世耕弘成

せこうひろしげ

選挙区(和歌山県)選出
自由民主党・国民の声
当選回数5回

世耕弘成の2018年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月26日第196回国会 参議院 本会議 第3号
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○国務大臣(世耕弘成君) 中小企業・小規模事業者の事業承継についてお尋ねがありました。  前経産副大臣でもある松村議員は、御自身の経営の経験を基に長く事業承継問題に取り組んでこられましたが、今まさに事業承継問題は待ったなしの課題となっています。  こうした中、平成三十年度の税...全文を見る
01月29日第196回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○世耕国務大臣 今おっしゃるように、有能な女性を逆に活用しない、働いてもらわないというのは、企業にとってもマイナスになるわけであります。あるいは、当然、マーケット、消費者の半分は女性なわけですから、女性の感覚をしっかり経営に取り込んでいくということも非常に重要ということで、女性の...全文を見る
○世耕国務大臣 今委員御指摘のように、今回、これから国会に提出をさせていただく生産性革命法案において、自治体の判断により固定資産税をゼロにする新たな制度を導入することになりました。  御指摘のとおり、固定資産税は自治体にとっては基幹税、基幹収入でありますので、これは自治体の皆さ...全文を見る
○世耕国務大臣 万が一の事故が起こらないように万全を期さなければいけないし、安全対策に終わりはないという精神で取り組まなきゃいけないと思いますが、万が一起こった場合は、今、サイトの中ではいろいろなバックアップの電源ですとか冷却の仕組みというものが入っておりますので、まずそれをしっ...全文を見る
○世耕国務大臣 稼働していようが稼働していなかろうが、やはり核燃料というのはサイトの中に存在するわけでありますから、そういう意味では、避難計画というのは、稼働するしないにかかわらず、地域の住民の安全、安心の観点から、しっかりと早期に策定しておくことが重要だというふうに思っておりま...全文を見る
○世耕国務大臣 今、政府の考え方は、基本的には避難計画というのは、やはり地域のことをよく熟知をしている自治体を中心につくってもらうことだというふうに思っています。これは何も日本特有のことではなくて、イギリスですとかフランスも同じ考え方に立っているわけであります。  日本の政府と...全文を見る
○世耕国務大臣 実態として、しっかりとした避難計画ができていない、そういう中で再稼働するということはないというふうに思っています。
○世耕国務大臣 廃炉・汚染水対策事業というのは、これはなかなか、これから三十年、四十年かかっていく中で、毎年これぐらいかかるというのは、まだ見込める状況ではないわけです。  今、二十九年度当初に盛り込んでおけばよかったじゃないかとおっしゃいますが、今回の補正に盛り込んだのは、昨...全文を見る
01月30日第196回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○世耕国務大臣 まず、NEDOは、補助金をある意味詐取されたという立場ではありますけれども、国民からの大切な税金が元手である補助金がこういう形でだまし取られたということに関しては、本当に遺憾に思っておりまして、捜査にも全面協力したいと思いますし、国会での質疑にも誠実に対応させてい...全文を見る
○世耕国務大臣 今御指摘の事案は、我々は、ペジー社に補助金を交付しました。そのペジー社がウルトラメモリという会社に外注をしたと言っていたわけなんです。  ところが、これは捜査に協力する過程で我々もわかったわけですが、実はウルトラメモリには外注をしていなかった。じゃ、どこに外注を...全文を見る
01月31日第196回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(世耕弘成君) おっしゃるとおり、二〇三〇年に温室効果ガスの排出を二六%削減するというのは、これはオイルショック直後並みの省エネをやった上で、そして再生可能エネルギーを最大限導入しなければならない。閣僚の中にはもっと頑張れという声もあるわけですけれども、はっきり言って私...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 経産省の調査でも、やはり再エネ賦課金について詳しく知っている、大体知っているという人が一般の方で二〇・三%、企業の方で三二・九%ということですから、非常に認知度は低いというふうに思います。  是非、御家庭の皆さんにも、電気代、銀行引き落としにされていて...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 法的には設けられておりません。
○国務大臣(世耕弘成君) 二〇三〇年度でいいますと、まず買取り費用の総額が三・七兆から四兆円、そして、ここから単純計算をしますと、各電力を使っている方々からいただく賦課金の総額は三・一兆程度になるというふうに見込んでおります。
○国務大臣(世耕弘成君) 二〇三〇年、再生可能エネルギーを二二から二四%にするというエネルギーミックスを達成するためにはこういう形になるという計算でございます。
○国務大臣(世耕弘成君) 御存じのように、昨年四月に改正FIT法というのを施行をさせていただきました。この改正FIT法の中で、中長期的な価格目標の設定ですとか、あるいは価格を決めるに当たって入札制度を導入するといったことによってコスト的に効率的な再生可能エネルギーの導入を促す仕組...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) このFIT制度というのは、あくまでもやはり電気に着目した制度でありまして、再生可能エネルギーによって発電される電気をどう扱うかという議論であります。  そういう意味で、そのためのコストというのは、電気以外の熱、ガスも含めた需要家の皆さんに負担をいただく...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 我々のエネルギー基本計画というのは、3EプラスSということで、安全性、経済性、そして気候変動への対応、そしてエネルギー供給の安定性、こういった政策目標をしっかりバランスよく達成をしていくぎりぎりの姿としてお示しをしているのが今の計画だというふうに思ってい...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 去年、中国あるいはヨーロッパの国々が一斉に車をEVに将来シフトさせるんだというようないろんな政策を発表して、一種EVショックのような状況になっているわけですが、そういった中で自動車、日本の自動車産業が不利に扱われることがないように、例えば我々はもう既にハ...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 確かに、AIの人材養成あるいは論文の数などの面でアメリカや中国の後塵を拝していることは事実だというふうに思います。ただ、日本人はやはり数学が得意だというこの非常に強みがあるわけです。この数学が得意であれば、少し勉強すれば、ディープラーニング、AIの技術は...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 経産省の所管の独法であるNEDOは、事実上、補助金をだまし取られた立場にあるわけでありますけれども、しかし一方で、国民からお預かりした大切な税金を元にする補助金がだまし取られたということに関しては本当に遺憾に思いますし、国民の皆さんに申し訳なく思っており...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) まず一番最初に、この直径三十センチぐらいの円筒のシリコンインゴットというのが作られます。そして、それをスライスします。薄くスライスして、まさに円盤を作ります。これがウエハーと呼ばれる、シリコンウエハーと呼ばれるものであります。その上に回路を描いていきます...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 今お示しいただいているのは、まさに「京」に載っている一つ一つのCPUの拡大図だと思っています。その中には、今薄緑で描いていただいているのが演算コア、これが八個載っています。そしてメモリーが縦に置かれて配線でつながれている状況になっています。これを「京」の...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) まず、ピンクのメモリーの前に緑の演算コア、さっき「京」は八個でしたけれども、これが五百個以上、五百十二個ほど載っているわけであります。これでまず計算能力が高まっています。そこにメモリーを縦に置いていたのを横に積み上げた。で、積み上げた上で電極を貫通させる...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) まず、この第二の事業は、ウエハーの円盤、まだCPUが切り出されていない円盤状の上でメモリーを積み重ねるということで、作業効率を上げるというチャレンジをいたしました。  さらに、演算コアが、先ほど五百十二個と申し上げましたが、今度は倍の、一個のCPUに千...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 三回目の助成事業は、CPUは関係なくてメモリーの話になっています。先ほどはメモリーを一個一個CPUの上で積み重ねていくということをやっていましたが、今回は逆に積み重ねてから切るという、電極も通して切るというチャレンジをやっているわけであります。これによっ...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) まず、第四段階では二千四十八個、そして第五回目の助成ではついに八千百九十二個もの演算コアを載せるということにチャレンジをしております。  それに加えて、今度は、今までは電流でメモリーとCPUの間を通信をさせていたんですが、これをまさに磁界伝送という、磁...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) これ捜査が継続しているようでありますからあれですけど、事実としては、今立件をされている、一つは三つ目の事業、これが起訴に至っております。さらに、二件目の事業に関して再逮捕をされているという状況であります。
○国務大臣(世耕弘成君) ちょっと先ほどの答弁訂正、二番目ももう起訴に至っております。  その上で、やはりこれは非常にチャレンジングな研究ではあるわけですけれども、一方で、先ほど申し上げたように、もう医療用の検査機器では活用をされたり、スパコン、実際に理研とかJAMSTECに置...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 今、ペジー社は経営トップが逮捕されているわけですから、もう事実上経営や研究はストップしているという状況の中で、やはりこれだけ高い技術を持っていますから、半導体、スパコンの世界で高い望みを持っている外国から買収の対象になるという可能性は十分あると思いますが...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 今回の補正予算に盛り込んでいるものづくり補助金には、大きく三つの特徴があると思っています。  まず一つ目は、我々は第四次産業革命に対応した産業政策ということで、コネクテッドインダストリーズ、データで企業がつながっていくということを、そしてビッグデータを...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 御指摘のものづくり補助金の目的は、我が国経済の屋台骨である中小企業・小規模事業者の設備投資の促進などを通じて収益力向上を図り、足腰の強い経済の構築を目指すものであると。そのため、中小企業・小規模事業者において、生産性向上に向けて革新的な製品やサービスの開...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 今恐らく経産省内では私の答弁を冷や冷やして見ているんじゃないかというふうに思うわけでありますけれども、私の地元でも、例えば障害児者を雇用して物づくりに取り組んでいるようなNPO法人もあるわけでありますから、そういう意味で何とかそういったところも対象にでき...全文を見る
02月01日第196回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(世耕弘成君) 先ほど加藤厚労大臣がお答えになったように、無期契約を転換するのを回避する目的で雇い止めをするということは、これは労働契約法の趣旨に照らして望ましいことではないと考えています。  ジェトロからは、嘱託職員の採用に当たっては一年ごとに公募を行って能力や適性...全文を見る
02月02日第196回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○世耕国務大臣 中小企業では、今、やはり人手不足がかなり深刻になってきています。これは大企業も同じなんですが、やはり調査をすると中小企業の方がより深刻ということになりますし、中小企業の経営者に今の課題は何かといったら、上位三位が全部人手関係のことと言うぐらい深刻になっているわけで...全文を見る
○世耕国務大臣 今世界じゅうが、やはり、このスーパーコンピューターの処理速度の競争、そして省エネレベルの競争を進めているわけであります。やはりこのスーパーコンピューターの技術を、世界トップクラスの技術をしっかり国内に持っているということ。  二位じゃだめなんですかという話も一時...全文を見る
○世耕国務大臣 御指摘のように、今回、NEDOはだまされた立場にあるわけです。しかし、一方で、国民の皆さんからお預かりした税金をもとにする補助金がだまし取られる結果になったということは、大変遺憾であり、国民の皆さんに申しわけないというふうに思っています。  NEDOは、検察の捜...全文を見る
○世耕国務大臣 事業を採択するときには、採択審査委員会の委員の先生方、これはかなり専門の方ですけれども、こういう方々に、事前書面審査ですとか、あるいは、最後、会議をやって決めていただくという手順を踏んでおります。  これらの委員の先生方は事前には公表しません。特に事業者には教え...全文を見る
○世耕国務大臣 この内閣府の方のタスクフォースの委員が公表されましたのは、平成二十八年九月三十日であります。一方で、NEDOがこのペジー社に対して助成した五つの事業の一番最後のやつが、交付された事業の採択委員会が開かれたのは平成二十八年五月二十五日でありまして、これは順番からいっ...全文を見る
○世耕国務大臣 実際我々は詐欺に遭っているわけでありますので、ちょっと胸を張って言える話ではありませんけれども、NEDOは、多数の研究助成をいろんなところに出しておりまして、それぞれ、その採択の過程において、外部有識者による採択審査委員会の客観的な審査を経ております。審査委員につ...全文を見る
○世耕国務大臣 NEDOが独法になってから、不正事案として処分したものは三十五件、過去にあります。これをただそれで済ませていたわけではなくて、いろいろ改善も取り組んでまいりました。  平成十八年には、ホームページ上に通報窓口を設置いたしました。この通報窓口を開設してから、処分事...全文を見る
○世耕国務大臣 黒字のままで廃業するとか、あるいは地域にとって重要な仕事であるのに廃業するというようなケース、これをしっかり絶っていかなければいけないというふうに思っています。  事業承継税制自身は十年前からありまして、制度としてはあったんですが、残念ながら二千人ぐらいしか使っ...全文を見る
○世耕国務大臣 ちょっと言葉が足りなかったわけですけれども、下がった場合には、下がったときの値段に対して課税をするということでございます。
02月05日第196回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○世耕国務大臣 NEDOは、ある意味お金をだまし取られた立場ではありますけれども、一方で、国民の税金に基づく補助金がこういう形で詐取されたということについては、大変遺憾に思っているわけであります。  これは、いろいろな段階で、いろいろな審査とか検査を行っています。当然、これは研...全文を見る
○世耕国務大臣 これは我々、ちょっと今、数字を手元に持ち合わせていないんですが、NEDOに関しては何回か不正事案がありました。多くは、一時期大学などで問題になった預り金問題ですかね、ああいったものが多かったんですけれども、一部にやはり外注が絡んで、外注先と結託をして、実は成果物が...全文を見る
○世耕国務大臣 審査と検査は分けておかなきゃいけないと思います。審査は、いわゆる企画書とか計画書を学者の先生がチェックをする。検査は、まさにお金が適正に使われているか。平成二十六年以降、抜き打ち検査という仕組みを入れましたけれども、これまで三回実施をして、不正な経理処理の是正など...全文を見る
○世耕国務大臣 今回、いろいろな捜査で全容がわからなければわからないことというのはたくさんあるわけですけれども、少なくとも、三回というのは少ないと思いますので、ふやす方向で検討していきたいと思っております。
02月06日第196回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○世耕国務大臣 やはり、国民に対して安価でかつ安定的に電力を提供していかなければいけないわけであります。  直近のコスト検証では、民主党政権のもとで開催された、前回、二〇一一年のコスト検証の基本的な考え方を踏襲して、資本費、運転維持費に加えて、賠償や除染、中間貯蔵の事故リスク対...全文を見る
○世耕国務大臣 まず、コストについてですが、原発のコストについては我々はしっかりと計算をさせていただいています。  これは、民主党政権のときに基本的に了解をされた基本的な計算方式にのっとって、それに、その後いろいろな変化が起こったコストをしっかりと乗せて、資本費、運転維持費、さ...全文を見る
○世耕国務大臣 今、我々のエネルギー基本計画では、再エネについては二二から二四%を目標としています。逆に、原発については二二から二〇%。  ですから、合わせて四四%をゼロエミッションの電源で何とかしたいと思っているわけですが、今、菅先生がおっしゃるように、大量に再エネを導入すれ...全文を見る
○世耕国務大臣 私も、電力政策をやる上で、いろいろ世界の状況は比較をしています。やはりヨーロッパと日本は違うんですね。  どうしても、陸続きで、ドイツなんかは、確かに風力をたくさん入れていますけれども、一方で、九カ国ぐらい、周りの国からたくさん電力を買っています。フランスからも...全文を見る
○世耕国務大臣 今の現行のルールでは、系統への接続というのは、電源の種類を問わず、別に原発を優先しているわけではありません、種類を問わず、接続契約の受け付け順に送電容量を確保するということになっています。  仮に、今実際に流れている電気が少ないからということで、少し順番を変えて...全文を見る
○世耕国務大臣 今見直しの検討を進めているところでありまして、どれぐらいの容量が確保できるかというのは、ちょっと今お答えすることはできません。
○世耕国務大臣 まさに発送電分離というのは、いかなる発電事業者も公平かつ透明に送電事業者が扱うようにという趣旨で行われるものだというふうに考えております。  ただ一方で、電力を安定的に安く供給するという考え方も、これは外すことはできないというふうに考えております。
○世耕国務大臣 念のため申し上げますが、民営化するという方向性は変わっていないわけであります。そしてまた、商工中金がリーマン・ショックや東日本大震災のときの危機対応業務において役割を果たした、それによって助かった中小企業も多かったということは、これは厳然とした事実としてあるわけで...全文を見る
○世耕国務大臣 ですので、民営化について、危機対応業務を担う金融機関が出てくるまでは民営化を行わないという判断、これ自体に間違いがあったわけではありません。  ただ、やはり監督が十分じゃなかったところがあったわけであります。これは、現職の大臣である私が明確にけじめをつけて、自主...全文を見る
○世耕国務大臣 こういった事案は、やはり現職の大臣がしっかりとけじめをつけるということが重要なんだろうというふうに思います。  過去の大臣がどういう判断をされ、そのときどういう体制をとっておられたかというのは、残念ながら私はよくわかりません。民主党政権時代も含めて、どうなってい...全文を見る
○世耕国務大臣 こういった不正事案があったということはまことに遺憾ではありますけれども、やはり商工中金は、中小企業に対する資金補給という面で重要な役割も果たしているわけであります。また、なかなか地銀が率先して対応してくれないような業務というのもあるわけでありますから、そういう意味...全文を見る
○世耕国務大臣 今回の事案の根本原因の一つとして、やはり商工中金における不適切な運用を防止するための内部統制及びガバナンスが欠如していたことが挙げられるというのは、これは全く御指摘のとおりだと思います。  しかし一方で、今回の全件調査や主務調査においてわかってきたのは、代表取締...全文を見る
○世耕国務大臣 今回は、民間から、金融業務に精通し、かつ、改革のマインドを持った関根さんという方に社長に御就任いただくことになりました。まず、この方に全力で仕事をしていただくということに尽きる。その人の改革を経産省としても側面支援をしていきたいというふうに思っています。  その...全文を見る
○世耕国務大臣 今、次の社長が決まったばかりなんです。次の次の社長のことは全く考えていません。
○世耕国務大臣 今御指摘のイギリスのクラーク・ビジネス・エネルギー・産業戦略大臣と私の間で署名した覚書に書かれている案件としては、日本企業が英国で進める原子力発電所の提案、すなわち、アングルシーのウィルファでのホライズン、カンブリアのムアサイドでのニュージェンの両プロジェクトにつ...全文を見る
○世耕国務大臣 御指摘のイギリスにおける原発建設計画については、現時点で具体的に何らかの決定をされたという事実はないというふうに認識しております。今後、事業者においてさまざまな検討が行われているものと聞いておりまして、政府としては、その状況を見守りたいと思います。  なお、事業...全文を見る
○世耕国務大臣 これは外交上のやりとりに関することでありまして、御指摘の文書については、存否も含めて、お答えは差し控えたいと思います。  これまでも、日英政府間では、エネルギー、原子力協力について、さまざまなレベルで議論を行っております。原発建設の計画についてもその中で議論を行...全文を見る
○世耕国務大臣 繰り返しになりますけれども、外交上のやりとりに関することでありまして、御指摘の文書については、存否も含めて、お答えは控えさせていただきます。
○世耕国務大臣 それは当然、所管の業界の企業といろいろな対話をするということはあると思いますけれども、何か決まったとか支援が決まったということはありません。  この件に関しては、あくまでも、私とクラーク大臣との間の先ほど申し上げた覚書の中で、事業者によるこれまでの進捗に留意をし...全文を見る
○世耕国務大臣 これは、日立に限らず、民間企業からいろいろ来ていただくというケースはあるわけであります。  今御指摘の人物に関しては、日立での経歴を私も調べてみましたけれども、基本的には、交通インフラ関係の部署をずっと経験をされている方であります。また、今、経産省では、彼は発展...全文を見る
○世耕国務大臣 元幹部の再就職に関しては、これはもう、ルール上、我々は一切関与しておりません。
○世耕国務大臣 何度も同じ答えで申しわけないんですけれども、これは外交上のやりとりに関することでありまして、文書の存否も含めて、お答えは控えさせていただきます。
02月07日第196回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○世耕国務大臣 一体改革の理念は、私は、経産大臣としてはちょっとお答えする立場にはないと思うんですが、自動車に関しては、やはり自動車関連の支出というのは、今、家計消費の約一割ということになります。自動車産業全体では、製造業の出荷額の二割、雇用の一割を占めるなど、日本経済を支える屋...全文を見る
○世耕国務大臣 人手不足の中で、中小企業で働き方改革を実現するためには、やはり生産性をしっかり上げていかなきゃいけないと思っています。  まず、成立させていただいた補正予算の中で、ものづくり補助金、IT補助金を合計で一千五百億ほど上積みをさせていただきました。  それに加えて...全文を見る
○世耕国務大臣 ですから、この事業を助成する際に出てきた計画書、そして、最終的にお金を支払う前に確定検査というのをやります。その検査の場で、ウルトラメモリへの外注だという説明を我々は受け、かつ、帳票とか、そして、でき上がってきた、これは恐らく試作品ということになるんだと思いますが...全文を見る
○世耕国務大臣 そこは、我々もだまし取られた立場で、一体何が行われたかというのは、ちょっとまだ今、捜査の結果を待たないとわからないという状況であります。  今御指摘のように、確かに斉藤さんが役員を兼ねていたということになるわけですが、これは別に外注に際して子会社とか関係会社はだ...全文を見る
○世耕国務大臣 この三番目の技術は、薄くメモリーを四層に積み合わせて、積み合わせてから切るという技術なんですね。もちろん、その中の非常に重要な成果物というのは、まさに、メモリーウエハーか、あるいは切った後のメモリーチップということになるんだろうというふうに思いますが、一方で、成果...全文を見る
○世耕国務大臣 まず、彼が内閣府の関係の委員に選ばれたのは、五つの事業の最後の事業の交付決定が終わった後ですので、そういう意味では、基本的にこの選考に関して、彼が内閣府のメンバーに選ばれたかどうかというのは、これは関係ない。  この事業は、ずっと一連、一番目の事業は、これは民主...全文を見る
○世耕国務大臣 御指摘のeスポーツは、例えばゲームでやるサッカーの対戦模様とか、そういったものを多くの人で見て楽しむというものでありまして、非常に今盛り上がっていまして、今、全世界で十億ドル程度の市場規模があって、これからも年間一三%ぐらいで成長していくだろうというふうに見ていま...全文を見る
○世耕国務大臣 当然、関係省庁間で連携をとっておりますけれども、その詳細についてはお答えを控えさせていただきたいと思います。  いずれにしても、政府としては、協定の安定的な運用のためにも、政府内及びアメリカとの間で緊密に連携していく考えであります。
○世耕国務大臣 政府としては、この核燃サイクルについてはエネルギー基本計画で閣議決定をしています。  まず、やはり、高レベル放射性廃棄物の量を大幅に減少させることができるということ、また、放射能レベルの低減、これも大幅に低減することにつながるということ、そして、資源のない日本に...全文を見る
○世耕国務大臣 まず、我々は国有化するという考えは全く持っていないということを前提にお話をしますけれども、この七兆円という試算は、例えば原子力の発電設備とか核燃料資産額、これは多分バランスシートから読み取られたんだと思います。あと、解体引当金というのを積んでいかなきゃいけないんで...全文を見る
02月08日第196回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○世耕国務大臣 星野議員は、お地元が特区制度を活用されるなど、規制緩和について大変知見を持っておられる議員でありますけれども、今、どんどんと革新的なサービスが、まあ、はっきり言って海外から日本に上陸しているというのが現状であります。カーシェアリングサービスですとか、あるいはキャッ...全文を見る
02月09日第196回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○世耕国務大臣 今新たな燃料の規制というのが、これは海運業界にも、そして石油業界にも両方に、非常に経営上大きな影響を与えるというふうに考えています。  そのため、昨年三月に、国交省など関係省庁や関係業界が参加をするオール・ジャパンの協議の場をつくりました。これを活用して、この規...全文を見る
○世耕国務大臣 ともかく、今世界じゅうがやはりコンピューターの計算能力を高める競争をやっている、あるいはそれを省エネの世界でやっていくということを競争しているわけでありまして、そういう中で、まずスーパーコンピューター、これを実用レベル、事業化レベルでしっかりと開発を進めていくとい...全文を見る
○世耕国務大臣 このペジー社は、NEDOから平成二十二年度以降、五件、研究助成を受けているわけであります。  そして、最初の三つの事業、この三つの事業については、もう事業が終わっておりますので、精算、いわゆる確定検査、ここで恐らくだまされている部分があるんだろうと思いますが、確...全文を見る
○世耕国務大臣 だまされた立場として胸を張っているわけではないんです。やはり、国民の税金をだまし取られたということについては本当に遺憾に思っているわけであります。当然、だました事業者に対してだまされた金額の返還を求めるのは当然のことだというふうに思っています。  今もう既に行っ...全文を見る
○世耕国務大臣 今、予算関係の文書保存期間は十年ということになりますので、なかなかそれ以前はさかのぼれないというところがあるんですけれども、少なくとも、NEDOが独立行政法人となった平成十五年度以降、これで見ますと、不正事案として処分したものは三十五件あります。  そのうち三十...全文を見る
○世耕国務大臣 これは、いずれにしても、捜査の結果を待って判断をしてまいりたいというふうに思っています。
○世耕国務大臣 当然、ペジー社は、立件されたのは三番目と二番目とはいえ、詐欺行為に絡んだわけでありますから、それ以外の研究助成についても、きちっと使われていたのかどうかのチェックはNEDOにさせたいと思っております。  ただ一方で、研究成果が出ているという面もあるわけであります...全文を見る
○世耕国務大臣 当然、NEDOとしての調査はしっかりやらせていただきたいと思います。
○世耕国務大臣 浪江町の住民の方々から、原子力損害賠償紛争解決センター、ADRセンターに対して申立てが行われているわけでありますが、現在これは和解仲介手続が継続中でありまして、その継続中の案件について論評することは控えたいと思いますが、東京電力は、新々総特において、和解仲介案を尊...全文を見る
○世耕国務大臣 件数は、今おっしゃっていただいたように、二万一千件のうち一万七千件ということで、八割以上の和解案が東京電力によって受け入れられているものというふうに認識をしています。  ただ、今の電話の話とか、やはりそれは当然改善すべき点だというふうに思いますので、そういう意味...全文を見る
○世耕国務大臣 吉野大臣からも何度も伺っています。小熊議員からも何度も御質問いただいています。知事からも、県会議長からも、市町村長からも、なくしてほしいという声は本当によく聞いています。痛いほどそこはよく理解しています。そういうお気持ちに立てば、福島第二を他の今申請中の原発と同列...全文を見る
02月13日第196回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○世耕国務大臣 本当に社外取締役になる人材が不足をしていまして、一部の著名な経営者に集中して、一人で五社、六社やっておられる方もいて、そうなると、取締役会の日程の調整だけで大変なことになっちゃったりとか、あるいは、ただでさえ日本の上場企業は株主総会が六月後半に集中していますので、...全文を見る
○世耕国務大臣 再生可能エネルギーの導入については、これはもう国の閣議決定された方針として、国民負担を抑制しながら、最大限の導入に努めるということであります。  今委員御指摘のように、近年、急速に再生可能エネルギーの導入は進んでいるというふうに思います。  ただ一方で、その裏...全文を見る
02月15日第196回国会 衆議院 本会議 第6号
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○国務大臣(世耕弘成君) 固定資産税の特例措置についてお尋ねがありました。  平成二十八年七月に施行した中小企業等経営強化法に基づき、経営力向上計画の認定を受けた中小企業に対しては、計画に基づく新規の設備投資を行う場合に、固定資産税を三年間、二分の一に軽減することとしております...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 地域経済牽引企業や中小企業の支援についてお尋ねがありました。  地域経済活性化のためには、全国津々浦々で、地域経済を牽引し、大きな波及効果をもたらす事業を数多く創出していくことが不可欠です。  このため、昨年七月末に施行した地域未来投資促進法において...全文を見る
02月19日第196回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○世耕国務大臣 たしか一月十八日だったかと思いますが、私は、福島第一原発の敷地の中に入りまして、いろいろな作業の進捗状況を確認してまいりました。その際に、その翌日ですかにアップをしたツイッター、それともう一つツイートをしているとたしか思っています。
○世耕国務大臣 大体百五十マイクロシーベルト・パー・アワーだったというふうに思っています。
○世耕国務大臣 まず、百五十マイクロシーベルトというのは、私はこの場には五分程度しかいてませんけれども、一時間いたとして、大体、東京―ニューヨークを飛行機で一往復した際の累積被曝量と同レベルというふうに言われています。  何よりも、当然、作業に当たっている方々の被曝を低減しなけ...全文を見る
○世耕国務大臣 このコストの試算は、二〇一一年の民主党政権のもとで行われたコスト検証の基本的な考え方を踏襲しながら、そのとき含まれていた資本費、運転維持費に加えて、賠償や除染、中間貯蔵などの事故リスク対応費用、追加安全対策費用、そして高レベル放射性廃棄物処分費も含めた核燃料サイク...全文を見る
○世耕国務大臣 当然事故対応費用なども含んでおりますから、そういう意味では理想的という言葉を使うのは私は適切ではないと思いますが、モデルプラントをつくって計算しているということになるわけであります。これは、OECD始め、国際的にも標準な計算の仕方だというふうに思っています。
○世耕国務大臣 何度も申し上げますが、これはモデルプラント方式という方式で計算しています。これは民主党政権のときに決められた方式であります。  これからつくるプラントに発生するコスト、いろいろ起こるかもしれないことを確率を掛けて計算しているんです。そのベースになっているのはまさ...全文を見る
○世耕国務大臣 御指摘のように、過去の他国の例を見ても、オリンピックの前あたりに一つの景気のピークが来て、そしてオリンピックを越えると少しその反動が出るというようなことも言われておりますので、そこへの対応というのはしっかりやっていかなければいけないと思っています。  経産省とし...全文を見る
○世耕国務大臣 やはり、東京オリンピック・パラリンピックのようなビッグイベントをホストするに当たっては、東京で仕事をしている我々も含めて、いろいろな少し困難なことというのが出てくるんだろうというふうに思います。そういった中で、一定期間開催できないというような展示会も出てくるわけで...全文を見る
02月20日第196回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○世耕国務大臣 小規模事業者支援法では、今御指摘のとおり、商工会、商工会議所が実施をする経営改善発達に資する事業、これについて、かつては国が二分の一、そして都道府県が二分の一ということになっていたわけですが、これは地方分権改革の中で、平成十八年度に全部財源を都道府県に移管をして一...全文を見る
○世耕国務大臣 御指摘のように、今回、我々、税法に盛り込んでおります事業承継税制、抜本拡充をされまして、親族外によるMアンドAによる承継についても、登録免許税、不動産取得税の軽減といった部分になっていますけれども、優遇措置が初めて盛り込まれたところであります。  そして、今お話...全文を見る
○世耕国務大臣 今回の大雪で被災をされた中小企業に対しては、今、経産省の方で、商工会議所、商工会などで特別相談窓口を設置していただく、あるいは日本公庫などによる災害復旧貸付けですとか、あるいは信用保証協会によるセーフティーネット保証四号の適用など、資金繰り支援を行っております。ま...全文を見る
○世耕国務大臣 避難計画は、原発の稼働状況にかかわらず、地域住民の安全、安心の観点から早期に策定することが重要でありまして、そういう意味で、しっかりとした避難計画がない中で原発の稼働が実態として進むことはないと考えています。
○世耕国務大臣 自治体が中心になって避難計画をつくっているのは、これは日本だけではなくて、イギリスもフランスも同様であります。  その上で、各地域の内容が、規制委員会がお示しをいただく原子力災害対策指針などに照らして具体的かつ合理的なものになっているかどうか、これは国の原子力防...全文を見る
○世耕国務大臣 まず、しっかりとつくっていただく段階では、やはり地域のことがわかっている自治体につくっていただくということが重要であります。  ただ、それが、やはり国もしっかりと前面に立って支援するという意味も含めて、そしてまた、しっかりとした規制委員会という専門家がつくった指...全文を見る
○世耕国務大臣 繰り返しになりますけれども、今御指摘のような例えば豪雪のときにどうするかということも含めて、地域の事情を一番わかっている自治体にまず計画をつくってもらう。その計画がきちっと指針に沿っているか、ワークするかどうかというのはやはり国で確認、了承させていただくことが重要...全文を見る
○世耕国務大臣 これは、根拠となる法律は災害対策基本法、ちゃんとこういった根拠法規がありまして、これに基づいて、地域の実情を熟知する自治体が中心となってしっかりとつくっていただくということになるんだろうというふうに思っていますし、政府としても、自治体と一体となって積極的にこの避難...全文を見る
02月22日第196回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○世耕国務大臣 今委員御指摘のように、有効求人倍率が非常に高くなっていて、中小企業経営者の間でやはり人手不足感が出てきている中で、働き方改革、これを単純に進めるだけでは中小企業の経営を圧迫するおそれがあるというふうに思っています。  ですので、働き方改革と同時に、やはり生産性を...全文を見る
02月23日第196回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第1号
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○世耕国務大臣 平成三十年度の経済産業省関係予算案について御説明申し上げます。  この五年間で、名目GDPと企業収益は過去最高の水準となりました。また、雇用についても、有効求人倍率が四十七都道府県で一倍を超えるなど、経済は着実に成長軌道への道を歩み始めております。こうした動きを...全文を見る
○世耕国務大臣 当然、万博の誘致というのは、これは国が手を挙げてやるものでありますから、しっかり国主導でやってまいりたいというふうに思いますし、これはIRとは関係ありません。あくまでも、我々は、万博を単独でしっかりと成功させる、そのために、国と地元とそして経済界の資金負担もしっか...全文を見る
○世耕国務大臣 高レベル放射性廃棄物の最終処分というのは、やはり現世代の責任で解決すべき非常に重要な課題であります。ところが、今に至るまで、まだ最初の調査にも着手できていない状況であります。その背景には、自治体から手が挙がってくるのを待っていた、こういったところもあったんだろうと...全文を見る
○世耕国務大臣 全くおっしゃるとおりでありまして、そもそも、私、今、NUMOの役割というのは、広報をして、そして国民の意見を直接聞いていくということが一番重要な役割だというふうに思っています。  その非常に重要な機会であるこの説明会について、それを外部にそもそも委託をしていたこ...全文を見る
○世耕国務大臣 そもそも、このNUMOという組織は、御理解いただきたいんですが、株は全部電力会社が一〇〇%持っていて、もともと発起人自体も電力会社が発起人になっているという組織であります。職員も恐らく六割ぐらいが電力会社からの出向だというふうに聞いております。  今回、この調査...全文を見る
○世耕国務大臣 今回の東京電力の一番の問題点というのは、NUMOが電力関係者に、例えば、地域の経済団体とかそういったところにもできる限りこの説明会があるということを知らせてくださいと言うのは、私は特に問題ない、これは多分阿部委員も問題ないと思っていただけると思うんです。ところが、...全文を見る
○世耕国務大臣 もともと、この問題の原点は、最終処分に責任を持つのは誰かというところでありまして、これはやはり、廃棄物の発生者責任ということで電力事業者なわけであります。その最終処分に関する広報活動、あるいはそこでどんな意見が出てくるかについては、やはり電力会社も一定の関与をして...全文を見る
○世耕国務大臣 事業承継ですとか、あるいは生産性向上というのは、本当に中小企業政策として、今、喫緊の課題だというふうに思っています。  そういう意味で、今、国会で御審議いただいている予算案あるいは税制関連法案に盛り込まれた事業承継対策あるいは中小企業の生産性向上対策というのは、...全文を見る
○世耕国務大臣 使用済み燃料の貯蔵について、どれが安全で、どっちが安全だというような論評をするのは、これは私の立場としてはふさわしくない。そこが規制委員会と切り分けられたというのが、まさに福島第一原発事故の一つの教訓だったのではないかというふうに思います。  その上で、政府とし...全文を見る
○世耕国務大臣 どちらがリスクがどうかというのは、これは逆に規制委員会に聞いていただかなければいけないと思います。  現実の問題として、事実を御指摘すれば、乾式貯蔵を進めたとしても、使用済み燃料プールというのは必要なわけですね。定期点検のときには燃料を入れておかなければいけませ...全文を見る
○世耕国務大臣 それは当然、おっしゃるとおりだと思います。  ですから、我々は、まさにこのアクションプランに基づいて、乾式貯蔵の建設、活用も含む「使用済燃料対策推進計画」を策定して取り組んでおります。  実際に、既に使用済み燃料の一部を乾式貯蔵に移管している東海第二原発に加え...全文を見る
○世耕国務大臣 いずれにしても、これは規制委員会の規制基準に適合した形で進めていくしかないと思っています。  ただ、政府としては、基本的に乾式貯蔵へ移行を進めていくという立場でありますので、事業者をしっかり促していきたいというふうに思っています。
○世耕国務大臣 当然、我々は、乾式貯蔵というのを地元の御理解もいただきながら導入をして、移管をしていくという立場であります。ただ、当然、地元の御理解ということもしっかりとやっていかなければいけないわけであります。  我々は、規制委員会がだめだと言うことをやるつもりはありません。...全文を見る
○世耕国務大臣 これは、あくまでも事業者の責任でしっかりと進めてもらうということが重要だというふうに思っております。もう中間貯蔵施設の建設も進んでいるわけでありまして、そういう意味で、我々も、各地の地元の御理解をいただきながら、乾式貯蔵をしっかり導入していきたいというふうに思って...全文を見る
○世耕国務大臣 ここはどうしても見解の相違という形になりますけれども、我々は、基本的には、インセンティブを付与することによって重点的に乾式貯蔵へ移すことを促していくというのが我々の立場であります。  使用済み燃料プールについても、これは新規制基準によって、いかなる場合にも冷却で...全文を見る
○世耕国務大臣 我々がやっている判断というのは、あくまでも規制委員会によって認められた方法に基づいてやっていくということでございます。
○世耕国務大臣 安全対策には終わりはないという立場ですから、これだけやれば十分という立場には立ちません。インセンティブ措置をとって、しっかりと移行させていくことも重要だというふうに思っています。  ただ、使用済み燃料プールが、では即危険なのかといったら、これは、新規制基準に適合...全文を見る
○世耕国務大臣 乾式貯蔵については、インセンティブ方式というのは十分なリーダーシップだと思いますし、地元の御理解もいただきながら、移管の取組が一層進むように事業者を促していく、これが私は政府の責任だと思っております。
○世耕国務大臣 ですから、我々は、事業者を促すという、国もしっかりと前面に立って、協議会などの場で事業者に対して、地元理解を得た上で、しっかりと乾式貯蔵に移していくように我々は事業者を後押ししていますし、具体的なインセンティブ措置もとっているわけであります。
○世耕国務大臣 我々としては、あくまでも安全ということに関しては、規制委員会の判断、これに基づいて対応していく、そのことに尽きるんだろうというふうに思っております。乾式貯蔵であろうが使用済み燃料プールであろうが、新規制基準をしっかりクリアして、規制委員会に認められたものだけを動か...全文を見る
○世耕国務大臣 今御指摘の外務省の有識者会合の提言書、これは、有識者の皆さんだけで非公開で議論をされて、そしてその結果を外務大臣に対して提出された、そういうものだというふうに認識をしておりますので、これを今、経産大臣として、政府の中で議論の俎上に上がっているわけではありませんので...全文を見る
○世耕国務大臣 今、政府では、いろいろな観点で行政手続のオンライン化、デジタル化というのを進めております。これはもう世界の趨勢からいって、なかなかこれを何か引き戻すということはあり得ないんだろう、粛々と進んでいく、もう少しスピードアップしなければいけないという面もあるんだろうとい...全文を見る
○世耕国務大臣 もともと、社員を大切にして、いい職場環境をつくるというのは、これはもう経営者にまず求められる資質だというふうに思うわけですけれども、ただ、昨今非常に人手不足が顕在化している中で、なお一層そういった経営者の能力というのは求められているんだろうというふうに思います。 ...全文を見る
○世耕国務大臣 全くおっしゃるとおりだと思いまして、そういう情報をしっかり水平展開して、経営者を啓発していくということをしっかりと取り組んでまいりたいというふうに思います。
○世耕国務大臣 御指摘のように、豪雪地帯では積雪への対応というのが大きな課題でありまして、割安な融雪料金に対して一定のニーズがあるということはよくわかります。  あとは、コストをどう、誰が負担をするかという問題になってくるんだろうと思います。先ほど説明した三相式ならできるんです...全文を見る
○世耕国務大臣 まさに事業承継問題というのは、単なる一企業の後継ぎがいる、いないの問題ではなくて、今御指摘のように、経営者の高齢化が進んでいる、そして、後継ぎが、後を継がせる気がないのか決まっていないのかはわかりませんが、未定の方が百二十七万人もいて、それを放置すると六百五十万人...全文を見る
○世耕国務大臣 ちょっとさっきの答弁、一応議事録上、二十年で二千件というのを、約十年で二千件ということで、訂正させていただきたいと思います。  あと、やはり、使っている者の数が少ないというのは、怖いんですよね。十年前の相続税、それでやはり、大体地方はだんだん人口も減ってきていま...全文を見る
○世耕国務大臣 資産価値に対する相続税ということになりますから、業況の厳しい企業は、当然、事業承継税制でメリットを得ることは、可能性は少ないんだろうというふうに思います。  ただ、一方で、我々がこの事業承継税制を抜本的に拡充しなければいけないという思いに至ったのは、今現時点で廃...全文を見る
○世耕国務大臣 やはりこれは、過疎化、高齢化に伴って、地域の小売店というのは本当に苦しくなってきているというふうに思います。私の地元でも次々と閉まっていって、ああ、今度はあのお店もなくなったのかというようなケースも非常に多いわけですけれども、こういった小規模事業者が経営環境の変化...全文を見る
○世耕国務大臣 よくぞ聞いてくれましたというぐらい、私はきっちりやっています。基本的に食事が終わった後、デンタルフロスもしっかり使いますし、あと、月に一回はきちっと歯のメンテナンスに歯科医に通っております。時々、口の中の菌のチェックも受けております。(白須賀分科員「何分ぐらい歯磨...全文を見る
○世耕国務大臣 全く我が意を得たりの御質問で、面倒くさいことというのは山のようにありますね。  私も、金融系のいろいろなサービス、例えばクレジットカード一つつくるにしても、全部郵便物を住民票の住所で受け取らなきゃ、選挙区まで帰って、今大臣ですから、なかなか帰れないので困っちゃう...全文を見る
○世耕国務大臣 原発をこれまで活用してきた中で、既に相当量の使用済み燃料が存在をしているわけでありまして、高レベル放射性廃棄物の最終処分場の確保というのは、現世代の責任として、決して次の世代に先送りすることなく決めていかなければいけない重要な課題だというふうに思っています。しかし...全文を見る
○世耕国務大臣 まずは、今やはりコミュニケーション、理解活動をやっている段階ですから、この段階では、やはり経済産業省とNUMOがしっかり責任を持ってやっていきたいというふうに思っています。  一義的には、やはり排出者責任ということで、電力事業者が責任を持ってやっていかなければい...全文を見る
○世耕国務大臣 もういよいよことし十一月が投票ということで大詰めを迎えていまして、私もかなり気合いを入れて、このピンバッジも肌身離さず、政務官はつけていないなと思って、ちょっと気合いが足りないなと思っているんですが、いよいよ、今度BIEの審査員もお見えになりますし、これも万全の体...全文を見る
○世耕国務大臣 日本のスポーツの産業化というのは、本当にアメリカにもうかなり水をあけられていると思っています。  ただ、一九九〇年代初頭は、実は、日本のプロ野球とアメリカの大リーグって、余り市場規模は変わらなかったんですね。当時、アメリカは、ほかにバスケとかアイスホッケーとかア...全文を見る
○世耕国務大臣 今回は、やはり中小企業の生産性革命をしっかり行うことによって、中小企業も成長軌道に乗せていく、あるいは、人手不足に悩む中でもしっかりと成長していけるようにしていくという意味で、非常に中小企業の生産性向上が重要な課題であります。  今回の予算、税制では、今まさに御...全文を見る
○世耕国務大臣 ですから、自治体の長におかれては、固定資産税ゼロをぜひ選択していただきたいというふうに思っています。  固定資産税ゼロといっても三年だけですから、長い目で見れば、それによって自分の地域の、自分の町の中小企業が生産性が上がって利益が上がれば、余計地域は活性化をしま...全文を見る
○世耕国務大臣 きょうは、プレミアムフライデー一周年の日に、早帰りどころか、みっちり予算委員会分科会で答弁をするというプレミアムな過ごし方をさせていただいていますが。  私も、プレミアムフライデー、海外出張とかあるいは国会でできないときを除いて全部やってまいりました。私の主な使...全文を見る
02月26日第196回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○世耕国務大臣 今、委員御指摘のように、百二十七万の事業者が後継者未定ということになっていまして、これをあと十年間放置すると、累計で六百五十万人分の雇用、そして二十二兆円のGDPが失われるということで、まさに文字どおり、待ったなしの状況だというふうに思っています。  今回は、親...全文を見る
○世耕国務大臣 後継者が不在の企業への対応というのは極めて重要だというふうに思っています。  事業引継ぎ支援センター、これは全国四十七都道府県に設置されていますが、このセンターで、後継者不在の事業者とビジネスを拡大しようとしている事業者のMアンドAを活用したマッチングなども実施...全文を見る
02月26日第196回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第2号
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○世耕国務大臣 日本原燃は、昨年八月の六ケ所再処理工場での雨水流入などの事案を受けて、新規制基準への適合審査よりも、まずは現場の安全確保を優先することとして、安全点検や組織強化に取り組んでいるというふうに認識をしております。  今お話があったように、私自身も、去年の九月二十日、...全文を見る
