坂倉藤吾

さかくらとうご



当選回数回

坂倉藤吾の1982年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月24日第96回国会 参議院 公害及び交通安全対策特別委員会 第2号
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○委員長(坂倉藤吾君) ただいまから公害及び交通安全対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動につきまして御報告いたします。  昨年十二月二十二日、森下泰君が委員を辞任され、その補欠として中村太郎君が選任されました。  また、去る一月二十二日、青木薪次君並びに丸谷金保君...全文を見る
○委員長(坂倉藤吾君) 理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔...全文を見る
○委員長(坂倉藤吾君) 御異議ないと認めます。  それでは、理事に本岡昭次君を指名いたします。     —————————————
○委員長(坂倉藤吾君) 公害及び環境保全並びに交通対策樹立に関する調査を議題といたします。  公害及び環境保全対策の基本施策に関する件について所信を聴取いたします。原環境庁長官。
○委員長(坂倉藤吾君) 次に、交通安全対策の基本施策に関する件について、関係各大臣から順次所信を聴取いたします。  初めに、田邉総理府総務長官。
○委員長(坂倉藤吾君) 続きまして、世耕国家公安委員会委員長。
○委員長(坂倉藤吾君) 次に、小坂運輸大臣。
○委員長(坂倉藤吾君) 速記をとめてください。    〔速記中止〕
○委員長(坂倉藤吾君) 速記を起こしてください。  続きまして、始関建設大臣。
○委員長(坂倉藤吾君) 以上で所信の聴取は終わりました。  本件に対する質疑は後日に譲ることにいたします。
○委員長(坂倉藤吾君) 次に、先般当委員会が行いました委員派遣について、派遣委員の報告を聴取いたします。馬場富君。
○委員長(坂倉藤吾君) ただいま馬場君から発言のありました説明資料等の取り扱いにつきましては、その要請のとおり本日の会議録の末尾に掲載いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(坂倉藤吾君) 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。  それでは、派遣委員の報告はこれをもって終了いたします。     —————————————
○委員長(坂倉藤吾君) 次に、第九十五回国会請願第一三〇号水俣湾における漁獲禁止の特別法制定に関する請願につきましては、前国会におきまして関係省庁にその有効な諸施策の検討等を依頼しておりましたので、この際その報告を聴取いたしたいと存じます。山崎官房長。
○委員長(坂倉藤吾君) 報告は以上のとおりでございます。  政府におきましては、その対策の充実になお御努力願いたいと存じます。  本日はこれにて散会いたします。    午後一時二分散会
03月25日第96回国会 参議院 農林水産委員会 第4号
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○坂倉藤吾君 もう割り振られた時間が来ておりますので、一問だけ遠藤参考人にお聞きをいたしたいんですが、先ほどの説明の中で特に肉用牛経営それから養豚経営、この経営の関係についてすでに負債が大変な状況になっておる。これは実勢といたしまして結果的にはまだまだ一面では経営規模拡大等を含め...全文を見る
○坂倉藤吾君 きょうは私は畜産局をちょっと褒めようと思っておったんですがね、特に成相政務次官にお聞きをいただいておきたいんですが、いま川村理事の質問に対する答弁を聞いておりまして、ちょっとその気が変わってしまったわけであります。それは、実は私はきょう質問に立つことについて早くから...全文を見る
○坂倉藤吾君 船曳さん、私がポイントとして聞いておりますのは、減少していったいわゆる小規模経営ですね、なぜ小規模経営がやめていかなければならなかったのかというところがですね、一体どう分析をされておるのかというふうに聞いているんですよ。これはいいですわ。  しかし、いまお話があり...全文を見る
○坂倉藤吾君 もうあと、交代をしなきゃならぬ時間になっておりますので、具体的なことを指摘ができませんが、簡単に、最後にしたいと思います。  いま借金を抱えておる形態というのは明らかに自分の住んでおります土地、建物を含めまして担保に入っちゃってるんです。もしこれ倒れましたら、住ん...全文を見る
03月30日第96回国会 参議院 農林水産委員会 第5号
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○坂倉藤吾君 時間がほとんどありませんが、私も一言ですね、参議院の院の性格から見て重要な法案ですから慎重審議をしなきゃならぬのが、政府の怠慢で日切れということでほとんど審議が尽くせないような状況になったことについてはまことに遺憾だということをまず申し上げておきたいと思うんです。 ...全文を見る
○坂倉藤吾君 それで現行法は空中散布それから地上散布、伐倒駆除、その三本柱で対応されてるんですが、空散と伐倒を並行して行った面積というのはどうなってますか。あるいは地散と伐倒。
○坂倉藤吾君 そうしますと、ちょうだいをしました資料から見て、五十五年被害面積は六十六万七千ヘクタール、それから防除面積は空、地、伐含めまして六十七万八千ヘクタール、この差は一万一千ヘクタールですか、数字の面から見まして。いま説明がありましたように並行して行われたのが五万三千ヘク...全文を見る
○坂倉藤吾君 八千ヘクタール。ということになりますと、防除面積と被害面積との差の一万一千ヘクタールに近いのが、これが八千で、五万三千というのは全くこれ重複は重ねてやっておるんでしょうが、このことから考えますと逆に全然手の入らなかった被害地というものが存在をするんじゃないのか、こう...全文を見る
○坂倉藤吾君 いや、そうじゃなくて、松枯れが発生をしておっても手がつけられなかった面積というのがあるのかないのか、その辺はどうなっているか。
○坂倉藤吾君 また後で触れていきますが、実は一昨日、昨日も私兵庫の山の中へ入ってまいりました。ただ、入った目的は他の目的ですがね。ところが、その沿線はほとんど松枯れの、枯れたものが林立をしている。墓場へ行ったような状況、正直申し上げて。ほとんどそこは植林をされておりませんし、伐倒...全文を見る
○坂倉藤吾君 いま大臣言われましたけれども、松材のいわゆる価値観の問題は法律改正したって変わるものじゃありません。そういう状況の中での対策でありますから、その点はきちっと踏まえて対応してもらわなければいかぬだろうと思います。  次に、空散特別防除につきましては、たとえば本院の附...全文を見る
