坂口力

さかぐちちから



当選回数回

坂口力の1996年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月23日第136回国会 衆議院 文教委員会 第3号
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○坂口委員 坂口でございますが、奥田文部大臣の御就任のお祝いを申し上げて、質問に入らせていただきたいと存じます。  私も議員生活が長いわけでございますが、この文教委員会で質問させていただくのは初めてでございまして、緊張しながらここに立たせていただいております。したがいまして、新...全文を見る
○坂口委員 文部大臣の所信表明を先日聞かせていただきました。確かに、それを拝見をいたしますと、第一の課題といたしまして、「個性の尊重を目指す教育の充実と生涯学習社会の構築であります。」こう述べておみえになりまして、今御指摘になりましたように、やはり個性の尊重を目指す教育ということ...全文を見る
○坂口委員 この所信表明だけではなくて、文部省から出ておりますさまざまな書類を拝見させていただきますと、やたらと指導という言葉が目につくんですね。文部省というところは指導の好きなところだな、こう思いながら拝見をしておるわけでございますが、今私が申し上げましたのは、実はこういうこと...全文を見る
○坂口委員 御指摘のとおりだと思うのですが、そこのところを間違えると、数はふやしたけれども個性豊かな教育は育たなかったということになってしまう嫌いがある。その辺のところをひとつしっかりと踏まえた行政をお願いをしたいというふうに思うわけでございます。  自立した人間性の中に個性の...全文を見る
○坂口委員 ここは文部省だけではなかなか進まないことではあると思うのですが、文部省自身もそこにこそ私は予算をつけなきゃならないところではないかという気もするわけですね。  中教審も「生きる力」と言っておりますが、この中教審が言っております「生きる力」は、何も受験戦争やそうした中...全文を見る
○坂口委員 ありがとうございました。  それで、受験地獄にかかわりますことの一つ で、中高一貫教育というのがございます。これは、昭和四十六年でございましたか、中教審からの報告の中にもございまして、中高一貫教育というのも、この中でかなり議論をされていることだというふうに思います...全文を見る
○坂口委員 ぜひ検討していただきたいと存じます。  さて、きょうは、もう一つ別なお話をさせていただきたいと思います。これは、どちらかと申しますと私の専門分野の話でございまして、エイズの話でございます。これは、大臣はしばらくお聞きをいただきまして、担当の局長さんなり課長さんなりに...全文を見る
○坂口委員 私がお聞きをしましたのは、文部省としてどういう手を打たれたのかということをお聞きしたわけですね、一九八三年におきまして。それぞれの大学におきましては研究もされていたでしょう、それぞれの治療に対することも話し合われていたと思います、情報のとり合いもされていたというふうに...全文を見る
○坂口委員 昨日係の方にお越しをいただきまして、それじゃ何もしなかったのか、すべては厚生省に任せて手をこまねいて見ていたのかということを申し上げましたら、いやそうではございません、昭和五十八年度に米国に調査団を派遣をいたしました、こういうことでございました。そこで早速、それじゃど...全文を見る
○坂口委員 局長からお話ございますか。
○坂口委員 ちょっと待ってくださいよ。確かに医療行政は厚生省がやっているかもしれません。しかし、大学病院のことにつきましては文部省が責任を持っているはずであります。たとえそれが大学病院の中で起こりましたことでありましても、医療的なことでありましても、それは医療のことだから厚生省の...全文を見る
○坂口委員 もう一言だけ、済みません。  これだけエイズの問題が厚生省を中心にしまして大きな問題になっているときでございます。大臣は今までこのことを知らなかったというふうにおっしゃいましたが、これだけ大きな問題になっているときでありますから、文部省においてはこういうことがござい...全文を見る
03月01日第136回国会 衆議院 厚生委員会 第4号
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○坂口委員 私からも、非加熱製剤でエイズに罹患をされました皆さん方に対し心からお見舞いを申し上げ、また、お亡くなりになりました皆さん方に心からの哀悼の意を表したいと存じます。  さて大臣、同じに勉強させていただきました仲間としてまずお祝いを申し上げて、質問に入らせていただきたい...全文を見る