○世耕国務大臣 これは、関西電力も、あるいはリサイクル燃料貯蔵株式会社も、両方とも報道を否定しておりますので、これ以上申し上げることはないと思っています。
○世耕国務大臣 和歌山の大先輩に答弁させていただきたいと思います。  現状で、固定価格買取り制度の今年度の買取り費用総額が大体二・七兆円、そのうち、回避可能費用というのを差し引いて賦課金が算定されますので、賦課金の総額は、今、約二・一兆円となる見込みであります。  その上で、...全文を見る
○世耕国務大臣 この辺は、少し将来の政策ということになりますから、今何か決まっているということはないわけでありますけれども、先ほど申し上げたように、二〇三〇年度時点で、エネルギーミックス、エネルギー基本計画に盛り込まれている金額としては、買取り費用が三・七から四兆円ということにな...全文を見る
○世耕国務大臣 おっしゃるように、非常に日本は再エネのコストが高くなっております。太陽光については発電コストが欧米に比べて約二倍、そして風力発電についても、ドイツを始めとする諸外国の約一・六倍ということになっています。  いろいろな要因がありまして、はっきり言って、太陽光パネル...全文を見る
○世耕国務大臣 御指摘のとおり、諸外国の固定価格買取り制度では、運転開始時に調達価格を決定するというケースが多いというふうに聞いています。それに比べて日本は、やはりファイナンスの実態ですとか事業者の事業予見性というのを重視をして、認定をしたときに調達価格を決定するという仕組みにな...全文を見る
○世耕国務大臣 私も、率直に言って先生と同じ思いでして、風光明媚なところを走っているときにぶわっと太陽光が出てきたりすると、これは本当に景色の上でどうなのかなというふうに思うところもあります。  今現状、景観とか環境の問題に関して、やはり住民とのトラブルというのも大分増加してい...全文を見る
○世耕国務大臣 私も全く同じ問題意識を持っていまして、このまま太陽光が急速に普及して、太陽光パネルの年間の廃棄量が、これは恐らく、いろいろな試算がありますが、ピーク時には今の産業廃棄物の最終処分量全体の六%ぐらいに相当するんじゃないかということが言われています。  そういう中で...全文を見る
○世耕国務大臣 太陽光発電については、現在でも二十五年間ずっと発電を続けてきたという例もありまして、FIT制度による買取り期間が終了した後も低いコストで発電を続けることができる電源として、電力供給に寄与することも期待をされます。  ですので、やはりこれは、おっしゃるように、安定...全文を見る
○世耕国務大臣 まさに日本の場合は、再生可能エネルギーの変動を調整するために近隣国とつなぐというのがなかなか現実的ではない。ドイツは、まさにそこで近隣国から供給しているし、逆に余ったときは近隣国に供給をしているという関係で、ドイツは再生可能エネルギーがあれだけの比率、成り立ってい...全文を見る
○世耕国務大臣 電気にお詳しい平野先生に突然聞かれて、ちょっと、なかなかお答えできない。ただ、そういう話があるというのは、そっちの方が効率がいいじゃないかという話は以前から伺っております。よく研究させていただきたいと思います。
○世耕国務大臣 やはりドイツのインダストリー四・〇というのは、これは完全にものづくりの最初から最後まで、いわゆるCADによる設計から最終的に在庫管理のようなことまで、一つの会社が全部押さえています。一方で、会社間の取引というのは、これまた別の一つの会社が押さえていて、ドイツの場合...全文を見る
○世耕国務大臣 今、日本の物価上昇率は高まりつつあります。また、世界経済も今順調な状況が続いている。こういう中で、まさに日本が二十年間苦しみ続けてきたデフレから完全に脱却する最大かつ最後のチャンスだというふうに私は思っています。  もちろん財政再建は非常に重要です。プライマリー...全文を見る
○世耕国務大臣 商店街の活性化ということについては、私が初当選した二十年前以来、いろいろな取組、中心市街地活性化とかやってきているわけであります。ただ、なかなか効果が出ていない、商店街の衰退がとまらない。  はっきり言って、先生のところはまだましだと思いますよ。和歌山の商店街と...全文を見る
○世耕国務大臣 やはり、まずアメリカの強みというのは、膨大な資金力があって、それを引っ張っていくベンチャー経営者もかなりたくさんいる、こういうところがアメリカの強みだと思います。  ヨーロッパの強みは、逆に、それをきちっと自分たちのルール主導で、標準化とかそういったところで先導...全文を見る
○世耕国務大臣 やはり、最初のところは、積極的にベンチャーにお金を入れる、そういう投資家がいるというところだと思います。そして、その結果として育った、もう今やベンチャーとは言えない巨大企業が、また物すごいキャッシュフローを持ってお金を投入をしてくるというところだというふうに思って...全文を見る
○世耕国務大臣 なかなか日本は、ベンチャーキャピタルといってもアメリカに比べたら非常に規模が小さい。大企業は、まだまだやはりコーポレートガバナンス上の問題もあってなかなか積極的な投資をしなくて、空前の利益が上がっていても、中にお金がたまっていくだけという形になっていまして、なかな...全文を見る
○世耕国務大臣 ぜひ、おっしゃるとおりだと思います。日本が第四次産業革命で世界を引っ張っていくためには、もう日本人であろうが外国人であろうが、国籍に関係なく、すぐれた技術や知能を持っている人が日本に来たいという状況をつくっていく。  また、そういう人たちにとっては、日本は、先ほ...全文を見る
○世耕国務大臣 AIが雇用にどういう影響を及ぼすかというのは、いろいろな学者も今研究していまして、私もいろいろ読んでいます。いや、逆にAIが来ると仕事がふえるんじゃないか、そのAIを使ったまた新しいビジネスとかが出てきて仕事がふえるんじゃないかという人と、いやいや、やはりもう単純...全文を見る
○世耕国務大臣 まさにアベノミクスの好循環というのは、きちっとした経済政策によって企業を好業績にし、その利益をしっかり賃上げという形で労働者に分配をし、そしてその賃上げの分で労働者が消費をし、消費が動き始めて、また企業が利益が上がって、また給料が上がって、また、この好循環を目指し...全文を見る
○世耕国務大臣 第四次産業革命が進展していく中で、まさに今、世界じゅうの企業が、半導体のエネルギー消費効率を上げたり、処理速度を向上させるということにしのぎを削っています。また、コンピューターの計算能力を活用して、ものづくりやサービスの生産性を飛躍的に向上させようということにもな...全文を見る
○世耕国務大臣 ペジー社というのは、もう本当に詐欺をやったということではけしからぬわけでありますが、今御指摘のように、技術的成果を出していたことは事実であります。そして、それが少なくとも、去年の年末、捜査に入ってから数カ月とまっているということは、これはもう恐らく日本のスパコン開...全文を見る
○世耕国務大臣 二〇一〇年ごろにこのスパコンに我々集中していたというのは、決して何か斉藤容疑者の政治力とかではなくて、当時、やはり最も速く、速い計算をきちっと確立できるものはスパコンの技術だったということで、当時、ペジー社だけではなくて、まさに当時は富士通が理研と組んで「京」とい...全文を見る
○世耕国務大臣 やはりお金の問題なんですよね。アメリカは、どうしても、グーグルとかIBMという巨額の資金を投入できる企業がある。あと、この間の岡島委員の御質問の中にもありましたけれども、ある意味、軍事技術、もともとインターネットも軍事技術の開発の中から出てきていますから、やはり軍...全文を見る
○世耕国務大臣 まず、やはり縦割りはよくないので、これは、政府全体の科学技術関係予算をしっかり調整する枠組みとして、総合科学技術・イノベーション会議、ここでしっかりと方向性を決めて、ではこういう予算にしようということをきちっと決めていくというのを、今、体制をとっているわけでありま...全文を見る
○世耕国務大臣 まず、ペジー社が関連するもので立件をされた案件、これは合計六億五千万円になりますが、これは、加算金も含めて九億四千万円がもう既にNEDOに返還をされました。でも、これで終わりということには我々はしません。  まず、立件された三番目の事業と二番目の事業について、ほ...全文を見る
○世耕国務大臣 まず、今回の事案の全体像をちょっと簡単に整理しておかなきゃいけない。  先ほどから、諮問会議で、政商でとおっしゃっているんですが、これはもう時系列との関係上、この五つの事業というのは、何かトップダウンで影響があったとかそういうものではなくて、まさに今おっしゃって...全文を見る
02月28日第196回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○世耕国務大臣 エネルギー政策というのは、国によっていろいろな事情があって、違いがあるんだろうと思っています。我が国の場合は、エネルギー自給率の問題、地政学的状況その他を含めて、やはり原発もあわせて使っていかなければいけないというのが、我々閣議決定をしている内閣の立場であるという...全文を見る
03月01日第196回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(世耕弘成君) 福島第一原発の廃炉・汚染水対策、そして福島の復興は非常に重要な政策課題だと思っております。  まず、廃炉対策については、これまで二号機、三号機の調査で燃料デブリの可能性のあるものを確認するなど、画像や線量などの多くのデータが収集できてきております。燃料...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 今御指摘の中小企業月次景況観測というのは、これはいわゆる統計法に基づく公的な政府の統計ではないんですけれども、これは商工中金が自らの取引社千社を選びまして、それを対象に電話での聞き取りを中心にしてアンケート調査を行って、その中身としては、販売価格の動向で...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 今、毎月千社に調査を行っていた中で不正が行われていますので、この千社の毎月の調査をその時々担当した担当者に全部ヒアリングを掛けてということをやっておりますのでちょっと時間が掛かっていますけれども、もう間もなく、そんなに時間を置かず調査結果は公表できるとい...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 先ほど厳しく批判いただいた経済のことばっかり考えている役所なんですけれども、しっかりと教育のことも考えさせていただいています。エデュケーションとテクノロジーが合わさったエドテック、これは本当に教育の在り方を変えるというふうに思っています。  例えば、も...全文を見る
03月02日第196回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○国務大臣(世耕弘成君) 元々、地元で造り酒屋の経営に当たっておられて、小規模事業者のことを本当によく熟知されている宮本議員ならではの御質問だというふうに思います。  今、商工会、商工会議所、本当に忙しくなっています。もういろんな支援メニューが増えて、相談の機能もどんどんどんど...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 今、事業承継は本当に待ったなしの課題になっています。今後十年間で経営者が七十歳を超えてくる中小企業・小規模事業者は二百四十五万人に達すると見込まれています。そのうち約半数の百二十七万者が後継者が決まっていないという状況にあるわけであります。これをこのまま...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 中小・小規模事業者の経営者というのは、本当に日々の仕事忙しい、もうそれこそ働き方改革が言われている中ですけれども、二十四時間会社のことを考えて走り回っているというような状況の中で、どうしても自分の後継者探しというのは後回しになってしまう。あるいは、やはり...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) やはり中小企業にとっては固定資産税の負担というのが非常に重いんですね。これは赤字でも払わなければいけない。多くの中小企業は赤字ですから、赤字でも固定資産税というのは払わなきゃいけない、このことが中小企業経営者、小規模事業者の投資判断に大きく影響をしている...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) ちょっと長い答弁になってもいいですか。  まさに、コネクテッドインダストリーズというのは非常に今重要な取組なんです。これ、実は去年、安倍総理がメルケル首相と合意をして、ドイツのハノーバーで開かれたCeBITというイベントに参加をするに当たって、日本の強...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) やはり日本の中小・小規模事業者というのはきちっと日本の製造業のサプライチェーンで重要な役割を果たしていますので、コネクテッドインダストリーズを実現していく上では中小・小規模事業者のIT化というのも非常に重要だというふうに思っています。同じことはサービス産...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 中小企業にとっては赤字でも支払わなければいけない固定資産税というのが非常に負担になっておりまして、これがなかなか設備投資の判断ができないという理由になっておりました。これを、今回、自治体の判断によって新規に投資した分の固定資産税は三年間ゼロにできるという...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 御指摘のように、復興特区法とそして福島特措法に基づいて固定資産税を免除する条例を制定する自治体があるわけでありますけれども、こういった自治体は、もう既にその条例があるわけでありますから、今回の特例のために新たな条例を追加的に制定をしなくても、既に固定資産...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) この新法に基づく制度は中小企業の生産性向上を支援するものということになりますので、先ほど申し上げたような自治体においても、市町村が導入促進基本計画を策定をしていただくということ、そして中小企業が先端設備等導入計画の認定を受けること、このことがものづくり補...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 今御指摘いただいたように、この問題は、単なる企業の事業承継問題としてではなくて、日本経済全体の問題として捉えていかなければいけないというふうに思っておりまして、あらゆる政策手段を総動員した取組が重要だというふうに思っています。  事業承継税制については...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) この点もいろんな取組、今までもやってきているわけでありますが、まずは気付いてもらう、後継者がしっかりといなければいけないということを気付いてもらうという意味で、チェックシートのような形で気付きを促すという活動を全国の商工会、商工会議所などを中心にやってい...全文を見る
03月05日第196回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○国務大臣(世耕弘成君) 去年の通常国会で地域未来投資促進法というのを成立をさせていただきました。当時は政務官としていろいろ答弁にも御協力をいただいて、ありがとうございました。  この考え方は、今まで地域の経済の活性化というと、どこかから企業を誘致して、そしてそれで刺激をして活...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) この地域未来牽引事業の中核になっていただく地域未来牽引企業、これについては、RESASといったビッグデータ、これを使って地域の取引のハブになっている企業はどこかという特定作業をやりました。それだけではなくて、あと自治体からも意見を聞いて御推薦をいただいて...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) まず、固定資産税ゼロにできる特例でありますけれども、これはともかく市町村に御判断をいただかなければいけないということで、今、ともかく徹底的に対話をしようということで頑張っております。  二月末現在で、三百六十五の市町村に経産省職員が直接足を運んで、制度...全文を見る
03月14日第196回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○国務大臣(世耕弘成君) アメリカの通商拡大法二百三十二条というものに基づいて、鉄鋼、アルミの輸入に対して追加関税を課すということになったわけです。  まさに、今、平野委員御指摘のように、そういうことが行われると、アメリカからあぶれた鉄鋼やアルミがこれ、ほかのマーケットへ回って...全文を見る
03月16日第196回国会 参議院 本会議 第7号
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○国務大臣(世耕弘成君) 固定資産税の特例措置についてお尋ねがありました。  平成二十八年七月に施行した中小企業等経営強化法に基づき、経営力向上計画の認定を受けた中小企業に対しては、計画に基づく新規の設備投資を行う場合に固定資産税を三年間、二分の一に軽減することとしております。...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 固定資産税の特例措置に係る自治体への配慮についてお尋ねがありました。  今国会に提出した新法において、自治体の判断により固定資産税をゼロにする新たな制度を導入します。  固定資産税の特例については、まず、自治体向けの説明として、三月十五日時点で三百七...全文を見る
03月16日第196回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○国務大臣(世耕弘成君) 過去、日本は二〇二〇年に東京オリンピック・パラリンピックが予定されているんですが、過去の開催国の経済を見ていますと、やはりオリンピック終わった後、経済に少し勢いがなくなるという傾向があるわけであります。  今非常に日本は景気状況悪くないわけでありますけ...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 個別のゲノム診査がこのいわゆる医療法制の対象になるかどうか、この点については基本的には厚生労働省において判断をされるべきものだというふうに思っています。  ただ一方で、いわゆる医療に当たらない、予防ですとか健康管理といった医療に当たらない分野も含めた総...全文を見る
03月20日第196回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○国務大臣(世耕弘成君) 現在、人手不足は、業種を問わず、あるいは大企業、中小企業を問わずかなり深刻な問題になっていますが、今委員御指摘の調査を見ると、やはり大企業よりも中小企業の方が不足感がなお深刻ということで、しっかりとこれ、多面的な取組をしていかなければいけないと思っていま...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 今おっしゃるように、事業承継問題というのは、単なる会社の後継ぎの問題ではなくて、サプライチェーンですとか国際競争力の維持といった観点から日本経済全体に影響を与える問題だと思っています。  一方で、過疎の地域で細々と営業をしているような小規模事業者、これ...全文を見る
03月23日第196回国会 衆議院 経済産業委員会 第1号
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○世耕国務大臣 第百九十六回国会における経済産業委員会の御審議に先立ち、経済産業行政を取り巻く諸課題及び取組につきまして、経済産業大臣、産業競争力担当大臣、ロシア経済分野協力担当大臣、原子力経済被害担当大臣、内閣府特命担当大臣(原子力損害賠償・廃炉等支援機構)として申し述べます。...全文を見る
03月23日第196回国会 参議院 経済産業委員会 第1号
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○国務大臣(世耕弘成君) 平成三十年度の経済産業省関係予算案について御説明申し上げます。  この五年間で、名目GDPと企業収益は過去最高の水準となりました。また、雇用についても有効求人倍率が四十七都道府県で一倍を超えるなど、経済は着実に成長軌道への道を歩み始めております。こうし...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 別の言い方をすると、打ち続けたからこそ底が抜けなかったという点があるんではないかというふうに思います。  中小企業への支援策というのはこれ長い歴史がありまして、一九六三年に中小企業基本法というのができて、そこから割と長い間は二重構造対策というか、大企業...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 私も経産大臣になって、中小企業のこの支援の枠組みというのは本当にたくさんあるなと、これ全員、みんな分かっているのかなというぐらいいろいろあるというふうに思っています。だから、そういう意味では、渡邉委員と問題意識は似ているというふうに思います。  ただ、...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 確かにこのメタハイ、表層型メタンハイドレートの回収技術の調査研究については、二十八年度では一件当たり一千五百万まで、二十九年度は一件当たり二千万までということにしていました。  これは、今机上の空論とおっしゃっていただいていますが、いわゆるフィージビリ...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) これからやはり日本のエネルギー政策の中で、この水素というのが非常に重要になってくるというふうに思っています。特に、再生可能エネルギーたくさんこれから増やしていく中で、そのバックアップの仕組みが、日本はドイツのように他国から電力を買うわけにはいきません。あ...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) メタンハイドレートが開発されていけば、また地域の振興にもつながるというのは事実だというふうに思いますし、あと、やはり私も今エネルギー交渉をいろいろやっています。この間はアブダビで権益の確保を何とかできました。そういうときに、日本はもう自前のエネルギーも開...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) これは、今、平木政務官からお話があったように、大企業であろうと中小企業であろうと、日本企業が有する省エネ技術をしっかり生かして現地でプロジェクトを進めることによって地球全体のCO2排出を減らしていくという考え方だというふうに思っています。特に、中小企業は...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 当然、我々は別にこれ悪用されることを期待しているわけでもありませんし、恐らく申請をされている中小・中堅企業も何も悪意を持っているわけではないと思います。  委員御指摘のようなことがないように、ここはよく注意をして進めてまいりたいというふうに思っています...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) それは、私、その調査会の一番最初の会合で、私としては変える段階にはないと考えているけれども、忌憚のない御議論をいただきたいというふうに申し上げまして、その上で委員の皆さんから自由で闊達な御議論をいただいているというのが今現状だというふうに思っています。
○国務大臣(世耕弘成君) 御指摘の約束草案で、日本は二〇三〇年度に二〇一三年比で二六%という目標になっているわけですが、これ、各国の基準年を日本と同様の二〇一三年度比にそろえて比較をすると、アメリカの場合は一八から二一、EUは二四ということになりますので、削減率として国際的に遜色...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 明確に申し上げますが、野心的だというふうに考えております。
○国務大臣(世耕弘成君) これはもう閣議決定をされたエネルギー基本計画というのがあって、そこできちっと決められているわけですから、そのことに尽きるんだろうというふうに思います。  ただ一方で、エネルギー政策については閣内でいろいろ議論、これからエネルギー基本計画もまた三年の見直...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) いや、これはしっかり理解をいただくと。まず議論をするということが重要、理解をすれば発言も変わるわけだというふうに思っております。
○国務大臣(世耕弘成君) 国内資源の乏しい我が国にとって、資源の安定供給確保に資する資源国との信頼関係構築というのは非常に重要だというふうに思っています。特に、再エネの導入支援も含めて、相手国のニーズをよく踏まえた幅広い協力を展開をして、相手国との信頼関係を高めることが重要だと思...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) コネクテッドインダストリーズの考え方ですね。何も物づくりの製造業に特化しているわけではなくて、当然資源産業でも、あるいは国境を越えて使っていく概念だというふうに思っております。
○国務大臣(世耕弘成君) 財務省における文書書換え問題については、国民の皆さんから大変厳しい目が向けられているということを真摯に受け止めて対応していく必要があるというふうに思っています。  行政の根幹は国民からの信頼で成り立っているわけでありまして、経産大臣として、経産省におけ...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) それについて私はコメントする立場にはなくて、麻生大臣が記者会見や答弁でおっしゃっていることに尽きるんだろうというふうに思います。
○国務大臣(世耕弘成君) これはちょっと私からはコメントはできないわけであります。これも記者会見や答弁でおっしゃっていることしかないんだろうというふうに思っております。
○国務大臣(世耕弘成君) お答えする前に、さっき、最後、私の内心で終わられると、誤解を与えてはいけません。私個人の内心としては、地方局の次長の決裁文書の改ざんまで本当にきちっと責任が持てるかというと、そこはなかなか難しいのではないかというのが私の思いであります。  その上で今の...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 御指摘のように、エネルギー政策に責任を持つのは、これは経済産業大臣だと明確に思っておりますし、政府の決まったエネルギー政策というのは、これは閣議決定をされたエネルギー基本計画だというふうに思っています。  今、今後のエネルギー政策ということでありますが...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) ちょっと先ほどの答弁で、外務省、環境省、私、メーンテーブルに座っていると申し上げたんですが、ちょっと横のテーブルです。ただ、マイクがあるのでちゃんと発言ができる状況になった、ちょっとそこだけ訂正させていただきます。  今御指摘の非対称規制の典型的なもの...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) やはりTPPに比べてこのRCEPというのは、中国、インドも入っている、そしてASEANが全体として入ってくるという意味で、日本にとって非常に価値の多い協定になってくるんだろうというふうに思っております。  ただ、先ほどから答弁しておりますように発展段階...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 今回、米国の通商拡大法二百三十二条に基づく鉄鋼、アルミの追加関税、これが日本も対象となる形で発動されたということは、これはもう極めて遺憾だと申し上げざるを得ないというふうに思います。  私からは、ライトハイザー通商代表あるいはロス商務長官に対して、これ...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 今御指摘のように、やっぱりEUは非常にルール作り、標準化づくり、上手ですね。いざというときには、彼らはぱっと、国別で投票するとすごい票数も持っていますから、標準化をリードするだけの力も持っているというふうに思っています。  そういう中で、今、標準化の役...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 復興庁、福島県、そして浪江町が共同で実施をしている住民意向調査において、住民が戻らない理由ということで、医療環境に不安があること、そして原子力発電所の安全性に不安がある、あるいは生活に必要な商業施設が元に戻りそうにないからなどというふうに理由が挙げられて...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 今御指摘の福島第二原発についての福島県議会の意見書というのは私も当然しっかりと読ませていただいておりますし、県議会議長とも何度もお会いをしてお話を伺っております。知事にもお話を伺っておりますし、市町村長さんからもお話を伺っております。  そういう意味で...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 再生可能エネルギーは、エネルギー基本計画でも掲げていますとおり、温室効果ガスを排出しないで国内で生産できるという点から、エネルギー安全保障にも寄与をする重要な低炭素の国産エネルギー源であるというふうに認識をしています。したがって、まずはエネルギーミックス...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 今配っていただいている資料で、これ三十九路線で空き容量ゼロとなっているんですが、これボトルネック問題というのもありまして、これ、秋田―宮城間がもう本当に混雑をしていて、そこを通る先のところが幾ら空いていてもこれはもうゼロとせざるを得ないというのが半分ぐら...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) エネルギー基本計画の検討に当たっては、消費者、国民各層を含めて様々な皆さんからの御意見をお聞きしながら進めていくことは重要だと思っています。  エネルギー基本計画については総合資源エネルギー調査会において議論を行っていますが、そこでの議論は全てオープン...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 私、大臣就任以来、この下請取引の適正化というのに全力で取り組んでまいりました。特に、一方的に原価を減らすことを要請するとか、あるいは金型を一方的に押し付けて、その保管料金を払わないような悪い慣行ですとか、あるいは手形決済がいまだに幅広く行われている、特に...全文を見る
03月26日第196回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○国務大臣(世耕弘成君) 今まで二分の一にする制度は、これは国の機関に申請をしていただかなければいけなかったんですが、今度ゼロにできる制度は各自治体に申請ということになります。  経産省の場合ですと、例えば……
○国務大臣(世耕弘成君) 私の和歌山にはないわけでありますから、そういう意味では、身近な市町村に申請できるということで大変使いやすい仕組みになっていると思っております。
03月28日第196回国会 衆議院 経済産業委員会 第2号
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○世耕国務大臣 まさに、AI、IoTなどでどんどんどんどん産業の構造変化が進んでいく中で、例えば、巨額の投資ができる会社がたくさん存在するアメリカとか、あるいは、一種、一党体制のもと、巨大なビッグデータを集約をすることができる中国ですとか、あるいは、インダストリー四・〇という、ま...全文を見る
○世耕国務大臣 まず、送電線の容量の問題、私もこの安田さんが書かれているものをいろいろ読ませていただいて、こうやってデータを出していただいて、冷静に議論していただくということは歓迎したいと思いますが、少しやはり我々と考え方が違うところがあるわけです。どうしても、バックアップ回線を...全文を見る
○世耕国務大臣 決裁文書の書換えなどというものは、絶対にあってはならないことであります。行政の仕事というのは、やはり国民からの信頼で成り立っているわけですから、今回の決裁文書の改ざんというものが大きくその信頼を傷つけたということで、これは真摯に受けとめなければいけないと思います。...全文を見る
○世耕国務大臣 御指摘のように、危機対応融資以外の不祥事、これは実は、もう去年の段階で、ほかにもありますよということは、全件調査の中で、あるいは我々が行った立入検査の中で判明をしておりましたので、その詳細がはっきりしたので発表させていただいたということになるわけでありますが、いず...全文を見る
○世耕国務大臣 これは、できるだけ正確な調査結果をきちっと御説明できるための準備がぎりぎり月曜日に間に合ったということではないかというふうに思います。
○世耕国務大臣 今回の不正事案の反省点の一つとして、やはり、経産省の中で政策を企画立案するところと検査をするところ、これがある意味、決して癒着とかそういうわけではなかったんですが、一緒になっていたというところに一つ問題点があったのかなというふうに思っておりまして、今後、中小企業、...全文を見る
○世耕国務大臣 おっしゃるとおりであります。  この間、先日発表した件でうみが出切っていればいいんですが、万が一にも残っていてはいけませんので、これは徹底的に、もし、ほかの件がないかどうかということもチェックをしますし、万が一出てくれば迅速に対応していくという気構えで臨みたいと...全文を見る
○世耕国務大臣 過去の検討会の報告の中でも、まさにこの危機対応融資を武器として使っていたという認定がされているわけで、これは、武器というのは誰に対する武器かということになると、当然競合相手に対する武器。競合相手が民間の金融機関ということであれば、それは今委員がおっしゃるような民業...全文を見る
○世耕国務大臣 ロシアはロシアの立場で、これはアメリカの企業に対してだけではなく、ロシア自身も、あるいは他国、アメリカ以外の国の企業に対して、とても我が国としては容認できないような行動をとるケースというのはあるわけであります。これは、きちっと外交ルートで対応していく問題だというふ...全文を見る
○世耕国務大臣 私は、ロシアのカウンターパートの大臣とは経済分野協力担当大臣として会っているということだけは申し上げておきたいと思いますが、その話の中身については、これはお互い立場がありますので、ここでオープンにさせていただくことは控えさせていただきたいと思います。
○世耕国務大臣 当然、我が国の領土に関する主張、主権、それに反することがない、その大前提において、北方領土における共同経済活動は取り組まれるべきだと思っております。
○世耕国務大臣 原発については、まずは安全最優先の再稼働に全力を傾けることが重要と考えておりまして、現時点で、現行のエネルギー基本計画においては、原発の新増設、リプレースというのは想定していないわけであります。  今、現行のエネルギー基本計画は策定から三年しかたっていないわけで...全文を見る
○世耕国務大臣 日本のベンチャー企業へのベンチャーキャピタル投資額を対名目GDP比で二〇二二年までに倍増させるということを、日本再興戦略二〇一六において閣議決定をしているところであります。  日本のベンチャー企業への投資額自体は、近年、増加はしているんですけれども、今資料で示し...全文を見る
○世耕国務大臣 MアンドAによるエグジットが日本で少ない一つの原因は、やはり、なかなかキャッシュを出したがらない、現預金はやはり積んでおきたいという大企業の経営者が多い、それが今、内部留保とかいろいろ議論になっているわけでありますけれども、そういったところがあるんじゃないかと思っ...全文を見る
○世耕国務大臣 直近、二〇一五年に行われたコスト検証において、事故リスク対応費用の試算については、これは、二〇一一年の民主党政権下で行われたコスト等検証委員会で示された共済方式の考え方を踏襲しているわけであります。この共済方式は、仮に事故が起きたとしても、一定の期間でその損害額を...全文を見る
○世耕国務大臣 なかなかモデル計算方式を御理解いただけないようなんですが、この中に四千炉年という形で入っているんです。入っているんです、これは。事故対応費用というのは計算上入っているということを申し上げているわけであります。  その上で、例えば福島事故関連費用がこの十・一円との...全文を見る
○世耕国務大臣 このモデル計算では、このコスト検証では、基本的には、福島の事故を踏まえた賠償や除染、中間貯蔵といった事故リスク対応費用に加えて、追加安全対策費用ですとか核燃サイクル費用、政策経費、全て含んだ試算になっているんです。モデルというのはそういうものなんです。これが起こっ...全文を見る
○世耕国務大臣 済みません、太陽光、風力は二〇一四年が計算した年でありました。  当然、大きな変化があれば、それはそれで適切に見ていく必要はあるだろうというふうに思っていますが、今、我々は、そんな大きな変化は現時点では起こっていないというのが我々の認識であります。
○世耕国務大臣 我々も、別にミスリードするためにデータを出しているわけではないわけでありまして、御指摘のとおり、FIT対象電源の大半については二十年間で買取り期間が順次終了していくわけですけれども、その中で、発電コストが低減をしていけば、FIT制度が開始をした二〇一二年度に買取り...全文を見る
○世耕国務大臣 現行のエネルギー基本計画の中では、再生可能エネルギーは最大限導入する方針となっています。また、今、エネルギー基本計画の検討を行っておりますけれども、有識者の間でも、再生可能エネルギーは主力電源だという形で議論が進んでいるわけであります。  しかし、一方で、現行の...全文を見る
○世耕国務大臣 今御指摘のように、ブロックチェーン技術というのは、今は仮想通貨など金融分野を中心に活用されているわけですが、今後は、例えば、登記簿のような所有権の証明ですとか、あるいはサプライチェーンの効率性向上ですとか、取引プロセスの全自動化といった、多様な産業分野において広く...全文を見る
○世耕国務大臣 御指摘のように、経産省の委託調査で、ブロックチェーン技術が影響を及ぼす可能性のある市場規模が六十七兆円ということになっているわけですが、特に、やはり経産省としては、サプライチェーン間のデータ連携、これが約三十二兆円と見ております。また、プロセスですとか取引の自動化...全文を見る
○世耕国務大臣 先ほどから、我々の委託調査の内容を取り上げていただきました。これからブロックチェーン技術が重要だという情報発信もこれまで行ってきました。今後は、まさに今御指摘のように、ブロックチェーン技術を活用した具体的な実証ですとか、あるいは事業に対して支援を行っていく段階に入...全文を見る
○世耕国務大臣 まさに、もの補助は、御指摘のブロックチェーン技術を活用した事業においても十分御利用をいただけるものになっているわけでありますが、残念ながら、これは行革の観点から、平成二十六年度補正までは基金方式で対応してきたので、適宜というか年度内で、いろんな形で使えた、あるいは...全文を見る
○世耕国務大臣 なかなかトークンエコノミーの定義も難しいというふうに思いますが、一方で、我々が進めていっているコネクテッド・インダストリーズの中でブロックチェーン技術が使われてくると、今まさにおっしゃっているようなデータチェーントークンというようなものも出てくる可能性があるという...全文を見る
○世耕国務大臣 ペジー社の件については、まさに国民からお預かりしている税金をだまし取られたということで、これはもう今、加算金も含めて返金はされていますけれども、改めておわびを申し上げたいと思います。  今、御提案は、本当に傾聴に値するというふうに思います。  ただ一方で、今回...全文を見る
03月28日第196回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○国務大臣(世耕弘成君) 今回、事業承継税制の拡充では、今までいろいろ使い勝手が悪いと言われていたところをかなり抜本的に直しましたので、本当に使っていただきやすいものになっているというふうに思いますが、今委員おっしゃるように、五年間の間に、ですから平成三十五年三月三十一日までの間...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 御指摘のとおり、中小企業・小規模事業者向けの支援策については、全国の中小企業・小規模事業者や市町村などに対してともかく広く周知を徹底して、一つでも多くの中小企業・小規模事業者に利用してもらうということが重要だと思っています。  なかなか中小企業の経営者...全文を見る
03月30日第196回国会 衆議院 経済産業委員会 第3号
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○世耕国務大臣 今の地図、まとめていただくと、非常にランドパワーとシーパワーというのが地政学的にも明確になる。TPPというのは、単なる貿易協定ではなくて、地政学的な趣旨も持った協定なんだなということを改めて感じる次第であります。  もう既に、私がアジア各国の貿易大臣と会談をして...全文を見る
○世耕国務大臣 どちらが大事と言われると、なかなか答えにくいんですけれども。  やはりTPPは、極めてハイスタンダードな内容だということです。  RCEPについては、これは先ほどからお話あるように、日本のいろいろな、特に製造業のサプライチェーンが広範に広がっているアジア地域を...全文を見る
○世耕国務大臣 これはぜひ、私は両面作戦でいくべきではないかというふうに思っています。  やはりハイスタンダードなTPPに入れるだけのキャパシティーを持っているような、そういう国、もうタイはみずから今表明しつつあるわけです。ほかにも何カ国か、地域も含めてありますから、そういうと...全文を見る
○世耕国務大臣 私も、ベトナムのような国と言うとちょっと失礼なんですが、ベトナムが今回TPPに入る決断をした、アメリカが離れた後でも、これは我々が一生懸命説得したということもありますが、入る決断をしたというのは、これはやはり驚くべきことだと私は思っています。  やはりこれは、ベ...全文を見る
○世耕国務大臣 これは、おっしゃるように、ベトナムの立場に立てば、まさに、ベトナムとタイというのは自動車産業で競争しているというか、少しタイの方が先を行っているという状況の中で、このTPPにタイが入っていなくてベトナムが入ったということは、ベトナムの目で見れば、いろんな意味でベト...全文を見る
○世耕国務大臣 委員と私は大きな問題意識は全く一致していまして、今、アジアのインフラというのは、これを整備することは、もう援助ではなくて、十分リターンが望める、経済の発展段階からいってリターンが望める対象になってきているというふうに思います。  そういう中で、今支援しているのは...全文を見る
○世耕国務大臣 今お話のあった委員の御提案も含めて、今ちょうど、私、最近、省内でちゃんと検討しろということを言っているんです。こういうインフラ案件の資金調達を、ローンだけじゃなくて、もう少し多様なものを組み立てられないか。それで、今おっしゃったようなことも含めて、やはり投資家から...全文を見る
○世耕国務大臣 米国の通商拡大法二百三十二条に係る関税、追加関税の措置に関して、日本が国として除外にならなかったということは、これは大変遺憾でありますし、私も、おとといもライトハイザー通商代表と電話会談を行いましたが、精力的に粘り強くこれからも除外に向けて働きかけをやっていきたい...全文を見る
○世耕国務大臣 これは、さきの国会で成立させていただいた地域未来投資促進法というものに基づいているわけであります。  この地域未来投資促進法というのは、今まで地域の経済を活性化するというと、よそから大企業の工場を誘致してということだったんですが、ちょっと発想を切りかえて、地域に...全文を見る
○世耕国務大臣 まず御理解いただきたいのは、この地域未来投資促進法に基づく支援措置というのは、何も地域未来牽引企業二千百四十八社だけというわけではないわけであります。この二千百四十八社が中心になってということをある程度想定はしていますが、それ以外の会社でも、中心になって地域の活性...全文を見る
○世耕国務大臣 まず一点目の御懸念の、今後も再生可能エネルギーの新規投資をしっかりとふやしていくということについては、まず、国民の負担を抑制しながら最大限の導入を図っていくというのが引き続き政府の基本方針でありますので、それを堅持しながら、コスト効率的な導入を促すように、改正FI...全文を見る
○世耕国務大臣 まさに第四次産業革命に対応していくための、我々はコネクテッド・インダストリーズという構想で今進めているわけでありますが、その中で、人材育成というのは極めて重要だというふうに思っています。  特に、デジタルはわかるんだけれどもものづくりはわからないとか、あるいはバ...全文を見る
○世耕国務大臣 やはり、オープンデータの取組というのは、これから極めて重要になってくるというふうに思っています。その中でも、特に国が持っている情報をオープンにして、利活用してもらうということも極めて重要だと思っています。  経産省としては、例えば法人情報のオープンデータ化などに...全文を見る
○世耕国務大臣 おっしゃるように、時価総額ランキングを見ると、上位にアメリカや中国の企業がずらっと並んでいる、しかもこれがIT系の新興企業ということになります。一方で日本は、ものづくりのトヨタが何とか二十三位ですか、で先頭ということでありますから、そういう意味では、日本企業の存在...全文を見る
○世耕国務大臣 これは、議論し出すと切りがないぐらい、いろんな論点はあると思っていますが、やはり、ベンチャースピリットを持った起業家の数が足りなかった、また、そこに資金を供給するメカニズムが不十分だったんじゃないかということ。あるいは、特に日本の大企業はすり合わせ型のサービス開発...全文を見る
○世耕国務大臣 まず、規制に対する考え方ですね。アメリカは、こういうIT企業が出てきた背景には、とりあえずやってしまう、後で問題が起こってきたらそれは修正するというのがアメリカの考え方だというふうに思います。日本はなかなかそうはいかなかったわけでありまして、やはり規制をきちっとク...全文を見る
○世耕国務大臣 あくまでも、これは日銀と政府の連携で二〇一三年一月に公表された共同声明というものがあるわけであります。そこで述べられたことをどういうふうに具体的に実現をしていくか、これは金融政策の具体的な方法、手法になるわけでありまして、この点は日本銀行に委ねられるべきだというふ...全文を見る
○世耕国務大臣 それは全く同感であります。日本企業が成長していくことこそが重要ということで、我々は成長戦略というのもしっかり実行していかなければいけませんし、今まさに生産性革命とか人材革命、人づくり革命というのも、そういう視点で我々は取り組んでいるわけであります。やはり日本経済の...全文を見る
○世耕国務大臣 私は全くそういうことは意識をせずに、安倍内閣というのは、仕事をしっかりやって成果を上げる、これは経済でも外交でもそういう姿勢で閣僚として取り組んでいく、それに尽きるんだろうというふうに思っています。
○世耕国務大臣 なかなか答えにくいんですけれども、一方で、やはり安倍政権に対するマーケットの期待が逆に強いということの今の状況はあらわれではないかと。もう一度しっかり体制を立て直して、マーケットにもいい影響が与えられるような政権として、しっかり仕事に頑張ってまいりたいというふうに...全文を見る
○世耕国務大臣 まず、原発立地地域の御協力なくして我が国の原子力エネルギー政策は成り立たなかったわけであります。そして、立地地域が我が国の電力供給を支えていただいてきていること、このことはしっかり肝に銘じて、忘れてはならないことだというふうに思っています。  その上で、廃炉とい...全文を見る
○世耕国務大臣 経産省が所管する範囲では、ないというふうに思っていますが、我々は、あくまでも地元自治体と濃密にコミュニケーションをしながらいろんな原子力の政策も進めておりますので、まさに、その地元自治体の意見の集約の中に住民の皆さんとのコミュニケーションというのが含まれているので...全文を見る
○世耕国務大臣 これはもう、よく、まずは、我々は自治体の声をしっかり聞いていきたいというふうに考えております。
○世耕国務大臣 今この資料を見ていただいても、比較的小さな委託という形になっているんだろうというふうに思います。  我が省で確認をしたところ、SAY企画に関しては出ていないということでありますが、今後出てきた場合は、厳正に対処してまいりたいというふうに思います。
○世耕国務大臣 例えば、今回の年金の事案のように、個人情報に係るデータ入力事務を委託する事業については、これは契約の中で、再委託を禁止する規定を盛り込んでいるほか、契約期間中に随時データの取扱状況を検査することができる規定があるわけであります。  一方で、委託をするときに、契約...全文を見る
○世耕国務大臣 財務省における文書書換え問題については、国民の皆さんから厳しい目が向けられていることを真摯に受けとめる必要があるというふうに思います。  行政の仕事は国民の信頼で成り立っているわけでありまして、今回の文書書換え問題がその信頼を大きく傷つけたと受けとめて、信頼回復...全文を見る
○世耕国務大臣 ちょっと、答弁を訂正させていただきます。  電子決裁の利用率は、今、九五%を超えているというのが経産省の状況であります。残りをしっかりと電子決裁化していきたいというふうに思っております。  あと、総理や副総理・財務大臣の責任に関しては、もうこれは御本人がおっし...全文を見る
○世耕国務大臣 まさに鉄鋼については、二〇一七年の世界の生産量、これは約十七億トンになりますけれども、そのうち中国が八億トン強を占めているという状況であります。また、全世界で約七億トンとされる過剰な生産能力についても、中国が約半分を占めているというふうに見られています。  この...全文を見る
○世耕国務大臣 まさにそれは今、鉄鋼グローバルフォーラムで議論が行われているところだというふうに思っております。  グローバルフォーラムの中で特定の国を名指しにしていない以上は私も名指しにするわけにはいかないんですけれども、先ほど申し上げたように、世界の生産量十七億トンのうち、...全文を見る
○世耕国務大臣 それはちょっと違うんですね。  適用除外というのは二通りありまして、国別除外と製品別除外というのがあります。国別除外については、これは通商代表が取りまとめ役になっています。製品別除外というのは、これはロス商務長官が取りまとめの責任者になっています。  私が会見...全文を見る
○世耕国務大臣 この安全協定については、電力会社と自治体が任意に締結しているものでありまして、今御指摘の東海第二原発に関するものも含めて、国は直接関与する立場にはありませんので、コメントは控えさせていただきたいと思います。  ただ、他の電力会社においても、周辺自治体も含めて事前...全文を見る
○世耕国務大臣 私は、これは証人がいっぱいいますので、実は数カ月前からもう振りかえ宣言をしていまして、きょうはしっかり仕事をして、四月六日に、来週の金曜日に私は振りかえるということを宣言しました。  ただ、私のもくろみは二つの意味で外れてしまいまして、なぜ四月六日に数カ月前に設...全文を見る
○世耕国務大臣 改ざん、書換え、私は余り意識しないで使っていまして、いずれにしても、改正や修正ではないと思っております。悪意を持って書き換えたということで、改ざんという言葉も当たると思いますし、書換えも、悪意を持って行えば、これは書換えはいけない行為でありますと……(笠井委員「た...全文を見る
