坂本由紀子

さかもとゆきこ



当選回数回

坂本由紀子の2007年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月06日第166回国会 参議院 本会議 第5号
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○坂本由紀子君 私は、自由民主党、公明党を代表して、ただいま議題となりました平成十八年度補正予算三案に関しまして、賛成の立場から討論いたします。  初めに、本補正予算は国民生活上の喫緊の課題に迅速に対処するため編成されたものであり、この審議に当たり、与党からの再三の呼び掛けにも...全文を見る
02月07日第166回国会 参議院 少子高齢社会に関する調査会 第1号
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○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子でございます。  今日は三人の参考人の皆様に本当に貴重なお話を伺いまして、ありがとうございました。感謝申し上げます。  日野原先生には、私たち日本人にとって理想の生き方をしていらっしゃるように思いまして、だれもが日野原先生のように本当に長...全文を見る
02月14日第166回国会 参議院 少子高齢社会に関する調査会 第2号
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○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子です。  今日は三人の参考人の皆様、大変ありがとうございました。  本日のテーマは高齢期の生活保障基盤ということで先生方のお話を伺ったわけですが、それぞれ御指摘の点は誠にそのとおりで、私も同感するところが大変多うございました。  そうい...全文を見る
03月07日第166回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○坂本由紀子君 坂本由紀子です。よろしくお願いいたします。  まず、子育て支援の強化について伺いたいと思います。  柳澤大臣は、前回の衆議院選挙のマニフェストに、子供は社会で育てる旨を盛り込んでくださいまして、子育て支援について大変理解がある大臣だと私は認識をいたしております...全文を見る
○坂本由紀子君 待機児童は都市部の地域に非常に多くなっておりまして、また、それぞれの地域の改善の状況も随分違うのであります。そこには共通の理由があるというよりも、むしろ首長さんの姿勢ですとか、そういうところが非常に大きくなっております。したがいまして、この課題は、私は、国の、国家...全文を見る
○坂本由紀子君 一時保護所について定員を超えてという話が出ましたが、この中に、都市部では親が不法滞在等で検挙された子供たちが収容されているということを聞いておるんですが、法務大臣、この点ではどのような現状になっているのでしょうか。
○坂本由紀子君 先日、新宿にある一時保護所に伺ったときに、オーバーステイで親御さんが収容されている方の子供さんなどもいまして、ただでさえ一杯のところがより大変だというようなことがありましたので、是非、この点についての運用は、大臣が今おっしゃったような形で改善図られるようにお願いし...全文を見る
○坂本由紀子君 子育て支援の中でも、こういう子供たちに対する支援、また児童虐待の場合には親御さんに対する指導等、最も重要な課題ではないかと思われますので、今後ともしっかりお取り組みをいただきたいと存じます。  次に、少子化の中で子供たちが被害者となる犯罪が後を絶たないという大変...全文を見る
○坂本由紀子君 今大臣がおっしゃった仮釈放者については、諸外国ではかなり厳しい再犯防止のための対策が取られていると聞いております。例えばGPSでフォローするというような話もありますが、日本でもそのようなより確実な方策を検討してもいいのではないかと思いますが、この点についてはいかが...全文を見る
○坂本由紀子君 日本では、財産罪と性犯罪についての比重がちょっと私たちの感覚から違っているのではないかと思うのであります。  今日、法務省の刑事局長おいでだと思いますが、強盗と強姦について刑法がどういうふうに規定をしているのか、ちょっとお述べいただけますでしょうか。
○坂本由紀子君 夜道で暴漢に襲われたときに財布を出すか体を取られるかといったら、女性は間違いなく財布を出すと思います。財布を取った方の犯人が重くて、女性たちにとってはより屈辱であるところの体を奪った犯人の方が軽いというのは、何とも国民感情からすれば納得できないところではないかと思...全文を見る
○坂本由紀子君 ありがとうございます。是非よろしくお願いします。  厳罰化というのは犯罪抑止に非常に効果があると思いますので、そういう意味で、特に子供に対する性犯罪、児童ポルノの排除も含めて、これはとりわけ大事なことではないかと思います。先般も大阪地裁で出た判決だったと思います...全文を見る
○坂本由紀子君 是非前向きの検討をお願いしたいと存じます。  次に、二〇〇七年問題に関連して人づくりについてお伺いいたします。  私たち社会の発展のためには科学技術の進歩が大きいわけでございますが、この科学技術の土台になるのは理数科教育であろうと存じます。ところが、日本では理...全文を見る
○坂本由紀子君 小さいときに数学が嫌いになって理数系を、進学できないというような状況が日本の現実としては多いのかと思いますので、是非、小中高のところの充実を引き続いて図っていただきたいと思います。  高等教育については、この後に含めてもう一度伺いたいと思います。  あと、人材...全文を見る
○坂本由紀子君 ハローワークにおける職業別の求人求職の状況を見ますと、これは二十九歳以下のデータをもらったんですが、事務的職業について言えば求職者が求人の倍以上、これに対して、ものづくり部門の生産工程・労務は求人に対して求職者が半分で、専門的・技術的職業については求職者が求人者の...全文を見る
○坂本由紀子君 ありがとうございます。  次に、今年の秋にユニバーサル技能五輪国際大会が行われます。皇太子殿下が名誉総裁に御就任をされておられますが、この意義について厚生労働大臣から伺いたいと存じます。
○坂本由紀子君 ものづくりというのが我が国の大事な産業であったことを考えると、今大臣がおっしゃったように、この国際大会が開催される意義は大変大きいと思います。ところが、いま一つ関係者に知られておりませんのと、特にこれは若者に見てもらうと大変いいのではないかと思うんですが、この点で...全文を見る
○坂本由紀子君 是非お取組、よろしくお願いいたします。  次に、大工さんのような職人さんですね、技能を持った方、こういう方は日本の伝統を引き継ぐ大変大事な方々なんですが、後継者のなり手がいない、あるいは過剰な競争の中でなかなか大変だということを聞きます。こういう方たちに対してこ...全文を見る
○坂本由紀子君 厚生労働大臣から前向きの御答弁をいただきまして、誠に有り難いと思います。頑張っている職人さんたちが本当に希望を持ってその仕事を次の世代に伝えていけるようにしていただきたいと思います。  次に、参議院では決算を重視して決算委員会の審議を予算案に反映するということを...全文を見る
○坂本由紀子君 国民にも、財政難の折、様々な取組をいただいているところでありますので、公務員については国会においてもしっかりとしたお取組を引き続いてしていただきたいと思います。  次に、知的障害者の雇用についてであります。  障害者の雇用については、雇用率が公務の部門にも適用...全文を見る
