坂倉藤吾

さかくらとうご



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坂倉藤吾の1977年の発言一覧

開催日 会議名 発言
10月28日第82回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
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○坂倉藤吾君 私は、きょう二つ問題を提起をしてお答えをいただきたいわけでありますが、一つは沿岸漁業、それにかかわる漁業無線の問題に関しましてお聞きをいたすわけでございます。  二つ目の問題は、米の需給調整にかかわる省の考え方並びに態度の問題、それについて質問をいたしたいと思うわ...全文を見る
○坂倉藤吾君 あと少し詳しくその点については触れてお尋ねをいたしたいと思いますが、昭和四十四年に国際的な関係から電波関係法令が大幅に改正された。その改正に伴って漁船の船舶局あるいは海岸局等施設にかかわる規制が加わっておりまして、場合によっては機種交換をしなきゃならぬ。こうした幾つ...全文を見る
○坂倉藤吾君 いまお答えいただきました四十四年二月二十六日ですね。この聴聞会というのはどういう規模になっているんですか、お聞きをしたい。構成。
○坂倉藤吾君 いまの答弁はわかるんですが、具体的に、じゃ聴聞に立ち会う対象というのは一体どうなっていたんですか、この辺一つはお聞きをしたかったわけでありますが、これはまあいいです。  それで問題は、先ほど質問をいたしましたように、今後の沿岸漁業の振興と、あわせて無線の占める位置...全文を見る
○坂倉藤吾君 そこで、省令に基づいて特例期間が設けられておりますですね。これが本年の十二月三十一日をもって特例期間がなくなります。したがって、現行旧機械のままで使われておる船舶数あるいはその船舶に対して具体的に十二月三十一日の期限切れまでにどのような形でこれの遂行を図られようとし...全文を見る
○坂倉藤吾君 いまの二千七百の数字ですが、これはもう管内全部調査をされて確認をしている数字ですね。   〔委員長退席、理事山内一郎君着席〕 ただ、私の出身であります三重県の状況からいきますと、この沿岸漁業無線の船舶局がいわゆる百十四、これは本年の一月一日現在。若干の移動はあり...全文を見る
○坂倉藤吾君 それで、いまの海岸局それから船舶局ですね、これに対して漁業近代化資金助成法施行令第一条、同表の第二、これに決められておると思いますが、これの活用状況。  それからもう一つは、同じ趣旨におきます農林漁業金融公庫の業務方法書別表、これの十八に定めがあるわけでありますが...全文を見る
○坂倉藤吾君 いまそういう御答弁をいただいたわけでありますが、先ほどもお話がありましたように、漁業構造改善事業の実施に伴いまして、昭和四十四年から五十一年、昨年まで四十二件の、構造改善事業として、その中の海岸局のいわゆる無線施設でありますが、この設備費として規定に伴う設備費用の十...全文を見る
○坂倉藤吾君 少なくとも政府補助を行うには根拠法規があって、その根拠法規に伴って補助が出されるわけでしょう。それが拡大解釈をされるというふうな話になりますと、これはとんでもないことになるだろう。もしそのことが通ずるとするのなら、SSBの海岸局が設定をされて、そのSSBを使う船舶局...全文を見る
○坂倉藤吾君 いまの長官の回答というのは、きわめて私は冷たい冷淡な回答だと思うんであります。また改めてその辺についてはもう少しやりたいと思います。  ただ、沿岸漁業の海岸局の実態であります。これは冒頭御説明をいただきました設置法あるいは組織令、これに伴うところの指導、補助あるい...全文を見る
○坂倉藤吾君 いま合理化の問題が出ましたのですが、これは前の当委員会の中で長官がやはり全国百三十七無線局の合理化の検討、こういう御答弁をなされています。いまのは数字が少し違いました。しかし、これは全体を指してのことだろうというふうに思いますが、現在漁業用海岸局というのは五百七十局...全文を見る
○坂倉藤吾君 考え方はわかるんでありますが、具体的にいま私ども県内で、局名を挙げれば、答志、波切それから古江、この三つは同じDSBであります。電波が同じである。さらにもう一つは、磯津、伊勢湾西部、この二局が同じであります。この磯津、伊勢湾西部につきましては、局が隣り合わせでありま...全文を見る
○坂倉藤吾君 ただ、これからますます沿岸漁業が増加をしてくるのは、これは郵政省自体が五十一年度の通信状況報告の中で明確に指摘しているんです。いわゆる二百海里時代を迎えまして遠洋の部分が少なくなってきている。いわゆる五十トン以上の船の船舶局数は減ってきているけれども、いわゆる十トン...全文を見る
11月01日第82回国会 参議院 農林水産委員会 第3号
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○坂倉藤吾君 私は、改正の法律案の性格を理解をするために少し質問をいたしたいと思うんですが、第八十国会の中で成立をいたしました領海法並びに漁業水域に関する暫定措置法でございますが、これは特定の外国を対象に置いたものではなくって、新しい国際海洋秩序の展望、あるいはこれの現実に対応す...全文を見る
