坂本由紀子

さかもとゆきこ



当選回数回

坂本由紀子の2005年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月09日第162回国会 参議院 少子高齢社会に関する調査会 第1号
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○坂本由紀子君 御説明ありがとうございました。  まず、今回のこのプランの中で最後に、先ほど衛藤副大臣の御説明にもありましたが、検討課題ということで、その財源の問題も含めて今後検討しなければいけないという認識を持っていただいているのはこれは大変大事なことだと思います。  現在...全文を見る
○坂本由紀子君 今お答えいただいたのは、多分、今までの延長線上だと思うんですね。だから、キャリア教育も八十何%やっているというお話ですけれども、たった一日やっているとか、ほとんど、中身を見れば、こんなことで子供たちの社会性が身に付くわけがないというようなのが一杯入っているわけです...全文を見る
○坂本由紀子君 一つは、先ほどの山本委員のところで関連で申し上げたかったんですが、これまで労働コストとして考えて、コストをいかに下げるかというようなことの動きがずっと続いてきた。ここへ来て、競争力を付けるとかあるいは新しいものをやるためには、やはり人間が大事な、言ってみれば資源で...全文を見る
02月15日第162回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子です。  先ほど加藤参考人がおっしゃった、政策判断が重要だというのは誠にそのとおりだと思います。地方自治体の場合には、首長であるとか議会のリーダーシップでこういうところはしっかりできるんですが、国の場合を考えたときに、その政策判断の是非を判...全文を見る
02月16日第162回国会 参議院 少子高齢社会に関する調査会 第2号
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○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子です。  まず、松尾参考人にお伺いしたいのですが、親教育の必要性を御指摘されました。今、出産適齢期と申しましょうか、団塊のジュニアを始めとする若い人たちの親は恐らく、母親は専業主婦で子育てをしたのではないかと思いますので、そういう意味で、母...全文を見る
○坂本由紀子君 それは、母親が常に一緒にいなくてはいけないということとイコールではないという意味で理解してよろしいですか。
02月23日第162回国会 参議院 少子高齢社会に関する調査会 第3号
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○坂本由紀子君 自由民主党坂本由紀子です。  樋口先生にお伺いいたします。  育児休業の制度の取得率が必ずしも高くないんですが、その育児休業の対象者全員が育児休業を取れるように、あるいは子育て中の働いている人が原則として超勤をしなくても済むようにということになると、恐らくその...全文を見る
02月24日第162回国会 参議院 厚生労働委員会 第1号
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○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子です。  高橋参考人に二点お伺いいたします。  一点は、各国の自殺率についてなんですが、いただいた資料の中で、高い自殺率の国に東欧の諸国が多いんですが、これは、ソ連が崩壊した後にこういう国々の自殺率が非常に高く出たというような、そういう経...全文を見る
03月01日第162回国会 参議院 決算委員会 第4号
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○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子でございます。  まず初めに、社会保険庁の業務実施体制について取り上げたいと思います。  まず、社会保険庁の担う業務は全国規模で展開されるわけですが、これが適切に実施できる体制になっているかどうかということが問題であろうと思います。これに...全文を見る
○坂本由紀子君 今御説明いただいたうちの最初の点について先に取り上げたいと思います。  職員配置について各事務局間で非常に大きな開きがある、この見直しを指摘されているわけですが、社会保険庁としてこれにどういう取組をしていかれるつもりか、お答えください。
○坂本由紀子君 このうち正規の職員が業務の中心になるわけですが、正規の職員について考えても、これまで、この何年間か、十四年度以降で見ても、業務が首都圏域で非常に急増していると。それに対して、中・四国であるとか東北地方は比較的業務量が減少しているということは従前からの傾向であるにも...全文を見る
○坂本由紀子君 長官がおっしゃった十七年度の採用予定については、もうかなり早めに決まったからという御説明ですけれども、実はその採用内定というのは別に早い段階に出さなきゃいけないわけではないんですね。ですから、どのくらいの数が足りなくなるかというのは年度ぎりぎりまで待って内定を出し...全文を見る
○坂本由紀子君 あわせて、個々の職員に年間の業務について具体的な目標を持たせて、そして年間どのくらいの実績が上がったかというような実績を評価をする、そしてそれに基づいて適正な人事管理を行う。例えば、人事であるとか特別昇給を行うというようなときにも、そういうことをしっかりと踏まえて...全文を見る
○坂本由紀子君 今、厚生労働省ないし社会保険庁が置かれている立場は、余り悠長なことを言っていられるような状況ではないと思いますので、早急に、しかも建前だけではなくて本当に実が上がるということを真剣にお取り組みいただかなきゃいけないと思います。  それともう一点、職員団体との覚書...全文を見る
○坂本由紀子君 それでは次に、国民年金保険料徴収業務について、先ほど総務省から御説明いただいた効率的な業務展開、目標値を定めてやるようにという勧告についての社会保険庁の取組を簡潔に御説明ください。
○坂本由紀子君 幾つか問題があると思いますが、要は費用対効果の高い方法を取らなきゃいけないということだと思うんです。  例えば国民年金推進員、これはかなり多額の予算を使っているんです。極端なことを言えば、その人たちが集めた保険料とその人たちに払った給与とを比較すると、四割以上が...全文を見る
○坂本由紀子君 それでは最後の質問ですが、社会保険のオンラインシステムについてお伺いしたいと思います。  先般もこの決算委員会で実地視察に行きましたが、非常に多額の予算を掛けてやってきたと。多々問題があるのはもう随所で指摘されておるところでありますが、これについて刷新の調査をや...全文を見る
○坂本由紀子君 オンラインシステムは各省庁でもほかにもありまして、レガシーシステムについては目下それぞれについて刷新可能性の調査が行われておりますが、いずれにしても、汎用性のあるものを使う、業務の効率化をもっと進める、そしてコスト削減に努める、できるだけもう随契をやめてきちっと競...全文を見る
03月02日第162回国会 参議院 少子高齢社会に関する調査会 第4号
