阪口直人
さかぐちなおと
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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02月25日 | 第177回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号 議事録を見る | ○阪口分科員 民主党の阪口直人でございます。 前原大臣が掲げていらっしゃる経済外交について、特に、パッケージ型インフラ輸出の戦略、そして、それを効果的に展開する方法についてお伺いをしたいと思います。 今後、世界各国において、特にアジアを中心とした新興国においては、膨大なイ...全文を見る |
○阪口分科員 今、前原大臣がおっしゃった、あくまでもウイン・ウインの関係を目指していく、これは本当に大切なことだと思います。 ただ、日本はさまざまな意味ですぐれた点をたくさん持っている。ですから、私は、やはり日本が勝つことが本当に地球益にも、その国の人々の生活を守るということ...全文を見る | ||
○阪口分科員 ありがとうございます。 また、今後、国際競争を勝ち抜いていくためのファイナンス力の強化ということで、JBICのみならず、外務省としてはどういう方向に向かっていくのがいいと考えていらっしゃるか、お聞きしたいと思います。 | ||
○阪口分科員 ありがとうございます。 私も、何とかこういった国際競争に勝つためには、まずは競合相手の戦略を知る必要があるという観点で、昨年、カンボジアとラオスに、特に中国や韓国の投資の状況がどうなのか、調査に行ってまいりました。多くの日本人のビジネスマンとお話をしたんですが、...全文を見る | ||
○阪口分科員 ありがとうございます。 本当に、日本の今のやり方に対して、大臣が揺るぎのない信念とまた自信を持っていらっしゃることを改めて確認することができて、大変に心強く思っております。 さて、私がラオスで調査をした際に、また当地のビジネスマンがおっしゃるには、IMFがラ...全文を見る | ||
○阪口分科員 ありがとうございます。 今、やはり国民の税金を使うからにはというお話がありましたが、私は、国民の税金を使って展開されているさまざまなODA案件、このチェック、チェックというのはしっかりしたフォロー、これも大事ではないかと思っています。 カンボジアにこの調査に...全文を見る | ||
○阪口分科員 本当にしっかりと調べて御答弁いただきまして、ありがとうございました。 ただ、現地の日本企業の方々、日本人の方々の感情的な部分をいろいろ聞いたところ、やはり韓国にまたやられたというような、ちょっと、これまで復興支援、平和構築、日本は頑張ってきた割には、その果実を十...全文を見る | ||
○阪口分科員 わかりました。 ではまた、用意してきた質問は次回ということで、きょうは本当にありがとうございました。 | ||
05月25日 | 第177回国会 衆議院 外務委員会 第13号 議事録を見る | ○阪口委員 民主党の阪口直人でございます。 本日は、東日本大震災後の日本のエネルギー外交政策について、またミャンマーに対する経済協力、さらに風評被害対策、そして日本のODAの基本的な今後の方針について質問をさせていただきたいと思います。答えにくい質問もあるかもしれませんけれど...全文を見る |
○阪口委員 ありがとうございます。 ヨルダンとの原子力協定に関しましては、昨年私も外務委員会で質問させていただいたんですが、六月三十日が入札の締め切りという時間的なリミットがございます。この点についてなんですが、国内については、今大臣が御答弁されたとおり、さまざまな、あらゆる...全文を見る | ||
○阪口委員 ヨルダンの原子力技術がどれほどのものなのか、私もいろいろと調べてみたんですが、はっきり言って、独自に運営できる、あるいは維持管理をできる、また事故対応ができるというレベルには達していないのではないかと思います。一方で、今本当に、福島第一原発、その事故対応に日本の技術者...全文を見る | ||
○阪口委員 私、ヨルダンの大使館の方々ともこの問題について議論をしたと同時に、ヨルダン及び中東の方々が原発に対してどのように考えているのか、さまざまな角度から調べてみました。 わかったことは、余り大きな反対運動というのはないんですね。私は、中東の国の方々にとって、原子力技術を...全文を見る | ||
○阪口委員 次に、ミャンマーに対する経済政策について伺いたいと思います。 私、ことしの二月から、アウン・サン・スー・チーさんと電話での会談を続けています。アウン・サン・スー・チーさんが所属するNLDは、ことしの二月に、欧米による経済制裁解除には反対の立場を表明いたしました。し...全文を見る | ||
○阪口委員 私としては、やはり大臣を初めとする政務三役、あるいは、場合によってはしっかりと特使を送ってそういった方に交渉をゆだねて、ぜひ、とにかくミャンマーの民主化に寄与できる、そして人権、環境をしっかり守れるような形で投資を行っていく、こういった方法についても模索していくべきだ...全文を見る | ||
○阪口委員 次に、原発事故に対する風評被害対策について伺いたいと思います。 日中韓の首脳会談では、私は、福島や仙台などに日中韓の首脳が行っていただいた、そしてそこで安全性をアピールしていただいたということに関しては、大きな成果であったと思います。 その一方で、各国からのい...全文を見る | ||
○阪口委員 皆さんにお配りした資料があるんですけれども、WTOの諸規定によると、衛生植物検疫措置の適用に関する協定及び貿易の技術的障害に関する協定、これはどちらも第二条第二項なんですが、その適用に関しては、十分な科学的根拠を求めております。外国政府や企業の対応が行き過ぎたものにな...全文を見る | ||
○阪口委員 最後に、日本のODA政策について質問させていただきたいと思います。 震災からの復興財源にするということで、ODAを一割、五百一億円削減いたしました。その中には、世界エイズ・結核・マラリア対策基金に含まれる百五十九億円も含まれていたということです。私自身、実は三回ほ...全文を見る | ||
