坂口力

さかぐちちから



当選回数回

坂口力の1995年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月31日第132回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○坂口委員 阪神大震災が起こりましてから二週間が経過をいたしまして、お亡くなりになりました方も五千九十三名というふうに言われておりますが、まだそのほかにも数字に上がっていない方もおみえになるようでございます。お亡くなりになりました皆さん方の御冥福をお祈りし、災害をお受けになりまし...全文を見る
○坂口委員 現行法でやれることはやりたい、やるべきだというお話がございましたが、この災害対策基本法を私も細かく拝見をいたしまして、非常に先人が苦労されてまとめ上げられた立派な法律だというふうに思っておるわけであります。ただし、時代の経過とともに改めなきゃならない点も出てきているの...全文を見る
○坂口委員 私と意見の一致するところもございますし、多少違っているところもございます。  この二十四条を見ますと、これは非常災害対策本部の方でございますが、この場合には、この災害の状況を、「災害応急対策を推進するため特別の必要があると認めるとき」とこうある。「特別の必要があると...全文を見る
○坂口委員 この問題にばかり時間をとっておるわけにはいきませんが、もう一言だけ申し上げておきたいと思います。  非常災害対策本部を最初につくられたということ、これは私はそれでよかったと思うわけであります。しかし、非常災害対策本部ではこれは処理し切れない。緊急災害対策本部にこれは...全文を見る
○坂口委員 もうこの問題で時間をとってしまいましては、次がたくさん控えておりますからこれだけにいたしますが、今官房長官も御指摘になりましたが、政令で定められていることを中心に、やはりお話しになっている。これは、先ほども申しましたように、「することができる。」と書いてあるだけであっ...全文を見る
○坂口委員 この防災基本計画も比較的簡単なものでございますが、国土庁長官の御説明もまた簡単でございます。  この内容を拝見をしまして、それで私も、なるほど、この三十八年六月十四日から今日まで余り内容が変えられずに来た理由というのがよくわかりました。それは、必要な事項がずっと羅列...全文を見る
○坂口委員 ぜひこれは、具体的なものを組み込んだ内容のものをぜひひとつつくっていただきたいとお願いを申し上げたいと思います。  では、もうこれはこういう答弁をいただきましたので、もう総理からは、いただく予定をいたしておりましたが、こういう答弁をいただきましたから次に進ませていた...全文を見る
○坂口委員 厚生大臣にちょっとお聞きをいたしますが、この防災基本計画なるものの中には、さまざまなことが書かれている、たくさんのやらなきゃならない項目が、先ほど申しましたように、ずらっとたくさん並んでいるのですが、この救急医療あるいは救護ということについての言葉は出てこないのですね...全文を見る
○坂口委員 今回、救護班が大変活躍をしてくれております。既にしてくれたところもございますし、現在もしてくれているところもあるわけでございます。  この救護につきまして少しお聞きをしたいというふうに思いますが、これは国または地方公共団体あるいは日本赤十字社等から派遣をされた救護班...全文を見る
○坂口委員 ボランティアの皆さんをどのように認めていくかということは、いろいろ難しい問題もあるというふうに思いますが、しかし、少なくともそのボランティアの皆さん方の御好意を受け入れる窓口はきちっとひとつしていただきたいと思います。そして、できる限りそれが対応できるようなひとつマン...全文を見る
○坂口委員 厚生大臣と、お願いしてって、厚生大臣がお答えになっているのですから、厚生大臣がそれを延ばされたわけですね。二週間を、それをさらに延ばしてこれからもやっていくということに決められているわけですね。わかりました。  さて、これからの問題でございますが、これは長期化してま...全文を見る
○坂口委員 ぜひお願いをしたいと思いますが、個人の先生方にだけお任せをしておきましても、地理的な問題で偏りましたり、さまざまな問題も出てくるというふうに思いますので、国、県の方におきましても、その被災地の皆さん方が満遍なく医療が受けられるような体制を確立いたしますための手だてとい...全文を見る
○坂口委員 時間がなくなってまいりましたから、このぐらいにしておきます。  今回の地震ではいろいろなことが起こっているようであります。例えば火事のときのスプリンクラーが地震で壊れまして、火事が起こらないのに全部水浸しになるというようなことが起こりまして、壊れてはいないんだけれど...全文を見る
