世耕弘成

せこうひろしげ

選挙区(和歌山県)選出
自由民主党・国民の声
当選回数5回

世耕弘成の2019年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月30日第198回国会 衆議院 本会議 第2号
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○国務大臣(世耕弘成君) 原発を今後利用したいと思っている国がマジョリティーであると述べた根拠についてお尋ねがありました。  この発言の根拠は、IAEAや各国政府の公式情報において、将来の原発利用についてスタンスを示している国のうち、脱原発の方針を掲げている国よりも、将来原発を...全文を見る
02月04日第198回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○世耕国務大臣 電力事業を所管する立場からお答えさせていただきます。  特に電力の送電線を地中化することによって、地震や台風などの自然災害に対する強靱性が高まるというふうに考えています。  阪神・淡路大震災のときの実例を見ても、やはり空中に架線される架空ケーブルと地中ケーブル...全文を見る
○世耕国務大臣 決済サイクルが長くなるんじゃないかという懸念があるのは十分承知していますが、今、いろいろな事業者がキャッシュレスに参入していて、逆に、これから決済サイクルの短さというのも一つの競争要因になってくるんじゃないか。  万が一、決済サイクルが延びたことによって経営が苦...全文を見る
○世耕国務大臣 中小・小規模事業者の皆さんが、十月の消費税率引上げとあわせて実施をされるこの軽減税率制度に対応できるよう、毎日の売上げですとかあるいは仕入れの記帳を八%のものと一〇%のものに区分をすることですとか、税率を区分した領収書が発行できるようにレジを導入したり改修をするこ...全文を見る
○世耕国務大臣 今、私も、災害が起こったときはやはり職員を現場に派遣して個社に張りつける、あるいは下請Gメンに全国を回らせるなんということもやらせております。  経産省は現場主義を徹底してまいりたいと思います。貴重な御提言と思いますので、しっかり検討してまいりたいと思います。
02月05日第198回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○世耕国務大臣 今回、当然、これは予算を要求しているわけですから、一定の数字を計算しているわけであります。  今回の予算額の計算の流れとしては、まず、対象となる業種、これは小売業、宿泊業、飲食業、サービス業などになります。その中で、中小・小規模事業者の売上高のマクロデータ、これ...全文を見る
○世耕国務大臣 今御指摘の事業者の事例は、きょう、またちょっと新たに別のやり方でやるということを発表されていますけれども、還元率が二〇%だった。これは、ある意味ちょっと射幸性もあって、特定の業者のスマホを使っていれば何回かに一回、全額ポイントがつくというようなこともありましたから...全文を見る
○世耕国務大臣 これはちょっと私もなかなか、予算の責任者ではないので断定的には申し上げられませんが、予算の執行状況等で、我々が予定している九カ月よりも早く、今確保している予算が尽きるというような見込みになったときは、これは財政当局とよく相談をさせていただいて、対応を検討させていた...全文を見る
○世耕国務大臣 当然、こういう反動減対策というのは永遠にやり続けられない。永遠にやったら、おっしゃるように、税収レスになっちゃうわけですね。どこかで切らなければいけない。そういう意味では、その段階で何らかの反動はあるだろうということは前提にした政策であります。  ただ、その終わ...全文を見る
○世耕国務大臣 今おっしゃるように、複数の小売店などが共謀して取引を複数回繰り返して、今回の制度を乱用、悪用してポイントを取得する、こういったことに対しては、決済事業者ともよく連携して、決済事業者に厳しい対応をとらせる旨事前周知をすることで防止に万全を期したいと思います。  こ...全文を見る
○世耕国務大臣 恐らくキャッシュレス業界はいろいろな取組をやると思いますが、政府が何かそれを一元的に日々の取引データを管理するというようなことは全く考えておりません。
02月06日第198回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○国務大臣(世耕弘成君) 北海道胆振東部地震の際には、今御指摘のこのセイコーマート、北海道ではセコマという愛称で呼ばれているということでありますけれども、自動車から電源を取って店舗に電源供給をして、温かい総菜と温かい御飯を出して道民の皆さんに大変な安心とくつろぎを与えたと言われて...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) コンビニは非常に身近な災害拠点ではあるんですが、一方で在庫を持てないという弱点があるんですね。常に物流で商品が供給され続けないと、棚に商品がしっかり並んでいないという状況になります。特に災害のときは、実は、これはもう消費者心理としてどうしても必要なもの以...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) まず、ガソリンスタンドについては、住民拠点SSということで、非常発電装置を備えたガソリンスタンドというのがあるわけであります。これを今、一気に数を増やそうということで、防災・減災、国土強靱化のための三か年緊急対策で、自家発電設備を備えたガソリンスタンドの...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 火力発電所は、万が一災害等で何か火力発電所に事故が起こるというようなことになった場合に、敷地の外への影響は相対的に小さい、これは原発と比べてということになるわけですので、発生確率が低い大規模な地震、その運転している期間中、何十年かの間に発生する確率の低い...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 日ロ間の経済分野での協力は、八項目の協力プランというのがありまして、これで今、百七十件以上の民間プロジェクトが生み出されていまして、その中で約半数がもう覚書レベルではなくて具体的なアクションにつながってきているというところであります。  例えば、やはり...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 中小・小規模事業者、二百四十五万人の経営者がいるんですが、まだ半分が後継者未定、このままほっておくと、二〇二五年ぐらいまでに六百五十万人の雇用と二十二兆円のGDPが失われるのではないかと。  この危機感に基づいて、去年の四月から、中小・小規模事業者向け...全文を見る
02月07日第198回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(世耕弘成君) このものづくり補助金は、中小企業、最近ではNPOからも非常に評価されている補助金であります。ただ、これの使い勝手をやはりいいものにしていかなければいけないというふうに思っています。  まず、逆に公募期間はちょっと長過ぎると、もっと早く始めたいんだという...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 去年のこの場での山本委員と私の質疑で、これはかなり経産省の中にもインパクトがありまして、事業型NPOについてはやはり中小企業と同じように見ていかなければいけないという意識が省内でもかなり浸透してきております。そういった中で、今お話しいただいたものづくり補...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) よろず支援拠点では、NPOも明確に対象にしています。中小企業と別に区別する必要は全くありませんので、周知とかそういったこと、対外的な周知もそうですけれども、よろず支援拠点に対しても、NPOの相談に積極的に応じるようにしっかり指導してまいりたいと思います。
○国務大臣(世耕弘成君) おっしゃるように、中小企業基本法というのは、昭和三十八年に制定されて以来、中小企業の定義というのは業種ごとの従業員又は資本金の二つの要件で決める。その後、このラインは変えているんです。資本金の額を上げていったり従業員の数を変えたり、業種のちょっと分類を細...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) このIT導入補助金については、二十九年度、千回を超える説明会をやったり、新聞広告、ウエブ広告などもいろいろやったんですけれども、残念ながら、平成二十九年度補正予算で付いた予算については約六割の予算消化にとどまりました。我々も、これ原因は、いろいろ分析した...全文を見る
02月08日第198回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○世耕国務大臣 中小企業のいろいろな対策は今後も打っていかなければいけないと思っています。下請取引の適正化も取り組んでまいりましたし、今国会では、個人事業主に対する事業承継の拡充ということもやってまいります。  特に重要なのは、やはり災害における中小企業の強靱化だと思います。お...全文を見る
○世耕国務大臣 中小・小規模事業者の皆さんから、キャッシュレス決済による取引は導入の費用がかなりかかるんじゃないか、手数料負担が重いんじゃないかという懸念が示されているわけで、今、必ずしもそうではないんです、非常に廉価な端末などもあるわけですけれども、しかし、こういう懸念にはしっ...全文を見る
○世耕国務大臣 おっしゃるように、地方でも産学連携を深めてイノベーションを生み出していくことが重要だと思います。  これまでも、文科省と共同で産学官連携機能を強化するガイドラインをつくったり、あるいは大学と共同研究をする際の企業への税制優遇など、産学連携を促進する取組を進めてま...全文を見る
○世耕国務大臣 今お示しのデータの中で、一方で、一度でも使ったことがあるという人が六割近くいるというのは、これはいいことだなというふうに思うんですが、そもそも、使っていない人のうちの半分以上が、知らない、手続が煩雑だ、これは深刻だというふうに思っています。  我々も、パンフレッ...全文を見る
02月12日第198回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○世耕国務大臣 今回の政策は、あくまでも今回、消費税を上げるに当たって、今までは、ガイドラインでセールとかやっちゃだめとしていたんです。でも、今回は、セールはやっていい、表現には一定のルールはありますけれども、十月一日を機会にセールはやっても構わないとした。そのために、大企業は多...全文を見る
○世耕国務大臣 軽減税率とポイントは分けて考えた方がいいと思います。軽減税率は確かに二種類、ポイントは二%還元と五%還元の、これは店単位できっちり分けますから。そして、お店には共通の掲示をして、対象となっているお店には掲示をして、そして、五%なのか二%なのか、わかりやすいようにし...全文を見る
○世耕国務大臣 基本的な考え方としては、今回のポイント還元制度は、消費税率引上げ後の消費喚起全体を目的としていますので、幅広い物品やサービスを対象としてまいりたいと考えています。  御指摘の新聞とか書籍については、店頭で買われるということを前提にした場合には、今回の事業の対象と...全文を見る
○世耕国務大臣 公共料金といっても、ほとんどは電力会社とか大企業ですから、基本的には、公共料金を窓口に持っていったりしている限りは、これは対象にはならない。ガスなんかは、中小の公共料金もありますから、そういった意味では対象になるというわけであります。  いずれにしても、何が対象...全文を見る
○世耕国務大臣 私、冒頭に申し上げたように、これはあくまでも中小・小規模事業者が対応のポイント還元でありますから、そのことを前提にお話をしています。  ただ、当然、公共料金をクレジットカードで払っている人もいますよね。これはクレジットカードのポイントがつくという可能性はあるわけ...全文を見る
○世耕国務大臣 そもそもコンビニは公共料金は現金ですから。基本的にカードでは払えません、コンビニにおいては。(発言する者あり)訂正ではありませんよ、コンビニは基本的には現金でしか収納をいたしませんので。  ただ、私が申し上げたのはクレジットカード。クレジットカードで引き落として...全文を見る
○世耕国務大臣 タクシー会社が中小企業であった場合、キャッシュレスでお支払いになり、そのキャッシュレスの事業者がポイント制を持っている場合は、当然ポイント還元の対象となります。明確だと思います。
○世耕国務大臣 基本的には、今回のポイント還元というのは、クレジットカード会社やあるいはプリペイド型のカードを発行している会社、いわゆる決済事業者、この決済事業者がポイントを発行するということになるわけであります。キャッシュレスで払えば、その分、五%、中小企業であればつくというこ...全文を見る
○世耕国務大臣 先ほど申し上げたように、これは恐らく、十月一日以降、大手のスーパー、大企業は、やはり何らかの還元策が打てるわけです、自分のお金で。それに対して、中小、小規模の小売店は対抗できない。それをこのまま放置しておいたら、大企業にどんどんお金が流れちゃうじゃないですか。地場...全文を見る
○世耕国務大臣 基本的には、先ほど申し上げたように、中小企業基本法が規定する中小・小規模事業者の定義を使って中小・小規模事業者を決めていきたいと思います。  ただ、御指摘のとおり、例えば、誰もが知っているような、まさかここが中小企業じゃないでしょうというような会社が、資本政策の...全文を見る
○世耕国務大臣 基本的にはカード発行会社、今まさにカード発行会社と対話を進めているわけであります。
○世耕国務大臣 私は、できる限り多くのカード発行会社に参加してもらいたいというふうに思います。  しかも、国のお金で五%追加で還元になる政策であります、中小、小規模で買えば。私は、皆さん、これから顧客の囲い込み、カード業界も非常に厳しいわけですから、当然、御賛同をいただいて参加...全文を見る
○世耕国務大臣 タクシー業界については、私が報告を受けていないというだけで、経産省として調査しているかしていないか、これはまだ未確認ですので、ここは御注意いただきたいと思いますが、できるだけ幅広い業界の方としっかり対話をして、この制度の周知徹底を図ってまいりたいというふうに思って...全文を見る
○世耕国務大臣 今回は、やはり八%引上げの際に予想以上に消費が低迷をして、その後景気の回復に力強さを欠いたということ、これを受けた施策であります。  このため、消費税率一〇%への引上げに当たって、中小企業団体からは、これは商工会議所あるいは中小企業連合会から、まず今回は強力な需...全文を見る
○世耕国務大臣 まず、キャッシュレス社会実現には御賛成いただいているということを感謝したいと思います。  その上で、今のパネル、申し上げると、ちょっと、さすがに今回の施策でいきなりクレジット比率が八割まで行くとは、なかなか、そこまで効果が出たらうれしいんですけれども、それと、あ...全文を見る
02月13日第198回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○世耕国務大臣 このものづくり補助金は二通り要望が出ていまして、一つは、できる限り公募期間を長くしてほしいという要望、もう一つは、やはりできるだけ早く始めたい。公募期間を長くしてしまうと、当然審査が後の方になりますから実施期間が短くなるという、ちょっとジレンマがあったんですけれど...全文を見る
○世耕国務大臣 なるべく事業期間を長くやりたい。特に、今回、かなり高度な調整が必要な事業も入ってきますので、そういう意味では、できる限り長い事業期間を確保することが重要だと思います。  まずは、今御審議いただいているこの三十一年度予算においては、公募から決定までの時間をできる限...全文を見る
○世耕国務大臣 これからは中小企業も、何でもかんでもばらばらに競争するのではなくて、やはり協調領域というものを持って、特にコネクテッド・インダストリーズの考え方で、データを共有して、なるべく一緒にやるところはやりながら、最先端のところだけ競争していくという考え方が重要だと思ってお...全文を見る
○世耕国務大臣 当然、地域の中小の店舗が裨益するようなことにしなければいけないということで、クレジットカードだけではなくて、手数料の安いいろいろな支払い方を我々も考えているわけであります。  今回を契機に、地方の商店でもしっかりキャッシュレスに対応して、インバウンドの需要を取り...全文を見る
○世耕国務大臣 日立が凍結を発表したときに日立は理由を述べているわけですが、適切なリターンの確保が難しい、あとバランスシートからオフバランス化すること、そして許容できる出資範囲、その三点を判断基準として事業継続を精査してきたが、英国政府との合意に至るにはさらなる時間を要すると判断...全文を見る
○世耕国務大臣 アラブ首長国連邦、英国、トルコ、ブラジル、ベトナム、ポーランド、リトアニアといった国から日本の原子力技術に対する期待が公に表明されている、そのことを取りまとめて報告したのではないかというふうに思います。
○世耕国務大臣 ブラジルから、私の手元の記録では、二〇一三年五月にエネルギー担当大臣から表明をされております。
○世耕国務大臣 これは一つ一つをお答えしていると長くなりますけれども、例えばトルコは、日本の技術と安全性を信頼している、トルコの原発建設で協力を進めたい、これは外務大臣から表明がありました。ブラジルは、これは二〇一三年五月ですが、日本の技術や経験を活用したい、ベトナムについては、...全文を見る
○世耕国務大臣 なかなか、原発というのは非常に息の長いプロジェクトであります。やってみようと思ってからも大分時間がかかりますので、今そういった期待が表明されたところで具体的に動いたのは、まあ、イギリスは残念ながら凍結ということになっております。トルコについては、今、民間企業とトル...全文を見る
○世耕国務大臣 今、数字でお答えするのは難しいと思います。  ただ、現実問題として、イギリスでのプロジェクトは、凍結、引き続き話が進んでいく。トルコについては、現在交渉中です。  ただ、それ以外にも各国の原発プロジェクトの状況というのはいろいろ進んでいる面もありまして、例えば...全文を見る
○世耕国務大臣 当然、いわゆる原発のプロジェクトとしては今成立しているものがないわけですから、そういう意味では、二〇一六年のプロジェクトとしての輸出額というのは、これはないんだろうというふうに思います。  ただ、原発といっても、部品とか、あるいはプラント建設の部分とか、いろいろ...全文を見る
○世耕国務大臣 これは、ちょっと数字が幾つかあるわけですけれども、パリ協定水準で申し上げると、電力需要は全体で百十兆円プラス、そして、その中で、再エネが百八十兆円プラス、そして、原子力も二十兆円プラス、火力がマイナス九十兆円という内訳になっておるところでございます。
○世耕国務大臣 とはいえ、我々はやはり現実もしっかり見ていかなければいけない。電力コストの問題、CO2の排出量の問題、エネルギー自給率といった問題、こういった面で、今、我々は、電気が消えたりということはありませんけれども、やはり潜在的リスクにさらされているという面はしっかり見なけ...全文を見る
○世耕国務大臣 我々は、再エネはやらないと言っているわけではありません。去年に改定したエネルギー基本計画では、初めて、主力電源ということを目指していくということを明確に述べさせていただきました。  今後、蓄電技術、水素の技術、そういったものも開発しながら、二〇五〇年の目標を達成...全文を見る
02月14日第198回国会 衆議院 本会議 第5号
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○国務大臣(世耕弘成君) 竹内議員にお答えいたします。  事業承継の支援策についてお尋ねがありました。  中小企業の経営者の高齢化が進む中、円滑な事業承継を促進することが必要です。  このため、事業承継時の課題とされていた重い税負担を軽減するため、昨年、法人の事業承継税制を...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 重徳議員にお答えいたします。  事業承継の支援策についてお尋ねがありました。  中小企業の経営者の高齢化が進む中、円滑な事業承継を促進することが必要です。  このため、事業承継時の課題とされていた重い税負担を軽減するため、昨年、法人の事業承継税制を...全文を見る
02月14日第198回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○世耕国務大臣 地方も高齢者も、今、いわゆる電子マネー等をやれば簡単に使えるということであります。これは外国人でも同じことだろうというふうに思っております。
02月15日第198回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○世耕国務大臣 まず、コンビニで、公共料金で、キャッシュレスで払えるかどうかということでありますけれども、セブンイレブンは全て不可になっています。ローソンも全て不可であります。  そういう意味では、今御指摘の、ファミリーマートで、ファミマTカードというファミマが発行している特別...全文を見る
○世耕国務大臣 今回のポイント還元は、このポイント還元のために新たなシステムをつくると非常に大きな投資が必要ということになりますので、今既存の決済事業者のインフラを使わせてもらって、そしてそこにポイントを付加をしていく、そういう考え方になっています。  ということで、例えばその...全文を見る
○世耕国務大臣 これから詳細はできるだけ早く決めたいと思っておりますけれども、返してもらうというよりは、例えば、未使用率というのは過去の実績でしっかり出てきますから、その未使用率を厳し目に見て、そもそもお支払いをするという形になるというふうに考えていますが、詳細はこれから決めさせ...全文を見る
○世耕国務大臣 御理解いただいていると思いますが、もう既にポイント制度はありますから、その事業者間での取引などによってこういうポイントを不正に取得されない仕組みというのは、もう既に今、決済事業者の中にあるというふうに理解しています。あるいは、QRコードとか、あるいは電子マネーカー...全文を見る
○世耕国務大臣 まず、ここはよく御理解いただきたいんですが、現時点では我々は原発の新増設、リプレースというのは想定をしていないわけでありますので、今、一から新しいものを建てるコストという数字は、我々は持っていないわけであります。  あくまでも、これは二〇一五年に、これはもともと...全文を見る
○世耕国務大臣 今の新増設、リプレースを想定していませんので、新たな具体的な新設案件の費用の見積りというのは、これは存在しないわけであります。  二〇一五年のコスト検証というのを行いました。このときには、追加安全対策費を含んだ試算を行っていまして、その上で十・一円以上という結果...全文を見る
○世耕国務大臣 コスト計算で参考にした稼働率は、これは実績の平均値で七三%ということになっています。
○世耕国務大臣 施設稼働率という数字はないわけでありまして、設備利用率実績、これは当然まだ規制委員会の審査を通らないで再稼働していない原発も含めて、ですから、発電量がゼロ、稼働率がゼロであるものも含めた計算になりますので、九・一%ということになります。
○世耕国務大臣 今のおっしゃっていることは完全に間違っています。  これはモデルプラント方式ですから、一基のモデルプラントを建てるとバーチャルに仮定をしたときに、いろいろな数字を盛り込んで、その一基のモデルプラントというバーチャルなプラントの中からキロワットアワー当たり幾らかと...全文を見る
○世耕国務大臣 株価というのはいろいろなファクターで動きますから、これは私は個社の株価の上下についてコメントは控えさせていただきますが、イギリスでうまくいかなかったから、イギリスでなかなか経済合理性が合わなくて凍結になったから、それがそのまま日本に当てはまるということでは私はない...全文を見る
○世耕国務大臣 選挙区でたくさんの原発が立地をして、そしてその地元民の皆さんにはこのエネルギー政策について御理解をいただいているということに関しては、心から感謝と敬意を表したいというふうに思います。  私もことし選挙ですけれども、私はこの議論からは逃げていません。きょうも堂々と...全文を見る
02月20日第198回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○世耕国務大臣 西銘委員には、昨年秋まで経済産業副大臣として、エネルギー政策に大変な御貢献をいただいてきたというふうに思っています。  今御指摘のように、原発については、安全最優先で、規制委員会が新規制基準に適合すると認められた原発のみ、地元の御理解をいただきながら、再稼働を進...全文を見る
○世耕国務大臣 万博は、やはりまず政府がしっかり本気で取り組まなければいけない、そして、それに加えて、地元自治体そして経済界がしっかりとバックアップをしてくれた、それに加えて、さらに、竹本先生も中心的役割を果たされた自民党の万博推進本部、そして超党派の議員連盟の国会議員の皆さん、...全文を見る
○世耕国務大臣 御指摘のように、万博の歴史というのは非常に古いものがありまして、十九世紀に始まる万博はやはり国威発揚型でありました。また、二十世紀の万博はやはり産業展示会的なイメージが非常に強かったというふうに思いますが、二十一世紀以降は、人類が抱える課題解決をテーマとするものに...全文を見る
○世耕国務大臣 万博とオリンピックには大きな違いがありまして、オリンピックというのは自治体が立候補するんですけれども、万博はあくまでも政府が立候補をし、そして政府が開催に関して責任を負うということになりますので、政府の役割が非常に重いわけであります。  このため、政府が前面に出...全文を見る
○世耕国務大臣 例えば、中小企業である宝飾店とか骨とう品屋さんとか、そういったところで使用されたら、これは中小企業の対策のためにやっておりますから、ポイントはつくということになります。
○世耕国務大臣 御理解をいただきたいのは、あくまでも中小の店舗が対象だということです。  私の地元にだって、ある意味、商店街で営業されている宝飾店、絵画店というのもあるわけでありますから、そういったことを、中小企業を助けるためにやっているということは御理解をいただきたいと思いま...全文を見る
○世耕国務大臣 基本は、中小企業基本法で定められている中小企業、小規模事業者の定義を利用したいと思っていますが、委員御指摘のように、誰が見てもこれは大企業だよねというような会社も、一部、資本政策の結果、過少資本になっていて、中小企業基本法の定義では中小企業になってしまうというケー...全文を見る
○世耕国務大臣 消費税のルールはそういうふうになっているというふうに承知をしておりますが、あくまでも、これは別に消費税を正確にトレースする制度ではありませんから、ポイント還元というのは。そもそも消費税は二%しか上がらないのに五%還元するわけでありますから、我々は、このポイント還元...全文を見る
02月21日第198回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○世耕国務大臣 その表は、モデルプラントと書いているわけであります。モデルの計算の中で、当然、一基当たりどれぐらい稼働するのか、定期点検やトラブルといったものがどれぐらいの確率で発生をして、実際、一基の原発がどれぐらい稼働するのかという数字を当てはめるのは、全く普通の考えだという...全文を見る
○世耕国務大臣 自民党のというよりは、内閣で閣議決定をしたエネルギー基本計画の中で、電源別のポートフォリオ、二〇三〇年の電源比率というのが規定というか、想定をされているわけでありまして、その中で、原発が二二から二〇%、そういう数字になっているわけであります。  我々が稼働率とい...全文を見る
○世耕国務大臣 バーチャルと申し上げているのは、我々は、新設、リプレースを今、現時点で考えていないというから、あくまでもモデルプラントだという中で申し上げているわけであります。  設備利用率でありますけれども、これは二〇一七年度の数字が出ています。二〇一七年度で少しでも稼働して...全文を見る
○世耕国務大臣 これは、二〇一七年度において再稼働していない原発も含めると四十二基ということになります。そうすると、いわゆる設備利用率という形になりますけれども、九・一%ということになります。
○世耕国務大臣 斉木委員も大変優秀な方で、おわかりになった上でおっしゃっているんだろうと思うんですが、その計算は、一基動かすときに、一基を建てるときにどれぐらいのコストがキロワットアワー当たりかかりますかという計算をしているわけですね。だから、当然、一基の稼働率を考えるべきであっ...全文を見る
○世耕国務大臣 これは、我々は安全最優先で、規制委員会が世界に比べても大変厳しい新規制基準をクリアしたと認める原発のみ、安全最優先で、地元の御理解もいただきながら再稼働するという方針、その結果が今こういう形になっているんだろうというふうに思います。
○世耕国務大臣 訴訟については私の立場で言及するのは控えたいと思いますけれども、あくまでもこれはモデルプラントの計算ですので、訴訟リスクというようなものは、私はモデルプラントを計算するに当たっては入れるべきではないというふうに思いますし、当然、原発、これは法定事項ではありませんけ...全文を見る
○世耕国務大臣 今、九・一%という設備利用率になっているという現実は、訴訟というよりは、これは規制委員会の規制をまだクリア、審査をクリアできる段階にない、あるいはクリアを目指しているんだけれども、まだその準備が整っていないということに尽きるのではないでしょうか。  今、料金とい...全文を見る
○世耕国務大臣 平行線になっちゃうんですけれども、モデルプラント方式ですから。ですから、一基当たり、動いたとしたらどうなるか。現実に、今動いている原発は八四%という稼働率も出ているわけなんです。  これは、じゃ全部の実態から逆算しろと言われてもなかなか、有価証券報告書等を使って...全文を見る
○世耕国務大臣 建設費というよりは、減価償却していますから、その分は、今ちょっと私、これは通告をいただいていないので、それが電気代との関係でどうなっているかお答えはできませんけれども、当然、東京電力の費用としては減価償却費は計上されているだろうというふうに思います。
○世耕国務大臣 ただ、いずれにしても、電力事業者は、今、原発の中で再稼働させるべきものは再稼働すべく準備をしているわけなんですよね。それを前提で考えていったら、ずっとそのままほったらかしでいるようなものは、これは彼らは廃炉という手続に入るわけでありますから、稼働させるべきものはや...全文を見る
○世耕国務大臣 まさにそれは電力事業者の経営の問題だというふうに思います。  我々は、このモデル計算というのは二〇一一年に決められた方法に基づいて算出をしている数字であります。電気料金がどうなるかというのは、これはもう今、電力会社も競争にさらされていますので、そういった中で、ど...全文を見る
○世耕国務大臣 政府の役職にない一人一人の議員が発言されることについて、これを私に論評を求められても、お答えのしようがございません。  ただし、政府の方針は明確であります。去年七月に閣議決定をしたエネルギー基本計画改定版において、まだ新設、リプレースは現段階で考えていない、これ...全文を見る
○世耕国務大臣 ですから、五号機というのは、当然、新設ということになるわけですね、もしあるとすれば。(斉木委員「新増設」と呼ぶ)我々は、新増設、リプレースは考えておりませんということであります。
○世耕国務大臣 繰り返しになりますけれども、政府としては、新増設、リプレースといったものは考えていないし、エネルギー基本計画でもその点は明確に申し上げている。もうそれに尽きるということであります。国会の中の話は国会で御議論いただければと思います。
○世耕国務大臣 あくまでも、そのモデル計算というのは、新しく原発をつくる場合のモデルプラントというのを、民主党政権のときと同じ方式で計算をしているわけであります。  原発にかかわるいろいろなお金とかというのは非常に大きく見えるんですけれども、これは四十年、六十年かけて投資を回収...全文を見る
○世耕国務大臣 モデルプラント方式の計算というのはそういうものだと思っていますし、リアルの稼働率は、今動いている原発、二〇一七年、年度を通して稼働した原発については八四%以上というリアルな数字が出ているわけでございます。
○世耕国務大臣 電力会社というのは民間会社ですから、株主もいるわけです。当然、損になるような、利益が上がらない、赤字になるような判断はできないわけです。  今、電力各社はそれぞれ、再稼働に向けて、廃炉も決めていますよ、これは安全コストをかけて再稼働させるよりも、もう残りの寿命等...全文を見る
○世耕国務大臣 それは、まさに電力会社の経営陣が判断する、株主に理解いただけるかどうかも含めて判断をするということだと思います。
○世耕国務大臣 これから電力会社が例えば原発を新設するかリプレースするかというときに、この数字、そのまま使うことはないんです、これはあくまでもモデル計算ですから。我々が将来のエネルギー像を議論するときの一つのモデル計算なんですね。エネルギー基本計画をつくっていくときのモデル計算な...全文を見る
○世耕国務大臣 いや、だから、おっしゃるように、エネルギーミックスをつくるに当たってのコスト計算の根拠として、民主党政権から引き継いだモデルプラント方式の計算を使っているんです。  当然、エネルギーミックスをつくるに当たっては、コストだけじゃないですよ。CO2の排出も考えなけれ...全文を見る
○世耕国務大臣 訴訟リスクについて私が大臣の立場でここで言及するのは控えさせていただきたいと思いますが、少なくとも、モデルプラントを計算するときに訴訟リスクを入れるというのは現実的に考えられないんじゃないでしょうか。
○世耕国務大臣 ですから、モデルプラントだということなんです。これはモデルプラントなんです。我々は新設するとは言っていないわけですから。あくまでもモデルプラント。将来のエネルギーミックスを考えるときに、こういう形で十・一円。ほかもいっぱいあるんですよ、数字は。それを全部入れた中の...全文を見る
○世耕国務大臣 我々は国民に対して責任を果たすという意味できっちり数字をお示ししているんです。  現実を見ていないとおっしゃいますけれども、現実に電力会社はみんな再稼働に取り組んでいるんです、かなりの投資をして。それでもコストの面、そしてCO2排出の面を考えたときに、やはり原発...全文を見る
○世耕国務大臣 何度も同じ答えになって申しわけないんですが、新増設、リプレースは我々は考えていないんです、これは。考えていないんです。我々政府の方針として、今、新増設、リプレースがなくてもエネルギーミックスは達成できるという計算を我々はしているわけであります。そこは御理解いただき...全文を見る
02月22日第198回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○世耕国務大臣 基本的には、やはり先ほどの駆け込み需要、反動減対策というところが一番大きな目標にもなりまして、あわせてキャッシュレスも進めていくということになります。  今回、ガイドラインで、前回は、八%に上げるときは、十月一日、その消費税が上がるタイミングでセールなどは行わな...全文を見る
○世耕国務大臣 これはちょっと、消費に関することでもありますので、所得階層別の予想というのは特にいたしておりません。
○世耕国務大臣 この予算額は一度お答えしました。ちょっと今手元に持っていませんけれども、基本的には、中小小売店の販売データ、そしてその中のキャッシュレス比率、そして今回どれぐらいの小売店が参加をされるだろうか、その結果としてキャッシュレスがどれぐらい伸びるだろうかということを前提...全文を見る
○世耕国務大臣 一部大手を中心とするスーパーマーケットの業界団体は反対の意見表明をされているということは認識をしております。  しかし、我々は、今回、ガイドラインを改定したことによって、やはり大企業、大手を中心に、当然、セールやポイント還元といったことはやられるというふうに思っ...全文を見る
○世耕国務大臣 我々は、このポイント還元ということによって、まず一つは、消費税を上げる前後における駆け込み需要と反動減、これをしっかり防いでいきたいというふうに思います。  もう一つは、先ほどから御指摘のあるように、世界経済が先行き不透明な中で、やはり消費の喚起策としてしっかり...全文を見る
○世耕国務大臣 支援する中小企業の範囲については、原則として中小企業基本法の定義を使っていくということになりますので、小売業については、中小企業の要件というのは、資本金又は出資の総額が五千万円以下か従業員が五十人以下のいずれかを満たすことということになっていますので、五十人以下で...全文を見る