○阪口委員 ありがとうございます。 | ||
○阪口委員 はい。 昨日、大臣がNGOの方々との会合で、二次補正においてODAの削減分は取り戻すという決意を表明されたと聞きました。そういった大臣の決意に期待して、我々も応援をしていくということで、きょうの質問を終えたいと思います。 ありがとうございました。 | ||
07月15日 | 第177回国会 衆議院 環境委員会 第11号 議事録を見る | ○阪口委員 民主党の阪口直人でございます。 きょうは、再生可能エネルギーについて、また、分散型のエネルギー政策についてを中心に質問させていただきたいと思います。 私は、実は、紛争後の平和構築という分野に現地でかかわっていた経験がございまして、電気がない生活というよりも、も...全文を見る |
○阪口委員 ありがとうございます。 ただ、この再生可能エネルギーの日本の状況を見ると、まだ一%しかシェアがありません。例えばドイツは、この十年間で約四%から一七%に高めている。国民、そして政府が一体となって大変な努力をされた結果だと思います。 一方で、菅総理は、二〇二〇年...全文を見る | ||
○阪口委員 実は、民主党の環境委員会の仲間の方々あるいは有志の方々と、毎週のように再生可能エネルギーの現場の視察を続けてまいりました。 私は、地熱、バイオマス、また小水力などさまざまな分野があって、あらゆる可能性、その地域に合った再生可能エネルギーを構築していかなければいけな...全文を見る | ||
○阪口委員 ありがとうございます。 この資源獲得というのは本当に今後の大きな課題だと思いますので、本当に、政治そして政府一体となって頑張っていかなければいけないと思っております。 さて、太陽光発電、これは大変にクリーンなエネルギーではあるんですが、コストが高いことが大きな...全文を見る | ||
○阪口委員 今、災害対応ということについて触れられましたが、例えばリチウムイオン電池、これを活用する際に、法律の見地から見ると、消防法によると、非常電源の対象としてリチウムイオン電池の規定がない。また、建築基準法においても、消防法で危険物第四類とみなされている電解液を内蔵している...全文を見る | ||
○阪口委員 ありがとうございます。 次に、環境エネルギー技術の標準化について伺いたいと思います。 デジュール標準をつくり出すIECなどの国際標準機関では、各技術項目ごとに設置された委員会やまた作業部会の中で標準化技術の方針や原案が策定をされて、各委員会の参加国の投票で国際...全文を見る | ||
○阪口委員 国際標準化への取り組みの中で、日本は特に性能評価の基準をとっていく、そういった戦略であるというふうにも伺っているんですが、この点についてもう少し御説明をいただければと思います。 | ||
○阪口委員 私は、これは日本人のメンタリティーとも関連しているような気がするんですが、日本人は、基準をとっていくところからが戦いだという意識が薄いと思います。例えばオリンピックなどを見ていても、浅田真央選手の方が技術的に難しいことをしているのにどうして点数が低いんだ、そんなことで...全文を見る | ||
○阪口委員 ありがとうございます。 ぜひ日本の海外戦略の中心の一つとして進めていきたいと思っています。 ちょっと時間の関係で、最後に、東北の復興について及び瓦れき処理について、まとめてお聞きをしたいと思っています。 先日の大臣のごあいさつの中で、東北地方の潜在的可能性...全文を見る | ||
○阪口委員 ありがとうございます。 最後に聞かせていただいた三陸復興公園構想、非常に希望がある話だと思います。日本人があれほどの大震災、津波から復興していくそのプロセスを後の世代、未来の世代とも共有できる、そういったツーリズムの開発にしていっていただければと思います。 以...全文を見る | ||
08月03日 | 第177回国会 衆議院 科学技術・イノベーション推進特別委員会 第9号 議事録を見る | ○阪口委員 民主党の阪口直人と申します。 本当に、きょうはすばらしいお話、ありがとうございました。 エリート教育についてお伺いをしたいと思います。 日本の教育は、いわゆる詰め込み教育というか、画一的な能力を持った子供たちを育てるには適したところもあり、また、優秀な労働...全文を見る |
○阪口委員 実は、今私がエリート教育という言葉を使ったのは適切ではなかったかもしれませんが、まさに先生がおっしゃるように、例えば、極めて若いころから科学に対してより興味を持つように、あるいは独特のセンスを持っている、関心を持っていると認められた子供に対して、いわばその能力を開発す...全文を見る | ||
08月24日 | 第177回国会 衆議院 外務委員会 第17号 議事録を見る | ○阪口委員 民主党の阪口直人でございます。 きょうは、先生方、本当に忙しい中お越しいただき、大変貴重な御意見をいただきましたことをまずはお礼を申し上げたいと思います。ありがとうございます。 さて、私自身、原発の輸出に関しては、みずから高いハードルを設けるべきであると考えて...全文を見る |
○阪口委員 ありがとうございます。 場所に関しては、当初は、比較的アカバ湾に近いところ、でもこれも四十キロぐらい距離があるというふうに聞いておりますが、そこから現在の地点に変更になったというような経緯も伺っております。 私は、輸出する場合も、これはやはりもう少し場所を……...全文を見る | ||
○阪口委員 ありがとうございます。 今いただいた説明では、私は、本当に事故が起こったときのリスク管理になるのかどうかということが明快ではないんじゃないかと思います。通常の場合は、そういったいわゆるオルタナティブがあれば対応できるのかもしれませんが、先ほど田辺先生がおっしゃった...全文を見る | ||
○阪口委員 ありがとうございます。 さまざまな厳しい意見、また高い見識を先生方からいただいたことをしっかりと受けとめて、私は、本当に世界最高レベルの安全対策、これをパッケージにすることが最低条件である、そういった覚悟を持ってこの件について議論をしていかなくてはいけないというこ...全文を見る |