうございました。
○坂口委員 租税特別措置法の一部を改正する法律案の採決に当たり、私は、公明党・国民会議を代表しまして、原案に反対、同修正案に賛成の討論を行いたいと存じます。  まず最初に、税制改革に対する政府の発言内容について言及せざるを得ません。  当委員会においても、我が党初め多くの委員...全文を見る
04月08日第104回国会 衆議院 大蔵委員会 第12号
議事録を見る
○坂口委員 参考人の皆さんには、大変遅い時間にお出ましをいただいて御審議をいただきまして、まことにありがとうございます。大蔵委員会はいつも遅い時間にやっておるものですから、我々気にせずにこんな時間にお招きすることになりましたが、ひとつお許しをいただきたいと思います。  それぞれ...全文を見る
○坂口委員 坂田参考人にひとつ次にお聞きをしたいと思いますが、先ほど五項目でございましたか、国が地方に押しつける場合の前提条件というものをお示しをいただきまして、感銘深く聞かせていただいたわけでありますが、今も肥後参考人からお聞きいたしましたように、この三年間というのが、例えば法...全文を見る
○坂口委員 次に、今回の改正案の中で、特に厚生省関係のものが非常に多いわけでございます。先ほど数えてみましたら、厚生省関係が十五項目ございます。厚生省のいわゆる当然増がずっと続いているわけでございますが、昭和五十七年でしたか、それが一部認められないということになりまして、以後毎年...全文を見る
○坂口委員 最後の質問にしたいと思いますが、先ほど澤井参考人が特別会計の問題に触れられまして、検討の余地ありというお話でございました。坂田先生はこの特別会計についてどのようにお考えになっておりますかをひとつお聞かせをいただいて終わりにしたいと思います。
○坂口委員 もう一問だけ肥後参考人にお聞きをして終わりにさせていただきますが、財源確保ということを肥後参考人は最初おっしゃいました。財源確保の中身でございますが、どんなものを財源として確保していくかということについてもう少し触れていただきたいと思います。
○坂口委員 ありがとうございました。
04月09日第104回国会 衆議院 大蔵委員会内閣委員会地方行政委員会社会労働委員会運輸委員会連合審査会 第1号
議事録を見る
○坂口委員 国の補助金等の臨時特例等に関する法律案の連合審査に入らせていただきたいと思いますが、きょうは連合審査でございますので、財政的な面よりも、厚生省関係、自治省関係とかかわりの深いところをやらせていただきたいと思います。  まず最初に、メーンに入ります前に、自治大臣にきょ...全文を見る
○坂口委員 地方制度調査会の方の基本的な考え方の中に、「地方公共団体の負担分を含めた補助事業量全体を圧縮することを目的として、対象事務事業の廃止・縮小を行うことを基本とすべきであり、国の財政負担を地方公共団体に転嫁するようなことが行われてはならない。」これが一つあるわけですね。そ...全文を見る
○坂口委員 そんなことではないかなというのは、ことしと同じ九千億か一兆がというぐらいな程度だという意味ですか。
○坂口委員 将来に対する例えば医療費なんかの数字のとり方というのは、とり方によりましてもかなり違いますが、一九八五年に十五兆円少々でございました。これが一九九〇年には二十四兆円、二〇〇〇年には六十兆円になるというふうに言われております。ただし国民所得の方もふえますから、国民所得比...全文を見る
○坂口委員 公立病院といいました場合に、国立病院それから自治体病院も入ってまいりますが、自治体病院の場合に、自治体病院と私立の病院と、片や国立病院と、というふうに関係してくるわけですが、自治体病院の分担すべきところというのは、自治大臣、どんなふうにお考えになっておりますか。
○坂口委員 文部省、お越しいただいておりますか。――それじゃもう一つ。  国立病院と大学病院それから私立病院を比較をいたしましたときに、大学病院は、大学というところは教育機関であり研究機関でありますからそれはプラスしてございますが、地域におきましては、これは一つの附属病院として...全文を見る