○坂倉藤吾君 今回提出をされました改正法案ですが、これは具体的にはいま川村先生から御論議をいただきましたように、日本国の「地先沖合における一九七七年の漁業に関する日本国政府とソヴィエト社会主義共和国連邦政府との間の協定」いわゆるソ日協定ですね、これにかかわる措置の具体化と、こうい...全文を見る
○坂倉藤吾君 そうしますと、日本の隣接をするという立場になるところですね、すなわちアメリカあるいは南北朝鮮、中国、台湾省、こういった隣接をする各国との関係についても、この法案というものは具体的な事案というものが発生をすればこの改正法律というものは適用されると、こういうふうに理解し...全文を見る
○坂倉藤吾君 これは、先回配られました参議院農林水産委員会調査室の資料なんですが、この三ページに、後段の方ですが、「漁業水域法」は、「領海法」とともに七月一日から施行された。漁業水域は、韓国、中国に面する西日本の海域を除いて設定された。また韓国人、中国人については、漁業水域内にお...全文を見る
○坂倉藤吾君 それは、この法律のどこに規定されているんでしょうか。
○坂倉藤吾君 そこでお尋ねをしたいんですが、現実問題といたしまして、さきに私は、決算委員会の派遣で実は第七管区の海上保安部を実は調査を行ってまいったわけでございますが、そのときにいろいろと報告をされておる事態の中で、大変な問題が発生をしているのですね。件数からいきましても、この報...全文を見る
○坂倉藤吾君 そこで、現実的な形で御質問を申し上げるわけですが、その際に、密漁船といいますか、こちらの中へ入ってきて操業をしている船、それを見つけて警告あるいは停船命令その他含めまして行っていくわけであります。資料で明確にまだ私の方もきちっと調べておりませんが、北の方のソビエトの...全文を見る
○坂倉藤吾君 国籍が明らかになりまして、本来違反をしていたというふうに認識をされて、それが拿捕されない、すなわち、たとえば担保金も取れない、こういう状況になったときに、一体その措置はどういうふうに行われるのか、この辺が一つの私が聞きたいポイントなんです。これはむしろ海上保安庁じゃ...全文を見る
○坂倉藤吾君 時間がありませんのできちっと聞くわけにまいりませんが、結局水の上でございますから、たとえば操業中に網を流して逃げるとか、ジグザグで船を寄せられない状況、こういうのが大変海上保安としては苦労されている、こういう実情がはっきりしているわけでございます。したがって、見つけ...全文を見る
11月15日第82回国会 参議院 農林水産委員会 第4号
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○坂倉藤吾君 私は、いま提案のありました法律案の提出に至る意義と目的に関しまして、まず第一にお尋ねをいたしたいと思います。  この提案に当たっての背景の中で、昭和四十九年を基礎にいたしました消費の減退あるいは停滞をとらえておるわけであります。この時期は、御承知のようにいわゆるパ...全文を見る
○坂倉藤吾君 よくわかりました。  そうなりますと、法案提出に対してこの消費が減退をする、あるいは停滞をするという表現は、私は少し説明の問題としては適当でない。やはり正確にとらえるなら、いま局長が答弁をされましたように、これからむしろ微増する、むしろ先進国という立場で取り上げて...全文を見る
○坂倉藤吾君 何といいますか、自由に企業かそれぞれの立場で企業活動を行っていくというこういう市場の中に、今回特例法という、一つは政府権力が介入をしようという大変重大な法案か提案をされる。その一番大きな根拠は設備過剰、同時に過当競争が行われて価格が不安定になっておる、こういう実情に...全文を見る
○坂倉藤吾君 いま後段で説明がありました関係ですけれども、当然それは農林省が気がつくと同時に、業界自体が相当それぞれの立場で早くから気のついている問題です。したがって、そういう課題について、言うならば今日砂糖事情と申しますか、そういう現実的な形の中で業界が農林省に対して、たとえば...全文を見る
○坂倉藤吾君 大体はっきりしてきたと思いますが、十月の五日のこの委員会の中で丸谷委員が質問をいたしておるわけであります。大臣は、大石前農林大臣の、砂糖政策は筋から外れておる、精糖会社が足を引っ張り合って糖価をめちゃくちゃにし農民への圧迫にもなっているという趣旨の認識、この認識につ...全文を見る
○坂倉藤吾君 いまのお答えを要約いたしますと、まず一つは、消費者のために量も価格も言うならば安定的に供給をしていきたい。それから生産農民のためにも業界の安定が必要である。さらに、過当競争体質の是正がそのためには必要なんだ。それから、事業団運営に関してこうした措置をさしていくために...全文を見る
○坂倉藤吾君 次に、二つ目の大きな柱でございますか、この精糖工業会の中に体質改善委員会、これがつくられた。そしてこの体質改善委員会か答申をしているわけでありますが、その答申と、提案をされました法律案との関連について若干お聞きをいたしたいと思うのでありますが、ことしの二月の二十四日...全文を見る
○坂倉藤吾君 この答申の中には、検討経過として、特にこの重要問題につきましては小委員会を設けて、そして農林省とも意見交換した旨の報告があるわけです。で、この意見交換には農林省としてだれか出席をされておりますのか。  この前ちょっと私ども聞きましたんですが、法案作成者の渡邊審議官...全文を見る
