坂本由紀子

さかもとゆきこ



当選回数回

坂本由紀子の2006年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月08日第164回国会 参議院 少子高齢社会に関する調査会 第1号
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○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子です。  副大臣、おいでくださっていますので、様々な政策が講じられているにもかかわらず、なかなか出生数の低下に歯止めが掛からないというのが現実ありますが、この点についてそれぞれの所管行政の中で何が最大の課題だという御認識かということと、その...全文を見る
02月15日第164回国会 参議院 少子高齢社会に関する調査会 第2号
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○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子です。  私は、三人の先生方に、この少子化問題と企業の貢献の在り方について御意見を伺いたいと思います。  少子化が進む中で、男性を含めた働き方の見直しということが重要だというのはあらゆるところで言われておりますし、今日も御指摘があったかと...全文を見る
02月22日第164回国会 参議院 決算委員会 第3号
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○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子でございます。  本日は、山谷参考人、北沢参考人には、貴重な御意見をありがとうございます。  まず初めに、山谷参考人にお伺いしたいと存じます。  ただいまお話がございました、独立行政法人についての存続の可否を考える上で政策評価との連携が...全文を見る
○坂本由紀子君 各省庁が政策評価の体系を整備しても、各省庁がやる場合には、基本的に自分のところの独立行政法人については存続を前提にした考えから抜け切れないのではないかというおそれがあると思います。そういう点から、どうこの問題を解決したらいいか。その際に、特に、国会ですとか国会議員...全文を見る
○坂本由紀子君 ありがとうございます。国会としてしっかりとやらなきゃいけないと改めて思います。  次に、北沢参考人にお伺いしたいのでございますが、先ほど御指摘いただいた中で、天下りがかえって増えていると、九五・六%という数字をこの資料にも書いてあるんですが、これは、その特殊法人...全文を見る
○坂本由紀子君 北沢参考人に重ねて伺いたいのですが、こういう給与水準を決めるときに、交付金で税金が入っているので、経営面で、真に民間企業と違った経営の切迫性がないということもあると思うんですが、そのことがイコール、賃金というのは交渉事でありますので、労働組合の親方日の丸的な体質が...全文を見る
○坂本由紀子君 賃金を決める際には、交渉事でありますので、職員団体との交渉で決まることも多いと思いますが、そういう際に、民間の労働組合と違って、こういうところの労働組合は親方日の丸的な発想から抜け切れていないのではないかと思いまして、こういう点についての改善策についての先生のお考...全文を見る
○坂本由紀子君 それは事実行為としておっしゃっていると思うのですが、独立行政法人にした段階では、ある程度裁量性を与えたところについては必ずしも公務員の給与体系がそのまま適用されるとかいうことではありませんので、そういう意味での裁量的な行動というのは独立行政法人としては取れるはずな...全文を見る
○坂本由紀子君 取れていないということ、はい、そこの問題。
○坂本由紀子君 時間が来ましたので、終わります。
02月22日第164回国会 参議院 少子高齢社会に関する調査会 第3号
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○坂本由紀子君 本日はどうもありがとうございます。  まず、北城会長にお伺いしたいのですが、先ほど企業トップの理解が大変大事だということをおっしゃっていただきました。働き方の見直しですとか育児休業の取得には企業トップの方の理解が不可欠だと思いますが、現実には、中小企業の経営者の...全文を見る
03月01日第164回国会 参議院 少子高齢社会に関する調査会 第4号
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○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子です。  今日は、三人の参考人の皆様、大変ありがとうございました。  まず、柿本参考人にお伺いしたいのですが、県庁の中に設けたシングルクラブ、これは成果のほどはいかがなものだったのでしょうか。  私も今の少子化というのは晩婚化、非婚化が...全文を見る
○坂本由紀子君 保育を増やすだけで解決しないというのはおっしゃるとおりなんですが、働き方の見直しというのは個々の企業が最終的に決めますので、国の旗振りだけでなかなか解決しないところはありますですね。  それで、地方自治体が例えば仕事を発注するときに、子育てについて手厚いことをや...全文を見る
03月16日第164回国会 参議院 厚生労働委員会 第3号
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○坂本由紀子君 先日の本委員会における大臣の所信表明の中で、少子化への対応は国民的な重大課題である、若者の自立、子育てに十分な時間を取れる働き方、そして経済的支援の拡充について取り組むという力強いお言葉をいただきました。  若者の自立につきましては、労働力人口が減っている中でと...全文を見る
○坂本由紀子君 是非、今副大臣からお話しいただいた施策がしっかりとした成果につながりますように、全力でのお取り組みをお願いしたいと存じます。  次に、日本二十一世紀ビジョンについての専門調査会の報告書の中で、避けるべきシナリオとして、希望を持てない人が増えて社会が不安定化するこ...全文を見る
○坂本由紀子君 若者は私たちの社会の未来を担う大事な人材でありますので、是非、今おっしゃったようなお取り組みを、今後とも各地においてしっかりと根を広げてやっていただけることになるようにお取り組みをお願いしたいと存じます。  非正規の労働者の問題は、若者だけではなくて、女性にとっ...全文を見る
