坂口力

さかぐちちから



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坂口力の1988年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月15日第112回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号
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○坂口委員 公述人の先生方には大変お忙しい中をきょうは御出席をいただきまして、まことにありがとうございます。十五分という限られた時間でございますので、三人の先生に何問かずつお聞きをさせていただきますので、ひとつよろしくお願いを申し上げたいと存じます。  まず最初に、岩田先生に御...全文を見る
○坂口委員 もう一問だけお聞きしたいと思います。  岩田先生は大学の先生でございますが、大学も例えば東京なら東京に非常に集中しているわけですね。先生のところの大学というふうに指摘するわけではございませんけれども、大学なんかも東京集中から少し広げてはどうだという意見もあるわけであ...全文を見る
○坂口委員 ありがとうございました。  それでは、次に並木参考人にお聞きをしたいと思いますが、先ほど生産と消費のミスマッチというお話をしていただきまして、大変興味深く聞かせていただきました。それで、これは生産に対する政府の取り組みに問題があったのか、それとも生産者自身に問題があ...全文を見る
○坂口委員 ありがとうございました。  それでは、時間がないものですから、丸尾参考人に最後にお聞きしたいと存じます。  丸尾先生のお書きになりました論文もたくさん読ませていただきました。しかし、今までどういうわけか丸尾先生にお目にかかる機会がございませんで、きょうは楽しみにし...全文を見る
○坂口委員 ありがとうございました。  まだお聞きしたいことございますけれども、時間が参ったようでございますので、これで失礼します。
02月17日第112回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○坂口委員 昭和六十二年度補正予算につきまして、公明党・国民会議を代表いたしまして質疑をさせていただきたいと存じます。  まず最初に、税制問題から入らせていただきたいと思いますが、最初に、竹下総理が今までこの予算委員会あるいは本会議でいろいろと御答弁になりましたその内容を整理を...全文を見る
○坂口委員 まず最初に、私たちとそして総理との間の認識が一番違っているのはどこか、これを整理をしてみたのですが、そのやはり第一番になりますのは、現在の税制についての不公平感あるいは不公平を持っているということに対する認識は同じでございますが、国民の中に不公平または不公平感を持って...全文を見る
○坂口委員 この捕捉率の問題は私も同感でございます。  ただ、私が今お聞きをいたしましたのは、不公平感がある、だから直間比率の見直しというのには、そこには理論的飛躍がありはしないか。今御説明をしていただきましたけれども大変難解でございまして、シェークスピアと竹下総理は難解である...全文を見る
○坂口委員 この議論をもう少し続けたいのですが、小倉会長、一時半まで御出席をいただくということでございますので、小倉会長にまず質問させていただきまして、続きをまたやらせていただきたいと思います。  小倉会長、今総理との間でやりとりをいたしましたが、私はどちらかと申しますと、水平...全文を見る
○坂口委員 引き続き小倉会長にお聞きをしたいと思いますが、総理はこの予算委員会等で予見を与えず、こう言われまして、そうしてこの委員会で余り税制の具体的なことをおっしゃらないで今日まで来たわけでございますが、総理が税制について意見を言われるということは、これは政府税調の議論にそれほ...全文を見る
○坂口委員 済みません、続いてもう一問またお聞かせをいただきたいと思いますが、きょう午前中にもこの議論が出ましたが、小倉会長御自身が先日も岩手でございましたか、新型間接税といたしましてはEC型付加価値税が最も望ましい、こういう御発言がありましたね。これは総理がおっしゃることは、予...全文を見る
○坂口委員 もう一点だけお聞きをしたいと思いますが、今のお話をお伺いいたしますと、小倉会長は、税制の中でどんな間接税を導入をするかということを議論をしているんだ、こういうふうにおっしゃっているように聞こえるわけであります。我々の認識は、政府税調に諮問されているのは、どのような税体...全文を見る
○坂口委員 これ以上会長にお聞きするのはやめたいと思いますが、会長が発言をされたという内容がマスコミ等で多く報道されるわけでありますけれども、それを拝見をいたしますと、常に売上税の中身あるいは大型間接税の中身、そうした間接税内の議論を流しておみえになる。これは、これから議論をしよ...全文を見る