○坂本由紀子君 行政府におきましては、さすがに厚生労働省はこれについて早くに取り組み、知的障害者の雇用をしていただいていますが、ほかの省庁はまだでありますので、是非ほかの省庁にもお呼び掛けをいただきたいと思います。いかがでしょうか。
○坂本由紀子君 終わります。
03月15日第166回国会 参議院 厚生労働委員会 第4号
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○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子でございます。  柳澤厚生労働大臣は先日の本委員会における所信表明の中で、地域医療における医師不足の問題について具体的で実効性ある各般の医師確保対策を進めていくという決意を示されております。具体的にはどのようなお取組を進めていただけるのか、...全文を見る
○坂本由紀子君 大臣がおっしゃいましたように、各地域様々な事情を抱えております。私の地元の静岡県でも国の方から診療機能の集約化、重点化を言われておりますけれど、先日、県としては、小児科、産科については困難だというような方針を示したというようなことがございまして、国が号令を掛けるだ...全文を見る
○坂本由紀子君 一刻も早く制度が実施に移されるよう努力をしていただきたいと思います。  二点目といたしましては、医療事故に係る死因究明制度についてであります。  現在、医療事故が発生した場合に、裁判によって解決が図られる、あるいは医師法二十一条の関係で、場合によって医師が逮捕...全文を見る
○坂本由紀子君 この組織が有効に機能するためには、それに従事する専門的な人材の確保等も必要だと思いますので、同時並行的にスムーズにこの組織が有効に機能するような取組を進めていただきたいと思います。  三点目は、この「方向性」のところにも少し言及されておるんでありますが、医療事故...全文を見る
○坂本由紀子君 是非よろしくお願いいたします。  次に、病院勤務医の長時間労働の是正の問題について伺いたいと思います。  様々な統計がありますが、確かなことは、病院勤務医が非常な長時間労働を余儀なくされているということだと思います。このことが医師不足を一層加速させているわけで...全文を見る
○坂本由紀子君 是非しっかりとしたお取組を要請いたします。  次に、難病対策について伺います。  難病として指定をされないと治療のための研究も行われないと、特にFOPについてそういうことがずっと言われ続けてまいりました。先般、このFOP外一件の疾患を難治性疾患克服研究事業に追...全文を見る
○坂本由紀子君 副大臣は、昨年十二月十一日に出されました懇談会の見直しについての見解をどのように評価をしておられますでしょうか。
○坂本由紀子君 まとめられた意見についての御意見をお伺いしたいのですが。
○坂本由紀子君 今回二つの疾患が難治性疾患克服研究事業に追加をされましたが、これは要請されている難病対策として十分な手だてが講じられたというふうにお考えでしょうか。
○坂本由紀子君 この難病対策については現在の事業二つありまして、まず研究をするというところの事業について伺いたいのですが、難病の原因の究明ですとかあるいは治療法の確立に向けての研究というのは、これはあらゆる難病について私は必要性があるのではないかと思うんです。ですから、そこに優先...全文を見る
○坂本由紀子君 私は、治療の補助制度のところは困難度というのが入る余地があると思うのですが、研究について言えば、困難度ということではなくて、やはり四つの少なくとも要因を満たしていれば、予算を確保してこの研究を進めなければ問題は一向に解決しないのではないか、国として負うべき責任を果...全文を見る
○坂本由紀子君 予算額について言えば、十八年度、十九年度は確かに増えていますが、例えば十五年度から十六年度にかけては予算額は減っていますし、十六年度から十七年度にかけてもこの関係の予算は減っているんですね。ですから、この難治性疾患克服研究事業について言えば、厚生労働省は同じ数の対...全文を見る
○坂本由紀子君 今までは難治性疾患克服研究事業について伺いましたが、もう一つ、治療費について補助をなされているところの治療研究があります。今回、FOPはここの対象には入りませんでした。しかし、非常に生活の困難度が高いですね。しかも、子供のときに発症をしますから。筋肉が骨になってし...全文を見る
○坂本由紀子君 この特定疾患治療研究事業については、私も前回の委員会で質問をした後、随分いろいろなメールや電話をいただきました。パーキンソン病を外そうとするのか、けしからぬというような御意見が多かったのですが、私は別に、パーキンソン病等既存のものを外せと言っているわけではないんで...全文を見る
○坂本由紀子君 医療費の軽減という意味では、医療費全体の中で検討するという方策もあると思います。医療費全体であれば何十兆円という規模でありますから、この特定疾患治療研究事業はたかだか二百億のオーダーの予算でありますから、その医療費全体の中で検討をするのであれば、予算がないから救え...全文を見る
○坂本由紀子君 私が申し上げているのは、医療保険が適用される中で、自己負担というのはそれぞれ状況に応じて変えているわけですね。ほかの国にはないような、高齢者については自己負担の軽減をやっているわけですし、今度、小学校入学前の児童についてもやはり自己負担の軽減をしているわけですから...全文を見る
○坂本由紀子君 直ちに拡大するという返事をこの場でいただけるとは思っていませんが、医療制度の見直しをする中で、こういう問題を難病の事業の枠の中だけで解決を押し付けて、難病患者に解決の光が見えないような状況に置いておくのではなくて、もっと広い制度の中で解決をする方策も探ってあらゆる...全文を見る
○坂本由紀子君 大臣の御答弁までお願いはしてなかったんですが、私は、こういう問題こそしっかりとやっていくことが、成長力底上げ等々、いろいろ安倍内閣の下で国民に、すべてにしっかりとした光を当てるという政策をやっていただいていることにかなうのではないかと思いますので、是非この点につい...全文を見る
○坂本由紀子君 是非よろしくお願いいたします。  大分多くの質問が残ってしまいましたものですからちょっと飛ばしまして、若者の就職が、求人倍率は高いのですが、なかなか失業率も高いという、非常にミスマッチが多くなっています。これから労働力人口が不足いたしますので、そういう意味では若...全文を見る
○坂本由紀子君 ニートやフリーターになっている若者の中には、コミュニケーション能力が不足して就職が難しいという方も多いと聞いています。その原因の一つに発達障害がある方もいると伺うものですから、こういう若者に対する雇用の促進対策と障害者の雇用対策と連携をして必要な支援が届くようにす...全文を見る
○坂本由紀子君 障害者だからほかの人より劣るということではなくて、特に発達障害の場合には、人より優れた能力を持っていて、ただコミュニケーションがうまくできないというだけの方もかなりいるわけでありまして、そういう意味では、その人が希望する仕事に就けるように必要なサポートをするという...全文を見る
○坂本由紀子君 福祉から雇用へということで、やや福祉におられる方は雇用に行って果たして戻れるのかと心配されるということがありまして、私は、「福祉から雇用へ」というよりは、「福祉とともに雇用」、障害者の方については福祉が全く外れてしまうわけではないので、「福祉とともに雇用を」という...全文を見る