○坂口委員 今いろいろの立場からそれぞれの病院の位置づけというものを語っていただいたわけでありますが、確かに、公立病院といいますと、これは全国各地域、その地域によりましての若干の違いはありますけれども、少なくとも今までは、自治大臣もおっしゃいましたように、その地域における指導的役...全文を見る
○坂口委員 そこで、新しい医療のあり方を求める中で、国立病院はいかにあるべきかということを改めて考えていかなければならないだろうと思うのです。今回の統廃合の内容というものを、私もそれぞれのケース全部が全部知っているわけではございませんが、大ざっぱに見せていただきますと、いわゆる高...全文を見る
○坂口委員 わかります。そういたしましたら、これだけここで約束してくれますか。現在国立病院が建っております市町村、あるいは県の場合もあるかもしれませんが、その市町村の了解を得ることなしに統廃合を行うということはあり得ない、それをちょっと……。
○坂口委員 現場のそうした問題とあわせて、先ほど私が申しましたように国立病院のこれからのあり方というものについて、これは審議会等にもかけられていろいろ意見も出ておることをよく承知いたしております。  先ほど私は言うのを落としましたけれども、特殊な疾患でありますとか僻地における診...全文を見る
○坂口委員 そこまで言われますともう一言私も言わなければならないわけで、関係が非常に深い問題だと私は思うわけでございます。国立病院がどうあるべきかということを明確にすることなしに、その国立病院をこれからどうしていこうという行動を先に移すことは危険である、そういうふうな意味に御理解...全文を見る
○坂口委員 江崎大蔵大臣臨時代理、大変長い間お待たせをいたしまして申しわけありません。実は、ことしの一月に大蔵省から「財政改革を進めるに当たっての基本的考え方」というのが出ているわけでございます、ちょっとお手元にはないかもしれませんが。それを拝見いたしますと、かなり具体的に書かれ...全文を見る
○坂口委員 きょうは総論的な話でございますので、具体的なことは私も言わないつもりでおりました。ただし、今、江崎大蔵大臣代理がお触れいただきましたので一言だけつけ加えさせていただきますと、私の県でも二つの病院を統廃合する問題が起こっているわけでございます。これは東海三県もそれぞれ一...全文を見る
○坂口委員 それじゃもう一つの問題をやらせていただきたいと思いますが、今回のこの法案の中に離島振興法それから過疎地域振興特別措置法というようなものも含まれておるわけでございますが、この離島、過疎の地域の皆さんというのは、何事につけましても不利な点が多いわけでございます。  とり...全文を見る
○坂口委員 外国ではかなり研究も進んでおりますし、実際に活動も進んでおります。西ドイツからのレポートをいろいろ見てみますと、患者を早く医療の場に引き出す。早ければ早いだけ効果が大きい。それは、そのときの効果だけではなくて、それから後の治療効果にも大きな影響を与えるというようないろ...全文を見る
○坂口委員 もう一つだけお聞きしたい。  消防庁の場合には、例えば搬送に使います自動車にいたしましても、今度ヘリコプターならヘリコプターを買うにいたしましても、国の補助は二分の一ですか。
○坂口委員 もう時間が迫ってまいりましたので最後にいたしますが、これは総務庁長官としてひとつお願いを申し上げたいと思います。  今消防庁の方からもお話がありましたように、一応消防庁の方でいろいろそういう指導はしていただいているわけでありますが、しかし、タクトを振って、そしてこう...全文を見る
○坂口委員 ありがとうございました。
○坂口委員 時間が短うございますので、端的に御質問を申し上げたいと思います。  補助金の削減を行わなければならなくなりました理由につきましてはいろいろあろうかと思いますが、その中で、社会保障費の増大というのも一つの大きな要因であったと思います。今回のこの法律案を見ましても、対象...全文を見る
○坂口委員 そこで、総理、五十九年には健保の一割負担導入がございました。それから六十年度は年金改革で給付額の引き下げがございました。ことしはこれからでございますけれども、老人保健法の改革案が出ておりまして、自己負担の増額がここに提出をされているわけでございます。五十九、六十、六十...全文を見る
