坂口力

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開催日 会議名 発言
02月27日第114回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○坂口委員 二時間五十一分の長丁場でございますので、どうぞひとつよろしくお願いを申し上げたいと存じます。  まず最初に、本日各新聞等を拝見をいたしますと、日本から中国に立ち寄られましたブッシュ米大統領が、二十六日、人民大会堂で李鵬首相、そして鄧小平中央軍事委の主席と会談をされま...全文を見る
○坂口委員 こうした世界情勢というものが外交そして日本の防衛等にどういう影響を与えるかというようなことにつきましては、また外務大臣並びに防衛庁長官には後ほど防衛問題をやりますときに御意見を賜りたいと思います。  さて、今まさにリクルート問題が連日議論の対象になっているわけでござ...全文を見る
○坂口委員 では具体的な問題に入らせていただきたいと思いますが、昭和六十一年の五月にNTTは米国のクレイ社製のスーパーコンピューターを購入いたしました。そのスーパーコンピューターXMP216型の購入価格というのは一体幾らなのか。かなりここでも何回か出たわけですが、まだ、なおかつ鮮...全文を見る
○坂口委員 郵政大臣、今これはNTTの信用にかかわる問題だというふうにおっしゃいましたが、はっきりさせないことの方が信用にかかわるのですね。事ここに問題が至りました以上、もうこのぐらいなことは明白にして、そして国民の皆さんにかくかくしかじかでございましたということを明確に申し上げ...全文を見る
○坂口委員 そこが間違いだというふうに私は今指摘しているわけであります。これが言えなければ、その次に、NTTからリクルート社に転売した価格はどれだけかということについても言えないわけですね。  そうしますと、多くの国民の皆さん方は、NTTがリクルートにかわって購入をして、そして...全文を見る
○坂口委員 そこまでおっしゃると、それほど言えない原因があるのか、それほど言えない理由があるのか、そう我々としては詰め寄らざるを得ないわけでございます。  今までマスコミ等に出ました数字、また我々が独自でいろいろ調査をいたしました数字といたしましては、当初二十一億七千九百万円ぐ...全文を見る
○坂口委員 甚だ失礼な話であります。それでは、また後でお伺いをすることにいたします。  通産省の工業技術院が昭和六十二年の十月二十三日に購入されました同機種のスーパーコンピューターXMP216型の購入価格というのがあるわけですが、この通産省が購入をされました価格というのは一体幾...全文を見る
○坂口委員 ありがとうございます。これははっきりいたしておりますね。私たちもそのように承知をいたしておりますから、これははっきりいたしております。  同じ機種がこの値段で入っているわけでありますから、大体これ前後の値段でNTTにも入っているのであろうというふうに思いますが、この...全文を見る
○坂口委員 一年ぐらいおくれているわけでありますから、こういうふうな機種というのは一年たちますとかなり安くなっておるわけであります。したがって、NTTがお買いになったものよりも本当はかなり安くお買いになってもこれは不思議ではないわけでございます。  この工業技術院の購入に際しま...全文を見る
○坂口委員 表向きはそういう話なんですね。そうなっている。ところがしかし、よく見てみると、内容はそうなっていない。そういう表向きにしながら、実際問題は、この説明書等を細かく見るともうほかの日本の企業等は参加できないような形になっている、こう私は指摘をしているわけでございます。 ...全文を見る
○坂口委員 結果としてそうなった、こうおっしゃるわけでありますが、その辺のところに我々としては疑問を感じる点が幾つかあるということを指摘をしたわけでございます。  さて、この問題は問答いたしておりましてもこれ以上進まないと思いますから、この辺にとどめておきますが、今後のこともあ...全文を見る
○坂口委員 私も手元に国際輸入証明書なるものの写しを持っております。この国際輸入証明書を出しますのに、その前にまず通産大臣に対しまして国際輸入証明書発給願というのを出さなければならない。その発給願と申しますか発給申請書と申しますか、それを出します。その欄に最終需要者及び住所という...全文を見る
○坂口委員 今御指摘のようにこのほかにこの証明書に契約書を添えて提出することになっておりますが、この契約書に今おっしゃったようにリクルート云々の言葉が書いてある、こういうことをおっしゃったんだろうというふうに思います。  先日我々がお聞きをいたしましたところ、この一九八七年の二...全文を見る
○坂口委員 一年であることはわかっておりますが、これは皆さんからいただいたものなんです。そういたしましたら、NTTが買いました一号機につきましては、もう既にございません、こういう御答弁でございました。しかし、二号機は一九八六年六月がIC発給時期でありますが、その一九八六年六月の分...全文を見る
○坂口委員 我々がお聞きしましたのによりますと、それは転売とは書いてなくて、使用される、リクルートに使用されるというふうに書いてある、こういうふうにお聞きをいたしましたけれども、それはまさしくりソールド、間違いございませんですね。間違いなければ結構でございます。  さて、そうい...全文を見る
