坂本由紀子

さかもとゆきこ



当選回数回

坂本由紀子の2009年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月19日第171回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○坂本由紀子君 自由民主党坂本由紀子でございます。  私は、まず雇用対策についてお伺いをいたします。  年末、いわゆる年越し派遣村について大きく報道されました。全国のハローワークでは、昨年末は例外的に二十九日、三十日も窓口を開け相談に乗るということが行われていたはずですし、あ...全文を見る
○坂本由紀子君 今御答弁の中で、四千人分の寮や住み込みの求人を紹介されたということでございますので、希望の仕事はいろいろあって必ずしもその仕事、御希望の仕事に合うかどうかということは分かりませんが、そういうものを使って是非自立に向けてやっていただくことが大事だろうし、政府としては...全文を見る
○坂本由紀子君 派遣法の改正の中では、今大臣がおっしゃった平成十一年と平成十五年の改正が大きなものでありました。その平成十一年の改正当時の雇用状況というのは一体どうだったのか、どういう問題があってその雇用創出が必要だということで改正をしたのか、あるいは平成十五年、製造業への派遣が...全文を見る
○坂本由紀子君 もう少し具体的に御説明いただきたかったんですが。  平成十一年というのは、失業率が四%を超えて、当時、バブル崩壊後なかなか不況から脱し切れない中でついに失業率が四%を超えたということで大変だったんです。それまで日本というのは失業率が非常に低くて、そういう意味で皆...全文を見る
○坂本由紀子君 もちろん、雇用の安定というのは非常に大事ですから、だれでも安定した雇用に就けることが望ましいということは言うまでもないことであります。  今大臣がおっしゃった二〇〇九年問題というのは、制度が、製造業の分野も含めて、派遣労働は原則最長三年までしか認めないということ...全文を見る
○坂本由紀子君 労働者派遣は臨時的、一時的な労働力需給調整の仕組みだというのは、これは法の解釈として考えておるところであります。  今大臣がおっしゃった二〇〇九年問題の解決のためには、具体的にこの補正予算にも対応策が盛り込まれているのではないかと思います。つまり、派遣労働者とし...全文を見る
○坂本由紀子君 それでは、ちょっと見方を変えて、今度の第二次補正予算あるいは二十一年度の予算もこれから審議されることになるかと思いますが、この予算の中で雇用対策として具体的にどのような政策を盛り込んでいらっしゃるのか、お伺いをいたします。
○坂本由紀子君 今おっしゃった政策は、これまでバブル崩壊後、失業率が五%を超えたときに講じられた対策を上回る規模で打たれていると聞いています。まだまだこれから経済の後退に伴い雇用の悪化が懸念されるところでございますので、そういう意味では雇用創出も含めて雇用対策にはしっかり取り組ん...全文を見る
○坂本由紀子君 まずは景気対策ということで、企業の経営がしっかりと立ち直るようにやっていただくことが雇用の維持拡大にもつながるわけでございますので、是非力強いお取組を御期待申し上げます。  与党自由民主党におきましても、先ほど申し上げました派遣労働につきましては様々な課題がある...全文を見る
○坂本由紀子君 そのような外国人の方には家族連れでいらしている方がいらっしゃいます。子供たちの教育の問題でもいろいろ、親の失業で授業料が払えなくなったというような問題も出てきたりしております。定住者の方の子弟の教育の問題は、これは地方自治体任せというだけではなくて、やはり国がしっ...全文を見る
○坂本由紀子君 しっかりとした対応をお願いいたします。  ところで、総理、少子高齢化が進む中で今後労働力人口、日本では減少していくことが見込まれます。外国人労働者の活用は避けて通れない問題でございます。このような今不況期にあって、外国人労働者あるいはその家族の問題で様々出ている...全文を見る
○坂本由紀子君 雇用問題の解決には、やはり一番大事なのは新たな雇用の創出ということであろうと思います。  そこで、農水大臣にお伺いいたしますが、安心、安全な食料を確保する、あるいは自給率の向上を図るという観点から農畜産業、漁業の振興は極めて重要でございます。そして、これら産業で...全文を見る
○坂本由紀子君 大変新しくて期待の持てる事業を御説明いただきました。しっかりこういうものが活用されて、地域で安心、安全な食が取れることを期待したいと思います。  次に、先ほど厚生労働大臣、医療・介護分野のこともおっしゃいました。この辺、人手不足の分野ですが、なかなかここは人手不...全文を見る
