坂倉藤吾

さかくらとうご



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坂倉藤吾の1978年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月10日第84回国会 参議院 決算委員会 第3号
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○坂倉藤吾君 幾つかあるわけでありますが、初めに郵政職員の採用の問題、いわゆる雇用の関係についてお尋ねをしたいというふうに思います。  人事院が行います初級職試験について、この関係を見ていきますと、昭和四十九年度の採用計画数、これは郵政省から出ておるものでありますが、これが四千...全文を見る
○坂倉藤吾君 そうしますと、人事院の当初行う定期の試験、それと追試験のいわゆる郵政職員甲の試験、この試験との相違は、人事院が直接すべて名簿登録まで行うものと、それから職員甲の場合は、郵政省が委託を受けて、いわば外務職の採用試験と同じようなシステムでこれらについての処理は任されるん...全文を見る
○坂倉藤吾君 そうしますと、人事院が直接行うものと、それから郵政が委託を受けて行うものと、言うならば試験の合格の最低、たとえば点数で申し上げたときに、その点数の公平性というものについては確保されておるんでしょうか、いないんでしょうか。相当な差があるんでしょうか。
○坂倉藤吾君 公平性が保たれておるという、それは郵政省としての判断ですね。
○坂倉藤吾君 人事院としては、いま申し上げましたように、他の所管庁と比較をし、そういう意味合いで郵政職員の初級職試験A、Bの制度を活用しながら一つの基準が引かれている。ところが、結果として採用が不足をして補充をしなきゃならぬ。補充の場合には人事院が直接やるんではなくて、郵政省が委...全文を見る
○坂倉藤吾君 質問の趣旨をよく御理解いただいいてないようですから再度申し上げておきますが、いまの数字はよくわかっているので、問題は、当初人事院が行った試験と、後で補充採用する場合の試験と、試験結果に基づいて採用するいわゆる程度の問題です。いわゆる採用するに当たって、百人なら百人受...全文を見る
○坂倉藤吾君 そこで、最近の、私どもが現実に職場等を訪問をして働いておる人々の意向を聞きましたときに、具体的に、たとえば都市部に相当地方の出身者が多くて、これが家庭事情その他の変化に備えて、言うならば自分の出身地の方に帰りたいという要求が相当あるわけであります。問題は、そういう人...全文を見る
○坂倉藤吾君 人事院の方、ちょっといまの問題に絡みまして、一つの仮定でありますが、提案を申し上げてみたいと思います。したがって、それに対する見解等があればお聞かせをいただきたいと思いますが、いまたとえば、私は三重県の出身でありますが、三重県の場合は、名古屋を中心にしての採用試験、...全文を見る
○坂倉藤吾君 いままでの経過あるいは現時点における考え方はよく理解をしているわけでありますが、いずれにしても人間生きているわけでありますし、世の中動いているわけでありますから、方針は方針として、やはり実情に合った、その情勢に見合った対応の仕方について十分に検討して、いいといいます...全文を見る
○坂倉藤吾君 質問をいたしましたのは、今後さらに努力をしていくのは、ある意味では一つの計画を持ちながら、その意識で対応していかないと私はいけないというふうに思うんです。そういう意味合いで目標設定というものが仮にあるのかどうか。たとえば法定雇用率の場合からいきましても、非現部門の場...全文を見る
○坂倉藤吾君 質問に対して必ずしもぴたっとくる答弁内容ではないようですが、筋道は踏まえられておるというふうに思いますから、よりそれを具体的実践の場に移せる計画、計画に基づく見地の指導、こういう関係をぜひ確立をしてもらいたいというふうに要望をしておきます。  次に、小宮山前郵政大...全文を見る
○坂倉藤吾君 郵政大臣が結局新聞あるいはその他で発表していますから、当然いま離職をされました、言うなら中高年の方々はきわめて期待を持って具体的に郵政に何とかなるんじゃないかと、これはもう大変なものであります。しかも、いま答弁のありましたように、単に、郵政がこれまた人事院の委託を受...全文を見る
○坂倉藤吾君 ただ、今日の状況は、たとえば中高年層といいましても、採用の年齢の制限は依然として四十歳ですね。そうすると、ちょうどたとえば公達第五十二号、これは昭和三十五年の九月の二十六日の公達であります。これは、郵政省に雇用しますいわゆる非常勤職員の雇用の法律なんですね。これでい...全文を見る
○坂倉藤吾君 ちょっと私はまだその答弁では納得できないんであります。たとえば合格の関係等について見ていきますと、結局年齢別の、たとえば採用試験の状況等からいきますと、たとえば募集人員——募集人員というのは、応募をしました人員とそれから合格をした人員の比率からいけば、年齢構成は、も...全文を見る
○坂倉藤吾君 次に、非常勤職員の雇用の関係でありますが、公達五十二号、これは先ほどもちょっと触れましたように、三十五年の九月二十六日の公達でありますが、これはまだ現行ですね。
○坂倉藤吾君 そこでお尋ねをいたしますが、現在の、郵政省が各郵政局にお示しになっておる事務補助員の定数、これはいま言いました公達の第四条の関係であります。それと、実際に事務補助員がどう配置をされておるのか、これについてお尋ねをします。
○坂倉藤吾君 これは、長期の休職者の補充ということだけではすべてではないでしょう。現実問題としては、幾つかの事務補助員の関係についてあるんじゃないですか。
○坂倉藤吾君 いま公達第五十二号の関係からいきますと、この中で言う非常勤の雇用形態というのは、一つは事務嘱託ですね、それから一つは事務補助員、それから技術補助員、技能員、臨時雇い、こういうすべての雇用形態というものが五十二号によってそれぞれのケースとして条件が決められている。現実...全文を見る
○坂倉藤吾君 結局、今日の職場の実態からいきますと、当然定員化をしなければならぬところの要素のものが依然としてその課題が達成ができないがゆえに、いま私が申し上げたような実態のままで多くの労働者が雇用されている、要約しますとそういうことになると思うのです。  これは具体例幾つもご...全文を見る
○坂倉藤吾君 ぜひ検討をいただきたいと思いますが、問題は、結局厳しくして、そうして法に触れないようにくぐり抜けていこうとする、人を道具にしか見ないようなやり方の制度については、ぜひこの際に解決をされるように強く要望をしておきたいというふうに思います。  次に、視覚障害者の郵便法...全文を見る
○坂倉藤吾君 よくわからぬですがね、いまの御答弁でいきますと。要は、録音テープそのものからいくと、一般化をしておって、言うなら視覚障害者が差し出されたのか一般の人が出したのか区別がつきにくいから、だからそこまで拡大ができないと、こういう理由に相なろうと思うんですね。私はそれは余り...全文を見る
○坂倉藤吾君 自治省お見えになっていませんか。
○坂倉藤吾君 私は、国民としての最高の権利行使、これが、体の都合によって投票所に行けないからということで、せっかくこの郵便投票のいわゆる在宅投票の形というものが取り上げられるようになったわけであります。もともとなかったわけですね。だから、一歩前進をしたんです。そういうことになりま...全文を見る
○坂倉藤吾君 いまの大臣の趣旨合いで当然のことだと思うのでありまして、ただ、どこがそれを口火を切るのか。やはり所管のところが、明確に、それらのことを考えたいがたとえばどうなんだという打診をしていく積極性があってそういう道が開かれてきますので、ぜひそういう姿勢を堅持をして、さらに関...全文を見る
○坂倉藤吾君 早くそれらが実現ができるように、ぜひとも関係者の方々の御努力をお願いをしておきたいと思います。ありがとうございました。  次に、電気通信監理官、電話の加入区域拡大についてお尋ねをいたしますが、五十三年度から始まる第六次五カ年計画のうちで、過疎地域などいわゆるおくれ...全文を見る
○坂倉藤吾君 いま大変重大な説明があったわけでありまして、結局電電公社として、取り残される分野について、公社自体の問題ではなくってそれは国のいわゆる制度の問題だという指摘ですね、こういう見解が表明をされました。まさに私自身としてもそういうふうに考えておるわけでありまして、したがっ...全文を見る
○坂倉藤吾君 時間がありませんから、大体趣旨合いは余り違いがないようでありますから、ぜひひとつ検討いただいてお願いをしたいと思います。  それから次に、郵便局舎の新築計画の関係を見ていきますと、新改築ですね。これは省の方針としては、郵便局舎の新改築計画というのは省の重点施策に入...全文を見る
○坂倉藤吾君 ところで、特定郵便局舎の建設の問題に関しまして、特に私有で建設をする場合に相当幾つかのもめごとが発生をしております。現に、いま北海道でも一つあると思うんです。これらの関係については、一体省として、こうした計画と実行とのかかわりの中でどう見ておるんでしょうか。  た...全文を見る
○坂倉藤吾君 私は、むしろそういうトラブルが発生をしたところについて、積極的に解決のためにも郵政省が直轄をしていくべきではないか。その方が正しいし、問題解決になるんではないのか、土地の人もそれを望んでいる。で、郵政省としても、これはやはり直轄化をしていくという方向というものがなけ...全文を見る
02月22日第84回国会 参議院 公害対策及び環境保全特別委員会 第5号
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○坂倉藤吾君 私、きょうおおむね時間の許す限り、地盤沈下の問題、それから水質保全の問題、赤潮対策、この三点についてお伺いをする予定でありますが、いま長官がお見えになっていません。そういう意味で、若干順序を変えて御質問を申し上げます。  その前に、先ほどの粕谷先生の御質問に対しま...全文を見る
○坂倉藤吾君 こういう立場の中で、たとえば「播磨灘を守る会」、これでは、問題として注目をされますのは、「多量の工場排水中に含まれた窒素・燐による海水の富栄養化」、さらにはまた「合成洗剤の大量使用・農薬の」——これは燐有機物を指すわけでありますが——「大量散布」の関係、これらが明ら...全文を見る
○坂倉藤吾君 特に、環境庁直接じゃなくてあらゆる分野でこの赤潮の検討が行われておるわけでありますね、自治体も含めまして。したがって、そうしたところの調査結果等も当然重視をしていただきまして、相当積極的に環境庁として前に出ていただかないと、私は環境庁としての役割りがないと思うんです...全文を見る
○坂倉藤吾君 環境庁の従来の一つの立場の中で水質の問題、いわば排出をされてきた問題をとらえてということでありますが、長官の所信表明によりますと、「私たちが今後取り組んでいかなければならない問題として、私たちの日常生活にかかわりを持つ諸方面、すなわち、生産、消費その他の社会的諸活動...全文を見る
○坂倉藤吾君 その重要なものをなぜ書かないのか。  いま全国的に見ますと、この地盤沈下の関係というのはどういうふうになっておるんでしょうか。あるいはまた、今日まで具体的にとられておるもの、工業用水法等、一応のそれに絡まる規制といいますか、対応の法律もあるわけでありますが、大まか...全文を見る
○坂倉藤吾君 いま聞くところによりますと、地盤沈下防止法——名前はどうなりますかわかりませんが、その法律案の準備が行われているというふうに聞いておるわけでありますが、これは一体いつ成案をされ、提出をされる予定になっておりますか、お伺いをしたいと思います。
○坂倉藤吾君 そこで、私はこれはきわめて重大な政府の責任だと思いますね。で、そういうような各省の今日までの努力、それはそれなりに結構でありますけれども、結局決まらなければ一番迷惑をしますのはそこに住んでる人たち、同時に日本の国全体の問題なんですよね。そうしますと、そうした経過を集...全文を見る
○坂倉藤吾君 それ、調整結構でありますけれどもね、やっぱり具体的にどうでしょうか、この国会で提案のできるように、長官としてひとつ腹を固めていただくようなことにできないでしょうか。
○坂倉藤吾君 長官自身がよく御承知いただいていますし、先ほども御答弁いただきましたように、本当に一度沈んだらこれはもう手当てをしましても浮かび上がらないことは事実なんですね。したがって、そういう重大な問題でありますから、それぞれの立場をさらに超越をしていただくように、ぜひともひと...全文を見る
○坂倉藤吾君 そうしますと、今国会に一応予定どおりこの法案は提出をされると、こういうふうに理解してよろしいですか。
○坂倉藤吾君 そこで、私が心配をいたしますのは、生活関係に触れて、閉鎖性の水域地域だけ、たとえばいままで問題になっておりますように、瀬戸内はもちろん後継ぎ法の関係もございますし、それから伊勢湾あるいは東京湾、こうしたところが関連をしてこようと思いますが、いずれにいたしましても、そ...全文を見る
○坂倉藤吾君 あらかたはいまの御答弁で理解はできるわけですね。ただ問題は、その御答弁のように現実問題として進んでいくのかどうか、ここが問題だと思います。いまもおっしゃられましたように、一例を挙げますと、生活排水の関係等になってまいりますと、いわゆるそれぞれの家庭のやっぱり協力が必...全文を見る
○坂倉藤吾君 時間が来たようでありますから、まだ不十分な点がたくさんありまして、私自身もすとんと落ち切っておりませんけれども、法案の審議の際にさらにまたお聞きをいたすことにいたしまして、そうした各関係についてぜひとも十分な合意をいただきますように要請をして、終わらせていただきたい...全文を見る
03月22日第84回国会 参議院 公害対策及び環境保全特別委員会 第6号
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○坂倉藤吾君 久保参考人にお尋ねをいたしたいと思いますが、いまの矢田部先生の御質疑の中に関連をするわけでありますが、お聞きをいたしておりまして、先生の御説明の趣旨、流れですかね、この流れは、前提としては、全部工場排水あるいは生活排水それぞれもとの段階ではやはり区分をされる、このこ...全文を見る
○坂倉藤吾君 じゃ簡単に、もう時間がございませんので。  今日幾つか社会的に守らなけりゃならぬ事項というものがずっと前提としてあるわけであります。ところが、現実社会というのは、その守られなけりゃならぬことが幾つか守られていないわけですね。それに対して、私どもとしては、それぞれの...全文を見る
03月29日第84回国会 参議院 公害対策及び環境保全特別委員会 第7号
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○坂倉藤吾君 質問の前に一つだけ、これは御答弁要りませんから、申し上げておきたいことがあります。  それは、当委員会における前回の質問のときもそうでありますが、どうも、私ども一般の市民の方々からのいろんな問題提起に対しまして、疑問に感ずる問題あるいは矛盾に満ちる問題、こうした観...全文を見る
○坂倉藤吾君 言葉じりをとらえるわけじゃないんですが、いま恒久法等について、それが実現するように検討いたさなければならぬという発言であります。私は、いま恒久法について検討をするというんじゃなくて、当然この課題については恒久法として取り組むんだというきちっとした態度というものが私は...全文を見る
○坂倉藤吾君 昭和四十九年の九月にこの補償法が施行されて今日に至っておるわけでありますが、四十五年の二月に、公害に係る健康被害の救済に関する特別措置法、これがつくられて、その当時の感想から申し上げて、画期的で、いわゆる被害者は、さすがにというふうに認識をしたことを、私も地方におっ...全文を見る
○坂倉藤吾君 いまの御答弁はそれなりにわかるんですね。法ができたんですから、その法で地域指定が的確に行われて、それですべて救済をされるという前提に立てば、私はいまの御答弁はそれはそれなりにわかるんです。もしそれで救済範囲なり救済対象なりが明らかに救済をされているとするならば、それ...全文を見る
○坂倉藤吾君 その辺はどうも納得できないんでして、それではお尋ねをいたしますが、そうすると、この法で指定をしている地域以外の、いわゆる地方公共団体が独自で行っておる地域についての実態というものは、環境庁として明確に資料その他整備ができているわけですか。
○坂倉藤吾君 救済の内容そのものが国の一応の基準と異なっておるという課題のものは、それはそれなりに一つある。いま私が質問を申し上げておりますのは、むしろそういう救済の内容、給付の内容の重ねの問題ではなくて、地域そのものの指定ですね、これについてきちっと掌握をし、そしてそこの地域の...全文を見る
○坂倉藤吾君 いまのその要件を満たしていないという、満たされていないという、その調査時点というのはいつですか。
○坂倉藤吾君 いま私の手元に、東京都の五十三年三月の「東京地域公害防止計画」、これがあるんです。これによりますと、いま東京都も逐次改善をされているというふうにおっしゃっていますがね、むしろ悪くなっているんです。年々これは悪化しているんです。いま特に私が申し上げましたこの練馬、世田...全文を見る
○坂倉藤吾君 理解せいと言われましても、いまおっしゃられているのは私もそのとおりわかっているんです。問題は、具体的にそのことによって認定患者の数が減っていくのか、大気汚染全体の形が浄化をされていくのか、こういう観点からいきますと、むしろ一つの物質について、たとえば硫黄酸化物等につ...全文を見る
○坂倉藤吾君 その引き継がれておるというところですが、言うてみますと、級から言えば特級クラスのところに盛られておりまして、余り新法の中でそれらが具体的になっていないというふうに私は見解を持っておるんです。そのためにどういう現状が発生をしているかと言えば、いわゆる新法が適用されまし...全文を見る
○坂倉藤吾君 この調査室の資料四十八、四十九ページを見ますと、この公害保健福祉事業費の欄でありますが、五十二年度に比較をして、五十三年度は伸び率でマイナス二・九%、金額にして一千四百万減、こういう数字になっているわけですね。   〔委員長退席、理事矢田部理君着席〕 年々充実を...全文を見る
○坂倉藤吾君 どうも説明聞きましてもよくその辺がわからぬわけですね。この保健福祉事業というのはおおむね地方自治体におんぶしているということじゃないんですか、現に。それで、地方自治体の努力、そこにもう任せ切っちゃって、国として余りこの問題について、予算的な問題あるいは精神的な問題含...全文を見る
○坂倉藤吾君 その辺は余り突っ込みませんが、少なくとも、たとえば患者の家庭を一々具体的に回って、そうして相談に乗って健康の回復にというような形の実務を行っていくのは、これはほとんど地方自治体であります。そうした人件費等については、今日までの状況の中で一体どこにどう盛られておるかと...全文を見る
○坂倉藤吾君 最後の点の、地方自治体への、こうした貢献度を含めて、もっと報いられるようにぜひひとつ今後の努力をいただきたいと思います。  それから、この患者の要望事項についてですがね、検討はしているがという否定的立場じゃなくて、何とかして実現をさしてやろうという立場での検討をぜ...全文を見る
03月31日第84回国会 参議院 予算委員会第三分科会 第3号
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○坂倉藤吾君 私は、農林省関係の同和対策事業の問題について中川農林大臣にお尋ねをいたしますが、五十年の総理府調査によりますと、同和関係の市町村の総数一千四十一というふうになっております。そのうち農家を持つ市町村数というのは九百四十六、林業関係の家庭を持つ市町村が三百九十三、漁家が...全文を見る
○坂倉藤吾君 いま、農林省としては延長をしていきたいと、こういうふうな大臣の御答弁をいただいたわけですが、今日までの質疑の経過を踏まえていきますと、いわゆる総理を初めとして大方の意向が、全体の合意を得るという条件の中で、たとえば同対協の意向はどうだろうか、さらにはまた地方自治体の...全文を見る
○坂倉藤吾君 ぜひひとつさらに馬力をかけてお願いをいたしたいと思います。  特に、これは御答弁をいただく必要はないのですが、被差別部落の方々については、農村に住んでおりながら農民でないという現状、あるいは漁師町におって、現実問題、海との生活のかかわりを持っておりながらいわゆる漁...全文を見る
○坂倉藤吾君 その辺はわかっているんだから、やるのかやらないのか。
○坂倉藤吾君 今日まで、たとえば先ほど申し上げたように、一つの制約が二ヘクタールから一ヘクタールに、あるいは戸数が十戸が五戸にというふうに変化をしたということは、現実上やっぱりそういうふうに下げていかないことには、地域の中で、地区の中で幾つかの問題が出てくるということを証明をして...全文を見る
○坂倉藤吾君 そうすると、今回の五十三年度からの一つの制約の切り下げに基づいて実行をしてみて、そして問題があれば検討すると、こういうことですね。そうしますと、問題があって検討するということは、実態に即してまだまだこれからも調査をしてみなきやならぬ、こういうことになるわけだと思うん...全文を見る