○坂本由紀子君 四割の事業所において職務や責任が正社員と同じパートがいるという調査結果でもありますし、また、現に役職に就いているパート労働者の割合は一〇%を超える状況になってきていまして、パートタイム労働者が基幹的な労働者として、私たちの社会の中で企業の担い手として重要な役割を果...全文を見る
○坂本由紀子君 ありがとうございます。是非、しっかりと実態を踏まえて、実効ある施策が進むようにお取り組みをいただきたいと存じます。  次に、少子化に関連して、先般、妻の職場の育児休業制度と出生の関係についての調査が出ました。これによりますと、妻の職場に育児休業制度があって、しか...全文を見る
○坂本由紀子君 やはり頑張っている企業にはしっかりとした応援をということで、めり張りのある施策を今後更に検討していただきたいと思います。  十八年度の予算につきましては、厳しい財政状況の中ではありますが、少子化対策にそれなりに御尽力をいただいたと思います。児童手当についての対象...全文を見る
○坂本由紀子君 保険の原理原則は承知をいたしておりますが、この問題が非常に社会、国家にとって大変大きな問題であるということで、暫定的な特別措置等々、様々な工夫をする余地もあるだろうと思いますので、是非前向きに御検討をいただきたいとお願いを申し上げる次第です。  次に、難病対策に...全文を見る
○坂本由紀子君 この問題については、平成十四年ですから四年近く前に、「今後の難病対策の在り方について」という中間報告が難病対策委員会から出ているわけです。それで、こういうことについて、例えば対象となった後で患者数が五万人を上回った疾患だとか、特定疾患に指定された当時と比較して治療...全文を見る
○坂本由紀子君 恐らく予算の枠もありますので、追加をするとなると、厳しい予算の中でというようなこともありましょうし、その他様々な情報を集めなきゃいけないという、加えるについての準備等もあるかと思いますが、患者の立場を考えると是非、そういう事情はあるにせよ、既にこの問題が非常に後れ...全文を見る
03月28日第164回国会 参議院 厚生労働委員会 第6号
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○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子でございます。  今般の法律では三つの研究所が対象になっております。独立行政法人は、法人の裁量権を認めることによって効率的で質の高いサービス、この場合は研究の成果かと思いますが、こういうものをしっかりと出してもらおうというために行われるもの...全文を見る
○坂本由紀子君 そういう具体的な成果につながっている研究がある一方で、研究テーマによってはいかがなものかというのも実は見受けられます。特に、基盤的研究の中で、例えば健康増進対策における飲酒の位置付けということで最適飲酒量を検討するとか、あるいは高年齢労働者の健康と生活の質の評価シ...全文を見る
○坂本由紀子君 今お話しされたような重点化で効率的な成果を実現するということも大事だろうと思います。そして、何よりも、特に産業医学総合研究所は場所的にも離れていて、行政サイドと十分なコミュニケーションが取れているのかという点については、私はやや弱いところがあるのではないかと思いま...全文を見る
○坂本由紀子君 民間では常に最先端の技術、機器等を使った事業活動が行われているわけでありまして、そういう場合の災害予防でありますとかあるいは働く人の健康確保というのは、そのような最先端にあるところの民間の方たちのノウハウを活用するということも大事だろうと思います。そういう意味で、...全文を見る
○坂本由紀子君 この調査は健康増進法におきまして研究所が行うということになっておりますので、研究所が行うこと自体は法に基づく業務でありますが、研究所でなければ行われないものはどこなのかということをしっかりと精査した上で、私はこの問題を効率的な調査研究につながるようにしっかりとした...全文を見る
○坂本由紀子君 重ねて技術総括審議官に伺いますが、研究のテーマの設定につきまして、厚生労働省としてこの国立健康・栄養研究所にこれまでどのような指導をしてきておられますでしょうか。  といいますのは、先ほど取り上げました産業医学総合研究所、ここでも健康問題について比較的、当然のこ...全文を見る
○坂本由紀子君 この問題は突き詰めていくと行政の担当にもかかわってくるんですが、労働基準局長の方に伺いますが、産業医学総合研究所、先ほど申し上げましたように、かなり一般的な健康のテーマを設定した研究等を行ったりもしておりますが、今後、研究等を行うに当たって、同じ省内にかかわってい...全文を見る
○坂本由紀子君 しっかりお取組をお願いしたいと存じます。  また国立健康・栄養研究所に戻りますが、最初に申し上げましたように、この健康の問題というのは今や民間の研究所、もちろん国立大学等でもそうでありますが、かなり広く取り上げられております。先ほど、人を対象とした健康づくりのた...全文を見る
○坂本由紀子君 終わります。
03月29日第164回国会 参議院 厚生労働委員会 第7号
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○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子です。  五人の参考人の皆様、貴重な御意見をありがとうございました。  まず、岩渕参考人にお伺いをいたします。  第一に、先ほど全体の御意見、私も全くそのとおりでありまして、今の置かれた状況を考えますと、特に次世代育成支援については、あ...全文を見る
○坂本由紀子君 ありがとうございます。  次に、森参考人にお伺いしたいのであります。  先ほど御説明の中で、地域内分権の取組をしていらっしゃるというお話がありました。住民が地域づくりに積極的にかかわって、主体的にその地域の問題を解決していくというのは、私はこれからの時代、大変...全文を見る
○坂本由紀子君 ありがとうございます。  あともう一点、森参考人にお伺いしたいんですが、市長のところでは総合評価型の入札をやっていると伺ったんですが、つまり入札に際して価格の安さだけではなくて様々な他の側面も加えてやっているということで、私も昔から、国、地方自治体が様々な契約を...全文を見る