○坂倉藤吾君 そうしますと、省としてきちっとした方針あるいは意見を持ってこれに臨まれたということはないわけですね。
○坂倉藤吾君 この答申を見せていただきますと、この中に基本的な考え方の骨子というものがございますね。この中には、「外濠を先づ埋め、内濠の処理にはいる。」という表現、それから、労務問題も含む過剰設備処理に際してこうむる企業損失の補償という問題、それから以上の二つを進めるのに価格安定...全文を見る
○坂倉藤吾君 大臣は、したがって、これは業界の協調性がとられるきっかけになるからという立場で大変評価をされておるわけですね。実際運用からいきますと、カルテル結成の時期、これが終わる時期にこの答申が出された。ところが、実際問題、カルテルの時期が終わりましてから再び糖価の問題は大変な...全文を見る
○坂倉藤吾君 その辺は、やりとりをしますと長くなりますのでその程度に終わりたいと思いますが、この答申の中身の先ほど申し上げました骨子を具体化をしていく、こういう立場がとられますとまさに合理化という点ではぴしっと一致をする。そのための対策として、今日この特に労務問題を含めた企業損失...全文を見る
○坂倉藤吾君 ただ、私は心配をいたしますのは、この提案をされました法律案が、いわゆる工業会の求めている外堀埋めの役割りを明らかに果たすんじゃないのか。したがって、このことの執行ということは相当農林省が大きな責任を持たなければならない。この辺の腹構えというのはきちっとされているのか...全文を見る
○坂倉藤吾君 だんだん繰り返しお聞きをいたしておりますと、提案の趣旨とお答えをいただいている内容とが少し間隔か出てくるような気がしてならぬわけでありまして、その辺はまた一遍整理をして後段で再度お聞きをする機会をつくりたいと思います。  次に、大きな柱の三つ目になりますか、豪州糖...全文を見る
○坂倉藤吾君 余り古いところは必要ありませんから。
○坂倉藤吾君 十月の二十六日の衆議院の農林水産委員会でありますが、これは神田委員が質問をいたした中で、当時のこの契約について杉山局長は、言い方は少し変わると思いますが、マレーシアあるいは韓国、これを一つの基礎に置かれて、それ以下の内容で契約することは困るんだよと。同時にまた、イン...全文を見る
○坂倉藤吾君 いまの点ですけれども、いまここに議事録がございますけれども、価格の決め方自体についてはいろいろアドバイスしていると、こう言われているわけですよね。そのアドバイスというのは、一つの指標がないと私はアドバイスはできないと思うんですよ。そのアドバイスということは、明らかに...全文を見る
○坂倉藤吾君 そうしますと、いろいろアドバイスはしたけれども、政府としては責任はこのことについては感じない、こういううに理解していいわけですか。
○坂倉藤吾君 責任を感じるのか、感じないのかということです。
○坂倉藤吾君 見込み相違に結果的になってきたそのことの間接的責任ですか、あるいは何といいますか、監督ではありませんけれども、これを所管をしている省としての間接的責任、それはあるけれども、直接それはかかわりありませんよと、こういうことなんですね。ところが、当時の田中元総理がこの契約...全文を見る
○坂倉藤吾君 記事の中に、実は「契約の形式は、民間企業ベースになっているが、実態は、日本政府がこの契約をオーソライズする形となるような一札か入っており、契約は政府の指導で進められた。」と、こういう記事がございます。また「国内価格抑制策の上からも、長期協定を促進させるべきだとして交...全文を見る
○坂倉藤吾君 一札というのは、交換公文のことなんですね。
○坂倉藤吾君 事情からいきますと幾つかあるんですが、いま局長とのやりとりをしておりましても、私自身何か痛感をするわけですがね。当時の状況からずっとこう見ていきますと、やはりこの契約について民間を正面に立てているし、出発は豪州からの売り込み、日本の商社がそれに乗った、こういう形で出...全文を見る
○坂倉藤吾君 次に、大きな柱ですが、精製糖企業の設備状況、それからこれは資料に基づくやつでありますが、溶糖能力四百四十万トンとも、あるいは四百四十五万トンとも言われておりますが、これの算出根拠について少し突っ込んで御質問をいたしたいと思います。  参考資料の七ページに溶糖能力を...全文を見る
○坂倉藤吾君 そうすると、溶糖能力を持たない企業はいま存在をしないということですか。
○坂倉藤吾君 そうしますと、四百四十五万トンの溶糖能力というのは、一体何社の集計でもってこれは行われているんですか。
○坂倉藤吾君 そうしますと、先ほどの説明からいきますと、この数字の中に入ってないでなおかつ溶糖能力を持って、稼働してないけれどもそれはあると、こういうことなんですか。
○坂倉藤吾君 その再製糖メーカーというのは原糖輸入に対して口を出そうとしてきている、現に出したわけですね、いまのお話からいきますと。そうすると、それは取り扱いとしてどうなるんですか。
○坂倉藤吾君 日豪砂糖協定で三十三社人っておる。三十三社だけれども、この表でいくと溶糖能力としては二十九社、すると四社差がありますね。この四社が、いま局長が説明をされますように、本来は粗糖を入れてそれを精製している工場でない、こういう説明になるわけです、いまの説明は。そうしますと...全文を見る