○坂口委員 実は、きょうも高齢者対策企画推進本部の報告が発表になりましたが、厚生省はかねてから社会保障特別会計の設置についてという試案を考えておみえになるわけでありますが、六十二年度にはこういう方式というものを要求されるおつもりでございますか。
○坂口委員 総理は、社会保障特別会計につきましてどのようにお考えでございますか。
○坂口委員 特別会計の必要論には、大きく分けまして大体三つの意見がございます。一つは、年金でございますとか、医療よりも年金が主でございますが、超長期の中で考えていかなければならないものである。また、一般の予算は単年度主義でやっていくものである。この単年度主義の中で超長期の年金等を...全文を見る
○坂口委員 せっかく分けて申し上げたのですが、残念でございました。  いずれにいたしましても、この特別会計の考え方がいろいろの方面であることは事実でございます。きょう報告されました高齢者対策企画推進本部の報告の中にもこの設置のことが書かれているわけでございまして、厚生省としては...全文を見る
○坂口委員 高齢者対策企画推進本部の報告を見せていただきますと、「行政組織・機構の、再編、改革を図るほか、「社会保障特別会計構想」にみられるように社会保障財政についても見直しを進めていく必要がある。」云々、こういうふうになっておりまして、この問題にきょうも触れておみえになるわけで...全文を見る
○坂口委員 厚生大臣、今当局からお話しになりましたが、大体その考え方でよろしゅうございますか。
○坂口委員 そうなってまいります場合に、新しい財源をどこに求めるかということが次の課題になってまいります。これはまだ検討の段階で、これが行われるかどうかもわからないことでありますから、それをだんだん積み重ねてさらにその上のことをお聞きをすることは大変失礼かと思いますので、もうこの...全文を見る
○坂口委員 来年度あたりにおきましてはあるいはまたいろいろの知恵を出してもらって、新しい当然増のところを埋める財源を特に求めなくても現在の枠組みの中からそれは求められるかもしれません。しかし、これが三年先、五年先というふうに先に参りますと当然行き詰まってくることは事実でありますか...全文を見る
○坂口委員 ありがとうございました。
04月16日第104回国会 衆議院 大蔵委員会 第14号
議事録を見る
○坂口委員 中曽根総理には日米首脳会談に御出席いただきまして、お疲れのことと存じます。お帰り早々の総理に対して幾つかの質問をさせていただきたいと思います。  先ほども議論がございましたが、総理がアメリカに行っておみえになります間に大きなニュースが飛び込んでまいりました。内外とも...全文を見る
○坂口委員 この国際テロということに対しまして、私もこれはぜひなくさなければならない問題だと思いますが、一方におきまして、アメリカがまた攻撃を加えるというようなことも、これもまた繰り返してはならないことであるというふうに思うわけであります。折しも日本は重要なサミットを前にしている...全文を見る
○坂口委員 それでは次の問題に移らせていただきますが、今回の日米首脳会談によりまして、世界の中曽根総理、外交の中曽根総理としての立場を高められたという評価もございますし、一方においてはまだこの反面で、外圧に弱い中曽根総理という言葉も聞かれないわけではないわけでございます。  こ...全文を見る
○坂口委員 これも先ほどの野口議員が触れられました例の経済構造調整研究会の問題でございます。私は野口議員と考え方を一にいたしておりまして、私もこれはここでもう少しはっきりさせてもらいたいというふうに思っていた一人でございます。  総理の新聞発表を拝見をいたしますと、「私は、この...全文を見る
○坂口委員 私は、総理のそのお考えが間違いだとか、私はそれに反対をしているとかいうことを申し上げているわけではさらさらないのです。むしろ私は総理のそのお考えに賛成をしたい気持ちの方が強いわけでございます。また、先ほど私が読みましたのは、これは総理の新聞発表とそれからレーガン大統領...全文を見る
