坂本恭一

さかもときょういち



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坂本恭一の1979年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月14日第87回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○坂本(恭)委員 引き続いてお尋ねをいたします。  いま安井委員の質問の中でお答えがあったのですが、いわゆる中東地区一般についてのコンサルタント契約が存在をしている、それはいつ締結をされたのでしょうか。
○坂本(恭)委員 アラブ地区については一九六九年といえば、いまから十年前ですね、十年前から毎年更新をしているということに聞こえたわけですが、さらにサウジ地区については一九七八年、昨年からということですか。
○坂本(恭)委員 概括的なことしか社長お聞きになっていないと思うのですが、いまのお答えからいくと、それでは一九七八年サウジについてコンサルタント契約を結んだその内容について御説明ください。
○坂本(恭)委員 お答えになっていないのです。そのいまの中身をほとんど御存じないのだろうと思うので御発言がないと思うのですが、その辺の中身について、これも相手のあることだからということになろうと思いますが、先ほど委員長から御指示があったような形で御報告が願えますでしょうか。
○坂本(恭)委員 では別の問題に入ります。  先ほど来、いわゆる密約の問題がかなり中心的に議論をされてきたようですが、別の観点からちょっとお尋ねをしたいと思うのです。  いわゆるグラマン社との代理店契約それ自身はいま会社に存在をしますか、契約書自体。
○坂本(恭)委員 していますか。
○坂本(恭)委員 それといわゆるカーン氏とのこの密約について解約をしたその文書は存在をしますか。
○坂本(恭)委員 契約書、それに解約のいわゆる文書、両方とも存在をしているという御証言ですが、たしか二月九日の集中審議の中で、公正取引委員会からの答弁によりますと、もうすでに廃棄をしたという説明書が公取に上がってきている、そういう答弁がなされていますが、間違いなく存在をしています...全文を見る
○坂本(恭)委員 そうすると、要するにカーン氏との間の当初の覚書はいま存在していない、したがって、公正取引委員会にそういう返答をしたということですね。そうすると、解約をした文書は存在をする、これについてはもし求めがあれば提出をいただけますか。
○坂本(恭)委員 ところで、カーン氏との当初のいわゆる密約、密約というのは余りいい言葉ではないのですが、密約という言葉が使われていますから密約というのを使いますが、その密約文書、これが破棄をされた、しかし、もともとこの文書については、本来ならいわゆる独禁法の六条で届け出をする義務...全文を見る
○坂本(恭)委員 これを詰めていると、時間だけ経過しますから先に進みますけれども、届け出義務に違反すると、かなり厳しい罰則規定があるということは当然御存じだろうと思います。  それといわゆる商業帳簿といいますか商法上義務づけられている中で、商業帳簿の保存期間というのがあります。...全文を見る
○坂本(恭)委員 先ほど私がお尋ねを申し上げたいわゆる中東関係のコンサルタント契約、そういうものについては国際契約として届け出をすでに済ませておりますか。
○坂本(恭)委員 時間がありませんので簡潔にお答えをいただきたいのですが、海部氏の個人資産としていろいろ新聞等でも取りざたをされております。一例を挙げますが、それについて簡単にお答えを願いたいと思います。  一つは、青山コーポラスの六〇四号室、六〇六号室というのがあります。これ...全文を見る
○坂本(恭)委員 その辺は、調査した結果はぜひ委員会に報告書を提出していただきたいと思います。  では最後にもう一つだけ、そのほかにもいろいろ取りざたされている問題が個人資産の関係でもございます。しかしながら、残念ながら時間がありませんから、千歳空港の問題等もまた次の機会にやら...全文を見る
○坂本(恭)委員 終わります。
07月11日第87回国会 衆議院 航空機輸入に関する調査特別委員会 第9号
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○坂本(恭)委員 きょうは両証人とも大変御苦労さまでございました。  主として海部証人にお聞きをすることになろうと思いますので、若干間で日高証人にもお聞きをしたいと思っております。  まず、松野さんと海部証人が知り合い、おつき合いするようになったというのは、いつごろからでござ...全文を見る
○坂本(恭)委員 四十二年ごろお会いになったということですが、それはどなたかのサゼスチョンとか、どなたかの紹介とか、そういうようなことでお会いになったんでしょうか。