○坂本由紀子君 介護報酬、診療報酬についてのお答えはなかったですが、ここは後ほど社会保障の財源も含めて再度お伺いしたいと思います。  次に、出産・子育て支援について伺います。  出産・子育て支援について、今回の補正予算では具体的にどんなことを盛り込んでおられるでしょうか。また...全文を見る
○坂本由紀子君 総理、少子化対策というのは未来の日本の社会の活力あるものとするためには大変大事ですが、その基本は、若者の雇用が安定するということは大変大事だと思います。  以前の就職氷河期のときに、若者がなかなか安定した雇用に就けずにフリーターというような形になってしまいました...全文を見る
○坂本由紀子君 社会保障については、財源の確保が制度の機能強化、安定のために大事なことは方々で言われております。  与謝野大臣に伺います。世界一の長寿国の中で五%の消費税でこれまで社会保障を維持してきた日本は、私は言ってみれば大したものではないかと思うのです。ただ、これで将来も...全文を見る
○坂本由紀子君 国民の安心のために財源確保することが必要で、消費税を含めた税制の抜本改革がありますが、ともすれば無駄遣いをなくせば的な議論が横行していますが、それだけでは片付かないと思います。  私は、ただ、この税の問題を議論するときには、国会としては、まずは自らがしっかりとし...全文を見る
○坂本由紀子君 社会保障の中で年金についてちょっと個別に伺いますが、年金記録の訂正した後、正しい記録に基づいて年金が支払われるまでにかなり長い時間が掛かっていると聞きます。  社会保険業務センターの処理に七か月も掛かっているということなんだけれども、社会保険事務所で再裁定の申出...全文を見る
○坂本由紀子君 そのような制度の適切な運営が国民の制度への信頼を回復することになりますので、しっかりお取り組みいただきたいと思います。  次に、治安対策について伺います。  景気が悪くなってくると犯罪が増えるというようなことがあるのか、あるいはそういう記事が目に付くのか分かり...全文を見る
○坂本由紀子君 治安の良い国で安心して国民が生活できるように、安全面でのしっかりとしたお取組をお願いをいたします。  ところで、そのような暴力事犯以外にも経済の犯罪というのがございます。振り込み詐欺が相変わらず横行しているようですし、またマルチ被害というものも懸念されるわけでご...全文を見る
○坂本由紀子君 マルチの問題はこの予算委員会でも前に取り上げられました。そして、各種の雑誌等でも取り上げておるところでございますが、マルチに良いマルチがあるのかというと、公正なマルチというのは無害なペスト、安全なコレラに等しいというふうにも言われ、良いマルチなどはあり得ないという...全文を見る
○坂本由紀子君 以前、マルチ業界寄りの国会質問を繰り返して見返りに多額の寄附をもらったというようなことで民主党に属していた議員が離党されましたが、その議員と山岡議員は本当に熱心に法違反も犯したようなマルチ企業のイベント等にも参加されていたというような報道がなされております。  ...全文を見る
01月21日第171回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子でございます。  今日は、三人の参考人の皆様には大変お忙しいところ、急なお願いにもかかわらず御出席をいただきまして、誠にありがとうございました。  今大変大きな問題でございます経済、雇用について、皆様方の御意見を伺う中で議論を深めていきた...全文を見る
○坂本由紀子君 先ほど川本参考人からは、この労使共同宣言が政府に要請している雇用対策、この中で指摘しているものが今回の補正予算あるいは来年度の本予算に含まれているので、早期にこれを成立させてしっかりとした対策を講じてもらいたいという御意見の陳述がございましたが、基本的には今おっし...全文を見る
○坂本由紀子君 雇用問題は、先ほど宮川参考人のレジュメのところにもございましたように、政府と民間の役割分担をきっちり定めやっていくこと、そして労使それぞれに行うべきことはしっかりやっていただく、政府がやるべきことは政府がしっかりやるということだったように思います。  そういう意...全文を見る
○坂本由紀子君 私は、個別にもう少し具体的なお取組を伺いたかったのですが。  この闘争方針の中では、この厳しい状況の中でもベアの確保等をうたわれております。特に自動車総連は、報道等によれば、昨年、自動車会社が史上最高の利益を得ていたと言われた昨年は千円以上の賃金改善分の設定とい...全文を見る
