阪口直人
さかぐちなおと
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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01月25日 | 第182回国会 衆議院 環境委員会 第2号 議事録を見る | ○阪口委員 日本維新の会の阪口直人でございます。 環境分野というのは、日本だからこそ提供できる価値を象徴する分野の一つだと私は思います。平和や、また共生の理念にも通じるこの環境の分野、特に、やはり高いモラルとそして志を持って取り組んでいかなければいけない。そして、特にこの除染...全文を見る |
○阪口委員 今の大臣の御答弁では、一月四日に初めて認識をしたというように私受けとめたんですが、実際には、昨年来、さまざまな苦情あるいは指摘が寄せられている。環境省としては、これは本当に国の大きな国家的なプロジェクトですから、やはりそういった苦情、情報が寄せられたときに、その真偽を...全文を見る | ||
○阪口委員 御努力に関しては、これまでの問題が再発しないようにしっかり継続をし、またしっかりと管理していくこと、これは、我々としてもしっかりと監視をし、またサポートをしてまいりたいと思います。 そして、一月四日に石原大臣がこの問題について認識したということですが、これは、朝日...全文を見る | ||
○阪口委員 一方で、先ほども御指摘がありましたが、一月四日、大臣は登庁はされずに何らかの形で指示をされたということですが、私は、このような大きな報道があり、また、それによって調査を指示をするということですから、やはり、登庁して大臣みずからがしっかりと伝えるというそういったメッセー...全文を見る | ||
○阪口委員 この問題をしっかりと環境省として管轄していく上で、この除染作業を取り巻く構造的な問題について、どのように対処していくのかということも大きなポイントであると思います。 例えば環境省というのは、これまでは、さまざまな環境問題に対して、環境分野を中心とした事業の管轄であ...全文を見る | ||
○阪口委員 ただいまの御答弁を聞く限りにおいては、やはり一義的な責任はゼネコンであって、我々はそれを管轄はするけれども、それ以上のことはなかなかできないというようにも私には感じられるんですが。 ただ、実際にはこれは環境省が、来年度当初予算要求分一兆二千八百九十三億円の本当に大...全文を見る | ||
○阪口委員 現在、この除染の問題についてはさまざまな調査が継続中の状況でもあると思いますが、しかし、これは、法律に照らし合わせれば、汚染廃棄物の扱いを定めた特別措置法に触れる可能性があると思います。やはり、業者のモラルをしっかりと担保していくためには、違反をした業者に対する厳しい...全文を見る | ||
○阪口委員 この事業は本当に世界が注目をしていると思います。そして、環境において高いモラルを持っている日本だからこそできる、そういった価値をしっかりと発揮をすることで、本当に大変な、大きな試練をプラスに転じることが可能なそういった事業であるとも思います。 福島の方々が安心して...全文を見る | ||
03月05日 | 第183回国会 衆議院 議院運営委員会 第12号 議事録を見る | ○阪口委員 日本維新の会の阪口直人でございます。 日本維新の会は、改革をとにかく前に進めていく、そして地方の自立を実現していく、そういった基本的な考え、哲学を持っておりますので、本日は、そういった考えに立って質問させていただきたいと思います。 さて、特殊法人や霞が関の改革...全文を見る |
○阪口委員 岩田候補の、とにかく、そのときの経済や政府の政策のせいにはせず、日銀の責任で二%を達成する、この覚悟、これは大変にすばらしいものだと思います。 また、先ほど、それが二年という期間内に達成されなかった場合には責任を負うんだと。このことも、ある意味、きょうは、市場を動...全文を見る | ||
○阪口委員 抵抗がない方がいいんですけれども、我々は、常に危機管理、そして最悪の事態も想定をしなくてはいけない。現実に、やはり、外部から乗り込んでいった場合、仕事を進める上で、外部にいてできると思っていたことがなかなか難しいということはあり得ると思います。 例えば、これまでの...全文を見る | ||
○阪口委員 終わります。ありがとうございます。 | ||
○阪口委員 日本維新の会の阪口直人と申します。 これまでの白川体制下で行ってきた日銀の金融政策が結果的にはデフレ脱却に導くことができなかったということについて、その責任の明確化ということを視点に、私、お伺いをしたいと思うんです。 先ほど答弁をされた岩田候補は、とにかくこの...全文を見る | ||
○阪口委員 今、大変に重い責任があるということをおっしゃいましたが、例えば、目標が達成できなかった場合、民間であれば、トップあるいはトップを支える立場の人たちは辞任をするということが避けられないと一般的には思います。また、我々議員も、政権目標を達成できなかった場合には、国民によっ...全文を見る | ||
○阪口委員 特殊法人や霞が関の改革というものも、スピード感はともかく、進んできていると思いますが、その一方で、日銀は、その範疇外といいますか、大変に改革がおくれている組織である、このような評価も一般的にはあるように思います。 中曽さんに関しては、ずっと日銀の中にいらっしゃった...全文を見る | ||
○阪口委員 終わります。 | ||
03月18日 | 第183回国会 衆議院 予算委員会 第15号 議事録を見る | ○阪口委員 日本維新の会の阪口直人でございます。 私たち日本維新の会は、自立する個人、自立する地域、そして自立する国家の実現を唱えております。TPPへの交渉参加によって、これらの我々の理念を確かなものにする、その上で、総理のこの交渉参加に向けての戦略と覚悟、そして責任のとり方...全文を見る |
○阪口委員 確かに、交渉の内部でいろいろな葛藤があるんだと思います。 アメリカとは、二国間協議においては腕力で負けるかもしれない。しかし、だからこそ多国間の交渉をする、多くの国々と協力をして、これまでの二国間交渉ではかち取ることができなかったものをかち取っていくのが、私はTP...全文を見る | ||
