坂本由紀子

さかもとゆきこ



当選回数回

坂本由紀子の2008年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月31日第169回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○坂本由紀子君 短い時間ですが、三点伺います。一点は年金制度に対する国民の信頼回復、二点目は子供と家族を応援する日本の社会をどう実現するか、三点目は新型インフルエンザ対策の強化についてです。  初めに、年金制度に対する国民の信頼回復について伺います。  もう世界一の長寿国とな...全文を見る
○坂本由紀子君 ただいまの御説明、かなり丁寧にやり直すようになったということで結構なことですが、そうであれば、最初からなぜこれができなかったのかということが当然出てくるわけです。  この問題については、やはりスピーディーに片付けること、それから、これまでのお役所仕事の延長戦でや...全文を見る
○坂本由紀子君 今大臣がおっしゃったのは、期間重複がなくて一人にだけ通知しているのが半分なわけですね。期間重複があって一人だけ通知している人が三九%ですから、合わせると九割近くが一人の人だけに通知しているんです。  そうであれば、今のようなやり方でいったん通知を出して、いかがで...全文を見る
○坂本由紀子君 ただ、一千万件のうち九割がそういう方で、複数人の方に通知しているのだけでも百万になるんですね、一割ですから。  そうすると、社会保険労務士の方に力になっていただくのはいいんですが、とにかく数が多いので、一千万人全部やっていただくといったってそれは無理ですから、複...全文を見る
○坂本由紀子君 総理のお言葉ですが、年金については、年金は破綻するんじゃないかと若い人が誤解してせっかくの公的年金に入らないというような、こういう問題は見逃せない問題。そうすると、担当大臣があれば、そうじゃないんだと、これは大丈夫なんだということを、そしてまた民間の保険制度よりも...全文を見る
○坂本由紀子君 大臣おっしゃったとおりで、ただ単に児童手当を充実すれば片付くかといったら決してそんなことはないわけでございまして、民主党の御提案の子ども手当は実現するとなると必要な財源が五・六兆円と伺っておりますが、大変たくさんのお金が掛かります。でも、この今の子供と家庭の置かれ...全文を見る
○坂本由紀子君 ありがとうございます。すべての子供が、特にこの社会に生まれたすべての子供たちが希望を持って育ち、人生を歩んでいけるようにしっかりとしたお取り組みを進めていただきたいというふうに思う次第です。  次に、新型インフルエンザ対策について伺います。  先日、NHKでこ...全文を見る
○坂本由紀子君 東南アジアを中心にかなりの鳥インフルエンザによる人への発症、そして亡くなる方が出ておりますし、全世界に広がっているという大変危険な状態になってきているわけであります。この問題に対しては様々な対策を各国が取り始めています。日本も随分進んできたと思いますが、まだまだや...全文を見る
○坂本由紀子君 ありがとうございます。  全体の対策の御説明をいただきました。今回提出されている、今審議している補正予算におきましても、抗インフルエンザウイルス薬の備蓄に二十二億円、新型インフルエンザワクチンの備蓄に四十億円、それから感染症指定医療機関に従事する医療関係者のため...全文を見る
○坂本由紀子君 体制はつくっても、いざというときに動かないというのではこれまた困りますので、日常的な訓練、しっかりと実のあるものにしていくことが大事だと思うんですが、この点についてはいかがでしょうか。
○坂本由紀子君 先日のテレビの中でも、その封じ込めをすること等々について行政が決断できないというようなことが、なかなか決断できないというような場面が出ていたりしましたが、こういう問題が起きたときに直ちに封じ込めをするとか、あるいは決断を逡巡しないということはとても大事でございます...全文を見る
○坂本由紀子君 先ほど厚生労働大臣がおっしゃった患者の推計でも、二千五百万人の人が病院を受診する必要があるんじゃないかと、あるいは亡くなる方が十七万人から六十四万人もこの日本で出るんではないかということになると、これはもう大変なことでございまして、そういう意味では、これは総理の強...全文を見る
○坂本由紀子君 ただ、先ほど泉大臣がおっしゃったような訓練も全省庁挙げて総理をトップにしてこの問題についてなされているかといえば、本当に厚生労働省の一部の組織が細々とやっているというのが今の現状でございますので、是非この問題について、今日は各大臣に伺いませんでしたが、それぞれのと...全文を見る
03月27日第169回国会 参議院 文教科学委員会 第3号
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○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子でございます。  初めに、幼児期の教育についてお伺いをいたします。  三つ子の魂百まで、あるいは鉄は熱いうちに打てと言われますように、小さい時期にしっかりとした教育を受けられるということは大変重要なことだと思います。最近は、家庭における教...全文を見る
○坂本由紀子君 今お答えになった規範意識の問題、あるいは幼小の連携を十二分に取る、あるいは最近は幼稚園でも預かり保育を取り組まれているところが大変多いわけでございますが、いずれも重要な課題だと思います。しっかりと法の意図しているところが十二分にそれぞれの機関まで徹底するようにお取...全文を見る
○坂本由紀子君 先ほどの御答弁にはなかったんですが、認定こども園について、幼稚園と保育園との連携を十二分に取っていくという意味では国の政策として進められているわけですが、必ずしも数においてそう想定しているほど多くできているようには思えないのですが、この辺についての御認識はいかがで...全文を見る