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○坂本由紀子君 自由民主党の坂本由紀子です。  無藤参考人にお伺いしたいのですが、子供と親とのきずなをつくる上で、時間的なかかわりと質的なかかわりの深さとの掛け算で私は関係ができるのではないかと思っておるんですが、時間的に、例えば非常にある程度の時間、母親なり父親が子供と一緒に...全文を見る
03月14日第162回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子でございます。関連で質問させていただきます。  郵政民営化に勝るとも劣らない国政の重要課題が少子化対策であります。次世代の育成支援をどう進めていくかというのは大変大事な課題であります。  先般、子ども・子育て応援プランが策定されました。こ...全文を見る
○坂本由紀子君 とりわけ重要なのは、働く女性が増えている中で、社会全体の意識改革、企業における抜本的なこの問題に対する前向きの取組が必要であります。  子供には母性と父性が必要でありますので、お母さんだけではなくて、お父さんも子育てにかかわるということが大変大事であります。今、...全文を見る
○坂本由紀子君 少子化問題の解決にはそのような企業を始めとする社会全体の取組が大変大事であります。  そのほか、財政的な問題もございますが、そういうことも含めて、しっかりとした取組をしていかなければいけないと思います。  少し細かいことについてお伺いしたいと思いますが、先般、...全文を見る
○坂本由紀子君 そういうお取組を今後ともしっかり充実してやっていっていただきたいと思います。  次に、子供たちの命を預かっているとも言える幼稚園、小学校、中学校、高等学校等の学校における耐震化の取組についてお伺いをいたします。  このような学校等は大きな災害が起こったときに地...全文を見る
○坂本由紀子君 ところで、同じように小さな子供たちがいる保育園なんですが、ここについて厚生労働省で耐震化の取組はどうかということを事前に伺ったのですが、そういう状況すら把握されていない状況であります。  保育園に通う子供たちが増えている中で、実態をしっかり把握して積極的な取組を...全文を見る
○坂本由紀子君 しっかりお取り組みください。  次に、少子化の中で数少ない子供たちがしっかりと育っていくこと、これが大事でありますが、現在は、言われておりますように、学校を卒業してもニートやフリーターのような形で、将来をしっかりと見据えられないままの若者が増えているところであり...全文を見る
○坂本由紀子君 これから私たち社会は人口減少社会に突入していきますが、その場合にはすべての人が社会の支え手であることが必要であります。障害のあるなしにかかわらず、あるいは年齢にかかわらず、そして性別にかかわりなく多様な生き方を選択できることが重要だと思っております。  こういう...全文を見る
○坂本由紀子君 次に、静岡空港についてお伺いいたします。  先般、我が党の片山幹事長が、これからは地域間競争の時代だと、地域はしっかり自分の力を付けていくんだということをおっしゃられました。  静岡、これは富士山に近いので、富士山空港という愛称がいいのではないかということも言...全文を見る
○坂本由紀子君 是非、早期に手続をお進めいただきたいと存じます。  次に、国立国会図書館の運営についてお伺いいたします。  国立国会図書館は、国会議員の職務の遂行の支援で大きな御支援をいただいておるところでございます。ただ一方で、行政組織については、サービスの向上を図りつつも...全文を見る
○坂本由紀子君 次に、予算執行の効率化についてでございます。  システムの運用については、より効率化を図るべきだということで、行政機関のレガシーシステムについては、レガシーシステムの最適化計画を作るなど積極的な取組を最近行うこととされておるところでございます。国立国会図書館につ...全文を見る
○坂本由紀子君 次に、幹部公務員の給与についてでございますが、昨年の三月末に幹部公務員の給与に関する有識者懇談会の報告書が出されました。その中で、立法府、司法府においても、官職の職責に応じて妥当なものとなっているか、行政府の官職との均衡は取れているかなどの観点から適切な検討が行わ...全文を見る
○坂本由紀子君 こういう点について、是非積極的な見直しをお願いいたしまして、私の質問を終わりといたします。  ありがとうございます。
03月15日第162回国会 参議院 厚生労働委員会 第3号
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○坂本由紀子君 自由民主党の坂本由紀子でございます。  私は、まず最初に少子化対策について伺います。  少子化の問題は、今私たち日本の社会で起こっている経済的な問題、社会的な問題、様々な問題の根っこの部分に当たる問題でありまして、そういう意味では、この問題を解決するためには、...全文を見る
○坂本由紀子君 代替要員の確保というのは中小企業にとっては特に大きい問題でありますので、そういう意味で、助成金を設けていただくことは、これはこれで有り難いんですが、ただお金だけでは片付かないのでありまして、どう人を探すかとかその手間暇もかなりのものがあります。ですから、現実に中小...全文を見る
○坂本由紀子君 再就職でまた希望するところに就けるようになるということも、これも大事なことでありますので、この点については今後しっかりと施策を実のあるものにしていただきたい。  その際に是非お考えいただきたいのは、再就職するときに当たっての能力開発についての支援が大事だというこ...全文を見る
○坂本由紀子君 この施設については、例えば株式会社でも運用をできるようにしたらどうかとか、あるいは給食の施設について、保育園のこれまでの規制のようなものを付けるとなかなか地域は使いにくいのではないかという声も聞きますが、この点についてはいかがでしょうか。
○坂本由紀子君 私は、是非大臣にお願いしたいと思うことがあるのであります。  少子化問題は随分マスコミにも取り上げられて社会の関心は高くなってきているんですが、現在、地方公共団体にも行動計画を作ってもらうというようなことを少子化対策としてやっておるんですが、本当にこの問題につい...全文を見る
○坂本由紀子君 力強い御答弁をありがとうございます。  少子化問題のもう一つの課題として、子育て、自立した人をしっかりと育てるということが大事だろうと思います。  若者が今はなかなかきちっとした仕事に就けない、フリーターやニートのような形態の者が増えていて、言ってみれば、若者...全文を見る
○坂本由紀子君 ところで、ニートが最近特に問題になっています。やはり、若いときには未来に夢を持って頑張るということ、大変大事なことでありまして、このニートの人たちに対してしっかりとした取組をする必要があると思いますが、どういうことを考えていただいておるのでしょうか。
○坂本由紀子君 是非、きめ細かく、そして成果が出るようなものになることを期待をする次第であります。  そして、ただ大事なことは、若者がせっかく自立する意欲が出てきたといっても、その地域に働く場がなくてはいけないわけでありまして、少し雇用情勢が良くなってきたとはいえ、地域によって...全文を見る
○坂本由紀子君 今説明いただいたのは、地域の知恵と力を生かすということで、大変いい制度だと思います。ただ、残念なことに余りまだ知られていない。これはやっぱりちゃんと各地域の人たちに知ってもらって、じゃ、そういう制度があるんだったら自分たちは頑張ってやってみようということにならなけ...全文を見る