○阪口委員 これからTPPの参加交渉に臨むということで、既にある種のハンディがあるという厳しい状況であること、それは理解をいたしました。 既に決まった約束事を覆すのは難しい。これは、二〇一一年におくれて参加を表明したカナダ、メキシコなども、交渉を打ち切る権利は九カ国のみにある...全文を見る | ||
○阪口委員 交渉における力の源泉になり得る大きな要素は、私はインテリジェンスだと思います。先方がどのようなチームで交渉に臨んでくるのか、また、彼らがどういった力を持っているのか、過去に交渉の中で何を要求し、どのような戦術で要求を実現してきたのかというようなことをあらかじめ我々がし...全文を見る | ||
○阪口委員 今、答弁を聞いていて、正直ちょっと私、不安を感じるんです。これから情報がとれるであろうというような期待も込めたお答えだったように私には思えたんですが、しかし、現時点で、TPP交渉に参加するのであれば、相当したたかに、もう情報の収集と分析ができていなければいけないんじゃ...全文を見る | ||
○阪口委員 まさに、この点については、党派を超えてオール・ジャパンで対応していかなければいけないと、私も問題意識を共有しております。 さて、具体的な交渉分野についてさらにお聞きしたいんです。 知的財産分野においては、医療品や治療方法などの特許権を強化して輸入拡大を図ってい...全文を見る | ||
○阪口委員 ありがとうございます。 最初に、日本が提供できる価値について、これをTPPを通して実現していくという私のテーマについてお話をしましたが、この点についても議論をしたいと思います。 今後、アジアのインフラ需要は、十年間で六百兆円を超えるとも言われております。その上...全文を見る | ||
○阪口委員 この点については、まさに日本だから提供できる価値であるという意識で、ぜひ戦略的に展開をしていっていただきたいと思います。 さて、四月十三日にアウン・サン・スー・チーさんが来日をされます。私は、実はこのスー・チーさん側と連絡をとって、国会議員の方々との面談の機会を何...全文を見る | ||
○阪口委員 私がアウン・サン・スー・チーさんと会ったときには、民主化支援をしてくださる方々とはぜひ意見交換をしたいとおっしゃっていました。元総理で、大変に将来有望な、まあ、有望という言い方はちょっと失礼かもしれませんが、安倍総理がこのときにお会いにならなかったというのはちょっと残...全文を見る | ||
○阪口委員 終わります。ありがとうございました。 | ||
03月19日 | 第183回国会 衆議院 環境委員会 第2号 議事録を見る | ○阪口委員 日本維新の会の阪口直人でございます。 本日の委員会においては、PM二・五及び黄砂、この問題について既に多くの議論がなされておりますが、私もこの問題について、特に中国との連携のあり方に焦点を絞って質問をさせていただきたいと思います。 西日本を中心にPM二・五の影...全文を見る |
○阪口委員 この問題について、これまで日本が何もしていないかというと、実はいろいろな努力をしているわけですね。 例えば、日中友好環境保全センターを一九九六年に設立して、さまざまな環境問題に対する共同研究を続けてきております。現在、中国における環境問題の研究拠点にもなっている、...全文を見る | ||
○阪口委員 今、定量的な評価は難しいという御答弁でしたけれども、評価が難しい理由というのは、これは中国政府が十分に情報を出さないことにあるのか、あるいは、大変に大きな問題ですから、そもそもこういった問題に対しての評価自体が大変困難であるということなのか、そのあたり、まずお伺いをし...全文を見る | ||
○阪口委員 今伺っていると、これは私の感想なんですけれども、やはり中国という国に対して、例えばODAを提供するにしても、実際にその成果をきっちりとフィードバックしていただくシステム、あるいは、それをさらなる改善につなげていくというシステムが十分に機能していない。あるいは、中国と日...全文を見る | ||
○阪口委員 今の御答弁、力強い答弁とは私は感じることができなかったんですが、どちらにしても、ODAの評価をきっちりする、外務省のODAであっても、環境問題に関しては環境省とも連動して環境省としての戦略につなげていく、このサイクルをしっかりと構築していくことが中国の環境問題解決に日...全文を見る | ||
○阪口委員 植林というのは、本当に地道であり、恐らく最も効果的な対策なんだろうとは思います。 ただ一方で、二〇一一年に中国の国家林業局が出したデータによると、二〇〇九年時点で、砂漠化した土地が中国国土の全体の一八・〇三%に当たる百七十三万平方キロであり、今後砂漠化の可能性があ...全文を見る | ||
○阪口委員 この大臣会合というのは、今厳しい状況にある日中、また韓国を含めた関係を本当に劇的に改善をする、大変に貴重な機会になり得ると思っています。また、三カ国が環境という本当に健康やまた人道的な問題を解決することでパートナーシップを構築する、これは、大変シンボリックな、三カ国の...全文を見る | ||
○阪口委員 大臣の基本的な認識は私も共有しています。 十三億の人口を抱える中国が経済発展のためにばく進をしている、その状況を日本がコントロールできるものではないと思います。ただ、やはりその中でいかに知恵を出していくか、これが我々、特にこの環境委員会の我々全ての委員にとっても大...全文を見る | ||
○阪口委員 ぜひ、この問題に関しては本当にそれぞれが知恵を出し合って、中国の問題というのは、日本の問題だけではなくて、ほかの国に対するさまざまな問題にもつながるわけですから、決して中国の主権を侵害するわけではないけれども、日本として何らかのリーダーシップをとっていく、そういう覚悟...全文を見る | ||
○阪口委員 メタンハイドレートは、大変国民の期待が大きな、新たな資源であるということですから、この開発において、また商品化のプロセスにおいても、本当に、日本らしい環境配慮を同時並行的に進めていく、そういった高い志を持って、そして日本としての新しいエネルギーを開発していく、このよう...全文を見る | ||
