坂倉藤吾

さかくらとうご



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開催日 会議名 発言
03月18日第94回国会 参議院 公害及び交通安全対策特別委員会 第3号
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○坂倉藤吾君 きょうは、さきの当委員会で表明をされました長官の所信に基づきながら、これに関する少し詰めた論議をいたしてみたいと、こう思っているところです。  この所信によりますと、さまざまな経済社会活動が無制約に行われて、大気あるいは水、あるいは自然などの環境を破壊する、あるい...全文を見る
○坂倉藤吾君 まあ一般的に述べればまさにそのとおりでありまして、だれも異存がないところですね。ところが、現実問題としては、そこが一致をしておりながら、具体的には公害で大変悩まなきゃならない、こういう現実があるわけですね。とりわけ日本の場合には、その認識は少なかったとは思うんですが...全文を見る
○坂倉藤吾君 ただ、いま環境行政という立場から物を見ていきますと、いま長官が大変な努力をいただいて、たとえばこの新聞記事によりますと、「「撃ちてしやまん」アセス長官」というふうな記者席の記事なんかがあるわけですね。ところが現実問題、環境庁がいろいろないままでの知見を集約して環境庁...全文を見る
○坂倉藤吾君 私は、そういう御苦労が本当に実りあるもめになうていくためにもう一遍きちっとしなきゃいかぬのじゃないのだろうか、そういう気がしてならぬものですからこういう質問をしているわけなんですよ。  本来、長官がこの環境行政に関する最高責任者として座られている。長官を任命した内...全文を見る
○坂倉藤吾君 長官の言っている精神条項は私もよくわかるんですよ。ただ具体的に、たとえば端的な例を申し上げますと、いま話にありましたように、大規模開発の問題等についてはへ当然環境庁がうんと言わなければ進んでいかない。確かにその面はありますね。それは事前評価のかかわりで、もう少しこう...全文を見る
○坂倉藤吾君 私は、法律にこう決まっているから、それが違法であるかどうかという論議をしているのではなくて、現実問題として、流総という総合的な流域全体の計画の場合には環境庁に相談をするのに、そのことを構成する個別の流域下水道ですね、これはほとんどのところが、市が二つも三つも、あるい...全文を見る
○坂倉藤吾君 いま長官の言われましたように、もともと流総計画は早く樹立をして、それに基づいて細部の事業計画を進めていくように、それが仕組みなんですね。ところが総体の計画がなかなか立たないから現実問題として事業が先行している。こうなっていますから、それは言われるとおりでありまして、...全文を見る
○坂倉藤吾君 いまこの国会に環境庁としては、この所信にもありますように、いわゆるアセスの法制化とそれから湖沼法ですか、提出をされる予定になっておる、こうあるのですが、その辺の今日の進行状況はどうなっているのでしょうか、改めて。
○坂倉藤吾君 環境庁が提起をしておる法案はどういうかっこうに今日なっておるのですか、中身じゃなくてその提出に至るいきさつの問題は。まだ詰めなきゃならぬと、こう言っているのですが、どこをどう詰めるのですか。私は今日までこの委員会に所属をしておりまして何回かこの論議をやってまいりまし...全文を見る
○坂倉藤吾君 そうしますと、ずばり言いまして環境庁は法案を提出したと、いわゆるその取り扱いをめぐって各党の調整がつかないからつるされているんだと、こういうことなんですか。大分事実が違うようですがね。
○坂倉藤吾君 そうしますと、結果的に自民党が預かっているわけですか。
○坂倉藤吾君 いかに政党政治とはいえ、自民党が預かる権限があるんですか、公式的に。
○坂倉藤吾君 どうも、私みたいに素人じゃわからぬのです。その辺が。(「知り過ぎている」と呼ぶ者あり)いえいえ、全然わからぬですね。それは確かに与党である自民党の協力がなければそれは長官として法案を通過させる自信がない、言いかえればそういう話になりますわね。しかし、逆に言いますと、...全文を見る
○坂倉藤吾君 まあ、なかなか長官、うまく答弁をしていますけれども、実際には環境庁試案なるものが何遍か出たことは事実でありましてね、これは法案ではないと言えばそれまでの話ですよ。しかし、本来法案になるべき骨組みは、もう条文まで整理をされまして提起されてきて、そのことでもって話し合い...全文を見る
○坂倉藤吾君 まさに期待は大いに持っている、ただ期待にこたえる体制が果たしてできているのかどうか、ここが問題なんです。  これは昨年の七月、五十五年の白書について、環境政策の問題をずっと集中をして、白書の出た後、これについて論議を掲載をしています。これは「かんきょう」という雑誌...全文を見る
○坂倉藤吾君 したがいまして、長官、そういうような姿勢を貫いていこうとすれば、どこへでも口を出すというか、そのことがやっぱり留保されていなければだめだろう、環境については。私は口を出せるんですよと、したがって、問題が発生をするようなところについては環境庁は必ずくちばしを入れられる...全文を見る
○坂倉藤吾君 そうしますと、個々具体的事業計画が出てこないと環境庁としてはということになっているわけですか。
○坂倉藤吾君 結局、環境庁は、事業計画、いわゆる事業に着手をされることが具体化をしてきた段階で意見を述べる、こういうことになりますね。おおむね、いまの説明からいきますと、いわゆる計画が樹立をされてきた段階で。ところが、その前にこの計画自体に対する認識としてはどういうふうにお持ちに...全文を見る
○坂倉藤吾君 私は、今日、やっぱりそれ以上の観点というものをきちっと環境庁は持って相談にあずかるべきではないのか、こういう気がするんです。それは何かといいますと、環境庁の立場からながめてみたときに、いわゆる高度成長期、六〇年代、これはまさに人に健康上の影響が幾つか出てくるまで野放...全文を見る
○坂倉藤吾君 私は、そこまで進められて、そして当初入っていなかったその「環境の保全に留意しつつ」という言葉を入れたんですよという、それは確かに私はいいと思うんですよ。ところが、問題はどういうかっこうで廃棄物を少なくしていくかというところまで詰めていきませんと、これはやっぱり問題が...全文を見る
○坂倉藤吾君 センターができるんですね、二つ以上の都府県によってセンター設置ができる。それが保証されるのですけれども、それでいわゆる廃棄物処理の港湾埋め立ての事業計画ができることになるんです。結局、それは矢板でもってさくをつくりまして、その中に廃棄物を運んできて入れていこう、それ...全文を見る
○坂倉藤吾君 考え方にそう違いはないんですね、考えている形は違いますが。ただ私はこの計画を遂行するということに目が向き過ぎてしまって、いわゆるごみの資源化あるいは自然に還元をしていくという形、こうしたものが軽視をされてしまうのじゃないか。  それからもう一つの心配は、世の中が正...全文を見る
○坂倉藤吾君 次に、これは私どもが前々から言っておったことなんですが、化学物質による環境汚染の問題も未然防止の観点からその対策の充実を大いに図ろうと、こういう表明をいただきました。化学物質にかかわる問題というのは所管庁もたくさんあって、これまた大変なことだろうと思いますがね。この...全文を見る
○坂倉藤吾君 いま合成洗剤問題が御承知のよう、に社会的に幾つか論議を呼んでいるわけですね。これは結局、いまテレビ等ながめていますと、合成洗剤であるけれども、無燐化、燐が低減をされればという観点で合成洗剤はどんどん宣伝をされている。この中に有害物質等はないんですか。これは調べられた...全文を見る
○坂倉藤吾君 水居はないのか。
○坂倉藤吾君 どうも頼りない回答なんですがね。有害だというふうにわかったものを、これは幾つかそれぞれの学説等もあってむずかしいところもありますね。少量ならいいとか、ここまでいくとだめだとか、幾つか量の問題あるいは質の問題でも論議のあることは承知しています。しかし、前々から言ってい...全文を見る
○坂倉藤吾君 長官、洗剤の問題だけで私はいま申し上げたわけじゃないのですがね。ただ例として洗剤の問題を出しました。洗剤の問題に関する限りからいきますと、たとえば燐の問題は、私は、合成洗剤そのものの製造を禁止しろというのを三年も前にこの委員会でやったのです。そのときに燐の問題も論議...全文を見る
03月25日第94回国会 参議院 公害及び交通安全対策特別委員会 第4号
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○坂倉藤吾君 交通安全対策の関係になりますと、陸海空、一般質問も含めてですから聞きたいことが山ほどあるわけなんですが、きょうは法案の関係がございますから、おおむねその法案にかかわる課題を軸にしてお尋ねをしたい、こう思っているわけです。  そこで、まずこれは総理府長官にお尋ねをい...全文を見る
○坂倉藤吾君 第二次の計画の際にはいわゆる交通事故死、死亡者数なんですが、これが昭和四十五年、一万六千七百六十五人という最高になった数字の半減目標、これが設定をされまして、おおむね五十四年の段階でほぼそれに近い目標達成が行われ、大変その意味では効果があった、こういうふうに評価をす...全文を見る
○坂倉藤吾君 考え方として理解できないわけじゃないのです。ないのですが、いまお話がありました一つの原因、それは暴走族の関係ですね。これは所信の中でも、あるいは対策の中でも、特に警察の関係はここに重点を置いて説明をされておる、こう理解をしています。したがって、これは大変なことです。...全文を見る
○坂倉藤吾君 ただ、死亡事故の五十五年の原因別をながめてみましたときに、横断歩道の横断中の事故が三九・七%を占めております。それから、これは車相互なんですが、いわゆる出会い頭の事故が二四・三%、こういう特徴がございますですね。これはなしろ従来のかっこうから見ると、いま申し上げまし...全文を見る
○坂倉藤吾君 長官、もう一問だけお尋ねをしたいのですが、先ほども論議がありましたが、いわゆる自転車法案ですね、これは法案成立をいたしましたのは、きわめて緊急重要な課題である、こういうことで、この委員会で実は成立を見ました。そのときの条件からいきますと、おおむね本年の四月には具体的...全文を見る
○坂倉藤吾君 それじゃ。いま公安委員長お見えになりませんが、警察は局長がお見えになっていますから、先般の公安委員長の所信の中なんですがね、「交通事故減少傾向の定着化を図り、」こう片方で言いながら、「昭和六十年までには交通事故による死者数を八千人以下」と、片方ではこういっておるので...全文を見る
○坂倉藤吾君 そういう意味で、冒頭申し上げたように、わからぬでもないと言うのです。しかし、一般的に、先ほど総理府長官にもお答えをいただきましたように、国民全体が交通安全に向かって、これはもちろん死者を出してはならぬし、けがが出てもならぬ、そういう立場でゼロにしていくという努力につ...全文を見る
○坂倉藤吾君 いま局長が説明をされました方針というのは、取り締まりの立場からいきますと、もう従来から今日に至るまで変わっておりませんね。方針は変わらないのですが、現実になりますと、これは余りこういう話をしたくないのですが、実は、どこどこの署のだれだれにかかったらだめだよと、こうい...全文を見る
○坂倉藤吾君 次に、この安全施設整備五ヵ年計画の法案の中身の問題で少し、事務的な面もありますので、事務当局でその部分は答えてもらいたいと思いますし、ポイントになるところはまた大臣に御意見を聞きたいと思うのですが、建設省、まあ先ほども質問がありましたけれども、たとえば基本方針の中で...全文を見る
○坂倉藤吾君 そうすると、この緊急かどうかという判断は、これは何か事故とのかかわりなんでしょうか、それとも、どこでその緊急性を判断するわけですか。
○坂倉藤吾君 現地から積み上げてくるだけに、いわゆる現地の必要だというふうに認識をする度合いが、これが違ってまいりますね。だから、そこの問題があるものですから、緊急というのは大体こういうことなんだよと、それから必要なところというのはこういうものだよということがだれにでもやはりわか...全文を見る
○坂倉藤吾君 そこで、国道の関係は直轄ですからわかるんですが、いわゆる県道、市道の関係はどういうふうになってまいりますか。
○坂倉藤吾君 答弁がよくわからないんですが、別にこれは道路管理者がどういうことであろうとも、その管理責任というよりも、指定をされてしまえば、市町村道であっても県道であってもかかわりなしに、そこにつけてはめんどう見ます、こういうことなんですか。
○坂倉藤吾君 次に、踏切の関係を少し聞いておきたいんですが、先ほどもありましたけれども、踏切道の立体交差化の中の連続立体交差化、それから単独立体交差化、これは連続のところは長さで三百キロ、それから単独は四百カ所、それから道路の新設等に伴う立体交差化、これは新設でありますから、改造...全文を見る
○坂倉藤吾君 いま両大臣御答弁いただいたんですが、御答弁の趣旨はよく理解しております。  私がお尋ねをしましたのは、これから六十年まで、第三次を進めていきまして、なおかつ三〇%が残ることに先ほどからいきますと答弁が出ているわけです。そうすると、この三〇%というのはどういうふうに...全文を見る
○坂倉藤吾君 まあその程度にしておきます。  最後に、踏切事故の関係なんですが、第一種踏切、それから第四種踏切。まあここに、たとえば第一種の場合は、事故の構成率からいきますと、踏切事故の場合の四〇・二%、第四種の場合は三八・八%という事故の構成率になっていますね。それから踏切道...全文を見る
03月27日第94回国会 参議院 農林水産委員会 第4号
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○坂倉藤吾君 先般二十日の日の委員会で、同僚の山田議員が蚕糸の問題は論議をしたということになっているはずです。同時にまた、当面の課題であります酪農、畜産、畜肉の関係等につきましては、午前中酪農を中心にいたしまして川村先生の方から質疑がございましたので、本日は私は水産の問題、それか...全文を見る
○坂倉藤吾君 先ほど言いましたように、それ以上追及をいたしませんが、大臣の所管になっておられます分野では、大変残念ながら、各分野ともそれぞれが一番厳しい情勢を迎えておるわけであります。それだけに御苦労が多いわけなんですが、何といたしましても、農は国の基本でありますし、そういう立場...全文を見る
○坂倉藤吾君 そうしますと、いまの御答弁でいった場合に、まず外交交渉を積極的にやって、そして二百海里内の漁獲物あるいは漁港、こうしたものについての条件緩和を積極的に取りつけていこう。それはそれなりにわかりますし、私もそのことを今日まで主張してまいりました。  ところで、その体制...全文を見る
○坂倉藤吾君 説明を聞いている限りでは、ある意味では理解ができぬではないんですね、しかし、これは前にも論議をいたしましたように、たとえば北の方で締め出された、減船対象といいますか、締め出されて漁ができなくなったものが南の方へ下がってくる。こうした状況等も含めて幾つかの現象を起こし...全文を見る
○坂倉藤吾君 そういたしますと、本年の十億の関係は、業界の対応が整って、その気になって具体的に始まって、足りなければこれはもっとふやしていくんだ、こういう受けとめ方でいいわけですね。  それから減船。第一次の体験からいきまして、魚価が上がって大体採算がとれるから、言っておったほ...全文を見る
○坂倉藤吾君 次に、私いまここに持っておりますのは三月五日の「朝日」の記事なんですけれども、「「魚ころがし」高いツケ 売れないマグロに悲鳴 業界、二百隻減船へ」、こういう新聞記事があるんです。これは結果として業界の苦しみの原因が魚転がし。浜値とそれから小売値の問題、いわゆる魚転が...全文を見る
○坂倉藤吾君 かつて言われましたように、大手が価格調整、価格を操るためにというような流通の問題については、一応手を入れてそういうことは許さない体制になっている。この辺は話がございませんでしたが、そういうふうな前提に立っていまの説明があったと、こういうふうに受けとめていいんでしょう...全文を見る