○坂本由紀子君 認定こども園については、幼稚園と保育園がそれぞれ省庁別に運営されていて、そういう幼保の連携のような指摘の中から生まれてきたというようなものもあるかと思います。制度が、幼保一元化云々については、これはこれで特段の結論が出ずに認定こども園が走り出してやっていますと、そ...全文を見る
○坂本由紀子君 まだ十分な専門家が育っていないというような様々な面もございますが、それにしても非常に重要な課題としてこれからもお取り組みをいただくことを強くお願いをしておきます。  次に、幼児期の、特に幼稚園に子供さんを通わせている親御さんというのは、五歳児についていえば、幼稚...全文を見る
○坂本由紀子君 ありがとうございます。  それで、自由民主党は幼児教育の無償化というのをマニフェストの中に入れておりまして、幼児期の教育をすべての子供がしっかりと受けられるようにということを大事な課題として認識しております。大臣も所信の中で財源の確保が必要だということをおっしゃ...全文を見る
○坂本由紀子君 ありがとうございます。  大臣おっしゃるとおり、限られた予算の中でどのように政策を実現していくかということが大事でありますので、ただやりたいというだけでは物事は実現しないわけでありますので、歳入改革をしっかりやって必要な予算を確保するということをやることが政治の...全文を見る
○坂本由紀子君 定員を千人増を図れたということは画期的なことで、この厳しい定員削減が進められている中で、大臣の並々ならぬ御奮闘のおかげだと思います。  非常勤職員も含めて多くの人が確保されたわけですが、それと同時に、前回この委員会で質問をさせていただきましたが、先生が子供と向き...全文を見る
○坂本由紀子君 早速のお取り組み、ありがとうございます。  その際、もう一つ申し上げたことがあります。様々補助事業をやっているわけですが、この補助事業について効率的なものになるように是非見直しをしていただきたいと申し上げました。来年度の予算においても様々な補助事業を盛り込んでお...全文を見る
○坂本由紀子君 この場で細かい補助事業の具体的中身まで申し上げるというのも数が多いので難しいかとは思いますが、補助事業の数だけでも膨大な数に上っていらっしゃるんだと思います。その一つ一つについて非常に細かい査定をしていらっしゃる。文部科学省も大変だし、現場も大変です。補助事業を廃...全文を見る
○坂本由紀子君 大臣おっしゃるとおり、私も一般財源化がいいとは決して思っていません。やはり、教育の予算をもっと充実していきたいというふうに言っていただきたいというふうに私も思っておりますので、そういう意味ではしっかり確保する。  ただ、例えば特別支援教育のようなことを考えますと...全文を見る
○坂本由紀子君 ありがとうございます。よろしくお願いいたします。  次に、保護者の方の教育費負担の現状についてお伺いしたいと存じます。  保護者の方が授業料等、様々な形での教育費の負担をしていらっしゃいますが、その内訳について、どのようなものかということを教えていただきたいと...全文を見る
○坂本由紀子君 ありがとうございます。  そうしますと、授業料だけではなくて、それ以外のところで使っている教育費の負担というのが保護者の方にはかなり多いわけでございまして、教育費の負担軽減を考える場合に、一律に授業料について軽減措置をあらゆる人にやるというよりは、本当に必要なと...全文を見る
○坂本由紀子君 私たちが身に付ける道徳というのは、一人一人が人間として必須のものとして身に付けるものだと思いますので、点数を付けて一だからもっと頑張ろうということより、みんなが合格点をもらわないと人間として私たちの社会が成り立たないものになってしまうんじゃないかと思います。  ...全文を見る
○坂本由紀子君 私の田舎でも、最近は市町村合併で地域が広くなりましたので、同じ市の中でも随分地域差があって、子供たちが夏休みにそういうふだん接しない地域に出かけていってほかの地域の方々と交流するというだけでも随分子供たちがいろいろなことを学んでいるという話があります。都道府県を越...全文を見る
○坂本由紀子君 ありがとうございます。  それでは、次に障害者スポーツについてお伺いしたいと思います。  今年はオリンピックがございます。オリンピックではいい成績を上げてもらいたいと国民みんな思っていますし、ナショナルトレセンもできて選手の強化の体制も随分整ってきました。 ...全文を見る
○坂本由紀子君 両省協議してというと往々にして現状で、時々打合せ会をやるくらいでお茶を濁されてしまうんですけれども、そういうことではなくて、やはりスポーツを所管する文部科学省において、そこが第一次的責任部署として、障害者であろうとなかろうと取組をしていただくということが私は大事で...全文を見る
○坂本由紀子君 ありがとうございます。  当事者は、この点は是非スポーツ振興ということでやってもらいたいと思っているので、是非よろしくお願いします。  ちょっと時間がなくなってきましたので一つ飛ばしまして、障害者アートについてお伺いしたいと存じます。  障害者の方の持つ感性...全文を見る
○坂本由紀子君 大変ありがとうございます。  アウトサイダーアートは正規の美術教育を受けていない方たちの優れた美術作品、私は、文部科学省におかれましては、例えばそういう方たちの才能を見出して、教育の受け皿を作っていただくとか、あるいはそういう方たちの作品の展示場所ですとか収納場...全文を見る
04月15日第169回国会 参議院 財政金融委員会 第6号
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○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子でございます。  まず最初に、先ほど来お話が出ておりますが、地方公共団体が本年度の予算の執行に難渋をしておるところでございます。四月一日現在で三十六団体が事業の執行を留保して、うち十一団体は道路以外にも影響を受けている。かつ、各地方公共団体...全文を見る