○坂倉藤吾君 発生被害について、国家賠償もこれまた附帯決議の中で明らかにしておるんですが、この賠償の関係は、いただいた資料からいくと国家賠償に移ったものは全然ない、ほとんどが当事者があるいは県等地方行政関係で代替をしているというふうに出ているんですが、なぜ国の国家賠償の規定の中ま...全文を見る
○坂倉藤吾君 いまの説明からいきますと、国家賠償というのは規定としてあるけれども具体的にはっきりすれば原因者が支払うということになってしまうので、そうしますと国家賠償を行う場合の例というのはたとえばどういうことが想定をされていますか。
○坂倉藤吾君 事前に調査しまして、さらに相当の綿密な注意をしまして、そうして被害がでるということは、原因究明をしていけば、たとえば技術的に悪かったとか調査が不十分だったとか、こういうかっこうになってくることは明らかですね。そうなりますと国家賠償というのはこれは棚の上の飾りでありま...全文を見る
○坂倉藤吾君 いま訴訟になっているのが一件ございますね。これらの問題は訴訟に持っていくまでに話がなぜつかないんでしょうか。具体的に特別防除等の問題は、たとえば特別防除による薬剤が直接かかって云々ということよりも、そのことも一つの原因であるけれども、他にも要因があったという場合の複...全文を見る
○坂倉藤吾君 これは質問ではありませんでして、いまの答弁では私はこれは納得できません、正直申し上げまして。それは大きい動物と小さい動物との比較をしてくればあたりまえの話でありましてね、なぜマウス経口でやっているのかという課題から論議しなきゃ話にならぬですよ、そういう話からいけば。...全文を見る
○坂倉藤吾君 いまお答えをいただきましたが、問題は利害関係にある特別防除区域の近辺の方々の心配というのは常に大変なものを持っているわけでありまして、しかも過般といいますか、ちょうど昭和四十七年の六月の十六日に第六十八回の国会でありますが、自然環境保全法が成立をするに当たって、本院...全文を見る
○坂倉藤吾君 私は、本案に対し、修正の動議を提出いたします。  提出します日本社会党の修正案の趣旨を御説明いたします。  修正案は、ただいまお手元に配付のものでありまして、内容は簡明でありますので、骨子の説明は省略させていただきます。  以下、修正の理由を申し上げます。 ...全文を見る
03月31日第96回国会 参議院 農林水産委員会 第6号
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○坂倉藤吾君 今日、わが国の甘味情勢を表現をしまして、一言で甘味離れということが言われておるわけです。したがって、甘味離れについて一体大臣はそのことが事実なのか、その分析はいかがなものでしょうか。
○坂倉藤吾君 砂糖離れといいますか、砂糖の消費が具体的に——砂糖と言いますより精製糖ですね、これの消費が減ってきているという認識ですから、私はある意味では正確に認識をいただいているなと、こういうふうに思うんですが、ちなみに砂糖を取り巻く環境を眺めてまいりますと、五十一年から五十六...全文を見る
○坂倉藤吾君 そこでもう一つの問題は、これはユーザーあるいは一般消費者から国際的に比較をしてみて、日本の砂糖の小売価格というのは高いじゃないか、こういう指摘をされておるわけです。確かに今日の国際的な小売価格を見てまいりますと、これは五十六年二月一日現在の小売価格でありますが、西ド...全文を見る
○坂倉藤吾君 お考えになっている流れ方は基本的に変わらないと思うんですが、私は、いま説明を質問の中でしましたように、砂糖消費税が今日の時代の中であること自体が問題だと思う。したがって、これは減額なんというようなことはあり得ないんです。減額ということは、その矛盾を認めて、抵抗を少な...全文を見る
○坂倉藤吾君 次に、甘味資源農家の経営の安定、それから精製糖、異性化糖の各業界の健全育成、これを図っていかなければならぬわけですが、これを図るためには適切な需給の関係というものを維持をしていかなければならない。冒頭申し上げましたような甘味を取り巻くような状況でありますから、非常に...全文を見る
○坂倉藤吾君 私は前の特例法制定の際にも申し上げましたが、残念ながら精製糖工業界等の体質を見ていきますと、大変それぞれの企業間の競争意識というのはきわめて激しいわけですね。そういうような状況の中で、たとえばカルテル形成等についても、二回行って、その期間中はまあ若干安定したけれども...全文を見る
○坂倉藤吾君 そういう意味では、きちっと法律的に抑えられないという立場ですから、行政指導を強化する以外になかろう、こういうふうに思うんですが、ぜひきちっとしてもらいたいと思うんですね。  そこで、軌道に乗った場合、具体的にはやはり事業団に対する売り戻し数量の関係は、これはやはり...全文を見る
○坂倉藤吾君 余り追及をしたくない部分なんですがね、その市価参酌の調整金というものが低ければ、そのことを承知の上で、これは利益の問題ですから、どんどんふくれるということになりますね。ここの調整金の設定というのは、政治的にも価格安定上もきわめて大きな課題になると思うわけです。この辺...全文を見る
○坂倉藤吾君 もう一つ聞いておきたいんですが、いまの説明にありましたように、売り戻し特例法下のような形でのいわゆる数量規制というかっこうは弱くなる。そうなってまいりますと、現実に価格安定を含めた政策の中で特に問題になりますのは、実質的にはやはり売り戻し数量あるいは移出の数量という...全文を見る
○坂倉藤吾君 ところで、この改正法律はいつ施行されることになりますか。
○坂倉藤吾君 そうしますと、まあ異性化糖は新たな分野でありますから十月一日、これはまあやむを得ない。精製糖の場合は、現に四−六期始まることになるわけですね、あすからね。そうすると、その間はまあ先ほどもありましたようにこれはまあ明確でないわけでありますから、そうしますと、この四−六...全文を見る
○坂倉藤吾君 ざっくばらんに言いまして、たとえばこれは空白期間がありまして、後、施行後具体的にこの法律で動くと、こうなりますね。空白期間中のものは法律的にこれは適用されないわけだから、そこも含めて逆算をして考えるということはできないと、こうなりますね。そうしますと、空白期間中にフ...全文を見る
○坂倉藤吾君 それ以上は追及しないでおきましょう。  次に、農政審の長期見通しがあるわけですが、これは五十五年十月末のやつですね。これに砂糖も含めてあるわけですが、これはたとえば砂糖の需要、国内産糖百二万トン、輸入糖二百十九万トン、それから国内産糖のいわゆる自給率三二%、こうい...全文を見る
○坂倉藤吾君 そうすると、機会を見て、先ほどの質問にも関連をいたしますが、三分野の需給長期見通し、こうしたものを早い機会にひとつ整理をしてもらいたいということだけきょうは申し上げておきたいと思います。  それから次に、異性化糖の企業数と工場数、それから日産能力、年間生産能力、こ...全文を見る
○坂倉藤吾君 いろいろとその辺を整理をしなきゃならぬところがあるんですが、異性化糖企業ですね、これは糖化工業会、ここが具体的に今回の糖安法に加わってきたメリット、これはその一つは過当競争を排除するということが一番大きな私は点じゃないのかと、あえて調整金、いままでなかったものを今日...全文を見る