○坂倉藤吾君 私の方がよくわからぬようになってきた。混乱させられましたがね。結局、砂糖協定に参加した三十三社、これは三井、三菱を窓口にしまして、それぞれの企業別に何分かの配分を受けているわけでしょう。受けますね。その配分を受ける企業というのが三十三社、これは間違いないでしょう。そ...全文を見る
○坂倉藤吾君 すると、溶糖能力という能力の基礎がよく私はわからぬのですよ、いまの説明の中では。この辺はまた私も勉強しないといけませんね。大概勉強したつもりでおるんですが、よくわからぬです。じゃ、それはわからぬですから私の責任にして、まあわからぬなりに済ましますがね。  ところで...全文を見る
○坂倉藤吾君 そうしますと、いま申し上げました三つの関係のそのシェアというのはどういう形になるんですか、処理方法。
○坂倉藤吾君 明治製糖は。
○坂倉藤吾君 それから溶糖能力の四百四十五万トン、いま日産能力で、政府の説明で言われていますと日産は大体一万七千トン余りですね。それでこれを掛け合わしてみますと、溶糖能力四百四十五万トンの中で大体二百六十日の操業日数、これでいきますと一万七千百トン、こうなるんですが、これは間違い...全文を見る
○坂倉藤吾君 この溶糖能力の算出根拠、これをお尋ねをしたいんですが、これはそれぞれのいわゆる公称能力によってこの数字というのがはじかれたのか、あるいは機械寸法能力によってはじかれたのか、あるいはまた経済操業能力といいますか、そういう立場ではじかれたのか。農林省のいわゆる研究会です...全文を見る
○坂倉藤吾君 この機械寸法能力と言えば、おおむね一つの工場の中で年間フル回転をするという立場での能力が出てくることになると思うんですが、それはそれといたしまして、その数字を出すに当たりましてこれは農林省が直接測定をされましたのか、あるいはそれぞれの企業からの報告に基づいてそれを集...全文を見る
○坂倉藤吾君 本来、正確な数字をつかもうとすれば当然各企業間にいくわけでありますから、一つの数字の基礎になる統一というものを図らなきゃならぬだろうと思います。特にこれはクリーニングの言うなら工場でありますから、操業日数、就業形態、幾つかの要件があると思うんですが、いま機械寸法能力...全文を見る
○坂倉藤吾君 これは基本的に論議をしていますと、いわゆる過剰なのかどうなのかという、こうしたものをはかる私は大切な根拠数字になると思うんですね。それほど重要な、しかもそれがこういう法案になってくるんですから、重要な数字を把握をするのにその辺が整理をされないでおることについて、大変...全文を見る
○坂倉藤吾君 それでは出し得るような範囲で、いま私が求めました趣旨が生かされるようなひとつ工夫をいただいてお願いをいたしたいと思います。  次に、精製の形の問題になりますが、上白あるいはグラニュー糖、こればっかりつくっているときは、いま出されておる数字に近くなるかもわかりません...全文を見る
○坂倉藤吾君 具体的に例を挙げますと、表をお持ちでしたらひとつ見ていただきたいと思うんですが、東海精糖の場合ですね、機械寸法能力で日産八百六十八トン、これが集計の結果一体どういう数字で実は溶糖能力の中に参加をしておるんですか。
○坂倉藤吾君 それは何年度のやつですか。
○坂倉藤吾君 実態としまして、先ほど杉山局長は、現実にとられておる形態、言うならばそのときの実態に基づいてこの溶糖能力が集計をされている、こう答弁をされているわけですね。そうすると、五十一年度というのは、御承知のように東海精糖は問題が発生をいたしまして具体的には操業が乱れているわ...全文を見る
○坂倉藤吾君 私の手元にあります数字からいきますと、東海精糖は実能力六百十九トン、こういう数字が挙がっているんです。そうなりますと、これは逆にいきますと、いま四百九十七トンという数字のようでありますが、大変なこれは問題が発生をしそうなんですが、間違いありませんか、この数字は。
○坂倉藤吾君 そうしますと、数字合戦をするわけじゃありませんけれども、実態に基づいて溶糖能力というのが政府の責任ある一つの資料として提出をされているわけですね。ところが、これは実態だ実態だと言いながら、実態と大いに違うというふうに私は指摘をせざるを得ないんであります。その辺は私は...全文を見る
○坂倉藤吾君 それで、いままでのやりとりの中で局長が言われていますように、言うなら工場の操業の形態、これが大変この生産に大きく影響を占めることは明らかですね。そこで、全国砂糖労組、これはもう御承知のはずであります。この組合が三年間にわたりまして何とか中央で団体交渉ができないのか、...全文を見る
○坂倉藤吾君 休憩前に質問をいたしました関係に対して要望を申し上げておきたいわけでありますが、最後に御答弁をいただきました全国砂糖との中央交渉の関係でありますが、いま砂糖業界は大変な状況になっていますが、いずれにしてもこれが生産量にかかわって、それぞれの企業の操業形態あるいは総操...全文を見る
○坂倉藤吾君 大変御配慮をいただいておりまして感謝を申し上げますが、そうした考え方は、いまに変わらず相当以前からお持ちであるというふうに私自身としても受けとめてまいりたいと思います。  ただ問題は、そういうふうに関心をお持ちをいただいておるわけでありますが、具体的に事態というも...全文を見る