03月27日第166回国会 参議院 厚生労働委員会 第7号
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○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子です。  ただいま柳澤厚生労働大臣から、本法律案提案の理由の御説明がございました。  最近の景気回復を受けて、雇用情勢は全体としては改善をし、この結果、雇用保険財政も持ち直しをしてきているところでございますが、今回、失業等給付に係る国庫負...全文を見る
○坂本由紀子君 そういう考え方からすると、政府が雇用政策とのかかわりでこの責任を負うことの一端として失業等給付について国庫負担がなされているということであれば、行革推進法に言われている廃止というようなことについては、決して適当なことではなく、あくまでも国庫負担としては存続をすると...全文を見る
○坂本由紀子君 今後とも国庫負担についてはきちっと措置をしていくという将来的な意思を確認させていただいたというふうに考えて、この問題を終わりたいと思います。  次に、今回の改正においては、直面する課題への対応というのが言われております。  昨年、私は本委員会におきまして、少子...全文を見る
○坂本由紀子君 介護休業給付と異なって、育児休業給付が二種類の給付から構成されている理由は何でしょうか。
○坂本由紀子君 この給付の中に、育児休業期間中の所得の確保という目的は入ってないんでしょうか。
○坂本由紀子君 介護休業を取得する労働者と育児休業を取得する労働者は、同一企業で見れば、育児休業を取得する労働者の方が年齢が若いがゆえに給与水準も低いというのが一般的だろうと思います。そういう中で、介護休業については休業中の給付が四〇%、育児休業については休業中の給付が三〇%とい...全文を見る
○坂本由紀子君 私が申し上げているのは、現に休業していて給与がもらえない期間、所得がどれだけ得られるかということが働いている人にとっては大事なことなので、トータルとしてどうかということを聞いているわけではないんであります。  取りあえず、これはまた後ほど聞くことにして、もう一点...全文を見る
○坂本由紀子君 その辺の認識は私は大いに改めていただく必要があるんじゃないかと思うのであります。現に、失業給付においても失業前賃金の五〇%から八〇%までということで、給与水準の低い人については五〇%が上限ではなくて、それなりの配慮をして所得の確保をしているところであります。そうい...全文を見る
○坂本由紀子君 先ほど復職の確保というような形で二つに分けているという趣旨の説明もあったかと思うんですが、育児休業給付を受給した後に離職した方について失業給付の取扱いはどうなっているのか、局長からお答えいただけますでしょうか。
○坂本由紀子君 私が伺いたかったのはそういうことではなくて、育児休業を取ってそのまま職場復帰しないで辞めてしまった方について失業給付が、一般的に育児休業を取らないで仕事を辞めた方と同じように失業給付が出るのかどうかということを聞きたかったんです。同じなんですね、そこは。
○坂本由紀子君 つまり、育児休業給付は就業の継続ですけど、失業の予防ということでもあるわけですね。それで、給付をもらって、場合によっては、その六か月後の復帰の給付金ももらって、その後やっぱり辞めたということになると、妊娠した時点で辞めた人がもらうのと同じ失業給付をもらえるんですね...全文を見る
○坂本由紀子君 私は、本格実施の際に、先ほど申し上げたところの二種類の給付の一本化を実現する上でも、公平性、復職の担保ということを考えるのであれば、あえて分けて、ただでさえ給与の低い方の休業期間中の所得を低いものにするということではなくて、むしろ五割なら五割の休業中の所得が確保で...全文を見る
○坂本由紀子君 是非頑張ってやっていただきたいと思います。  次に、雇用保険三事業の見直しについて伺います。  一つは、能力開発事業についてであります。  能力開発というのは、雇用問題を解決する基本にあると思っておるんですが、審議会の部会報告書を拝見すると、この点についての...全文を見る
○坂本由紀子君 今、副大臣のお話の中に雇用・能力開発機構についての交付金の四%削減というのがありましたが、平成十八年の七月に出された見直し検討会の報告書で、独立行政法人の交付金の中で人件費のラスパイレス指数が相当程度高いと指摘をされています。人件費の総額やその割合を抑制することが...全文を見る
○坂本由紀子君 人件費の総額やその割合を抑制ということになると、一般的にすぐ講じられるのは人を減らす、採用を減らすということだろうと思います。人が減るということはそれだけサービスが減るということでありますので、国民からすると、その必要なサービスがちゃんと確保できるかどうかというこ...全文を見る
○坂本由紀子君 ハローワークの市場化テストというのが先般、落札者が決定されたと聞いております。キャリア交流プラザ、人材銀行事業、求人開拓事業とそれぞれについて総額十億円余に上る契約がこれから結ばれることになるんだと思います。  ただ、その内容を見ますと、既存のハローワークの業務...全文を見る
○坂本由紀子君 求人開拓事業については、その募集した地域で全然応募がなかったというのもあるんです。求人開拓については、そもそも民間がやれば効果が上がるというものではなくて、むしろ産業政策と連携して雇用創出等を図ることによって成果が出るものであるので、私は、こういう市場化テストが国...全文を見る
○坂本由紀子君 それぞれの業務を行うに当たって目標値を設定をするということは大変大事だと思うのですが、ハローワークについて達成すべきものについて目標を定めて、各労働局、各ハローワークがこういう目標でやろうというようなお取り組みをすることについてどのようにお考えでしょうか。
○坂本由紀子君 時間がなくなってきたので簡潔にお答えいただきたいんですが、目標値を設定するということは非常に意味のあることだと思うので、それぞれの業務について数値目標等を設定するのかしないのか、それから各労働局、各ハローワークについて、それぞれちゃんと目標を作ってやるのかやらない...全文を見る
○坂本由紀子君 その二つだけではなくて、ハローワークがやっているのはほかにもいっぱいあるわけですから、それ以外のものについて聞いているんです。
○坂本由紀子君 例えば、マザーズハローワークが目標数値を設定したんですけど、これを見ますと、地域によってすごい大きなばらつきがあるんです。対象者も多くて就職できる可能性もかなりあるにもかかわらず低い目標値しか設定していないところがある。これは一体どういうことなのかということについ...全文を見る
○坂本由紀子君 最初、通告していなかった質問を加えたものですから、各労働局やハローワークごとに業務遂行の目標を作ってやっていただきたいと、今の担当局はそこまでは考えていないと、目標はあくまで就職率と早期再就職の割合だけだということなんですが、それだけでは私は不十分だと思いますので...全文を見る
04月10日第166回国会 参議院 厚生労働委員会 第9号
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○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子でございます。  今日は、三人の参考人の皆様、お忙しい中をありがとうございます。  まず初めに、先ほどの午前中の厚生労働委員会で雇用保険法等の一部を改正する法律案が可決をいたしました。この雇用保険法等の一部を改正する法律案は年度内の成立が...全文を見る