○坂本由紀子君 私、国はいろいろな制度をつくって、大変それはそれでいいんですが、どうもその制度をつくるまでのところでかなりエネルギーを使って、その制度をどう理解してもらうか、あるいはその制度が本当にその目的どおりにきっちり動くかどうかということについてまだ十分じゃないところがある...全文を見る
○坂本由紀子君 時間がなくなってきたんですが、先般、衛藤副大臣がハローワークを御視察されたと伺いました。ハローワークは本当に頑張って、ハローワークに来た人たちみんなが就職できるようにやってもらわなきゃいけないと思うのであります。時間も、利用者のニーズに応じて休日も開くとか、あるい...全文を見る
○坂本由紀子君 そういうのがどこのハローワークもそうであるようにということも大事だろうと思いますし、多くの求職者が来る中でしっかりと、どういう実績を上げるかということについての目標管理も設けてやっていただくことが効果的ではないかと思います。  社会保険庁が職員団体との間で国民不...全文を見る
04月06日第162回国会 参議院 少子高齢社会に関する調査会 第5号
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○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子です。二点お伺いいたします。  まず一点は八代参考人にですが、最近は中高年のフリーターの問題も出ていますが、正社員の方がフリーターより早くに結婚できているというような話もございまして、このフリーターは少子化との関係で解決しなくてはいけない課...全文を見る
○坂本由紀子君 先ほど八代参考人に伺いたかったのは、その就業支援のツールではなくて、どういう形の就業に今のフリーターがいけばこの少子化問題の解決になるだろうかと。つまり、派遣についてもそういう多様な働き方で認知するということで、そういうのを積極的に認めていくと、結局のところ、その...全文を見る
04月07日第162回国会 参議院 厚生労働委員会 第12号
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○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子でございます。  社会保険労務士法の一部を改正する法律案につきまして質問をいたします。  このところの企業経営をめぐる環境の変化で就業形態の多様化が進み、また人事労務管理の個別化が進んでいる、こういうことを背景にいたしまして、個々の労働者...全文を見る
○坂本由紀子君 そういたしますと、今回、法改正の内容としては、社会保険労務士のそのような専門性あるいは能力を活用して裁判外紛争解決手続、ADRの利用の促進を図っていこうということであります。具体的な利用の、社会保険労務士の権限を拡大する、代理の業務を拡大するというものとしては、均...全文を見る
○坂本由紀子君 それでは、今おっしゃった検討会での結果も踏まえて、実際に、実態に即した研修なり試験なりが構築されるようお願いをいたします。  次に、今回、社労士法の第二十三条が削除されることになりました。開業社会保険労務士は労働争議に介入してはならないというこの規定につきまして...全文を見る
○坂本由紀子君 これからも個別の労働関係の紛争というのは恐らく増えていくだろうと見込まれるわけであります。こういうものが増えるということは、労働者にとってはもちろんですが、企業の経営の安定という点から考えても大変望ましいことではない。できるだけ早くに、こういう問題が当事者間が納得...全文を見る
○坂本由紀子君 今回のADRについての代理の拡大について、それぞれ既存の司法制度との関連の中で関係者が随分努力をし、こういう結論に至ったということは、それに携わった方々の労力は非常に多とするものであります。  ただ、この中には、例えば紛争の規模について、今回は民間型のADRの場...全文を見る
○坂本由紀子君 終わります。     ─────────────
04月14日第162回国会 参議院 厚生労働委員会 第14号
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○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子でございます。  まず、岩渕参考人と紀陸参考人にお伺いいたします。  この年金を利用した施設等が建設されてきたわけですけれども、これが果たしてきた役割、一定の役割があると、あったと先ほど岩渕参考人おっしゃいましたが、これをどう評価されるか...全文を見る
○坂本由紀子君 ありがとうございます。
○坂本由紀子君 私は、今の公的年金にとっては、国民の年金に対する信頼を回復するということは大変大事なことだと思っております。そういう意味で、今回のこの施設の譲渡、廃止もそういうことが一つのねらいとしてはもちろんあるわけでございます。  そこで、再びまた岩渕参考人と紀陸参考人にお...全文を見る
○坂本由紀子君 ありがとうございます。
○坂本由紀子君 次に、小島参考人にお伺いいたします。  先ほど、この機構をつくってやるよりは内部で処理するということの方がいいのではないかと。予算三百億も掛けて売るのかというような御意見ございました。雇用・能力開発機構の施設を売却したときには中でやりましたが、御承知のように、非...全文を見る
○坂本由紀子君 そうすると、小島委員の御意見は、中でやれということではなくて、そういうことを専門家にやってもらうということについては御異議がないわけですから、それを別組織をつくるか、あるいは今ある組織の中にそういうものを新たに付け加えるかというだけの違いで、売却の方法においてはこ...全文を見る
○坂本由紀子君 先ほど紀陸参考人が、この問題の処理に当たっては情報開示が重要だとおっしゃいました。先ほど吉矢参考人から御説明をいただいた資料の中では、厚生年金病院については赤字ではないという御指摘でありましたが、これは民間の一般的な経営感覚からすれば減価償却等も加えて病院の経営の...全文を見る
○坂本由紀子君 私が手元に持っておりますのは平成十四年度ですのでちょっと時点が違うのですが、それでは減価償却を加えると十のうち八の病院が赤字になるという状況になっておりますので、ちょっと認識が違うかなと思いまして、この辺も、今後この施設の処理を考えるに当たってしっかりと情報を精査...全文を見る
○坂本由紀子君 はい。
○坂本由紀子君 ありがとうございます。  年金財政は、本当にこれからの少子高齢の中でしっかりした安定した制度に切り替えなくてはいけない。そのためには、これまでの無駄を徹底的に、しかもスムーズに排除をしていくということが大事であるかと思います。今日の参考人の御意見を基に、この施設...全文を見る
04月19日第162回国会 参議院 厚生労働委員会 第15号
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○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子でございます。  私も西島議員と同様に、先般の当委員会における参考人質疑に当たっての参考人の御意見を伺っていて、特に、これら施設を受託している法人のトップの方々の認識を伺っている中で、置かれている状況についての御認識が随分足りないのではない...全文を見る