○坂倉藤吾君 まず、異性化糖の工場なんですが、現在工場の所在する地域というのはよく把握をされておると思うんですが、各地に分散をしていることになりますね。したがいまして、今度の糖安法の中に組み入れてチェックをすることになるわけですが、いわゆる移出のチェックをしていくのに、これは各地...全文を見る
○坂倉藤吾君 現実に十月一日になれば予定として仕事をしなきゃならぬ、こういうことになるわけでありまして、この事業団の職員定数その他から言っても、相当具体的に増員を図っていかなければならぬ、こういう課題に立ち至ることは目に見えでいるわけですね。ただ、その場合に予算とのかかわりで年度...全文を見る
○坂倉藤吾君 いまの答弁は財政裏づけも含めて遺漏のないようにすると、こういう意味合いに受けとめていいわけですね。——異論がないようでありますから、次へ進んでいきます。  次に、精糖業界の体質改善の問題については前々から、たびたび私自身も指摘をしてきたところであります。この体質改...全文を見る
○坂倉藤吾君 幾つか細かくこの体質改善の問題については聞かなければいかぬのですが、要約をしまして、いまいろいろと述べられましたが、現実問題としては、私非常に残念に思いますのは、いま局長の答弁の中にも、労使それぞれ大変な苦労をしたということはありますがね、むしろこれは労働組合関係の...全文を見る
○坂倉藤吾君 そうしますと、この基礎になっているのは、たとえば十年後における消費量との、いわゆる砂糖消費量との差でもってこれが過剰なんだと、こういう置き方になっているわけですよ。そうしますと、たとえばこれから十年間、この五十五年の当時から十年間先行きを見たときに、たとえば労働日数...全文を見る
○坂倉藤吾君 それで、細かい点を全部これやっていますと大変問題があるんですがね、たとえば過剰設備を削減をしていくこの見解等につきましても、現在ある一工場の部分的な設備を省略するということは、これは不可能だと思う。だから、設備過剰に対処をするためには工場ごとにやらなきゃならぬ。それ...全文を見る
○坂倉藤吾君 労働省からも来ていただいておりますので、いま私が申し上げたような点で、私はせっかくここで法改正もしまして、業界の立場も踏まえて維持、安定のできるような、こういうかっこうにしていきたい、そのための今日的な情勢の中で役割りを担う労働組合と、いま申し上げましたような中央段...全文を見る
○坂倉藤吾君 特に私どもの耳に入ってきていますのは、精糖工業会は中央で労使協議をしまして一つの結論が出てきても、それを業界全体に周知徹底をするような、またそういう約束をするような約款になってない。したがって、そういう口実で労働組合の意見というものについてきちっと受け入れようとしな...全文を見る
○坂倉藤吾君 いま数字が示されましたように、もともと考えておりました数字よりも早く始めて遅くかかる、こういう実態が続いているわけですね。ここは八工場、その八工場の中の勤務状態という立場からいきますとほとんどが二交代勤務になっていますね。三交代やっているのはわずかに二工場で、他は二...全文を見る
○坂倉藤吾君 そうなりますと、てん菜工場そのものについて具体的に相当総体を再検討をしていかなければならぬ課題も含めて私は今日置かれているというふうに思いますね。さらにまた、てん菜糖のいわゆる増産に向かってこれからも私は進めなきゃ目標達成に至らぬわけですから、そういうことになってい...全文を見る
○坂倉藤吾君 私の方がそのことを言ってなかったものですからね。ただそういう課題でありますから、お聞きのような課題でありますから労働省としてもこの現地の基準監督署が見るに見かねてそういうふうに当事者を呼んで勧告しておるという課題になりますのでぜひひとつ細かく検討を加えていただいて、...全文を見る
○坂倉藤吾君 時間が来てますから何ですが、大臣ね、午前からずっと引き続いて論議をしてまいりまして最後の方をちょっと急ぎましたので何ですが、大変各分野むずかしいんです。大変むずかしいんです。農林水産省としての本流じゃないんで力の入れ方が少し弱いんじゃないかというふうに懸念をするとこ...全文を見る
04月01日第96回国会 参議院 農林水産委員会 第7号
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○坂倉藤吾君 きょうは予算の関係でありますから、本来全般にわたって幾つか問題があるんでたださなきゃならぬのですが、時間の関係がありますから、問題をしぼって質問をいたしたいと思います。  昨日の大臣の予算説明をお聞きをいたしておりますと、農業生産基盤整備の関係について、排水対策等...全文を見る
○坂倉藤吾君 そこで、具体的にお聞きをいたしますが、いただきました資料をながめていきますと、まず全体に配付されました資料でありますが、これの二十一ページです。「昭和五十七年度農林水産予算の説明」ですね。予算課が出しておる資料です。これをながめてみましても、五十七年度予算に向かって...全文を見る
○坂倉藤吾君 そういたしますと、たとえばここに矢作川の資料をちょうだいをしました。この矢作川につきましても、国営総事業費当初計画でいきますと五十七億、これが五十一年に完了予定のものであったわけですね。ところが五十九年まで八年間延びちゃっている、こういうことになります。当初予定の倍...全文を見る
○坂倉藤吾君 同時に、私はいままで手をつけてきたことだから、これは完成をいずれにしても急がないといかぬということは当然の話なんですが、問題は先ほども答弁がありましたように、ダム建設を伴うものについてきわめて遅延が目立つ、これは一つの特徴だろうと思いますね。そうなりますと、ダム建設...全文を見る
○坂倉藤吾君 答弁はそうなんでしょう。ただ、現に、きょうは個別の問題はあんまり、私日を改めてというふうに思っているものですからそう触れるつもりはないんですがね。先ほども申し上げましたように、土地改良区に入るのに判こをつくときの条件というのは、それぞれの理解の仕方というのは、工事費...全文を見る
○坂倉藤吾君 どうもすっきりしませんね。そんなことだけではお話にならぬのですよ。たとえば、全国平均でいきまして、これはあなたのところからいただいた資料ですが、一般会計の場合に、反当たり事業費負担というのが二十四万六千円、それから特別会計の場合は三十四万一千円になるんですかね。これ...全文を見る
○坂倉藤吾君 基本が少し局長おかしいんじゃありませんか。それは当初予定どおり、たとえばいま言っておりますね、加古川西部についても当初の予定どおり工事が進んで、補償がスムーズにいって、工事が進んで完了しておれば予定どおり、これはそんな負担がないんですよ。負担が少ないんです、まだ。と...全文を見る
○坂倉藤吾君 次の問題に触れなきゃいけませんからまたの機会に改めますが、少なくとも国、県というのはいわゆる税金で、そして事業をやって、終わればそれで終わっていくんです。終わっていくんです。いいですか。ところが農民の方はそのことによって、事業をやられて確かに土地はよくなった。農作物...全文を見る