○坂本由紀子君 お話を伺いますと、法案を審議をしている国会の委員会に属する者として大変申し訳ないことだという思いがいたします。  本来、年度内に成立していれば、事業所においては必要な手続を直ちに行い、計算のし直し等、余分なことをしなくてよかったわけですから、そういう意味では国民...全文を見る
○坂本由紀子君 これは、厚生労働省がそういう不手際を起こしたということ自体は問題でありますが、成立が遅れているのは国会そのものの責任でもあると思います。(発言する者あり)  本来、二十九日の審議がなくても、三十日もあったわけですし、その後、今日までの間、日にちがありました。その...全文を見る
○坂本由紀子君 別に、私は野党の方々に申し上げているのではなくて、こういうことを私たちは……(発言する者あり)
○坂本由紀子君 私たちは、こういうことを国会として真摯に取り上げていかなくてはいけないということを申し上げているのであります。(発言する者あり)
○坂本由紀子君 それで、大臣にお伺いしたいのですが、今回のような事態……(発言する者あり)
○坂本由紀子君 私は、大臣に伺いたいのは、先ほどの委員会でも国会軽視して申し訳なかったというお話はありました。それは確かにそのとおりで、大臣も始め職員の方々の処分があったということはそうだと思いますが、国民に対しても、あるいはその事業所と、そこで働く人たちに対しても多大な迷惑を掛...全文を見る
○坂本由紀子君 私たちは国民のために働くことを旨としておりますので、そういう意味では使わなくてもいい手間を国民にお掛けし、また使わなくてもいいお金を使うことになるというのは大変申し訳ないことだというふうに思いまして、こういうことがないようにしっかりと取り組んでいかなくてはならない...全文を見る
○坂本由紀子君 次に、連合の古賀事務局長に伺いたいのですが、連合傘下の組合企業における労働時間の実態はどうなっているでしょうか。労働組合というのはやはり労働時間短縮を実際進める上で大変大きな力を発揮するものだと思うんですが、現在の労働基準法では、これ以上時間短縮をすることが、労働...全文を見る
○坂本由紀子君 労働基準法の中で、三六協定を締結して時間外労働等、一定の枠をはめられるようになっているわけですが、これは労働組合が関与した形で労働時間の事業所における取組がなされるわけですけれども、ここでもかなり長いものがありまして、そういう意味では、労働組合の運動の中で個別にま...全文を見る
○坂本由紀子君 ありがとうございます。  労働基準法というのは罰則をもってその履行確保を事業主に強制するものでありますので、望ましいものを基準法の中に常に書くというわけには必ずしもいかないんだろうと思います。  そういう意味で、社会の中で罰則をもって強制する最低基準としてそれ...全文を見る
○坂本由紀子君 これから私たち日本が生産性を高めて高付加価値のものを生み出して世界の中で国の発展を遂げていくということが必要だろうと思うわけでありまして、そういう意味では一律的な働き方だけがこれからの働き方の在り方としてあるということではないんだろうと思います。  今お話があり...全文を見る
○坂本由紀子君 ホワイトカラーエグゼンプションそのものについての意見というよりは、そういう一人一人の人たちが裁量を持って働くというこれからの私たちの働き方についての御見解を伺いたかったのです。実際問題、そういうその裁量労働時間制を取ったときに、それが本当に裁量権の与えられた人がそ...全文を見る
○坂本由紀子君 ありがとうございます。是非、パートの方々のためにも成果を上げていただきたいと思います。  今お話の中で、目標が絶対額で千円ということで、今後最低賃金法の審議もあるかと思いますが、連合が目標としていらっしゃるのがこういう額の中で最低賃金をどうこれから審議していくか...全文を見る
06月05日第166回国会 参議院 文教科学委員会 第17号
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○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子でございます。  まず、私は、初めに幼児期の教育についてお伺いしたいと思います。  幼児期の教育は、生涯にわたる人格形成の基礎を培う極めて重要なものだと考えます。今次の改正におきましては、幼稚園の規定が整備をされました。そして、家族等への...全文を見る
○坂本由紀子君 今おっしゃったような取組を幼稚園等で行うために、国として積極的な財政的な支援も含めた支援を行っていかれるというふうに理解してよろしいんでしょうか。
○坂本由紀子君 ありがとうございます。  昨今の教育をめぐる問題というのは、やはり家庭の教育力が低下したことによる面が大きいと思います。学校の先生方が一人一人の子供たちに手の掛かる子供さんが多くなったということをおっしゃっているのも、よく聞くところであります。  そういう意味...全文を見る
○坂本由紀子君 家庭教育の問題については、例えば、よく言われますが、父親は長時間働いていてなかなか家庭のことにかかわれない、あるいは本来両親が果たすべき役割がそれぞれに果たせられていないということがあるわけでありまして、そういう点では産業界、経済界の協力を得るというようなことも重...全文を見る
○坂本由紀子君 次に、そのようにして養成された方をどう採用するかという点でありますが、現実の都道府県等の採用試験を見てみますと、ペーパーテストに重きが置かれているのではないか。教員として最も必要なのは、全人格的に子供たちに向き合って子供たちを教育していくというその人間性のようなも...全文を見る
○坂本由紀子君 今回の法改正によって導入されることとされております免許状の更新制の導入について、私の地元でも様々な意見があります。多くはこの趣旨を必ずしも正確に理解されておらないことが多いように思われまして、つまり十年で不適格な人を排除するということをねらいにしているんだというふ...全文を見る
○坂本由紀子君 誠に大臣がおっしゃったとおりで、こういうことをしっかり皆さんに分かっていただかなくてはいけないだろうと思います。  そして、その上で、やはり私たちの時代というのは随分変化が激しくなっておりますから、教員の方に限らず、様々な面でやはり働いている人たちも自己啓発に取...全文を見る
○坂本由紀子君 今の御説明を伺っていると、本当にそれを受ければ十年間その後大丈夫という内容にはやや抽象的に過ぎるかなという嫌いがありまして、これはまた後ほど申し上げることとも関連しますので、三十時間というような短い時間、三十時間以上ではありますが、決して長くはない時間の中で、現実...全文を見る
○坂本由紀子君 今ガイドラインをお示しになるという御説明でしたが、ガイドラインとして考えていらっしゃるのは具体的にどういうことでしょうか。
○坂本由紀子君 分かりました。  学校現場というものは、校長先生がいらして、あと各先生方がそれぞれ御自分が教材を作ったり、様々な形で子供たちと向き合って教育をされるわけですが、一般的な組織体に比べると、組織としての、何というんでしょうか、様々な遂行能力というのはやや弱いように思...全文を見る
○坂本由紀子君 この点に関しては、授業をしない先生が増えるとほかの先生の負担が増えて大変だというような意見を言われる方もありますが、私はやはり一人一人の先生方の教育力を高めるという意味で、今おっしゃったようなそういう仕組みを設けて組織として有効に力が発揮できるようにするということ...全文を見る