○坂本由紀子君 かなり、五年間で百二十九億という多額の資金が投入されておるわけでございます。  ちょっと質問の順番を変えますが、先般の参考人質疑のときに厚生年金事業振興団の理事長は、毎年二十億の黒字を出していると、決して大幅な赤字を出しているわけではないという言い方をされており...全文を見る
○坂本由紀子君 是非、社会保険庁は事業運営を委託している法人に対しては指導監督権限を持っておるわけでありますので、具体的に適正な運営が行われているかということを一つ一つ確認をして、今後きちっと指導をしていただきたいと要請をしておきます。  それで、次に、一方、この厚生年金事業振...全文を見る
○坂本由紀子君 今、青柳部長から国に帰属するものという御説明がありましたが、私も正にそうだと思います。この膨大な利益剰余金についてはしっかりと国に返していただくと、国民が納めた年金の保険料等にしっかりと戻していただくということが大事だろうと思います。  今般、この施設の譲渡、売...全文を見る
○坂本由紀子君 ところで、厚生年金事業振興団には有形の固定資産というのが十六年三月末で百二十九億計上されております。この有形の固定資産の中には、事前に説明を伺ったところでは、例えば、国から受託している施設の運営に当たって、駐車場等が手狭で足りなかったので、近くに土地を取得して駐車...全文を見る
○坂本由紀子君 先般、参考人がいろいろおっしゃった中に、この年金施設の整理合理化に当たって、健全経営といいますか、自立して経営していける施設は残した方がいいのではないかというような意見をおっしゃったものがあります。また、その職員の雇用については国も責任を負っているというような言い...全文を見る
○坂本由紀子君 そもそも、自立して経営していけるかどうかということについての認識も多分に甘いのではないかという思いがいたしまして、民間と同じように税金を払えば、恐らくほとんどのところが黒字を出すということはできないのではないかと思いますので、そういう意味でも、この際、民間のノウハ...全文を見る
○坂本由紀子君 そこはしっかりお願いをいたします。  地方自治体に優先譲渡をすべきだという御意見もありますけれど、私は、地域医療に貢献している施設ですとか入居者に配慮すべき施設について、しっかりとその機能が維持されるような譲渡条件が付けられれば、それは地方自治体というところが優...全文を見る
○坂本由紀子君 それでは、この法案の趣旨が国民に正しく理解され、年金の信頼回復に貢献するものとなるよう、しっかり頑張っていただきたいということを要請いたしまして、私の質問を終わります。
04月20日第162回国会 参議院 少子高齢社会に関する調査会 第6号
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○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子でございます。今日はどうもありがとうございます。  それで、一つは、大日先生にお伺いしたいのは、安楽死、尊厳死の問題について先生自身はどうお考えか、お差し支えなければ教えてください。  それと、堀先生にお伺いしたいのは、教育費が掛かるとい...全文を見る
04月27日第162回国会 参議院 決算委員会 第10号
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○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子でございます。  私は、今日は、まず第一に予算の執行につきまして、特定の相手方との、相手方を選択して契約を行う随意契約というのがかなり今現在まだ広く行われております。これは、ともすれば競争が排除されることによってより高い金額のものになったり...全文を見る
○坂本由紀子君 ところで、次に、この国会事務局、それから国立国会図書館の状況についてお伺いしたいと存じます。  それぞれ、一般競争入札、それから随契、指名の入札がどのような状況になっているかということについてお教えください。
○坂本由紀子君 一般競争入札も行われてはいるんですが、やはりまだ随契が多いという状況にはございます。  一般競争入札をした場合には手間が掛かるというような状況もあるかと思います。ただ、国民の税金をできるだけ効率的に使うという点では、是非この点については改善をいただきたい。  ...全文を見る
○坂本由紀子君 特に、この問題については、最近はIT化が進んでおりますので各種のシステムがつくられております。このシステムについて随契がずっと行われ続けるというような問題が出てきたところであります。この決算委員会においても、社会保険庁のシステムについての問題が取り上げられました。...全文を見る
○坂本由紀子君 大変結構なことでありまして、そういう意味では、国会におきましても各種のシステムそれからいろいろな機器のメンテナンスの契約が随分随契で行われているようでございますが、こういうものについても、この会計検査院の例も参考にしながら、業務の必要性を精査し、また外部の専門家の...全文を見る
○坂本由紀子君 よろしくお願いをいたします。  次に、国会職員につきましては他の一般職の国家公務員とは違う手当が支給されているものがあります。弔慰金につきましては先般規定が削除されましたのでよろしいかと思うんですが、それ以外に国会開会中のいわゆる国会特別手当というものがございま...全文を見る
○坂本由紀子君 この国会特別手当の支給についての規定は、「国会開会中において勤労の強度が著しい事務に従事した国会職員には、予算の範囲内で、国会特別手当を支給することができる。」となっております。国会職員であれば、国会開会中の業務があるのは、これは言ってみれば当たり前のことでありま...全文を見る
○坂本由紀子君 この問題については、是非国会職員の理解をいただいて、廃止について速やかに対応していただきたいということを重ねてお願いを申し上げます。  次に、具体的な国会関係の予算の中身についてお伺いをしたいと存じます。  国会の関係の予算では参議院、これは、これまで申し上げ...全文を見る
○坂本由紀子君 これは、これまでの国会の長い慣行であったのかとは思いますし、私も昨年の夏に国会議員になったばかりの新参者でありますので、そういう者がこういうことを申し上げるのは非常に心苦しい思いもいたしますが、私は、国民の税金で国会議員も国家公務員も仕事をさせていただいているとい...全文を見る
○坂本由紀子君 この定員の推移を見ますと、一応削減が割り当てられてきていますので削減の数字があるのですが、ほぼそれを充足するような形で一方で増員が行われているという状況もありまして、私は、一般職についてはもう少し厳しい定員削減が行われているわけでありまして、せめて一般職と同じ程度...全文を見る
○坂本由紀子君 この点につきましては、参議院の記録部においては、将来的に機械を導入して、より効率的な記録業務ができるようにというような御検討を始めていただいているところでありますので、これは、衆議院はまだそういうことも進んでいないということからすると、大変参議院は前向きにやってい...全文を見る
○坂本由紀子君 人の数の問題は、そのような業務の効率化、外部委託化等によって図られるものでありますので、是非引き続いてお取組をお願いいたします。  それから、組織の在り方に関連いたしまして、裁判官弾劾裁判所についてお伺いをしたいと存じます。  裁判官弾劾裁判所は、御承知のよう...全文を見る