○坂口委員 外務大臣、こんな輸入証明書というのはなぜ出すのだろうか、なぜこんな面倒くさいことをするのであろうか。それは、言うまでもなくココムの規定によりまして、ココムの対象になります製品の中でそれが共産圏に流出するというようなことがないように、その辺のところをチェックするためにこ...全文を見る
○坂口委員 あなた、えらい得々と言っているけれども、ココムの精神というのは何かということをわきまえてあなた、言っているのですか、それ。もしもわきまえて言っているとしたら大変なことですよ。冗談じゃないですよ。余りにもそれは事務的過ぎじゃないですかと私は言っている。それはそうでしょう...全文を見る
○坂口委員 念のために申しておきますが、この記事は昨年の十一月十八日付の記事でございまして、ワシントン十六日発になっております。したがいまして、向こうから何らかのそういうアクションがあったのだろうと思うのです。そうでなければこういう記事は出てこない。だから、向こうの方も関心を示し...全文を見る
○坂口委員 私が外務大臣にお聞きをしたいのは、そのココムの精神を解してこういうスーパーコンピューター等を見たときに、それは輸入国、輸入先でもって判断をするだけでいいのか。そして、それがいわゆる時間貸しをされるというような業種でありました場合に、それがもし仮に共産圏の方に使用されて...全文を見る
○坂口委員 じゃ総理大臣、全体的にひとつこのことに対するお考えを聞かせていただきたいと思います。
○坂口委員 私が述べておりますことの理解は総理もしていただいておるのであろうと思いますが、これ以上のことは転ばぬ先のつえの話でございまして、何かが起こっているということを私は言っているわけではない。だから、国が購入をするときにはそうしたことを十分注意をする必要があるということを私...全文を見る
○坂口委員 よくわからない答弁でございますが、そうしますと、それは大綱の内容を具体的に説明はしたんですね。説明はしたということですか。
○坂口委員 交えた中で行われたということがわかりましたら、それで結構でございます。  さて、今度は文部省の方でございますが、スーパーコンピューター研究所長のラウル・メンデスさんというのが雑誌に「スーパーコンピュータでは並列処理が大きな潮流になる」という、これはマスコミの方がつけ...全文を見る
○坂口委員 リクルート社という、リクルートの名前がつけば何でも悪いということを決して私は申し上げているわけではありませんし、こういう際でありますからきちっとけじめをつけておかなければならないということを言っているわけであります。国体あたりの安比スキー場の問題でありますとかあるいは...全文を見る
○坂口委員 では、リクルートの問題、一応これだけにしておきたいと思います。山口社長、どうもありがとうございました。  日銀総裁、お越しいただいていますか。――では次に、消費税の問題に移らせていただきたいと思います。  消費税の問題に入ります前に、インフレにつきましてのお考え、...全文を見る
○坂口委員 総裁は去る二十二日記者会見をされまして、そこで発言をされましたことが各紙にも伝わっているわけでございます。多少おっしゃったこととニュアンスの違いはあるのかもしれませんし、あるいはそのとおりかもしれないというふうに私ども見せていただいているわけでありますが、報道を拝見を...全文を見る
○坂口委員 ありがとうございます。よくわかりました。  それでは、次の問題でもう一つまたお聞きをいたしますので、もうしばらくお願いを申し上げたいと思います。  村山大蔵大臣、長くお待たせをいたしました。お聞きをしたいと思いますが、これも新聞報道でございますが、この澄田日銀総裁...全文を見る
○坂口委員 きょうは比較的おとなしく自治大臣お話しいただきましたが、あと引き続きましてまたお聞きしますからひとつお願いしたいと思います。  それで日銀総裁、お時間あるようでございますから、もう一問だけ先にお聞きさせていただきたいと思います。  最近の出荷、在庫指数等を見ますと...全文を見る
○坂口委員 ありがとうございました。じゃ、日銀総裁、どうもありがとうございました。  公取委員長、お越しいただいておりますか。――はい、済みません。きょうはどうもありがとうございます。  公取委員長、大変御苦労なすっている様子がいろいろの書物等でわかるわけでございますが、この...全文を見る
○坂口委員 じゃ、経済企画庁長官にお伺いをしたいと思いますが、経済企画庁では消費税導入などが消費者物価に与える影響につきまして昨年の夏に試算をされたことがございます。導入の初年度において消費者物価はどのぐらい上昇するのか。あのときは一・二と出されましたか、一・一でございましたか、...全文を見る
○坂口委員 私も経済企画庁の資料をいろいろと見せていただきました。そういたしますと、消費者物価指数に含まれます非課税品目のウエートは六%、それから既存の間接税の廃止、調整のウエートは一五%、これらの結果として、導入初年度の物価上昇を一・二%程度と試算した、こういうことが出ておりま...全文を見る
○坂口委員 済みません、ちょっともう一つ。えらい申しわけありません。  私、今お聞きしましたのま、消費税分三%を転嫁するというのは、現状の価格に消費税分三%をそっくり上乗せするというのとは違いますねと。