○坂口委員 重要な意味があるというふうに理解をしているというお答えでございますから、これは今までよりも少しはわかりやすいわけでございますが、まだ十分とは申せません。  六十年の二月六日でございました、私の方の当時矢野書記長に対します統一見解といたしまして余りにも有名になりました...全文を見る
○坂口委員 そこも違うのですね。総理は、公約どおりの売上税を上程したけれどもそれが廃案になった、前にもそうおっしゃいました。これは公約どおりのものをつくろうと努力をされたかもしれません、私たち百歩譲りまして善意に解釈をいたしまして。しかし、上程されました売上税は、よく見ると公約ど...全文を見る
○坂口委員 どうも議論が横に流れてしまいまして、違う方向に行ってしまいました。  我々が申しておりますのは、中曽根前総理の意を受けて竹下総理御自身が参加をされて決定をされた統一見解、そしてそれを中心にしてまとめられた公約、そうしたものが二重三重に竹下内閣にはかかっている。さらに...全文を見る
○坂口委員 大蔵大臣、仮定の問題をお聞きして非常に恐縮でございますが、昭和七十五年それから昭和百年と進んでいきますと、政府の方でおっしゃるとおり高齢化社会がさらに進んでまいりまして、年金でありますとか医療でありますとか、こうした方面に多額の財源が必要なことは私もそのとおりだと思う...全文を見る
○坂口委員 厚生大臣、いかがでございます。お答えございますか。
○坂口委員 これは仮定の多い問題でございますから一概に申せませんが、一応医療費は、そのぐらいになりますと国民所得の大体一〇%ぐらいにはいくのではないか。そういたしますと、現在国民所得、ことしで大体二百九十兆ぐらいでございましょうか、その一〇%でございますから二十九兆。国の方の医療...全文を見る
○坂口委員 ありがとうございます。  各省庁それぞれお聞きをしたいわけですが、時間がございませんからこれだけにしておきます。  総理、二十一世紀をにらんだどれだけの財政が要るのかということについて、今お聞きしましたように、皆さん方の頭の中に確たる具体的な形としてはあらわれてい...全文を見る
○坂口委員 税制に戻ります前に、もう一つ厚生大臣にお聞きをしておきたいと思います。  将来社会保障の財源を確保いたしますのに、現在いわゆる社会保険料と租税と両方あるわけですが、これから社会保険料の方をさらに充実をするというお考えなのか、それとも租税の方を中心にお考えなのか、それ...全文を見る
○坂口委員 ちょっとはっきりいたしませんけれども、次に進ませていただきたいと思います。  これは総理からお答えをいただきましても、あるいは大蔵大臣からお答えをいただいてもいいわけでございますが、総理も大蔵大臣も、日本は裕福になり上下の所得格差というものがなくなった、戦後に比べま...全文を見る
○坂口委員 この第五分位で、第一分位と第五分位を比較いたしますときに、やはり可処分所得における比較が大事だと思うわけでありますが、可処分所得がもし近づいてきたとするならば、それは曲がりなりにもシャウプ税制以来、所得税あるいは相続税等に累進性があったということが非常に大きく寄与をし...全文を見る
○坂口委員 累進構造を緩めていきたいということを今お聞きしましたけれども、しかし、累進性は今後も維持する、こういうふうな意味に理解してよろしゅうございますか。
○坂口委員 今、皆さんのお手元にお配りいたしましたのは、これは総務庁から出ております家計調査年報六十一年度版をもとにいたしまして試算をしたものでございます。  これは、第一分位から第十分位に分けまして、一ページ目は月収に対する国民負担の割合を見たものでございますが、勤労所得と社...全文を見る
○坂口委員 いつも歯切れのいい大蔵大臣にしては少しわかりにくかったですね。  八八%、決して私も低いとは申しません。これは高い数字であるということは私もそう思います。しかし、八八%と言いますと、ややもすると例えば一億円の課税所得に対して八千八百万円支払うかのごとき錯覚に陥る。そ...全文を見る
○坂口委員 意図される、されないは別にいたしまして、そういう税制をおやりになるということになれば、この表にありますように、上下の税制上の格差はなくなってくる、すなわちフラットないし逆進性になる可能性がある。ですから、この八八%のところをおろすために、そのために間接税を導入するので...全文を見る
○坂口委員 御指摘になりますように、高額所得者のところの人数はそれほど多くありませんから、そこをたとえ落としたとしてもそれに対する財源がそんなにたくさん要るものではない、それは私もおっしゃるとおりだと思うわけです。ただし、その際に、この大型間接税を導入をするということにすれば、そ...全文を見る
