阪口直人

さかぐちなおと



当選回数回

阪口直人の2014年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月03日第186回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○阪口委員 日本維新の会の阪口直人でございます。  政府・与党の方々、特に、総理を初めとする責任のある立場につかれている方々は、本当に、日々一〇〇%以上のエネルギーを、目の前の課題、難題に対処することに注いでいらっしゃると思います。  一方、我々野党は、政権を担う中ではとても...全文を見る
○阪口委員 この問題は、本当に与野党問わず、我々が協力して立ち向かっていかなければいけない問題だと思います。  ただ、私の質問は、安倍総理が元総理の小泉さんがおっしゃっていることに対してどのように感じていらっしゃるか。その一言、ぜひ伺いたいと思います。いかがでしょうか。
○阪口委員 確かに、核廃棄物、もう既にたくさん存在をしているわけでありますが、しかし、今の安倍政権の政策は、これをさらにふやしていくことを前提にしているわけであります。  安倍総理、施政方針演説の中でおっしゃった言葉、やればできる、何度も繰り返しておっしゃっていました。そして、...全文を見る
○阪口委員 このエネルギーの問題、これは大変な難題だと思います。私たち日本維新の会も、このエネルギー政策がまだ完全にまとまっているわけではありません。  しかし、私も役所に対して、例えば、最終処分にどれぐらいの費用がかかるのかということも含めて、さまざまな試算、現在のところのコ...全文を見る
○阪口委員 このテーマについては、引き続きさまざまな提案をしてまいりたいと思います。  次の質問に移ります。  今、外国人によって日本の土地が大変な勢いで買われています。北海道などの森林、水源地として大変価値のあるところもそうです。また、沖縄県や鹿児島県のいわゆる離島、国境離...全文を見る
○阪口委員 前向きに検討してくださっていることについては、感謝を申し上げたいと思います。  ただ、最初にも申し上げましたように、政府・与党、さまざまな課題、難題に対処する中で、本当に余裕がない部分もあると思うんですね。  そんなことも考えて、我々は先回りをして、この問題に対処...全文を見る
○阪口委員 ありがとうございました。  ぜひ、国益の追求と、そして平和を希求する、このバランスに立って、このような問題について協議を今後も続けてまいりたいと思います。  以上で私の質問を終わります。ありがとうございました。
02月21日第186回国会 衆議院 外務委員会 第2号
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○阪口委員 日本維新の会の阪口直人と申します。  きょうは、まず最初に、政治家の言葉について、公的な立場に立っている方の言葉について、これは質問通告はしておりませんが、大臣のお話、考えを伺って、その後、顔が見える外交をどのようにして実現していくのかという点で、カンボジアやミャン...全文を見る
○阪口委員 責任のある立場の方が、慎重である、責任をしっかりとれる発言をすることが大事であると同時に、やはり、人の心を動かす言葉、あるいは交渉においてしっかりと国益をかち取る、そういった言葉も必要だと思います。特に、外交の責任者である岸田外務大臣、このことが大変にこれからも問われ...全文を見る
○阪口委員 国益を追求すると同時に、地球益また人類益を追求する、いかに高いレベルでそれを両立させるか、これこそがまさに今後問われる外交の大変に重要なポイントだと思います。この点については、外務大臣だけが、政府だけが頑張ってできるものではありません。市民社会、あるいは我々野党もあわ...全文を見る
○阪口委員 今の御答弁を聞いていると、まだ具体的にどのような方向性で行うかは決まっていない、カンボジア側の状況も見きわめてというように私は理解をしたんですが、例えば、どういう方がその調査に当たるのか、これは、選挙に詳しい方、あるいはカンボジアの情勢に詳しい方であるべきだと思います...全文を見る
○阪口委員 私自身、実は、カンボジアの選挙の支援に五回にわたってかかわったことがございます。最初は、一九九二年から三年にかけてUNTACが展開したときに、地域の、いわゆるディストリクト、郡レベルの責任者ということで、一年間かけて選挙人登録から選挙の実施まで行いました。その後、九八...全文を見る
○阪口委員 この点についての可能性について、ぜひ調査をしていただきたいと思っております。  一方で、ボイコットをしている野党の指導者サム・ランシーが私におっしゃったことは、今回の七月二十八日の選挙についての独立した調査委員会の設置を与党側が約束すれば、その時点でボイコットを解い...全文を見る
○阪口委員 ぜひこの点についてリーダーシップを発揮していただきたいと思いますし、これは、政府に対してお願いするだけではなくて、我々野党も、また市民社会も協力をして、オール・ジャパンで立ち向かっていく、協力をするテーマであろうと思っております。  ただ、この際に、本当に中立性とい...全文を見る
○阪口委員 このテーマは本当に古くて新しいテーマというか、実効性のある活動をすることと、その活動を継続するためにも、治安に対する配慮、安全対策を万全に行う、これは大変に難しいことだと思います。  ただ、この地域について自分自身がさまざまな角度から見る限りにおいては、政治的に安定...全文を見る
○阪口委員 ここは大変に難しい課題だと思います、今おっしゃったことは。ただ、それこそ、いろいろなアクターを有効活用できると思うんですね。日本大使館が行くのが一番いいのか、あるいは、例えば少数民族の言葉ができる日本人、あるいは外国人などもいらっしゃると思います。そのような方々を有効...全文を見る