○坂倉藤吾君 最後に、昨年ずいぶん問題になりました韓国マグロを中心にした輸入問題、これはきょうは韓国という形だけでは取り上げませんけれども、輸入抑制の関係というのはどういうふうにお考えになっているのか。抑制をすべきなのか、あるいはある程度野放しでも構わないという態度なのか、あるい...全文を見る
○坂倉藤吾君 大臣、いま水産庁長官からずっと質問に答えて説明がありましたが、大臣おっしゃられておりますように、きわめて厳しい状況の中で業界が大変苦労をして、しかも水産庁と相談をしつつ幾つかの模索をしていると思うんです。こういう課題には、的確に指導して、将来展望とそして現実とをきち...全文を見る
○坂倉藤吾君 次に、林野関係で林野庁。  先般の大臣の所信によりますと、林業に関しましては、木材需要の伸び悩み、それから林業労働力の減少、高齢化、これがもとになりまして、そして一つには生産活動が停滞をしている、二つ目には特に間伐材の保育管理が行き届かない、三つ目には木材関連産業...全文を見る
○坂倉藤吾君 ともあれ、たとえばこの事業の中にあります後継者育成の事業等は、林家経営が赤字だというのに、赤字承知でこれを納得して後継者になる、労働者になるというのはなかなか容易じゃありませんね。労働者の場合はちょっと条件が違いますけれどもね。その辺の対策を講じなければどうにもなら...全文を見る
○坂倉藤吾君 結局、これは何といいますか、ついて回っているわけですが、林業の場合には投資をしてから回収をするまでの期間というのは非常に長期にわたる。したがって投資の力というのはそれだけゆとりがなければなかなか、逆に言いますと力が入れにくいという性格があるわけですね。  この辺は...全文を見る
○坂倉藤吾君 ぜひひとつ効果のある強力な進め方をいただきたいと、こう思います。    〔理事坂元親男君退席、委員長着席〕  ちょっと話が変わるんですが、第三次日ソ極東森林資源開発ですか、いわゆる第三次KSプロジェクトの関係、これがこの三月九日の日ですか、契約が調印をされた、こ...全文を見る
○坂倉藤吾君 これは構造改善局だろうと思うんですが、最後に一問だけさせてもらいたいんですが、昨年農地関係三法が成立をしたわけであります。そして新たな観点から構造改善、規模拡大の政策が進められているわけですね。そういう状況の中で、くどくど申し上げませんけれども、農地価格が線引きのと...全文を見る
○坂倉藤吾君 私は、自由民主党・自由国民会議、日本社会党、公明党・国民会議、日本共産党、民社党・国民連合及び第二院クラブの各派共同提案による、蚕糸業の振興に関する決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。    蚕糸業の振興に関する決議(案)  我が国の伝統的民族産...全文を見る
03月30日第94回国会 参議院 予算委員会第四分科会 第2号
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○坂倉藤吾君 きょうは国家公安委員会、警察庁、それから自治省の関係について幾つか御質問申し上げたい点があるわけですが、予算委員会が始まりまして、衆議院さらには参議院で先輩議員あるいは同僚議員から幾つかの同和行政に対する質疑が行われてきたわけです。  私は、きょうは幾つかある中で...全文を見る
○坂倉藤吾君 同対審答申が出されましたのが昭和四十年、以来政府は、同対審答申の中にありますように、国の責任あるいは地方行政の責任、とりわけ国が基本的にその責任を負わなきゃならぬという立場でお互いに、政治家も含めて、これは努力してきておると思うんです。  ところが、この冊子に記述...全文を見る
○坂倉藤吾君 私は地元の方をよく回ってみまして、一番気になりますのは、地方行政をあずかる町長さんあるいは村長さん、市長さんですね、その認識にきわめて格差が多いわけです。そして従来そうした点を指摘いたしますと、国の立場ではこれは総理府が同封室を持って総合的にやっているのでございます...全文を見る
○坂倉藤吾君 関係省庁のお集まりをいただいて、この問題を専門的に扱う会議もあるわけでありますから、ぜひひとつ地方行政の窓口をやっているということを踏まえて自治大臣としては大いにその辺を強調いただきたい、こういうふうに思うんです。  それから今度は立場を変えてなんですが、同じ冊子...全文を見る
○坂倉藤吾君 いまの御答弁は、これは衆議院で矢山先生がお取り上げになったいわゆる東洋工業就職差別関係についての御答弁だと、こう思うんですね。  それはそれといたしまして、私がいま申し上げましたのは、たとえば百六十三ページ、これは福岡県のM派出所の警察官が行った事件なんですね。こ...全文を見る
○坂倉藤吾君 通り一遍で聞かしていただいておりますと、まさにそのことによってこれからなくなるであろうという期待を持てるんですが、私はそんなことではないと思うんです。確かに教育についてやられておりまして、現職警官が行っていること、これははみ出しはどこにでもあることですから、私は、そ...全文を見る
○坂倉藤吾君 警察官の学校における教育の中身は、いま言葉で説明をされましたが、具体的にそれは教科の中に入っているんですか、あるいは一般的にその辺のところは教育をされているんでしょうか。
○坂倉藤吾君 ただ差別があってはならぬという一般論ですか、それは。
○坂倉藤吾君 私は、この同対審答申にもありますように、歴史的につくり上げられてきた差別に対して、一般論でこの同和関係についての対処の仕方を言っているだけじゃ、これはお話にならぬじゃないんでしょうか。その衝に当たる者としまして、特に警察官の任務として基本的人権をあずかるという立場な...全文を見る
○坂倉藤吾君 ちょっと不十分ですね。私はいまの答弁じゃちょっと満足できないんですが、どうでしょうか、これは国家公安委員長の立場で少し明確にしてくれませんか。私は、その衝に当たり一番監視をしなきゃならぬ人があいまいな教育じゃ、逆に差別を振りまくことになると思うんです。なまはんかな差...全文を見る
○坂倉藤吾君 これはまた自治大臣としてお伺いをいたしますが、質問が皮肉にとられると困るんですけれども、素直な気持ちでこれはお尋ねをするんですけれども、大臣の御出身は山形県ですね。山形県につきましていま地区指定は一カ所もございませんですね。ところが、私どもの調べによりますと、山形で...全文を見る
○坂倉藤吾君 これは五十四年の調査です。ことしは五十六年ですから、おととしの調査ですね。その調査の段階で七地区、そのうち一地区は二百戸以上の地域、二カ所は五十戸を超える地域、その他少数点在、こういうふうに上がっております。しかも歴史的にながめていきますと、亡くなられました松本治一...全文を見る
○坂倉藤吾君 結局、先ほども申し上げましたように、同対審答申が出ましてからもう十六年になるんですね。そして国並びに地方自治体挙げて差別をなくすための努力をしてきた。私はそれはもう否定をしません。十分か不十分かと言えば、まだまだ不十分である。現に差別はずっと続発をしておる、こういう...全文を見る
○坂倉藤吾君 わかりました。  大臣は述べられておりませんけれども、いままでの国会答弁の中に所々に出てくるわけです。その出方は、最近こういうふうに悪質化しあるいは多発しているということについて、それは精神の問題だ、魂の問題だ、こういう論点がございますね。この論点は大臣はどういう...全文を見る
○坂倉藤吾君 魂の問題もあるけれども、具体的に諸施策を講じていかなきゃならぬ、こういうふうにお考えですね。——うなずいてみえますからそうだろうというふうに思います。  そこで、これは確認のためにお伺いいたしますが、大臣は同対審答申は目をお通しになられましたでしょうか。
○坂倉藤吾君 実は、安孫子大臣の御答弁その化しさいに読ませていただきました。残念ながら、いま御答弁がございましたように、かつてお読みいただいたとは思うんですが、どこかそれがぼやけてしまっている感じを率直に言って受けます。私は大変残念なんです。ぜひもう一度同対審答申をきちっと読み返...全文を見る
○坂倉藤吾君 さらに私は、この中で具体的に述べられておりますね。これは御承知のように第三部にあります。ここでは具体的な課題としては環境改善の問題、これがあるんでありますね。さらに社会福祉対策を充実させる。それから産業・職業の対策をきちっとやる。それから教育対策、人権対策。おおむね...全文を見る
○坂倉藤吾君 御承知でないですか。——大変残念です。いま私が申し上げたようなことが最後に締めくくられているんです。  ざっと言いますと、「根本解決にあたっては、」先ほど申し上げました基本「認識に立脚をし、その具体策を強力かつすみやかに実施に移すことが国の責務である。したがって国...全文を見る
○坂倉藤吾君 大変結構な締めくくりをしていただきました。そういう趣旨を踏まえまして、この八一年度予算というのを今日の段階でながめてみまして、どういうふうに御理解されますか、四月一日からの予算。
○坂倉藤吾君 昨年の段階でも、各地方自治体とヒヤリングをし、予算を固めるのに実態を把握する、こういう約束はそれぞれの省でやっているわけですね。三年目の延長期間来年完了という立場を踏まえまして、来年度の予算をながめてみましたときに、一体どうなんだろうか。この辺を検討してまいりますと...全文を見る
○坂倉藤吾君 そこで一つ、これは論点が外れるんですが、いま警察庁刑事局長がお見えになりましたね。早稲田大学の不正問題が再び提起されました。私は大変なことだろうと思います。社会的にも大変なショックであります。この関係につきまして、この事件につきまして概要が一体どうなっているのかひと...全文を見る
○坂倉藤吾君 そうすると、おおむねどういうことなのかということについてもここでは発表できないということですか。
○坂倉藤吾君 いままでも試験問題集が事前に流れる、こういうことは早稲田大学だけではなくて他にもございました。今回は原簿が改ざんをされているというわけですね、原簿が。そうなりますと、たとえば定数があるとすれば、本来合格すべき人間が落とされまして、そして不合格になるべき人間が上がって...全文を見る
○坂倉藤吾君 いま刑事局長言われましたように、警察の立ち入るべきところと立ち入ってはならないところと、これはおのずからあるわけです。しかし対策を講じていこう、これから絶滅を期そうと、こういうことになれば、捜査経過の中の出てきた問題点についてどこに問題があるということはきちっと押さ...全文を見る
○坂倉藤吾君 次に、これは昨年から問題になっております住民票の関係で、自由閲覧によって差別事件が発生している。これまた冊子の中の百三十五ページ、百三十九ページに記載がございますが、これはさきの衆議院の審議の中で年度中に何らかの通達を出して対処ができると、こういう向きの、三月中とは...全文を見る
○坂倉藤吾君 そうしますと、いまの基本台帳法の運用の範囲の中でおおむねこれは措置ができる、こういうふうに結論がつけられたということなんでしょうか。
○坂倉藤吾君 そうしますと、その結論を求める大体のめど、これは大変むずかしかろうと思うんですが、国会答弁で検討します、調査しますというようなことですと、時間的に非常にずるずるになってしまうので、私はひとつめどを明らかにしておいてもらいたい。現実にこれは差別が起こる、片方では公開の...全文を見る
○坂倉藤吾君 そういたしますと、これはどこか庁内での論議になるんですか。それとも、そういう専門のところによく言う諮問する機関を設置をして、そこへ諮問するということになるんでしょうか。
○坂倉藤吾君 それ以上だめを押してもどうも無理なようですから、ぜひ早い機会に結論をつけてもらいたい、検討した結果こうですと。私どもは少し法改正を必要だろうというふうに概略的には判断をしております。だからその方向については違いがないように思います。ただ、そのことが妥当かどうかという...全文を見る
○坂倉藤吾君 大変きれいな御答弁なんですが、実際には大蔵省との関係がありまして大変な御苦労をしているんじゃないんだろうかと、こう思うんです。これは大臣の特に認識を新たにされた立場を踏まえまして、これは大蔵大臣と詰めて話をしてもらわなきゃいかぬのじゃないだろうか。そうしないと、この...全文を見る
○坂倉藤吾君 各地方自治体から、何とか国がもっと財政のめんどうを見てもらいたい、特にこの同和事業を進めていくに当たってこれでは困るという要望は、私こうやって議席を預からしていただきまして以来毎年受けているんですね。特に自治省は、それぞれの地方山治体のそういう要望を代弁し、その要望...全文を見る
03月31日第94回国会 参議院 予算委員会第四分科会 第3号
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○坂倉藤吾君 私はきょうは同和問題にしぼって質問をいたします。  この同和問題、とりわけ労働省の関係は就職差別問題、これを中心にいたしまして衆参それぞれの場でわが党の先輩、同僚が数多く質疑をされているわけですね。つぶさに議事録等を読ましていただきまして承知をいたしておるんですが...全文を見る
○坂倉藤吾君 私の持ち時間が十分ほど削られましたので、いまの御答弁では——たとえば中国電力の場合に、具体的に差別を受けて残念ながら就職できなかった方々、これはもう明らかになっておるわけでありますから、そういう人たちは一体どうなっているのかという問題等も含めてお聞きをしたいところで...全文を見る
○坂倉藤吾君 いま、いままで質疑の中で出てまいりました問題の対処方をお尋ねをしましたが、これは五十二年の総理府の調査統計ですね。この中でも明らかにいま言いました、いわゆる社用紙を廃止をしまして、そして統一応募書類に切りかえていこう、こういう方向は出ているわけでありますし、なおかつ...全文を見る
○坂倉藤吾君 いま大臣御答弁いただきました趣旨は衆議院の矢山先生の質問の際にもお答えいただいている、こういうふうに承知をしておるわけであります。重ねて御答弁をいただいたということで理解をいたしますが、ただ私が申し上げておりますのは、同和地域におきますいれゆる雇用の実態といいますか...全文を見る
○坂倉藤吾君 いずれにいたしましても、今日この同和関係については基本法がありません。したがって、これは罰則の問題もない。したがって、差別されたものは復元をすればいい。こういう前提に立っているわけですね。発覚をすれば頭を下げて復元をすればいい。ここに一番大きな問題点があるわけでござ...全文を見る
○坂倉藤吾君 概括的にはいま御答弁をされているわけですがね、今日までの足取りをながめてみましたときに、やはり障害者問題というのは、障害者問題の中にもなおかつ部落差別の問題が貫かれておる、こういうかっこうになると思う。そうしてもう一つの要素は、これは今日まで部落差別が行われてきたこ...全文を見る
04月09日第94回国会 参議院 農林水産委員会 第5号
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○坂倉藤吾君 いま議題となりました法案の審議を行うわけですが、その前に、きわめて大変な情報が日本農業新聞でけさ報道をされているわけであります。これは先般一般質疑の際に川村先生の方からも、政府の数量把握その他の規制の問題について厳しく意見がお出しをいただいているところでありますが、...全文を見る
○坂倉藤吾君 きょうは本題でありませんのでそれ以上追及をいたしませんが、省の報告を信頼するという大臣の気持ちはわかりますけれども、これはきわめて基本的なことですから、繰り返しませんが、ぜひひとつ責任持って大臣として明確な調査結果をまとめていただくと同時に、この態度表明を期待してお...全文を見る
○坂倉藤吾君 数字の問題は私は必要はないと思うんです。二百海里時代が漁業環境を著しく変化さしたと、こういうことなんですが、これは積荷保険審議の際にも私自身が指摘をいたしましたように、もう当時すでに二百海里時代というのは、その到来はそれ以前から予測されておりまして、積荷保険の延長を...全文を見る