○坂口委員 この前川レポートなるものを私も読ませていただきました。そういたしますと、その中には、例えばマル優問題なんかもどうしても解決をしなければならない問題としまして出てくるわけですね。この税制、金融の問題の中でも、マル優にかかわる税制等につきましてははっきりとこうすべきだとい...全文を見る
○坂口委員 政府税調で現在やられていることでありますから、その政府税調を縛るような発言はこの国会の中では困ると一方では言っておきながら、対外的におきましてはそれを縛るような発言はいかがなものか、こういうことを私は申し上げているわけでありまして、この点につきまして、もう一度御答弁を...全文を見る
○坂口委員 時間が参りましたからこれでやめますが、私的諮問機関の話だからなぜそのことが優先されたのかということを私はお聞きをしているわけであります。これが正式の政府税調での結論を外国で出されたのなら、それは話がわかります。しかし、私的諮問機関のことだからとおっしゃる、その私的諮問...全文を見る
○坂口委員 私が質問したのとは若干違いますけれども、もう時間が過ぎてしまいましたから、うまくはぐらされましたけれどもこれで終わりにいたします。ありがとうございました。
04月23日第104回国会 衆議院 大蔵委員会 第16号
議事録を見る
○坂口委員 昭和六十一年度の財政運営に必要な財源の確保を図るための特別措置に関する法律案につきまして質問をしたいと思います。  いわゆる財確法というのは、大蔵委員会の毎年なくてはならない法律のようになりまして、最初のころは最重要法案として扱われてきたわけでありますが、何年か月日...全文を見る
○坂口委員 いつ旗をおろすかということを決してお聞きしているわけではございませんが、現行の施策、政策を続けるとすれば、一年一年、その後に残りますものの額はふえてくるわけでありますから、これはかなり難しい段階に至らざるを得ない。ただ、今おっしゃいますように、六十五年という一つの目標...全文を見る
○坂口委員 きょうは、前川レポートや円高の問題も少しお聞きしたいと思いますので、余りこのことばかりやっておるわけにいきませんが、前回私の方の矢追議員が、ひところは、好むと好まざるとにかかわらずこういうことにならざるを得ないのではないかというような質問をしたことがございます。それは...全文を見る
○坂口委員 奥歯に物が挟まったと申しますが、前歯に物が挟まったような大臣の答弁でありまして、よくわかりましたと言いがたい答弁でございました。しかし、この「中期的な財政事情の仮定計算例」などにもございますように、要調整額なるものが明確になれば別だけれども、現状のままでいけば借換債で...全文を見る
○坂口委員 税制改正等がどのような形で進むか、これはわかりません。予算委員会等でも税制論議、かなりございましたが、それは増額と減額とをイコールにする税制改革なのか、それともかなり増額を見込んだ税制改革なのかというところもいま一つ明確でないわけですね。ここでその点を詰めた議論をしよ...全文を見る
○坂口委員 わかりました。言うに言われない大臣の心境を読み取ることができるわけでありまして、これ以上お聞きすることは差し控えたいと思います。  いわゆる前川レポートのことにつきましては、先日のこの委員会におきまして総理が御出席のときに総理にもお尋ねをいたしました。それから矢追議...全文を見る
○坂口委員 そうしますと、八日に何を閣議決定されたのでしょうか。この前川レポートなるものを閣議で了解をして、そしてこの線に沿っていくということを閣議決定されたのでしょうか。それとも、こういう私的諮問機関として出てまいりました報告書がここへ上がってきました、こういうものが出ましたと...全文を見る
○坂口委員 わかりました。今おっしゃったのは、前川レポートなるものを参考にして、これを下敷きにして、そして政府・与党で経済構造調整をこれから行っていくということを閣議決定した、こういうふうに理解してよろしいわけですね。同じことだったら、もうよろしいです。  今おっしゃったことを...全文を見る