○坂口委員 税金の問題、まだお聞きしたいこともございますが、時間も参っておりますので、これぐらいにして次に進みたいと思いますが、今までの総合的な議論を踏まえまして、竹下総理から最後に一言お伺いをして、次に進みたいと存じます。
○坂口委員 最後に一言だけ大蔵大臣に、今議論をいたしましたように、資産課税あるいは法人税の問題等、これは総合的に見直しを行わなければならない問題でありますから、積極的にこれは取り組むという決意をひとつ表明していただきたいと思います。
○坂口委員 じゃ、次の問題に進ませていただきますが、災害遺児の問題をここでひとつ取り上げさせていただきます。  六十一年二月の予算委員会で、当時の矢野書記長が災害遺児の高校進学を進めるために災害遺児育英制度を創設することを訴えたわけでありまして、以来党としても再三この実現を求め...全文を見る
○坂口委員 事務当局でも結構でございますが、もう少し突っ込んだお話を聞きたいわけでございます。  それは、今までの経緯はそうでございますが、これから後四月一日を目指しまして、そして方法として公益信託だとか任意団体にするとか交通遺児育英会の中に入れるとか、いろいろ方法はあるのだろ...全文を見る
○坂口委員 もう一つお聞きしたいと思いますが、それはよくわかるのですが、すべてが解決をしたら私のところはこうしますというのではいつまでたってもこれは進まないわけでありまして、そういうことで今日まで進んでこなかった。ですから、財源の問題は今からまたやりますけれども、受け皿としての文...全文を見る
○坂口委員 財源の問題でございますが、これは総理大臣にお聞きをするのか、どこへお聞きをするのかちょっとわかりませんが、これは総理大臣、ひとつお答えをいただきたいと思います、今までの経緯もございますので。  昨年末の党首会談でも出た話でございまして、非常に前向きのお話をいただいた...全文を見る
○坂口委員 ありがとうございました。  それではもう一つ、あと十分間でございますが、脳死の問題をお聞きしたいと思います。  この脳死でありますとかあるいは臓器移植の問題というのは、単なる医学、医療の領域を超えまして人間の生き方、さらには生命そのものの尊厳性といったところから、...全文を見る
○坂口委員 脳死の判定はできるという御答弁をいただいたわけであります。その前に脳死が死であるかどうかは別にしてということでございましたが、これは脳死を死であると認めるためにその判定をやっておるわけでありますから、それはちょっと前提を認めていただかないと、何のために何をやっておるの...全文を見る
○坂口委員 よくわかりました。  その次に、もう一つお聞きをしたいと思いますが、脳死を死と認めるための立法措置、これは国によりましてはかなりたくさんの国が立法措置をしているわけであります。立法措置までいかなくても、脳死を医学的に認定する国もたくさんございます。脳死を法的に認めて...全文を見る
○坂口委員 ありがとうございました。非常に難しい問題でございますから、この辺にさせていただきたいと思います。  最後に、もう一点だけ違う問題でございますがお聞きをして最後にしたいと思いますが、厚生年金基金のことにつきまして、最近大きな問題にもなっているわけでございます。これは大...全文を見る
○坂口委員 ありがとうございました。
03月09日第112回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第1号
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○坂口分科員 きょうは、産業廃棄物のことを少しお聞きをしたいと存じます。産業廃棄物にはいろいろ問題がございますが、その中でハイテク産業にかかわりますものの処理の問題と、それからフロンガスの問題と二つちょっとお聞きをしたいと思います。  産業廃棄物をこれからどう処理していくかとい...全文を見る
○坂口分科員 今お聞きをいたしましたが、通産省の方で通達、指導強化、そして環境庁の方ではその中の一部調査を行って、そしてトリクロロエチレンについては基準を超えているものが約三%、こういうお話でございます。  それで、暫定指導指針というものも出されているわけですが、これは現状でい...全文を見る
○坂口分科員 努力をしていただいていることには敬意を表しますが、いずれにいたしましても、初めに申しましたとおり、これからこの種の企業はふえていく、しかも零細な企業、零細といいますとちょっと言葉は悪うございますが、大きい企業ではなくて中小の企業でもこうした問題に直面するわけでありま...全文を見る
○坂口分科員 ひとつ早くやってください、遅いですから。実際に作業の方はどんどんと進んでおりますから、ひとつ早急に検討していただきたいと思います。  それからもう一つ、フロンガスの方でございます。これは法案作成中ということだろうと思うのですが、本来ならばこのフロンガスの法律は環境...全文を見る