○坂倉藤吾君 次に、五十一年五月十三日が船主責任保険の臨時措置法案審議の出発でありますし、それから五十三年五月二十五日がいまの積荷保険の臨時措置法の延長審議の時期でありますが、いずれにいたしましても、附帯決議の中で、漁業災害補償法による共済制度、これは全国漁業共済組合連合会、それ...全文を見る
○坂倉藤吾君 確かに長官説明されますように、今日までむしろ相互が励まし合って両方伸ばすという、こういう成果は数字の上からも出ておりまして承知をしておるんです。ただ、制度的にながめてみましたときに、利用する方の側かう言えば、非常に複雑になり過ぎてて、端的に言えばむずかしいなと、こう...全文を見る
○坂倉藤吾君 そうしますと、制度改善の方は検討会で進めている、これは早く結論を出してもらう。こういうことでいいと思うんですが、赤字の措置は、原則的には言われていることはそのとおりだろうと思うんですね、被災率に見合って掛金率で調整をしていく。  しかし、そうなりますと、この赤字に...全文を見る
○坂倉藤吾君 じゃ、その言葉を信頼をしまして次に移っていきます。時間がきょうは大分短いものですから、もう少し詰めたいんですけれども、正直言いまして。  次は、船主責任保険、それから積荷保険の試験実施に当たりまして、漁船保険中央会の性格の問題について毎回、そのあり方の慎重な検討、...全文を見る
○坂倉藤吾君 中央会の人員構成、いわゆる組織の関係、それから会計の問題、いろいろ整理をしていく、目のつけるところ等があろうと思うのですね。したがって、いまの大臣の決意を含めて、その辺さらに検討を深めながら、いわゆる二重性格を明確に整理ができるようにひとつ運営をやってもらいたい、こ...全文を見る
○坂倉藤吾君 これから責任を持たして、そのための自助努力といいますか、自主的な努力を期待しつつやっていくわけですから、非常にきめの細かいぜひひとつ指導をやってもらいたい。  それから次の質問とも絡んでいくわけですが、結局保険組合のそれぞれの間のいわゆる基盤の格差が、率直に言って...全文を見る
○坂倉藤吾君 確かに言われていることはわかるんですよ。わかるんですが、長官の立場から言いますと、弱いところにまともに援助したんじゃ自分のところで立ち上がる力が阻害されるんじゃないのかと、いまこう言うわけですよね。これはもう指導性を全くなしにした答弁だと、私はこういうふうに言わざる...全文を見る
○坂倉藤吾君 次に、これは今日的な段階の提起ではありませんが、三つの保険が本格実施すべてそろいまして、積荷もそろいまして、そして基盤強化ができて、そして余裕が仮に出てくるということになりますと、今日資金運用の問題については、何といいますか、貯蓄それから公債、こうした関係に法律的に...全文を見る
○坂倉藤吾君 次に、海上保安庁に海難防止対策につきまして一点だけお尋ねいたしておきたいんですが、五十五年度の漁業白書が提出されました。それによりますと、「海上保安庁は、漁船による海難が依然として高い比率を示しているため」云々と、こういうふうに対策が書かれておるわけですね。この海難...全文を見る
○坂倉藤吾君 終わります。
04月15日第94回国会 参議院 公害及び交通安全対策特別委員会 第5号
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○坂倉藤吾君 これから質問をいたしますが、初めに海上保安の関係から入っていきますが、いま建設あるいは農水あるいは通産、厚生省、各御出席をいただいております方にまず申し上げておきたいのですが、いまから海上保安あるいは警察、それぞれお尋ねをいたします事柄等の判断は、御出席をいただいて...全文を見る
○坂倉藤吾君 それで海上保安の立場でありますから、あくまでも防衛的措置であることは間違いないのですね。ただ、大変残念だというふうに先ほども申し上げましたが、故意によるもの、故意によるというものは明らかにこれは逃れられれば逃れたい、初めからつかまることを想定して故意にやるものはおり...全文を見る
○坂倉藤吾君 次に警察の関係。警察にかかわります公害の事犯の検挙数というのは、これも五十五年度の場合五千四百五十六件、これは五十四年度と比較をしますと六・八%の減少になっている。そのうち廃棄物処理法違反、これが四千五百四十二件で、総体の公害事犯検挙数の全体に占める割合というのは八...全文を見る
○坂倉藤吾君 常習、しかも組織的、計画的、いわゆる悪質化の傾向と、こういう最後の評価であります。  さらに数的にながめていきまして、警察庁の方で、この「公害事犯取締り強化月間」というのが例年行われておりますね。五十四年の場合、この取り締まり強化月間は、月間ですから一カ月で、五十...全文を見る
○坂倉藤吾君 まあ推定の話は話なのですが、あらわれてきた数字の中から総括的に先ほど申し上げたようなことにやはりなるわけでして、警察の立場から言えば、その辺の完全掌握、さらに取り締まりの徹底、こうしたものが当然任務として、私はただ単に年間、一カ月だけ強化月間やりましたよというかっこ...全文を見る
○坂倉藤吾君 どうもさえた長官らしくない答弁をいただきましたけれども、私はやはり環境の立場からいきますと、そういう具体的な社会実態といいますかね、それをもとにしないことには本当の公害防止というものは実らないんじゃないのだろうか、このことを基礎に置かないとお話にならぬのじゃないので...全文を見る
○坂倉藤吾君 解消の技術の問題じゃなくて、いま現に建設等をめぐりまして住民との間で幾つかのトラブルがございますね。たとえば流域下水道をめぐる問題だとか、あるいは道路建設をめぐる問題だとか、あるいはその他の建造物をめぐる問題、屎尿処理場等でもそうなんです、それらで一番問題になります...全文を見る
○坂倉藤吾君 まあ、いま厚生省なりにがんばっているんだということで報告をもらいましたがね、話がありましたように、監視それから監視を中心にした体制にいたしましても、二千八百六十一名というのは、全国でしょう。しかも立入検査五万二千八百十八件といいましても、これまた全国、しかも年間通し...全文を見る
○坂倉藤吾君 あなたの場合には、それは答弁するのが、ああやりますこうやりますとなかなか言えぬ立場だからやむを得ぬと思いますがね。いまのままで厚生省としてはこの廃棄物処理については万全でございますと、こうはなかなか言い切れないでしょう、正直申し上げましてね。しかし現実問題は、先ほど...全文を見る
○坂倉藤吾君 これは事務当局に聞きますが、いまの長官の答弁は予測をしておったとおりでありまして、まさにそうだと思うのですよ。この前も論議しましたように、環境庁が相談にあずかっているわけですね、それで字句を入れさした。環境に注意をするように字句を入れさした。まさにそのことはこの前も...全文を見る
○坂倉藤吾君 私も具体的に聞いてないのですよ、聞いていませんけれども、少なくとも政府が具体的に予算もつけまして調査をしてきているのですよ、現実に東京湾、大阪湾にいたしましても。当然環境庁として環境を守る立場から、そのことが一体成り行きどうなるのだろうかと関心を持ってもいいんじゃあ...全文を見る
○坂倉藤吾君 答弁が筋違いでして、私の質問していることに答えてないのですよ、あなたは。  私は、相談にあずかる時点で具体的計画というのはすでにできているじゃないか、それでコンクリートするかどうかは知りませんよ。いままで厚生省、運輸省で検討されてきた内容のものがそのままコンクリー...全文を見る
○坂倉藤吾君 長官の言われるのはわかるのですよ。しかし、少なくとも事務当局が計画を知らなかったということはうそですよ、はっきり申し上げて。  たとえば「産業と環境」この前私が提起しましたね、あの雑誌に厚生省の現職の課長が出しているじゃありませんか、計画を、具体的に。ことしの二月...全文を見る
○坂倉藤吾君 いまの長官の決意で一応きょうのところは打ち切ります。  そこで次に進んでいきますが、NOxの総量規制の問題ですが、これはいろいろと聞こえてくるところは、総量規制問題というのは私も理解をしているのですが、環境庁の政令で決まることですね、具体的には。そうしますと、環境...全文を見る
○坂倉藤吾君 環境庁あるいは長官としての立場はわかりました。  ただ、聞こえできますのはいろいろ聞こえてくるものですから念のためにお聞きをしますが、通産省、この総量規制についてきわめて大きな反対が業界である、こういうふうに聞いておるのですが、これは事実でしょうか。それから通産省...全文を見る
○坂倉藤吾君 環境行政の責任は、これは内閣総理大臣を頭にいたしまして環境庁長官が責任を持ってやっているわけですね。そこでの判断としてやろう、したがってそれにおおむね協力をしていかなければならぬ、こういう立場があると思うのですがね。あなたのところがこの総量規制問題に総合的に判断をす...全文を見る
○坂倉藤吾君 協議をしているのが環境庁とは相入れないところがあるのじゃないかというふうに聞こえてくるから私聞いているのです。わかりますか、質問の内容が。  それで、環境に対する責任というのはこれは環境庁がやる。環境庁が示してきた総量規制なら総量規制、具体的にやる場合の数値が出て...全文を見る
○坂倉藤吾君 その程度にとどめますが、先ほど長官が言いましたNO2の四−六のゾレン設定の改定のときも、私はここでずいぶんとやかましく言ったものです、そういう意味では。そのときも産業界が猛烈な反対です、これは。反対じゃなくてそれに大いに産業界は積極的に乗り出してきたのですから、変え...全文を見る
○坂倉藤吾君 「いましばらく」を、これは芝居の舞台じゃありませんが、かけておりますのが、どうも建設省、農水省が強いんじゃないのか、こう言われているのですが、建設の方は、いまの大臣の答弁で、どうですか、協力をしていただけますか。
○坂倉藤吾君 どうも、いまの答弁ですと何かしこりが残っていますね、聞いていましてすとんと落ちないのですわ、おれのところはおれのところのなわ張りがあるよとまだ言っているような感じがしまして。これは私、新聞報道の意識があるからというわけじゃないのですよ。新聞報道では、これは縦割り行政...全文を見る
○坂倉藤吾君 建設省の場合でいきますと、この中公審の「湖沼環境保全計画の策定に当たっては、湖沼のもつ治水、利水上の機能にかんがみ、河川管理者との間で十分な調整を図る必要がある。」こう言っている答申の附帯決議第三項がどうも盾になってがんばっているのじゃないのか、がんばり過ぎているの...全文を見る
○坂倉藤吾君 そこなんですよ。それはあなたのところがいままでサボっておったとは言ってないのですよ。あなたのところも一生懸命やってきたろう。やってきたけれども、さっきの長官の話じゃありませんが、総体的にながめてみると、たとえば霞ケ浦にしても琵琶湖にしましても、水質がだんだんやはり悪...全文を見る
○坂倉藤吾君 それ以上答弁求めませんが、あなたの話を聞いていますと、確かに環境庁と調整ということでは逃げているけれども、何かずっとこう聞いていますと、おれのところはりっぱにやっていますよ、環境庁は文句言うなと、環境庁はその問題に対してちょっと要らぬことを余り言い過ぎているのじゃな...全文を見る
○坂倉藤吾君 いまの答弁、折衝の当事者じゃないのですかな、各省調整の。  もう一つ聞きますが、いわゆるフェニックスの計画に対して農水省はどういう態度をとっていますか。
○坂倉藤吾君 対応の関係はまあともあれ、いま漁民の皆さんが大変このことについて関心を持ち、心配をしている、率直に言って心配をしているわけです。これができなければ心配がないわけですが、もうすでに心配をいたしましていろいろやっているわけですから、ぜひそれを踏まえてあなたの方ももう一遍...全文を見る
○坂倉藤吾君 一番かぎを握っていたところのように思いましてね。長官がまず与党の賛成を得なければと、これは前回も言われているわけですね。とすれば、長官が一番のもとのところの説得のいいチャンスじゃなかったのだろうか、こういうふうに思いまして、これはまとまらなかったという話ですから、私...全文を見る
○坂倉藤吾君 そうすると、あさっての総務会までというのはお聞きになっていない、こういうことのようですが。ところで私が一番心配をいたしますのは、これも報道によっての私の認識ですが、九日に経団連の会館で安倍政調会長が講演をされまして、その端々の中に五点ほどきわめて問題だと思う点がある...全文を見る
○坂倉藤吾君 そうしますと、そのフィルターに引っかかって残るのがいわゆる電源開発関係を対象事業から外す。それを取り除いたものがフィルターから通して落ちてくると、こういうふうにわれわれは受けとめるのですが、そういうことになったときに長官は、それはもうフィルターにかかって落ちてきたも...全文を見る
○坂倉藤吾君 時間ですから最後に私の考え方をちょっとだけ言っておきますが、私どもはいま一応関係各大臣方の合意を得たもの、それ自体でも基本的にはきわめて問題ありと、こう見ている、ましていま報道をされておりますように、電源開発関係にかかわるアセスがなかったら、それが対象にならなかった...全文を見る
○理事(坂倉藤吾君) 本日の質疑はこの程度にとどめ、これにて散会いたします。    午後五時四十五分散会      —————・—————
04月17日第94回国会 参議院 公害及び交通安全対策特別委員会 第6号
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○坂倉藤吾君 いま同僚の本岡委員からずっと問題の提起があったのですが、聞かしていただいておりまして大変疑問に感じるところが多いのです。そこで、基本的な立場に立って二、三御質問を申し上げたいと思うのです。  まず、対策室長の方で説明がありましたときに、この基本計画を具体的に強力に...全文を見る
○坂倉藤吾君 そうしますと、約束をされて自信を持って出された、こういうふうに受けとめますが、としますと、いま本岡委員が論議をしておりましたたとえば高校の安全教育の問題、これを一つ取り上げてみましても、いま文部省おられますけれども、たとえば高校の問題が現実になぜ具体的に問題になるの...全文を見る
04月21日第94回国会 参議院 農林水産委員会 第6号
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○坂倉藤吾君 どうも本日は御苦労さんでございます。  私からも各参考人にお聞きをいたしたいんですが、先ほどの村沢委員のメリット質問に対しまして、岡安参考人から、両事業団が統合をされることによって効率的な運営が図れると、こういう趣旨のお答えがございました。両事業団が合併をしなけれ...全文を見る
○坂倉藤吾君 突っ込むようですけれどもね。理事長の立場で、いまの点で、仮に役員がいま十二人ですね、これが九人になる。あるいは非常勤役員が五人が三人になる。さらには、職員全体は、これは四月から一名補充していませんね。両者合わせて百二十八が、四月から一名減になっていますから百二十七の...全文を見る
○坂倉藤吾君 元水産庁長官をやられておられましたから、答弁は非常に要領がいいと思うんですね。しかし、正直申し上げまして、私どもが判断をいたしまして、糖価安定事業団にいたしましても、さらに松元参考人の理事長をされております蚕糸事業団にいたしましても、これは行政改革の中で各省庁が何と...全文を見る
○坂倉藤吾君 トラブルのないのは、それは問題が明らかにならなかったんですからあたりまえの話だと思うんですがね。時間外労働を命令するのには、皆さんのところは、これは法律的なたてまえで、組合がなければ当然職員代表と調印行為が必要ですし、しかも、そのことについては経過を明らかにして掲示...全文を見る
○坂倉藤吾君 先ほど、組合側の参考人の各位が言われておりましたように、私は大変その辺が心配でありまして、労働組合がなかったから労働管理について非常に軽く考えておった、そのことのあらわれがいまの超勤のいわゆる手続の問題を軽視をしておったところにあるんだろうと思うんです。しかも、蚕糸...全文を見る
05月07日第94回国会 参議院 農林水産委員会 第8号