○坂口委員 わかりました。  そうしますと、総理がアメリカに出かけられる前の八日の閣議決定では、前川レポートなるものを参考にして検討するということが閣議決定されたんですね。
○坂口委員 そういたしますと、その前に日米あるいはヨーロッパとの間で、この前川レポートなるものに基づいて日本がどのように体質改善をしていくかということを、監視という言葉は悪いですけれども、相互に見ていこうということは協議されておるわけですね。
○坂口委員 だんだんわかりにくくなってきますが、余りそこのところをやっていると時間がなくなってしまいます。  私がお聞きをしたいのは、前川レポートなるものはどういう形で政府が評価をし、そしてそれを外国に出したかということはいま一つはっきりいたしませんけれども、今おっしゃるように...全文を見る
○坂口委員 大蔵省、よろしいですか。
○坂口委員 日米間で構造問題対話というものをこれから続けていくという答弁だけれども、現在の環境からしまして、たとえ言葉は対話であったとしても、協議会か何かよくわかりませんが、その話し合いの中で出ましたことが日本をかなり拘束することだけは事実ですね。たとえ言葉を対話と言おうと何と言...全文を見る
○坂口委員 そこは私はちょっと納得しがたいのですね。議論はするけれども実行はしなくてもいいということでは決してなくて、議論をする前提は、何とかしてそれをお互いに実行しようということを前提に議論するわけですね。ですから、それは単なる各国間の話し合うサロンの場であって、それをおまえの...全文を見る
○坂口委員 ちょっと時間がなくなってきまして、うまいぐあいに議論がかみ合わなかったのですが、大臣、先ほど申しました、これからこの前川レポートを参考にするにしろあるいはこれをそのまま推し進めるにしろ、それが話し合いなのか何なのかそれもよくわかりませんが、今後日米間でとにかく議論はし...全文を見る
○坂口委員 その高級事務レベルで議題の中に、前川レポートというのはそうすると必ずしも入っていくというふうには認識してお見えにならないわけですか。それはあくまでも日本の政府が参考にすることであって、前川レポート並びにそれに似通ったもの——前川レポートを参考にして、日本の政府・与党が...全文を見る
○坂口委員 もう一つ念を押しておきますが、それは前川レポートそのものであるかどうかはわかりませんけれども、その中に触れられておりますような、言うならば日本の経済構造改革のあるいは経済構造調整と言ってもいいかもわかりませんが、経済構造改革なるものは高級事務レベルの中での議論の対象に...全文を見る
○坂口委員 そこなんですね。そこをはっきりしておきませんと、日本の方は、それは高級事務レベルでただ我々のところはこういうふうにやっていますと言うだけである、別にアメリカからどこまで、今年中にこうしろとか来年中にこうしろとか言われる筋合いの問題でないというのならばそれはそれでよろし...全文を見る
○坂口委員 もう最後にしますが、確かにそれはターゲットは持っていないかもしれません。しかしあうんの呼吸と申しますか、やはりその辺のところがなければ協調介入というのはあり得ないわけですね。だから、ドル安・円高の方向に向かわしめるための協調介入にしても、それではターゲットはあったのか...全文を見る
○坂口委員 通産省からお越しいただいておりまして、お聞きする時間がなくなってしまいまして申しわけありません。ひとつお許しをいただきたいと思います。  それで大臣、きょうは終始一貫春がすみみたいなものでありまして、大臣の答弁、わかったようなわからぬような御答弁で終始いたしまして大...全文を見る
05月09日第104回国会 衆議院 大蔵委員会 第19号
議事録を見る
○坂口委員 参考人の皆さんには、大変お忙しいところをきょうはお出かけをいただきまして、まことにありがとうございました。  先ほどから御意見をお聞かせをいただきまして、一、二だけお聞かせをいただきたいというふうに思います。また、証券局長さんも御出席でございますので、その間に少しお...全文を見る