02月25日第186回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○阪口委員 日本維新の会の阪口直人でございます。  きょうは、日台漁業取り決めについて質問をしたいと思います。  昨年の四月に締結をいたしまして、これは、十七年間にわたって協議が積み重ねられて、海洋生物資源の保護、そして利用、また操業の秩序について同意に至ったこと、関係者の御...全文を見る
○阪口委員 十七年間かけて協議をしてきた、その部分にフォーカスすると、これは確かに大変に長い議論を経て決まったということだと思います。  ただ、我々の印象、また漁業に携わっている方々の印象としては、尖閣の問題において中国と台湾を連携させない、そういった政治的な大きな課題を克服す...全文を見る
○阪口委員 冒頭に申し上げましたように、私は、政治的判断で、恐らく官邸主導で行われたのではないかと思いますが、この取り決めを行ったことで、尖閣問題について、一つの日本側の意思を示したということについては評価をしたいと思っています。  ただ、どちらにしても、日々生活をしている、こ...全文を見る
○阪口委員 生の声をもう少し紹介しますと、マグロは当然、生き物でありますから、日本側、台湾側の水域を分けてはいるものの、本当に年によってとれる場所も違ってくる。また、数十キロから百キロに及ぶ網の長さでありますから、潮の流れによって、ぎりぎりのところで操業していてもどうしてもひっか...全文を見る
○阪口委員 網が切られてしまった場合などは、例えば沖縄漁業基金事業などで補償するといったことも政府から提案していただいている、このこと自体はありがたいことなんだと思いますが、しかし、そもそも、台湾側がルールを守って操業しているのかというようなことに対してきっちり監視する体制がとれ...全文を見る
02月26日第186回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
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○阪口分科員 日本維新の会の阪口直人でございます。  岸田大臣とはここ数日で三回目の質疑ということでございますが、どうぞよろしくお願いいたします。  きょうは、日本の外交の課題として、グローバルな利益、また普遍的な価値にどのように貢献するかについて質問をしたいと思います。 ...全文を見る
○阪口分科員 長年の紛争を経験した国が平和そして復興していく上で、国際社会が求める百点満点の対応ができるとは限らないと思います。  ただ、スリランカに対しては、日本は最大の援助国の一つでもあり、また、私も大変に印象的な言葉として、サンフランシスコ講和条約の際に、スリランカの当時...全文を見る
○阪口分科員 今私が申し上げたかったのは、確かに、国際関係におけるさまざまな利害関係はあるでしょう、しかし、日本の外交の中心に据えるべき価値として、やはり人権、人道的な見地で対応するということは必要だと思います。  ことし三月に、再び国連の人権決議が採択される予定と聞いておりま...全文を見る
○阪口分科員 私は、安倍政権の外交方針というのは、非常に国家主義的というか、個人の権利よりも国家の権力を重視するという点が大変色濃いということについては懸念をいたしております。経済を重視する、これは大変に大事な視点でありますが、未来に対しても持続可能でなくてはならない、そして、や...全文を見る
○阪口分科員 自分の言葉でお答えいただいたことに大変感謝をしたいと思います。  ミャンマーにおける事例について少しお聞きしたいと思います。  人権状況を調べるためにミャンマーを訪問されていた国連のキンタナ特別報告者は、二月十九日にヤンゴンで声明を出して、西部ラカイン州で少数派...全文を見る
○阪口分科員 ロヒンギャの問題、ミャンマー国内においても、あるいは国際社会においても大変にセンシティブな問題だと思います。  ミャンマー政府は、この殺害に対して、自分たちも調査をしているんだ、ですから、外国が干渉すべきではないというのが基本的な立場であると思います。  ただ、...全文を見る
○阪口分科員 予算額がふえているということについては大変に頼もしく思います。ただ、円安の影響もあって、実際にはふえている分ほど中身が充実するかというと若干微妙なところもあるかと思いますが、これは、減少傾向が、今後はふやしていくという、そういった新たな方向に向かっていると考えてよろ...全文を見る
○阪口分科員 終わります。どうもありがとうございました。
03月12日第186回国会 衆議院 外務委員会 第4号
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○阪口委員 日本維新の会の阪口直人でございます。  昨日は、東日本大震災から丸三年が経過した、大変に特別な一日でありました。今なお原発事故の影響が、被災者の方々の生活に大変に大きな影響を与えていることを改めて認識した一日でもございました。  きょうは、同じく重大な原発事故の影...全文を見る
○阪口委員 私もウクライナ人の友人もおりまして、現地の方々にもさまざまな意見を聞き、また、さまざまな情報とあわせて現地の情報について思いをめぐらせているんですが、いろいろな意見があります。東西対立というのも一つの見方ですが、しかし、ヤヌコビッチ政権、また、一貫して続いている政治腐...全文を見る