○世耕国務大臣 これは中小企業基本法の定義で又はとなっていますので、まずはこれを適用させていただく。その上で、どう誰が見ても、これは売上げも非常に大きくて大企業じゃないか、たまたまその会社の成り立ちの歴史上、資本金が過少資本になっているというものについては、これは、過去、中小企業...全文を見る
○世耕国務大臣 いわゆるフランチャイズチェーンというのは、一般に、フランチャイズ本部というのがあって、その傘下の店舗が本部の経営ノウハウなどの指導や援助を受けて事業を行う、そしてその見返りとして一定の対価を支払う関係を指すわけであります。  アマゾンなどのいわゆるエレクトリック...全文を見る
02月25日第198回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○世耕国務大臣 二〇一六年にいわゆる電力の小売が全面自由化されたわけでありますけれども、農事用電力を含む小売規制料金については、これは経過措置が講じられておりまして、規制料金が当面残るという形になっているわけであります。その上で、今後の取扱いについては、今審議会で御議論をいただい...全文を見る
○世耕国務大臣 東京電力は、新々・総合特別事業計画において、最後の一人までの賠償貫徹、迅速かつきめ細やかな賠償の徹底を図る、そして和解仲介案の尊重とみずから表明をしているところであります。
○世耕国務大臣 項目として、「和解仲介案の尊重」。  原子力損害賠償紛争審査会の定める中間指針第四次追補においては、東電に対して、中間指針で賠償対象と明記されていない損害についても、その趣旨を踏まえ、合理的かつ柔軟な対応と被害者の方々の心情にも配慮した誠実な対応を求めている。東...全文を見る
○世耕国務大臣 当然生きておりまして、これに基づいて誠実に対応することが東京電力の責務であると考えております。
○世耕国務大臣 経産省としては、この原子力損害賠償紛争解決センターが公表している申立て件数、審理中、処理済みの件数や、和解に至った事例、和解に至らなかった事例の概要などについて把握をしているところであります。  また、この和解仲介手続というのは、基本的に非公開を前提にしたもので...全文を見る
○世耕国務大臣 現在、今委員御指摘の事例の中には、個々の申立人の事情ではなくて一定の集団に、中間指針と異なる一律の賠償を求める和解案が提示される場合などで受け入れられないという状況になっているんだろうと思います。  いずれにしても、経産省としては、被災者の皆さんの個別の事情を丁...全文を見る
○世耕国務大臣 何度も私は申し上げています。例えば、今の経営陣が着任したときとか、あるいは東電改革を話し合う東電委員会において、やはり福島への責任を果たすことが原点だということは、経営陣に対して直接申し上げております。また、経産委員会等でも、私はるるこの点については、東電が丁寧に...全文を見る
02月27日第198回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第1号
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○世耕国務大臣 平成三十一年度の経済産業省関係予算案について御説明申し上げます。  日本経済は、六年にわたるアベノミクスの推進により、戦後最長となったと見られる景気拡大と四半世紀ぶりの好調さを続ける雇用情勢など、大きく改善しています。こうした動きを継続、拡大し、経済の好循環を力...全文を見る
○世耕国務大臣 まず、マイナンバーを使ったポイントについては、もしあれでしたら総務省からお答えいただくことになるかと思いますし、また、ちょっと時期もずれますので、やはり我々注意しておかなければいけないのは、キャッシュレスによるポイント還元制度と軽減税率の関係だというふうに思ってい...全文を見る
○世耕国務大臣 AIといってもいろいろなアプローチがあるわけですけれども、日本の場合は、やはり製造業、サービス産業の中に非常に質の高いリアルなデータがたくさん蓄積されていますので、やはりそれとAIを組み合わせるということが非常に重要ではないか。  私たちが提唱しているコネクテッ...全文を見る
○世耕国務大臣 電機情報産業では、やはり世界的に競争が大変激化をしているわけであります。そういった環境の中、各社において事業体質の強化に向けたさまざまな対応が行われているというふうに認識をしています。  ただ、当然、こうした中であっても、労働関連を含めた法令を遵守するということ...全文を見る
○世耕国務大臣 個別企業の具体的案件に関する労働関連法規の執行というのは、これはあくまでも厚生労働省において行われるべきものと思っておりますけれども、一方で、仮に、違法な退職勧奨などが認定をされて、産業の持続的な発展に向けて必要と考えられる場合は、私としても、個別の社あるいは業界...全文を見る
○世耕国務大臣 安倍政権では、働き方改革あるいは労働環境の改善に向けた取組というのを非常に重要な政策として積極的に行ってきています。こうした取組を進めていく上でも、労働関連を含めた法令遵守、コンプライアンスは、経団連会長を出している企業であるかどうかにかかわらず企業活動の大前提だ...全文を見る
○世耕国務大臣 まず、キャッシュレスについてでありますけれども、キャッシュレス・ビジョンというので、キャッシュレス化の目標数値を掲げています。  もともとは、二〇二七年ごろに四〇%としていたんですが、大阪・関西万博誘致に成功したことも踏まえて、二〇二五年の大阪・関西万博にキャッ...全文を見る
○世耕国務大臣 私も、いろいろなレガシーはぜひ大阪・関西万博で残したいと思っています。  特に、玄関口の関空と海上の夢洲がともに海上に浮かんでいるわけですから、例えば、これを契機に海上交通のネットワークを一つの関西のインフラにしていくとか、何かいろいろなレガシーが考えられるのか...全文を見る
○世耕国務大臣 今回のダボスでは、アメリカも中国も国のトップが来なかったということもありまして、安倍総理が非常に存在感を発揮したというふうに思っています。  特に大きかったのが、安倍総理のスピーチの中で、今御指摘のデータ・フリー・フロー・ウイズ・トラストという概念を打ち上げて、...全文を見る
○世耕国務大臣 御指摘のとおり、太陽光にしろ風力にしろ、これは気象条件によって出力が変動する、これが再生可能エネルギーの導入を進めていく上での留意点であります。しかも、その出力の変動が、かなり大幅にふえたり減ったりする場合があるということ、それが短時間に起こり得るということもあり...全文を見る
○世耕国務大臣 泊の一号機と二号機は、今、事業者が再稼働を目指して新規制基準への適合性審査の申請を行って、現在、規制委員会による安全審査の段階にあるところでありますので、こうした中で、私が原発の再稼働の可否ですとか採算性ですとか時期等について申し上げることは控えたいというふうに思...全文を見る
○世耕国務大臣 私も選挙区はかなり地方でありますので、ガソリンスタンドが減っているということは実感をしています。先ほどお話になった、いわゆるサービスステーション過疎地市町村数、恐らく三百十二の中に和歌山もたくさん入っているんじゃないかというふうに思っています。  私自身も、地元...全文を見る
○世耕国務大臣 経営の多角化によってSSを維持していくというのは、非常に私は有効な手段だというふうに思っています。  実は、経産省、ちょっとことししっかり議論しようと思っているんですが、我々、地方、特に過疎と言われるような地域での創業、起業ということをもう一度考えたい。  そ...全文を見る
○世耕国務大臣 やはり事業承継というのは、中小・小規模事業者にとってかなり深刻な問題ですし、先ほど三割とおっしゃったのは、高齢化する中小企業経営者の中でまだ後継者が決まっていないという方だというふうに思うんですけれども、これをしっかりと後押しをしていかなきゃいけない。そういう意味...全文を見る
○世耕国務大臣 私、全く同感であります。  先ほどもガソリンスタンドの文脈で申し上げましたけれども、これから高齢化、過疎化が進んでいく中で、生活サポート、生活支援関連サービスとか、あるいは、年をとってもちょっとおしゃれでいたいとか、いろいろなものを買いたいとか、そういったサービ...全文を見る
○世耕国務大臣 大成功した女性起業家をたたえる、私も知人にたくさんいますけれども、これはこれで一つのロールモデルを社会に示すという意味で重要だと思っていますが、だからといって、一方で、個人事業主として起業される方を放っておいていいとは思いませんし、今の手取りという金額を伺っていま...全文を見る
○世耕国務大臣 これは結構、経緯がありまして、まず、二〇一七年の六月に未来投資戦略二〇一七というのが策定をされました。このときに、今後十年間にキャッシュレス決済比率を倍増して四割程度にすることを目指すということが決まりました。  その上で、昨年、二〇一八年四月に、今度は、キャッ...全文を見る
○世耕国務大臣 まず、この政策の目的というものをちゃんと御理解をいただきたいと思うんですけれども、今回、消費税を八から一〇に上げる、五から八に上げるときと一番違うのは何かというと、五から八に上げるときは、非常に転嫁対策を重視した結果、一切、上げることをタイミングとしたセールその他...全文を見る
○世耕国務大臣 先ほども申し上げたように、決済事業者をもうけさせるつもりは全くありません。  当然、結局消滅するポイントというのは、これはカードにもよりますし、いろいろな決済手段にもよりますけれども、一部には消滅するポイントというのがあるわけであります。使われないポイント分も含...全文を見る
○世耕国務大臣 約千八百億円の還元分の算出根拠が乏しいんじゃないか、その御批判は甘んじて受けざるを得ない面もあると思います。  なぜならば、例えば公共事業とかあるいは企業への補助金であれば、いろいろ過去の実績その他からかなり正確に算定ができるわけですけれども、これは消費者の行動...全文を見る
○世耕国務大臣 これは当然、数字をはじいた計算はあります。それが御納得いただけるかどうかはわかりません。我々としても、得られる範囲の状況で、財政当局もこれならばという形でやりましたので、それはお出しはできるというふうに。  EBPMという意味では、我々は、この制度を始めて九カ月...全文を見る
○世耕国務大臣 私、新人議員のころ、伊藤公介先生にいろいろ御指導いただいたことを懐かしく思い出しておりました。  安全協定については、これは電力会社と立地自治体等が任意に締結しているものでありまして、個別の協定の内容ですとか解釈ですとか、個別のやりとりについて、経産省としてコメ...全文を見る
○世耕国務大臣 まず、英国の原発プロジェクトに関して申し上げると、日立は、英国政府との協議の結果としては、現時点で経済合理性の見通しを立てるのには時間を要するということで、プロジェクトの凍結、これは英語ではサスペンドということになっていますが、その判断をするに至ったわけであります...全文を見る
○世耕国務大臣 正確にこの問題について大臣としてレクを受けたということはありませんが、報道等で少し概要は知っていたというふうに思っております。それで今回、通告をいただいて、改めて消費者特における議事録等を読ませていただきました。
○世耕国務大臣 御指定ですので、一般論として申し上げたいと思いますが、今回の問題のような詐欺的な勧誘に対処するためには、まずは、リースですとかクレジットなどの関連業界において、悪質事業者に関する情報を業界内で共有をする、業界全体としての取組がまず重要ではないかというふうに思ってい...全文を見る
○世耕国務大臣 ちょっと、これはまだ通告をいただいていなかったので、ここは、私、閣僚としてうっかりしたことは言えませんので、まずは業界の取組と個人事業主に対する支援というものを充実をさせるということからスタートをさせたいというふうに思っています。
○世耕国務大臣 残念ながら、見たことはありません。
○世耕国務大臣 いや、主力電源化と言っておりますので、極めて前向きであります。
○世耕国務大臣 そういった考え方も含めて、一体これ、まあ、国が負担するということになった場合は、これは全国民、税金ということになるわけですから、どういう費用負担のあり方があるのかということを余り先入観なしにしっかり議論することが重要だというふうに思っております。  いずれにして...全文を見る
○世耕国務大臣 やはり、自動運転のような第四次産業革命に向かっていく中では、ある程度競争領域と協調領域を分けて考えなければいけないと思っていまして、この自動運転においても、協調領域というところを明確にしていくことが重要だと思っていまして、これは今、関係企業とか関係業界と我々も議論...全文を見る
○世耕国務大臣 私も、関西電力がやってくれるからそれでいいということではなくて、今御質問、私が、この間審議会で発言したのは関西電力と九州電力だったものですからそれを御紹介いたしましたが、その後、東京電力を始めとする他の電力会社についても、それぞれ事務方から確認を行ったところ、同じ...全文を見る
○世耕国務大臣 このつくば市で開催されるG20貿易・デジタル経済大臣会合、これは私は石田総務大臣とともに共同議長を務めることになります。必ず、国会のお許しをいただいて伺わせていただきたいというふうに思っています。  今まさに、このデジタル貿易、データ流通のルールをどうつくってい...全文を見る
○世耕国務大臣 なかなか、現預金というのは借金してもふえますし、あるいはそこへ課税となると、逃がすのも簡単なんですね。という意味で、これは財務省が基本的には考えることだと思いますけれども、ちょっと現預金への課税というのはなかなか難しいかな。  ただ、我々も手をこまねいているわけ...全文を見る
○世耕国務大臣 やはり、生産性を高め、日本経済の潜在成長率を高めていくためには、ベンチャーをしっかり育てていかなきゃいけないというふうに思っています。  もう二十一年前からずっとやっているんです。ベンチャー育成というのはなかなかうまくいかないんですけれども、少し、今、我々は、選...全文を見る
○世耕国務大臣 これからフィンテック等が重要になっていく中で、その入り口のところでキャッシュレスができていなくて現金取引だと、フィンテックといっても絵に描いた餅になってしまいますので、私は、キャッシュレスは急いで進めなければいけない。  日本は今、キャッシュレス比率が二〇%を切...全文を見る
○世耕国務大臣 日本でやはりキャッシュレスの浸透がおくれた一番大きな原因は、今おっしゃるように、クレジットカードの手数料が高い。三・二五どころじゃないですね。これは、地方の小売店とか、あるいは飲食業でちょっと信用力が足りないとかになると、七%とか、ひどいのは一〇%というのもあるわ...全文を見る
○世耕国務大臣 これはやはり民間の、だからこれは、今回のポイント還元を契機にキャッシュレスというのが非常に競争分野になってくると思いますので、民間の競争の中でやはりクレジットカード業界も生き残りをかけて考えていただく。あるいは、一定の手数料を取るのであれば、それに対する見返りとし...全文を見る
○世耕国務大臣 各国が、キャッシュレス推進、どういう政策をとっているかというのは、ちょっと私もそんなに明るくありません。アメリカなんかは余りやっていないというふうに思っていますけれども。  そういった中で、今回の政策は、私は、対症療法ではない、逆に、商品券とかを配るという政策だ...全文を見る
○世耕国務大臣 いや、これはもう私は信念を持ってやっています。  残念ながらキャッシュレスの普及がおくれてしまって、キャッシュレス用の端末すらない日本において一気に進めるには、消費税対策である程度予算が使える、その予算を一過性のものに使うのではなくて、きちっと端末が残り、人々が...全文を見る
○世耕国務大臣 ブロックチェーン技術は、仮想通貨などの金融分野だけではなくて、例えば登記簿のような所有権の証明ですとか、あるいはサプライチェーンの効率性向上ですとか、取引プロセスの全自動化など、いろんな産業分野において広く実用化、活用される可能性が高いというふうに認識をしています...全文を見る
○世耕国務大臣 この業界は本当に、この技術は変化が激しいと思いますから、平成二十七年度のままでいいとは思っていませんので、いずれかのタイミングで検討したいと思います。
○世耕国務大臣 まさに、我々は人間中心のAIをしっかり進めていきたいというふうに思っていますけれども、一方で、やはりAIで囲碁に勝っても意味がないんですね。それであれば、オリンピックの百メートル走は車でやればいいわけですから。  やはりAIを具体的にどうやって社会実装していくか...全文を見る
○世耕国務大臣 この百万人訪問・調査、本当に敬意を表したい。やはり選挙強いよなと思いました。  ただ、五九・三%の人が利用したことがある、これはうれしいデータだと思いますけれども、一方で、利用したことがない人のうち五六%が知らない、これはちょっと深刻に受けとめなきゃいけないと思...全文を見る
02月28日第198回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○世耕国務大臣 お金もまだ潤沢と言えない状況でして、日本のベンチャーキャピタルの投資総額は、まだ二千億円です。アメリカはもう九兆円ということになっています。また、一つのファンドの規模も小さいし、また一件当たりの投資金額も小さいという問題がありますので、まずは、官民ファンド、幾つか...全文を見る
○世耕国務大臣 先日の総理の答弁は、何か新しいことをおっしゃったというよりは、今までの方針を改めて確認をしたということだと思っておりまして、東京電力は、新々総特において、和解仲介案の尊重を自分で表明しているわけでありまして、これらに基づいて誠実に対応することは当然の責務だと思って...全文を見る
○世耕国務大臣 ADRの中身については、私から余り言及することはふさわしくないと思っていますけれども、今も申し上げたように、集団で申し立てられると、どうしても共通の事情という整理になることが多いわけであります。ただ、これが、やはり一人一人によって損害の状況、被害の状況が違うという...全文を見る
○世耕国務大臣 そうです。
○世耕国務大臣 私は、内閣府特命担当大臣、原子力損害賠償・廃炉等支援機構の担当であります。  まさに、この機構を通して、国は東京電力の過半数を持つ筆頭株主になっているわけでありますが、これはやはり、東京電力が福島に対する責任を貫徹する、そのことを国としてしっかりと担保していくと...全文を見る
○世耕国務大臣 先ほども申し上げたように、集団で申し立てられていて、それで東電側が、結局、受けなかった、拒否をしたというケースにおいても、個別のお話を伺うことによって和解に至っているケースが出てきておりますから、東京電力は、今まで以上に個別に丁寧に御連絡をとって、そして状況をよく...全文を見る
○世耕国務大臣 東京電力は、これまで申立て件数ベースでは、二万四千三百三十六件のうち八割の和解に至っています。この二万四千三百三十六件というのは、ちょっと精緻には把握できていませんが、人数にすれば十万人ぐらいですね。それの八割の和解まで至っているわけであります。そして、今、引き続...全文を見る
○世耕国務大臣 まだ、具体的には決めていませんけれども、少なくとも、私から社長には何らかの形で、これは口頭であっても、経産大臣が社長にきちっと伝えるということは非常に重いことであります、業所管大臣として。そういう形で、個別に丁寧に連絡をとるよう、何らかの形で追加的に東京電力には伝...全文を見る
○世耕国務大臣 私は、八割でいいとは一つも申し上げていません。ここまで八割やれたんだから、残りもしっかりやって、この福島への責任を完遂すべきであるという考え方を申し上げたわけであります。
03月01日第198回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○世耕国務大臣 経産省としても、やはり中小企業で働く方々の賃金を引き上げて、そして、その結果として成長と分配の好循環につなげていくということが大変重要だというふうに思っています。  これまでも幾つかの視点でアプローチをしていまして、まず一つは、やはり中小企業の生産性を上げるとい...全文を見る
○世耕国務大臣 これは、消費者の行動にかかわる問題ですので、なかなか正確に金額を充てるということは難しい。そういう中で、財務省に対して予算要求する中で、この一ページ目にあらわしていただいているような一つ、これは全部、決済事業者とか、フランチャイズチェーンとかに全部聞き取りをしてつ...全文を見る
○世耕国務大臣 ですから、これは九カ月間ほったらかしにはしませんので、一カ月ごと、三カ月ごとぐらいに、決済事業者とも緊密に連絡をとって執行状況を見たい。  足りなくなったときは、これはまた財政当局とよく相談して対応、それは効果がどう出ているかも含めてよくレビューをした上で対応を...全文を見る
03月04日第198回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(世耕弘成君) 例えば、TPP11については、十か国、対十か国全体で九九・九%の関税撤廃が実現されるということになっています。例えば、カナダについては、乗用車では五年目で撤廃が実現しますし、自動車部品については日本からカナダへの輸出の九割弱が即時撤廃ということになります...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) これはあくまでも税制ではなくて、また税の還付でもありませんので経産省としてお答えさせていただきたいと思いますが、今回は、消費税の増税による需要の平準化に加えて、非常に今、昨今、国際経済状況が不透明であるということを鑑みて消費税率の引上げ分以上に消費を喚起...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) これは、特に場所を決めてというのではなくて、日本地図全体の上で最終処分に当たってどういう特性があるかということを色分けをしてお示しをした、そういう図であります。
○国務大臣(世耕弘成君) まだ今具体的にどの土地を見付けるということはやっていない。過去は各自治体が自ら手を挙げるという方式を取っていたわけですが、それを改めまして、国が前面に立ってやっていくということにしたわけであります。今その中の第一歩として科学的特性マップというのを示させて...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) いや、都合悪くないんです。  大体平均すると一会場二十名程度、多いところで五十二名、少ないところで四名です。  これはちょっといろいろ経緯がありまして、一時期これ、我々はっきり言って失敗をいたしまして、そういう意図はなかったんだけれども、お願いをして...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) この二〇三〇年のエネルギーミックスというのは、基本的に、どの原発を動かしてどうなるからというのを積み上げてつくった数字じゃないんですね。あくまでも日本のエネルギー政策全体を見て、電力を安定確保して、そして自給率を高めて、CO2を抑えて、そして電気料金をで...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) ですので、これは積み上げてつくった数字ではない、二〇から二二というのはですね。ただ、議員の御指摘でもありますから、それが本当に裏打ちのある数字なのかどうかということで、可能性として、今申し上げた前提条件を足し込めば二〇%から二二%、二〇三〇年は達成可能で...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) このキャッシュレスのポイント還元で、総事業費は二千七百九十八億円なんですが、その中で諸経費六百八十三億円を計上しています。  これは、まず、恐らく今、既存の中小の小売事業者に声を掛けるだけでも百万店舗ぐらい、これがさらに、新たにキャッシュレスに参加する...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 特に、今回キャッシュレスに参加をしていただく中小・小規模の小売事業者の立場でいくと、三つほど心配をされている点があると思っています。ただ、これは結構誤解も多いんですね。  例えば、一つは端末入れ替えなきゃいけないんじゃないか、導入費用が高いんじゃないか...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 確かに、インバウンドの方々の買物、いわゆる爆買いとかブランド物を銀座で買うとか、そういった需要がある程度少し落ち着いて下がってきている、中国経済の状況も影響していると思います。そういう中で、今こそ地方においてしっかりお金を落としてもらうということは極めて...全文を見る
03月05日第198回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(世耕弘成君) この軽減税率を導入していくに当たっては、複数税率に対応したレジ等のシステムの入替えというのが極めて重要になります。軽減税率対策補助金という形で我々は補助金を用意しています。二月末時点で九万五千件の申請をいただいているところでありますが、残念ながら、これ、...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 私は茂木大臣ほど手ごわい交渉相手ではないわけでありますけれども、三月二日にカンボジアで開催をされましたRCEP閣僚会合に出席をしてまいりました。これは、去年、閣僚間の交渉を経て実質的な進展が確認をされて、そして昨年のRCEP首脳会合、安倍総理も出席された...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 事業承継税制、非常に、昨年、今年度抜本拡充いたしましたし、今度個人事業主にも広げるということで、ここはしっかりやっていかなければいけないと思いますが、一方で、御指摘のように、第三者による承継の支援というのも非常に重要だ、親子間等ではなくて親族外の第三者に...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 御指摘のように、事業承継を促進するためには、認定支援機関、特に金融機関の支援が重要だというふうに思っています。  実際に、平成三十年度に実施した支援機関によるプッシュ型の事業承継診断は、十一月までに約十万件になっています。このうち、地方銀行などの金融機...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 御指摘のように、ずっと補正予算で手当てをしてきたものづくり補助金なわけですが、今回初めてその一部を当初予算に盛り込みました。これは、平成三十一年度のこのものづくり補助金、当初予算のものづくり補助金は、複数の企業が連携をして、波及効果の大きい取組を行う場合...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) やはり、この税とポイントは分けて考えないといけないと。今回のポイント還元というのは、別に減税でもなければ税の還付措置でもないわけであります。しかも、ポイントというのは何も今回国が発明した制度ではなくて、これはアナログ時代のスタンプ帳に判こを押していくこと...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) パネル提示されたままだとあれですので、きちっと全部分かりやすく説明させていただきたい。  まず、地方とか高齢者がほっとかれるんじゃないか。これ、私、地元で集会、少人数の集会やったとき、やっぱり、地方切捨て、高齢者切捨て、金持ち優遇じゃないかという声は、...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) テーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」であります。サブテーマは「多様で心身ともに健康な生き方」及び「持続可能な社会・経済システム」となっております。
○国務大臣(世耕弘成君) それは、私、経産大臣あるいは国際博覧会担当大臣としてコメントする立場にないと思います。
○国務大臣(世耕弘成君) 全く一体ではありません。  その証拠に、二〇一七年九月二十五日に博覧会国際事務局、BIEに提出をいたしました立候補申請文書、これビッド・ドシエと申しますけれども、そのビッド・ドシエの中に、当時、一部報道等がありましたので、このビッド・ドシエの中に、本万...全文を見る
03月06日第198回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○国務大臣(世耕弘成君) 太田房江議員におかれては、大阪・関西万博の誘致活動では本当に多大な御貢献をいただいたことをまず心から御礼を申し上げたいと思います。  今回、私も誘致活動に携わっていて、非常に決め手になったのは、太田房江大阪府知事時代のレガシーだと思います。  それは...全文を見る
03月07日第198回国会 衆議院 本会議 第10号
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○国務大臣(世耕弘成君) 重徳議員にお答えいたします。  国内の防衛産業の再編についてお尋ねがありました。  防衛産業基盤は、防衛装備品の生産、運用、維持整備に必要不可欠で、この分野の効率化、強靱化は重要な課題です。  このため、政府として、中期防衛力整備計画等に基づき、製...全文を見る
03月07日第198回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○国務大臣(世耕弘成君) 第四次産業革命においてデータは付加価値の源泉でありまして、グローバルイノベーションを拡大していくためには、自由なデータ流通の環境を整備していくことが重要であります。  安倍総理は、先日のダボス会議において、世界的なデータガバナンスに関する基本的なコンセ...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) この国際的なルール作りに向けて、まず、私が今年議長を務めることになっておりますG20の貿易・デジタル経済大臣会合、この機会を活用しながら、データ・フリー・フロー・ウイズ・トラストという大きなコンセプトについて国際的な共通認識を広げていきたいというふうに思...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 今回行うポイント還元制度というのは、これはあくまでも消費税引上げに伴う駆け込み需要とその反動減、そこの平準化を図るということと、キャッシュレス化を、世界に比べて遅れている日本のキャッシュレス化を進めるという形でこのポイントを付けさせていただくという政策で...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) キャッシュレスは、確かに日本は全支払に占める比率が二〇%ということで、まだキャッシュレス体験したことのない人がかなりいらっしゃるんだろうと思います。これ、韓国はもう九〇%行っていまして、非常に差が付いている。  ただ、これ、私も実はこれでキャッシュレス...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) あっ、済みません、高齢者の方も、いや、ちょっと時間余っているかなと思って、済みません、高齢者の方も是非経験をしていただきたいと思う。  ただ、地方の中小企業がなかなか参加しにくいという点はありますから、これは端末の補助ですとか手数料の補助で地方の零細な...全文を見る
03月08日第198回国会 衆議院 経済産業委員会 第1号
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○世耕国務大臣 第百九十八回国会における経済産業委員会の御審議に先立ち、経済産業行政を取り巻く諸課題及び取組につきまして、経済産業大臣、産業競争力担当大臣、国際博覧会担当大臣、ロシア経済分野協力担当大臣、原子力経済被害担当大臣、内閣府特命担当大臣(原子力損害賠償・廃炉等支援機構)...全文を見る
03月08日第198回国会 参議院 本会議 第7号
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○国務大臣(世耕弘成君) 三木議員にお答えいたします。  中小企業の投資を後押しするための施策についてお尋ねがありました。  議員御指摘のとおり、中小企業・小規模事業者が厳しいグローバル競争を勝ち抜くためには、優れた製品の開発や生産過程の効率化を図ることが重要です。このため、...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 江崎議員にお答えいたします。  消費税増税前後の需要の平準化とキャッシュレス決済普及の両立についてお尋ねがありました。  今回の制度では、消費税率引上げ分を単にカバーするだけではなく、更に消費を喚起する観点から、還元率を五%としています。  また、...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 古賀議員にお答えいたします。  ポイント還元制度における決済端末についてお尋ねがありました。  今回の制度では、決済事業者が中小・小規模事業者に対して提供するものとして登録したキャッシュレス決済端末やその附属機器などについて、その導入費用の三分の一を...全文を見る
03月08日第198回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○国務大臣(世耕弘成君) 東電の福島第一原発の廃炉は世界でも前例のない困難な取組でありまして、国が責任を持って前面に立って取り組むとともに、中長期的な、非常に息の長い対応が必要になるというふうに思っております。  本日、閣議で改定をされました復興・創生期間における東日本大震災か...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) お尋ねの横浜地裁における判決につきましては、福島第一原発の敷地高を超える津波の予見可能性を認めたことや中間指針を超える賠償を一部認めたという点で国の主張と異なる点がありました。こうしたところから、関係省庁とも協議の上、国として控訴をさせていただいたところ...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 同じお答えになるんですけれども、敷地高を超える津波の予見性を認めたことや、中間指針を超える賠償を一部認めたという点で国の主張と異なる点があったわけであります。  これまでも、今、一覧表に出ている各地裁における判決については、その判断について受け入れ難い...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) これまでも、東京電力の現在の経営陣が着任される際や東京電力改革を話し合う東電委員会において、福島への責任を果たすことが原点であるということを経営陣にはるる直接お伝えをしてきているところであります。  当然、東京電力は中間指針に沿って、そして個別の事情を...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 私、ついでになんて一回も言っていませんよ。  これ、経営陣が着任するときの大臣の話というのは極めて重要なタイミングなんですよ。福島への責任をしっかり貫徹してくれということを、決してついでではなくきっちりお伝えをしていますし、しかも、この間、衆議院の答弁...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) できるだけ早く伝えたいと思います。それは、この場で立ち話というわけにもいきませんから、これはちゃんと私がしかるべきタイミングで呼んで伝えるということが重要だと思います。  しかも、私は、ある意味、衆議院の予算委員会で、立憲民主の枝野代表に対してテレビ中...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 商工業の営業損害については、平成二十七年に閣議決定をされました福島復興指針を踏まえて、一括賠償後も、損害が一括の賠償額を超過した場合には、個別事情をよく確認した上で、事故との因果関係が確認されれば追加賠償するということになっているわけであります。  避...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 東京電力に対しては、個別の事情をよくお伺いをして丁寧に対応していくということはしっかりと指導してまいりたいと思いますし、経産省としても、官民合同チームなどを活用して、事業を再開できるように、これはもう我々も極めて粘り強く取り組んでいるところであります。