○坂倉藤吾君 業界全体に対する政策というのはこれはもう当然の話でありまして、しかし具体的にあらわれてまいりますのは、それぞれの個別の形態が必ずそれが業界全体に影響を及ぼしてくるわけですね、考えますと。業界全体の構成というのは個別で成り立っているわけです。そうなりますと、一遍に業界...全文を見る
○坂倉藤吾君 先ほども申し上げておりますように、私は何も農林省がそれぞれの企業で全責任を持って抱きかかえてそしてそれを保護しなきゃならないと、こう言っているわけじゃないんです。しかし少なくとも手当てについては、そうした企業の当面どこに問題があるかはよく把握できるはずですね、業界の...全文を見る
○坂倉藤吾君 それでは、経営の責任者から局長のところに御相談に行ったときに、十分にその意見についてアドバイスのできるように、私からぜひひとつお願いを申し上げておきたいというふうに思います。よろしいですか。——  そこで、さらに再建の立場から具体的なことを少しお聞きをいたしますが...全文を見る
○坂倉藤吾君 高くてもいいですからともかく原糖がほしいと、こういったときにこれはどこに話するんですか。精糖工業会なんですか、あるいは協会の方なんですか、あるいはその中のどこへ話をすればいいんですか。この窓口は一体どこになるのか、こうした問題に対して、たとえば先ほど申し上げました精...全文を見る
○坂倉藤吾君 これは杉山局長が知る知らぬの問題ではないと思いますが、三菱の方へ話にいきましたときに、豪州糖が今日高いですから、だからそれについて東海精糖の原糖配分について、あるいは再建について、私のところへだけ言ってもらっても困るんじゃないのかと、言うならば三井もありますよと、あ...全文を見る
○坂倉藤吾君 いま指摘をされております関係整理ですね、言うならば条件整理といいますか環境整理といいますか、そうした形については現地で最大の努力をしていくことになっているはずでありまして、そういう段取りで現在進められているんですね。しかし、一番肝心なことは、そういう努力がありまして...全文を見る
○坂倉藤吾君 どうもありがとうございます。ただいまの御発言を十分に私どもは受けとめて、最大の努力を力を合わせてやっていきたいというふうに考えるわけであります。  次に、国内の全般的な条件の問題に入りますが、その一つは自給率の関係であります。いま公表されておりますところによると、...全文を見る
○坂倉藤吾君 そこで、私は大変心配になるのでありますが、四十七年の輸入実績、これは国内産糖以外のやつですね、輸入糖でありますが、これが二百二十三万三千トン。このときに自給率がたしか二〇%であります。二〇・二%ですね、正確に言うと。それに対して五十一年の輸入実績、これは二百二十三万...全文を見る
○坂倉藤吾君 私の質問に対してお答えをいただいていないわけでありまして、問題は、そういうふうに目標を掲げながら具体的には減っていった傾向ですね。いま局長は、五十一年には底になったけれどもいままた七千ヘクタールばかり作付面積が上がってきたんだと、こういう御説明をいただきましたけれど...全文を見る
○坂倉藤吾君 結果的に、つくってももうからないから実はどんどん減っていった。しかし、最近それがやっと、ほかに収益の上がるようなものが見つからぬからまた戻ったというのが現状の形ですね。これに対して前の委員会の中で、この価格決定に当たって幾つか論議をされています。ところが、それを農林...全文を見る
○坂倉藤吾君 大臣からも御答弁をいただいておりましたですね、この法案によって消費者の価格、これはまあ消費者の価格というのは安いほどいいんですが、この際には適正価格と申しましょうか、そういう安定をした価格の保障、これは一定限私は果たせるようにも思います。問題なのは、先ほど少し触れま...全文を見る
○坂倉藤吾君 国内産糖を優先的に国内消費に充てると、こういうところは法案のどこにそれが触れられているんですか。ちょっと私不勉強で、いま言われていることが法案の中身としてどこに保障されているのか、この辺がよくわからぬわけです。  それから後半の問題は、局長そういうふうに言われます...全文を見る
○坂倉藤吾君 条文そのものにはありませんが、いまの大臣のお答えを条文を補足するものというふうに受けとめまして、一応その点は予解をいたしておきたいというふうに思います。  あと、余りもう時間がありませんので、少しまとめて私は申し上げていきたいというふうに思いますが、これからの業界...全文を見る
○坂倉藤吾君 以前に衆議院の方で提起をされておるというふうに思いますが、また、考え方として政府の方も言われております需給調整委員会ですね、この内容も含めて、省として具体的に設置の意向というものは明確になっているのですか。
○坂倉藤吾君 名前がどういうふうになりますかはともかくといたしまして、機能するいわゆる形としては、民主的にこの課題が論議をされていくような形というものをぜひともお願いをいたしたいというふうに思います。この協議会の構成の内容につきまして、衆議院の中で私どもの田口委員が質問いたしまし...全文を見る
○坂倉藤吾君 次に、新しい日豪砂糖協定、これはまだ協定と言えるかどうかあれなんですが、いわゆる十月の二十六日の合意にかかわるものと本法律案との関連について少し質問したいと思いますが、新しいこの砂糖協定は、固定価格部分、これが四十五万トンですね。それで精糖メーカー三十二社連帯取引保...全文を見る