03月22日 | 第183回国会 衆議院 環境委員会 第3号 議事録を見る | ○阪口委員 日本維新の会の阪口直人でございます。 原発事故以降、日本の環境分野、特にCO2を削減していくということに関するイニシアチブ、これが薄れている、迷走しているということ、これは本当に、世界に対して日本独自の価値を提供していくという我々の理想からすれば、大変に憂慮しなく...全文を見る |
○阪口委員 一方で、二〇五〇年までにCO2を八〇%削減するという大きな目標がございますが、こちらの方は現在も生きているという考えでよろしいんでしょうか。 | ||
○阪口委員 この点について、中央環境審議会が、再生可能エネルギーそして省エネ社会を構築するためには、二〇三〇年までに百三十五兆円から百六十三兆円の追加投資が必要だという指摘をしています。これは二〇一二年の六月に発表されているということですが、その中では、回収額が二百五兆円から二百...全文を見る | ||
○阪口委員 その中で、原発の位置づけというのはどのようになっているんでしょうか。 | ||
○阪口委員 今私が申し上げたとおり、二〇一二年の六月にこの報告書が出ている。すなわち、震災が起こって、原発事故が起こってから一年三カ月程度たった後の報告書ということですから、その中で今の御答弁というのはちょっと矛盾すると思うんですね。 震災が起きて一年三カ月たった時点で震災前...全文を見る | ||
○阪口委員 民主党政権は、基本的には二〇三〇年代には原発依存度をゼロにするという大きな方針を出しておりましたが、二〇一二年の六月に出されたこの中央環境審議会の報告書というのは、基本的には、では原発には全く依存しないという考え方に基づいているということでしょうか。 | ||
○阪口委員 ちょっと繰り返しですが、重要なところなのでもう少しお聞きをしたいんです。 原発に依存しないということを想定した上で二〇五〇年までに八〇%のCO2を削減するためには百三十五兆円から百六十三兆円の追加投資が必要である、このような理解でよろしいんでしょうか。 | ||
○阪口委員 世界に先駆けて脱原発、原発に依存しない経済システムのモデルをつくっていく、これは本当に日本が果たすべき使命であると思いますし、そのための司令塔になっていくのが環境省である。そのための意識を共有するのが我々にとって大変重要なことであると思っています。 質問をちょっと...全文を見る | ||
○阪口委員 民間の資金をとにかく呼び込むことが大切で、その上で予算を計上しているわけですから、この予算の計上が実際にどれぐらいの民間の資金を呼び込むのか、そういった想定、シミュレーションというのは当然あってしかるべきではないかと思います。現に、先ほど質問をした中央環境審議会におい...全文を見る | ||
○阪口委員 ありがとうございます。 では、次の質問に移りたいと思います。 低炭素社会創出ファイナンス・イニシアチブの中で、地域低炭素投資促進ファンド創設事業というのがございます。これは二十一億円、今年度、新規の事業ということで予算も計上されているわけですが、同じ質問ですけ...全文を見る | ||
○阪口委員 これは、私が読む限りは、利子の一部を負担するというふうに読み取れるんですが、基本的にこれはもう上げっ放しということでしょうか。それとも、事業が採算がとれるようになった時点で回収するということも想定しているんでしょうか。 | ||
○阪口委員 今私が聞いた質問は利子の補給の部分についてなんですが、この利子の補給については、事業が採算がとれた後はリターンされるという認識で大丈夫なんでしょうか。 | ||
○阪口委員 この事業、私は非常に意義がある事業になり得ると思います。 ただ一方で、例えば、申請があったときにそれをどのように審査するのか。また、国から資金を提供して、利子に関してはリターンもないということであるわけですから、しっかりとした評価を国としてもしていかなければいけな...全文を見る | ||
○阪口委員 今質問してきた事業というのは、主にはさまざまな企業が中心になって行う事業であると思いますが、低炭素社会を実現するためには、家庭が排出するCO2をいかに削減していくか、これが大きなポイントだと思います。 環境省さんの事業の中に、家庭向けエコ診断制度の創設を目指すとい...全文を見る | ||
○阪口委員 わざわざ訂正をしていただいたんですが、私、今御答弁いただいたことをベースに先ほど質問をしたと思います。要するに、目標としては二〇五〇年にCO2を八〇%削減するということですが、これは恐らく、かなり先のことだということで、実際には二〇三〇年までに百三十五兆から百六十三兆...全文を見る | ||
○阪口委員 今お話を伺っていると、大臣も、自信たっぷりの答弁というよりは、本当にこれから試行錯誤をしてやっていくんだ、大変大きな課題に向けての大変に大きなチャレンジをしていく、そんな思い、ちょっと不安になりながらも聞いていたところでございますが、どちらにしても、これは未知の領域に...全文を見る | ||
04月02日 | 第183回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号 議事録を見る | ○阪口委員 日本維新の会の阪口直人でございます。 本日は、日本の安全保障について質問させていただく機会をいただきまして、ありがとうございます。 小野寺大臣、そして岸田大臣とは、ジムでよくお会いしたことがございます。国会の第二議員会館の地下にあるんですが、本当にお二方ともス...全文を見る |
○阪口委員 中国側の理不尽な行動に対して国際社会に理解を求める、その結果、米国を初めとする国々が日本の立場に対して理解をしていただく、また日本をサポートするような行動、発言を行っていただく、これは大変に貴重なことだと思います。 しかし、同時に、これはやはり、中国に対して、彼ら...全文を見る | ||
○阪口委員 この件においては、私は、中国の非は明らかであり、国際社会における中国の立場というのは悪化しているのではないかと思います。 一方で、中国は、とにかく、これは日本が悪いんだという論法でばく進をしているわけですから、先方が思うつぼだと思うようなすべにははまらないように、...全文を見る | ||