○国務大臣(世耕弘成君) 個別に対応した結果、ADRもそうですし、この営業損害の賠償もそうですけれども、解決に至っているケースもあるわけであります。そういったことを参考にしながら、一人一人、一件一件、丁寧に対応していくことが何よりも重要だというふうに思っています。
○国務大臣(世耕弘成君) これは、もう既にエネルギー基本計画という形で閣議決定をされているとおり、原発への依存度はできる限り下げますけれども、一方で、CO2を減らす、電力のコストの問題、そういったこともあります。ただそれを安全最優先でしっかりと取り組んでいくということに尽きるとい...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 御指摘の中西経団連会長の御発言については、先月二十五日、御自身が会見において、表現自体が不適切だったと発言をされたというふうに承知をしています。もうこの御自身の発言に尽きるんではないかというふうに思います。  少なくとも、私は、そのような、最初の発言で...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 安全性というか、我々は、過去、その安全神話に陥って大きな事故を起こしたわけでありますから、そういう意味では安全性について終わりはないというふうに思っています。常にチェックをし、常に安全性を高めていくという姿勢が私は重要だというふうに思っています。
○国務大臣(世耕弘成君) 少なくとも、安全性が尽くされたという感覚を私は持つつもりはありません。常に更に高い安全性を求めていく姿勢こそが重要だというふうに思います。安全神話に陥ることが二度とあってはならないというふうに思っています。
○国務大臣(世耕弘成君) いずれにしても、このエネルギー政策を進めていくのは、これ国の責任の下であります。そしてまた、現場で進めるのは電力事業者なわけであります。我々経産省も電力事業者も、安全対策に終わりはないという明確な考え方を持っております。それに尽きるんではないでしょうか。
○国務大臣(世耕弘成君) いずれにしても、私、中西会長のその発言の前後とか文脈がちょっとはっきり言って分からないわけであります。中西会長も、これは日立というまさに原子力に関連する産業に従事されている方でありまして、安全対策に終わりはないということはよく御理解だと思いますよ。これ、...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) ですから、どういう、今のお話もちょっと一か月ぐらいまたいだ二つの発言を結び付けられていますよね。ですから、そういう意味で、どういう含意で中西会長がおっしゃったかというのは、これは今私は分かりません。  ただ、少なくとも、常識的に考え、中西さんも日立とい...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 私が当時、米山知事に宛てた御指摘の文書の中では、ここからがその文書の中の表現になりますが、「原子力政策が直面している最大の課題は、原子力に対する社会的信頼の回復にあります。エネルギー・原子力政策に責任を有する経済産業大臣として、原子力に対する社会の信頼が...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 先ほどのように、原子力の安全向上の取組には終わりはありませんので、このレベルまで行けば十分適格性があるといったような基準は持つべきではないというふうに思っています。  その上で、福島第一原発事故の当事者である東京電力に関して申し上げれば、今、柏崎でのい...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 再稼働に関しては、これはもう国で閣議決定されている方針もありまして、これは独立した規制委員会が新規制基準に照らして適合すると認めたものは再稼働させていく、あくまでも安全最優先で進めていくというのが国の方針でございます。
○国務大臣(世耕弘成君) これは、あくまでも規制委員会が判断すべきことだというふうに思っています。これ、経済産業省が再稼働について判断をするということを我々は三・一一の教訓としてやめたわけであります。独立した規制委員会の判断を待ちたいというふうに思います。
○国務大臣(世耕弘成君) ですから、再稼働できるかどうかとか再稼働する資格があるかどうかについて私が言及することは、これはもうできないんです。これはまさに三・一一の反省であります。  その上で私が申し上げたのは、今年二月に保安規定違反が発覚するなど、安全性向上に不断に取り組む組...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) やはり福島第一原発事故の原因、そして原発事故による健康と生活への影響、そして安全な避難方法、この三つの検証をしっかり総括をして、県の原子力行政に資するために設置をされて、そのために行われている検証だというふうに理解をしております。
03月12日第198回国会 参議院 経済産業委員会 第1号
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○国務大臣(世耕弘成君) 第百九十八回国会における経済産業委員会の御審議に先立ち、経済産業行政を取り巻く諸課題及び取組につきまして、経済産業大臣、産業競争力担当大臣、国際博覧会担当大臣、ロシア経済分野協力担当大臣、原子力経済被害担当大臣、内閣府特命担当大臣(原子力損害賠償・廃炉等...全文を見る
03月13日第198回国会 衆議院 経済産業委員会 第2号
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○世耕国務大臣 巨大デジタルプラットフォーマーに対する競争政策上の規制のあり方と、そして課税について御質問をいただきました。  御指摘のように、やはりこのプラットフォーマーというのは経済上いろいろなメリットをもたらしています。小売事業者等にアンケート調査を行うと、新規顧客の獲得...全文を見る
○世耕国務大臣 やはり、クラウドサービスを使うというのは、いろいろな意味で利便性が高まりますし、情報システムの柔軟性が高まるという意味で非常に価値がある。私も、かつて理事長を務めていました学校法人でクラウドサービスに切りかえたら、情報システム担当の負担というのが物すごく軽くなって...全文を見る
○世耕国務大臣 まず、ジャパンディスプレイ、JDIについては、一部報道があるわけでありますけれども、現時点で決定している事実はないという適時開示がJDI自身によって行われているということをちょっと申し添えておきたいと思います。  その上で、一般論として申し上げますが、産業競争力...全文を見る
○世耕国務大臣 NSCでの議論をこの場でちょっと申し上げることはできないということになるわけでありますけれども、今御指摘のように、実際に今、原発を輸出できる能力というか、現実に輸出をしている国というのは、例えば、東ヨーロッパではロシア、そしてイギリスでは中国がフランスと共同で原発...全文を見る
○世耕国務大臣 これ、中小企業向けにやったところ、今、中小企業庁長官が答弁したように、目の子十倍ぐらいのペースアップが進んだわけであります。  御指摘のとおり、今回の、来年度の税制改正に向けて、個人事業主の集中的な事業承継を後押しするため、十年間の時限措置として、土地、建物、機...全文を見る
○世耕国務大臣 しっかり務めてまいりたいというふうに思っております。
○世耕国務大臣 この間の所信表明の中では、最初に消費税率引上げへの対応を挙げさせていただきました。やはり、ことしの政府の一つの課題としては、消費税が上がることによるインパクトをいかに緩和をして、しっかりと日本経済の成長軌道を維持していくかということが足元の一番の課題、ことし一年の...全文を見る
○世耕国務大臣 私も、海外のエコノミスト、アナリスト等といろいろ議論することもあるわけですけれども、やはりそういう中で、日本がこれから人口が減っていく、人口が減っていくこと自体、世界の国は経験したことがないわけですけれども、人口が減っていく、労働力人口が減っていく、その中でも成長...全文を見る
○世耕国務大臣 私は、性格的に楽観的なタイプなので、基本的には楽観をしております。  根拠を言えと言われると、例えば第四次産業革命。第四次産業革命に関する人工知能等の論文の数は、日本はまだ後塵を拝しているところがあるかもしれませんが、一方で、第四次産業革命から生まれてくるいろい...全文を見る
○世耕国務大臣 基本的には、有効求人倍率が一を割り込んでいるよりは、一を超えていて、仕事が欲しいという人以上に仕事の数があるというのは、経済全体にとってはいいことだろうというふうに思います。  しかし、一方で、これは当然我々の耳にも入ってくるのは、地方の中小企業を中心に人手不足...全文を見る
○世耕国務大臣 それは望ましいことではない。業種や規模によって大分違いはあるとは思いますが、望ましいことではないと思っているからこそ、我々政府としてもいろいろな対策を打たせていただいております。
○世耕国務大臣 日本はヨーロッパに比べても生産性が低い。何となく肌感覚としては、こんなに働いているのになという思いはあるわけですけれども、やはり時間の使い方が悪いんだろうというふうに思っています。  いろいろな角度から取組をやっています。例えば働き方改革というのも、ある種生産性...全文を見る
○世耕国務大臣 今資料でお示しいただいているグラフは、まさにもう数字で結果が出ているわけですから、日本はこの生産性向上に、はっきり言って、過去うまくいってこなかったということだと思っています。  我々は何も、補助金をちょこちょこつけて済まそうなんということは全く思っておりません...全文を見る
○世耕国務大臣 以前の経産省のことはさておき、私が経産大臣になって以降は、経産省の中に閉じるのではなくて、積極的に、他省庁の関与しているところも取り組んでいこうということで、例えばリカレント教育なんかは、これは厚生労働省と連携をして、経産大臣が認定した講座に厚生労働省から補助金が...全文を見る
○世耕国務大臣 私も、地元の和歌山の経済の状況を見る限り、全国一律の最賃というのはなかなか大変なんじゃないか。これは中小企業の経営に直結してまいりますので、ここはやはり、私は、ある意味急がば回れみたいな感じになるかもしれませんけれども、中小企業の生産性を高めて、いい給料が払える環...全文を見る
○世耕国務大臣 リカレント教育は大変重要ですので、我々、いろいろなメニューをつくって取り組んでいます。  ただ、今議員御指摘のこのグラフに出てきているような大学院への進学率とかそういったテーマになってくると、やはり日本社会全体の価値観を変えていかなきゃいけないという面もあると思...全文を見る
○世耕国務大臣 使用済み燃料の貯蔵については、その発生者である事業者の責任において安全に保管できるよう、そして、立地自治体などを含む関係者としっかりコミュニケーションをとりながら適切に取り組んでいかなければいけないと思っています。  その上で、経産省としても、関西電力を含む事業...全文を見る
○世耕国務大臣 使用済み燃料については、現時点で中間貯蔵されているもの、あるいは今後貯蔵されるものも含めて再処理を行うということが日本の基本的な方針でありまして、これは閣議決定されたエネルギー基本計画にもその趣旨が盛り込まれているわけであります。また、再処理の工程で発生した高レベ...全文を見る
○世耕国務大臣 まさに、この消費税に伴う駆け込み需要、反動減対策という意味であれば普通は二%というのが相場感だろうと思うわけですが、今回はそれをあえて五%還元というのは、それも国が行う、これはなかなか前例のないことであります。その思いは、もちろん需要の平準化対策という趣旨もありま...全文を見る
○世耕国務大臣 まず一つは、駆け込み需要、反動減の平準化というのが一つの目的であります。  もう少しそこを詳しく申し上げますと、実は、今回、需要の平準化という視点から、五%から八%に上げたときと比べてちょっとガイドライン上の対応を変えているところがあるんですね。それは何かという...全文を見る
○世耕国務大臣 なかなかちょっと私レベルで仮定の御質問にはお答えしにくいところがあるわけでありますけれども、今御指摘の消費税増税に伴うガイドラインへの対応という側面と、一方でキャッシュレス促進という側面、両方がある大きな政策なのかなというふうには思っておりますけれども、消費税率を...全文を見る
○世耕国務大臣 これはどうしても、予算額の査定という過程の中で、やはり金額をしっかり出していかなければいけないので、これはどうしても、キャッシュレス事業者に聞き取りをした結果、今のキャッシュレスの金額の中の二一%ぐらいの金額が今回のこのポイントに参加した支払いになるだろうという推...全文を見る
○世耕国務大臣 フランチャイズチェーンというのは、やはりブランドの統一感とかそういったものが極めて重要でありますから、本社直営の大企業に当たる店舗であっても、恐らく私は統一的にやっていくだろう。今、我々も濃密にコミュニケーションをやっております、こういうフランチャイズのチェーン店...全文を見る
○世耕国務大臣 これは、星印をつけていただいて、計算していただいて、おもしろいんですけれども、ちょっと幾つか申し上げますと、光熱・水道というのは、これは恐らく、電力会社、ガス会社は、これは大企業になりますのでそもそも対象にならない可能性、中小の、例えば太陽光発電の新電力に御加入で...全文を見る
○世耕国務大臣 モニタリングは一カ月とか三カ月単位でやっていきますけれども、ポイントの使用状況となりますと、これはなかなか、もうちょっと時間がかかるんじゃないかなとも思われるわけでありますが、今、藤木審議官がお答えしたように、基本的には、過去実績のある事業者はきちっと実績の数値に...全文を見る
○世耕国務大臣 今、集団ADRのことをお話しになっているわけでありますけれども、東京電力は、集団ADRであるからという理由で拒否をしている、受け入れられないというわけではなくて、実際に、集団ADRであっても、個別具体的な事情に応じて相当因果関係のある損害と認められる場合には、受け...全文を見る
○世耕国務大臣 東海第二発電所への資金的な協力については、東京電力、これは東京電力だけではありませんね、他の電力事業者も資金的な協力を行っているわけでありますから、そういった受電をする側の会社が、みずからの経営責任において判断すべき事項であるというふうに考えています。  特に、...全文を見る
○世耕国務大臣 我々は、あくまでもこの新々総特に沿いながら東京電力がしっかりと経営を行って、福島への責任を貫徹をさせていくことが極めて重要だと思っています。  そして、それに当たっての個々の経営判断については、これは東京電力は商法上の株式会社でもありますから、それぞれの経営者が...全文を見る
○世耕国務大臣 新々総特で掲げている、福島への責任を貫徹するための東電の経営改革というのは、本当に厳しい内容になっています。一円たりとも無駄にできるような話ではないというふうに思いますよ。今おっしゃるような、元が取れないような投資なんというのは、新々総特に照らせば、そんなこと東京...全文を見る
○世耕国務大臣 企業価値を上げるというのも、最終的に、福島事故と関連するいろんな施策に関して確保すべき資金の全体像の中で描かれているわけであります。  これは別に、東海第二原発への資金協力が即東京電力の価値を上げるという種類のものではなくて、やはり新々総特等に沿った抜本的経営改...全文を見る
○世耕国務大臣 これはもうエネルギー基本計画で昨年七月に閣議決定をされたわけでありますが、我々は何も原発の数字ありきで議論しているわけではなくて、全体の電力のコスト、CO2の排出量、そしてエネルギーの安全保障、そういった総合的な観点から判断をさせていただいています。  また、我...全文を見る
○世耕国務大臣 徹底した省エネ、そして再エネの最大限の導入に取り組んで、原発への依存度を可能な限り低減させていく、これが政府の一貫した方針であります。  一方で、資源の非常に乏しい日本にとって、原子力は、安全確保を大前提とした上ではありますけれども、安定的でかつ安価な電気の供給...全文を見る
○世耕国務大臣 ちょっと、エネルギー政策というものの定義の議論はあると思いますけれども、少なくとも、経済産業省にとっては、これは最重要課題だというふうに思っています。
○世耕国務大臣 それは当然認めて、今も福島の復興、廃炉・汚染水対策を経産省の最重要課題として取り組んでいるわけであります。
○世耕国務大臣 そもそも、エネルギー基本計画の中のエネルギーミックスというのは、何を何基動かすということから計算しているわけではないわけであります。マクロな視点から、電力のコストを下げ、CO2の排出量を抑え、自給率を高め、再生可能エネルギーもできる限り入れ、そして原発依存度をでき...全文を見る
○世耕国務大臣 もうこれはいつも私がお答えする形になるんですけれども、現時点において原発の新設、リプレースというのは我々は全く考えておりませんし、エネルギー基本計画にも新設、リプレースというものは織り込まれていないわけであります。  二〇から二二の数字は、先ほどから何度も申し上...全文を見る
○世耕国務大臣 原発へのミサイル攻撃ということでありますけれども、これは、政府としては、海上自衛隊のSM3搭載のイージス艦による上層での迎撃と、航空自衛隊のPAC3ミサイルによる下層での迎撃を組み合わせて、多層防衛によって対処するということになっているわけであります。  また、...全文を見る
○世耕国務大臣 スリーEプラスSが破綻しているというふうにおっしゃいますけれども、例えば、環境に関しては、やはりCO2を出さずに大きな発電ができるというのは原子力発電だけなんですよ。世界的にも、IAEAに対してしっかり態度を表明している国の大半は、原発は使い続ける、あるいは新たに...全文を見る
○世耕国務大臣 先ほど何か私が勉強不足のようなことを言われましたけれども、私も、経産大臣になって二年半、専門家とともに、これは経産省の中だけではありませんよ、外部の方々も含め、また、割と脱原発の立場に立っている方の御意見も含めて、いろいろと勉強してきています。  それでも、まあ...全文を見る
○世耕国務大臣 我々も、再エネを最大限導入するためには、やはり系統を改革していかなければいけないと思っています。  国内で融通すればいいじゃないかというお話でしたけれども、残念ながら、日本国内の電力ネットワークというのは、旧電力事業者がそれぞれ地域独占をしているということが前提...全文を見る
○世耕国務大臣 太陽光、風力といった再生可能エネルギーは、やはり発電量の変動というのが常について回りますから、安定した供給力として見込むためには、火力発電など他の電源とバランスのとれた導入を広域で図っていくことが重要になります。  一方で、再生可能エネルギーのような分散型エネル...全文を見る
○世耕国務大臣 一次エネルギー供給の九割以上を海外の化石燃料に依存する我が国において、水素エネルギーを利用するということは、エネルギー供給構造を多様化させるとともに、大幅な低炭素化を実現するポテンシャルを持っている手段だと思っていまして、エネルギー安全保障と温暖化対策、この二つに...全文を見る
○世耕国務大臣 それは、グリッドのもとになる電源の成り立ちによるというふうに思います。当然、電源にCO2を排出する電源があれば、それはCO2フリーではないということであります。
○世耕国務大臣 まだ水素エネルギーというのは、これは緒についたばかりですから、いろんな議論があります。  この間、去年も世界で初めて水素閣僚会議、東京で主催しましたけれども、やはり褐炭からつくりたいという人たちと、いやいや、褐炭からつくるやつは、褐炭からとったら当然CO2が出る...全文を見る
03月13日第198回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○国務大臣(世耕弘成君) まず、地層の問題でありますけれども、高レベル放射性廃棄物の地層処分が可能となる条件として、世界的には、共通しているのは地下水の動きが緩慢であるということであります。オンカロは大体十九億年から十八億年前に形成された地層と言われていますが、必ずしもオンカロの...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 原子力発電所については、いかなる事情よりも安全性を最優先して、高い独立性を有する規制委員会が科学的、技術的に審査をして、世界で最も厳しいレベルの新規制基準に適合すると認めた原発のみ、その判断を尊重し、地元の理解を得ながら再稼働を進めるというのが政府の一貫...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) エネ基の中で述べております原発依存度は可能な限り低減をさせるというこの方針は、総発電電力量に占める原子力発電の割合を低減させるという趣旨でありまして、ここで言う原発とは、商業用の原子力発電所を念頭に置いたものだと思っています。現在、日本でいわゆる商業用の...全文を見る
03月14日第198回国会 衆議院 本会議 第12号
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○国務大臣(世耕弘成君) 森議員にお答えいたします。  理系大学院の無償化についてお尋ねがありました。  理系大学院生の経済的負担の軽減については、高等教育を所管する文部科学大臣から先ほど御答弁があったとおりですが、経済産業省としては、産業界のニーズも踏まえた理系人材の育成は...全文を見る
03月14日第198回国会 参議院 経済産業委員会 第2号
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○国務大臣(世耕弘成君) 国は原賠機構を通して東京電力の株を持っているわけですが、それはなぜ持っているかというと、やはり東京電力に福島への責任を貫徹させるということであります。  責任を貫徹するに当たっては、今、東京電力はもう小売も自由化されているという中で、やはりしっかり経営...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) これは、安全かどうかというのは、あくまでも規制委員会に答えてもらうしかない、私の立場ではお答えはできないわけでありますが、だからこそ、教訓があるからこそ、基準地震動を始め、かなり厳しい規制基準が掛かっているんではないかというふうに考えます。
○国務大臣(世耕弘成君) 確かに、二十四時間営業というのがどうなんだということが働き方改革等言われている中で議論されていることはよく承知をしておりますし、一部のコンビニエンスストアチェーンでは、もう二十四時間営業を前提としないというようなビジネスモデルも出始めています。あるいは、...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 今御指摘のように、去年の十二月から、ちょっと締切りは延びていまして三月二十四日までですが、まだ今も取っている最中でありますけれども、アンケート調査をさせていただいています。  パスワードを掛けているのは、決して先生に見せないためというわけではなくて、き...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 今回の税制改正においては、この自動車の保有に係る税について、一九五〇年の制度創設以来初めてということになります全排気量での自動車税の恒久減税を実現することになっているわけであります。特に登録車の販売台数の九割を占める二千㏄以下のコンパクトカーについては、...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) この最終的な結論にするというのは、これで未来永劫議論が終わったというわけではないと思っています。  これは与党税調の中で平成二十四年度の税制大綱をまとめるときからずっと継続になってきたわけです、この問題は。その平成二十四年度から始まっている議論に一つの...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) やはり、産業競争力を強化をして、そして経済成長をしっかりと実現していくためには、御指摘のように、民間企業、そして大学、また民間企業の中でもベンチャー企業といった様々な主体が緊密に連携をしてイノベーションの源泉となるような研究開発に取り組むことが極めて重要...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 特に、今、来年度の研究開発税制の見直しに当たっては、やはり量と質を両方高めていくということを狙っているわけでありまして、量を向上させるという意味からは研究開発投資の増加インセンティブを非常に強くしたということでありますし、また、質の向上の観点からは、オー...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) まず、今、三月十一日に関係府省連絡会議でまず実態把握に努めようということが確認をされ、これ恐らく近々閣僚会議でも同じようなことが決定されると思います。  そうなった場合は、我々も実際に各地方の経済産業局等で企業と接している立場でありますから、実態把握を...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) この思いを語り出すと一時間ぐらいスピーチできるんですけれども、短く。  やっぱり中小企業が生み出した付加価値をしっかり手元に残して、そしてこういった中小企業がそこで働く人たちにしっかりと賃金を払うことができるようにする、これがもう経済の好循環の必須条件...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 今おっしゃるように、働き方改革を契機に大企業から下請の中小企業にしわ寄せが来るんじゃないかと、これ、中小企業側から大変不安の声が上がっています。例えば、やはり納期を短縮しろとか、あるいは働き方改革で生産性を向上させてもその分を全部吸い上げられるんじゃない...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) この振興基準とかガイドラインについては、これは、今回は例えば金型の代金が払われていないとか、業界によってはまだこんな慣行があるとかというのは、出てきたことについて対応をしていっていますけれども、今後もいろいろまだ問題が出てくる可能性あると思っています。今...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 私も、去年、災害の視察のときに、まさにこの金型管理の現場を自分の目で見てしまったんですね。水害に遭われた中小企業が、やはり私が、被害を見に行ったんですけれども、ぱっと見ると、棚にずらっと金型が物すごいスペースで並んでいて、しかもそれが水害でさびてしまって...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 今、井原議員おっしゃっていただいたように、安倍総理はダボスでスピーチを行いまして、特にそのデータがこれから付加価値の源泉となっていると、そしてまたグローバルなイノベーションを進めていく上では自由なデータ流通の環境整備が重要だということで、このダボス会議に...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 第四次産業革命が進んできて、いろんな産業の形態が変わっていっている中で、現行の統計では、例えばプラットフォーム企業、今のLINEもそうだと思いますけれども、プラットフォーム企業が提供するサービスの価値とか市場規模といったものがやはり適切に把握されないとい...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) やはり、信頼に基づく自由なデータ流通というのが、これからグローバルにこのデジタルな世界を広げていくという中で極めて重要だというふうに思っています。そういう意味を込めて安倍総理はデータ・フリー・フロー・ウィズ・トラストというコンセプトを打ち出されたというふ...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 国内のこの二輪車の販売状況というのは、今お話があったように、二〇一六年が三十七万三千台、二〇一七年が少し増えて三十八万四千台、そして昨年、二〇一九年が、あっ、二〇一八年ですね、昨年度ですから、一八年が三十六万九千台と、横ばいないし少し微減という傾向になっ...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) なかなか、数字が改善していないので答弁もしにくいわけでありますけれども、いろんな環境整備というのは重要だと思いますし、私も見ていて、例えば中国なんかはもうバイク大分減ってきましたですよね、見ていて。ベトナムも、最近行くとやっぱり自動車に変わってきたのかな...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) なかなか数字が出ていない中ではあります。ただ、少し安全規制に関しては、これは私の方から今うっかりここで答弁するわけには、いろんな経緯があって、二段階右折なんかはやっぱり事故が多発したことを受けての対応だったんだろうというふうに思います。速度規制、その点に...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) コンビニは、日本全国に今五万五千店舗以上存在すると。もう今や消費者にとって身近な買物の場となっているわけでありますが、それだけではなくて、もう本当にきめ細やかに存在する地域社会の拠点として、地域の安全確保ですとか、あるいは災害時の物資供給拠点になるなど、...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 今回の件、把握はしております。  今回の件については、フランチャイズチェーン本部とオーナー間で話合いが現在も継続されているというふうに認識をしています。  この営業時間とかフランチャイズ契約の具体的内容については、基本的には当事者間の判断に委ねられる...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) もちろん、オーナーも含め、コンビニで働く方々の働き方改革だと思っております。
○国務大臣(世耕弘成君) 今委員が党を通じて調査をされたということには敬意を表したいと思いますが、その結果について、ちょっと私自身が今ここで論評することは控えたいというふうに思います。  その上で、コンビニは社会に不可欠なインフラになっているという中で、二十四時間の営業形態にお...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) これ、かつてということになりますけれども、いわゆるコンビニ会計というルールの影響があるんだろうというふうに思っています。ただ、コンビニ本部と加盟店の間の契約というのは、民間事業者間の契約でありますので、基本的にはその内容は当事者間で決定されるべきだと思っ...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 事実関係として、まず廃棄ロスですけれども、これはやはり、チェーン店によりますけれども、一五%とか五五%といった数字で本部側が負担をしているというケースも出てきているというふうに聞いています。  また、いわゆる見切り品については、これはもう公正取引委員会...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) フードロス、廃棄ロスについては、本部自身もやっぱり負担をするということ、そういう取組が行われている、そういう仕組みになっているということ。また、その見切り品を、これ公正取引委員会も命令をしたということで、値引き販売をすることによってできる限りフードロスを...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 今回のアンケートにおいては、オーナーを取り巻く状況変化を踏まえて、実際に店舗経営を行っておられるコンビニオーナーの取組状況や御意見を急ぎ聴取をするということを目的にしたものであります。だから、できるだけ多くのオーナーに御回答をいただけるように、特に、ただ...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 我々も、この調査で終わるというつもりは全くありません。  今回は、できるだけ早い時間で、オーナーに御負担を掛けない形で、特にフランチャイズ本部との関係その他について、できるだけその場で簡単にお答えをいただける範囲でまず現状を把握しようとしたのが今回のア...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) いずれにしても、調査のやり方も含めてよく検討したい、いずれにしても、しっかりした調査はやりたいということだけ明確に申し上げておきたいと思いますし、当然、どの店が何を言ったかなんということは、絶対にそれはコンビニ本部に漏れるようなことはあってはならないとい...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) あくまでもこのフランチャイズ契約というのはチェーン本部とオーナーの事業者間の契約でありますから、契約という意味ではこれは甲と乙の対等な契約ということになるわけです。  ただ、一方で、やはり一万店、二万店と契約をしてきているチェーン本部と今回初めて加盟を...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) フランチャイズ契約というのは、あくまでもチェーン本部とオーナーの事業者間の契約でありまして、それを踏まえた中小小売商業振興法や独禁法が適用されるというふうに思っています。  いずれにしても、チェーン本部がオーナーの理解を得る形で十分なコミュニケーション...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 先ほど申し上げたように、これは中小小売商業振興法がカバーしているフランチャイズ契約でありまして、また独禁法も適用されるわけであります。ですので、フランチャイズ本部はこういった関連法令やガイドラインを遵守をして加盟店とともに成長していくと、これがやはりビジ...全文を見る
03月15日第198回国会 衆議院 経済産業委員会 第3号
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○世耕国務大臣 この障害者雇用の問題、法定雇用率の問題というのは、これは政府として民間にお願いをして、ある意味ペナルティーをつけてお願いをしてきたという政策であります。  にもかかわらず、政府としての、まさに民間企業の窓口ともいうべき経済産業省でこの法定雇用率の達成に関して不適...全文を見る
○世耕国務大臣 これはまず検証委員会の中身に少し踏み込まなければいけませんけれども、経産省としては、この検証委員会からまず指示を受けて、省内において可能な限り過去の担当者にさかのぼるなどして調査を行いました。その結果、以下の点が確認をされました。  身体障害者は原則として障害者...全文を見る
○世耕国務大臣 今御指摘の去年十一月に出したガイドラインでの文言、驚いたとおっしゃるんですが、「自らの経営資源を活用して値引きなど自由に価格設定を行う」、これは商慣行上、ある意味当たり前の話だというふうに思っています。  ただし、きょうは公取もお見えですけれども、いわゆる不当廉...全文を見る
○世耕国務大臣 そのためには、前の八%に上げるときのガイドラインをよく確認をしていただかなければいけないんです。かなり厳しかったわけです。  こういう表現になっています。「「消費税」といった文言を含まない表現であっても、」ちょっと間を飛ばしますけれども、「実質的に消費税分を値引...全文を見る
○世耕国務大臣 御指摘を受けましたので、私が閣僚になってから過去六回の所信表明を確認してみました。三回は生活再建という文言が入っていますが、残り三回は入っていないわけであります。  今回の所信表明でも、私は、生活再建を軽視しているなんということは全くありません。ことしの所信表明...全文を見る
○世耕国務大臣 生活の再建という言葉は用いていませんが、事業、なりわいの再建なくして生活の再建はなくて、福島における事業、なりわいの再建を通じて福島の被災者の皆様の生活の再建を実現して、福島復興をいよいよ本格的なものにしていくという思いを持っているところでございます。
○世耕国務大臣 できるだけ早く呼びたいと思っています。しっかり時間をとって、いろいろなお話もしたいと思っていますので、時間のとれるタイミングをしっかりつくってやっていきたいというふうに思っております。