○阪口委員 今さまざまな御説明をいただきましたが、例えば、三月の二日、アメリカのオバマ大統領、フランスのオランド大統領、またドイツのメルケル首相などは、プーチン大統領と直接電話会談を行っているんですね。私としては、ここに安倍首相が入っていないということ、これは、今、日本が置かれた...全文を見る
○阪口委員 今御説明いただいた二点目について、私の考えをお話ししたいと思います。  実は、私自身が、一九九六年にボスニア統一選挙が行われたときに、日本政府からOSCEに派遣をされて、当時の選挙におけるテクニカルアドバイザーのような形で、ボスニア統一選挙に対する助言をした、そうい...全文を見る
○阪口委員 今、暫定内閣が成立をして、五月二十五日の大統領選挙に向けてさまざまな動きがありますが、このウクライナの暫定内閣について、その閣僚のメンバーなどを見ると、大変に興味深いことがございます。  まず、ティモシェンコ元首相が総裁を務める祖国という政党からは、首相代行、また副...全文を見る
○阪口委員 大臣の立場上、そのような答弁になるのかなとは思うんですけれども、ただ、例えば、プーチンさんとお話をする、そして日本の立場を説明するときに、やはり一連のさまざまな点についても我々は把握しているんだということをしっかりと説明することも大事だと思うんですね。  要するに、...全文を見る
○阪口委員 ぜひ、その点についてはさまざまな厳しい状況を乗り越えて、日米関係、これを強固なものにしていく努力を続けていただきたいと思います。  三月六日には、米国が対ロシア経済制裁、これは、ビザの発給制限や、ウクライナの介入に関係する人物の米国への渡航禁止と米国内での資産凍結を...全文を見る
03月28日第186回国会 衆議院 外務委員会 第7号
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○阪口委員 日本維新の会の阪口直人でございます。  きょうは、積極的平和主義という言葉について大臣のお考えを聞きながら、平和に向けて日本としてどのような貢献ができるかということについて、昨今のさまざまな国際情勢における問題を提示しながら考えてまいりたいと思います。  まず、私...全文を見る
○阪口委員 今の御説明を聞くと、従来の積極的平和、平和学で使われている定義に加えて、さらに、平和を執行していく、そういった措置も含めた、要はより幅広い意味を持っている、こういった解釈でよろしいんでしょうか。
○阪口委員 ここは、日本語で言うと全く同じ言葉であるということが生み出す、いわば誤解というか、言葉が同じだからこそ、安易に使ってしまうということがさまざまな誤解を生むケースがあるということには注意をすべきだと思います。  一方で、これは英語表記で言うと、平和学で言うところの積極...全文を見る
○阪口委員 外交においては、特に外務大臣の役割は、まずは、さまざまな紛争解決において、武力を使うのではなくて、とことん外交努力、話し合いによって解決をする、これを中心に据えるべきだと思います。その上で、幾つか具体的な事例をもとに質問をしたいと思うんです。  つい三月二十四日にミ...全文を見る
○阪口委員 ミャンマーという国は大変な経済発展の可能性がある国ですから、日本として、経済の面で協力をする、またインフラ整備などに協力をする、これは大変重要だと思います。  ただ、積極的平和主義という言葉を使うからには、本当に繰り返しになりますけれども、現在、内戦状態が完全に全土...全文を見る
○阪口委員 私自身も国連ボランティアとして紛争地域の現場で数年間活動したことがあるんですが、本当に、なかなか外務省の方々では行けないような、いわゆる危険地帯においても、多くのUNV、国連ボランティアが今なお活動しております。また一方で、私も聞いてびっくりしたんですが、外務省の職員...全文を見る
○阪口委員 ありがとうございました。  ぜひ、この点、お願いをするとともに、私としても、平和構築の現場で活動する人材の育成、また、その育成の重要性ということについては今後もこの委員会などで提言をしていきたいと思いますので、ぜひ大臣もこの点についての問題意識を強く持っていただきた...全文を見る
04月02日第186回国会 衆議院 外務委員会 第8号
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○阪口委員 日本維新の会の阪口直人でございます。  本日は、原子力協定、また台湾の問題、さらにミャンマーやウクライナの問題など、多岐にわたって質問させていただきたいと思いますが、より成熟した民主主義の社会はどうあるべきか、また、前回質問させていただいた、積極的平和主義の視点から...全文を見る
○阪口委員 民主主義社会においてデモというのは、みずからの主張を表現する手段として憲法二十一条の第一項においても認められておりますし、政策決定者、政治的リーダーも、選挙によって選ばれた存在ではあるものの、やはりこういった国民の声をしっかりと謙虚な姿勢で受けとめるということは必要だ...全文を見る
○阪口委員 大変興味深い答弁でしたので、その大臣が参加されたデモについてもう少しお答えをいただけないでしょうか。
○阪口委員 大臣とは時々ジムで御一緒することがありますので、そういったもう少し開かれた場でぜひお伺いをさせていただきたいと思います。  デモというのは、否定的な捉え方をされる方もいますが、しかし、なかなか自分たちの声が政策決定者に届かないというときに、本当に自分たちの生存権をか...全文を見る
○阪口委員 日本では、福島第一原発事故の教訓を踏まえて、原子力の推進機関と規制機関の分離が行われて、原子力規制委員会が発足したわけでございます。ところが、私が調べた限りでは、トルコにおいては、トルコ原子力庁がいまだに推進と規制の両方を行っているということでございます。  ちょっ...全文を見る