○坂倉藤吾君 そこで、時間の関係でもう中身、細かい数字には触れませんが、この新しい協定によりますと、これで六十万トン形を変えて入ってまいりまして、計算をしていきますと、大体砂糖の市価二百十円程度、農林省のどうも試算によりますと百九十七、八円あたりと、こういうふうに伺ってはおるんで...全文を見る
○坂倉藤吾君 私が試算をしてという前提は三〇%グループと言われるところですから、まあそういう数字というふうに思いますがね。その辺は農林省の方が専門でしょうから、信頼をしておきたいというふうに思います。  ただ、くどいようになりますが、この価格形成にこれからこの法案によってやっぱ...全文を見る
○坂倉藤吾君 まあ余りその辺は突っ込まないでおきましょうか。  ただ、正直申し上げて、この法案が提出をされた時期——まあ大変短期間にこの法案の成立を目指して努力をされていることの、これは野党的うがった見方かどうか知りませんよ。しかし、少なくともこの問題について、何かあるんじゃな...全文を見る
○坂倉藤吾君 関連。  いまの問題に関連をしまして、ちょうど一カ月ぐらい前になると思いますが、局長は労働組合関係の方々と衆議院の第一議員会館の方でお会いになりましたですね。あのときの会議を傍聴させていただいたわけですが、そのときに大変重要な局長の発言を私耳にしているわけでありま...全文を見る
11月18日第82回国会 参議院 決算委員会 第5号
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○坂倉藤吾君 私は法務行政の執行経過に関しましては、ハイジャックの問題、あるいは刑法改正の問題、あるいはまた少年法、監獄法あるいは入国管理の問題だとか、ロッキード裁判など、幾つかただしていかなきゃならぬ観点があるわけでありますが、これはまた後日に譲ることにいたしまして、きょうはむ...全文を見る
○坂倉藤吾君 どうか、固苦しいというのが古いということにならないように、ぜひひとつ御要望申し上げておきたいと思います。  そこで、会計検査院の報告事項につきまして、これは検査院の方にお伺いをすることになりますが、この表現の中で、一つには「課税標準額の認定が実情に即応しておらず、...全文を見る
○坂倉藤吾君 そうしますと、この報告書の文章は、「課税標準額の認定が実情に即応しておらず」ということは、国語の時間じゃないんですけれどもね、しかし、少なくともこの表現というのは、いま御答弁のあった趣旨、それからいきますと大分問題があると思う、この表現の仕方は。この辺どうですか。
○坂倉藤吾君 つもりじゃなくて、字句の問題ですよ。
○坂倉藤吾君 お役所の人は故意にむずかしい言葉をたくさん使いますので、もう少し一般の人がわかるようにやはり正確にとらまえてもらわないと、これでいきますと、「課税標準額の認定が実情に即応しておらず」と、こうなる。そうすると、課税標準額というのがありましてね、その認定行為ですよ、認定...全文を見る
○坂倉藤吾君 その辺がよくわからぬのですがね。実情に即さないから低額だと認める、ここには論理の飛躍があるんじゃないですか。会計検査院が、たとえば手数料あるいは登録税、こうしたものに対して現行規定があるはずですね、その現行規定が高いか低いかという判断権まで持っているんですか。
○坂倉藤吾君 結局この形からいきますと、明らかにその判断基準が実情に合わないじゃないか、こういう指摘になっているのです。これは会計検査院の権限ですか。何に基づいてこれはやっているのですか。法的根拠を明らかにしてください。
○坂倉藤吾君 よくわからないんですがね。たとえばいま所得税法がありますね。この所得税法の基準が高いか低いか、そういう判断権まで会計検査院は持つんですかと、こう言っているんです。
○坂倉藤吾君 そうしますと、ここに、「登録免許税額が低額になっていると認められる事態」というのは行き過ぎですね。
○坂倉藤吾君 行き過ぎであるかもしれませんでは困るんです。現実にこれは公式に会計検査院が権限を持って出しているわけでしょう。しかも、それをこの国会の場で承認を求めようとしている、このことに行き過ぎがあるかもわからぬという、こういう答弁では私は納得できません。
○坂倉藤吾君 これ、検討して、この報告書を訂正をする気持ちはありますか。
○坂倉藤吾君 この「会計検査院の組織と権限」ですがね、これは調査室でつくられておるのですが、会計検査院の規定法規、どこをながめましても、いま私が皆さんに答弁求めていること、そうした権限はどこにもないんです。ないことが基礎になりまして、こういう検査報告が出ているということになります...全文を見る
○坂倉藤吾君 私はその中身を聞いているんじゃないんです。先ほども言っているように、会計検査院が指摘をしていること自体が会計検査院の任務から見て行き過ぎじゃないのか、このことを言っているわけですよ。それが妥当であるかどうか、中身の話が。そういうことを言っているんじゃない。これは会計...全文を見る
○坂倉藤吾君 会計検査院の権限を越えているというふうには判断をしないといういまの御答弁ですね。根拠法規を明らかにしてください。検査院の規定に対する法の何条のどこに書いてあるのか、明らかにしてください。