○坂本由紀子君 ありがとうございます。  あと岩渕参考人に重ねてもう一点伺いたいんですが、先ほどN分N乗方式、フランスの方式については時間が掛かるので、より具体、現実的な方策をという御意見でした。  私は、政治が決断してどこまでやるかということであると思いますのと、やはり今の...全文を見る
○坂本由紀子君 ありがとうございます。  それでは、浅野参考人にお伺いします。  先ほどの参考人の御意見を伺っていますと、今般の児童手当の負担割合を削減するくらいなら、まだ生活保護の点を対象とする方が浅野参考人のお考えからすればよりましだということになるのではないかと思うんで...全文を見る
○坂本由紀子君 私は、ましだったでしょうというか、地方自治体の最終的な判断として、生活保護ではなくて。  地方自治体で、地方団体との間でですね、様々話合いが行われてきたわけです。今日も先ほどの委員会の質疑において、生活保護を行うことについては、それは様々福祉について地方自治体で...全文を見る
○坂本由紀子君 もう時間がありませんのであれですが、都道府県知事として様々なお取組、宮城県知事としてお取組をなさっていたわけですが、都道府県と市町村との役割分担、特に次世代育成支援については様々あるかと思います。  それで、特に都道府県によって合計特殊出生率の差が大きく差があり...全文を見る
○坂本由紀子君 終わります。
04月05日第164回国会 参議院 少子高齢社会に関する調査会 第5号
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○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子です。  まず、鴨下先生にお伺いしたいのですが、不妊治療に対する保険適用の問題につきまして、様々な論があるかと思いますが、先生のお考えを教えていただきたいというのが一点です。それと、加えて、不妊治療によって生まれた子供さんに生命力等の点にお...全文を見る
04月12日第164回国会 参議院 少子高齢社会に関する調査会 第6号
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○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子です。  品川参考人にお伺いいたします。  私も、家庭を大事にするというメッセージを国民に出すためにもN分N乗というその税制は非常に意味が大きいと考えております。ただ、そのN分N乗にするときに幾つかの課題があるかと思います。一つは、家庭単...全文を見る
04月17日第164回国会 参議院 決算委員会 第7号
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○坂本由紀子君 自由民主党坂本由紀子でございます。  自由民主党では、去る二月に、行革推進本部が国会事務局等の改革に関する提言を取りまとめました。これにつきましては、それぞれ衆参の議長に申入れをいたしまして、今後、国の財政が厳しい中で、国会におきましても歳出削減等々の努力をする...全文を見る
○坂本由紀子君 ただいまそれぞれの専門員、専門調査員の方の要件の言わば抽象的な御説明をいただきました。具体的にどういう方が任用されているかということをお伺いしたかったのですが、事前にそれぞれ任用されている方の略歴をいただいておりましたのでそれで申し上げますと、元々両院の職員あるい...全文を見る
○坂本由紀子君 通常は七よりも下で、例外的に事務次官と同じものがあるということだと思います。  このお配りしてある国会幹部職員というのは、この一番下の千八百五十三万という年収は中央省庁でいえば局長級とお考えいただいていいものであります。したがいまして、中央省庁の局長級以上でこれ...全文を見る
○坂本由紀子君 私は、館長に御就任をされて図書館長としてのお仕事をなさっているので、その仕事を遂行する中で事務総長としての経験がなければこの仕事はこなせないというようなことがおありかどうかということをお伺いしたかったのでありまして、そういうことを先ほどの質問はお伺いしたんでありま...全文を見る
○坂本由紀子君 それはもちろん図書館は、私たちの立法活動を補佐していただきますので、それがお役に立っているということはもうそのとおりだと思いますが、それがなければ、例えば大学の教授の経験しかないという方が図書館長になったときにそれがこなせないのかどうかという意味でお伺いしたかった...全文を見る
○坂本由紀子君 ただいまの説明を、過去の経緯等をお伺いしたわけでございますが、運転手の方が国会議員の秘書的な業務を行っていらっしゃるかどうかということについては、私は使わせていただいたことがないので、にわかには分からないのですが、果たしてそういうものなんでしょうか。  運転手さ...全文を見る
○坂本由紀子君 国立国会図書館も含めて同じ支給の態様だと思いますが、これは私は少し規定の趣旨からいってもおかしいと思いますし、そもそもこういう手当を存続し続けること自体、見直すべきことではないかということを再度申し上げたいと思います。  次に、行革推進法が今衆議院で審議をされて...全文を見る
○坂本由紀子君 お手元にお配りしてあるもう一つの資料は、これは衆議院、参議院、国立国会図書館の定員の推移をお示ししたものでございます。衆議院はこの平成の間に二十四人減らしておられますし、参議院は十人減っております。国立国会図書館は九十人増えているという状況でございます。平成七年か...全文を見る
○坂本由紀子君 随意契約は真にやむを得ないものに限るというのは誠にそのとおりでございまして、それでは国会事務局、図書館においてはこの点どのようになっているかということと、問題があるとすれば今後の改善についてのお考えを伺います。
○坂本由紀子君 ちょっと時間もありませんので、後ほど数字をいただくということを条件に、図書館の方はそれで結構ですが。  ちょっと聞いているだけだとよく頭に残らないんですが、とてもおかしいことに、随意契約から指名競争入札、そして一般競争になると、一般競争入札になるほどその金額が高...全文を見る
○坂本由紀子君 会議録の作成の求められるものというのが衆議院と参議院で違うものとは思えないのであります、できるだけ速く正確にと。そうであれば、どちらかのシステムが劣っているとかいうようなことであれば、そちら側の院にとってはこれはやはりおかしいことになるわけですし、そもそもシステム...全文を見る
○坂本由紀子君 是非よろしくお願いいたします。  そして、ちょっと時間もないものですから次に移りたいと思いますが、国有財産の適正な利用についてお伺いいたします。  衆議院で葉山の職員研修所をお持ちでいらっしゃいますが、この利用状況について教えてください。