○坂本由紀子君 つまり、この五十六年間に罷免の案件は七件、回復について七件、これだけの件数があったということであります。  弾劾裁判所に罷免の訴追をするときには、直接この裁判所にできるわけではなくて、その前段階として訴追委員会というところに申入れがなされます。したがいまして、訴...全文を見る
○坂本由紀子君 それぞれのところが私ども国会議員がお世話になっていますので、そういう意味では感謝申し上げておりますが、立法の補佐と、それからいろいろな調査ということで、かなり重なり合う部分があるのではないかと思いまして、そういう意味ではもう少し組織については工夫の余地があるのでは...全文を見る
○坂本由紀子君 今お答えいただいた人数は決して多い人数ではないだろうと思います。行政職の公務員試験が行われていて、昔はそういう上級甲の中から、合格者の中から採ったということもあったようですが、今職員の方が従事していらっしゃる職務が必ずこの個別の試験でなければ能力の判定ができないと...全文を見る
04月28日第162回国会 参議院 厚生労働委員会 第18号
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○坂本由紀子君 先般のJR福知山線での大きな事故により、大勢の命が失われ、またたくさんの方がけがをされました。亡くなられた方には心から御冥福をお祈りいたしますとともに、けがをされた方は一刻も早く回復されるようお祈りしている次第であります。  厚生労働省は災害防止についての責任を...全文を見る
○坂本由紀子君 大きな事故が起こった場合には、ハインリッヒの法則というのは御存じだろうと思いますが、一件の重大事故の背景には二十九件の軽微な事故、そして三百のささいな事例が潜んでいるんだということはよく知られているところであります。安全対策については随分いろいろなハードの面、ある...全文を見る
○坂本由紀子君 今お答えになったことは大変大事な点をおっしゃっていると思います。企業経営が厳しくなる中で、安全がコストとしてとらえられて、切り捨てられるというようなことがあってはならないわけであります。安全は、軽視することによって事故が起これば、結果としてより大きなコストとして企...全文を見る
○坂本由紀子君 今回の事故は、どこの事業所でも事故として起こり得る普遍的な原因から起こっているのではないかと思えてならないわけです。一分三十秒の遅れを取り戻そうとしてスピードを上げた。営業を落とさないためには、そういう自分たちに与えられた営業面での課題をこなさなきゃいけないという...全文を見る
○坂本由紀子君 是非よろしくお願いいたします。  次に、ものづくりについて伺います。  我が国は、ものづくりで経済の大きな牽引をしてきてもらいました。就業者数等からいきますと大分第二次産業の比重は小さくなってきてはいますけれど、でも、その生産性の高さであるとか、あるいは優れた...全文を見る
○坂本由紀子君 ものづくりというのは目に見える、形として表れるということで、非常に分かりやすい仕事だろうと思うのであります。ですから、若い人たちが、特に子供たちが、仕事ってどういうものか分からないとか、あるいは自分が何をしたいか分からないとかいうような漠然とした状況の中では、私は...全文を見る
○坂本由紀子君 それについて少し具体的にお伺いしていきたいと思いますが、日本で技能五輪の国際大会が開かれるのは実は今度で三回目であります。これまで東京と大阪で開かれてきまして、今回、静岡ということであります。  これは、世界四十か国近くからたしか若者が来て、それはすばらしい技能...全文を見る
○坂本由紀子君 百聞は一見にしかずでありますので、多くの生徒がそういうことを学ぶ機会があるように、文部科学省としては、通知だけではなくてもっと踏み込んだサポートを是非御検討願いたいと思いますし、その実施に向けてやっていただきたいということを強くお願いしておきます。  それと、担...全文を見る
○坂本由紀子君 次に、子育て支援についてお伺いをいたします。  少子化は依然として傾向に歯止めのめどが付いておりませんで、先般の国立社会保障・人口問題研究所の推計、中位推計でほぼいろいろな施策が組み立てられているわけでありますが、またこれが低位推計を実際にはたどることになって本...全文を見る
○坂本由紀子君 地域に行きますと、結構、お年寄りの方が子育てについて自分たちもいろいろ応援したいんだと、何をしたらいいだろうというような声はよく聞きます。そういう力がうまくその社会の中で生かされるような仕組みをつくることが行政の仕事だろうと思いますので、是非、各市町村でそれが進む...全文を見る
○坂本由紀子君 私は昔、障害者雇用の担当をしていたことがあるんですが、そのときに雇用率の低い企業のトップの方、専務さん以上ということですべての方にお越しをいただいて、個別にお話をしました。そのときにおっしゃったのは、ほとんど知らなかった、我が社がそういう問題を抱えているとは知らな...全文を見る
05月11日第162回国会 参議院 少子高齢社会に関する調査会 第7号
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○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子でございます。  三人の参考人の方にそれぞれ二点ずつお伺いいたします。  まず一つは、人工妊娠中絶であるとか性感染症が十代の若者に増えているわけですが、これを少なくとも増大を食い止めて減らしていかなくてはいけない。そうした場合に、学校の中...全文を見る
○坂本由紀子君 ありがとうございます。  私は、援助交際なぞという、その売買春を公然と許容している社会というのは非常に異常な社会だと思います。ですから、子は親の鏡といいますし、子供たち、今の子供たちというのは大人社会のそのまま鏡だろうと思いまして、そういう意味では大人がそういう...全文を見る
05月18日第162回国会 参議院 少子高齢社会に関する調査会 第8号
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○坂本由紀子君 少子化対策として一つ大事なのは、子供が健やかに育つ環境整備を早急に進めることだと思います。  第一に障害児教育、これは学校教育だけではないのですが、発達障害の場合には早期発見、早期対応が必要だということに典型的に見られるように、幼児期から子供に対して必要な教育を...全文を見る
○坂本由紀子君 就業について言えば、私は、働き方の見直し、雇用のルールの変更が必要ではないかと思います。  先ほど、残業を減らすために割増賃金の率を上げたらいいという意見がありましたが、一見、割増賃金の率を上げると残業が減るのではないかということを思われますが、実際には、高い割...全文を見る
○坂本由紀子君 済みません、度々。  一九四〇年代生まれ、六〇年代生まれ、八〇年代生まれと、世代によってかなりその意識が違うのではないかと思います。この調査会、随分いろいろな方に来ていただいて御意見を伺いましたが、正にこの少子化の問題について言えば、結婚してほしい、産んでほしい...全文を見る
05月19日第162回国会 参議院 厚生労働委員会 第21号