○坂本由紀子君 ありがとうございます。  今日はせっかく労使の団体の方においでいただいたので、実は昨年末に、厚生労働委員会でわずか二時間の審議時間で民主党ほか野党から提出された雇用四法案なるものが参議院で採決をされました。衆議院でも短時間で結論が出たので、私はこういうのを短時間...全文を見る
○坂本由紀子君 雇用の問題は経済を支える大事な問題でございますので、これからも十分議論を深めていただきたいと思います。  参考人の皆様には大変ありがとうございました。
03月23日第171回国会 参議院 予算委員会 第17号
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○坂本由紀子君 まず初めに、農水省がやみ専従の疑惑を把握していながらこれを隠したという新聞報道がございましたが、この事のてんまつについて御説明ください。
○坂本由紀子君 今の調査のやり方、極めておかしいと思うのですが、そういうきちっとした勤務状態が確保されていないということを把握したら、それを是正するというのは、なかったことにすればいいということではなくて、もしそれが事実であればきちっとした処分をするということが大事だろうと思うん...全文を見る
○坂本由紀子君 その後、新聞には、処分を受けた職員の賞与を幹部が組合の要求に沿って自腹で賞与の穴埋めをしたというような非常に信じられないような報道が相次いでいるんですが、これは事実ですか。そのような労使関係が不正常な実態にあるのでしょうか。
○坂本由紀子君 大臣は、今のような状況、これは過去のものであって、今は正常な労使関係になっているとお考えでしょうか。それとも、まだ問題が残っているのでしっかりやらなくてはいけないという御認識でしょうか、お伺いいたします。
○坂本由紀子君 大臣、私は重要なことは、これまでの農水省のを聞いていると、強力な、強大な組合とこれにおびえる管理者という構図なんですね。これは、ただしっかりやれ、規則どおりやれと言ったって、これは直らないんです、水面下に潜るだけなんです。どういうふうに改善していかれるおつもりです...全文を見る
○坂本由紀子君 こういう水面下に潜っていたものというのはなかなか出てこないわけです。出てきたときには、そのときの当事者は処分をされる。だから隠したがる。  農水省が最初にやみ専従の問題、これがばれると地方組織が存続できなくなるのではないかと管理者が考えて、何とかしたいと思ったと...全文を見る
○坂本由紀子君 告発をしたけれども、起訴猶予、不起訴処分になったというのはどういう理由だったんでしょうか。
○坂本由紀子君 これは、新聞報道で私が読んだ記憶では、ずっと長年続いていたと。その告発された人たちが初めてやったというようなことではなくて、ずうっとそういう、言ってみれば職場慣行みたいになっていたというようなことも配慮されたかのように思うのですが、そうすると、農水省のやみ専従の問...全文を見る
○坂本由紀子君 厚生労働省は、このやみ専従の問題云々を始めとして、その後、建設的に労使関係改善されているんでしょうか。具体的にどのように改善されたか、伺います。
○坂本由紀子君 ホームページにオープンされている情報は、私は必ずしも万全ではないのではないかと思うのです。社会保険庁だけではなくて、全労働ですとか様々な組合がありますから、基本的にはすべて議事録対応でオープンにする方が国民の疑惑を招かなくていいのではないか。全省庁にそういうことを...全文を見る
○坂本由紀子君 あと、教員、それから地方公務員について、国家公務員もそうですが、公務の公正中立的な執行のために政治活動ですとかあるいは労働基本権も法令で一部制約されていますが、こういうものについてきちっと法令が遵守されているのかどうか、それぞれお答えいただきたいと思います。
○坂本由紀子君 国や地方の公務員は国民に対して範を示す立場にあるわけですから、こういう法令はしっかり守っていただかなくちゃいけないと思います。教育について政治的中立を否定するような発言が一部民主党の幹部からおありだというふうな新聞報道もなされていましたが、そういうものはやはりおか...全文を見る
○坂本由紀子君 労働基本権や協約締結権拡大の問題に入るには、私はやはり労使関係がきちっと健全な状態でいるということが大事なんだろうと思うのです。今いろいろ言われているような問題があると、これをこのまま、協約締結権の拡大をそのままやると、かえって強大な組合がますます強大になって、こ...全文を見る