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○坂倉藤吾君 先回の委員会でも幾つか論議が出ておりますので、重複をする部分はなるべく避けながら、きょうは糖価の事業団の関係に中心を置きながらいろいろただしていきたいと、こう考えておるわけであります。  そこで、今回の両事業団の統合の問題が提起をされてまいりました一つの経過は、行...全文を見る
○坂倉藤吾君 そういたしますと、行管の立場からいま判断をされまして、この両事業団の統合ということはその方針にぴったりしているというふうに御判断になっているわけですか。
○坂倉藤吾君 前回も政務次官お見えになられまして、審議を行管の立場でお受けとめいただいていると思うのですが、いま、両事業団をめぐる情勢というものはきわめて両方とも厳しい時期なんです。場合によっては、この事業団の任務というものは、そういう厳しい対応の中で今日まで行われてきた事業の内...全文を見る
○坂倉藤吾君 そういたしますと、行管の立場は、農林水産省の責任だということでお逃げになっているわけですね、最終判断は。そういたしますと、前回の委員会の中で、いま行管の立場からお述べになられましたように、両事業団の共通のところは畑作である、それから輸入調整業務を行っているんだ、この...全文を見る
○坂倉藤吾君 くどいようですけれども、正直に申し上げて、前の委員会でも論議をされておりますように、両事業団を統合いたしましてもいまの事業所の形態そのものは全然変化はありませんね。しかも、その出先の二カ所を統合するというふうに話をされましても、この二カ所について、いま直ちにその事務...全文を見る
○坂倉藤吾君 これは大臣、いまの二瓶局長のいわゆる説得力私はゼロだと思うんです。大臣、どうでしょうか、いまのお話を聞きまして、よくその合併の意味がわかりましたというふうに言えるでしょうか。私は率直に言いましていまのお話、これはもう前回も繰り返し繰り返しお聞きをしているわけですが、...全文を見る
○坂倉藤吾君 やっぱりわからぬのです。端的に言いますと、農林水産省は、行政改革の方針に基づいてやかましく言われるから員数合わせをここでやったのじゃないのか、端的に申し上げましてね。員数合わせの措置ではないかと、こういう私は質問をしているわけです。それが員数合わせでないというふうに...全文を見る
○坂倉藤吾君 それじゃ、いまのお話のちりの方をちょっと聞きたいんですが、今回の当面の統合時におけるところのいわゆる節減経費というのは、これは大体幾らになりますか。言うならば、先ほどちょっと触れましたように、常勤役員三人、それから非常勤役員二人、それから本部組織は一部統合される、あ...全文を見る
○坂倉藤吾君 そうしますと、当面は四千七百万円程度節減ができる、これははっきりしていますね。  そうしますと、退職金の一億六千万円というのは、これは積み立てをしていますから、当然いまやめられればということなんですが、本来ならば年々交代をしていくわけですからね。一遍にこれだけの支...全文を見る
○坂倉藤吾君 答弁のしにくいところを開いているわけですがね。一般的に考えますと、この統合によりましてやむを得ないことだという片方での面があると思いますが、そうしますと、役員は本来退職時にならないともらえないものが今回の措置で臨時手当が入りますわと、あとまた就任をすればこれから積み...全文を見る
○坂倉藤吾君 まあそれ以上追及をいたしませんが、ぜひともその辺は、既定の事実というようなかっこうでいかれるんではなくって、ひとつ再度具体的にメリットあるものにし、しかも、なるほどと第三者がながめてみましてもうなづけるようなかっこうにぜひひとつ大臣責任を持ってやってもらいたいと思い...全文を見る
○坂倉藤吾君 これは提案にありますように、両事業団の経理は完全に分割をするというのは、これはもうわかり切ったことです。しかし、そのままで将来いくのかどうかという話を私はしているんです。このままでいいのかどうか。性格の問題にまで、きちっと論議といいますか、視点を当てないのかどうか。...全文を見る
○坂倉藤吾君 私の質問に対していま六〇%の答弁なんですよ、正直言って。それはどういうことかと言えば、性格の異なる事業団を一つにしていつまでもそのままでいいのかどうかということの中で、具体的にそのことの弊害なんというのは端的に労使関係にあらわれてきやせぬのかと、こういう質問なんです...全文を見る
○坂倉藤吾君 やっぱりわかりません。これは大臣、政策的に見ましてこの相違は将来解決をしようと思わないのですか、どうでしょうか、経費部門。
○坂倉藤吾君 私の質問の仕方が悪いんでしょうか、どうも食い違うんですがね。というのは、大臣言われますように、新しい事業団になりまして二つのものが一つになるわけですね。一番の最高の責任者というのは一人になるわけですから、言ってみると二人おったのが一人重なるわけですね。頭は一つになる...全文を見る
○坂倉藤吾君 私がここをなぜ突っ込んで聞くかといいますと、現に農林水産省にしましても、予算の獲得段階では大変な苦労をするわけでしょう、大蔵省とけんかして、はっきり申し上げれば。それでもなかなかやりたい施策でも満足にいかないという場合がたくさんあるんじゃありませんか。特に事業団の場...全文を見る
○坂倉藤吾君 両参考人にちょっとお聞きをいたしたいんですがね。どうでしょうか。蚕糸あるいは糖価それぞれの立場からながめて、これが一緒になるわけですね、今度の計画ではね。一緒になる場合に、いま私がいろいろお尋ねをしている関係は気になりませんか。どうでしょうか。いわゆる運営の根本がそ...全文を見る
○坂倉藤吾君 もう一つ聞きますが、二瓶局長、そうしますと、理事長、それから総務部関係が統合される、こうなりますと、当然これは総務部の場合に共通的な作業に立つだろうし、理事長は一人でありますから、これは両方平等に見なきゃならぬと、こういうことになりますね。その場合の原価計算でいきま...全文を見る
○坂倉藤吾君 まあそれ以上突っ込まないことにします。これは大分問題が発生をするであろうということを予測をしていますので、ぜひそうならないように、私の心配が余分な心配になるようにせっかくのひとつ努力をしておいてもらいたいと、こう思います。その場合の責任はとってくださいよ、もし問題が...全文を見る
○坂倉藤吾君 確かにこれは権利義務のうちに入らない。ところが、入らないけれども、糖価の場合を見ましても、蚕糸の場合を見ましても、もう部署が固定をして、これは大蔵省から来る、これは農林水産省から来ると、部署まで決まって、この前村沢委員が指摘しましたように、いわゆる世襲が常道化をして...全文を見る
○坂倉藤吾君 生きた世の中ですからね。私は原則で言っているんでして、全然例外を認めないという話じゃありません。しかし、今日までの状況をながめていきますと、たとえば事業団へ入った人がある程度めんどうを見てもらおうとすれば、その人のかわりに泣きつくところは農水省ですから農水省へ泣きつ...全文を見る
○坂倉藤吾君 次に、現行の両事業団の職員の給与、これは基本給、諸手当ですね、それから勤務条件あるいは福利厚生、    〔委員長退席、理事坂本親男君着席〕 その他いろんな多くの点で前回問題になりましたように、現実に蚕糸の事業団と糖価の事業団では格差が存在をする、この格差の存在す...全文を見る
○坂倉藤吾君 そうしますと、これは大臣にお尋ねをいたしますが、いま局長が言われましたように、現実に格差がある。この格差の是正の問題は、いままでの説明の中でもいわゆる一本化が望ましい、しかし、労使関係のことですから労使で意見が一致をしないと前進をしませんしね、というような答弁になっ...全文を見る
○坂倉藤吾君 結局、事前が望ましいということですね、本来は。しかし、それは労使関係のことですから、場合によっては統合後に持ち越される問題もあるだろうと、こういうことなんですね。  そこで問題は、労使関係ですから、両当事者がその気にならなきゃならぬわけですね。その気にならなきゃな...全文を見る
○坂倉藤吾君 それだけですか。私が言っていますのは一般的な公務員準拠の話じゃなくて、いいですか、現に蚕糸事業団と糖価との間に格差がある。労働条件に格差があります。進んでいるか低いかということの論議をしているんじゃない。現に一緒になろうとしているいわゆる労働者の中に、一緒にならなき...全文を見る
○坂倉藤吾君 これは岡安さん、いまの点は十月までに、統合するまでにあなたの責任としてこの問題は解決をすべきだと私はこう思うんですね。その辺腹構えはいかがなものでしょうか。
○坂倉藤吾君 大臣、いまお聞きのようなことでして、少しぐらいの支出はこれはできるというのですね。しかし、大幅に経費を要するような改定に通ずるものはできないと、こうなるわけです。こうなりますと仮にこれが格差の問題として現にあるものについてやりたくてもできないということに通じてしまい...全文を見る
○坂倉藤吾君 基本給与の問題というのは、いま言いましたように、生涯的な展望のものもありましょうし、あるいは短期的に見る場合もありましょうし、しかし、いずれにしても個人の現にある状況の中から比較をしていくというのがこれは通常ですね。したがって、昇給制度をとっている給与体系の中でこれ...全文を見る
○坂倉藤吾君 このたとえば借り上げの問題なんかにいたしましても、蚕糸の条件はお知りになっているわけでしょう。それと比較をしますと大分差がありますね。とりわけ借り上げの場合なんかは、転勤になった人が具体的に自分で探してくる。敷金、礼金も全部自分で払わなきゃならぬ。そうして払って、そ...全文を見る
○坂倉藤吾君 相談をしてできることできないことというのじゃありませんけれども、さっきも言いますように、現実に格差があって、その格差を解消しなきゃならぬ。何が負担になっているかといえば、借りた人が、自分で探してきた人が言うならば家主を二人持っていることになるのじゃありませんか、いま...全文を見る
○坂倉藤吾君 労働基準法の第一条の二項、これは労使の関係の基本なんですね。これは大臣も聞いておいてくれませんか、大臣。労働基準法の第一条二項なんですよ。これは労働条件向上のための労働関係当事者の双方のいわゆる努力義務、お互いに労働者の労働条件について向上させていこうじゃないか、こ...全文を見る
○坂倉藤吾君 私もこうやって論議をさしていただいた立場から言いまして、これからの統合されるまでに至る一つの経過については十分に見さしてもらいたいというふうに見ています。したがって、その過程で心配をしておりますようないわゆる当事者能力がないというようなかっこうで問題が行き詰まらない...全文を見る
○坂倉藤吾君 前に売り戻し特例の際にも論議をしましたし、特に業界指導の問題についてとりわけ注文をつけたわけなんですがね。この業界指導、なかなか徹底しにくいような状況を、率直に言って私は痛感をするんです。この辺の抜本的な農林水産省としての強腰を発揮をしないとどうにもならぬのじゃない...全文を見る
○坂倉藤吾君 そんなに心配がないというお話なんですが、実はその辺の見解が少し違いまして、私どもは大変心配じゃないのかと、こう見ているものですから、これはまだこれからの見通し——見通しが正直言ってずいぶん狂っていますからね。見通しをしたものと実績というのは、ずっと五十四年にいたしま...全文を見る
○坂倉藤吾君 そういう対処の仕方で当分検討を含めながら進めざるを得ないだろうというふうに思いますが、一つはビート糖、いわゆる国内産糖の課題について、国内精製のいわゆる工場、これは八工場でしたかね。この八工場のいわゆる能力はおおむね五十万トン程度というふうに聞いておるのですが、これ...全文を見る
○坂倉藤吾君 その辺は、技術を含めまして一応検討の素材には入っているわけですね。目鼻がつかないですか、これは。まあその辺のところは、これは専門家があらかじめ分野開拓をしませんといかぬことなものですから、期待はしておりましても、期待をしてここで話をするだけで余り役に立たぬわけですが...全文を見る
○坂倉藤吾君 どうもさっぱりわからぬのですがね。九日の審議会というのが一つ、じゃその九日の審議会に対して農林水産大臣としてはどういう立場で諮問をするのか、どういう観点でこの審議会にかけようとするのか。大体、この審議会は政府の手のうちでしてね、従来から。資料提供は全部その辺でつくっ...全文を見る
○坂倉藤吾君 食管の法案なんかが来ますと与野党対立するかもわかりませんけれども、基準糸価のいまの問題だけはこれは与野党全部一致をしているんですよ。農水委員会で与野党全部一致をしているものが、それが大臣の決断にかかっているわけですからね。その大臣の決断にかかっているものが、たとえば...全文を見る
○坂倉藤吾君 私どものところでも、特に本年は養蚕振興総合対策というようなことで、県の段階で地域指定しまして、桑園を開発しようとか、繭の生産農家に対しての振興対策をどんどん進めているわけですね。ところが、政府のいまのようなかっこうになりますと、そのせっかくの振興対策自体が全然気乗り...全文を見る
05月15日第94回国会 参議院 本会議 第18号
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○坂倉藤吾君 長時間の御審議で大変お疲れのことと思いますが、お許しをいただきまして、私は、ただいま報告をされました農林漁業三白書並びに趣旨説明のありました食管法の一部改正につきまして、食管法の改正にしぼり、日本社会党を代表して、鈴木総理及び関係大臣に質問をいたします。  政府は...全文を見る
05月27日第94回国会 参議院 公害及び交通安全対策特別委員会 第8号
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○坂倉藤吾君 いま本岡委員の質疑を聞いておりまして、やはりどうしても私自身よくわからぬので、関連をして一つ二つお尋ねをしたいのです。  それは、自動車が原因のものであるから原因者が見るんだと、こういう立て方ですね。しかも、医療あるいは福祉にかかわりますから、関連をするところは厚...全文を見る
○坂倉藤吾君 大臣、よくわからぬのです、そのことが。そういう考え方でないという表明なのですが、だとすれば、なぜ厚生省が新しい分野でモデル的に設置しないんですか。むしろ厚生省がそれをつくるべきじゃないのでしょうか。いままでの医療の範疇に入らないそういう人たちが現におる。しかも、そう...全文を見る
05月28日第94回国会 参議院 運輸委員会 第11号
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○坂倉藤吾君 センター法の目的であります首都圏、近畿圏の廃棄物の埋め立て計画が新聞で報道をされまして、各界に大きな反響を呼んでおるわけですが、それらの反響の中で私なりに素朴な疑問点というのがありますので、これを五点ほどに集約できるというふうに判断をいたしました。したがって、その判...全文を見る
○坂倉藤吾君 おたくの資料によりますと、たとえばこのいただいております資料の二百七十九ページでありますが、これは埋め立て処分が仮に完了いたしました後も、悪臭、水質汚濁あるいはガス発生、こうしたおそれがあって、さらにこういう処分場をつくることにより夜間の不法投棄あるいはそれらを含め...全文を見る
○坂倉藤吾君 答弁にちょっと御注意申し上げますが、海を現在以上に汚さないのかどうかという質問でありまして、いまその細々した内容の説明をいただく必要はないんであります。いま答弁がありましたような経過を踏まえて現実的にいまの海が汚れるのか、汚れないのか、こういう質問でありますから、質...全文を見る
○坂倉藤吾君 そうすると、現在の水域に対して、たとえばCOD三〇が、先ほど言いましたように日量一万三千百トン出されても、水質そのものには変化がない、こういうふうに環境庁としては認識をしているんですか、
○坂倉藤吾君 具体的計画が出されてこなければ環境庁はその判断をしない、こういうふうに受け取っていいわけですね。
○坂倉藤吾君 それじゃ、また後で改めて関連のものは聞きます。  その次の疑問は、護岸の積み出し基地周辺の交通渋滞がひどくなる、こういう問題があるんです。これに対して、運輸省はどういうふうにお考えになっていますか。
○坂倉藤吾君 そういうふうに尋ねているんだから、尋ねたことと重複しないでくれ。