○坂本由紀子君 研修所本体の利用よりはその国有財産を共済組合の保養施設として利用している、その方が多いのであります。  国有財産を保養施設として利用しているというような例がほかにもあるんでしょうか。財務省の方でお答えください。
○坂本由紀子君 国有財産につきましては、職員宿舎のようにその職務をするに必要なもの、これは私はしっかり確保しなくてはいけないと思うのですが、今のお話のような国有財産をその共済の保養施設として使うとか、あるいは事務総長や法制局長のかつての公邸を今、分室として利用しているようですが、...全文を見る
○坂本由紀子君 次に、国立国会図書館の関西館についてお伺いいたします。  先ほど九十人も国会図書館は人が増えたというデータがありましたが、主なのはこの関西館がオープンしたというのが大きいのであります。関西館につきましては、本当にきちっと利用がされているのかということと、それから...全文を見る
○坂本由紀子君 国立国会図書館は国会議員の立法調査活動を補佐するということで造られたことからすると、関西館という遠い場所にあるものは直接的な私たちの立法調査活動の強化につながらないというふうにも思います。  それと、計画自体が平成六年という随分昔に作られていて、そしてその土地の...全文を見る
○坂本由紀子君 会計検査院は、今衆参の事務局からそれぞれ説明がありましたような問題について、これが支出の合規性、経済性、効率性、有効性という観点から本当に適切なのかどうか、そして、先ほど問題にいたしました国会特別手当の支給の実態でありますとか随意契約の在り方等々についてしっかりと...全文を見る
○坂本由紀子君 終わります。
04月20日第164回国会 参議院 厚生労働委員会 第14号
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○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子でございます。  清水委員に引き続きまして、男女雇用機会均等法の改正法案についてお伺いをいたします。  先ほど清水委員からお話がありましたように、雇用機会均等法ができて二十年がたちました。この均等法というのは、働く女性の応援団として女性を...全文を見る
○坂本由紀子君 ありがとうございます。これからの時代、女性の活躍抜きにして私たち日本社会の発展というのはあり得ないだろうと思っております。  男女雇用機会均等法の存在もあって、企業の中で女性の能力を活用するというか、女性にしっかりと頑張ってもらって企業を発展させていくという認識...全文を見る
○坂本由紀子君 現実に起きている問題に対応しようということで規定を盛り込んだというのは分かりました。  先ほど大臣のお話にもございましたが、最近非正規の雇用者が非常に増えております。様々な法律がすべて非正規の人たちにも効力を持っているかというと必ずしもそうでないというところにま...全文を見る
○坂本由紀子君 確かに最近は女性が、特に高校を出て就職する女性の場合には、非正規の労働者として扱われる方が大変増えておりますので、そういう意味で、妊娠等を理由とする雇い止めのところに、しっかりとそういう方たちに保護がかかわるように、あるいは往々にしてセクシュアルハラスメントは立場...全文を見る
○坂本由紀子君 省令で列挙するということで、先ほどの清水委員からも指摘をされておりましたが、限定され過ぎないかと懸念する声も一方ではあるわけであります。  この点についてそういう声がある中であえて省令で定めるという方式を取ったところの理由を説明してください。
○坂本由紀子君 その逆から伺いますが、仮に省令方式にしないとした場合に、今回の間接差別の規定を実際適用しようと思ったときに、具体的に困ることですとか問題が生じるというのがあるんでしょうか。
○坂本由紀子君 そうすると、その諸外国では間接差別の個々の事案で格差の有無の判断がなかなか難しいという事情があるというふうに聞いています。今の局長の説明ですと、格差の存在を省令に書かないと労働者側が立証しなきゃいけなくなるということでありましたので、そうするとその労働者にとって証...全文を見る
○坂本由紀子君 そうすると、必要なことが省令に書いてあればいいということでありますから、何が省令に書かれるかということが問題になってきます。先ほど来出ていますが、いま一度御答弁いただきたいと思いますが、この間接差別として厚生労働省令で規定を予定するものは具体的にどういうことになり...全文を見る
○坂本由紀子君 この省令の位置付けからいきますと、どんどんこの省令に書く、間接差別の事案を増やせばいいということに多分、必ずしもならないんだろうと。そこは企業の現場で、こういうことについては明らかに間接差別として避けなくちゃいけないんだということがきちっと検証できる事案というもの...全文を見る
○坂本由紀子君 間接差別をなくすという意味では、日々の雇用均等室の指導の中でもこういう事案についてのきっちりとした捕捉をしつつ、制度の充実というものを忘れずに推進をしてもらいたいというふうに思います。  次に、妊娠、出産についての不利益取扱いの関係でお伺いをしたいと思います。 ...全文を見る
○坂本由紀子君 若干繰り返しになりますが、一応念のために。  非正規の女性労働者が増加をしているという御答弁を先ほどいただきました。この妊娠、出産の適齢期にある女性についてはどうなんだろうかということを伺いたいと思います。
○坂本由紀子君 そうしますと、先ほどから話が出ていますが、有期の人たちにとって雇い止めというのは非常に深刻な問題になります。  この妊娠、出産を機に日本ほど女性が職場を離れているというのが多い国は余りないわけでありまして、この点で、この雇い止めを含めて、不利益取扱いというのをし...全文を見る
○坂本由紀子君 ちょっと通告をしていなかったんで恐縮なんですが、今の妊娠、出産等を理由とする不利益取扱いの禁止、つまり母性保護規定だとか母性健康管理措置を受ける等々について、不利益取扱いを受けた場合、こういう事案というのは均等法の実効性確保の措置として認められているところの助言、...全文を見る
○坂本由紀子君 今回の均等法のこの関係で、私は一番大きいのは、妊娠中の女性労働者、そして出産後一年を経過しない女性労働者に対してなされた解雇は無効とするという、つまり解雇無効が労働法の中で初めて挙証責任が転換されたことであります。現実に妊娠によって解雇されたという女性の声を聞くこ...全文を見る