○坂本由紀子君 大臣、ありがとうございます。  先ほどの中島議員のときのやり取りにありましたように、様々な報告もので先生方が忙殺されるとか、あるいは特別支援教育を教育基本法に新たに規定されたわけですが、こういうものをしっかりやろうとなればやはり先生方の数を必要としているわけです...全文を見る
○坂本由紀子君 特別支援教育で充実していること自体は私は大変いいことで、その御努力に対しては感謝をしているのでありますが、この条文を見ましても、例えば特別支援学校に寄宿舎を設けなければならないということで、寄宿舎があることを前提にした義務教育なわけです。そうすると、障害があるがゆ...全文を見る
○坂本由紀子君 私が静岡におりましたときに、小学校の空き教室を使って養護学校の分校を設けたのがあるのです、これは全国で初めての例だと言われましたが。最初は養護学校の先生方は、安上がりの教育を県はやろうとしているというような言われ方をされたんですが、でも結果としては、障害のない子供...全文を見る
○坂本由紀子君 ありがとうございます。  もう一つ、大学における障害学生の修学支援についてお伺いしたいと思います。  今回の法律の中では、幼稚園からそれから高等部までは支援が法律上しっかり書かれておるんですが、大学については法律上の規定はないのであります。今ほとんどの子供さん...全文を見る
○坂本由紀子君 是非、障害があっても当たり前に大学に行ける状況を実現していただきますようお願いをいたします。  次に、先ほど中島議員から非常に丁寧に予算の問題についての御質疑がございました。私も、やはり様々、定数を改善するにしてもあるいはいい教育を現場で実現するについても、財源...全文を見る
○坂本由紀子君 それでは、今度は基本方針二〇〇七の中に教育問題がしっかりと位置付けられるというお答えだと受け取りましたので、そのようにしていただきたいと思います。  それで、ついては、伊吹大臣に頑張っていただく必要があるのでございますが、財源という問題についていえば、例えば先生...全文を見る
○坂本由紀子君 正に国民的な課題である教育再生のために必要な人員、予算を確保し、そして、これらの改正で予定されている制度がしっかりと機能するように御尽力いただきますことをお願い申し上げまして、私の質問を終わります。
10月30日第168回国会 参議院 厚生労働委員会 第3号
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○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子でございます。  ただいま審議が行われております法案について質問させていただきますが、最初に、この趣旨説明等々を拝見いたしますと、しきりに年金保険料流用禁止法案なる言葉が飛び交っておりますけれども、条文等を拝見すると流用というような言葉は一...全文を見る
○坂本由紀子君 今の御説明を伺って、度々法案の名称の中に民主党は流用禁止法案という言い方を常になさっておりますので、今のような御説明を受ける限りではこの法案の名称としてこういう略称を使うことが適当だとはとても思えないのであります。  法律上、流用というのをどういう意味で使ってい...全文を見る
○坂本由紀子君 通常、予算は国会で認められたそれぞれの項目に沿って執行されるものであるわけです。それをたまたまそのとおりにやると恐らく当初の目的に照らして適当ではない場合が生じるようなときに、今おっしゃったような財政法上の規定を使ってそこのところを許してもらうという意味で流用とい...全文を見る
○坂本由紀子君 私が伺ったのは、福祉施設の建設について更に重ねて条文上何か措置をしているのかということを伺ったのであって、答弁者は私の質問に対してお答えいただきたい。質問していないことについてお答えいただく必要はないと思いますので、その点は委員長からもお願いいたします。  それ...全文を見る
○坂本由紀子君 財務大臣が、今の一般会計厳しい中で国民の様々なニーズにこたえてしっかりと予算を効率的に使うということからすれば、国会で通った予算を安易にそれと違うような使い方をするなどというのは許されないことでありますので、そういう意味では、今おっしゃったように厳格にきっちりと運...全文を見る
○坂本由紀子君 私は、別に感情的に反感を持つなんというような、そういう次元のお話をしているのではなくて、法律というものは国民にそれを正確に知っていただくことが必要ですから、その内容を的確に表す名称というのが適当だということも、これも御理解いただけると思います。そういう意味で、お出...全文を見る
○坂本由紀子君 今の説明を伺いますと、システムの運営ですとか給付に密接にかかわる事務費であるものに支出されておるものがかなりの部分にわたっておりますので、六兆八千億があたかも不適切なものだけに使われていたというような誤解を国民に与えて国民の年金に対する不信感を増幅するということは...全文を見る
○坂本由紀子君 今、年金の保険料を年金給付以外には使わないというふうにおっしゃいましたが、裏を返せば年金の事務費を税金で払うということであります。  税金というのはすべての国民が負担をしております。今、年金は国民皆年金とは言いつつも、無年金の方も残念ながら一部おられますし、年金...全文を見る
○坂本由紀子君 私は、年金の事務費を国費で出すべきではないと言っているわけではなくて、もちろん国費がかなり投入をされているわけです。ただ、全額国庫負担にするものなのかどうかということについてしっかりと議論をしなくてはいけないと思っているわけです。  今回御提案されておるのは全額...全文を見る
○坂本由紀子君 先ほど、蓮舫議員が法律上もそうなっているという御指摘でしたので、後ほど何法の第何条なのかというのを教えていただきたいと思います。  それで、全額すべてを国費で負担するということでは必ずしもなかったと私は理解しておるんですが、先般、今議論になっているところの事務費...全文を見る
○坂本由紀子君 今、諸外国の例が引き合いに出されましたので、私が手元に持っている諸外国の年金実施機関の事務費についてで申し上げますと、イギリスは事務費の財源は全額保険料とされております。一千八百十一億円を、これは二〇〇五年、六年の決算ですが、一千八百十一億円を払っていると。アメリ...全文を見る
○坂本由紀子君 今、ニュージーランドが全額国費だというふうにおっしゃいましたが、ニュージーランドの老齢年金制度というのは、保険料を徴収しているんでしょうか。
○坂本由紀子君 御指摘のとおり、私が聞いているところではニュージーランドの老齢年金制度は全額が税財源によって賄われていて保険料を徴収しておりませんので、事務費をそもそも保険料で支払うことなぞあり得ないのであります。  私たちの年金制度というのは、それぞれの国民から保険料をお払い...全文を見る
○坂本由紀子君 つまり、国民皆年金だから自動的に全額事務費を国費で負担するということには自動的にはならないんだと思います。そこに政策判断が入って、税でやるのか、それともいただいている保険料を使うにふさわしいものについては保険料を使わせていただくのかということだと思いまして、先ほど...全文を見る
○坂本由紀子君 ありがとうございます。  まだ伺いたいことは多々あったんですが、要は、全額を税金で払う、年金の事務費を全額税金で払うというのを保険料を取っている国でそういうことをやっているのは世界にないのではないかということははっきりしたかと思います。  また、様々引き続いて...全文を見る
10月30日第168回国会 参議院 文教科学委員会 第2号