○坂口委員 ひとつ法的責任を踏まえて和解問題に積極的に取り組んでいただきたいというふうに思います。  これも大臣のお言葉ですが、時計の針を過去に戻すことはできないということを先ほど言われました。確かに私もそう思いますが、人の心の針は過去に戻すことができ得る。過去に戻し、そして痛...全文を見る
○坂口委員 そこが文部省の頭のかたいところで、たとえ自発的であろうと何であろうと、間違いなく文部省が調査団を出しているのです。だから、それは急がない問題もありますよ。それぞれの学会で発表してもらって、それで済む問題もある。しかし、その当時、エイズという風雲急を告げる大変な問題、だ...全文を見る
○坂口委員 今までの考え方を変えられるということでございますから、結構なことだというふうに思います。  このいただきました資料の中で、五十八年七月四日、「AIDSに関する血液製剤の取り扱いについて」という内容のメモがございます。その中で、「対応方針」といたしまして「加熱処理Ⅷ因...全文を見る
○坂口委員 そういたしますと、二転三転いたしますのでわかりにくくなってまいりましたが、衆参の委員会でお答えになりましたように、一般的に全体に対して加熱処理の早期開発というものを要請したことはないというふうに言っておみえになるわけですが、それに対して、あれはトラベノール社に対して言...全文を見る
○坂口委員 それならそれで話ははっきりするのですが、八三年というと、あれだけエイズの問題が大きな問題になりつつあったときであります。緊急輸入ということも見送られた、そして国内、国外を問わず、特に国内の血液製剤業者に対して熱処理を含めますところのそうした安全な製品をつくるということ...全文を見る
○坂口委員 局長さん、よく聞いてほしいと思うのですが、郡司元課長さんが、それはそういうふうに言っておみえになるかどうかわかりません。しかし、冷静に考えて、その当時、薬務局が何もしないでいたということはまことに不自然であります。そしてそれは、その当時でありますから、熱処理に対しまし...全文を見る
○坂口委員 急にここですべての回答をいただこうとは私も思っておりません。どうぞひとつ、調査していただきますときに、大事なポイントでございますので、その点を、なぜそうだったのかという納得のいく調査をひとつお願い申し上げたいと思います。  最後になりましたが、これは今後の話といたし...全文を見る
○坂口委員 いやいや、現在どうなっているかという話をしているのではなくて、そこを五百とか二百とかというような数字で切ることが、そのことの方が意味がないのではないかということを私は申し上げているわけでありまして、感染をしているかどうかということが大変大きな問題だというふうに思うわけ...全文を見る
04月03日第136回国会 衆議院 予算委員会 第24号
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○坂口委員 久しぶりに予算委員会で質問をさせていただきますが、本年度の予算委員会におきまして、住専の問題は連日取り上げられ、かなり解明された点もございますが、なおかつ不明確な点もたくさんあるわけでございます。きょう、もう一度全体像を見せていただいて、全体を拝見をして、そして、問題...全文を見る
○坂口委員 優秀な銀行局長もちょっと混乱をいたしておりますが、貸金業法ができましたのは昭和五十八年でございます。直轄指定を受けましたのは四十八年のことでございますから、貸金業以前の話でございまして、まあそこは結構でございます、後でまた貸金業のことはお聞きをしたいというふうに思いま...全文を見る
○坂口委員 私も調べてみましたが、国家行政組織法の第十四条の第二項に、「各大臣、各委員会及び各庁の長官は、その機関の所掌事務について、命令又は示達するため、所管の諸機関及び職員に対し、訓令又は通達を発することができる。」こうなっております。  法令キーワード辞典というのをもう一...全文を見る
○坂口委員 いや、それは大分違いますね。法律の内容に含まれていることとは別の方向のことを通達で決めていると私は思うのです。これは通達の範囲をかなり逸脱しているというふうに私は思います。  それで、通達というのは、これは先ほども読みましたように、国家行政組織法では、「各大臣、各委...全文を見る