○坂口委員 きのうの某紙にも出ておりましたが、国際緊急援助隊の医療チームが日本の中ではうまく活動できなかったというようなケースもございます。海外に出る、支援をするということも大事、それから、海外からまた支援をしてもらう体制というのも大事でございます。先ほど触れましたように、海外か...全文を見る
○坂口委員 ひとつそこまでにしておいてください。結構でございます。あとはひとつよく御検討をいただきたい。ややこしくなってまいりますので、私もいろいろなことを申し上げなければならぬので、ひとつそこまでにしておいていただきたいと思います。  それで、先ほど一つだけ言い忘れましたので...全文を見る
○坂口委員 ありがとうございました。
02月15日第132回国会 衆議院 厚生委員会 第3号
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○坂口委員 大臣、まことに御苦労さまでございます。お疲れさまでございますが、できるだけ時間を短縮して質問させていただきたいと思います、遅くなってまいりましたので。  二、三点に絞って質問させていただきたいと思いますが、阪神・淡路大震災関係のことを一、二点お聞きをして、時間がござ...全文を見る
○坂口委員 私もここに出てまいります前に少し資料を見てみまして、神戸地区の人口動態をちょっと見てきたわけですが、一九九〇年ですから少し古いものでございますけれども、この一九九〇年の神戸地区の高齢化率は一一・五%でございます。ただしその中で、東灘とか灘、兵庫、長田、須磨、地域により...全文を見る
○坂口委員 神戸の問題も当然そうでございますが、神戸だけではなくて、全国各地域、どこでどんな災害が起こるかわからないわけでございますし、これから全国的に高齢社会が来るわけでございますから、高齢社会が来るといいますよりも、もう高齢社会に到着をし、超高齢社会がやがて来るわけでございま...全文を見る
○坂口委員 地域的にも非常に危険な地域も中にはございます。例えば、地震だけではなくて、台風等で河川に近くて非常に浸水をしやすい場所でありますとか、あるいはがけ崩れに遭いやすい場所でありますとか、あるいはまた、今御指摘になりましたように、居住環境が非常に悪くて、これではどうかと思わ...全文を見る
○坂口委員 もう一つ、救護班に関しましては、今回、最初の搬送が非常におくれたわけでございます。救急病院等の先生のお話を聞きましても、あれだけの大災害が起こっていながら、最初は非常に救急病院ががらあきの状態のところがあった。いわゆる搬送されなかったということがあったようでございます...全文を見る
○坂口委員 高齢者ケアプラン策定指針、これはアメリカのMDSの日本版でございます。アメリカの方のMDSと比較をいたしてみますと、MDSの方はかなり歯科の口腔ケアのことも入っているわけであります。そこが日本版の方は見事にネグられておりまして、申しわけ程度にちょっとつけ足して書いてあ...全文を見る
06月06日第132回国会 衆議院 厚生委員会 第14号
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○坂口委員 きょうは、医療の問題を少しお聞きをしたいと思います。  厚生省のさまざまな文献を見せていただきますと、年金、医療、そして福祉、この三つの分野における財源は、現在は五対四対一の割合になっている。これを将来は五対三対二にしていきたい、こういう計画が載せられております。医...全文を見る
○坂口委員 医療費を圧迫するものは、大きく分けて二つあると思うのですね。  一つは技術革新、これも非常に圧迫する要因になるだろう。それからもう一つは高齢化だろうと思うのです。この二つのことが非常に大きな圧迫要因になるだろうというふうに思いますが、今大臣がお話しのように、効率化を...全文を見る
○坂口委員 アクティブ80ヘルスプラン、名前は大変よろしいわけで、ぜひひとつそうしたことを国民運動的に進めていただかざるを得ないわけですが、厚生省の中でできたプランであって、それが国民のプランになかなかなり切っていかないところに悩みがあるのだろうというふうに思うわけです。  そ...全文を見る
○坂口委員 今温泉のことが出ましたが、これに近いものといえば、日本でいえばいわゆる温泉療法というのがございますから、それが若干近いのだろうというふうに思いますけれども、日本の温泉療法といいます場合には、これほど系統立てて、百年の歴史を持ち、そして科学的データに裏づけをされて、そし...全文を見る