○世耕国務大臣 そういう意識を持って当たってまいりたいと思います。
○世耕国務大臣 それは、公文書を改ざんしないなどというのは、これは当たり前のことであるからであります。  本当に何か問題があれば御指摘をいただきたいと思いますが、問題が出ていない以上、私はやる必要はないというふうに思っていますし、もし出てきたら迅速に対応したいと思いますし、そも...全文を見る
○世耕国務大臣 高速炉開発会議については、二〇一六年十月の第一回から十二月の第四回までの間に、合計で四回、二時間三十二分の議論を行ったところであります。
○世耕国務大臣 この高速炉開発会議の趣旨というのは、そもそも原子力関係閣僚会議の決定を踏まえながら、今利害関係者とおっしゃいましたが、まさに高速炉開発にかかわる人たち、民間事業者も交えて、今後の方向性について関係者でしっかりと議論をして、頭合わせを行うものであります。  四回に...全文を見る
○世耕国務大臣 まず、結論ありきとおっしゃいますが、この会議はそもそもエネルギー政策の方向性を議論するものじゃないんですね。これはあくまでも、エネルギー基本計画で閣議決定をされ、かつ、関係閣僚会議で決定された方針をどう実行していくかという方向性でやっているわけですから、そういう意...全文を見る
○世耕国務大臣 いや、まさにこれは会議なんですよ。その会議で使われた資料というのは、まさに意思決定過程にあるものであるわけであります。その会議の結論というのが一つの方向性、まさに決裁に相当するものなのではないでしょうか。  そういう意味で、きちっとその議事の議事録も公開をし、資...全文を見る
○世耕国務大臣 この会議の前に何か決裁がとられたということは、私は、ないんじゃないかと思います。まさにこの会議が、決定するための会議でありますから、だから、そこに出されている資料、議事録が、まさに政策を決める過程のものをきっちり残していっているということだ、私はそれに尽きるという...全文を見る
○世耕国務大臣 今お話しいただいている点については、これは外交上のやりとりに関することでありまして、今おっしゃっている文書については、あるかないかも含めて、お答えは控えさせていただきたいと思います。  いずれにしろ、このプロジェクトに関して、日本政府の対応あるいは英国政府の対応...全文を見る
○世耕国務大臣 いろいろと、当然、日立に限らず、我々は、民間企業と対話をしているわけであります。  ただ、現時点において、何か政策的な支援について政府として決定をしたという事実はございません。
○世耕国務大臣 英国における原発建設計画については、これまで関係者の間でさまざまな議論をしておりますけれども、現時点で、政策的支援を含めて具体的に何らかの決定がされた事実はありません。
○世耕国務大臣 当然、所管している分野のいろいろな企業と我々は日常的なコミュニケーションをとるわけであります。これは別にこの件だけに関して申しているわけではなくて、個別の案件に関する個別企業とのやりとりについては、その企業の利害に影響を及ぼす可能性がありますので、お答えは控えさせ...全文を見る
○世耕国務大臣 これは、外交上のやりとりというのは、基本的には必ずしも全てがオープンにできるものではないということは御理解いただきたいと思います。  その上で、当然、歴史に対する説明責任という形で、公文書として認定されたものについてはきっちりと保管をし、そして、これは最終的には...全文を見る
○世耕国務大臣 それぞれ再就職に関しては、これは法律にのっとって行われている、我々が関与した形で行われているわけではないということを明確に申し上げておきたいと思います。  我々の政策というのは、何も特定の社のためにやっているわけではありません。日本全体のエネルギー政策、特に持続...全文を見る
○世耕国務大臣 原発輸出一般論として申し上げますけれども、原発を輸出するということは、日本の原子力技術に対する期待の声が各国から寄せられているわけであります。原発を何か縮小するあるいはやめる国が目立ちますけれども、やはり継続している国あるいは新規に始めたいという国も非常に多いわけ...全文を見る
○世耕国務大臣 なかなか時間がないんですが、ちょっとだけ、先週、週末に見に行きました。
○世耕国務大臣 この事業承継の今、支援というのは、何も経営者に早くやめてくれと言っているわけではなくて、頑張れる方は幾らでも頑張ってもらったり、ただ、御高齢になってくるとフットワークがなかなか重たくなるとか、やはり体がしんどくなるということであれば、早目に後継者は決めておいていた...全文を見る
04月03日第196回国会 衆議院 本会議 第15号
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○国務大臣(世耕弘成君) ただいま議題となりました生産性向上特別措置法案及び産業競争力強化法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  まず、生産性向上特別措置法案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  近年、第四次産業革命と呼ばれるIT分...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 城内議員にお答えいたします。  生産性の向上についてお尋ねがありました。  御指摘のとおり、日本経済は、少子高齢化による生産年齢人口の減少という制約要因を抱え、一人当たりGDPも伸び悩んでおります。  経済のパイを拡大し、国民全体が豊かになるために...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 松平議員にお答えいたします。  これから生じ得る就業構造の転換への対応についてお尋ねがありました。  日本経済の最大の弱点は、人口減少と言われますが、人口の減少という弱点は、むしろアドバンテージになり得ると考えております。  AIやロボットの活用に...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 浅野議員にお答えいたします。  日本の産業の強みと弱み、生産性向上特別措置法案及び産業競争力強化法等の一部を改正する法律案がもたらす変化についてお尋ねがありました。  日本の産業の強みは現場力や現場の良質なデータにあるのに対し、IT人材の不足や起業へ...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 太田議員にお答えいたします。  規制のサンドボックスにおける一元的相談窓口についてお尋ねがありました。  規制のサンドボックスである新技術等実証制度は、法律上は、事業所管大臣及び規制所管大臣に申請することとしていますが、事業者にとって、実施しようとす...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 菊田議員にお答えいたします。  地域未来投資促進法についてお尋ねがありました。  地域未来投資促進法は、従前の企業立地促進法の課題を踏まえ、地域の特性を生かして高い付加価値を創出し、地域経済への波及効果が多い事業を地域経済牽引事業として、サービス業等...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 笠井議員にお答えいたします。  労働生産性の向上と賃上げの関係など、安倍政権の経済政策に関するお尋ねがありました。  一九九〇年代後半以降、長く続いていたデフレにより、賃金上昇が抑制されてきました。  第二次安倍政権発足以降の三本の矢の政策によって...全文を見る
04月03日第196回国会 参議院 経済産業委員会 第2号
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○国務大臣(世耕弘成君) 第百九十六国会における経済産業委員会の御審議に先立ち、経済産業行政を取り巻く諸課題及び取組につきまして、経済産業大臣、産業競争力担当大臣、ロシア経済分野協力担当大臣、原子力経済被害担当大臣、内閣府特命担当大臣(原子力損害賠償・廃炉等支援機構)として申し述...全文を見る
04月04日第196回国会 衆議院 経済産業委員会 第4号
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○世耕国務大臣 生産性向上特別措置法案及び産業競争力強化法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由を御説明申し上げます。  まず、生産性向上特別措置法案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  近年、第四次産業革命と呼ばれるIT分野における急速な技...全文を見る
04月05日第196回国会 参議院 経済産業委員会 第3号
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○国務大臣(世耕弘成君) パリ協定を踏まえまして、二〇五〇年八〇%の温室効果ガス削減、この目標に対応するためには、従来の取組の延長ではなかなか難しいということであります。CCSですとか蓄電池ですとか、今までのエネルギー政策の議論ではなかなか数字で表に出てこなかったような選択肢も含...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) エネルギー基本計画の検討を行っていただいている総合資源エネルギー調査会の基本政策委員会、ここは割と数字ですとか具体的な技術ですとか需要の動向ですとか、そういうのを積み上げて議論をしていただいております。割とボトムアップ型の議論ということになります。  ...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) お地元の福井県には多数原発が立地しているわけでありますけれども、原発立地地域なくして我が国の原子力エネルギー政策は成り立たなかったこと、そして立地地域が我が国の電力供給を支えてきていただいたこと、これは政府として常に肝に銘じていなければいけないことだとい...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 今回の通商拡大法二百三十二条に基づいて安全保障を理由とする広範な貿易制限措置、こういったものは世界市場を混乱をさせて、そしてWTOのルールに基づいた多角的貿易体制にも悪影響を及ぼしかねないものだというふうに思っておりまして、極めて遺憾であります。  特...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 第四次産業革命に向けては、各国それぞれ強みあるいは逆に弱みがあるんだろうというふうに思っています。  例えば、アメリカはITの世界トップレベルの技術者がやはり集積をしている、そこに膨大なリスクマネーの提供者がいて、もう何兆円単位の資金を提供していってい...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 確かに、アメリカのGAFAと言われる、グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン、こういった会社は、まさにユーザーのデータをどんどんどんどん集めてビッグデータにして、そして更に彼らのサービスの品質を高めていっている。  私も最近、スマートスピーカー、...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 今回の不正事案は、危機対応融資を不適切に運用した、これが主な内容になるわけですが、それを組織として防げなかったという商工中金のビジネスモデルとガバナンスが本質的な問題だと思っています。  結果としてこうした不正事案全体を防げなかったことについて、商工中...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 今御指摘のとおり、商工中金、これから本当に改革をやっていかなければいけない。しかも、ビジネスモデルそのものが、今回のようなことをもう起こすようなことのないビジネスモデルに変える。そして、このビジネスモデルというのは地方の金融機関でさえまだ実現できていない...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 日本の鉄鋼、アルミ輸出に占めるアメリカ向けの輸出の割合というのは大体五から六%程度、余り、そんなに大きいわけではないという状況であります。しかも、一つ一つの品目を見ますと、高品質で他の国の製品と代替できないものというのも少なからずあるという状況でありまし...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) これは、アメリカも今回の追加課税に関しては、何も彼らなりにルールを無視してやっているわけではなくて、ガットの安全保障例外というルールを活用して今回の対応をある意味正当化をしているわけであります。ですから、安全保障上の理由というのが今回の措置の理由でありま...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) これは別に胸を張って言ったわけではなくて、このとき質問で、日本の対応が弱腰ではないですかということを記者側から聞かれたものですから、いやいや、閣僚レベルで正々堂々ときちっと申入れをしていますよということを申し上げているわけであります。  どういう働きか...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 鉄鋼やアルミニウムの世界的な過剰生産に対処することこそが今回の問題の本質だというふうに思っています。ともかく対抗措置の応酬になるということは、どの国の利益にもなりませんし、日本にとっても非常にデメリットが大きいと考えています。  今後、今回の措置の内容...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) これ、三月二日から何か変遷のようになっていますけれども、私の考えはもう三月二日から今日まで全く変わっておりません。それぞれの質問に応じてこういう発言をしているわけでありますけれども、今おっしゃるようなことは全くないということは明確に申し上げておきたいと思...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) アメリカに言うべきことをしっかり言っていかないとというのは当然のことだというふうに思っています。だからこそ、アメリカをしっかり自由貿易のルールの下に引き止めて、引き戻していくということも重要だと思いますし、まさに日米というのは世界の中でも最も先進的な経済...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 当然、アメリカをしっかり自由貿易の流れの中へとどめておくということは非常に重要だというふうに思います。しかし一方で、第三国による市場歪曲的措置に対してきちっとした対抗措置もとっていかなければいけない、これは日米だけではなくて、EUも含めて合意をしているわ...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 従来は、電力の需要に対して供給が不足がすることがないように、電力会社は十分な余裕を持って電源をあらかじめ用意をして安定供給を確保してきたわけであります。  これに対してネガワット取引というのは、需要家が使用電力を抑制することで電力の需給バランスの調整を...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) ですから、成長戦略と関係のある部分と、まさにこのピーク時対応に生かせるという部分が両方顔を持っている制度ではないかというふうに思っております。  今回、これだけ多い回数発動されたというのは、やはりあれだけたくさん集中的に雪が降ったと、はっきり言って大変...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) デマンドレスポンスは、今おっしゃったようなピーク時の対応とそれ以外の対応もある、しかも、上げのデマンドレスポンスもあるわけであります。それぞれの機能がしっかり適切にワークしているかどうか、それが最終的に消費者の電気代にどういう形で影響を与えているかについ...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 森友学園問題については、国民の皆さんから厳しい目が向けられているという点、そして行政の根幹は国民からの信頼で成り立っているという点を踏まえて、この問題については関係省庁が徹底的に調査を行って原因を究明していくことが何よりも重要だというふうに思っております...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 本当に石上議員はよく分かっていただいているんで、これやはり三十年から四十年掛かる長い作業であります。その中で、いろんな試行錯誤も含めて取組をやりながら、世界がかつて経験したことがない非常にレベルの高い大規模な事業を推進をしていかなければいけない、まさにス...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 二〇〇九年に余剰電力買取り制度で導入が始まった十キロワット未満の住宅用太陽光発電については、二〇一九年に買取り期間が終了する案件が生じ始めます。でも、別にここで住宅用の太陽光の重要性が終わるわけではなくて、逆に、EVとかFCVとの組合せなんということも今...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) この再生可能エネルギー、これをこれから日本で利活用を進めていくに当たって、日本はヨーロッパの国とは違って他国と電力ネットワークがつながっておりません。ですから、太陽光や風力が止まったときにどうバックアップをするかということをセットで考えていかなきゃいけな...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) まさに、今世界で実際に動いているロボット、主には製造用のロボットということになるかと思いますが、それの半分以上が日本製ということでありまして、これは成長戦略上もロボットというのは非常に重要な分野だというふうに思っておりますし、これからもコネクテッドインダ...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 下請取引の改善は、私も経産大臣就任以来各業界を回るなどして、特にガイドラインの策定あるいは業界団体による自主行動計画の策定ということで対応してきているわけであります。  光ファイバーについては今空前の好景気だということでありまして、各社がフル生産の状態...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 多くの上場企業では、まさに今もう連結決算も含めてグループ単位で企業経営が行われているのが実態であります。逆に、御出身の企業でも経験があったように、例えば海外における子会社の失敗が本体に甚大な影響を及ぼすというようなケースもあるわけであります。  ただ、...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 文書管理というのは適切になされなければいけないというふうに思っています。公文書管理法という法律もあるわけですから、法律を遵守して文書管理に努めることが何よりも重要だというふうに思っています。
○国務大臣(世耕弘成君) 個々の発言はよく分かりませんが、やはり大臣として私は、経産省の文書管理に関しては、これはある意味、監督責任というのがあるだろうというふうに思っています。ただ、全ての文書を私、自分で全部責任持てるかというと、それはなかなか全部見るのは大変ですから、そういう...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 株式会社という形態である商工中金と各省庁の調査に関して同列に論ずるのはなかなか難しいというふうに思いますけれども、商工中金も第三者の目は入れていますが、調査自体は商工中金自らの手で行っているわけであります。  具体的には、商工中金が設置をした第三者委員...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) これはあくまでも国会の中で削除も含めて判断されることでありますので、議員個人として申し上げたいことは幾つかありますし、私も過去削除になった経験もありますが、それは別に変なことを言ったというよりも、ちょっと与野党の調整の中で削除になったということもあります...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 議員の院内での発言というのは、これは憲法上、院の外で責任は問われないと、それだけ憲法上もこの発言の自由が約束をされて、自由な雰囲気の中できちっと思うところを述べれるようになっているということだというふうに思います。それゆえに、院内における発言というのはや...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 国家戦略特区のいわゆるサンドボックス的な機能もあるんですけれども、これは非常に地域が限定される等の問題があったわけであります。  今回の規制のサンドボックス制度は、あくまでも期間と参加するメンバーを限定をして行うという意味で、国家戦略特区におけるサンド...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 生産性向上特別措置法案の第十一条第四項において、主務大臣は、革新的事業活動評価委員会の意見を踏まえ、新技術等の実証計画を円滑かつ確実に実施されると見込まれること、当該計画の内容が新技術実証に関係する規定に違反するものではないことなどを確認の上、計画を認定...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 第十一条の六は、これは、認定しないときは当事者に通知をするということを定めているというふうに理解していますが。
○国務大臣(世耕弘成君) まさに第十一条四の三は、当該新技術等実証計画の内容がこの法律及び法律に基づく命令並びに前項第六号に掲げる新技術等関係規定に違反するものでないことというふうに定められております。
○国務大臣(世耕弘成君) 革新的事業活動評価委員会というのは、主務大臣が実証計画を認定するに当たって、専門的でかつ客観的な観点から実証計画の経済全般への効果に関する評価を行って、主務大臣に対して意見を述べるということになっています。これは、主務大臣が適切な判断を行うに当たって意見...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) ちょっと今記憶をたどっていますが、私、プレミアムフライデーで真っ先にやりたかったことが、一回目はカーリングをやりましたが、明るいうちにお酒を飲むということでありましたので、多分、友人と夕方四時ぐらいからバーへ行ってゆっくり飲んだんじゃないかというふうに覚...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) これ、四月は、恐らくゴールデンウイークの入口になったので、海外出張が入って、多分実行できなかったのではないかというふうに思っています。
○国務大臣(世耕弘成君) 基本的には実行しています。  ショッピングに行ったりとか家族で出かけたこともありますし、できない場合というのは、大体海外出張がもう金曜の夕方から入るというようなときはできなかったですし、国会がある場合もできないということになるわけでございます。
○国務大臣(世耕弘成君) 今御指摘のとおり、認知度が九割というのは、これは逆にクールビズとかよりも割と早く認知が浸透したかなというふうに思っています。ただ、やはり早く帰るということが一つ活動の大きなポイントになりますので、そういう意味で、実行となると、ネクタイ外せば済むクールビズ...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 地方とか中小企業での浸透という点では、成功事例も出てきていると思っています。例えば静岡市では、市や商工会議所が職員や会員企業に早期退社を呼びかけて、三百六十五の協力企業が商店街やお店でイベントを実施するということで、まさに働き方改革と消費喚起一体となった...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) それは御指摘のとおりだと思います。特に小売業、サービス業、飲食業、こういう方々は逆にプレミアムフライデーの受皿的なところでもあるわけであります。ですから、そういう方々におかれては、まずはプレミアムフライデーはビジネスチャンスとして捉えていただいて、消費者...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 特にITツールを導入した生産性の向上という観点でいきますと、やはりサービス業が多くなってくる、特に中小のサービス業というのが一番大きなターゲット。別にこれはそこに限った施策ではありませんけれども、やはりまだIT化が遅れていて、それが原因で生産性が低いとい...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 聞いております。
○国務大臣(世耕弘成君) これ、直接的に今、私もなかなか見通せないわけですが、いわゆる就活二〇二〇年問題というのは、オリンピックが開催される年であるため、就職・採用活動の特に場ですね、これがなかなか取れないんじゃないかということを言われているわけであり、まさに夏に当たりますから、...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) ちょっとこれ、資料は経産省じゃないんですね。これ、雇用関係によらない働き方と子育て研究会という研究会の方がまとめた資料で、議事録削除じゃなくても別に構いませんけれども、経産省作成ではないということはちょっとお断りしておきたいと思います。  私、人生百年...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 私も海外の閣僚と会談する機会は非常に多いので、そういった機会を使って福島産を含む日本産食品の輸入規制の緩和、解除を申し入れさせてもらっております。また、総理も必ず首脳会談で、相手が規制をまだ掛けている国であれば必ず申入れも行いますし、目の前で福島県産のミ...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) この問題に当たっては、有識者による商工中金の在り方検討会で御提言をいただきました。その提言の中では、例えば経営改善、事業再生、事業承継などに関して支援を必要としている中小企業ですとか、あるいはリスクの高い新事業に乗り出そうとしているけれどもうまく進められ...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) エネルギーの地産地消というのは、御指摘のように、地域の資源を活用して、そしてそれを地域の中で循環をさせて、大手電力会社にお金で流れていくというようなことにならないで地域の中で循環をする、そしてその過程で雇用も生むという点で非常に重要なものだと思っておりま...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 今御指摘のエネルギー情勢懇談会では、二〇五〇年に向けての議論ということで、その時々、世界第一線級の専門家に来ていただいて、最先端の状況について情報提供もいただくなどして議論を進めてまいりました。  その結果、再エネについては世界的に今価格低下がかなり進...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 今回の不正事案は、商工中金が危機対応業務を他の地域の金融機関と競争上優位性のある武器として認識をして利用していると、これが問題でありまして、検討会において危機対応業務の抜本的な見直しについて提言を取りまとめていただきました。この提言を踏まえて、危機対応業...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 避難指示の解除においては、先ほど事務方から答弁させていただいた解除の要件に基づいて、様々な声をいただく場である住民説明会や地元自治体との意見交換を丹念に重ねるなど、地元自治体や住民との十分な協議を行ってきたところであります。  ただ一方で、復興庁、福島...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 避難指示の解除というのは、ゴールではなくて、あくまでも復興のスタートだということをまず肝に銘じておかなければいけないと思っています。学校の再開、医療機関の整備など、徐々に帰還等の選択肢が具体化される環境にはなってきていますけれども、いまだに生活再建の途上...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 福島では、住民の皆さんの帰還に向けて、昨年春までに、大熊町、双葉町を除いて全ての居住制限区域、避難指示解除準備区域が解除をされて、復興再生に向けた動きがいよいよ本格的に始まっているわけであります。  一方で、ほかの東北地域と比べますと、事業活動の回復に...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 福島県における商工事業者が非常に引き続き厳しい状況にあるという認識は、これはもう私も同じ認識でございます。  私自身、就任以降、福島県に七回訪問しました。被災十二市町村の事業者の方々とそのたびにお話も伺ってきています。そうした中には、これ、福島相双復興...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 商工業の営業損害については、東電は、将来にわたる損害として個別事情を確認の上、事故との因果関係がしっかりと確認をされれば、年間逸失利益の二倍相当額を一括で賠償しているわけであります。  経産省としては、被害者の方々の置かれた状況は個々様々でありまして、...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 商工業の営業損害については、東京電力は、将来にわたる損害として年間逸失利益の二倍相当額を一括で賠償する、そして、損害が一括の賠償額を超過した場合は、個別事情を確認の上、事故との因果関係が確認されれば追加賠償ということになっています。  相当因果関係の類...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) これは本当に大変遺憾だというふうに思います。今、再発防止策を社長が御説明になりましたけれども、それをしっかり現場まで徹底してほしいというふうに思います。
○国務大臣(世耕弘成君) 東電における賠償体制については、全体の相談件数が減ってきているという中で、常設の相談窓口三十六か所での対応に加えて、被害者の皆さんと支払内容に関する見解が異なる案件などについて東京電力の担当者が戸別訪問を行うなど、相談対応に必要な体制は確保されているもの...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 電力システムでは、小型再エネを軸とした分散化が進むなど、分散化が今後のエネルギーの大きな流れの一つであるというふうに認識をしています。  そして、今御指摘のエネルギーの地産地消についても、先ほども答弁しましたが、地域資源を活用し、また地域の中で循環させ...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 再生可能エネルギーの発電事業というのはかなり長期にわたって行われるものですから、当然、この発電事業を行うに当たっては地域の御理解をいただきながら事業を進めていくことが重要だというふうに思います。  FIT制度の開始以降、地域住民とのトラブルが原因で計画...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 改正FIT法では、新たに自治体の条例なども含めた関係法令の遵守を認定基準に明確に位置付けていますし、関係法令の遵守違反が確認された場合には認定の取消しをすることになっています。  三大明神風力発電事業については、現時点で自治体や関係省庁から指導や命令等...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 関係法令に違反が確認されれば認定の取消しを行うことになるわけですが、現時点で認定の取消しを行うような関係法令の違反は認められないということでございます。
○国務大臣(世耕弘成君) コネクテッドインダストリーズは、やはり最初考えたときはドイツのインダストリー四・〇、これに対してどういうふうに対応していくのかというところを原点に出てきた概念であります。  ドイツのインダストリー四・〇は、これはまさに製造業において、製造の過程、まさに...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) まさにいろいろとまだ問題が抱えている、特に中小企業向けの地域金融、これを抜本改革する一つの先兵、先例に是非商工中金にはなってほしいというふうに思っております。
04月06日第196回国会 衆議院 経済産業委員会 第5号
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○世耕国務大臣 もう平議員はサンドボックス制度導入の経緯をよく御存じですからあれですけれども、このプロジェクト型のサンドボックス制度というのは、いろいろな意味で、割と身軽なところというか、やはり、国家戦略特区の地域型のサンドボックスの場合は、国と自治体と事業者が一体になっていない...全文を見る
○世耕国務大臣 今御指摘のように、まさに今、データをメーンにして、もちろん地域の意見も聞きはしたんですけれども、この地域未来牽引企業二千百四十八社というのを選ばせていただきました。  これは別に、選んで終わりじゃなくて、きちっと、地域経済牽引事業というのをしっかりやってもらわな...全文を見る
○世耕国務大臣 インダストリー四・〇というのは、これはドイツがものづくりのIT化を進めるという概念で打ち出しているわけであります。かなり、ものづくりのIT化という意味で、限定的な概念だなというふうに思っていますし、実際にドイツは、例えばものづくりのIT化というのは、これは特定の一...全文を見る
○世耕国務大臣 確かに、中小企業が全部サイバーセキュリティーを完璧にやることは難しいという前提に立てば、今おっしゃっているような、例えばクラウド型にするとか、あるいは遠隔監視みたいな形でやるというのは一案だというふうに考えております。
○世耕国務大臣 まさにこの絵がコネクテッド・インダストリーズの原点だというふうに思っているんです。ここのいわゆる負けパターンの上の絵というのは、これはまさにバーチャルデータの世界ですよね。ここでは残念ながら日本は大きなプラットホームを押さえることができなかったわけでありますが、一...全文を見る
○世耕国務大臣 なるべく民主導でしっかりやっていく必要はあると思いますけれども、やはり政策的にサポートしなければいけない分野もあると思っています。  まず、今我々が始めているのは、重点五分野にある程度絞らせていただいています。コネクテッド・インダストリーズの概念の広がりというの...全文を見る
○世耕国務大臣 今お示しいただいた図にも明確に出ているように、やはり中小企業の設備の老朽化というのが進んでいる。これの一番大きなポイントは、やはり固定資産税の負担が非常につらい。ある程度償却の終わった古い設備を使っていて、新しい設備を入れた方が生産性が上がることは経営者はわかって...全文を見る
○世耕国務大臣 産革機構というのは、もちろん国のお金が入っているわけですから、基本的にそれをきちっと有効に使っていくということが大変重要でありますが、一方で、投資ファンドという性格を持っているわけなんですね。特にベンチャーとかというところになりますと、これは必ずしも一つ一つが全部...全文を見る
○世耕国務大臣 今御指摘のように、世界では、特にITなどを中心にして、極めて大きな規模の新興企業が急成長しているという状況であります。  そういう中で、いわゆるプラットホームという形で、本当に、ビジネスの土台を押さえてしまって、なかなかそれに後から入っていっても勝てない、グーグ...全文を見る
○世耕国務大臣 まさに経産省は、成長戦略を担っていく、最も中心にならなければいけない役所だというふうに思います。  ただ、一方で、成長を実現していくためには経産省だけでもだめですし、やはり人材づくりという意味では文科省とも連携しなきゃいけないし、あるいは、これから成長著しいのは...全文を見る
04月09日第196回国会 参議院 決算委員会 第1号
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○国務大臣(世耕弘成君) 今御指摘のように、今御指摘のあった医療分野での活用以外のところで、例えば予防ですとか健康管理といったところで活用されている。特に、太りやすいとかこういう病気になりやすいということが分かれば、それぞれの利用者の行動変化を促して、自主的な健康維持増進につなが...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 今も二〇三〇年へ向けてのエネルギー基本計画の検討の中で、この再生可能エネルギーを主力電源にしていくということをお示しをさせていただいているところであります。  その理由は、やはり現行の基本計画でも重要な低炭素エネルギー源だと位置付けられているということ...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 我々としてもコネクト・アンド・マネージをしっかり進めたいと思いまして、その具体策について今検討を進めているところであります。また、それを待つのではなくて、できる限り系統をみんなで分かち合って使えるようにということで、過去の実績を基に将来の電流の流れをより...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) やはり、二〇三〇年以降のことも見据えればこの系統の一定の増強が必要になるというふうに思いますが、当然コストが掛かるわけであります。  今はこれ、託送料金制度で回収することになっているんですが、系統が増強される地域の電力会社が多くのコストを負担するという...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 本当に、かなり多くの支店にまたがったこういった不正事案があったということは本当に遺憾でありますし、国民の皆さん、これ税金を使った利子補給ということになりますから、申し訳ないことだというふうに思っています。  根本は、やはり商工中金のビジネスモデルとガバ...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 完全民営化については、この四年後に、今、新たなビジネスモデルを確立するということになっていますから徹底検証したいというふうに思いますし、四年を待たずに定期的にモニタリングをして、しっかりと改革が進んでいるかどうかということも見た上で、そして、危機対応業務...全文を見る
04月10日第196回国会 衆議院 経済産業委員会 第6号
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○世耕国務大臣 この件に関しては、柳瀬審議官御本人が、これは個人としてということだと思いますが、けさほどコメントを出されたというふうに承知をしております。  いずれにしても、これは総理秘書官時代の話であるわけでありますので、経済産業大臣の立場としては、コメントは差し控えさせてい...全文を見る
○世耕国務大臣 産革機構では、二〇〇九年七月の設立以来、ことし三月までに、LP出資を通じたものも含めて、計三百六十二件、一兆四百九十三億円の支援決定を実施してきております。金額では再編関係が半分となっていますが、件数ベースで見ますと九割以上がベンチャー関係の投資となっております。...全文を見る
○世耕国務大臣 我々もいろいろベンチャー業界ですとかあるいは有識者の声も聞いているわけですけれども、例えば、今の一般のベンチャー企業では、なかなか、十億円集めるというのが大変難しいわけですよね。そういうところにやはり産革機構がリスクをとって出資決定をするというのは、これは非常にあ...全文を見る
○世耕国務大臣 これまでやってきたところのいいところは大切にしながら、更に改善した方がいいという点を、特に投資機関としての能力を更にアップしていくという観点からの改善を行うための法改正であります。
○世耕国務大臣 経産大臣が他省庁のファンドに積極的に口を出すというつもりははっきり言ってありませんけれども、やはりこの産革機構というのは規模も大きいわけです。これが、経産省所管の、しかも産革機構が直接やるやつだけではなくて、ファンド・オブ・ファンズとしての機能を発揮して、他の官民...全文を見る
○世耕国務大臣 これは当然、機構は、口は出さないとはいっても、それぞれのファンドの業務の実績については機構がしっかり評価をしていくことになるというふうに考えております。
○世耕国務大臣 全く落合議員と私は同じ問題意識を持っています。  官民ファンドが、ほっておくと政府の補助金のかわりに使われるというようなことがあってはいけない。これは私、実は官房副長官時代から官邸で強く主張しておりまして、当時、官邸に各種官民ファンド、今はもう十を超える官民ファ...全文を見る
○世耕国務大臣 これから産革機構がファンド・オブ・ファンズとして対応するファンド、一体どういうものになるかということについては、これは、先ほど申し上げた新しい経済政策パッケージで示された方針に基づいて、まず、所管しているクールジャパン機構について検討していきたいというふうに思って...全文を見る
○世耕国務大臣 政府系、官民ファンドというのは、本当にあり方として非常に難しいわけであります。  ファンドとしては、個別の案件がたとえ損が出たとしても、全体としてきちっと利回りがあれば、それでファンドとしては成立をするわけであります。ですから、まずその点はしっかり見ていきたい。...全文を見る
○世耕国務大臣 国からのお金が投入されている官民ファンドという性格上、情報開示は適切に行われることが重要だと思っていまして、産革機構としても、積極的な情報開示に向けて不断の見直しを行っているところであります。  一方で、やはり個別の企業、しかもまだ成長段階にあるような、いわゆる...全文を見る
○世耕国務大臣 なかなか難しい御質問なんですけれども、一方で、結局、事業承継する人がいなくて、すばらしい技術が死んでいくのでは、私は意味がないというふうに思います。この委員会でもたしか注射針の会社のことが取り上げられていましたが、やはりそういった技術が大企業あるいは中堅以上の企業...全文を見る
○世耕国務大臣 この評価委員会については、まず、委員の直接の利害を有すると考えられるような議題が上がる場合には、その委員は審議に参加しないこととするなど、公平性に疑念を抱かれないよう運用を工夫したいと思いますし、また、一部の、特定の企業の営業上の秘密につながるようなことを除いて、...全文を見る
○世耕国務大臣 今おっしゃっている地域限定型のサンドボックスは、これは国家戦略特区の方で措置をされるわけでありますが、これは、対象地域を特区の自治体に限定をして、そして、国と自治体と事業者、三者が一体となって先端的な実証実験の具体化を図るものであります。また、テーマについても、自...全文を見る
○世耕国務大臣 御指摘の趣旨は一定の理解はしますけれども、我々は今、法案をお願いしている立場であります。  今、御懸念を解消するという意味では、事業者にとってどちらの制度がいいのかというのは、これはどっちを持っていっていいかわからないなんということになったら困りますから、例えば...全文を見る
○世耕国務大臣 法律が成立した後、長期間経過している規制法令の中には、従来の手法ではなくて、革新的な技術を利用することで、特に安全面とかの規制の目的を一層適切に達成することが可能なものがあるわけでありますから、今回のこのサンドボックスでは、新しい技術と規制の関係が時代に適合してい...全文を見る
○世耕国務大臣 一連の報道については、これは経済産業大臣としてはコメントは控えさせていただきたいというふうに思います。  今御指摘の点は、恐らく、革新的事業活動評価委員会、この委員会の例えば委員の任命を内閣総理大臣が行うようになっている、あるいは、この評価委員会による勧告が内閣...全文を見る
○世耕国務大臣 あくまでも、このサンドボックス制度というのは、各省に対していろいろな調整をしていかなければいけないんですね。それができる役所というのは、基本的には内閣府ということになるわけであります。  これは何か内閣総理大臣としての権限ではなくて、内閣府の長たる、内閣府の大臣...全文を見る
○世耕国務大臣 まさに日本は、現場に蓄積したリアルデータが強みだというふうに思っています。それは、製造業とかサービス産業だけではなくて、それこそ介護、医療といった現場にも、そういったデータ、国民皆保険制度のもとで貴重なデータが存在をしている。まさに、これから第四次産業革命の中で、...全文を見る
○世耕国務大臣 御指摘のように、異なる企業間のデータ連携を進めるためには、やはりデータのフォーマットを整えるということが非常に重要になる。これがまさに、企業が協調していけるかどうかがかかっているところだと思います。自社の過去のやり方にこだわらずに、お互い譲り合って、一つの共通のデ...全文を見る
○世耕国務大臣 事実関係は先ほどから説明があるとおりでありますけれども、今回は委託事業になるわけですね、それが学校の授業のカリキュラムの中で行われていたということになるわけであります。  ですから、委託事業の内容に経産省が一定の責任を持つという必要はあるんだろうとは思いますけれ...全文を見る
○世耕国務大臣 セキュリティーの観点から、個別の事案の詳細をお答えすることは控えさせていただきたいと思いますが、今回の事案についても、NISC等と連携をしながら、状況を確認し、適切に対応をとっております。  この件にかかわらず、当然、これは経産省だけではありませんが、霞が関の人...全文を見る
○世耕国務大臣 重要な研究情報の流出は今のところ確認をされていないということでありますけれども、いずれにせよ、今回、産総研においてこのような事案が起こったということはまことに遺憾であります。  現在、NISC等の関係機関と緊密な連携をとりながら、産総研において徹底的な原因究明を...全文を見る
○世耕国務大臣 官邸のその手の管理がどうなっているかというのは、ちょっと残念ながら、私も官邸の事務の方をやっていたわけではありませんので、私自身、わかりかねるところでございます。
○世耕国務大臣 いや、本当に、その秘書官の面会した人の記録がどうなっているかというのは、私は全くわかりません。
○世耕国務大臣 CO2という観点でいえば、ハイブリッドは、少なくともガソリン車よりは確実に減らすことになるだろうというふうに思います。EVも、ガソリン車と比べればCO2は減らすことにつながっていくんだろう。ただ、EVの場合、注意しておかなければいけないのは、その電源が一体どういう...全文を見る
○世耕国務大臣 御通告いただいていないので、ちょっと数字がややアバウトだということは御理解いただきたいと思います。  あるどこかの機関か会社が一度計算をしていましたが、ガソリン車のCO2の排出量を一〇〇とした場合に、ハイブリッド、これは世界共通で、大体六〇前後、五八だったかと思...全文を見る
○世耕国務大臣 ガソリン車に比べてという前提ではそういうこと。これは、国によっては、ハイブリッドよりもEVの方が結果としてCO2を出すという国も出てきちゃうんですね、石炭火力の比率が多ければ。ただ、日本においては、少なくともハイブリッドもEVもガソリン車よりはCO2の排出量が少な...全文を見る
○世耕国務大臣 ちょっとその講演の全体像がわかりませんし、趣旨として何をおっしゃっているのか、例えば廃棄物の話とかリサイクルの話まで含めておっしゃっているのか、その辺ちょっと私は定かではありません。  やはり事前にそこはチェックをさせていただいた上で、人の発言に関して論評すると...全文を見る
○世耕国務大臣 いずれにしても、ちょっと講演の全体像を見せていただかないと、この場では論評は控えさせて、ただ、経産省とすれば、もちろん、エコカー減税とかやっているわけですから、そういった車の普及を進める立場であることは間違いないと思っております。
○世耕国務大臣 今回、これはあくまでも我々の支援事業なんですね。広報活動なんです。経産省が予算をつけて、講師の手配とかその旅費とか、そういうのを負担をして行っている事業ということになりますから、その内容に関して責任を持つということは重要だというふうに思いますが、今回の件は、特に原...全文を見る
○世耕国務大臣 憲法上の判断となると、ちょっと、法制局長官に答えてもらわないと、私の立場ではなかなかその判断は難しいというふうに思いますが、少なくとも、誤解を与えかねない対応であったということは認めざるを得ないと思います。
○世耕国務大臣 まあ、担当者は、恐らく、補助事業である、支援事業であるということで、その授業の内容に責任を持とうとしたのかもしれませんけれども、いずれにしても、今おっしゃっているところを、指摘したことも含めて、誤解を与えかねない対応だったというふうに思っております。
○世耕国務大臣 いわゆる学校の授業というところを使った形での、ちょっと授業と事業がわかりにくくてあれですが、授業、学校のいわゆるクラスを使った授業そのものを支援するという形での広報活動はやめさせてもらう。  ただ、コンテンツの提供、今、田嶋委員がおっしゃったような、古いタイプで...全文を見る
○世耕国務大臣 最近は、我々、例えばエネ基の検討の場ですとか、あるいは二〇五〇年に向けての懇談会の場でも環境省には参加をしてもらって意見を言える状態で座っていてもらうというように、環境省とも、あるいは外務省とも連携をしております。  教材づくりに関しても、環境省そのものとやるか...全文を見る
○世耕国務大臣 あえてドイツのインダストリー四・〇との比較という面においては、ドイツは、やはり製造業のシステムというのが一つの企業、一つのIT企業がしっかりと押さえている。企業間の連携もまた別の企業が押さえている。その中に組み込んでいくというのがドイツのアプローチであります。一方...全文を見る
○世耕国務大臣 私はそんな悲観論には立たないんですけれども、一方で、冷静に見て、おくれている部分もあるんだろうと思います。  例えば、インダストリー四・〇という概念は、大分先行してドイツは打ち出して、我々のコネクテッド・インダストリーズはそれを追いかける形で出ていったというのも...全文を見る
○世耕国務大臣 まず、これは中小企業中心になりますけれども、やはり経営者の意識改革というのが必要だというふうに思います。恐らく、こういう人材構成になっているということは、そういう人材はある意味雇わなくていいと経営者が判断したところもあるんじゃないかというふうに思っています。  ...全文を見る
○世耕国務大臣 私個人の、大臣を一年半ほどやってみた感触でいくと、アンテナは別に低くなっていないと思っています。いっぱい情報は入っていると思います。やはり、それを政策に落とし込むところ、そこの力量というか省庁間の調整とか、そういったところにやや時間がかかってしまうというようなとこ...全文を見る
○世耕国務大臣 ジャパン・パビリオンだけ行っているわけではありませんから。行ったときにはそれ以外のこともいろいろやっていますので。ちゃんとやっています。相手国と再生可能エネルギーの議論もしています。そういったところの協力の議論もしております。  私は、やはり、それこそユーティリ...全文を見る
○世耕国務大臣 私は、そういう演説はしません。