○坂倉藤吾君 結果的にはコストをいかに下げるかということが一番の基本だろうということですね。それで、そのコストが高くついておるのはいわばいままで制度的に幾つかの融資制度を実行してきた。ほとんどその制度はフル回転で活用しているんですね。したがって、逆に言いますと金利がコストにかさん...全文を見る
04月02日第96回国会 参議院 公害及び交通安全対策特別委員会 第3号
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○委員長(坂倉藤吾君) ただいまから公害及び交通安全対策特別委員会を開会をいたします。  去る三月三十日、予算委員会から、本日一日間、昭和五十七年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、公害等調整委員会及び環境庁について審査の委嘱がございました。  この際、本件...全文を見る
○委員長(坂倉藤吾君) 次に、青木公害等調整委員会委員長から説明を求めます。青木公害等調整委員会委員長。
○委員長(坂倉藤吾君) これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(坂倉藤吾君) 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時まで休憩いたします。    午前十一時五十八分休憩      —————・—————    午後一時一分開会
○委員長(坂倉藤吾君) ただいまから公害及び交通安全対策特別委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き、昭和五十七年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、公害等調整委員会及び環境庁を議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言を願います。
○委員長(坂倉藤吾君) 先生時間が来ました。
○委員長(坂倉藤吾君) これをもって、昭和五十七年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、公害等調整委員会及び環境庁についての委嘱審査は終了いたしました。  なお、委嘱審査報告書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。...全文を見る
○委員長(坂倉藤吾君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     —————————————
○委員長(坂倉藤吾君) 次に、公害及び環境保全並びに交通安全対策樹立に関する調査のうち交通安全対策に関する件を議題といたします。  まず、昭和五十七年度陸上交通安全対策関係予算について説明を聴取いたします。滝田交通安全対策室長。
○委員長(坂倉藤吾君) 速記をとめてください。    〔速記中止〕
○委員長(坂倉藤吾君) 速記を起こしてください。
○委員長(坂倉藤吾君) 数字は資料いただいていてわかるわけですから、予算の特徴点、そうしたものを特に説明してください。
○委員長(坂倉藤吾君) 次に、昭和五十七年度交通警察の運営について説明を聴取いたします。久本交通局長。
○委員長(坂倉藤吾君) 次に、昭和五十七年度海上交通及び航空交通安全対策関係予算について説明を聴取いたします。石月総務審議官。
○委員長(坂倉藤吾君) 次に、昭和五十七年度道路交通安全対策関係予算について説明を聴取いたします。渡辺道路局長。
○委員長(坂倉藤吾君) 以上で説明聴取は終わりました。  本件に対する質疑は後日に譲ることにいたします。  本日はこれにて散会いたします。   午後五時三十六分散会
04月07日第96回国会 参議院 公害及び交通安全対策特別委員会 第4号
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○委員長(坂倉藤吾君) ただいまから公害及び交通安全対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨六日、坂野重信君が委員を辞任され、その補欠として川原新次郎君が選任されました。     —————————————
○委員長(坂倉藤吾君) 公害及び環境保全並びに交通安全対策樹立に関する調査を議題とし、公害及び環境保全対策に関する件について質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(坂倉藤吾君) 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後二時まで休憩いたします。    午後零時三十四分休憩      —————・—————    午後二時開会
○委員長(坂倉藤吾君) ただいまから公害及び交通安全対策特別委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き、公害及び環境保全並びに交通安全対策樹立に関する調査を議題とし、公害及び環境保全対策に関する件について質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(坂倉藤吾君) 本件に対する本日の質疑はこの程度にとどめます。  本日はこれにて散会いたします。    午後五時五十七分散会      —————・—————
04月09日第96回国会 参議院 公害及び交通安全対策特別委員会 第5号
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○委員長(坂倉藤吾君) ただいまから公害及び交通安全対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨八日、川原新次郎君が委員を辞任され、その補欠として坂野重信君が選任されました。     —————————————
○委員長(坂倉藤吾君) 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  公害及び環境保全並びに交通安全対策樹立に関する調査のため、本日の委員会に日本航空株式会社の役職員を参考人として出席を求めることとし、その人選等につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが...全文を見る
○委員長(坂倉藤吾君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     —————————————
○委員長(坂倉藤吾君) 公害及び環境保全並びに交通安全対策樹立に関する調査を議題とし、交通安全対策に関する件について質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言を願います。