○坂倉藤吾君 結局その三十六条の取り扱いなんですがね。こういう会計検査院の報告の中へ、しかもこれは注意をしたと、こうなっておるわけです。注意をすべき性格なんですか、会計検査院の。これは私は、少なくとも別な形で意見——会計検査院が実情を調査をしたところ実情にそぐわない基準になってい...全文を見る
○坂倉藤吾君 そこで、これは法務当局にお聞きをすることになりますが、先ほどちょっと答弁の中で、前々からこの問題について——内容の問題ですよ、検討をされておったやに話がありましたけれども、これはいつごろから検討にかかられていたんですか。
○坂倉藤吾君 大体、いろいろと通達その他、法が、あるいは規定が、基準が、こうしたものが具体的実情に具体的な事例として上がってきたときにそれに合いませんと、その流れに従って通達が出たり、言うなら改正をされるまでの間のつなぎの措置というものがこれが行われるんですよね。そうしますと、い...全文を見る
○坂倉藤吾君 そうしますと、認定を具体的に行うところ、受け付けるところ、この辺からは、そういう基準とそれから実態と大変不都合だと、合わないと、こうした意見というのは、法務本省としてどういう形でそれらを取り上げておるのか、意見について。
○坂倉藤吾君 ちょうどタイミングよく検査院が四十九年度ですか、注意をしまして、その注意に基づいて直ちに五十年度には基準が変えられておる、こうなりますと、そんな勘ぐりまでする必要はないと思うんですが、少なくともいまお話しのように、準備をしてきておるのに、そうした内部的な実情も聞かな...全文を見る
○坂倉藤吾君 先ほど、法務省としてはこの問題について運輸省あるいは大蔵省、農林省、いわゆる関係のところ、これといろいろ意見を徴してきた、こういうお話でありました。結果は、これは罰金の問題じゃなくて、そういう科罰的な問題じゃなくて、少なくとも税の問題ですね。税の問題ということになり...全文を見る
○坂倉藤吾君 結局、時価の評価の仕方がこの省令で変えられた、こういうことになるわけでありましてね。しかも、いま御答弁のありましたように、これは、土地のいわゆる評価の問題あるいは建物の評価の問題いわゆる固定資産関係の評価の問題の評価基準を変えるのと一緒のことなんですね。したがって、...全文を見る
○坂倉藤吾君 この補助金便覧の方が間違いですね。
○坂倉藤吾君 ああ、補正後のやつを見ないとわからぬということですか、経過は。だから、冒頭の便覧を見てるととんでもないと、こういう話になるんですか。これはまあいい。  そこで、朝、田代先生の方からも御指摘ありましたが、法律扶助事業費のこの補助金につきまして、五十二年度は二百万増加...全文を見る
○坂倉藤吾君 法律扶助協会は、相当この事業内容についてみずからの問題として、しかも社会的責任を負って、突っ込んで検討をされているわけですがね。そうした関係について、法務当局としてこの扶助協会の意見というのは何か聞く機会というのはつくられているんですか。
○坂倉藤吾君 そこで、ちょっと数字的なことをお伺いをするんですが、この法律扶助事業費の補助金というのは、扶助協会のほかにどこか出されているところがありますか。
○坂倉藤吾君 この扶助協会の方から、これは責任ある書類だと思うんですが、最近の法務省の扶助費を見ていきますと、四十九年たとえば六千四百万、それから五十年六千四百万、五十一年、五十二年も同じく六千四百万、こうあるんです。七千万円まるまる出ているのは四十六年。そうすると、予算計上との...全文を見る
○坂倉藤吾君 一部は事務補助という形で内訳にされていくわけですね。すると、中身の扶助費というのは、いま申し上げました六千四百万というのがずっとと、こう理解していいわけですね。  そこで、法律扶助協会の方から、五十二年度はぜひともこれだけは欲しいんだという強い要望があると思うんで...全文を見る
○坂倉藤吾君 いま扶助協会、大変な赤字を抱えているわけですね。御案内のとおりだと思うんです。そうしたことが先ほど田代先生の方にお答えになったような幾つかの障害になっている、現実問題として。この辺はもう少し理解をして、ぜひこれ、大臣は検討していくというんですからね。五十三年度、これ...全文を見る
○坂倉藤吾君 午前の質問に対して引き続き申し上げますが、大臣、午前中の法律扶助の関係について、人権擁護局長は、最近の取り扱い件数が減ってきている原因につきまして、むしろ原因というより現象を答弁されたと思いますが、集団訴訟関係が減っている、それから交通事故の関係が減っている、こうい...全文を見る
○坂倉藤吾君 実態報告という立場から聞きますと、たとえば私のところへ投書等があったケースからいきますと、実際には保護観察に付された少年が頼っていきづらい、こういう現象が一つありますしね。それから、あるところでは三ヵ月に一遍ぐらいずつおれのところへ日を決めるから来なさいと、これだけ...全文を見る
○坂倉藤吾君 いま御答弁をされていますけれども、正直申し上げまして、この保護司として活躍をしてみえる人、この人は、決して私は悪い意味で申し上げているわけではありませんけれども、社会的な地位にこだわったり、言うならば依頼をしている法務当局の側の姿勢の問題ですね、これは人権擁護委員会...全文を見る