○坂本由紀子君 私は、労働者の権利が大事にされるべきことは、これは当然だと思っているんです。ただ、それと不健全な労使関係があってそのルールが守られないということとは別だと思うのです。公務員改革についても、その一番根っこの本来整えなきゃいけないところは抜きにして、ただ先に先にといっ...全文を見る
03月24日第171回国会 参議院 厚生労働委員会 第3号
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○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子でございます。  雇用情勢が急激に悪化する中でセーフティーネットの強化が極めて重要な問題となっておりますし、本日審議をいたしております雇用保険法等の一部を改正する法律案もまさにこのためのものでございます。そして、全国のハローワークは、この雇...全文を見る
○坂本由紀子君 雇用情勢等、この問題に大変御理解の深い宮澤副大臣でいらっしゃいますので、十二分に実態を踏まえた御対応をしていただけるものと期待をいたしております。  それともう一点、分権委員会の第二次勧告には都道府県労働局を廃止してブロック機関に集約をすると、そして地方厚生局と...全文を見る
○坂本由紀子君 是非、丁寧な御議論をよろしくお願い申し上げます。  ところで、大臣に伺いますが、担当大臣として、この地方分権改革推進本部において今後の工程についての何らかの決定が近々なされるというような話も聞いております。特にこの厳しい雇用状況を踏まえて、雇用労働分野についての...全文を見る
○坂本由紀子君 ありがとうございます。是非頑張ってください。  宮澤副大臣にはお忙しいところ御出席をいただきまして、誠にありがとうございました。御退席いただいて結構でございます。  それでは、引き続きまして、本日審議をされております法案について伺ってまいります。  お二人の...全文を見る
○坂本由紀子君 つまり、私たち国民にとっては、働く喜びをすべての人が享受できるようにと。たまたま不幸にして失業という保険事故に遭った場合には、雇用保険制度が次の再就職の間までの生活の部分をしっかり支えると同時に、特に日本では雇用の二事業がありますから、そういうものも使いつつ、早期...全文を見る
○坂本由紀子君 是非、その点は丁寧にお願いしたいと思います。  今回は、非正規も含めて、雇用保険の適用対象を広げようということで取組をいただきました。すべて適用すべきだという御意見もございましたが、この点はまた対象当事者の御意見を十二分に踏まえるということが大事であろうというふ...全文を見る
○坂本由紀子君 障害者については再就職が困難だということで、これまで基本手当の支給について特別な措置がとられておりました。一年未満については百五十日、それから四十五歳未満は一年以上三百日、四十五歳以上から六十五歳未満は一年以上三百六十日ということで、ほかの方に比べればかなり手厚い...全文を見る
○坂本由紀子君 目的は給付をたくさんもらうことではなくて、できるだけ早く再就職をするということでありますから、障害者の場合には既にそれなりの給付日数が確保されているということは確かです。ただ、ほかの人以上に障害者の場合には再就職が厳しいというのもこれまた現実であります。そして既に...全文を見る
○坂本由紀子君 なかなか大きい声でこういう問題は出てこないものですから、ともすればこれまで政策が後回しになってきた嫌いがあるように思います。是非、一番大事なことだというふうに思いますので、よろしくお願いをいたします。  次に、今回、育児休業給付の充実が図られることになっておりま...全文を見る
○坂本由紀子君 どうもありがとうございます。  それから、二つの給付金を統合する。これも前回申し上げたんですが、なかなか実現しなかったのが今回、実現できて誠に有り難いことだと思いまして、感謝を申し上げます。  この職場復帰給付金がその前の基本給付金と受給者の割合が違っていて、...全文を見る
○坂本由紀子君 育児休業・介護休業法の見直しの話は、働く女性、特に女性たちから見れば、是非、早期に改正法案を出して、成立に向けて与野党が話合いをして応援をしていきたいものだと思います。  大臣、是非、この改正法案については、できるだけ早期に国会に提出していただけますようお願いし...全文を見る
○坂本由紀子君 ありがとうございます。是非よろしくお願いいたします。  ところで、育児休業の期間が一年間で、特別な事情があると一年半まで延長できるのですが、例えばの話として、子供さんが障害児だった場合、なかなか障害児を受け入れてくれる保育園というのもありませんし、あるいは、そう...全文を見る