○阪口委員 その点は本当に日本の責務であると思いますので、とにかく、我々の党は、この原子力協定については、党内で大変に激しい議論を行った上で反対ということでございますが、もし政府として原発を輸出するということであれば、今申し上げた点については万全の対応を求めるということをぜひお願...全文を見る
○阪口委員 私の今の質問の趣旨は、日本が引き受けるか引き受けないかということだけではなくて、トルコ国内においてどのように処理をされるのかということを実は聞きたかったんですが、この点についても教えていただきたいと思います。
○阪口委員 今の答弁を聞いていて、確かに、使用済み燃料の問題、これは国内問題であるということではありますが、ただ、原発は売るけれどもその点については勝手にやってくださいということであれば、世界最高レベルの安全を担保してエネルギー政策に寄与するんだという趣旨で考えると、これは大変に...全文を見る
○阪口委員 今、日本政府がこの国勢調査に直接間接的にどのようにかかわったのかということについてもお聞きしたんですが、この点いかがでしょうか。
○阪口委員 今、公平に実施をする、国勢調査についてこのような日本政府としての考えが表明されました。  基本的な考え方を伺いたいんですが、ミャンマーにおけるロヒンギャ族が国勢調査の対象から排除されるということ、これは公平なんですか。公平な調査ということと、現に住んでいるロヒンギャ...全文を見る
○阪口委員 今、ロヒンギャを排除することと公正な国勢調査を行うということの整合性についてという趣旨で質問をしたんですが、正直、私、今説明を聞いていて、一番聞きたかったことについてはよくわかりませんでした。  ロヒンギャの問題、これが大変難しい問題であるということは私も承知してお...全文を見る
04月11日第186回国会 衆議院 外務委員会 第11号
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○阪口委員 日本維新の会の阪口直人でございます。  きょうは、民主主義及び民主化支援についてまず最初にお伺いをさせていただき、その後に、沖縄問題の一環として、日本、台湾双方の漁業関係者にヒアリングを先日してまいりました。その問題意識に基づいて、日台漁業取り決めについて質問させて...全文を見る
○阪口委員 以前、外務委員会の中で、カンボジアに対する民主化支援の一環としての選挙制度改革のあり方について質問させていただいたことがございます。  私も、昨年の十二月に、カンボジアにおいて、昨年七月の総選挙後に続いているデッドロック状態というんでしょうか、それを何とか日本の力で...全文を見る
○阪口委員 日本としては、特にカンボジアに対しては、平和の仲介を行い得る数少ない可能性を持った国だと思いますが、この選挙制度改革をよりよいものにするということ自体が仲介のツールになっているのではないかというふうに私は思うわけでございます。  ですから、双方が納得できるような選挙...全文を見る
○阪口委員 今、政治的な対話は重要であるという大臣のお言葉がありましたが、四月に岸田大臣がロシアを訪問するという予定、これは、現状ではどのような状況なんでしょうか。
○阪口委員 昨今のウクライナ関連のニュースの中で、私は本当に大きな紛争のトリガー要因になり得ると危惧しているのが、ロシア系の住民がウクライナのドネツク、ハリコフ州などで共和国の樹立を宣言し、ロシア編入に向けた住民投票を行うんだと宣言していることでございます。これに対して、ウクライ...全文を見る
○阪口委員 アメリカのケリー国務長官が断言していることに対して、日本はまだ現時点でははっきりしたことは申し上げられないということは、日本とアメリカにおいてはこの件に関する密接な情報共有というのはないということでしょうか。
○阪口委員 今の岸田大臣の表情を見ていると、今の段階で断定的なことを言うのは得策ではない、何かそういうことを表情が語っているように私には感じられたんですが、どちらにしても、ロシアの外相と会談をするのであれば、この問題というのはなかなか機微に触れる問題でもあると思います。  総理...全文を見る
○阪口委員 以前、外務委員会の中で、このOSCEの調査ミッションの中に日本人を加えるべきだということを申し上げました。その当時はまだ日本人が参加する予定はないということでしたけれども、十万ユーロを出すだけではなくて、日本の価値観をしっかり伝える意味で、日本人を加える決定をしてくだ...全文を見る
○阪口委員 大変重要なことだと思うので、できる限り多く、また長期間にわたって監視できるような体制で臨んでいただきたいと思います。  日本による選挙監視チーム、これまでいろいろな形があったかと思いますが、余り短期間の、投票日の前後の監視ということでは、住民に対するさまざまな恐怖に...全文を見る
04月16日第186回国会 衆議院 外務委員会 第12号
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○阪口委員 日本維新の会の阪口直人でございます。  きょうは、まず最初に、日台漁業取り決めから質問をさせていただきたいと思います。  実は、先日、二月に沖縄北方特別委員会において、石垣島の漁業者に対するヒアリングを行った、その結果に基づいて、日台漁業取り決めによって新たに台湾...全文を見る
○阪口委員 日本側の船が大体十五隻ぐらいであるのに対して、台湾側の説明では、今回聞いたところでは、恐らく二百隻ぐらい、はるかに大きな船が操業しているということでございます。沖縄で聞いたときは、もっと多くの数の台湾船が出航しているということでしたけれども。  どちらにしても、今回...全文を見る