○坂本由紀子君 このセクシュアルハラスメントについては、当事者の言い分が食い違うというようなことも間々ありまして、事業主からすると事実関係の判断が非常に付きにくいと。で、それはまあ具体的にどういう事後処理をするかというのは大変だということも伺うところであります。  で、このセク...全文を見る
○坂本由紀子君 事業主と労働者以外の第三者がいるがゆえの行為者とされる人への出頭要請というのは日本のユニークな規定なのかもしれませんが、今後、このセクシュアルハラスメントを紛争解決の手段としての調停の対象にもするということにしておりますので、そういう意味で、この第三者が入る調停の...全文を見る
○坂本由紀子君 ありがとうございます。是非よろしくお願いいたします。  それで、次に、男女雇用機会均等法には、実効性の確保のために、紛争の解決のための紛争調整委員会と、それから助言、指導、勧告という行政指導があります。これまで助言、指導、勧告というのがそれぞれ雇用均等室で行われ...全文を見る
○坂本由紀子君 それは、公表しないで勧告の段階で解決すればその方がベターですから、それはそれでいいと思います。ただ、法に違反しているということで指導を受けているわけですから、それは一刻も早く改善してもらわなければいけないわけでして、助言や指導をしてもなかなかそこに取り組んでいただ...全文を見る
○坂本由紀子君 副大臣おっしゃったように、すべての機関を総動員してこの問題にお取り組みをいただきたいと思います。  最後でございますが、今般の男女雇用機会均等法の改正は、男女労働者双方に対して、その職場においてその能力が十二分に発揮される一つの道筋を開くものだと思います。  ...全文を見る
○坂本由紀子君 ありがとうございます。
04月26日第164回国会 参議院 厚生労働委員会 第16号
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○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子でございます。  本日は六人の参考人の皆様、貴重な御意見をありがとうございました。大勢いらっしゃるので全員の方にお伺いできないかもしれませんが、その際はお許しいただきたいと思います。  まず、川本参考人にお伺いいたします。  法の規定に...全文を見る
○坂本由紀子君 ありがとうございます。  均等法の目指すところは、性によって差別をしないということが基本にあるんだと思います。そして、私たち労働関係を取り巻く法案というのも様々ありますので、そういう法案がきちっとした法の目的に照らしたことをやっていかなくてはいけないだろうと思い...全文を見る
05月29日第164回国会 参議院 決算委員会 第11号
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○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子でございます。  十六年度決算につきまして、また会計検査院より多くの不当事項等が指摘をされ、また改善がされたところであります。このうち、特に厚生労働省につきましては、毎年多くの指摘を受けておりますし、今年も地方の労働局の取組を始めとして大変...全文を見る
○坂本由紀子君 各省庁同じように会計処理をしておりますが、私は基本的には会計検査院に指摘される以前に各省庁において適正な処理が行われるということが大変大事なことであろうと思います。  会計検査院におかれましては、各省庁の内部監査が実態としてどのようなものであると認識しておられる...全文を見る
○坂本由紀子君 平成十三年でありますので、しばらく前の御指摘ですが、指摘されていることは誠にもっともなことでありまして、監査をしっかりと独立性を保たせる等々のことがありました。  各省庁、それに沿って果たしてできているのかどうかということが問題でありますが、その点について会計検...全文を見る
○坂本由紀子君 各省庁に会計検査院の持っている監査のノウハウを伝えて、しっかりと省庁で第一次的に取り組んでいただくというのは大変大事なことでありますので、その点はこれからも充実させてやっていただきたいと思います。  ただ、それだけではなくて、制度的に不正が起きないような、そうい...全文を見る
○坂本由紀子君 失業給付については確かに三倍返しというような形にはなっているんですが、助成金は必ずしもそうはなっていないわけであります。  日本の場合には、ほかの制度とのバランスがあってなかなかそういうところに思い切った措置がとれないできているというのがあると思います。見付かっ...全文を見る
○坂本由紀子君 是非よろしくお願いいたします。  その点に関連いたしまして、補助金適化法の運用の件でお伺いいたします。  補助金によって造られた施設等につきましては、それが安易に他に転用される等々のことがないように、補助金の目的にかなった運用がされるようにということで補助金の...全文を見る
○坂本由紀子君 学校の統廃合による施設のように、もっともな理由で不要になる施設というのはあります。最近では、市町村合併がかなり行われましたので、合併によって同じ施設が同一の市町村の中に幾つもあって、行政の合理化を考えるとほかの用途に使いたいという声をよく聞きます。ところが、それぞ...全文を見る
○坂本由紀子君 実態調査をしていただいて把握をしていただくというのはもちろん有り難いことであります。ただ、市町村というのは、市町村から見ると国というのはとても遠い存在でありまして、間に県がある、市町村が直に国に対して様々な注文を付けるというのはこれまでの意識からしても非常にやりづ...全文を見る
○坂本由紀子君 今御説明いただいた国政調査費のうち、飲食にかかわるものはどのくらいあるのでしょうか。
○坂本由紀子君 今おっしゃった飲食にかかわるもののうち、外国の賓客を交えたとかいうのを除いて、まあ言ってみれば身内だけのものというのはどのくらいあるんでしょうか。
○坂本由紀子君 会議費の支出をするときには、参加者を書くというのは決裁上当然のことであると思いますので、その参加者が書いてない決裁があるというのは私には信じ難いことであります。したがいまして、支出をするときにはその中に外部の人がいるかどうかというのは当然のこととして分かると思いま...全文を見る