○坂倉藤吾君 いまの説明は、一つの私は理屈だとは思うんです。ただ、総理府にまとめ上げて、そして調査をしているということについては、それはそれなりの評価ができると思うんです。ただ、専門分野の立場に立っての調査というのは、残念ながら私は総理府の発行しております白書をながめましても、や...全文を見る
○坂倉藤吾君 いま農林省に普及員が一体何名おるんですか。
○坂倉藤吾君 その一万二千九百名という数字で、今日まで具体的にこの同和地域へ入ってどれだけの効果というものを上げておるというふうに評価をしていますか。
○坂倉藤吾君 いま、園芸局長がお答えになっていますように、大変分野が広いわけでありまして、専門的になっていく、非常にその分野の中での指導が広範囲にわたるがゆえに技術的に大変むずかしいということは十分承知をしているわけです。しかし、この地域について、特に総合的にこれらの指導といいま...全文を見る
○坂倉藤吾君 今後というのは、先ほどの構造改善局長の方の答弁にもありましたが、いまから始まりまして今後というのはいつまでも切りのない話でありまして、それは近いうちにというふうに理解をしておいていいわけですか、結論は。
○坂倉藤吾君 それじゃ時間が来ましたから、最後に、冒頭申し上げました特別措置法の延長の問題について、大臣が先ほどの答弁を推進をするに当たって、総理府の一番中心の課題ではあろうと思いますが、総理府が前面に出る課題ではあろうとは思いますが、ぜひひとつ閣議でもまとめ切ってやっていくと、...全文を見る
04月06日第84回国会 参議院 逓信委員会 第6号
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○坂倉藤吾君 きょうは、私は特定局の局舎、土地の問題、これを中心にしまして、時間があれば特定局長の任用の問題にも少し触れて質問をしたいと考えております。   〔委員長退席、理事案納勝君着席〕  具体的な質問に入ります前に、先般の二月の十日の日の決算委員会の中で、私はやはりこの...全文を見る
○坂倉藤吾君 省としての方針というのは併用方式だけなんですね、特定局は。維持管理ということについても併用方式一本の具体的な課題で今後も進めていくと、こういうことなんですか。
○坂倉藤吾君 昭和三十年の緊急改善八カ年計画、これから始まりまして昭和五十年の第三次五カ年計画終了、それは一段落。いま第四次にかかっているわけですね。   〔理事案納勝君退席、委員長着席〕  そこで、この三十年から五十年までの二十年間、この関係を特定局舎並びに土地取得について...全文を見る
○坂倉藤吾君 この前の決算委員会で質問をいたしましたときも、いわゆる建設計画と実行の差の問題について私は触れているわけですね。そのときにいま答弁がありましたと同様趣旨の答弁だった。だからそれは、答弁としては一貫しているのは悪くない。ただ、答弁の内容を見ていきますと、計画というのは...全文を見る
○坂倉藤吾君 だから、それはどの年度に財政事情が悪くて計画は組んだけれどもできなかったのか、それは五カ年計画でやられたんでは、しかも依然として実績として計画額、実行額というのは出ているわけですから、私はこういう事業形態なんというのはないだろうと思うんです、達成率からいきまして。そ...全文を見る
○坂倉藤吾君 いや、納得できません、それは。普通の場合ですと、達成率が半分に満たないような場合は、その間の長期計画であれば、計画の修正なり変更なりというのはあるんじゃないですか。しかも、これは先ほども言いましたように、八カ年計画から出発をしまして、それで第一次五カ年計画、第二次五...全文を見る
○坂倉藤吾君 くどいようですけれども、説明を聞けば聞くほどわからぬのですよ。たとえば先ほど二つ目の理由に挙げられました物価の高騰、オイルショックと、こう言いますけれども、それは何年ですか。三十年ごろにオイルショックあったんですか。三十五年にあったんですか。四十年にあったんですか。...全文を見る
○坂倉藤吾君 どういうふうにこれ言えば説明をうまくしてくれるんでしょうね。いま私は部分的に試算をすればわかってもらえると思って、全部やってなかったんですから、総合的に言いますけれども、これはこの前も言っていますんですがね、緊急改善八カ年計画の昭和三十年から三十七年、この七年間の普...全文を見る
○坂倉藤吾君 これはやりとりとしておりましても進みませんがね、少なくとも言っていること、あなた逆言っているんじゃないですか。当初計画したよりも物価が上がって一つのものを取得をするのにたくさん金がかかるというんならこれはわかるんですよ。ところが物価が上がって、そして見積もっておった...全文を見る
○坂倉藤吾君 どうもこれは何といいますか、じゃ、総体の財政事情なら財政事情としておきますがね、少なくとも総体の財政事情であったにしても、いいですか、はっきりしておいてくださいよ、長期計画を立てまして、その長期計画が達成できないということになれば、当然それは修正をすべきではないんで...全文を見る
○坂倉藤吾君 じゃ、この問題はまた後に留保をしておきたいと思います。  聞き方を変えていきますがね、第四次の計画の中で集配特定局、無集配特定局の今度は改善の計画局数ですね、いいですか、第四次の計画におけるところの集配特定局改善局数、それから無集配特定局の改善局数、いいですか、こ...全文を見る
○坂倉藤吾君 それは集配、無集配の別。
○坂倉藤吾君 さきの質問に五十一年、五十二年の実行局数、これが漏れておりますから……。
○坂倉藤吾君 後でちょっと一覧表にしていただけますかね。  それで、いまの局数の御報告をいただいたわけですが、この形からいくと、第四次計画中の約二千局に対して国有計画が三百五十ですね。間違いありませんね。——したがって借入計画というのは一千六百五十と、こういうことになりますね。...全文を見る
○坂倉藤吾君 そうしますと、冒頭、説明がありましたように、これは大臣の御答弁でありますが、特定郵便局舎については併用方式だと、こう言っています。併用式ね。併用じゃなくって、これは借入方式じゃないんですか。比率から言ったら、これは併用なんて言える筋合いのものじゃないでしょう。これで...全文を見る
○坂倉藤吾君 確かに今日までの長い歴史の中で、借入局舎の方式がとられてきているわけですから、私はそのことをとやかく言う筋じゃないんです。しかし、少なくとも併用ということになり、しかも国営事業でやっているということになったときに、国の方が全体の計画局数のこれ何%になりますか。二〇%...全文を見る
○坂倉藤吾君 ただ、念のためにこれはきちっと聞いておきたいんですが、借り上げといいますか、借入局舎、これに対する郵政省としてのいわゆる事業上のメリットというのは一体何があるんですか。この辺は省としてどう、幾つか項目があるだろうと思いますが、この辺を明確にひとつしていただきたい。
○坂倉藤吾君 私の質問がまずかったかもわかりませんが、私が言っていますのは、いまある全国の借り上げ局舎を一遍に郵政省が国営化をしてしまえということを言っているんじゃないのです。問題はこれからも、いわゆる耐用年数が来て建てかえていかなきゃならぬ局舎がどんどんあるわけですね。そのため...全文を見る
○坂倉藤吾君 いままでにそれでは具体的にその辺の試算をされたことありますか。
○坂倉藤吾君 それは総体でしょう。
○坂倉藤吾君 いろんなケースを集めてきた数字の問題ですね。個別に当たったことはないわけでしょう。
○坂倉藤吾君 いま言われております、その辺の安くなっているというのは、確かに一面では、いいですか、自分の、局長の、言うならば畑地だとかそういう私有の土地、これを計算に入れた幾つかの問題がこの根拠の中にある。それを国が取得をするということになった場合とずいぶん変化をしてくることは事...全文を見る
○坂倉藤吾君 私は申し上げておきたいんですがね、もう少し局舎問題について、具体的にどういう事情が現存しているかと、この現実の姿について詳細な私はやっぱり掌握をしてもらいたいと思う。  それは、省の今日までのやり方の中で、私はまあ特定の名前挙げませんけども、これはこの前の決算委員...全文を見る
○坂倉藤吾君 どうも郵務局長の答弁を聞くと何かみんなおかしくなっちゃうんですけれどもね。結局、局舎計画というのは、大体局舎の今日までのたとえば木造なら木造で経年別局数というのは管理されていますわね。それから現実問題経年だけで使えるか使えないかというのは判断できませんからね。局舎需...全文を見る
○坂倉藤吾君 前にも質問をいたしまして答弁をいただかないでそのままきているんですがね。そうしますと、第四次の五カ年計画の中で、この計画金額の中に国費分がどれだけ、借り上げ分がどれだけ、こういうものは決められてないわけですね。
○坂倉藤吾君 実施の段階で、本当にいまやらなきゃならぬかどうかという決定は、私はそれはしようがないと思うんですよ。しかし、少なくとも計画をしていくのに、ここの局は大体この年度にはやらなきゃならぬということの積算がこれが計画になっているんじゃないんですか。そうしますと、私はもともと...全文を見る
○坂倉藤吾君 故意に答えてくれないのかどうかもよくわかりませんがね。何のためにじゃ郵政省は局舎の構造別、経年別の計をとっているんですか。
○坂倉藤吾君 経年だけでやるわけじゃないですがね。だから、総合的に局舎の状況等についてしょっちゅう調査をやって掌握に努めているわけでしょう。どこどこの県のどこの郵便局は大体いつごろになると時期が来ますよということは郵政として掌握しておるはずでしょう、現に。したがって、そのことが計...全文を見る
○坂倉藤吾君 それは土地、建物含めて……。
○坂倉藤吾君 いまその相模大野の土地、建物の評価額は幾らですか。
○坂倉藤吾君 まあ、さっきの地代にしましても、五十一年評価に対して四十八年評価でそのままきていると、あるいはまあ建物にしても、いま評価をしないでという話にはならぬと思うんですね、もとはあったやつが、もとの評価が、たとえば借料の改定の際には再検討されてやっているはずでありましてね、...全文を見る
○坂倉藤吾君 それから相模大野の局の所有者、それから契約者、これが違いますか。あるいはまた、もし違っておるとすれば契約者はだれで所有者はだれか、この辺ちょっとお聞かせいただけませんか。
○坂倉藤吾君 そうしますと、今日では第三者所有の特定郵便局舎と、こういうことになりますね。しかも前局長の、社会的に大変問題を、犯罪を犯して指弾をされておる当該本人を、いまだにもって郵政省が契約当事者として認知している、こういうことになりますね。この辺の関係は——監察官は見えてます...全文を見る
○坂倉藤吾君 本年一月からということは、相殺措置が本年一月からと、こういうことですね。
○坂倉藤吾君 郵政省としては、一月というのはこの事件を承知をした月になるんですか、相模大野局事件を。
○坂倉藤吾君 そのことの局舎料のそれをこれから積み重ねていくというのは、それはそれなりの一つの便法でしょう。  ただ、弁済能力がないからせめてそれでもというこういうことで出発をしておるんだろうと思いますが、もう一つの課題は、先ほど大森議員の方から提起をし、御論議がありましたいわ...全文を見る
○坂倉藤吾君 質問の仕方が悪かったかわかりませんが、改定というのは利率の変更に基づいて改定しているわけですか。
○坂倉藤吾君 改定というのは時価あるいは建物そのものに対する評価の仕方が、見方が変化をしたから局舎料の改定をしなきゃならぬ、そのほかのいろんな要素もあるでしょうが、もっと上げてくれという要求も一つの要素ですがね。そういう形で引き上げられたのであって、先ほど言いましたように、大体の...全文を見る
○坂倉藤吾君 私はそこで郵政大臣にちょっとお聞きをしたいんですが、先ほど、零細な貯蓄にしわ寄せをさせるようなことはやりたくない、こういうふうな御答弁があったわけであります。ところが郵便局舎にとりましては、局舎の関係、おおむね第三者といいながらいずれにしても当時のそれぞれの局に関係...全文を見る
○坂倉藤吾君 いまちょっと社会的な世論に耳を傾けてもらいたいと思うんですがね。都市部の大変地価の高いところ、こういうところはだれが見ましてもいま現に困っておりますように、国ででも手をつけなければ、個人で投資をしてそうして局長になってという魅力がないからやり手がないですわな、はっき...全文を見る
○坂倉藤吾君 済みませんね。きょう冒頭申し上げましたように、局舎問題、同時に人事問題も触れて御質問を申し上げたかったわけでありますが、どうも郵務局長の答弁が戦術的であったのかどうかよくわかりませんけれども、それで長引いていきまして、人事問題について触れることができませんでした。私...全文を見る
04月18日第84回国会 参議院 農林水産委員会 第8号
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○坂倉藤吾君 関連。  いまの長期計画の関係ですが、これは森林法の第四条それからさらには林業基本法の第十条、この条項からいきますと、当然計画に狂いが生じたそういう場合についてはこれの見直しをしなきゃならぬ。私は、これは法律に基づいた義務だと思うんですよ。その関係については、一体...全文を見る
04月20日第84回国会 参議院 農林水産委員会 第9号
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○坂倉藤吾君 私は、前回の各委員からの質問に重複をする部分が相当数あろうと思いますが、もう少し掘り下げて政府の見解をただしていきたいと思います。  質問の具体的な形に入ります前に、どうしてもただしておきたいことがあるわけでありますが、質疑の中にも出ておりましたように、四月の十四...全文を見る
○坂倉藤吾君 関係があるとするならば、四月の十四日に閣議決定が行われておって、そして各新聞にももうすでに概要が報告をされておるわけですね。なぜ審議を行う関係の私どもに対して、白書あるいはそれを要約したものが配付をされないんですか。その辺の関係について、私は態度の問題として、ぜひひ...全文を見る
○坂倉藤吾君 まだ私も納得できないんです、いまの答弁ですとね。それは、例年の私は白書じゃなくて、ことしは五十三年度から六十八年までの十五年間のいわゆる森林計画、これが提出をされる年なんですね。しかも、先ほどから私申し上げておりますように、民有林の関係については、合併助成法とともに...全文を見る
○坂倉藤吾君 ぜひ実質的にそれが役に立つように私はお願いしたいと思いますし、それからもし国会提出とのかかわりがあるとするならば、先ほど川村先生の方からも御指摘がありましたように、マスコミの関係、これは国会に提出しそのことが公にされる前に、私は閣議決定だからといってマスコミに発表す...全文を見る
○坂倉藤吾君 そうしますと、この基本法の九条あるいは十条の計画、これはそれぞれの条文の中に、そうした立てた計画見通しが変化をした場合に手続を踏まえて修正をするということが法の趣旨として義務づけられているわけです。これは私は義務だと思うんですよ、法律としての。その辺の変更措置は一体...全文を見る
○坂倉藤吾君 検討は進めてまいりたいというのは、前回もたびたび出ているわけですね。私は、そうじゃないと思うんです。それはどういうことかと言いますと、いま長官言われますように、非常に息の長い問題を相手にしているわけです。したがって、原則的には資本主義経済のいわゆる変動の問題に左右を...全文を見る
○坂倉藤吾君 私、まあ前回村沢委員の方からも指摘をされていますように、いまのこの日本の森林の保続培養というこういう観点からいきますと、いま長官が言われましたような形が具体的に反映を、直接責任を持ってやれるというのはこれは国有林ですよね。ただ、そういう全体の方針に対しては、いわゆる...全文を見る
○坂倉藤吾君 ぜひ先ほど長官からも、あるいは大臣からはどうもはっきりしたお答えをいただけなかったようでありますが、出ておりましたように、原則として経済変動に目を奪われて、そしてそれに対応することに余りにも急で、基本が置き去られてしまうことのないように、ぜひその辺を整理をし、そうい...全文を見る
○坂倉藤吾君 今日の現状の問題を、戦前あるいは戦後を通じてながめてみたときに、一番主原因というのは、これは戦中にあるわけでございますが、いわゆる木の成長ということを無視をした乱伐、これが第一ですね。したがって、いま御説明がありましたように、戦後の植林によってそうして日本の森林をこ...全文を見る
○坂倉藤吾君 そうしますと、外材のいわゆる輸入規制もあり得るというふうに私受けとめたのですが、そうすると、今日のこの仕組みの中で外材の輸入を規制をするそうした措置、法的な措置でありますが、これはどこにあるのですか。
○坂倉藤吾君 どうも少し歯切れが悪いんですが、いま何も措置はないわけですね。そうすると、林野庁として輸入業者に対してのこの程度にしてもらいたいという願望ですね、これが行政指導と、こういうことになるんです。ただ、農林省の場合は、米の生産調整じゃありませんけれども、行政指導でもペナル...全文を見る
○坂倉藤吾君 ぜひいまの関係は、さらに効果的になるように、期間的なものもありますから、先ほどのお話じゃありませんが、いつまでも検討じゃぐあい悪いですから、ぜひひとつ十分に充実をしていってもらいたいと思います。  そこで、少し視点を変えて御質問を申し上げるわけですが、林業関係の労...全文を見る
○坂倉藤吾君 そうしますと、これからの就業人口を大体二十二万ないし二十三万ぐらいで推移をしていくとして見ましたときに、民有林の占める保続培養というこういう課題に対して、これで十分だというふうに御判断をされますか。いかがでしょうか。
○坂倉藤吾君 そうしますと、その労働力をいずれにしても定着をさしていく、こういうことが大原則になるわけですが、そのときに、今日の社会情勢の中でそれを定着をさせていく一番大きな課題が私はあろうと思いますね。で、今日この労働力の現状をながめてみたときに、この山林、さらには林業労働者が...全文を見る
○坂倉藤吾君 いま、わが国の国土のおおむね六〇%、これが森林山野、そのうちこの森林の六八%、大体これに当たります千七百二十万ヘクタール、これがまあ民有林ということになっているわけですね。その民有林の特徴というものは、国有林と対比をしてみたときほとんどが里山ですね。私はここに大きな...全文を見る
○坂倉藤吾君 その辺は、いま言われたことは、強力なぜひひとつ体制で進めてもらいたい。  この前の委員会の際にやりとりがありましたことに関連をしてもう少しただしておきたいんですが、人工造林面積の関係であります。里山薪炭林が、今日、統計でいきますと七百万あるいは八百万ヘクタール、こ...全文を見る
○坂倉藤吾君 大体構想としてはわかるんですが、実現可能であるかどうかという立場からいきますと、いまの御答弁について大変私はやはり危惧を感ぜざるを得ないのです。たとえば一番最後にお答えになりましたこの利用拡大をどうやっていくんだろうか、口で利用拡大というのはたびたび出ますんですが、...全文を見る
○坂倉藤吾君 そうしますと、いま長官お答えになりました中でも、いわゆる作業班の強化、これはもうもちろんこの森林組合法に絡んで論議をされるところですが、この作業班の強化をしていくという立場は、先ほども少し御質問申し上げましたように、非常に高齢化をしている現象の中で、具体的に挙げてい...全文を見る
○坂倉藤吾君 私は、第一の課題というものは、森林事業が持ちますいわゆる公益性の問題をきちっとやっぱり認識をする人ということが、まず第一の条件であろうと思います。しかし、公益性といいますか、社会的使命感、これだけで飯が食っていけませんから、そのことを十分認識をし、それにこたえ得るよ...全文を見る
○坂倉藤吾君 四十三年の森林法改正のとき、それから四十九年の同じく森林法一部改正のときに、このときにそれぞれ附帯決議が行われているわけです。この附帯決議の中で見ていきましたときに、いまお話の出ています後継者含めてでございますが、いわゆる林業労働者の労働環境についてこれを改善を図っ...全文を見る
○坂倉藤吾君 なお、重要性にかんがみてぜひとももっとやはり強化をしていただかないと、具体的にはまだまだ困っていますよね。この現実といいますか、実態はやはり的確につかんでもらいたいというふうに、私は特にこの問題について要望をしておきたいと思います。そういう形が、先ほどから論議をして...全文を見る
○坂倉藤吾君 そこで、そういう期待をしつつということになりますが、森林組合のいわゆる形態といいますか、他のたとえば農協だとか漁協等と比較をしたときに非常に基盤が弱いわけですから、これを匹敵をするような形にまで上げていく、こういう一つの期待があるわけですね。そういう期待で大体農林省...全文を見る
○坂倉藤吾君 昭和五十年の統計しか私手元に持っていないんですが、森林組合のこの動き方が一体どうなっているだろうかという立場で調査をしたものがあるわけですね。それによりますと、たとえば常勤役員、それから専従職員、これのない組合というのが相当数あるわけですね。多いところでも一人−三人...全文を見る