○坂口委員 ありがとうございました。  どういう条件をつけるかは、これは別に考えるといたしまして、そういう条件が定まればそういうことを決定することができ得るという環境庁の今のお話だというふうに思います。  大臣、日本の中で今まで温泉療法みたいなものはありましたけれども、系統立...全文を見る
○坂口委員 ドイツのフォルクスワーゲン社の保険組合等からも、この保養地医療を利用して非常に効果があったという研究論文等がたくさん出ておることを申し添えておきたいと存じます。きょうは内容まで御報告する時間がありませんので割愛させていただきますが、そうしたものが寄せられております。 ...全文を見る
○坂口委員 そうしますと、例えばほかのところでドイツと同じようなグア施設をつくる、いわゆるクナイプと言われております自然療法の施設をつくる、それでそこのPRをする。PRするのには印刷しなければなりませんね。それは、ではとうなりますか。ひっかかりますか、ひっかかりませんか。
○坂口委員 もう一つだけお聞きをいたしますけれども、先ほど申しましたように、このグアという自然療法、保養地医療、これはまたの名を、これを初めて出した人の名前をとりましてクナイプ自然療法とも言っておりますが、かつて日本に、ある人がクナイプという商標登録をいたしました。またもう一つ、...全文を見る
○坂口委員 時間も迫ってきたものですから余り詳しくやっている時間がなくなってまいりましたが、これは厚生省と全然関係のない財団がおやりになっているのだったら僕は言わなかったのですけれども、厚生省にかかわりのある、特に関係の深い財団がおやりになっていて、そして水療法、つまりいろいろな...全文を見る
○坂口委員 大事な問題でございますので、大臣からも一言だけお願い申し上げます。
○坂口委員 それではこの問題はこれだけにしておきまして、もう一言だけ別の問題をお聞きしたいというふうに思います。  血液製剤に対する問題でございますが、先月の五月三日でございましたか、各新聞に血液製剤の中に人毛が入っていたというようなことで大きく報道をされました。またその力価が...全文を見る
○坂口委員 これで最後にいたしますが、血液製剤につきましては、今までもいろいろ問題がありましたし、厚生省が大丈夫だと言っていただいても大丈夫でなかったこともあるわけでありますから、ひとつ念には念を入れていただいて、万全を期していただきたいと要望しまして、終わりにしたいと思います。...全文を見る
10月24日第134回国会 衆議院 厚生委員会 第2号
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○坂口委員 議論に入ります前に、森井厚生大臣にまだお祝いを申し上げておりませんので、まずお祝いを申し上げておきたいと思います。おめでとうございます。  さて、きょうはエイズの問題、前任者も行いましたので、私も少しエイズの問題を先にお聞きをさせていただきたいというふうに思っており...全文を見る
○坂口委員 ですから、その趣旨を私は聞いている。その趣旨に沿ってというその趣旨というのは何かとここで述べている。ここは余り詰めると皆さんぐあい悪い、こう言うかもしれないけれども、しかし、ここは大事なところでありまして、その趣旨とは何かということをやはりよくわきまえてもらわないとい...全文を見る
○坂口委員 前段のところで、我々も責任を感じているというところはそのとおりかと思うのですけれども、すぐその後で法的責任の存否の争いを超えてとまた言うものだからよくわからなくなってしまう。どうかひとつ、皆さん方が法的責任の存否の争いを超えてということを言えば言うほど、何となく厚生省...全文を見る
○坂口委員 大臣の真摯な気持ちでというその表現の中に大臣のお気持ちを酌み取らせていただいて、子としたいと思います。  もう一つ、午前中にございました問題で、少し具体的にお聞きをしたいと思っております。  それは、業務局長さんから、一九八三年前半、特に前半、まあ一九八三年ごろと...全文を見る
○坂口委員 そこは違いますね。参議院の予算委員会におきましても、この社労委員会におきましても、トラベノール社なんというのは、その社名は一つも出てきていない。早期開発を製造業者全体に対して指示したという言い方になっている。それがなぜトラベノール社だけに今なったのでしょうか。  な...全文を見る
○坂口委員 業務局長さん、それは違いますよ。そんなことを坂本さんは言っていませんよ。あの前後のところからよく読んでいただいたらわかりますけれども、そういうことを言っていない。声高らかに、一九八三年の八月、その時点で私たちはもう早期にこの開発をしてほしいということを言っているのです...全文を見る