○阪口委員 この監視活動というのが大変に難しいと思うんですね。日本側の監視、そして、一方、台湾側にも厳格な監視を求めていく必要があると思いますが、このあたり、しっかりとそのルールが守られるようにするための監視のあり方、これはどのようになっているんでしょうか。
○阪口委員 具体的にはどのような体制で監視を行っているんでしょうか。
○阪口委員 今御説明を聞いていて、本当に沖縄の漁民が求めている台湾側の漁民によるルールの遵守が果たされるのかどうかということについては、私は心もとないものを感じざるを得ませんでした。  一方、台湾側は、例えば、漁船にGPSを装着させて、衛星によってしっかりと場所を把握すること、...全文を見る
○阪口委員 台湾側に対してルールをしっかり守るように要望する、ルールを守る前提としてのさまざまな体制の構築を要望する、これはやはり日本側が世界に対してしっかりと模範を示せるような体制があってのことだと思います。  ぜひ、日本のモラルは本当に世界に誇り得るものだということをこうい...全文を見る
○阪口委員 私が聞きたかったのは、この裁判に臨む上での日本の戦略が、どこが足りなかったのか、どこが間違っていたのかということに対する分析と、今後、北西太平洋やさまざまな沿岸調査捕鯨に関して、場合によっては本当に中止を求められるような、国際司法裁判所における闘いがあるかもしれない、...全文を見る
○阪口委員 調査捕鯨の関係者の方々の話をじっくり聞く機会があったんですが、今回の判決を受けて沿岸調査捕鯨を延期しようとしている、このことについて大変にショックを受けていらっしゃいます。今回の判決は、あくまでも南極における捕鯨に関するものであったにもかかわらず、例えば北西太平洋ある...全文を見る
○阪口委員 漁業者の方々、捕鯨関係者の方々は、四月二十二日にも沿岸調査捕鯨を再開するということで、着々と準備をされている、このように聞いています。  今回、調査捕鯨ができないと、伝統の継承、また、伝統的な技術の継承という点についても大きな問題が生じる可能性がある、こういった漁業...全文を見る
○阪口委員 今詳細を承知していないという答弁がありましたけれども、日本はアフガンの復興に対して五十億ドルを拠出している。その後も、それだけではなくて、引き続き支援をしているわけであります。  また、DDRという最も難しい任務を日本は行って、一定の成果を上げているにもかかわらず、...全文を見る
○阪口委員 この年次報告書の中にも、さまざまな人権侵害、これまではみんなが武器を持っていたわけですけれども、一般の人たちから武器を回収した上で、一部の人たちが武器を持っているということは、彼らはいわば特権的な存在になるわけですよね。ですから、銃を使って村人をおどしたり、要は強盗に...全文を見る
05月14日第186回国会 衆議院 外務委員会 第15号
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○阪口委員 日本維新の会の阪口直人でございます。  私は、この四月下旬から五月初めにかけて、中国の延辺朝鮮族自治州という、朝鮮族の方々が住んでいらっしゃる地域、まさに北朝鮮と国境を接した地域に行ってまいりました。目的は、北朝鮮をめぐる諸問題の解決にどのような力になれるかというこ...全文を見る
○阪口委員 五十年前の状況と現状は確かに違いますから、今大臣がおっしゃった、今、当時の事業を評価する、五十年のギャップを超えての評価というのは非常に難しいことがあることは私も承知しております。  ただ、日本政府の態度として非常に疑問に思うことが幾つかあるんですね。  例えば、...全文を見る
○阪口委員 今、大臣の答弁をお聞きしていて、現在のさまざまな御努力についてお話をしている、私はそのように受けとめたんですが、その質問は後からまたさせていただきたいと思っているんです。  私が今まず聞いているのは、当時の日本政府の対応について、日本としてしっかりとした評価と分析が...全文を見る
○阪口委員 今私が問題提起したのは、現在努力をすることは当然である一方で、どうして当時正確な情報を入手することができなかったのか、また、当時、帰国するかどうか、恐らく大変な葛藤があったと思うんですが、そういう方々に正確な情報を提供できなかったのか、その本質的な理由は何なのかという...全文を見る
○阪口委員 当時は、三年程度たてば帰国できるという、海を渡った方々はそういう思いを持っていらしたと聞いておりますが、実際に帰国した方というのはほとんどいなかったということですね。やはり、正確な情報を提供することと、当初の約束に基づいて、帰国希望者に対しては帰国できるような状況をつ...全文を見る
○阪口委員 これは私と同行してくださった方からいただいた情報なんですが、最初に私が申し上げたように、いわゆる日本国籍を持った方々、日本人妻の方々というのは、大変に厳しい状況にあったことは間違いないと思います。  一方で、一九九七年から二〇〇〇年にかけて、三回にわたって、私が把握...全文を見る
○阪口委員 粘り強く協議をしていくということですが、今、大臣の答弁の中には、日本としての確固たる戦略があるのかどうかということがちょっと私には伝わらなかったんです。  先ほど質問をした点なんですが、まず、戦略を立てる上で正確な情報を把握できているのか、あるいは、正確な情報を提供...全文を見る
○阪口委員 国交のない国、また、北朝鮮という国の特殊性を考えると、この情報収集は大変困難であるということは私も承知をしております。一方で、先ほど申し上げたように、日本国籍者に対する待遇が改善しているということは、北朝鮮としては、この問題をある種の外交カードに使いたいという思い、思...全文を見る