○坂倉藤吾君 私どもの県をながめてみましても、今日森林関係で町あるいは村全体が生活をしていかなきゃならぬというのが相当数あるわけですね。ところが共通して言えることは、そういう町村につきましては、ともかく町財政自体が今日の状況の中で大変もう苦しい状況になっている。実際には町を支えて...全文を見る
04月21日第84回国会 参議院 農林水産委員会 第10号
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○坂倉藤吾君 本日、私は二つの問題について質問をいたしながら、省の態度あるいは考え方をはっきりさしていきたい、こう思うんであります。  その一つは、去る三月二十八日の日に衆議院の大蔵委員会で、週休二日、とりわけ金融関係の土曜日閉店の問題が決議をされておるわけでありますが、これに...全文を見る
○坂倉藤吾君 大変進めるのに納得を求めることがむずかしいという、概してそういう御説明であったというふうに思いますが、これは決議の中でも指摘をいたしておりますように、第一に大変納得のところについては重点を置いておるけれども、そのための措置としてはPR活動に全力を挙げていくんだという...全文を見る
○坂倉藤吾君 もっとあるのじゃないんでしょうか。私が資料として入手をしておるのは「農林金融」、これは一九七五年の四月、三十八巻の四号、この中の一つのページなんですがね。これは「農協と週休二日制」ということで、「農協職員像にふれて」という全体の労働条件問題をとらえた一つの記述であり...全文を見る
○坂倉藤吾君 そこでお伺いをいたしますが、農林省みずからの週休二日制というのはどうなっておるんですか。
○坂倉藤吾君 いわゆる一般公務員の試行の状況というのは、農林省では何%ぐらいなんですか、職員数の。
○坂倉藤吾君 じゃ、いま御調査いただいて御回答いただくわけですが、農林省としては一般公務員の週休二日制というものが具体的に決定をすれば、その滑り出しの段階では現場段階も含めて問題がない、こういうふうに理解してよろしいでしょうか。
○坂倉藤吾君 私が心配をいたしますのは、管理部門関係についてはいま御説明があったように、さほど準備をしなくてもこれはいけることではないか。ただ、その場合に心配が起きますのは、むしろ関係の特に農民を中心にしたいわゆるサービス関係が低下をしないか、仕事がどんどん遅くなっていきはしない...全文を見る
○坂倉藤吾君 そうしますと農林中金はどうでしょうか。いまのお話の中に入っていますか。
○坂倉藤吾君 一般の金融機関と進度がおくれないようにということは、足を引っ張らないと、足を引っ張ることはないと、こういうふうに理解してよろしゅうございますか。
○坂倉藤吾君 そうしますと、これは省の直接何といいますか管理運営にかかわる分野ですから、これは言われたとおりきちっとやるでしょう。問題は、この決議の中に指定をされました農協なんですよね。これは農協は、言ってみますとそれぞれの任意団体でありますから、農林省が決めたからといったって一...全文を見る
○坂倉藤吾君 問題は、幾つかむずかしい課題はありますが、今日段階としてはもうすでに車は発車をしまして、そうして一斉にこう上がるところまで来ていると。ところが、どこから上がるかということについて、大変むずかしい問題に遭遇しているというのが今日の状況だろう。公務員関係の問題、それから...全文を見る
○坂倉藤吾君 足は引っ張らないという立場でいまお答えをいただいたというふうに思いますので、本日は農協関係等については今日段階としては私も一応了としておきたいと思います。  ただ、関連をして申し上げたいのは、残念ながら漁業協同組合の方で、これまた私自身が資料を持っておりますが、こ...全文を見る
○坂倉藤吾君 私も海岸線に住んでおりまして、魚の問題はよく承知をしておるわけであります。承知をした上でいま申し上げたようなことでありますから、ぜひとも御努力をいただきたい。  それでは、二つ目の問題の方に移らしてもらいたいと思います。八十二国会の十一月の十五日ですが、私の御質問...全文を見る
○坂倉藤吾君 考え方に変わりがないということと、具体的にそれをどうあらわしていくかということとは、相当常に開きがあるんですね。それが私は一番問題だと思うんですよ。だから、考え方があるのなら、その考え方に従って具体的に事実が進んでいくようにやっていかないことには、幾らここだけで答弁...全文を見る
○坂倉藤吾君 「すべて司法権は、最高裁判所及び法律の定めるところにより設置する下級裁判所に属する。」、いわゆるもう一度言いますと、「すべて司法権は、最高裁判所及び法律の定めるところにより設置する下級裁判所に属する。」、それから「特別裁判所は、これを設置することができない。行政機関...全文を見る
○坂倉藤吾君 したがってそれは、行政問題につきましてもとの最終的な判断権というのはすべて裁判権、すなわち裁判所に統一をして裁判所自体が判断をすべきであると、こういうことでありまして、そうしてその裁判所の判断が何よりも優先をするんだということも、これまた言を待たないというふうに思い...全文を見る
○坂倉藤吾君 お聞きをしていることについて答弁をいただきたいんですよ。私が前の質問をいたしましたのは、東海製糖はもちろんいま申請をやりまして、それに対して農林省が答弁していることは、これは百も承知です。しかし、一般的に会社更生法の規定に基づきまして、どの会社でもそれが申請をされて...全文を見る
○坂倉藤吾君 とするならば、私はもう少し明確な回答をすべきじゃないんですか。たとえばお尋ねにありました(イ)、(ロ)、(ハ)、(ニ)というふうに区分して回答はできませんと、そういう立場ではありませんならありませんと明確にすべきじゃないんですか。しかし、現に、いままでの八十二国会の...全文を見る
○坂倉藤吾君 まだこの回答書——その趣旨で御答弁されているんですからこれはまあ当然だろうと思いますが、じゃあひとつ聞きますけれども、いいですか、しっかり答弁してください。いま精糖企業の、しかも中小の中で、借金しないで経営している企業がありますか。あったらひとつ教えてください。ある...全文を見る
○坂倉藤吾君 その借入金を持っている中小が、今日の砂糖業界の状況の中で、将来見通して絶対安全だといって保証のできる企業があったら教えてください。
○坂倉藤吾君 だから、保証があるかどうかにかかわってくるわけでしょう、最終的には。しかもそれは、保証があるだろうというふうに見ておったけれども、なくなった場合にはそれは倒産するんでしょう。いま業界というのは、そういうような状況に今日なっているのじゃないんですか。したがって、そうい...全文を見る
○坂倉藤吾君 ぜひともいまお答えをいただきました一つの筋道に基づいて、いまの業界のあり方から見まして、ぜひとも農林省としてはこの救済といいますか、援助の措置をとってもらいたいというふうに思います。いまも御説明がありましたけれども一、同社の再建の条件というようなことで、たとえば金融...全文を見る
○坂倉藤吾君 お願いします。
04月26日第84回国会 参議院 公害対策及び環境保全特別委員会 第11号
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○坂倉藤吾君 いまの質問に関連をしますが、具体的にちょっと申し上げたいと思うんですがね。石原産業の紀州鉱業所というのが三重県の紀和町にございます。御承知のように、昨年の九月に会社が名称その他等を変更をいたしました。事業はそのまま継続をしているんですが、会社の名義変更その他法的な手...全文を見る
○坂倉藤吾君 いま申し上げましたように、四月末で閉山、もうすでに五月に入ろうとしておるんですね。そうしますと、当然これは閉山になった時点から、具体的にどれだけの人数を残すのか、その企業が言っておる人数がそれで適当なのかどうなのか、こうしたことについては行政の立場から明確に——閉山...全文を見る
○坂倉藤吾君 きょうは、私は水質保全にかかわる関係について質問を申し上げたいと思うんですが、水質保全の関係は、中身の問題につきましては近く提案をされる予定になっております瀬戸内海の環境保全臨時措置法及び水質汚濁防止法の一部を改正する法律案がありますから、その法案審議の中で具体的に...全文を見る
○坂倉藤吾君 書いてあることはまさにそのとおりでしてね、問題は、それがどう実行されるかということなんですが、たとえば、いまの答弁にありますように、事業は環境庁自体が持たないから、それぞれの各省庁が行うからと、これはこれでいいんです、そうなければ行政は進まないと思うんで。ただ、その...全文を見る
○坂倉藤吾君 それじゃ、うまくいっている前提に立ってお伺いをいたしますが、私が二月の二十二日のこの委員会の中で、これは地盤沈下の問題ですから直接じゃないと思うんですが、地盤沈下の問題で、この法案は今国会に間に合うように提案がされるのかどうか、このことについての御質問を申し上げて、...全文を見る
○坂倉藤吾君 信澤さんの回答はこの前いただいておりませんからありませんけれども、二瓶局長、あなたはこの前の答弁の中で、たとえば、私の「出身地の濃尾などは、三十四年の伊勢湾台風と同じクラスの台風が来ますれば、あの辺は全部水浸しでございます。」と言って、大変これ保証していただいておる...全文を見る
○坂倉藤吾君 私がいま申し上げておりますのは、一つの例としてこの地盤沈下の問題を言っておるのでありまして、姿勢の問題は、たびたび各委員からも指摘をされていますように、私もこの委員会に所属をさしていただいて、ここへ出てくるたびに姿勢が後退していくんじゃないかというのを実感としてやっ...全文を見る
○坂倉藤吾君 まあこれ飛び入りの質問でございまして、余りこれに時間をかけたくはないんですけれども、いま長官のお考えが述べられました。客観的、科学的と、こういうことでありますからね、これは具体的にどこがどう後退をしておるのか、こうした点については、これはまた別の機会に、それこそ客観...全文を見る
○坂倉藤吾君 ちょうど質問に関連をいたしまして、通産省を初め関係のところにも来ていただいておりますから、そういう意味で、いまのやりとりは十分に聞いていただいたと思うので、なおかつ長官いま言われましたような御努力は私はそれなりにわかりますから、ぜひともひとつふんばってもらいたいとい...全文を見る
○坂倉藤吾君 それで、昭和五十二年度の漁業の動向に関する年次報告、これは所管のところからいただいたいわゆる白書であります。これによりますと、沿岸漁場の環境問題につきまして、「人口の都市集中」、それから「臨海工業地帯の開発」、「船舶航行のふくそう化」、この三つが具体的には挙げられま...全文を見る
○坂倉藤吾君 そこで、それぞれが、まあ予算のときはわかりますがね、予算が決まってしまえば各省庁分かれていくわけでしょう。たとえば調査研究なんかが各省で相当ありますわね。そうすると、この調査研究なんかをやった場合の具体的なデータというものは、これは環境庁は全部まとめているんですか。
○坂倉藤吾君 事情はよくわかりましたが、たとえば最初の予算調整のときのチェックの仕方ですがね、ことしの予算見ていきますと、たとえば運輸省の場合なんかは、相当前年と比較をして減っていますね、具体的に。たとえば海上の公害対策なんというのは昨年度一億九千万あったのが本年度は一億五千万、...全文を見る
○坂倉藤吾君 皮肉な聞き方になると思うんですが、たとえばPCBの汚染の定期点検調査ですか、これ、水域を見ていきますと、前年度と比較をしまして本年度は一水域ふえますね。それから水銀の関係については前年度よりも五水域ふえるんです。この点検調査の個所が一水域、あるいは水銀の場合に五水域...全文を見る
○坂倉藤吾君 いや、そんなことじゃなくて、どこがふえるのかというのを知っていますかというんですよ、ふえるところ。——去年と比較して一水域ふえているんです、PCBの点検調査をするところが。それはどこがふえるんですかと言っているんです。掌握していますかというんです。掌握してなきゃして...全文を見る
○坂倉藤吾君 もう一遍言いますがね。PCB、それから水銀にかかわる汚染の状況を定期的に点検をして調査をする事業があるんですね。——わかりませんか。予算にもありますし、それから五十三年度のこの施策にあるんです。いいですか。そうしますと、この白書からいきますとね、昨年実施をしてきたよ...全文を見る
○坂倉藤吾君 だから、私は皮肉な質問になるかもわからぬという前置きをしたわけでしてね、私は、先ほどの予算とのかかわりもありますから、少なくとも試験水域の個所をふやしていくということになって、それを予算的にもチェックしておると言うのなら、大体どこでやるのがよかろう、ここでやるのがよ...全文を見る
○坂倉藤吾君 それじゃ、知っているところで答えてください。
○坂倉藤吾君 担当は知っているはずだという、そういう形ではやっぱり私はまずかろうというふうに思います。「底質の処理・処分等に関する暫定指針」等も出されておるわけですから、だから、それはそれなりに私はわかっているんですけれどもね、少なくとも全体のこの掌握ができないと、何ぼ口で、長官...全文を見る
○坂倉藤吾君 もう時間がございませんので、きょう私が幾つか御指摘を申し上げましたのは、少なくとも環境庁が関係の各省庁と十分に連携をとり、しかもある程度リードができるだけの準備態勢を整えてがんばってもらいたい、こういう意味合いを含めて御質問を申し上げたわけでございますので、二度と姿...全文を見る
04月27日第84回国会 参議院 農林水産委員会 第12号
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○坂倉藤吾君 私は、農業災害補償法及び農業共済基金法の一部を改正する法律案、これを具体的に審議をしていく前提として、まず基本的な課題について一、二お尋ねをしておきたいというふうに思います。  これからの農業に要請をされます社会的な使命、あるいは同時に農業の将来展望、これについて...全文を見る
○坂倉藤吾君 おおむねこの五十三年度施策の言うならば七ページ、八ページ、九ページあたりを、いまそれなりに御説明があったというふうに思うんですが、問題は、私ども今日段階として必ずしも賛成をする立場ではありませんが、昨年から問題になっております米の生産調整、したがってこのことは、具体...全文を見る
○坂倉藤吾君 いま大臣が指摘をされておりますように、たとえば寒冷地、あるいはむしろ南の方は、具体的に実施六品目の中にサトウキビその他の形で完全に盛り込まれるわけでありますから、その点は私どもも評価をするわけです。ところが、その他の作目になってまいりますと、これはまだ実施に至らぬわ...全文を見る
○坂倉藤吾君 具体的な内容等についてはまた後ほど触れますけれども、問題は、今回の制度を全般的にながめてみまして、今日まで試験実施等を踏まえて今回の制度で明確なもので見ますと、全体としては六種類、言うなら農作物共済それから春繭あるいは冬繭の関係ですね、いわゆる蚕糸の関係、繭の関係、...全文を見る
○坂倉藤吾君 大変な御説明をいただいたのですが、いただきました何を意味するかというその大体のことはわかるんですよ。ところが、その言葉をつけておるがゆえに、かえってぱっと見て、この条文は一体何なのかということがきわめてむずかしくなっているんですね。たとえば百二十条の十六、この後段を...全文を見る
○坂倉藤吾君 結局、この補償法の目的は何をするかといったら、こうこうこういう計算で被害をこれだけ受けたときはこれだけ出しますよという、結果的に補償の金額を間違いなくどう算出するかということが、これは目標としてはっきりしているわけですね。それに対しまして、算式ではこう出てきたものを...全文を見る
○坂倉藤吾君 ちょっとすっきりしないのですがね。ふやしていこうということは、なるほどわかります。いま政府の方が引き続き調査をしているたとえば対象というのは、お茶がありますね。それからホップ、あるいはたばこ、イグサ、こうしたものが挙げられておるというふうに私は承っておるわけです。あ...全文を見る
○坂倉藤吾君 現状のむずかしさというのはよくわかるんですけれども、一つは最低の補償のとり方の問題ですが、全体としては総合的なものが一つの最低補償になり、それから作目によって、あるいはこれは政策的にこれをもう少し自給率を上げなきゃならぬとか、そうした政策も絡んでそういう作物について...全文を見る
○坂倉藤吾君 容易な問題でないことははっきりしているんです。ところが、農家の人にとってみなさいよ、いま米の転作問題なんか、とてもじゃないけれども容易なことじゃないんですよ、これは。その容易じゃないことを農家には押しつけておいて、容易なことじゃないからということでその検討もできない...全文を見る
○坂倉藤吾君 問題点があるのは、先ほども言っているようにわかっているんですよ。だから、そういう形、発想を変えて検討する余地があるかどうかと、こういうことを尋ねているんですが、検討するという答えはないわけで、改めてまたやらなきゃならぬ。  ただ、現行の制度でも、言うならば加入資格...全文を見る
○坂倉藤吾君 いま果樹共済の問題も出ましたけれども、たとえば果樹共済は今日大体百五億ばかり不足になっていますね。そういう不足金が出来をするという状況等は、これは今度の本格実施に対して、たとえば取り入れ方についてどのような配慮が行われておるのでしょうか。
○坂倉藤吾君 結局、いまも加入が少ないことについて問題があり、問題があるからどこがその問題点なのかこれから検討していくと、こういうお話ですね。ですから、それは大いに結構です。しかし、それは早く進めてもらわなきゃならぬ。先ほど来から私が質問を繰り返しやっておりますのは、いわゆる共済...全文を見る
○坂倉藤吾君 その努力を重ねていくという立場でありますから、それはそれとして私も一応了解をしておきたいというふうに思いますので、ここだけの話じゃなくて、ぜひともこれからの検討を加えていってもらいたいというふうに思います。いま指摘のありました家畜共済等も、たとえば牛の場合と種豚の場...全文を見る
○坂倉藤吾君 制度はわかっているんです。そのときに対象になります組合員、いわゆる決議によって強制をされる組合員、いままで入ってない分野と入る分野というのは、どういうふうに相違が出てくるんでしょうか。
○坂倉藤吾君 どうも説明を聞いておりましてもよくわからぬのですが、組合員が集まって総会で決議をして、決議をした効力がどう波及するのか、その波及効果が余り明確でないものを共済の義務規定をしていることについて、何の意義があるのだろうかという疑問を、率直に言って私は持つんです。そうしま...全文を見る
○坂倉藤吾君 ちょっと問題があり過ぎるんですけれども、やり合っていますとこれだけで時間を食ってしまいます。正直申し上げて、議決して強制加入を促進をしていく立場の効果というものについては、この法案の中身からいきますと私は余り効果は期待できない、こういうふうに考えます。それはなぜかと...全文を見る
○坂倉藤吾君 次に、定款で定める基準、こういうふうに見ますと、これはそれぞれの単位共済組合の、いま省の指導ということが出ましたけれども、その範囲内でそれぞれ定めることができる、こういう弾力条項ですね、弾力的にそういうふうにそれぞれの単位共済組合で決めるということになったときに、た...全文を見る
○坂倉藤吾君 そうしますと、その辺の調整は行政指導といいますか、そういう形でやっていこうとされるんですが、それは省がたとえば画一的に決めますと問題が発生するんでしょうか、逆な面で。なぜこの制度について、たとえば省令なら省令でこうあるべきだというふうにできないのか、そのできない理由...全文を見る
○坂倉藤吾君 具体的には私もそれは賛成なんです。賛成なんですが、農林省の指導ということになりますと、今日農林省と農家との関係というのはきわめて私は人間的にうまくいってない、いわゆる不信感が非常に強いんですね。そうした形の中で、この問題でということじゃありませんよ、しかし農林省がこ...全文を見る
○坂倉藤吾君 栽培方法はわかりました。そうすると、それは施設園芸に限ってというふうに受けとめていいわけですね。そのほかの裁培方法、これは全然問題じゃないわけですね。
○坂倉藤吾君 そうしますと、たとえば品種の問題ですけれど、いま説明がありましたけれども、品種等の関係についてこれは省令で定めるということと、先ほどの論議じゃありませんが、むしろその地域の共済組合あたりが具体的に判断のできるような余地にした方がいいんじゃないかというふうに思われます...全文を見る
○坂倉藤吾君 次に、共済金額の引受割合についてお尋ねをしますが、対象作物によって、先ほども少し足切りの問題が出ておりましたけれども、八割と七割に区分した理論的根拠、それから農作物共済との相違点、こうしたことを少し明らかにしてほしいと思います。
○坂倉藤吾君 これからの実績を見ながらデータを集めてやっていこうということですから、それは私も賛成であります。  ただ、今日までの状況から見ますと、この試験実施の場合等、これは先ほども試験実施に絡んでそれぞれの委託実施の場合等も踏まえまして各県等十分にやっている、こういうお話で...全文を見る
○坂倉藤吾君 ちょっとその辺は歯切れよくやってくれませんか、歯切れよく。思いますじゃなしに、こうしますという、この辺だけはきっちりしておいてくださいよ。