○坂口委員 私が申し上げたいことは、消費税の転嫁につきましては、現在の価格に三%上乗せするというので果たしてよいかという問題提起でございます。  消費税の影響分析で、政府は先ほどお話ありましたように、経済企画庁として一・二%というふうに出しておみえになります。我が党でも試算をい...全文を見る
○坂口委員 大蔵省は法人税の減税等につきましても、前回の売上税のときでございましたか、法人税の減税は最終的には個人に帰着をする、こういうことを申しまして、これもかなり大きなインパクトを与えるということを言ったわけでございます。これなんかは、タイムラグがございますけれども、これは効...全文を見る
○坂口委員 今から申し上げます。  なぜ私がこういうことを申し上げるかと申しますと、例えば鉄道運賃でございます。三%の増収になるように料金の改定作業が進められております。現に、経済企画庁の物価安定政策会議特別部会の資料の四ページを見ますと、増収率三%という表現が並んでおります。...全文を見る
○坂口委員 今運輸大臣がおっしゃったことは、おっしゃろうとしていることはわかります。わかりますが、人件費がふえてきたからそれを合わせてこの際上に乗せようというのは、これは違うわけですね。全然違うわけです、これは。だから今はそういうことをしないようにと思って一生懸命政府の方はやって...全文を見る
○坂口委員 村山大臣が言われたのは、私が言っておりますこととちょっと違うわけでありまして、人件費に初めからどうのこうの言っているわけではないんです。佐藤運輸大臣が人件費のことを言われましたから、私はそれはおかしいではないか、この三%の問題に人件費まで持ち出すのはおかしいではないか...全文を見る
○坂口委員 経過規定は必要だとおっしゃいますが、何のために設けた経過規定ですか。経過規定になっていないということを私は言っているわけです。経過規定を法律の中につくりながら、そのことを知らしめた日というのは、官報が出た日というのはもう既にその経過を過ぎてしまっている。官報が出ました...全文を見る
○坂口委員 だから、なぜ経過措置というのを法律の中につくったのか。その経過措置というのは、広く国民にこのことを知らしめるために経過措置をつくったのでしょう。だけれども、国民がそれを知る手段がまだないうちにもうこの法律が動き出している。そんなことでいいかと私は言っているわけです。だ...全文を見る
○坂口委員 それは大臣、違いますよ。十二月の二十九日までに契約をするというのは、それは家なりビルなりをつくる施主と、そしてそれをつくる建設会社との間の話ですよ。下請の話じゃないんですよ。間違ってますよ、その大臣のお話は。  だからそこが、もうそこすら知らないうちにそうなってしま...全文を見る
○坂口委員 そこは素直に受け入れられないから言っているわけで、その経過措置が要らないところの騒ぎではなくて、経過措置が必要だから法律の中に経過措置がちゃんと書いてあるわけです。だけれども、その経過措置がきちっと理解がされるいとまもないうちに法律が動き出すということは、これは許せな...全文を見る
○坂口委員 だからやめろと本当は言いたいところを、その心を鬼にして、だから延ばせ、こう私は今言っているわけです。  今申しましたように、この三%に対する指導の問題も、それから政府の中のそうした公共料金に対する足並みも、そして今指摘いたしました工事等にかかわります問題等々も、これ...全文を見る
○坂口委員 だめですね。ひとつ、一晩よく考えていただいて、もう一度また御意見をちょうだいをしたいと思います。  さて、年金問題、厚生大臣、お待たせをいたしました。  竹下総理は、昨年の臨時国会におきます参議院における質疑で、消費税は精神的福祉目的税だ、こういうことを発言になっ...全文を見る
○坂口委員 私が申し上げたいことは、年金の制度に信頼を得るためにはやはりわかっていることは早くからもうすべて国民の皆さん方に申し上げて、こういうことになりますということを最初から申し上げて、そしてお願いをすべきものはお願  いをするという姿勢でなければ、途中で次々と、こうなりま...全文を見る
○坂口委員 大臣、そうしますと、定年制の問題等を含めて雇用者の問題は今これからやるということですか、でき上がっておるということですか。これからでございますか、簡単に……。
○坂口委員 ですから同じ内閣の中で、厚生省と労働省は同じ建物に入っているのですから、片方の厚生省では、年金は六十五歳に引き上げていきますという案を出す、そして片や労働省ではまだこれから進めますではぐあいが悪いですよ、こんなことでは。これはやはり車の両輪の話でありますから、厚生省が...全文を見る
○坂口委員 最後になりましたが、総理、きょう中曽根前総理が記者会見をおやりになったようでございまして、記者会見でリクルート問題について、全く潔白であり疑惑はありませんと断言をされたようでございます。この点につきまして、もしも竹下総理の所見を伺うことができましたらお伺いをいたしまし...全文を見る
○坂口委員 ありがとうございました。
12月12日第116回国会 衆議院 本会議 第13号
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○坂口力君 私は、公明党・国民会議を代表いたしまして、ただいま議題となりました歴史的な議員立法であります消費税法廃止法案など九法案に対しまして、提出者に質問をするものであります。  まず初めに、さきの参議院選挙の結果を真摯に受けとめられ、国民の負託にこたえるべく消費税法廃止法案...全文を見る