○坂口委員 大蔵大臣、今示しましたように、この通達というのは非常に安易に考えられ過ぎている嫌いがあるというふうに私は思います。  大臣のところに、それはサインをあるいはもらっているかもしれません。しかし、その通達ごとにきちっとその内容がすべて報告をされて、そして出されているかど...全文を見る
○坂口委員 農林大臣もきょうはお見えをいただいておりますので、もう少し先に進めたいというふうに思います。  それで、農林大臣にお伺いしたいのは、今申しましたこの通達のこともございますが、もう一つは、実は流れとしましてはこの次に法律のことをちょっとお聞きをしたいわけでございますが...全文を見る
○坂口委員 いやいや、それはもう前と同じ答弁で、最高限度額ではなくて、月々きちっとどれだけ出すかということを相談をして決めていたとその担当者の人は言っているわけで、信連の側の人は、そういうことを一人ならず幾人かの人がそういう発言をしているわけであります。相談を受けた側の、受けたは...全文を見る
○坂口委員 農林大臣、話が多少重複いたしておりますが、先ほどの通達の話並びにただいまもう一つ続けて申しました、先日来から申し上げております住専の貸し付けの話等々、やはり農協の側にもかなりいろいろの言い分もありますし、信連の側にも言い分もありますし、そういう声が漏れてきている。それ...全文を見る
○坂口委員 農水大臣、ありがとうございました。  さて、質問を本論に戻させていただきますが、住専を取り巻く法律的位置づけでございます。  最初に、銀行局長が答えてくれましたように、貸金業の問題がございます。これは、一九八三年になりますから昭和五十八年でございますが、貸金業の規...全文を見る
○坂口委員 確かに議員立法だったわけですが、議員立法だからまさか除いたというわけはないと私も思うのです。  貸金業法の中に住専を入れておいて都合が悪いものは、項目を僕もずっと今回見直してみましたけれども、何もございません。入れておいて都合の悪いものは何もございません。非常に厳し...全文を見る
○坂口委員 もう一言だけつけ加えておきますが、この旧出資法は「当分の間」ということです。まあ住専がこれからもう取り壊される運命にあるわけですから、これはなくなるわけでありますからよろしいと思いますけれども、そういう経過があったということをひとつ御記憶をいただきたい。  それから...全文を見る
○坂口委員 先ほど申しましたように、今日的な課題、いささか時間がなくなってしまいましてお聞きすることができません。今の大臣の御答弁に対しましてももう少し御意見を申し上げたいこともございますが、少し時間がございませんので、次の機会にさせていただきたいと思います。  菅厚生大臣に、...全文を見る
○坂口委員 終わります。
04月19日第136回国会 衆議院 厚生委員会 第11号
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○坂口委員 参考人には御苦労さまでございます。新進党の坂口でございます。お疲れと思いますけれども、引き続いてお聞きをさせていただきたいと存じます。  ただいままでの御議論、それから先日参議院の方でなさいました御議論等を踏まえまして、少し基礎的なことを整理をさせていただきまして、...全文を見る
○坂口委員 私の手元にサイエンスという雑誌の一九八三年六月号の写しがございます。  それを拝見いたしますと、八三年の一月十五日現在でございますが、アメリカでの患者数は八百九十一人、そのうち三百三十三人が死亡しておりまして、最初にこの病気にかかった患者さんの四分の三が死亡している...全文を見る
○坂口委員 私が申し上げておりますのは、その当時として、血液の中に真犯人がいることは間違いない、先生、それはお認めになりました。そして、第Ⅷ因子の製剤というのは、二千五百人分もの、あるいはそれ以上の人の血液を一回分に注入するという、それほど多くの人の血液が混入しているということで...全文を見る
○坂口委員 いや、血液が非常に危険だということは認識になっていた、そして、多くの人の血液が入っておれば、さらにそれは危険性としては高いということは、当然のことながら、これは認識になるはずだと私は思うわけでございます。それは製剤でございますから、普通の血液そのものではございませんか...全文を見る
○坂口委員 それはよくわかります。危険性として非常に高い、日本の血液でありましてもそれは言えたわけでありますから。血液の中に真犯人がいるらしい、そして多くの血液がミックスされているこの第Ⅷ因子製剤はさらに危険性としては高かったということは、これはやはり我々にもわかることでありまし...全文を見る