○坂口委員 最初に千野さんにひとつお聞きをしたいと思うのですが、着実に進めていきたいという証券局長さんの話でございますけれども、とりわけ証券関係内の競争原理というものがそういうふうになってきますとかなりこれから過酷になる可能性もあるわけであります。日本の国だけではなくて、外国との...全文を見る
○坂口委員 相田さんの方ですね、投資顧問業をこれから正式にスタートをしていくわけですが、今申しましたように、投資顧問業も自由化の中でこれから進んでいかなければならないと思うわけです。蔵元さんの方は、既にもうそうした波の中で仕事を今までやっておみえになったわけでございますが、そうい...全文を見る
○坂口委員 蔵元さん、もし御意見がございましたらお聞かせください。
○坂口委員 この投資顧問業を見ましたときに、周辺の業種との間の役割分担と申しますか、どの範囲を守るべきかということが不明瞭な点があるわけです。今まで、証券会社業務と投資顧問業、先ほどお話の出ました投資一任契約に係る業務、それから証券投資信託、信託の委託会社、こうしたものが、どこま...全文を見る
○坂口委員 そうすると、今おっしゃったのは、投資顧問業も投資一任契約に係る業務の方も、両方とも代理も取り次ぎも認めるという意味ですか。
○坂口委員 その辺のところ、混乱が起こらなければそれにこしたことはないのですが、我々個人の場合にはそんなにたくさんの株をやるわけじゃありませんから投資顧問業の皆さんにお世話になることはないのですけれども、時々お話を伺ったりする範囲内におきましては、証券業界の方のお話の中にも、今ま...全文を見る
○坂口委員 大蔵省としては明確に区分はできるかもわかりませんが、お客さんの側からすれば、その辺は、明確な区分はなかなか難しいのではないかという気がしますね。ですから、例えば投資一任契約に係る業務をなさる人は代理業務は行うけれども取次業務は行わないとか、何かその辺に一線があれば非常...全文を見る
○坂口委員 そういう御決意を持っていただいておればそれにこしたことはないと思いますが、これは他の業種でございますけれども、そうしたことがこの国会でも常に問題になってくることでございますので、この法律の審議に当たりまして多少心配をするわけでございます。  もう一つだけお聞きをして...全文を見る
○坂口委員 ありがとうございました。  最後にもう一つ証券局長にお聞きをして終わりにしたいと思いますが、最近になりまして投資顧問業にかかわる残念な事故も幾つか出たわけです。今回この法律案ができ上がって、今審議中でございますけれども、これがもし通過をして法律として正式にでき上がっ...全文を見る
○坂口委員 ありがとうございました。  終わります。
05月16日第104回国会 衆議院 大蔵委員会 第21号
議事録を見る
○坂口委員 オフショアの問題に入らせてもらいます前に、補正予算の問題につきまして、先ほどもちょっとお話が出ましたが、一言だけ私も触れさせていただきたいと思うわけでございます。  先日、総理が参議院の本会議で補正予算という言葉を口にされまして、そしてまた衆議院の方でも先日お話がご...全文を見る
○坂口委員 総理の心境の解説はよくわかりましたが、総理の心境とそして大蔵大臣のお考えとの間に微妙な差があるのではないかなというふうに感じましたので御質問を申し上げたわけで、総理の方の心境の解説は、十分解説をしていただきましたのでよくわかりました。  その途中で、当たり前のことで...全文を見る
○坂口委員 わかってわからないようなところがございますが、財源確保法案も成立をいたしまして、前回の大蔵大臣としての御答弁ときょうの御答弁を比較いたしますと多少の違いはあるように感じました。大分違ったという声もございますが、かなり違ったようにも受け取れます。  私がこの問題をお聞...全文を見る
○坂口委員 現在の段階では日本の金利の自由化はまだそこまで進んでいないわけですから、スタートの段階としてはやむを得ざることだと思うわけですが、これからどういうスピードで金利の自由化が進むかわかりませんが、完全に自由化されてしまうという時代になりましたら無用の長物で、内外遮断のこの...全文を見る