○坂倉藤吾君 まあ報告書にあらわれておることでございますから、ことさらに数字を述べなくともいいとは思いますが、実は法務本省の関係で見ていきますと退職手当、これが百四十五億五千七百五十二万三千円の予算ですね、それに対して流用による減額、これが十六億五千五百七十四万二千円、そうして不...全文を見る
○坂倉藤吾君 人事院勧告実施に伴いまして不足をという、こういういまの説明ですし、それから報告書にもそういうところが全部出てますね。それは人勧によってアップする部分については、これは全公務員官署すべてありましてね、しかもこれは補正予算にいつも上がっているケースですよね。そうすると、...全文を見る
○坂倉藤吾君 結局人件費が中心の官署だから、むしろこの職員の数の問題、これらは厳格に把握をして、それだけに正確に予算を提起をしまして、そしてそれを確保する、こういう筋にならないと私はおかしいと思うんですよね。いまの答弁からいきますと、逆に人が中心の官署だから、だから、人件費をたく...全文を見る
○坂倉藤吾君 べースアップの関係というのはずっと長い間補正予算ではほとんど処理されますね、毎年。その辺の慣行と具体的な組み方の問題というのは、いまの御答弁、どうもすっきりしないんですがね。どんなもんですかね。あわせて検査院のお考えもちょっと聞いておきたいですね。
○坂倉藤吾君 それから先ほどの答弁で、人勧実施分を含んでいるような含んでないような、当初予算盛るときに、この辺がどうもはっきりしないんですが、現実にそれを想定をされていつも予算編成に当たられるんですか。それともそれは想定をしないで、そのときの基本にしているんですか。
○坂倉藤吾君 五%の関係というのは、大蔵省の意向というふうに受けとめていいわけですか。
○坂倉藤吾君 もうちょっとはっきりしてくれませんか。査定か行われているということと予算要求をする段階とは私は違うと思うんですよね。そうしますと、たとえば職員基本給あるいは退職手当、たとえば退職手当はいまの年齢構成その他から見まして来年度は大体どれぐらい出るだろう、それをある程度概...全文を見る
○坂倉藤吾君 四十九年度でありますが、仮に五十年度の数字を見ていきますと、四十九年度と同じようなかっこうになっているんです、これは。だから、そのことから推計するのは、わずか二年間だけで推計したんじゃこれは大変だろうと思いますが、私は、私にいただいている範囲の資料で物を言いますから...全文を見る
○坂倉藤吾君 私はいま大変重要な御発言だと思いますよ。大体物価の上昇率あたりは役所専門にいままで——あなた、素人で、いままで全然経理の経験がなくて予算をつくられるのならいざ知らず、少なくとも役所の予算編成に当たっては、例年どういう形で実績の流れがあるのか、そのことは当然含めて私は...全文を見る
○坂倉藤吾君 庁費の法務省における支出の科目解疏、これは一体どうなっていますか。
○坂倉藤吾君 会計検査院にお尋ねをいたしますが、いまの質疑のやりとりをお聞きになっていまして、予算編成、同時に予算執行、こういう立場に対しまして、法務省の姿勢の問題を検査院としてどうお考えになりますか。
○坂倉藤吾君 私が午前、検査院の注意の事項で申し上げましたが、あの形はきわめて積極的で、本来、これ会計検査院が、予算編成された予算が移流用を伴わないで支出目的に従って具体的に正当に支出をしていく、こういう状況になるようにこれは指摘をせざるを得ないことなんじゃないですか。私は、いま...全文を見る
○坂倉藤吾君 理由があってと言って、その理由は確かめられているんですか、検査院としましては。理由なしに移流用が行われるはずはないんです、それは。たとえどんなことであろうと、それは移流用をしなきゃならぬ実態が起こっているんですから、理由はあるんですよ。理由があったら全部合法なんです...全文を見る
○坂倉藤吾君 特に財政法、会計法の諸規定、こういう立場からいきましても、編成した予算がたまにその年の大きな一つの状況の変化、こういう場合はともかくとしまして、同じ科目から同じ費目に常に行われているというようなことは必ず問題があるんですからね、いかに理由があろうと。何でしたら、その...全文を見る
○坂倉藤吾君 特に、何と言いますか、刑務所以下少年院、鑑別所あるいは婦人補導院、こうした関係についていきますと、これは実際は、この表で挙がっていますから、私、内容をよく承知をしているんですがね。警察白書でいきますと、これは五十二年八月の三十一日の官報でそのあらましが報告されていま...全文を見る
○坂倉藤吾君 どうもやっぱり実態とこう違うような気がしてならぬですが、刑務所の未決がありますね、未決の関係あるいは四八過ぎましてからの警察のいわゆる刑務所に対する代監ですね、代監中のもの、こうしたものの経費というのは一体どこから出るんですか。
○坂倉藤吾君 この予算費目にあります、警察へ弁償の形で払っているものがそうなんですね。そうすると、それらも含めまして、私は法務省関係の総体予算、この編成のあり方を、先ほどから言っていますように、きちっと一遍洗い直しまして、そしてもっと実態に即した予算編成、これをぜひつくってもらい...全文を見る
○坂倉藤吾君 まだ質疑時間は残っておりますが、いまの大臣答弁を了といたしまして、ぜひ予算編成に当たって、従来の惰性に流れることなしに、きちっと現実を見ていただく、そうして現実処理が能率的に、しかも所期の目的が達成かできるように、ぜひともひとつ努力をして、そうして、少なくとも財政法...全文を見る