○坂本由紀子君 ただいまの御説明で私は必ずしも納得できないんですが、地方自治体が国政に対して信頼をしていれば、さっきおっしゃったように、執行を留保しないでやれるんだと思うんです。  今おっしゃったように、地方には迷惑掛けないと、本当にそれができると思えば地方はやると思うんですが...全文を見る
○坂本由紀子君 私の質問に対してお答えいただいてないと思っておりますので、お答えいただくまでちょっと審議を止めたいと思います。  委員長、よろしくお願いします。
○坂本由紀子君 暫定税率の廃止に伴って総額で二・六兆円が足りなくなります。先ほど、地方において暫定税率の廃止並びに臨時交付金ですとか補助金等に大幅な歳入欠陥が出るわけですが、それを具体的に、どういう財源をもってどこから幾ら歳入不足部分を地方自治体に手当てできるとお考えなのか、具体...全文を見る
○坂本由紀子君 通告を申し上げてないんですが、財務大臣、今の、発議者が財投、外為の中から十兆円ひねり出すことはできるというふうに言われているんですが、政府として本当にそのようなことが可能だとお考えでしょうか。
○坂本由紀子君 今の大臣の御説明にありますように、いずれもぎりぎりのところでやっていらっしゃるので、発議者がおっしゃるように簡単に十兆円くらいアバウトに出てくるのではないかという話ではないと思うんです。  これまで発議者の方におかれては、財源の確保策としてこの委員会で御答弁なさ...全文を見る
○坂本由紀子君 負担金を廃止するということ自体はその法律の中身としてあるんですが、不足する財源をどう確保するのかとお尋ねしたときに、具体的にどこから幾らの財源を確保するということを全部言っていただきたかったんです。そんなほとんど使えもしないような内部留保十兆円というような数字だけ...全文を見る
○坂本由紀子君 時間がないので、伺ったことだけに簡潔に答えていただきたいと思います。  四月十一日の政府・与党決定の八は、これは、一年間暫定税率を廃止したままでいるなどという前提ではないんです。政府は一刻も早く、与党も一刻も早くこの事態を解消して本来の姿に戻したいと思っておるん...全文を見る
○坂本由紀子君 ですから、具体的に、私は先ほど来申し上げているのは、具体的な額を言っていただかないのであれば、いたずらに抽象論で答弁で時間を空費するのは誠に心外なので、私はそういう答弁についてであれば記録をストップしてやっていただきたいと思います。
○坂本由紀子君 暫定税率廃止に伴い地方に歳入の不足が生じますが、それについて具体的にどのような手だてでその不足の財源を確保するのか、具体的な数字を挙げて御説明いただきたい。赤字公債を発行すればいいというようなことでは、私は御答弁としては不誠実だと思います。
○坂本由紀子君 財源の確保、地方債を発行すればいいというのでは、具体的な地方に迷惑を掛けないという財源の確保としては不十分だと思いますので、現実にそのような形ではない財源の確保についてきちっとして文書でお示しいただきたいと思います。その上で再度質問をさせていただきたいと思います。...全文を見る
○坂本由紀子君 はい、そうです。
○坂本由紀子君 答弁は、時間がなくて、先ほどから同じことの繰り返しなので、答弁は要りません。
○坂本由紀子君 都道府県間のばらつきがあります。都道府県間のばらつきと、先ほど来おっしゃっている直轄の負担金の廃止とでうまく数字が合わないのですが、そこについては地方交付税や補助金の配分で調整するということですが、その具体的な地方交付税の財源、補助金の財源というのはどこにあるのか...全文を見る
○坂本由紀子君 道路関係の補助金と地方道路整備臨時交付金というのは、これは元々地方に流れていたお金で、これについてはきちっと額を確保しますとおっしゃっているわけですよね。  私がお尋ねしたのは、それとは別に、地方の単独の暫定税率として入ってくるものが入ってこないと。これは、単に...全文を見る
○坂本由紀子君 いや、ありますよ。だって、財源不足をどうするか。
○坂本由紀子君 今そのお金というのはどこに計上されているという理解なんですか。
○坂本由紀子君 今年度の分を聞いているんですから。
○坂本由紀子君 私が先ほどから議論しているのは今年度についてのお尋ねですから、誤解がないようにしていただきたいんですが。  ちょっと口頭でお答えいただいてもらちが明かないので、文書でいただきたいので委員長にお願いしたいのですが、都道府県間で、基本的には直轄負担金の廃止では、公債...全文を見る
○坂本由紀子君 地方債ではなくて、具体的な財源として必要な額を補てんしなければいけないので、それをどこから持ってくるかということをきちっとお示しいただきたい。
○坂本由紀子君 ところで、市町村についての財源確保策について伺いたいのです。  市町村については基本的には直轄の負担金というのがほとんどありませんので、これを廃止するだけではほとんど市町村の財源が確保されない。そして、法案では県の配慮義務でやるということになっているんですが、単...全文を見る
○坂本由紀子君 それは理事会で言ってください。
○坂本由紀子君 今の御答弁、おかしいと思います。  それまで、市町村がしっかりと自分たちの独自財源を確保できていたのに、これからは市町村は自分たちでできないで都道府県と相談してやりなさい。それは地方分権の流れに逆行するのではないでしょうか。  それと、暫定税率で入ってくるお金...全文を見る
04月24日第169回国会 参議院 総務委員会 第12号
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○坂本由紀子君 ただいま残念ながら西田議員から提出されました質疑を終局して直ちに採決をすることの動議が否決をされました。  しかしながら、これまで総務委員会におきまして審議されてきた法案は、参議院に衆議院から送付され、やがて六十日を迎えようとしております。この総務委員会において...全文を見る