○坂口委員 それでは、次の問題に移らせていただきたいと思います。  実は、やはりこれは医師に絡んだ話でございまして、きょう午前中にも医師に絡んだ話が次から次に出てまいりまして、どうも医学部出身者、肩身の狭い思いでございますが、最近のオウム真理教の一連の事件をずっと見ておりますと...全文を見る
○坂口委員 私の方でも、これは厚生省の方から資料をちょうだいしましたが、それを拝見しますと、逮捕あるいは逮捕状の出ている人は八名でございまして、その中で起訴されている人は七名でございましょうか、もう一名、逮捕状が出ている人があるというような状況でございます。  それで、戦後五十...全文を見る
○坂口委員 ありがとうございました。  医師が薬剤を投与するとかあるいは注射を行う、あるいは医療機器を使って医療行為を行う、これは当然認められているわけでございます。これらは、医療法に述べられておりますように、「医療は、生命の尊重と個人の尊厳の保持を旨とし、」こう第一条に書いて...全文を見る
○坂口委員 私などが大学を出させていただきましたときですら、非常に学ぶべきことが多くて、詰め込みに詰め込みであったわけでございます。そのころと比較をいたしますと、最近はさまざまな理論あるいは技術が進歩いたしておりますし、あの当時に比べますと今はまたさらにふえていることも、これは当...全文を見る
○坂口委員 本来なら、私は一番最初にこれは述べるべきことだったと思うのですが、現在起訴されている状況でありまして、これから裁判でございますから、刑が確定したわけではございません。したがいまして、この人たちを即、刑が確定したかのごとく扱うことは大変失礼なことだというふうには思います...全文を見る
○坂口委員 終わります。ありがとうございました。
11月08日第134回国会 衆議院 厚生委員会 第3号
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○坂口委員 ただいまエイズにつきましての議論がございましたが、私も引き続きましてエイズのことを少しお聞きしたいのと、あと、薬事法の改正につきましてお聞きしたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。  血友病患者の皆さんのエイズ感染の経過を静かに振りかえってみますときに、先...全文を見る
○坂口委員 ちょっとこちらが聞いておりますことと答弁と違いますけれども、まあそれはいいです。  いずれにしても、この時点でトラベノール社、現在のバクスター社ですね、このバクスター社が申し出をしておりますが、この申し出をしましたときには、アメリカにおきましてトラベノール社は加熱製...全文を見る
○坂口委員 薬全般そうでございますが、血液製剤もさまざまな分野で使われておりますことは、厚生省全般と言ってもいいと思うのですけれども、特に薬務局なんかの皆さんはよく御存じだと思うわけです。血液製剤がどんな分野で使われているかというようなことは生物製剤課の皆さん方はよく御存じなわけ...全文を見る
○坂口委員 ありがとうございました。ぜひそのようにお願いいたします。非常に高額の医療費に悩んでおみえになる方がお見えでございますので、ぜひともひとつ早急にこれは決定をしていただきたいと存じます。  さて、時間がございませんから、薬事法の改正でございますが、この薬事法の改正の中間...全文を見る
○坂口委員 最後に、もう一問だけつけ加えておきたいと思いますが、先ほども、また前回にもお聞きをしましたが、一九八三年にトラベノール社が、原料血液の中にエイズ感染者のものが含まれていたので回収をしたい旨を厚生省に申し出をいたしまして、回収をいたしました。そして、一九八三年八月に問題...全文を見る
○坂口委員 厚生省が、どうも歯切れが悪い、我々の責任ではない、法律には違反をしていない、何かそんなにおいがしてならないわけでございますが、この一文を見まして、なるほど、厚生省はこういう考え方をしているからエイズの菌がその中に入っていても我々の知ったことではないみたいな態度をとって...全文を見る
○坂口委員 もう一点だけ。薬務局長さん、異物の混入は副作用には該当しない、この部分について、最重点研究課題としてひとつお取り組みをいただきたい。お願いだけしておきたいと思います。  これに対して御回答いただいて、終わりにしたいと思います。
○坂口委員 ありがとうございました。
○坂口委員 新進党の坂口でございますが、きょうは先生方、御出席をいただきまして、まことにありがとうございました。  大島先生と渡部先生にお願いをしたいと存じますが、渡部先生の方に先にお聞きをしたいと思います。  渡部先生は、先ほどお話の中で、脳死論議がまだ終わっていないという...全文を見る