○世耕国務大臣 我々は、やはり閣議決定されたエネルギー基本計画に沿って政策を進めていく。また、今その見直しの作業をやっているという立場でありますから、私は、自分の性格的に言って、そういう立場を尊重したスピーチをするわけであります。  河野さんとは私もいろいろ意見交換をしています...全文を見る
○世耕国務大臣 一方で、世界のことを勉強すればするほど、やはり各国、いろいろ事情が違うんだなというところがいっぱい出てくるわけであります。  我々のエネルギー政策というのは、パフォーマンスでやるわけにはいきません。一刻たりとも停電を起こすわけにはいきません。そういう視点でしっか...全文を見る
○世耕国務大臣 だからこそ、二〇三〇年の姿、さらに二〇五〇年の姿を我々はお示しをしている。それに基づいて、経営者として、それぞれの事業者が判断されることだと思っております。
○世耕国務大臣 革命という言葉には大きく二通りあると思っていまして、いわゆるロシア革命、フランス革命といった、ある意味、「従来の被支配階級が支配階級から国家権力を奪い、社会組織を急激に変革すること。」これは広辞苑にそう書いてあります。そういう革命と、もう一つは、「ある状態が急激に...全文を見る
○世耕国務大臣 まず、今回、中小企業の設備投資に伴う固定資産税を三年間ゼロにする、これは非常に、今評価をいただきましたけれども、いいインパクトを与えたというふうに思います。私自身も、以前、二分の一の特例をつくったときでもすごいなと思いましたが、これをゼロにするという思い切り踏み込...全文を見る
○世耕国務大臣 ちょっと、余り差を認めると、さっきの田嶋委員への答弁とそごが出てくるわけでありますけれども、でも、こういったIT、いわゆるGAFAというような巨大企業は生まれてこなかったというのは事実だと思っています。  これはいろいろなファクターがあるというふうに思っています...全文を見る
○世耕国務大臣 今回、地域未来牽引企業、二千百四十八社選びましたけれども、これは、どうしても、RESASというデータベースから選んだ関係上、やはりそれなりに実績のある企業になってしまうということは御理解をいただいていると思うんですが。  一方で、割と企業としての年齢が若い会社も...全文を見る
○世耕国務大臣 今回、サンドボックスを実施していく中では、事業者に対して、当然、安全性ですとか公益性を確保するため、期間、場所、方法を限定をして、そして参加者の同意を得ること、そして実証実験の管理監督を行うことなど、実証を適切に実施するために必要となる措置を講ずることを求めている...全文を見る
○世耕国務大臣 そこは御心配ないと思います。  評価委員会がしっかりと勧告を淡々と出す。そこに総理大臣が何か絡むということはありません。その評価委員会が勧告を出すということを決めたときに、それを内閣府の長として総理大臣が手続として行うわけであります。  経産省でも、例えば、い...全文を見る
○世耕国務大臣 私は、この水素の利活用というのは非常に重要だと思っています。先ほどから議論になっている再生可能エネルギーを使っていく上でも、最終的に他国とつなぐことができない日本は、やはり水素で蓄電をするというのが一つのブレークスルーだというふうに思っています。  そんな中で、...全文を見る
○世耕国務大臣 改めて、地域独自に水素ステーションをつくっておられることには敬意を表したいと思いますが、水素ステーションの整備、運営費とも非常に高額でありまして、水素ステーションの整備を今後進めていくためには、こういったコストの低減が不可欠であります。  経産省としては、水素ス...全文を見る
○世耕国務大臣 いずれにしても適切な支援をしっかり検討してまいりたいと思います。
○世耕国務大臣 今回、昨年十月に国の支援事業の一環で開催された講演に際して、事前に資料を入手し、講師を務める方に対して、北海道経済産業局の職員が、エネルギー源のメリット、デメリットを生徒に公平に伝える趣旨で行われたというふうに認識をしておりますが、これは国の予算を使っての支援事業...全文を見る
○世耕国務大臣 本件のほか、北海道経済産業局の職員が講演資料を事前に確認した事案が一件、先ほどお話ししたとおり、ありました。ただ、これは、資料の修正依頼は行っていないということであります。ニセコ高校の件についてのみ、北海道経済産業局の職員の依頼を踏まえ、講演者が資料を修正したとい...全文を見る
○世耕国務大臣 今回のような誤解や懸念を生じさせるような事態が起こったということは、大変私としても遺憾だと思っております。  ですから、このような誤解や懸念を二度と生じさせることがないようにするため、今回の事案の対象でありますエネルギー教育モデル校事業については、平成三十年度の...全文を見る
○世耕国務大臣 当然、これは我々の予算を使っている事業でありますから、その内容に関してきちっと責任を持つことは非常に重要なことだというふうに思っています。  ただ、今回、原子力に限ってのみ修正を申し入れたということ自体は、誤解を招きかねない事案だったというふうに思っております。...全文を見る
○世耕国務大臣 御指摘のあった厚労省の平成二十七年版労働経済の分析においては、我が国で労働生産性の上昇が賃金上昇に必ずしも結びついてこなかったことについて、四つの仮説が可能性として示されていると承知をしています。一つは、企業の利益処分が変化をし、人件費への分配が抑制された可能性、...全文を見る
○世耕国務大臣 製造業全体及び輸送機械産業の海外生産比率については、経産省として行っている海外事業活動基本調査によれば、一九九九年度から二〇一六年度まで、それぞれ年度により増減しているものの、全体としては増加をしている傾向にあります。  具体的には、製造業全体で見ますと一一・四...全文を見る
○世耕国務大臣 経産省が実施をしております海外事業活動基本調査によれば、海外現地法人の従業員数は、一九九九年度に三百十六万人であったものが、二〇一六年度に五百五十九万人となっております。
○世耕国務大臣 産業活力再生特別措置法、これは一九九九年制定でありますが、及び産業競争力強化法、これは二〇一三年制定でありますが、それぞれにおいて、産業活動の新陳代謝を進めるという観点から事業再編などへの支援を行ってきているところであります。  その際、雇用の安定は重要な政策課...全文を見る
○世耕国務大臣 ルネサス社に対しましては、まず、二〇〇三年、経営資源の効率的な活用の観点から、日立製作所と三菱電機の半導体事業を分社、統合する際に、産活法の認定を行い、登録免許税の減免ですとか日本政策投資銀行の低利融資を実施しています。また、二〇一〇年、同様の観点から、NECの半...全文を見る
○世耕国務大臣 このルネサスは、東日本大震災による被災ですとか、あるいはタイの洪水などを背景に業績が非常に厳しくなって、希望退職の募集ですとか、あるいは生産拠点の一部譲渡、閉鎖を含む厳しい構造改革を行ってきたことは事実であります。  しかしながら、そういった状況を乗り越えて、I...全文を見る
○世耕国務大臣 過労死などということは、これは我々、なくしていく、働き方改革の中でなくしていくということでありまして、本当に、御遺族には心からお見舞いを申し上げたいというふうに思っております。
○世耕国務大臣 やはり、しっかりと競争力をつけることによって雇用や給与の上昇につなげていくことこそが、本質的に重要なことだと思っております。  このルネサスにおいても、最近では国内雇用をふやしているし、給料もふやしているということであります。
○世耕国務大臣 逆に、この法案は、この二十年の縮み志向、リストラをやっていればいい経営者なんだという、このデフレマインドから切りかわるという意味で、私は非常に重要だと思っています。  これから積極的に投資を行い、そしてしっかりと会社も利益を上げ、そして従業員の働き方も改革をされ...全文を見る
04月10日第196回国会 衆議院 本会議 第17号
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○国務大臣(世耕弘成君) 堀越議員にお答えいたします。  石炭火力から再生可能エネルギーへのシフトについてお尋ねがありました。  国民負担を抑制しつつ、再生可能エネルギーの最大限の導入を進めていくことが政府の基本方針です。他方、全ての面において完璧なエネルギー源がない中で、ス...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 下条議員にお答えいたします。  石炭火力発電についてお尋ねがありました。  石炭火力は、安定供給や経済性の面ですぐれており、一定程度の活用を図っていくことが適切ですが、CO2という環境面での課題があることから、一定の歯どめも必要と考えております。 ...全文を見る
04月11日第196回国会 衆議院 経済産業委員会 第7号
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○世耕国務大臣 予想どおりの答えになって申しわけないんですけれども、お尋ねの一連の国賠訴訟に関しては、国に責任はないとする判決もあるわけでありますが、一方で、国の責任を一部認める判決も多くあると認識をしておりますが、いずれにせよ、係争中の事案に関する内容でありますため、コメントは...全文を見る
○世耕国務大臣 福島第一原発の事故に関する事故処理ですとかあるいは賠償の対応については、事故の当事者である東電が最後まで責任を持って行うという大原則があるわけであります。その大原則のもと、国も、原子力災害からの復興について前面に立ってその役割を果たしていくという立場に立って対応し...全文を見る
○世耕国務大臣 経産省は、基本的に、こういう申入れをしたいというような御要望をいただいたときは、それは基本的に前向きに対応させていただいている。  ただ、その受け方については、やはりそれぞれすり合わせはしっかりさせていただきたい、ケース・バイ・ケースで判断をさせていただくという...全文を見る
○世耕国務大臣 まさに御指摘のとおりだというふうに思います。  金融政策、財政政策に加えて、やはりしっかりとした成長戦略を打ち出していくということが重要であります。これまでもいろいろ打ち出してきているわけでありますけれども、引き続き、企業が成長できるようにいろいろな取組を続けて...全文を見る
○世耕国務大臣 まず、資料一でお示しいただいた現状、これは大変厳しいものだと思います。  要因を話し出すともう切りがないぐらい、いろいろな要因があると思っていますが、特にアメリカを中心に、巨額な資金があるマーケット、あるいは、この二十年間やはりデフレにずっと、デフレ経験をしてき...全文を見る
○世耕国務大臣 今、Knotという話を、私はかなり新しいもの好きだし物欲の塊なんですけれども、全然知らなかったので、今見せていただいて、なかなかすてきで、後で値段を教えていただければと思いますけれども。  まさに、シンギュラリティーとか人工知能の世界というのは、バーチャルデータ...全文を見る
○世耕国務大臣 それはあり得ると思いますね。自治体が中心となって、地場産業を組み合わせてまさにそういう製品をつくるということは、十分あり得るんじゃないでしょうか。
○世耕国務大臣 これは別に、自治体の計画に全部、そこに企業の経営のことを全部書いてあるわけではなくて、主人公はやはり企業なんですね。  私は、地場産業と申し上げたのは、別に自治体に完全に閉じてやってくれと、いや、閉じたケースもあると思いますよ、集積地をつくっていくとかいうケース...全文を見る
○世耕国務大臣 これは、どうしても固定資産税を減免してゼロにするという、まさに制度論になるわけですから、固定資産税というのは、これは市町村の税収になるわけなので、そこのゼロを認めるかどうかについては、やはりこれは自治体の認定の権限が、付与するということは、仕方ないと言うとあれです...全文を見る
○世耕国務大臣 これは、新しい経済政策パッケージを閣議決定する際に、この名前が正式に決定されたというふうに認識しています。
○世耕国務大臣 私は、十分これは革命的な政策だと思っています。いろいろ言いたいことはいっぱいありますが、シンプルに言うと、特に固定資産税は、これはみんなびっくりしていますよ。固定資産税ゼロというのは、これは政策としてはかなり踏み込んだ政策であります。  革命的な成果を上げられる...全文を見る
○世耕国務大臣 今御指摘のように、世界各地で、新たな技術ですとか今まで考えられなかったようなビジネスモデル、これが社会実装されて、いろいろな構造変化が起きていると思っています。  今御指摘のエストニア、これはもう大変なIT先進国で、私は、現地に行ったときに、閣僚が首からICカー...全文を見る
○世耕国務大臣 御指摘のように、日本企業のデジタル化というのは大分課題があるというふうに思っています。  例えば、企業がデータを利活用している割合が、米国では四一%、ドイツが三一・七%であるのに対して、日本は一六・四とおくれているというデータもあります。  しかし一方で、少し...全文を見る
○世耕国務大臣 まさにそのガイドラインを私、官房副長官時代に問題意識を持って取りまとめました。官民ファンドがたくさん、第二次安倍政権が発足してからできまして、これがあたかも第二の予算だとか補助金がわりに使われてはいけないというふうに思っています。  官民ファンドの考え方はなかな...全文を見る
○世耕国務大臣 ベンチャー投資の件数はそこそこいっているけれども額が少ないということですが、これは日本のベンチャー投資そのものの額も少ないということでありまして、ですから、結果として、今、日本のベンチャー投資の二割程度は産革機構が下支えしているという、これが健全であるかどうかとい...全文を見る
○世耕国務大臣 先ほども申しましたように、産革機構の投資というのは、やはり官民ファンドという特徴がありますから、あくまでもこれは民業補完の観点というのも失ってはいけないというふうに思っていまして、民間の投資家がなかなか投資をしないような分野、そういったところの事業活動を後押しする...全文を見る
○世耕国務大臣 まさにこの目標水準というのは、決して産革機構と経産省だけで決めているわけではなくて、先ほどお話しいただいた、官民ファンドの全体の横串を通した中で、他のファンドともしっかり横で見ながら、これは政府全体で決めさせてもらっています。  そういう意味で、何かお手盛りで、...全文を見る
○世耕国務大臣 やはり、産革機構の投資について、私は、リスクの高い、民間がなかなか手を出さないベンチャー案件、これにしっかり投資ができるようにしておかなければいけないと思いますし、一方で、比較的収益が安定している、これも一定のリスクはありますが事業再編案件など、これを組み合わせて...全文を見る
○世耕国務大臣 同じ答えになっちゃうんですが、分野別でKPIを絞ってしまうと、やはり、特にリスクの高いベンチャー案件への投資を萎縮させるのではないか。  ただ、こういう形で、結果としてベンチャーの投資案件が件数はこれぐらいで、お金のベースではこれぐらいで、そして回収率がこれぐら...全文を見る
○世耕国務大臣 ルネサスは、二〇一三年に産革機構が出資を行って以降、生産の合理化ですとか事業の選択と集中などを進めて、利益率を大幅に改善してきたところであります。  今後、このルネサスは、自動走行など、IoTの進展に伴う新たな競争環境に対応しながら、MアンドAも含めて、さらなる...全文を見る
○世耕国務大臣 今、これは二段階、評価委員会が判断するという形になっているわけですけれども、まず、前段の規制の特例措置の整備の判断と後段の新技術等実証計画の認定の判断は、やはり判断の内容ですとか要件が異なるということから、主務大臣がそれぞれの判断についてこの評価委員会の意見を聞く...全文を見る
○世耕国務大臣 今お示しの円グラフは、これは我々政府の中の会議でも議論をしたところであります。  その結果として、未来投資戦略二〇一七というのがありまして、その中で、「残された課題」ということで、「企業において、大胆な経営判断が必ずしも十分になされておらず、変革よりも現状維持に...全文を見る
○世耕国務大臣 柳瀬審議官本人が、きのう、個人としてコメントを出されたというふうに、経済産業省の記者クラブに出したということでありますけれども、そういうふうに認識をしています。  いずれにしても、これは、総理秘書官時代の話である以上、私は今経産大臣としてここにおりますので、コメ...全文を見る
○世耕国務大臣 現在の上司は私でございます。
○世耕国務大臣 参考人として国会に出席するかどうかは国会でお決めになることだと思います。
○世耕国務大臣 私は、今ここへ個人として座っているのではなくて、経済産業大臣として立っているわけでありますので、これは経済産業省の中で起こった話ではなく、総理秘書官時代の話でありますので、経産大臣としてのコメントは控えさせていただきたいと思います。
○世耕国務大臣 柳瀬審議官は私の部下ではありますが、これは経済産業省の部下であります。今御指摘の事案は、総理秘書官時代の話である以上、経産大臣としてコメントはできない。  柳瀬審議官本人は、きのう、個人としてコメントを出されていると承知をしております。
○世耕国務大臣 会話はいたしました。
○世耕国務大臣 御本人が、この報道の内容が余りにも自分の記憶とかけ離れているので、コメントを出したいということでありました。  私は、それはオーケーもノーも言う立場にはありませんが、聞きおいたということであります。
○世耕国務大臣 あくまでも、内容は、これは経産省の職務に関することではありません。ですから、そういう意味では、経産省が出したということではありません。  ただ、場所は経産省の記者クラブ、当然、経産省にもきのうは記者がかなり詰めかけておりましたから、経産省の記者クラブ。出すに当た...全文を見る
○世耕国務大臣 今私、ずっとここにおりますので、携帯かけていいのなら把握できますけれども、済みませんが、わかりません。
○世耕国務大臣 私は、聞き取りをしたわけではありません。聞き取りなどをする必要があるとすれば、これは秘書官のポジションである内閣官房が行う話だと思います。私には本人から連絡があっただけであります。コメントを出したいということでありました。
○世耕国務大臣 私は、これを了とする立場にはありません。個人のことでありますから、聞きおいたということであります。
○世耕国務大臣 あくまでも参考人としての出席は、これは国会でお決めになることだと思っております。
○世耕国務大臣 いずれにしても、総理秘書官時代の話である以上、これは経産省の職務とは関係ありませんので、経産大臣の立場としてコメントは控えさせていただきます。
○世耕国務大臣 これはいずれにしても委員会での話でありますから、大臣としてのコメントは控えさせていただきたい。あくまでも国会でお決めになる話だと思っております。
○世耕国務大臣 いずれにしても、これは総理秘書官時代の話である以上、これは経産省の業務とは関係ありませんので、コメントはできないということであります。国会の出席については国会でお決めになることだと思います。
○世耕国務大臣 いずれにしても、柳瀬審議官本人が、きのう、個人としてコメントを出しているというふうに承知をしております。また、総理秘書官時代の話である以上、経産大臣の立場としてコメントは控えたいと思います。国会の出席については国会で御判断をいただきたいと思います。
○世耕国務大臣 いずれにしても、柳瀬審議官御本人がきのうコメントを出しているわけであります。いずれにしても、総理秘書官時代の話である以上、経産大臣の立場としてコメントは控えさせていただきます。
○世耕国務大臣 私は、この場には経産大臣としておりますので、経産大臣として誠意を持って対応させていただいているつもりでございます。
○世耕国務大臣 先日の御質問に、私は、まずは自治体の声をしっかり聞きたいというふうにお答えをしたわけですが、その趣旨は、地域住民の声をどのように反映をさせていくかということや、また、それを全国的な制度とするかなども含めて、各地域の実情に詳しい立地自治体と密接にコミュニケーションを...全文を見る
○世耕国務大臣 今御指摘のSSGですけれども、これは法的な義務ではなくて、自主的に設立された組織だというふうに認識をしております。  そういう意味で、今まさに原子力小委員会で御議論いただいているような防災や産業振興、地域住民との対話を担う地域共生のためのプラットホーム構想、まだ...全文を見る
○世耕国務大臣 私も広報出身の人間でありますから、広報は発信するだけではなくて、やはり聞くことも非常に重要だと思います。  今、原子力小委員会でも御議論いただいていますが、地域の声をどういう形で吸い上げていくか、また、こちらの考えと地域の考えをどうすり合わせていくかというような...全文を見る
○世耕国務大臣 この特措法の目的は、産業構造や国際的な競争環境が急速に変化する中で、第四次産業革命時代において、日本の産業が国際競争力を強化していくために、コネクテッド・インダストリーズなどの促進を通じて生産性革命を実現することだというふうに考えています。  もうちょっと長く言...全文を見る
○世耕国務大臣 なかなか難しい御質問ですけれども、究極は、やはり自分の企業が成長していくというために投資を行うものだというふうに考えております。
○世耕国務大臣 私も、結構片仮名が多いといって、いつも地元では大分苦情を受けていまして、随分票を減らしているんですけれども。  今おっしゃるように、一応、今回、〇・九%の成長を倍増させるという目標を持っております。まさにアベノミクスは、その成長の期待というのをしっかりつくってい...全文を見る
○世耕国務大臣 私も一度でいいから、大臣として、自由にやってくれと言ってみたいものですけれども、やはり法制度、規制の中で行政が運営されている中では、一定の制約があるのはいたし方ないことだと。  私も、認定とかいうのを読んでいて、認定する側に本当にビジネスのセンスがあるのかとか、...全文を見る
○世耕国務大臣 アメリカに出てきたGAFAのようなものがなぜ日本に育たないのか。いろいろな要因はあります。いっぱいいろいろな要因はありますが、一つは、やはり規制に対する考え方というか、国柄というべきところまでいっていると思いますね。  私の同僚の参議院議員の三宅伸吾議員がまだ日...全文を見る
○世耕国務大臣 やはり、規制の壁はできる限り取り払ってしっかりと進んでいく、そのようにしていきたいというふうに思っております。
○世耕国務大臣 日本経済の最大の弱点は人口減少だと言われているわけです。十五から六十五歳のいわゆる生産年齢人口というのが、二〇六〇年には現在の半分になるという試算もあるわけであります。大変深刻であります。  しかし、この第四次産業革命によって、逆に、この人口減少という弱点、これ...全文を見る
○世耕国務大臣 いろいろな政策が考えられると思いますが、端的に言いますと、この資料でも出ていますが、同じサービス産業、同じ分野でも日米で相当生産性に開きがあるわけでありますから、まずは、サービス産業の生産性そのものをしっかり上げていくということが非常に重要ではないかというふうに考...全文を見る
○世耕国務大臣 今まさに、御指摘の点は、政府の中で人づくり革命ということで議論をさせていただいております。  何か経産省は余り教育の話をしてはいけないみたいに思われがちですけれども、我々も積極的に議論に参画をしていきたいというふうに思います。特に、これからの産業に必要な人材をつ...全文を見る
○世耕国務大臣 私も教育全体がそれでいいとは思っていませんが、経産省の役割としては、やはり産業界の声も反映をさせていくということが重要であって、そこはやはり、文科省は文科省で、今おっしゃったような姿勢も重要だというふうに思います。  それは、政府全体でバランスのとれた議論をやっ...全文を見る
○世耕国務大臣 よくなっていると考えております。  特に、三本の矢のうち一本目の矢、金融政策、これが、今までとは違った異次元の対応をとったことによって日本経済をよみがえらせているというふうに思っております。  私の担当している成長戦略のところも、しっかりと、まだこれから道半ば...全文を見る
○世耕国務大臣 世界と連動しているところは否定いたしません。世界経済とやはり緊密に連動していますし、日米経済はやはり緊密に連動していますから、ダウとある程度連動するという面もあるだろうと思います。  ただ、一方で、やはりリーマン・ショックからの立ち上がり期に世界が積極的に金融緩...全文を見る
○世耕国務大臣 余り金融政策に私が言及をするとあれなんですけれども、私は、やはり、黒田総裁を続投させて、今の金融政策を継続させるという判断、これは産業界からも強く支持をされているというふうに思います。  特に、二%インフレをしっかり起こしていく、二十年以上続いたデフレからしっか...全文を見る
○世耕国務大臣 IT分野における急速な技術革新に伴って、産業構造ですとか、あるいは国際的な競争環境が急激に変化しているこの第四次産業革命の時代において日本の産業の国際競争力を強化していくためには、コネクテッド・インダストリーズの促進などを通じて生産性革命を実現することが喫緊の課題...全文を見る
○世耕国務大臣 本当に、時間軸の感覚、スピード感というのは非常に重要だというふうに思っています。  サンドボックス制度をやっていく中で、その事業、実証が完全に終わってから何かを始めるのではなくて、やはり、途中でしっかり状況もモニタリングしながら、ああ、これならこういう規制はもう...全文を見る
○世耕国務大臣 御指摘のとおり、経産省で中小・小規模事業者向けのいろいろな新しい施策をやると、そのたびに相談窓口みたいなものができていくわけであります。これはどうしても、地方までしっかり施策を浸透させて、身近なところで御相談に乗るという意味では仕方のない面もあるわけですけれども、...全文を見る
○世耕国務大臣 今回の法案で導入する情報管理の認証制度については、単に制度を創設するだけではなくて、広く中小・小規模事業者において認証を取得することができるよう環境整備を進めることが重要だと思っています。  このため、認証機関の業務として、情報管理に関する指導助言を行うことを位...全文を見る
○世耕国務大臣 御指摘のように、多くの中小・小規模事業者が人手不足という課題に直面をしているわけであります。一方で、今回の法案で導入する情報管理の認証制度の認証をとるためには、例えば社内規程の整備など、認証を受けるための人的リソースを投入する必要が出てくるということが考えられるわ...全文を見る
○世耕国務大臣 御指摘のように、二〇一三年六月に閣議決定をされました日本再興戦略の日本産業再興プランにおいて、そこから三年間を集中投資促進期間と位置づけているわけであります。  これは、三年間で設備投資を、二〇一二年度、このころ六十三兆円に落ち込んでいたわけですけれども、そこか...全文を見る
○世耕国務大臣 御指摘のように、事業承継税制に関しては、これは約十年前に導入をして、この十年間で実績は二千件程度ということでありますから、やはり使い勝手が悪くてなかなか活用が進んでこなかったと思っています。いろいろ、何年かに一回マイナーチェンジもして、少しでもということをやってき...全文を見る
○世耕国務大臣 昨日の参考人質疑における神津参考人の発言というのは、後で私も見させていただいているところでありますけれども、産業競争力強化法の事業再編計画の認定に当たっては、従業員の地位を不当に害するものではないということを法律上の要件とさせていただいております。具体的には、労働...全文を見る
○世耕国務大臣 最近増加している親族外の承継を支援するため、今回の法案によって、MアンドAによる事業承継の際に必要な登録免許税や不動産取得税の軽減を措置することとしておりまして、これによって、MアンドAに係るコストが低減をされ、親族外の事業承継が活性化することが期待をされます。 ...全文を見る
○世耕国務大臣 御指摘のように、経営者による個人保証については、創業や事業の展開といった経営者の新しいチャレンジや円滑な事業承継を阻害する要因になるなど、企業の活力を阻害する面が指摘をされています。  このため、融資の際に、一定の要件を満たす場合には経営者の個人保証を求めないこ...全文を見る
○世耕国務大臣 現在、サンドボックス制度を採用していることを経産省として確認できている十八カ国がありますが、この十八カ国においては、フィンテック、金融分野を中心に特定の分野において実施をしておりまして、日本のように分野を限定していない国はないというふうに承知をしております。
○世耕国務大臣 もちろん、評価委員会による認定が行われるということが大前提になりますけれども、今この法案を審議いただいている段階では、排除されないということになると思います。
○世耕国務大臣 このサンドボックス制度においては、参加者等の同意を得ることその他当該実証を適切に実施するために必要となる措置を講ずること、これを事業者に求めているわけであります。  これは、例えば、例ということになりますけれども、特に安全性への配慮が必要な実証事業の場合には、事...全文を見る
○世耕国務大臣 これは、先ほどお答えしたとおり、その実証事業の認定を行っていく段階において、これは、法律上、当該実証を適切に実施するため必要となる措置を講ずることというのが法律で定められているわけであります。  そういう中で、特に安全性への配慮が必要な場合、まさに自動運転なんか...全文を見る
○世耕国務大臣 革新的事業活動評価委員会は、実証計画の認定などに際して、専門的かつ客観的な評価を行って、主務大臣の適切な判断に資するために設置するものであります。  評価委員会の委員は、各省庁の所掌の枠を超えた幅広い分野、領域に及ぶ内外の社会経済情勢及び革新的事業活動の動向に関...全文を見る
○世耕国務大臣 今、具体的にウーバーが日本でどういうビジネスを開いていくか。今、日本では、ライドシェアはまさに御指摘のように白タクに当たるわけでありますから、一部の特例が認められた、京都府の北部だったと思いますが、そこ以外では法令上できないことになっているわけであります。また、ウ...全文を見る
○世耕国務大臣 第四次産業革命が進展する中、世界各地において、新たな技術やビジネスモデルの社会実装による構造変化が起きているわけであります。  こうした世界の潮流を踏まえて、規制のサンドボックスの日本版である新技術等実証制度においても、第四次産業革命に代表される新技術やビジネス...全文を見る
○世耕国務大臣 また先ほどと同じ答弁になりますが、今回の制度は対象となる事業分野をあらかじめ限定しているわけではありませんので、御指摘のライドシェアについても、申請はいただくことは可能であります。  ただ、実証を行うに当たっては、当然、生命や身体の安全、これが極めて重要であるこ...全文を見る
○世耕国務大臣 おっしゃるように、安倍政権が一定の評価を得ている背景には、やはり、経済を第二次政権発足以降よくしてきた、この点があるんだろうというふうに思っております。  ただ、ここまでは、やはり一番引っ張ってきたのが金融政策上の効果だったというふうに思っています。もちろん我々...全文を見る
04月11日第196回国会 衆議院 予算委員会 第21号
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○世耕国務大臣 基本的には、東海第二原発への資金的な協力については、東京電力などの受電会社がみずからの経営責任において判断すべきものだと考えます。  東京電力は、新々総合特別事業計画において、賠償や廃炉の責任を貫徹するためにも、さらなる経営の健全化を進めていくこととなっているわ...全文を見る
○世耕国務大臣 原賠機構が出資をしている、株の過半数を持っているというのは、東京電力に廃炉や賠償、そして電力の安定供給の責任を貫徹させるために行ったものであります。  賠償に支障が生じるおそれがある場合を除いて、事業運営における個別の判断は経営陣の裁量で行われるべきだと考えてお...全文を見る
04月13日第196回国会 衆議院 経済産業委員会 第8号
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○世耕国務大臣 御指摘の案件については、これは柳瀬審議官が総理秘書官時代の話でありますので、経産省としてお答えすることは控えたいと思いますし、柳瀬審議官が国会へ行くかどうかというようなことについては、これは国会でお決めいただくことだと思います。  この法案のサンドボックス制度や...全文を見る
○世耕国務大臣 ですから、評価委員会がいろいろ評価をして、その結果を踏まえて主務大臣が最終的に判断をしていくということになるわけであります。  この評価委員会に関しては、これを、各省庁にまたがるいろいろな案件があるということで内閣府に置いております。総理はあくまでも内閣府の長と...全文を見る
○世耕国務大臣 評価委員会の委員については、このサンドボックス制度というのは、今回、エリアを限定しているわけではありませんので、内外の社会経済情勢及び革新的事業活動の動向に関してすぐれた識見を有する者を任命することとしております。その人選については、委員により代表される意見、学識...全文を見る
○世耕国務大臣 なかなか、それがわかっていれば、私、自分でビジネスでやりたいと思うぐらいなんです。それぐらい、シンギュラリティーというのは、はっきり言って、なかなか何が起こるかまだ予想しづらいところがあるだろうと思っています。  ただ、シンギュラリティーというのは、あくまでも人...全文を見る
○世耕国務大臣 いろいろなデータがあると思いますね。  例えば、自動運転を開発していくに当たっては、やはり、国が持っている、土地に関する地図情報ですと、我々、国土地理院が政府にあっていろいろなデータを持っていたりしますから、そういったデータに対するニーズが出てくる可能性もあると...全文を見る
○世耕国務大臣 まず、何かこの法案ですごく制限をしているというわけではないわけであります。  基本的には、どんなものが手が挙がってきても、もしかしたら我々が想像していないようなアイデアもあるかもしれませんから、そういったものにも対応できるようになっているのがこの法案のたてつけで...全文を見る
○世耕国務大臣 どの分野というのはなかなか想定しづらいですが、データを共有する、民間がそれぞれ持っているデータを共有するということであります。  例えば自動運転の分野でいえば、各社が自分でとってきた走行データ、これをきちっとフォーマットをそろえて共有をすることによって、例えば、...全文を見る
○世耕国務大臣 十分理解します。  もう既に、ちょっと今、不勉強で申しわけないんですが、こういう仕組みというのはもうできていて、例えば医療情報に関しては、こういう仕組みをやる、まさにこのビッグデータを取り扱う事業者の認定制度みたいなのはたしかできていたと思いますし、それもまたほ...全文を見る
○世耕国務大臣 サンドボックスについては、私が経産省の大臣として責任を持ってお答えをさせていただいているところでありますから、そういう形で、サンドボックスに関しては私が対応させていただきたいと思います。
○世耕国務大臣 産革機構によるジャパンディスプレイへの出資については、平成二十三年に、今御指摘のとおり、二千億円出資をいたしました。その後、平成二十六年には、まず保有株式の半分弱を千六百七十四億円、ですから、これはかなりキャピタルゲインがあったということになるわけですが、千六百七...全文を見る
○世耕国務大臣 なかなか、今やはり、液晶というかディスプレーのビジネスというのは、本当に浮き沈みというか、かなり変化が激しい業界だなと思います。  この間、山崎委員の前の委員会で配られた資料にも出ていましたが、あれだけ花形だったサムスンの大型液晶が、もう今衰退産業の方に入ってい...全文を見る
○世耕国務大臣 これはもう全く救済措置ではない、今申し上げたような新しい有望な技術をいかにビジネスとして伸ばしていくか。これは、産革機構もジャパンディスプレイもいろいろな戦略を考えて、私もある程度聞いていますけれども、それはちょっと、ここで言うとライバルに手のうちを明かすことにな...全文を見る
○世耕国務大臣 もうずっと昔から日本は開業率が低いと言われてきておりまして、そして、そういう中で、日本再興戦略の中で、開業率一〇%、現状のほぼ二倍を目指そうという目標を立てたわけでありますけれども、この目標の達成は、じゃ、政府が何か意図的に責任を持ってやれる目標なのかというと、も...全文を見る
○世耕国務大臣 デービッド・アトキンソンさんは、政府でも、生産性とかあるいはインバウンドの増加などに関していろいろアドバイスをいただいていますし、私も、書かれているものはかなり読んでいる方であります。御指摘ごもっともなところはあるというふうに思っています。  やはり、新陳代謝が...全文を見る
○世耕国務大臣 まず、事業承継の支援なんですけれども、我々は、どんな事業者でも支援をしていくつもりはないわけであります。やはり、計画的に承継を検討し、また、承継の後、事業展開をしっかりやっていく意欲のある事業者、これの承継を支援をしていくということになっているわけであります。 ...全文を見る
○世耕国務大臣 特に、経産省では、ITと、そしてデータ、ビッグデータを扱う分野における社会人の学び直しが大変重要だと考えておりまして、その考えに基づいて、第四次産業革命スキル習得講座認定制度をいよいよこの四月からスタートをさせたところであります。  そして、もう既に、第一回の認...全文を見る
○世耕国務大臣 経産省の職員は、まず公務員法上、兼業、副業は職務専念義務に違反しますのでできませんし、彼らは決して年収だけで仕事をしているわけではなく、やはりやりがいがあるからやっているわけでありまして、やりがいをもっとつくっていくように大臣として頑張っていきたいと思います。 ...全文を見る
○世耕国務大臣 御指摘のとおり、事業承継問題は、日本経済全体の問題として捉えなければいけないと思っています。雇用にもGDPにもやはり深刻な影響を与えかねない問題だというふうに思っています。承継前、そして承継するとき、そして承継した後、各段階に応じて、あらゆる政策を総動員して取り組...全文を見る
○世耕国務大臣 フォーカスがぼやけているという厳しい御指摘……(松平委員「済みません」と呼ぶ)いやいや、いいんです、それは。  ただ、我々も、一応これは、中小企業の声を聞いてこの制度を考えさせていただいていますし、やはり、十年前の価値でいきなり相続税が飛んでくるかもしれない、そ...全文を見る
○世耕国務大臣 御指摘のように、切れ目なく、小さなところから比較的大きい中小企業まで支援をしていかなければいけないと思っています。  今話に出ております、小規模な企業のマッチングを主に行っている事業引継ぎ支援センターについては、直近三年で成約件数が五倍以上になる、急増しているわ...全文を見る
○世耕国務大臣 日本の創業五年後の企業生存率というのは八一・七%でありまして、これは他の欧米諸国に比べて非常に高い水準にあります。創業者が中長期的に事業を更にそこから、ただ生き残っているだけではなくて、もっと発展させることができるよう支援をしていくということが非常に重要だと思って...全文を見る
○世耕国務大臣 やはり、欧米に比べて、開業率が半分程度ということでありますから、非常に低い水準だというふうに思っていまして、これはしっかりふやしていかなきゃいけないと思います。  要因はいろいろあると思います。まず、いわゆるベンチャーキャピタルという、ベンチャーにお金を出資する...全文を見る
○世耕国務大臣 やはり、この評価委員会のメンバーあるいは運営方法というのは、誰から見ても公平で透明性のあるものでなければならないというふうに思っております。  委員を人選したときも、これから人選が行われるわけでありますけれども、それも、どうして、どういうバランスでこういう分野の...全文を見る
○世耕国務大臣 今までいろいろな、評価委員会の運営とかあるいは主務大臣の認定について、この委員会でずっと御説明をさせてきていただいているわけですが、そういった仕組みをしっかりと透明性を持って運用をして、そして、この実証計画の認定プロセスにおける公平性、透明性を確保していくことにし...全文を見る
○世耕国務大臣 事業者から提出される個別の実証計画については、主務大臣のうち規制所管大臣が当該実証に関係する規制に違反しないと判断した上で認定するわけであります。  計画の認定に当たって、評価委員会は主務大臣に対して意見を述べることとなっているわけですが、意見の内容は、新技術等...全文を見る
○世耕国務大臣 新技術等実証制度は、革新的な技術やビジネスモデルの社会実装を促進するための仕組みを整備するものであります。独創的なアイデアを持つ方や革新的なビジネスモデルをスピーディーに事業化したいと考えるいわゆるベンチャー経営者など、幅広い方々に使っていただきたいと思っています...全文を見る
○世耕国務大臣 これは、柳瀬審議官の職務として官邸に入った。柳瀬審議官は特に通商交渉などで海外との交渉などを担当している、これが私から見た彼の担務でありますから、その担務の一環として首相官邸を訪問しているというふうに認識をしております。
○世耕国務大臣 これも、朝から新聞記者にも聞かれていますが、まだ全く、行くも行かないも決まっておりません。
○世耕国務大臣 これは、私の立場ではわかりません。
○世耕国務大臣 これも、首脳会談でのテーマとか、そういうことがどういうふうになるかということにもよろうかと思いますが、通常、経済がテーマになるような総理の外遊には、経産審議官は同行をしております。過去……(田嶋委員「して」と呼ぶ)しております、通常、過去のケースとしてですね。 ...全文を見る
○世耕国務大臣 報道等で承知しております。
○世耕国務大臣 彼は今、経産審議官でありますから、経産審議官としての職務を全うする、これは公務員としての私は義務だというふうに思っています。  一方で、証人喚問とかそういうのは国会がお決めになることだというふうに思っていますし、証人喚問ということでしたら、これは出席しなければな...全文を見る
○世耕国務大臣 これは、まさに過去の政策を検証して、その評価をやった上で、今回も政策を出させていただいております。  例えば、産業競争力強化法、今回改正させていただくわけですが、これはもともと、長引くデフレで低迷してきた日本経済を再興するために、三つのゆがみ、過少投資、過剰規制...全文を見る
○世耕国務大臣 今、中小企業の現場では人手不足が最も深刻な課題でありまして、少ない人数でもしっかりと事業が継続できるよう、生産性向上につながる設備投資を力強く支援することが今回の趣旨であるわけです。  ただ、そういった中で、企業が収益、雇用を増加させることは地域経済にとって歓迎...全文を見る
○世耕国務大臣 まず、新事業特例制度については、今、副大臣が答弁したと思います。  あと、グレーゾーン解消制度については、これはもう事業としてやることが前提になってしまっていますから、逆に、役所の側が一回それをオーケー出しちゃうと、もう本当にその事業に、ゴー、お墨つきを与えるこ...全文を見る
○世耕国務大臣 もちろん継続をさせて、そして、今度導入するサンドボックスとあわせて、うまく連携して、一番適切な手段をとってもらえるようにしたいと思っています。
○世耕国務大臣 まさに、今御指摘のとおり、世界各国で、サンドボックスの名称のもとで、はっきり言って技術や人材のとり合いが進んでいるわけであります。  こうした中で、今回、日本のサンドボックス制度というのは、これはフィンテックに限らずに、ありとあらゆる分野でやれる可能性を持った、...全文を見る
○世耕国務大臣 いずれにせよ、今御指摘の事案は、これは柳瀬経産審が総理秘書官時代の話でありますので、経産大臣としてコメントすることは控えさせていただきます。
○世耕国務大臣 私は、それを論評する立場にはありません。
○世耕国務大臣 いずれにしても、これは、私は経産大臣としてここにおりますので、コメントする立場にはありません。
○世耕国務大臣 経産省の職務に関することではないわけです。これは首相官邸に勤務していた時代の話でありますから、経産大臣としてはコメントは控えさせていただきます。
○世耕国務大臣 これは、報道があってからも私は柳瀬経産審と仕事をしておりますが、しっかり職務に専念してやってくれていると思います。特に支障は感じておりません。
○世耕国務大臣 いろいろ想像して言っていただいていますけれども、日常業務、経産審議官としての職務に何ら支障はありません。私が大臣として一緒に仕事をしておりますから、何の支障も起こっておりません。
○世耕国務大臣 まだ、来週の訪米のことについては、これは総理の日程が決まっているだけでありまして、内容等まだ決まっておりませんので、何ら決まっておりません。
○世耕国務大臣 国会への出席については、国会でお決めになることだと思っています。  いずれにしても、業務に支障は出ておりません。
○世耕国務大臣 私は、論評する立場にはありません。
○世耕国務大臣 私は、その声に対応する立場にはないわけであります。
○世耕国務大臣 下命する立場にはありません。
○世耕国務大臣 私であります。
○世耕国務大臣 個人的なことまで下命する立場にはありません。  私は、経産大臣としての職務に関して経産審議官である柳瀬氏に下命できるわけでありまして、それにはおのずと制限がかかっているというふうに思います。
○世耕国務大臣 それは、経産省のクラブが彼の一番身近にあったからじゃないですか。それは、私が出させたわけではありません。彼の個人のコメントを、彼が経産クラブで配ったということであります。
○世耕国務大臣 経産省の職務と関係なく、前任の首相官邸にいた当時のことに関して下命をする気はありません。
○世耕国務大臣 福島第二原発に係る安全協定は、先ほどからも御説明しているとおり、電力会社と自治体が任意に締結したものであるわけであります。  この安全協定の考え方としては、やはり立地自治体の立場が尊重されることが、これが基本だというふうに理解をしていますけれども、各原子力発電所...全文を見る
○世耕国務大臣 ちょっと、先ほどの答弁で、東海第二を、私、福島第二と言い間違えましたので、訂正させていただきたいと思います。  地元自治体の同意は、これは法令上、再稼働の要件とはなっていません。これは、理解を得る範囲や方法について、それは各地の事情がさまざまであることから、国が...全文を見る
○世耕国務大臣 当然、立地地域に対するいろいろな手当てというのは、やはり地域の希望もよく聞きながらやっていかなければいけないというふうに思っています。  我々としては、自治体の声を聞くという、自治体はやはり選挙で選ばれたトップがいる組織でありますから、自治体の声を聞くというのが...全文を見る
○世耕国務大臣 SSGというのも、これも法定ではないというふうに聞いておりますけれども、いろいろな工夫をして地域の希望というのを吸い上げていくことは非常に重要だというふうに思います。  今、省内で検討もしておりますので、いろいろな形をよく検討していきたいと思いますし、それはまた...全文を見る
○世耕国務大臣 これはまさに、まず、私がここで答弁していることが、これがある程度縛りになるわけです。まさに国会の法案審議というのは、こういう我々の意思というのを確認されているわけですから、我々は、評価委員会が暴走するようなことがないように、これはもう万全を期していくということを今...全文を見る
○世耕国務大臣 苫小牧市は、今御指摘のように、地域未来投資促進法に基づいて、自動車関連産業の集積ですとか、あるいは、苫小牧、自動運転をやっていく上で、寒冷地のデータというのも収集していかなければいけませんから、そういう雪が多い、寒いところだという特性を生かした自動走行分野における...全文を見る
○世耕国務大臣 やはり大企業の工場の閉鎖や撤退というのが立地地域の雇用や経済に大きな影響を及ぼすということは、本当に強く認識をしております。まさに、この間もお話ししましたが、和歌山か室蘭かみたいなところがあって、和歌山の方が助かって、あのときも、相当、もし万が一閉鎖になったら大変...全文を見る
○世耕国務大臣 全くおっしゃるとおりだと思いまして、特に投資業務のプロフェッショナルで世界に通用する人材となると、まさに相場観はこういうところなんです。場合によってはCEOよりも投資実務の若い人の方が給料が高い、成果主義のところなんかは年収が高いというケースもたくさんあるわけであ...全文を見る
○世耕国務大臣 最終的な目標の数字としては、やはり生産性を、これまでの、二〇一五年までの五年間の平均値である〇・九%の伸びから倍増させて二%にするということ、そして、二〇二〇年度までに対二〇一六年度比で設備投資額を一〇%増加させる、そして、二〇一八年度以降三%以上の賃上げ、これが...全文を見る
○世耕国務大臣 フェイスブックの個人情報の不正流出問題の中身その他については、報道などを通じて承知をしているわけですけれども、日本は、法律上、個人情報に関する業務を担うのは、個人情報を所管する個人情報保護委員会ということになっている。これは経産省に権限がないものですから、個人的な...全文を見る
○世耕国務大臣 これは、私も少し問題があるのではないかなというふうに思います。  今御指摘のように、経産省のホームページにも、日本共産党のホームページにもありました、いいねボタンは。  やはり、情報を拡散するためには、いいねとかシェアで拡散せざるを得ないので、これはみんな使っ...全文を見る
○世耕国務大臣 これは御理解いただきたいんですが、どうしてもこれは個人情報保護に関する業務ということになりますので、これは個人情報保護委員会がお答えする話ということになってしまいます。  ただ、一方で、フェイスブックは、やはり、これだけ国際的に反発の世論が盛り上がっている、そし...全文を見る
○世耕国務大臣 今回の特措法に基づく公的データ制度で提供をされると我々が想定しているのは、主には、地図データ、衛星データなど、個人情報以外の産業データを想定しているところであります。  公的データの提供に当たっては、そのデータを保有する行政機関などが、データ提供そのものの必要性...全文を見る
○世耕国務大臣 個人情報を想定はしておりませんけれども、この法律上、個人情報を排除しているものではありません。ただし、あくまでも行政機関等個人情報保護法をクリアしない限りは提供されることはないということであります。
○世耕国務大臣 あくまでも個人情報に係るデータがもし提供されるようなことになったときは、これは個人情報保護法に基づいて、ともかく人の名前がわからないようにするとか、そういうことが前提になるわけでありますから、御指摘のようなことは想定されないんではないかと考えます。
○世耕国務大臣 幾つか前提があるんですが、まず、我々は、基本的に、個人情報を想定してこの法律をつくっているわけではなくて、地図データ、衛星データなど、個人情報以外の産業データが活用されるということを想定しています。  ただ、個人情報に対して、使われることも排除はしていないもので...全文を見る
○世耕国務大臣 開業率、廃業率の現状につきましては、現在、開業率が五・六%、この戦略策定時の平成二十五年度の四・八%から上昇傾向にあります。一方、廃業率については、平成二十八年度が三・五%でありまして、ここ最近、年によっていろいろぶれはありますけれども、三から四%の範囲内で推移を...全文を見る
○世耕国務大臣 まず、政府の目標というのを設定しています。これは開業率を欧米レベルに持っていこうということの中でありますけれども、平成二十五年六月に閣議決定された日本再興戦略においては、まず、大前提として、開業率が廃業率を上回る状態にして、そして開業率、廃業率が米英レベル、という...全文を見る
○世耕国務大臣 今回の法案における措置は、あくまでも事業承継ですとか、あるいは創業促進を目的としたものでありまして、何も廃業の促進を目指したものではありません。  特に事業承継については、経営者の高齢化が進む中で待ったなしの課題でありまして、地域やサプライチェーンにとって重要な...全文を見る
○世耕国務大臣 まさにその点は、私も先頭に立ってやらせていただいています。下請取引の改善、これは、世耕プランというのをぶち上げて、ともかくこれは徹底的に改善をしていく。そのことが中小企業の生産性の向上にも資するものだというふうに思っています。  また、これから、中小企業が生産性...全文を見る
○世耕国務大臣 まず、今あるグレーゾーン解消制度は、事業をそのまま継続的にやるということが前提になっていますので、どうしても規制官庁は、その規制の適用関係を確認する段階で非常に慎重になってしまって、個別案件への回答というのが非常に時間がかかったり遅くなるという問題点がありました。...全文を見る
○世耕国務大臣 プロジェクト型規制のサンドボックス制度である新技術等実証制度は、独創的なアイデアを持つ方々や革新的なビジネスモデルをスピーディーに事業化したい起業家など、幅広い方々に使っていただくことを想定しています。  できるだけ多くの事業者や起業家に活用してもらえるよう、イ...全文を見る
○世耕国務大臣 やはり、日本の中小企業というのは、私も東大阪のことはよく知っておりますので、もう国の宝と言ってもいいぐらい、非常に重要だと思います。世界からも注目されて、私、海外へ行って、やはりみんなから、日本の中小企業のノウハウを教えてほしいということも言われるわけであります。...全文を見る