○坂本由紀子君 そもそも法案が付託されたのが四月八日というのが極めて異例でございます。  新年度から歳入が確保されなければ地方自治体は運営ができないわけでございます。政府の法案は、それに間に合うように、例年とほぼ同じペースで出されたわけでございます。それを党利党略によって審議を...全文を見る
○坂本由紀子君 委員長がおっしゃったように、確かに議院運営委員会で合意が見られておりませんでしたので、委員会に付託されておらなかったことは事実でございますが、委員から委員会の開会要求があったのは事実でございます。  この問題について、法案について早期に審議をするという御判断を委...全文を見る
○坂本由紀子君 委員長は理事会の決定をおっしゃいましたが、私は、委員長の権能というのは、理事会の決定はもちろん尊重しますし、理事会運営を円滑にするという意味では大事なことだとは思いますが、そこを超えて委員長にはリーダーシップが求められるのではないかというふうに思うのでございます。...全文を見る
09月18日第169回国会 参議院 厚生労働委員会 閉会後第1号
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○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子です。  まず冒頭、国会は与野党の話合いの下に行われるものでございますし、特に参議院は良識の府としてこのことを重視してきたということを申し上げたいと思います。そして、委員会の開催に当たっても、事前に理事の間で十分な協議が重ねられてきたのでご...全文を見る
○坂本由紀子君 こういう問題が起こってから改めてというのは、私は、国家国民のために仕事をする行政の組織としては誠に論外ではないかというふうに思います。公務員にしかるべき権限が与えられているのは、その権限を行使して国民のために奉仕すること、そしてそれには責任が当然伴うものでありまし...全文を見る
○坂本由紀子君 本来もっと早くに出されるべき統一的な対応について、遅きに失した感がありますが、今後厳正にそのようなマニュアルに即して取組が行われるようにきめ細かくフォローをしていってもらいたいと思います。  ところで、標準報酬の月額の引下げですとか資格喪失の取扱いを事実に反して...全文を見る
○坂本由紀子君 大臣が十分この問題について問題意識を持ってしっかりと考えていたと、そしてこれから取組をしようとおっしゃっているのは気持ちが伝わってきました。午前中の質疑の中でも必ずしっかりやりますとおっしゃっておられました。  私も、結局のところ、この問題の被害者は年金の受給者...全文を見る
○坂本由紀子君 しっかり頑張っていただきたいと思います。特に、六万九千件の対象者の方にはできるだけ急いで、そしてすべての方々に順次、標準報酬月額記載のお知らせをすることによってすべての国民が確かな安心を持って年金を受給し、また年金に対しての信頼が回復できることをしっかり進めていた...全文を見る
○坂本由紀子君 厳正な措置を講ずることによって組織の規律を取り戻していただきますよう、強く要請をいたします。  次に、非食用米穀が食用に転用され、大変国民の間に不安が広がっていますが、この問題についてお伺いをいたします。  一連の報道を聞いていて思いますのは、この問題について...全文を見る
○坂本由紀子君 非食用のものが食用に転用されるというのは、米に限らずほかにもある問題だと思うんです。飼料として輸入されたものが場合によってそういうことになっていないかと、様々この疑念が広がっていきます。  そういうことが決してないようにということが、職員隅々まで、全国津々浦々に...全文を見る
○坂本由紀子君 この問題についても、このような問題を起こしたことの責任がやはり問われるんだと思います。業者が勝手にやったことでは済まないのであって、それが阻止できなかった、見抜けなかった、長年にわたってそういうことを放置してきた行政の責任は、私は限りなく重いと思うのであります。 ...全文を見る
○坂本由紀子君 しっかりとお願いをいたします。  ところで、福田総理は、御就任以来、消費者庁の設置ということを、消費者問題を非常に大事な問題だというふうにとらえて、消費者庁を設置するということを強く進めておられました。自由民主党においてもこの問題について党内で議論が行われ、まさ...全文を見る
○坂本由紀子君 消費者庁での取組の、冒頭におっしゃいました早期発見、申出制度によって可能になるというお話でした。  農水省はこの問題について把握をしたのが八月ですか、ということだったんですが、なぜもっと早くこの問題が把握できなかったのか、そして様々情報が寄せられていたかもしれな...全文を見る
○坂本由紀子君 消費者庁に情報が寄せられるだろうというのは、私も国民が消費者庁に期待するとすればそうだろうなというふうには思います。ですが、今の農水省のお答えにもありましたが、じゃ、寄せられた情報をどうしっかりと真相究明にまでつなげていけるかということが、これがもう一つ大事なこと...全文を見る
○坂本由紀子君 しっかり想定される様々な事態に対して期待される役割が果たせるように、十二分にお取り組みをいただき、これからやっていっていただきたいと思います。  国会においては、できるだけ消費者庁が早期に設立されることになるよう与野党一致して法案の審議が行われ、消費者庁の誕生に...全文を見る
○坂本由紀子君 国民の食品の安全に対する強い懸念と、それを確保するために取られている行政の体制との間にかなり乖離があるように思います。まだ真相が究明されていない中国の冷凍ギョーザの事件についても、あのような事案を決して二度と起こさないということについて輸入食品の検疫等々十二分に取...全文を見る