○阪口委員 大臣、もし、この点について補足あるいは御所見があれば伺いたいと思います。 | ||
○阪口委員 もう一つ起こり得る事例、想定される事例をお伺いしたいと思うんです。 もし漁民が武装して、かなりハイレベルの武器を持って上陸をして、そして、それに対処する海上保安庁に対して危害を加えるような行動に出てきた場合、この場合の、こちら側の想定される対応はどのようになってい...全文を見る | ||
○阪口委員 今、起こり得る事態についてどのような対応をするのかということでお伺いをしたんですが、このような事態が複合的に起こる可能性もあるとなると、先ほどから議論になっているように、個別法での対応というのはかなり限界、限度があるのではないかなと危惧をしています。 やはり、有事...全文を見る | ||
○阪口委員 今、特に法整備の面から、有事に対する備えの必要性という問題提起をさせていただきましたが、同時に、今度は、防衛省としての装備、恐らく今後ともかなり限られた予算の中で、これをどのように整備するか、能力を高めて、つけ入るすきを与えないような体制をつくっていくのかということに...全文を見る | ||
○阪口委員 私が知るところでは、例えば、三菱重工が機体を、三菱電機がレーダーを、IHIがエンジンを担当するといったぐあいに、大変にその主要な部分を、日本の民間企業が開発、製造に参加する状況になりつつあるということでございます。これは、私は大変意味があることだと思っているんです。 ...全文を見る | ||
○阪口委員 詳細な御説明、ありがとうございます。 最後の質問なんですが…… | ||
○阪口委員 わかりました。では、きょうはこれで終わりたいと思います。 ありがとうございました。 | ||
04月26日 | 第183回国会 衆議院 環境委員会 第8号 議事録を見る | ○阪口委員 日本維新の会の阪口直人でございます。 私の同僚議員の河野議員からも、フロンの問題についてはさまざまな問題提起がなされたと思います。私は、補足的に一点御質問した後は、環境省が管轄をしている世界自然遺産について、今後の戦略等々についてきょうはお伺いをしたいと思います。...全文を見る |
○阪口委員 今の状況を聞くと、まだまだ十分に展開していく環境が整っていない。しかし、同時にこれは、技術的にすぐれた日本製品が今後市場を拡大していく大変にチャンスのある、可能性のある状況だというふうにも思います。ぜひ、地球環境への貢献と、そして、日本の製品をしっかりと拡大して価格を...全文を見る | ||
○阪口委員 この地域の自然、これは大変にすばらしい、希少性のあるものだと思いますが、何を日本としてはセールスポイントにして世界遺産登録を目指していこうとしているんでしょうか。 〔冨岡委員長代理退席、委員長着席〕 | ||
○阪口委員 希少種、固有種、これを守っていくことが重要ということですが、同時に、さまざまな外来性の動物の存在によってこの固有種の存在が脅かされているということも聞いております。特にこの地域は、もともとハブが大変な被害を住民生活にもたらしていて、その対策としてマングースが導入をされ...全文を見る | ||
○阪口委員 鳥獣の被害というのはさまざまな地域で大変深刻であると思いますが、今お話を伺った限りでは、かなりの成果を上げているというふうにも思われます。そういった成果につながった経験、知見というものは共有すべきものだと思いますが、マングース対策において大きな成果を今得つつあるその理...全文を見る | ||
○阪口委員 奄美・琉球に先立って世界遺産登録された知床においても、エゾシカの繁殖や、また、小笠原では外来種のヤギが大変にふえて、それが固有種の存在を脅かしているという問題がありました。 私も、小笠原に行ったときに丘の上から見ると、本当にもうたくさんのヤギが生息している様子が見...全文を見る | ||
○阪口委員 希少性のある固有種を守っていく、これは世界遺産地域だけの問題ではないと思います。 ただ、一方で、やはり世界遺産登録を目指した取り組みを進めていく中では、この奄美・琉球においては、早くその対象地域を決めて、その地域の固有種の保全について戦略的に取り組んでいくことが大...全文を見る | ||
○阪口委員 沖縄においては、特に世界遺産登録が予想される地域以外にも大変な観光資源があり、また、豊かな自然があると思います。私は、この世界遺産登録に向けた取り組みの一つとして、エコツーリズムをさらに推進していくということは大変に有効であると思います。 私も、このエコツーリズム...全文を見る | ||
○阪口委員 世界遺産登録されるということのメリット、また、その地域のブランド力のアップ、これは本当にそれぞれの地域にとって魅力的なものだと思います。ですから、さまざまな地域が我こそはということでかなり競争する。これ自体は私は非常にいいことだと思います。 ただ、結果的に、登録さ...全文を見る | ||
○阪口委員 大きな目的は、本当に日本全体を、美しく、かつ住みやすい、また、我々が誇りを持てる地域にしていくことであり、また、全体としての経済効果をしっかりと得ていくことだと思うので、この点、世界遺産登録された地域の知見、そのプロセスを含めてそこで得た知見をどのように周辺に還元して...全文を見る | ||
○阪口委員 今紹介していただいた取り組み、私も、興味を持って今後もぜひ見てまいりたいと思います。 この点における日本の強みそして課題、さまざまあると思いますが、現実的には、日本のこの自然そして文化の魅力というのは、世界各国と比べても大変にすぐれたものがあると思います。 一...全文を見る | ||
○阪口委員 経済発展を進めていく、大変に大事なことだと思います。自然を守る上でもこれは必要なことだと思う反面、経済発展至上主義に陥ってしまうと、自然の希少性を守っていくということに対する意識が二の次になってしまうのではないかと思います。 これまで、高度成長時代の日本は、大変に...全文を見る | ||
○阪口委員 ありがとうございました。終わります。 | ||