○坂口委員 研究班が行政の結論を出す場所ではなかったと、とうおっしゃいました。私、多少異論はございますけれども、先生のこの主張に私もここは合わさせていただきましょう。  そして先生は、学問的結論を出すところであった、科学的結論を出すところであった、こういうことでございますが、な...全文を見る
○坂口委員 いや、せっかくの御答弁でございますが、ちょっとそこはおかしいと思うのですね。  エイズであるかどうかは、それはわからないのですよ。まだこの時点では、ビールスもまだ決まっておりませんし、いたしますから、わからないのだろうと思うのです。しかし、将来エイズが発生する可能性...全文を見る
○坂口委員 いや、それはちょっとおかしいですね。  そうしますと、先生が入られましたこの研究班というのは、エイズというものを念頭に置かないでやっておみえになったのですか。エイズというものが現在は日本の中で診断はされていないけれども、将来多分にエイズが発生してくる可能性があるとい...全文を見る
○坂口委員 厚生省は、そのことを研究してほしいと言ったのではなかったのですか。いや、それは、大先輩のお言葉でございますけれども、ちょっと納得できかねますね。厚生省は、日本ではまだきちっと診断はされておりませんけれども、諸外国において血友病の患者の皆さんあるいはまた輸血を受けた方、...全文を見る
○坂口委員 ですから、私も学問的に先生にお答えを申し上げているわけでありまして、外国から入ってまいります血液、日本の血液じゃありません、アメリカから入ってまいります。その血液は、アメリカにおいて、その同じ血液を使っている、あるいは血液製剤を使っているアメリカにおいてたくさんエイズ...全文を見る
○坂口委員 時間が参りましたので、終わります。
05月08日第136回国会 衆議院 厚生委員会 第13号
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○坂口委員 徳永参考人には、大変お疲れのところ御苦労さまでございます。引き続きまして、ひとつよろしくお願いを申し上げたいと思います。  ただいま鈴木議員からクリオの問題を中心にして具体的なお話が出ました。私もよく似たことをお聞きしたいというふうに思っておりましたが、若干重なる面...全文を見る
○坂口委員 それから、参考人の立場は、先ほどもちょっと触れられましたが、これは日赤の代表としてではなくて個人としてこの班にお加わりになった、この研究班の一員になられた、こういうふうに理解させていただいてよろしゅうございますか。
○坂口委員 いろいろな資料を拝見いたしましたり、あるいはまた各参考人の発言を聞いておりますと、研究班は議論を交わす場というよりも、何か、厚生省の提出しました資料に沿いまして、安部班長が取り仕切りをして粛々と進んだ会合の数々、こんな印象を持つわけでございますが、五回あったわけでござ...全文を見る
○坂口委員 クリオ製剤の問題が先ほど取り上げられまして、私もこの点を少しお聞きしたいと思います。  濃縮製剤が非常に危険であるということは委員の皆さん方もそのときおわかりになっていた。そこで、クリオに転換をしようということになった。そのクリオ製剤への転換につきましては、主に血液...全文を見る
○坂口委員 徳永参考人は、個人の資格ではあったというふうに言われますけれども、日赤に所属をしておみえになった。一方において、学者としては血清学の研究者として参加もされていたのかもしれないと思うわけであります。その血清学の立場から見て、先生はそのときにやはりクリオにすべきだというこ...全文を見る
○坂口委員 日赤でクリオ製剤ができないかどうかについて議論になったと思うわけですが、それは今すぐできる体制にあるかどうかということが問われたのか、多少の時間的余裕を持って製造することができるようになるかということを尋ねられたのか、そこはどうだったのでしょう。  その当時の赤十字...全文を見る
○坂口委員 しかし、赤十字にやってほしいという要請はなかった、こういうことでございますね。
○坂口委員 そうしますと、クリオヘの転換ができなかった理由は、クリオの原料になります血液が足りないから、もう少し言えば、血漿が足りないからできないということなのか、それとも、その量は十分にあるのだけれども、クリオそのものが治療に適しないということでこれはならなかったのか、ならなか...全文を見る