○坂倉藤吾君 それも関係ない。渋滞があるかないかと聞いているんだ。
○坂倉藤吾君 建設省にお尋ねをいたしますが、この計画は御存じになっていますか。なっているとすれば、この計画によって交通渋滞が発生すると私は思うのだが、その解消策として、建設省はどうお考えになっていますか。
○坂倉藤吾君 これは厚生省の資料によりますと、既設の道路交通事情、その他海岸部というのは、この交通事情からいきますと、海岸部の交通事情というのは非常にふくらんでおりまして、むしろ、これは、海岸部になればなるほどふくそうをしているんではないのか。さらに、そのことによって騒音等の調査...全文を見る
○坂倉藤吾君 いや、答弁の途中だが、そういうことを質問してない。  結局、このように明らかにごみ、廃棄物を運ぶための十トン車に計算をいたしましても、すでに計画資料の中に挙げられてきている。これは今日の交通の状況からながめてみてもきわめて重要な影響を及ぼす。たとえば、近畿圏の場合...全文を見る
○坂倉藤吾君 いまお聞きのようなことはきわめて私は道路行政にとって重要な問題だと思いますね。これに対して建設省は、この相談を受けた立場でどうされましたでしょうか。しかもこのことについていまだに検討されてないんでしょうか。あるいは資料等はごらんになっているんでしょうか。
○坂倉藤吾君 次に三つ目の問題点ですが、正直言いまして私はきょう質問通告をしてありますのは、大きな柱十項目提起をしてあります。したがって十項目ということは、私の持ち時間が百十分でありますから、大きな柱一問について十一分しかないんです。十一分しかないのがもう約三十分近くなってきてい...全文を見る
○坂倉藤吾君 運輸省はその辺はどうお考えでしょうか。
○坂倉藤吾君 次に、建設事業費が地方自治体の財政をますます悪化させる、こういう疑問点があるんですが、自治省おいでになっておりますか、お答えいただけますか。
○坂倉藤吾君 そうしますと、起債の部分は地方公付税で負担にならないようにしていきますよと、そのことを保証できますか。
○坂倉藤吾君 もうちょっと詰めたいのですが。それから計画によりますと、これは十年の計画ですね。したがって、十年終わったらまた同じような計画というのが引き続き計画をされて、結果的に東京湾、大阪湾というのはなくなるんじゃないのか、こういう疑問に対してはどうお答えになりますか。
○坂倉藤吾君 環境庁長官、これは厚生、運輸と確認をされました内容は御案内ですね。
○坂倉藤吾君 その確認の第六項に、「本法の運用に当たっては、広域処理対象区域内の地方公共団体及び事業者による廃棄物の有効利用、中間処理、減量化、自己処分等の努力を減退させることのないよう努めるものとし、」その次が大事なんですが、「必要以上の海面埋立てがなされることのないよう万全の...全文を見る
○坂倉藤吾君 もう一つお尋ねをしますが、先ほど本局長の答弁では、具体的計画が出てきたらそのときに全体に与える影響その他判断をします、こういう答弁であったわけです。現実に東京湾にこの施設ができたら、たとえどの場所にできようと私は海を汚すだろうと思う。現に東京と首都圏環境をめぐる東京...全文を見る
○坂倉藤吾君 またその続きは後に保留しましょう。  その次に埋め立て護岸なんですが、この護岸というのは、水質汚濁防止法の特定施設に当たるんでしょうか、あるいは海洋汚染及び海上災害防止法の海洋施設なんでしょうか、あるいは廃棄物の処理及び清掃に関する法律の適用のものになるんでしょう...全文を見る
○坂倉藤吾君 その辺は両省で一つのものにならぬのですか。適用のなにが違うようですね。同じ一つのものをつくるのに厚生省と運輸省で理解が違う、適用法律が違うという話になったんじゃお話になりませんが、その辺は統一してくれませんか、どれとどれなのか。そして、代表して運輸省答弁してください...全文を見る
○坂倉藤吾君 相談しなくていいの。わかっているの。
○坂倉藤吾君 いいんだね。
○坂倉藤吾君 どうもはっきりしないんだな。  それじゃ一つずつお尋ねをしますが、まず最初、海洋施設。これ該当するんですね。そうしますと、仮にこの法律が適用されましたときに、仮に護岸の施設が施設内で火災あるいは災害が発生をしたときに、これは海上火災になるんでしょうか。
○坂倉藤吾君 いやいや、あなたのところと答弁連うんだよ。海洋火災なのかと、こう聞いているんだから。これは担当のところはどこなんだ。
○坂倉藤吾君 そこで海上保安庁にお尋ねするんですよ。
○坂倉藤吾君 そうすると、海上保安庁としても災害あるいは火災に備える準備ありということで確認をしてよろしいですね。  そこでもう一つ、海洋施設であるとして、水処理、いわゆる排水処理、この排水施設というものはこれは計画の中で明らかなんですが、海洋施設に取りつけられなきゃならぬ焼却...全文を見る
○坂倉藤吾君 この海洋施設に備えつけなきゃならぬ施設というのは、一体何と何と何があるんですか、ちょっと聞かしてください。適用法律の何か整理しなきゃならぬことはわかっているんでしょう。何をやられるんですか。
○坂倉藤吾君 ずっと施設として処理をしなきゃならぬのはずいぶんたくさんあるんじゃありませんか。いまの答弁確認してよろしいか。——いいですか、この埋め立て護岸の中には、建設途中でも管理棟その他、大体日常五百人からの人が住んだり出入りしているんですよ。人の住むところに対してはどういう...全文を見る
○坂倉藤吾君 そうしますと、そういう必要な施設というものはこの計画の中へ全部含まれてますか、あなたのところのお出しになった、運輸省、厚生省。含まれておれば説明してください、資料で。
○坂倉藤吾君 資料で説明してくださいと私言っているんですよ。
○坂倉藤吾君 私は、水処理施設と同時に、焼却施設というのは基本的な施設だと思いますよ。それが入ってないという、そんなばかげた話がありますか。もう一遍慎重にやって、その他に入っているんなら、それに対して一体どういうシステムで焼却施設をつくるのか明らかにして答弁してくださいよ。それま...全文を見る
○坂倉藤吾君 答弁にならない。私の質問に答えてない。
○坂倉藤吾君 資料で説明してくださいと言ってるんだよ。
○坂倉藤吾君 細かい問題じゃないでしょう。私が言っているのは基本的な施設じゃないかと、こう言っているんですよ、焼却施設なんというのは。何が細かい施設なんですか。そういう観点でしかこれ調査しなかったんですか。しかも今日、焼却施設つくるのに一体どれだけの金が出ているんですか。各地方自...全文を見る
○坂倉藤吾君 初めからきちっとそう言って答弁してくださいよ、  次に、水処理の施設で、先ほど言いましたように、処理をする水が日量一万三千百トン、放流が一万三千百トン、処理をする水、放流をする水、これは当然な話ですが、そうしますと、通常は約百分の一、これがスラッジとして出てくるわ...全文を見る
○坂倉藤吾君 そうしますと、この埋め立て計画からいけば下水汚泥、産業廃棄物、こうしたものも全部入るわけですね。しかも底質の悪いしゅんせつ汚泥まで入ってくる。それが雨水その他あるいは海水のしみ込み等によってその水を処理するわけですね。その水を処理した、言うなら、重金属のものは一応規...全文を見る
○坂倉藤吾君 埋め立て護岸のところでもう一遍コンクリートに固める。コンクリートに固めるのは生ごみを固めるんじゃないでしょう、生汚泥を。焼却をしなきゃ固めないんじゃないですか。どっちなんですか、それ。汚泥を脱水して焼却するんじゃありませんか。そして、焼却してからコンラリートで固める...全文を見る
○坂倉藤吾君 そうすると、埋め立て計画の中で、私がこれ通常の状態で申し上げましたように、日量処理一万三千百トンをやればおおむね日量百三十一トンの生が出てきますよと、スラッジケーキが。そのスラッジケーキをさらにコンクリートで大きく固めて、そうして処分地へ埋めていったら、この処分地の...全文を見る
○坂倉藤吾君 それは検討してきたんですか。
○坂倉藤吾君 何もかも今後の検討課題ですな。そんなばかなことないですよ。  次に、廃棄物の処理及び清掃に関する法律、これも適用されますね、先ほどの答弁でいくと。そうしますと、これは、適用条文は第八条、一般廃棄物処理施設、第十五条、産業廃棄物の処理施設、これが併設ということになり...全文を見る
○坂倉藤吾君 そうしますと、施行令の五条一項、二項、これは一日石トン以上の処理能力を有する屎尿処理施設、ごみ処理施設、それから一般廃棄物の最終処分場で環境庁の長官あるいは厚生大臣が指定をする区域に限ると、こうなっているんですが、この辺のところは、一体今日まで、この計画を出すに当た...全文を見る
○坂倉藤吾君 いや、そんなことを聞いているんじゃない、この法適用の問題。
○坂倉藤吾君 それからもう一つの法律、これ港湾法の適用があるんですね、港湾法の。これは九の二で改正されたものの該当の中へ入るわけですね。そうしますと、この該当のものというものは廃棄物処理施設、廃棄物埋め立て護岸、廃棄物受け入れ施設、廃棄物の焼却施設、それから廃棄物の破砕施設、廃油...全文を見る
○坂倉藤吾君 そうすると、この調査の段階でもう一つ確認をしておきたいんですが、公有水面埋立法第六条、これによると、その損害防止施設というものが当然つくられなきゃならぬ。この損害防止施設というのは一体どういうふうなお考えなんでしょうか、港湾について。これはもう関係ないんですか、公有...全文を見る
○坂倉藤吾君 そうすると、損害が出るようなおそれはないから今日段階では調査しなかったと一こういうことですか。
○坂倉藤吾君 これは損害ということになれば被害者があり、施設がその加害的役割りを果たすというのは一般的ですがね、公有水面、大きくは。そうして、港湾施設もこれまた一般の航行その他を妨げるものじゃありませんね。そういう状況になってまいりますと、もしそこが損壊をすれば明らかにこれは一般...全文を見る
○坂倉藤吾君 全然違う、それは条項が。
○坂倉藤吾君 また押し問答しているとこれ大変なんでね、もう一遍よく読んでおいて、いまの答弁間違いないか、後でよく答弁してください。  次に進んでいきますが、大阪湾内の埋め立て護岸というのは、瀬戸内環境保全法の適用は受けるんでしょうか。いかがですか。
○坂倉藤吾君 運輸省どう思っていますか。
○坂倉藤吾君 そうすると、この瀬戸内法の中で六条の二項、環境保全に支障のおそれのないもの。それから、瀬戸内海の特殊性について十分な配慮を必要とすること。それから、十三条の二項では瀬戸内海環境保全審議会、これがございますね、これの調査と審議を受けなければいけない、こういうことになっ...全文を見る
○坂倉藤吾君 環境庁はどうですか。
○坂倉藤吾君 瀬戸内法ができ上がりましてから、私ここに環境庁からいただいた資料があるんですが、ずいぶん簡単に環境庁も認めてきているんですね。しかも、承認をするに当たって、ほとんど文書でなくって口頭で簡単にやっておる。こういう大きな問題につきましても、従来の慣行で、申し出があれば簡...全文を見る
○坂倉藤吾君 たとえば大阪港内、これに対する環境庁は、これは埋め立て工事の実施及び埋立地の土地利用に当たっては、環境保全上十分な措置を講ずること、これが環境庁の許可をするに当たっての意見ですね。この後どうなりました。これは完全に守られましたか。それらのことはきちっと踏まえておるん...全文を見る
○坂倉藤吾君 個別に審査をしたものが私がいま読み上げたことなんですよ。たとえば水島の問題にいたしましても、埋立地の利用に関し、修景緑地を公共の用に供することについて検討をすること、これが環境庁の意見なんです、許可の。簡単に、こういうふうに、しかもこれ文書じゃありませんね。そういう...全文を見る
○坂倉藤吾君 それじゃ、文書でやっておりましたら、いままでの文書を全部出してください。いいですか。件名だけ言っておきます。水島港内昭和五十二年三月七日。苅田港内(一)及び苅田港(二)、これは五十二年三月三十一日。大阪港内、先ほど私が申し上げたもの、昭和五十二年九月二十七日。姫路港...全文を見る
○坂倉藤吾君 次に、この計画の目的なんですが、第一に廃棄物埋め立て、それから二つ目の目的というのは跡地利用。この跡地利用というのは、港湾機能拡充と臨海部再開発、これがありますね。この第一と第二の目的は、おのずから、先ほど答弁ありましたように、廃棄物埋め立てということになれば、同じ...全文を見る
○坂倉藤吾君 そうすると、それほどあわてる必要はないけれども、廃棄物処理をしなきゃならぬから、それに港湾計画を乗せて、廃棄物がうまくいくように港湾としては、がまんというとおかしいんでしょうけれども、そちらにお任せをしましょうと、こういうことですか。
○坂倉藤吾君 それはわかるんです。それはわかるんですが、たとえば長もちをした方がいいということは、これから論議を私おいおいしていきますが、減量化あるいは再資源化、こういうことでどんどんやっていけば、いま計画をされてこれだけ必要だという、たとえば厚生省で言う六十五年断面で計画をし、...全文を見る
○坂倉藤吾君 計画変更という手があるにはありますがね。しかし、あくまでも計画変更をされたんでは第一の目的がすたるんです。それじゃここで熱心に論議していることがとんでもないことになるんですよ。あなたそのことを承知で答弁をされたんでしょう。いいですか。廃棄物の量がいま想定される、それ...全文を見る
○坂倉藤吾君 それから、この埋め立て期間が長期になりますと、たとえば出資をしている自治体というのは、先ほど自治省の答弁がありまして、負担にならないようにと言ってますから、長期になってもめんどう見るんだろうと思うのですよ。思うのですが、私の考え方では長期になれば回収が逆になかなかむ...全文を見る
○坂倉藤吾君 それが私は、ごまかしと言うとしかられますが、理屈に合わない答弁だと思いますよ、実際はね。処分する財産はほとんどない、なくてもあってもいわゆる臨海部の充実をさせるのと、全然そのことが影響のない地域と、いわゆるセンターに加盟している中では出てくるんじゃないですか。そうし...全文を見る
○坂倉藤吾君 そういたしますと、臨海部に持ってくるのに、奥地があるわけです。奥地の中間がこれまたあるんです。いいですか、行政区域からいえば、広域の中にね。そうしますと一番奥地、なるほどあなたの理論でいきましても、真ん中の、ごみの車がどんどん走らされる中間のところは一体どうなります...全文を見る
○坂倉藤吾君 あなたいま一%と言いましたが、近畿のは厚生省の資料に基づいて一%でしょう。いまセンターで出しているのはどれだけの倍率になりますか。埋立量変わっているじゃありませんか。それからいったら当然積み出しのトン数違いますよ、八トン車にしましても。近畿圏よりちょっと落ちますが、...全文を見る
○坂倉藤吾君 気をつけて物を言ってくださいよ。いずれにしたってこれは私は問題だろうと思います。それはあなたの理屈じゃ理屈が通りませんよ。不公平。  次に移っていきますが、減量化、資源化、これを徹底しまして、そうして自前処理をする。自前処理をするそういう努力をしている地方自治体、...全文を見る
○坂倉藤吾君 逆に差別になるなんというような答弁は私は予期しなかったですがな。私はむしろ、いままでこの法案について審議をしてまいりました経過からいきまして、当然減量化その他によってやりますと、先ほど自治省の答弁もありましたが、センターができましても、従来どおりの補助を変える気持ち...全文を見る
○坂倉藤吾君 大蔵省御担当いただきました大臣でありますから、厚生の中身がいかなるものか見通しその他も明らかだろうと思うんですが、しかし、廃棄物がここまで大きな課題として取り上げられたというのは私は大変有意義だと、しかも絶好のチャンスじゃないのか。このチャンスを国民の総運動に展開を...全文を見る
○坂倉藤吾君 さすがに大臣の御答弁で逆襲をされた感でありますが、しかし、これ進めていくのにセンター法で協議しているというのは協議の見せかけでございまして、私は中身は協議になってないと思うんです。これは後また少し触れますけれども、実際には運輸省と厚生省は緻密にそれぞれ調査をした立場...全文を見る