○坂倉藤吾君 結局、努力は、努力をしてみたけれどもだめだったんではこれは何にもならぬのです、どれだけ努力してもらいましてもね。努力をした実績が上がらないとこれはかなわないわけですね、顕著にあらわれてこないと。こういう公式の場でそれを求める方がおまえさん無理だというふうな顔をしてい...全文を見る
○坂倉藤吾君 大臣、どうですか。
○坂倉藤吾君 言われている趣旨はよくわかりますんで、時間をおかしをすればいい結論が出ると、こういうふうに理解をさしていただいてよろしゅうございますね。結局、ソビエトとの交渉で漁師の方でちょっと悪いんで農家の方もがまんしろでは、これはちょっとぐあい悪いのでして、ぜひともこれは明確に...全文を見る
○坂倉藤吾君 それから次に、これからの課題になると思うんですが、同じ畑作物で、種をまきますね。種をまいて、特に春先あたりに遅がけのいわゆる霜による害あるいはいわゆる春先の春何番という一番から数えて何回かのいわゆる強い風、こういうのがあるわけですし、さらにまた、私どもの地方でも伊賀...全文を見る
○坂倉藤吾君 すると、いまのこの制度の中にはこれはないわけですね。ずっと見せていただきましたが、ありません。実はこれは私のところの方でも——これはいまは対象になっていませんから困るんですけれども、「春キャベツも大打撃「冬」に続きダブルパンチ」、これキャベツなんです。一たん冬キャベ...全文を見る
○坂倉藤吾君 大体趣旨合いはよくわかっていると思うんですが、取り扱いの問題としまして、この法案はなぶれないと、法案をなぶれないということになりますと、行政指導にいたしましても、たとえば行政指導の場合は少し範囲が広がるかもわかりませんけれども、当てはめようとしても当てはめる条文が私...全文を見る
○坂倉藤吾君 わかりました。それ以上詰めますと、かえってできにくくなるようですから。  次に、園芸施設共済を重点にした御質問になろうと思いますが、特定園芸施設にあわせまして共済目的とすることのできる、いわゆる省令で定める施設園芸用施設について、その省令の内容ですね、これについて...全文を見る
○坂倉藤吾君 そうしますと、永続性の問題、それから金額の少し高額なものというのが対象で、それ以外のものはなるべく外しておきたい、こういうお考えというふうに聞いて間違いありませんね。
○坂倉藤吾君 中身はよくわかりましたが、余り安い安いは困るんですよ。いまたとえばビニールはどれだけするか知っていますか。大変な額なんですよ、実は。その辺もひとつ認識しておいてくださいよ。  次に、園芸施設共済の場合、たとえば一つは園芸施設そのもの、それから二つ目には付帯施設、そ...全文を見る
○坂倉藤吾君 いや、それでその道がないというんですが、道がないというやつは、これはどこの規定になるんですか。ちょっとよくわからぬものですから……。
○坂倉藤吾君 あわせてできるということは、部分的にできないというその理解がちょっとむずかしいんですが、もう一遍説明してくれますか。
○坂倉藤吾君 まだ予定しております質問事項が大分ありますが、きょうはおおむね時間が来たようでありますから終わりたいと思いますが、最後に、園芸施設のうち、先ほどもお話がありましたように、簡易なトンネルフレーム、これの今日段階で利用をしております面積、それから、そういうものを利用した...全文を見る
05月09日第84回国会 参議院 農林水産委員会 第13号
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○坂倉藤吾君 先日の委員会に引き続いて質問を申し上げるわけであります。  園芸施設共済の対象から除外をされることになっております簡易なトンネル、それからフレーム等の施設面積あるいはその施設内作物の収穫量が占める全体に対する割合の問題につきまして、前回最後に御質問を申し上げたわけ...全文を見る
○坂倉藤吾君 今日のこの提案をされております制度から申し上げて、稲転の関係等もありまして、相当数簡易な形での栽培方法というのは増加をしていく傾向というのが想定をされるんではないのか。そうなってまいりますと、むしろ畑作との関係もありますが、これらの占める形からいって、当然そこに目を...全文を見る
○坂倉藤吾君 結局、今回の園芸施設共済の制度そのものが、言うならばいま御説明がありましたような、資産保険に類するものと、いわゆる収穫保険に類するものと、その二つのものが施設内の農作物を含むことによって、本来性格の異なるものが合同で今度共済制度の中に包含をされるということになります...全文を見る
○坂倉藤吾君 おおむね、私が考えて御質問申し上げた趣旨に沿って今後進められるというふうに理解をするわけでありますが、当面の形をながめてみましたときに、この法律自体がすべてのものについて平等だという、こういうたてまえからいきますと、今回の制度自体がそういう意味合いで、一面では大変そ...全文を見る
○坂倉藤吾君 次に、第百二十条の二十三の二号に言っております園芸施設の異常事故の問題でありますが、異常事故の適用範囲について具体的にその線引きの計画があれば、ひとつその辺について説明をいただきたいというふうに思います。特に、参考資料の十六ページに「超異常大災害」と、こういう注釈づ...全文を見る
○坂倉藤吾君 そうすると、今日現在では、大体どういうものなのかという枠組みが決められてないということですか。
○坂倉藤吾君 相当程度というのは大変くせ者でありまして、さっぱりわかったようでわからぬわけですわ。気持ちの上では一致をしましても、具体的適用になるとその辺がどうもむずかしくなる。しかし、この条文で言っていますように、明らかにこれは省令で定めるわけでありますから、省令では具体的な基...全文を見る
○坂倉藤吾君 そうしますと、大体いま挙げられました特殊な例からいきましても、地震なんかは一体具体的に当てはまるケースとしては、いま例として挙げられましたケースからいきますと、これはほとんどないということになる。それから台風、暴風雨等の問題等につきましても、これは五年に一回か六年に...全文を見る
○坂倉藤吾君 違った観点から、少し私意見も含めて申し上げておきたいと思うんですが、結局「異常事故」に関して国が一〇〇%分担をするという思想的な発想の根拠ですね。国が一〇〇%やっていこう、しかもその適用についてはいわゆる地域的に広範囲に及んで、しかもそれが危険分散がしたがって連合会...全文を見る
○坂倉藤吾君 私は、制度的に見ますと、大変これは前進した分野だというふうに評価をしております、基本的には。前進をしておるというふうに評価をするんですが、具体的にそれが適用されなければこれは何にもならないわけですね。そこが問題点だと思います。いま答弁を聞いておりますと、余りそこにつ...全文を見る
○坂倉藤吾君 次に、施設内の農作物の関係について少しお尋ねをしたいのですが、この施設内の農作物の生産費ですね、これの算出のいわゆる根拠といいますか、これは何に置かれるんでしょうか。これは大変抽象的な質問になりますけれども、具体的には一つの基準が出てまいりますので、明確にしておきた...全文を見る
○坂倉藤吾君 調査はいいんですが、具体的にじゃその調査をされた形の中で、評価の仕方としてこれを具体的に当てはめていくことになりますわね。その辺は何が根拠になるんだろうか。いわゆる委託試験の結果から見た生産費のこれも算出の根拠がある、だから生産に要する費用というものは一体どういうふ...全文を見る
○坂倉藤吾君 質問をする方もしにくいし、答える方も答えにくいところだろうと思うんですがね、具体的に一つのこれはといって当てはめない限りは。大変むずかしいところではあると思うんですが、結果的には百二十条の二十二の三項に想定していますですね。いまありましたようないわゆる共済価額を主務...全文を見る
○坂倉藤吾君 前回も申し上げましたですけれども、省令として出す予測の内容がどうも今回全然明らかにされてないということですね。こうした関係の中で法案を十分に私ども腹へ入れて、これはこうなるんだという感覚がなかなか出てこないんですね。肝心のポイントになりますと、全部これからの課題にな...全文を見る
○坂倉藤吾君 大体わかりました。特に、金額的に評価をする場合に、大量仕入れとそれから個々のやはり農家が選択をして決めていく場合、往々にして現実的に引いた価額の評価の相違が出てくる場合がありますので、ぜひその辺は配慮をしながら、この金額に対する一つの額の問題についてはぜひ勘案をしな...全文を見る
○坂倉藤吾君 制度的には相当取り入れたということについては、私も大体納得のいくところです。ただ、その意見の収集の仕方ですが、これからも試験実施の項目等がたくさんあるわけでございます。今日までの動きの中で、省として問題点がある程度こう整理されているわけですね。そうしますと、その問題...全文を見る
○坂倉藤吾君 いま出ました国庫負担限度額の引き上げ等の問題について、一定の努力をされた経過としては私は見ます。ただ、今日の各制度の国庫負担の割合は、前回も指摘をしましたようにいろいろ差があります。そうした立場の中で、もっとやはり要求としては強いものが出ておるはずでありまして、ぜひ...全文を見る
○坂倉藤吾君 制度的に申し上げれば、国のこうした制度の中で、いわゆる国の資金が個々のいわゆる農家まで入っていくというのはほかにはないですね。だから、その制度のいい面をどう拡大をしていくのか、その効果をどう上げていくのか、この辺はさらに検討をいただく中で、いま申し上げましたような要...全文を見る
○坂倉藤吾君 含めないのは、まさに条文にないんですから含まってないとは思うんですけれど、現実問題としてはこの盗難に備える対策というのは大変なことなんですよね。しかも、この園芸施設そのものが、たとえば人家のそばにあるという形にありません。相当遠隔地に持っておる。で、共同的にその張り...全文を見る
○坂倉藤吾君 次に、肥育過程に入ったものは、その現行の制度の中でこの対象になっておるわけですが、ちょうど昭和四十一年あたりまで存在をしておりましたたとえば流産あるいは死産、奇形等に対する制度、いわゆるこの生産共済ですか、これについてはいまどういうふうにお考えになっているんでしょう...全文を見る
○坂倉藤吾君 調査中といいますか、検討を行っていただいておることは非常に結構だと思うんですけれども、問題は、前の制度の中でいわゆる国庫負担は全然この中に入っていなかったんでしょう、いかがですか。
○坂倉藤吾君 亡くなってしまう状況は、全国で私は千五百頭ぐらいになったというお話を聞いているわけでして、したがって、制度的に維持のできないような状況になって結果的にこれは打ち切ったと、こういういきさつになっていますから、そのことはよく理解もできるわけです。しかし、今日のたとえば特...全文を見る
○坂倉藤吾君 ぜひお願いをしたいんですが、ただ今日までの検討の仕方その他からいきますと、たとえば需要がどれだけあるかという問題ですね。制度はできたけれども利用はさっぱりだという話じゃ、これはお話になりません。ところが、そういう形で相関関係を考えていきますと、ある程度制度的にはこう...全文を見る
○坂倉藤吾君 結局、四十八年、四十九年にありましたように、ビールス感染によってずっとそういう傾向が大変率的にも高く出てくるというようなおそれは、今日その問題についてはワクチンで制止をした、こういう状況にはなっておりますが、生体であるだけに、いつそういうような新しいまた一つのビール...全文を見る
○坂倉藤吾君 いま開業獣医師の協力もいただくと、こういうお話のようでありますから、それは大いに結構でありますが、従来診療施設と町の開業医師とのかかわりというのは一体どうなっているんでしょうか。
○坂倉藤吾君 まあ円滑だと思っておられるんですから問題がないと、こういうことなんでしょうが、実は私の手元に、これは私の地元の方であります中部地区連合獣医師会、それから岐阜県の獣医師会、ここから診療施設の明確な位置づけに伴って、実はトラブル的な形での御指摘があります。これは獣医師制...全文を見る
○坂倉藤吾君 協力の得られるように積極的にひとつ努力をされるのは結構でして、ぜひそうやってもらいたいと思うのです。これからの国の畜産振興という大きな政策を進めていくためにも、そうした協力関係を結んでいくということが大変重要なことであろうというふうに考えますので、ぜひそうしてもらい...全文を見る
○坂倉藤吾君 大体問題点は局長の説明の中にあったところでありまして、そのほかの問題は、たとえば診療点数の関係だとか、いわゆる獣医師制度そのものに対する抜本的な問題点があると思うんですよね。これは、これからの家畜診療施設そのものについてもやはりかかわってくる問題でありますから、これ...全文を見る
○坂倉藤吾君 結局、果樹農家に言わせますと、やっぱり制度そのものが実態にそぐわない形になっているという指摘が非常に強いわけですね。ここが私は基本的な問題点としてあるのじゃないか。これを裏から言いますと、やはりいまの制度ではこれはお話にならぬから、いわゆる抜本的に見直したらどうかと...全文を見る
○坂倉藤吾君 現実的な姿でもう一度やってみなきゃならぬというふうに考えられるのは、やはり人の問題だと思うのです。これは局長が言われましたように、いわゆる専門的技術といいますか、大変これから必要とされることは、これは果樹共済だけじゃなくて全般に言えることなんです。しかし、いずれにし...全文を見る
○坂倉藤吾君 果樹共済の対策から大分進んで、人の問題の内容の方に入っていってしまったわけですが、時間の関係もありますから先を急いでいくことにして、私も調子を合わせていきたいと思いますがね。時間があれば、私は農作物共済、先ほど少し出ましたように、補償内容の充実という観点からいわゆる...全文を見る
○坂倉藤吾君 大臣、私はこの事業推進は、局長も答弁していますように、まさに主役は人だと思うんですよね。その人の問題が、いま局長が言いましたように定員削減でと。ところが、仕事はこれからまだ未知数にふくれ上がってくる課題になっている。この点は、私は大変な、それこそ大きな矛盾じゃないん...全文を見る
○坂倉藤吾君 現実に人がふえているんですか。
○坂倉藤吾君 現在の常駐役職員の体制からいきまして、きょうは数字は私一切挙げてないんですけれども、相当内容的に強化をしなきゃならぬところの方が圧倒的に多い、こういう状況にあることはもう間違いありません。ですから、関係のところもあるから漸次ということで、それはそれでよくわかるんです...全文を見る
05月12日第84回国会 参議院 農林水産委員会 第15号
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○坂倉藤吾君 私は、ただいま可決されました農業災害補償法及び農業共済基金法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・自由国民会議、日本社会党、公明党及び民社党の共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。    農業災害補償法及び農業共済基金法の一部を...全文を見る
05月25日第84回国会 参議院 農林水産委員会 第16号
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○坂倉藤吾君 まず最初に、この漁船積荷保険臨時措置法の試験実施から本格実施という前提があったわけでありますが、試験実施の五年間中に、出発に当たって、本格実施を行う前提というものが今日結果的には間に合わなかったということになって、そうしてさらに五年間試験実施が延長されるという、こう...全文を見る
○坂倉藤吾君 長官どうでしょうね、事務的なサイドからながめて、いま大臣の御答弁のあったこと、これは要素としては私はわからぬではないんですが、言われておる個々具体的に、じゃあどう変化をしていったのかというふうに調べてまいりますと、必ずしもいま大臣が説明されたことが私はすっきりこない...全文を見る
○坂倉藤吾君 一応いまのところ、そういう御答弁を受けておきたいと思うんです。必ずしもそれに、私はそのとおりというふうに表明ができません。  そこで、具体的に次々お聞きをしていくことになると思うんですが、ただ、関係者は、早く本格実施をという声が依然として強いわけですね。もともとこ...全文を見る
○坂倉藤吾君 そこで、試験実施期間中に現行法の第十九条でございますが、たとえば政府が漁船保険中央会に対して適当な助言あるいは指導というものについて、これが義務づけられていると言うと大げさでありますが、あるわけであります。当然、この課題は、いま私が質疑をいたしております本格実施の体...全文を見る
○坂倉藤吾君 次に、提案説明の中にあります二百海里時代における新しい海洋秩序、こういう形になっておりまして、いろんな関係の書類等を見せていただいておりますし、とりわけ本年度の漁業白書でありますが、白書等から見ていきましたときに、どうもここで、提案説明で言っております新たな海洋秩序...全文を見る
○坂倉藤吾君 どうもよくわからぬのですが、結局いま説明がありました国際海洋法会議、これはいま第七会期になっているわけですが、これのそれぞれの各会期の問題になってきましたのは、いま説明がありましたように、もちろん十二海里、二百海里の問題も含めて、あるいは地下資源の問題あるいは海峡の...全文を見る
○坂倉藤吾君 そうしますと、たとえば第一会期というのは四十八年の十二月、第二会期というのは四十九年の六月から八月にかけて行われているわけですね。したがって、いまから数えますとちょうど四年前の段階になるわけです。四年前ということになれば、これはもう日本の今日の経済のテンポその他から...全文を見る
○坂倉藤吾君 大体わかるんですが、先ほど指摘をいたしましたこれからの見通しの問題として、いわゆる多国共同協定とでも申しますか、数国が一つのグループになって、そして漁業に対して日本と協定を結んでやっておるという形というのは、これはこれから当分の間崩れていくんだろう。したがって、崩れ...全文を見る
○坂倉藤吾君 中身としてはいま言われていることで、私自身が予測をしていることと余り違わないと思うんですがね。結局、今日まで大西洋マグロ条約だとか、あるいは全米熱帯マグロ条約だとか、こういう集団のところは、そこに関係をする各国というのは、いま長官御説明があったように、やっぱり個別の...全文を見る
○坂倉藤吾君 役所でそういうポストを新設するのは大変なことなんですが、それ以上に現場の方は大変なわけですね。これからの流れをながめていきますと、むしろそれはどんどんと積極的にやっていかなきゃならぬ。この辺は、私は農林大臣のきわめて大きな任務じゃないんだろうか。結局、行管との関係だ...全文を見る
○坂倉藤吾君 ぜひそれの実現に向かって、最大の御努力をいただきたいと思います。  いま大体日本の水産の主要なところの、たとえば五十一年度アメリカは百三十四万八千トン、あるいはソビエトは協定によって百二十二万九千トンですか、そういう形で大手筋のところは大体決まって定着をしていると...全文を見る
○坂倉藤吾君 結局、ざっくばらんに言って、危険率が今日までの実績だけでは十分に定めがたい、こういうことにいまの説明はなろうかと思うんですが、いわゆる補償金額といいますか、今日のそれを保険すべき額が大変多額でありますから、少々利益があったって一発何かあれば一遍に消えてしまうという形...全文を見る
○坂倉藤吾君 ぐるぐる回りみたいになるんですけれども、スムーズに行われておるから私は試験実施をさらに延長するということがこれまたおかしくなってくるんだし、それからほかの制度との整合性と言いますが、確かにいわゆる漁船損害保険ですね、それから積み荷それから船主保険——いわゆるPI、こ...全文を見る
○坂倉藤吾君 やっぱりその後段の国が突っかい棒をしていくという、その姿勢の問題がやはり基本的に私どもと考え方が違うのかと思うんですね、いまの御答弁を聞いていますとね。それで、たとえば、いろいろ言われておりますけれども、ポイントとしては漁獲量の問題、それから入漁料の問題、あるいは減...全文を見る
○坂倉藤吾君 消極的でないということですから、ぜひそれを態度というか、具体的な施策としてあらわしていただくように、期待を申し上げて次に移っていきたいと思いますが、対象漁業種類が当初の九種類から十二種に拡大をされました。これは大変結構だというふうに評価をしておるわけでありますが、さ...全文を見る
○坂倉藤吾君 わかりました。さらにこの種類をふやしていただくこと、それから先ほども御答弁がありましたしいまもお話がありましたが、ぜひ対象のトン数の下限の引き下げですね、これはいま漁船の隻数とトン数別のランクをながめていきますと、この保険に該当しない形の漁船の方が圧倒的に多いですね...全文を見る
○坂倉藤吾君 次に、この積み荷保険事業の中で、赤字組合が二つほど出ているようですね。額的にはこの赤字自体は大変少ないものですし、考え方によっては一定のこの経年が、いわゆる年数が経過することによって解消する性格のようにお聞きはしているわけですが、その辺、特に赤字が発生をしたというい...全文を見る
○坂倉藤吾君 おおむねそういうことだろうと思いますが、ただ先ほどもありましたように、この積み荷保険にかかわるいわゆる事故は、件数とそれから要する保険の額とは相当大きな関係があるんじゃないか。だから、一回大事故ができるとそういうケースというのを繰り返し、それが積み重なったときに大変...全文を見る