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○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子でございます。  介護保険制度スタート前には果たして大丈夫だろうかというような心配がなされておったんですが、施行五年を経て、それなりに国民の中にはこの介護保険の制度に期待をし、信頼も得てきた部分もあろうかと思います。要支援、要介護一の軽度の...全文を見る
○坂本由紀子君 先日のこの審議の際に、同僚の西島委員から出された資料にも付いておりましたが、福祉用具の貸与に関連いたしまして、必要な人に必要な機器が貸与されていたかというと、必ずしもそうでない事例が見られたと。  この福祉用具の導入につきまして、導入に当たってどのような人に相談...全文を見る
○坂本由紀子君 そのような、これまで起こったような必ずしも適切でない、言ってみれば過剰なサービスを解消するためには、情報の開示であるとか、あるいは事業者に対する適切な指導というのが必要だろうと思います。  今回、そのような規定の整備を行うということになっていて、これはこれで結構...全文を見る
○坂本由紀子君 この介護保険の事務は各市町村にわたるわけですし、各都道府県ごとの数値を見ても非常にばらつきが多い。たまたま熱心な職員がいるところは適正に行われているとかいうような問題が多々見られるわけでありますので、そういう各都道府県、市町村にわたってきめ細かく状況を見て適切な指...全文を見る
○坂本由紀子君 その辺の情報が必ずしもちゃんと伝わってないので、これまで利用できていたサービスが利用できなくなるのではないか、そうすると家で生活できなくなってしまうのではないかという心配が地域の女性たちに広がっているように感じております。是非、この点について、それぞれのところで、...全文を見る
○坂本由紀子君 通所であるとかあるいはショートステイというのは結構受け入れる側からすると手間も掛かるということがありますので、そういう事情を十分しんしゃくして対応していただきたいと思います。  次に、今回予防給付というのが手厚くされているわけですけれども、認知症について、その予...全文を見る
○坂本由紀子君 次に、予防給付の中で、私は、口腔機能の向上というのを今回取り上げているのは、これはとてもいいことだろうと思います。それで、その際に歯科医師であるとか歯科衛生士等の専門家の関与も大事だろうと思いますので、この点について、是非こういう専門家の積極的な関与についてもこの...全文を見る
○坂本由紀子君 最後に、この介護保険の対象者の範囲について、検討課題として附則で規定されていることについて最後にお伺いしたいと思います。  介護については、年齢によって介護のその対象者を限定しているような制度を持っている国がほかの国にあるんだろうかという点について、私はそういう...全文を見る
○坂本由紀子君 是非よろしくお願いいたします。  介護保険については、必要な人に必要なサービスが提供されるということが大事であります。制度というのはどう運用されるかというところが第一義でありますので、この点についてしっかり踏まえ、そういう認識を持って今後とも適切な運用に当たって...全文を見る
06月07日第162回国会 参議院 厚生労働委員会 第22号
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○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子でございます。  本日は、大変お忙しい中、五人の参考人の方にはこちらに御出席をいただきまして、貴重な御意見をお述べいただきましたことに心から感謝を申し上げます。  質問に入りますが、まず花井参考人にお伺いいたします。  介護については、...全文を見る
○坂本由紀子君 次に、紀陸参考人にお伺いをいたします。  衆議院の方で障害者自立支援法が現在審議されておりますが、障害者についても介護のサービスが必要な人たちが多数いることは事実でありまして、こういう人たちにサービスを提供する場合に、資源、その介護サービスを提供する機関を資源と...全文を見る
○坂本由紀子君 次に、宮城参考人にお伺いをいたします。  ただいまのお二人の参考人から違った御意見がございましたが、地域の住民の生活全般を支援するというお立場の市町村から見て、将来の介護保険の在り方として、対象者の拡大について御意見がございましたらお述べください。
○坂本由紀子君 次に、続いてまた宮城参考人にお伺いしたいのですが、介護保険の業務は市町村で行われておるわけでございまして、小さい市町村は連合というような形でやっていただいております。地方自治体の単位としては都道府県もあるわけですけれども、介護保険制度における都道府県と市町村の役割...全文を見る
○坂本由紀子君 次に、宮城参考人と紀陸参考人、それに花井参考人にお伺いをしたいと存じます。  介護予防が今回強化をされます。これまでの国会審議の過程では、ともすれば筋力トレーニングというようなことにばかり焦点が当たっておりましたが、口腔機能の向上というのは、肺炎の発症率を抑える...全文を見る
○坂本由紀子君 はい。
○坂本由紀子君 ありがとうございます。  今後、高齢者の介護を考える際に、認知症の方が増えていくと思いますので、こういう点への取組というのが大変難しい課題として起きてくると思いますが、本間参考人にお伺いをいたしますが、特養ホーム等の運営等についてかかわっていらっしゃる中で、この...全文を見る
○坂本由紀子君 ありがとうございます。  以上で私の質問を終わります。
06月28日第162回国会 参議院 厚生労働委員会 第28号
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○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子でございます。  障害者の雇用の促進を進めるということは、今衆議院の方で審議中の障害者自立支援法のサポートをするという意味でも大変大切なことであります。自立支援法について、専ら、障害者の所得が少ないのに応益負担が可能であるかどうかというよう...全文を見る
○坂本由紀子君 是非御検討をお願いしたいと存じます。  施設設備のバリアフリー化が進んで、車いすの方はかなり移動の困難性等も軽減されてきている、あるいはITの技術革新によって障害者が恩恵を受けるというものも増えてきているわけですが、こういうことの恩恵に全くあずかれない、職業生活...全文を見る
○坂本由紀子君 ありがとうございます。是非よろしくお願いいたします。  実雇用率の点ではもう一つの課題がありまして、昨年の四月から除外率が一〇ポイント引き下げられました。つまり障害者の雇用の機会が増えたわけですが、これが必ずしもそれに見合った雇用の拡大につながっていないのであり...全文を見る
○坂本由紀子君 ありがとうございます。是非そういう制度の変更の効果が真に実のあるものになるようにお取り組みをいただきたいと存じます。  それから次に、雇用率の達成指導についてであります。  雇用率が各企業で達成されるようにということで、実雇用率の低い企業に対しては法に基づいて...全文を見る
○坂本由紀子君 雇用率が悪いという点でよく取り上げられるのに教育委員会があります。教員については、教員資格を持っている障害者が少ないということで、なかなか実雇用率が上がらないという状況はございますが、都道府県別の教育委員会の実雇用率がどうかという数字を五年分についていただいたんで...全文を見る