○世耕国務大臣 ただいま御決議のありました両法案の附帯決議につきましては、その趣旨を尊重してまいりたいと考えております。     ―――――――――――――
04月17日第196回国会 衆議院 本会議 第19号
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○国務大臣(世耕弘成君) 福田議員にお答えいたします。  米国による鉄鋼、アルミニウムの輸入制限措置についてお尋ねがありました。  今回のような広範な貿易制限措置は、世界市場を混乱させ、多角的貿易体制にも悪影響を及ぼしかねないものであり、極めて遺憾です。こうした日本の立場につ...全文を見る
04月18日第196回国会 衆議院 経済産業委員会 第9号
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○世耕国務大臣 原子力緊急事態宣言については、先ほど参考人から答弁があったように、原子力災害の拡大の防止を図るための応急の対策を実施する必要がある限り継続しているというふうに認識をしています。ただ、一方で、避難指示を始めとする個々の原子力災害対策については、原子炉の状況ですとか周...全文を見る
○世耕国務大臣 まさに海洋国家である日本は、EEZの広さになりますと、これは世界第六位を誇っているわけであります。そして、その広範なEEZの海底に眠る豊富な資源があることが確認されているわけですが、それを本当に価値あるものにするためには、やはりちゃんと陸上に持ってこないとだめだと...全文を見る
○世耕国務大臣 三・一一の反省を生かして、エネルギー政策を推進する立場の経産省、政府と、そして規制行政を行う規制委員会、これはもうきちっと独立した関係になっているわけでありますから、余り私の方から規制行政のあり方についてコメントするのはふさわしくはないんですが、今率直に、この質疑...全文を見る
○世耕国務大臣 NUMOは、平成十二年に成立した最終処分法に基づいて、高レベル放射性廃棄物の最終処分の実現を目的に、実施主体として同じ年に設立された組織であります。  最終処分法に基づいて、NUMOは、文献調査、そして概要調査、精密調査の三段階の調査を経て処分地を選定することに...全文を見る
○世耕国務大臣 私も、このNUMOの、はっきり言って、広告代理店に丸投げしていた事案が出たときに担当者に対して言ったのが、今、落合さんが言ったのと全く同じことであります。  まだ文献調査に着手できていない現段階においては、対話活動が業務の中でかなりの部分を占めるわけであります。...全文を見る
○世耕国務大臣 最終的に最終処分施設をつくるところまでは、先ほど申し上げたように大変長い道のりであると思っています。これはNUMOも、そして我々経産省も、この最終処分を時間がかかってもしっかりやり遂げるという決意のもとで臨んでいるわけであります。  長年、科学的特性マップすら出...全文を見る
○世耕国務大臣 それはもちろん、最終処分のことも含めて国民に御理解をいただきながら進めていかなければいけないというのは当然のことだと思っております。
○世耕国務大臣 これは、政府の方針として、何回も御説明しているように、あくまでも我々からは独立をした規制委員会が、世界最高レベルの新規制基準に照らして再稼働していいと判断をされたもののみ再稼働をさせる、これが政府の方針でありますので、柏崎刈羽原発もその方針の中で対応していくべきも...全文を見る
○世耕国務大臣 これはもう昨年答弁をさせていただいたわけですけれども、下請取引の改善に向けて、自主行動計画の策定というのを各業界にお願いをして、去年三月末の段階で八業種二十一団体に計画を策定、公表していただきました。  これはそのままにしておいてはだめなので、これを徹底的にフォ...全文を見る
○世耕国務大臣 既に自主行動計画をつくっていただいているところは、そのとおりになるようにしっかりフォローアップしていきたいと思いますし、ことしも業界団体、ちょっと広げました。九団体ほど、機械製造業ですとか、流通、警備、放送コンテンツといった分野に広げさせていただいておりまして、今...全文を見る
○世耕国務大臣 まず、日米首脳会談について、やはりこれは現地時間のあしたが終わらないと完全に話合いが終わったということにはなりませんので、今の段階でちょっとその中身について私の方から申し上げるのは控えさせていただきたいというふうに思いますが、いずれにしても、日米は、経済については...全文を見る
○世耕国務大臣 今のアンケート調査が、まさに今の日本の経営者の心理状況をよくあらわしていると思いますね。第四次産業革命に期待はしているんだけれども、みずからの自信はないと。もうちょっとしっかりしてくれと言いたいわけですけれども。  一方で、世界の時価総額ランキングとかを見ると、...全文を見る
○世耕国務大臣 今おっしゃっていただいたような調査データを聞くと、もうちょっと経営者、本当にしっかりしてくれよと思いますね。  やはり、経営者のマインドを変えることが何よりも重要で、そのマインドを強制的に変えていく力を持っているのがコーポレートガバナンス、やはり、投資家の目で先...全文を見る
○世耕国務大臣 まさに、この世界経済フォーラムが立ち上げた第四次産業革命センター、これは私がアドバイザリーボードの共同議長なんです。柳瀬は私の代理で行っただけですので、幾らでも私がお答えをさせていただきたいというふうに思います。  具体的には、特にこの日本センター、世界に先駆け...全文を見る
○世耕国務大臣 今おっしゃるように、ガバナンスギャップ、これは決まった定義はないんですけれども、我々は大きく三つの視点があると思っています。まず一つは、先進的な技術とそれを受け入れる国内の規制、制度とのギャップ、そしてもう一つが、先進的な技術と、今度はそれを受け入れる各個々人のマ...全文を見る
○世耕国務大臣 KPIは、今のところ、まだない。ここはちょっと、はっきり申し上げざるを得ないと思います。  この間、シュワブ会長と私は会談をいたしまして、そのときに非常にお互いに意識が共通したのは、いわゆる情報革命、IT革命がGAFAのようなメガ巨大企業を生んだ、第四次産業革命...全文を見る
○世耕国務大臣 私も、ドイツの数字はちょっとびっくり、これは少し研究をしてみる必要がある。  恐らく、いろいろな背景が複雑に絡み合っているところはあると思いますが、一つは文化的要因。だって、今でもクレジットカードは一応キャッシュレスでできるわけですよね。あるいは、日本は世界で一...全文を見る
○世耕国務大臣 その問題意識は私も全く一緒であります。  ただ、一方で、情報が入っても、それをしっかり政策に落とし込んでいくということも重要。私は、その点がやはり、アンテナも十分じゃないかもしれないけれども、とった情報をやはり政策へ、いや、何かすごいねで終わっちゃっているところ...全文を見る
○世耕国務大臣 それはまさに、これは私のところにも時々上がってきますけれども、やはり現地からのレポート、こういう動きがありますよとか、この産業界はこういう動きをしているというのは時々刻々上がってきます。それをどう政策へ落とし込む仕組みがきちっとできているかどうかというのは、これは...全文を見る
○世耕国務大臣 これは、地域未来牽引企業のトップの皆さんに、全国から一堂に会していただきました。風評被害対策という気持ちも込めて会津若松で開催をさせていただきました。  こちら側からいろいろな支援メニューがあるということもかなり濃密に説明をさせていただくこともできましたし、あと...全文を見る
○世耕国務大臣 本当に子供のころからベンチャーマインドをたたき込むというのは非常に重要だと思います。うちの息子もベンチャー経営者と接する機会が多いですから、彼はもうどうやって起業するんだということを言っていますから、前向きに検討したいと思います。
○世耕国務大臣 全面自由化をして以降、石油、ガス、情報通信といったほかの分野からの参入も含めて、約四百六十の事業者が新たに電力小売市場に参入をしているという状況であります。  その結果、全販売電力量に占める新電力のシェアというのが、これは去年の年末時点でありますが、大体八%とい...全文を見る
○世耕国務大臣 おっしゃるように、いわゆる旧一般電気事業者というのは、新電力に攻められる立場であると同時に、やはり自分たちも小売部門をつくって、そしてそれがまた合従連衡もあって、新たなマーケットをとりに行くこともできるわけであります。  いずれにしても、フェアなルールでしっかり...全文を見る
○世耕国務大臣 まさに委員がおっしゃっているのは、いわゆる非対称規制というやつなんですね。これは実は、私のいた電気通信の世界でも、競争を最初に入れたときは、最初、完全にイコールの条件にしてしまうと新規参入の人というのは全然入るすき間がないわけですから、そこを少しでも、新しい事業者...全文を見る
○世耕国務大臣 これは、やはり新電力が十分な電力を卸電力市場でしっかりと確保できる状況が整う、卸電力市場がしっかりと活性化をするという段階で改めて、そのとき規制をどうするかということを考えていくことになるんだろうと思います。
○世耕国務大臣 まだ競争を自由化をして間もないわけであります。これは電気通信の世界でも、やはり二十年、三十年かかって競争のルールというのは確立されていったという歴史もあります。私から見て、やはり電力はまだまだだなと思うところもたくさんありますから。それは逆に、旧電力事業者から見た...全文を見る
○世耕国務大臣 まず、私からもおわびを申し上げたいと思います。  経産省の職員が詐欺の疑いで逮捕されたことはまことに遺憾でありまして、経産省としても、捜査に最大限協力をして、全容の解明を踏まえて、厳正に対処したいと思います。もう既に、今できる対策は指示をしてやらせているところで...全文を見る
○世耕国務大臣 原子力のコストについては、これは民主党政権当時の二〇一一年に外部有識者の検討で採用されたモデルプラント方式という試算方法、これを踏襲しながら、二〇一五年のエネルギーミックス検討の際に、改めて外部有識者のもとで評価方法の適切性を再検証して、少し改善をして策定されたも...全文を見る
○世耕国務大臣 今回の提言は、外務大臣が設置された有識者会合があくまでも外務大臣に対して提出されたものですから、経産省としての論評を差し控えたいと思います。  今おっしゃっているコストについては、これは、海外では、例えば、建設実績の乏しい新型炉をつくるとか、あるいは、過去数十年...全文を見る
○世耕国務大臣 今、内閣に存在する、この原子力を含めた、再生可能エネルギーも含めた唯一の閣議決定した方針はエネルギー基本計画でありまして、当然、河野外務大臣もそのもとでお仕事をされているわけであります。  そしてまた、二〇三〇年の基本計画の見直しへ向けた検討というのも、これは三...全文を見る
○世耕国務大臣 これは自分でつけたわけじゃなくて、省内で何か、あるときから資料にこの名前が入っていたと思っていまして、辞退するほどでもないので使わせていただいているというところであります。  アベノミクスの果実を地方の中小・小規模事業者に回していくためには、やはり下請取引の改善...全文を見る
○世耕国務大臣 やはり日本の製造業のサプライチェーンの中で、中小企業というのは本当に重要な役割を果たしているというふうに思います。  今、私は、下請取引条件の改善を頑張っているわけですけれども、必ずしも大企業が悪みたいな感じでもなくて、やはりサプライチェーンの中にいる下請中小企...全文を見る
○世耕国務大臣 中小企業がやはり生産性を上げてしっかり存続をしていくというのは、非常に重要だと思います。これは、地方にある中小企業でも、基本は、しっかりと改革は進めながらも存続をしてもらうということが重要だ。  なぜならば、やはりこれは、大企業にとっても、サプライチェーンが、例...全文を見る
○世耕国務大臣 高速炉開発会議の会議資料に関する決裁について、資源エネルギー庁において確認を行った結果、三月三十日の委員会で笠井委員から御指摘いただいたような、いわゆる稟議書の形式による意思決定、そのことを行っていないということを確認したところでございます。
○世耕国務大臣 ですから、御指摘の会議資料については、高速炉開発会議の事務局を務める経産省から、会議の場に提示したものであります。  この会議に提示された資料案については、私に対する担当者からの事前説明の中で、私がしっかりと確認を行った上で了解をして会議に提出をしているというこ...全文を見る
○世耕国務大臣 経産省の中では、いわゆる稟議書の形式で意思決定を行う文書は内規で定められておりまして、例えば、法令の制定、改廃に係る文書、あるいは法令の規定に基づいて行われる事務又は事業の処理を行う文書などが対象となっていますが、高速炉開発会議に提出する資料は対象とはなっていない...全文を見る
○世耕国務大臣 これは、決定をしたのは高速炉開発会議なんですね。この会議での議論、そしてその結論こそがまさに意思決定の過程でありまして、そこで用いられた資料、そして議事の模様、議事録については、既に公開をされているわけであります。  今御指摘になっているような文書については、以...全文を見る
○世耕国務大臣 九州電力においては、原子力規制委員会の指導のもと、何よりも安全第一で対応してもらいたいと思っています。  なお、重要なことは、こうしたトラブルに対する地元の不安にしっかりと対応することであります。事業者に対しては、立地自治体始め地元の皆さんに状況を適時適切に御説...全文を見る
○世耕国務大臣 絶対的な安全ですとか一〇〇%の安全、ゼロリスクということはないわけでありまして、むしろ絶対的な安全という考え方が安全神話につながっていくようなことは避けなければいけないと思っています。  この件を始め、トラブルを踏まえた反省を真摯に行った上で不断に安全性の向上を...全文を見る
○世耕国務大臣 発電を再開するか否か、また、いつ開始するかについては、これは原子力規制委員会の指導監督のもと、九州電力が佐賀県とのやりとりも踏まえてみずから判断を行ったものと承知をしています。  いずれにしても、九州電力には、安全第一で対応するのはもちろんのこと、佐賀県を始めと...全文を見る
○世耕国務大臣 不正競争防止法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  近年、第四次産業革命と呼ばれるIT分野における急速な技術革新の進展に伴い、企業の競争力の源泉は、データやそれを活用したサービスへと移り変わりつつあります。こうした状...全文を見る
04月18日第196回国会 参議院 本会議 第15号
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○国務大臣(世耕弘成君) ただいま議題となりました生産性向上特別措置法案及び産業競争力強化法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  まず、生産性向上特別措置法案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  近年、第四次産業革命と呼ばれるIT分...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 吉川議員にお答えいたします。  日本企業の強み、弱み、サステーナブルな経済発展と社会的課題解決についてお尋ねがありました。  日本企業の強みは現場力や現場の良質なデータにあるのに対し、IT人材の不足や起業への意欲が低いことが弱みとなり、世界ではIT系...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 浜野議員にお答えいたします。  公文書管理などの問題に対する内閣の対応についてお尋ねがありました。  行政をめぐり様々な問題が指摘されており、国民から厳しい目が向けられていることを重く受け止める必要があります。  行政の根幹は、国民からの信頼で成り...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 岩渕議員にお答えいたします。  労働生産性と実質賃金の関係についてお尋ねがありました。  平成二十七年版労働経済の分析においては、労働生産性の上昇が賃金上昇に結び付いてこなかったことにつき、企業の利益処分が変化し、人件費への配分が抑制された可能性、交...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 石井議員にお答えいたします。  革新的事業活動の推進に関する成果の評価についてお尋ねがありました。  新しい経済政策パッケージにおいては、生産性革命に関し、我が国の生産性を二〇一五年までの五年間の平均値である〇・九%の伸びから倍増させ、年二%に向上さ...全文を見る
04月19日第196回国会 衆議院 本会議 第20号
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○国務大臣(世耕弘成君) 早稲田議員にお答え申し上げます。  原発輸出も含めたインフラ輸出についてお尋ねがありました。  原発輸出に限らず、インフラ輸出については、相手国のニーズをきめ細かく拾い上げながら、まずは関係当事者間で条件を詰めていくものと認識をしており、御質問の点に...全文を見る
04月19日第196回国会 参議院 経済産業委員会 第4号
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○国務大臣(世耕弘成君) 生産性向上特別措置法案及び産業競争力強化法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由を御説明申し上げます。  まず、生産性向上特別措置法案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  近年、第四次産業革命と呼ばれるIT分野におけ...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 柳瀬経済産業審議官が、これは首相秘書官当時の業務に関して御本人が個人としてコメントしたものでありまして、これは経産省の職務に関する内容ではありませんので、申し訳ありませんが、経産大臣の立場ではコメントを控えさせていただきたいと思います。
○国務大臣(世耕弘成君) 現在の業務、今日も今、日米首脳会談のため同行してアメリカに行っておりますし、適宜いろんな状況の報告も入っておりまして、業務には支障は出ておりませんということをまず明確に申し上げておきたいと思います。  その上で、おととい、省内で記者に囲まれた際には、彼...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 御指摘のとおり、産業構造が急速に変化する第四次産業革命の時代においては、生産性の向上を行おうと思ったら、これはもう人材への投資によって、働き手一人一人の能力、スキルを環境変化に合わせて向上させていくことが極めて重要だというふうに思っています。  だから...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 継続をもう前提としてしまうと、これちょっと、だらだらとした取組になるかもしれませんから、やはり三年集中してやるということは大前提として、その上で、しっかりとレビューをして、もう少し中で継続した方がいい施策があるのであれば継続することもあり得るということだ...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) このサンドボックスを実施する際には、まず、事業者に対していろんな、サンドボックスとはいえ、縛りがまず掛かっているわけであります。期間とか場所、方法が限定されている、そして参加する人の同意が得られているということ、そして実証実験の管理監督を行う、こういった...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) そのとおりだというふうに思っております。
○国務大臣(世耕弘成君) この二百三十二条が日本に適用になっているということに関しては、アメリカに対してきちっと遺憾の意を伝えるとともに、適用除外されるべきであるということもしっかりと伝えてきております。
○国務大臣(世耕弘成君) 今の段階では、粘り強く働きかけ続けている段階であります。当然、WTOのルールにのっとった対応を今後していかなければならないというふうには考えております。
○国務大臣(世耕弘成君) やはりこの制度の運用に当たっては、公平性や透明性をしっかり確保している、そのことを国民に対して御説明していくことが極めて重要だと思っています。  具体的には、この規制のサンドボックスである新技術等実証制度においては、事業者から提出される実証計画について...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 御指摘の評価委員会の議事録、そして主務大臣の委員会に対する意見聴取、そして事業者の申請など、新技術等実証制度の計画認定のプロセスにおいて作成された文書のうち、公文書管理に関する法律上、行政文書に該当するものについては、公文書管理に関する法律に基づき適正に...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 保管されているものは、これは開示請求が来れば公開をしなければ、特に個人情報とか営業の秘密に関わらない部分は公開しなければならないということになるわけでございます。
○国務大臣(世耕弘成君) これは、今回の法律の立て付けとしては、事業分野をあらかじめ限定しているわけではありませんので、安全や労働に関する分野での実証でも、制度上は申請いただくことは可能になっております。ただ、当然、実証を行うに当たって生命や身体の安全がもう最重要であるということ...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) これ、まさにその計画の認定に当たって規制法令に違反するものでないということを確認をするということでありますから、もうそれに尽きるんだというふうに思います。
○国務大臣(世耕弘成君) それは、最終的には計画の認定のときに判断されると思いますけれども、この規制法令に違反するものでないということをこれ主務大臣が確認する過程において、まさに労働とか安全に関する規制と適合しているかどうかのチェックが行われることになるんだろうと思います。
○国務大臣(世耕弘成君) あくまでも、主務大臣によってこの規制法令に適合しているかどうかの確認が行われるということだと思います。
○国務大臣(世耕弘成君) 今回の実証制度では、主務大臣が事業者に対して新技術等実証の実施状況について報告を求める規定を設けています。これに基づいて、個別計画に記載された実証内容や実証プロセスについては、これはもう運用上定期的に、また必要に応じて主務大臣が事業者に報告を求めることを...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 少し諸外国のいろいろ規制の考え方と違うのかも分かりませんけれども、我々は、報告を受けて、そしてその報告をはいそうですかと受け取るわけではなくて、それで実行計画どおりきちっとやれているかどうか、こちらも能動的にチェックをするということなんだろうというふうに...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 今御指摘のとおり、生産性向上特別措置法案において、データの共有、連携のための設備投資を促進するため、革新的データ産業活用計画の認定制度を創設して、IoT投資に対する減税措置を講じます。  また、中小企業・小規模事業者の設備投資を強力に後押しするため、今...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 中小企業の設備投資を促進するためには、やはり金融機関による適切な融資というのが非常に重要な手段になってくるわけですけれども、収支が赤字である場合や、あるいは多額の設備投資を計画しているといった場合には、金融機関が、今御指摘のとおり、二の足を踏んでしまうよ...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) まず、今回の首脳会談では、安全保障面だけではなくて経済面でも日米の協力関係をより強固にしていくため、率直で有意義な議論が行われたというふうに承知をしております。  日米双方の利益となるように、日米間の貿易や投資を更に拡大をさせていく。その基盤の上に公正...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) まず、基本的に、本当に簡単に基本的な考え方を述べますと、やはり事業ということになってしまうと、役所は規制の立場からいろいろ身構えてしまうという点があるわけであります。  ただ、今、どんどんともう今の規制が追い付いていかない新しいアイデアが、どんどんビジ...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 今までも、いろいろとこういう新しいビジネスに使ってもらえる制度というのを導入してきているんです、今御指摘のとおり。  ところが、やっぱりそれぞれ短所がありまして、まず、グレーゾーン解消制度は、これは事業をもうそのまま継続的に実施することを前提になるもの...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 当然、これは実証計画の認定という部分があります。そこにおいて主務大臣からきちっと規制法令に違反するものでないかどうかというチェックは行われるということになろうかと思います。特に、生命とか身体の安全に関わるような部分についてはそういったチェックが行われるこ...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 御指摘のように、このサンドボックス制度は特に業種を決めておりません。ですから、そういう意味ではこれからいろいろ新しいビジネスのアイデアが出てきてほしいというふうに思うわけです。そういうアイデアが私がぽんぽん出てくるようでしたら、今頃私は政治家なんかやらな...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) このサンドボックス制度は、新たにビジネスに取り組もうとしている中小企業ですとか、あるいは独創的なアイデアを持つ個人ですとか、あるいは革新的なビジネスモデルをスピーディーに事業化したいベンチャー企業、こういった方々にも幅広く使っていただくことを想定をしてい...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 特に、これから第四次産業革命、対応していくに当たって、日本の強み、弱みというのを、我々、一生懸命分析をいたしました。  まず、アメリカはやっぱり巨額の資金を持った巨大企業があって、それがばんばん研究開発とか新ビジネスに投資をしている。一方で、中国はやは...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 全くおっしゃるとおりでありまして、中小企業も含めてこのコネクテッドインダストリーズ、協調領域にしっかり入ってきてもらうということが大変重要で、そのためには、やはり中小企業のIT化というのをもっともっと進めていかなければいけないと思っています。  まず、...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 御指摘の訴訟については、クールジャパン機構等の当事者間の問題でありまして、経産省としてコメントは差し控えさせていただきたいと思います。  いずれにしても、解決へ向けて、クールジャパン機構等において誠実に、今これ訴訟になっているわけでありますので、訴訟対...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) いずれにしても、この法律では、まず分野を限らないということが前提になっているわけですが、実際にライドシェアのようなサービスが申請をしてきた場合は、これは特に主務大臣がきっちり安全性その他規制法令に違反していないかどうかをチェックをして、認定するかどうかと...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 軽井沢は、例えば建築規制とか、あるいは辰巳議員がお詳しいスナックもここは駄目なんですね。カラオケもありません。そういう意味で、独自のこの町の雰囲気をつくっているというのはあると思います。  だから、そういうことを民泊新法でも一定程度その自治体の独自の取...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 御指摘のとおり、近年、グローバルにIT系の非常に大きな新興企業が出てきているという中で、日本からは、IT人材の不足ですとかあるいは起業家マインドがちょっと不足をしているといったようなことを背景に、日本からそういう企業が世界へ打って出ているという例がほとん...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) お褒めいただきましてありがとうございます。ただ一方で、在任中にと言われると、そろそろ任期が見えてきたのかなという気もするわけでありますが。  第四次産業革命などのグローバルな競争環境の変化を踏まえて、経産省でしっかり戦略はつくっております。去年の五月に...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 当然、国のお金が、必ずしも税金というわけではないんですけれども、国費が入っているという意味では、これはしっかりと情報公開は必要だと思います。ただ、余り個別の案件の公開ということになりますと、ほかの投資家とか売却先との関係とかいろいろ出てきますし、個別案件...全文を見る
04月23日第196回国会 参議院 決算委員会 第3号
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○国務大臣(世耕弘成君) 御指摘のように、介護の現場はかなり介護に携わる人にとって重労働、そしてまた、ぎっくり腰などを起こすリスクも大変あるわけでありまして、介護の現場にロボットを入れていくということは非常に重要な取組だと思っています。私も、今御指摘のサイバーダインの装着型、やっ...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 私もかなり新しいもの好きの方ですが、そこはまだ行ったことありません。
○国務大臣(世耕弘成君) 今八項目の協力プランというのを進めているんですが、その中に明示的にロボットの分野というのは入っていませんが、今ロシア側からの非常に強い要望もあって、デジタルとか産業の効率化という点が大きなテーマにはなっておりますので、その中で掘り下げて、ロボットについて...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) まず、官民ファンドの位置付けなんですが、これは、私、官房副長官時代からかなり問題意識を持ってやってきていまして、ある意味、官民ファンドというのはちょっといろんな顔を持っている。  ファンドですから、個別の投資案件一個一個で必ずしも利益が出ていなくても全...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) やはり日本のベンチャーの成長というのは非常に遅れているというふうに思います。しかも、日本のベンチャーのエグジットというのは、東証マザーズに上場できてよかったねという感じになるわけですが、もうアメリカではいろんなパターンがあって、それこそGAFAがもうMア...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) やはり産業競争力確保の観点からは、この技術流出というのはしっかり防止をして、我が国企業が開発した技術というものは我が国企業がしっかりと活用していく、こういう体制を整えるということが非常に重要だと思います。技術の流出防止と産業競争力というのは密接に関係して...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 御指摘のように、太陽光発電については、FITの認定量というものが二〇三〇年のエネルギーミックスで想定をしている導入量をもう既に超えているというのは事実だというふうに思っております。  その背景には、やはり太陽光の特性が幾つかあるというふうに思っていまし...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) まず、風力、地熱発電は、太陽光と同じ制約があるというふうに思っています。一つは、やはりコストが高いということ、あるいは系統制約があるということ、調整力を確保しなければいけない、この辺は太陽光と共通だと思いますが、一方で、やはり環境アセスメント手続を取らな...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) これは、電力事業というのは非常に息の長い事業であります。長期安定的に発電事業というのを行っていかなければいけないものでありますから、これは太陽光発電に限らず、発電をするという事業に関しては、地元住民の御理解をしっかりいただきながら事業を進めていくというこ...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 御指摘のように、地域とのコミュニケーション、この太陽光発電を進めていく上でも重要だという観点から、ガイドラインで努力規定という形で入れさせていただいております。もちろん、地域とのコミュニケーションを怠っていると認められる場合は我々の方から指導も行わせてい...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 私も、太陽光パネル設置されている場所を見ますと、割と山間部の中に置かれているものとか、これが将来放置されるようなことになったら本当に国土が傷んでしまうという強い思いを持っているところであります。  今御指摘のように、FIT価格にはそもそも廃棄に必要な費...全文を見る
04月27日第196回国会 衆議院 本会議 第22号
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○国務大臣(世耕弘成君) 佐藤議員にお答えいたします。  取引条件の改善と生産性や経営力向上の支援策についてお尋ねがありました。  働き方改革を進めるに当たり、現場の中小企業、小規模事業者からは、大企業の働き方改革の影響によって短納期発注などのしわ寄せが来るのではないか、ある...全文を見る
05月10日第196回国会 参議院 経済産業委員会 第5号
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○国務大臣(世耕弘成君) 今御指摘のように、中小企業というのはなかなか後継者が見付からないというのが大きな問題になっています。  最近では、やはり、廃業している中小企業の約半分は黒字なのに廃業をしていると、本当に深刻な事態になってきていますし、これを放置するとGDPとか雇用にも...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 私も、規制がもうそのものがすなわち悪だという立場には立たないわけであります。これは、経済の発展の歴史の中で、やはり市場原理に任せていただけでは世の中大変なことになるということが起こってきたわけですね。古くは独禁法なんかもそういう考え方から出てきている。あ...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) まず、二百三十二条に関する我が国の対応というのは、これはもう全く変わっておりません。安全保障上の懸念というのは我々の製品には全くないわけでありますから、そのことについては除外するように引き続き強くアメリカに求めていきたいと思いますし、我々は、あくまでもW...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) いわゆる麻生副総理とペンス副大統領の間で行われている日米経済対話というのは、貿易、投資はもちろん入っているわけですが、それだけではなくて、インフラですとかあるいはエネルギーといった幅広いテーマ、もう日米経済全体に関わるテーマを日米経済対話という形でやって...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) なかなかちょっと私の立場で答えにくい部分もあるんですが、確かに日米経済対話、麻生副総理、ペンス副大統領の下にワーキンググループがあって、その中で貿易、投資について議論をするワーキンググループもあったわけでありますが、今回はその貿易、投資の部分について焦点...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) やはり我々は、TPPが最善という立場に常に立っている、そしてTPPの方が日米にとってもベストだという立場に立っているわけであります。だからこそ、今回、このFFRの担当大臣はTPP担当である茂木大臣がなられたんだろうというふうに思います。  委員御指摘の...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) まず、このモニタリングそのものが法律の中に入っているのかどうか。これはちょっと法律論になってしまうかもしれませんけれども、今回の法案の五十条には「実施状況について報告を求めることができる。」となっていて、我々は、これがモニターに当たるんではないかというふ...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 私も大野委員の質問に対してこれだけ明確に答えて、少し報告かモニタリングかどうかというところの擦れ違いはありますけれども、こういう答弁でしっかり補足をして省令でやっていくということで、他省庁にもしっかりこの情報は共有をしてまいりたいというふうに思います。
○国務大臣(世耕弘成君) 基本的には、今回、公にすることによって国の安全が脅かされる懸念があるデータなどはそもそもこの制度の対象外になるということになっていまして、認定革新的データ産業活用事業者が政府と完全に同一のセキュリティー対策を講じる必要があるかというと、それは少し、やや違...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 当然、これIPAというのは独法でありますから、NISCともよく連携をしておりますし、サイバーセキュリティーということに関しては警察当局とも当然連携をしている、IPAがIPAに閉じて対応するわけではありませんから、本当に何かの事態が起こったとき、あるいは事...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) まず、きちっとしたセキュリティー体制が取れているかどうかというのを、これが必ずIPAが見ます。IPAに関しては、これはもうほぼNISCと双子関係と見てもらってもいいと思うんです。政府における独法の方をIPAが担当しているわけですから、NISCが得た情報は...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) それは、違いがあるとしたらまさに安全保障とかそういうところの違いはあると思いますが、少なくとも、例えばNISCにしても、これ直接法律上の何かがあるわけではありませんが、重要インフラ事業者などにも情報提供をしている、そういうレベルの情報をNISCが取った場...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 御提案でありますからよく検討したいと思いますが、このデータ共有事業者というのは、ある意味中小企業、物づくりの人たちも含めて考えていますので、そういった対応を本当に求めることができるのかどうかといったところまで含めてよく検討をさせていただきたい。共有してい...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 御指摘のように、統計調査の目的以外の目的に利用又は提供することは、統計法上、この統計法上のミクロデータについては制限をされているわけであります。一方で、やはりデータ利活用の観点から、行政データのオープン化の範囲を広げていくということは、これは極めて重要だ...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) いや、なかなか難しいと思いますね。特に、この第四次産業革命もそうですし、IT化もそうですし、我々どうしても海外の事例とかを導入してやるというケースが多いものですから、どうしても片仮名になってしまって、余計物事を分かりにくくしている。恐らく、サンドボックス...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) そういう意味では、余りITの知識を教える必要なんというのはないと思っているんです。逆に、使ってもらうということが重要だと思っています。  特に、これから高齢化がもっともっと進んでいく中で、例えば見守りサービスですとか、あるいは配車、タクシー配車のアプリ...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 新しい技術が出てきた、で、既存の規制の中でその技術がどういう位置付けになるのかなかなか分からないというようなときに、大体これ、規制を所管している官庁というのはこの革新的な技術とかサービスというのをよく理解していませんので、何が規制の対象内で何が外であるか...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 大体これ、申請してくる方というのはかなり先進的事業者の方が多いと思いますから、そういう人から何だこれと言われるようではちょっと役所としても恥ずかしいと思いますから、その辺は今我々、行政手続のIT化というのを一生懸命進めております。今回も、新たにつくる手続...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 今回の特措法に基づく公的データ提供制度に基づいて提供されるデータとしては、先ほどおっしゃっていただいたように、主に地図データ、衛星データなど、個人データではない産業データを想定しているわけでありますが、法律上個人データの提供は排除していないというところで...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 今回の公的データ提供に当たっては、既存の法令に違反しないことが法律上求められているわけであります。このため、行政機関等が保有する個人情報に関しては、行政機関等個人情報保護法に基づいて、個人の権利利益を保護するための規律に服することになるわけであります。 ...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 我々は、これあくまでも公的データについて個人情報保護法では議論しているわけでありますから、非識別加工をしっかりやっていく。公的データの中には別にフェイスブックとかツイッターの情報は、我々は持っていない、政府は持っていないわけでありますから、あくまでも我々...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) いろいろ役所はこういう政策やっていますという答弁を作ってくれているんですけれども、私は、やっぱりマインドチェンジが一番重要だというふうに思っています。  私自身もそうでしたけれども、大学を出て、リクルート活動をして、大企業に勤めて、そして定年までという...全文を見る
05月11日第196回国会 衆議院 経済産業委員会 第10号
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○世耕国務大臣 今回の制度を導入した大きな目的は、やはりデータ利活用を促進する、そのためにルールをつくっていこうということでありますから、それぞれ、データを提供する人あるいは利用する人の保護のバランスを配慮して、データを利活用することに関して何か萎縮を起こすようなことがあってはい...全文を見る
○世耕国務大臣 やはり、このビッグデータを活用したいろいろなビジネスとか、これから始まっていくであろう新しい取組というのは、例えば、企業が誰かに自分のデータを渡して、ほかの企業のデータとまぜてビッグデータにして、そして、その中からいろいろな価値を生み出していくということになるわけ...全文を見る
○世耕国務大臣 今委員御指摘のとおり、データの提供者と利用者の間の契約実務に混乱が生じてしまったら、これはもう本末転倒になるわけでありますから、どのようなデータが限定提供データに該当するのか、あるいはどのような行為が不正競争行為に該当するかなどの事項について、具体的な事例も示した...全文を見る
○世耕国務大臣 これは、我々のコネクテッド・インダストリーズの概念をしっかり産業界に進めていく上での今回はルール整備だというふうに思っておりまして、まず、コネクテッド・インダストリーズがどういったものをもたらすかということをよく企業の皆さんに御理解をいただいて、そして、積極的にデ...全文を見る
○世耕国務大臣 まさに、データを利活用したビジネスモデルというのはここから本格化をしてくるわけでありますから、そもそも我々も、どういったビジネスモデルが出てくるか自体もまだ明確に見通せていないわけであります。これが日進月歩でいろいろなビジネスモデルが出てくるだろうと思いますし、ま...全文を見る
○世耕国務大臣 今の御要望にお応えするという意味で、まず、知財については、四十七都道府県に、知財支援センターというのを今つくっておりまして、中小企業等がいろいろと相談に駆け込むような、よろず支援拠点とかそういったところには、知財に関することについてはこの知財センターにしっかりと取...全文を見る
○世耕国務大臣 今おっしゃったように、アメリカ型とそしてドイツ型というのがあるとすれば、アメリカ型は、今、現実的に日本にそういう巨大プラットフォーマーがいないという中で、民間がもういきなりばっとマーケットを押さえてデファクトスタンダードをつくっていくというのは、非常に難しいんだろ...全文を見る
○世耕国務大臣 このJIS法は、戦後の復興期に、鉱工業品の品質の改善ですとか、あるいは生産、流通、消費の合理化などを目的に制定された法律であります。六〇年代の高度経済成長期には大量生産基盤を支え、そして、八〇年代以降は国際標準との整合確保によって貿易促進にも貢献をしてまいりました...全文を見る
○世耕国務大臣 JIS法が昭和二十四年に制定されて以降、JISの制定については、国の審議会であります日本工業標準調査会、JISCにJIS案が付議をされて、JISCによるJIS案の審議を経て、主務大臣が制定することとしてまいりました。  御指摘のとおり、今回の法改正によって、JI...全文を見る
○世耕国務大臣 今も、工業製品でJISマークがついていて、その製品に関して業法がないというのは幾らだってあるというふうに思います。  JISはあくまでも品質を保証するものでありまして、一方で、当然、そのサービスが国民の生命、安全にかかわる問題であれば、これは業法によってしっかり...全文を見る
○世耕国務大臣 昨年十月以降相次ぎました製造業による製品検査データ書きかえなどの不正事案は、これはあくまでも各社の企業経営の問題だというふうに思っておりまして、日本のものづくり全体に対する信頼が揺らいだとは認識はしておりません。  不正事案を起こした企業には、安全性の検証を速や...全文を見る
○世耕国務大臣 第四次産業革命のもと、企業の競争力の源泉がいわゆるデータですとかあるいはそれを活用したサービス、ビジネスに移り変わっていっている中で、新たな付加価値を創出するビッグデータなどのデータの利活用を促進するための環境整備が非常に重要だというふうに思っています。  この...全文を見る
○世耕国務大臣 不正競争防止法は、事業者間の公正な競争を確保するために、不正競争となる行為と、必要な民事措置と刑事罰を規定しているわけであります。その際、事業者の予見可能性を確保するという観点から、不正競争となる行為を類型ごとに分けて規定をしております。  そのために、事業環境...全文を見る
○世耕国務大臣 システム最適化計画ですとか、あるいは庁舎のアスベスト、老朽化対策でお金がかかるというのは、先ほど宗像長官の説明のとおりであります。  今、平成三十年度予算は歳出が歳入を約三百億円上回る状況になっておりまして、今後、やはり特許特会の剰余金は急速に減少していくという...全文を見る
○世耕国務大臣 ただいま御決議のありました本法案の附帯決議につきましては、その趣旨を尊重してまいりたいと考えております。     ―――――――――――――
05月15日第196回国会 参議院 経済産業委員会 第6号
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○国務大臣(世耕弘成君) 産革投資機構がしっかりと生まれ変わって立派な投資運用機関として活動していくに当たっては、優秀な人材の確保、これは必須だと思っています。今、報酬の面の御指摘がありましたが、それ以前の問題として、やはり投資のプロがなかなか好まない社風というか、やっぱりどうし...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 私も報道等でいろんな省庁再編の議論が行われていることは承知していますが、これ今、ちょっと現職の大臣としてはコメントは控えさせていただきたいと思います。  ただ、今、コネクテッドインダストリーズの中で、我々は、民間に協調領域をもっと増やしてくれということ...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 今、トランザクションレンディングというお話がありました。これは、大手のネット通販のプラットフォーマーなどが、そこに出店している人たちの、例えば彼らは取引データですとかそういったことが全部分かるわけですから、それをベースにして即断即決でつなぎ資金を融資して...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 事業承継といっても、親族だけの承継ではなくて親族外の承継も増えてきておりまして、中小企業のMアンドAを推進するということは非常に重要でありますので、今回の法案でも、税制の支援ですとかあるいは金融支援、こういったものを講ずることにしております。  ただ、...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) この産革機構というのは、幾つかある官民ファンドの中の一つであります。日本ではなかなか投資ファンドがしっかり育たないという中で、この官民ファンドという形態で、まさに民間の投資の呼び水になるという思いで幾つか官民ファンドが設立をされてきたんだろうというふうに...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 大変本質的な御指摘だと思っていまして、まさに経済産業省の仕事はGDPや成長率のためにやっているわけではなくて、経済をしっかり成長させることによって国民を豊かにして、そして将来に希望を持てる社会にする、これがまさに経済産業省のミッションなんだろう、まさに御...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 日本の産業には、今御指摘のようなサービス業におけるおもてなしの伝統ですとか、あるいは製造業においても、もう高品質ですとか納期を絶対に守るとか、いろいろと社会や慣習に根差した強みが特に現場力という形で私はあるんだろうというふうに思っています。こうした強みを...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) まず、今回の制度をまず最初、軸に御説明したいと思いますけれども、こういうサンドボックス制度という形では入っていきますけれども、これは国家戦略特区も同じくですが、最終的にはやはり全国一律の規制の見直しを行っていくということが本来の目的だというふうに思ってい...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 今御指摘のDMPですね、地図の会社であります。  日本企業というのは、やはりどうしても国内予選が非常に厳しくて、国内予選で徹底的に一から十まで全部競争して、そして、へとへとになって海外の本戦に出ていくと各国からもう選ばれて出てきた会社になかなか対抗でき...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) これは各社のそれぞれ経営判断だというふうに思っていまして、シャープについても、これ、産革機構は、一時期、この表にも整理していただいていますが、シャープの要請に応じる形で、液晶などの事業に着目をしながら、再編などを通じて、これ産革機構というのは単なる事業救...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 今回の産業競争力強化法改正案で導入するスピンオフに関する会社特例の適用に当たっては、従業員の地位を不当に害するものでないことを法律上の要件としておりまして、具体的には、労働組合などとの協議による十分な話合いを行うとともに、雇用の安定に十分な配慮を行うこと...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 先ほども申し上げたように、従業員も重要なステークホルダーの一人であります、一つでありますので、しっかりと経営に関して意識を持っていただくということは非常に重要だというふうに今の教訓も含めて考えておるところであります。