05月22日 | 第183回国会 衆議院 外務委員会 第8号 議事録を見る | ○阪口委員 日本維新の会の阪口直人でございます。 本日は、トルコに対する原発の輸出及びシリア難民の支援を中心に質問させていただきたいと思います。 その前に、これは質問通告はしていないんですが、佐世保の米兵が日本人女性に対する性的暴行の疑いで取り調べを受けているということが...全文を見る |
○阪口委員 この点については、情報収集に努めていただき、日本としてどのような対処をしていくかということについても、ぜひ力を合わせて対応していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。 さて、五月三日、安倍総理がトルコを訪問してエルドアン首相と会談をした結果、黒海沿...全文を見る | ||
○阪口委員 政府同士で合意をしたということなんですが、では、実際にどのような契約内容になっているのか、また、日本の役割がどこまで決まっているのかということについてもお尋ねをしなければいけないと思います。 ちなみに、日本の前にトルコと契約を結んだロシアは、世界初の建設、所有、運...全文を見る | ||
○阪口委員 今の御答弁を聞く限りにおいては、要するに、まだ決まっていない、これから話し合うけれども、恐らくトルコ政府が責任を負うことになるのではないかというような、そういった答弁のように私には聞こえたんですけれども、これは、事故が起こった場合の責任、及び廃棄物処理についてはトルコ...全文を見る | ||
○阪口委員 具体的にトルコのどの地域で廃棄物の処理が行われるのか、また、その件について地元の理解は十分に得られているのか、この点についてはいかがでしょうか。 | ||
○阪口委員 事故が起こった場合の影響というのは、トルコ国内だけではなくて周辺国にも及びます。特に、黒海沿岸ということで、チェルノブイリにおいて重大な事故を経験したウクライナなどにも影響が及ぶ可能性がありますが、例えば、事故によって他国に影響が及んだ場合の賠償というのはどのように考...全文を見る | ||
○阪口委員 裁判を行う場所はトルコであったとしても、実際に建設をして運営をしていくのは日本とフランスのアレバのコンソーシアムですよね。ですから、事故の責任を日本が問われるという可能性はないという考えでよろしいんでしょうか。そこがちょっと、私も説明を聞いてよくわからないものですから...全文を見る | ||
○阪口委員 原発が建設される予定のシノップ市においては、パキ・エルギュル市長が原発反対を訴えて二〇〇九年に市長に当選をされて、今でも反対をしているということです。黒海沿岸の美しい観光都市であるだけに、原発をつくることで環境産業に多大な影響を受ける可能性があるのではないでしょうか。...全文を見る | ||
○阪口委員 非常に官僚答弁だと思うんですね。まあ、官僚の方の答弁ですから、当然といえば当然なんですが。 私は、やはり日本政府としての倫理観も問われると思うんですね。ですから、これほどの大きなプロジェクト、日本円で二兆円もの事業であるわけですから、日本として、やはり、地元の住民...全文を見る | ||
○阪口委員 次に、シリアに対する日本政府の対応についてお伺いをしたいと思います。 内戦が続くシリアからは、百万人を超えると言われる難民が周辺国に流出をしております。 日本は、アサド政権を支援はしないという姿勢をとりながら、反政府勢力を支援するわけでもない、両方と距離を置い...全文を見る | ||
○阪口委員 私が問題にしているのは、日本の姿勢というのがどのような情報や戦略に基づいているのかということなんですね。少なくともこのシリア・フレンズ会合においては、財政的な貢献をしているにもかかわらず日本が最新の会合に呼ばれていないということは、日本の姿勢というものが十分に理解、評...全文を見る | ||
○阪口委員 いろいろスキームの問題はあるにしても、喫緊のニーズ、人道的なニーズがあるときには、そのスキームを超越した政治的判断をするということも私は必要だと思います。 例えば、いわゆる緊急援助においては、トルコ国内で日本人の医師が治療に当たるということもあったように聞いていま...全文を見る | ||
○阪口委員 終わります。ありがとうございました。 | ||
05月23日 | 第183回国会 衆議院 本会議 第27号 議事録を見る | ○阪口直人君 日本維新の会の阪口直人です。 自衛隊法の一部を改正する法律案について質問するとともに、関連して、海外における自衛隊の活動を、国際社会の平和に貢献することで安全保障につなげるにはどうすればいいかという視点で質問させていただきたいと思います。(拍手) アルジェリ...全文を見る |
05月29日 | 第183回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号 議事録を見る | ○阪口委員 日本維新の会の阪口直人と申します。 本日は、沖縄の与那国島を主なテーマとして、国境に位置する離島の安全保障や経済の活性化について質問をさせていただきたいと思います。 与那国島では、中国籍と思われる軍艦や船舶が非常に頻繁に確認されていることもありまして、また島の...全文を見る |
○阪口委員 与那国島は、人が住む島としては日本の最西端にあるということもございまして、安全保障という観点で見た場合には、周辺のどの島と比べても、この地域に沿岸監視部隊を設置する意義というのはあると思います。 ただ、金額面で折り合わないということでこの交渉が進まない場合、例えば...全文を見る | ||
○阪口委員 基地周辺、自衛隊等の安全保障上非常に重要な土地の周辺における、さまざまな不透明な用地買収というのが大きな問題であると思います。 例えば、中国系の資本などが投機目的で、日本にとっての国防上重要な場所、これは沖縄に限りませんけれども、売買をしている、またその実態がきち...全文を見る | ||
○阪口委員 現在のところは直接的な影響はないということでしたが、今後、日本周辺の事態が緊張感を増すにつれて、これが国防上大変大きなネックになる可能性もあると思います。 私は、土地の利用を制限するなどの何らかの法整備を早急に行っていかなくてはいけないという問題意識を持っておりま...全文を見る | ||