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○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子でございます。  初めに、渡海文部科学大臣には御就任おめでとうございます。この大変な時期の教育再生の対策の先頭に立って御活躍いただきたいと念じております。  もう本日ほとんどの先生方が御指摘になっておられますし、大臣の先般のごあいさつの中...全文を見る
○坂本由紀子君 大臣がおっしゃったように、先生が子供と向き合う時間が十分に確保できるということが大変大事だと思います。現実には様々なことに先生方が忙殺されていてそういう時間が十分に確保できないと言われておるわけでございます。  そう考えたときに、例えば、文部科学省から県の教育委...全文を見る
○坂本由紀子君 是非不断の見直しをしていただいて、また私たちも、何かあったときに何でも国の責任を問うとかいうだけではなくて、やはり地域には地域の自主性があるので、その辺の振り分けは社会全体がしていって、より大事なことは現場の教育がうまく回ることでありますので、そういうことにも心し...全文を見る
○坂本由紀子君 是非よろしくお願いいたします。  先生方が本当に、あるいは教育委員会の方もそうですが、必要な教育の部分に力を尽くしてこの教育再生の取組が更に力強いものになることを願っている次第でございます。  昨年、教育基本法が改正をされまして、先般、教育三法も改正をされたわ...全文を見る
○坂本由紀子君 是非よろしくお願いいたします。  次に、家庭教育についてでございます。  教育基本法の改正のときに、私は当時の伊吹大臣に、家庭教育がこの教育基本法の改正の条文の中に入って、これをしっかりやっていくということになるのは大変すばらしいことだというふうに申し上げまし...全文を見る
○坂本由紀子君 是非、予算をしっかり確保していただいて、着実にお取り組みいただきますようにお願いをする次第でございます。  次に、特別支援教育についてお伺いしたいと存じます。  特別支援教育につきましては、最近随分文部科学省も積極的にお取り組みをいただいて、前に進みつつあると...全文を見る
○坂本由紀子君 ありがとうございます。是非よろしくお願いいたします。  障害者については、なかなか高等教育、特に大学等へ進学している方も少なくて、そういう意味で、しっかりとしたサポートをしてあらゆる段階での教育の機会が障害者が享受できるようにするということが大切なことではないか...全文を見る
○坂本由紀子君 この問題で成果が出るかどうかというのは、要はどれだけ本気でやろうとするかどうかだと思うのでございます。  そういう意味で、特別採用枠を持っているところが実際何人採用しているのかというようなこともしっかり見ていただくと。枠だけつくって、面接はするけれども採用には行...全文を見る
○坂本由紀子君 ありがとうございます。  いろいろ前向きなお話をいただきましてお礼を申し上げます。ありがとうございました。
11月01日第168回国会 参議院 厚生労働委員会 第4号
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○坂本由紀子君 今朝の新聞各紙に大きく年金記録検証委員会の最終報告書が報道されておりました。その中に職員団体の問題についても書かれておりまして、自分たちの待遇改善を目指すことのみに偏り過ぎて、使命感や視点が希薄だったと、当局と職員団体との間に多数の覚書、確認事項が存在したというよ...全文を見る
○坂本由紀子君 簡潔にしてください。
○坂本由紀子君 委員長、簡潔にさせてください。  聞いていないことに答えないでください。
○坂本由紀子君 委員長、時間がないんです。
○坂本由紀子君 簡潔に答えてください。
○坂本由紀子君 質問が一杯あるので簡潔にしてください。
○坂本由紀子君 質問をしているのは私です。
○坂本由紀子君 私が答えたことに対して全然お答えにならないで、しかも私が労働組合を誹謗中傷しているかのような、あらぬ、私の思いと全く違うようなことをおっしゃるのは極めて遺憾であります。委員会は、時間もありませんので質問に対して簡潔に答えていただきたいと思いますので、委員長から重ね...全文を見る
○坂本由紀子君 年金記録問題の解決が国民の年金に対する信頼を回復する上で大きな比重を占めていますので、そういう意味ではしっかりやっていただきたいと思います。  それでは、年金事務費財源付け替え法案について質問をさせていただきます。  先ほど同僚の衛藤議員から指摘されましたよう...全文を見る
○坂本由紀子君 それはおかしいんじゃないでしょうか。法案を提出された理由に、保険料の無駄遣いがるるあったと、これが国民の信頼を損ねたんだと、だから保険料をもう使わせない、でも税金使うんですよね。でも税金だったら、じゃ無駄遣いしてもいいんですか。今と同じ条文だったら無駄遣いがあり得...全文を見る
○坂本由紀子君 この法案はほとんど何の解決にもなってないんですね。この法案を社会保険庁が困っているかといえば、私は恐らく社会保険庁は困らないんだと思うんです。なぜかといえば、年金の事務費についてこれを一般会計を充てるということになっているわけです。トータルで見れば社会保険庁が所管...全文を見る
○坂本由紀子君 給付以外には使わないっておっしゃいますが、各国の制度を見ても、あるいは健康保険等のほかの制度を見ても、集めた保険料はその保険給付にしか使っていないという例はほとんどないんですよね、全くない。むしろ給付と一体となった事務については当然のこととして使っていて、それで信...全文を見る
○坂本由紀子君 私は今の答弁は全く納得できないですが、この法案はただ単に財源を付け替えるだけです。それだけの法案です。そんなことでおっしゃっているような年金に対しての抜本的な改革、国民に対する信頼の回復ということができるんでしょうか。これだけの貴重な時間を費やしてやったところで、...全文を見る
○坂本由紀子君 先ほどから保険給付本体以外に使わなければ信頼が回復できるとおっしゃっていますが、私はこれまでの条文からいっても全く整合性のない説明だと思うんです。  年金の事務費は、昨日も引用していただいて、条文をちゃんと読んでいただいているんだろうかと思わず思ってしまったんで...全文を見る
○坂本由紀子君 つまり、一〇〇%全額国庫負担、事務費の全額国庫負担が法律が求めていることだということではないんです。そういう御理解でいいと、今そういう答弁をしていただいたと理解しました。それは私の理解と一緒なのでよろしいんですが、そうであれば、年金の保険料を年金給付と一体となった...全文を見る
○坂本由紀子君 保険料を税金に付け替えて、その税金の無駄遣いはあり得ます、そんな法案を国会で審議するわけにはいかないと思います。まともに答えていただかないのであれば、私はもうこれ以上審議できません。
○坂本由紀子君 私が質問していることについてお答えいただけないので、税金の無駄遣いがあって当然だなどという答弁に対して、私はこれ以上この法案について審議をすることはできないと思います。  だって、そうですよ、税金についての無駄遣いについては歯止めができていません、それは追って議...全文を見る
○坂本由紀子君 今、大塚議員がおっしゃったことは、私はすごくまともなことをおっしゃっていただいたと思うんです。そうであれば、今おっしゃったことをこの今審議している法案の中に落としていただきたい、それが国民に対する務めじゃないでしょうか。