○委員長(坂倉藤吾君) 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時まで休憩いたします。    午前十一時五十八分休憩      —————・—————    午後一時開会
○委員長(坂倉藤吾君) ただいまから公害及び交通安全対策特別委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き、公害及び環境保全並びに交通安全対策樹立に関する調査を議題とし、交通安全対策に関する件について質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(坂倉藤吾君) 本件に対する本日の質疑はこの程度にとどめます。  本日はこれにて散会いたします。    午後四時四十二分散会
04月15日第96回国会 参議院 農林水産委員会 第8号
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○坂倉藤吾君 本日は大変御苦労さんでございます。  いま宮原会長の方からは、漁業を取り巻く全般の問題が要約して述べられました。また、中里さんの方からは、特に制度に限っての御説明をいただいたわけでありまして、よく理解ができたわけです。ただ、お二方が今日までこの漁災制度について当局...全文を見る
○坂倉藤吾君 少し具体的なことをお教えをいただきたいと思うんですが、今回ノリ共済が実は試験実施のままで本格共済にならなかったわけです。本来なら、今日までもうすでに試験実施をしてきたわけでありまして、データ的にも相当そろっているというふうに思いますが、なぜこれが本格実施の方に移らな...全文を見る
04月22日第96回国会 参議院 農林水産委員会 第9号
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○坂倉藤吾君 きょうは、内容に入る前に二点だけちょっと御説明をいただきたいと思う点がありますので、冒頭それにお答えをいただきたいと思います。  一つは、いま当面の課題になっております日ソ漁業交渉の成り行きの関係であります。関係者、きわめて注視をしておるわけでありますし、今日まで...全文を見る
○坂倉藤吾君 きょうの本題ではありませんから、いまの大臣の御見解、特にアメリカとの関係についてはいま述べられたような方針が途中で、違うところで解決に向かわれるとか、そういうことのないように、ぜひひとつ監視とそれからそのための努力をお願いをしておきたいと思います。改めてまたその問題...全文を見る
○坂倉藤吾君 考え方に対しましては異論はない。ただ、そういう観点から今日の政策、制度等を検討いたしていきますと、あながちそういう考え方にぴたっと一致をしない部分が非常に多い、これは私は少し問題だと思います。それは単に農林水産省だけで実現ができていくものではない、関係の省庁も協力を...全文を見る
○坂倉藤吾君 そこで、これは具体的になりますが、確かに中小の強化のために一定の役割りを果たしてきた、これは私もそのとおりだと確認をしたいと思います。  ところが、それを裏書きをしていくのには、具体的にどれだけ喜んでこの制度の中に参加をしてきておるのかという立場からいきますと、や...全文を見る
○坂倉藤吾君 大分問題があるんですがね、まあ述べられておることが私はすべて間違いじゃないと思いますね。一つの枠組みの仲で運営をしていくわけですが、ところが、いままでの実績等を眺めておりますと、制度が大切だから、制度はそれはうまく運営ができていくようにしなければならない、これはまあ...全文を見る
○坂倉藤吾君 まあ、おいおい質問をしていきますから、解明をいただかなきやならぬのですが、いまの答弁では、私の質問には少し答えられていないんでしてね、具体的に聞いていきたいと思いますが、まず、加入率の点から入っていきますと、五十五年度で漁獲共済は二三・八%、それから養殖共済では三六...全文を見る
○坂倉藤吾君 考え方が根本的に間違っているとは言いませんけれども、私は、なぜかというのはやっぱり魅力があるかないかが単刀直入に受けとめられる第一の要件だと思うんですね。したがって、先ほどの説明の中にもありましたように、危険発生の程度が少ないと思うところはこれは加入が低い。これはあ...全文を見る
○坂倉藤吾君 この加入促進でいまちょっと気にかかったのは、漁済団体が目標を立てるのでそれを農水省はバックアップするんだということですね。バックアップだけでいいんでしょうかね。もちろん自主的に前進をしていく漁済団体の努力というのは当然の話でございますけれども、農水省自体も私はきちっ...全文を見る
○坂倉藤吾君 大臣、よろしいですか。
○坂倉藤吾君 じゃ、次に移っていきたいと思うんですが、この制度の中心になっております、いわゆる実質的に中心になっている漁獲共済ですね、これは二百海里時代に入ったというのはこれは明確に今日まで来ているんですね、一つの柱になっております。  そうなりますと、この漁獲共済の中で二百海...全文を見る
○坂倉藤吾君 そこが初めから私が納得のできない一つの問題点なんですよ。非常に危険が見通しができるから適切な引き受けということで、申し込みがあってもそれは断ることになる。断ることになるけれども、現実的には経営をしていくのにそこの部分がどっかで見られないと、これは経営困難に直ちに陥る...全文を見る
○坂倉藤吾君 これは日ソ関係だけではありませんでして、かつてこれはこの委員会の中でも私問題提起をして善処方をお願いしました。たとえば、二百海里が——カツオ、マグロですがね、行っている間に二百海里の情報が遅くて、公布したそのことがその船団に伝わっていなくて、そして向こうで裁判にかけ...全文を見る
○坂倉藤吾君 意見の整理をしていくためには、やはり水産庁としまして、これでいこうじゃないかというきちっとした方針を提起をしていただいて、それを柱にする論議をしていきませんと、私はなかなかまとまらないと思いますよ。だから、今日現実にある関係団体での意見調整に任しっ切りじゃ私はやっぱ...全文を見る
○坂倉藤吾君 地域共済の形を取り込んでいきますと、たとえば相当集中的にその地域で行われておる養鰻あるいは養マス、こういうことになるんですよね。そうなりますとこれは偏ってきまして、そうじゃなくて、やはりそれぞれの地域の中で経営として生きていくために、むしろ分散をされているところが全...全文を見る
○坂倉藤吾君 そのことで余り論議をしようとは思いませんけれども、しかし問題はたとえば今日の漁業所得を眺めていきますと、これは漁業所得だけで生活が維持できる分野というのは非常に狭まってきていることは事実なんですよ。したがって、漁業所得ということでそれできちっと一家安定をしていくこと...全文を見る
○坂倉藤吾君 そういうことになりますと、私はもう少しきめ細かくやったらどうなんだろうかと。これは仕事の面では大変複雑になりますけれども、私はもう少し段階を設けるなら設けるという形にすべきじゃないんでしょうか。  それで、いま質問しましたように、たとえば今度二十トンから百トンのと...全文を見る