○世耕国務大臣 そんなことはありません。呼んで伝えるのは簡単ですよ、二、三分で済ますんだったら。そういうことをやるよりは、もう私の意思は明確に伝わっているわけであります、集団ADRでお断りした案件であっても個別の事情をしっかり聞くべきである、そのための体制も整えるべきであるという...全文を見る
○世耕国務大臣 まず、報道されているようなことが何か決まっているとか、数字が出ているというような事実は承知をしていないわけでありますけれども、いずれにしても、資金的な協力も含めて、個別の経営判断については、東京電力などそれぞれの事業者がその経営責任において判断すべきものだというふ...全文を見る
○世耕国務大臣 国が東電の株を持っているのは、これはやはり、賠償、廃炉・汚染水対策を始め、福島に対する責任を全うさせるためであります。その責任を全うする上で行う個別の経営判断については、東京電力が判断すべきもの。これは、福島への責任全うに支障が出た場合には、我々、介入をさせていた...全文を見る
○世耕国務大臣 昨年七月に、原子力規制委員会から、東海第二発電所の設置変更許可に当たって、経産大臣宛てに、幾つかあるんですけれども今御指摘のところに絞りたいと思いますが、経理的基礎が認められるとする規制委員会の審査書案に対する見解について照会する文書が発出をされました。経産省とし...全文を見る
○世耕国務大臣 そういうことだと思います。
○世耕国務大臣 各電力会社が日本原電に支払った金額については、現在日本原電が開示をしている二〇一二年度から二〇一八年度の上期までの情報に基づいて申し上げれば、東北電力が六百三十四億円、東京電力が二千九百八十五億円、中部電力が千五百億円、北陸電力が千百三億円、関西電力が千六百二十三...全文を見る
○世耕国務大臣 これは東電経営陣の判断ということになるわけでありますが、将来受電することも含めて経済性を判断をされているんだというふうに思います。  東京電力は、福島への責任を全うするために大変な改革をやらなければいけません。一銭たりとも無駄に使っている余裕はないわけであります...全文を見る
○世耕国務大臣 今、日本原電が示している千七百四十億円のこの安全対策費用が最終的にどの程度上振れるかについては、これはまだわからないわけでありますから、仮定の御質問にはお答えできないと思いますが、いずれにしろ、安全対策費用も踏まえた事業の経済性については、日本原電と、そして東電を...全文を見る
○世耕国務大臣 あくまでも、この日本原電に対する資金的な協力も含めて、東京電力の経営陣が個別の経営判断を行うに当たっては、廃炉と賠償の責任貫徹にどのように貢献をしていくかという視点が最も重要だというふうに思っております。  新々総特においても、廃炉や賠償の費用の捻出に向けて、経...全文を見る
○世耕国務大臣 大阪・関西万博の誘致の成功は、やはり国と地元自治体とそして経済界がオール・ジャパンの体制で一致団結して最後まで誘致活動を続けた結果だというふうに思っています。恐らく、万博のいろいろ審査上も、ちゃんと一致団結して盛り上がっているのかどうかというところはチェックをされ...全文を見る
○世耕国務大臣 ちょっと時期的になかなか微妙な話題をいただいていると思いますけれども、地元自治体からも不協和音は出なかったというところは大きいというふうに思っています。
○世耕国務大臣 おっしゃるように、雇用の場を確保するということがやはり帰還につながる非常に重要なポイントだというふうに思っていまして、事業、なりわいの再建ですとか福島イノベーション・コースト構想の推進ということで、新しい産業でまた雇用をつくるということにも取り組んでいます。  ...全文を見る
○世耕国務大臣 まずは、今、科学的特性マップに基づいて説明をさせていただいています。  この説明会についてはちょっと、いろいろ紆余曲折もありました。最初は少し、お金をかけて、整えたような説明会という感じもあったんですけれども、今は完全に手づくりにしていますし、できるだけ深くコミ...全文を見る
○世耕国務大臣 当然、今後のステップとしてはそういうことになるわけで、今の段階としては、科学的特性マップを提示をして、そして、それを踏まえて、国民の理解、地域の理解を深めていただくための取組を行っています。これで理解が深まってきた段階において、複数の地域に調査を受け入れていただく...全文を見る
○世耕国務大臣 これは、なかなか、今の段階で、そこのスケジュール感というのは少し申し上げにくいかなと。まだ、この理解活動の真っ最中。しかも、理解活動も、今、試行錯誤しながら、なるべくいいものにしていく努力をしているわけであります。  ただ、いずれにしても、この最終処分場の確保と...全文を見る
○世耕国務大臣 平成三十七年に開催される国際博覧会の準備及び運営のために必要な特別措置に関する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  平成三十年十一月、フランス共和国で開催された第百六十四回博覧会国際事務局総会において、平成三十七年に国際博覧会を大阪府...全文を見る
03月15日第198回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○国務大臣(世耕弘成君) おっしゃるように、キャッシュレスを利用していただくに当たっては、消費者の皆さんに、キャッシュレスといっても、クレジットカードもあれば、QRコード決済もあれば、プリペイド型の電子マネーもありますので、それぞれのキャッシュレスサービスの長所、短所、特徴、そう...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) はい。もう間もなく終わります。重要なことですので、少し丁寧に。  ICカード型のクレジットカードに変わってくるということになっていきます。これが一〇〇%進んでいきます。  あるいは成り済まし対策の実施ですとか、あるいは、最近もQRコード決済で若干不正...全文を見る
03月18日第198回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○国務大臣(世耕弘成君) 私もイスラエルには大変注目していまして、十五年前に議員として、当時、河野太郎衆議院議員と一緒に訪問しました。また、官房副長官としては総理に同行して訪問して、あと二回、経済産業大臣としても訪問して、合計四回訪問をしています。  今回、今年一月、四回目の訪...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 今御指摘のように、EPAの利用率が四八%ぐらいということになっています。ただ、一方で、二四%ぐらいは利用を検討中という企業もあるわけであります。そういった中で、我々、いろんな要因分析もしておりまして、一つ大きいのは、やはり原産地証明の手続の煩雑さというこ...全文を見る
03月20日第198回国会 衆議院 経済産業委員会 第4号
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○世耕国務大臣 今回、誘致活動の中で一つ大きなポイントになったのは、日本は何回もやっているじゃないか、それよりも初めての国に開催してもらって万博の裾野を広げるべきだ、これは、はっきり言って、ロシアとかアゼルバイジャンが主張しまして、ここが我々なかなかしんどかったところではあります...全文を見る
○世耕国務大臣 私は、一九七〇年の大阪万博のときは小学校二年生で、当時はやはり、学校の中で、何回行ったかというのが結構関西の小学生の中では競争になっていまして、私は七回行きました。そのころはスタンプ帳がありまして、各パビリオンで判こを押して、そのスタンプ帳はまだ私の実家に残ってい...全文を見る
○世耕国務大臣 この三百五十万人というのは、ある程度機械的に算出をしたという感じであります。  二〇〇五年の愛知万博では、外国人入場者数というのが大体百万人ぐらいだったんです。ところが、当時、訪日外国人は六百七十万人ですから、それが今度、我々は、二〇二五年には五千万人ぐらいにな...全文を見る
○世耕国務大臣 御指摘のように、大阪にはいろいろな施設ですとか集積地がたくさんあるわけでありますので、この夢洲の会場だけに閉じるのではなくて、「いのち輝く未来社会のデザイン」というテーマのもとで、特に大阪・関西の強いライフサイエンス分野を中心に、さまざまな分野の研究所ですとか企業...全文を見る
○世耕国務大臣 万博は十九世紀から始まっているわけですけれども、もともとは、やはり国威発揚とか殖産興業といったことが目的になって、ある意味、工業、商業の展示会のような形だったわけですが、最近の万博は、温暖化問題ですとか食の問題ですとか、いろいろな地球規模の課題を解決するような万博...全文を見る
○世耕国務大臣 二〇一九年の時点で今非常に動きが激しい中で、二〇二五年、どんな技術を使うべきか、これを考えるのは、非常に私も今悩んでいます。  どんな技術が出てくるか、予想がなかなか難しいと思っていますが、やはり、我々、ソサエティー五・〇というのを提唱している中で、ソサエティー...全文を見る
○世耕国務大臣 まだ、具体的内容はこれから詰めていくわけですけれども、基本的には、申請書類では「いのち輝く未来社会のデザイン」というのをメーンテーマに掲げております。  そういった中で、大阪・関西万博では、IoT、AI、ロボティクスといった革新的技術を活用することで、健康・医療...全文を見る
○世耕国務大臣 平成三十年三月に、博覧会国際事務局の調査団が日本に来られました。それに対する説明の中で、大阪・関西万博の開催にかかる費用として、会場建設費が約一千二百五十億円、事業運営費が約七百七十億円、そして地下鉄の延伸や周辺道路整備費など約七百三十億円を見込んでいるということ...全文を見る
○世耕国務大臣 これはこの数の中には入っておりません。途上国のパビリオン出展を、今回、SDGsという観点からも、なかなか自力でパビリオンを出せないような低開発国からの参加というのも極めて重要であります。  これは何も日本が突出しているわけではなくて、ロシアもアゼルバイジャンも、...全文を見る
○世耕国務大臣 今お話しのとおり、千二百五十億円の会場建設費に関しては、これは立候補に係る閣議了解で、国と地元自治体、経済界で三分の一ずつ負担ということになっているわけであります。  この経済界の三分の一の負担というのは、何も我々が勝手に決めたわけではなくて、関経連会長も含めて...全文を見る
○世耕国務大臣 見積りは先ほど申し上げたとおりでありますけれども、あくまでも見積りという面がある以上は、今後、会場計画を具体化していく中で、絶対に上振れしないとは言えない、上振れする可能性は否定はできないと思っておりますけれども、適切な工期の管理ですとか、資材調達の工夫ですとか、...全文を見る
○世耕国務大臣 確かに、埋立地というのは、そういう側面があるかもしれませんけれども、そういう埋立地を活用して、地球レベルの課題の解決についてしっかりと話し合う場にするということは、何もSDGsに反することはないというふうに思っています。
○世耕国務大臣 まず、二〇二五年のこの日本万国博覧会の誘致委員会の活動にどのような企業がどのような考えで協賛しているかについては、これは、誘致委員会というのはあくまでも民間の集まりでありますので、国として承知する立場にはありません。  聞くところによると、誘致委員会は、反社会的...全文を見る
○世耕国務大臣 全く別ですから、使うということは基本的にはないのではないかと思いますけれども。
○世耕国務大臣 カジノというよりIR一般について申し上げますと、私も、IR施設は海外で、カジノも含む施設は行っています。それぞれ、ラスベガスの国際会議場なんかは、本当に会議に行くのにスロットマシンの前を通っていかなきゃいけないようなところもあれば、シンガポールの国際会議場なんかは...全文を見る
○世耕国務大臣 まず事実関係として申し上げますと、この夢洲の地盤の高さというのは、立地上、最も大きい地震で想定される津波、これが三・二メートルですが、それよりも五メートル高くなっておりまして、安全は十分確保されていると思います。昨年九月、台風二十一号で関空が浸水した際も、夢洲は浸...全文を見る
○世耕国務大臣 仮定の御質問に関してはお答えは控えたいと思いますが、いずれにしろ、政府としては、国の重要なイベントであるこの万博の成功に向けて、引き続き、地元自治体、経済界とともに、オール・ジャパン体制で全力で取り組んでまいりたいと思います。
○世耕国務大臣 逆に、なかなかあれだけ適した場所は私はないというふうに思っています。  関空ともある意味海でつながっているわけでありますし、海外を始め日本各都市からのアクセスにすぐれていますし、大阪市の中心部からもほど近く、宿泊、商業施設など、今ある施設を活用することもできるわ...全文を見る
○世耕国務大臣 まあ命は命なんですが、SDGsの中で、やはり健康・医療という、大阪・関西はどうしても、一丁目一番地は健康・医療だと思うんです、ライフサイエンスの研究拠点の集積地だ、製薬業のメッカだということも含めてですね。そういう意味で命という言葉を出していますけれども、これは決...全文を見る
○世耕国務大臣 今全くおっしゃるとおりで、人間が持続可能であるためには、やはり生物多様性というのもこれは切っても切り離せないわけですから、当然、広い意味で、私は、生物多様性、それこそ生きとし生けるものの生命全体がこの命のニュアンスには当然入っているというふうに思います。  これ...全文を見る
○世耕国務大臣 きょうは非常に山崎議員と波長が合うわけでありますが、まさにおっしゃっているとおりのことを我々は考えて、どうしても、博覧会国際事務局、BIEというのは国単位の参加になっちゃいますし、実際に投票も国単位では行われたんですが、我々は、先ほど申し上げましたメーンテーマ「い...全文を見る
○世耕国務大臣 基本的にはおっしゃっていることに私も同感であります。  ただ、一方で、博覧会国際事務局というのは国単位で構成されている国際組織でありますから、国を完全に否定するというわけにはいかない。かなりの部分のパビリオンは、やはり国単位でつくられるという面もあるんだろうとい...全文を見る
○世耕国務大臣 いや、もう本当にきょうは山崎さんとぴったりでして、全く異論はありません。  ただ、具体的にこれからどういう形のものをつくっていくかということについて、これは国際博覧会協会がよく議論をして、専門家とも議論をしながらということだと思いますが、今おっしゃったような視点...全文を見る
○世耕国務大臣 まさに、世界の国々、人々とともにつくり上げていく万博、そして世界の共通課題を解決するプラットフォームにすること、これが日本にとって極めて重要だというふうに思っています。  特に、日本が先導しているソサエティー五・〇が実現する社会の姿をショーケースとして示して、世...全文を見る
○世耕国務大臣 強い成長志向を持っていただいていることを歓迎したいと思うんですが、当然、最先端のものは出したいと思います。陳腐化したものを見せる気はありません。  ソサエティー五・〇といっても、これはまだ漠とした概念であります。それが六・〇になるのか七・〇になるのかはわかりませ...全文を見る
○世耕国務大臣 きのう質問通告を受けて、御指摘そのとおりだなと、はっきり言って、正直に思います、これは。  ちょっと仕方ない面もあって、社団法人なものですから、博覧会協会は。社団法人の構成員の団体、その長をある意味自動的に選んだ結果ということであります。その結果、専門家や女性や...全文を見る
○世耕国務大臣 民間団体でありますから、役員その他は基本的にはやはり自主的に判断してもらわなければいけませんが、きょう御審議いただいているこの特措法が成立した際には、私は博覧会協会への指導監督の権限を持てることになりますから、そういったことも踏まえて、女性や若者、外国人、いろいろ...全文を見る
○世耕国務大臣 現在の第四次安倍改造内閣には、国務大臣が十九名いるということになります。これは、今御指摘の野田第三次改造内閣と比較をすると一名ふえているということになります。この一名の増員は、東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会担当大臣を設置したものによることであ...全文を見る
○世耕国務大臣 以前は別の方もやっておられましたけれども、現在は櫻田大臣のポストということになります。
○世耕国務大臣 それは余りにもうがった見方だと思います。新任ポストを置く意義というのは明確に私はあると思っています。  万博は、国が開催責任を負う大規模イベントでありまして、開催期間や来場者数など、その規模はオリンピック・パラリンピックを上回るわけです。オリンピックは、パラリン...全文を見る
○世耕国務大臣 いや、ですので、経産大臣というのは、これを除いてもかなり忙しいわけでありまして、特に、先ほど申し上げた発展途上国を中心に参加を呼びかけなきゃいけない。これは参加率が低かったりしたら、成功の評価を受けにくくなると思うんですね。そういう場合、頻繁に各国を訪ねて調整をし...全文を見る
○世耕国務大臣 まだこれは、設置されたときに人事も行われるわけでありますから、一体どういう能力の方がなる、当然、国際的な感覚にすぐれ、そしてサイバーセキュリティーにも知見のある方がなるんだろうというふうに思います。私とか平井さんもそのころはどうなっているかもわかりませんので。
○世耕国務大臣 ですから、兼任とかそういうことも含めて、私、そのときどうなっているかわからないわけでありますから、それをちょっと前提になかなか議論はしにくいわけでございます。
○世耕国務大臣 オリンピックが終わったらオリンピック担当大臣は、ちょっと今、時期は正確にあれですけれども、しかるべき時期に減員になりますので、そういう意味では、二増ということではないんじゃないでしょうか。
○世耕国務大臣 サイバーセキュリティー担当大臣は、これは内閣官房の担当大臣ですから、そういう意味では、誰かが単独でなるかもわからないし、誰かの役職に兼任になるかもわからない。今は、オリパラ大臣ができてからは、オリパラがサイバーセキュリティーが重要だということで今そこについていると...全文を見る
○世耕国務大臣 基本的に今回は、どうしても高額所得者に目が行かれるかもしれませんけれども、その人が買物する中小の店舗に我々は着目をしているわけであります。  やはり、消費税が上がることによって中小の店舗は非常に厳しい状況に置かれる面もあるわけです。しかも、大手は自力でセールとか...全文を見る
○世耕国務大臣 べらべらとおっしゃいましたが、できるだけ建設的に、わかりやすく解説をしようと思ってやっていますので、そこは御理解いただきたいと思います。  それで、私はお答えしましたよ。一億円の土地取引をクレジットカードでやるということは想定できないんじゃないでしょうかというこ...全文を見る
○世耕国務大臣 センチュリオンカードも、上限はないとなっていますが、取引のたびにそれはチェックが行われるんです。行われるんです。  現実に、いや、逆に私は、一億円の取引なんていうのは、一億円をクレジットカードで払うなんてケースは私は聞いたことがないですね、少なくとも。しかも、土...全文を見る
○世耕国務大臣 当然、絵画とか宝飾品というのは排除をしていない。なぜならば、それを取り扱っている中小、小規模の事業者がいるからであります。その人たちをしっかりと支援しなければいけないと思っているからです。  これも上限の議論になりますけれども、数千万のものをクレジットカードとい...全文を見る
○世耕国務大臣 現実問題としては考えにくいというふうに思っております。
○世耕国務大臣 頭の体操としてはできますけれども、現実には起こり得ない、非常に、起こる可能性は極めて、もう本当にないものだというふうに思っています。
○世耕国務大臣 どんどん想像の話が広がっていくわけでありますけれども、あくまでも、一億円かどうかはわかりませんけれども、町場の骨とう品店でも、町場で零細にやっている絵画店でも、町場でやっている宝飾店でも、やはり彼らは買物してもらわないと生活に困るわけですよね、中小企業の経営者。そ...全文を見る
○世耕国務大臣 今回は、クレジットカード会社、QRコード決済業者、あるいは電子マネーの業者、そういった既存の決済事業者が持っているシステムに乗っからせていただくということになるわけであります。  その中で、基本的には、QRコードであったり電子マネーであれば、これは当然チャージの...全文を見る
○世耕国務大臣 国として一律に設けるという予定はないわけですけれども、先ほど私が後段申し上げたのは、クレジットカード会社ということはすなわち個人ですね、個人に対して与信枠の上限はある。ないと言われているものも、事実上、見えていないだけで、ある。また、ポイントについても、一定期間内...全文を見る
○世耕国務大臣 今御指摘の点は、今でもあり得るんですね。ポイント制度というのは、各クレジット会社あるいは電子マネー業者が持っているわけですから。  そういう意味では、今既にこういったものをチェックし防止をするという仕組みはあるというふうに思っていまして、今回の施策を行うに当たっ...全文を見る
○世耕国務大臣 今回は、決済事業者のシステムに乗っかって、既存のシステムに乗っかって、そうじゃないと膨大なコストがかかりますから、システムを一部改修をして使わせてもらうということでありますから、基本的には、不正を発見するのは既存のクレジットカード事業者の取組。  これは、クレジ...全文を見る
○世耕国務大臣 私も、地元で少人数の集会をやったときに、今おっしゃったのと全く同じことを、かなり地方部で、和歌山の中でも地方部でやりました、そのときにやはり、これは高齢者無視じゃないか、地方切捨てじゃないかというようなお話はいただきました。  それで、私、反論しようと思ったんで...全文を見る
○世耕国務大臣 今おっしゃっているお話は、前提が少し誤解なんですが、残念ながら、鉄道はみんな大企業ですから、そもそも今回のポイント制度の対象ではありません。タクシーとかであれば、タクシーが中小企業に当たるのであれば、それはポイントがつく可能性があるわけであります。  基本的には...全文を見る
○世耕国務大臣 まさに記名の行為そのものはやってもらう。後はポイントはつくわけです。(斉木委員「それをどう使えるわけですか」と呼ぶ)ですから、Suicaにポイントがたまっていくわけです、お金として、五%分。今回の施策の場合、五%分たまっていくということ。そのポイントをためる記名式...全文を見る
○世耕国務大臣 先ほどのSuicaの話ですけれども、これはウエブ上で、JRポイントとしてたまるそうです。それをSuicaにチャージをして使う。だから、毎回というよりは、まとめてためて一回やればいいという趣旨で先ほど御説明申し上げました。  このポイント制というのは、そもそも今も...全文を見る
○世耕国務大臣 だから、申し上げているように、既存のキャッシュレス事業者のシステムに乗っかっていますから、そういうところまで全部チューニングをすると、これはとてつもないコストがかかるわけであります。  今、Suicaのお話をされていますけれども、SuicaはJRポイントでたまっ...全文を見る
○世耕国務大臣 それはまさにJR東の問題だと思いますね。便利にするかしないかという問題に尽きるというふうに思っております。
○世耕国務大臣 その前に、やはり実態をよくわかっていただいた方がいいと思いますが、Suicaが出ているのは七千四百万枚ほど。あと、例えば電子商取引系の電子マネー、これは一億一千万枚出ています。あるいは、スーパー系だと、大きいところを足しても、これもやはり一億数千万枚、最大手を足し...全文を見る
○世耕国務大臣 これは、国際博覧会に関する条約の第一条で定義として書かれていまして、「博覧会とは、名称のいかんを問わず、公衆の教育を主たる目的とする催しであつて、文明の必要とするものに応ずるために人類が利用することのできる手段又は人類の活動の一若しくは二以上の部門において達成され...全文を見る
○世耕国務大臣 大阪府が、二〇一六年十一月に二〇二五日本万国博覧会基本構想をまとめられて、松井大阪府知事が政府に対して立候補を検討するよう要請がありました。それを受けて、政府として正式に立候補の是非について検討を行い、二〇一七年四月に立候補の方針を閣議了解するに至ったわけでありま...全文を見る
○世耕国務大臣 大阪府の二〇二五日本万国博覧会基本構想では、二〇二五年までに利用可能となる土地のうち百ヘクタールを万博の会場として想定しているという旨、記載をされているところであります。  また、大阪府、大阪市ではIRの誘致に取り組んでいることから、IRを含む夢洲まちづくり構想...全文を見る
○世耕国務大臣 一体として記載されているわけではありません。万博は万博であります。  ただ、大阪府、大阪市としてはIR誘致に取り組んでいることから、その区域設定や利用計画はまちづくり構想の進展を踏まえて検討するということが書かれているわけで、これは何もIRと万博が何かリンクして...全文を見る
○世耕国務大臣 二百社ほどいるオフィシャルパートナーですか、その中の一社であります。誘致委員会はもう目的を達しましたので、解散をするわけです、間もなく。その企業が何を言っているか私もよくわかりませんけれども、万博の内容を決めるのは我々でありまして、IRと関係はないというのが我々の...全文を見る
○世耕国務大臣 それは、まさに地元自治体の責任において整備をされるということだと思います。
○世耕国務大臣 これは、やはり大阪・関西万博は役割分担が明確になっているわけであります。  地下鉄の延伸というのは、それはおっしゃるように、この万博の開催に当たって不可欠な交通インフラであります。大阪府と大阪市は、それぞれの議会において、IRの誘致の成功にかかわらず、IRが来な...全文を見る
○世耕国務大臣 ですから、繰り返しになりますけれども、府議会、市議会で当局が答弁をされているんです。IRが来ようが来まいが関係なくこの交通インフラはしっかりと整備をするということであります。  これは市営地下鉄ですからね。国営地下鉄ではないわけでありますから、これは市の責任にお...全文を見る
○世耕国務大臣 ともかく、万博の構想というのは、このBIEに提出しているビッド・ドシエ、これに尽きるわけであります。  これは、もうIRプロジェクトが同一の取組であると捉えている団体などが存在しているけれども、しかしながら、国会答弁において経済産業大臣が説明しているとおり、本万...全文を見る
○世耕国務大臣 これは二年前、二〇一七年の四月七日付で、二〇二五日本万国博覧会誘致委員会から、私、経産大臣宛てにいただいた文書には、経済界としても、二〇二五年国際博覧会の誘致を実現すべく全力を挙げて取り組んでいく所存であること、また、会場建設費については、その総額の三分の一程度は...全文を見る
○世耕国務大臣 万博とIR、カジノは関係がないということがまず大前提であります。  その上で、いろいろな実証の場にしようというのは、これは、やはり万博というのは未来のいろいろな技術を見せる場でありますから、そういう一般的なニュアンスで申し上げているわけであります。  スーパー...全文を見る
○世耕国務大臣 あの決定した瞬間はもう今でも忘れられませんけれども、はっきり言って、私は、落ちたら責任をとろうと思っていましたので、覚悟を決めて行っていました。それだけ、最後の一分まで全力でやりました。だからこそ、あの画面に日本の数字が出た瞬間に跳び上がってしまったというぐらいで...全文を見る
○世耕国務大臣 やはり非常に重要なのは、BIEの事務局の調査なんですね。これに対してどう対応するか。これは去年の三月にやってきたわけであります。これを、私、実は三日間つき合いました。で、これ、帰り際に言われました。そこの事務局の次長さんはもう二十年以上この仕事をやっているけれども...全文を見る
○世耕国務大臣 万博が終わった後にその会場をどうするかということは、これからよく地元自治体とも議論をしながら考えていきたい。  基本的には、パビリオンは撤去されると思います。そうでないと、恒久的な設備として建てますと建設コストが物すごくアップをしますから、パビリオンは基本的に撤...全文を見る
○世耕国務大臣 先ほどお話しいただいたように、会場建設費が千二百五十億円、事業運営費が七百七十億円、周辺インフラが七百三十億円ということになります。  また、会場全体の計画策定ですとか観客サービスですとか清掃の外部委託とか、そういった事業運営費については、これは入場券の売上げで...全文を見る
○世耕国務大臣 まさにこのBIEの審査のときに、災害に対してこの大阪・関西の会場は大丈夫なんだろうかということは、かなり質問も事務的にも出ました。我々、それをしっかりお答えをしてまいりました。  ただ、去年の九月、台風二十一号で関空が浸水したときは私も目の前が真っ暗になりました...全文を見る
○世耕国務大臣 やはり、今回の大阪・関西万博はどれだけの国に参加してもらえるかということが一つの成功のバロメーターであろうというふうに思っておりまして、これは最終的にBIEで計画が承認された後から誘致活動ということになるわけでありますけれども、参加招請については万全を期したいと思...全文を見る
○世耕国務大臣 基本的には、先ほどから答弁していますように、まず交通アクセスについては、大阪メトロ中央線の夢洲への延伸、そして夢洲につながっている二つの橋の拡幅といったことで対応はされるんだろうというふうに思いますし、さらに、円滑に来場者を輸送できるように、大阪の主要駅からシャト...全文を見る
○世耕国務大臣 ただいま御決議のありました本法案の附帯決議につきましては、その趣旨を尊重してまいりたいと考えております。     ―――――――――――――
03月20日第198回国会 参議院 経済産業委員会 第3号
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○国務大臣(世耕弘成君) 平成三十一年度の経済産業省関係予算案について御説明申し上げます。  日本経済は、六年にわたるアベノミクスの推進により、四半世紀ぶりの好調さを続ける雇用情勢など、大きく改善しています。こうした動きを継続、拡大し、経済の好循環を力強く回していくことが必要で...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) メタンハイドレートについては、私も、我が国が保有する資源として非常に有望なものだというふうに思っています。これは、海洋基本計画でもしっかり位置付けられているわけであります。先ほどの予算の御説明の中でもしっかりメタンハイドレート、述べさせていただきました。...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 委員御指摘の、エネ庁の方からこのメタンプルームを調査対象に含めないようにというプレッシャーがあったということでありますけれども、これ、当時の担当者にも確認をしましたけれども、そういう指示が出ているということは確認できなかった。逆に、その同じ年に、産総研か...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 石油や天然ガスだけではなくて、その他の鉱物資源も日本はほとんど輸入をしているわけであります。これは私も若い頃から問題意識持っております。  小泉内閣の頃に、これ、国際海洋法条約で排他的経済水域、普通はこれ二百海里なんですが、ある一定の年限できちっと日本...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 在来型の石油、天然ガスとメタンハイドレートは、どちらも海に存在をするという地下資源でありまして、資源探査ですとか資源量の評価方法、さらに開発に必要となるような技術など、いろんな共通点があるというふうに思っています。  ですので、このメタンハイドレートの...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 我々の方で在来型の資源開発はやっていきたいというふうに思います。どこへどう出すかということについては、ちょっと今、ここの段階では申し上げられないということであります。
○国務大臣(世耕弘成君) メタンハイドレートの利活用に当たっては、今おっしゃった小規模で、地産地消で小さな発電をする装置を作るとか、あるいはメタンハイドレートで動くバスを利用するとか、そういったことは十分可能性としてあると思っています。