○坂倉藤吾君 たてまえはそうだろうと思うんですね、まさに。しかし現実問題としまして、運輸省も厚生省も、近畿圏の場合は、これは首都圏の場合も全部出てますけれども、明らかにA、B、C、D——六地点というものを想定をされまして、    〔理事桑名義治君退席、委員長着席〕 しかもこの...全文を見る
○坂倉藤吾君 運輸省はどうですか、いま厚生省の答弁ありましたが。  私はこの資料両方比較して見せてもらいまして、近畿圏の場合でも調査地点その他は明らかになっていると思う。そうしますと、そこにおける水流その他、あるいはそこがたとえば船の航路との関係は一体どうなるか、全部調査されて...全文を見る
○坂倉藤吾君 したがって、先ほど言いましたようにこの調査資料そのものは、運輸省も含めまして、これはこれ以上の計画なんというものは出てきやしないだろう、調査する能力もまた資金的なものもちょっとむずかしかろうと、こう思うんです。  特にそういう前提に立ちまして、このセンター法が成立...全文を見る
○坂倉藤吾君 私は運輸委員会にお邪魔をして、言いたくないことを言いましたのもその辺でございまして、しかも何回か私は、長官御承知のように、特別委員会の中でこの問題を早くから取り上げているんですね。しかもそのときに、この資料は見て相談しているのかと聞きましても知らぬと言っているじゃあ...全文を見る
○坂倉藤吾君 きょうはぜひひとつ建設大臣あるいは局長に出てきてもらいたい、こういうふうに注文をつけましたが、所管の法案を審議をされておりますようで要望にこたえていただけなかったんですが、ぜひひとつ相談をしまして姿勢の問題改めてください。  次に、調査の候補地なんですが、これはた...全文を見る
○坂倉藤吾君 そうしますと、港湾区域から外へはみ出しても、それは港湾施設として、あるいは港湾管理者が特定港湾のものとして計画ができるんですか。
○坂倉藤吾君 予定区域には入っているようですが、その辺はきわめて問題があるというふうに私は言わざるを得ません。一部はかかっています。ところが、外へはみ出している部分が多い、こういう話になれば、当然これは、権限外のことを計画をし、調査をし、そしてこれセンター法でやろうとしている、こ...全文を見る
05月29日第94回国会 参議院 運輸委員会、地方行政委員会、社会労働委員会、公害及び交通安全対策特別委員会連合審査会 第1号
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○坂倉藤吾君 質問に入ります前に、実は質問通告をいたしました際に、この法案にかかわります計画が、漁業関係の環境に大きな影響を及ぼし、大変重要な意味を含んでおりますので、ぜひ農林水産大臣に出席を要求をいたしました。ところが、衆議院におきます連合審査の関係で、きわめて重要な、予算委員...全文を見る
○坂倉藤吾君 さらに大阪湾海域というのは、環境基準として三つの類型、さらにそれがA類型におきましては三区分、したがって合計で五区分されて、陸地に近いところはいわゆるC類型、そのC類型のさらに沖合いがB類型、それからB類型の沖合いがいわゆるA類型、こうなって分かれておるわけでありま...全文を見る
○坂倉藤吾君 いまの水局長の答弁にありましたように、この計画は規模的にも初めてでありますし、さらに埋め立てをする廃棄物自体につきましてもこの種のケースというのは非常にいままでにないケースだと、こうなるわけであります。しかも、総体的に環境庁としては埋め立ては好まないけれども、やむを...全文を見る
○坂倉藤吾君 運輸省の答弁の前に、総体のものが計画をされまして、しかも個々に出てくるものというのは考えないで判断をしているというのは、大変なぼくは過ちを犯すと思う。同時に、いままで認可をした埋め立ての関係がどういうふうに具体的に影響を及ぼしているかということを追跡調査をしていない...全文を見る
○坂倉藤吾君 調査をしてないわけだな。
○坂倉藤吾君 放流水の重金属、水自体の。
○坂倉藤吾君 そうしますと、建設省の下水道部としては、東京都の五十四年に行ったこの調査が唯一のデータであって、独自の調査はしてないと、こういうことになるわけですね。わかりました。  そこで、下水に有機分、重金属あるいはシアン、こうした有害物質が含まれるその原因究明は行われており...全文を見る
○坂倉藤吾君 そういたしますと、下水汚泥の再資源化あるいは汚泥の肥料化、こうしたものが一部にあります。まだ全体の汚泥から見ますとごく一部なんですね。しかし、全体をそういうふうに再資源化、いわゆる汚泥の肥料化等に一つのプラントでもってやっていこうとするときに、やはりじゃまになるのが...全文を見る
○坂倉藤吾君 これは前々から私が建設省に言っておりますように、下水道であります。管が全部土の中に埋まっているんですね、目に見えるところにない。しかもそこに重金属が入るその流入口、全部それに受け入れているそのシステム自体が問題じゃないのか。そこをえぐらなければこの重金属を排除すると...全文を見る
○坂倉藤吾君 このフェニックス計画に対する運輸省の調査によりますと、東京湾関係、これでは富津、それから横須賀以北で神奈川県に漁港が四港、千葉県に五港、合わせて九港ございます。  漁獲量は、千葉県全体では増加をしておるけれども、東京湾水域は激減をしている。神奈川県は激減まではいか...全文を見る
○坂倉藤吾君 そういう立場で厚生省、運輸省と農水省は協議文書を交わされた、こう理解していいわけですね。  そこで、この協議文書の中に、「広域処理場の建設は、関係漁業者の了解を得た上で行われるよう、センターを指導するものとする」、こうあるわけですね。これは協定の第三項です。この協...全文を見る
○坂倉藤吾君 そこで、じゃもう少し具体的にお聞きをしますが、もう私の時間がほとんどありませんので、まとめて質問いたしますから、きちっと答弁をしてもらいたいと思うんです。  この関係漁業者というのは、漁業者個々のすべてを指すんでしょうか。あるいは漁業者とは漁業団体の単位を指すんで...全文を見る
○坂倉藤吾君 そんなこと聞いてるんじゃない、予定があるのかどうか。
○坂倉藤吾君 時間は来ていますがね、いまのでは答弁にならないんです。たとえば漁業者の三分の二というのは、それは組合単位の問題でしょう、みなすのは。そうしますと、幾つかの漁業団体があるわけですよ、広域の中に。じゃ、その団体の一団体がこれも三分の二でいくんですか。たとえば十の漁業団体...全文を見る
○坂倉藤吾君 運輸省、ちょっと答えてください。
○坂倉藤吾君 大変申しわけないんですが、一番最後の質問でこういう食い違いが出てしまいました。したがって、質問いたしました当事者としても、この両省の食い違いをそのままで質問のしっ放しというわけにまいりません。したがって、休憩時間等を利用していただいて、午後再開冒頭に両省の明確な今日...全文を見る
○坂倉藤吾君 終わります。
06月03日第94回国会 参議院 公害及び交通安全対策特別委員会 第9号
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○坂倉藤吾君 まず第一にお尋ねをいたしたいのは、環境アセス法がこの国会に提出をされておるわけですが、今日、このアセス法の価値をきちっと踏まえてやる一番大きな課題というのは、これはむしろ電源立地関係じゃないのか。具体的に住民との幾つかのトラブルその他が発生をしておりますのは、たとえ...全文を見る
○坂倉藤吾君 未熟児論がありますけれども、未熟児というのは、少し早目に生まれまして、骨格その他全部相整っておりまして、成長するためのすべての準備が整っているわけですね、ところが、いま一番問題になる電源立地が外れたということは、言うなら、骨のないものを産んだわけですから、これは未熟...全文を見る
○坂倉藤吾君 森下先生、何か関連があれば、——ないですね。  次に湖沼法ですが、この湖沼法は建設省、農水省あるいは国土庁それぞれ問題があり、調整をしておったといういきさつはお聞きをしています。同時に、それが大体完了して調整、合意が整った、こういう話を聞いているわけです。ところが...全文を見る
○坂倉藤吾君 それからNOxの総量規制ですが、これまた当初案からいわゆる愛知といいますか、中部圏が総量規制の対象から地域的には削り取られる。これは何か削り取る、除外をされた理由というのはあるんでしょうか。
○坂倉藤吾君 そうしますと、何とかなる努力期間というのはどの程度に見られているんですか。
○坂倉藤吾君 そうしますと、特段改めて総量規制を導入するかどうかの判断というのはいま期間的には決めていない。若干の状況判断をして再び調整をしょう、こういうことですか。
○坂倉藤吾君 五月十九日に環境白書を発表されていますですね。この環境白書は、今日までの工業界主導のいわゆる効率主義あるいは機能主義、これが万能ではいかぬ、若干軌道修正をすべきだ、そしてむしろ快適な環境づくりをすることが必要ではないのか、将来方向としてそういう提起をされているわけで...全文を見る
○坂倉藤吾君 まさに、長官がいまお述べになったことと私たちが考えていることとそう狂いはないと思うのです。  そうしますと、お考えになっていることを環境庁がなぜ力が持てないのか、その辺の主張が他のところになぜ理解されないのか、これは一に政治力の問題にかかってくると思うのです。同時...全文を見る
○坂倉藤吾君 なかなか含みのあるお答えだったわけですが、いずれにしても、国民が味方になるのは、環境庁が環境庁らしく姿勢を正して国民の期待にこたえるから国民が味方をするんでありまして、環境庁が環境庁らしくなくなったら味方になりませんよ。したがって、ぜひ、それは胸を張っていただいて結...全文を見る
○坂倉藤吾君 私のところへはありまして、きょう持ってきておりませんが、簡単に言いますと、日本の公害が、たとえば石油ショックの中で、しかも片方では公害というのが発生をしてきた。本来ならこの石油ショック、第一次石油ショック、第二次石油ショックというああいう場合のときは公害そっちのけに...全文を見る
○坂倉藤吾君 次に、この前フェニックスの連合審査のときにお聞きをしましたら、やっていないということなので問題だと思って指摘をしておきたいのですが、公有水面埋め立てですね、特に先般の連合審査の際は瀬戸内の問題を実は提起をいたしましたが、そのときに要求をいたしました資料をちょうだいし...全文を見る
○坂倉藤吾君 たとえば「姫路港内公有水面埋立ての免許の認可について」、これは環企審第五〇号、五十二年十月三日の運輸大臣にあてた文書ですね。この中身を見ていきますと、認可についてはや心を得ない、これはその判断はしなきゃいかぬのですからそれはいいと思うのですね。ところが、その判断とあ...全文を見る
○坂倉藤吾君 次に、これは前にも私この委員会で、委員会としての現地調査の報告に関しての問題を提起いたしましたが、北上川の新中和処理施設のいわゆるどこが主管をして管理をするかという問題ですね、県の方は明確にしてもらいたい、こういうことがございましたが、九十三国会でこの新中和処理施設...全文を見る
○坂倉藤吾君 大体通産省ということで主管庁は決まりますか。
○坂倉藤吾君 それから、公共施設等合成洗剤自粛請願というのが、これは少し古いのですが、九十一国会で採択をされていますね。この採択をされている請願の中身と、それから処理要領に記載をされているいわゆる措置の内容と比較をいたしていきますと、まず第一点は、請願の第一項について全然これは無...全文を見る
○坂倉藤吾君 ともかく採択された請願は、やはり真剣に私は実施に移していただかないと、まあ何やっておるのかというふうに言わざるを得ないんでして、国民の意思、しかもそれを受けて国会でそれを認めているわけでありますから、もう特に優先にそれらの問題と真剣に取り組んでもらわなければならぬ、...全文を見る
○坂倉藤吾君 ともかくいま余り進んでおりませんしね、したがってそれを進めていただければ——説明を何ぼ聞いてもこれはお話になりませんので、ぜひひとつ実行面でこたえてもらいたい、こういうふうに申し上げておきます。  特に、この請願の二点目で取り上げました合成洗剤自粛の問題は、相当広...全文を見る
○坂倉藤吾君 四年置き五年置きなんて言っていたんじゃ、いま洗剤が例の燐を含む洗剤から無燐にどんどん切りかわっているんですね。しかも無燐であっても問題だ、天然石けんに戻すべきだと、こういう意見が課題になってあるわけでしょう、したがって、そういう時期だけに五年先にモニタリングをやりま...全文を見る
○坂倉藤吾君 時間が来ていますがもう一問だけ絡んでお聞きしたいんですが、いまの「ポリオキシエチレンアルキルエーテルの皮膚塗布によるラット慢性毒性試験」というのが、これは先ほど言いましたように高杉委員の要求に関して厚生省がお出しになったやつですが、これによりますと、発がん性の有無に...全文を見る
06月04日第94回国会 参議院 農林水産委員会 第16号
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○坂倉藤吾君 食管の法改正について質問をいたしますが、その前に、いま緊急事態といいますか、さきの委員会でも同僚の山田委員の方から要望がございましたように、いわゆる低温被害といいますか、そういう立場で——大変な事態が発生をしているわけでございます。きょう何か、養蚕関係について緊急の...全文を見る
○坂倉藤吾君 いずれにいたしましても、ちょうどこれから一番重要な作物にとっての時期でしてね。その肝心の時期に被害をこうむるわけでありますから、大変な事態であると判断をするわけであります。ぜひ、きちっとした対策を早期に確立をしていただく。もちろん、これは現状把握が第一の課題でありま...全文を見る
○坂倉藤吾君 一つずつお尋ねをしますが、いま説明をざっとされました。  そこで、米の全量を政府が買い入れる、これは義務なんです。これは現行法の三条、四条、八条、三十二条、こういうふうに理解をするんですが、これは柱でしょうか。あるいは、私がいま米の全量を政府が買い入れる義務がある...全文を見る
○坂倉藤吾君 食管法の歴史は、大正十年の四月、米穀法、これに始まりまして、昭和八年十一月に米穀統制法、それから、昭和十四年の四月に米穀配給統制法、こういう経過を踏まえて昭和十七年二月に今日のいわゆる食管法の柱が確立をされたのですね。そのときに、当時の井野農相ですが、一月二十四日に...全文を見る
○坂倉藤吾君 そうしますと、骨組みというものは、当初の情勢を踏まえて全量買い入れが当時の情勢に見合って骨組みとして必要であったのだ、しかし、時代の流れと、その当時予測をしていなかった米の生産が大いに上がってきた、いわゆる需給調整の関係から言って、全量賢い上げから全量管理に変化をせ...全文を見る
○坂倉藤吾君 そうしますと、第一の柱というのは全量管理である。これは確認できますね。
○坂倉藤吾君 またおいおい聞いていきますから、余分な説明してもらう必要はないですよ。全量管理が今日の現行法の柱であるというふうに確認ができますかと、こう聞いているのです。
○坂倉藤吾君 それから二つ目の柱は、生産者米価、それから消費者米価、それぞれを異なったいわゆる原理で定める二重米価制、これも現行食管法の重要な柱、いわゆる根幹である、こういうふうに確認をしたいのですが、これは三条、四条ですね。間違いありませんか。
○坂倉藤吾君 米の流通を国が一元的に管理をする。これも食管の根幹の重要な柱だというふうに確認できますか。
○坂倉藤吾君 いまのように答弁してください。二点目の問題もそうだったんですがね。それだけで十分なんです。  四点目の柱としては、米麦の輸出入を国家がこれまた一元的に管理をする、こういうふうに確認してよろしいですか。
○坂倉藤吾君 そういたしまして、大体私が骨組みであろうと思うことについては確認ができたわけですが、そこで、先ほどもちょっと答弁の中に出てまいりました自主流通米制度、これは、昭和四十四年産のものから導入が行われましたね。四十四年の五月に、法の改正を行わないで施行令のみの改正で、私に...全文を見る
○坂倉藤吾君 これは後でまた触れますけれども、たとえば減反政策、水田利用再編の問題、これらも国会では論議しています。していますが、これらに絡まって、たとえば政府の側から事前に、どうあるべきなのか、こういう投げかけというのはありませんでしたですね。ちょうどいまの鈴木総理が農林大臣を...全文を見る