○坂口分科員 これに対する環境庁の方の御意見を聞きたいと思いますが、環境庁の方は科学的な調査等もやらなければならないと思いますし、そして、一つは製造の規制ということをやらなければならないと思いますが、そのほか環境庁としてはどういうことを手がけていこうというふうに思っておいでになる...全文を見る
○坂口分科員 そうしますと、もう一度通産省の方に返らせていただきますが、八六年水準に戻すということは二割ぐらい削減しなければならないということですから、代替の製品をいかにつくるかということとも関係をしてまいりますし、かなり厳しいことであることは私もよくわかるわけですが、さらにその...全文を見る
○坂口分科員 フロン11,12、113でございますか、こうした種類がいろいろございますし、通産省の方から統計が出されております。その中で細かく、どういった種類のものがどれだけ生産されているのかということは通産省から出されました数字ではなかなかわかりにくいわけですが、昨年あたりもか...全文を見る
○坂口分科員 先ほどの地下水の問題にいたしましても、このフロンの問題にいたしましても、直接我々が目で感じる、あるいはにおいで感じる、あるいはまた色で感じるという、そういう公害ではないわけです。それだけに非常に処理のしにくいものだと思います。したがって、ややもいたしますとそのままに...全文を見る
○坂口分科員 ありがとうございました。
08月06日第113回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○坂口委員 土曜日でございますがやらせていただきますので、ひとつよろしくお願い申し上げます。  初めに、一言だけ防衛庁長官に御意見をお伺いをしておきたいと思います。  過日横須賀沖で衝突いたしまして、三十名にも上ります死者を出しました海上自衛隊潜水鑑「なだしお」と遊漁船第一富...全文を見る
○坂口委員 ぜひひとつその気持ちを忘れずに、再発防止に最大の努力を払っていただきたいと思います。  さて、リクルート問題に移りたいと思いますが、この問題は、いろいろの方の御意見を伺いますときに、我々が予想をしておりました以上に大きな政治倫理の問題として波紋を広げておるわけでござ...全文を見る
○坂口委員 どうもやはり甘いですね。私が申し上げておりますのはそういうことではございませんで、今申し上げましたように、今回のこのリクルートの問題は、我々の政治の周辺に、やはり清潔にしなければならない、そして疑惑を持たれてはならない、かけられてはならない、そういう環境をつくっていく...全文を見る
○坂口委員 どうも不満でございますけれども、もう少しそれじゃ具体的な問題を加えて御質問をしたいと思います。  まず最初に、このリクルートコスモスが、昭和五十九年十二月に同社の株式を特定人に売却をいたしておりますが、このときは一株千二百円でございました。この算定につきましては、先...全文を見る
○坂口委員 私がお聞きをいたしておりますのは、この五十九年の十二月には純資産価額方式を用い、そして六十年二月には類似業種比準方式という違った基準を用いたのはなぜか。将来の会社が好転をするかどうかということを考えて、そして六十年二月には類似業種比準方式をとったというふうなお話であり...全文を見る
○坂口委員 それはおかしいですね。リクルートコスモス社の資産についてやっているわけですから、それは確かに五十九年十二月に試算をしたのはリクルート会社であったかもしれないけれども、それはリクルート。コスモス社のことをやっているわけです。六十年の二月、四月におきましても、これはリクル...全文を見る
○坂口委員 大臣、それは違います。今申しましたように、やりました相手は、それはリクルート社でありあるいはリクルートコスモス社であったかもしれませんけれども、しかし、その評価はリクルートコスモス社のことなんです。リクルートコスモス社の評価をするのに、十二月の段階のところと、そして次...全文を見る
○坂口委員 上場されておりますときには、そのときの経済状態その他で株価等も動きますから、これはわかりにくい。しかし、上場されてない場合であるから、私はむしろわかりやすいと言っているわけです、この場合には。上場されてないから、言うならばこの価は固定されているわけです。千二百円とかあ...全文を見る
○坂口委員 譲渡のときの時価といいましても、この場合には上場されていないのですから、この時価というのは五十九年十二月では一株千二百円、そして六十年の二月、四月におきましてはこれは二千五百円と思わざるを得ない。それ以外の価というのはないのですね、これは上場されてないのですから。そう...全文を見る
○坂口委員 じゃ、検討するということでございますから、ひとつ検討の結果を待ちたいというふうに思います。  総理並びに大蔵大臣、こういう株価を決定をいたしますときに、五十九年や六十年のこの例は、これは直接大蔵省が担当して中をお調べになったものではないと思います。これは東京証券取引...全文を見る