○阪口委員 実は、今お答えいただいたのは、私がこの後で質問しようと思っていたことでございまして、大変流暢に答えていただいたんですが、私の今の質問は、法整備の必要性についてということでございました。山本大臣の個人的な思いをぜひ伺いたいと思っています。 | ||
○阪口委員 今回、現地でさまざまな方とお話をしたところ、東京にいると、与那国というのは、国境警備上非常に重要だという意識にどうしても凝り固まってしまうんですが、現地の方々にとっては、大変に切実な経済問題であるという側面が最も強いんじゃないかなと私は思いました。 自衛隊を誘致す...全文を見る | ||
○阪口委員 私の質問の仕方が恐らく悪かったんだと思いますが、要するに、経済の問題で、反対派、賛成派が割れているというのが一番の現状だと私は思いました。要するに、与那国のよさを守りながら、でも自衛隊を展開することで経済の活性化と現地の文化や自然を両方とも実現することができるとすれば...全文を見る | ||
○阪口委員 基地は直接的な管轄ではないということですが、やはり沖縄の振興を考えたときに、基地というのは本当に避けて通ることはできないと思うんですね。そういう意味では、ちょっと山本大臣らしくない、官僚答弁であったかなと思います。 最後に、この与那国島には、実は、古代の海底遺跡で...全文を見る | ||
○阪口委員 ありがとうございます。 私が与那国を訪ねて、いろいろな方々と話をした限りでは、一般的なリゾート開発というよりは、独自の植生や文化、また食の伝統、そういったものが本当に失われることがないように、日本の中でも本当に貴重なこの島のよさをぜひ伸ばしていくような開発を行って...全文を見る | ||
05月31日 | 第183回国会 衆議院 環境委員会 第13号 議事録を見る | ○阪口委員 日本維新の会の阪口直人でございます。 私も、環境技術、例えば日本のインフラの海外展開にこれをいかに生かしていくか、このような視点できょうは質問をさせていただきたいと思います。 おもしろいデータがありまして、これは環境省のホームページの中で見つけたんですけれども...全文を見る |
○阪口委員 ありがとうございます。 本当に、いかにシステムを売っていくか、パッケージで展開をするか、これは、口で言うのは易しいけれども、恐らく、越えなければいけない壁がたくさんあるんだと思います。 環境省のホームページ、実にいろいろなデータがあるんですね。この質問に際して...全文を見る | ||
○阪口委員 この事業の対象になっている主な国は中国、ベトナム、インドネシア等々なんですが、知的財産権を強化する、環境規制を強化するということに関して、それぞれの国の基本的な立場、反応、これはどのようなものだったんでしょうか。 基本的な姿勢ということで構いませんので、お答えをい...全文を見る | ||
○阪口委員 これは、実際に日本の技術そして日本のシステムを導入してその国の環境の改善に寄与するということがゴールですから、そのために何ができるのかということを考えていかなければいけないと思います。 今、少し触れていただいたんですけれども、レポートによると、全体として法制度自体...全文を見る | ||
○阪口委員 実際にそこが機能しないことには成果にはつながってこないということで、やはり、ここは政治的なリーダーシップをいかに大臣にとっていただくかということも大変に重要だと思いますが、この点について大臣の基本的なお考え、いかがでしょうか。 | ||
○阪口委員 先ほどから、とにかくパッケージでこの問題について対応していくんだということを繰り返し御答弁いただいておりますが、原発輸出について少しお聞きしたいんです。 安倍総理がこの五月三日にトルコに行きまして、そこで、トルコの黒海沿岸のシノップという、大変風光明媚な町だと聞い...全文を見る | ||
○阪口委員 私の印象なんですが、安倍内閣というのは、とにかく経済優先、とにかく、日本の経済を回復するということを最優先したさまざまな政策を打っていると思います。このこと自体は私は評価すべきことだと思いますが、しかし一方で、経済を優先することのひずみというのはいろいろなところで出て...全文を見る | ||
○阪口委員 ここは本当に大物環境大臣として、私はもっとイニシアチブをとっていただきたいという思いを持っております。恐らく環境省ファンの多くの方々も同じ思いだと思いますので、ぜひ、石原大臣の発信力に期待するところでございます。もっとイニシアチブをとっていただきたいと思っています。 ...全文を見る | ||
○阪口委員 ありがとうございます。 私の質問の途中でも指摘させていただきましたが、さまざまな法律があるにもかかわらず、実際にはそれが適切に執行されていないというようなことも含めて、やはり政治のリーダーシップ、これは大変に重要だと思います。大臣を先頭として政務の方々にはこの点で...全文を見る | ||
06月11日 | 第183回国会 衆議院 環境委員会 第15号 議事録を見る | ○阪口委員 日本維新の会の阪口直人でございます。 きょうは、除染を切り口に、福島第一原発の周辺を将来的にどのようにしていくのか、お尋ねをしたいと思います。 この環境委員会でも、先日、福島第一原発の内部を含めて、周辺の除染作業についても視察をさせていただきました。とにかく膨...全文を見る |
○阪口委員 市民の方々の自発的な意思、これを最大限生かして、例えば、子供の通学路の近くなどについては彼らが主体的に行っていく、これは非常にいい考え方だと思います。 ただ、この実態について私もいろいろとヒアリングをしたんですが、実際には、そういった子供たちが多い市街地であればあ...全文を見る | ||
○阪口委員 除染作業全体が、本当にさまざまな矛盾、ジレンマとの戦いだと思います。 この事業についても、私、例えば各自治体の議会の議事録などもいろいろ読んで、ジレンマの中身についてもいろいろと調べてみたんですが、例えば都市によっては、表土の剥ぎ取りをしないように呼びかけていると...全文を見る | ||