○坂口委員 あと一問、大臣にお聞きして終わりにしたいと思うのですが、円高がかなり進んでまいりまして、そして内需拡大が叫ばれているわけですが、これもなかなか一朝一夕には進まない話であります。国民の消費を見ましても、現在の情勢から見まして賃金の方もそう上がるわけではない、また税制もそ...全文を見る
○坂口委員 円高によりましてマイナスの企業もございますし、今おっしゃいましたようにプラスの企業もあるわけです。それを全体で見ましたときに一体どうなるのか、とりわけ昭和六十一年における税収が一体どうなるのかということが最大の関心事ではないかと思うのです。これによりましては、来年度予...全文を見る
○坂口委員 終わります。
11月04日第107回国会 衆議院 予算委員会 第3号
議事録を見る
○坂口委員 公明党・国民会議を代表いたしまして、昭和六十一年度補正予算につきましての議論を進めたいと思います。  財政につきましては後ほど矢追議員の方から補足をしていただくことにいたしまして、私からは税制問題を中心にしましてお聞きをしたいと思います。  まず最初に、昭和六十一...全文を見る
○坂口委員 先ほども申しましたとおり、ことしの三月以来実務者の会談を続けてまいりましたが、それがなかなか前進いたしません。実務者の皆さん方は非常に熱心におやりになるわけでございますが、しかし、党内にこれを持ち帰りましていろいろ協議をされるということになりますと、これが前進をしない...全文を見る
○坂口委員 責任は逃れておりません。これは政府全体の責任として解決をしていただかなければならない問題でございます。あの当時は幹事長でございましたけれども、現在は副総理として就任をしておみえになるわけでございますから、責任は逃れたことは決してございませんで、あのときよりもさらに現在...全文を見る
○坂口委員 金丸副総理、先ほど、私の責任は逃れた、こう言われましたが、これは先ほど申しましたとおり、中曽根内閣の一人として、そしてまた重要な地位についておみえになるわけでございますから、責任はさらに重大であるというふうに思いますので、もう一度御答弁をお願いいたします。
○坂口委員 後者の方が副総理の本当のお気持ちである、こういうふうに理解をさせていただきますので、お願いをいたします。  それでは、今回の政府税調から答申の出ました税制問題に移らせていただきたいと思います。  アメリカにおきましても、日本に先立ちまして税制改革が進みまして、そし...全文を見る
○坂口委員 不公平感あるいは重圧感というものが感じられる、だけれども不公平があるというふうには思われない、そういうことでございますか。
○坂口委員 後ほどまた議論をいたしますが、ここに日米の大きな違いがあるわけですね。アメリカの方は、いろいろの優遇措置をつくった、それによって不公平が生まれたということを明確に認めておりますし、日本政府の案は、これから出るわけですからまだ何とも申せませんが、少なくとも税調の答申を見...全文を見る
○坂口委員 社会経済情勢の変化ということをこの答申は述べている、こういうことを先ほど申しましたが、この社会経済情勢の変化というのは一体どういうことなのか。詳しく抜本的見直しの答申をよく読ませていただきました。そういたしますと、この社会経済情勢の変化ということは、これは所得格差の縮...全文を見る
○坂口委員 今主税局長からお話がございましたように、あの表に間違いないわけでございます。それで今度の答申を拝見いたしますと、累進構造の是正、そのことが実は非常に前面に出てきておりますが、その横並びの税制の改革ということにつきましては非常にあいまいもことしたところが多いわけでありま...全文を見る
○坂口委員 私が申し上げたいのは、その横並びにおきますところの税の公平というものも図りつつ累進というものを考えていかなければ、横のことを度外視して累進構造だけを変化せしめていったらかえって不公平が生じてくる、こういうことを私は申し上げたいわけでございます。  アメリカの場合には...全文を見る
○坂口委員 大蔵大臣、私がお聞きをいたしておりますのは、そういうことなんですが、しかし大蔵大臣としてはその方向でいいというふうにお考えになっているのかどうかということをお聞きをしておるわけです。