○坂口委員 総理、今申しましたような問題も実は含んでおりまして、この問題はかなり根の深い問題でございます。政治倫理の問題、そして今後の日本における株式のあり方、こうしたものも十分に含んだ問題でございます。それだけに国民の皆さん方はこの行方を注目をしているわけであります。ですから、...全文を見る
○坂口委員 それでは次の課題に移りたいと思いますが、高齢化社会の問題につきましてきょうはひとつ議論をしたいというふうに思っておりましたが、厚生大臣もきょうはお見えでございませんしいたしますので、簡単に終わらせていただきたいと思います。  税制が今改革を叫ばれているところでありま...全文を見る
○坂口委員 議論をしながら一方におきましては青写真を決定していく、そして、片やその負担の財源になります税制の方はことしの秋決着を、こうおっしゃる。そこにアンバランスなところがあるわけでありまして、一方においてこう必要だということをじっくりと時間をかけて、そして、その青写真を形成を...全文を見る
○坂口委員 いや私はそんなことを聞いているわけではなくて、片方において財源の方のことをお急ぎになるのであれば、この社会保障の方の整備についてもお急ぎになるのですかということを聞いておるのです。その七十年の話はもう私も聞いていますから知っていますよ。それをさらにお急ぎになるのですか...全文を見る
○坂口委員 いやいや、もうよろしいです。片や一方はそういう状態にある、これからの改革というものに対する青写真は一方そういう状態にある。それなのになぜ片方の方だけお急ぎになるのですか、こういうことに対する答弁にはならないわけで、私はそういうことを一つ今実はお聞きしているわけなのです...全文を見る
○坂口委員 私の考え方を整理をしていただきましたところはよくわかりました、私個人でございますから。しかし、どうもその後の総理のおっしゃることがよくわからない。私はその後のことを聞きたかった。私の考えておることは、自分でございますから、よくわかっているわけでございます。  これは...全文を見る
○坂口委員 もう時間が少なくなってまいりました。もう税制の問題をやる時間がなくなってまいりました。  昨日、矢野委員長が税制改革基本法なるものを発表いたしまして、我々の税制改革に対する取り組みを発表をしたわけでございます。それは、一口で申しますと、税制改革の必要なこと、そして我...全文を見る
○坂口委員 十六条と十七条とどちらが聖徳太子に近いかと言えば、一つ少ない十六条の方が聖徳太子に近いことはこれはもう明々白々でございます。少ないのですから、聖徳太子よりも少なくまとめているのですからこちらの方がまさっている。  こうした中で一つだけ私は指摘しておきたいと思いますが...全文を見る
○坂口委員 そうしますと、こうした問題もひとつこれからいろいろと議論をして、そして税制改革を考えていく、こういうふうに理解してよろしゅうございますね。  ことしの秋にすべてを結論を出すというようなことは、こういうことをやっておりましてはこれはできないわけでありまして、ここはやは...全文を見る
○坂口委員 それから最後にもう一つ。きょうの新聞を拝見をいたしますと、渡辺政調会長が、ことし与野党で合意をいたしました減税法、この刻みが一〇%から六〇%になっておりますが、これは一年こっきりで、来年からは一〇から五〇に戻すんだということを言っておみえになるそうでありますけれども、...全文を見る
○坂口委員 減税先行は政府の案も減税先行になっているわけでありまして、それは両方とも同じでございます。  あっという間に時間が過ぎてしまいまして、非常に言い足りないことばかり多かったような気がいたしますが、これをもちまして終わらせていただきます。ありがとうございました。
09月22日第113回国会 衆議院 本会議 第8号
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○坂口力君 初めに、天皇陛下の御病気に対しまして、一日も早い御回復を心からお祈りを申し上げるものであります。(拍手)  私は、公明党・国民会議を代表いたしまして、ただいま大蔵大臣並びに自治大臣から提案になりました税制改革関連六法案に対し、総理並びに関係大臣に問題点を掘り下げて質...全文を見る
10月20日第113回国会 衆議院 税制問題等に関する調査特別委員会 第11号
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○坂口委員 先日来のリクルートコスモス未公開株の売買に対する質疑、そしてまたけさからのこの質疑を踏まえまして、一、二絞ってお聞きをしたいと思うわけでございます。  これはまことに恐縮でございますが、宮澤大蔵大臣が今この問題の一つの焦点になっているわけでございますので、宮澤大蔵大...全文を見る