○阪口委員 この問題に対する我々の取り組み、私は二つポイントがあると思っていまして、まず一つは、日本国籍であろうとなかろうと、人道的な見地から、中国に対して、また北朝鮮に対して、この問題に対する改善を求める、これは国際社会と連携して強力に行っていかなければいけないと思っています。...全文を見る
○阪口委員 今の答弁、私が調べた、以前読売新聞に掲載された記事とは若干矛盾するところもありますので、後ほどこの点についてのもう少し詳細な事実確認をさせていただきたいと思います。  次に、この国境において脱北者をめぐる状況として私が大変に憂慮しているのは、ブローカーの存在なんです...全文を見る
○阪口委員 まさにこの点については、包括的にトータルで考えていく視点が非常に重要だと思います。  ただ一方で、北朝鮮と国交がない中で、できることというのは限られていると思うんですね。そういったことを考えると、例えば、議員外交をもって北朝鮮の政策決定者の本音を探るというようなこと...全文を見る
○阪口委員 この問題については、北朝鮮の特殊性ということを考えると、私は、あらゆる資源を投入する、オール・ジャパンで向き合っていかなければいけないと思っています。その中で、議員外交の可能性を排除してもいいのかということについては、私自身は疑問に感じております。  どちらにしても...全文を見る
05月30日第186回国会 衆議院 外務委員会 第18号
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○阪口委員 日本維新の会の阪口直人でございます。  きょうは、まず最初に、質問通告はしておりませんでしたが、ストックホルム日朝外務省局長協議におきまして、全ての日本人を対象として包括的かつ全面的な再調査の実施を北朝鮮が約束をするということで、拉致問題及び北朝鮮に今住んでいる、北...全文を見る
○阪口委員 この件に関しては、与党も野党もなく、日本人の命を守るということ、同時に、これは大変に重大な人権問題でもありますから、国際社会と一致協力をして解決に向けて努力をするということを、ぜひ、まさに我々と一体となった努力を行ってまいりたいと思います。  次に、先日、安倍総理が...全文を見る
○阪口委員 今大臣がおっしゃった、我が国以外は全てやっているという説明、確かにそうだと納得する部分もありますが、しかし、PKOというのは、本当に、そのPKOがいわゆる平和執行型の多国籍軍と一体になったPKOなのか、あるいはいわゆる伝統的なPKOなのかによって、事前に国連憲章に基づ...全文を見る
○阪口委員 ありがとうございます。  少し具体的な質問をしてまいりたいと思いますが、PKOの参加五原則、もう繰り返すまでもないと思いますが、一応確認いたしますと、紛争当事者間の停戦合意、受け入れの合意、中立的立場を厳守すること、以上の原則のいずれかが満たされない場合は速やかに撤...全文を見る
○阪口委員 それでは、国または国に準ずる組織ではない場合、言ってみれば、いわゆるテロ組織であったり、武装したゲリラ集団であった場合、この場合は現在ではどうなのか、また、今の議論の中で、こういった集団に襲われたときの対処というのはどのように考えられているのか、この点について伺いたい...全文を見る
○阪口委員 五月十五日の安倍総理の説明だけでは詳細は理解できなかったんですが、例えば日本人がいわゆる武装勢力に襲われたときに、PKOに展開している自衛隊が何とか駆けつけて警護できるようにするということが今回の目的であると理解してよろしいんでしょうか。その点、お答えいただきたいと思...全文を見る
○阪口委員 わかりました。  今の御答弁に基づいて、もう一つ問題提起をしたいと思うんですが、先ほど申し上げた、私自身が銃撃、襲撃をされた状況というのは、実は、政府軍の制服を着ている、しかし、当時のカンボジア政府からは給料は支払われていない、要するに、もう破綻した国家の中で給料は...全文を見る
○阪口委員 正直、官僚答弁というか、官僚の方ですから仕方ないとはいえ、実際、政務にかかわる方々、大臣、政務官、副大臣ときょう来ていらっしゃいますが、今の点についてはどのようにお考えでしょうか。
○阪口委員 今のお答え、ちょっとよくわからなかったんですが。  では、もう少し実例を挙げてお話しすると、私自身も、例えばパキスタンにおいて、オサマ・ビンラディンが潜伏していると言われていたアフガニスタンとパキスタンの国境地域で平和構築活動を行っていたことがあるんですが、そのとき...全文を見る
○阪口委員 まさに徹底的な議論が必要だと思うんですね。  憲法解釈の変更によって、集団的自衛権、またこういったPKOの駆けつけ警護などについてのルールを変えていく、これは、今まさに、いつこういった周辺の事態が起こるかわからない中で、スピード感を持った対応をする必要性というものも...全文を見る
06月02日第186回国会 衆議院 安全保障委員会外務委員会連合審査会 第1号
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○阪口委員 日本維新の会の阪口直人でございます。  きょうは、PKOにおける駆けつけ警護に絞って、日本がとるべき対応について質問をさせていただきたいと思います。  まず、私の考えとして、目の前の救える命は救わなくてはいけない、これは大前提だと思います。特に、自衛官の方々がこの...全文を見る
○阪口委員 今、我が身を顧みずということをおっしゃいました。自衛隊法施行規則三十九条によると、我が国を防衛するために、「危険を顧みず、」、そして「身をもつて責務の完遂に務め、」る、このように書いてございます。  しかし、「危険を顧みず、」とは書いてあっても、命をささげるとは書い...全文を見る