○坂口委員 そこなんですね、参考人。片や、濃縮製剤は非常にエイズの危険性がある。  研究班ができましたときには、一九八三年の六月でございましたが、サイエンスの六月号にはかなりアメリカの状況が報告もされております。半年ごとに倍々ゲームでふえてきている、死亡率も七〇%あるいは八〇%...全文を見る
○坂口委員 どうもありがとうございます。  時間が迫ってきていますから、もう一点、別な角度からお聞きをしたいというふうに思います。  長い間、献血事業に携わっておみえになりましたし、また、血清学という立場からも関係をしておみえになったわけでありますが、エイズの問題で非常に影は...全文を見る
○坂口委員 確かに、赤十字は分画製剤をおやりになっておりませんでしたから直接の範疇ではなかったかと思いますけれども、しかし、血清肝炎を除外するということにおきましては同じ項目の中にある話だというふうに思ったわけです。  その当時の研究班のメンバーを見ましたときに、血友病の専門家...全文を見る
○坂口委員 ありがとうございました。終わります。
05月31日第136回国会 衆議院 文教委員会 第8号
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○坂口委員 余り文化的でない人間が文化財の質問をさせていただくのはいささか気が引けるわけでございますが、理事さんからぜひおまえがやれという御指名でございまして、きょうは質問させていただくことになりました。ここに立ちましたら、我が新進党の側も藤村理事さん以外だれもおりませんで、新進...全文を見る
○坂口委員 出していただいておりましたらそれでもいいわけでございますが、書店に参りまして思いましたのは、他のところにはたくさんの人がおりまして、本当に人を押しのけて見ないと見られないほどたくさんの人がおりますのに、文部省のところはがらっとしておるのですね。だれもそこに立ちどまって...全文を見る
○坂口委員 皆さんが一生懸命やっておみえになることはよくわかりますけれども、研究者がいわゆる文化論などの中で一生懸命研究なさっている範囲の中で、多くの人が取り上げておりますようなところが文化財として指名する中に入っていないということについて、少し私は今疑問に思ったものですから、指...全文を見る
○坂口委員 そうしますと、決意だけではなくて、今まで以上にそうした後継者の人たちを育てていくという体制はとれるのですね。今までよりもとれるのですね。とりたいという決意だけにとどまっているのと、決意だけではなくてもうスタートしているんだということと大分違うと思うのですね。ずっと前か...全文を見る
○坂口委員 ぜひお願いいたします。八十万円が百十万円になったと言われますと、いささか心もとないですけれども、もう少し頑張っていただくようにお願いをしたいと思います。皆さん方に言うだけではなくて、我々も同じように頑張らなければならないことだと思いますが、ひとつ皆さん方も積極的に計画...全文を見る
○坂口委員 今後はどうなんですか。今後は検討するのですか、しないのですか。
○坂口委員 私は、十分わからないものですから、済みません、あるいは間違っていたらお許しをいただきたいと思うのです。  埋蔵文化財の場合、ここに文化財があるというので掘ります。掘りますときに、指定をされてから掘るのでしょうか。それは、掘った結果、これは指定に値するということになる...全文を見る
○坂口委員 私はそういうことを申し上げているのではないのです。ここに文化財があるというので発掘いたします。発掘した結果、これは重要文化財に指定できるということならそれはそれでよろしいですよ。しかし、それはできないという場合だってあるのだろうと僕は思います。発掘した結果、重要文化財...全文を見る
○坂口委員 私の言っていることとちょっと違うのですね。  掘り起こして、そこへ出てきたと。何もなかったのじゃない、出てきた。出てきたけれども、それが重要文化財には指定されない場合だってあるだろうと思うのです。必ずしも重要文化財ということにはならないだろうと思う。しかし、地元の人...全文を見る
○坂口委員 では、ひとつそういうことでお願いします。妥協するのはいかがなものかというふうにちょっと思いますけれども、そこは早急に検討していただきたいというふうに思います。大臣には半分約束をしてもらったけれども、いつのことかよくわかりませんので、ひとつ早急に、ほかの分野につきまして...全文を見る
○坂口委員 もう一つは、今回、一般市町村も意見具申ができるようになる、こういうことですね。意見具申につきましても、この意見具申をすることができると書く以上は、意見具申をしていただいたら、そのことはやはり尊重するということなんだろうというふうに思うのです。今までだって意見具申は、多...全文を見る