○阪口委員 今お答えいただいたように、さまざまなジレンマ、矛盾した状況の中で、頑張って除染を行っている状況。これは本当に福島の方々にとっては切実な問題だけに、できる限りその結果が伴うように、政治としても後押しをしていかなくてはいけないと思います。 将来戻れる可能性がある場所に...全文を見る | ||
○阪口委員 これは、本当に地元の意見をしっかり聞いた上で最終的に政治が決断することだと思いますが、私の提案としては、特に線量が高い地域、除染についても相当な労力が必要で、実際になかなか安心して帰ることは少なくとも数十年は不可能であろうという地域に関しては、今申し上げたように、最終...全文を見る | ||
○阪口委員 ありがとうございます。 どちらにしても、自分たちには何の責任もないのに人生設計が本当にままならないような状態で、でも早く帰りたいと思っていらっしゃる方々、その方々の思いをしっかり受けとめた上で、やはり政治的に決断すべきときはしっかり決断をする、そういったリーダーシ...全文を見る | ||
11月06日 | 第185回国会 衆議院 外務委員会 第3号 議事録を見る | ○阪口委員 日本維新の会の阪口直人でございます。 本日は、この五月に続きまして、トルコへの原発の輸出について岸田外務大臣にお伺いをさせていただきたいと思います。 五月というタイミングは、安倍総理がトルコを訪問されて、日本に排他的交渉権を付与するという、その直後でございまし...全文を見る |
○阪口委員 まず、この問題について、日本が提供できる価値とは何なのかということを見詰め直さなければいけないと思っています。 やはり日本としては、環境や、また人道的配慮に立った計画を立てること、そしてサービスや保守、修理に至るまでパッケージで提供してこそ、例えばロシアや中国より...全文を見る | ||
○阪口委員 済みません、私の質問が明確ではなかったんだと思いますが、基本的に、ハードとしての原発の施設を提供すること、そこにとどめて、事故が起こったときの責任を負うことを避けていく、そういった方針なのか、あるいは、事業の運営に積極的にかかわっていくことで、事故の賠償も負うことで国...全文を見る | ||
○阪口委員 ここがまさに苦悩する点であると思いますが、世界最高水準の安全性を提供することで世界の原子力安全の向上を図るということであれば、ハードとしての原発施設を提供して、そこから先は知りませんということでは済まないと思うんですね。ですから、原発を売るということは、まさにその後の...全文を見る | ||
○阪口委員 最初に私、我々は十字架を背負っているという、ある意味情緒的な言葉を申し上げましたが、これは、大変に大きな道義的責任を負っているということでもあると思います。 日本が提供した原子力施設、原発が重大な事故を起こして、そしてその原発が設置されたトルコが自身で修復、修理が...全文を見る | ||
○阪口委員 これから原発を導入しようとしているトルコの方からすれば、私は、心もとない答弁であったのかなというふうに思わざるを得ないと思います。 今から二年前に、同じこの外務委員会で、ヨルダンに対する原発の輸出を定める原子力協定について議論をしました。私も、砂漠国であるヨルダン...全文を見る | ||
○阪口委員 岸田外務大臣がヨルダンに行かれたということではありますが、まさに、ロシアに対して排他的交渉権を付与する、この決定がなされた時期というのは、安倍総理が二度目のトルコ訪問をされていた時期とも重なるわけですね。そういう意味では、私は、トップセールスということで、原発を本当に...全文を見る | ||
○阪口委員 この原発輸出は成長戦略の柱の一つだという位置づけではありますが、しかし、実際に経済性が伴うものなのかということについても私は疑念を持っております。 今申し上げたように、ロシアまた中国などは、まさにパッケージでサービスを提供する、こういった方針に今後なってくると思い...全文を見る | ||
○阪口委員 この商業契約の中で、トルコ政府の電力の買い取り保証というのは担保されているんでしょうか。また、ロシアに対しては、私が調べた限りでは、十二・三五アメリカ・セント・パー・キロワットアワー、そういった買い取り価格になっているようですが、日本の買い取り価格は設定されているんで...全文を見る | ||
○阪口委員 これは確かに民間企業の契約ではありますが、しかし、最初に問題提起したように、事業の運営にもかかわっていくということであれば、事故が起こったときの賠償等も日本政府が負うことになるわけでございます。ですから、この商業契約がどのように結ばれていくのかということについては、私...全文を見る | ||
○阪口委員 今の答弁の中で、最終的にはトルコ政府が実施、実現をしていくのであろうというような、大変に官僚的な答弁であったと私は受けとめたんですが、この原発の輸出、特にトルコに対する輸出、まさに、福島のあの悲劇があって最初の原発の海外展開でございます。万が一つにも失敗は許されない、...全文を見る | ||
○阪口委員 終わります。 | ||
11月08日 | 第185回国会 衆議院 本会議 第9号 議事録を見る | ○阪口直人君 日本維新の会の阪口直人です。 ただいま議題になりました国家戦略特区法案について、日本維新の会を代表して、質問をさせていただきます。(拍手) 本題に入る前に、安倍総理にお尋ねをいたします。 今回の国会は、成長戦略実行国会だと総理自身が命名をされています。と...全文を見る |
11月13日 | 第185回国会 衆議院 外務委員会 第5号 議事録を見る | ○阪口委員 日本維新の会の阪口直人でございます。 きょうは、フィリピンで発生した台風三十号の被害、日本政府としてどのような支援を行っていくかについて、そして、アメリカによる無人機の問題、これは今世界的に大変大きな問題になっています、この問題に対する日本政府の基本的な考え、そし...全文を見る |
○阪口委員 国際的な援助活動を行う、その上で非常に重要だと思うこと、より早く展開をすること、そして、いかに現場のニーズに応える活動をするかということだと思います。 その上で、現地の政府と連携をして情報収集をする、これは基本だと思いますが、同時に、やはり独自の情報収集の力を持っ...全文を見る | ||