○坂本由紀子君 今回の事案についても、国民はそのようなものを食したことによってどのような健康上の被害があるかということについては懸念を持っていると思います。いたずらに不安をあおることは良くないわけでございますので、そういう意味で正確な情報が国民に伝えられるということは大変大事なこ...全文を見る
○坂本由紀子君 この問題は政府が一体となって取り組んでいただくことが大変重要だと思いますので、是非国民のために頑張っていらっしゃる舛添大臣、一段とこの問題でも積極的に御活躍いただけると有り難いというふうに思う次第でございます。  最後に、実は質問通告していなくて恐縮なんですが、...全文を見る
○坂本由紀子君 ありがとうございます。  日本のどこにいてもそういう必要なサービスがしっかりと受けられるように責任を持って措置をするのが国の仕事であろうと思いますので、是非、大臣のその御決意の下でしっかりやっていただきたいと思います。  大臣おっしゃった私のしごと館ですが、私...全文を見る
10月03日第170回国会 参議院 本会議 第4号
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○坂本由紀子君 私は、自由民主党を代表して、昨日の山崎幹事長に続いて、総理の所信表明演説に関して質問させていただきます。  麻生総理、第九十二代内閣総理大臣御就任おめでとうございます。国内の景気後退が懸念される中で、世界経済はアメリカの金融危機の拡大による混乱回避が焦眉の急とな...全文を見る
○坂本由紀子君(続) 麻生総理の表明しておられる、まずは短期集中、重点特化型で未来を見据えた景気対策をしっかり行って日本経済を立て直し、暮らしの不安を取り除き、強くて明るい日本を、日本に取り戻す、いかなる難題にもひるまず立ち向かう、逃げない政治、責任を持って実行する政治こそ今の日...全文を見る
12月02日第170回国会 参議院 厚生労働委員会 第6号
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○坂本由紀子君 自由民主党坂本由紀子でございます。  労働基準法の一部を改正する法律案に関連して質問をさしていただきます。  午前中の委員会の審議でも指摘をされておりましたが、このところ大変厳しい雇用情勢になってきておりまして、内定取消しあるいは雇い止めなど様々な問題が生じて...全文を見る
○坂本由紀子君 これまでも政府はそれなりに対策を示してこられたと思っております。第一次補正のほか、去る十月三十日の生活対策の中にも雇用の問題が取り上げられておりますけれども、このような措置を使ってこれまで企業に対して雇用確保のために具体的にどのような指導を行い、また支援を充実して...全文を見る
○坂本由紀子君 午前中、内定取消しに対応するためにも労働契約法についてというような御議論がございましたが、現在の法制においても内定取消しについて必要な措置をとることは可能な部分がございますので、そういうことについてきちっとした対応をしていただくということが大事だろうと思います。 ...全文を見る
○坂本由紀子君 ありがとうございます。  きめ細かな対応をしていただくということが大変大事でありますので、しっかり進めていただきたいと思います。  ところで、今回の景気の状況は極めて深刻だということは巷間言われておりますし、心配をしております。そうなりますと、雇用対策も更なる...全文を見る
○坂本由紀子君 是非実効性の高いものにしてやっていただきたいと思います。  それから、そのような内定の取消しを受けた方あるいは雇い止め等々で不本意な形で職を失ってしまったというような方々への対策のほかに、今回の景気後退を考えると、やはり雇用創出の対策をしっかりやっていかないと問...全文を見る
○坂本由紀子君 是非しっかりとしたお取組をお願いしたいと思います。  関係者ができるだけ幅広く力を合わせてやっていただくためには、そういう施策についてのPRも大事だろうと思います。雇用対策としての助成金等のメニューは比較的多いかとも思いますが、必ずしも中小企業を含めてそれが十二...全文を見る
○坂本由紀子君 予定価格をしっかり適正なものにしていただいた上で、その予定価格での入札自体は決して非難されるべきことではないということについては私は国民の理解が得られるように、そのことが、ひいてはそういう不当な行き過ぎた低価格入札により働いている人たちにしわ寄せが行くということが...全文を見る
○坂本由紀子君 ありがとうございます。大臣政務官におかれましてはお忙しいと思いますので、ここで御退席いただいて結構でございます。  次に、そのように雇用創出という点ではワークシェアリングの効果というものがあるのではないかと思うのですが、ひところに比べるとワークシェアリングについ...全文を見る
○坂本由紀子君 よろしくお願いをいたします。  今回の労働基準法の改正は、条文的には極めて少ないものになっております。時間外の割増し賃金の率を上げるもの、それから、年次有給休暇を時間単位で取得することが可能というようなものでありますが、そもそも、今回この法律を改正することによっ...全文を見る
○坂本由紀子君 効果については、これによってどのくらいの効果があるかということをもう少し具体的に言っていただけると有り難いと思ったんですが、恐らく、そういうデータ的に検証できるようなものはここからはなかなかないんだろうというふうに思います。  それで、この労働基準法の改正は、労...全文を見る
○坂本由紀子君 もう一つ伺っているんですけれども、中小企業に対してこの改正法案の適用についての規定があって午前中も議論があったわけですが、三年後の見直し規定もありますけれども、中小企業についてどのように取り扱うことにしておるのかということを改めてお述べいただきたいのであります。