○国務大臣(世耕弘成君) 昨日、そのために記者会見をしたわけではなくて、閣議後の会見で御質問が出たものですから、もう既にこういうことをやりますよというのは公表しているプレミアム・キャッシュレス・フライデーについて、昨日質問に答えたわけであります。これ、私の発案というか、省内で議論...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) これはもう、去年の九月に日米首脳会談が行われ、その後に発出をされた日米共同声明、この内容に書かれていることに尽きるんだろうというふうに思います。誠実な交渉が行われている限りはそれに反する行為は取らないという趣旨のことが書かれているわけですから、もうそのこ...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) この二つのグラフは、上がどちらかというと自工会、自動車産業側が作っているグラフ、下が財務省が出してくるグラフということになるんです。この二つの比較というのは、これは自民党の税制調査会でも毎回この数字が出てきて、高いのか安いのかという議論をしています。 ...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) なかなか、そのベースとなる車体価格、排気量、保有年数、これがもう本当に国によってまちまちですので、ここの要素を適切に設定しなければいけませんし、また、ちょっと最近新たな課題としては、各国、特に環境対応のための減税措置なども始めていまして、その辺をどう織り...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 消費税対策、ポイント還元も含めていろいろやるわけです。よく複雑じゃないかということを言われます。自動車諸税はもう元々が複雑ですから、そこへ更にいろんなものを出していくので確かに複雑だということは、それはもう認めざるを得ませんけれども、じゃ、消費者が一々税...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) その大綱に出ている文言は、これは平成二十四年からちょっと俎上に上がった議論に一つの決着が付いたということでありまして、当然それで今後自動車税について未来永劫議論しないというわけでは全くありません。我々としては、今後も、ユーザーの負担軽減がやっぱり販売促進...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) このSTEAM教育とは、現実の社会課題を題材として数理、技術、人文社会など、いろんな教科の要素を駆使して実践的な課題解決力を育んでいく、まさに文科系、理科系を横断したプロジェクト型の教育と言われています。  特に、これはもう正解がない課題に取り組むこと...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) バイオですとか創薬、宇宙といった、非常にリスクは高いんですが成長が期待できる、そういった産業分野を育てていくためには一定のリスクマネーが必要なわけであります。アメリカではこうした分野に潤沢な民間資金が流れるエコシステムがもう存在しているわけですけれども、...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 昨年五月、この委員会でも御審議いただいた産業競争力強化法の改正を受けて、このJICの組織の立ち上げをその後進めてきたわけであります。その終盤の段階になって、これはもうはっきり言って経産省の不手際と言わざるを得ません、報酬について、相手側からすると確約をし...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 結局、役員の方、民間の方が全員辞められてちょっと仕切り直しということになっていますが、この仕切り直しを一つの契機として、このJICの在り方というか、もう官民ファンドの在り方そのものについてしっかりと議論をしていきたいというふうに思っています。  今年一...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) この基本的考え方については、できれば年度内にまとめ上げたい、もうあと一週間、二週間でまとめたいと思っています。  その後は、それに沿って人を選ぶ。今回は慎重にやりたいと思っています。前も、私もざっと履歴書を見て、まあこういう人ならいいんじゃないかという...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 今の体制ですと、JIC本体はやはり暫定的な感じになって、新しい投資とかはできないと思っています。  でも、INCJが子会社としてあります。ここはベンチャー投資等の機能を一定持っていますので、まあ当面はこのINCJに対応をさせていきたいと思っていますが、...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 現状、支払の中に占めるキャッシュレスの比率、これクレジットカードも含めてということになりますが、日本は二〇%を切っている状況であります。お隣の韓国は、これはもうかなり、今、今回我々がやろうとしているよりももっとちょっと強力な推進策を取った結果、九割ぐらい...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) まず、キャッシュレスを推進するという方針は、これもうかなり前から議論していまして、二〇一七年の未来投資戦略二〇一七、ここでキャッシュレス比率を倍増して四割を目指すと、大体十年でということになっていました。さらに、その後、去年の四月にキャッシュレス・ビジョ...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 今回、消費税率一〇%へ上げるに当たっては、やっぱり前回上げたときに非常に消費が冷え込んだと、そのことの反省に立って、政府全体として、いただいた消費税を全て還元する規模の十二分な需要平準化対策を講じる、そういう方針の下、ポイント還元やプレミアム商品券など多...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) オリパラが終わった後は景気、需要変動が起きる、起き得ると、これ、過去のオリンピック開催国の状況を見ていてもそうだというふうに思っております。  いずれにしても、景気動向はしっかり注視をしていきたいと思いますし、だからこそ、この二〇二五年大阪・関西万博と...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 大変難しい御質問なわけでありますが、平成のちょうど冒頭の頃、私は二年間アメリカに留学をしておりました。その頃は、やはり日本企業、日本経済すごいなと、ジャパン・アズ・ナンバーワンと言われた頃から近い頃でもありました。日本の企業経営に対する関心も非常に高かっ...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 産業界や企業がこのSDGsの目標を自らの事業活動に取り入れるということは、これ、社会課題が解決されるだけではなくて、企業自身にとっても新たな投資を呼び込んでビジネスチャンスにつながっていくというふうに私は考えております。  経産省では、SDGs経営イニ...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 私も、去年の豪雨災害を始め、必ず、大きな災害で被害が出ると、中小企業の現場へ行って状況を確認をしてきております。  経営者の皆さんは、本当に、水没してしまった機械を前に嘆き悲しんでおられるわけであります。今御指摘のように、一社が被害を受けるだけではなく...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) やはり下請取引条件を適正化しないとアベノミクスの果実が地方の中小企業に行き渡らない、その思いで、私はこれ官房副長官の時代から心血を注いできているテーマであります。  経産大臣に今就任をいたしましたので、その直後から、未来志向型取引慣行に向けてという、世...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 再生可能エネルギーについては、昨年七月に閣議決定をいたしました第五次エネルギー基本計画において主力電源化していくものといたしました。再生可能エネルギーを主力電源にするためには、日本のエネルギー供給の一翼を担う長期安定的な電源としていくことが重要でありまし...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 先ほどもちょっと答弁させていただきましたが、二〇一七年四月に施行された改正FIT法では、新たに再エネ事業者に対して地域住民と適切なコミュニケーションを図ることを努力義務として求めているわけであります。  具体的には、改正FIT法に基づいて策定した事業計...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 長期的に発電事業を安定的に行っていくためには、やはり地域の理解を得るということが何よりも重要だとは思っています。どのような形で地域の理解を得るかという点については、各地域の実情を踏まえて、それぞれの事業者が考えるべきだというふうに思います。  今お話し...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 地域住民の反対があることだけで認定を取り消すということはできないわけであります。認定の取消しというのは要件が決まっていますので、例えば他の法令ですとか条例に違反をしたという認定基準を満たさないことが確認をされれば、その事業については個別に指導や改善命令を...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) ちょっと繰り返しになって申し訳ないんですが、再生可能エネルギー発電事業の実施に当たっては、やはり長期安定的に事業を行っていく上では地域住民の理解をいただきながら事業を進めていくことが重要だというふうに思っています。ただ、この地域住民とのコミュニケーション...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 個別の事業に対する認定の可否について私がこの場で述べることは控えたいと思いますが、FIT制度の認定に当たっては、申請があった事業について、法令で定められた認定基準を満たしているか否かを個別に審査をし、判断することになっています。その認定基準の中には、ほか...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 太陽光発電ですとか地熱発電といった再生可能エネルギーを地域で活用するということは、エネルギーの効率的利用やエネルギーシステムの強靱化、エネルギーの地産地消による地域活性化にも寄与するものでありまして、今御指摘の例も含めて極めて重要だというふうに思っていま...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) まず、改正FIT法に新たに盛り込まれている地域住民との適切なコミュニケーションについての努力義務、これを徹底するということが重要だと思います。そのことを通じて、事業者が地元との関係を構築しながら、適正に再エネ発電事業が行われる環境をつくっていきたいと思い...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 経営トップである小早川社長が知事に対して廃炉の方向性を明確に示された、これが重いことだと思いますよ。もう逆戻りすることのない大きな方針だというふうに思います。  今、小早川社長が答弁されたように、今いろんな検討を行っておられるわけです。これ、本当に大事...全文を見る
03月22日第198回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○国務大臣(世耕弘成君) やはり中小・小規模事業者がキャッシュレス対応を進めるに当たっては、端末などの導入費用に加えて手数料負担が課題だというふうに思っています。アンケート調査でも、やはり、なぜキャッシュレス対応しないのかというと、手数料が高いというお答えが四〇%を超えてくるとい...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 私も領土問題は関与していませんが、八項目の協力プランというのは、これは常に日ロ双方が経済的にウイン・ウインになる目的でやっています。  今回のサムライ債の保証に関しても、このガスプロムと共同事業を展開している日本企業もたくさんあるわけであります。あるい...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 労働基準法上の判断は厚生労働省が述べたとおりでありますけれども、フランチャイズ契約の具体的内容については当事者間の判断に委ねられるべきものと考えています。
03月25日第198回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○国務大臣(世耕弘成君) まさにアベノミクスの果実を地方の中小・小規模事業者に回すためには、やはり下請取引の適正化を図らなければいけないということ、これ私は、官房副長官時代から心血を注いできたテーマでもあります。  また、経産大臣になってからは、未来志向型の取引慣行に向けてとい...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) これ、平成二十八年十二月に判明した不正事案、これはもう本当に申し訳ないことだと思います。その後、総務省の一斉点検が行われました。それに加えて、翌年の六月から七月にかけて経産省でも自己点検をやっています。これは反省に立って、二十八年の事案の反省に立って自己...全文を見る
03月26日第198回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○国務大臣(世耕弘成君) あくまでも店頭でお支払いいただく消費税は一〇%と八%、それとポイント制は別だというふうに思っています。ただ、混乱が起こるとすれば、ポイントに関して、ポイントの還元事業に参加している店と参加していない店、あるいは、参加している店でも、一般の小売店は五%です...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) これは需要の平準化という目的で、今回はガイドラインで、まず十月一日をトリガーとした値下げとかポイント還元やっていいですよということになっている。それに対して、中小・小規模事業者の小売店舗もしっかり付いていける、それを支援するというのがこのポイント還元制度...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 事業者への補助金という考えには立っていなくて、中小・小規模店舗が置く端末の補助ですとか、あるいは手数料を引き下げる、実質二%にするための補助ということで、基本的には中小・小規模事業者に行くと思っています。  ハンズオン支援とかシステム開発はやや決済事業...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) これはもう十月から円滑にスタートさせなければいけない事業でありますので、予算成立後スムーズに準備開始できるように、四月のできるだけ早いタイミングにはこの制度の詳細について公表したいというふうに思っています。
○国務大臣(世耕弘成君) 予算成立を前提としながら、三月十二日から事業に参加するキャッシュレス決済事業者の仮登録を開始をしたところで、一旦、二十日に締め切らせていただいています。現在、合計百社を超える事業者から申請があり、現在審査を行っています。本来、この対象じゃないのに申請して...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 予算要求上、我々は得られる限りの情報に基づいて試算を行いましたけれども、これは消費者の行動に関することでもありますので、上振れリスクも下振れリスクも両方あるというふうに思っています。  これ、事業がスタートしたら、月次でしっかりモニタリングを行うなど状...全文を見る
03月27日第198回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○国務大臣(世耕弘成君) これは原発の安全に関することですから、基本的には規制委員会の指導に従って対応すべきものというふうに思っております。
○国務大臣(世耕弘成君) 安全に関することは余り経産大臣がお答えするのはふさわしくないと思いますが、当然、常識で考えて、文献調査で終わることはないと思います。
○国務大臣(世耕弘成君) これは規制委員会がお答えすべき問題だと思います。安全に関することであります。
04月03日第198回国会 衆議院 経済産業委員会 第5号
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○世耕国務大臣 「若の浦に潮満ち来れば潟をなみ葦辺をさして鶴鳴き渡る」、これは万葉集の山部赤人の歌でございまして、この若の浦という地名が今の和歌山の起源になっている。和歌山も万葉集起源でありますので、今回、令和という万葉集起源の元号が選ばれたということを私も非常にうれしく思ってお...全文を見る
○世耕国務大臣 今、大分質問の中でお話しいただいたと思っていますけれども、ネット通販を始めとするデジタルプラットフォーマーというのは、一つは、イノベーションの担い手として、消費者や取引先企業にいろいろなメリットをもたらすという点はあるんだと思っています。  ただ一方で、今御指摘...全文を見る
○世耕国務大臣 政府としては、ことしの二月に、デジタル・プラットフォーマーを巡る取引環境整備に関する検討会というのを、これは前からあったんですけれども、再開をしたところであります。また、三月二十九日には、内閣官房デジタル市場競争評価体制準備室というのを立ち上げているところでありま...全文を見る
○世耕国務大臣 今御指摘のように、コンビニを取り巻く状況というのはかなり変化をしてきている、我々もその認識を持っております。  そういった中で、この間、簡単なアンケート調査を大手コンビニの全店舗を対象に行わせていただきました。余り細かい調査をしちゃうと、ただでさえ忙しいオーナー...全文を見る
○世耕国務大臣 今のところ、それは考えていません。あくまでも、今も中小小売商業振興法というものでフランチャイズの契約のルールというのが定められているわけでありますから、やはりまずはその範囲内で、民民の契約行為としてきちっと対応していくことが重要。  先ほども申し上げたように、フ...全文を見る
○世耕国務大臣 確かに、負担がふえるという面はあるだろうと思っています。  ただ、今、キャッシュレス事業者は激しい小売店舗の囲い込み競争というべき状況にもなっていまして、これはキャンペーンということになりますが、一部のQRコード決済事業者は、手数料当面ただというような施策もとっ...全文を見る
○世耕国務大臣 確かに、なかなか認知をされていないという面はあると思います。  今御指摘の税理士会の調査は、これはたしか去年の六月の調査だったと思います。十一月で我々が調査したところでも、三七%の人が準備を始めている、具体的にということになっています。それが更に今、四月に入って...全文を見る
○世耕国務大臣 大体、このレジ補助は、二カ月から二カ月半で処理をさせていただくようにしています。  他の補助金と違って、割とチェックすべき内容はそんなに複雑ではありません。レジを入れるということでありますし、軽減税率対象のものを扱っているということを確認すれば対象になるわけであ...全文を見る
○世耕国務大臣 テレワークは、私自身も今も月一回は必ずやるぐらい、経産省挙げて、障害のある方ない方にかかわらず進めているところであります。  きのうも、四月一日ということで、障害のある方も、いわゆる新卒の入省者と一緒に入省式に参加をしてもらいました。その際にちゃんと、音声認識ソ...全文を見る
○世耕国務大臣 私自身も、知的障害を持った方々の雇用促進というのは、これは若手の議員のころから結構取り組んできております。  また、知的障害があっても、やはり、非常にすばらしい能力を持っている方々というのはたくさんいます。例えば、コンピューターのソフトウエアのバグを見つけさせる...全文を見る
○世耕国務大臣 今御指摘のように、ソーラーシェアリングというのは、太陽光発電の導入ポテンシャルの拡大につながるという面がありますし、また、営農と発電の両立を通じて、農業者の所得の向上、そして、ひいては地域の活性化につながる効果があるというふうに思っています。  ただ、一方で、再...全文を見る
○世耕国務大臣 御指摘のように、コンビニオーナーに対して、ちょっと簡易な形でアンケート調査をさせていただきました。これは対象者が約三万人強に対して一万一千人の回答数ですから、この手の調査としてはかなり回答率も高い、それだけオーナーも問題意識が高いんだなということも思った次第であり...全文を見る
○世耕国務大臣 コンビニを規律する法律というのはありませんから、そういう意味では、法的根拠というと、あえて言えば経済産業省の設置法ですね。我々は、やはり経済全般、小売事業全般についていろいろな、適正な運営ができるように見ていくというのが我々経産省のそもそものレゾンデートルでありま...全文を見る
○世耕国務大臣 まず、これは行政指導に当たるかどうかという議論はあると思いますけれども、私は、何かそういう法律に基づいた行為というよりは、共存共栄でしっかり持続できるように、我々ももしできることがあったらやりますからということで、具体的行動計画、その中で例えば経産省にこういうこと...全文を見る
○世耕国務大臣 そういう意図は全くありません。あくまでも、今締結されているフランチャイズ契約の中でいろいろな対処ができるのではないか。  先ほどの東大阪のケースについても、やはり柔軟な対応は、あれだけちょっと大きな問題になったということがきっかけであるとはいえ、結果としては一応...全文を見る
○世耕国務大臣 私も、国家によるフランチャイズ契約への介入は本当によくないと思っています。ただ、この状況を、アンケート結果でも明らかになっている状況を放置すると、やはりそういう声が当然高まってくるわけであります。ですので、私は、まずコンビニ経営者と対話をしたい。  これは何も、...全文を見る
○世耕国務大臣 このINCJは、二〇一八年九月に、産業競争力強化法に基づいて株式会社JICが発足する直前の九月二十一日に、当時の旧INCJから会社分割する形で新たに創設をされた、同じ名前の会社ということであります。  会社分割に当たっては、経産大臣が認可を行っておりまして、その...全文を見る
○世耕国務大臣 当然、これはオープンイノベーションということが基本になりますので、ゾンビ企業の延命ということは、INCJの業務としてはあり得ません。
○世耕国務大臣 先ほど、JICの民間取締役でおやめになった方のコメントを御紹介いただきました。確かに、ゾンビ企業の救済ということに言及をされていたわけですけれども、これは少し、まだ来たばっかりですぐやめた方ですから、十分このJICやINCJについての御理解が足りなかったんだろうと...全文を見る
○世耕国務大臣 まず、ジャパンディスプレイが中国、台湾勢と提携するということを決定した事実はありませんので、仮定の話に今コメントはできない。  技術問題一般で申し上げれば、この私が会見で申したことも、私の考えに沿って言っているんですけれども、何でもかんでも技術流出は一切とめると...全文を見る
○世耕国務大臣 当然、日本の国のお金を使っての話でありますから、イノベーションというのはやはり、完全に日本に閉じたとは申し上げませんよ、ですけれども、やはり日本が何らかの形で主導権を握るイノベーションだというふうに思っています。
04月04日第198回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○国務大臣(世耕弘成君) お答えいたします。  不安だからこの事業承継税制使わなかったというお話をいただきましたが、まさに改正前の状況が不安を持たれても仕方がない面があったので、今回、不安を解消するという視点で、元々承継時の相続税が飛んでくる可能性があったのが、あくまでも売却し...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 過去、政府の答弁で五十年と述べたのは、これ操業期間も含めてでありますから、操業開始まで二十プラス五十で七十年ということではないので、そこは御理解いただきたいと思います。  最終的に高レベル放射性廃棄物の最終処分場を確保するということは、これは現世代の責...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 今回、税制大綱に書かれている結論というのは、今お話しになっている、この数年来議論している自動車にまつわる税制の議論が一つの区切りが付いたということでありまして、今委員御指摘のように、まだまだ自動車産業を振興する立場から申し上げると議論していかなきゃいけな...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 経産省としても、ICT関連産業が地方に立地をする、集積をしていくということは、高い付加価値を地方で生んで地方の賃上げにつなげていくという意味で非常に重要だと思っています。  いろんな取組をやっていますが、一番代表的な取組はやはり地方版IoT推進ラボであ...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 御指摘のように、再エネを導入していこうとなりますと、これは系統の増強が必要になります。あるいは、今までの地域独占型を前提としたネットワークではなくて、やはり分散型を前提としたネットワークにつくり変えていかなければいけないという面もあるわけであります。今の...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) ポイント還元事業の予算額については、マクロ統計ですとか、あるいはクレジットカード会社等の決済事業者などに聞き取り調査をして、現時点で得られる限りの情報を得て、そして試算をさせていただいたというわけであります。ただ、これは積算でしかありませんし、特に消費者...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) この事業は、やっぱりキャッシュレス事業者にヒアリングをいたしまして、今回新たにこのプロジェクトに参加する方々は、中小・小規模事業者では二〇%ぐらい、フランチャイズは逆に六〇%ぐらい参加をするだろうというふうに、それで積算をしたということでありまして、何も...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 今回の還元事業をやるに当たっては、決済事業者が手数料を三・二五に引き下げることを条件に国が三分の一を負担する、そうすることによって仕上がり最大でも二%の負担率で小売事業者は済むということであります。  今御指摘のように、元へ戻すというような場合は、ちゃ...全文を見る
04月08日第198回国会 参議院 決算委員会 第3号
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○国務大臣(世耕弘成君) 御指摘のように、第四次産業革命が進んでいく中で、製造現場においてもAIやIoTを理解できるような、使いこなせるような人材を育てていくということは大変重要だというふうに思っています。  経産省では、データを介して様々なものをつなげて、そしてそこから付加価...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 当然、特許権が侵害された場合は適切にしっかりと賠償を行われることは極めて重要だと思っておりまして、今回提出させていただいている法案でもそういったところを更に前に進めるようにしているところであります。  ただ、いわゆる実損の何倍かのこの懲罰的な賠償、これ...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 人的リソースが必ずしも充実しているとは言えないスタートアップについては、やはり外部人材、外部の専門家を活用するというのは極めて重要だというふうに思っています。  今国会に提出しております中小企業強靱化法案におきましては、主務大臣の認定を前提としてストッ...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 私の方から、働き方改革。  中小企業が対応するためには生産性を上げるというのが極めて重要だと思いますので、中小企業の設備投資、IT導入を後押ししていきたいと思います。ものづくり補助金、IT導入補助金などを今回も大きく計上しておりますので、これらをフル活...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) この審議会のメンバー選ぶのは、これ平成十一年に決定されました審議会等の整理合理化に関する基本計画という中で、審議会の運営に関する指針というのが定められていまして、それによりますと、一方の利害を代表する委員が過半を超えないということが決まっております。 ...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 何かLPガス代を回収するためにマンションの断熱性能を落とすというのはちょっと考えにくいとは思いますけれども、そういう情報提供をいただいたということでありますので、よく見ていきたいというふうに思います。
○国務大臣(世耕弘成君) 私も、バイオマスを利用していくためには地域内でエコシステムをつくらなきゃいけないと思っていますが、どうしても、経産省はその発電とか熱をつくるところ、農水省はそのバイオマスの材料を集めてくるところと、ここがばらばらになっていたところもあったと思いますので、...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 産業革新投資機構、JICの立ち上げのときに、事務的に我々が報酬の考え方をお示しをしたペーパーをお渡しをして、それが何か報酬を約束したという形に受け取られて、そのことで田中社長を始めJICの取締役の皆さんには大変御迷惑をお掛けいたしましたし、事態の混乱を招...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) このJICによる他の官民ファンドの統合ということについては、昨年五月に改正をいたしました産業競争力強化法によってJICの業務として他の官民ファンドの株式の引受けが明記をされ、そして六月の骨太の方針でも示されたということであります。  今は、まずはJIC...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 一応事実関係として申し上げますと、今、東京電力の特別事業計画として認定を受けている新々総合特別事業計画には、寄附についての特段の記載はないわけであります。  東京電力は、東通村が策定をした地域再生計画の趣旨に賛同して、そして立地企業という立場から寄附に...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 個々の投資のプラスマイナス、開示できないというのは、これ是非御理解いただきたいと思うんですが、国はクールジャパン機構だけではなくて官民ファンド全体にやっぱり出資をしている立場であります。その出資の目的は、クールジャパンであれば、やはりクールジャパンをしっ...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) これは、クールジャパン機構が株式会社として適時に開示をしていくことになるだろうというふうに思います。
○国務大臣(世耕弘成君) やはり中小企業というのは経済の変動に非常に脆弱でありますから、そういう意味では、やはり緊急経済対策の一つの中で補正で対応というのは私は一定程度正当性があるんではないかというふうに思っています。  ただ、我々も、やはり中小企業予算、当初予算でもしっかり増...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) おっしゃるように、ものづくり補助金は有り難いんだけど手続が煩雑だという声は私のところもたくさんいただいています。  少しずつ改善をしていっていまして、例えば添付書類を減らしています。応募のときにはもう定款ですとか登記事項証明の添付は求めない。会社案内の...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) まず二〇三〇年二六%、そして二〇五〇年八〇%、そしてその後、二〇五一年以降できるだけ早い時期に脱炭素化ということとなっています。  二〇三〇年の目標は、実は日本は外国に比べると順調に進捗をしております。逆に、風力発電で有名なヨーロッパの国なんかの方が逆...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) やはり脱炭素を目指すには、もうありとあらゆるイノベーションにチャレンジをしなければいけないと思っていまして、今おっしゃったような蓄電池から、水素、そして炭素を捕まえて埋めてしまうCCSといった技術とか、いろんなものを使っていかなければいけないと思っていま...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) やはりこの中間コストをしっかり意識をして抑えていくということ、その考え方を持つのは極めて重要だと思っています。このフルコスト情報の分析というのもその一つの手段になり得るんだろうと思っています。  ただ、ちょっとこれ難しいところもありまして、この今グラフ...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 今、コンビニ等でも問題になっているこの人手不足の問題を解消するには、この電子タグ、切り札だというふうに思います。価格がまだまだ高いですので、これをどう抑えていくかなど、環境整備に努めてまいりたいと思っています。
○国務大臣(世耕弘成君) まず、お配りいただいているこのモデルプラントの試算というのは、これは当然建設費を織り込んでいる、モデルプラントですけれども織り込んでいるわけです、減価償却という形になりますけれども。それで発電コストが十・一円という計算になっています。それ以来、大きな情勢...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 基本的には、このエネルギー基本計画、その中にエネルギーミックスも入っているんですけれども、これを去年の夏、有識者の皆さんにオープンな場で、完全フル公開で議論をしていただいて、基本的には去年の段階では大きく今までのエネルギー基本計画を変更しないということで...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) その辺を、ですからやりやすくするために、端末の補助とか手数料の補助とか、あるいは掲示を統一するということもやらせていただくわけであります。そもそも、これ国が五%のポイント分、中小・小規模事業者が負担しますという意味で、ある意味、大きなキャンペーン的な要素...全文を見る
04月10日第198回国会 衆議院 経済産業委員会 第6号
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○世耕国務大臣 昨年七月に産業競争力強化法の改正版が施行をされました。民間事業者と連携をして、起業家教育などの創業に関する普及啓発に取り組む自治体の支援を開始をしたところであります。これは、施行後九カ月間で起業家教育関連の事業は全国で三十七件認定をされまして、その認定によってこれ...全文を見る
○世耕国務大臣 仕組みはあるわけであります。  非常に重要な国に、合計で二百名を超える職員を派遣、常駐をさせていまして、日常から、現地の政府あるいは相手の国の企業の情報といったものを動向調査という形でとっているわけでありまして、ただ、それがアクションにつながってきているかどうか...全文を見る
○世耕国務大臣 二〇一〇年ごろはそちらの政権だったわけでもありますけれども、そういう意味では、やはり気づいたことをしっかり改善をしていくということが極めて重要だと思います。  今回の特許法の改正だって、宗像長官が就任をして、中国の現在の知財の状況とかもしっかり見てきて、その上で...全文を見る
○世耕国務大臣 まず申し上げますけれども、今回のキャッシュレスポイント還元事業を担当している藤木審議官のチームは、日本が普及率二〇%とおくれているキャッシュレスを各国に追いつけ追い越せということで、高邁な理想で元気に頑張っているということをまず申し上げて、疲弊は決してしていないと...全文を見る
○世耕国務大臣 早いタイミングというのは、少なくとも前半ではあるべきだと思っています。  いずれにしても、間もなく公表したい、そのための今最終的な調整を行っているところであります。
○世耕国務大臣 今回の事業では、御指摘のように、消費者還元の方法として、決済額に応じたポイントを付与するいわゆるポイント還元を原則としているわけであります。  ただ、一方で、やむを得ず原則に沿った対応ができないと認められる場合に限って、店頭での購買時に即時利用可能なポイントを発...全文を見る
○世耕国務大臣 いや、そういう認識ではありません。民間事業者が独自にやられる場合は、その表現、表示については制限を課するつもりは全くありません。
○世耕国務大臣 それは、国の補助事業であるかどうかが決定的な違いだと思っています。
○世耕国務大臣 今回の事業は、あくまでも、我々国が補助をして行うポイント還元事業と決済事業者が独自に行う消費者還元とは明確に切り分けていきたいと思っていますし、そういう意味で、その二つの施策、我々のやっている施策と決済事業者が独自にやっているもの、それが混同され誤解されるようなこ...全文を見る
○世耕国務大臣 そういうことであります。
○世耕国務大臣 まず一つは、フランチャイズ二%で統一をさせていただいていますけれども、当然、その中には、大半が中小、小規模の事業者ということになって、そして幾ばくかが本店直営ということになるわけであります。  これは、フランチャイズに関しては、来るお客さんから見たら、それは本店...全文を見る
○世耕国務大臣 丁寧に申し上げると、国の事業でキャッシュバックを行っているという誤解を与えないようにということであります。
○世耕国務大臣 その辺は、はっきり言ってわからないと思いますね。  私は、ポイントは絶対失効しないように自分で厳しく管理して、期限前までに全部使い切るように今でもしておりますけれども。  そういう意味では、数字をはじく上ではやはり過去の実績を参考にする、それしか実際のデータは...全文を見る
○世耕国務大臣 まず、今回の事業のもとで付与されたポイントの失効率がどうなるかというのは、これは最終的には、ポイントの有効期間、例えば二年後とか、それぐらい時間が経過するまでなかなか把握が難しいわけでありますから、ここはある意味割り切って、決済事業者が不当に利益を得ないという考え...全文を見る
○世耕国務大臣 あくまでも我々は、決済事業者が不当に利益を得ないという前提のもと、一定の仮定に基づいて補助額を算定するわけでありまして、これを上回るポイント利用が万一あった場合、決済事業者の負担ということになりますし、それに伴って補助額の算出方法を見直すというようなことは考えてお...全文を見る
○世耕国務大臣 今回の事業の目的をよく御理解いただきたいんですけれども、これはあくまでも、中小、小規模の小売を中心とする事業者、この事業者の支援をするということなんです。そして、それとあわせて消費喚起による需要平準化ということであります。  中小・小規模事業者であっても、やはり...全文を見る
○世耕国務大臣 こういった政策には、どうしてもどこかで期限は切らざるを得ないわけであります。その期限のときにいろいろなことが起こり得るということは、これは当然、どんな施策であっても想定されるわけであります。  そういった中で、今回、九カ月とさせてもらったのは、ちょうどそこで東京...全文を見る
○世耕国務大臣 申し上げているように、スムーズに行けるとは考えていませんよ。どこかで期限は切らなきゃいけないし、その期限のときにはいろいろなことが起こり得る。だけれども、それが一番緩和されるのが、やはりインバウンドが急増するオリンピック・パラリンピックの時期だろうということであり...全文を見る
○世耕国務大臣 試算は無理だと思いますね。消費行動に関することですから。ただ、インバウンドが押し上げることは私は間違いないと思いますよ。それを地域別に幾らか出せと言われても、それは出すのははっきり言って無理だろうと思います。  ただ、インバウンドが何か東京だけの影響というのは、...全文を見る
○世耕国務大臣 総理も、消費税に関しては、リーマン・ショック級の出来事が起こらない限りという前提でおっしゃっていますから、私も、経済状況に全くかかわらずということは、この施策についてはなかなか言えないわけですけれども、これは今、九カ月間ということで決めてやっておりますので、九カ月...全文を見る
○世耕国務大臣 そもそも、リーマン・ショック級のことが起こると消費税がどうなるかという問題がありますから、これは消費税に伴う施策でありますので、ちょっと仮定の前提ということではお答えしづらい。今の段階では、あくまでも九カ月、期間限定ということで取り組んでまいりたいと思っています。