○坂口委員 そういたしますと、国民の側の減税分は国民の側で賄う、そして法人の方の減税の分は国民の側の増税分で賄う、こういうことですね。そういうことになりますね。ですから、そこのところを私はこれから大いに議論をしてもらいたい。そして、これから固めていかなければならない段階でございま...全文を見る
○坂口委員 そうしませんと、所得税の方でも特に累進の高い、すなわち五千万超のようなそういう高額のところは下げますよと言っているわけですね。そして法人税の側は法人税で賄い切れませんから、どこかから回してもらわなければなりませんよ、こう言っているわけです。そうしますと、減税をします分...全文を見る
○坂口委員 時間が大分たってまいりましたので次に進ませていただきますが、もう一つ、アメリカが大型間接税、EC型付加価値税につきましていろいろの研究をいたしました。その結果としてアメリカは大型間接税を導入をしませんでした。ことしの九月にアメリカに参りまして、メッツ補佐官に、日本の主...全文を見る
○坂口委員 私がお聞きをしましたことと御答弁の方向とが若干違うわけでございますが、最初に私がお伺いをいたしましたのは、アメリカが行政改革というものをこれからさらに突き進めていくのに、現在その時点においてこの大型間接税というものを導入をすることは、これは安易な方向に流れるというふう...全文を見る
○坂口委員 先ほど中曽根総理に私がお伺いをいたしましたときに、二十一世紀に至る税制改革、もう二十一世紀に踏み込んだ税制改革までも考えている、それは二つに分けるのではなくて一本の税制改革だという意味のことを御答弁になったと思うわけでありますが、今回のこの税制改革でもし仮に間接税とい...全文を見る
○坂口委員 その圧迫感は減税によって調整をすべきだということを我々は申し上げているわけであります。  先ほど中曽根総理は、レーガン大統領の税制に対する考え方、そうしたものを十分に勉強していないので、これからまた勉強したいというお話でございましたが、ぜひその辺のところを十分ひとつ...全文を見る
○坂口委員 この年金資金の運用につきましては、これはできる限り国民の皆さん方の御要望にこたえる方向に持っていかなければならない。それに対しまして多分大蔵大臣は別の考え方を述べられるのであろうと思いますが、そこのところに何か工夫ができないだろうか。それは年金財源の自主運用なんです。...全文を見る
○坂口委員 例えば、県や市町村が道路をつくりましたりとか、あるいは建物をつくったりということにこの年金の財源が使われる、そういう借りる側からすれば、今おっしゃるようにそれは安い方がいいことは私もよくわかっているのです。だからといってこれを下げ続けていけば、年金の資金として預けた国...全文を見る
○坂口委員 控除の様式が変わってもそれはやむを得ないと私は思いますし、また変えなければならないこともあろうかと思います。しかし、結論から申しまして、控除の様式を変える、そのついでに税率が上がってはぐあいが悪いということを申し上げているわけで、ここでひとつ、今以上に税率が上がらない...全文を見る
○坂口委員 最後に一、二だけお聞きをしておきたいと思います。  一つは、中央公害対策審議会の答申が出まして、水質の総量規制の強化の問題が出てまいりました。これは最近の環境行政の中では非常に注目すべきことでございますが、環境庁長官としましてはこの問題にどのように取り組んでいかれる...全文を見る
○坂口委員 環境庁の方がこの答申を中心にしてこれから進められるといたしましても、どういたしましても問題になりますのは、地方におきますところの下水道施設等に対する財源でございます。ここでいつも行き詰まるわけでございますが、とりわけ今回東京湾、伊勢湾、瀬戸内海を中心にいたしました総量...全文を見る
○坂口委員 ぜひひとつ各省庁協議を重ねていただきまして、そして地方に大きな負担がかかるという形ではなくて、この問題を進めていただきたいと思うわけでございます。  最後になりましたが、これも厚生省関係のことでございますけれども、近年驚異的な進歩を遂げております分野にバイオテクノロ...全文を見る
○坂口委員 ありがとうございました。