○坂倉藤吾君 次に、継続契約方式の導入なんですが、これは改正の一つの特徴点であるというふうに認識をしています。ただ期間を四年にした根拠というのは一体何だろうか。  それからもう一つは、継続契約から単年に途中で切りかえると、こういう場合、あるいは解約する場合、こうした場合は一体ど...全文を見る
○坂倉藤吾君 次に、養殖ハマチに対する魚病被害給付、これの足切り措置が行われますね。今日の魚病発生の実態、それから共済の持つ共済目的、こういうふうに考えていきますと、実態と目的との関係で足切りをするというのはどうにも時代逆行の感がするんですが、これはなぜそういうことになるんでしょ...全文を見る
○坂倉藤吾君 結局、今日の養殖の中で確かに魚病が特定地域に多発をする、したがってそこに集中的に給付をしなければならぬ、これは実態としてよく理解します。じゃ、なぜ魚病がそこに特定地域に発生をするのかということになりますと、これは非常にむずかしい話なんですが、いわゆる人為的要素を今日...全文を見る
○坂倉藤吾君 これは大臣のお話にもありましたように、これからの漁業で、いわゆるつくり育てるという立場等を中心にして考えていきますと大変問題が多過ぎるわけですね。今日私どもの方でハマチ養殖の実態等眺めていきますと、かつてはおおむね養殖匹数の中で市場に出す率というのが、いっときは九〇...全文を見る
○坂倉藤吾君 ぜひひとつその問題をきちっと指導をするに当たっては、管理に対するところの適正基準、たとえばもう具体的にハマチならハマチの場合は何匹、タイの場合だったら何匹というところぐらいまで私自信を持って水産庁としては指導体制をしくべきだと思うんですね。そしてもちろん一つの養殖の...全文を見る
○坂倉藤吾君 それで、この赤字の部分は十年での計画どおりいくのかいかないのか、いく立場で十年計画を立てたのでしょうから、いくという話になるのでしょう。ところが現実にいかなかった場合に、これは省としてはどうするんだというところの腹構えを私は聞いておきたい。出なければこれは率いでして...全文を見る
○坂倉藤吾君 最後にしますけれどもね、これは担保ですからね、担保の約束はやっぱり大臣ひとつ政治的手腕でもって、漁業者にあるいはこの基金に御迷惑をかけませんよと、一言言っていただければ私、安心です。
04月27日第96回国会 参議院 農林水産委員会 第10号
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○坂倉藤吾君 今回の法改正は、いわゆるざっくり言いまして、省エネの新造船を建造あるいは取得をした際の割り増し減価償却、この税制特例を受けるということが目玉のようであります。再建整備事業の柱として、この省エネ、合理化ということについては、これは大変なウエートを占めておるわけですから...全文を見る
○坂倉藤吾君 わが国の漁業の歴史的な経過から言いますと、一つの区切りとして第一次石油ショック以前の状態、それからこの石油ショック後の問題、同時に五十一年の漁特法の制定以来の今日の状況、これは相当な変化を来しているわけですね。したがってそういう問題は、これは当然検討されていかなけれ...全文を見る
○坂倉藤吾君 そういたしますと、省エネの新造船の完成あるいは取得というものは、具体的に改善計画の認定時とは必ずしも同一じゃないわけです。そうすると、同一じゃないということになりますと、この特例措置を受ける期間というのは一体どういうことになるのか、五年間なら五年間の間に、その時限特...全文を見る
○坂倉藤吾君 いや、だからそういうことになりますと、たとえば認定期間の後二年間経過して三年目に新造船をつくった、こうなります、そうすると、つくりますと期限的にはつくったのが三年目ですからあと三年、四年、五年と三カ年、三カ年だけは割り増しが認められるがあとはだめですよと、こういうこ...全文を見る
○坂倉藤吾君 そういたしますと、今回の法改正の目玉であるものが具体的に新しい形でまとまって、これ期間も含めての話になりますからまとまっていかなきゃならぬ。そうしたときに、この構造改善計画認定をしてから最終期限の五年目ぎりぎりに建造したのではこの改正の恩典には全然浴さない、こういう...全文を見る
○坂倉藤吾君 そうしますと、私はこれは改正の目玉でありながら具体的にはきわめて弱い目玉だなという話にしかこれならぬと思うんですよ。ただ、この前の関係の、この引き継ぎの問題がありますから、その分だけは救済されますね、確かに。そうすると、前にさかのぼって新造されたものがこの法の特例延...全文を見る
○坂倉藤吾君 そこで、じゃこの特例措置と以前からあります低燃費機関漁船の所有権保存登記の税率軽減がございますね、これは差は千分の一ですね、それの関係、それからもう一つは省エネ設備の税額控除、いままでありますね、これは百分の七、これはいわゆる減価償却の割り増し特例とこの百分の七の税...全文を見る
○坂倉藤吾君 関係がないと言やあ関係がないんですが、漁船あるいは漁業という観点からいけば、別の制度ではありましても、これは継続をしていると思うんですね。そうしますと、その制度を強化をしていけばあえて今回この省エネで特例措置というような形に目をつけて改正を求める必要というのはあった...全文を見る
○坂倉藤吾君 ちょっとよくわからぬですが、船そのものにはだめだと、しかしいままでは船単位になっているんじゃないですか、この特例というのは。だから、減価償却にしろ、税制のいわゆる軽減の特例にしろ、それは船の単位じゃありませんか。
○坂倉藤吾君 そうしますと、船形を、船の形を昔のちょうど二百海里の始まったときみたいにだるま型にふくらしたり、底を広げたりという形のものが、いわゆるやせ型船形に変わると。したがって、そういう前提があるから、船そのものを適用したと、こういう理解でいいんですか。
○坂倉藤吾君 そういたしますと、それぞれの業種別、船の装備あるいは船そのもの、それについての基準を設けると。それに適合しなければこの特例はだめだと、はっきり言って。たとえば三つの要件がありますね、三つの要件あるいは四つの要件でもいいんですが、四つの要件のうちの三つまで備えたけれど...全文を見る
○坂倉藤吾君 じゃ、今回のこの特例措置ができまして、適用されることになって、新船建造というのはどれぐらい進む見通しを立てているんですか。いわゆる投資意欲というものは期待ができるのかどうか。これはいろんな意味での論議があるところなんですが、まずその見通しをひとつ先に聞かしてくれます...全文を見る
○坂倉藤吾君 いままでの推移から言いますと、たとえばこの漁特法に基づく大臣の基本方針、この基本方針でも省エネ船の奨励は大きな柱になっていますね。その柱になっているときで、いいですか、柱になっているときで、いわゆる新造船のうち省エネの期待に沿えるような船というのは非常に率は少ないで...全文を見る