○坂本由紀子君 最初にお話しくださった参議院の事務総長については、私は、身内、言ってみれば内部だけのもの、国会議員とそれから国会職員と合わせてですから、そういう意味では、国会議員の会合に職員が行ったか行かないか正確なことは分からないといっても、それ自身は、ほかに外部の第三者がいな...全文を見る
○坂本由紀子君 先般新聞に出ていたのは、国会が情報公開法が適用されていないので、国会から出たのではなくて、むしろ外の機関を通じて出たというような形で詳細が出ているわけであります。  私は、国会であるからそのお金の使い道について細かいことを言わなくていいということではないと思いま...全文を見る
○坂本由紀子君 私が申し上げたのは、国政調査費を使うか使わないかというようなことを言ったのではなくて、身内だけで飲食を伴うような形で使うことが果たしていいのかどうかということを伺ったわけです。  そして、職員についてそういうことを極力というような御発言がありましたが、今、行政の...全文を見る
○坂本由紀子君 そのような職員だけで飲食を行うというようなことについて、不適正でないケースがあるという意味が言外に入っているんでしょうか。
○坂本由紀子君 一般論としてのお答えでも結構ですので、一般的に、行政の公務員が身内の中だけで飲食をするということについて適正だと判断されるのか、それとも一般的には不適正だと思われるのか、重ねてお伺いいたします。
○坂本由紀子君 行政です、行政。
○坂本由紀子君 例えば、会計検査院の中で職員が会計検査院のお金で飲み食いしたら、それは適正なのかどうかということを伺っているんです。
○坂本由紀子君 いやしくも税金を使うについては、私は襟を正して厳正にやらなくてはいけないことだと思います。  したがいまして、議長、委員長の判断という言い方を再三、先ほどから事務総長はなさっているんですが、事務総長というのは国会の役員でいらっしゃいます。役員であるがゆえに非常に...全文を見る
○坂本由紀子君 私は事務総長に期待をいたしましたのは、世の中が非常に動いているわけです。国の財政も厳しくて、歳出改革をし、国民にも様々な面でその痛みを受けてもらっている。そういう中で、国会における活動も常に見直しをして、あるいは予算の支出についても、かつての社会通念で許されていた...全文を見る
○坂本由紀子君 衆議院の事務総長の御答弁には私も納得いたしましたが、参議院の事務総長の御答弁には私は納得しかねるのであります。  資料として「幹部公務員の給与体系の概要」というのをお配りしてあります。これをごらんいただきますと、立法とそれから行政、司法の一覧になっています。三権...全文を見る
○坂本由紀子君 十六年度、十七年度随意契約を十八年度は競争入札にということで改善されたことはいいことだと思います。ただ、改善される前の契約金額、例えば国会参観バスの駐車場、約二千万だったのに対して、一般競争入札にしたらその半分になったというようなことで、ほかにも当たり前のように随...全文を見る
○坂本由紀子君 衆栄会というのは衆議院の職員のOBがつくっている団体ですが、同じようなものが参議院にもありまして、参友会。やはりその随意契約で仕事が出たりというようなことがありまして、参議院も同じようにこの点ではきちっと改善をしていただく、そして内部の体制をしっかり整えていただく...全文を見る
○坂本由紀子君 お答えのとおりの結果がきちっと出ることを期待をいたします。  次に、前回、速記についてお伺いいたしました。速記の体制というのが実は衆議院と参議院で違っているということを伺いまして、衆議院においては、参議院のように二人一組ではなくて、もう一人で速記をやるというよう...全文を見る
○坂本由紀子君 次に、機械化の話ですが、参議院では機械化に向けて検討が進み、様々なデータも取れているんであります。こういうものを衆議院がこれから機械化を進める上では私は連携を取ってやっていくべきだということを前回も申し上げたんですが、実質的にほとんどそういうことが今はなされてない...全文を見る
○坂本由紀子君 同じことをなさるわけですから、そういう意味で、できるだけ効率的に、そして双方のいいところはお互いに取り入れて、より良いものにしていくということを是非進めていただきたいと思います。そのようにして業務の機械化を図る、あるいは外部委託をするということによって効率的な業務...全文を見る
○坂本由紀子君 参議院と国立国会図書館長からは組織の縮小というような言い方あるいは廃止というような言い方でなされましたが、私は別に仕事がなくていいというようなことは決して言っておりません。  例えば、お配りした資料に、衆、参、国立国会図書館の管理職の割合を行政と司法と比べたもの...全文を見る
○坂本由紀子君 是非これまでの取扱い方針を変えていただきたい、そしてできるだけオープンに。  加えて、様々な処遇等については、これは会計検査院のチェックが及ぶ部分ではありませんので、是非それぞれの事務総長がお取組をいただきたいということと併せて、これは衆議院、参議院のバランスの...全文を見る
06月02日第164回国会 参議院 厚生労働委員会 第23号
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○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子でございます。  今日は五人の参考人の皆様、大変貴重な意見をありがとうございました。時間の都合がございますので、全員の参考人の皆様に御意見を重ねて伺うことができないかもしれませんが、その際はお許しください。  まず、河内山参考人にお伺いい...全文を見る
○坂本由紀子君 ありがとうございます。  それでは、次に柳澤参考人にお伺いをいたします。  参考人から提出していただいた資料の二ページ目を拝見いたしましても、子供と保護者側の要因というのがございまして、この小児科医、特に病院の小児科医が大変な激務でいらっしゃるというのは、こう...全文を見る
○坂本由紀子君 ありがとうございます。  重ねて柳澤参考人にお伺いしたいんですが、その二ページ目の上の箱に産科医の不足はより深刻というのがございました。産科医の場合には絶対数がもう不足していて、どの地域でも本当に産婦人科の科目が閉鎖になるというようなことが起こっておりますが、こ...全文を見る
○坂本由紀子君 ありがとうございます。  続きまして、小島参考人にお伺いいたします。  一つは、高齢者の窓口負担の引上げについての御意見がございました。  確かに現行よりは自己負担が多くなりますが、日本で言われておりますのは、社会保障について、高齢者に対する給付に比べて子供...全文を見る