○坂倉藤吾君 わかりました。見解はいいんですけれども、具体的にアメリカがいままでの形からいくと一番罰金は多いわけですし、それに続いてソビエトというようなかっこうになっているわけでありまして、いずれにいたしましても、大変微妙なところの問題でありますから、そこに操業する人たちに対する...全文を見る
○坂倉藤吾君 そうしますと、罰金を払わされた人のいわゆるペナルティー料が三割だと、こういう政府見解ですか。それはまた、関係者の意見その他はお聞きになってその問題はお決めになったんでしょうか。これはもうきちっとひとつ御答弁いただきたい。
○坂倉藤吾君 前の漁業水域法で論議をしましたように、罰金を取られるケースというのは、たとえば生活慣習の違い、あるいは漁業慣習の違い、あるいは資源に対する物の見方の違い、こうしたいろいろな問題等がありまして、大変この罰金を取られるケースというのは画一的でない。  そうなってまいり...全文を見る
○坂倉藤吾君 やっぱり、一たん発足をしますしそれを改定するというのは大変なことなんですよね。だから、発足をさせるときに、むしろ私どもとしてはゆとりのあるもので発足をさして、それから、やっぱりそこまで必要がないんじゃないかというなら、逆にそれを改定するという考え方に立ったっていいん...全文を見る
○坂倉藤吾君 最後の質問になりますが、漁船損害保険ですね、それから漁船積み荷、それから船主責任、この三つの制度の統一の問題は、先ほども将来にわたって検討していくということで答弁が出ておるわけですから、その精神は了として、なるべく早くその具体的な検討を進めていってもらいたいと思いま...全文を見る
○坂倉藤吾君 センターの五府県の中に三重県も入れていただいておって大変ありがたいのですが、問題は、三年間ですから、大体政府がいままでデータを集めるのは五年間という話がありまして、これがまた三年たってなおかつ引き続きというようなことじゃなくて、やはり趣旨に従ってこのデータが出てくる...全文を見る
05月26日第84回国会 参議院 公害対策及び環境保全特別委員会 第14号
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○坂倉藤吾君 私は、まず初めに、最近の新聞等をながめておりますと、環境庁に対する指摘は大変厳しいものがずっと出ているわけですね。これはいま審議中の法案の問題もしかり、さらにまた大気に対する問題もしかり、これはきわめて厳しい記事が続出をしている。ただその中で一つだけ、これは私は大変...全文を見る
○坂倉藤吾君 大筋と言いますか、そういう意味ではいまの長官のお話は十分に承ってありがたかったんですがね、ただ、静かな情熱じゃぐあい悪いので、いまきわめて激しく情熱をかき立ててもらわなければならぬ、こういうふうに思います。特に、今日の日本の環境の状況は、高度経済成長政策の推進と合わ...全文を見る
○坂倉藤吾君 長々御説明いただくのも結構ですがね、問題は、この表を見てあなたは疑問に感じないかと、こう言っているんですよ。伊勢湾、東京湾は、言うならAランク、いわばA水域ならA水域の中で基準を達成しておるのはどうなのかというその結果がここに出ておるわけでしょう。瀬戸内海は、たとえ...全文を見る
○坂倉藤吾君 そうしますと、この環境白書の中で出ている数字というのはでたらめだということですか。たとえば伊勢湾の場合は、この表からいきますと、はっきりしているんですよ。この瀬戸内海の基準で合わしていくとするならば、四十九年度のAは伊勢湾の場合五四、東京湾はAは五三、Bの場合は東京...全文を見る
○坂倉藤吾君 これは、東京湾、伊勢湾、瀬戸内海の比較をするためにここに集計をされたんでしょう。そうなれば同じ方式で出された数字がなぜ出てこないんですか、資料の中に。どこからこれ拾っているのかぼくはよくわからぬですよ。しかも、いま具体的に指摘をしておりますように、四十九年度にしても...全文を見る
○坂倉藤吾君 これはもう何遍聞きましてもわからぬですよ。仮に、いま説明がありましたように二つの種類のデータのとり方があると言うんならね、その二つの種類の二つとも同じデータ基盤をそろえて出してくださいよ。二つあるってね、片方は、瀬戸内海だけはこちらAをとる。東京湾、伊勢湾はBの方の...全文を見る
○坂倉藤吾君 もう一遍聞きますがね、東京湾、伊勢湾、瀬戸内海のこの三つの中で、ここに挙げられたデータの根拠は同じ方式のものですか、異なるんですか、それを明確にしてください。
○坂倉藤吾君 くどいようですが、もう一遍説明いただけますか。  白書の二百四十一ページ、これは瀬戸内海における「COD(海域)の環境基準適合率」です。それから、先ほど言いましたように二百二十三ページ、それから二百二十一ページの下段、それから二百二十三ページの上段、それと二百四十...全文を見る
○坂倉藤吾君 根拠は一緒。——一緒だとしますと、この達成率という形からいきますと、それぞれの達成率、ここに出されておる表を一覧表にしますとだれが見ましてもよくわかるんですよ。その数字が、先ほど私が申し上げましたように、たとえば四十九年度のAですね、ゼロのところが五四という数字にな...全文を見る
○坂倉藤吾君 まあこれは、大体私どもは専門家じゃありませんからね。ですからもう少し、せっかく出ておるデータは私どもがながめてもなるほどなと単純にわかるようにしてくださいよ。この辺はもう特に私は要望しておかなきゃならない。——頭をひねってますか、これながめて私はわからぬですよ、正直...全文を見る
○坂倉藤吾君 まだ資料の関係で大分あるんですけれども、同じような数字の問題ですから、一つだけ。これは昼から海上保安庁の方に来ていただくことになっていますからさらに確認をしなきゃなりませんけれども、水産庁のいわゆる確認とそれから海上保安庁の確認と、赤潮の確認の件数が違ってますね。こ...全文を見る
○坂倉藤吾君 そうしますと、確実な方をデータとしては採用していただければ、不確実なものは何も載せなくたっていいんじゃないですか。これも一つ疑問があるんですがね。
○坂倉藤吾君 間違っているというふうには言ってないんですがね。ただ正確に資料が提供されれば、それに基づいてということになりますから。  いまのお話聞いていますと、たとえば伊勢湾の場合に、五十一年度赤潮の発生がこの表では三十三件だったと思うんですが、ところが、私どもがほかのデータ...全文を見る
○坂倉藤吾君 伊勢湾の場合はどうなんですか。
○坂倉藤吾君 そうしますと、この資料の確認としては、たとえば瀬戸内海のこの件数というのは、伊勢湾あるいは東京湾と比較をする場合の見方として、海上保安庁の資料の方が大体共通していけると、水産庁のやつでいくと件数としては増加をしてくる、こう見ていいわけですね。
○坂倉藤吾君 午前中、資料の関係について簡単に御説明をいただいてやろうと思ったのが時間をとってしまいまして、時間をとった結果、提起をしている趣旨は理解ができたんですが、審査に当たっての、私ども専門家でない者の物の見方としましては、提起の仕方自体について問題があるんじゃないかという...全文を見る
○坂倉藤吾君 時間があればいまの御答弁は大変問題があるところです。それはなぜかといいますと、これは指摘だけにとどめておきたいと思うんですがね、臨時措置法の第三条は基本計画を定めることが義務づけられているんですね。しかもその立場で審議会にかけられて答申が出ている。具体的な法律は、臨...全文を見る
○坂倉藤吾君 時間の関係ありますからね、長い経過は承知の上でお尋ねをしているわけですから、その辺はひとつ重複をしないで、御答弁を簡潔にしてもらいたいと思います。  いまのお話ですがね、たとえば答申済みのものを土台にしてやっていることだから、だからそれは審議会でなくったっていいん...全文を見る
○坂倉藤吾君 これも突っ込みますとまた大変ですが、審議会のメンバーが、審議会ということで正式議題にしたときは意見が出にくくって、懇談会にしたら意見がざらざら出るというような性格のそういう審議会のメンバーならね、差しかえてくださいよ。私はそんなものじゃない。懇談会であろうと審議会で...全文を見る
○坂倉藤吾君 説明はわかりました。ただ、基本計画でも明らかになっていますし、新しい法案でも明確に言ってますように、住民、住民というか国民の納得を得るということがまず第一ですね。そうして納得の上に立った協力を得る。そのために基本計画等についても公表の義務がつけられている、私はこう解...全文を見る
○坂倉藤吾君 それは平行線のようでしてね、私はやっぱりそういう形を取り入れていくべきだ。当然各府県が関係の市町村やあるいは違った立場で住民の意見を聞くであろうということを想定をされておるようですし、それからまあ現実問題そういうふうな動きということは私はあるだろうと思うんです。しか...全文を見る
○坂倉藤吾君 きょうの段階では、それはもう答弁と質問の繰り返しになりそうですから私やめます。しかし、いずれにしてもこれははっきり姿勢の問題も含めてしていかなければならない課題だろうと思うんです。改めてやりたいと思います。  次に、埋め立ての関係なんです。この埋め立ての関係は、臨...全文を見る
○坂倉藤吾君 お話を聞いておりましても、何かこう及び腰でやっておるような感じがしてなりません。特に十三条で特別に配慮をしてきてなおかつこういう現状が出てくるということになりますとね、これはやはり相当思い切ってやるべきじゃないのか、そういう意味合いからいきますと、後のたとえば「論壇...全文を見る
○坂倉藤吾君 海上交通安全法の二十二条に、いわゆる巨大船の航行に当たって事前の通報義務がありますね。この事前の通報義務というのは大体時間的にはどれぐらい前に保安庁としては通報されるんでしょうか。あるいはまた、その通報義務というのは保安庁からながめられて、きちっと守られておるかどう...全文を見る
○坂倉藤吾君 届け出といいますかね、それについては一〇〇%で違反はないと、こういうことなんですが、そのほか今日まで瀬戸内海関係について、他の関係も含めまして違反というのはどうでしょうか、保安庁が担当されている範囲の中で、これはまずいと、こういうようなケースなんというのはあるんでし...全文を見る
○坂倉藤吾君 傾向としては、まあまあ安全はそういう意味合いでは保たれていると、こういうふうにいまの御答弁を聞いて判断をするんですが、なおかつ危険性はきわめて大きいというふうに、付近の漁業者あるいは船舶航行者の方からは意見が出されてきておるわけですね。これはまあ瀬戸内海の置かれた条...全文を見る
○坂倉藤吾君 運輸省の方どうでしょうか。
○坂倉藤吾君 現行の法律の中ではなかなかとれないというのはよくわかるんですがね、特に漁業者は、夕方出ていきまして朝帰ってくるという、いわゆる夜間にやっぱり船が出ざるを得ませんね。そういうことで、夜間のいわゆる航行について、特段に何とか対策をしてもらいたいというのがもうたっての希望...全文を見る
○坂倉藤吾君 時間が来ておりますので最後にしたいと思うんですかね、いまの長官の御説明は、一般的に物を考える場合に、私はそれを否定するものじゃないんです。ただ、日本の現状は、午前中にも指摘をいたしましたように、少なくとも高度経済成長政策がとられてから、一挙に環境が悪化をしたというの...全文を見る
06月01日第84回国会 参議院 農林水産委員会 第18号
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○坂倉藤吾君 私は、いま議題になりました農林漁業金融公庫法等の一部を改正する法律案の質問を行うわけでありますが、実は私の出身地であります三重県あるいは静岡、岐阜等にいま新聞でも御案内いただいていると思いますが、イネミズゾウムシというアメリカ渡りの害虫が発生をいたしまして、防除体制...全文を見る
○坂倉藤吾君 愛知のいままでの被害の状況は、五十一年に七百三十ヘクタール、五十二年には四千五百九十八ヘクタールと、こういう状況からながめていって、今回三重、静岡、岐阜県下に広がっていくということになりますと、これは相当深刻に考えていかなければならぬ、こういう性格のものであろうとい...全文を見る
○坂倉藤吾君 これから御検討いただいて、いろいろと現地の声等もさらにまた出てこようというふうに思いますので、ぜひその辺をお受けとめいただきながら、最善の策を講じていただくようにお願いしたいと思うんです。ちょうど大臣がお見えになっておりませんので、初村次官、ぜひいまのこのやりとりを...全文を見る
○坂倉藤吾君 ありがとうございました。  それでは本論に入ってまいりたいと思いますが、お配りをいただきました資料で二つ、三つお聞きをしたいと思うんです。  一つは、二ページ(3)の資本金、五十三年三月末一千六百九十五億円余、これは(6)の原資、政府からの出資金一千六百九十五億...全文を見る
○坂倉藤吾君 わかりました。  それから、この政府からの借入金ですが、この構成をながめていきますと、資金運用部資金、それから簡保特別会計からの資金、それから返済金、借入金残高と、こうあるわけですが、これはこの「農林金融の動向」の最後の表からながめてみたときに、この資料の五ページ...全文を見る
○坂倉藤吾君 わかりました。  それからもう一つ、三ページですが、この融資の実績の関係でここに貸付決定額が五十二年度、それからもう一つは貸付金の残高が掲げられておるわけですが、この対象になっておるのは直接貸し、それから委託貸しあるいは代理貸し、この三つを含めた数字というふうに理...全文を見る
○坂倉藤吾君 わかりました。資料の関係はそれで。それを参考にして少し論議をしてみたいところもありますので、後ほど触れてまいりたいと思います。  一つは、今回の改正提案の内容に関してですが、現行の年利五分以上のものについてのみそれが引き下げの対象になりました。そして五分以下のもの...全文を見る
○坂倉藤吾君 考え方はわかりました。  次に、年利五分五厘以上のものは、これは全部同じ総なめで四厘五毛ずつ、それから年利五分のものはこれは四厘で五毛が削られておるんですね。この五毛の差をつけた理由というのは一体何でしょうか。
○坂倉藤吾君 それは、もとが高ければ同じ率をどんとこうやれば、それは計算上の問題はいま説明されることはわかるんです。それは当然数字の上で出てくることなんですよね。それじゃ、もとの数字を何でそれだけの差をつけておったんだと、こういうことになるわけでありまして、あえて私は根拠はなかろ...全文を見る
○坂倉藤吾君 大蔵省との政策合戦で、政策が通らずに事務的に押し負かされたという言いわけのようであります。そうでなかったら御答弁を再度いただきたいのですが、いまのお答えを聞いていると、私はそういうふうに受けとめざるを得ません。   〔理事山内一郎君退席、委員長着席〕  そこで、...全文を見る
○坂倉藤吾君 一点目の問題は、満つれば欠けるというその欠ける部分を了承したところを私は指しているわけでして、法律で固定をしているいわゆる金利を上げて、あるいはそれを真ん中に置いて上げ下げを自由にというんなら、これはもう全く大蔵ペースでして、そんなものはもう何もあったものじゃない。...全文を見る
○坂倉藤吾君 明確なことはなかなか答弁むずかしかろうというふうには想定をしながら質問をしてきたんですが、次に進めましょう。  次に、先ほども少し論議が出ましたように、一定の金利、これは法定金利ですね、この法律で決められている金利、それを今回は以内にして、それを政令で定める利率と...全文を見る
○坂倉藤吾君 そうしますと、政令で実施をできることになるという、こういう制度の中に、今日までのいわゆる制度と比較をしてみたときに、大変問題点が出てくるんじゃないかと思うんです。結局、他の金融とのかかわりの中で即応的にそれに素早く対応していくという意味では、これは政令で定めていくと...全文を見る
○坂倉藤吾君 問題をすりかえてもらうと都合が悪いんですがね。結局それぞれの用途別に、いわゆる制度的に金融の種類が決まっているわけですね。その種類に基づいて法律でこの資金の使用についてはたとえば七・五%あるいは六・五%あるいは五・五%、こう決まっておるわけでしょう。そのそれぞれの頭...全文を見る
○坂倉藤吾君 でしょう。
○坂倉藤吾君 ちょっと誤解があるようですが、私は下げるのばっかり言っているのじゃないんです。一つの頭の以内の中で、下げるにしても上げるにしても、以内の中なら政令で自由にできることになるわけですね。自由にという物の言い方が適当かどうかわかりませんよ。結果としては政令でやれることにな...全文を見る
○坂倉藤吾君 余りくどくは言いませんですけれども、たとえば資金を使う方の側からいきますと、むしろ今回法律改正で、いままで五分五厘で決まっておったものが五・〇四に決まった方が安心なんですよ、はっきり言えば。政令で決めるのじゃなくて、頭を引き下げてもらった方がもっとプラスになりますよ...全文を見る
○坂倉藤吾君 私も労働金庫を担当していまして、金利の変動について、結局先ほども少し触れましたように、現行貸付残高を全部適用して一緒にひっくり返すのですとこれは簡単なんです。もっとすっきりするんです。ところが、改正をした以後のあとの部分にしか適用されませんね。そうしますと、金利が動...全文を見る
○坂倉藤吾君 その辺は見解の相違になりそうですね。全体が下がってきたんですから、決めてあったものがその価値がなくなったんだから、やっぱり下げなきゃならぬ。ところが、それをいろっていると、固定のままでこれからの対応に間に合わないから、だから以内というふうに決めたのじゃないんですか。...全文を見る
○坂倉藤吾君 一応引き下げられるであろうということを想定をしながら、新規貸し出しについてはそのように対処をしてきたと、そういう指導をしてきたというふうに受けとめていいわけですね。そういうふうに受けとめておきましょう。  そこで問題は、そういうふうに対応してきたということによって...全文を見る
○坂倉藤吾君 財投金利の連動ということはわからぬではないんですけれども、しかし資金構成、初めに質問しましたこの資料からいきましても、財投資金の利率にそこまでこだわらなきゃならぬかどうかということについては、少し見解があるんです。余りもう残された時間がございませんから、きょうもこれ...全文を見る
06月02日第84回国会 参議院 公害対策及び環境保全特別委員会 第16号
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○坂倉藤吾君 田尻参考人にお尋ねをいたしたいと思います。  先般の本委員会で、実は私どもの粕谷委員が、水島港に入港いたします大型タンカーの問題について質問をいたしたわけでございます。そのときに、運輸省の省令の関係をとらえまして、二十万トン級の大型タンカーの水島港入港については、...全文を見る
○坂倉藤吾君 ありがとうございます。  再度お聞きをするわけですが、ちょっとそのときの議事録がまだでき上がっておりませんので私のメモ書きによるわけですが、水深の関係も、実は満載時喫水というのはそれから船底までの深さですが、十五メーター十六、これが後で訂正をされまして、二センチだ...全文を見る
○坂倉藤吾君 ありがとうございました。
○坂倉藤吾君 私は、きょう水質汚濁防止法の法案に触れて質問をする予定で、五十分の時間をいただいたわけでございますが、午前中の参考人の御意見、さらに前回の当委員会の中で粕谷委員が触れられました水島港に関する関係について、どうしてもただしておかなければならぬ項目がございますので、これ...全文を見る
○坂倉藤吾君 それからもう一つは、この基本方針が変更される場合の条項が出ているわけですが、この方針の変更というものはどの時点で何を根拠に判断をされて変更が具体的に行われるのか、この辺の説明をいただきたい。
○坂倉藤吾君 この前沓脱委員の方からも御指摘がありましたが、この総量削減基本方針の、いわゆる四条の二の二項のさらに二号ですね。この中で、「処理の技術の水準、」それから「下水道の整備の見通し」という立場で、「人口及び産業の動向」が前提にありますが、そういう立場で、今日的可能限度が大...全文を見る
○坂倉藤吾君 結局、私どもがこの法案をながめたときに、問題は、この到達目標として基本方針を見ることができないんです。この基本方針は、ここに書かれておる範囲からいえば、いわゆる現状維持ですね。これを法律的に裏づけてしまうんじゃないかという、こういう心配が先行するんです。  で、そ...全文を見る
○坂倉藤吾君 結局、「実施可能な限度において」ということが、これが持ち味になるわけですね。それに対する見解が、私どもは心配だし、皆さんはそれでなければ順次繰り返しながら到達をしていく階段が上っていけない、こう言われるわけですから、その相違点はよくわかったんですが、ただ、ぜひとも、...全文を見る
○坂倉藤吾君 前段の説明は、まさにそのとおりだと思います。それを承知の上で私聞いているんですがね。ということは、基本方針で、発生源別でしょう、規制値。いわゆるそれが数値であらわされる、こうなりますね。すると、それを受けながら都道府県が具体化をしていくことになるんですが、発生源別に...全文を見る
○坂倉藤吾君 まあ不満足ですけれども、またこだわりますとこれすれ違いになっちゃって、時間ばっかり食いますので、二瓶さんの戦術にはまってしまうことになります。  で、四条二の第一項ですね。この中で、水域及び地域指定、これが行われることになるんですが、この改正法を施行をいたします時...全文を見る