○坂本由紀子君 法律の目的はあくまで長時間労働を抑制するということでありますので、中小企業においてももちろん長時間労働を抑制するという努力をしていただくことは必要だろうと思います。その手段がどのような手段によって行うかということについては様々な手だてがあるわけでございまして、取り...全文を見る
○坂本由紀子君 是非、中小企業において長時間労働の縮減が進むように、財政的な支援も含めて支援策を今後充実していっていただくようにお願いをしておきます。  長時間労働はなかなか思うように減少しないのでございますが、具体的にどのような業種において特に顕著であり、またその原因はどこに...全文を見る
○坂本由紀子君 今指摘された両業種については、交通事故であるとかあるいは労働災害が多いというようなこともあり、長時間労働がそのような災害の発生をより誘発するということが考えられますので、労働時間短縮、長時間労働の抑制の取組をするに当たっては、是非そのような業種における取組をよりき...全文を見る
○坂本由紀子君 各地で発生している医師不足は病院から医師が去っていくということに伴うものが非常に多いわけでございますので、そういう意味では、病院勤務医の長時間労働に本気で取り組むことをしないと、全国各地で発生している医師不足というのは解決しないと思うのでございます。  医学部の...全文を見る
○坂本由紀子君 医師不足解消のためにはしっかりとした財源を確保して国民みんなの医療を守っていくということが必要であろうと思いますので、そういう意味では大きな政策転換をするべき時期に私たち社会は来ているんだろうと思います。そういうことについては与党も野党もなくしっかりと共同歩調をし...全文を見る
○坂本由紀子君 大臣、大変情報発信力の強い方でいらっしゃいますので、労働行政の展開に当たっては、厚生労働省の枠の中だけでは片付かない問題については各省庁に積極的な働きかけをしていただいて、こういう営業時間の問題なんかについても問題提起をしていただくことが大事ではないかと思います。...全文を見る
○坂本由紀子君 是非よろしくお願いをいたします。  次に、管理職の働いている状況について伺いたいと思うのですが、長時間労働に起因して労災認定されたような事案というのがどのくらいあるのかと。その中で、いわゆる過労死の中で管理職の方の占める割合というのが分かるようなデータがあります...全文を見る
○坂本由紀子君 管理監督者に分類されると現在の労働基準法の規定のかなりの部分が労働時間については外れてきますので、そういう意味では労働時間管理というのが十分行われていないわけですけれども、この管理監督者に関して、名ばかり管理職というようなことでマスコミでも随分大きく取り上げられて...全文を見る
○坂本由紀子君 労働時間がそれぞれの働く人たちに労働基準法の中で規制がなされるわけですが、仕事の種類によって硬直的な労働時間管理が必ずしも働きやすいものにはならないというものがあるわけです。もちろん、工場労働のようにきちっと時間で作業量が測れて、こういうことについてちゃんとやらな...全文を見る
○坂本由紀子君 せっかく制度をつくったわけですから、その制度が本来の機能を発揮するようにやっていくということは大事なことだろうと思います。    〔委員長退席、理事家西悟君着席〕  今お話しいただいたように、それぞれの裁量労働制について、現在そういう形で働いている方たちについ...全文を見る
○坂本由紀子君 この労働基準法が提案される前に、ホワイトカラーについての弾力的な労働時間制度を設けようということについて大議論が起こりました。結果的にはこれは先送りになっておるんですが、私は働く人が自律的な働き方ができるということは、これは働く人にとっても大変大事なことではないか...全文を見る
○坂本由紀子君 是非よろしくお願いをいたします。    〔理事家西悟君退席、委員長着席〕  次に、フレックスタイム制について伺いたいのでございますが、フレックスタイム制は、これはやはり働く人が自由に時間の配分ができる、組合せができるということで、そういう意味では生活との調和を...全文を見る
○坂本由紀子君 是非、せっかくの制度ですから、いい形で活用されるように必要な見直しをきちっとしていただくようにお願いをいたします。  そのような、これまで申し上げてきた働き方、特に育児や介護の責任を担っている方にとっては、勤務時間を弾力的に使えるということは大変必要なことなわけ...全文を見る
○坂本由紀子君 是非今おっしゃった短時間勤務の義務化であるとか、あるいは所定外の免除等々、育児期に仕事を継続できるためには大変有効な働き方の手だてでありますので、実現に向けて取り組んでいただくことをお願いをいたします。  あと高齢期の働き方についてですが、シルバー人材センターが...全文を見る
○坂本由紀子君 是非、それぞれ働きたい方のニーズに合った働き方ができるように、制度の弾力的な仕組みというものを今後御検討いただけると有り難いと思いますので、お願いをいたします。  次に、年次有給休暇についてですが、午前中、年次有給休暇の取得についての御議論がございました。今回、...全文を見る
○坂本由紀子君 例えば、子供が保育園に行って熱を出して保育園から迎えに来てくださいということを夕方近くになって言ってきたとします。そうすると、子供が熱を出したので迎えに行かざるを得ない。三時まで働いていてそこから年休で迎えに行くということになったときに時間取得ができないとすると、...全文を見る
○坂本由紀子君 今おっしゃった数字は、実際に一人一人の勤務時間管理が行われて、それを把握した数字なんでしょうか、それとも超勤手当が支払われている時間を単純に計算した数字なんでしょうか。
○坂本由紀子君 そういう正規ではない、残っていることも含めて、省庁における超過勤務縮減に向けてこれまでどのような取組をしてこられたんでしょうか。で、どのような効果が上がってきたのかということについてお伺いをいたします。
○坂本由紀子君 それでは具体的に、厚生労働省についての超過勤務の実態について伺います。