○国務大臣(世耕弘成君) 御指摘の今国会に提出をされております国家戦略特区法の改正案で措置することになっている地域限定型のサンドボックスは、対象地域を国家戦略特区の自治体に限定をして、そして、国、自治体、事業者の三者が一体となって先端的な実証実験の具体化を図るというものであります...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) そういうアイデアがどんどん浮かぶようでしたら、私は今頃ベンチャー経営者になっているのかもしれないわけでありますけれども。  今いろいろと対話をしている中で出てきているのが、例えば、フリーランスの人に仕事のマッチングをしている会社があります。フリーランス...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 今回、このサンドボックス制度というのは、今の規制、規制というのは必ず目的があるわけですよね。国民の生活の安全を守るとかいろんな目的があるわけですが、今の時代の変化に応じ切れていないんじゃないか、安全を守るには別の方法もあるんじゃないか、それを実証してみた...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) まず、この評価委員会ですけれども、新技術等実証が経済全般に及ぼす効果について、各省庁の所掌範囲を超えた大局的な見地から主務大臣に対して専門かつ客観的な意見を述べていただくというのがこの評価委員会の機能であります。あくまでも最終判断は評価委員会の意見を聴い...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 基本的には、この評価委員会は常設であります。ただ、今委員御指摘のように、テーマによっては、少し専門性、深く掘り下げなきゃいけないというようなときがあるわけであります。その技術が、イノベーションが社会実装されることによってどんなインパクトが世の中に与えるか...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) その評価委員会が、まだ人選もやっていない中で、この人は反対派の人だというようなことにはちょっとならないんだろうというふうに思います。やはり、規制改革とかこういったイノベーション全般に関して知見のある方を基本的には評価委員会に入ってもらう。それぞれの案件に...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) ともかく、この評価委員会には、予断なくしっかりと、その提案のあったイノベーションを社会実装するに当たっての実証実験に関してやっていいか悪いかの御判断は、御判断というか御意見をしっかりいただきたいというふうに思っています。
○国務大臣(世耕弘成君) 基本的には、評価委員会が主務大臣から意見を聴くと、主務大臣としての言い分というか、そういうところを聴くというのがこの意見を聴くというところだというふうに、違う、あっ、主務大臣に対して評価委員会が意見を言うということであります。  最終的に、これ個別のケ...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 全くそのとおりでありまして、内閣府の長としての内閣総理大臣の機能で伝えているということになるんだというふうに、あくまでも主体は評価委員会というふうに思っていただければと思います。
○国務大臣(世耕弘成君) これも、総理が名簿に丸打って決めるとかいうことではなくて、あくまでも内閣府の長として総理大臣が任命行為をやるということでありまして、これは基本的には内閣府を中心に人選が行われるんだろうというふうに考えております。
○国務大臣(世耕弘成君) この実証計画の認定については、基本的には、評価委員会の意見を聴いた上で、最終判断はあくまでも主務大臣ということになろうかと思います。決して一回きりで、もし意見が対立したような場合は一回きりで終わることはないというふうに思いますが、そこはよく主務大臣と評価...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) いろんな形で担保はされていると思うんですが、ちょっと御説明をさせていただきたいと思います。  まず、この評価委員会が勧告を出す場合は、これは先ほど申し上げたように総理大臣の名前で出すわけですけれども、主務大臣はその勧告に基づいて講じた措置を委員会に通知...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) まず、今申し上げたことはおおむねこれ法律の中で規定をされていることでありますし、今後、いろんな運用をしていくに当たっていろんなルールとかガイドラインを定めていくわけでありますから、その辺はまた改めて国会にもしっかり御説明をしていかなければいけない。  ...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 今回は、あくまでも自治体の判断ということを重視していまして、自治体の判断によって新規に企業が投資した分の固定資産税をゼロにすることができるということになっています。  最終的に、当然、減収は幾ばくか出ます。そんな大きな減収にはならないと思います。新規投...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) まさに、この二分の一に減免できるこの今御指摘の制度が非常に効果があったから今回ゼロにしようという判断をしたわけであります。更にもう一段踏み込んでゼロにできるようにすればもっと効果が出るんじゃないかということでやらせていただきました。  既に、平成三十年...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 固定資産税というのは大体簿価の一・四ですから、今御指摘のように、五百万円だと七万円ぐらい。ただ、赤字中小企業で七万円の負担というのはやっぱりこれはなかなか大きいものだというふうに思っていますので、まだまだ、これゼロになることによって、だったらというところ...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 中小企業の現場では非常に急激な人手不足や少子高齢化など厳しい環境に直面していまして、これを乗り越えるためには、中小・小規模事業者といえどもやはり生産性をしっかりと向上させていくということが非常に重要な課題、方向性になるというふうに思っています。  今回...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) この制度において失敗した場合の救済措置というのはありませんが、当然、中小企業、セーフティーネットはこれ一般的な仕組みとしていろいろあるわけですから、事業が行き詰まった場合にはまた別途セーフティーネットにおいて対応をしていくことが必要だというふうに思ってい...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 今回、この法案、そして昨年度の補正予算、今年度の当初予算、さらに税制含めて、中小企業に対するかなり抜本的な、久々に大型のパッケージでの中小企業の支援策というのが行えているんじゃないかというふうに思っております。  今御審議いただいている法案では、まさに...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 今回の生産性向上特措法における公的データの提供に当たっては、そのデータの提供が既存の法令に違反しないことが法律上当然のこととして求められているわけであります。このため、行政機関などが保有する個人情報に関しては、行政機関等個人情報保護法に基づいて個人の権利...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) あくまでも、これは、基本的にはそういう、ほかのデータと組み合わせた特定行為というのは禁止をされているわけでありますから、これは個人情報保護委員会の監督。そして、個人情報保護委員会から例えばこの事業者が違反していますよということになれば、これは私も、私の管...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 当然、中小企業の生産性を上げるためには中小企業の手取りを増やしていかなければいけないわけでありますから、そういう意味では、不公正な下請取引があるとしたら、それは当然、中小企業の生産性向上の阻害要因になっていると考えておりまして、そういう意味でも、下請取引...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 全くおっしゃるとおりだと思います。  ですから、価格転嫁が非常に重要だということで下請取引の改善に取り組ませていて、特に、今おっしゃったように、電気代上がっています、東日本大震災以降ですね。あと、アベノミクスで円安に振れていますから、輸入している材料代...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 増員しますと答えたいところなんですが、非常に国家公務員全体の定員が厳しい中で、下請代金検査官の専任者の数というのはなかなか増やせない。何とか昨年度と同数の職員を配置するというところで頑張っているところであります。  その代わりと言ったら何なんですが、先...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 済みません、フランチャイズ契約については、本部と加盟店の間で締結される事業者間契約ではあるわけですが、中小小売商業振興法によって、本部に対して、店舗の営業時間を含む契約事項などを加盟希望者に対して契約締結前に開示することを義務付けています。このため、コン...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) コンビニエンスストアの本部が加盟希望者との間でフランチャイズ契約を締結しようとする際には、中小小売商業振興法によって、本部は加盟希望者に対して、商品の販売条件、加盟店料、店舗の営業時間や休業日などの契約内容に関する書面交付や事前説明を行うことが義務付けら...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) ちょっと御提案を受けて検討させていただきたいと思います。
○国務大臣(世耕弘成君) 今のところは、まあいろいろ一部問題はありますけれども、先ほどもお話ししたとおり、基本的には本部とそれぞれ加盟店の関係はおおむね良好だというふうに思っていますので、現時点で新たな法律を制定する必要はないというふうに考えております。
○国務大臣(世耕弘成君) ベンチャー育成が重要だというのは私が初当選した二十年前のときからもう議論をしていて、まだうまくいっていないわけであります。おっしゃるように、私は、もう最終的にこれはマインドの問題ではないかなと。やはり日本というのは、どうしてもサラリーマン社会でありまして...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) ただいま御決議のありました本法案の附帯決議につきましては、その趣旨を尊重してまいりたいと考えております。
○国務大臣(世耕弘成君) ただいま御決議のありました本法案の附帯決議につきましては、その趣旨を尊重してまいりたいと考えております。
05月16日第196回国会 衆議院 経済産業委員会 第11号
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○世耕国務大臣 経産省としても、エネルギーの地産地消、そして、またそれをいろいろな形で使っていくということについては、一つのあるべき姿として評価したいと思っています。  ドイツにおけるシュタットベルケは、小売電気事業者として、大手発電事業者との相対取引ですとか卸電力取引所を通じ...全文を見る
○世耕国務大臣 まず、接続という点で申し上げますと、日本では、空き容量の範囲内で、シュタットベルケのような地域のエネルギー事業者も含めた、担い手の事業形態ですとか再生可能エネルギーや火力などの電源種によらず、公平に、接続の申込み順に送電線の容量を確保できることになっています。仮に...全文を見る
○世耕国務大臣 このエネルギー情勢懇談会というのは、二〇五〇年に向けて、脱炭素化のあらゆる選択肢について活発な御検討をいただいて、提言を取りまとめていただきました。  提言の中では、世界ではエネルギー転換、脱炭素化に向けた挑戦が既に始まっているということ、一方で、経済的で脱炭素...全文を見る
○世耕国務大臣 二〇三〇年のエネルギー基本計画というのは、いろいろなデータとか推測値を積み上げて、そして最終的にエネルギー需給見込みのエネルギーミックスというものをつくっていく。  一方で、二〇五〇年、これはパリ協定を踏まえてCO2八〇%削減しなければいけないという極めて野心的...全文を見る
○世耕国務大臣 これは、あくまでも外務大臣が設置された有識者会合が外務大臣に対して提出された御意見でありますので、経産省としては論評は控えさせていただきたいと思います。
○世耕国務大臣 同じ答えになりますが、外務大臣に対して外務大臣が設置した有識者会合が提言された内容について、論評は控えさせていただきたいと思います。
○世耕国務大臣 同じ答えになりますけれども、外務大臣が設置された有識者会合が外務大臣に提言した内容について、経産省として論評は控えたいと思います。  経産省としては、エネルギー情勢懇談会というところでしっかり議論を行いました。外務省の有識者会合は全く内容を公開されていませんから...全文を見る
○世耕国務大臣 それは、各省、エネルギー政策については、経産省もあれば外務省もあれば環境省もある。それぞれ立場によって微妙な立ち位置の違いというのはあると思いますよ。  ただ、政府としては、エネルギー基本計画を閣議決定することによって、一つの政府としての統一的な方針というのがき...全文を見る
○世耕国務大臣 やはり、日本企業がEU域内でビジネスを行っていようが、あるいは域外であろうが、EUの個人データを取得する場合対象になるということでありますので、これはまず徹底的な周知を中小企業も含めてしっかりやっていきたいと思います。  先ほど寺澤局長からも答弁しましたけれども...全文を見る
○世耕国務大臣 私も、七年ぐらい前に、一議員としてエストニアへ行ったことがありまして、そのときは、閣僚が首からICカードをぶら下げていて、それで全部決裁をやっていると。筆で花押をサインしている日本とは大分違うなというのを思った次第でありますけれども、エストニアは、これまでも、スカ...全文を見る
○世耕国務大臣 法人設立のワンストップ、オンライン化というのは、起業の際の手続負担を軽減するものでありまして、これは、経産省としても、国内のみならず、外国人起業家の起業を促す上でも重要な取組だと認識しています。  私も起業家の知人は非常に多いんですけれども、彼らにとって、最初会...全文を見る
○世耕国務大臣 委員とほとんど同じだというふうに思っています。  特に、やはり、経済を活性化して成長を持続していくためには企業の新陳代謝というのが必要でありまして、そのときにやはり新しい分野で、大企業が今まで気づいていないような、既存の企業が気づいていないような分野で新たにビジ...全文を見る
○世耕国務大臣 今の御指摘のやつは、ソウル市という一つの町がKPIをつくってスタートアップ育成を図っているということだと思います。日本でも、福岡市なんかは、まさに国家戦略特区の枠組みを使いながら、どういうKPIをセットされているかはちょっと記憶にありませんけれども、かなり具体的に...全文を見る
○世耕国務大臣 少し先ほどとかぶったお答えになりますけれども、やはり、最終的な目標は、開業率を高めることによって産業の新陳代謝をしっかり進めていくということだと思います。  それともう一つは、やはり、今の既存の我々の概念では考えつかないような新しいビジネスが、例えば世界のプラッ...全文を見る
○世耕国務大臣 これはもう外務省が先ほどお答えになったとおりでありますが、日本としては、国際不拡散体制の強化と中東の安定に資するこの核合意を一貫して支持する立場でありまして、アメリカによる今回の発表後も、この核合意を支持する立場には変わりはありません。  また、経済を所管する立...全文を見る
○世耕国務大臣 アメリカが核合意を離脱したことによってこれから再適用する制裁が具体的にどういう内容になるかというのは、ちょっとまだ、なかなか見えていないというところがあります。  しかも、九十日又は百八十日の猶予期間もあるということでありますので、今すぐ何か、もう来月から制裁が...全文を見る
○世耕国務大臣 水素社会を構築していくためにいろいろな取組をやっていきたいと思いますし、そのためには、イメージも非常に重要だと思います。  ただ、熊は縫いぐるみにするとくまモンになるわけですが、水素は水素なので、ちょっとこの辺はどうしたらいいかよく考えてみたいと思います。
○世耕国務大臣 御指摘のように、今、自動車産業には百年に一度という大変な変化の波が押し寄せているというふうに思います。その大きなポイントは、やはり電動化であり、また自動走行ということだろうというふうに思います。  そういう中で、例えば、今まで自動車産業として想像もしていなかった...全文を見る
○世耕国務大臣 鉄鋼、アルミニウムについては、アメリカは今回、通商拡大法二百三十二条というのを使って、安全保障上の理由で追加関税ということになっているわけでありますが、日本からの輸出品がアメリカの安全保障に悪影響を及ぼすということは、これは我々は同盟国でありますから、全くないわけ...全文を見る
○世耕国務大臣 二酸化炭素回収、貯留技術、CCSは、工場や発電所などから排出される二酸化炭素を分離して、回収して地下へ貯留するという技術でありまして、一度に大量のCO2を削減することが可能ということになります。  IEAによれば、パリ協定が掲げる二度目標の達成に向けて、二〇六〇...全文を見る
○世耕国務大臣 まず、このCCSという新しい、そして地球温暖化対策に資する技術に関して、しっかりと御理解と御協力をいただいている地元の関係各位の皆さんには、心からまず感謝を申し上げたいというふうに思いますし、実証実験ですから、いろいろな問題も出てくると思いますけれども、引き続き地...全文を見る
○世耕国務大臣 今回のケースは、単に敷地の中に工場をつくるというだけではなくて、両社の発表の資料によれば、製造に係る要員の一部を日本製鋼所から月島機械の方へ出向させるとか、あるいは、月島機械は一部の機械加工を日本製鋼所に業務委託するとか、あるいは、今度は逆に、石油精製設備向け圧力...全文を見る
○世耕国務大臣 基本的には、これは内閣官房へ出向中の話でありますから詳細なコメントは控えさせていただきますが、彼は、ずっと国会の求めに応じて誠実に説明をさせていただくということを述べておりました。そのとおり、国会の求めに応じて出席をして、参考人として誠実に説明を尽くした、記憶の限...全文を見る
○世耕国務大臣 基本的には、これは経産大臣としてお答えすべき立場ではなくて、これは総理を始め皆さんが答弁されているとおりだというふうに思いますけれども、やはり行政は国民からの信頼に基づいて成り立っているわけでありますから、その信頼をしっかりと、信頼に応える姿勢で臨まなければいけな...全文を見る
○世耕国務大臣 出ておりません。
○世耕国務大臣 やはり、今御指摘のような過去の事例から学ぶべき本質は、公正性や透明性をしっかり確保して住民や国民との信頼構築につながる対話活動となっているかどうか、また、住民や国民の不安や懸念に寄り添って共感を持ってもらえるような対話活動になっているかどうか、これが私は本質だとい...全文を見る
○世耕国務大臣 まさに、NUMOの件は、これはPDCAを回していかなきゃいけない件だと思うんです。  担当も決して悪気があったわけじゃなくて、きちっとした説明会にしようということで代理店に委託をした。そして、その代理店が、ここから先は本当にけしからぬことですけれども、孫請に出し...全文を見る
○世耕国務大臣 国際送電線に関しては、今御指摘のあった日ロ間の国際送電線、日ロエネルギーブリッジと呼ばれていますが、このことについて申し上げれば、制度、技術、コスト面など、検討すべき複雑な課題が多いことから、具体的な検討に入る前に、まずはこれらのさまざまな課題について、結果を予断...全文を見る
○世耕国務大臣 国際送電線を通じて隣国と電力を融通するということは、我が国のエネルギーの確保と、そして価格の低減を考える上で、一つのアイデアだというふうに認識はしています。  一方で、でも、これを実現するとなると、まず、地政学を含めた安全保障上の問題があります。それと、国内法、...全文を見る
○世耕国務大臣 現行のエネルギー基本計画、今、改定の作業、大詰めですけれども、現行のものは、原発依存度については、省エネルギー、再生可能エネルギーの導入や火力発電所の効率化などによって可能な限り低減するということになっているわけです。これを踏まえて、将来のエネルギー需給構造の見通...全文を見る
○世耕国務大臣 これは閣議決定された内容でありますから、私としては繰り返すしかないんですけれども、やはり、可能な限り低減というのが政府の方針ということになるわけであります。
○世耕国務大臣 とはいっても、途上国などでは、いきなり原発とかLNGのような高出力の電源を入れても、送配電網が整備されていないとかという事情でやはり使いようがないという国があるわけです。やはり石炭火力を入れて安定的な電源を確保するしかないという国があるわけでありますから、そういっ...全文を見る
○世耕国務大臣 今御指摘の基本政策分科会では、闊達な議論を促すため、さまざまなデータを提供するとともに、その分科会での議論は、これはもうフルオープンであります。インターネット放送などを通じても全てオープンにしております。可能な限り情報は公にして、多くの方々が検討状況、議論の状況を...全文を見る
○世耕国務大臣 今お示しの文書が一体どういう性質のものか私はちょっとわかりませんし、これは経産省からはもう完全に独立をしている原子力委員会のお話でありますので、コメントは控えさせていただきたいというふうに思います。  経産省としては、経産省にある文書の中で、今お求めのあった文書...全文を見る
○世耕国務大臣 この十年間で、平均引退年齢である七十歳を超える中小企業、小規模事業者の経営者は約二百四十五万人と見込まれていまして、その半数の百二十七万人が後継者がまだ不在と推定されるわけであります。この状況を放置すると六百五十万人の雇用の場と二十二兆円のGDPが失われるおそれが...全文を見る
○世耕国務大臣 ちょっと今、御指摘のアンケートについて詳細は存じ上げないんですけれども、事業承継政策を我々一生懸命進めている中で、家業を継ぎたいという若者が多いということであれば、これは極めて歓迎すべきことだというふうに思います。  一方で、事業を引き継ぐ意思のある後継者が円滑...全文を見る
○世耕国務大臣 社会保険料の支払いについては、中小・小規模事業者から、これは赤字でも支払い続けなければならないので雇用を守る上でも大変重荷であるという声は聞いているところであります。  今、我々の、社会保険制度そのもののあり方については、これは厚労省で検討が進められるものと承知...全文を見る
○世耕国務大臣 何とかしなければいけないという問題意識は同じであります。ただし、それを公費で肩がわりするとなると、これは財源をどうするのかといった問題も出てくるわけであります。  ですから、我々は、生産性を高めたり下請取引条件の改善をすることによって、しっかりと中小・小規模事業...全文を見る
○世耕国務大臣 この猶予制度の見直しについては、これはやはり中小企業、小規模事業者の資金繰りにとって非常に助かる制度であるというふうに思います。  国税庁が今、ホームページを通じてとか、あるいは税理士とか青色申告会などを通じて、中小・小規模事業者に対してこういった情報が届くよう...全文を見る
○世耕国務大臣 御提案については、しっかり検討させていただきたいと思います。
○世耕国務大臣 消費税については、これはもう決まった形で実行されていくわけであります。その間で、中小企業、小規模事業者へしわ寄せが行かないように、しっかりと施策を徹底してまいりたいというふうに考えております。
○世耕国務大臣 今、電動化そして自動運転化ということで、自動車産業は百年に一度の大変革期を迎えているというふうに思っております。  電動化は進んでいくんですけれども、私は、何も、ある日突然、全部電気自動車になるということはないと思っていますし、リチウムイオン電池の有限性その他を...全文を見る
○世耕国務大臣 エネルギーの使用の合理化等に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  エネルギー資源の大部分を海外に頼る我が国は、限られた燃料資源の有効な利用を図ることが必要です。平成二十七年に策定した長期エネルギー需給見通し、...全文を見る
05月16日第196回国会 参議院 本会議 第19号
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○国務大臣(世耕弘成君) 川田議員にお答えいたします。  大規模なバイオマス発電やパーム油の輸入についてお尋ねがありました。  バイオマス発電は、地域に存在する木材等を有効活用し、安定的に発電することが可能で、地域活性化にも資する重要な電源です。  議員御指摘のとおり、輸入...全文を見る
05月17日第196回国会 参議院 経済産業委員会 第7号
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○国務大臣(世耕弘成君) 不正競争防止法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  近年、第四次産業革命と呼ばれるIT分野における急速な技術革新の進展に伴い、企業の競争力の源泉は、データやそれを活用したサービスへと移り変わりつつあります。...全文を見る
05月18日第196回国会 衆議院 経済産業委員会 第12号
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○世耕国務大臣 御指摘のとおり、現行の長期エネルギー需給見通しにおいては、二〇三〇年度の電力需要を計算するに当たって、将来の実質経済成長率を年一・七%という仮定を置いているわけで、これは、政府のいろいろな試算の中で、特に二〇一三年から二二年は、経済再生ケースではやはり成長率は年平...全文を見る
○世耕国務大臣 今おっしゃるように、中小企業の大半はエネルギー使用量の国への報告義務がないわけでありまして、連携省エネ計画の認定による省エネ量の分配自体のメリットを受けることができる中小企業というのは限られると思いますが、一方で、この認定計画、サプライチェーンの中にあれば、入るこ...全文を見る
○世耕国務大臣 今のお話の中にもありました、順調に進んでいる部分とおくれている部分があるというふうに思っていまして、おくれている部門についてやはり少しアクセルを踏んでいかなければいけないと思っています。  大きく二つあると思っていまして、まず産業、業務部門であります。ここについ...全文を見る
○世耕国務大臣 一応今、素案に書かれているのは、現行のエネルギーミックスと同様のエネルギーミックスが書かれているわけであります。  ただ、これはまだ素案でありまして、今後、パブコメあるいは省庁間の調整などを経て、最終的に閣議決定ということになろうかと思います。
○世耕国務大臣 これは、エネルギーミックス全般、原発だけではなくてエネルギーミックス全般について言えることだと思いますけれども、このエネルギーミックスの性質というのは、エネルギー基本計画における政策目標であるスリーEプラスSを踏まえて施策を講じた際に実現されるであろう将来のエネル...全文を見る
○世耕国務大臣 そのように閣議決定されております。
○世耕国務大臣 ですから、エネルギーミックスの性質というのは、将来のエネルギー需給構造の見通しであり、あるべき姿であります。だから、逆に申し上げますと、エネルギーミックスにおける再エネの数値二二から二四というのは、別にこれでやめるというような、キャップをかけるような話ではないとい...全文を見る
○世耕国務大臣 繰り返し申し上げているとおり、将来のエネルギー需給構造の見通しであって、あるべき姿をエネルギーミックスという形で示させていただいているということであります。
○世耕国務大臣 積み上げて計算をして、将来のエネルギー需給構造の見通しであってあるべき姿ということでありまして、あるべき姿という言葉は、あるべき姿以上でもなければ以下でもないということだと思います。
○世耕国務大臣 余りここで国語学の論争をするつもりはないんですけれども、原発依存度は可能な限り低減をさせるというのが政府の方針であります。  ただ、当然いろいろなことを予見をしていかなければいけない、いろいろな政策を進めるに当たって。あるいは、産業界や消費者にとっても、未来のエ...全文を見る
○世耕国務大臣 入っています。
○世耕国務大臣 今おっしゃっているIoTとかそういった活用というのは、二〇五〇年を目指した、これは情勢懇のものをこのエネ基の中へ取り込んでいくという素案の中でのことをおっしゃっているんだろうというふうに思っています。  いずれにしても、我々は、やはり責任あるエネルギーミックスを...全文を見る
○世耕国務大臣 二〇五〇年までIoTをやらないと言っているわけではないんです。当然、いろいろな形での研究、導入というのはもう既に進めている分野もありますよ、電力に関しても。それをやりながら、ただ、今、二〇三〇年の数字として予見できるレベルにはまだ達していないということであります。...全文を見る
○世耕国務大臣 いや、連系線は、これはヨーロッパと日本は全然違いますよ。逆によく勉強された方がいいと思いますね。  日本は、やはり十大電力会社を前提にしたネットワーク構成になっていますから、どうしてもこれは縦串で、ずどんと通っている。ヨーロッパはメッシュ状に連系線が構成されてい...全文を見る
○世耕国務大臣 エネルギー基本計画は、これはいろいろな技術に目配りをしながら書いていますから、一定の量的制限はあるということは御理解いただきたいと思いますし、いわゆる熱利用のインフラについては、これはアメリカやヨーロッパに比べて日本は余りないわけですね。これは一からインフラをつく...全文を見る
○世耕国務大臣 熱ということについては、やはり国別の違いを考えなきゃいけないと思いますよ。私はアメリカで暮らしていましたけれども、やはり熱のインフラがあるわけです。熱湯が通って、暖房もいわゆる熱の配管でやるというのもある、家賃の中にも水道代と熱、熱水代も込められているというような...全文を見る
○世耕国務大臣 ドイツにおいては、これはEU指令の影響もあって、ヨーロッパの市場統合の進展ですとか、あるいは再エネ拡大を実現する上で、適時適切な発電情報の公開が必要だという旨の規定がこれはEU指令の中にありますので、この目的を達成するために今御指摘のような情報開示が行われているん...全文を見る
○世耕国務大臣 いずれにしても、データ公開についてはよく検討していきたいと思います。  ただし、やはり、個別のユーザーがどれぐらい使っているかとか、日本は狭い国土ですから特定されやすい面もあると思いますから、そういったところも踏まえながら、よく検討はしていきたい。  ドイツが...全文を見る
○世耕国務大臣 やはり、このRE一〇〇のような、エネルギーの需要家が再エネの価値を積極的に評価して自主的に調達をするということは、最近はESG投資などという機関投資家の動きもあるわけです。やはり、環境の取組をしっかりやっているかどうかによって、投資対象になる、ならないというような...全文を見る
○世耕国務大臣 今御指摘の市場は、非化石価値取引市場といいますけれども、再エネを始めとした非化石電源から発電されたことによる環境価値を非化石証書として証書化して取引する市場であります。くしくも、本日、初回の取引が実施される予定であります。  まさに、この証書がセットになっている...全文を見る
○世耕国務大臣 まず、経緯をお話ししますと、現行のエネルギー基本計画というのは、これは二〇一四年四月に閣議決定をされて、その中で、原発依存度については、省エネ、再エネの導入や火力発電の効率化、これは具体的にはLNG化ということだと思いますが、効率化などにより、可能な限り低減をさせ...全文を見る
○世耕国務大臣 まずは、政府として、今ある原発を安全最優先の姿勢で再稼働させる、このことに全力を傾けることが重要だというふうに思っておりまして、現時点において原発の新増設ですとかあるいはリプレースといったことは考えていませんので、この素案のような形になっているわけであります。 ...全文を見る
○世耕国務大臣 別に逆行することはないというふうに思っています。震災前は我々は三割原発に依存していたわけですから、それを現実に、日本経済が立っていける、国民生活が成り立つ範囲において、二〇から二二までは減らせるというのが我々の考え方であります。  一方で、やはり安全最優先であっ...全文を見る
○世耕国務大臣 原発政策、エネルギー政策、特に、中でも原子力発電については、福島第一原発の事故もありましたので、国民になかなか御理解をいただくというのは本当に難しいな、これはもっと努力は続けていかなければいけないなというふうに思っております。  特に、先ほどコストのお話がありま...全文を見る
○世耕国務大臣 私も、この再エネに関して、もっとすごい数字を出して、世界から評価されて、国民からもいいなと言われるというふうになりたいと思いますが、やはり現実に立脚した数字をしっかりと考えていかなければいけないわけであります。  実際に、この再エネ比率、二〇三〇年度で二二から二...全文を見る
○世耕国務大臣 二〇三〇年のエネルギーミックスを前提として想定している原油換算五千三十万キロリットルの省エネに対して、二〇一六年度時点で約八百八十万キロリットルですから、進捗率一七%ということになるわけであります。当初想定していたのが大体二二%ぐらいということですから、やや進捗に...全文を見る
○世耕国務大臣 AI、IoTあるいはビッグデータの利活用というのは、これはもうエネルギーに関しても大きな影響を与えてくるというふうに思います。  省エネについても、例えば、サプライチェーンが全部ネット、データでつながることによって、製造工程が最も最適化されて無駄が出ないような仕...全文を見る
○世耕国務大臣 当然、行き過ぎた規制があってはならないと思いますし、民間事業者の自由な活動を縛ることは最小限にとどめておかなければいけないと思っています。  今回、この省エネ法の規制は、事業者による自律的、自発的なエネルギー消費効率の改善を求めて、そして生産性を高める企業活動を...全文を見る
○世耕国務大臣 省エネ法は、事業者に対してエネルギー消費を一律に制限するものではなくて、省エネ設備投資などを通じてエネルギー消費効率を高めることを促す制度、これが本質であります。  今回の改正法は、企業個社単独の省エネ取組に加えて、企業間の連携による省エネ取組を新たな対策の選択...全文を見る
○世耕国務大臣 政権の方針は、あくまでも、可能な限り原発依存度を低減するということであります。
○世耕国務大臣 四十年、延長をした場合は六十年ということになります。
○世耕国務大臣 基本的には、今回のエネルギー基本政策は、二〇五〇年について述べている一つの章を除いて、二〇三〇年のエネルギーの姿をあらわしているわけであります。  現時点で、二〇三〇年を見通した場合に、新増設、リプレースがなくても、我々がお示しをしているエネルギーミックスは達成...全文を見る
○世耕国務大臣 二〇五〇年に、これはパリ協定で温室効果ガスの削減八〇%ということになっているわけですが、これを実現するには従来の議論の延長ではとても実現困難な話でありまして、これは主にエネルギー情勢懇談会で御議論いただいたわけでありますが、CCSや再エネ、蓄電など、ゼロエミッショ...全文を見る
○世耕国務大臣 少なくとも、我々が今取りまとめつつあるエネルギー基本計画において、原子力ゼロとは読めないと思いますよ。我々は明確に、これは可能な限り依存度を低減すると申し上げていますし、先ほど申し上げているように、新設、リプレースがなくても、二〇三〇年のエネルギーミックスは実現可...全文を見る
○世耕国務大臣 エネルギーミックスの中であるべき姿はお示しをしているわけでありますけれども、しかし、二〇三〇年を見た場合も、また、さらに、二〇五〇年を見た場合、これは本当に技術がどうなるかというのはなかなか予見の難しいところもあるわけであります。  我々だって再生可能エネルギー...全文を見る
○世耕国務大臣 まさにこのエネルギー基本計画を取りまとめるに当たって、立地地域を代表して御意見を言っていただきたいという思いで西川知事にはメンバーに入っていただいているわけであります。もちろん、西川知事がおっしゃったということは、私もつぶさに伺っております。  しかし、その上で...全文を見る
○世耕国務大臣 いろいろな考え方がある中で、逆に、我々政権としては、あるいは与党としては、明確な考えを述べていると思いますよ。我々は、原発はゼロにはするとは言っていないわけであります。今回の素案の中でも、原発の活用は責任あるエネルギー政策を実行するためには欠かせないということも明...全文を見る
○世耕国務大臣 それも、過去の閣議決定あるいはエネルギーミックスの際に明らかになっていますが、震災前、三割の依存度であったものを可能な限り減らす結果が、今描けている姿としては二〇から二二ということであります。
○世耕国務大臣 全く矛盾はしていません。  現時点でも、新設、リプレースがなくても、二〇三〇年、二〇から二二%というのは達成可能であるというのが我々の試算です。もちろん、それを目指すために安全を無視するなんということは絶対にあり得ないわけですから、安全最優先での再稼働ということ...全文を見る
○世耕国務大臣 二〇三〇年については、今申し上げたように、現時点では新設、リプレースは考えていないということでありますが、二〇三〇年までにエネ基の見直しもまだあり得るわけでありますから、そのときのことを今予断を持って申し上げるわけにはいかないと思っております。  また、二〇五〇...全文を見る
○世耕国務大臣 これは政府として整理されている考え方がありますから申し上げておきたいと思いますが、政府としては、まず、高レベル放射性廃棄物の量の減少や放射能レベルの低減、そして資源の有効利用などの観点から、核燃料サイクルの推進を基本方針としていまして、これらの意義は、高速増殖炉「...全文を見る
○世耕国務大臣 使用済み燃料を再処理して、そして回収するプルトニウムなどを有効利用するこの核燃サイクルについては、一つはコスト面とか資源の有効利用という面もこれまでの議論ではあるわけでありますが、それだけではなくて、高レベル放射性廃棄物の量が大幅に減るという点ですとか、あるいは放...全文を見る
○世耕国務大臣 TPP11がきょう衆議院で可決をされたということは、歓迎すべきことだというふうに思っています。  保護主義の動きが世界的に強まる中で、やはりTPP11が、アメリカが離脱を表明したにもかかわらず、残りの十一カ国が気持ちを合わせて合意に持っていき、そしてまた、きょう...全文を見る
○世耕国務大臣 今御指摘のとおり、日本の産業部門、また運輸部門のエネルギー消費は、二〇三〇年度の長期エネルギー需給見通しを策定した二〇一三年度以降、減少しているわけでありますけれども、この要因としては、まず一つは、長期エネルギー需給見通しが成長を前提としているにもかかわらず、産業...全文を見る
○世耕国務大臣 認識と言うまでもなく、割と常識的な感覚ではないかなというふうに思っていますけれども。
○世耕国務大臣 極めて真っ当な御指摘だと思います。  例えば、メーカーと販売店でデータをリンクさせて需要に応じて生産をきちっとやっていく、そのことによって、在庫を持たないようにして、倉庫代とか倉庫にかかる電気代とか、そういうのを抑えていって省エネをやるなんという取組、これはまさ...全文を見る
○世耕国務大臣 イギリス、フランス、それぞれの政府から、ガソリン車について販売禁止の方針の発表があったということ、これは事実でありますけれども、これは、どうやって二〇四〇年までにガソリン車販売禁止に持っていくのかという、その道筋ははっきり言って明らかではありません。  また、先...全文を見る
○世耕国務大臣 全くそのとおりであります。  突然他国によって一方的にルールが変更されて日本の産業が不利になるようなことというのはあってはなりません。まさに自動車がその典型だというふうに思います。これは、しっかり環境基準が国際的に協調していけるように、あるいは日本がしっかりとリ...全文を見る
○世耕国務大臣 省エネというのは、省エネそのものに閉じるだけではなく、また、CO2排出といった環境課題だけではなくて、例えば人手不足とか、働き方改革とか、生産性向上といった社会的課題の解決にも貢献をするテーマだというふうに考えています。
○世耕国務大臣 エネルギー資源の大部分を海外に頼る日本にとって、やはり限られた資源の有効な利用を図るということが極めて重要だと思っています。  これまで、日本は、第二次石油危機後に制定された省エネ法による規制と、そして省エネ補助金などの支援策、この規制と支援の両輪でエネルギー消...全文を見る
○世耕国務大臣 今回は、今もう既に立てているエネルギー基本計画で見込んでいる省エネのレベルもちょっと進捗率が悪いということで、問題のある分野を特定して、法改正で対応をさせていただいているわけでありますけれども、当然、この法改正に乗らない分野での省エネというのは不断にしっかりと進め...全文を見る
○世耕国務大臣 おっしゃるように、省エネを進めていく上では、規制をするということに加えて、支援を行うということも非常に重要、特に中小企業にとっては重要だというふうに思っていまして、これまでも補助金ですとか税制などの誘導措置による支援をいろいろと行ってまいりました。  今お問合せ...全文を見る
○世耕国務大臣 信用保険の件数ということでございます。
○世耕国務大臣 その都度、必要に応じていろいろな支援措置というのはやっていかなければいけないと思っています。  今、二十八年度を、ちょっと単年度、切って御報告しましたけれども、これはそれぞれ保険制度その他、継続して取り組んできていますので、累計ではもっと大きな数、済みません、ち...全文を見る
○世耕国務大臣 ちょっと今、通告がなかったので、制度的にどうなっているかというのはよく検証はしてみる必要がありますけれども、政策金融で使える面があるのであれば、それは積極的に活用していくべきだというふうに思います。
○世耕国務大臣 今おっしゃっているのは、一九九〇年から二〇一〇年に減り方が少ないということでありますが、一方で、この一九九〇年から二〇一〇年の間も累次にわたって省エネ法の改正も行われておりまして、何もやらないでこうなっているわけではないということだと思います。恐らく、やらなければ...全文を見る
○世耕国務大臣 今、三五%の目標に向けて、ことし時点の進捗から見ると、全然だめなわけではなくて、ちょっと足りないというわけであります。  そういう中で、どういう部門がまだやれるのかということを考えて、特に産業部門といわゆる貨物部門にスポットライトを当てて今回法改正をさせていただ...全文を見る
○世耕国務大臣 LEDの導入に関しては、二〇三〇年に全照明をLED化することで約五百三十八万キロリットル、これは、電力で表現すると五百七十八億キロワットアワーの省エネを見込んでいるわけであります。二〇一六年時点で既に四割程度に相当する約二百三十億キロワットアワーまで進捗が見られて...全文を見る
○世耕国務大臣 これは、経済社会の実態に合わせて、現実的な形で我々はエネルギーミックスを考えさせていただいておりますので、お話はわからぬではないですけれども、実際、LEDを一〇〇%かえようと思ったら、これは家庭も含めてかなりコスト負担も要るわけでありますから、そういったところを総...全文を見る
○世耕国務大臣 済みません、ちょっと初めて伺う機関だったのであれなんですが、サポート機関としてしっかり機能しているということでございます。
○世耕国務大臣 一般財団法人省エネルギーセンター、今急に詳しくなりましたけれども、これは今、省令に基づいて指定試験機関として指定をされている団体であります。この団体は、省エネ技術、知識の総合的な普及啓発に努めることによって、国民生活及び産業活動の改善向上に資し、もって国民経済の健...全文を見る
○世耕国務大臣 今御指摘の団体は、公募の結果選ばれている、それがたまたま同じ機関がということになっているんだろうというふうに思いますが、いずれにしても、この省エネ補助金というのは、かなり額も大きいものでありますし、影響も大きいものでありますから、その運用、執行に当たっては、行革の...全文を見る
○世耕国務大臣 二〇三〇年のエネルギーベストミックスに示されている原発の比率二〇から二二を達成するに当たっては、必ずしも新設、リプレースは必要がない。具体的に通告をいただいていればこういう試算でということもお示しできたので、ちょっと今手元にないんですが、稼働率とかその辺の議論はあ...全文を見る
○世耕国務大臣 今資料がありましたからお答えしますが、エネルギーミックス、原発比率二〇から二二は、当然、原子力規制委員会の安全最優先の新規制基準適合を認めてもらうということが大前提になりますが、既存の原発を全て再稼働して、そして、震災前の稼働率が平均七割のところを八割程度まで稼働...全文を見る
05月22日第196回国会 参議院 経済産業委員会 第8号
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○国務大臣(世耕弘成君) おっしゃるように、今は、企業の競争力の源泉、もちろん知財、特許とか営業秘密といったことも非常に重要なんですが、その企業が例えば製造過程ですとかサービスを提供する過程で生み出してきたデータそのものがかなり今価値を持ってきていて競争力の源泉になっている。ただ...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) やはり今、データというものが産業の競争力の大きな生命線になっているわけでありますね。残念ながら、前も答弁させていただきましたが、BツーCのバーチャルのデータはいわゆるGAFAと言われる巨大IT企業に全部押さえられてしまっている。じゃ、日本が勝ち筋がないの...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) ヨーロッパなんかは、やはりこの国際標準をうまく取ってそして主導していくというのが非常に上手だと思いますし、最後は国際機関での投票になると、ヨーロッパは突然、二十八票ですかね、持っていることになるわけでありまして、非常にその辺をうまくやっているというふうに...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 中小企業というのは、なかなか社内に専門的な人材抱えるというのが難しいわけですから、弁理士の先生方が標準化とかデータの利活用についても一体的にコンサルティング機能を発揮していくことに期待を持ちたいというふうに思うわけですが、御指摘のように、弁理士さんという...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 官房副長官室と総理の部屋というのは結構離れていまして、そんなに四六時中近くにいたわけではありません。  今御指摘の件に関しては、今日、安倍総理が朝、官邸でぶら下がり会見で、御指摘の日に加計孝太郎理事長と会ったことはございませんと、念のため昨日官邸の記録...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 今御指摘の件については、総理は明確に否定をされています。また、私も報道で読む限りですが、加計学園側も否定をしているわけでありまして、会ったと言われる双方が否定をしている、もうそのことに尽きるんではないかというふうに思っております。
○国務大臣(世耕弘成君) ちょっと、今おっしゃっていただいたこと、私はいろいろ思いがあって三十分でも一時間でもしゃべれるんですが、簡単にまとめますと、やはりこのGAFAというのがビッグデータをがばっともう今、はっきり言って大きく抱えてしまっています。ただ、これは、いわゆる事業者と...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 標準化の一つの指標になるISOの国際幹事国引受数、これ日本も頑張って伸ばしてきてはいるんです。二〇〇六年が六十三件だったのが、二〇一六年、百件まで増やしていますので、大分伸びている方なんですが、やっぱり、韓国はまだまだですが、中国は大分猛追をしてきていて...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) このJISマークの制度については、昭和五十五年に法改正が行われて、それ以来、海外の事業者も日本国内の事業者と同じように認証が取得できるようになっています。これもある意味ジャパン・ブランドの信頼性の一種なんでしょうか、現在も海外の認証取得者というのは韓国、...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 一般論として、事業者などにとって分かりやすい形でデータをオープン化することによっていろんなサービスを提供するというような機会を創出するということは、これは重要な取組なんだろうというふうに思っています。ただ、一方で、データの種類によっては公開になじまないと...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) JISは、品質の改善ですとか生産合理化、あるいは取引ですとか消費の合理化の目的で、法律に基づいてそれぞれの主務大臣が制定する国家規格であるわけですから、それ自体は規制ではなくて、あくまでも任意の制度であります。ですから、シェアリングエコノミーのようなサー...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 全くそうは考えておりません。サービスに当たるものは、きっちりJISで求められれば、あくまでも任意の制度ではありますけれども、求められれば、サービスの一種であるシェアリングエコノミーサービスについても認証をしていくということは十分あり得る話だと思っておりま...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 第四次産業革命の下で、企業の競争力の源泉はまさにデータあるいはそのデータを用いたサービスへ移り変わりつつあるわけでありまして、世界的に見てもこのデータの重要性というのはますます高まっています。  こうした中、今回の不競法の改正は、データの不正流通への対...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) ただいま御決議のありました本法案の附帯決議につきましては、その趣旨を尊重してまいりたいと考えております。
05月23日第196回国会 衆議院 経済産業委員会 第14号