○坂口委員 ここは大事なところでございますから大臣からもきちっとした決意を一言聞いておきたいと思うのです。これはあいまいにいたしますと大変なことになると思うのです。逆の結果が生まれることもあり得ると私は思っております。よかれと思ってやったことが逆の効果を生むということだってある、...全文を見る
○坂口委員 用意いたしました質問は大体以上でございますが、あと、参議院の方でも附帯決議がつけられたようでございます。これは理事の皆さん方にお願いをいたしまして、ぜひ衆議院でもお願いしたいというふうに思っております。今指摘させていただきましたようなこともぜひひとつ盛り込んでいただく...全文を見る
07月18日第136回国会 衆議院 金融問題等に関する特別委員会 第12号
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○坂口委員 前国会は、住専に明け、そして住専に暮れた国会でございました。今朝からもさまざまな住専に関するお話が出ておりますが、いずれにいたしましても、第一ボタンのかけ違いがさまざまな形でいろいろの波紋を広げているというふうに思っております。民間企業の問題として処理をしていくべき問...全文を見る
○坂口委員 先ほども申しましたように、この住専の問題は、民間企業である住専の救済になぜ国がそれほどまでに介入をするかというところにあったわけであります。それがまた今回、住専と直接関係のない、ただいま名前が出ました中でいいますと証券なんかは直接関係がないわけでありますから、そういう...全文を見る
○坂口委員 無関心であっていいとは決して私も申しておるわけではございません。これは当然のことながら最大の関心を持っていただかなければならないことは事実でございますが、関心の持ち方について私は申し上げているわけでございます。解決できる段階を超えている、そのことに対する大蔵省の責任の...全文を見る
○坂口委員 これだけにしようと思いましたけれども、今一言お話がありましたので、もう一言だけ私もつけ加えさせていただきます。  当事者だけというふうにおっしゃいますけれども、銀行局長もお話しになりましたように、もしも証券あたりのところにお話が行くということになれば、ニュースで流れ...全文を見る
○坂口委員 この問題はこれだけにしておきますが、境界線は甚だ不鮮明であると一言申し添えておきたいと思います。  きょうは日銀からお越しをいただいておりますので、先にその関係の問題を済まさせていただきたいと思います。  日銀の方でお出しになっております日本銀行月報六月号というの...全文を見る
○坂口委員 ありがとうございました。  では、引き続きまして日銀の方からひとつお聞きをしたいと思います。
○坂口委員 通産省と日銀の両方からお聞きをいたしましたが、この構造調整につきまして、通産省の方は道半ばというお話をされましたし、日銀の方も、近い表現ではございましたけれども、どちらかといえば、日銀の方がかなり構造調整は進んでいるというニュアンスが強かったような気もいたしました。こ...全文を見る
○坂口委員 今の御指摘は、緩やかな景気回復過程に入ってきている。具体的に設備投資等もかなり回復をしている。回復のすそ野がかなり広がってきている。しかし、自律的な回復というところまではまだ至っていない。しかしそこに向かいつつある、こういうことを言われたのではないかというふうに思いま...全文を見る
○坂口委員 多分そういうお答えだろうと思いまして、過去の、日本銀行政策委員会が公定歩合をお引き上げになりましたときの文章をちょっと集めてまいりました。  そういたしますと、平成元年の五月三十日でございますか、このときの引き上げの理由は、「市場金利が上昇してきている状況の下で、金...全文を見る
○坂口委員 今さら申し上げるまでもなく、日本銀行法の第一条の目的のところには「日本銀行ハ国家経済総力ノ適切ナル発揮ヲ図ル為」、こう書いてございまして、金融機関だけの日本銀行ではありませんで、全体を見てこれは決定をしていただかなければならないわけでございますので、その辺のところをひ...全文を見る
○坂口委員 もう一度ちょっとお聞きをいたしますが、財政の下支えから脱却すべきときというふうにおっしゃったのは、これはIMFの意見がそうだということをおっしゃったのですか。それとも、大臣もそのようにお考えだということをおっしゃったのでしょうか。そこをもう一遍、ちょっと明確におっしゃ...全文を見る