○坂倉藤吾君 まあ政府側の答弁は、そういう見解でなければこれは強行できなかったはずですから、当然の答弁だと思うんですね。  しかし、大臣、どうでしょうか。政治家の立場からながめましていまの答弁を受けとめますと、大変私は権力を持っている者というのは勝手なものだな、こういうふうに思...全文を見る
○坂倉藤吾君 現行の制度に大きく影響を与えるような運用、改正になれば、当然これは——ところが改正というのじゃなくて、運用の中で現行とられてきたものが、それが大きく変えられてしまう。物事にはやっぱり幅があります、これ。左端を通っているのと右端を通っているのではまるっきり性格が変化を...全文を見る
○坂倉藤吾君 私があえて余分なことを言いましたのは、従来からのそういう大事なものというのは、必ずそれに反対をする意見もいろいろ出ますね。それがあるものだから、大体ながめておりますと、先に手を打って実績をつくることがきわめて上手でありまして、逆に言いますとそれが先行していまして、肝...全文を見る
○坂倉藤吾君 やることについて全部手足をもぎ取るということで私言っているのじゃありませんから、ぜひその点は約束を守ってもらいたい。  そこで次に入っていきますが、予約限度数量制、その制度を四十六年から出したために、いわゆる限度超過米、これが新たに、物は一緒でありますが、新たに流...全文を見る
○坂倉藤吾君 いわゆるやみ米、推測でいきますと年間百万トン超すのじゃないか、こういうふうに言われていますが、それの出どころの大半はここにきているのじゃありませんか。
○坂倉藤吾君 結局、政府の買い入れ米、それから自主流通米、これは限度数量の中に含まれる。で、実際には供給計画、基本計画の中で出されてくる数字以上に、天候がよく農家の方々の努力が実って増産になる。増産になったものは保有米、あるいは保有米に加わらない部分はいわゆる超過米、こうなるので...全文を見る
○坂倉藤吾君 過日の審議の中で、その超過米の問題に対して、自主流通ルートには乗せるけれども自主流通米に対する助成と同様な助成は一切しない、こういうふうに態度表明をされたというふうに聞いておるのですが、間違いありませんか。
○坂倉藤吾君 四十七年度の超過米、これは販売促進費がありますね。それから四十八年産には販売促進費と流通促進奨励金、それから五十年産にはさらにこの二つに加わって特別販売奨励金、こういう助成の経過がありますね。五十二年産米、五十三年産米、これも助成がされてますね。私は、この超過米に対...全文を見る
○坂倉藤吾君 どうも答弁に私は無理があると思いますし、その前にやはりきちっとしておかなきゃならぬのは、これは制度運用上の非常に重要なポイントだと思いますよ。今日のたとえば助成をしておる段階であっても、先ほど言いますように、やみ米は絶対ないと言い切れないわけでしょう。そういう状況の...全文を見る
○坂倉藤吾君 どうも私の質問と大臣の答弁とはぴたっと発想が一致をしておりません、いまの御答弁からいきますと。まあ後でもう一遍論議をしますが、私はこれはもう明らかに部分管理の問題になるのじゃないのか、こういうふうに思えてなりません。  次へ移っていきますが、農家保有米につきまして...全文を見る
○坂倉藤吾君 優等生メモを読み上げてもらっても私は余りありがたくないのですがね。したがって、私はいま言いましたように、年間農家保有等、等という文字を含めて、縁故米、贈答米を含めたもの、これが三百二十万トン、それはそれで結構ですが、問題は、算出の基礎というものが一体どうなっているの...全文を見る
○坂倉藤吾君 その数字が妥当であるかどうかということは私はここで論議しませんけれども、少なくとも都市の倍以上という数字というのは最近の傾向から言って問題ありと、こういうふうにだけ言わざるを得ません。窮屈にしろというふうに私は言うわけじゃないのですが、それが適正なものになるようにも...全文を見る
○坂倉藤吾君 いま長官の方で潜在的管理と、こういう言葉が出ました。これは先般鶴岡委員の全量の範囲の問題の質問の場合にも、同じように潜在的管理という言葉が出ているわけですね。いま流通のルートに乗せるもの、その段階で直接な管理に入るのだからと、こういう趣旨ですね、いまの御答弁は。私は...全文を見る
○坂倉藤吾君 そういたしますと、縁故米、贈答米というのはこれは流通じゃありませんか。
○坂倉藤吾君 そういたしますと、縁故米、贈答米で出るときはこれはきちっとこれから数量管理を的確に行うということですか。
○坂倉藤吾君 そういたしますと、ますますぼくは、この潜在的管理という言葉が一体何を指すのかよく理解ができなくなるのですがね。潜在的管理とは一体何なのですか、具体的に説明してくれませんか。
○坂倉藤吾君 どうもよくわからぬのですね。少なくとも管理というのは、その数量、動き、こうしたものが的確に、動けば動いたで、どれだけどこからどこへ動いたのかということがつかめるから管理と言うのじゃありませんか。どうもいまの説明じゃさっぱりそれはわかりませんね。どこでチェックするので...全文を見る
○坂倉藤吾君 そうしますと、その管理というのは名前だけであって、それは包括的に需給バランスといいますか、需給調整の机上の数字としては掌握をされておる。しかし、実際に流れがどう出ようと、それについてはこれはもう対象にしていない。これはもう明らかに社会的に言う管理の概念からは外れてい...全文を見る
○坂倉藤吾君 広くと言ったって、広くしますと、世の中で発生しているもの、国が権限を持っている限り全部管理ですよ。そんなものじゃないでしょうね、少なくともこの法律で言う管理というのは。無理じゃありませんか。  じゃやみ米の流通については、これは実態を把握されておりますか。
○坂倉藤吾君 現実にあることはお認めになりますか。
○坂倉藤吾君 少なくとも全量管理と言うのなら、それの原因がどこにあり、どれぐらいの数量がどうやって隠れて動いているか、実態を突きとめないでそれの管理がこれから適正に行えるという、こういう答弁になりますか。
○坂倉藤吾君 そうすると、その実態把握のための体制について、これはどうお考えになりますか。
○坂倉藤吾君 実態が把握ができればそれはなくなることでしょう。だから、現にあるということは、実態が把握をされていないからあるのでしょう。そのことを私は百も承知で質問しているのです。それは今回の法改正というのが、そういう意味合いで今日までもなかなかつかみ切れなかった、つかまなきゃな...全文を見る
○坂倉藤吾君 どうもよくわからぬですがね。集荷業者、販売にかかわる業者、これはいままでだって全部それはきちっとしていたのじゃありませんか。あったものが、今度法の中でどれだけ違うのですか。ただ許可制になったということだけの話じゃありませんか。全然変わりがないでしょう。これが一つです...全文を見る
○坂倉藤吾君 大変私にとってはいまの答弁というのはむなしい答弁ですよ。余りやりとりしておってもしようがありませんけれどもね。いままでの論議をずっとながめていきますと、結局政府が責任を持って明確に管理の名前に値するもの、これは自主流通米と政府買い入れ米、これしかない、こういうことに...全文を見る
○坂倉藤吾君 それは大臣は担当だから、割り切るところは割り切らなきゃならぬでしょうね、法案提出者なんですから。それはそうなんでしょう。しかし、理屈からいきまして、必要なもの、必要と見込まれるものは、全部政府の数量の中で押さえているわけですね。ところが、その数量以上に出てきたものに...全文を見る
○坂倉藤吾君 それは当然のことですね。だから、狭い土地でなるべく多く収穫が上がるように、技術もあるいは努力もしなきゃならぬ、それが農家の方々に求められている問題なんでしょう。ところが、いまの取り扱いから言って、いわゆる超過米、これは明らかに生産性向上を追求すれば追求するほどいわゆ...全文を見る
○坂倉藤吾君 その答弁も大変私は無理があると思うのです。供給計画に組み入れて吸収のできるものなら、何でいわゆる政府の初めからの計画に組み入れないのですか。おかしいでしょう。供給計画で十分に乗せ込めるという見通しがあるものを、じゃ意識的に限度数量というのは抑えているわけですか。そう...全文を見る
○坂倉藤吾君 考え方はわかっているのですよ。わかった上で私言っているのです。先ほど私が申し上げた質問の中心点というのは、いわゆる超過米なんてこと自体がおかしいのじゃありませんかと。確かに作付米の見通しなんだから、見通しだから誤りが出てくるのはあたりまえですよ。したがって、それを、...全文を見る
○坂倉藤吾君 気持ちはわかるけれどもと、こう言われましても、政府の方は、自主流通米の方にふくらましますと、また助成措置をなぜ区別するんじゃと言ってしかられそうなんで、うるさくなってくるから、それが心配でできないと、こういう話のように中身としては受け取れますがね。違いますか。  ...全文を見る
○坂倉藤吾君 お聞きをしようと思っていたことを、大臣ずっと答弁をいただきました。  いまも言われておりますように、私は、日本型食糧を定着をさせるためには、子供の教育の段階から非常に大きな影響を持つものだ、こう理解をするのです。言われましたけれども、確かに米の畑づくり、いわゆる水...全文を見る
○坂倉藤吾君 ぜひ努力をしていただきたいと思いますね。それで実習、それからあるいは家庭科あるいは社会科等の機会を通じて教育をしていただく、これは非常に重要なことなんですけれども、教育をやった後パンの給食が出ておったのではこれはちょっと問題だと思いますので、ぜひひとつ全学校にそれら...全文を見る
○坂倉藤吾君 言葉じりといいますか、表現が縁の下の力持ちじゃ話にならぬわけでして、少なくともそうしたものを、いままでのものもあるわけですから、一遍整理をしていただきまして、そして子供が喜んでやっぱり勉強しよう、こういう意欲のものにしてもらわなきゃいかぬと思うのです。そういう意味で...全文を見る
○坂倉藤吾君 しかし、現実にあるということは御承知でしょうか。
○坂倉藤吾君 その警告、注意等を発した者がその後どうなっているか等については調査されておりますでしょうか。
○坂倉藤吾君 それらの者は、たとえば今回の法改正に基づくいわゆる業者としての資格条件、これが欠落をしている者と、条件はあるけれども、うまみがあってないしょでやっている者と、おおむね二つに分かれると思う。これらの関係はどうなんでしょうか。  私はむしろ資格があって、そういうもうけ...全文を見る
○坂倉藤吾君 いま人口要件という話がありましたが、現行法からいきますと、私はこの小売業者というのは、まさにいわゆる管理統制、この統制のための末端機関だろうと。ところが、今度法改正をするという立場になりますと、これは少し意味合いが違ってくる。配給統制といういわゆる強制力をむしろ解除...全文を見る
○坂倉藤吾君 そういたしますと、余り規制といいますか、商いに対して強い枠組みをするという考え方はないというふうに理解していいですか。
○坂倉藤吾君 そういうふうに言われますとこれ大変むずかしいんですよね。そんなにむずかしいものじゃないと思うんですよ。少なくとも米の販売をする——いまは米の販売だけでやっている業者というのは小売の場合少ないんじゃないですか。むしろ、たとえば常時、仮に言いますと、酒屋さんが米もあわせ...全文を見る
○坂倉藤吾君 そこまで論議をしようとは思わなかったものですから、資料は持ってこなかったのですが、専業率というのはずいぶん変化してきているのじゃありませんか、もとはこれは専業がほとんど一〇〇%近かったわけですね。それが、だんだん最近の社会的な変化に伴って、専業でなく、いわゆるほかの...全文を見る
○坂倉藤吾君 終わります。
06月05日第94回国会 参議院 公害及び交通安全対策特別委員会 第10号
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○委員長(坂倉藤吾君) 一言ごあいさつを申し上げます。  委員各位の御推挙によりまして、委員長の職務に着くことに相なりました。各位の御協力をいただきまして、その任務を遂行してまいりたく存じます。何とぞよろしくお願いいたします。(拍手)  この際、山崎前著員長から発言を求められ...全文を見る
○委員長(坂倉藤吾君) 委員の異動について御報告をいたします。  本日、山崎昇君が委員を辞任され、その補欠として青木薪次君が委員に選任されました。     —————————————
○委員長(坂倉藤吾君) この際、理事の補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(坂倉藤吾君) 御異議ないと認めます。  それでは、理事に青木薪次君を指名いたします。     —————————————
○委員長(坂倉藤吾君) これより請願の審査を行います。  第一〇六四号交通行政改善に関する請願外三十六件を議題といたします。  これらの請願につきましては、理事会において協議の結果、保留とすることに意見が一致いたしました。  以上のとおり決定することに御異議ございませんか。...全文を見る
○委員長(坂倉藤吾君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     —————————————
○委員長(坂倉藤吾君) 次に、継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  公害及び環境保全並びに交通安全対策樹立に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異...全文を見る
○委員長(坂倉藤吾君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(坂倉藤吾君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     —————————————
○委員長(坂倉藤吾君) 次に、委員派遣承認要求に関する件についてお諮りいたします。  公害及び環境保全並びに交通安全対策樹立に関する調査のため、閉会中に委員派遣を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(坂倉藤吾君) 御異議ないと認めます。  つきましては、派遣委員、派遣地、派遣期間等の決定は、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか、    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(坂倉藤吾君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午前十一時散会      —————・—————
09月17日第94回国会 参議院 公害及び交通安全対策特別委員会 閉会後第1号
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○委員長(坂倉藤吾君) ただいまから公害及び交通安全対策特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨十六日、沓脱タケ子君が委員を辞任され、その補欠として近藤忠孝君が委員に選任されました。     —————————————
○委員長(坂倉藤吾君) 公害及び環境保全並びに交通安全対策樹立に関する調査を議題といたします。  まず、先般当委員会が行いました委員派遣につきまして、派遣委員の報告を聴取いたします。中村君。
○委員長(坂倉藤吾君) ただいま中村鋭一君から発言がありました要望書等の取り扱いについてお諮りをいたします。  島根県知事等から提出をされております要望書及び自然保護団体から寄せられた意見の要旨等は、本日の会議録の末尾に掲載いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。   ...全文を見る
○委員長(坂倉藤吾君) 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。     —————————————