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○世耕国務大臣 加計学園の獣医学部新設については、これは経済産業省の業務に関することではありません。また、愛媛県が提出された文書というのは、これは参議院の予算委員会に提出された文書でありまして、私も見ておりませんので、経済産業大臣としてコメントする立場にはありません。  その上...全文を見る
○世耕国務大臣 ですから、総理は会っていないとおっしゃっているんですから、それに尽きるんではないか。会っていないことを証明するというのは、これはなかなか難しいんだろうなというふうに思います。少なくとも、会ったと言われている、その報告書なるもので会ったと言われている両者が会っていな...全文を見る
○世耕国務大臣 国会に参考人として誰を呼ぶかということについては、国会がお決めになることだというふうに思っております。
○世耕国務大臣 長期エネルギー需給見通しにおける省エネ見通しというのは、今、技術的に可能で、現実的な省エネ対策として考え得る限りのものを積み上げた極めて野心的な見通しだと思っています。今でも、ことし段階で二二%達成しなければいけないのがまだ一七%台にとどまっているということですか...全文を見る
○世耕国務大臣 原子力を安全に利用していく上で、やはり高いレベルの技術、人材の維持強化というのは非常に重要な課題だと思います。私も、世界のエネルギー事情を見ている中で、やはり一度技術、人材を失ってしまうと、それを取り返すのは本当に大変だ、アメリカも今苦労していますし、イギリスも結...全文を見る
○世耕国務大臣 どこにどういう研究炉、実験炉をつくるかというのは、これは文科省主導でお決めになることであります。ただ、人材育成という観点から、あるいは原発立地地域である福井県との関係という点から、我々も大変注視をしておりますし、貢献できることがあれば貢献したいと思っております。
○世耕国務大臣 御指摘のように、五月十六日の総合資源エネルギー調査会基本政策分科会において、再生可能エネルギーについて、エネルギーミックスにおいて電源構成全体の二二から二四%を占める主力電源という表現を今回は入れさせていただきましたが、それをエネルギー基本計画の今素案としてお示し...全文を見る
○世耕国務大臣 どう広まっていくかというのはなかなか見にくいわけでありますけれども、ESGの観点などから評価をされるということを踏まえると、この投資受入れをするためには、やはり、進めていかなければいけないという取組も出てくるのではないかというふうに思っております。  今、企業の...全文を見る
○世耕国務大臣 エネルギーを使う企業、産業界が、再エネの価値を積極的に評価をして自主的に調達をする、これがまさにRE一〇〇の本質だというふうに思っていますが、そのことは、その企業が、今ESG投資とかSDGsに基づく投資という機関投資家の動きが出ている中で、投資家からそういった動き...全文を見る
○世耕国務大臣 ちょっとその件については、通告いただいていないので、今ここで公式の見解を述べるのは控えさせていただきたいと思います。
○世耕国務大臣 これは、メガソーラーであろうとソーラーシェアであろうと、太陽光発電事業の実施に当たっては、やはり、長期安定的に発電事業を行うという観点から、地域住民の御理解をいただきながら事業を進めていくことは非常に重要だというふうに思っています。  FIT制度開始以降、やはり...全文を見る
○世耕国務大臣 まず、コミュニケーションの義務化については、これは、経産省としてはやはり、一律でコミュニケーションを義務化をするよりは、地域の事情に合わせた方がいい。条例などによって、それに違反をした場合に認定取消しという方が、私は、地域事情を反映したきめ細やかなコミュニケーショ...全文を見る
○世耕国務大臣 まさに今御指摘のように、熱密度の高い地域、いつも羽田に着陸するときに見える京葉工業地帯なんて、もう大変な熱密度のエリアが物すごく広がっていると思いますけれども、こういう熱密度の高い地域などにおいて、複数の事業者が連携をしてエネルギーを面的に利用する仕組みを構築する...全文を見る
○世耕国務大臣 御指摘のとおり、火力発電所におけるエネルギーの効率的な利用というのは、我々の掲げているスリーEプラスSの観点からも非常に重要だというふうに思っています。  その方策の一つは、やはり発電そのものを高効率化することでありまして、次世代の高効率石炭火力発電技術でありま...全文を見る
○世耕国務大臣 御指摘のように、再生可能エネルギーや省エネルギーについてはやはり地域ごとの特性が反映される面が大きく、地方自治体の果たす役割というのは極めて重要だというふうに認識をしています。  このため、既に、地球温暖化対策の推進に関する法律に基づいて、一定の地方自治体は、各...全文を見る
○世耕国務大臣 私も全く同じ考えであります。  住宅のリフォームも、かなり業界も育ってまいりましたし、そういった中で、特に、新築住宅の省エネ化だけではなくて、既存住宅の省エネリフォームの普及も極めて重要でありまして、これは、日本再興戦略でも、二〇二〇年までに省エネリフォームを倍...全文を見る
○世耕国務大臣 まず、アメリカでは、一九七九年のスリーマイルアイランド原発事故の反省も踏まえて、事業者が集まって、安全性、信頼性の向上を目的とした組織を設立しました。こういった枠組みのもとで、現場における良好な取組事例の共有ですとか、改善点を相互に指摘し合うといった活動を続けるこ...全文を見る
○世耕国務大臣 私の申している稼働率というのは、今の、原発が何基あるうちの何基が稼働するという稼働率ではなくて、その一基がそれぞれ動いた場合に、ずっと動き続ければ一〇〇%なわけですが、それは普通、定期点検があったり、あるいは、場合によって、ちょっとふぐあいが出て一旦とめてというよ...全文を見る
○世耕国務大臣 ちょっと御質問の意味がわからないんですが、今、二〇三〇年、二〇から二二%達成可能という試算のベースを申し上げますと、二〇三〇年時点の原発比率が、稼働率をまず八〇%と仮定して機械的に計算をしますと、二〇三〇年時点で、まず、運転開始から四十年未満の原発が全て稼働をする...全文を見る
○世耕国務大臣 あくまでも、具体的な炉の再稼働というのは、これは規制委員会の新規制基準適合の審査をパスをするということ、また、地元の御理解もいただくということが前提になるわけであります。あくまでも今我々がやっている試算というのは機械的な試算だということは御理解いただきたいと思いま...全文を見る
○世耕国務大臣 我々が機械的に行っている試算の中では新設、リプレースは前提としておりません。現時点では新設、リプレースは全く考えていない。それを考えなくてもエネルギーミックスは達成可能だというふうに考えております。
○世耕国務大臣 原発再稼働に関しては、繰り返しになりますけれども、これは何か数字ありきとか、この炉を再稼働させるというのを我々が判断するのではなくて、これはあくまでも、原子力規制委員会が、きちっと専門家の立場から、新規制基準に適合するかどうかという審査をしっかりとやっていただく、...全文を見る
○世耕国務大臣 政府としましては、パリ協定上の日本の目標であります温室効果ガス二〇三〇年度二六%削減に向けて、まず、地球温暖化対策計画に基づいて着実に取り組んでいきたいと思っています。  経産省としても、イノベーションの追求などによって成長と気候変動対策を両立させながら排出削減...全文を見る
○世耕国務大臣 第五次エネルギー基本計画案では石炭火力をベースロード電源と位置づけております。これは、石炭火力や原子力などのベースロード電源と、そしてLNG火力などのミドル・ピーク電源と、そして再生可能エネルギーをうまく組み合わせることで、スリーEプラスSを同時達成することが電力...全文を見る
○世耕国務大臣 改正法案においては、まず一般論として申し上げれば、貨物の所有者でなくても、貨物輸送事業者との契約などによって輸送の方法などを決定している事業者は、荷主として省エネ法の規制対象となりまして、特に、年度の貨物輸送量が三千万トンキロを超える事業者は特定荷主に指定されるこ...全文を見る
○世耕国務大臣 モール事業者が今は荷主とはならないというのは、先ほど部長が答弁させていただいたとおりでありますけれども、モール事業については、まだ今後いろいろ、市場が成長したり、あるいは事業の形態がいろいろ変化をしてくるというようなこともあり得るというふうに思っております。モール...全文を見る
○世耕国務大臣 改正法案のもと、荷主による例えば再配達削減に向けた取組ですとか、あるいは荷受け側との連携を通じた物流効率化というのを推進していきたいと思っています。これは、トラック輸送事業者あるいはそこで働く方々の業務効率の改善ですとか生産性の向上、働き方改革につながっていくもの...全文を見る
○世耕国務大臣 荷主に求める具体的な省エネ取組であります、先ほど申し上げました荷主判断基準の検討は、中小トラック事業者の意見も十分に聞いて進めていきたいというふうに思っています。  例えば、再配達削減というのが非常に大きなテーマになるわけですが、例えば宅配ボックスの普及など、受...全文を見る
○世耕国務大臣 ただいま御決議のありました本法案の附帯決議につきましては、その趣旨を尊重してまいりたいと考えております。     ―――――――――――――
05月23日第196回国会 参議院 本会議 第21号
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○国務大臣(世耕弘成君) 武田議員にお答えいたします。  柏崎刈羽原発の再稼働についてお尋ねがありました。  柏崎刈羽原発六、七号機については、昨年十二月に設置変更許可を取得し、現在、原子力規制委員会によって安全審査が行われているものと承知をしております。  原子力発電所に...全文を見る
05月29日第196回国会 参議院 経済産業委員会 第9号
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○国務大臣(世耕弘成君) 自動車及び自動車部品の輸入に関する通商拡大法二百三十二条に基づく調査については、これまだ、調査に入るということでありまして、具体的な措置が決定されたわけではありません。一部、税率が二五%というようにも報道されていますが、これ、税率も含めてまだ何ら決まって...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 今御指摘のように、国際仲裁は、一審で終了するという迅速性、あるいは紛争処理の中身が公開されないという非公開性といったメリットがあるわけであります。こういったメリットをより多くの日本企業に周知をするために、ジェトロや日本商事仲裁協会など関係機関と連携をして...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 御指摘のとおり、よろず支援拠点というのはまさに伴走型の支援をやるために設置した支援機関でありまして、販路開拓、商品開発など幅広い専門家を配置することで、伴走型で専門性の高い高度な提案を行っていくことが求められているわけであります。  こういった機能を充...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 文書の改ざんというのは、もう当然あってはならないことだというふうに思っています。  今回、財務省で改ざんが発生をして、この行政の仕事というのは国民の信頼で成り立っているわけでありますが、その文書の書換え問題が信頼を大きく傷つけたことについて真摯に受け止...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) これはあくまでも国会でお決めいただいて、それに誠実に答えるというのが公務員としての立場なんだろうというふうに思っております。  柳瀬審議官も、予算委員会では求められて、国会として、予算委員会として求められたことにはしっかりと応じて、彼も記憶の限り誠実に...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) まず、駅ナカ商業施設というのは、駅を利用する、交通で利用している消費者にとっての利便性の高さなども相まって、近年増加傾向にあるというふうに承知をしています。  これが駅周辺の商店街にどういう影響を与えているか。今この資料で示していただいたのも一つの影響...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) ちょっと役所の用意した答弁とは違う形になるかもしれませんけれども、まあはっきり言って、イコールフッティングではないと思います。  いろんな私も商業関係の雑誌とかもざっと読んでみましたけれども、駅の中というのは、やっぱり一等地というよりはもう特等地であり...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 今回答弁するに当たって、私もいろいろ勉強いたしました。大野委員も非常に広範にわたって勉強されているわけであります。  私は、当然、これルミネと比べても坪売上げ倍、一般の小売店に比べて八倍と、圧倒的に有利な特等地にあるということで、いろんなクレームとか要...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) まず、このエネルギーミックスの数字というのは、何もこの原発を動かしますとか何基動かしますとか、それは原発だけじゃなくて火力発電とか風力発電とか、そういうのを積み上げて作った数字ではないんですね。  逆に、きちっと政策的な目標を作って、まず自給率、今多分...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) ですから、その三十基を積み上げてエネルギーミックスを作ったわけではなくて、コストを下げる、自給率を上げる、CO2を下げるという計算の中で、結果としてその他の電源も含めて比率が出てきて、原発については二〇から二二になっているというわけであります。  再稼...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) おっしゃるように、再生可能エネルギーについては、まず、その発電技術そのものを高効率、低コスト化していくということが重要です。  もう一つは、やはりどんな風が吹くところでも、どんな太陽がかんかん照りのときでも、風がやんだり曇ったりということがあるわけです...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 新たなエネルギー基本計画の素案においては、二〇五〇年に向けた原子力については、経済的に自立し脱炭素化した再生可能エネルギーの拡大を図る中で、可能な限り原子力依存度を低減するとお示しをしております。  まず、再エネについては、FIT制度による補助からの早...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 先日の東海第二原発に係る安全協定は、電力会社と自治体が任意に締結したものであると認識をしております。  安全協定の考え方としては、立地自治体の立場が尊重されることが基本と理解をしていますけれども、各原子力発電所ごとに各地域の経緯や事情は様々でありまして...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 避難計画の実効性あるいは技術的な面については、これは内閣府防災あるいは規制委員会で判断されるものだと思いますけれども、その上で申し上げれば、原発の再稼働を含めて、原子力エネルギー政策についてはいろんな御意見があると承知をしております。  政府としては、...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 東海第二原発への資金的な協力については、東電などの受電会社が自らの経営責任において判断すべきものと考えています。  今御指摘の新々総特においても、東京電力は、賠償や廃炉の責任を貫徹するためにも更なる経営の健全化を進めていくということが求められているわけ...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 危機対応業務については、今年一月にまとめられました有識者による商工中金の在り方検討会、ここで提言をいただいているわけであります。その提言の中では、現行の危機対応業務から災害対応を除いてまず全面撤退をして、いわゆる危機事象でデフレ脱却というのがあったんです...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) エネルギーの使用の合理化等に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  エネルギー資源の大部分を海外に頼る我が国は、限られた燃料資源の有効な利用を図ることが必要です。平成二十七年に策定した長期エネルギー需...全文を見る
05月30日第196回国会 衆議院 経済産業委員会 第15号
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○世耕国務大臣 それは、日米の関係を総合的に判断をしてということであります。  今回の二百三十二条、鉄鋼、アルミに関しては、我々は、正々堂々と正門からアメリカに対して、こういう措置を日本を除外しないというのはおかしいということを、しっかりとこれは首脳レベルでも閣僚レベルでも正々...全文を見る
○世耕国務大臣 まだ、これは調査に入るということを言っているだけであります。  税率も一部二五%と報道されていますが、税率もまだ、はっきり言ってどういうことになるかも全くわからない状況でありますので、まずは、よくアメリカの動向は注視したいというふうに思います。  ただ一方で、...全文を見る
○世耕国務大臣 制度論としては、今財務省が答弁したとおり、リバランス措置を講じて関税の増収があった場合は、それは一般会計歳入として扱われる。ということは、もうそこから先はお金には色はついていないということになるわけであります。  制度論としてはそうですけれども、政策論として、日...全文を見る
○世耕国務大臣 私も、官房副長官時代を含めて、また経産大臣になってからも、アルゼンチン訪問をしております。特に、現政権は、非常に安定的な環境の中、積極的に今、経済の開放、改革を進めているということで、もともと南米の大国でありますから、この国との関係というのは非常に重要だというふう...全文を見る
○世耕国務大臣 アメリカやEUの対ロシア制裁をめぐる動向については、特にこの四月にアメリカが追加制裁措置も行っているわけでありまして、そういった中で、当然、我が国企業にも影響が出てくるということで、強い関心を持ってフォローをしております。  もちろん、我々はやはりG7の連帯は乱...全文を見る
○世耕国務大臣 それは、これから北方四島における共同経済活動の具体的内容が決まっていく中で詰まっていく問題なんだろうというふうに思います。  私が主に担当している八項目の協力プランと、そして北方四島における共同経済活動の一番大きな違いは、やはり四島における共同経済活動に関しては...全文を見る
○世耕国務大臣 やはり、外交というのは押したり引いたりがあるというふうに思っています。  秋田犬については、これはもともと秋田県知事がプーチン大統領にプレゼントして、そしてプーチン大統領がそれをすごくかわいがって、秋田犬が決して優しいとは、私も子供のころ飼っていたことがあるんで...全文を見る
○世耕国務大臣 これは、鉄鋼、アルミに関してもそうだったように、正々堂々と、正面からきちっと日本の主張をぶつけていく、このことが非常に重要だ。駆け引きとか取引はしない。あくまでも全ての措置はWTO整合的であるべきであるということをきちっと訴えかけていきたいというふうに思いますし、...全文を見る
○世耕国務大臣 もちろんいろいろと考えてはおりますけれども、それを今言うと、また手のうちを見せる、あるいは相手を刺激することになりますので、控えさせていただきたいと思います。
○世耕国務大臣 収納率が、社会保険も含めて、税も含めてずっと上がっている、特にここ五年上がっているというのは、これはやはりアベノミクスの効果が中小企業にも行き渡っているのかなというふうにも感じるわけであります。  国税、地方税の徴収については、これは基本的には国税庁、自治体の考...全文を見る
○世耕国務大臣 やはり、税が課税されているということは、それは利益が上がっているということだと思いますし、消費税というのは、基本的には、お客さんから預かったものをそのまま納税をするということになるわけであります。  問題は、やはり、経営者の資金繰りのスキルというか、そういう問題...全文を見る
○世耕国務大臣 クールジャパン機構は、民間がなかなか投資ができない、ためらうようなハイリスクな案件への投資を目的として、平成二十五年十一月に設立をされました。これまで、食・サービス、あるいはメディア・コンテンツ、ライフスタイル関連を中心に、二十八件、五百七十億円の支援決定を行って...全文を見る
○世耕国務大臣 看板政策かどうかは別にして、クールジャパンという言葉自体はずっと前から言われていましたし、その前はクール・ブリタニカというのもあって、いろいろ文化を海外へを推し進めることによって経済全体にプラスになるという考え方だというふうに思っています。安倍政権にとっては重要な...全文を見る
○世耕国務大臣 それは、いろいろな財政事情もあろうかと思いますし、当然、補正予算というのは、経済対策が決まって、その経済対策に合わせる形、その経済対策を実現する形で補正予算が編成されるわけでありますから、そういう意味で、経済対策の一環として、このクールジャパンというのが入って予算...全文を見る
○世耕国務大臣 これは、改定前の、現行のエネルギー基本計画の中に明示もされているわけですけれども、こういう表現になっています。「原発依存度については、省エネルギー・再生可能エネルギーの導入や火力発電所の効率化などにより、可能な限り低減させる。」というふうになっています。  これ...全文を見る
○世耕国務大臣 エネルギーミックスというのは、原発が何基動くからこれという形で決めたわけではないんですね。いわゆる積み上げでつくったわけではありません。日本がエネルギーを安定的に供給していくスリーEプラスSを実現するためにきちっと達成していかなければいけないいろいろな要因を組み合...全文を見る
○世耕国務大臣 もう一度申し上げますが、原発の依存度二〇から二二というのは、どの原発を再稼働させるとかそういう考えでできてきた数字ではありませんし、逆に、この二〇―二二を達成するために無理にでも再稼働するということもありません。これは、あくまでも安全最優先でやっていく。  先ほ...全文を見る
○世耕国務大臣 独禁法上の解釈は、もうこれは公取の話ですから申し上げませんけれども、やはり、学業に専念をさせるという趣旨で経団連はこういう指針を出しているんだろうというふうに思います。  ただ、私は、この新卒一括採用については、これはいつも物議を醸すんですが、余りもう続けるべき...全文を見る
○世耕国務大臣 まさに、AI時代においては、産業構造の転換に伴って、働き手に求められるスキルが劇的に変化しますし、逆に、そういった働き手を使う経営者にも、今までとは違う能力とか経営のスタイルというのが求められていくというふうに思っています。  今委員御指摘の点については、私は、...全文を見る
○世耕国務大臣 どう受けとめているかと言われても、この数字を見ると、子供のころは優秀だけれども、会社に就職して、若手のうちもまだまあまあ優秀だけれども、経営層になると全然だめになるという。一体何なんだろうか。よく、日本の経営者はサラリーマンのなれの果てなんという悪口を言う人もいま...全文を見る
○世耕国務大臣 私も、経営人材の強化というのは非常に重要だと思っています。  私の妻は、二年前、選挙に落ちまして、去年から早稲田のビジネススクールへ通っていて、勉強している内容を見ると、なかなかおもしろいですね。私も、できれば政治家を休職してこういう勉強をちょっと何年かやるとま...全文を見る
○世耕国務大臣 その新経連のフォーラムは、実は私も登壇する予定だったんですが、残念ながら国会で出られなかったんですけれども。  今おっしゃるように、これからの経営はダイバーシティー、いろいろな価値観を取り入れることがやはりその企業の成長力につながっていく、また国の成長力につなが...全文を見る
○世耕国務大臣 全くおっしゃるとおりだと思います。  特に、もう今はテクノロジーが進歩していて、いろいろな働き方ができるわけであります。育児となるとどうしても育児休職となりますが、やはり、休職すると、この技術変化の激しい時代に、なかなか復帰した後のキャッチアップがしんどい。これ...全文を見る
○世耕国務大臣 まず現状では、現行の省エネ法では、このシェアリングエコノミーを仲介するプラットホーム事業者については捕捉されていないというのが現状であります。  シェアリングエコノミーというのは、例えば車にしても、個人の持っている車を寄せ集めてみんなでシェアをするということにな...全文を見る
○世耕国務大臣 そんなことはしておりません。誠心誠意お答えしているつもりでございます。
○世耕国務大臣 私、気軽に答弁しているように見えるんですけれども、通告いただくとやはり一問に数十分かけて勉強していまして、本当に、夜、きょうも私五時に起きて勉強しています、自宅で。これは職員に迷惑をかけないように、それこそテレワークで、自宅で経産省のサーバーにアクセスをして、答弁...全文を見る
○世耕国務大臣 私は、その本は読んでいませんけれども、国会事故調、政府事故調の報告書、あるいはそのベースとなっている議事録などについては、官房副長官時代にきちっと目は通させていただいているつもりでございます。
○世耕国務大臣 まずRE一〇〇、これは民間が取り組むことについては歓迎だということであります。  また、経産省としても、再エネ導入を進める、あるいは蓄電とか水素の開発で、再エネを自立した主力電源にすることによって、今RE一〇〇をやろうと思ったら、やはり少々買ってこられる企業じゃ...全文を見る
○世耕国務大臣 二十六日、安倍総理とプーチン大統領の会談に私も同席しました。これは三パーツに分かれていて、前半七十分は少人数で、お互い同席するのは四人ずつという形でやって、その後、安倍総理とプーチン大統領、通訳だけ交えて二人っきり、これが三十五分、その後、少し参加者を拡大して、お...全文を見る
○世耕国務大臣 私の肩書を慎重に読んでいただきたいんですけれども、私は、経済協力担当大臣じゃないんです、ロシア経済分野協力担当大臣。  これは、経済協力とした段階で、日本の政府のODAに近いことになってしまいますから、私の肩書はあくまでも経済分野協力担当大臣という形にさせていた...全文を見る
○世耕国務大臣 まず、何よりも、ロシアとのおつき合いは非常に、古くから深い地域であります、北海道は。そういう意味では土地カンがある。既にもう、北海道の病院が極東のロシアの病院をサポートしているという例も出てきております。  あともう一つは、やはり、寒冷地の農業をやっておられると...全文を見る
○世耕国務大臣 まだ、今、調査に入ったという段階でありますから、税率も含めてまだ何も見えておりませんので、今、予断を持ってアメリカの措置に関してコメントは控えさせていただきたいと思いますが、いずれにしても、いかなる貿易上の措置も、しっかりWTOのルールに整合的でなくてはならないと...全文を見る
○世耕国務大臣 日本には、今、航空機の部品の産業がたくさん立地しているわけでありますけれども、これは非常に付加価値が高い成長産業だというふうに思っていますし、しかも、全くミスが許されない、高品質で正確なものをつくらなきゃいけないという意味で、ものづくり日本の本当の力が発揮できる分...全文を見る
○世耕国務大臣 やはり、製紙業界は今、構造的な問題に直面していると思います。特にデジタル化推進、私の経産省でもペーパーレスをどんどん推進をしてきていますし、私自身も最近、新聞は紙で読まないですね、もう完全にタブレットで読んでしまうという状況で、そういうことがどんどん広がっていくと...全文を見る
○世耕国務大臣 先ほどの玉木代表との党首討論については、まさに、日ロ、日米の首脳間のやりとりについて議論が行われたということで、党首討論にふさわしい議論だったのではないかなというふうに思っています。  ただ、大変申しわけないんですけれども、やはり、逆に、首脳間の議論、これは、日...全文を見る
○世耕国務大臣 電力多消費産業の中には、鉄鋼、非鉄金属製錬、金属加工を始めさまざまな業種があるわけでありますが、例えば代表的な普通鋼電炉業について申し上げますと、これはアベノミクスの影響もあると思いますが、非常に需要が旺盛でありまして、それを受けて生産数量は非常に堅調である、しか...全文を見る
○世耕国務大臣 全くおっしゃるとおりでありまして、生産性革命を進めて、その結果として雇用が減っているようでは、元も子もないというふうに思っています。  一方で、これから第四次産業革命などが進んでいく、生産性革命が進んでいく中で、今まで人がやっていた仕事をAIとかが代替していくと...全文を見る
○世耕国務大臣 電力事業者の公開データによりますと、震災前の二〇一〇年度は原発五十四基が稼働しておりまして、その平均稼働率は六七・三%でありました。  震災後の二〇一六年度は三基のみが稼働しておりまして、その平均稼働率は七七・二%であります。(笠井委員「七七」と呼ぶ)七七・二%...全文を見る
○世耕国務大臣 二〇一〇年は稼働しているのが五十四基ですから、その五十四基の平均稼働率が六七・三。二〇一六年度は三基しか稼働していませんが、その三基の平均稼働率が七七・二%。稼働しているものの稼働率をはからないと意味がないと思います。
○世耕国務大臣 全く、余り意味のある数字ではないと思いますけれども、では、あえて稼働していない原発も足したら、当然、四十三基の原発が、今、廃炉が決まっていない、廃炉を決めていないもの四十三基が存在しておりますので、それも入れた稼働率というのは余り意味はありませんが、平均稼働率は五...全文を見る
○世耕国務大臣 今お話を伺って、私は佐渡は行ったことがないので、行ってみたいなと思ったわけでございますが。  原子力事業者は、機器や設備の点検など、みずからが行う安全確保の取組ルールを保安規定として定めているところであります。この保安規定の内容の審査や認可、そして事業者が保安規...全文を見る
○世耕国務大臣 今御指摘の案件については、これは個別の企業の判断にかかわることになりますので、経産省としてのコメントは控えさせていただきたいと思います。  なお、英国における原発建設計画については、これまで関係者の間でさまざまな議論は行われておりますけれども、現時点で、日本政府...全文を見る
○世耕国務大臣 今御提示されている文書は、私もちょっと、詳しくは見ていませんから何ともコメントはしようがありませんが、そういう形でお渡しをしているということは、少なくとも、文書はきちっと残って、保管をされているということだと思います。  外交上の理由があるときはお見せできないと...全文を見る
○世耕国務大臣 ことしの一―三月期の実質GDPの一次速報ということになりますが、前期比で年率ベースでマイナス〇・六%、これは九四半期ぶりのマイナス成長ということになりました。主な要因は、住宅投資が少し減っている、在庫がマイナスに寄与したというふうに承知をしております。  今回の...全文を見る
○世耕国務大臣 特定物質の規制等によるオゾン層の保護に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  これまで、我が国では、オゾン層を破壊する物質に関するモントリオール議定書に基づく義務を履行するため、特定物質の規制等によるオゾン層の...全文を見る
06月05日第196回国会 参議院 経済産業委員会 第11号
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○国務大臣(世耕弘成君) まず、原子力の立地地域なくして日本の原子力あるいはエネルギー政策は成り立たなかったこと、そして、立地地域が日本の電力供給を今御指摘があったようにずっと支えてきてくれたこと、このことを政府としてしっかりと肝に銘じなければいけない、一瞬たりとも忘れてはいけな...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) この二月の福井県における大雪での燃料供給に関するいろんな経験から、我々も幾つか大きなことを学んだというふうに思っております。  問題点も明確に出てきたというふうに思っていまして、まず、供給サイドから見ると、断続的に雪が降ることによって一度復旧された道路...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) エネルギーは国民のあらゆる活動を支える基盤でありまして、エネルギー政策を進めていくに当たっては、安定供給、経済効率性の向上、環境への適合という3EプラスSを、これ同時に実現をしていかなければいけないわけであります。  どういったエネルギー源を活用してい...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) エネルギー基本計画の今お示しをしている素案の中のエネルギーミックスにおいては、再生可能エネルギーは電源構成全体の二二から二四という意味では現行のエネルギー基本計画とは比率は変わっていないわけでありますが、これを主力電源という位置付けにさせていただいて、素...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 今、操るとおっしゃっているのは、まさにこの最適化ということになるんだろうというふうに思っています。  コネクテッドインダストリーズの概念も、まさに企業や産業を超えてデータを共有する、そして、そのデータをビッグデータとしていろんな形で利活用していくことに...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) これは、縦割りとかそういうのではなくて、私は首脳会談同席をさせてもらっていますが、これはあくまでもロシア経済分野協力担当大臣として、この八項目の協力プランに話が及んだ場合にサポートをするという意味で入らせていただいているわけであります。  この首脳会談...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 自動車とそして自動車部品の輸入に関する通商拡大法二百三十二条に基づく調査について、万が一仮に広範な貿易制限措置が発動されることになれば、これはもう世界市場を混乱させ、WTOルールに基づく多角的貿易体制にも大きな悪影響を及ぼすものでありまして、極めて遺憾だ...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) まず、WTO上は、この鉄鋼、アルミに関してはもう実際日本は二五%の追加関税を課されているわけでありますから、リバランス措置というのをとる権利があるわけであります。これについては期限付で、ある一定の期限までにその権利を行使するということを通告しないと権利を...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 当然、これは我々、特に環境省、外務省とは、こういう国際的に発信をしていく目標ということになるわけでありますから、当然一定の調整はしっかり行った上で法案は提出をさせていただいているというふうに思いますし、閣議決定をして出させていただいている法案でありますか...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 大野委員の御指摘はごもっともなところはあるというふうに思います。どうせエネルギー基本計画を改定するんだったらそれを待てばいいじゃないかという御指摘、これは私も省内でそういう議論もさせていただきました。  ただ一方で、今、現行のエネルギー計画に対しても省...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 当然、そういうところは事業者として公平じゃなきゃいけないというふうに思っています。だから、そういう意味で、先ほどから申し上げている工場等の判断基準はA社だろうがB社だろうが一緒と。  一方で、目標部分についてはグループでやった方がいろんなメリットが生ま...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) まず、この認定管理統括事業者として認定される場合の基準は、法律でうたわれている部分もしっかりとあるわけであります。これは、親会社が子会社の株式を一定割合以上保有しているなど一定の資本関係を持っているということ、親会社が統括する組織においてグループ会社のエ...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) ちょっとそのルールの細目は私もよく分からないところはありますけれども、当然、試験ですから、試験を複数の団体がやるというようになると混乱しますから一者に絞らざるを得ないというところはあると思います。ただ、それが何か固定的で、既得権のようなことになってはいけ...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) これはちょっとしゃくし定規なお答えになってしまうかもしれませんけれども、今この省エネルギーセンターの役員については、これはもうほかの独法などと同じように公募によって、そして第三者で構成される評議員会がその必要な能力及び資質を十分に備えているかどうか適任性...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 試験機関については、もういわゆる制度として、政策的判断として一者に絞っている。講習については、これは別に我々が一者に絞っているわけではなくて、他に手を挙げる人がいないということなんだろうというふうに思っています。  じゃ、この一つの一般財団法人でその試...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) この省エネルギーセンターが今受託をしている経産省からの委託事業というのは、基本的に一般競争入札、公募といった手続を経て決定をされているわけであります。  ですから、結果としてこういう形になっているわけですが、これはやはり省エネルギーセンターが持っている...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) これまで努力していなかったかのように言われると問題になるわけですが、引き続きしっかりと努力をしてまいりたい、特に特定の団体の既得権のようなことにならないようにしっかりと配意してまいりたいと思っております。
○国務大臣(世耕弘成君) この確実というのは、何かがちがちの計画を厳しく作ってこないと認定しないよということではないんです。どちらかというと、ちょっと余り大風呂敷広げたり、背伸びしないでくださいね、きちっとやれる計画を作ってくださいね、そうであれば認定をしますよということなんです...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 特にこのネット通販ではもういろんな形態が出てくると思います。今のアマゾンのビジネスモデルについても、私、発表直後から大変注目しています。ただ、なかなかまだ実現していないようですね。それぞれ、麹町四丁目なら四丁目に全部配送拠点を小さくても置かなきゃいけない...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) ただ、済みません、私、そこは余り法解釈はできませんけれども、少なくとも、例えば麹町四丁目に配送センターがあって、そこへ江東区の配送センターから持ってくると。それがアマゾンの自社のトラックで持ってくるんであればこれはもう運送事業者そのものになるわけですし、...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) やっぱりこのエネルギー管理士の試験が一番難しくて、エネルギー管理士に受かっていないと絶対なれないのがエネルギー管理者なんですね。このエネルギー管理者がやはり一番難しい。この一種指定工場の中でも、製造業、かねへんの鉱業、そして電気供給業、ガス供給業、熱供給...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) この省エネの取組というのは、国としては企業にしっかり取り組んでもらうために、一つは省エネ法による規制、ルール作り、そしてもう一つは補助金などによる支援策の両面でやってきていますが、一方で、もう今、省エネにやっぱり取り組むというのは企業の社会的責任にもなっ...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) いわゆるALPSで行われた処理水の処分方法については、これは風評被害などの社会的観点も含めた総合的な議論が必要だと思っています。技術的、科学的な観点だけではなくて、やはり風評という社会的観点の議論も必要だと思っておりまして、今、汚染水処理対策委員会の下に...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) これは、日本の原発だけではなくて、世界中、このトリチウム水は何らかの形で処理をされている、放出をされているということです。  ただ、だからといってすぐできるという話ではなくて、やはり社会的インパクト、福島の皆さんの思い、そういったこともよく考えて最終的...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) これは総理の発言に関わることですから、私の方からお答えさせていただきたい。  まさにブエノスアイレスでのこのIOCでのスピーチは、私、当時官房副長官として目の前で聞いておりました。準備にも少し携わったわけでありますが、あのときの趣旨は、汚染水の影響は福...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) これは、東京電力は、もうまさに今独占企業ではなくて競争していますので、そう簡単に値上げはできないわけであります。これは去年の通常国会で大分御議論をいただきました、東電改革も含めてですね。資金としてはやはり二十一兆円ぐらい、全て含めるとですね、廃炉・汚染水...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 原発が省エネかどうかというのに、ちょっと直接原発と省エネというのはなかなか比較が難しいわけでありますが、そもそもこの省エネ、何のために取り組んでいるかというと、やはり化石燃料の使用を減らすことによってCO2の発生量を抑えるということ、そして、日本の一つの...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 東京電力が、経営判断に当たってあるいはその説明に当たっては、廃炉と賠償の責任貫徹にどのように貢献をしていくかという観点が最も重要だというふうに思っています。新々総特においても、廃炉や賠償の費用の捻出に向けて経営改革をやり遂げて企業価値を高め、国民負担の抑...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 東京電力は、まず何よりも被災者の皆さんに対する賠償金のお支払、そして福島の復興への貢献をしっかりと行う、原発の廃炉、福島の復興の責任を果たすことが重要だと思っています。その上で、経営の健全化を成し遂げて、国民負担の抑制や国民還元を実現をして、福島への責任...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 商工業の営業損害については、東京電力は将来にわたる損害として、個別事情を確認の上、事故との因果関係がしっかりと確認をされれば、年間逸失利益の二倍相当額を一括で賠償するということになっているわけであります。  経産省としては、被害者の方々の置かれた状況は...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) これは、二〇から二二という比率は、どの原発をどう動かしてということを積み上げたものではありません。これはあくまでもトップダウン方式で、まず自給率を二五%まで改善をする、電力コストを、策定当時ですから、二〇一三年度よりも引き下げるということ、そして欧米に遜...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 私の地元の事案で、私も知らなかったんですけれども、最近ちょっと選挙区へ帰れていないのでと焦っているわけですが。  再生可能エネルギーの発電事業の実施に当たっては、長期安定的に発電事業を行うために、地域住民の、地域の理解を得ながら事業を進めていくことが重...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 繰り返しになりますけれども、再生可能エネルギー発電事業の実施に当たっては、やはり長期で安定的に発電事業を行うためには、地域の御理解をいただきながら事業を進めていくことが重要だと思います。このため、改正FIT法では、地域住民との適切なコミュニケーションを図...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 本当に繰り返しになって申し訳ないんですが、改正FIT法では、地域住民との適切なコミュニケーションを図ることについて新たに努力義務にしておりますし、一方的な説明だけではなくて、住民の意見を聞いて誠実に対応することを求めているところであります。  各地のト...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 再エネについては、地域住民の理解を得ながら事業を進めていくことが重要だということを繰り返し申し上げてまいりました。  FIT制度の開始以降、地域住民とトラブルになる太陽光発電設備などが増加していることを踏まえて、昨年四月に施行された改正FIT法に基づい...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) この排出量取引制度については、東京都のほか、EU、韓国などで導入事例があるわけであります。  ちょっと持っている数字は別になるんですけれども、東京都では、制度導入後二〇一四年度までに二〇〇九年比一三%の削減ができたというデータを我々は把握をしております...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 産業界の温暖化対策への貢献は、自ら排出する温室効果ガスの削減だけではなくて、低炭素製品、サービスなどを開発、普及することなどもあって、自主的な取組や企業の自主性に委ねるということで、各主体が創意工夫によって優れた対策を選択できるというメリットがあるという...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 今ドイツのお話をいただきましたけれども、私も今世界の電力事情というのは徹底的に勉強をしております。その結果、やっぱり国によって全然状況が違うということであります。  日本はやはり島国で、しかも地政学的に隣の国と余り電力線で接続するという選択肢は基本的に...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) ただいま御決議のありました本法律案の附帯決議につきましては、その趣旨を尊重してまいりたいと考えております。
06月06日第196回国会 衆議院 経済産業委員会 第16号
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○世耕国務大臣 G7の財務大臣会合の方はかなり強い政治的なメッセージが出たわけでありますけれども、実は同じ時期パリで開かれていたOECD閣僚理事会、そしてWTOの非公式閣僚会合、まさにここに各国の貿易担当大臣、私も含めて集まっていたわけでありまして、実はかなり実務的な話合いはこち...全文を見る
○世耕国務大臣 このキガリ改正による二〇二九年以降の厳しい削減義務の達成というのは、これは日本にとっても非常に大きな挑戦であるわけですけれども、一方で、ほかの国にも厳しい削減義務が課されている中、日本が世界の新たな市場を獲得するチャンスもあるのではないかというふうに思っております...全文を見る
○世耕国務大臣 日本はこれまでもいろいろな課題を解決、乗り越えていく中で産業の競争力をかち取ってきたという歴史があるというふうに思っています。  例えば自動車なんかは、やはり、資源を輸入に頼っているという国、オイルショックへの対応という中から、燃費性能をいかに高めるかということ...全文を見る
○世耕国務大臣 このバイオマスのような再生可能エネルギーの系統接続の問題というのは、特に工事費負担金が高いという声が再エネ事業者の方から上がっているのも事実でありまして、これをいかに工事費を軽減をしていくかとか、あるいは必要な投資がしっかり行われるための環境整備というのも非常に重...全文を見る
○世耕国務大臣 非化石発電というより、我々は、脱炭素発電というのが我々の今整理されている概念だというふうに思っています。  原発が非化石かどうか。ウランを使っているわけでありまして、そういう意味では、いわゆる化石エネルギーという意味では、それは石炭とか石油とかLNGということに...全文を見る
○世耕国務大臣 あくまでも、今回の法改正は、いわゆるキガリ改定に我々がしっかり国際社会と歩調を合わせて対応するための改正ということで、代替フロンをしっかりと管理していく、そして、代替フロン以外の温暖化効果の低い冷媒に関してはその外に置いていくというための法改正なわけであります。 ...全文を見る
○世耕国務大臣 我々は、安全性を担保するための試験研究でお金を使っているということでございます。
○世耕国務大臣 日本の化学工業は、十六・四兆円の付加価値を生み出していて、八十九万人の雇用も持っているという産業であります。  これだけでも非常に大きいわけですが、自動車産業や家電と比べると目立たないんですが、実は、人々の生活や産業になくてはならない素材を供給しているわけであり...全文を見る
○世耕国務大臣 まず、技術開発の現状に関して申しますと、このグリーン冷媒は、代替フロンに比べまして、一般的に、燃焼性があるとか、あと、適切な温度で気化とか液化をしないといった物性面の課題があるわけであります。  このために、冷媒量が少なくて、冷房用途だけに使うカーエアコンなどの...全文を見る
○世耕国務大臣 私の記憶をたどれば、あのときの質疑で、エネルギーミックスの中で原発が二二から二二%、これが、エネルギーミックスの中で出てきた数字が達成できるのかどうかという議論の中で、原発の稼働率を、原発の稼働率というのは動いている原発の稼働率を八〇%として、そして機械的に計算を...全文を見る
○世耕国務大臣 そういう意味では、あのとき笠井委員と私は議論がなかなかかみ合わなかったものですから、ただ、最終的には、笠井委員のおっしゃっている意味での稼働率というのを出せば、それは五%ということになるとお答えをさせていただきました。
○世耕国務大臣 あくまでもこれは文脈で御理解いただきたいんですが、私は、エネルギーミックスで二二から二二%という数字が達成できるかどうか、それを裏打ちをする機械的計算をするときに、原発が、四十年まで動かせば一七%、延長するものも全部動かせば二八%、ただ、その前提となっている稼働率...全文を見る
○世耕国務大臣 これは、笠井先生とは、その前の質疑の中から、エネルギーミックス二〇―二二が達成できるのかという議論になっていたわけです。ですから、私は、その頭の中で、その前提となる、わかりやすく言えば、原発一基当たりの稼働率、稼働する原発一基当たりの稼働率が八割だとするとという機...全文を見る
○世耕国務大臣 二〇一六年十月に採択されたキガリ改正は、代替フロンとして開発された、オゾン層破壊効果はないけれども温室効果の高い代替フロンを規制対象に追加したものであります。  日本がこの改正を受諾をして率先して削減義務を果たすことは、環境先進国としてグローバルな課題である地球...全文を見る
○世耕国務大臣 今御指摘の指針に掲げられているフロン類の中長期的な廃絶に向けては、現状ではやはり、代替フロンを用いている分野においてグリーン冷媒への転換技術を確立をして、導入を促進していくことが重要だと思っております。  グリーン冷媒を用いた冷凍空調機器の開発や普及に当たっては...全文を見る