○坂口委員 六月までの状況というのは、数字はきちっと出ていないかもしれませんけれども、大体私はアウトラインはもうおつかみになっているのではないかというふうに思います。我々もあらあらの状況というのはつかんでいるわけでありまして、大臣がつかんでおみえにならないわけはないわけでありまし...全文を見る
○坂口委員 このお話はもうこれだけにしておきたいと思います。日銀の山口さん、ありがとうございました。  ちょっと時間がおくれてまいりましたが、変額保険のことを少しお聞きをしておきたいと思います。これは既に各委員会でもやられておりますし、大蔵大臣も、弁護団の皆さん方とお会いになっ...全文を見る
○坂口委員 成り立ちの経過は、昭和六十年の五月に保険審議会の答申がありまして、六十一年の十月に発売が開始されました生命保険でございます。日本は保険と位置づけられまして、一任勘定になっております。米国の方は保険であると同時に証券と位置づけられまして、自分の意思で投資先を選べる形にな...全文を見る
○坂口委員 所要の措置を講じてというふうにおっしゃいますが、それが実行されていないものですから問題が起こっているわけですね。これで三百件以上の訴訟が起こって、大きい企業相手に、大きい銀行相手にこれだけたくさんのものが同種のことで起こったということはほかに余り例を見ないのじゃないか...全文を見る
○坂口委員 これはどうされますか。高い金利のままになって大変な苦しみを味わっている。個人のそれぞれの契約ですから、契約するときにちゃんと見なかったといえば、それはそのとおりなのかもしれませんけれども、しかし、これは勧誘の仕方に問題のあったことも事実でありますし、それから、最初、こ...全文を見る
○坂口委員 ぜひひとつお願いをいたします。  大蔵大臣にお会いをした人たちは、よく大蔵大臣は聞いてもらった、大変いい人でした、こういうふうに言っておりますので、まあ言ったからどうのこうのというわけじゃありませんけれども、大蔵大臣として、これは特別な環境の中で起こった問題でありま...全文を見る
○坂口委員 ありがとうございました。  大蔵大臣にも同じようなことをお聞きしたいわけでございますが、大蔵省は大蔵省としての考え方もあるのだろうというふうに思いますが、消費税論議が行われましたときに、高齢化社会に対応するための財源として消費税というものが議論になりましたし、これは...全文を見る
○坂口委員 きょうは労働大臣にも御出席をいただいておりますが、先日、橋本総理が六十五歳までの継続雇用のお話をされました。  これは、今まで厚生省、労働省の間で、年金の改革のときにも起こったことでありますが、年金改正で六十五歳まで引き上げていきますためには、どうしても雇用の延長と...全文を見る
○坂口委員 ありがとうございました。  先ほど一つ聞き忘れたのですが、大蔵省が財政投融資の上乗せ金利を圧縮するというお話が、先日のある新聞にちょっと出ました。財政投融資の上乗せ金利を圧縮し、近い将来市場金利と完全に一致させる方針を固めたという記事が先日出たわけでございまして、こ...全文を見る
○坂口委員 ありがとうございました。慎重にひとつそこは御検討をいただきたいというふうに思います。  最後の質問にさせていただきたいというふうに思いますが、いずれにいたしましても、年金であれ保険であれ、これから大変な山を登っていかなければならないことだけは事実でございます。  ...全文を見る
○坂口委員 ありがとうございました。
07月23日第136回国会 衆議院 厚生委員会 第32号
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○坂口委員 新進党の坂口力でございます。  前回は参考人として御出席をいただきましたが、今回は証人として御出席をいただきまして、再度質問する機会を得ました。御苦労さまでございます。  安部証人は、一九八三年の六月、いわゆるエイズ研究班の班長を務められました。前回もお聞きをいた...全文を見る
○坂口委員 それでは重ねてお伺いをいたしますが、班の中に血液製剤小委員会ができました。エイズ患者がいるかいないかを研究することが目的でありましたならば、血液製剤小委員会は要らなかったのではないかと私は思います。  「厚生省血液研究事業 昭和五十八年度研究報告集」というのがござい...全文を見る
○坂口委員 わかりました。エイズ患者がいるかいないか学問的に研究してほしいということだけが項目であったというふうにこの前おっしゃったものでございますから。だけれども、そうではないということをお認めいただきましたので、一つその点はわかりました。ありがとうございました。  先ほども...全文を見る