○坂倉藤吾君 伊勢湾の場合は、御承知のように岐阜の方は自分のところはもうきれいな水を流すのだと、こういうことで総量規制に反対をしている。愛知、三重の方は、これはもう言うならば伊勢湾で生活しているんですから、何とか早くきれいにしてもらいたいと、こうなって、まだ調整がとれてない。だか...全文を見る
○坂倉藤吾君 やっぱりなかなかこう胸張っていただけぬようですが、問題は、環境庁よく言われてますように、問題がこう対立してありましたときに、それの調整役という感覚じゃ、私は環境行政は基本的に曲がってしまうことになると思うのですね。だから、そうじゃなしに、やっぱり環境行政としてその辺...全文を見る
○坂倉藤吾君 そういう、閣僚ですのでね、権威はお持ちだろうと思うんですが、内容をよく御存じなのかどうなのかと、こういう観点からいきますと、この種のものを判断をするのに私は適格であるのかどうか大変疑問を持つんですが、その辺いかがでしょうか。これは長官ちょっと御説明いただけませんか。
○坂倉藤吾君 まだずっとあるんですが、もう一つだけ——真ん中飛ばします。  測定手法の届け出義務というのが第十四条の三項に定められていますね。この測定の届け出義務なんですが、この測定をする機器そのものの精度、こうしたことを考えていきますと、環境庁としてこの辺の測定機器の精度を検...全文を見る
○坂倉藤吾君 運輸省、それから海上保安庁、お見えになりますか。−粕谷先生お戻りになりましたから、あとは拾っていただくことになろうと思いますが、きょうの参考人の、特に田尻参考人の御意見ですが、いわゆる水島の大型タンカーの関係ですがね、これお聞きいただいていましたでしょうか。——お聞...全文を見る
○坂倉藤吾君 海上保安庁。
○坂倉藤吾君 保安庁の方にお尋ねをしますが、いわゆる大型船の事前航行予告ですか、ちょっと私きょう資料を持ってこなかったんで何ですが、この事前の届け出がありますね、これは運輸省令に基づいて。あれは、当然航行時間と行き先、それから目的地、いわゆるその目的港ですか、これは届けの中に入る...全文を見る
○坂倉藤吾君 いや、届け出はいいんですが、その届け出のときに、たとえば水島港に入るには、それにこう続いている航路を通ることになりますわね、当然。で、航行についてはそれはいいけれども、たとえば巨大船が入れない港、当然不可能な港、そういうところへ目的がいっておった場合は、これは海上保...全文を見る
○坂倉藤吾君 これは運輸省の方にお尋ねをしますが、田尻参考人は、港の方が違反をしていないという、こういうことに対してむしろ問題あり。じゃ、何が違反でないのか逆に説明を聞きたいと、こう述べられておったわけですね。しかも、そのときに出されておりました一つのこの根拠ですが、これは昭和四...全文を見る
○坂倉藤吾君 ちょうど時間になりましてね、まだもう少し質問を重ねたいと思ったんですが、あとできません。  それで、ちょっとお願いをいたしますが、先ほども申し上げましたように、その他こういろいろ省令あるいは通達が出てますね。ひとつ参考になる、五十年二月の「港湾の施設の技術上の基準...全文を見る
06月07日第84回国会 参議院 商工委員会、外務委員会、農林水産委員会、公害対策及び環境保全特別委員会連合審査会 第1号
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○坂倉藤吾君 私は、公害対策並びに環境保全の立場から質問を申し上げたいと思いますが、この法案提案に当たって、環境庁山田長官、どの程度この環境保全の立場で御相談があったのか、まずその点からお尋ねをしたい。
○坂倉藤吾君 そういう御答弁をいただきましたが、この法案を見ますと、漁業との調整は一応不満足ながらも明らかに出ているわけですね。ただ、環境の常々問題になっております事前評価等の関係については、一切これは触れられておりません。触れられていないということになりますと、今日ある公害に関...全文を見る
○坂倉藤吾君 事故防止が中心であって、環境のどういうふうに影響するかということについては問題がないと、こういう御答弁で、大変これは不満であります。大陸だなの石油開発ということになれば、当然、その作業自体の問題もありますし、同時にまた、そこに一つの給油基地、こういうふうなことも将来...全文を見る
○坂倉藤吾君 そうしますと、再度お尋ねをしますが、現在鉱山保安法はわが国の国内で相当以前からずっとこれは施行されていますね。そうしますと、この法案の施行されて以降日本の国内の中で鉱山における鉱害は発生していない、こう断言できるのですか。
○坂倉藤吾君 したがって、現在法律があって、それを守るようになり、その守る前提からいけば当然事故は防げる、これが前提になっているわけですね。にもかかわらず、日本のしかも内陸部でもって、そこでさえもなおかつ事故が発生をし、しかも、鉱害被害というものが具体的になって出てきている。まし...全文を見る
○坂倉藤吾君 答弁を聞きましてもすっきりしません。ただ、これからこの法案が仮に成立するということになりますと、当然これは次に具体的な探査、試掘、採掘と、こう進んでいくわけですね。したがって、その段階段階で具体的な影響をやはりきちっととらえていかなければならぬ、こういう課題ができる...全文を見る
○坂倉藤吾君 いま答弁がありました中の交換公文ですが、この交換公文は、たとえば開発の手法あるいは技法、あるいは鉱害防除措置等について具体的に基準になるべきものは示されていないで、それぞれ各国の整理をするいわゆる法令の中でお互いがこれをやっていこうと、こういうことになるわけですね、...全文を見る
○坂倉藤吾君 問題点を変えて質問を申し上げますが、この大陸だなの特別法じゃなくて、協定締結の場合の国会論議を若干さかのぼって見ていきますと、先ほど原田委員の方から少し触れられました北海油田の関係がひとつ技術の水準の問題として、大陸だな開発に対するところの基準として当てはめられる。...全文を見る
○坂倉藤吾君 努力をすることによって事故は防げるであろうという期待でありまして、絶対に事故は起こらないという保証ではない。これはまた絶対に事故は起こりませんと言い切りましても、起こった場合はどうにもしようがないことでして、したがって、そういう起こる可能性を持ちながらそれを最大限で...全文を見る
○坂倉藤吾君 具体的な器具、いま御説明がありませんが、保安庁として準備しなけりゃならぬ器具、現在備えておる器具は何か。それから同時に、施設管理者が今日の法令に基づいて具体的に備えつける器具は一体何か。
○坂倉藤吾君 全国のお話が出ましたが、大陸だなで事故が起こった場合に、たとえば北洋の警備についている船がこの大陸だなへ来るのに一体どれだけかかるのですか。それがこの大陸だなの防除体制に緊急性を持つんですかね、間に合うんですかね。
○坂倉藤吾君 どれだけの時間がかかるか、北から。
○坂倉藤吾君 北洋、北海道から。
○坂倉藤吾君 いまの海上保安庁の巡視体制、特に北洋関係では漁民の安全操業を確保するために海上保安の体制はますます強化をしてもらいたい、こういう要望が具体的に出されておりますし、それに対して海上保安庁の方もそれにこたえるように努力をしていきたいという答弁をしておるはずであります。さ...全文を見る
○坂倉藤吾君 いまの答弁では納得できませんが、時間が来ましたから終わりたいと思います。
07月04日第84回国会 参議院 農林水産委員会 閉会後第2号
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○坂倉藤吾君 関連。  村沢委員の発言に関連をして重ねて聞きますが、じゃそういうふうな誘因があるとするならば、当然政府機関としてはそれを防いでいかなければならぬ対策が必要だと思う。大蔵省はどういうふうに対策を考えておられますか。
○坂倉藤吾君 食糧庁。
○坂倉藤吾君 結局、逆ざやがあるからいま大蔵省が指摘をしているような誘因があるというわけでしょう。そうすれば、いまの長官の答弁で、数量ははっきり押さえておればそういう余地がなくなるという答弁とは、まるっきりこれはすれ違いになるんじゃないですか。それで防止ができるんですか。私は、そ...全文を見る
○坂倉藤吾君 大臣にお伺いをいたしますが、ことしの農林省広報一月号、この中に大臣が年頭所感を書かれておるわけですが、ここでは農林水産行政の基本についてごく短いところでありますが、述べられておるわけであります。読んでみますと。   私は、農林水産行政の基本は、農林漁業者が誇りと働...全文を見る
○坂倉藤吾君 さらに確認をいたしたいんですが、前の委員会だったと思うんですが、農家に対する基本姿勢というこういう立場で、農家の味方であるし、農家のためにならないことはやらない、こう中川大臣が御答弁をされたというふうに記憶をしておるんですが、これも間違いないでしょうか。
○坂倉藤吾君 いまのこの基本姿勢は、生産者米価の決定に当たりましてもその姿勢が貫かれると、こういうふうに思うんですが、これはいかがでしょうか。
○坂倉藤吾君 さらに、六月の二十三日にこの委員会の中で吉田委員が質問をいたしておるわけですが、その吉田委員の食管制度に関する質問の中で、大臣は自給率の向上が重要なものだと、こういうふうにお答えになっておるとともに、たとえ経済効果が悪くとも食管制度は断固堅持していぐ、こういう旨の答...全文を見る
○坂倉藤吾君 それからさらに次の問題ですが、米価の算出の基礎といいますか、諸要件といいますか、積算をしていくそれぞれの要素の問題ですが、これがその年によりまして今日まで相当変化をしているわけですね。昭和の二十年代から三十年代あるいは四十年代、相当長い間食管制度の中で今日までこの米...全文を見る
○坂倉藤吾君 そうしますと、いまの御答弁からいきました場合に、いわゆる米が不足をするというふうに見込まれる時代というのはこれは政策的に刺激をする。言うならば、不足を取り戻すために能動的に農家の人々が参加のできるようないわわゆる政策価格というものを持っていくと。言うならば、正常に評...全文を見る
○坂倉藤吾君 ところで、大臣の選挙区というのは米はどれぐらいおつくりになっておられますか。
○坂倉藤吾君 北海道のいわゆる稲作の分野からいきますと、失礼ですが大臣のところは全体から見まして非常に少ない方ですね、水田としまして。それで、だからというわけじゃありませんけれども、私はやっぱり農家の実態からいきまして、いま大臣の言われている形とは、全体の調整という立場でわからぬ...全文を見る
○坂倉藤吾君 いまの大臣答弁を信頼をするとして、温かいかどうかはやっぱり具体的に温かいと感じなきゃこれはどうにもならぬわけでして、大臣一人が温かい温かいと言っていましても、ほかの人が見てあれは冷たいじゃないかと、こう言ったんじゃ、これはやっぱり政治になりません。少なくとも大臣がお...全文を見る
○坂倉藤吾君 担当大臣が責任を持つんだけれども決定は政府だと、こういうことになりますと、政府関係のたとえばきょう大臣が御出席になった経済閣僚会議ですか、これはきょうはなかったんですか、そういうたとえば経済閣僚会議でもいいんですが、そういうところで相談をして最終的に決めるということ...全文を見る
○坂倉藤吾君 農林大臣が決定をするまでの経過としまして、農林省以外に米価に介入する権限を持つ省庁というのはあるんですか。
○坂倉藤吾君 まあ温かい温かくないは、それで論議しかけるとまた相当一問答やらなきゃならぬことになりますから、時間の関係で差し控えますけれども、結局、先ほども同僚委員の質問にこれは次官が御答弁になっておるんですが、米価の諮問案ですね、これは一つの計算基礎であり、そしてこれが審議会に...全文を見る
○坂倉藤吾君 いま米価据え置きをめぐる動向とでもいいますか、新聞等によりますと、おおよそこういうふうな形になっていると思うのです。生産過剰の基調であるということが一つですね。それから、物価は鎮静ぎみである。したがって、米価の引き上げの要因がない。二つ目は、生産調整推進のための助成...全文を見る
○坂倉藤吾君 米審の傾向からいきまして、いわゆる諮問内容がきわめて大きなウエートを占めます。農林大臣が諮問したものが、まるっきり要素を変えられまして答申されたといういきさつは私知らないんです。これは知りません。したがって、知らないということは、農林大臣の諮問の意向、いわゆるデータ...全文を見る
○坂倉藤吾君 半熟の内容もどうもお聞かせをいただけないようでありますから、時間のむだになりますから、次に進めます。  主管の大臣の立場から、先ほどの質問にも関連をするんですが、財政当局が生産者米価及び消費者米価について、これは午前中も藤原委員やあるいは村沢委員の方からも問題にな...全文を見る
○坂倉藤吾君 中身は後で当然ごらんになった方がよかろうというふうに思いますが、大変重要な問題が実は大蔵省から出ております。中身の問題は私きょうは余り触れようとは思わないんですけれども、実は、大蔵省が印刷していることはもう確認ができておるわけです。ところが、実は、大蔵省という発行の...全文を見る
○坂倉藤吾君 ただ、生産者米価及び消費者米価ということで、しかも時期は六月です。きわめてこれが、国を挙げての大変重要な問題であり基本政策の課題なんですね。しかも、それが、新聞社から求められたとは言いながら、発行の省庁もこれを書かない。しかも、午前の質問でいきますと、それは確認をし...全文を見る
○坂倉藤吾君 研究をされると言うのですから、研究をする材料の問題として、私、意見を申し上げておきますが、少なくとも大蔵省に対して記者クラブの方から照会があれば、消費者米価あるいは生産者米価は当面の課題であり、その所管は農林省なんで、少なくとも農林省の方の見解を聞いてくださいと言う...全文を見る
○坂倉藤吾君 時間の関係がありまして困っているんですが、いまの大臣のそういう答弁からいきますと、私ども心からこの要求の立て方の問題について賛成をしておるわけではありませんが、ただ全中がことしの米価要求について、従来の八〇%バルクライン、これをひとまずたな上げをしまして、そして同じ...全文を見る
○坂倉藤吾君 私は、これはきちっと調べて資料として出してもちいたいのが一つです。これは委員長にお願いしたい。  同時に、少なくとも大臣が再編対策の一番さなかに談話として発表をし、重要なポイントでこれを指摘をしているんです。大臣の談話を事務局が受けとめて、具体的にそれがどれだけあ...全文を見る
07月06日第84回国会 参議院 公害対策及び環境保全特別委員会 閉会後第1号
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○坂倉藤吾君 きょう私にいただきました時間が三十分になります。したがって、中身の数値の問題、その他ただしたいことがたくさんあったわけでありますが、それは省略をせざるを得ないと思います。  そこで、まずお聞きをいたしたいことは、この委員会の性格の問題なんですが、新聞記事によります...全文を見る
○坂倉藤吾君 そうすると、事実をお認めになったというふうに理解をしていいわけですね。  そこで、だとしますと、「報告」ということになっているわけであります。したがって、報告をすべき原案というのがもうでき上がっているというふうにわれわれとしては解釈するんですがね。これは、その原案...全文を見る
○坂倉藤吾君 まだ決定的なものではないけれども、考え方はもう確立をしていると、こういうことになるわけですね。  ところで、昨日衆議院、それから本日こうやって参議院で委員会が持たれておるわけですが、この委員会の中のいわゆる論議、あるいは傾向といいますか、意見、それらについては、こ...全文を見る
○坂倉藤吾君 私は、衆議院の公害対策並びに環境保全特別委員会の審議状況、あるいは出されてきた意見、あるいはこの参議院の当委員会の中で出されてくる意見、そうしたものを具体的に環境庁としてどう受けとめるのか。あるいはまた、長官自身が先ほど言われる目指す考え方がある程度決まっておるとす...全文を見る
○坂倉藤吾君 あくまでも参考であって、国会の論議の場というのはその域を出ないわけですかね。私はこれはもうきわめて問題のある発言だと思いますが、この諮問の内容は、「第九条第三項の規定の趣旨にのっとり、二酸化窒素の人の健康影響に関する判定条件等について」諮問されましたね。間違いありま...全文を見る
○坂倉藤吾君 そうしますと、「政府においては、この報告を参考とし、現在の二酸化窒素に係る環境基準について、公害対策基本法第九条第三項の規定の趣旨にのっとり、適切な検討を加えられたい。」という答申ですね。当然この中に、諮問の冒頭にあります「第九条第三項の規定の趣旨にのっとり、」とい...全文を見る
○坂倉藤吾君 どうも私の質問の趣旨が明確でないようですが、再度聞きますがね、結局指針値、今度は幅を広げて——幅を広げてといいますか、幅を見て答申をされていますね。幅がある。その幅の中でどこをとるかということが、いわゆる政府で慎重に検討をしろという答申の中身になっているんですね。そ...全文を見る
○坂倉藤吾君 答申の内容については皆さんも否定はしないわけでしょう。また、否定をするだけの新たな科学的な根拠というのは持たないわけでしょう。今日NO2に関するところのデータは、幾つかの方面からほとんど吸収をして、それに基づいていわゆる判定条件なり指針値というのが導き出された。そし...全文を見る
○坂倉藤吾君 問題は結局それほど、委員長をされておる方が、いまの環境庁のやろうとしていることについて、問題点を持つほど問題が大きいということなんですよね。その大きい問題を私は環境庁があえて押し切らなきゃならぬというところについて、これはどうしてもすっきりしないんです。何かあるんじ...全文を見る
○坂倉藤吾君 専門委員会じゃないんですよ。その後の問題です。
○坂倉藤吾君 私は、改定をしなきゃならぬ具体的な科学的根拠というのはよくわからぬのです。先般の四名の参考人の方々も異口同音に言われておることは、結局、四十六年の知見の乏しい段階であったけれども、これが望ましいという形で基準設定が行われたと、で、今回いろいろとデータを集められて何回...全文を見る
○坂倉藤吾君 後段のものを私は否定をしているんじゃないんです。衆議院の論議の中で、山田長官、環境基準のないときに環境基準を中公審に諮った——これは四十六年の話ですよね——一度決まればその後に中核をなすものは判定条件で、これが科学的なもので、これを踏まえてやる方針だというふうに、こ...全文を見る
○坂倉藤吾君 もうこれ時間がなくなりましたので、後、また引き継いでいただくなり何なりしなきゃいけませんが……。  もう一つ、これは局長に聞きますが、午前中の論議の中で、諸外国の話が例として出ているわけですよね。なるほど日本の基準は、諸外国と比べて基準設定の精神も違うし、同時に基...全文を見る
○坂倉藤吾君 要りません。
07月27日第84回国会 参議院 公害対策及び環境保全特別委員会 閉会後第2号
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○坂倉藤吾君 質問の前に、いま矢田部委員の方から提起をされました参考人の関係を、私からも要請をしておきたいんですが、調査をすればするほど、今回の基準改定にかかわって疑惑がさらに増すばかりであります。いま再度要請になりました、さきの要請を受けた四人の先生方ですが、私は、金をもらった...全文を見る
○坂倉藤吾君 そこで、本論に入りますが、これは山田長官にお伺いをしたいんですが、前の本委員会が七月の六日であります。七月の六日は、いまも参考人、資料要求の中でも触れておりますように、新しい問題というのが提起をされました。そして、参考人要請、資料要求が行われて、それを本委員会として...全文を見る
○坂倉藤吾君 いま長官が答弁をされました趣旨合いというのは、実際には話をしているのじゃなくて、あなたが具体的にやっているのは十一日なんですよ。七日の日はそこまでの話はなかったという。まあそれは趣旨合いがそうだというなら、もうすでにそのときに方針が決まっておったということになる。先...全文を見る
○坂倉藤吾君 まあそれは水かけ論になりそうですから、具体的に質問をしていきたいと思いますが、あなたが七月の十一日の閣議で、「新しい環境基準は、本年三月、二酸化窒素の人の健康影響に係る判定条件等についての中央公害対策審議会の答申で提案された指針に即して決定されたものであり、」——次...全文を見る
○坂倉藤吾君 どれだけの比率を占めますか。——頭のいい局長がそんなの覚えてないことはないだろう。五十九歳までだ……。
○坂倉藤吾君 私の質問は、六十歳以上の方が対象になったのかどうか。あなたはなったと言うから、なったんなら何%かと、こう聞いているんです。——いいです。ないんです。それが今日日本の中で、特に老人の数がふえてくるということで、老人対策にきわめて重要なウエートを占めなきゃならぬ、こうい...全文を見る
○坂倉藤吾君 比率はどれだけかというんです。
○坂倉藤吾君 それ、年齢別にきちっとしてください。
○坂倉藤吾君 六十歳以上の場合に、それはひとつ五歳単位できざんでくれませんか。  私が問題にしているのは、大気が汚れてきたときに一番影響を受けやすいのは一体どのグループか、一番影響を受けやすいグループに焦点を当てて、大丈夫という保障をするということが、これが環境庁の役目じゃない...全文を見る