○世耕国務大臣 ただいま御決議のありました本法律案の附帯決議につきましては、その趣旨を尊重してまいりたいと考えております。     ―――――――――――――
06月11日第196回国会 参議院 決算委員会 第8号
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○国務大臣(世耕弘成君) もう既に鉄鋼、アルミは、我々は追加関税の対象になっているわけであります。これは、アメリカの通商拡大法二百三十二条に基づく措置であります。  これは、ガットのルールの中にあった安全保障条項というのが、彼らが適用してこの追加関税ということになっているわけで...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) まず、今我々がとっている措置は、まずWTO条項のリバランス措置というのが認められています。鉄鋼、アルミで追加関税を掛けられたら、それと等しい額の分を我が国へ入ってくるアメリカ製品に対して課税ができるという権利があるわけであります。この権利は期限がありまし...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) まず、御回復されたこと、お喜び申し上げます。  資源の乏しい日本にとって、電気料金のこと、気候変動問題への対応、そしてエネルギーの海外依存度が高いということを考えると、やはり責任あるエネルギー政策を実行するためには原発の活用は欠かせないと考えております...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) クールジャパン機構はこれまで、特に食、サービス、メディアコンテンツ、ライフスタイルといった分野を中心に二十八件、約五百七十億円の支援の決定を行ってきているところであります。ただ、一方で、やはり投資事業の立ち上げが間もないこともあって、今、又市委員御指摘の...全文を見る
06月14日第196回国会 参議院 経済産業委員会 第12号
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○国務大臣(世耕弘成君) 特定物質の規制等によるオゾン層の保護に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  これまで、我が国では、オゾン層を破壊する物質に関するモントリオール議定書に基づく義務を履行するため、特定物質の規制等による...全文を見る
06月18日第196回国会 参議院 決算委員会 第9号
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○国務大臣(世耕弘成君) 私は、ここに経産大臣として出席して答弁させていただく立場でありますので、議員としての考え方を申し述べるのは控えさせていただきたいと思っております。
○国務大臣(世耕弘成君) ただいまの商工中金の危機対応業務等における不正行為について及びスーパーコンピューターの研究開発に係る助成金の不正受給についての警告決議につきましては、御趣旨を踏まえ、適切に対処してまいります。
06月19日第196回国会 参議院 経済産業委員会 第13号
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○国務大臣(世耕弘成君) 確かに二〇二九年以降の日本の削減義務というのは大変厳しいものがあるわけですけれども、しかし、これは他のいわゆる先進国と言われている国も同様の義務が課されるわけでありまして、そういう意味では日本が世界の新たな市場を獲得するチャンスでもあるというふうに思って...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 御指摘のように、このモントリオール議定書、この第一条で、代替フロンについては、これ破壊をされて他の物質になった場合には地球温暖化に悪影響を及ぼすことがないという考え方に立っていまして、国の生産量上限の遵守をするに当たって、生産量の実績から破壊量の実績を差...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 今この資料六の一で示していただいているように、非常に二〇二九年以降、日本にも厳しい削減義務が掛かるわけですけれども、一方で、先進国は全く日本と同じレベルの削減義務が掛かりますし、途上国にも一定程度厳しい削減義務も掛かってくるわけであります。  そういう...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) どうしてもこれ、彼らが内閣官房あるいは内閣府に勤務していた時代の話ということになりますので、中身に関して私は経済産業大臣として申し上げるわけにはいかないわけでありますが、彼らは、ともかく国会の求めに応じて自分たちの記憶の限り誠実に説明をするということを申...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 私も、例えば事業者の選定とか、そういった部分に関しては当然公正中立であるべきだというふうに考えております。
○国務大臣(世耕弘成君) 鉢呂議員は実際に代替フロン製造の現場まで訪ねてこられた上で質問されて、もう敬意を表したいと。私もちょっとそこまでは、現場を見るところまでは行っていないので、なかなか御満足のいく答えができるかどうか分かりませんが。  今御指摘のように、ヨーロッパは、これ...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) それは全く同感でありまして、経産省としては、まさにその方向性で平成三十年度から取組をスタートしています。特に燃焼性に関するリスク評価手法を中立的な立場から確立する産学官のプロジェクトを開始をいたしました。  こういう取組によって、日本企業の冷媒ですとか...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 今回、このオゾン法は、あくまでもこれはモントリオール議定書に対応するためにできた法律でありまして、元々モントリオール議定書がオゾン層の破壊を防ぐという趣旨でありましたからその趣旨の規制を掛けてきていて、そして今回、キガリ改定ということで更に温暖化対策がモ...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) まず、混合したものは、これはやはり代替フロンが入っているということでありますから、いわゆるグリーン冷媒には入りません。あくまでも代替フロンという考え方で我々は整理をしていきたいというふうに思っています。  先ほどからお話ししているように、今回、そもそも...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 自然冷媒は、自然界に元々存在する物質を冷媒に使用するということであって、その活用が技術的に可能であれば非常に有力な選択肢になるというふうに認識をしています。  しかし、自然冷媒は、例えばCO2というのが有力な自然冷媒なわけですけれども、これは冷凍冷蔵シ...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) この問題は、まさに国際的にOECDという場で、今から三年前ですかね、議論をされて整理が付いているわけであります。当時、公的金融を石炭火力に対しては行うべきではないという国もありましたけれども、当時、OECDで議論をした上でコンセンサスを得て、引き続き公的...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 今ライフラインについては、私も昨日早い段階から自分のツイッターでもいろんな最低限の情報提供は行ってまいりました、経産省として把握できるところはですね。  電力については、もう停電はこれは解消をいたしました。ただ、問題はやっぱり都市ガスでありまして、都市...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 御指摘のように、自然冷媒というのは非常に、オゾン層も破壊しなければ温室効果も低いという意味で有力なグリーン冷媒の一つだというふうに考えますけれども、しかし一方で、自然冷媒の中でも一番有力なCO2、これは、冷凍冷蔵ケースなど非常に温度の低い分野では効果を発...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) ただいま御決議のありました本法律案の附帯決議につきましては、その趣旨を尊重してまいりたいと考えております。
11月01日第197回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○世耕国務大臣 まず、北海道民の皆さんには、かつてないブラックアウトという事態を経験させてしまうことになりました。大変な苦痛と不安をお与えしたと思っております。電力の安定供給に責任を持つ経産大臣として、心からまずおわびを申し上げたいというふうに思います。  その上で、苫東厚真の...全文を見る
○世耕国務大臣 御指摘のように、グループ補助金というのは、具体的な物理的被害がかなり広範囲でなければいけないとか、あるいは、どうしても、日本全体のサプライチェーンに影響を与えるとか、そういった条件がついていますので、今回残念ながら対象にならないんですが、これは、被災された中小・小...全文を見る
11月02日第197回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○世耕国務大臣 もう今、質問の中でほとんど答えを言っていただいているわけでありますけれども、ともかくブラックアウトをまず回避するということと、万が一起こった場合の影響を最小限にとどめるということが極めて重要だと思います。  ブラックアウトを回避するという意味では、北海道に関して...全文を見る
11月05日第197回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○国務大臣(世耕弘成君) 麻生副総理がこのCNFにお詳しいとは存じ上げなかったわけでありますが、このセルロースナノファイバーは、今御指摘のように、鉄に比べて五分の一の重量で五倍の強度があって、しかもその資源は全部日本の山の中にあるということで、大変有望な素材だというふうに思ってい...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 今御指摘のように、いろんな持続化補助金ですとか、ものづくり補助金、あるいはIT補助金とか、いろんな形で今中小企業の支援をしていますが、やはりそれを現場の中小企業につないでもらうという上で、商工会、商工会議所の役割も重要ですし、この経営指導員の非常に仕事が...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) まさにもう今措置をされている軽減税率対策補助金というのは、これは軽減税率を導入するに当たってのレジの改修等を補助するものでありますから、複数税率に対応したレジを導入をしていくことが前提になろうかと思います。  これから来年度予算に向けて議論が行われてい...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) このキャッシュレス対応というのは随分ちょっと誤解がありまして、例えばそのキャッシュレスをやるためには何か特別なレジを入れなければいけないんじゃないかというような話があるんですが、これもう今、スマホで十分、お店の側もスマホでできるんですね。スマホでQRコー...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 今御指摘のように、北海道電力は、東日本大震災の後も二回にわたって電気料金の値上げをせざるを得なかった、その結果、全国でも最も高い電力料金になっている、これは非常に深刻な問題だというふうに思っております。    〔理事二之湯武史君退席、委員長着席〕  ...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) この電力の広域機関の専門家による分析の結果、世上は何となく苫東厚真の三基が落ちたことがブラックアウトの原因と言われていますが、それ以外にも水力発電とつながっている四本の送電線に支障が起こっていた。ということは、もう事実上七つの故障が同時に起こったことがブ...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 電力というのは、電気をつくる量、これ供給と、そして電気を使う量、需要、これが常に一致をしていなければこの電気の周波数が乱れてしまうという性質があるわけであります。  例えば、供給が需要を上回るような場合は周波数が上がります。逆に、供給が需要を下回る場合...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 今、第三者委員会、専門家の分析は、この苫東厚真だけが原因ではなかった、やはり水力発電につながる系統もいったのが、支障が起こったのが原因だと言っています。ただ、その火力発電所とその送電線四回線が同じ震度七とか強い地震の影響を受けるゾーンの中にあったというこ...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) ここちょっと正確に整理させて、片道ですから少し正確に整理させていただきたいと思いますけれども、まず七時頃、経産省から北海道電力に対して、できるだけ早く電力復旧のめどを立てるように指示をいたしました。復旧させろと言ったのではありません。復旧の道筋を示してく...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) やはり、ブラックアウトを防ぐという意味では、電力ネットワーク全体でリスクを分散しておく必要があるというふうに思っています。  北海道電力は何もしていなかったわけじゃないんです。ずっと以前、何年も前から取組をやってきていました。これ、もう電力ですから、取...全文を見る
11月07日第197回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(世耕弘成君) 消費税の後に需要が落ち込むような事態になったときに、これ、大手小売店であれば需要に応じて自らの経営判断で価格を下げるとかそういう対応ができるわけですけれども、やはり中小企業はなかなか難しいわけです。  また、消費者のマインドとしては、それこそクーポン探...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 今、総理の御指示でインフラの総点検を全国的に進めています。その上で、インフラの強靱化を三年間集中的に実施をすることになっています。  民間企業の持っているインフラ的なものについてどう考えるかでありますが、もちろん公共交通機関とかそういったもの、これは国...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) このグループ補助金は、東日本大震災あるいは熊本地震で措置をいたしまして、中小・小規模事業者の皆さんから大変助かったという声が出ているわけであります。今回の七月豪雨災害でも、八月に予備費で四百一億円、さらに、今御審議いただいている補正予算には三百十四億円を...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 電力というのは、常に需要と供給がバランスをしていないと安定的に供給できないという特性があるものですから、供給がオーバーしそうなときは、これは何も再生可能エネルギーだけではありません、火力発電ですとかそういったところを調整した上で再生可能エネルギーを調整す...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 先ほども申し上げたように、この電力の供給が需要を上回る場合というのは、これは出力制御をしなければいけないわけです。  これは、出力制御の条件とか順番を定めた優先給電ルールというのが以前からルール化をされています。そのルールを御理解いただいた上で、前提と...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 世界の潮流とおっしゃいましたけれども、スペインやアイスランドという、アイルランドという再エネ先進国と言われている国でも再エネを調整することが前提になっています。私、この間、スペイン見てきましたけれども、風車の羽根の角度を調整して出力調整をするというような...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) これは、系統に接続する順番というのは、後から接続を申し込んだ人の電源が先に申し込んだ電源を追い越すというようなことになると、これ発電事業そのものの予見性を損なうおそれがあるわけでありまして、再生可能エネルギーや火力発電など電源を区別するのではなくて、公平...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) まず、機器を導入しないとキャッシュレスができないというのは、これやや誤解なんですね。今、もうQRコード決済なんかは、お店の側もスマホとかタブレットがあれば十分対応可能になっています。あるいは、クレジットカードだって、もう簡単なカードリーダーをタブレットに...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) やはり、デジタルデバイドというか、すごい難しいって感覚をお持ちかも分かりませんので、その辺は、実は簡単だということを、別にITの知識とかコンピューターの知識がなくてもできるんだということはよく啓発をしていきたいというふうに思っております。  あと、中小...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) これ、日本のクレジットカード業界というのはちょっと一種独特な業界構造になっていて、それが原因で手数料が諸外国に比べて高くなっているというのは現実であります。  しかも、大手のチェーン店とかだと三%、四%でまだ済むんですが、小さなお店だと取扱額が低いとい...全文を見る
11月20日第197回国会 衆議院 本会議 第7号
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○国務大臣(世耕弘成君) 櫻井議員にお答えいたします。  日豪EPAのもとでの自己申告制度の利用状況や企業の自己申告制度への対応状況についてお尋ねがありました。  自己申告制度とは、EPAの特恵関税の適用を受けるために、輸出を行う企業がみずから輸出産品の原産性を判断し、申告す...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 山岡議員にお答えいたします。  報道されているゴーン会長逮捕とEUとの経済的な関係性への影響についてお尋ねがありました。  日産のカルロス・ゴーン会長が逮捕されたとの報道については、このような事態に至ったことをまことに遺憾であると考えております。 ...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 杉本議員にお答えいたします。  EUによる対日投資をふやす方策についてお尋ねがありました。  まず、日・EU・EPAにおいては、投資自由化規律確保や営業秘密保護強化などにより、事業環境の予見可能性確保やその向上を通じて、日・EU間の一層の投資促進が期...全文を見る
11月21日第197回国会 衆議院 経済産業委員会 第1号
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○世耕国務大臣 経済産業大臣、産業競争力担当大臣、ロシア経済分野協力担当大臣、原子力経済被害担当大臣、内閣府特命担当大臣(原子力損害賠償・廃炉等支援機構)として、経済産業委員会の委員各位に一言御挨拶を申し上げます。  初めに、今年七月の西日本豪雨、相次ぐ台風、そして北海道胆振東...全文を見る
11月26日第197回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○世耕国務大臣 韓国は、日本にとりましては、中国、アメリカに次ぐ三番目に貿易額が多い国であります。また、投資額の面で見ると、韓国から見たら、対内直接投資は日本が一番なんです。そういう意味では、いろいろな意味で企業のビジネスが日韓間では盛んに行われているわけでありますけれども、今起...全文を見る
11月26日第197回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(世耕弘成君) 御指摘のとおり、強靱な電力ネットワークをつくるために、もちろん設備の増強というのもしっかりやっていくわけでありますけれども、ソフト面での対策もしっかりとやっていきたいと思います。今、経産省でワーキンググループを立ち上げて、検討を進めているところであります...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 短く答えるようにします。  まさに、下請たたきを絶対やめさせなければいけないというのは共通の問題意識でございます。私も、就任以来、業種別に全部訪ね歩いて下請取引の改善を求めてきていますし、行動計画しっかり立ててもらって、今、実行移してもらっています。十...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 今御指摘の事案は我々もよく認識していまして、過去、当時、吉野復興大臣と櫻井議員の間でも質疑がありまして、そこから我々、今検討を進めております。関係自治体と、そして関係省庁、特にこれはもう財務省、補助金、運営、運用ということになりますから、財務省と今調整を...全文を見る
11月27日第197回国会 参議院 経済産業委員会 第1号
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○国務大臣(世耕弘成君) 経済産業大臣、産業競争力担当大臣、ロシア経済分野協力担当大臣、原子力経済被害担当大臣、内閣府特命担当大臣(原子力損害賠償・廃炉等支援機構)として、経済産業委員会の委員各位に一言御挨拶申し上げます。  初めに、今年七月の西日本豪雨、相次ぐ台風、そして北海...全文を見る
11月28日第197回国会 衆議院 経済産業委員会 第2号
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○世耕国務大臣 富田委員御指摘のとおり、ヨーロッパでは、良好な風況ですとか、あるいは遠浅の地形などの自然環境を生かすだけではなくて、海域を長期占用する、そういった権限の付与ですとか入札制度といったルールを整備することで、洋上風力発電の大幅な導入拡大とコスト低減を実現していると認識...全文を見る
○世耕国務大臣 我々は、再生可能エネルギーを主力電源ということをエネ基の中で宣言をさせていただきました。そういった中で、日本の環境とかを考えると、洋上風力というのは極めて有力な再生可能エネルギーだというふうに思います。  系統問題の克服も含めてしっかりと取り組んでまいりたいと思...全文を見る
○世耕国務大臣 私も、もう二年近く誘致に取り組んできておりまして、あの開票の瞬間は、もしだめだったら、もうこのまま日本へ帰れないんじゃないかというぐらい思い詰めておりましたので、思わずガッツポーズをとってしまったわけでありますけれども。  今おっしゃるように、万博というのは基本...全文を見る
○世耕国務大臣 できれば大阪・関西と言っていただけるとありがたいなと、和歌山も関西は入っておりますので。  国際博覧会の開催は、これは国際博覧会条約というのが決めておりまして、この主催者になれるのは、招請国の政府か、あるいはその政府が公式に認めた法人か、この二つ、どちらかが主体...全文を見る
○世耕国務大臣 ある程度、内容のあらましは先ほど藤木審議官が申し上げたビッド・ドシエというものの中で申し上げているわけでありますけれども、やはり、未来社会の実験場、ピープルズ・リビング・ラボラトリーと言っていますが、そういったものにしていく必要がある。今までみたいに、何か真ん中に...全文を見る
○世耕国務大臣 万博の開催に当たって、まずロゴのような象徴的なものを決めることは重要だというふうに思っています。  万博は、オリパラとは違って、ロゴ管理については少し幅もあるようでございます。愛知万博の例などを見ると、いわゆるオリンピック・パラリンピックのように一業界一企業みた...全文を見る
○世耕国務大臣 私自身、このBIE総会でのプレゼンテーション、この間の最終も含めて二回出させていただきました。そういった中で、日本の豊富な開催経験などについてアピールをしてきました。絶対成功させますということ、私も、ビデオの中で総理も言ってきたわけでありますから、これは責任を持っ...全文を見る
○世耕国務大臣 委員御指摘のように、二〇一四年に消費税を五%から八%に上げたとき、これは駆け込みもすごかったわけですが、その後、反動で消費が大きく落ち込んで、その回復には大変な時間がかかったわけであります。そのときのことを教訓に、我々は今回、この反動減対策というか、消費が冷え込む...全文を見る
○世耕国務大臣 二点いずれも、今後詳細な設計というのは行われていくことになろうかと思います。  ポイント還元についても、率とかそういったことも、これから、来年度の予算編成の過程でいろいろなことが決まっていくと思いますが、これは私は基本的には中小・小規模事業者のために行うというふ...全文を見る
○世耕国務大臣 だからこそ我々は、このカード手数料を引き下げるということを前提に考えたいと思っています。  今、例えば私も、地方の中小の小売店とかだと、クレジットカードの手数料って、下手すると七%ぐらい取られているんですね。世界の標準と比べたら非常に高いわけです。これは日本の業...全文を見る
○世耕国務大臣 これは、私は、内閣の方針に従ってやっていきたいと思いますし、その影響をともかく緩和をするための施策をしっかりと充実をさせていきたいというふうに思っています。
○世耕国務大臣 まさに商工中金は、この危機対応業務の中で少し不適切な業務対応をしていたということで、今改革に取り組んでいるわけであります。  その改革の中で、商工中金の危機対応業務については、商工中金の在り方検討会の提言を受けて、ことし三月に抜本的な見直しを実施しました。具体的...全文を見る
○世耕国務大臣 ことし七月に原子力規制委員会から、東海第二発電所の設置変更許可の審査に当たって、経産大臣宛てに、経理的基礎が認められるとする規制委員会の審査書案に対する見解、そして東京電力が日本原電に資金支援を行うことについての電気事業及び原賠機構法を所管する立場での見解、そして...全文を見る
○世耕国務大臣 いずれにしても、東京電力から日本原電への資金的協力を含めて個別の経営判断については、賠償や廃炉、そして電力の安定供給に大きな支障を及ぼすようなおそれがある場合を除いて、取締役会のガバナンスのもと、東京電力の経営陣の責任において行われるべきであると考えております。
○世耕国務大臣 国会のことは国会でお決めいただきたいと思います。
○世耕国務大臣 いずれにしても、パブリックコメントでいろいろ来ている現場の声はしっかり参考にしながら対応していきたいと思いますし、特に、委員御指摘の系統側の事情で運転開始がおくれるような場合についても、一定の期限までに送配電事業者への着工申込みが間に合う、すなわち運転開始の準備が...全文を見る
○世耕国務大臣 まさに、FITを卒業した電源というのは、もうほぼ元が取れているというか、そういう意味では非常に安価に、そしてクリーンなエネルギーだと思います。こういったエネルギーを使って新しいビジネスが生まれることも期待したいと思いますし、いわゆる旧一般電気事業者がこれを囲い込む...全文を見る
○世耕国務大臣 ホームページでデータを載せていたんですけれども、きちっとプレスリリースとかブリーフィングを行っていなかった。わかりやすさの点で不十分な点があったと思います。  そもそも情報開示に対する姿勢が不十分であることに加えて、当時、除去できないトリチウムへの対応が主要課題...全文を見る
○世耕国務大臣 国会の運営、委員会の運営については国会でお決めいただくことだというふうに思っていますので、私の立場からコメントは控えさせていただきますが、私は、決められた日程の中で国会に対して真摯に対応してまいりたいと考えております。
○世耕国務大臣 いずれにしても、国会あるいは委員会で決めていただいた日程の中で真摯に対応してまいりたいと思います。
○世耕国務大臣 これは、国会でお決めになった日程には従って真摯に対応してまいりたいと思います。
○世耕国務大臣 国会から決められましたら、私はそれに真摯に対応して義務を果たしてまいりたいと思います。
○世耕国務大臣 国会で決められて、国会の求めに応じて対応をする、これが憲法上の義務を果たすことになっていると思っております。
○世耕国務大臣 国会あるいは委員会でお決めになったら、それは義務を果たさなければならないと思っております。
○世耕国務大臣 基本的に、規制基準に適合しているかどうかというのは、これはもう規制委員会が御判断されることだというふうに思います。  設置変更許可に当たって、原子力規制委員会の見解に対する照会文書が発出をされ、そしてそれを受けて、経産省としても、日本原電に事務的に確認を行って、...全文を見る
○世耕国務大臣 苫東厚真だけではなかったんですね、これは、専門家による検証を行ったところ、水力発電につながる系統四つも、四つの送電線が機能を停止したことがあのブラックアウトにつながった、これが最終的な検証の結果であります。  そして、第三者の視点で専門家による検証、総点検、今回...全文を見る
○世耕国務大臣 北海道電力、これは、地震が三時七分発生であります、ちょっと済みません、ブラックアウトが起こった時間は正確にあれですけれども、その二十分後ぐらいに起こったんだと思いますが、経産省には、午前三時三十分ごろ、大規模停電発生の報告がありました。北海道庁への報告は午前五時半...全文を見る
○世耕国務大臣 まず、最初におっしゃった北海道電力の情報発信について、これはやはり非常に問題があったと思っています。特に停電のときは、テレビも見れない、ホームページにアクセスが殺到してホームページも機能しないということでありますから、やはりSNSの活用が重要ということで、これは今...全文を見る
11月28日第197回国会 参議院 本会議 第5号
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○国務大臣(世耕弘成君) 仁比議員にお答えいたします。  産業機械製造業における技能実習からの移行見込み数の積算方法についてお尋ねがありました。  厚生労働省帰国技能実習生フォローアップ調査において、技能実習生が実習後に実習と同じ仕事又は実習と同種の仕事に従事している割合が、...全文を見る
12月04日第197回国会 参議院 経済産業委員会 第2号
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○国務大臣(世耕弘成君) まず、二〇二五年国際博覧会の開催国として日本が選ばれたことを心の底からうれしく思っています。私としては、肩の荷が下りたというか、これ万が一負けたらもう帰ってこれないなというぐらいの覚悟でパリに臨んでおりましたので、無事勝ち取ることができて良かったというふ...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 御指摘のように、世界的に保護主義的な動きが強まっている中で、日本が自由貿易の旗手として主導的な役割を果たすことは非常に重要だと思っています。その観点から、私も海外出張を組ませていただいています。  実は、結構いろんなお誘いとか多国間の会議とかいろいろあ...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) メタンハイドレート、これは私はもう青山先生からもいろいろと御教授をいただいて、私もその重要性ということは痛感をいたしております。  特に、やはりこういう資源が日本にもあるぞということが、いわゆる今日本が資源を、LNG始め買っている相手に対しても一つのバ...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 二年後の見直しについて、今、私の立場ではなかなかお答えはしにくいわけですけれども、御指摘の、経産省が今、特定技能一号の活用を検討しているこの三業種については、まずは特定技能一号について現場でしっかり運用することが重要だというふうに考えています。  これ...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) まさに、APECは残念ながら閣僚声明は出せなかった、閣僚会議の議長声明だけだったわけであります。首脳会議も同じような結果になりました。  先日まで開かれていたG20は、これは逆に、安倍総理も相当頑張っていろんな主要国の首脳と会談をして、G20はきちっと...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) まさに鉄鋼の過剰生産能力問題というのは、これは世界的な課題だというふうに思っています。これは今後、鉄鋼だけではなくて、いろんな分野で過剰生産能力の問題が出てくるというふうに思っていますので、これを鉄鋼の段階でしっかりルールを作っていくというのは非常に重要...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) この産業革新投資機構というのは、リスクマネーの供給を通じて日本の産業競争力強化を達成するという目的で、グローバル規模でバイオですとか創薬といった最先端の成長産業に対する知見、目利き、能力、そして投資ノウハウ、こういったものを取得をして、日本の成長企業をそ...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 特に大阪がエカテリンブルク、バクーに比べて、最終的にはかなり差を付けて勝てた、BIE委員の皆さんに御評価いただいた一番のポイントは、エカテリンブルク、バクーもすばらしいプレゼンテーションでしたけど、自分たちの町がこう発展するんだというプレゼンテーションだ...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) まず、既に掛かっている費用として、これ誘致関連費用というのがあります。これは、平成二十九年度から三十年度にかけて、例えば誘致のためのコンテンツを制作したりパンフレットを作ったり、いろんなことがありました。あるいは、海外での誘致イベントなんというのも頻繁に...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) これは国を中心に恐らく負担をすることになろうかと思っています。  この途上国支援というのは、何か日本が途上国支援で金をばらまいて票をみたいな話があります。これは全然違っていて、博覧会国際事務局は、この万博に関しては途上国にいかに参加させるかというのがず...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 万博の会場予定地でありますこの夢洲という島ですね、埋立地。これは私も見に行っていますけれども、この夢洲に大阪府と大阪市がIRの誘致を目指しているということは認識をしておりますけれども、今回の大阪・関西の万博の開催とカジノを含むIRとは無関係であります。我...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) これ、よく誤解されるんですが、万博というのはオリンピックとは違って開催都市が立候補しているわけじゃありません。これは我々が、国が手を挙げて、国が中心になって今後もやっていくわけでありますから、そういう意味では、基本的にはこの構想というものは国が考えている...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 大阪府、大阪市がIRについてどういう計画を持たれている、これは我々関係ないんです。我々の出している万博の図面の中にIRが入っているわけではありませんから、あくまでも無関係ということでございます。
○国務大臣(世耕弘成君) いや、これIRは、どこに立地するかというのはまだ何も決まっていないわけでありますよね。(発言する者あり)いや、決まっていないですよ。それは大阪府、市が希望されているかもしれませんけれども、何ら、どこにIRが立地するかなんていうのはまだ今決まっていない。ま...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) むきになっているわけでも何でもないんですが、基本的に我々はIRはもう眼中になく、万博のことだけを考えておりますので、だから、IRとの関連性を答えろと言われても、申し訳ないんですけど、お答えしづらい。あくまでも、今言っていただいた、いのち輝く未来社会のデザ...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 個票の開示については、これは法務省にお問い合わせいただきたいと思いますが、一方で、経産省の所管業界における不正行為の件数ですとか傾向という実態把握に必要な情報は、それぞれこれ主管官庁、制度を所管している省庁であります法務省と厚生労働省から経産省に提供をさ...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 日米物品貿易協定の具体的な交渉というのはこれから始まることになっているわけでありますけれども、政府としては、今御指摘の日米首脳会談の後に発出された日米共同声明の内容に沿って日米間の貿易の拡大を促し、そして日米双方にとって利益になるような建設的な議論を行う...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) この首脳会談では、日米共同声明に基づく協議が行われている間はこの合意の精神に反する行動を取らないことと、これが共同声明に出てくる文言でありますが、当然その解釈としては、そういった交渉が行われている間は、今俎上に上がっております日本の自動車に対して二百三十...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) トランプ大統領のツイッターは私も楽しみに毎日読ませていただいているわけでありますが、その内容一つ一つのコメントは控えさせていただきたいと思いますが、中間選挙に関して申し上げますと、これは、日米間の貿易投資を更に拡大をしていくという観点、あるいはアメリカ側...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) ちょっとまだ交渉が始まっていませんし、相手側の出方も分かりませんし、その交渉がどれぐらいの期間掛かるかというのは、ちょっと今私の立場では予断を持って申し上げることはできないかなというふうに思っております。
○国務大臣(世耕弘成君) やはりアメリカには、このWTOを始めとするやはりマルチの多角的貿易体制の重要性ということをしっかり理解をしてもらうことが重要だと思っています。そのための非常に重要な場となるのがまさに日、米、EUの三極貿易大臣会合だと思います。  これ去年の、これも同じ...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 本当に、実質的な年内の妥結を目指して精力的に交渉していたんですが、あと一歩及ばなかった。これは決して全然及ばなかったわけではない、私の感覚でいうと、交渉官があと三日ぐらい徹夜すれば大体行けたかなというところまで行けていたわけでありますけれども、残念ながら...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 十月二十三日に世界で初めてとなる水素閣僚会議を日本が呼びかけ、日本が議長国を務める形で開催をさせていただきました。  狙いとしては、やはり日本は水素に関してはいろんな面で技術が進展しておりますし、もう実際に走る水素自動車も日本は世界で唯一造っているわけ...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 水素社会の実現に向けては、やはり水素がまだ今、石油に対してエネルギー単位当たり十倍ぐらいの価格になっていますので、将来的にやはりビジネスとして自立できるマーケットをつくっていくということが重要だと思っています。そのためには、世界各国が連携をして規制や基準...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 水素社会の実現に向けては、特にコストが高い水素ステーションの設置運営費用や燃料電池自動車の製造費用等について、規制緩和や国際標準化を通じてコストの低減を図ることが重要だと思っています。  私も大臣就任後、これ水素をしっかり進めようと。だけど、いろいろ業...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) おっしゃるように、水素は結構誤解がありまして、やっぱり我々も中学の理科の化学の実験で水素に火を付けてちょっと怖かったりしたそのイメージが非常に強く残っているんじゃないかと思うんですが、一方で、水素は気体の中で最も軽い気体ですから、空気中で最も拡散しやすい...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 国際的な水素社会の実現に向けて、日本がリーダーシップを発揮して、日本が持つノウハウや成果を世界に発信、共有して、世界の国々を巻き込んで大きなムーブメントをつくっていきたいというふうに思います。  オリパラの聖火で使うかどうかはちょっと私の権限外なんです...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 自動車は、非常に重要な生活の足であるとともに、自動車産業は製造業の出荷額の二割、雇用の一割を占めるなど、経済や雇用面で幅広い波及効果を有する日本経済のもうこれは先頭に立っている牽引役だというふうに思っています。  国内外の市場や貿易環境の先行きが非常に...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 経産省からでいいですか、まず答え。  経産省としては、やはり正社員転換、正社員の雇入れをしっかり進めていくというのは、今おっしゃるように非常に重要だと思っています。働くインセンティブも増えますし、生産性の向上にもつながるだろうというふうに思っています。...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) これ、まず業界でかなり濃淡があると思っています。自動車産業なんかはかなり率先して取り組んでいただきました。例えば、手形の支払なんというのは今自動車産業では末端でも大分なくなってきて、結構、私の地元でも、町工場で自動車の本当にもうひ孫請ぐらいをやっている会...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 前半の部分は、何か答弁の必要はないということでよろしいですか。言いたいことはいろいろあるんですけれども、じゃ、御質問のところだけ答えたいと思います。  再生可能エネルギーなど分散型エネルギーは、非常時にも活用できるエネルギー供給源を確保するという点や地...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) まず、エネルギーの地産地消は、地域資源の有効活用や、新産業や雇用の創出を通じた地域活性化に寄与すると考えています。再生可能エネルギーは、こうしたエネルギーの地産地消につながるものとして大変重要なものだと思っています。  今年七月に決定しましたエネルギー...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 再生可能エネルギーを導入拡大していくためには、やはり系統制約を克服していくことが非常に重要であります。  送電線の増強ということですが、これ増強するには一定の時間と費用が掛かるため、まずは今ある系統を最大限活用すべく、一定の条件の下で系統への電源の接続...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 今のシャープの亀山工場での件、報道の件でありますけれども、この御指摘の報道はよく承知していますけれども、経産省としては、個別の工場において雇い止めに至った経緯を具体的に把握はしていませんので、労働組合等から担当労働局に告発状が提出されているというふうに認...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 繊維産業については共産党からも国会で御質問いただいて、これは本当にひどい実態がいろんな意味で確認ができましたので、私も、これきちっと是正をすべきだということで業界に取組を求めているわけであります。  今日報道されている事案については、これは、まずは一義...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 前回の消費税率の引上げは、耐久財を中心に駆け込み需要と反動減を生じさせました。そのほか、消費税率引上げに伴う価格上昇が家計の所得を実質的に目減りさせる効果から、個人消費を大きく減少させ、そこからの回復力も弱めたというふうに考えております。
○国務大臣(世耕弘成君) 私はそうですと言うわけにはいかないわけでして、ただ、我々も、五%から八%に上げたときに、今低所得者への影響を御解説いただきましたけれども、消費に大きな影響を与えた、これをもう繰り返してはいけないということで、今回八から一〇に上げるに当たっては、今までと違...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 適格請求書等保存方式、いわゆるインボイス制度を導入すれば免税事業者からの仕入れは仕入れ税額控除ができないことになりますので、取引から排除されるのではないかなどの懸念する声がある、これは認識をしております。  そのため、政府としては、こうした事業者の皆さ...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) これは、もう既に所得税法等の一部を改正する法律の附則にもしっかりと盛り込んでいますけれども、ともかくよく状況を見て、取引への影響をよく見て、必要があると認めるときは、その結果に基づいて法制上の措置その他の必要な措置を講じてまいりたいと考えています。
12月05日第197回国会 衆議院 経済産業委員会 第3号
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○世耕国務大臣 今、山岡委員がおっしゃっていることは、まさに被災者のお立場での本当に気持ちをあらわしておられるんだろうというふうに思います。  何しろ、日本で経験したことのないブラックアウトが起きて、そして、かなり、直接地震の被害がないところにもいろいろな影響が出て、ある意味心...全文を見る
○世耕国務大臣 私は、物資の供給については、今回のツイートはそんなに間違っていなかったと思っています。  あと、特に電力に関しては、やはり北海道電力自体の情報発信が非常に遅かったというふうに思っています。  これは、この間も電力会社の社長を全部集めて、ふだんからSNSにちゃん...全文を見る
○世耕国務大臣 今おっしゃるように、目の前の課題、今ある原子力発電所については、これは規制委員会にしっかりと新規制基準に基づいて審査をいただいて、それで、その審査をパスしたものをしっかり再稼働させていく、もちろん地元の御理解もいただきながらということになるんだろうというふうに思い...全文を見る
○世耕国務大臣 本当に福井県と東京の格差というのがこんなに大きいというのを改めて実感をしています。  自動車の保有に当たっては、自動車ユーザー等からは、まず車体課税が非常に複雑だということ、そして負担水準が高いという声があるわけであります。  また、議員のお地元である福井県、...全文を見る
○世耕国務大臣 自動車税の負担の上位と女性の労働参加率の上位が一致しているというのは、きょう私は初めて伺った話でありまして、これはいわゆる統計学上相関関係が認められるかどうかはちょっとわからないわけでありますが、当然地方は公共交通機関がない分、家族の人数分、車を持っている、これは...全文を見る
○世耕国務大臣 いずれにしても、地方にとっては非常に重要な足でありますから、それを買いやすい環境というのは、やはり政策をつくっていく上で視野に入れておく必要はあるだろうというふうに思っております。
○世耕国務大臣 走行距離に応じた課税について、これは私も報道で承知をしているわけでありますけれども、ただ、それを実現するに当たっては、走行距離とか課金額を正確に計測するためのインフラをどう整備するかとか、あるいは、個人の移動情報が全部国に、税当局に出てくるということになるわけです...全文を見る
○世耕国務大臣 ともかく、これはまだ報道レベルの話でありますから。ただ、今おっしゃるような問題点、どうやって走行距離をしっかり正確に把握をするのかという問題点は課題としてあるんだろうというふうに思っております。
○世耕国務大臣 今御指摘のとおりに、FIT価格の中にはこの廃棄費用は入っているんですが、必ずしもちゃんと積み立てられていない可能性が高いわけでありますので、まず、今当面できることとして、計画策定時に処分費用ですとか積立額を記載するということを求めています。  一方で、太陽光発電...全文を見る
○世耕国務大臣 一九七〇年の大阪万博は、私は小学校二年生でありました。関西の子供でしたから、私も何回も、七回行ったんですけれども、アメリカ館の月の石を何時間も並んで見たり、非常に思い出深いものであります。  今回の万博、投票は無記名で、電子ボタンを押しての投票ということでありま...全文を見る
○世耕国務大臣 二億一千八百万ドル、すなわち二百四十億円ですね、途上国の参加のために支援をするということを表明した、これを一部であたかも票をお金で買ったと言われているのは、極めて私は間違った認識だと思っています。  この博覧会国際事務局にとって、BIEにとっては、途上国にいかに...全文を見る
○世耕国務大臣 テーマは、「いのち輝く未来社会のデザイン」ということで打ち出しているわけですが、これからそれを具体化をしていくことになろうかと思います。七年といってもあっという間にたちますので、できるだけ早く準備を進めていきたいと思います。  また、主体となる法人を立ち上げると...全文を見る
○世耕国務大臣 やはりSDGs、持続可能な開発計画、これの達成が二〇三〇年になっていますから、そこで二〇二五年に大阪で万博を開くということは、このSDGs達成に向けて世界がどう動いていくか、そのことが基本的なテーマになってくる。広報にしっかりと努めてまいりたいと思います。
○世耕国務大臣 中小企業の施策、語り出すと幾らでも話せるんですが、今議員から御指摘のあった問題を中心にお話をしたいと思います。  まず、一つは、経営者の高齢化の問題であります。やはり後継ぎがいなくて、これで黒字なのに廃業する、地域から必要とされているビジネスなのに廃業するという...全文を見る
○世耕国務大臣 まず、今回、抜本拡充に成功した法人の事業承継税制、これは、足元の申請件数が昨年に比べて十倍と、爆発的に増加をしています。これは明らかに政策として効果があったというふうに思っています。  一方で、個人版事業承継税制の創設はいまだ手つかずのままということであります。...全文を見る
○世耕国務大臣 このマッチングも非常に重要だというふうに思っております。  我々も、今後、データベースをしっかり整備をして、どういった企業がある意味事業承継あるいはMアンドAを求めているのかというようなことをわかりやすくするような取組もしっかりと進めてまいりたいというふうに思っ...全文を見る
○世耕国務大臣 今御指摘の小規模宅地特例に関する会計検査院の指摘は、この特例の適用を受けたもののうち、相続税の申告期限後一年以内に譲渡された土地のうち賃貸用のものが約七割を占めている、特に賃貸用については、事業継続への配慮というこの特例の政策目的に沿ったものにはなっていないという...全文を見る