○阪口委員 任務を完遂する、この中で公務員の方々が命の危険に遭遇するということはあるでしょう。東日本大震災の中で、大臣の地元の女性の方ですね、命の危険が迫っているにもかかわらず、避難してくださいというアナウンスを最後の最後まで続けた女性の公務員の方もいらっしゃいました。  しか...全文を見る
○阪口委員 さて、金曜日に私は外務委員会でこのテーマで質問したので、きょうは続きという面もあるんですけれども、大臣が答弁された中で、駆けつけ警護について、他国と同じように駆けつけ警護を行えないということは問題だ、そのようにお答えをなさいました。  私は、自分自身がPKOに参加す...全文を見る
○阪口委員 私の考えは、駆けつけ警護という選択肢を完全に排除するという考えには立ちません。最初に申し上げたように、救える命を救うこと、これは大変に重要であります。ただ、実際に紛争地域において自衛隊が救える命、これはこの行動のリスクを考えると非常に限られてくるということを申し上げた...全文を見る
○阪口委員 この点は、恐らく、現地に展開する自衛隊の方にとっての大きなジレンマにつながる点だと思います。まさに、私は、法律によって歯どめをかけることが必要で、警護の対象をなし崩し的に拡大する、これは結局、地域の住民を誰が攻撃するのか。紛争地域の村というのは、昼間は普通の住民であっ...全文を見る
06月06日第186回国会 衆議院 外務委員会 第19号
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○阪口委員 日本維新の会の阪口直人でございます。  きょうは、まず最初に、先日の日朝政府間協議での合意、日朝合意について質問をさせていただきたいと思います。  先ほど小川委員からも御指摘がありましたが、私も、北朝鮮が誠意ある調査を行う保証がない中で日本が拉致問題解決のためにこ...全文を見る
○阪口委員 あくまでも先日の合意は、政府間の合意ということで、いわば官僚レベルの合意だという意識で私は理解しているんですが、北朝鮮という国は独裁国家であり、そして金正日総書記が拉致問題は解決済みであるという姿勢を以前示していた、そういった状況を覆すためには、この調査委員会が、金正...全文を見る
○阪口委員 ちょっと私の表現が誤っていた点、訂正します。私が申し上げたかったのは、あくまでも交渉したのが官僚レベルであって、そこに、政府間とはいっても、少なくとも先方の金正恩第一書記の関与がどこまであるのかということが、私は、報道あるいはこの合意文書の中では十分に確認できなかった...全文を見る
○阪口委員 先ほども申し上げましたとおり、結果が全てだと思います。また、一部の被害者が帰国したことをもって、これが全面的に解決されたというような評価をしてはならないと思います。ですから、北朝鮮がこれまでになくこの問題解決のために前向きな姿勢を示している、これは私も感じているところ...全文を見る
○阪口委員 次に、ミャンマーにおいて日本が官民を挙げて進めているティラワ経済特別開発事業について御質問をさせていただきたいと思います。  私も、このティラワ開発区については二年前に訪問をしました。当時は、これが二〇一五年までに開発されるのかと思うぐらい、まだ本当に何もない場所で...全文を見る
○阪口委員 ありがとうございます。  今御説明をいただきましたが、一九九七年当時のミャンマーというのは、私が知る限り、強制労働あるいは強制移転というのが、住民の合意、とても国際的な基準で合意と言えるような基準ではない形で行われる、そこに異議申し立てを行うというのは、直ちにその住...全文を見る
○阪口委員 終わります。ありがとうございました。
10月29日第187回国会 衆議院 外務委員会 第4号
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○阪口委員 維新の党の阪口直人でございます。  本日は、日豪EPAについて、そしてヘイトスピーチについて、さらに、積極的平和主義のあり方を問うという視点で、カンボジアに対する選挙制度改革支援について質問をさせていただきたいと思います。  まず、日豪EPAについてですが、私が質...全文を見る
○阪口委員 ありがとうございます。  一方で、TPPに関してはこのISD条項が入ってくるであろうということが予測されるわけですけれども、今回の日豪EPAにおいて、今大臣が御説明されたような交渉プロセスというものが、TPP交渉にどのように影響を与え得るのかということについて、これ...全文を見る
○阪口委員 どちらにしても、きょうもさまざまな論点が提示されましたが、この日豪EPAそしてTPPが日本の国益に確実につながっていくんだというその論拠を正確に示すことが、やはり農家の方々を含む人々に対する説得力になると思います。十分とは言えない面がこの質疑の中でも私は感じられました...全文を見る
○阪口委員 日本は人種差別撤廃条約の締結国であります。一方で、国際的な義務として、人種、皮膚の色、世系、これは血筋ですね、民族的、種族的出身を一くくりにして差別する人種差別を違法とする法制度、あるいはヘイトスピーチ自体を規制するような法的整備がなされていないわけですね。この現状に...全文を見る
○阪口委員 今の大臣の答弁を聞く限り、何が何でも積極的にこういった問題についてリーダーシップをとって対処していくんだ、そういった決意を感じることは私にはできなかったんですが、しかし、このヘイトスピーチというのは、まさに人間の尊厳を踏みにじって、同じ社会に存在すること自体を否定する...全文を見る
○阪口委員 今後考えていきたいということで、ちょっと煮え切らない答弁だなと正直残念に思うわけでございます。  国際社会においては、やはり過去のさまざまな戦争の反省などを踏まえて、このヘイトスピーチ、特に、先ほど申し上げた、人種や肌の色などを差別する、その存在自体を否定するような...全文を見る