○坂倉藤吾君 だから、完全でないから、その不完全な部分を補完をするために安全係数の問題が論議をされ、今回環境庁は安全係数をとらなかった。しかし、国際的には、来年この安全係数の問題が論議をされる形になっているんじゃありませんか、WHOで。そういう流れの中で、あえて日本が、重大で、し...全文を見る
○坂倉藤吾君 数字の問題は大体わかりました。ただ治癒をした人ですね、どういう形で治癒に持っていったのかということがこの認定患者の場合にはきわめて重要な問題です。私どもの調査では、その九〇%までが転地療養へ行くんですね。転地療養へ行けない人は依然として残っているんです。これは長官、...全文を見る
○坂倉藤吾君 あなたは切っている……
○坂倉藤吾君 私が何か取り方を間違っているようなことを言われますけれどもね。私、間違ってないと思うんです。日本的気候風土、人の考え方ありますからね、御承知のように。たとえば、今回幅を持って出されたわけでしょう。幅を持って出したときに、これは先ほどの和田メモの中にも出てくるんですが...全文を見る
○坂倉藤吾君 私の質問に答えてもらいたいのですよ。長官、何を言っているのかよくわからぬのです、現実問題ね。  具体的に幅が持たれて、そして新しい告示が出された。そのことの影響について、私は環境庁の皆さんが、いわゆる答申を踏まえて——これは指針ですね、いわゆる指標ですね、その答申...全文を見る
○坂倉藤吾君 あのね橋本さん、まああなたの場合はもう心はるかに飛んでいるわけでして、早いところけりをつけてということなんでしょうが、これは大変なことでしてね。いままでの委員会経過の中でも判定条件それから指針値、幅をもってこれを示したいきさつの中で、これはもう参考人の鈴木さんも言わ...全文を見る
○坂倉藤吾君 最後ですが、絶対に、今回の基準の緩和に基づいて、いわゆる国民の方々の認定に当たって、いわゆる被害者の認定に当たって、基準が盾になって幾つかの問題が発生をしないように、これが一つです。  それから、基準緩和に基づいて、今日まで認定をされてきた方々がこれが再度審査をさ...全文を見る
10月17日第85回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
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○坂倉藤吾君 きょうは、私が実は要求いたしておりました時間の三分の一に持ち時間が減ってまいりまして、したがいまして、いま質疑のありました国有林野管理に関する林野庁の考え方の問題だとか、さらにはまた、農林水産省の同和対策事業の関係あるいは漁港の建設計画にかかわる問題、これら実は質疑...全文を見る
○坂倉藤吾君 その辺は簡単でいいですよ。
○坂倉藤吾君 質問の要旨がわからなかったのか、ポイントを全然外れていまして答弁になりません。  昨年、私はごく具体的に提起をしておるわけであります。両方ともですね。現実問題として私が例示をいたしましたのは、昨年の場合も、海岸局の隣接をしているところで、答志、波切、古江、これが二...全文を見る
○坂倉藤吾君 電波監理局の方はまあいまの説明で、相当努力をされているということのようですから、いままで共通の波数のところが一体どういうふうに変えられたのか、ひとつ具体的に示して   これは後ほどで結構です。時間があればここで聞きますが、どうも調査をしてないようですから、具体的に...全文を見る
○坂倉藤吾君 私がポイントを決めてというふうに言いましたのは、具体的に調査をした結果、たとえば機械が正常に取りつけられてなかったというんなら、どういうような形のところが取りつけられてなかったのか、その辺を明確にしてもらわないとわからぬのじゃないんですか。たとえば、アースをしなけれ...全文を見る
○坂倉藤吾君 まあ一片の文書指導でそれが徹底するというふうに思っているところに、私はやはり官庁としての問題点があるというふうに思います。そういう事態が発生をしたときに、それを皆無にしていく、なくしていく、こういう立場をやはり具体的に徹底しなければならぬ。あなたのところの所管でなか...全文を見る
○坂倉藤吾君 その場合、使えなくなったその地域を、じゃどういうふうにそれにかわるべきものとして指導されるんでしょう。
○坂倉藤吾君 硫黄島の廃局と同時に、具体的に言いますと、サイパン、グアム、ヤップ、アンガウル、この線のいわゆるロラン局がこれまた廃局になるという動きもあったわけですね。いまあなたの御答弁になりましたように、将来ロランAが全局的に廃止の方向に向かいつつある。こうなってまいりますと、...全文を見る
○坂倉藤吾君 もう少し具体的に、船舶を持っている人たちにきちっとそうした方向づけなり、それから対策というものが事前に立てられて、そして無理なく流れていくような形で、この切りかえ等について措置ができるように十分な配意をしてもらいたい。これは昨年の場合も私指摘をしまして、簡単に法律を...全文を見る
○坂倉藤吾君 その三分の二程度になるいわゆる二百海里宣言国、その中に占めます日本の漁業の実情といいますか、たとえば昭和五十一年の漁業の生産というのは一千四十五万トン。このうち、大体三五%を占めます約三百五十万トンというのが、諸外国の二百海里内で操業しておった実績になっておるんです...全文を見る
○坂倉藤吾君 そこで、二百海里に対する、特にカツオ・マグロに集中をいたしますが、いわゆるその水域内に入る条件の問題が幾つか出ていますね。たとえば、パナマの場合ですと一隻当たり約三十万、しかし実質的には現地人をいわゆる雇い入れをしないと入れないとか、あるいはまたペルーの場合には、一...全文を見る
○坂倉藤吾君 そこで頭を痛めてもらっておっただけでは困るんでありまして、問題は、それにどう日本政府として、あるいはこれは農林水産大臣の仕事かもしれませんが、よく行かれて話をつけてくるわけですから、つけてきた側のこれは責任でして、そこに魚をとりに行く者があなたのところと交渉して、個...全文を見る
○坂倉藤吾君 具体的に幾つかの形があるにしましても、基本的には入漁料の支払いがそれぞれの船主、あるいは経営をする会社なり、あるいは漁業組合、これが支払いをしておりますと、たとえば御承知のように、会社経営のところは少し違うと思いますが、とってくる方の側は、市場力を挙げましても、魚の...全文を見る
○坂倉藤吾君 むずかしいのは承知の上で私も物を申し上げておるわけでして、そこができなければ政治じゃないと思う。ぜひともひとつ、政治的手腕を発揮のできるようにお願いをしたいと思います。  特に、そういう意味合いからいきますと、いまのカツオの魚価というのは大変低迷をしているわけです...全文を見る
○坂倉藤吾君 そこで、もう一つの観点というのは、流通の問題がございますね。昨日これはいただいたんですが、「水産物流通統計」五十三年七月の農林水産省の統計速報、これは「五三−二三四(水統−二八)」号、これの十五ページに卸売、仲卸、小売のカツオの値段が出ているわけですね、七月の傾向と...全文を見る
10月19日第85回国会 参議院 逓信委員会 第3号
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○坂倉藤吾君 私は、きょうは、一つは国家公務員共済組合の任意継続の組合員の資格条付とその取り扱いの問題、二つには最近の郵政犯罪の頻発に伴うこれの防止対策、三つ目には国会議員のいわゆる調査活動に伴う省側の協力、この問題に対する姿勢についてただしてみたいと思います。順次質問をいたして...全文を見る
○坂倉藤吾君 そういう事情であるから私が提起をしておるんでして、したがって、提起をした課題についてひとつ検討をいただきたい。  それから、これはむしろ大臣から答弁をいただきたいんですが、いま国保の状況は、先ほども申し上げたとおり、いわゆる老人医療問題で大変な実は負担になっている...全文を見る
○坂倉藤吾君 新しい問題の提起は、すばらしい答えを期待をして申し上げておるわけじゃないんでして、したがって十分に真意をくんでいただいて、ぜひ努力を願いたいというふうに思いますし、さらにまた掛金の問題等について、継続の意思のある者がなぜ掛金が払い込まれないのかというチェックを事前に...全文を見る
○坂倉藤吾君 本年の六月七日に、決算委員会で郵政省に対して警告が出ていますね。この警告の中には、「政府は、郵政事業に対する国民の信頼を維持するため、相互けん制機能を含む郵政監察の体制強化に、一層努め、郵政犯罪の絶滅を期すべきである。」こう警告されている。いま監察の局長の説明の中に...全文を見る
○坂倉藤吾君 あのね、この勤務をしている職場の違うところの者が集まってきましてね、いろいろなうわさだとかあそこでこうなっているのじゃないかというのは、それはある意味では相互牽制かしれませんよ。一番重要なのは、あなたが一番最後に言ったことじゃないですか。同じ小局の中で、どうやって相...全文を見る
○坂倉藤吾君 全部答弁してください。
○坂倉藤吾君 特定局の局長同士の監査と言うけれども、牽制の役割りと言うけれども、それは、たとえばここに悪いうわさがあるんじゃないか、ここの局長は少し勤務成績がよくないんじゃないか、こういう話はある程度できるでしょう。しかし、実際に局の中の作業について、Aという局の内容にBという局...全文を見る
○坂倉藤吾君 さらにまた具体的に個々詰めていきますから、それはそれとして、相模大野で大変なたくさんの方々に御心配いただいた、いいですか、これじゃならぬと。したがって、それに伴って郵政省は防犯対策を確立をしようとして努力してきた、今日なお努力をしている。それは私も認めるんですよ。し...全文を見る
○坂倉藤吾君 次に、特定郵便局長の任用の基本方針、さらに具体的な選考の手続、これについて事務的にひとつ説明してください。
○坂倉藤吾君 監察が具体的に候補者について調査をされますね。そして、答申をして、それを参考に郵政局が判断をする、こうなっていますね。監察が調査に当たるときは郵政局が、たとえば三人なら三人の候補者を同列にながめて、その中から選考する立場で監察に依頼がありますか。あるいは候補者が一人...全文を見る
○坂倉藤吾君 複数の場合もあり得るということですね。
○坂倉藤吾君 その場合は、どうなんですか、複数の場合の選考はあなた方ではやらないで、調査をした、いわゆる調査報告書だけが判断をつけないで、人事の方にいくわけですね。
○坂倉藤吾君 そうしますと、監察で複数で調査に当たったとき、複数で依頼を受けたケース、それから複数でなく、もう候補者がしぼられて調査に当たったケース、この数字を挙げてください。
○坂倉藤吾君 じゃ、感じでどっちが多いのですか。
○坂倉藤吾君 複数の方が多いんですか。
○坂倉藤吾君 それでは後ほど、数字の問題ですから、ひとつ提供いただけますか、資料として。
○坂倉藤吾君 これは私は重要な問題だと思う、選考の経過は。したがいまして、ぜひとも、調査を仮に要しないというふうに判断をした、これは人事局ですね、調査を要しないというふうに判断をした候補者のケース、それから単独で一名にしぼって調査をしたケース、二以上の複数で調査をしたケース、これ...全文を見る
○坂倉藤吾君 数字を言っているんですよ、数字がどれだけあるか、ケースに基づいて。
○坂倉藤吾君 そんなもの一つもくれと言っているんじゃない。
○坂倉藤吾君 人事局長ね、頭をやわらかくして聞いてください。私、五年間でいいと言うんです。数字でいいと言っているんです。何も昔のやつまでさかのぼって私いただいたってしようがないんですよ。最近の五年間だけで結構ですから。  これは委員長ね、いまのああいう答弁をされますと、問題を正...全文を見る
○坂倉藤吾君 それから、特定郵便局の職員の採用、配置がえ、こうした人事は責任は各郵政局ですね。
○坂倉藤吾君 そうしますと、手続に基づく人事権というのはどこで発表されるんでしょうか。たとえば、当該局長がオーケーを出さない場合に、郵政局長は発令行為ができないというふうに受けとめていいんですか。
○坂倉藤吾君 意見を聞くということは私もわかるんです。意見を聞かないでやるようなむちゃなことはできないと思う。ところが、意見を聞くけれども、その意見必ずしも人事を扱う方の、いわゆる郵政局の側から見て原局の局長の意見と合わない場合がありますね、合わない場合。ぴったり合えばこれは一番...全文を見る
○坂倉藤吾君 もう一遍、法律的たてまえは郵政局長が持っているが、具体的には当該局長が配置転換等については権限を持っていると、これでいいですか。
○坂倉藤吾君 だから、その意見が食い違ったときにどうするんですか。
○坂倉藤吾君 たとえば最近の傾向として、おおむね時期的に集中をして退職者が出ますから、それに伴う役職の異動も含めて異動の時期がありますね。その異動の時期に、よそを詰める場合に、他の局へ出して欠員になった。その欠員になったところの採用をするか、あるいはよそから持ってくるか、埋め方は...全文を見る
○坂倉藤吾君 私は、実態を把握をしているかどうか、どうなっているかということを聞いているんじゃないんです。考え方として、空白期間が現実問題として三ヵ月も半年も埋められないことがあるんだ、現場でたくさん。そういう状態は困るんで、一定の基準を設けてもらいたい。むしろ基準を設定するとす...全文を見る
○坂倉藤吾君 それ以上やっていますと押し問答になっちゃいますんでね。少なくともあなたのいまの答弁というのは、実態も把握をされていないし、それらを確かめてからしか考えられない、こういうことのようですから、早くそれは掌握をしてくださいよ。そうして、長期にわたって欠員が発生しているよう...全文を見る
○坂倉藤吾君 七月、八月、九月、これ集計ですか、いまの。
○坂倉藤吾君 そうしますと、五十三年度に入って、特定局で第一・四半期に犯罪の発生が八十一件、それから無集配の発生が三百十七件、それにいまの数を加えますと、大体第二・四半期までの発生件数に当たるわけですね。
○坂倉藤吾君 いずれにいたしましても、資料に基づきますと、五十一年度、五十二年度、やや数は減ったとはいうものの、本年の発生状況等をながめておりましても、依然として発生状況は横ばいにある、こういうふうに言わざるを得ないと思うんですね、数字からいきまして。そして、冒頭私申し上げたよう...全文を見る
○坂倉藤吾君 いま大臣がちょっと席を外されておりますが、大臣が公式に表明をした態度、そして皆さんがここでお答えになっておる態度、これは管内全体にぴしっと通っておるんでしょうか、どうでしょうか。また皆さんは通す自信があるんですか、ないんですか、明確にひとつ。
○坂倉藤吾君 局長どうですか。
○坂倉藤吾君 皆さんの威令がなかなか下に通じていかないようでありますし、また逆に反発をしているところもありますし、現にそれを何といいますか、その反発を支持をするような形のものもあるわけでありまして、これは大変なことだと思っておるんですが、それはまた後で指摘をしたい。  ところで...全文を見る
○坂倉藤吾君 よそのところを余り指摘をしますといろいろ差しさわりがあるようでありますから、三重県内で大王、賀田、北輪内、鵜殿、答志、多徳、こういう局がありますが、この局は特別昇給の該当局でしょうか。
○坂倉藤吾君 この各局、これは先ほどの首席監察官の答弁とも絡むんでありますがね、相模大野事件が発生をしまして、ことしの二月以降に全局監査という立場をとられたわけですね。そうしますと、そのときの監査結果というのはまとめられておるんでしょうか、どうでしょうか。私の手元で、少し資料要求...全文を見る
○坂倉藤吾君 やられているわけですね。
○坂倉藤吾君 せっかくそういうのを新しくやっておりながら、資料要求しますとそれが出てきません。大変な問題だと思うんですよ。なぜそうなっているのか、私よくわかりませんが、これ皮肉で言っているんじゃないんですよ。少なくとも過去三年間のというふうに私は申し上げた。ところがそういう重大な...全文を見る
○坂倉藤吾君 いいですよ、もう苦しい答弁。  次に、宮崎県の小戸の局長が蒸発をしてしまっていまだにわからない。行方不明だ。これは一体どういうふうに掌握をして、どうなっているんでしょうか。
○坂倉藤吾君 筋道だけでいいから。
○坂倉藤吾君 この小戸の郵便局長が貯金三百五十万を横領しているという、これは地元の新聞ですよ。知っているんでしょう。
○坂倉藤吾君 なぜ言わない。筋道言えと言ったら、調査したところの筋道ぐらい言ってくださいよ。しかも処分しているんじゃないですか、懲戒免職の。
○坂倉藤吾君 宮崎本郷局というところの事件はどうですか。
○坂倉藤吾君 先ほどの宮崎小戸の局長と、それからいまお聞きをしました宮崎本郷局の局長と関係がありませんか。
○坂倉藤吾君 別な関係と言われますがね、明らかに小戸の郵便局長がこの本郷局の局長をむしろ引っ張ってきまして仲間に入れたんじゃないですか。あなた方、それ調査してきちっとしなさいよ。先ほども言いましたように、相互牽制という立場というのは明らかにそこに問題がある。むしろこれ、行方不明に...全文を見る
○坂倉藤吾君 小倉熊谷郵便局の問題はどうなんですか。
○坂倉藤吾君 一つずつずっと詰めていきたいんですが、余り時間がありませんから、総括的に一応お聞きをするだけ聞いておきますが、岐阜の美並郵便局。
○坂倉藤吾君 いま並べただけで四局、問題点がありますね。しかも、宮崎本郷局、これは世襲ですね。それから岐阜の美並郵便局、これは世襲ですね。それから、岐阜の美並郵便局、これも世襲ですね。それから、それぞれ任用するに当たっていろいろ問題がございますね。そうしますと、前の相模大野に引き...全文を見る
○坂倉藤吾君 岐阜県のこの美並の郵便局、この局長は昭和三十九年四月の二十日に事業優績で自局長の表彰を受けてますね。おやじさんが局長で、その当時自分は主事だったんですか、受けてますね。ところが、その前の昭和三十三年五月十四日に、賃金の不適正使用によっておやじさんが減給三カ月、本人は...全文を見る
○坂倉藤吾君 この昭和三十三年の賃金の不適正使用というのは、私どもの調べましたところによれば、非常勤賃金がその当時二百円で帳簿上契約をされているのが、本人には百五十円しか支給をされなかった、言うなら五十円の賃金を浮かしておって、その総額は三万六千円に達する。これは日額非常勤でござ...全文を見る
○坂倉藤吾君 いま申し上げましたような仮に内容だといたしますと、少なくとも三年間ピンはねをしておってなかなかわからなかった。しかも、これは当該本人のたまたまお兄さんがおって、お兄さんがこのことを知って、これはたまらぬじゃないかといって申告をしてやっとこのことが判明をしたんじゃない...全文を見る
○坂倉藤吾君 私は、あなた方ともいろんな資料問題をめぐってありましたから、具体的には本日の朝しか質問の内容について細かくは渡しませんでした。しかし、少なくとも、小戸の局は別として、宮崎本郷、小倉熊谷、岐阜県の美並、この問題は取り上げますよという話はしておったんであります。あなた方...全文を見る
○坂倉藤吾君 私はそこに、たとえば本来監査をしなければならぬ経理上の会計の中に、監査課わざわざ設けられて、現地へ出ていって定期的に監査しているわけでしょう。しかも片方では監察官の組織があって、これまた考査の立場で局に入っている。三年間こういうことが続いて申告を受けなければ判断がで...全文を見る
○坂倉藤吾君 時間が来ておりますので、あと一言だけつけ加えて終わらしてもらいたいと思います。  いままでの犯罪のケースは、先ほども少し触れましたように、自家営業、いわゆる兼業を禁止されておるにもかかわらず、自分の名義かあるいは奥さんの名義か、子供の名義かはともかくとしまして、直...全文を見る
10月20日第85回国会 参議院 公害対策及び環境保全特別委員会 第2号
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○坂倉藤吾君 私は後で私の時間をいただいておるわけですが、いまの問題に関連をして質問をしておきたいと思います。  四十六年八月の事務次官通知とそれから五十三年七月の事務次官通知は軌を一にするものであって同一だという、これが答弁ですね。  そこで伺いますが、まず四十六年八月の事...全文を見る
○坂倉藤吾君 それはあなた口弁ですよ、明らかに。  いいですか。本来水俣病が幾つかの症状を持っていることははっきりしているんです。はっきりしているんだが、たとえそのうちの一つであっても、それが水俣病でないんだというふうに否定のできないものは、一つの症状であっても認めるというのが...全文を見る
○坂倉藤吾君 そんなこと聞いているんじゃない。通知を聞いているんだよ、通知を。
○坂倉藤吾君 通知を勝手に解釈したら困るじゃないか。
○坂倉藤吾君 環境庁の仕組みというのはどうなっているんですか。課長より次官の方が低いんですか。次官通知を勝手に課長が変えられるんですか。説明してください。
○坂倉藤吾君 私の質問に答えてください。
○坂倉藤吾君 長官にお尋ねをしますが、長官、この国会の場は法律をつくるところでありまして、そうして法律は幾つか審議をされてきているのですが、法律の用語の中には大変むずかしい言葉がある。その法律の用語の解説はこれはきわめて重要なことですね。そういう場合に範疇にあるのかないのかという...全文を見る