○坂本由紀子君 この法案は、読めば、事務費を税金で支払うという法案なんですよ。だから、保険料を使わないという読み方は裏読みで、事務費を国費で出します、税金で出します、そうであれば、今同時に、税金についておっしゃっているような心配があるということ、法的な云々っておっしゃったのである...全文を見る
○坂本由紀子君 何かもう繰り返しになってすごく時間がもったいないと思っているんですが、そういう運用でいいと言うのであれば、保険料だって同じことなんですよね。しかも、今回の条文というのはかなり使途が限定されていますので、箱物を造らないというふうに大臣も国会で言明されているわけですし...全文を見る
○坂本由紀子君 私が言っている質問の趣旨と違う形でお答えいただいていて、何度お答えいただいても納得できる答弁ではないので、私はこの質問に対しては保留をさせていただきます。  ほかにも伺いたいことがあるので、次に進みます。  冒頭申し上げましたように、この法案、成立すれば、税金...全文を見る
○坂本由紀子君 具体的にどこからということでおっしゃっていただきたいんです。  前回のときにも財源についての質問に対してお答えなさっていますが、非常に抽象的で、どこから出てくるのかということについては、あたかも打ち出の小づちであるかのようで、見えてこないんであります。ですから、...全文を見る
○坂本由紀子君 私は、この法案によって財源が確保できなければ年金に重大な深刻な影響があるということを考えると、この財源問題を抽象論で終わらせるわけにはいかないと思っております。ですから、今この場でどの額をということはお出しにくいだろうと思うんですが、ペーパー、後ほどで結構ですので...全文を見る
○坂本由紀子君 答えがどうだったのかがよく分からないんですが、難病患者だとか、そういう切実な思いを抱えている方たちの予算を少しでも確保したい、そうすればもっともっと本当に人として必要な様々なサービスが受けられるのにという声を聞くと、私は、今、保険料で出すことが法律的にも可能である...全文を見る
11月20日第168回国会 参議院 厚生労働委員会 第6号
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○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子です。  日本では少子高齢化が進んでおりまして、いよいよ人口減少社会が到来をしております。さらには、経済のグローバル化が進展していることによりまして、企業は国際競争が激しくなって、このようなことが様々な面で雇用労働面に影響を与えておるところ...全文を見る
○坂本由紀子君 法案の内容は、具体的には、労働契約の締結とそれから労働契約の変更、労働契約の継続、終了、そして有期労働契約、大きく四つに分けられるんだろうと思います。  労働契約の締結については、今局長から答弁があったように、労使対等の立場の合意原則を明確化したということでござ...全文を見る
○坂本由紀子君 合理性の有無の判断要素は、確かに、ここに書いてありますように、労働者の受ける不利益の程度であるとか、あるいは労働条件の変更の必要性、変更後の就業規則の内容の相当性、労働組合等との交渉の状況その他の就業規則の変更に係る事情に照らして合理的なものということで、要素は書...全文を見る
○坂本由紀子君 労働基準監督署というのは監督行政でありますので、どちらかというとサービス分野での活動について得意分野ではないということが一つ。それから、事業所にとってみると、監督署というのはどちらかというと有り難くない存在で、そうそう来てもらうと困るというような存在だろうと思うの...全文を見る
○坂本由紀子君 局長の答弁の中に、労働局の中にコーナーを設けたということで、これはこれで確かに多くの方が利用しておられていいことだとは思うのですが、労働局というのは都道府県に一か所しかないわけです。そうすると、働いている方は通常、平日は仕事をしていますが、労働局のこういうコーナー...全文を見る
○坂本由紀子君 副大臣がしっかりやってくださるというお答えでしたので、これ行政としてもしっかりこの法案の効果が上がるように頑張っていただきたいというふうに思います。  次に、最低賃金法の方に移りたいと思うのでございます。  この最低賃金法の一部を改正する法律案、この法改正の趣...全文を見る
○坂本由紀子君 我が国は中小企業が数多く存在して、それが日本の経済を支えているわけですし、また、働く人たちもそのほとんどが中小企業で働いている方が多いわけでございます。そういう意味で、中小企業対策というのは大変重要でございまして、今お伺いした年間十万社について書面調査をし、重ねて...全文を見る
○坂本由紀子君 是非よろしくお願いをいたします。  次に、もう一点国土交通省の方にお伺いをしたいのですが、先ほど午前中にハイヤー、タクシーについての事案が取り上げられました。今年の六月の最低賃金についての一斉監督の状況を見ますと、確かにハイヤー、タクシーは違反率が一六・八%で高...全文を見る
○坂本由紀子君 誠に深刻な状況にあるというのは今お述べになったとおりで、私も誠にそのとおりだと思います。もう放置できない状況に来ておると思うのですが、この点についてどのようにお取り組みを、改善のためにどのようにお取り組みをしていかれるおつもりなのでしょうか。
○坂本由紀子君 今ガイドラインを策定するという御説明がありましたが、ガイドラインの策定について、おおよその時期的なめどとかお決まりなんでしょうか。また、その中身についてもう少し詳しく、もしお決まりでしたら御説明いただけますでしょうか。
○坂本由紀子君 それでは、そのような業界の経営の改善につながり、そして一人一人の働く人たちの豊かさにつながるような業界でのお取り組みがなされるようにしっかりと対策をお進めいただきますようお願いを申し上げます。  大臣にお伺いしたいのですが、人件費負担の対策としてどのような取組を...全文を見る
○坂本由紀子君 舛添大臣のリーダーシップで是非この問題の解決に向けて大きなお取り組みをいただきますよう、心から御期待を申し上げる次第でございます。  次に、法案の中身について伺いたいのですが、先ほど午前中も少し議論になったのですが、最低賃金の適用除外、旧法では第八条で適用除外と...全文を見る
○坂本由紀子君 私は、かつてこの最低賃金の適用除外の申請が出ている事業場に監督官が出掛けていって、その審査をする場面に立ち会ったことがあります。その人に実際に作業をしてもらって、どのくらいのスピードで作業をするかというようなことを確認しながら審査をしておりました。ですから、そうい...全文を見る
○坂本由紀子君 ありがとうございます。  障害者であるというだけの理由で差別をするということは排除されなくてはいけないと思いますが、障害者の方々が十二分な雇用機会が確保され、そして充実した職業人生が送れるスタートがたくさんつくれるような御配慮をよろしくお願いいたします。  次...全文を見る
○坂本由紀子君 ところで、日本の生活保護に相当するところの諸外国の公的扶助給付について教えていただきたいのですが。
○坂本由紀子君 質問通告していないので恐縮ですが、局長にちょっと伺いたいのですが、最賃法の対象となる賃金に住宅手当は入るんですか。
○坂本由紀子君 ちょっと聞いた趣旨が違っていて、賃金が最低賃金を下回ってはいけないと言っている場合の賃金には住宅手当が入るのか入らないのかという意味なんですが、住宅手当を入れて考えるのかどうかという。
○坂本由紀子君 そうすると、住宅手当を払っている企業であれば、一般的な給与にプラス住宅手当を加えて、それが最低賃金額を超えていればいいということですか。