○坂本由紀子君 厚生労働省って申し上げたんで、社会保険庁は外れているんですかね。  社会保険庁、平成十九年の超過勤務時間数、手元にいただいたのがあるんですが、厚生労働省、三百六十四時間、社会保険庁は何と六百七十時間、まあいろんな不祥事があって取り組まなきゃいけないということで働...全文を見る
○坂本由紀子君 もう息をのむようなかぎの返却時間です。かぎが返却されるということは必ず一人は残っていますから、恐らく一人ではなくて何人かで残っているということがかなり多いのではないか。これほどひどいという状況は恐らく余り知られていないのではないかと思います。ただ、これは放置してお...全文を見る
○坂本由紀子君 余りに非人間的な勤務時間であって、これは厚生労働省が今最もひどいのかもしれませんが、恐らく各省庁同じような状況にあるのではないかと思います。やはりこういうのをいつまでも放置しておいてはいけないんだろうと思います。  超勤命令を受けていないから残業代を払わないとい...全文を見る
○坂本由紀子君 まずは超過勤務の原因をしっかりとつかまえて、それを取り除いていくということは大事だろうと思います。  自分のところで仕事の算段ができるのであれば、それは幾らでもやりようがあるでしょうけれども、法令の協議だとか予算折衝ですとか、私たち国会にかかる業務も公務員の仕事...全文を見る
○坂本由紀子君 総務省と厚労省ですね。
○坂本由紀子君 人事院に伺いますが、先ほどおっしゃった超勤の縮減に関する指針は上限の目安を一年につき三百六十時間としていますが、国会・国際関係、法令協議、予算折衝等などに従事する人についてはそういう特段の事情があればこの目安によらないことができるとなっていて、それに代わる上限時間...全文を見る
○坂本由紀子君 最後に厚生労働大臣にお伺いをいたします。  厚生労働省は働く人たちを守る法律を所管し、民間企業に対しては労働時間の適正な管理を細かく指導をしているわけです。時間管理が一人一人についてきちっと行われるようにということをやっているわけであります。その大本の厚生労働省...全文を見る
○坂本由紀子君 終わります。  ありがとうございました。
12月04日第170回国会 参議院 厚生労働委員会 第7号
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○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子です。  まず、大臣に、去る十一月二十八日に出された調査委員会報告書について御見解を伺いたいと思います。  この調査委員会はそもそも、社会保険庁職員の関与について調査をすると、そしてこの結果に基づいて対応策も検討すると言っているんですが、...全文を見る
○坂本由紀子君 それでは、この委員会でやった個別のアンケート結果であるとか様々なヒアリングをもう一度しっかりと精査をなさるというおつもりはありますか。
○坂本由紀子君 こういう組織の中で起きたことについて第三者を入れてやるということは、これは正しいやり方だと思います。ただ、その第三者がまともな調査としてこれを完成させたかどうかということについては、私は厳しく評価をしなくてはいけないと思うのです。結果だけがマスコミ受けするようなこ...全文を見る
○坂本由紀子君 ヒアリングした事実の重みというのは確かに重いものだと思うので、そういうものはしっかり受け止めて改善をしていかなければいけないと思うのです。ただ、少数の事例だけで断定をするというのはこれはおかしいんであって、更に広くしっかりと調べるということが欠くことのできない大事...全文を見る
○坂本由紀子君 そして、報告書、何のために調査をしたかといえば、どういう形でこういうことが起こったかというその真相の究明と、これをいかに早く片付けるかということについての対応策についてもお願いしていたというふうに読めるのですが、その辺は全く何も書かれていないのですね。そして、あと...全文を見る
○坂本由紀子君 行政の課題が様々ある中で、やはり物事には優先順位を付けて、人もお金もそういうところに集中的に投入をして片付けていくということが大事なんだろうと思うのです。限られた人数でありますから、先ほどもそんな人数で足りるのかとかいうような御指摘がありましたけれど、じゃ大量の職...全文を見る
○坂本由紀子君 先ほど、十一月たしか九日までの数字でおっしゃったんですよね、二千五百強で。九日といえば、もう十二月ですから、大分日がたっているわけですので、この間にどのくらいの進捗がしているかというような見込みでおっしゃっていただけば、数が違っていても私は後でまた委員会で追及する...全文を見る
○坂本由紀子君 人海戦術でやらなければならないというところはありますが、それでもやり方の効率性等はしっかりとしていただいて、できるだけ早くにこの二万件の方々に少なくとも安心していただけるような対応を取っていただきたいというふうに思います。  それで、一%といえども、その中で職員...全文を見る
○坂本由紀子君 この問題の解決は、年金の国民に対する信頼を回復する上では不可欠のものですね。過去に起こったことの言ってみれば償いを一生懸命やっているようなものなわけですから、こういう問題は、私は、政治は、行政がそういうことを真摯に取り組むようにしっかりと応援をしていくということが...全文を見る
12月18日第170回国会 参議院 厚生労働委員会 第10号
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○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子でございます。  厳しい経済情勢の中で雇用の問題は大変大事でございますので、自由民主党並びに与党においてもこの問題に真摯に取り組むことに異存はございませんので、そういう意味で雇用の問題を多くの国会議員が真剣に議論をするということは大事なこと...全文を見る