○坂口委員 検査結果を向こうがお出しになったのは九月の六日になっておりますが、お受け取りになりましたのは大体幾日ごろでございましたか。
○坂口委員 前回の参考人出席のときに、四十八例中二十三例が陽性であって、その中にはいわゆる帝京大症例の六十二歳と四十八歳の二例が含まれているというふうにお答えになりましたが、そのほかにも、この時点で発症を疑われるような症例がこの二十三例の中にございましたかどうか、お伺いしたいと思...全文を見る
○坂口委員 安部証人は、ギャロ博士のこの検査結果を電話で厚生省に伝えられたということを先ほども言われました。郡司課長さんにお電話をされましたけれども、郡司課長さんはお見えにならなかった。それで、かわりの方がどなたであったかは記憶にない、こういうお話でございました。  そのお電話...全文を見る
○坂口委員 その手紙を厚生省の方に郵送で送ったということでございましたが、それは厚生省の方から送ってほしいという御要請があって送られたのでしょうか、それとも、先生がこれは送っておいた方がいいというふうに思われて自主的にお送りになったのでしょうか。
○坂口委員 厚生省が公開いたしましたファイルの中に、ギャロ博士から安部証人にあてられました九月六日付の検査結果報告の手紙が入っております。その手紙に添付されております四十八例の検査結果表もございますが、その下に、ケースニ「62才」、ケース一「48才」という日本語、「才」という日本...全文を見る
○坂口委員 先ほど田中先生の質問にもございましたが、一九八四年にミュンヘンの国際輸血学会で村上先生にお会いになって、村上先生にこのギャロ博士からの検査の事実を告げられて御相談になった、それは事実であったというふうにお答えになりました。  それで、この公表については、委員会で公表...全文を見る
○坂口委員 八四年の秋でございましたか、京都で皆さん方の代表のお集まりがございました。栗村先生を初めといたしました皆さんのお集まりがございました。そこへ先生に招待状が来て、しかし、先生は御出席にならずに松田先生が御出席になったというお話を聞いておりますが、そこでもこのギャロの報告...全文を見る
○坂口委員 学問的な内容がわかっていなかったから国内では発表しなかった、しかし外国では発表になった、いささかその辺に矛盾があると私は思いますけれども、こればかり聞いておりますと次が聞けませんので、これはこの程度にしておきます。  最後に、先ほど、NIHに送っていたお弟子さん、お...全文を見る
○坂口委員 おわかりいただけなければ結構でございます。  一九八五年の三月二十二日の京英会の会合で、安部証人は、感染と発症とは違う、発症率は低いと患者の皆さん方に述べておられます。どういう根拠があったのか、ひとつお聞きをしたいと思います。  このころまでには、医学会誌を調べま...全文を見る
○坂口委員 その当時、医学的な知見が非常に乏しかったことはそのとおりだろうと思います。しかし、医学的知見が乏しければ、むしろ発症率が高いとかあるいは低いというのは断言できなかったはずでありまして、医学的知見が乏しいから発症率は低いと断言をされた根拠は何なのか、お聞きをしたいと思い...全文を見る
○坂口委員 医学的知見が非常に乏しかったというのは、私が申し上げたわけではなくて、先生の方がそういうふうに、証人の方がそういうふうにおっしゃったわけでありまして、私もそうではなかったかと思うわけです。  ですから、医学的知見が非常に乏しい中で高いとか低いとかということを決めるこ...全文を見る
○坂口委員 国際学会に多くの若い医学徒が参加されることは大変大事なことでございますし、先輩の先生がそれを率先して行かれるということは大変重要なことだというふうに思っているわけでございます。そのことについてとやかく申し上げるつもりはさらさらございません。  ただ、この時期、血液の...全文を見る
12月12日第139回国会 衆議院 税制問題等に関する特別委員会 第2号
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○坂口議員 私たちも、介護保障制度を確立をしなきゃならないということは、そのとおりであります。ただし、何が何でもまず介護保険制度をやろうというこの考え方には、私たちはいささか抵抗を感じております。  と申しますのは、先ほどからも話がありますように、その前にもう少し調べなければな...全文を見る