○坂本由紀子君 分かりました。  もう時間が大分なくなってきたので恐縮ですが、これから地域別最低賃金が生活保護を下回らない、つまり、働けば、頑張ったらそれだけの報酬が得られるという方向で持っていくことは、これは働く人たちの意欲を高めるという意味で大変大事なことだろうと思います。...全文を見る
11月21日第168回国会 参議院 少子高齢化・共生社会に関する調査会 第3号
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○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子でございます。  地域のコミュニティーの再生は、私たち日本が少子高齢化が進む中で、きずなを強め様々な問題を克服して、あらゆる人たちが支え合って生きていく上で大変大きな基盤になるものだというふうに思います。  先般、中川副大臣から御説明をい...全文を見る
○坂本由紀子君 ありがとうございます。
11月22日第168回国会 参議院 厚生労働委員会 第7号
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○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子でございます。  今日は、五人の参考人の皆様、お忙しいところを貴重な御意見を伺いまして、心から感謝を申し上げる次第でございます。  荒木参考人がおっしゃいましたように、現実に様々、労働条件あるいは解雇等をめぐって紛争が生じております。かつ...全文を見る
○坂本由紀子君 荒木参考人です。
○坂本由紀子君 ありがとうございます。  紀陸参考人にお伺いをいたします。  今般、この労働契約法が審議会等で議論されるに当たって、それぞれ労使での様々な御意見が交わされたかと思います。経営者側の御意見として、個別の労働関係の安定のためにこの労働契約法に盛り込まれることが望ま...全文を見る
○坂本由紀子君 紀陸参考人に重ねて伺いますが、現実問題として、長期間にわたって解雇について裁判等で争われてきた場合に、結果としてその解雇について無効である等というような結論が出た場合であっても、その後労使の話合いによって金銭的な解決で職場関係の円満な決着を見るという事例が現実には...全文を見る
○坂本由紀子君 ありがとうございます。  それでは、重ねて紀陸参考人にお伺いいたします。最低賃金法についてでございます。  最低賃金は、法で定められた賃金額以上を事業主は支払わなくてはならないというものでございますが、現在、異常な原油高であるとか、あるいは中小零細企業にとって...全文を見る
○坂本由紀子君 ありがとうございます。  続きまして、長谷川参考人にお伺いをいたします。  最低賃金法につきまして、先ほど産業別最低賃金が維持されたということは大変意味のあることだという御指摘でした。今度の改正で地域別最低賃金がくまなく、今でもありますが、法律的にも制定される...全文を見る
○坂本由紀子君 私は、地域別最賃が生活保護への配慮というような形でかなり上がってくるとすれば、今の産業別最賃と地域別最賃との違いがそんなに大きなものじゃありませんので、今の産業別最賃の意義ほど意義を有しなくなるのではないかと。そういう意味で、必ずしもこの制度が今までと同じような役...全文を見る
○坂本由紀子君 参考人御承知だと思いますが、労働分配率、確かにおっしゃったとおり下がっていますが、中小零細の企業では労働分配率は決して下がっていなくて、収益が下がっているのに人件費はむしろ増えたりしているので、最低賃金の対象になるところはむしろそういう非常に経営的にも大変なところ...全文を見る
○坂本由紀子君 終わります。ありがとうございました。
12月25日第168回国会 参議院 厚生労働委員会 第12号
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○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子でございます。  平成十四年に母子寡婦福祉法の一部改正法によりまして児童扶養手当法が改正されて、児童扶養手当の受給開始から五年を経過した場合等の一部支給停止措置が規定をされました。先般、来年度の政府予算の原案が決定されたところでございますが...全文を見る
○坂本由紀子君 そういたしますと、具体的に、就労意欲が見られない者を除いて一部支給停止措置の適用対象外にするという結論が受け入れられることになると思うのですが、現実に手当を受けていらっしゃる方々からすると、自分の場合はどうなんだろう、働いていらっしゃる方は働いているからということ...全文を見る
○坂本由紀子君 是非よろしくお願いいたします。  なお、この問題につきましては、やはり母子家庭のお母さんたちがきちっとした所得が得られるような働き方ができるような自立の促進の措置を充実させるということがとっても大事だと思います。全国の市町村を見ますと、かなりまだばらつきがありま...全文を見る
○坂本由紀子君 今般金メダルを取った選手には総理大臣表彰が行われるなど、日本でもこのテーマで一生懸命やった人たちに様々な評価をという動きになっているのはとてもいいことだと思いますが、例えば韓国などに比べるとこの点はまだまだ不十分でございまして、韓国は金メダルをもらったら多額の賞金...全文を見る
○坂本由紀子君 この労働者派遣の指導監督は、平成十六年からは比較的文書指導の実施件数なども増えて、随分監督をしっかりやるようになってきているのかなというふうに思います。  元々は各ハローワークがいろいろな届出等を受けておりましたので、なかなかハローワークも失業者の方等、職を求め...全文を見る
○坂本由紀子君 その具体的な中身が守られることをしっかりフォローしなきゃいけませんので、そういう意味で、正確に情報を把握するという意味で、派遣会社からの日雇派遣の報告ですとか、あるいは派遣先責任者の選任を義務付けて、日雇派遣の確実な把握を行うことによって派遣会社、派遣先企業への指...全文を見る
○坂本由紀子君 派遣につきましては、偽装請負との関係がいろいろ指摘をされております。やはり偽装請負というようなものは撲滅しなくてはいけない。派遣先の企業も含めて徹底的な指導監督を行って、悪質なものについては厳正に対処していただく。そして、適正な請負について請負労働者の雇用の安定が...全文を見る
○坂本由紀子君 派遣労働につきましては、派遣労働そのものがいけないということではなくて、これはこれでやはり働く人の働き方としてそういう働き方がいいと言われる方もおられるわけですし、また企業にとっては即戦力となる方が得られるというようなメリットもございまして、この制度自体をしっかり...全文を見る
○坂本由紀子君 緊急申入れの五つ目は、民間の力も活用して労働者派遣法や基準法等についての法令遵守を徹底する、そして派遣労働者からの苦情や相談に懇切丁寧に対応して、指導監督を迅速に実施するための体制整備を図るといたしております。  派遣法そのものは職業安定局ですので、現場ではハロ...全文を見る
○坂本由紀子君 最後に大臣にお伺いしたいのですが、やはり若い人たちがしっかりと安定的な職を得て、これからの人生を歩んでいただくということは大変大事でございまして、そういう意味でこの派遣法は特に若い人たちの働き方に深くかかわる大きな問題だと思うのでございます。私たちの社会は人によっ...全文を見る
○坂本由紀子君 よろしくお願いいたします。  以上で質問を終わります。