○坂倉藤吾君 大きい声で言ってくださいよ。
○坂倉藤吾君 いま広田委員の方がこの次官通知につきまして具体的にただそうとしておることは、きょう提案をいただきましたこの法律を見ましたけれども、いずれにしてもこの次官通知がこれからの患者の認定の基準になるわけですから、したがってその基準があいまいで疑問なうちに促進法が出されたんで...全文を見る
○坂倉藤吾君 私の質問時間が二十分に短縮をしてしまいました。  先ほど「蓋然性」の問題については一応の態度表明がありました。それはそれとして、新次官通達の問題につきましては、具体的にどう適応していくかという課題の中で幾つかの疑惑を晴らさなければならぬ、こういう事態があるわけであ...全文を見る
○坂倉藤吾君 先ほども指摘をいたしましたように、私は単なる水俣病の取り扱いをめぐって、あるいは認定をめぐってということだけではなくて、不信感の原因はきわめて環境行政全般にかかわる問題がある、こういうふうに申し上げておるわけでありまして、少なくとも重ねて御答弁をいただこうとは思いま...全文を見る
○坂倉藤吾君 たとえば全貌を明らかにする問題等からいきますと、不知火湾沿岸あるいはその島嶼の中でネコが狂い死にをしている、そういうことが確認をされた地点が幾つかございますね。かなりまた魚が浮上いたしまして岸に流れついたり、川に浮かんだりという、こういう地域もずっと広範囲にわたって...全文を見る
○坂倉藤吾君 まだ具体的に私は幾つかの課題を先ほど言いました五つの問題に分かれて持っているわけでありますが、残念ながら持ち時間がございませんから、これはまた当委員会の公式発表でなくても幾つか詰めていきたいというふうに考えています。それについてはひとつ協力をいただきたいことと、それ...全文を見る
○理事(坂倉藤吾君) わかるように答弁してくださいよ。
○坂倉藤吾君 私は、ただいま可決されました水俣病の認定業務の促進に関する臨時措置法案に対し、自由民主党・自由国民会議、日本社会党、公明党、民社党各派共同提案による附帯決議案を提出をいたします。  案文を朗読いたします。    水俣病の認定業務の促進に関する臨時措置法案に対する...全文を見る
11月07日第85回国会 参議院 公害対策及び環境保全特別委員会 閉会後第1号
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○坂倉藤吾君 私は、きょうは山田長官最後の環境庁長官としての委員会になるんじゃないかというふうに考えながら実はおったわけでありますが、午前中の森下委員からの質問を聞かしていただいておりますと、まさに息がぴったり合っておりまして、今日までの当委員会における山田長官の態度その他から判...全文を見る
○坂倉藤吾君 これから具体的にお聞きをしていくことになりますが、前もって申し上げておきたいことは、私が質問をすることについて、時間の関係がありますから、繰り返してその問題を説明をいただかなくても、それは十分承知をした上でお聞きをしているわけでありますから、質問をしました要点につい...全文を見る
○坂倉藤吾君 建設省と環境庁が協議をするといいましても、協議をする時期の問題が大変これは重要なところになると思うんですね。いつの時期に協議を行うか、ここがポイントなんです。  そこで、具体的にお尋ねをいたしますけど、群馬県の県央流域下水道計画がございますね。それが一つ。それから...全文を見る
○坂倉藤吾君 そうすると、群馬県の県央流域下水道、それから愛知県の境川、矢作川、これについてはまだ協議を受けてない、こういうことですね。
○坂倉藤吾君 愛知県の境川の計画というのは、すでに建設省は当初計画は縦覧を終えまして、具体的工事をしようということで住民との間にトラブルが発生をしている。三回までいわゆる実力行使あるいはそれを阻止をするという、そういう状況が今日まで長い間続けられている。そして今日改めて計画を縮小...全文を見る
○坂倉藤吾君 長官、どうですか。いまの事務当局の答弁ですが、私が具体的に指摘をしていますように、計画はどんどんどんどん先へ進んじゃっている。環境庁はこれ先ほども言いますように、下水道法の中には確かに義務規定はないんです。協議をするというのは。ないんですが、実際にここで被害が出てき...全文を見る
○坂倉藤吾君 では、それはきちっと調査をして——私いま言えと言えば言うんですよ。いつこの計画が始まって、いつ現地で公開をされて、いつどうなっているのか、各議会の動きから何から全部持っていますよ、これ。これはしかし調べてください。  ところで、それはさておいて、建設省と協議をする...全文を見る
○坂倉藤吾君 もう一点だけ聞きますが、建設省から協議の話があって協議をしまして、そうして計画が環境庁の考え方で変更したケースというものがありますか、ありませんか。あるかないかだけを教えてください。
○坂倉藤吾君 建設省。  昭和三十八年の第一次下水道五カ年計画、これ以来下水道事業というのは大変精力的に進められてきている。これはよく承知をしておるわけであります。特に昭和五十一年度から第四次五カ年計画が始まっておるわけですね。これは公共下水道を含めて大むね七兆余の予算も大体見...全文を見る
○坂倉藤吾君 それでは具体的に聞きますが、第四次、すなわち五十一年度以前のものも含めまして第四次に引き継がれてきておる計画進行中のもの、それを含めて建設省で事業認可をした件数はどれだけあるのか。そのうち公共下水道とそれから流域下水道の二つに分けまして、その件数を示してもらいたい。
○坂倉藤吾君 流域下水道の中で認可したもののうち、現在その認可をした計画どおり完了したものの件数、それから未完了のもので当初計画完了期限がきておるのに実際にはまだ完了してない、こういうところのものの件数、これは何件になりますか。
○坂倉藤吾君 よくわからぬ。完了予定がないというのはどういうことですか。
○坂倉藤吾君 そうすると、現在建設省が認可をした流域下水道関係については一つも完成をしていなくても、総体から見れば計画どおり進んでいる、こういうふうに受けとめてよろしいですか。
○坂倉藤吾君 そうしますと、供用開始を始めたところというのは全体計画があって、総合計画があって、その一部分だけ使用開始をした、こういうことでいいわけですね。
○坂倉藤吾君 そうしますと、一部を供用開始する場合に、流域下水道全体のいわゆる包含区域——計画区域ですね。計画区域と一部作業を開始する場合のいわゆる区域とは当然違ってくると思うのですが、その辺はどういうふうに指導されておりますか。
○坂倉藤吾君 そうすると、たとえば例を挙げますが、三つの市、七つの町村、こういうふうにありまして、ずっとつないできて終末処理場ができないと流域下水道になりませんね。流域下水道というのは終末処理場が必要なんですね。そうしますと、そのうちの一部を稼働することになる。一部を稼働する場合...全文を見る
○坂倉藤吾君 その辺の問題はまた相当問題のあとるころなんでして、また時間をみてやることにします。余りきょうは触れないでいきますが、問題は、計画が認可をされて、そうして必ずしも計画どおり進んでない現状が幾つかあるわけですね。これらの現状に対していわゆる遅延の理由について建設省として...全文を見る
○坂倉藤吾君 いまあなたの方でそういうふうに計画が計画どおりいかないケースについての大体の問題点を把握をされておる。先ほど私が環境庁に対して質問をいたしました中にも、巨大化の問題について必ずしも大きいことがよいことではない、大きくするばかりが能じゃない、こういう意味の回答もあるわ...全文を見る
○坂倉藤吾君 表向きの答弁はまさにそのとおりだろうと思います。これは法律の解釈ですから。ところが具体的指導になると大分違っていますね。そうしてその辺を具体的に指摘をしますと、それは事業主体が県ですから、県の計画でございますと、こうなっちゃうんですね。  しかし、中身は建設省がや...全文を見る
○坂倉藤吾君 御答弁を聞いているときわめてりっぱなんですが、じゃ、具体的にこれは私が予備的に聞くぞと言ってなかったから準備してないかもわかりませんが、担当の方がもし承知なら、わかっておりましたら答えてもらいたいんですが、神奈川県の相模川流域下水道というのがありますね。それから奈良...全文を見る
○坂倉藤吾君 だから、そういうふうなきわめて流動的な形の中で、今日むしろ公共下水道よりも流域下水道に焦点を当てて、しかも冒頭私環境庁にも質問をしましたように、その計画の遂行に当たって幾つか警察まで介入をして問題が提起されているのですよ。そこまで強行しなければならぬようなものなのか...全文を見る
○坂倉藤吾君 まあ問題点私が指摘していることをきちっと受けとめておいてくださいね。  次に、工場排水にいきますが、工場排水の問題について、たとえば先ほど例に挙げました群馬県の県央流域下水道、それから岐阜県の各務原の木曽川右岸の流域下水道、それから最近愛知県の刈谷の境川の流域下水...全文を見る
○坂倉藤吾君 具体的にひとつお聞きをしますが、境川の流域下水道、ここにおける条件というのはどうなっておりますか、工場排水について。
○坂倉藤吾君 群馬県の県央流域下水道の条件も同じですか。
○坂倉藤吾君 そうしますと、それぞれの工場排水の受け入れ計画、いわゆる全体の汚水量をどういうふうに抑えるかという問題が計画の中心でなきやならぬわけですね。  そうしますと、工場排水を日量一千トンを境にして受け入れるか受け入れないか大変大きな課題、全体の計画汚水に対して占める率と...全文を見る
○坂倉藤吾君 個別に判断をすると言いますが、現実問題として一千トンを基準にして、そして工場排水は何トン出るのか、それを何トン受け入れるのか、こういう形で計画は具体化をしているんですよ。いま具体的にされておるのはその一千トンなんですよ。これは先ほど言いましたように、群馬県の県央流域...全文を見る
○坂倉藤吾君 どうもすれ違いの答弁を戦術的に行使をされているように思えてならぬのですけれども、まあそれはともかくとして、たとえば境川流域下水道の場合には刈谷市に限って一つ例を挙げますと、愛知製鋼という工場がある。それから豊田紡織。この二つの工場というのは相当大規模工場なんです。そ...全文を見る
○坂倉藤吾君 あのね、物事というのは、百というのは一が百集まるから百になるんですね。一が十集まれば十なんです。そういうふうに計画汚水の受け入れる数量というものが公示されるんですからね。いいですか。この計画は公示されるんでしょう。公示をされる、公のものにされる計画の汚水を受けとめる...全文を見る
○坂倉藤吾君 意識的に外しているというふうに受け取らざるを得ませんね、あなたの答弁というのは。  冒頭も要求をしましたように、わからないということの方が不思議だと思うんですよ。これは議事録に残りますから、あなたが戦術的に質問を回避をしているなら回避をしている、こうなりますから、...全文を見る
○坂倉藤吾君 そこで、いま基本的なお考えを聞きましたが、たとえば先ほどから私しきりに出しておりますように、刈谷市、いわゆる境川流域下水道ですね。この地域のいわゆる中小企業等の実態を分析をしていきますと、名前を挙げて大変失礼なんですが、トヨタ関係のいわゆる系列に入る産業が圧倒的に多...全文を見る
○坂倉藤吾君 どうも通産省、ありがとうございました。  次に警察。  小矢部川流域下水道の終末処理場をめぐって、これは富山県なんですが、富山県の高岡市というところです。五十三年の二月十五日、いわゆる強行しようとすることに対して抗議行動がありまして、住民の意見無視じゃないか、も...全文を見る
○坂倉藤吾君 権力と言うと言い過ぎかもしれませんが、これは地方権力に間違いないのでして、往々にして警察を利用するといいますか、そういう立場で住民の自主的な運動を抑圧しようとする、抑えようとする、こういうことが相当いろんなケースの中で展開をされるわけであります。特に私はきょうは深く...全文を見る
○坂倉藤吾君 どうもあなたは質問に対してまともな答弁をしないで困るんですが、もう少しきちっと質問聞いてくださいよ。  聞き方を変えますが、予定する建設の地がありますね。それ以外にその周辺にいわゆる下水道法第三十六条に該当する地帯というものが私は存在するというふうに見てきたんです...全文を見る
○坂倉藤吾君 河川管理者はだれですか。
○坂倉藤吾君 国はどこの省が。
○坂倉藤吾君 河川局というのは建設省じゃないんですか。
○坂倉藤吾君 それから、その河川管理者が河川敷は治水上問題がある、こういう話だった。あなたは歴史的に治水的にその河川敷が浸水をしたその経過調べましたか。
○坂倉藤吾君 じゃ、その記録は見ましたか。
○坂倉藤吾君 あなたの先ほどの答弁というのは、河川管理者が治水上ここは必要だと言ったことを調査もしないで間違いなしと、こういうふうに認定したということですか。
○坂倉藤吾君 いいです。  明治四十三年、昭和十年、あの地域が一応大きな浸水に見舞われた災害の年です。その年にもいまあなたが言おうとして説明をしようとしている鳥川河川敷五十七万八千八百六十七・五平米ですか、ここは全然浸水も何もしていないんですよ。いいですか。浸水を受けてません、...全文を見る
○坂倉藤吾君 答弁にならない。いまのような形じゃ、これは答弁になりません、正直言いまして。同じ省内でしょう。省が違うというんでも私は国の政治の問題として問題がある。  同じ省でありながら、しかも川と関連をした事業をやるのに、あなた方はそのことについて何も調査もしていない。そんな...全文を見る
○坂倉藤吾君 連携とってないじゃないか。
○坂倉藤吾君 仮に同じ農地を求めるにしても、農林省が、県がりっぱな農地にしようということで大変金をかけた地域を設定をしなくても、それ以外の農地だってあるんじゃないですか。そこよりも落ちるところがその近辺に幾らでもあるんじゃないですか、河川敷まで仮にいかなくてもですよ。ましてや河川...全文を見る
○坂倉藤吾君 あなたの答弁聞いていますと、そのときそのときの都合のいい答弁だけしているんでありまして、ちっとも質問の要点に答えてないんです。しかも答弁の内容そのものはチャランポランです。そんなことじゃ通りませんよ。  農林省、どうですか。いまの私のやりとりをお聞きになりまして、...全文を見る
○坂倉藤吾君 余りもう時間ありませんから詰めませんけれども、農林省の言う八地域の選定なんというのは、無理やりそこに押しつけなければならぬという前提の上に立って、あえて八地域に割っているだけの話なんです。もともとそんな地域なんというのはないんです。その周辺全体をながめ渡してみて、一...全文を見る
○坂倉藤吾君 いまの御答弁聞きますと、時間来ていますけれども終わりにならないんですよ。環境庁の問題じゃないという受けとめ方は、私は先ほどから言っていますようにきわめて問題ありますよ。  きょう私時間の関係もあるし、技術論議は余りしたくないから汚泥処理に伴って出てくるスラッジケー...全文を見る
○坂倉藤吾君 長官、私は質問の初めころに、流域下水道計画については法律的に建設省は厚生大臣とは協議をしなきゃならぬことになっている、これは法律のたてまえ。ところが環境庁は残念ながらその下水道法によって協議の対象になってない。そこは一つの盲点でしょう。盲点ではあるけれども、問題が発...全文を見る
11月16日第85回国会 参議院 農林水産委員会 閉会後第1号
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○坂倉藤吾君 きょうは、漁港の整備事業の関係について若干お尋ねをしたいと思いますが、初めに、素人ですからちょっと大臣に見解を聞かしてほしいんですが、当委員会の委員派遣で具体的に各地の調査をするわけです。当然、その中での重要な課題については取りまとめをいただいて、報告を受けるわけで...全文を見る
○坂倉藤吾君 どうもありがとうございます。  いまの御答弁を聞きまして、一応安心をしながら質問をいたしたいと思いますが、いま第六次の漁港整備計画が進行されておるわけですね。これによって修築事業が行われておるわけですが、この第六次の漁港整備計画、これは漁港法の十七条の手続を得るき...全文を見る
○坂倉藤吾君 これは長官にお尋ねをしますが、この第六次の整備計画は現在おおよそ進行状況としては予定どおりいっているのかどうなのか、その辺についてちょっと進行状況等について概要を御説明をいただきたいのですが。
○坂倉藤吾君 そうすると、六カ年計画ですから、おおよそいまの進行状況でいって、ほぼ予定どおりいくというふうに理解をしていいんでしょうか。
○坂倉藤吾君 そうしますと、第六次で予定どおりいったにいたしましても、これからの日本のいわゆる水産行政全体を見回してみて、引き続く第七次あるいは第八次という計画になっていく可能性についてはどういうことなんですか。
○坂倉藤吾君 今日まで進められてきたこの二年間の中で、具体的に実施をしてみて、いわゆる計画の進行中に計画をもう少し練り直す必要があるんじゃないのか、あるいはまた、この辺は追加をした方がいいんじゃないのかというような観点というのは、全国的に見ましてどうでしょうか。その辺の把握という...全文を見る
○坂倉藤吾君 そうしますと、第六次の計画を樹立をするに当たって一つの条件がありますね、いまの港を何港というふうに指定をし、計画にのせるに当たりまして。当然これは地元の態勢、あるいは県、市、いわゆる行政の対応の仕方なり、あるいはその地元の分担金の負担能力の問題なり、あるいはそれに臨...全文を見る
○坂倉藤吾君 そこで、少し意見をはさみますが、全国的にながめてみましたときに、たとえば各県別に考えてみますと、県の中でのいわゆる漁港計画そのものが、たとえば行政とのかかわりの中で、三重県なら三重県全体をどういうふうに将来の漁港として整理をしていくか。大変今日段階では数が大きくて、...全文を見る
○坂倉藤吾君 その論議は、いずれまた展開をしなきゃならぬというふうに思いますがね。結局、今日、これは前にも申し上げたことがあるわけですが、漁協と農協と体質的に対比をしてみたときに、あるいは農業と漁業という形で対比をしてみたときに、今日の段階では残念ながら漁業関係について、劣勢と言...全文を見る
○坂倉藤吾君 次に、同じく錦港ですね。これは第三種指定をいただいておるところですが、ここの視察もいただいたわけですが、ここでは特に道路の問題が一番中心になって問題の提起をされたところです。この道路の関係について、漁港としての機能を高めるという立場から、当然この錦の置かれた地域の事...全文を見る
○坂倉藤吾君 そこで、建設省の方にこれは見解をお聞きをすると同時にお願いを申し上げておきたいんですが、いまお聞きのような形で、多分もう御承知であろうというふうに思うんですが、国道二百六十号線というのは夢の道路というふうに言われておりまして、いまから二十年ほど前から道路地図の中には...全文を見る
○坂倉藤吾君 ぜひひとつ、その辺の協議をしながら抜本的にお願いをしたいというふうに思います。どうもありがとうございました。  次に原油——石油ですが、この原油の流出による漁業被害対策の関係について質問を申し上げたいと思います。  去る十一月の八日の日に、昭和石油の四日市の石油...全文を見る
○坂倉藤吾君 事故の原因についてはどうなんでしょうか。
○坂倉藤吾君 新聞報道によりますと、油を半分程度陸揚げをした。揚げたために、船が揚げた方が軽くなって傾くわけですね。したがって、傾いたからそのバランスをとるために、いわゆる喫水を戻すために海水を空になったタンクに注入をした。注入をしたときにバルブが緩んじゃって、そこから油が漏れた...全文を見る
○坂倉藤吾君 結局、今回の事故というのは、いまお答えのありましたような形で措置がされておってなおかつ防止ができなかったところに事故が拡大をしていった、こういう現状であろうと思うわけです。そうしますと、私は重視をいたしますのは、これは海上に出ておりますいわゆるシーバースでありまして...全文を見る
○坂倉藤吾君 船側の責任、操作ミスということになれば、当然原因のところはこれは船側の問題でしょう。しかし、少なくとも油を常時取り扱うところ、しかもそれが固定した施設、こういうことになりますと、船側の方にももちろん注意をしなきゃならぬしそれなりの措置をしなきゃならぬ、準備をしなきゃ...全文を見る
○坂倉藤吾君 私は、事故が起きたからその事故原因が船側にある、あるいは施設側にある、こういうことを言っておるんじゃない。問題は、事故をどう防止をするかというたてまえに立って、当然これはどっかが常時もし万一何か事故が起こった場合に最小限に食いとめるという、言うなれば善管注意でしょう...全文を見る
○坂倉藤吾君 どうもよくすっきりとのみ込めないんですが、正直申し上げまして、私が今日まで調べてきた形の中では、どちら側が本来きちっとした設備をしなきゃならぬかということがどうもあいまいであります。そういう意味で、これはまたもう一遍きちっと提起をしなきゃならぬし、法律的にもしそこに...全文を見る
○坂倉藤吾君 最後に、これは大臣に、大臣の立場でぜひひとつ力を発揮をいただきたいと思うんですが、先ほどもずっと質疑を続けてまいりましたように、率直に言って、こういう災害を未然にどう防ぐかということがきわめて大きな課題なんですね。この伊勢湾沿岸、今度被害に遭いましたところは、五年前...全文を見る