○委員長(坂倉藤吾君) 引き続いて、本調査について質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言を願います。
○委員長(坂倉藤吾君) 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時まで休憩いたします。    午後零時十七分休憩      —————・—————    午後一時五分開会
○委員長(坂倉藤吾君) ただいまから公害及び交通安全対策特別委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き、公害及び環境保全並びに交通安全対策樹立に関する調査を議題といたします。  質疑のある方は順次御発言を願います。
○委員長(坂倉藤吾君) 本日の質疑はこの程度にとどめ、これにて散会いたします。    午後三時十二分散会      —————・—————
10月07日第95回国会 参議院 公害及び交通安全対策特別委員会 第1号
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○委員長(坂倉藤吾君) それでは一言ごあいさつ申し上げます。  委員各位の御推挙によりまして委員長の職務につくことになりました。各位の御協力をいただきまして任務を遂行してまいりたく存じます。何とぞよろしくお願いいたします。(拍手)     —————————————
○委員長(坂倉藤吾君) それでは、引き続きまして理事の選任を行います。  本委員会の理事の数は六名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(坂倉藤吾君) 御異議ないと認めます。  それでは、理事に山東昭子君、増岡康治君、青木薪次君、馬場富君、沓脱タケ子君、中村鋭一君を指名いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午前十時十七分散会
10月29日第95回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
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○坂倉藤吾君 きょうは大臣の日程の関係できわめて時間が制約をされておりますので、幾つか問題があるわけですが、しぼって真意をただしていきたいと思います。  昨日、衆議院の沖縄・北方問題特別委員会理事会で昭和五十六年産サトウキビの最低生産者価格に関して申し合わせが行われておるわけで...全文を見る
○坂倉藤吾君 結局、要は、先般決められた他の畑作物のいわゆる二・六の上積みが、大体まあ並びになるんだというような、いま答弁を聞いていますとね、そういうふうに感じるわけですが、まあ政策価格としての位置づけの問題からいきまして、他の畑作物とのその物に対する何といいますか、均衡というこ...全文を見る
○坂倉藤吾君 今後の問題、結構ですが、大体あす具体的には決まるわけでしょう、価格的には。これは今後の問題と言うんじゃなくて、直ちにその問題を加えて一体どうするか、具体的に対処してもらわなきゃならぬ、私はそのことを要望としてきちっと申し上げておきたいと思います。  それから、先ほ...全文を見る
○坂倉藤吾君 これは被害を受けた個々の農家の方々の救済の対策も含めて、価格は別枠でしょうけれども、いまのものはきちっと反映をさせるようにぜひしてもらいたいですね。——うなずいて見えるということは期待をしていいということだろうと受けとめますが、二・六に足かせをはめられて身動きのでき...全文を見る
○坂倉藤吾君 結局はその辺が金額のつじつまを合わせるためにいらわざるを得ない部分だ、こういう趣旨ですね。いらわざるを得ないというところが、他にもう少し組み立て方自体を基本的に整理をしませんと、さっき言いましたように具体的に努力をして単収が上がってくる。上がってくる部分がどうも価格...全文を見る
○坂倉藤吾君 質問をしましたことを全部お答えをいただいておりません。これはまあ担当の違うところもありますから、そうでしょうけれども、時間の関係ありまして、どんどん進めなきゃならぬ。  そこで、冒頭申し上げました衆議院の昨日の沖縄・北方問題特別委員会の理事会申し合わせの中にもあり...全文を見る
○坂倉藤吾君 次の問題に移りますが、蚕糸それから砂糖類のそれぞれの価格安定事業団が一緒になりまして、十月一日から蚕糸砂糖類価格安定事業団、こういうふうに発足をしたわけでありますが、これは法案審議の際にも幾つか指摘をいたしましたが、きょうは時間の関係で労働条件問題にしぼってひとつ問...全文を見る
○坂倉藤吾君 大臣、ひとつ。
○坂倉藤吾君 理解はしますが、了解はできません、いまのところ。終わります。
11月05日第95回国会 参議院 農林水産委員会 第3号
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○坂倉藤吾君 きょうは問題としては二点、先に宅地並み課税の問題について国土、建設、農水、それぞれに見解をただしていきたいと思います。  最近の新聞によりますと、建設省、国土庁が深刻な宅地供給不足を打開をするために土地称制の全面見直しの作業を行って五十七年度改正案の骨格が固まった...全文を見る
○坂倉藤吾君 建設省は、第四次住宅五カ年計画が五十六年――六十年にかけて七百七十万戸ですかの予定で発足をしているわけですが、これとの絡みはこの市街化区域内農地の問題についてどうなっておるのか、その辺をひとつ説明してくれませんか。
○坂倉藤吾君 この三大都市圏にですね、いわゆる都市計画区域内の農地、これはどれだけあるんですか、七万三千ヘクタールというふうにも聞いておるわけですが。
○坂倉藤吾君 今回の検討の中に、宅地並み課税の強化に当たって、いわゆる従来のC農地、これへの拡大の方向というのはどうなっているんでしょうか。
○坂倉藤吾君 そういたしますと、市街化区域内農地の中にはいわゆる生産緑地法に基づく承認を受けた農地、それから先般成立をいたしましたいわゆる農住組合法に基づく営農団地、この二つが当然含まれてまいりますが、現行生産緑地法における承認の農地面積あるいは農住組合法によって大体どの程度にな...全文を見る
○坂倉藤吾君 大切なところですから確認をしておきますが、現在この生産緑地あるいはこれから手続がとられるいわゆる農住組合、これらについては宅地並み課税について検討はしておるけれどもそれはむしろ外すべきが当然である、こういう立場で検討しているということで受けとめていいわけですね。
○坂倉藤吾君 まあ、説明の点以外には答弁求めても出ないと思いますからそれ以上追及をいたしませんが、ぜひその方針を国土庁としてもきちっと守ってやってもらいたい、こういうことを申し上げておきたいと思います。  そこで、問題なのは生産緑地法あるいは農住組合法のこの枠外に置かれる具体的...全文を見る
○坂倉藤吾君 そうしますと、将来にわたって営農の意思を表明する機会というのは、それぞれの現に営農を行っておる一人一人からそのことの確認行為が行われるというふうに理解していいわけですか。
○坂倉藤吾君 そういたしますと、従来から問題になっておりましたのは、いわゆる土地の値上がり待ちと思われるような、営農しているのかしていないのか、見てみると何かつくっておるけれどもこれはどうもまじめにやっているわけじゃない、こういったところが、言うならば社会的に土地が不足をしている...全文を見る
○坂倉藤吾君 大変むずかしい作業を行うことになりそうなんですがね、いまの話ですと。まだ検討中のことですから、そうするという話ではなかろうと思いますがね。  そうしますと、私がいままで論議を――きょうじゃありません。いままでを通じて論議をしてまいりました形の中では、むしろ市街化区...全文を見る
○坂倉藤吾君 一応十年を区切りにしていることは私も承知をしているわけでありまして、そういたしますと、先ほど言いましたように、本来は宅地並み課税を課すべきだと。しかし営農の意思があって、その辺があいまい、あいまいというとおかしいんでしょうけれども、暫定的に税の徴収を猶予をする、猶予...全文を見る
○坂倉藤吾君 ちょっと質問を変えていきますがね。  そこで、じゃ市街化区域内の農地以外の未利用土地、これはきわめて問題になるところですね。この市街化区域内の農地以外の未利用土地、たとえば企業が持っている、あるいは地方自治体が持っている、場合によっては個人が持っている、こういうよ...全文を見る
○坂倉藤吾君 いまお答えになりましたように農地以外の未利用土地ですね。これは立地条件その他いろいろ問題点はあるんでしょうが、少なくともここを有効に活用するというのは、大規模のところはほとんど終わっちゃっている、小規模のところが残っている、それらを集めてきていま言われたような数字に...全文を見る
○坂倉藤吾君 新聞によりますと、片方では固定資産税の全面見直しをやって、いわゆる「あめとむち」と、こういう表現を使われていますね。いわゆる「むち」の方が宅地並み課税なんですよね。そうしますと、これは前の審議の際にも申し上げましたが、結果的に宅地並み課税をかけて、いまの農業の形態か...全文を見る
○坂倉藤吾君 いまの御答弁ですと、この場では何かわかったような気持ちにもなるんですがね、しかし、具体的にはその問題の解決にならないと思いますね。いわゆる都市計画自体の中に具体的に都市の農業というものを一体どういうふうに組み入れていくのか、ここまで考え方が進んでいきませんと、私はき...全文を見る
○坂倉藤吾君 一部答弁をいただきましたが、基本的にいわゆる都市農業をどういうふうに位置づけをするか、ここのところの答弁がないんです。
○坂倉藤吾君 矛盾は確かに整理をしなきゃならぬわけですね。しかし、その前に私はやっぱり農水大臣の立場からいきますと、たとえば農林水産省にかかわる幾つかの農業にかかわるいわゆる政策的な援助の仕方、これらも具体的には都市農業と同時にいわゆる農振地域における農業振興との制度の中にやはり...全文を見る
○坂倉藤吾君 それじゃ検討をしておるということでありますから、期待を持っておきます。一般的に検討というと、検討はしたけれども結果は出てこないのが通例でありまして、それでは困るのでありまして、検討するためにはいい結論を求めるために検討をしていただく、こういう前提をきちっと踏まえて御...全文を見る
○坂倉藤吾君 きょうはあと時間がございませんので、少しやりとりをしなきゃならぬ課題があるわけです。あるわけですが、それはやめます。  ただ申し上げておきたいことは、いまもこの諌早の問題で、十二の漁協の漁業権消滅の同意が、協議が調ったと、したがって、沿岸の十二ある漁協は全部それで...全文を見る
11月13日第95回国会 参議院 公害及び交通安全対策特別委員会 第2号
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○委員長(坂倉藤吾君) ただいまから公害及び交通安全対策特別委員会を開会いたします。  公害及び環境保全並びに交通安全対策樹立に関する調査を議題とし、公害及び環境保全対策に関する件及び交通安全対策に関する件について質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言を願います。
○委員長(坂倉藤吾君) 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時三十分まで休憩をいたします。    午後零時四十分休憩      —————・—————    午後一時三十二分開会
○委員長(坂倉藤吾君) ただいまから公害及び交通安全対策特別委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き、公害及び環境保全並びに交通安全対策樹立に関する調査を議題とし、公害及び環境保全対策に関する件及び交通安全対策に関する件について質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言...全文を見る
○委員長(坂倉藤吾君) 本日の質疑はこの程度にとどめ、これにて散会いたします。    午後四時十一分散会      —————・—————
11月27日第95回国会 参議院 公害及び交通安全対策特別委員会 第3号
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○委員長(坂倉藤吾君) ただいまから公害及び交通安全対策特別委員会を開会いたします。  請願の審査を行います。  第一三〇号水俣湾における漁獲禁止の特別法制定に関する請願外一件を議題といたします。  これらの請願につきましては、理事会において協議の結果、保留とすることに意見...全文を見る
○委員長(坂倉藤吾君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、請願第一三〇号につきましては保留とすることにいたしましたが、水銀の暫定的規制値を上回る魚介類が水俣市の店頭で販売されていた事実は軽視することができない問題でありますので、関係する厚生省、水産庁及び環境庁、...全文を見る
○委員長(坂倉藤吾君) 次に、継続調査要求に関する件についてのお諮りをいたします。  公害及び環境保全並びに交通安全対策樹立に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔...全文を見る
○委員長(坂倉藤吾君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(坂倉藤吾君) 御異議ないと認め、さように決定いたします。     —————————————
○委員長(坂倉藤吾君) 次に、委員派遣に関する件についてお諮りいたします。  閉会中、公害及び環境保全並びに交通安全対策樹立に関する調査のための委員派遣につきましては、その取り扱い等を委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり...全文を見る
○委員長(坂倉藤吾君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午前十時四十七分散会      —————・—————
12月21日第96回国会 参議院 公害及び交通安全対策特別委員会 第1号
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○委員長(坂倉藤吾君) 一言ごあいさつを申し上げます。  前国会に引き続きまして委員長に選任をいただきました。委員各位の御協力をいただきましてその任務を遂行いたしたいと存じます。よろしくお願い申し上げます。     —————————————
○委員長(坂倉藤吾君) それでは、引き続きまして理事の選任を行います。  本委員会の理事の数は六名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(坂倉藤吾君) 御異議ないと認めます。  それでは、理事に山東昭子君、福島茂夫君、青木薪次君、馬場富君、沓脱タケ子君、中村鋭一君を指名いたします。     —————————————
○委員長(坂倉藤吾君) 次に、委員派遣に関する件についてお諮りいたします。  自然休会中の委員派遣につきましては、その取り扱いを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(坂倉藤吾君) 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。     —————————————
○委員長(坂倉藤吾君) この際、原環境庁長官、田邉総理府総務長官、石川環境政務次官並びに福島総理府総務副長官からそれぞれ発言を求められておりますので、これを許します。原環境庁長官。
○委員長(坂倉藤吾君) 田邉総理府総務長官。
○委員長(坂倉藤吾君) 次に、石川環境政務次官。
○委員長(坂倉藤吾君) 福島総理府総務副長官。
○委員長(坂倉藤吾君) 本日はこれにて散会いたします。    午前十時二十一分散会