○坂口委員 宮澤名義であるということがマスコミ等で明らかになりましてからお調べになったら、やはり宮澤名義であった、こういうことなのですが、その辺のところが少し、我々の常識から考えますとどうも対応が遅過ぎるのではないか。それはやはり先にわかっていてしかるべき問題でないかと思うわけで...全文を見る
○坂口委員 その辺のところもはっきりしないわけですね、我々からしますと。それは宮澤名義で株は売買されている。しかし金の入金は違うところにされている。その場合に、これは証券局長にお聞きをいたしますが、証券会社は名義人の許可なしに他人の口座に振り込むことができるかどうか。
○坂口委員 その辺のところを名義人の宮澤先生が御存じない、こうおっしゃるわけでございますから、大変その点が複雑怪奇という以外にないわけでございます。  時間がございませんので、私これ以上この問題を続けることができ得ませんが、宮澤大蔵大臣は御自身しかおわかりにならない点を主張して...全文を見る
○坂口委員 こうしたことがなぜ起こるかということをこれから考えていかなければならない、こうしたことを防止をしていかなければならないと思うわけでありますが、なぜ他人名義がたくさん使われるか。それは株の売買に対する税のあり方とも関係しているわけでありまして、もし例えば総合課税というこ...全文を見る
○坂口委員 時間が参りましたからこれで終わりますが、少し進んだのかなどうかなという感じでございますけれども、後でまたよく議事録を一遍拝見いたしまして、今後の我々の主張を続けたいと存じます。ありがとうございました。
10月21日第113回国会 衆議院 税制問題等に関する調査特別委員会 第12号
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○坂口委員 一番最初に、厚生大臣が十分後に退席をされるそうでございますので、医師税制の問題から聞かせていただきたいと存じます。  きょうは午前中にも医師税制につきましては御議論がございました。我々も四党の十項目の中の一つに入れまして、いろいろと議論を重ねてきたところでございます...全文を見る
○坂口委員 厚生大臣、退席していただかなければならない時間が迫っておりますから、厚生大臣に対する御質問を先にやらせていただきたいと思いますが、先ほども少し触れましたとおり、非常に医師の数が人口割にいたしましてふえつつございます。私どもが卒業いたしますときには一クラス四十人でござい...全文を見る
○坂口委員 大蔵大臣にお聞きをしたいと思います。今厚生大臣御退席の関係上、先にちょっと議論をいたしましたので話が前後する面がありますが、お許しをいただきたいと思います。  この医師税制、今回約九百五十億の中で六百三十億、かなり厳しく切り込まれました。それで、税制の立場の公平とい...全文を見る
○坂口委員 この問題は終わりたいと思いますので、総理大臣の方からひとつ御感想がありましたら聞かせていただきたいと思います。
○坂口委員 では、次の株式売却益課税に入らせていただきます。  売却益課税の問題に入ります前に、昨日宮澤大蔵大臣に大変失礼な言葉の数々も申し上げまして、いろいろと御意見を承りました。それで、そのときに大蔵大臣に一、二申し上げさせていただきましたこと、すなわち宮澤大蔵大臣は今回の...全文を見る
○坂口委員 きのうのきょうのことでございますので、今お聞きしましたことはひとつ聞かせていただいておいて、さらに整理をされましたら、ひとつまたお聞かせをいただきたいと存じます。  株式売却益課税についてでございますが、昨日も、他人名義を使うというようなことが起こりますのは、これも...全文を見る
○坂口委員 それからその次に、「総合課税への移行のためには納税者番号制度の導入を進めるべきであるとの御指摘であります。」これはこちらが言うたことであります。「この点につきましては、税制調査会において現在検討が進められているところでございますが、適正な所得把握のためにはこの制度は重...全文を見る
○坂口委員 今最後に御指摘になったのは、そういたしますと「総合課税に当たっては所得税の税率水準との関連を考慮すべきである」との御指摘を、「総合課税を実効あらしめるためには」ちょっと文章おかしいですが、「適正な源泉徴収制度との組み合わせを検討すべきであるとの御指摘はいずれも十分念頭...全文を見る
○坂口委員 きのうは大蔵大臣にお聞きするいとまが少しなかったわけでございますが、大蔵大臣、今総理大臣が言われましたとおり、株式売却益課税につきましては今からですから四年後、おおむねその時期に株式売却益課税のあり方を総合課税の方向で見直すことは行われるべきものと考える、こういうふう...全文を見る
○坂口委員 我々もこの総合課税あるいは納税者番号ということを考えます場合に、今御指摘になりましたように、プライバシーの問題でございますとか、あるいはまたこの範囲をどこまで広げるかというような問題は、慎重には慎重を期していかなければならないだろうというふうに思っております。  一...全文を見る