○坂本由紀子君 是非、丁寧な議論をお願いをいたします。  それから次に、外国人労働者の関係について伺います。  先般、三月十九日に与党の雇用対策に関するプロジェクトチーム、山本理事もメンバーでいらっしゃいますが、提言を出しました。その中で、外国人労働者の対策についても幾つか申...全文を見る
○坂本由紀子君 あわせて、定住外国人がたくさん住んでいらっしゃる集住地域で様々な取組もしております。特に地方自治体が一生懸命やっておるんですが、なかなか財政的にも大変でございまして、そういう意味で、国が財政的な支援を行うようにしてもらいたいと思いますし、通訳や相談員など増配置をす...全文を見る
○坂本由紀子君 ありがとうございます。是非よろしくお願いをいたします。  次に、冒頭お伺いしたハローワークの体制整備に関連することでございますが、各地、ハローワーク込んでいるということもあって、雇用調整助成金については手続をしてから、申請をしてから支給されるまでに随分時間が掛か...全文を見る
○坂本由紀子君 雇用促進住宅については廃止の閣議決定があるけれども、あれを当分よそに置いて住宅提供のために活用しようということがなされているわけであります。まさに、今これだけの人たちの期待を担って一生懸命ハローワークの職員は働いてくれているわけでありますので、そういう意味で心から...全文を見る
○坂本由紀子君 細かいところまで業務どう再編されたかを承知しておりませんので、単に表だけの数字で申し上げると、平成十九年から二十一年にかけて安定所の定員は三百三十四人減らされているんですね。それで、監督署の定員は六十人増えているんですね。業務の再編があったりとかいろいろあるのかも...全文を見る
○坂本由紀子君 先ほど申し上げた与党PTにおいて、緊急人材育成・就職支援基金を創設して、雇用保険の受給資格のない人に対応するということで、職業訓練や再就職、生活への支援など総合的に取り組むというようなことを提言をいたしております。大臣、是非そういう新たな構想も含めてこの問題につい...全文を見る
○坂本由紀子君 それでは、先ほど申し上げました競争力のあるやはり新規産業を育成していかなきゃいけない、そのためにも高度人材を養成していかなきゃいけないというのは将来の日本の社会の発展を考えるととても大事なことだろうと思います。いろいろな議論はありましたが、雇用・能力開発機構に置か...全文を見る
○坂本由紀子君 雇用状況が厳しくて、本当に皆さん将来にどう希望を見出そうか、展望を開こうかというところで戸惑っており、閉塞感があるというのが今の日本の社会の実態だろうと思います。  でも、私たち日本は優れた物づくり産業を擁し、技術のレベルは世界一でありましょうし、様々な環境も、...全文を見る
03月27日第171回国会 参議院 本会議 第13号
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○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子でございます。  私は、自由民主党及び公明党を代表して、平成二十一年度予算三案に対し、賛成の立場から討論を行います。  アメリカのサブプライムローン問題に端を発した金融資本市場の混乱は、世界的な景気後退を招き、我が国経済にも深刻な影響を与...全文を見る
04月21日第171回国会 参議院 厚生労働委員会 第9号
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○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子でございます。  この厳しい経済状況、この経済危機を克服するために、政府はさきに経済危機対策をまとめられ、二十七日にも補正予算を提出されるやに報道されておるところでございますが、先般策定されました経済危機克服の道筋を定めたところの対策につい...全文を見る
○坂本由紀子君 厳しい経済状況の中にあっても、事業主に自らが雇用する従業員の方々をしっかりと支えていただくということは大変大事なことだと思いますし、それを政府が全力で支援するということも大変大事なことだと思います。  そして、この雇用調整助成金、内容を充実するだけではなくて、本...全文を見る