○世耕国務大臣 あくまでも、この施策は九カ月限定だと思います。  消費税が上がった後にリーマン・ショック級のことが起こったか起こらないか、これは政府全体で判断をすることになるんでしょうが、そのときはまた別途の施策がいろいろ考えられることになるんだろうというふうに思います。
○世耕国務大臣 現時点では、この施策、延長ということは考えていません。九カ月ということで考えさせていただいております。
○世耕国務大臣 少なくとも今、私は頭の片隅でも考えていません、延長ということについては。
○世耕国務大臣 あくまでも、今立案をしているこの事業、ポイント還元事業は九カ月限定ということであります。
○世耕国務大臣 友人とまでは言えないかもしれませんけれども、当然、知人の中には、かつてコンビニの経営トップをやっていた人も複数いますし、今もコンビニを運営している持ち株会社の役員をやっている方はいます。そういう方々からコンビニの実情、現場を回っての話等については何度か伺った記憶は...全文を見る
○世耕国務大臣 これも、私、地元の支持者にはやはりコンビニ店舗のオーナーさんはいらっしゃいますので、過去何度も伺っております。この間の週末も、地方議員とコンビニオーナーを兼業している方からかなり痛切な話は伺わせていただきました。
○世耕国務大臣 これは制度論的な話になってしまいますけれども、やはりこれはフランチャイズ契約に基づいた契約上の関係ということになるんだろうというふうに思っています。契約上ということは、基本的には、日本の法律上はこれは対等な関係にある。  万が一、対等でないようなことがあるのであ...全文を見る
○世耕国務大臣 この社会インフラというものに明確な定義とかそういったことがあるわけではありませんけれども、一方で、まず、店舗数が全国五万五千店以上、それこそ角々に、特に都市の場合はあるということ。そして、国民にとって身近な買物の場となっていること。そして、それだけではなくて、例え...全文を見る
○世耕国務大臣 そういったことも含めて、先日、割と簡易な調査を行った結果、やはり業務が複雑になっているので人が集まりにくくて人手不足につながっているとか、本部のサポートが不足している、本部とのコミュニケーションがなかなかとりにくいといった項目もずらっと出てきております。  私は...全文を見る
○世耕国務大臣 まずは自主行動計画をお願いをさせていただきました。その会議の雰囲気からしても、それぞれ、やはり皆さんも問題意識を持っておられましたので、つくっていただけるものというふうに思っています。  この後、オーナー側の思いをどういう形で酌み上げるか、そしてまた、専門家の御...全文を見る
○世耕国務大臣 ちょっとまだそこは、そんなにだらだらするつもりはありませんが、まずはフランチャイズ本部側の行動計画を見させていただいて、その上で、どういう専門家の意見を聞けばいいかとかいろいろ、防災の専門家とかいろんな観点があると思いますので、そういったところを考えていきたいと思...全文を見る
○世耕国務大臣 どういうやり方で店舗オーナー側の意見を吸い上げるかということは、これからしっかり検討していきたいというふうに思います。  でも、やはり幅広く声を聞かないと、これは、はっきり言うと、利益がたくさん上がっているところは余り不満がなかったりするんですね。だからちょっと...全文を見る
○世耕国務大臣 それぞれ国民に便利さとか生活の潤いを提供されている立派な企業だというふうには思っておりますけれども、コンビニと比べた場合に、やはりコンビニは五万五千店舗が全国の津々浦々に存在をする、そして、防災での御貢献、災害対策での御貢献、そういったことを踏まえて社会インフラと...全文を見る
○世耕国務大臣 コンビニ業界も、フードロスに関してはいろいろ取組をしていると思います。  例えば、ことしから、恵方巻きは予約販売にしてなるべく無駄を出さないようにとか、あるいは、AIを使ってビッグデータで需要を正確に予測をするとか、そういった取組が進んでおります。  こういっ...全文を見る
○世耕国務大臣 今現在、政府と原子力事業者が力を注ぐべきことは、安全最優先の姿勢で真摯に再稼働に対応していくことであるというふうに考えています。現時点において、原発の新増設やリプレースは想定しておりません。
○世耕国務大臣 原子力については、徹底した省エネ、再エネの最大限の導入に取り組み、原発依存度を可能な限り低減する、これが政府の一貫した方針であります。  そういう意味において、先日、一部報道で、経産省が原子力を補助する制度を検討しているというような報道があったわけですが、そのよ...全文を見る
○世耕国務大臣 二〇一四年八月二十一日に開催されました総合資源エネルギー調査会電力・ガス事業分科会原子力小委員会では、電力システム改革によって競争が進展した環境下での原子力事業のあり方を議題として、委員の皆さんに御議論をいただきました。  その中で、英国のエネルギー・気候変動省...全文を見る
○世耕国務大臣 この二〇一四年八月二十一日に開催された原子力小委員会での議論というのは、電力システム改革によって競争が進展した環境下での原子力事業のあり方というのを議題として、クラークさんには来ていただいていますけれども、委員の皆さんにまず御議論をいただいているわけであります。 ...全文を見る
○世耕国務大臣 二〇一四年の原子力小委員会における中間整理というのが行われています。その中では、原子力事業の予見性を高め、民間事業者がリスクがある中でも主体的に事業が行っていくことができるよう、必要な政策措置を講ずることが必要であるという記載が、この中間整理では行われているわけで...全文を見る
○世耕国務大臣 同じ答えの繰り返しで申しわけありませんけれども、原子力発電のための支援制度の導入を検討している事実はない、もうそのことに尽きると思います。
○世耕国務大臣 これは適合しているかどうかについて私が判断を示すということは、これは福島第一原発事故の教訓において、規制委員会の独立性ということが明確になっておりますので、これは控えさせていただきたいと思います。
○世耕国務大臣 私も、ここで言うことと選挙で言うことには、これは基本的にはそごがない内容でお話をしているつもりであります。  万博担当大臣としてやはり万博をしっかり進めるということは極めて重要でありまして、そういう意味で、私も、報道等で見ている情報で、都構想には一定の事務的な負...全文を見る
○世耕国務大臣 はっきり言って、心配はしています。大丈夫かなという心配。大変な事業だ。いや、だってこれは最終的にまだ手続とか住民の意思とかいろいろあるわけですから、決まっているわけではありませんけれども、いろいろ大変な作業なんだろうなという思いは持っていますから、それを大阪府市が...全文を見る
○世耕国務大臣 たかが一閣僚かもしれませんけれども、私はやはり、大阪・関西万博誘致をし、そしてこれから成功させていかなければいけない責任者として、大阪府市が、これはもうまさに会場を抱えていただくことは間違いない、インフラの整備もしていただかなければいけないわけであります。また、大...全文を見る
○世耕国務大臣 それはちょっとお約束はできませんけれども、いずれにしても、大阪府市としっかりコミュニケーションは続けていきたいというふうに思っております。
○世耕国務大臣 いずれにしても、法律は法律であります。その法律をどういう形で執行していくのか、まさに万博法もそういうことになるわけであります。  万博の成功のためには、当然、府市も相当な人的リソースも割いてもらわなければいけません。財政上の負担も、インフラ整備に関しては、これは...全文を見る
○世耕国務大臣 いや、選挙でこういう演説をしたのはなぜかとおっしゃったから、私は懸念があったからだと言っているわけであります。懸念がないということはまだ私は今の段階では確信は得ておりませんけれども、それは、大阪府市と今後いろんな実行段階を詰めていかなければいけない、そういうところ...全文を見る
○世耕国務大臣 私も、その大阪都構想問題にかかりっきりでやっているわけではありませんから、一定の情報収集はした上でやっています。
○世耕国務大臣 ちょっとここで今、都構想の詳しくについてお答えをするというのは控えさせていただきたいと思いますが、府市を合併させ、そして区を再編するということ、そして区にも一定の権限を持たせるということだと思っています。
○世耕国務大臣 私は万博担当大臣としてあの演説の中で懸念を表明したというだけであります。  都構想については、これは大都市法の手続にのっとってこれから進んでいくんじゃないでしょうか。
○世耕国務大臣 それは経産大臣の立場としてはお答えは控えさせていただきます。
○世耕国務大臣 この5Gは、高度な情報化社会において、高速道路ですとか新幹線といったものと同様、暮らしと経済を支える基幹インフラになるということが期待されていると思っています。  まず、5Gは、やはりスピードが速いんですね。二時間の映画を三秒でダウンロードできる。ただ、それだけ...全文を見る
○世耕国務大臣 便利になる分、またデータの流通が大量化する分、やはりリスクは非常に増加をしていくというふうに思っています。そのためのセキュリティーもあわせて考えていくことが極めて重要だというのが、これまた5Gの一つの特徴ではないかというふうに思っております。
○世耕国務大臣 一般論ということになりますけれども、やはり5Gにおいては、それはセキュリティー上の懸念というのはかなり、4Gと比べてもたくさん出てくると思っています。  特に、4Gと5Gの一番の違いは、4Gはやはり何らかの形で通信キャリアがしっかり絡んだ通信になるわけであります...全文を見る
○世耕国務大臣 まさにサプライチェーンはもうグローバルに全部つながっていまして、これは日本だけでなくていろいろな国々が、例えば、5Gのネットワークが二つのグループに分かれるなんということになったら、これは大変な混乱が起こってくることになるだろうというふうに思っています。  特に...全文を見る
○世耕国務大臣 特許法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  第四次産業革命により既存の業種の垣根を越えたオープンイノベーションが進む中、中小・ベンチャー企業がすぐれた技術を生かして飛躍するチャンスが拡大しております。また、商品、サー...全文を見る
04月11日第198回国会 参議院 経済産業委員会 第4号
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○国務大臣(世耕弘成君) 平成三十七年に開催される国際博覧会の準備及び運営のために必要な特別措置に関する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  平成三十年十一月、フランス共和国で開催された第百六十四回博覧会国際事務局総会において、平成三十七年に国際博覧...全文を見る
04月12日第198回国会 衆議院 経済産業委員会 第7号
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○世耕国務大臣 全くおっしゃるとおりでありまして、特許制度というのは常にアップデートをしていかなければいけないものだというふうに思っています。特に、その中で、諸外国の状況等はよく把握をしていく必要があると思います。  宗像長官は、総理秘書官から長官に転進してから、積極的に海外の...全文を見る
○世耕国務大臣 今、アメリカや台湾では、実損の三倍を懲罰的賠償という形で導入をしています。また、中国、韓国でも同じような動きが進んでいます。しかし一方で、ヨーロッパでは、懲罰的賠償はだめだという対応になっているわけであります。  今回の見直しに当たっても、悪質な特許侵害を抑止す...全文を見る
○世耕国務大臣 中小・ベンチャー企業の皆さんには、ぜひ、独自性のある技術、アイデアを知的財産権で守って、外部の技術や知識を活用して、新たな製品やサービスを生み出していただきたいと思っています。  そのための支援として、まず、やはり特許料の負担というのが結構重いですから、これを一...全文を見る
○世耕国務大臣 今委員、後段おっしゃったように、第四次産業革命というのは、逆に、中小・ベンチャー企業から大きなイノベーションが生まれて急成長するような、あるいは世界で戦っていけるような企業が生まれてくる可能性が非常に高いというふうに思っています。  そういう視点から、我々、特許...全文を見る
○世耕国務大臣 今資料を配っていただいた、AIの特許がこれだけ伸びているというのは、私もちょっと、今初めて知って驚いています。  AIに関しては、論文で大分差がついているというのは聞いていました。論文は読んで理解できればいいわけでありますので、そんなに焦っていなかったんですが、...全文を見る
○世耕国務大臣 今の質疑、非常に私も聞いていて勉強になった面があるわけでありますけれども、当然、我々は技術を守るためにこの法改正を行っているわけでありますから、その趣旨にのっとった運用になるように、これは裁判所が絡む件ではありますけれども、しっかり政府としては努めてまいりたいとい...全文を見る
○世耕国務大臣 御指摘の日本の特許庁に対する出願件数の減少の理由には、一つは人口減少に伴う市場としての魅力が低下していること、そういったことのほかに、諸外国と比べて必ずしも十分に特許権が保護されていると見られていないという要因があるのではないかと考えています。  そこで、今回、...全文を見る
○世耕国務大臣 同じ認識でありまして、日本商工会議所からは、悪質な侵害の事例が中小企業から多数報告されていることを踏まえて、損害賠償額の適切な水準への引上げ、そして、証拠収集手続のさらなる強化など、早急な訴訟制度の見直しを求める声が上げられているわけであります。  具体的には、...全文を見る
○世耕国務大臣 おっしゃっていることは当然のことだと思っていまして、これは、平成十一年に定められました審議会等の整理合理化に関する基本計画というところで審議会の運営指針というのが定められておりまして、委員の任命については、その趣旨、目的に照らして、委員により代表される意見、学識、...全文を見る
○世耕国務大臣 今回の法改正で創設するいわゆる査証制度については、やはり濫用は防がなければいけないという観点から、四つの厳格な要件を満たした場合に限って、申立人の申立てに基づいて査証命令を発令することになっています。  そして、営業秘密の漏えい防止の観点からは、まず、この査証を...全文を見る
○世耕国務大臣 まず、我々がやるポイント還元事業、十月から九カ月間ということになります。  これは、やはり、消費の平準化を図るということと、世界に比べて圧倒的におくれていると言わざるを得ない日本のキャッシュレス環境を、キャッシュレスの普及率を一気にキャッチアップをしていくという...全文を見る
○世耕国務大臣 税制の時期はもう法律で決まっていることでありまして、他の法律について言及をすると、たかが一大臣が言ってはいけないとお叱りを受けるケースもありますので、我々としては、この十月に、法律で決まっているとおり、上がるということを前提に施策を集中する、そのことに尽きると思っ...全文を見る
○世耕国務大臣 私も、今回の法案、説明を受けたときに、例えば物品に記録、表示されていない画像というのは一体どういうことなのか、これはなかなか理解を、大分具体例を写真で見せてもらってようやく理解ができた。あるいは内装デザインで意匠法に当たるのはどういうことなんだろうというのも、これ...全文を見る
○世耕国務大臣 今回これで法改正していただいて終わりというわけではなくて、執行体制を迅速に整備をすること、そして周知をしっかり行うことに努めてまいりたいと思います。
○世耕国務大臣 ただいま御決議のありました本法案の附帯決議につきましては、その趣旨を尊重してまいりたいと考えております。     ―――――――――――――
04月16日第198回国会 衆議院 本会議 第19号
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○国務大臣(世耕弘成君) ただいま議題となりました中小企業の事業活動の継続に資するための中小企業等経営強化法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  中小企業、小規模事業者は、地域に根ざした事業活動を行い、多くの雇用機会を提供するなど、地域経済にお...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 宮川議員にお答えいたします。  アベノミクスの中小企業、小規模事業者への恩恵についてお尋ねがありました。  アベノミクスによる金融政策、財政政策、成長戦略の取組により、デフレではないという状況をつくり出し、名目GDPは一割以上成長し、企業収益は過去最...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 斉木議員にお答えいたします。  国際博覧会担当大臣の必要性についてお尋ねがありました。  万博は国が開催責任を負う大規模イベントであり、開催期間や来場者数など、その規模はオリンピック・パラリンピックを上回ります。  また、今回は特に、過去の博覧会と...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 太田議員にお答えいたします。  中小企業、小規模事業者の事業継続力強化に対する支援についてお尋ねがありました。  災害対応への人材や知識、ノウハウが不足する中小企業、小規模事業者を支援するため、災害への備えに対する普及啓発や自然災害への備えに関する計...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 串田議員にお答えをいたします。  事業継続計画の普及に向けた取組の評価、計画策定のインセンティブについてお尋ねがありました。  経済産業省では、平成十八年以降、災害時への備えとなる事業継続計画策定のための指針を示すとともに、計画策定事業者への金融支援...全文を見る
04月16日第198回国会 参議院 経済産業委員会 第5号
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○国務大臣(世耕弘成君) 吉川議員の御地元三重県は、非常に日本でも有数の観光資源にも恵まれていますし、またG7サミットが開かれるなど、国際的な知名度もある地域であります。  三重県も含めて、日本各地の観光地や地域資源と連携することで、大阪、関西だけではなくて、この万博が日本全体...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 一九七〇年大阪万博ではモノレール、そして二〇〇五年の愛知万博では日本で初めてリニアモーターカー実用路線ができるなど、やはり万博を契機に、新しい技術、製品、サービスを社会に導入をしていく契機になってきたというふうに思っています。  そういう意味でも、二〇...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 万博は、まさに国が開催責任を負うという大規模イベントということになります。開催期間や来場者数も、規模はオリンピック・パラリンピックを上回る規模になるわけであります。かなり長期間開催されるということもあります。  また、確かに今御指摘のように、過去の万博...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) そこのいわゆるデマケーションもしっかりできていると思っておりまして、まず担当大臣は、今申し上げたように、国際的な調整業務、セキュリティー対策、成長戦略との連携ということで、政府全体の調整を行う役割だというふうに思っています。  特にこの国際的調整業務、...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) まず、私が本部員になるかどうかはこれは全然先の話ですから、そのときにはもう役職外れているかも分かりません、全く分からないわけでありますけれども、その関係で何にも問題は出てこないと思います。  やはり本部長というのは、省庁を超えた調整権限をしっかり持って...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) ですから、まさに中身については、これはBIEと経済産業省が調整をしてつくっていくということになるんだと思います。  そのほかの業務というのも結構たくさんあるんですね。例えば、入国手続どういうふうにするかとか、あるいは万博で来る人たちに対して、ちょっと滞...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) これはもう総理の人事に関することですから、まああえて私の希望を申し上げれば、やっぱり万博に情熱を持つ人になっていただきたいと思います。
○国務大臣(世耕弘成君) いや、これはちょっと私ここで踏み込んで申し上げることは、ちょっとこれはもう総理の人事に関することで、ただ、当然ルール上、民間からの大臣もなることはできるということだけは申し上げておきたいと思います。
○国務大臣(世耕弘成君) なかなかちょっとそこまで来ると微妙になってくるんですけど、やっぱり万博のことを理解し、愛してくれる方がいいのではないかなというふうに思いますが、これ以上ちょっと踏み込むと、これは総理の専権事項に私が触れることになりますので控えさせていただきたいと思います...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 御指摘のように、会場建設費は、これは立候補に係る閣議了解で国と地元自治体と経済界で三分の一ずつ負担ということになっています。  これ、平成二十九年四月に、BIEへの立候補、そのためには閣議了解が必要なんですけれども、この閣議了解に先立って、経団連会長、...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) いや、あくまでも会場建設費の三分の一ということであります。会場建設費は想定どおりのところへ収めたいというふうに思っていますけれども、あくまでも、四百億という数字ではなくて、会場建設費の三分の一を経済界が負担するという形でお約束をいただいているところでござ...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) あくまでも文書上は三分の一ということになっております。万博は、そんなに上振れは過去していないんです。それなりに一定の範囲に収まるようになってきていますけれども。  いずれにしても、工期の管理ですとか資材調達の工夫によって会場建設費が膨張することがないよ...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 十九世紀半ばにこの万博がスタートした当初は、万博の目的というのは国威発揚とか殖産興業といったものであったわけですけれども、最近の万博は、例えば温暖化問題ですとか食料問題などに象徴される地球規模の課題解決がメーンテーマということで変わってきているわけであり...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 私も、一九七〇年の大阪万博のときは、月の石を見るのにアメリカ館であのときたしか五時間ぐらい並んだと、真夏ですごく暑くて大変だったという記憶がありますけれども。  今度、もう六年後でありますから当然いろんな技術も進展をしていますし、やはりユーザー満足度と...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) ちょっとこの辺もそろそろ慎重にしていかないと、余り私が勝手にイメージをつくると良くないんですけれども、いずれにしても、日本の先端技術をどうやって効果的に発信をしていくか、今後検討を進めていきたいと思います。  水素については、日本はこの四十年以上にわた...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 余りがちがちに言うと後で問題になりますが、ちょっとそれぐらいの勢いでいきたいなというふうには思います。
○国務大臣(世耕弘成君) まさに今おっしゃるとおり、今回の万博というのはSDGs、これに直結したテーマになっているわけであります。このSDGsの議論をするときには、このやはりSDGsのいろんな問題に直面しているのは途上国が非常に多いわけでありますから、途上国の皆さんにできる限りた...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) この博覧会担当大臣は、博覧会推進本部の副本部長として、政府全体の共通の指針であります博覧会の円滑な準備及び運営に関する施策の総合的かつ集中的な推進を図るための基本方針の案を作成し、その実施を推進するということになっています。  これをもう少しかみ砕きま...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) まず、現状で申し上げますと、夢洲の地盤の高さというのは、この立地場所で最も大きい地震で想定される津波、これ三・二メートルになっていますけれども、それよりも五メートル高いということになりますから、現時点でも安全は十分確保されているというふうに思っています。...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) いろんな意味で、ロジスティックスには相当配慮をしていかなければ万博は成功しないというふうに思っています。その点は全く御意見一緒でございます。  まず、会場となる夢洲への交通アクセスについては、これは大阪市を中心に大阪メトロ中央線、これを夢洲に延伸をする...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 万博が終わった後のこの夢洲の活用の在り方については、平成二十九年八月に、夢洲の所有権者であります大阪市を含む関係機関が夢洲まちづくり構想を取りまとめて発表しているというふうに認識をしています。  大阪・関西万博でまず建設されるパビリオンは、これは原則と...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) まだちょっとそこまでは具体的にあれだなとは思っていますけれども、当然いろんなインフラも整備するわけですよね。先ほど議論になっていた水素なんかもそうですが、そうしたインフラを何か使いこなしてもらうということは少し頭に置きながら、まあパビリオンは撤去するにし...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 日本はこれまでに五回万博を開催していますが、いずれの万博についても、政府としては日本館の記録というのをしっかり残しておりますし、また開催主体である博覧会協会は万博全体の公式記録をきちっと作成をして残しています。また、万博閉幕後にはBIE総会に報告をすると...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) いや、私、大阪生まれでもありますので、やっぱり有名なのはマアナゴですよね、それとやっぱりシャコ。やはり泉北辺りにはかなり豊富な魚資源があるというふうに認識をしております。
○国務大臣(世耕弘成君) 昨日、北京で会談した私のカウンターパートの鍾山商務部長とのワーキングランチの中でもちょっと議論になったんですけれども、やっぱり日本が都市において河川をきれいにしているというのはもう本当に驚きに値をするという反応でありました。  まさにこの大阪のような大...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 今御指摘のように、大阪・関西万博の経済波及効果、二兆円であります。そのうち中小・小規模事業者にどれぐらい行くのかというのは、これは残念ながらちょっと我々試算はできていないわけでありますけれども、当然、開催に当たっては、日本企業の九九・七%を占める中小・小...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) あくまでも万博の構想、立候補、立候補に当たってのそのビッド・ドシエの作成、これは国の責任で行うわけであります。大阪・関西万博の会場予定地である夢洲に大阪府と大阪市がIRの誘致を目指しておられることは認識をしておりますけれども、大阪・関西万博の開催とはIR...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) ですから、これ、ビッド・ドシエのときに、地元自治体も同様の認識であると。この同様の認識は何かといったら、両プロジェクトを推進する地元自治体も同様の認識であるという同様とは何かといったら、万博とIRは全く別のプロジェクトである、このことを地元自治体も認めて...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 今回のコンビニ調査、これはなるべく経営者の方に負担を掛けないように簡易な形で行わせていただきましたけれども、それでもオーナーの満足度が低下をしている、あるいは人手不足が深刻化されているということが明確に確認されたというふうに思っています。  まさにコン...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 今御指摘のように、このアンケート結果を受けて、私自身がコンビニ各社の経営者と対話を行いまして、本部とオーナーの共存共栄を図るという観点の自主的な取組を行動計画として打ち出していただきたいとお願いをさせていただきました。  今後、各社の行動計画を踏まえな...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) ちょっと事実整理、お答えする前にさせていただきたいんですけど、私は持続不可能とは言っていない、持続性の観点から放置できないということを言っているわけであります。  今回のアンケート調査でも、もちろん不満が物すごく増えていますが、一方で、満足、おおむね満...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) ただいま御決議のありました本法律案の附帯決議につきましては、その趣旨を尊重してまいりたいと考えております。
04月17日第198回国会 衆議院 経済産業委員会 第8号
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○世耕国務大臣 経産大臣の世耕でございます。  風力発電を始めとする再生可能エネルギーについては、昨年閣議決定をいたしました第五次エネルギー基本計画において、初めて主力電源化していくという形で位置づけさせていただきました。  その中でも、今お話しの洋上風力発電は、広い海域を利...全文を見る
○世耕国務大臣 ありがとうございます。  御指摘のように、風力発電の適地には地域偏在性がある。特に、東北なんかは大変風況もよくて、適地になるわけであります。一方で、系統制約が残る地域もあるわけでありますから、その拡大を図っていくためには、今後とも系統の増強が必要になってくると考...全文を見る
○世耕国務大臣 御指摘の東北北部エリアの募集プロセスというものについては、これは通常の系統増強に比べて規模が非常に大きくなるものですから、これまでも、国の審議会で進捗状況を確認しながら、いわゆる日本版コネクト・アンド・マネージを先行適用することによって将来の接続可能量を約二割拡大...全文を見る
○世耕国務大臣 やはり、原子力村という言葉は、これは、三・一一の事故が起こった際に、原子力の利害関係者の内輪の集まりというニュアンスでとられていた、その集まりがまさに安全神話に陥っていたというところが、一つの我々の反省点であるわけであります。  言葉の問題ではありますけれども、...全文を見る
○世耕国務大臣 情報提供はきちっとやっていかなきゃいけない、その中で、一般の方でも、いわゆる原子力に関して知識のない方でもわかりやすいような説明に努めていかなければいけないというふうに思っています。  特に、今回は、原子力村という言葉がやはり適切ではなかったということで、団体に...全文を見る
○世耕国務大臣 これは、自治体も入った、経産省は一切関係していない、スタッフにも経産省関係者は入っていませんので、これはもう全く、この団体、日本原子力産業協会というんですか、こちらの判断で立ち上げられ、また閉鎖も、いろいろな御批判を受けて、この協会がみずから判断して閉鎖をされたと...全文を見る
○世耕国務大臣 危機感というよりも、これはもうはっきり言って、センスの問題だというふうに思います。  わかりやすい情報提供に努めるということは、これは、関係者、いろいろな形で民間の方も努めていただくことは重要だと思いますけれども、そのときにやはり適切な言葉、適切なスタイルをとる...全文を見る
○世耕国務大臣 基本的には、これはエネ基にも入っているわけですけれども、再生可能エネルギーについては、国民負担を抑制しつつ、最大限の導入を図るというのが政府の基本方針であります。  FIT制度導入に伴う国民負担というのは、二〇一一年の制度を創設したときには示していなかったわけで...全文を見る
○世耕国務大臣 再エネ電気の供給が効率的に導入できるよう、やはり法律の施行日から起算して三年間の利潤配慮期間が設けられた。これは、再エネ発電事業者が受けるべき利潤を配慮した調達価格の設定が行われているということだというふうに思っております。
○世耕国務大臣 当時、私は野党で、エネルギー問題特命委員会というのを自民党に立ち上げていまして、そこの事務局長でした。委員長は山本一太さん、幹事長が西村康稔さん。ですから、この法案の修正の経緯とかもよくわかっております。  私は、ですから、そういう意味で、政治家個人としても、F...全文を見る
○世耕国務大臣 一方で、FIT法の中で、調達価格の設定に当たっては、調達価格等算定委員会の意見を尊重するとなっているわけですから、私は、やはり調達、特にこれははっきり言って事業者の命運を握る価格決定になるわけでありますので、ここはやはり委員会の意見を尊重する。私が、幾ら法律にそう...全文を見る
○世耕国務大臣 再生可能エネルギーについては、国民から見れば、これはクリーンなエネルギーとして高く評価をされているところが強いんだろうと思います。  FIT制度については、これはやはりよく御理解をいただかなければいけないと思いますので、ホームページ等において、国民の皆さんにわか...全文を見る
○世耕国務大臣 今御指摘のように、これの規制は二段階で実施をされて、まず、ことし八月には、アメリカの政府調達で、まずは特定企業からの機器やサービスの調達が禁止をされ、その次のステップとして、そういったものを調達している企業自身がアメリカ政府と取引ができないということになるのではな...全文を見る
○世耕国務大臣 ちょっと同じような答えになって申しわけないんですけれども、規制の対象範囲とか、まだ施行される前ですので明らかになっていないという状況ですので、今ちょっと確定的なことはなかなか申し上げられないと思っていますが、一方で、規制に関する情報収集は政府としてやれることはでき...全文を見る
○世耕国務大臣 まず、一般論として申し上げると、投資規制の対象範囲については、いろいろな情勢変化を踏まえて、不断に検討を進めて、見直しを行っていくべきものだと考えています。  今お話しいただいたように、二〇一七年十月には外為法を改正しまして、リアルデータを活用して機微な貨物を製...全文を見る
○世耕国務大臣 将来推計は、エネルギー全体で、電力、原子力、石油・ガスプラント、スマートコミュニティー、こういったことを全部含めて、将来、九兆円程度という見込みを持っていますけれども、その内訳は、それは今後の受注動向によって大分変化をしてくるのではないかというふうに思っているとこ...全文を見る
○世耕国務大臣 海外受注、二〇一六年四・七兆ですけれども、うち電力が三・七兆、原子力はゼロ、そして、石油・ガスプラントは〇・四兆、スマートコミュニティーは〇・六兆となっています。
○世耕国務大臣 これは申しわけありません、ちょっと内訳は持っていませんが、原子力はゼロです、電力は三・七兆ということです。
○世耕国務大臣 インフラ輸出というのは、これは相手国もあるものですから、一個大きなものを受注するだけで、がらっとまた中身も変わってくるわけであります。  インフラシステム輸出戦略において、これは二〇一三年に立てたわけですけれども、二〇二〇年に日本企業が約三十兆円のインフラシステ...全文を見る
○世耕国務大臣 当然、我々は、低開発国のエネルギーアクセスという観点からは、石炭火力は、必要としている国がある以上、できる限り高品質の日本の技術を当てはめていくということも重要だと思っていますし、原子力についても、まだ原子力を活用したいという国、そして、福島第一原発事故の教訓に基...全文を見る