○坂本由紀子君 委員会の審議をするということとその審議が十分に深められて採決に至るということとは、これは別でございます。四つの法案がございまして、それぞれについてその緊急性の度合いも違っておる中でそのような結論に至ったというのは少しおかしいのではないかと思います。  委員長は本...全文を見る
○坂本由紀子君 ILOの八十八号条約というのがあります。職業安定組織の構成に関する条約というもので、日本は一九五三年に批准をいたしております。この中で、職業安定業務に関する政策の立案に当たっては労使代表者の意見を聴くということが規定されております。国会が法律を制定するに当たっても...全文を見る
○坂本由紀子君 つまり、現在の法律の中でも内定取消しについてはしっかり規制ができるということなんです。そして、内定者については、そういう法律の規制に加えて、内定者の雇用維持がなされるようにしっかりと政府がサポートをすることが大事なことではないかと思います。そういう意味では、この法...全文を見る
○坂本由紀子君 つまり、年内には省令改正がきっちり表に出て、十二月九日から適用されるということでございまして、そういう意味では非常にスピーディーにこの問題について取り組んでもらうということになっているのであります。  そして、仮に内定を取り消された学生がいた場合には、その学生の...全文を見る
○坂本由紀子君 そのような手厚い措置によって将来ある学生に対してしっかりとしたサポートをしてもらいたいと思います。  ところで、提案されている法案につきましては、この法律については、使用者が内定通知を出せば労働契約が成立したものと推定をされております。これは、労使合意、労働契約...全文を見る
○坂本由紀子君 特に質問をしておりません。要りません。
○坂本由紀子君 要りません。
○坂本由紀子君 派遣労働者等の解雇の防止と称する法案について伺います。  この法律は、実は、タイトルとは違いまして、具体的な中身は、単に雇用調整助成金の対象を拡大しよう、先ほど津田委員からお話がありましたが、拡大しようということを書いてあるだけのものでございまして、解雇を防止す...全文を見る
○坂本由紀子君 いろいろ広報、政府は十分に広報できていないせいもあるんですが、実は政府がやっているのはかなりきめ細かい。今の施策も、いつからかと言えば、先ほど局長は十二月九日からやりますと言ったんです。そして、三年間にわたって、少なくとも三年間はしっかりとやるということであります...全文を見る
○坂本由紀子君 局長、それについては、二次補正や来年度予算、あるいは省令改正等の時期についても併せて言及してください。
○坂本由紀子君 今週にも二次補正について政府案が示されます。来年の一月五日に召集される通常国会にはこの二次補正が提案されますので、民主党始め各党はこの対策がスムーズに実行できるように速やかに御審議いただきますようにお願いをしたいと思います。  次に、三つ目の法案、派遣労働者等の...全文を見る
○坂本由紀子君 法案の中には具体的に住宅に入居するという手だてが書いていない。ただ単に、さっき申し上げましたように、公営住宅に入居するについて特別の配慮をするということになっております。そうしますと、例えばこれが都道府県あるいは市町村に下りて実際やってもらうということになったらか...全文を見る
○坂本由紀子君 恐らく気が付いていらっしゃらなかったのかなとも思うのですが、これは、そういう問題があると同時に、裏を返すと、裏を返すと、これはまた逆の問題もあるんでございます。  この被保険者期間が一律六か月に改定をされております。解雇、倒産は既に六か月になっておりまして、政府...全文を見る
○坂本由紀子君 質問のときはちゃんと申し上げます。
○坂本由紀子君 はい。  それでは、質問させていただきます。  有期雇用契約に関する法案が出されております。有期雇用契約、提案者は有期雇用契約の遵守法案と言っておりますが、これは実は有期雇用契約の禁止法案、内容は有期雇用契約禁止法案と言っていいのではないかと思います。つまり、...全文を見る
○坂本由紀子君 今の御答弁、ちょっとよく理解できなかったんですが、派遣労働者、派遣労働という形態はこの一号ですべて読むということなんでしょうか。
○坂本由紀子君 そうすると、これは業務の種類を言っているわけですから、臨時的又は一時的な業務というのは、そのときだけある業務ですよね。ですから、どこかの工場が製造ラインに派遣労働者を三か月だけ欲しいと言った場合に、これはその臨時的又は一時的な業務に使用するということになるんですか...全文を見る
○坂本由紀子君 私たち日本は、自由主義経済の下で運用されている国であります。計画経済を取る社会主義国であるならいざ知らず、自由主義国においては、景気変動であるとかあるいは産業構造の転換というのが避けられないものとしてあるわけです。そのような経済社会の発展を、この有期労働契約をここ...全文を見る
○坂本由紀子君 委員長、聞いてないです。
○坂本由紀子君 どれをもっておっしゃっているのかよく……(発言する者あり)そう、私は質問通告してないものは答弁要りませんと言っていますので、時間もありませんので、円滑な審議をお願いしたいと思います。いいですか。
○坂本由紀子君 はい。  最後ですが、先ほど来派遣労働者の問題が出ております。日雇い派遣の方たちの厳しい状況を解決するために政府が労働者派遣事業整備法の一部改正も出しております。また、この厳しい経済情勢の中で就労の維持拡大に困難を極めている授産施設や作業所、重度障害者多数雇用事...全文を見る
○坂本由紀子君 労働者派遣事業整備法の一部改正法案と、それから障害者就労施設物品調達法案の二つについて伺いました。
○坂本由紀子君 時間が来たのでこれで質問を終わりますが、四つの法案について短い時間で問題点を一部指摘させていただきました。ほかにも様々問題ございますし、審議を深めたいと思いますので、それは次回に譲りたいと思います。