○坂本由紀子君 局長の姿勢は誠にそのとおりで、そういう姿勢でやっていただければ、私は、事業主にとっても、そして対象の従業員の方にとっても制度が有効に活用されたいいものになるだろうと思います。ただ、何分組織が大きいので徹底するのに時間が掛かるだろうと思います。ですから、そこは重ね重...全文を見る
○坂本由紀子君 中小企業は多くは下請であったり、あるいは例えば運送業の場合ですと、その荷主の都合で休日が変わると、こういうことは間々あるわけであります。で、申請書類には年間休日カレンダーが要求されていたりして、そうすると、年間の休日をあらかじめ作ることが可能かといえば、それは単な...全文を見る
○坂本由紀子君 是非よろしくお願いいたします。  それで、業務の執行体制についてですが、非常に事業主も長時間待たされるということを言われます。求職者についてももちろん待たされるので、できるだけそういうところは体制を強化してということがあるんですが、実は、求職者、職業紹介の部門は...全文を見る
○坂本由紀子君 是非よろしくお願いいたします。  そして、今議論させてもらっている経済危機対策の中には、ハローワーク機能の抜本的強化というのが入っています。具体的内容について今日の段階でどこまでお話しいただけるのかとは思いますが、ちょっとこの点について、具体的に今の段階で考えて...全文を見る
○坂本由紀子君 そこはしっかり取り組んでください。  そこで、これは厚生労働省の責任というのではないのですが、このところ行政改革で公務員の数は減らそうと、かなり大幅に減らされてきていて、それをカバーするために相談員であるとか、今回についていえば臨時的な措置なので、その期間の、有...全文を見る
○坂本由紀子君 これまでにない発想で取り組んでいただくものですので、まずは基金が、ここの基金の事業が円滑に遂行されるように取り組んでいただきたいということを要請しておきます。  それで、その基金も含めてですが、職業能力開発というのはミスマッチの解消、そして離職者の再就職について...全文を見る
○坂本由紀子君 この問題の本質的な解決のためには文部科学省と連携を取ってキャリア教育のところからしっかりやっていただかないと物事は片付かないんだろうと思います。  最近、文部科学省もキャリア教育というのを取り組み始めましたけれども、やはり何といっても中身が分かっているのは厚生労...全文を見る
○坂本由紀子君 最近売れている本に「日本でいちばん大切にしたい会社」という本があります。昨年の四月に発行されたんですが、一年間で何と四十刷ということで、その増刷されているんですね。  ここでは、イの一番に出てくるのが重度障害者を多数雇用している事業所として有名な日本理化学工業株...全文を見る
○坂本由紀子君 是非よろしくお願いします。  ところで、雇用の場に就けない障害者もたくさんいらっしゃって、障害者が、でも働いている就労施設は作業所を始めとしていろいろあります。そういうところはこの景気後退で非常に大変です、仕事がなくなったということで。そういう困難な状況を厚生労...全文を見る
○坂本由紀子君 即効性のある対策でないとなかなかこの危機は救えませんので、そういう意味では官公需の優先発注をしっかりと進めていただくということが大事だろうと思います。厚労省はほかの省庁に比べれば率先してやっていただいていますが、でも、それぞれの出先機関を見るとまだ濃淡がありますし...全文を見る
○坂本由紀子君 是非、しっかりとした対策で支援が必要な方たちをサポートしていただきたいと思います。  最近の経済危機で、残業が減った、あるいは先ほどの休業しているというところもありますので、一家の給与所得が低くなっている。その家計を補うために女性が新たに働きに出る、あるいはこれ...全文を見る
○坂本由紀子君 そこはしっかりやってください。  大臣、お忙しいところ戻ってきていただいて、それで大臣にお伺いしたいのは、今景気がこんなですから雇用の維持というのを必死になってやっています。ただ、景気がやがて回復した先にある雇用はどうかということも考えながら雇用対策というのはち...全文を見る
○坂本由紀子君 誠に大事な三点だと思いますので、そのうちの女性について重ねて伺いたいと思うのですが。  今日、育児・介護休業法の改正の閣議決定が行われたと先ほど昼のニュースでも報道されておりましたが、これで育児休業明けの方たちが短時間の勤務ができるようになるとか、そういう意味で...全文を見る
○坂本由紀子君 交代制勤務が必要な二十四時間仕事をしなくてはいけない医療や介護等の分野では、短時間勤務なら短時間勤務ができるように要員をちゃんと確保できること、あるいは二十四時間勤務をするということで、既存の朝八時から五時までというような、あるいは土、日休みというような保育園では...全文を見る