○坂本(恭)委員 高畑誠一氏から、松野氏のところに訪ねていけということで行かれたということでございますね。——続けて質問いたします。  その後、もう一度どなたかの紹介をいただいて松野さんのところに行ったという話が出てきているわけですが、田中六助さんあるいは中村長芳さんと一緒に松...全文を見る
○坂本(恭)委員 それはいつごろでございますか。
○坂本(恭)委員 当初高畑さんの御紹介で行かれたということですから、その後になるとは思うのですが、大体いつごろか御記憶ございませんか。
○坂本(恭)委員 そうすると、当初高畑さんからの御紹介といいますか、示唆があって松野さんのところに初めて行かれた、そのときは、どういうことで、何のために行かれたのでございますか。
○坂本(恭)委員 そうすると、これからいろいろとおつき合いを願うことになろうから、一度行ってこいという御趣旨に理解してよろしいですか。
○坂本(恭)委員 その中身が問題だと思うのですが、結局、四十二年ごろですと、松野さんは防衛庁長官をもう退任をされておったと思うのですが、そういうような関係あるいは、当時は佐藤内閣でございますけれども、その四奉行とか五奉行の一人である、そういうようなことから、一遍会っておいた方がい...全文を見る
○坂本(恭)委員 その当時は、いわゆるF4ファントムの導入をめぐってもうすでに皆さん方の方ではいろいろ工作というか活動をやっておられた時期だと思うのですが、それとのかかわり合いというものはなかったんでしょうか。
○坂本(恭)委員 F4ファントムの導入について日商の方で活動を開始されたのはいつからですか。
○坂本(恭)委員 代理店契約等を結ばれて、F4Eファントムについても仕事を始められたと思うのですが、私ども三十九年ごろからと理解をしております。いまの御証言で、三十九年か四十年ということですから、そういう時期に始められて四十二年ごろ松野さんにお会いになるというのは、私どもはやはり...全文を見る
○坂本(恭)委員 いや、私の質問はそういうかかわり合いがあったのかなかったのかということをお聞きしているので、その点について端的にお答えください。
○坂本(恭)委員 前のことを聞いているのじゃなく、初めに会ったのが四十二年ごろだとおっしゃるから、そのときにそういうかかわり合い、そういうことを頭に描いて証人は松野さんに会ったのではないかとお尋ねをしているんです。その点について端的にお答えください。
○坂本(恭)委員 実は先ほど増田委員の質問の中にもあったのですが、いわゆる第二海部メモと言われているものですね、これは四十一年の三月十八日付になっているのです。その文書の中に松野という名前が入ってきている。ということは、もうその当時、四十二年より前に松野さんとのかかわり合いが合っ...全文を見る
○坂本(恭)委員 そうすると、ファントム関係等については四十二年ごろまでは岸事務所の中村長芳氏にいろいろお願い事をしたり、そういうことをしておられたということでございますね。
○坂本(恭)委員 政治的な問題その他一般的な問題についてはお世話になっておる。その中にファントムの問題も一つ入っていたということはいかがですか。
○坂本(恭)委員 耳はいいつもりですが、なかなか聞こえにくいので、大きな声でぜひ答弁を願いたいと思います。  それと先ほどお尋ねをした松野さんと会った後、中村長芳氏あるいは田中六助氏から御紹介を受けて松野さんにお会いをしたということはございましたね、時期がはっきりいたしませんが...全文を見る
○坂本(恭)委員 その点については松野氏も証人として証言をされたときに、せっかくの御紹介だから初対面のような顔をして紹介を受けたという証言をされておりますが、あなたの方もそれと大体同じようなつもりでお会いになったということのようですね。そうすると、その際は御紹介を受けて、結局防衛...全文を見る
○坂本(恭)委員 ちょっと別の問題に入りますが、先ほど来御証言があるわけですが、松野氏に約五億円の金を日商から渡しているということはほぼ明確になってきているわけです。その五億円というのが松野さんは当委員会の証言では四、五億の金という表現をされています。まあ、お渡しになった方は皆さ...全文を見る
○坂本(恭)委員 約五億円という話なんで、正確な数字がおわかりだったらお知らせを願いたいということです。
○坂本(恭)委員 その端数があったというのはどうなんですか、もともとドル建てでそういうお約束をしていたということになるのですか。だから端数が出るということですか。
○坂本(恭)委員 松野さんの証言あるいは法務省の刑事局長の答弁等から見て、その五億円が四十二年から四十六年の間に渡されているということが言われているわけです。まあ、はっきり御記憶があるかどうかわかりませんが、大体何年に何回ぐらい、そしてその都度の金額が幾らぐらい、それはあなたの方...全文を見る
○坂本(恭)委員 その約五億円という金額ですが、これは端数等もある、あるいは四十二年から四十六年、四年ないし五年の間に渡されているわけですが、その五億円という金額を、当初から五億円支払うというような約束なり何なりあったんでしょうか、松野さんとの間に。