○坂倉藤吾君 私は、まず今日の状況の中でなかなかそこまでいかぬだろうというのが一つ、これは推測ですからね。  それからもう一つは、さっきも少し説明ありましたが、今日のいわゆる経営体の状況からいきまして、新造船投資効果というのはほとんどなかろう。それは船齢が来て早くかえたい、しか...全文を見る
○坂倉藤吾君 いま大臣がおっしゃられますように、みんなが望んでいるんです。望んでいるけれどもそのことの実行はできる力がないんです。だからそこのところを何とか解決をしなければいかぬというのが、ここでせっかく改正案を出すならそこのところをきちっと着目してもらわなければ困る。  これ...全文を見る
○坂倉藤吾君 お考えは私も賛成であります。ただ、賛成なんですが、いまのお話を聞いていまして、あるいはまた最近出ました漁業白書、これを読ましていただいたり、あるいは五十七年度にこれからやろうとしておられることを見てみましても、やはり従来の延長なんですね、はっきり申し上げて。私は新し...全文を見る
○坂倉藤吾君 ところで、いまの御答弁にもかかわるわけですが、生活様式あるいは食生活の変更、こうしたものに合わせてやはり商品をどういうふうに新しく合わしていくのか、この努力はやらなきゃいけませんね。そのために金がかかり過ぎるというかっこうになったんではその努力はまた消えてしまうわけ...全文を見る
○坂倉藤吾君 その行った形からいって、先ほど次長の説明があったように高くなっているけれども、これはやむを得ぬなあと、こういうふうに判断をしていると、こういうことになりますか。
○坂倉藤吾君 だから物事は僕はあたりまえだというふうに見てしまえば、これはもう工夫も何もないんですよ。むしろ、物事をやっぱり否定的にとらえてみて、そういう中から、ここはやっぱり改善をすべきじゃないのかという点を見つけ出していきませんと、私はそれは話にならぬと思うんですよ。だから調...全文を見る
○坂倉藤吾君 調整保管は。
○坂倉藤吾君 そこで、この調整保管が幾つか欠陥を持っているというので、私、まあ余り具体的に言いませんけれども、ぜひ検討をしなきゃならぬ課題は、結局系統団体の責任になっているわけですね、系統団体のね。すると、系統団体の責任だということになりますと、調整保管で確保をしたものが果たして...全文を見る
○坂倉藤吾君 そういたしますと、第一期の基本方針、これと第二期の基本方針、これを比較をしてみましたときに、特に、経営規模拡大、生産行程についての協業化、いわゆる経営の近代化の関係では具体的な目標数字というのは全部消えましたね。これ消えたということは、第一次で指摘をした目標統数ある...全文を見る
○坂倉藤吾君 それ以上突っ込むとぐあいが悪いそうですからやめますけれどもね、少なくとも第一期で、たとえば沖合い底びき等については、三統未満は「特に」というような表現があったんですよね。ほかも全部隻数も入っていますね。こういうようなことを一たん出して、出した結果がどうなっているかと...全文を見る
○坂倉藤吾君 そこで、私がお尋ねをしておるのはそういうことなんですが、問題は、第二期の途中にあるわけですよね、この途中にあって新たなこの基本方針の策定と、こうなりますと、それは全くこの第二期と質的にもさらに充実をした方針というものが期待をされるわけで、それにこたえてくれるのかどう...全文を見る
○坂倉藤吾君 そうしますとね、この二期のたとえば「省エネルギーの目的に沿った」云々のところとかあるいは「燃料油の消費の節減等を通じた経費の節減」とか、こういったところをとりわけ抜き出すということなんですか。
○坂倉藤吾君 そうすると、根本は変わらないけれども、より具体的に推進のできるような基本方針ができ上がる、こういうふうに期待していいわけですね。
○坂倉藤吾君 次に移りますが、漁港の共同利用設備、これは一つの方針に入っているわけですが、この共同利用設備の効果は、どうですか、具体的に利用設備が改善をされて設置をされて、それに対する利用の問題、そこで何か問題ありませんか。
○坂倉藤吾君 それは運営面の問題じゃなくて、せっかく設置をした設備が有効に利用されているかどうかという観点ではどうですか。
○坂倉藤吾君 私もずっと具体的に見てまいりましてね、大変りっぱな共同利用施設ができ上がっている。ところが、施設はりっぱなんですがね、漁業全体の衰退もありましてね、せっかくつくったところが遊んでいる、こういうところがちょいちょいあるんですよ。そうなりますとね、何のためのいわゆる設備...全文を見る
○坂倉藤吾君 とりわけ末端の系統の組織の基盤を強化をする立場からも、ぜひそれはやり遂げなきゃならぬだろう。今日、まあこれは直接の問題ではありませんが、信用事業等の問題からいきましても、規模が小さければ太刀打ちのできない今日の事態になってきているはずでして、とりわけ今日の金融関係の...全文を見る
○坂倉藤吾君 次に、経営体の自己資本率の問題に触れていきたいと思いますが、基盤強化の基本がやっぱり自己資本率が高いか低いかによって決まってくると思いますね。そうしますと中小の漁業再建というのはまさにこの資本率が上がっていくことにすべてがかかっていると言っても私は過言ではないと思う...全文を見る
○坂倉藤吾君 答弁聞いておりましても大変むなしいんですよ、正直申し上げて。たとえば最後に触れられた増資のできるところは増資を求めると、こう言いましても赤字を生むところに向けてだれが増資しますか、正直申し上げて。完全にこれは黒になりますよと、もうかりますよと言うんならどんどん増資は...全文を見る
○坂倉藤吾君 自主的にと言いましても、経営のいいやつをちょん切るという話にはこれはどうなってもなりません。結果的には先ほども言いましたように自己資本率が非常に低くて、そしてもうどうにもならぬというところからやっぱり減船は自主的にと言いながらも決められていくことになると思うんですよ...全文を見る
○坂倉藤吾君 そこで、一つの考え方なんですが、たとえば減船をしてスクラップをしていく船等を、たとえば政府機関がこれを買い上げまして、片方ではそれはつくる漁業の立場から魚礁事業をどんどんやろうとしているわけでしょう。そういうような形に活用をしていくような、片方では船を買い上げる、こ...全文を見る
○坂倉藤吾君 結局、いま説明されていることは私は理解をしているんですがね。二割からの減船というのはまさに、何といいますか、これからの将来漁業というものを展望してみたときに、ようやく業界自体も資源管理型といいますか、そういう方向にきちっと向いてきている。その意味では私はきわめていい...全文を見る
○坂倉藤吾君 少し努力ではかなわぬので、これは言葉じりでありますからよろしいんですけどね、大いに努力をしてもらってぜひ実現に向かって取り組んでもらいたいと思います。そうでもしないと本当によくなりません。それだけはもうはっきりしているんです。  それから、まあいろいろ論議をしてま...全文を見る
05月12日第96回国会 参議院 公害及び交通安全対策特別委員会 第6号