○坂本由紀子君 重ねて小島参考人に伺いますが、医師に限らず、看護師等も含めて医療従事者が大変不足している現場が多くなっておりますが、この原因についてはどうお考えでしょうか。
○坂本由紀子君 ありがとうございます。  最初に申し上げた高齢者の一部自己負担の引上げ等につきましても、負担できる範囲内で、全体の医療費の抑制が必要な中で適正な御負担をお願いしているということであろうかと思いますので、限られた財源の中でより質の高い医療が提供され、これからも私た...全文を見る
10月25日第165回国会 参議院 少子高齢社会に関する調査会 第1号
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○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子です。  二点質問があります。  一点は、武見副大臣にですが、少子化対策の中で、私は、最近は脚光を浴びてないんですが、やはり予算の増だとか対策を強化しなくてはいけないと思うのは、児童養護施設等、本当に保護を必要とする子供たちに対してしっか...全文を見る
10月26日第165回国会 参議院 厚生労働委員会 第2号
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○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子でございます。  まず初めに、高齢化社会を迎えている中で、全国で質の高い医療が提供されることが大変大事だと思っておりますが、昨今、産婦人科、小児科はもとより、各地で病院の医師不足が指摘される等、この問題が大きな社会問題となっていると考えます...全文を見る
○坂本由紀子君 そもそも、我が国は人口千人当たりの医師数で見てみましても、日本が二・〇に対してドイツ、フランスは三・四など、先進国の中では医師の数が非常に少ない状況にあると思います。そういう状況の中で、厚生労働省は、医師の数はやがて十分需給の均衡に達するのでこれ以上増やすことはな...全文を見る
○坂本由紀子君 今局長から病院における医師の不足についてもメンションされましたが、現在の医療、特に医師の病院における勤務状況を見ると、先ほど御指摘があったように、休日、夜間に病院に来る患者さんが非常に多くなっている等々、国民の医療を受けるニーズが変質していることもあって、大変病院...全文を見る
○坂本由紀子君 確かに毎年医者の数は増えています。ただ、増えている人たちがそういう地域格差の解消につながっているかといったら、東京にばかり働くことを選んだりとかいうことで、地域格差は一向に解消していないというのがあるわけでありまして、かつ病院の勤務実態が変わらなければ、なかなか若...全文を見る
○坂本由紀子君 次に、医療事故等の紛争解決のための中立的な第三者機関の整備についてのお考えを伺います。  医療事故が発生した場合に警察が介入して、あるいは裁判によって解決が図られているという現在の状況は、医療に従事している方々を萎縮させて、そしてひいては高度先進医療に取り組もう...全文を見る
○坂本由紀子君 モデル事業等もやっていただいていたわけですので、そういう意味ではこの問題は急ぎますので、できるだけスピーディーにやっていただきたいというふうに重ねてお願いをいたします。  それと、自由民主党では今、分娩に係る医療事故に関して無過失補償制度のようなものを構築して、...全文を見る
○坂本由紀子君 今回、原則として一割の負担ということが導入されたわけですが、負担能力を超えて負担することがないように様々上限が設定されていて、負担が可能な範囲に収まるという制度を取ったというふうには聞いておりますが、ただ、制度ができる前と制度ができた後で障害者の所得が目に見えて増...全文を見る
○坂本由紀子君 今おっしゃった、中期でそのような目標を持つということはもちろん必要なんですが、その時々にきちっと拡大しているかどうかということをしっかり検証なさっていただかないと現実に障害者がサービスを受けられるということになりませんので、その点は、法施行後間もないとはいえ、しっ...全文を見る
○坂本由紀子君 今おっしゃったメニューは大変結構なんですが、それが何人の人に行われているかということが大事だろうと思います。そういう意味で、必要な障害者についてはすべて今おっしゃったようなサービスが提供されるという気概を持ってお取り組みをいただきたいと思います。  ただ、障害者...全文を見る
○坂本由紀子君 ちょっと遠いので見えないかもしれませんが、大臣、このバッジをごらんになったことがあるでしょうか。これは、来年静岡で行われるユニバーサル技能五輪のバッジなんでございます。世界で初めて障害者と、それから若者の技能五輪が同時に日本で開催されるというものであります。  ...全文を見る
○坂本由紀子君 ありがとうございます。  今日は警察の方にもおいでいただいて、パーキングパーミット制度の導入についてお願いをしようかと思いました。ただ、時間がなくなりましたので、誠に恐縮でございます。要請だけさせていただきまして、私の質問をこれで終わりたいと思います。
11月08日第165回国会 参議院 少子高齢社会に関する調査会 第2号
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○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子でございます。  今日は、三人の参考人の皆様、貴重な意見をありがとうございました。  まず、大澤参考人に伺います。  先ほど御説明いただきました働き方の希望と現実の中で、これは父親も大分その理想と現実が違っておりまして、この父親の現実が...全文を見る
11月28日第165回国会 参議院 教育基本法に関する特別委員会 第4号
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○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子でございます。本日は自由民主党が最後の質問者になります。よろしくお願いいたします。  昨今の我が国におきましては、自分に対する肯定的な評価ができない、あるいは自らの社会や国に誇りを持てないという人が多い状況になっております。これらは、我が国...全文を見る
○坂本由紀子君 ありがとうございます。  やはり基礎学力というのは社会人として活動する上での基本になるものでありますので、そういうことが学校教育の場で確実に身に付くということは大変大事なことだと思います。  今大臣がおっしゃったそのコミュニケーションの能力というようなものは、...全文を見る