○坂本(恭)委員 具体的に島田常務と松野さんと話をして、その結果がいまお話のあったようなことになったということだと思いますが、だから、五億円というのは皆さんの方で考えてみて、この程度の金はやむを得ないというか、契約ができれば、成功すればこの程度のものは出せるという収支計算をやられ...全文を見る
○坂本(恭)委員 それで、社長あるいは財経本部というんですか、そちらの方と相談した結果、当初は半分ぐらいというようなお話がいまあったのですが、半分と言えば約二億五千万円ということになりますね。その二億五千万円をそれでは松野さんに当座お渡しをするというふうな社内的な了解をとったとい...全文を見る
○坂本(恭)委員 四十四年の八月に——これは違いますね、四十三年ですかにF4ファントム導入決定がなされているわけですが、当初皆さん方の方で考えられた約二億五千万円というのは、大体いつごろの時点までに松野さんの方に渡ったということになるんですか。
○坂本(恭)委員 結局は、五億円渡されているのですから、当初半分云々という話はいまから見ればどうってことは余りないのかもしれませんが、別の方に入っていきます。  結局どちらから要望があったか云々ということは島田三敬氏にお伺いしないとわからないようですけれども、その五億円を、それ...全文を見る
○坂本(恭)委員 政治的な影響力という、かなりプロパーな言葉なんですが、結局防衛庁に松野さんの影響力が非常に効き目があるとか、そういうようなことを含めてお考えになったということですか。
○坂本(恭)委員 そうすると、五億円を渡した趣旨というのは、結局は松野さんのそういういわゆる政治的な影響力をバックアップにF4ファントム導入に向けていろいろな力をおかりをしたということでよろしいわけですか。
○坂本(恭)委員 それに関連してもう一点だけお聞きしたいのですが、法務省の刑事局長は答弁の中で、工作費と成功報酬である、その比率は一対三であるという表現で当委員会で答弁があったのですが、要するに工作資金、そして導入決定後のいわゆる成功報酬、その比率が、五億ですからそれを四で割って...全文を見る
○坂本(恭)委員 時間的に細かくお聞きできないのですが、結局四十三年に導入決定がなされた。これがもしなされなかったとしたら、それ以降皆さんの方では、やはり約束があったかどうかわかりませんが、当初の五億円というものをその後も引き続きお渡しをしたということになるのでしまうか。
○坂本(恭)委員 五億円をいわゆるF4ファントムの関係でお渡しをした。四十四年の八月にE2Cに関係をして代理店の変更というのが行われた。それがいわゆるSECの8Kレポートの中で指摘をされて、いまこういう問題になってきておるわけですが、代理店変更があって——その間の経緯については先...全文を見る
○坂本(恭)委員 いま三名の名前が出たのですが、もう一人おられたのじゃないでしょうか。三名で間違いありませんか。
○坂本(恭)委員 その席に川部美智雄氏は同席をしていませんでしたか。
○坂本(恭)委員 いま不規則発言があったのですが、一月三十日に記者会見をやっていますね、ことしのですよ。そのときに、川部美智雄氏の名前をあなたは出していませんか。
○坂本(恭)委員 一間一答をやったときに川部美智雄という名前が出てきているのでお尋ねをしたのですが、いま現在の御記憶がそうでないということであれば、そのように伺っておきます。  先ほどの五億円の話の続きで、いわゆるE2Cとのかかわりはないという御答弁が先ほどあったのでこれ以上申...全文を見る
○坂本(恭)委員 E2Cとのかかわりはないという前からの御発言があるようですからこれ以上詰めませんが、私どもはやはりそれ相応のことがあったのではないかといまだに理解をしているわけですが、これ以上この問題については触れないことにいたします。  五億円の支払い方法の関係で、海外で松...全文を見る
○坂本(恭)委員 その金額は何回、幾らか御記憶ありますか。
○坂本(恭)委員 松野氏の証言によりますと、五千ドルずつ二回、一回の旅行の中で五千ドルずつ二回という証言があったのですが、それ以外にはございませんか。
○坂本(恭)委員 最後にもう一点だけお聞きしたいのですが、先ほど増田委員が指摘をされた、前回松野証人のときに大出委員から示したいわゆる第三の海部メモと称するものを海部証人にお示しをしたいのですが、よろしいですか委員長。
○坂本(恭)委員 これはもちろんコピーでございますが、これについてあなたは御存じですか。
○坂本(恭)委員 これは作成の年月日が入ってないのですが、いつごろつくられたものですか。
○坂本(恭)委員 そうすると、これはあなたが作成されたと言う。先ほど若干オーバー云々というような発言があったのですが、中身については、あなたはその当時こういう認識をされてこの報告書を作成をされたということでよろしいですか。
○坂本(恭)委員 一応私の方は終わります。