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○委員長(坂倉藤吾君) ただいまから公害及び交通安全対策特別委員会を開会いたします。  参考人の出席要求に関する件についてお諮りをいたします。  湖沼問題に関する件について、本日の委員会に成蹊大学名誉教授金沢良雄君、滋賀大学教育学部教授鈴木紀雄君、信州大学理学部助教授沖野外輝...全文を見る
○委員長(坂倉藤吾君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(坂倉藤吾君) 公害及び環境保全並びに交通安全対策樹立に関する調査のうち、湖沼問題に関する件を議題といたします。  この際、参考人の方々に一言ごあいさつを申し上げます。  皆様には御多忙中のところ御出席をいただき、ありがとうございます。皆様から忌憚のない御意見を拝聴し...全文を見る
○委員長(坂倉藤吾君) ありがとうございました。  次に、鈴木参考人にお願いいたします。
○委員長(坂倉藤吾君) ありがとうございました。  続いて、沖野参考人にお願いいたします。
○委員長(坂倉藤吾君) ありがとうございました。  続きまして、須藤参考人にお願いをいたします。
○委員長(坂倉藤吾君) ありがとうございました。  では、続きまして、西堀参考人にお願いをいたします。
○委員長(坂倉藤吾君) ありがとうございました。  次に、三ツ松参考人にお願いをいたします。
○委員長(坂倉藤吾君) ありがとうございました。  以上で参考人からの意見の聴取は終わりました。  速記を中止してください。    〔速記中止〕
○委員長(坂倉藤吾君) 速記を起こしてください。  これより参考人に対する質疑を行います。  なお、参考人の皆さんには、各委員の質疑時間が限られておりますので、大変恐縮でございますけれども、簡潔にお答えをくださるようお願いを申し上げます。  それでは、質疑のある方は順次御発...全文を見る
○委員長(坂倉藤吾君) 後で議事録を調べまして、そこの部分は整理をしておきたいと思います。
○委員長(坂倉藤吾君) 以上で本日御出席いただきました参考人に対する質疑は終わります。  参考人の皆さんに一言お礼を申し上げます。  本日は長時間にわたり貴重な御意見をお聞かせいただき、まことにありがとうございました。委員会を代表しまして厚く御礼を申し上げます。  速記をと...全文を見る
○委員長(坂倉藤吾君) 速記を起こしてください。  この際、山東君から発言を求められておりますので、これを許します。山東昭子君。
○委員長(坂倉藤吾君) ただいまの山東君提出の決議案に賛成の方の挙手を願います。    〔賛成者挙手〕
○委員長(坂倉藤吾君) 全会一致と認めます。よって、本会議案は全会一致をもって本委員会の決議とすることに決定いたしました。  ただいまの決議に対し、石川環境政務次官から発言を求められておりますので、これを許します。石川政務次官。
○委員長(坂倉藤吾君) 本日はこれにて散会いたします。午後四時五十七分散会
05月14日第96回国会 参議院 公害及び交通安全対策特別委員会 第7号
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○坂倉藤吾君 委員長就任中、各先生方から大変な御支援とお力添えを賜りまして、ありがとうございました。辞任に当たりまして心からお礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました。(拍手)
08月03日第96回国会 参議院 農林水産委員会 第18号
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○坂倉藤吾君 私はただいま可決されました農業協同組合法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・自由国民会議、日本社会党、公明党・国民会議、民社党・国民連合及び第二院クラブの各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     農業協同組合法の一部...全文を見る
08月19日第96回国会 参議院 農林水産委員会 第19号
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○坂倉藤吾君 きょう私が質問を予定をしておりましたうちの二つはいま同僚の村沢委員の方から出ておりますので、重複の点はなるべく避けていきたいというふうに思います。  一つは、災害の問題であります。ほとんどいままでの質疑の中で、具体的な要望事項としては私どもも同じでありますので、ぜ...全文を見る
○坂倉藤吾君 問題は、そうなりますと復旧のための予算措置、それから具体的な金の流れ、この二つがきわめて大きな柱になるわけでありまして、むしろ先ほど林野の場合の予算のやりとりがありましたが、具体的には今日まで計画している枠内の中ではとうてい処理のできないのが災害の特徴でありまして、...全文を見る
○坂倉藤吾君 それからもう一つの課題は、これは大臣いつも私思うんですが、こういう災害に対する対応の仕方もやはり縦割りなんですね。私は、ここに一番大きな問題点があると思うんです。一つの端的な例を挙げますと、私は伊勢市の神社港というところに、港に住んでいるわけです。ここは前の伊勢湾台...全文を見る
○坂倉藤吾君 要請はじゃなくて、具体的にぜひそうやってもらいたいと思います。本当に私のところはずっと問題がありましてね、同じ防潮堤をやっていくのにも農林水産省がやる、県が単独でやる、建設省がやるというふうなことでずいぶん困ったことがあるんです。そのつなぎ目が結果的に問題になったり...全文を見る
○坂倉藤吾君 それは大臣、ちょっと甘いんじゃないでしょうか。中長期という観点では、確かにある程度理解をして検討をしろということですから、検討をした結果が政府得意のできませんでしたと言えばそれまでの話でしょう。ところが、いま私が具体例として出しましたのは、生産抑制的に生産者米価は決...全文を見る
○坂倉藤吾君 わかりました。それはずいぶん矛盾が出てくるはずですから、これはまた改めて論議をすることにいたします。  それから次に、水産の関係なんですが、いまカツオ・マグロが大変な状況に実は置かれています。その情勢と、具体的にこのカツオ・マグロの危機的な状況を脱出できる方策をど...全文を見る
○坂倉藤吾君 いま総括的なお話をずっといただいたわけでありますが、同じカツオ・マグロにいたしましても、その中心をなしてまいりました一本釣り、これは特に大変な状況です。そこでは、やはり一番問題点は、そういうカツオ・マグロの基地の地域は地域ぐるみがそれに協力をしてきた体制がありまして...全文を見る
○坂倉藤吾君 基本的な物の考え方は、特別措置はとれないというふうに言い切られて、そのままですと私は大変だと思うんです。    〔委員長退席、理事宮田輝君着席〕 これは、だから水産庁長官というよりも、私は大臣にその辺のところを具体的に検討してもらいたいと思うんです。  実際に...全文を見る
○坂倉藤吾君 時間が来ましたから終わります。