○坂本由紀子君 大臣から、共稼ぎになったこともあって家族のコミュニケーションの時間が少なくなったことも家庭の中におけるしつけが不十分になってきた一因だというお言葉がございました。私も共稼ぎで子供を二人育てましたが、子供のしつけというのは、時間ももちろんあるんですが、親がいかに意識...全文を見る
○坂本由紀子君 私も家族が一緒にいる時間が多いということは誠に大臣のおっしゃるとおりで賛成でございます。そういう意味で教育と経済界とのかかわりというのは大変大きいと思います。  一つは、今大臣がおっしゃったように、家庭教育の中に両親がちゃんといて、子供と一緒に家庭をしっかりと営...全文を見る
○坂本由紀子君 企業は競争原理で動いているということは事実でございますが、やはり企業は人でもっているということも事実でございますので、いかに優れた人が教育の中で育って、それが社会を支える側に回るか、その教育の在り方に企業なり経済活動が影響を与えているとすれば、そこの部分については...全文を見る
○坂本由紀子君 大臣のおっしゃるとおり、効率化は必要でありますし、そのとおりだと思います。  市場原理については、十分慎重に考える、適当でないというお話もいただきましたので、この点も踏まえて、関係者においては、税金で運営している教育についてはしっかりと効率化を図りつつ、国民の期...全文を見る
○坂本由紀子君 そういう建前の中で、それでは障害者が高等教育機関にどのくらい在籍しているかということについて見てみますと、独立行政法人の日本学生支援機構が約千の学校を対象にした調査によりますと、それら大学、短大に在籍している障害のある学生の割合というのは〇・一六%、四割の学校には...全文を見る
○坂本由紀子君 その辺の意識というのは、多分保護者の方の意識も大きいと思うのです。  それで、日本では障害者というと保護されるものというような位置付けがなされていて、この子が社会の中でやがて社会の担い手として社会の中を生きていくんだという意識が割合希薄なように思います。  官...全文を見る
○坂本由紀子君 ノーマライゼーションの実現というのは政策的課題としてあります。障害者の教育については文部科学省も大変最近熱心に特別支援教育に取り組んでおられまして、そういう意味ではいろいろな教育機会がこれから増えてくるということで期待をいたしております。  ただ、私は障害者の教...全文を見る
○坂本由紀子君 ありがとうございます。理想をしっかりと確かなものにしていただいていれば歩む方向が間違いないだろうと思いますので、よろしくお願いいたします。  先ほど官房長官のお話にもございましたが、その障害者の問題について、実は教育委員会は、特に都道府県の教育委員会は障害者の雇...全文を見る
○坂本由紀子君 ありがとうございます。よろしくお願いいたします。  私たちが今抱えている教育の問題というのは、一刻も早く国民全体が問題を共有化して解決に向かって行動していくことが必要だろうと思います。教育基本法の改正というのはそのための土台をつくるものでありますので、決してイデ...全文を見る
12月07日第165回国会 参議院 教育基本法に関する特別委員会 第9号
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○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子でございます。  本日は、四人の公述人の皆様、大変お忙しい中、突然の公聴会の開催でしたが、御出席をいただきまして貴重な御意見をお述べいただき、誠にありがとうございます。  時間が限られておりますので、四人の方全員に重ねてお伺いすることがで...全文を見る
○坂本由紀子君 ありがとうございます。  今、家庭教育について、公述人何人かの方々から言及がございました。家族がばらばらになっている、あるいはしつけが十分にできていないということが言われております。  学校現場におきまして、この点での家庭教育の変質を具体的にどのように受け止め...全文を見る
○坂本由紀子君 ありがとうございます。  かつての子供に比べて今の子供が家庭教育が行き届いていないというようなところが現実出ているんでしょうか。岡本公述人、その部分について少し述べていただきたいと思います。
○坂本由紀子君 嶺井公述人に伺います。  先ほど家庭教育を法律で縛ることは問題だという御意見でしたが、今の家庭教育が、かつて六十年前、四十年前、三十年前に比べて家庭の教育力がその当時に比べて落ちてきているというような、その辺の教育力についてはどういう御認識でしょうか。
○坂本由紀子君 重ねて嶺井公述人に伺いますが、それは地域、家庭、学校というその三つの教育空間があるわけですが、学校を除いた家庭、地域の教育力がトータルとして少し低下してきているという意味でしょうか。
○坂本由紀子君 その場合に、家庭の教育力全体として落ちてくると、それは子供にとっては大変大きな問題であると思いますが、そこを解決するためにどのような手だてを講ずべきだとお考えでしょうか。
○坂本由紀子君 教育は社会のかがみでありますので、社会がどういうものを求めているかということにかなり左右されているところがございますので、そういう意味では、社会が求めているのが単なる学歴であるとか知力だけではなくて、そういう人格面全体を求めるということが確かに必要でありますが、そ...全文を見る
○坂本由紀子君 ありがとうございます。  今般の教育基本法の改正の中では、これからの私たちの時代が知識基盤が大変重要になってくるということで、大学についての記述もされております。大学が、「学術の中心として、高い教養と専門的能力を培うとともに、」というようなことで、大学教育につい...全文を見る
○坂本由紀子君 最後の質問になりますが、幼児期の教育というのが新しく今般の基本法の改正案の中に加えられております。  幼児期の教育が生涯にわたる人格形成の基礎であることは、これはだれしも同じ考えだろうと思います。本日は幼児期の教育に直接携わっていらっしゃる方はいらっしゃらないわ...全文を見る
○坂本由紀子君 ありがとうございます。  時間が参りましたが、先ほど岡本公述人から御指摘がありました学校、家庭、地域住民等の相互の連携協力、松永公述人からもございましたが、これが静岡県で人づくり百年の計委員会で御指摘されました三つの教育観が大事だということと正に軌を一にいたして...全文を見る