○阪口委員 現在、与野党は、組織法の整備、すなわち、新たに選挙管理委員会をつくっていく、その選挙管理委員会のあり方についてさまざまな議論をしているところでありまして、また、それが整備された後に選挙法をつくっていく、そういう流れであると私は承知をしています。  やはり、私、野党、...全文を見る
○阪口委員 ありがとうございます。  基本的には、カンボジア側の要請に従って支援内容を決める、そういった方向性なんだと思いますが、私自身は、では、この選挙制度改革に直接かかわる政治家が実際にどのような支援を日本側に求めているのか、そういった視点でさまざまなヒアリングをしてまいり...全文を見る
○阪口委員 EUやオーストラリアが既に実績があるということで、彼らが積極的に選挙制度改革支援、特に有権者登録にかかわってくること、これ自体は私はカンボジアにとってはいいことだと思います。  ただ、私としては、やはり日本には、積極的平和主義という視点からも、あるいは民主化支援に一...全文を見る
○阪口委員 ありがとうございます。  最後の言葉は非常に大臣の思いがこもったものと私は受けとめました。  これはカンボジアに限らずですが、独裁的という言葉が正しいのかどうかわかりません、カンボジアは、ここ二十年、民主的な選挙が行われて、その中で、フン・セン首相がリーダーとして...全文を見る
11月12日第187回国会 衆議院 外務委員会 第6号
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○阪口委員 維新の党の阪口直人でございます。  きょうは、小笠原海域におけるアカサンゴの密漁船について、また、さまざまな違法伐採の問題について質問をさせていただきたいと思います。  まず、小笠原なんですが、私、今から十年ぐらい前になるでしょうか、ダイビングで小笠原の海に潜った...全文を見る
○阪口委員 今答弁をお聞きして、確かに、海上保安庁さんの仕事は、背後にもし国際犯罪組織があったときに、それが何者かということを調べることではないのかなというふうには思いました。  ただ、一方で、例えば十分な監視体制、情報収集体制があれば、それをもとにさまざまな情報の提供を要望す...全文を見る
○阪口委員 今私が質問したのは、この問題を解決していく上で本当に基本中の基本になることだと思うんですが、日本政府の中にはそういった問題を調査する権限がどこの部署にあるのかというようなことも明らかになっていないということでしょうか。この点、お答えいただきたいと思うんですが、いかがで...全文を見る
○阪口委員 非常に心もとない状況だなと正直思います。  最初に申し上げた私の小笠原の友人などは、いろいろな要望を私に伝えてくださるんですけれども、まず、やはり、自衛隊との連携は可能なのかということ、また、中国にはどういう申し入れをしているのかということをぜひ聞いてほしいというこ...全文を見る
○阪口委員 必要に応じてということですけれども、最初に質問させていただいた、密漁船の所在、また密漁を生み出すメカニズムも明らかになっていないということであれば、これはやはり、十分な情報収集が行われているとは言えないのではないかと、正直、大変に疑問に思うところでございます。  そ...全文を見る
○阪口委員 けさの議論の中でも、APECにおける外相会談の中でも強く申し入れたということを大臣はおっしゃっていたかと思いますが、具体的にどのように申し入れをされたのかについても教えていただけないでしょうか。
○阪口委員 本当に、結果を出すことが重要だと思います。  ただ、私がいろいろ調べた限りにおいても、中国側は中国側で一定の努力をしているようにも思います。例えば、サンゴを所持している、あるいは取引をしている者に対しては罰金を科するというようなこと、また、その罰則も日本以上に非常に...全文を見る
○阪口委員 この点については、確かに、大臣の短いAPECの会合の中で、細かいところまで追及するというわけにはいかなかったんだと思います。  ただ、ぜひ外務省にお願いをしたいのは、やはり、この犯罪グループの所在、また、どのようにして行われているのかというメカニズム、これをしっかり...全文を見る
○阪口委員 これが犯罪組織によって行われているとすれば、やはり、法治国家としての中国の誇りをかけて、中国側としてもしっかり対応しなければいけないと思います。  そして、同時に、この問題について日中で協力をして解決するための情報収集が必要だということであれば、私は、例えば自衛隊が...全文を見る
○阪口委員 さすが大臣、大変聡明な回答をされたと思います。  ただ、本当に、解散によってこういった一刻を争う問題が先送りになるということも、小笠原の方々の切実な声として寄せられていること、これはぜひ心にとめていただきたいと思います。  一方で、このような問題に対して、やはり国...全文を見る
○阪口委員 例えば尖閣諸島における中国の国際社会への発信を見ていると、まさにこの問題をメディア戦、イメージ戦と捉えて、自分たちにとって少しでも利益をもたらすような国際発信をしていこう、そういった戦略を感じます。日本の中にいると余り感じませんが、例えば英語で尖閣の情報を収集しようと...全文を見る
○阪口委員 この点については、私も長年、日本のメディア戦略、国際広報戦略には課題が多いと思っておりました。日本の国益にもつながり、結果的には、地球益というんでしょうか、貴重な生態系の保護にもつながるわけですから、ぜひ、戦略的に対応できるような体制をつくっていただきたいと思います。...全文を見る
○阪口委員 ありがとうございました。  ぜひ、この点については、しっかりと機能できる準備をして、結果を出せるように御努力をいただきたいと思います。  ありがとうございました。