○坂口委員 具体的な問題につきましてはお触れになりませんでしたが、証券局長、さらに具体的な問題でひとつ意見がございましたら、お願いをいたします。
○坂口委員 もう一言だけつけ加えておきたいと思いますが、今お話ありましたように、アメリカの五%ルール、こうしたものにつきましてもぜひこれは取り入れるという形であれば、先ほど申しましたような買い占め防止ということには非常に大きく役立つのではないかというふうに思っております。  そ...全文を見る
○坂口委員 ボールは完全に投げ返された感じでございますけれども、私はもう一遍大蔵大臣の方に投げ返しをさせていただきたいと思います。  自治省としてはいかんともしがたい難しい問題であるという御答弁、そして政治哲学につきましてるるお聞かせをいただいたわけでございます。しかし大蔵大臣...全文を見る
○坂口委員 非常に謙虚でございます。消費税にも謙虚にひとつ。  先日もこの委員会で我が党の二見議員が、印紙税方式、それも議員立法か何かで、政治資金の方がけじめがつくまでの間、こういう提案をされたわけでありますが、一つの方法ではないかというふうに思っております。これはなかなか各党...全文を見る
○坂口委員 では、ひとついろいろ御検討をいただきたいと思います。  国土庁長官、長い間お持たせして申しわけありません。  土地問題につきましても何とかけじめをつけなければならないというので、我々も議論をしているところでございますが、これもいわゆる土地の政策と、それに対する税と...全文を見る
○坂口委員 詳しい議論をしているだけの時間的ゆとりがなくなってまいりまして、大変残念でございますが、ひとつ土地基本法のけじめをつけていただいて、それにあわせて税制をどうするかということにつきましての結論、これを急いでいただきたいと思うわけであります。  我々、議論の中で、個人の...全文を見る
10月24日第113回国会 衆議院 税制問題等に関する調査特別委員会 第13号
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○坂口委員 伊藤先輩に引き続きまして、我々四党で出しました税制に関する基本構想を中心にいたしまして質問をしたいと存じます。  先ほどお話がありましたように、この基本構想は、社会党の土井委員長が四月十六日に税制改革についての四つの基本要求というのを発表されまして、我が党の矢野委員...全文を見る
○坂口委員 きょうは福祉の問題を中心にしまして後でお聞きをしたいと思うわけでございますが、そうした財源の使い方の問題ともこれはかかわってくる問題でございますが、税制上は、所得、資産、消費でございますか、三つがバランスのとれた税体系をつくり上げる、政府の方はそういうふうに主張してお...全文を見る
○坂口委員 もう一言だけ労働大臣にお聞きをしておきたいと思いますが、今お聞きをいたしますと、六十五歳定年というのは一応射程距離と申しますか、その中に据えて見ることができ得るという意味合いのお話であったというふうに承りました。高齢化の進捗状態とあわせて考えましたときに、大体今世紀の...全文を見る
○坂口委員 今御指摘になりましたように年金との絡みがあるわけでございますが、何と申しましても、高齢化社会の中で年金は一つの大きな目玉になるものであることは間違いございません。それで、年金論議、きょうはここでしている時間的ゆとりはないわけでありますが、年金にかかわります問題といたし...全文を見る
○坂口委員 財政の方からいえばそれが最良の方法なんでしょうけれども、年金ということを中心に考えますと、それは最良の方法とは言えないんですね。これはもう何度か私が申し上げたことでございますが、これは今回の税制改革の中でこれから社会保障に対してどういうふうな方針でいくのかということと...全文を見る
○坂口委員 どうも歯切れが悪くて、十分にわかっていておやりにならぬから余計始末が悪いわけですね。わからずにおみえいただくのだったらそれはやむを得ないということにもなりますけれども、十分にわかっていてやりませんとおっしゃるのですから、どうもこれは我々としては納得しがたい。  いよ...全文を見る
○坂口委員 結末をつけると申しましたのは、きょうの議論で結末をつけるという意味でございまして、これはなかなか結末のつけにくい問題であることはよく承知をいたしております。しかし、これからどのような社会保障像を描いていくかというときに、この問題は抜きにして議論のできない大きな問題の一...全文を見る
○坂口委員 両方ともはっきりいたしませんね。両方ともはっきりいたしませんが、大蔵大臣の方の御答弁は、前回お聞きをしましたときには、今後社会保障費の割合を現在に比較をしてふやしていきたいという趣旨のことを御発言になったように記憶をいたしておりますけれども、ただいまの御発言では、そこ...全文を見る