○阪口委員 日本政府は、医師や看護師ら二十五人の国際緊急援助隊を派遣ということで、もう本日にはレイテ島最大都市のタクロバンの医療施設に展開をしている、あるいは、する予定であると聞いております。私は、こういった最大都市における医療活動は大変に重要であると同時に、より現場に入っていく...全文を見る | ||
○阪口委員 我々日本としては、津波災害を受けた経験、そして、これまで日本には余りなかった、海外から援助を受けた経験という蓄積がございます。近隣のフィリピンに対しては、やはり、日本のプレゼンスをしっかり見せると同時に、本当に必要な支援を行う万全の体制を構築して人道援助を行っていただ...全文を見る | ||
○阪口委員 痛ましいことであると思いますという後に、もう少し言葉を期待したんですが、少し官僚的な答弁であったのかなという思いもいたします。 では、大臣はいかがでしょうか。 | ||
○阪口委員 今、非人道的な状況の改善というお言葉がありましたが、まさに米国の爆撃によって非人道的な状況が生まれているということ、これはやはりしっかり認識をしなければいけないと思います。 その上で、さらにお聞きしたいんですが、このようなケースにおいて、テロリストを殺害する上で、...全文を見る | ||
○阪口委員 国連は、責任がある国は経緯を調べて公表する義務を負うと指摘して、米国を名指ししているわけですが、基本的に、日本政府としては、国連を支持するのか、あるいは米国を支持するのか、どちらの態度を現状でとっているのか、今後とるのか、この点についてはいかがでしょうか。 | ||
○阪口委員 まずは情報開示をするということが、仮にアメリカがみずからの正当性を国際社会に対して訴える場合においても、これは最低限必要なことだと思うんですが、アメリカ政府は、基本的に、これは秘密作戦であるということを理由に、国連や、そして遺族が求める情報開示には応じず、説明責任を果...全文を見る | ||
○阪口委員 大臣がいろいろな意味で明快にはお答えしにくい立場であるということは、私もよく理解をいたしております。 ただ、今大臣が答弁された内容の中に私は誤りがあると思います。 この十月にパキスタンのシャリフ首相は訪米をして、オバマ大統領との会談の中で、紛争の当事国ではない...全文を見る | ||
○阪口委員 先ほど小川委員の問題提起にもありましたが、我々は人間の安全保障を実現する、そのためのリーダーシップをとっていくということを国際社会に対して約束している立場であります。そして、このような人道的な被害をもたらし、また今、国際社会における大きな問題になっているテーマについて...全文を見る | ||
○阪口委員 今、国際人道法について御指摘がありましたが、米国の自由人権協会、これは米国における最も影響力のある人権協会ですが、この団体は、国際人道法は、個人が敵対行為に参加することを阻止する場合を除いては、標的殺害、つまり無人機によって、レーダーで誘導された爆撃によって個人を爆撃...全文を見る | ||
○阪口委員 この問題に対する日本政府の今後の方針、これはやはり国際社会の期待に沿うものでなければいけない。そして、その上でのリーダーシップをとっていくということが、私は、日本としての国際社会における存在感の一つの見せ方ではないかと思います。 女性が教育を受ける権利を主張して、...全文を見る | ||
○阪口委員 真剣に議論を行っていく上で、基本になる国際法、これを押さえておく必要があると思います。 先ほど法的根拠ということをお伺いしたんですが、これはちょっと確認をさせていただきたいんですが、一九四九年のジュネーブ諸条約及び追加議定書によると、このようなことが述べられており...全文を見る | ||
○阪口委員 次に、トルコへの原発の輸出について、私、今回質問するのは三回目なんですが、前回、十分に聞き切れなかったこと、また政府の答弁が十分ではないと私なりに感じたことについて、改めてお伺いをしたいと思います。 なぜなら、前回の答弁の中には、商業契約がまだ終わっていない、ある...全文を見る | ||
○阪口委員 これは皆さんに、答弁者としての大臣に問題提起をしたいんですが、どの程度責任を負うかが決まっていない段階で、どうやって原子力協定に対する賛否の態度を我々が決めることができるんでしょうか。率直な疑問としてお伺いをしたいんですが、いかがでしょうか。 | ||
○阪口委員 確かに、まずは原子力協定を締結して、そこから始まるんだというのが政府の立場なのかなと、私は、答弁を聞いていて、あるいは先日からのさまざまな議論の中で感じる次第でございます。 ただ、先ほど問題提起をしたように、もうここで協定を締結するのか否かという判断をしてしまうと...全文を見る | ||
○阪口委員 事業者が責任を負う、そして、事業者が所属をしている、事業者の国籍にかかわる国が責任を負う可能性、私は、今の答弁を聞く限りにおいても、否定はできないと思います。これはさまざまな道義的責任や、あるいは技術を提供した国として、やはりその修復だとか問題の解決に対する責任という...全文を見る | ||
○阪口委員 日本政府としては、このような問題に対しては、あくまでも民間企業に対する訴訟であるということで、政府として直接かかわりを持つことがあり得るのか、あるいは、これは日本の原発政策にかかわる重大な問題として、政府として何らかのサポートをしていく考えがあるのか、この点についてい...全文を見る | ||
○阪口委員 わかりました。 最後に、トルコにおいて原発が建設予定であるシノップ市の状況についてお尋ねをしたいと思います。 この町は、黒海沿岸の、大変に風光明媚な地とされておりまして、観光収入が町にとっては重要な収入であるとも聞いています。また、パキ・エルギュル市長は、二〇...全文を見る | ||
○阪口委員 前回の質問でも指摘をしましたが、このシノップは、いわゆる北アナトリア断層、トルコを東西に横切る断層の北部に位置する。実際、シノップの周辺にどのような断層があるのかということについては現在調査中ということであると聞いておりますが、日本政府としては、可能な限りの情報提供と...全文を見る | ||
○阪口委員 終わります。ありがとうございました。 |