○坂本由紀子君 ありがとうございます。  そういう意味では、個別の都道府県に着目した指導をしっかりとやっていただきたいと思います。  今日は文部科学省においでいただいております。  この問題は、基本的には、障害者が大学まで当たり前のように行けて、教員免許を持つ障害者がもっと...全文を見る
○坂本由紀子君 しっかりお願いいたします。また、成果については機会を改めてお伺いしたいと思いますので、どうぞよろしくお願いをいたします。  私は、学校の先生が障害者であるということは、これは生徒の教育にとてもいい効果があると思っています。静岡県で全盲の教師が中学の社会科の先生を...全文を見る
○坂本由紀子君 今お話のあった委託訓練についてですが、これは民間の事業主にもお願いして非常に実際の仕事に合った訓練ができているということで好評だと聞いています。役所がやるにしては珍しく非常に弾力的な取扱いもしてくれているということで比較的評判がいいんですけれども、ちょっと気になり...全文を見る
○坂本由紀子君 よろしくお願いいたします。  次に、精神障害者の雇用についてですが、今般、精神障害者を雇用した場合には実雇用率に算定するということで、これは長年精神障害者の方々の悲願でありましたので、そういう意味では、大変今般の改正は思い切った改正で結構なことだと思いますし、感...全文を見る
○坂本由紀子君 是非よろしくお願いいたします。  次に、今般の法改正で私はもう一つ画期的なことは、雇用ではない働く人たちに対してこの法律が支援策を講じたというところであります。  障害者の場合に、一般雇用に就職できればもちろんそれが一番いいと思いますが、必ずしも一般雇用に就業...全文を見る
○坂本由紀子君 よろしくお願いいたします。  そして、これだけではなくて、一般雇用に行けない障害者の方たちの就労の場をどう確保するかということは、障害者自立支援法と相まって今後最も大きな課題になるのではないかと思うのであります。  これまで、障害者の雇用の促進法は専ら雇用をや...全文を見る
○坂本由紀子君 障害者の自立の問題で、私は本質的に一番大事なのは教育の問題であろうと思うのであります。障害者がしっかりと社会に出るに当たって必要な能力を身に付けることができること、そして、障害がある人ない人がともに同じ人間として差別されないで社会の中でしっかりと生きていけるように...全文を見る
○坂本由紀子君 私は、一部の方を除けば、基本的には障害者も障害者でない人と同じように同じ学校で学び育つことが大変大事なことだと思います。日本は、どうもそこのところが、特別に養護学校をつくり特別に盲・聾の学校でやるというところが強過ぎるのではないか。ここの垣根をできるだけ早期に取り...全文を見る
○坂本由紀子君 よろしくお願いします。  視覚障害者について、職場介助者助成金が十年間という期限があるので、視覚障害の方が十年たって目が見えるようになるわけではないので、この十年という期間を区切るのは問題ではないかということで、この問題は衆議院でも取り上げられて前向きの御答弁を...全文を見る
07月28日第162回国会 参議院 厚生労働委員会 第33号
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○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子でございます。  私は、障害者の福祉につきましては、日本ではまだまだ予算も不十分で、施策も立ち後れているという認識を持っております。  そこで、支援費制度でございますが、支援費制度については、精神障害者は対象になっておりませんで、身体障害...全文を見る
○坂本由紀子君 障害者についていえば、身体、知的の障害者のうち支援費制度のサービスを受けている人は一割にも満たないということ、それから、今部長がおっしゃいましたが、地域間の格差が極めて大きいというのがあります。これは、支援費制度のおかげで、障害者が、こういうサービスがあって自ら利...全文を見る
○坂本由紀子君 そういう状況を放置しておくことはできないのでありまして、早急に改善しなくてはいけないということで出てきたのが障害者自立支援法だと理解をしております。  そして、私のところにも、この障害者自立支援法が成立しなかった場合には、自分たちの特に在宅福祉サービス等について...全文を見る
○坂本由紀子君 私が伺ったのは、大きな地域格差が本当に解消できるのかということを伺ったので、そこについてお答えください。
○坂本由紀子君 今おっしゃった数値目標の計画を作るということは、これは大変大事なことだと思います。地域の中の障害者にも、自分たちの地域でそういうサービスが整えられるということをはっきり示すこと。で、その目標が、逆に言えば、本当に地域の障害者のニーズを満たすものであるということも大...全文を見る
○坂本由紀子君 先ほど清水議員からもお話がありましたが、障害者については、自立をして生活をできる、豊かな人生を送ることができるということはとても大事なことでありまして、日本でも遅まきながら、地域の中で自立をして普通に暮らせる社会を目指すということはとても大事なことだと考えます。 ...全文を見る
○坂本由紀子君 授産施設と一口に言っても様々な施設があるわけでありまして、非常に事業実施に努力をされて立派な成果を上げておられるところもありますが、必ずしも十分な成果が上がってないところもあります。そして、現行の授産施設で障害者に支払われている工賃は月に一万円ちょっとというような...全文を見る
○坂本由紀子君 是非いい事業になるように今後詰めていっていただきたいと思います。  私は、障害者が誇りある自立をするためには、このような就労による所得保障ということをもっともっと手厚くやっていくべきだと思っております。その際、特に重要なのは、これは障害者自立支援法直接ではないの...全文を見る
○坂本由紀子君 是非よろしくお願いをいたします。  次に、先ほどから申し上げておりますが、障害者の保健福祉サービスについては非常にまだ立ち後れている市町村が多いと、そしてそのサービスの提供の基盤も十分整えられていないという状況があります。こういう中で、果たしてこの障害者自立支援...全文を見る
○坂本由紀子君 三位一体の改革が進んで一般財源化が行われているのが多いんですが、障害者については、今部長が言われたように、是非市町村の積極的な取組を促すと。ある程度の基盤が整えられるまではこの補助金を残していただいて、市町村への積極的な働き掛けをこれからもやっていっていただいて、...全文を見る
○坂本由紀子君 ありがとうございます。  自由民主党では小規模作業所を支援する議員連盟をつくっておりまして、小規模作業所がこれから障害者自立支援のために積極的な役割を果たしていけるように、新たな制度にのっとった事業展開ができるようにバックアップをしていきたいと思っているところで...全文を見る
○坂本由紀子君 そういう様々な手だてを通じて本当に障害者、必要な障害者すべてにこのサービスが提供されるようになってもらいたい。当然、新たにサービスを利用する人が大幅に増加します。必要なサービス量が確保されるためにはたくさんの費用が掛かる。義務的経費にもなり、予算を大幅に拡充してい...全文を見る