○坂口委員 社会保障費という言葉を私使っておりましたが、社会保険料のことでございます。  それで、医療の方に話を移させていただきたいと思います。後でまとめてまた年金、医療その他含めまして議論をしたいと思います。  先日も本屋さんに行きまして、「ホスピスケアの夜明け」という薄い...全文を見る
○坂口委員 医療によりまして治癒する人たちはよろしゅうございますが、どうしても現代医療をもってしても治ることのできない人たちがたくさんおります。その中で短期間に死を迎える人たち、その人たちの問題は時間的には短期間に決着がつくわけでございますが、しかし、現代医療をもってしても治らな...全文を見る
○坂口委員 よくデンマークには寝たきりという言葉がないと言われまして、これも「エキスパートナース」という本が出ておりまして、これを拝見しましたら、川島みどりさん、看護婦さんでございますが、デンマークに行かれたときのいろいろの記事が出ております。これを拝見をいたしておりますと、年老...全文を見る
○坂口委員 寝たきりの人をつくるかつくらないか、それはやはり介護をしていただくいわゆるヘルパーの皆さん方がおっていただくかいただかないかということによって決定されることがかなり多いというふうに言われております。したがいまして、日本も、寝たきりの人をこれ以上つくらない、現在以上のパ...全文を見る
○坂口委員 では、この問題、これだけにさせていただきますが、労働大臣、お待ちいただいて申しわけありませんでした。  これに絡めまして、もしも両親のうちのどちらかが急に病気になったというようなときに、幾日も幾日もというわけではございません、最初の三日とか四日とかというふうに、ある...全文を見る
○坂口委員 あと残りました時間、少し生臭い問題だけ一、二やらせていただきたいと思いますが、一つは、先ほどちょっと触れましたが、きょうの新聞等にも大きく報道されておりましたミドリ十字の未承認輸入薬のお話がございます。  大学病院のあり方等、先ほど少し触れたところでございますけれど...全文を見る
○坂口委員 厳正な処置は当然行われなければならないと思いますが、しかし、先ほども申しましたとおり、一方におきましては多くの患者さんが出入りする機関でもございます。取り消しというようなことになりますと、これまた病院だけではなくて、患者さんにも非常に迷惑をかけることでございますので、...全文を見る
○坂口委員 ではこの問題はこれだけにしておきたいと思います。厚生大臣、ありがとうございました。  あと一点だけでございますが、先日来リクルート問題が今日までいろいろな形で議論をされてまいりまして、その都度に証券局長、この場に立たれていろいろと説明になっている。その姿をずっと見て...全文を見る
○坂口委員 行政委員会なるものに編成がえをせよということを私も決して申し上げているわけではございません。ただ、市場はだんだんと国際化をされてまいりますし、今大蔵大臣が御指摘になりましたように、日本の一部上場あるいは二部上場の会社の数というのはそんなに多くはございませんけれども、国...全文を見る
○坂口委員 証券局長、現場にお見えになりますお立場から、ひとつ御意見がありましたらお聞かせください。
○坂口委員 忙しいとみえまして角谷証券局長の口調がだんだん速くなってまいりまして、これは大分忙しいのだろうな、こう思っているわけでございますが、冗談はさておきまして、これは真剣にひとつ取り組んでいただかなければならない問題ではないかというふうに思います。  本来大蔵省の中でなさ...全文を見る
○坂口委員 この質問で最後にさせていただきますが、総理、きょうは私どもの基本構想を中心にして質問をさせていただき、その中で私たちの基本的な考え方を述べますとともに、その中で特に社会保障面に焦点を当てましてお聞きをしたわけでございます。  その中で、諸大臣といろいろの議論をさせて...全文を見る
○坂口委員 一言言われたので、私もまた一言言わなければならないような感じになりました。  総理が、だからこの税制改革が必要だとおっしゃるわけです。私たちは、税制改革が必要だとおっしゃるのならこちらの方はいかがですか、こう聞いているわけでございまして、鶏と卵の追っかけっこみたいな...全文を見る
11月10日第113回国会 衆議院 税制問題等に関する調査特別委員会 第21号
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○坂口委員 御意見をお述べいただきました皆さんには大変きょうはありがとうございました。公明党の坂口力でございます。政党が小さくなってまいりますと質問いたします時間も短くなってまいりまして、我々以下は十分ずつでございますので、簡潔にひとつ御質問を申し上げさせていただきたいと存じます...全文を見る
○坂口委員 ありがとうございました。