○世耕国務大臣 まず、この長期戦略、有識者懇談会から報告をいただいたやつですが、これはまさに一・五度C目標も反映しているんですよ。二〇五〇年は八〇%ですけれども、今世紀後半のできるだけ早期に脱炭素社会を実現するということ、これはまさに一・五度C目標を反映した表現だというふうに思っ...全文を見る
○世耕国務大臣 この長期戦略は、企業、国民、地域など、いろいろなステークホルダーにかかわるものであるというふうに考えていますので、その策定に向けては広く御意見をいただくことが極めて重要だというふうに思っています。  パリ協定の関係で申し上げると、二〇一五年、国連に提出をした日本...全文を見る
○世耕国務大臣 安倍総理からいただいているのは、G20大阪サミットまでに戦略を策定しろということですから、しっかり間に合わせたいと思います。
○世耕国務大臣 第五次エネルギー基本計画でも、再生可能エネルギー、主力電源化というのをうたっております。そういった中で、風力発電というのも有力な選択肢の一つだというふうに考えております。
○世耕国務大臣 やはり再生可能エネルギーを主力電源として活用していくためには、日本のエネルギー供給の一翼を担う長期安定的な電源として育てていくことが重要だというふうに考えていますので、当然、地元住民の御理解をいただきながら事業を進めていくということが必要だというふうに思っておりま...全文を見る
○世耕国務大臣 今ちょっと個別の案件は、私、その地域の公民館の位置とかもよくわからないのでお答えしようがありませんけれども、一般論として申し上げると、やはり住民理解が得られることが重要だと思いますし、明らかにそういった努力を怠っているという場合は適切に指導を行うことにしております...全文を見る
○世耕国務大臣 超高齢化社会を迎えた日本で健康寿命の延伸を実現していくためには、やはり生活習慣病や老化などのいわゆる内因性疾患への対応が重要だというふうに思っています。これはきちっと管理をすればまさに予防することができるという疾病だというふうに思っておりまして、データを使って生活...全文を見る
○世耕国務大臣 健康、医療のデータのプラットフォーム自体の構築については厚労省の方で進めておられるわけですけれども、今お話に出ているセキュリティー対策ですとか、あるいはこのビッグデータを解析することができる人材、いわゆるデータサイエンティスト、こういった人材の確保といった面では、...全文を見る
○世耕国務大臣 御指摘のとおり、保健医療データプラットフォームの整備や医療分野のデータフォーマットの標準化など実現のためには、やはりIT関係を含む幅広い産業界と医療関係者がコラボレーションすることが重要だというふうに思っています。  経産省としては、例えば企業や業界の垣根を越え...全文を見る
○世耕国務大臣 まさに今、世界は、デジタルのルールをつくっていこうということは、これはG20だけではなくて、G7でもOECDでも非常に重要なテーマになってきています。これはまさに日本が旗を振ってきたわけであります。  ダボスでは、安倍総理は、データ・フリー・フロー・ウイズ・トラ...全文を見る
○世耕国務大臣 今、経営環境は雇用状況も含めていい状況だと思いますし、中小企業、小規模事業者の業況についても、地域や業種によってばらつきはありますけれども、経常利益が二〇一二年から四割増しの五・五兆円と過去最高水準にあることや、中小企業の業況判断が改善基調にあるということ、倒産件...全文を見る
○世耕国務大臣 近年、中小企業の景況感が全体として改善傾向がある中で、倒産件数は減少しているんですけれども、廃業件数が増加している。その合計が、今御指摘の数字に出てきていると思います。  二〇一八年における全体の倒産件数は、二〇一七年から約二割減少して八千二百三十五件となってい...全文を見る
○世耕国務大臣 これは私は看過できない事態だと思っています。  だからこそ、特に、後継者、事業承継が重要だということで、昨年の法人の事業承継税制の抜本拡充、また三十一年度税制改正では、個人事業者の土地建物の承継に係る贈与、相続税の一〇〇%納税猶予制度を創設したわけであります。 ...全文を見る
○世耕国務大臣 今も基本的には同じ認識でおりまして、生産性向上、そして下請取引の条件の改善などで、付加価値がしっかりと小規模事業者にも残る環境を整備していくことが重要だというふうに思っております。
○世耕国務大臣 大企業に比べて、規模が小さくなると、やはり負担は重いし、また、特に赤字であった場合、税金は払わなくていいわけですが、社会保険料は払わなければいけない、そういった側面があるのは事実だと思います。
○世耕国務大臣 社会保険料の支払いについては、特に小規模事業者から、赤字でも払い続けなければならない、雇用を守る上でも重荷であるなど、負担感についての声はいただいています。また、経産省としても、小規模事業者が社会保険料の支払い負担に対応できるよう対策を講じていくべきだということは...全文を見る
○世耕国務大臣 発言の正確な内容は記憶していませんが、そういうラインで発言したと思っております。
○世耕国務大臣 事実関係を説明しますと、第一回二〇五〇経済社会構造部会では、確かに、今委員がおっしゃるように、私が政治家として参加をしてきた有志議員の勉強会であります新しい社会保障改革に関する勉強会の取りまとめ結果を、資料として配付をさせていただいているところであります。  こ...全文を見る
○世耕国務大臣 私の議員としての勉強と経済産業省のまさに政策としての取組というのは、これは全く別のトラックで進んでいるわけであります。  その上で、第一回のこの審議会の部会の中で、私が勉強してきたこととまさにマッチするテーマでありますから、私の勉強成果を資料として配りながら私は...全文を見る
○世耕国務大臣 それは全く違うと思います。  基本的には、これは健康、医療の政策にかかわることですから、厚生労働省ががちっと取り組んできているテーマがあるわけであります。  一方で、やはり経済産業省としても、これから社会保障改革に貢献をしていきたい。特に、もう今、これは別に私...全文を見る
○世耕国務大臣 先ほどから何回も答弁させていただいているように、やはり中小企業の生産性を高める、下請取引の条件改善をする、これが中小企業、小規模事業者の社会保険料の負担能力を高めていく私は一番の道だというふうに思っています。  これはもう商工会議所、商工会からもいろいろな要望書...全文を見る
○世耕国務大臣 今回は、コンビニのオーナーの皆さんになるべく御負担をかけない簡素な形でアンケート調査をとり行わさせていただいたわけですけれども、その調査の結果を見ても、オーナーの満足度の低下ですとか人手不足の深刻化といったことが確認をされました。今や国民にとってはある種欠かすこと...全文を見る
○世耕国務大臣 大きく三点あると思っていまして、まず一つは、やはり人手不足が深刻化をしている、それがオーナーの負担につながっているというところだと思います。これは単に、有効求人倍率が非常に高くなったということだけではなくて、やはり、もう今、コンビニがある種、地域の拠点になっていま...全文を見る
○世耕国務大臣 コンビニで、現場で働く従業員の皆さんがやはり快適に安全に働ける環境の確保というのは、コンビニの持続性の上でも非常に重要だと思います。  従業員の方々は、店舗オーナーとの間で雇用契約という形にはなるわけでありますけれども、コンビニ従業員の労働環境と密接に関係する人...全文を見る
○世耕国務大臣 値引きや見切りについては、これは各店舗のオーナーの経営判断で行われるべきものだと思いますし、これは公取の方からもいろいろな判断も示されているというふうに思いますから、これにのっとってきちっとフランチャイズの本部は対応していくべきだと思います。  二十四時間も、こ...全文を見る
○世耕国務大臣 これはもうバランスの問題だと思いますね。まだ今黎明期でありますから、ここからその利活用によって生まれるいろいろな利便と、一方で、国民生活の安全ですとか、あるいはドローン自体の安定的な運航を確保するための規制、こういったところをバランスをとりながらしっかり進めていく...全文を見る
○世耕国務大臣 今御指摘いただいたところは、まさに経産省として、小型無人機に係る環境整備に向けた官民協議会、ここにおいて、関係府省ともよく連携をしながら、どういう技術開発とルール整備を行えばいいかということを、民間の方々をしっかり巻き込みながら、また、民間の方々にしっかり予見性も...全文を見る
○世耕国務大臣 中小企業の事業活動の継続に資するための中小企業等経営強化法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  中小企業、小規模事業者は、地域に根差した事業活動を行い、多くの雇用機会を提供するなど、地域経済において重要な役割を果たし...全文を見る
04月25日第198回国会 参議院 経済産業委員会 第6号
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○国務大臣(世耕弘成君) 特許法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  第四次産業革命により既存の業種の垣根を越えたオープンイノベーションが進む中、中小・ベンチャー企業が優れた技術を生かして飛躍するチャンスが拡大しております。また、商...全文を見る
05月09日第198回国会 参議院 経済産業委員会 第7号
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○国務大臣(世耕弘成君) 我々もデザイン経営という経営のやり方については極めて注目をしております。幾ら性能が良くても、やはりこのデザイン的な感覚がないともう今なかなかマーケットを獲得できないという状況になっているというふうに思っております。  単に製品だけではなくて、店舗ですと...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) まず、二〇一七年の日本の特許庁に対する特許出願件数は三十一・八万件になっています。ここ数年、三十二万件程度で、横ばいというか、ちょっと微減傾向という感じだというふうに思っています。一方で、各国に一括して出願をして、特許審査を受ける前にその可能性を国際調査...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 私は、これから本格化してくる第四次産業革命の中では、大企業というよりは中小企業とかベンチャー企業が新たな技術で飛躍をしていく、そういった形にしていかなければいけないというふうに思っております。  こういった中、日本商工会議所やベンチャー企業から出ている...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 中小企業、ベンチャー企業にとれば、せっかく特許を取っても、いざというときに使えなければ全く意味がないわけであります。特に、先ほどもちょっと申し上げましたけど、製品の外観からは分からない、分解をしても分からない、そういう製法に関する、特にこれからは製法とい...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) まさにそこのバランスが非常に重要だというふうに思っています。  この査証制度を導入するに当たって関係者と大分議論も重ねてきたわけでありますが、その議論の中で、今おっしゃるように、要件が厳し過ぎると裁判所が実際に運用しにくくなるんじゃないかという声があり...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 御指摘のように、欧米あるいはこれ中国と比べても少し遅くなった面があると、画像デザインや空間デザインの保護ということではちょっと後れを取った面があるというふうに思っています。  ただ、これ何もやってこなかったわけではなくて、かなり一歩一歩進んではきている...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) クリアランス負担というのを私も実感することがありまして、例えば、万博誘致のロゴですとか地域未来牽引企業のロゴですとか、これ、後でどこかのを侵害していたらもう大変なことになるなといつもどきどき、うちの場合はまだ特許庁がしっかり調べてくれますからあれですけれ...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 今回の意匠権の拡大に伴って出願件数が増えることも十分想定されるわけであります。この出願件数の動向をよく見ながら、ただ一方で、人員の確保というのはなかなかこの行革の流れの中で難しいところもあるわけですけれども、まずは、業務の一部外注も含めて、審査の効率化を...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) この特許制度における懲罰的賠償制度につきましては、御指摘のように、現在、アメリカ、台湾ではもう既に、悪質な事案に対して損害賠償額を引き上げるという目的で、損害賠償を実損の三倍にすることを認めるという制度がもう既に導入済みであります。また、中国、韓国でも同...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) やはり経済はグローバル化をしてグローバル競争が激化をしているという面が、これはもう避けて通れない。しかも、日本は人口減少で国内のマーケットが縮小しているわけでありますから、そういう環境の中で日本の製造業が生き残りを懸けて海外を含む最適地で生産を行って海外...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 残念ながら大田の町工場は行ったことないですけど、墨田の町工場とか東大阪の町工場は行ったことがあります。和歌山の町工場も行ったことがあります。  ただ、今おっしゃるように、いわゆる下請に甘んじ続けるのではなくて、自ら創意工夫を生かして、新しい製品とか今後...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) まず、大型風力は、やはりこの日本の地形その他を考えたときに、特に洋上風力はかなり有望な分野でありますので、ここにはしっかり注力をしていきたいと思っていますが、一方で、例えば中小企業やベンチャー企業がチャレンジをする小型風力も我々はしっかり応援はしていきた...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 洋上風力発電を含めて、再エネを主力電源にしていくためには、日本のエネルギー供給の一翼を担う長期安定的な電源に育てていくことが重要でありまして、地元住民の御理解をいただきながら、息の長い発電事業を進めていくことが必要だというふうに思っています。  二〇一...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) それは案件ごとによって、地域事情いろいろあると思いますから、地域住民の声をどういう形で聞き取る、集約するのがいいかというのはケース・バイ・ケースではないかというふうに思います。
○国務大臣(世耕弘成君) こうやって数字を見ると、改めて日本の特許審査官、またこれから意匠審査官も範囲が広がるわけでありますから、なかなか負担が重いというのは、これはもう現実だというふうに思います。  ただ一方で、すぐ人数が増やせればいいんですけれども、なかなかそういうわけにも...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 検討要請はありませんということでございます。
○国務大臣(世耕弘成君) ただいま御決議のありました本法律案の附帯決議につきましては、その趣旨を尊重してまいりたいと考えております。
05月10日第198回国会 衆議院 経済産業委員会 第10号
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○世耕国務大臣 大化でございます。
○世耕国務大臣 まず、事業承継、企業が存続をしていくということは非常に重要だと思っています。  二〇二五年までに、平均引退年齢とも言える七十歳を超える中小企業、小規模事業者の経営者は二百四十五万人と見込まれています。その約半数の百二十七万人が後継者未定ということになっていますの...全文を見る
○世耕国務大臣 ちょっと御質問の趣旨があれですけれども、やはり、そういった技術が引き継がれない、そういった立派な企業が継続できないというのは大変残念なことだというふうに思います。
○世耕国務大臣 いや、どこかに買われてその技術が存続するのであれば、これは別に、個別の案件に私がコメントするわけにはいきませんけれども、一般論としては、技術がしっかり何らかの形で存続していくのであれば、これはある意味一つの選択肢としてあり得るんだろうと思います。
○世耕国務大臣 マージャー・アンド・アクイジションであります。
○世耕国務大臣 まさに、思いは一緒です。だからこそ、我々は、まずは親族内の承継を、中小企業そして個人事業主と、二年間でばんとやってまいりました。これも過去は考えられなかった税制を入れました。  次は親族外のMアンドAというのが大きな課題だというふうに思っています。これは財務省と...全文を見る
○世耕国務大臣 これはなかなか、税というのは時間がかかる。ここは野党の皆さんに御理解いただくのは大変かもわからないですけれども、それでも一つ一つ成果を出しているということは御理解いただきたいと思います。
○世耕国務大臣 我々としては今おっしゃっているようにやりたいんですけれども、これはなかなか、政府内の調整もあるわけであります。しかも、MアンドAも完全に放置したわけではなくて、買う側にはいろんな支援措置も入れているわけでありますから、その辺は御理解いただきたい。  全部を求めて...全文を見る
○世耕国務大臣 そういうMアンドAも極めて重要だと思いますし、当然、規模が大きくなれば仕入れとかそういったところの効率化も図られるわけですから、規模を大きくするという観点でのMアンドAというのも一つ視野に入れるということは重要だと思っております。
○世耕国務大臣 まさに経産省では、二〇一七年度から、都道府県単位で、商工会、商工会議所や事業引継ぎ支援センターのほか、それだけではなくて、都道府県や金融機関などが参加する事業承継ネットワークを構築しています。中小企業に対して事業承継診断や専門家派遣を行うほか、後継者不在の事業者に...全文を見る
○世耕国務大臣 まず、再生可能エネルギーを二二から二四%、原子力発電を、ではなくて……(山崎委員「現状、現在」と呼ぶ)現在。ちょっと待ってください。  二〇一七年度の数字を申し上げますが、石炭が三二・三%、石油等が八・七%、天然ガスが三九・八%、原子力が三・一%、再生可能エネル...全文を見る
○世耕国務大臣 済みません、読み間違えたかもしれない。一六・一%です。
○世耕国務大臣 我々が、再エネの比率について、エネルギーミックス二〇三〇年の姿で、二二から二四%、これは必ず国民負担が伴うわけでありますから、三兆円で実現するということになっているわけであります。日本の再エネコストがいまだ高い中で、この二二から二四%という目標でさえ、水力発電以外...全文を見る
○世耕国務大臣 ちょっといろいろ言っていただいたので、いろいろお答えしたいと思いますけれども。  全体像がわかりにくいというのは、これは、本当はシンプルな政策ができればいいんですけれども、やはり日本の中小企業が直面している課題というのは業種とかによっていろいろ多岐にわたるわけで...全文を見る
○世耕国務大臣 今、石原大先輩にきょうは答弁させていただくので、大変緊張しておりますけれども。  まさに今御指摘のとおり、中小企業政策がやはり着眼すべきは、中小企業の数ではなくて、今おっしゃるとおりの機能、役割だというふうに思っております。  そういう意味で、どういう役割があ...全文を見る
05月10日第198回国会 参議院 本会議 第16号
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○国務大臣(世耕弘成君) 大門議員にお答えをいたします。  税率引上げ後の値引きセールの地方の中小商店などへの影響と、ポイント還元による大手との競争についてお尋ねがありました。  価格設定のガイドラインは、消費税率引上げ前後で事業者がそれぞれの判断で柔軟な価格設定が行えるよう...全文を見る
05月15日第198回国会 衆議院 経済産業委員会 第11号
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○世耕国務大臣 J―Startup企業として選定されたセブン・ドリーマーズ・ラボラトリー社、これは私も結構注目をしていました。  ナステントも、よく、私も自分でも使ってみたことがありますし、あと、折り畳む機械、私も家事の分担で、洗濯物を畳むというのが私の分担分野でありますので、...全文を見る
○世耕国務大臣 今委員から御指摘があったように、四月十二日に、ジャパンディスプレイは台湾・中国連合から金融支援を受けて事業展開を図っていく方針を発表しました。その後、五月十三日には、各出資予定者から、当社の事業の見通しを再精査した上で内部の機関決定を行う予定である旨の報告を受けて...全文を見る
○世耕国務大臣 SDGsとか、あとESG投資とかソサエティー五・〇とか、いろいろな最近よく似た分野の言葉が出ているわけですが、なかなかまだ中小企業の経営者の皆さんに浸透しているというところまでは全然いっていないなというのは、これは私も実感をしているところであります。  しかし、...全文を見る
○世耕国務大臣 役割を終えた時点で日程表は廃棄されているわけでありますけれども、経産省では、公文書管理法の趣旨に従って、経産省の政策立案過程や事務事業の跡づけ、検証に必要な行政文書はルールに基づいて作成、保存しているわけでありまして、公文書管理上の問題はないというふうに思っていま...全文を見る
○世耕国務大臣 JICの役員報酬については、昨年四月の改正産業競争力強化法の成立以降、事務方には、ある程度の報酬水準の確保という面と、やはり、国が出資をしているということを踏まえた一定の相場観、あるいは関連の、横並びの確保、バランス、そういったことが重要だということを伝えて、具体...全文を見る
○世耕国務大臣 いいのかどうかと言われると、私も申し上げたいことはいろいろあるわけですけれども。  一方で、まず、クローバック条項がないという背景には、今事務方が説明したように、少し一般の投資ファンドとは違う報酬体系になっているわけであります。特に、支払い割当て率というのをぐっ...全文を見る
○世耕国務大臣 ベンチャー企業は、一方で、新たな雇用の創出ですとかイノベーションの創出、そして産業の新陳代謝の促進の担い手として、ある意味、社会の役に立つ、極めて重要な存在だというふうに思っています。そうしたベンチャー企業の創出ですとか成長支援は重要な課題だというふうに思います。...全文を見る
○世耕国務大臣 私は、例えば弁護士の皆さん、弁理士の皆さんとも話していますけれども、こういう制度は非常に自分たちにとってもインセンティブになるというお話を伺っているところであります。こういう税制は必要だと考えています。
○世耕国務大臣 現在の税制適格ストックオプションについては、御指摘のとおり、権利の行使期間、これが制限をされていまして、付与をされてから十年以内の行使ということになっているわけであります。  ベンチャー企業においては、やはり、研究開発に時間がかかる、結果として上場までに十年以上...全文を見る
○世耕国務大臣 現行のストックオプション税制においては、付与したストックオプションが税制適格か税制非適格であるかということについては、株式公開時の情報開示項目にはなっていません。  また、一般論として、付与されたストックオプションが税制適格か否かについては、個人の納税情報に属す...全文を見る
○世耕国務大臣 大臣日程表とは全く別の話だと思いますが、この認定した計画書及び調査結果については、行政文書として十から十五年間の保存対象となります。
○世耕国務大臣 せっかくこれは認定するわけですから、認定企業がちゃんと認定されているということをお取引先とか地域でしっかりと周知をされて、認知をされて、そして、その中小企業の信用力向上あるいは付加価値の向上につながっていくということは極めて重要だと思っています。  地域未来牽引...全文を見る
○世耕国務大臣 最近は、やはり気候変動の影響もあって、豪雨災害とか非常に多くて、そのたびに私、現場に入って、被災した中小企業の現場を見てきているわけですけれども、その場で茫然としている経営者あるいは嘆き悲しんでいる経営者をたくさん見てきて、これを何とか事前に手を打つことができない...全文を見る
○世耕国務大臣 今御指摘の問題というのは実は結構古い問題でして、昔、NTTドコモがiモードというのでいろいろなサービスを始めたときも、そのiモードがプラットフォームになってしまっていて、公正競争条件が確保できていないんじゃないかというような議論も当時あったわけであります。  今...全文を見る
○世耕国務大臣 このいわゆるデジタルプラットフォーマーに対する対応というのは、これは私も非常に重要だというふうに思っています。  残念ながら、日本には代替するプラットフォーマーがなかなか存在しないというのはとても残念ですけれども、いずれにしても、公正取引委員会ともよく連携をしな...全文を見る
○世耕国務大臣 それが優越的地位の濫用に当たるかどうか、私も今初めて伺って、ほかにもよく似たような例も私も幾つか聞いていますけれども、それが優越的地位の濫用に当たるかどうかは、これは公正取引委員会において判断されるものだと思っています。
○世耕国務大臣 まさにそれが、このデジタルの時代におけるプラットフォームを他国の企業に押さえられたということの一つの象徴的なことだと思います。残念ながら、日本でそういうプラットフォーマーがなかなか育たなかったということだというふうに思っています。  独禁法上の扱いとか課税の扱い...全文を見る
○世耕国務大臣 いや、別に、新たなプラットフォームというのは、これはもう自由な競争のもとでつくられるべき話だというふうに思っております。特段邪魔されるようなことはないし、邪魔をするようなことがあれば、それはまた公正取引委員会等で対処をしていく必要があるんだろうというふうに思います...全文を見る
○世耕国務大臣 恐らくこれは、使っている人はどこの国かというのは余り意識していないんだろうと思います。  そういう意味では、やはり日本のゲームメーカーも、魅力あるアプリを開発をしていくということが極めて重要なのではないかというふうに思っています。
○世耕国務大臣 これは商取引に関することでありますので、経産省として何かそれを引き下げる権限はないわけでありますから。ただ、課税の問題とか、あるいは優越的地位の濫用の問題というのは、これは財務省なり公正取引委員会で判断される問題だと思います。
○世耕国務大臣 二国間の貿易関係というのは、このデジタル、ゲームも含めて、これは相互主義的であるというのが当たり前のことだというふうに思っています。  今議員がおっしゃったようなゲームにおいては、必ずしも対称になっていない、相互主義になっていないという面があるというふうに思って...全文を見る
○世耕国務大臣 事業引継ぎ支援センターによるマッチング件数というのは、これは毎年増加はしてきておりまして、二千四百件を超えるマッチングを実現しているところですけれども、今、後継者不在の企業の多さを考えたときに、これに甘んじていてはいけない、このセンターによるマッチング件数を更に増...全文を見る
○世耕国務大臣 災害のリスクというのは各事業者によってまちまちだというふうに思いますし、また、各事業者が持っている手持ち資金の多寡というのも、これもさまざまであるわけでありまして、そういう意味で、この法案に基づく計画認定の要件として例えば損害保険契約などの締結を必須化するようなこ...全文を見る
○世耕国務大臣 そのとおりです。
○世耕国務大臣 御指摘のとおり、小規模事業者は、一般の中小企業と比べても経営資源が脆弱でありまして、自前で計画策定が困難という意見があったというふうに聞いております。  このため、今回の法案でも、申請書類の作成のための手引の整備ですとか申請書類の簡素化などによって、まず、事務手...全文を見る
○世耕国務大臣 商工会、商工会議所というのは、地域において中小企業、小規模事業者、多数入っていて、最もカバー率の高い団体ではあるわけですけれども、それでも全てをカバーしているわけではありません。そういう意味で、中小企業、小規模事業者を支援をしているさまざまな支援機関と連携をして実...全文を見る
○世耕国務大臣 東日本グループ補助金では、これまで累計七百二十八グループ、一万一千五百九十五事業者に対して、国費、県費合わせて五千百六十三億円の支援を行ってきたところであります。  一方で、今御指摘のように、グループ補助金を利用して施設や設備を復旧しても、その後の経済環境や被災...全文を見る
○世耕国務大臣 グループ補助金というのはこれはあくまでも補助金でありますので、他の補助金と同様、補助金の交付目的に適合した取得財産の管理を行う必要があるとする補助金適正化法の趣旨を勘案して、取得財産を処分する場合には、基本的には必要な金額を国庫納付ということになっているわけであり...全文を見る
○世耕国務大臣 補助金の返還額を譲渡価格に基づいてやるというような柔軟な対応をとるなどしてきているところでありますが、引き続き、被災中小企業の復旧復興を支援するために、被災地の実情を十分踏まえながら、しっかりと取り組んでまいりたいと思います。
○世耕国務大臣 サウジアラビアのタンカーの航行が妨害を受けたり、あるいはパイプラインへドローンの攻撃が行われるなど、国際エネルギー市場に影響を及ぼしかねない問題が起きていることはよく認識をしております。こうした状況については、日本のエネルギー供給及び日本企業の経済活動への影響を及...全文を見る
○世耕国務大臣 原発の再稼働に関しては、政府の方針、閣議決定された方針として、あくまでもこれは規制委員会が科学的、技術的に審査をして、新規制基準に適合すると認めた原発にのみ、その判断を尊重して、地元の御理解をいただきながら再稼働を行うというのが一貫した方針であります。この方針に従...全文を見る
○世耕国務大臣 なかなか、遅きに失したとは私からは言えないんですが、これは私も、初当選した直後から、やはり、中小企業を承継する場合の相続税、贈与税のあり方というのはずっと与党の税調でも議論になってきたわけであります。  そういうときに、当然、当時通産省、今の経産省も、この事業承...全文を見る
○世耕国務大臣 法人をやり、個人をやりと来たわけですが、残っているところはやはり第三者によるMアンドA型の事業承継。これもようやく買う側のいろんな支援措置というのは入れさせていただいているんですが、売る側にとってのメリットというか、納得のいく内容というのがまだまだ足りていないとい...全文を見る
○世耕国務大臣 今確定的になかなか申し上げるのは難しいですけれども、これはもう差し迫った課題だというふうに思いますので、来年度税制要望に入れることも含めて、できるだけ早い対応をしていく必要があると思いますし、これは当然、反論としては、まだ第三者による例が全然出ていないじゃないかと...全文を見る
○世耕国務大臣 全くそのとおりだと思っておりますし、特に私は、中小企業に向けた競争政策の中でも、やはり下請取引の適正化、アベノミクスで空前の利益を上げている大企業の利益が公正公平に中小企業にもしっかり回っていく、この取組が何よりも重要だと思っております。     〔西村(明)委...全文を見る
○世耕国務大臣 今御指摘のとおり、来年四月から中小企業、小規模事業者への時間外労働の上限規制への対応について、やはり人手不足や、業務の忙しいとき、割と手がすいているときなどの課題であるとの声が上がっていることは承知をしております。一方で、働き方改革は、一人一人の事情に応じた多様な...全文を見る
○世耕国務大臣 一人の社員が複数業務に対応できるようにする、多能工化といいますが、この取組は、災害への備えにも効果を発揮するとともに、働き方改革にも資する取組だというふうに思っております。  例えば、ある機械を扱うことができるノウハウが特定の従業員に属人的にくっついてしまいます...全文を見る
○世耕国務大臣 ただいま御決議のありました本法律案の附帯決議につきましては、その趣旨を尊重してまいりたいと考えております。     ―――――――――――――
05月16日第198回国会 参議院 経済産業委員会 第8号
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○国務大臣(世耕弘成君) 今お話しいただいたように、これ簡易なアンケート調査をさせていただいたところ、やはりオーナーの満足度が低下している、あるいは人手不足が深刻化している、そういったことが確認をされたわけであります。  このために、これを受けまして、四月五日に、私自身がコンビ...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) ちょっと今正確にやり取りは覚えていませんけど、その四月の各社長さんとの対話の場では、これ会社によっては二十四時間を前提にしていないところもあるんですね。だから、そういう感じでの情報交換というか、うちはこうやっていますというような話はあったというふうに思っ...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 本当に今おっしゃるように、コンビニの役割というのは多岐にわたるようになっているわけでありますし、また、それに円滑に対応されている各店舗もすごいなと思いますね。私もよく麹町のセブンイレブンに粗大ごみのチケットを買いに行くんですけれども、そういうやつでも全く...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) まず、大前提として、二〇五〇年の温室効果ガス削減八割、八割を削減するということに向けた脱炭素化エネルギーシステムの転換というのが、これはかなり野心的な目標でありまして、これを達成するためには、従来の取組の延長ではないイノベーションが必要ということになって...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 今お話のある核融合エネルギーについては、例えば、電源を喪失しても自動的に反応が停止する、あるいは高レベル放射性廃棄物が発生しないといった長所がある技術として研究開発が進められているというふうに認識をしています。  今文科省が答弁したように、こうした核融...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 私、二輪車は非常に疎かったんですけれども、石井先生から何度も質問を受ける中で私も関心を持ちまして、最近いろいろ勉強しております。五十㏄、原付という区切りが、これかなり日本が独自の仕切りになっていて、世界は百二十五㏄までは自動車の運転免許で普通に運転できる...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 政府による政策支援や市場介入には、やはり市場の健全な発展を阻害することがないよう、限りある政策資源を踏まえて支援の必要性ですとか支援の対象ということを慎重に精査することが必要だというふうに思っています。  中国で一気に電動バイクが普及したのは、やっぱり...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 現在、世界で五千九百万台自動二輪があるわけですけれども、日本の二輪車のブランドがその中で約半分、五割を占めているということであります。ベトナムではバイクのことをホンダと呼んでいるわけでありまして、これはもう日本の一つの象徴的な重要な産業だというふうに思っ...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 外国人材の受入れについては、昨年七月に経産省として産業界向けの説明会を開催をいたしました。そうしたところ、鋳造、鍛造、金属プレス、産業機械、自動車組立て、電気電子機器、化学、鉄鋼、金属といった幅広い業種の関係団体の皆さんに御参加をいただきました。こうした...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) まず、人手不足状況の変化の把握方法やその変化を踏まえて講じる措置については、これは、二〇一八年十二月に関係省庁間で合意をいたしました分野別運用要領に定められているところであります。それによれば、人手不足の状況の変化については、まず、法務省から提供される特...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) この業務の考え方については、分野別運営要領やガイドラインで定められているところでありますが、それによると、特定技能一号外国人は、分野別運用方針で業務を行うことが認められた溶接や機械加工などの業務区分のみの業務に従事することになりますけれども、例えば、同じ...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 今我々としては、コンビニ各社が本部とオーナーの共存共栄に向けて、各加盟店が置かれた実情を踏まえて柔軟に営業時間を見直すことなどを内容とする行動計画を策定してもらって、我々は今それを精査をしているという段階であります。  コンビニ各社においては、これは計...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) これは、今回、二〇一八年に行った結果と、また二〇一四年の結果、これが比べられるわけでありますけれども、今おっしゃっている年間売上げ一億五千万未満、すなわち日販が四十一万円以下になるオーナーの比率が二〇一四年二九・六%から二〇一八年三六・四%に増えていると...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) これは、基本的には、コンビニ本部がオーナーさんをもう潰してしまったら彼らのビジネスとしても元も子もないわけでありますから、オーナーとのコミュニケーションを濃密に取って、今行動計画でもそういうことが各社盛り込んでいるわけでありますから、その対応をしっかりや...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) いろんな民間の試算もあるわけでありますが、我々としては合理的に算定をして十・七円ということになっているわけであります。  二〇一五年のこのコスト検証では、資本費、運転維持費に加えて、賠償や除染、中間貯蔵といった事故リスク対応費用、そして追加安全対策費用...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) これは、政党への政治献金については、政治資金規正法に基づいて個別企業等の判断で行われるものでありまして、経産大臣としてこの場でコメントすることは控えさせていただきたいと思います。