○坂本由紀子君 ありがとうございます。是非それが実現するように頑張っていただきたいと思います。  そして、社会福祉法人についてなんですが、先ほどちょっと部長の方から御答弁いただきましたが、社会福祉法人の要件の緩和についてですが、今回は規制緩和が行われて、障害者自立支援法でサービ...全文を見る
○坂本由紀子君 そういう弾力的なお取り扱いをいただいてありがとうございます。是非よろしくお願いします。  もう時間が残り少なくなってきましたが、現状の障害者福祉、財政的にも支援費制度がもう破綻の危機に瀕していると、そしてもっと多くの障害者がサービスを必要としているということから...全文を見る
○坂本由紀子君 ありがとうございます。  サービスも受けられない障害者がたくさんいるという現実を踏まえて、是非、一刻も早くこの障害者自立支援法の成立に向けて委員会の審議をしていただきたいと思います。  以上で質問を終わります。
10月06日第163回国会 参議院 厚生労働委員会 第1号
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○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子でございます。  まず、障害者自立支援法案、前国会で一度しか委員会審議が行われませんでしたので、基本的なところを一応確認のためにお伺いしておきたいと思います。  これまで障害者につきましては支援費制度で福祉サービス等を提供されておるわけで...全文を見る
○坂本由紀子君 理念は誠に、これからの障害者の豊かな人生の実現ということを考えると、私は、ただ単に支援費を、財政の部分を義務付けすればいいというようなものではなくて、総合的なものとしてつくり直してやっていくということで意義が認められるものだと思います。  ただ、この障害者自立支...全文を見る
○坂本由紀子君 原則は一〇%になっている定率負担が、実質的にはかなり軽減をされている。そして、障害者の方は必ずしも課税のラインにいらっしゃる方が多数ではなくて、むしろそこのランクにある方は少数でいらっしゃるので、そういう意味では、原則というのがむしろ一〇%を下回る数字になっている...全文を見る
○坂本由紀子君 次に、先ほど自立支援法については地域格差の解消も図るのだという大臣のお話がございましたが、前国会で、委員会で質問に立ったときに、地域格差解消のためには数値目標を含めた障害福祉計画を策定して着実にやっていくんだという答弁をいただきました。その際にも申し上げたんですが...全文を見る
○坂本由紀子君 是非お願いいたします。  次に、障害者の所得の確保についてであります。  今般、附則でこの障害者の所得の確保については検討を今後行うということが盛り込まれておりますが、この障害者自立支援法というのは、障害者が持てる能力、適性を遺憾なく発揮をしていただいて、この...全文を見る
○坂本由紀子君 今のお言葉がそのまま成果として出るように、その成果を上げていただいて初めて障害者の方の生活が変わるわけでありますので、そういう意味では、できるだけ早くにしっかりとした成果を上げていただくことを重ねて要請しておきます。  次に、就業に当たっての能力開発が重要であり...全文を見る
○坂本由紀子君 是非早くにお願いいたします。  そもそも、その能力開発校の入校に当たって、訓練を受けて雇用に就けるかどうかということをその判定の要素にしているんですが、私は、そういうことではなくて、むしろ、就職するに当たって能力開発が必要かどうかと、必要であれば、そういう方はす...全文を見る
○坂本由紀子君 終わります。
10月19日第163回国会 参議院 少子高齢社会に関する調査会 第1号
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○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子でございます。  一つは、私たち、長寿社会になってきておりますので、年齢に対する考え方を大きく転換する時期に来ているのではないかという思いがしております。  一つは、高齢者について言えば、基本的には年齢差別禁止法のような形で高齢期にだれも...全文を見る
○坂本由紀子君 ありがとうございます。  それで、この急激な少子高齢社会を乗り切るために、私たちは年齢に対する考え方をもっと大きく変えなきゃいけないと思いますので、そういう意味では、年齢差別禁止法、直ちにというのは無理であっても、そういうこともやがて必要だというようなことでしっ...全文を見る
10月26日第163回国会 参議院 少子高齢社会に関する調査会 第2号
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○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子でございます。本日は三人の参考人の方、大変ありがとうございます。  私も団塊の世代で、団塊の世代の行動パターンについて大変貴重な御意見いただきまして、それで、世代を考えた際には、団塊のジュニアというのがこれからどのような、社会の中で行動して...全文を見る
12月12日第163回国会 参議院 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 閉会後第1号
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○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子でございます。  中東地域の安定は世界の平和にとって大変重要でありますし、とりわけ、イラクにつきましては、一刻も早いイラク人自身による国づくり、そして、イラクをテロの温床とせず、民主的で平和な国家の建設が急がれるところであります。そういう中...全文を見る
○坂本由紀子君 ありがとうございます。  日本の支援はこれまでのところ順調に運ばれてきているのかと思いますが、今般派遣の決定をされたわけですが、しばらく前にマスコミ等が調査をいたしましたものでは、派遣延長に反対というものが過半数を超えておりました。平成十五年ですからもう少し前で...全文を見る
○坂本由紀子君 これからも派遣期間内において自衛隊が当初の人道復興支援活動を行えるように、英豪軍という治安維持をしてくださっているところ、あるいは地元にだんだん治安能力が備わっていってそういう取組をしてくることになれば、イラク本体の治安維持軍とも十分な連携を取ってお進めいただくこ...全文を見る
○坂本由紀子君 国民にお伝えするには、派遣された自衛官が国内に戻っていらしたときにそういう方々の生の声を伝えるというようなことも大変いいことではないかと思いますので、これまでの広報の仕方にとらわれず様々な工夫を凝らしてやっていただきたい。また、こういう本当に必要なことには予算を惜...全文を見る
○坂本由紀子君 ありがとうございます。  最後に、質問通告をしてないので恐縮ですが、防衛庁長官、イラクを訪問されまして、先ほど同僚の山内議員の質問にも感想をお述べになられましたが、特に、自衛隊にとってこの派遣によってどのようなことを得るものがあったのかどうか。イラクにとっては、...全文を見る
○坂本由紀子君 ありがとうございます。  延長された期間、自衛隊による十分な人道復興支援活動が行われ、成果が上がり、一日も早いイラク自身による国づくり、そして民主的で平和な国家の建設が進められることを願いまして、私の質問を終わります。ありがとうございます。