04月23日第171回国会 参議院 厚生労働委員会 第10号
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○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子でございます。  まず、提案者に伺います。  本法案によって必要となるすべての経費の所要額を、その積算の根拠も含めて教えていただきたいと思います。
○坂本由紀子君 今、あっせん率五〇%くらいまでに高められるのではないかというお話でしたが、この五〇%というのは望ましいあっせん率ということでお考えになっていらっしゃる率なんでしょうか。
○坂本由紀子君 現在、年金記録の回復を求めて救済を申し立てていらっしゃる方のうち半分ほどはこの今回の法案によっても救われないケースであると。つまり、一応確からしいだけではなくて、社会通念上明らかに不合理なものだというふうにお考えというふうに解していいんでしょうか。
○坂本由紀子君 今回提出されている法案というのは、これまでの基本方針で示しているところの判断基準を変えていらっしゃるわけですね。明らかに不合理ではなく一応確からしいということが今現在の第三者委員会の判断基準になっているわけです。この判断基準と今回の法律との違いがどこにあるかといえ...全文を見る
○坂本由紀子君 私が所要額として教えていただきたいと申し上げたのは、今回の法案によってどのくらい現行と差が出てくるのか、それによって必要となる予算額は幾らですかということでお伺いしたわけです。  それで、現在二〇%程度の率が五〇まで上がると、そこで必要になる額ですよとおっしゃっ...全文を見る
○坂本由紀子君 そうすると、所要額としてはまだ積算がしっかりできていないという理解になってしまうんでしょうか。
○坂本由紀子君 それでは、ちょっと話題を変えまして、現在の総務大臣が決定をしている年金記録に係る申立てに対するあっせんに当たっての基本方針、この基本方針は、読むと、かなり国民の立場に配慮をされて書かれていると思うのですね。例えば、年金記録確認問題が国民生活に直結する切実かつ深刻な...全文を見る
○坂本由紀子君 個別の第三者委員会の現場が、どのような議論が行われているかということについては私も承知をしておりませんので、今日は総務省においでいただいておりますので、そのように意見が大きく分かれて、けんけんがくがく、どちらに行くかで、まあ言ってみれば天国と地獄というわけではない...全文を見る
○坂本由紀子君 この判断基準の非常に特徴的なのは、普通行政の決定ではあり得ないような一応確からしいなどという言葉を使っているわけです。一応というのは取りあえずというような、確定的でなくても、まあ一応ならいい。あるいは、らしいですね。確かというふうに断定しなくても確かっぽければいい...全文を見る
○坂本由紀子君 一応質問通告の三番目に今申し上げたことはちゃんと申し上げてありました。社会通念に照らして一応確からしいという条件があることによって救われないケースというのは何ですかというふうに伺っていたはずですので、決して通告なしではないのですが、お答えいただけます。
○坂本由紀子君 明らかに不合理ではないということだけを条件にする場合とそこに加えて一応確からしいを付ける場合とは、私は明らかに違ってくると思うのです。  それで、今、津田委員がおっしゃったように、現行の総務大臣の決定によっても、証拠がなくても、そういうことが類推されればそれは総...全文を見る
○坂本由紀子君 それは既存の一般的な不正の排除の方策だと思うのですが、今回の法案は、そういう意味で一歩踏み込んで、一応確からしいという要件を削除することによってそういうことを誘発しないかということを私は心配をしているので、そういう意味では、きちっとした、そういうおかしなことに利用...全文を見る
○坂本由紀子君 是非早くに解決できるように頑張っていただきたいと思うのですが、早く解決するためには、今おっしゃったように、体制を拡充しなきゃいけない。体制を拡充することによってできるだけ多くの案件が処理できるようになるわけです。  この法案が仮にこのまま成立するということになれ...全文を見る
○坂本由紀子君 資料の収集自体は法律に書かなくても第三者委員会がきちっと現状でも手だてできるところであると考えますので、私はこの法律にそのように書かなければできないということではないのではないかというふうに思います。  それで、要は、この問題を考えるときに、被害者を救済するとい...全文を見る