05月17日第198回国会 衆議院 経済産業委員会 第12号
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○世耕国務大臣 日本の電力政策という結果で、安定した周波数の電気を生み出して、品質の高いものづくりにつながっている、そういう意味では、私は、日本のエネルギー政策というのはここまでは一定程度成功してきているというふうに思っております。  今後も、閣議決定をしているエネルギー基本政...全文を見る
○世耕国務大臣 やはり、これは私も含めて、福島第一原発事故の前は、関係者がいわゆる安全神話に陥って、十分な過酷事故への対応ができず、そしてそのことがあのような悲惨な事故、事態を防ぐことができなかったということになったんだというふうに思っています。我々は、この事故への深い反省をひと...全文を見る
○世耕国務大臣 元総理に申しわけないんですけれども、これは、エネルギー政策というのは今、閣議決定が行われております。私は閣僚として、それに従ってエネルギー政策を執行していく、そういう立場にあるわけであります。  当然、このリスクのことについては、最大限、ともかくやれることは全て...全文を見る
○世耕国務大臣 まず、安倍総理や私が世界最高水準のと申し上げているのは、これは決して我々が勝手に言っているわけではなくて、田中俊一当時規制委員会委員長が国会等の答弁で申された、その言葉を引かせていただいているという点は御理解いただきたいと思います。  今、テロ対策についてであり...全文を見る
○世耕国務大臣 これは、原子力の安全規制に関してはひとえに規制委員会が判断されることでありますから、規制委員会が、その期限が来た段階で、工事ができていない、よって稼働をとめるべきだと判断されれば、それは当然、その規制委員会の判断に従うということになるわけであります。官房長官が申し...全文を見る
○世耕国務大臣 二〇三〇年という、十年以上後の議論になってくるわけであります。  私が安全をクリアできるかどうかということを立場として申し上げるわけにはいかないんですが、我々としては、その安全がもしクリアできれば、今の既存の原発の再稼働でその数字は達成できるというふうに考えてい...全文を見る
○世耕国務大臣 原子力発電所へのミサイル攻撃に対しては、海上自衛隊のSM3搭載のイージス艦による上層での迎撃と航空自衛隊のPAC3ミサイルによる下層での迎撃を組み合わせて、多層防衛により対処することになっています。  また、武力攻撃事態などに該当すれば、事態の状況に応じて、国民...全文を見る
○世耕国務大臣 その点については、これはあくまでも規制委員会の御判断だというふうに思います。  これを我々は判断できないわけであります。そういうことを我々が判断するのはよくないということで、独立した規制委員会が判断するようになっているわけであります。  余り防衛政策に私が申し...全文を見る
○世耕国務大臣 まず、ちょっと段階で御理解いただきたいと思うんですが、ミサイル攻撃に対しては、上層での迎撃と下層での迎撃で対処することになっているわけであります。  その上で、武力攻撃事態などに該当すれば、これは当然、政府が判断するわけですね。武力攻撃事態などに該当すれば、事態...全文を見る
○世耕国務大臣 今と同じ答えになりますので、もうここでとめておきたいと思います。
○世耕国務大臣 福島第一原発事故の経緯ですとか原因については、当時行政の最高責任者であった菅議員が最もよくわかっておられるんだろう。また、各種事故調でもいろいろな分析が行われてきているところであります。  今御指摘の、いわゆる掘り込んだというところ、この点については、福島第一原...全文を見る
○世耕国務大臣 いわゆる原発ゼロについては、これはもうエネルギー基本計画をつくる段階でも我々政府として議論は尽くしているわけでありますが、資源に乏しい日本においては、安全確保を大前提とした上で、安定的かつ安価な電気の供給、そして気候変動問題への対応、そしてエネルギーの海外依存度へ...全文を見る
○世耕国務大臣 我々も、再生可能エネルギーを主力電源としていく、今、二〇三〇年で二四から二二%導入をしていくという目標を掲げているわけでありますが、それを何も上限のキャップとするわけではなくて、少しでも広げていきたいというふうに思っています。  ただ、化石燃料までやめてできるか...全文を見る
○世耕国務大臣 今、一万倍という数字を、私もオーソライズはちょっととても、数字は持っていないのでできないんですけれども、やはり取り逃がしているエネルギーというのは本当に多いんだろうというふうに思います。そういったものをできる限り活用するような技術開発も含めて、特に二〇五〇年には我...全文を見る
○世耕国務大臣 発送電分離は答えなくてよろしいですか。今のところだけ。(菅(直)委員「はい」と呼ぶ)  当然、この賠償をどうやって手当てをするかという議論は、これはまさに菅総理時代から議論を始めてきているわけであります。  そういった中で、政府が安全神話に陥っていて、過去です...全文を見る
○世耕国務大臣 これは、まさに二〇一六年、一七年ですかね、国会で私も何度も答弁をさせていただいたわけですけれども、託送料金については、電気事業法上、送配電網の維持管理に係る費用などに加えて、ユニバーサルサービス料金など、全ての消費者が広く公平に負担すべき費用を含めることができる制...全文を見る
○世耕国務大臣 昭和から平成のときに比べて今回は一カ月という時間があったわけですが、一方で、当時と比べて、ITシステムが社会に浸透している度合いというのは比べようもないわけであります。そういう意味で、何かあったら国民生活に多大な影響があったわけですけれども、現時点でトラブルという...全文を見る
○世耕国務大臣 御指摘にあるような、インフラの継続性、サステーナビリティー、そして地域との共生、こういった視点は、エネルギー政策を進めていく上で極めて重要だというふうに思っています。  特に、昨年七月の西日本豪雨、そして九月の北海道胆振東部地震といった災害は、まさにインフラが強...全文を見る
○世耕国務大臣 再生可能エネルギーについては、二〇一二年以降、長期固定価格での買取りということで投資回収の予見可能性を担保する、これがまさにFIT制度でありますが、そのことによって導入拡大を進めてきたわけであります。結果、再エネ比率は一〇%から一六%まで上昇しました。太陽光発電設...全文を見る
○世耕国務大臣 いずれにせよ、まだ期限には少し時間があるわけであります。ですので、各社はその期限に間に合うよう最大限の努力をしているところだというふうに思いますので、仮定の御質問へのお答えは控えたいと思います。  その上で、一般論として申し上げますと、原子力発電が停止した場合の...全文を見る
○世耕国務大臣 この特重の建設工事については、テロ対策施設という性質上、これは厳格な保秘を保ちながら、原子力規制委員会による許認可や指導監督のもとで進められているわけであります。  経産省は、この工事の具体的な内容ですとか事業者による工事期間の評価について、これは詳細を承知する...全文を見る
○世耕国務大臣 私も公開されている範囲で電力事業者と規制委員会のやりとりというのは見させていただいているわけでありますが、その性質上、事業者の見解ですとかそれに対する規制委員会のお考えについて経産大臣の立場からコメントは控えますけれども、一般論として申し上げれば、原子力事業者は、...全文を見る
○世耕国務大臣 規制を軽んずることは、原子力事業者には許されていないわけであります。当然守らなければいけない。ですから、更田委員長が期限の延長を認めないと判断されたら、それはそのとおりにするしかないわけであります。そして、そのことをしっかり立地自治体に説明をしていく必要があるので...全文を見る
○世耕国務大臣 それはもう原発の安全、セキュリティーに関することですから、私からはコメントはできません。
○世耕国務大臣 日本の再エネコストについては、現時点ではいまだ海外に比べて約二倍、高い水準にあるという認識であります。  この要因としては、例えば太陽光については、市場における競争が不足をして、太陽光パネルや機器のコスト高を招いているということ、また、土地造成を必要とする場所が...全文を見る
○世耕国務大臣 太陽光や風力といった再生可能エネルギーは、天候や日照条件といった自然環境によって発電量が変動するという特性があるわけであります。そのため、地域内での発電量が需要量を上回るような場合には、電力の安定供給維持のため、発電量を制限する必要があるわけであります。  スペ...全文を見る
○世耕国務大臣 ですから、我々は、エネルギー基本計画で、再エネを主力電源化するということを申し上げているわけであります。しかし、一方で、再エネは変動いたしますから、そのバックアップの電源を考えていかなければいけない。そのときに、それを全部火力に頼ってしまったのでは、CO2の排出量...全文を見る
○世耕国務大臣 原子力発電所については、高い独立性を有する原子力規制委員会によって、科学的、技術的に審査をして、世界で最も厳しいレベルの新規制基準に適合すると認められた場合、その判断を尊重し、地元の理解をいただきながら再稼働を進めるというのが政府の一貫した方針であります。  地...全文を見る
○世耕国務大臣 再稼働を認めるか認めないか、これはもう規制委員会の御判断ということになります。
○世耕国務大臣 きっちりパブコメをとって、議論も非公開とは言われていますけれども、議論の結果もしっかりお示しをしているわけでありますから、きちっと開かれた議論になっていると私は思っております。
○世耕国務大臣 政府の長期戦略案というのは、あくまでも政府の戦略であります。有識者の懇談会からいただいた御提言や、昨年七月に閣議決定されたばかりのエネルギー基本計画なども踏まえて検討を行ったものであります。  御存じのように、エネルギー基本計画においては、徹底した省エネ、再エネ...全文を見る
○世耕国務大臣 あくまでも懇談会でいただいた提言やエネルギー基本計画などを踏まえて、政府として決定したものであります。何か特別な業界のことを配慮して決めたというようなことは全くありません。
○世耕国務大臣 公開できるものは公開しているというふうに思います。
○世耕国務大臣 西山局長との対論の前座としてお答えさせていただきたいと思いますが、本当に、もう今、放送と通信の融合は物すごく進んでいます。うちの高校生の息子でも、もうテレビを見ないですね。もうユーチューブでいろんな自分の好きな動画を好きなタイミングで見ているという状況になってきて...全文を見る
○世耕国務大臣 二〇一三年の日本再興戦略で、KPIの一つとして、開業率が廃業率を上回る状態にして、開廃業率が米英レベル、一〇%になることを目指すと掲げています。今もこの方針には変わりはありません。  残念ながら、まだ達成はできていないわけでありますけれども、例えばフランスなどは...全文を見る
○世耕国務大臣 いろいろなファクターがあると思っていますが、開業率が低いのは、やはりベンチャーに対する、そもそも起業家マインドを持っている人がなかなか少ないということと、また、起業家に対して投資をするようなベンチャーキャピタルのまだまだ層が薄いというようなことがあるんだろうという...全文を見る
○世耕国務大臣 やはり国民性が大きいんだろうと思います。何となく日本は、やはりいい大学を出て、いい会社にサラリーマンとして勤めてというところが何か人生の成功者というイメージで、一から小さな企業を立ち上げてそれを大きくしていくという人は余り評価されないという、それがまた、親とかおじ...全文を見る
○世耕国務大臣 御指摘のように、起業家教育を進めるに当たっては、学校の先生というよりは、やはり起業家や民間企業の経験を活用して、起業するということが身近に感じられるような機会を提供していくことが重要だろうと思っています。  経産省では、昨年七月、改正産業競争力強化法を施行しまし...全文を見る
05月17日第198回国会 参議院 本会議 第18号
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○国務大臣(世耕弘成君) ただいま議題となりました中小企業の事業活動の継続に資するための中小企業等経営強化法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  中小企業・小規模事業者は、地域に根差した事業活動を行い、多くの雇用機会を提供するなど、地域経済にお...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 真山議員の御質問にお答えいたします。  中小企業のBCP策定率に関する目標や、BCP策定率を高めるための施策についてお尋ねがありました。  事前防災・減災対策の内容は、企業規模や産業の属性によって様々であり、また、直面する災害リスクも様々であることか...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 浜口議員にお答えいたします。  事業継続計画の必要性、業界ごとの策定率の違いへの見解、策定率の目標設定についてお尋ねがありました。  企業が備えるべきリスクは多種多様ですが、特に中小企業に影響を及ぼす自然災害が近年頻発しており、BCPの策定を含めた事...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 石井議員にお答えいたします。  これまでの事前防災・減災対策への支援、対策を講ずる上での障害についてお尋ねがありました。  経産省では、これまでも、BCP策定指針の整備による策定の推進、策定した中小企業に対する低利融資など、中小企業の防災・減災対策を...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 岩渕議員にお答えいたします。  所得格差や貧困と消費税率引上げ後の消費や景気との関係についてお尋ねがありました。  ジニ係数の動向を見ると、税や社会保障による再配分後の世帯ごとの所得格差は、平成十一年以来おおむね横ばいで推移しています。相対的貧困率の...全文を見る
05月20日第198回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第3号
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○世耕国務大臣 今、行政が直面するテーマというのは極めて複雑化していますし、足も速くなっている。そういう中で、政策立案にやはり最先端の知見のある民間の方の経験を取り込むことというのは極めて重要になっているわけであります。  そういう意味で、さまざまな形で民間からの職員の受入れを...全文を見る
05月21日第198回国会 参議院 経済産業委員会 第9号
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○国務大臣(世耕弘成君) 中小企業の事業活動の継続に資するための中小企業等経営強化法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  中小企業・小規模事業者は、地域に根差した事業活動を行い、多くの雇用機会を提供するなど、地域経済において重要な役...全文を見る
05月28日第198回国会 参議院 経済産業委員会 第11号
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○国務大臣(世耕弘成君) 私は、これまで、大規模な災害で被害が出ますと、必ず現地に入って被災中小・小規模事業者の実情を視察をしてまいりました。そういう中で、本当に虎の子の機械が水につかってしまって、その機械が動かないとその企業はもう売上げが立たない、今月の給料の支払どうしたらいい...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 今おっしゃるように、トランプ大統領は、ツイッターとかあるいは会見での発言とか、いろいろ発信をされるわけであります。もちろん英語で発信をされるんですね。  今日の報道ぶりを見ていると、エレクションズという、この選挙が複数形になっているというところは、何か...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) この中間取りまとめの中では、中小企業による事業継続計画の策定が進んでいない要因としては三つほど指摘をされております。まず一つは、何から始めればいいのか分からない。二つ目は、複雑で取り組むに当たってのハードルが高い。そして三つ目は、人手不足の中でそこまで手...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) まさにこの法律は、この今三つの課題に対応するものになっていると我々は考えています。  例えば、何から始めれば、分からないといったところは、事業継続力強化計画の認定制度を創設。これ、ただ単に認定制度を創設するだけではなくて、例えばこういう計画がありますよ...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) これ、目標値というのは、中小企業・小規模事業者が直面する災害リスク等は、企業の規模ですとか業種ですとか、あるいは地域によっても様々だということで、これ政府として何か一概に定めるということは考えていません。  いずれにせよ、中小企業・小規模事業者がそれぞ...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 私も、これ経産大臣になってから、やはり毎年起こるんですね、自然災害で。そのたびに、中小企業の経営者が途方に暮れておられるわけであります。  一方で、今ある法律は、どちらかというと、災害救助法とか激甚災害法、これ、どうしても国土保全とか人命救助にフォーカ...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) まずは、これ初めての法案ということになりますので、まず、私も本当に旗振りをしっかりやりたいと思っているんです。  この間の週末、広島で開きました地域未来牽引企業サミットでも、あえて広島で被災をされた大手サプライチェーンの下請をやっておられる二社の方に登...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) この事業継続力強化計画作成指針というのは、今回の法律に基づいて、中小企業が災害に直面したときに事業継続を可能とする計画を策定するに当たって参考となるような形で防災・減災対策の取組などを示すものであります。  我々も大分、余りうれしい話ではないですけれど...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) まさに中小企業がこれから防災・減災対策を進めていく上での考え方、もう委員のおっしゃるとおりだというふうに思います。  まず一つは、取組について決定権を持つ経営者とそして現場で実際に対応する従業員、これ両方がやはりこの防災・減災対策の必要性を認識していな...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) やはり発注元の大企業にとっても、下請中小企業が被災をすると、やはりサプライチェーンが寸断をされて、自身の生産にも甚大な影響が出てくるということになっているわけでありまして、やはり発注元の大企業が取引先中小企業の災害への備えを自らのこととして進めていくとい...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 事前の防災対策というのは非常に重要なんですが、一方で、その親事業者の働きかけがいわゆる下請中小企業にとって過度な負担になったりあるいは一方的な押し付けになるようなことがあってはいけない。対策を打つのなら、お互い役割なりコストを分担し合いながらやらなければ...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 思いは一緒なんですけれども、私ももっとぼんと行きたいなという思いはあったわけですけど、やっぱりこれ、ちょっといろいろ、税制上の措置となるといろいろと相談をしなければいけないところもあります。しかも、今回、二〇%の特別償却というのは、防災・減災設備に対する...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) この小規模企業振興基本法というのは、これはもう小規模事業者にとっては待望の法律であったわけであります。そして、ここで付された附帯決議のことも踏まえて、我々は、予算ですとかいろんな措置の拡充をずっと不断に続けてきたわけであります。  具体的に申し上げます...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 御指摘のように、例えば経営者の高齢化問題、人手不足の深刻化問題、ITの進展といった中小企業が抱える経営課題が非常に多岐にわたっている中で、商工会と商工会議所の経営指導員による経営指導の内容も多様化してきているわけで、そこへ今度防災というものも入ってくるわ...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 地域の経済と雇用を支える小規模事業者の減災・防災に向けた取組は大変重要である一方で、特に小規模事業者は知見やノウハウが不足しているという実態があります。  今回の改正では、自ら防災・減災対策の計画を策定することが困難な小規模事業者を支援するため、商工会...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) この事業承継を行った後の事業者の新たな挑戦を支援する、これ非常に重要な取組だと思っていまして、平成二十九年度から事業承継補助金というのを設けまして、事業承継後に行う設備投資や販路開拓などに対して最大三分の二の補助率で支援を行わせていただいております。昨年...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 今回の法案では、親事業者を始めとするまず御指摘の関係者という枠組みになるんですけれども、この関係者に期待される取組を基本方針に位置付けて協力を促すという形になっています。そして、事業継続力強化計画には、親事業者による協力もその計画内容として記載できるよう...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 中小企業・小規模事業者は全国に約三百五十八万者存在しまして、雇用の七割を支えている日本経済の屋台骨でありまして、極めて重要な経済主体だというふうに思っています。  こうした中、この事業承継問題というのを放置した場合に、二〇二五年までの累計で約六百五十万...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 今御指摘の所得税法第五十六条というのは、個人事業主が親族に給与等を分散して支払うことによって、本来は自分の所得なものを親族間で分割をして、いわゆる累進税率の適用を、高い累進税率の適用を免れることで税負担を軽減するといった租税回避行為を防ぐために、所得税の...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 社会保険料の支払については、中小・小規模事業者から、これ赤字でも払わなければ、ここが税と違うところですが、赤字でも支払い続けなければならないので、雇用を守る上でも重荷であるなど、負担感についての声はいただいているところであります。中小企業・小規模事業者が...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) いずれにしても、これは我々も実態は当然把握をしているわけであります。中小・小規模事業者の方が当然売上げがそもそも小さいわけでありますから、売上総利益に占める社会保険料負担というのは大企業に比べて重くなるわけであります。また、日本商工会議所や中小企業団体中...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 中小企業・小規模事業者の振興に向けては、国だけではなくて地方公共団体において、それぞれの地域の実情や課題に沿った施策が実行されることが望ましいと考えています。  今回の法改正でも、地域の小規模事業者の支援計画を定めていく経営発達支援計画について、商工会...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 昨年の西日本豪雨の際にも大規模な浸水被害に遭った例えば倉敷市真備町地区においては、地元の商工会青年部を中心に様々な組織が連携をして、例えば、自前の重機も活用しながら瓦れきの撤去や汚れた資機材の搬出を行うなど、復旧復興に当たって地元の中小企業の役割は非常に...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) グループ補助金は、これまでも東日本大震災、熊本地震、そして平成三十年七月豪雨において措置をしてきておりまして、各地域の商工会、商工会議所等の支援機関や市町村の御協力もいただきながら、二者以上のグループに対して被害の実情に応じて柔軟に支援を行ってきたという...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) グループ補助金も適用の考え方というのがありまして、施設設備の損壊等の物理的な被害が広範囲で甚大であること、そしてサプライチェーンが毀損するなどによって我が国経済が停滞する事態が生じていることということが前提に特別に措置をしているという補助金でありまして、...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 当然、事前の方策というか、もうこういった押し付けが起こることがあってはならないということで、昨年十二月には下請中小企業振興法の振興基準を改正して、下請事業者に取引上一方的な負担を押し付けることがないように留意することや、天災等が発生した場合、できる限り下...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) 今後、例えば、補正予算を活用して専門家派遣による計画策定支援を行うとともに、経営資源が脆弱で支援が必要な小規模事業者に対しては、商工会、商工会議所と市町村が連携をして支援体制を強化するなど、なかなかBCPを整備する余力がない中小企業にも配慮した多面的な支...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) ただいま御決議のありました本法律案の附帯決議につきましては、その趣旨を尊重してまいりたいと考えております。
06月03日第198回国会 参議院 決算委員会 第9号
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○国務大臣(世耕弘成君) 経産省の職員が、五月二十四日、覚せい剤取締法違反、輸入と使用によって起訴をされたということは誠に遺憾でありまして、おわびを申し上げたいと思っています。  この職員については、五月三十一日付けで懲戒免職処分といたしました。あわせて、今回、経産省の職員がこ...全文を見る
06月10日第198回国会 参議院 決算委員会 第10号
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○国務大臣(世耕弘成君) 確かに、中国は、中国製造二〇二五という戦略の中で、半導体産業もしっかり重点的に育てるという戦略を示しているわけであります。  今御指摘のように、一番原料になるケイ石とかあるいはシリコンの、金属シリコンですね、そのものは、もう今、中国がほとんどシェア、日...全文を見る
○国務大臣(世耕弘成君) ただいまの競馬等の高額な払戻金に係る所得に対する課税について及び官民ファンドの運用の在り方についての審査措置要求決議につきましては、御趣旨を踏まえ、適切に対処してまいります。
06月12日第198回国会 衆議院 経済産業委員会 第16号
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○世耕国務大臣 今御指摘のように、人口減少が進んでいる地方のサービス業、飲食業も旅館業もそうですけれども、人手不足は深刻な課題になっている、これは私も重々認識をしています。やはりそこでは生産性を高める改革というのをやっていかざるを得ないのかな。  先進的な旅行業ですと、例えば、...全文を見る
○世耕国務大臣 今公表されているコンビニ各社の行動計画というのは今まで毎年出ているものと余りかわりばえしないじゃないかという御指摘ですけれども、一方で、例えば時短営業の実験の実施なんというのは、これは今まで言われたこともなかったわけであります。あるいは、複数店舗を経営するオーナー...全文を見る
○世耕国務大臣 熟練技能者の技能承継というものは、やはりものづくり現場の大きな課題だというふうに思っています。  二〇一九年版ものづくり白書を公表させていただいておりますけれども、国内製造業の九割以上が人材確保に課題があると認識をしています。そのうち五割以上が技能人材の確保が特...全文を見る
○世耕国務大臣 今委員御指摘の、二〇一七年に実施したデジタル人材の業務上の必要性に関する調査では、国内製造業の約六割がデジタル人材が業務上必要だと回答しているんですが、不要と回答された四割弱の企業の約半分から費用対効果が見込めないとか、また二割強の企業から自社の業務に付加価値をも...全文を見る
○世耕国務大臣 これはやはり、補助事業ということでありますので、財政法上の縛り、財政法というのはあくまでも予算単年度主義の原則に立っていますので、翌年の三月末までに終了させるということになっているわけであります。  ただ一方で、第四次産業革命のもとで技術や生産プロセスが大変複雑...全文を見る
○世耕国務大臣 ともかく、ここも技術の世界、技術を承継していくという世界であろうというふうに思います。こういったところの人材確保にもしっかり努めていきたいと思いますし、自動車整備も大分IT化、自動化が進んできている面もありますから、そういったところもしっかり後押しをしていく必要が...全文を見る
○世耕国務大臣 電気設備の保安の監督を行う電気主任技術者というのは、電気保安のかなめの存在だと思っています。  御指摘のように、主に小規模設備の保安を担う第三種電気主任技術者については、二〇四五年には、想定の需要一万八千人に対して四千人程度不足するということが見込まれています。...全文を見る
○世耕国務大臣 電気工事士は、特に離職率が他産業に比べて高いと言われています。背景としては、建設現場で立場が弱いとか、過酷な職場環境ですとか、不規則な労働時間などがあります。  業界の働き方改革について、各事業者に任せるのではなく、業界を挙げてルール構築ですとかマニュアルの整備...全文を見る
○世耕国務大臣 私自身の野球の経験は、小学校のときにちょっと野球を友達とやるという程度、中学に入ってからはもうほとんど柔道一筋でしたので、余りやった経験はありません。  観戦という意味では、私はアメリカに留学していたときに、ボストンで、レッドソックスのフェンウェイ球場のすぐそば...全文を見る
○世耕国務大臣 おっしゃっていること、傾聴に値しますし、常識に照らして当たり前のことだと思います。  官民の役割ということはありますけれども、経産省としてやるべきことは迅速にやっていきたいと思います。
○世耕国務大臣 私も、なかなか帰れないんですけれども、たまに地元へ帰ったときは車座集会とかをやりまして、その中で、今斉木委員がおっしゃったのと同じことをおっしゃった人がいました。このキャッシュレスによるポイント還元という政策は、ある意味、地方切捨てじゃないか、あるいは高齢者にとっ...全文を見る
○世耕国務大臣 やはり、電子マネーですとかクレジットカードなど、キャッシュレスの対応比率で都会と地方で差があるというのは、これは現実だろうというふうに思います。ですからこそ、我々は、今回、こういったキャッシュレスの導入支援を中小・小規模店舗に対して行うわけであります。  今の差...全文を見る
○世耕国務大臣 ユーザーも今もうどんどん変わっていると思いますね。確かに福井県は、JRが自動改札化が遅かったから、交通系IC、電子マネーが余り普及していない。というのも、電子マネーはおもしろくて、東京一・八%、福井県〇・六%なんですけれども、全国平均は二・二%。東京は全国平均より...全文を見る
○世耕国務大臣 何か、斉木委員は、交通系ICカードだけが電子マネーのようなお話をなさるわけですが、今御自身がおっしゃったように、WAONも七千万枚、nanacoも六千数百万枚、Edyに至っては一億枚を超えているわけですよね。  今、みずからおっしゃいましたけれども、Suicaを...全文を見る
○世耕国務大臣 そもそも、地方の高齢者がスマホを持っていないというのが先入観だと思いますね。  私、地方部でいろいろ集会とかやって、みんな写真を撮ってくれと来ますけれども、九五%ぐらいはスマホですよ、すごく高齢な方であっても。私の母親も、もう八十近いですけれども、スマホでアプリ...全文を見る
○世耕国務大臣 電子マネーは、先ほど申し上げた、これは正確な数字ですから、東京は一・八、全国平均二・二です。東京よりたくさん使っているというところがある。どこかはちょっと、私も今手元にデータはありませんが、全国平均二・二、同じ平成二十六年商業統計確報であります。ということなんです...全文を見る
○世耕国務大臣 斉木さんの国政報告会にどういう方が集まっているかはよくわからないんですけれども、恐らく、スーパーの電子マネーカードを持っていますかと聞いたらたくさん手が挙がったと思いますよ。  あと、斉木さんはもうともかくSuicaが大好きだということはよくわかりましたけれども...全文を見る
○世耕国務大臣 まず、電子マネーの枚数をもう一回。Suicaで七千万、ほかの交通系を足したら一億を超えてくるじゃないかとおっしゃっているんですが、じゃ、スーパーの電子マネーカード、WAON一社で七千四百万枚ですよ、nanacoを足したら一億四千万枚ですよ。さらに、全部の大手スーパ...全文を見る
○世耕国務大臣 私も新聞記事を読むしかないわけでありますけれども、身の丈に合った経営にすべく減資ということでありますから、この記事を読む限りは、ポイント還元目当ての減資ではないんではないでしょうか。
○世耕国務大臣 それはそれぞれの会社の事情を調べてみないとわからないと思いますね。少なくとも、今おっしゃっている北海道の会社については、身の丈の合った経営。  減資が必ずしも私はマイナス要因だとは思いませんよ。やはりきちっと会社をダイエットして、いろいろな、当然、資本金が多いと...全文を見る
○世耕国務大臣 原子力規制委員会やあるいは関西電力等の事業者による技術的な見解そのものの適切性、そして規制委員会が進めようとしている手続のあり方について、これは私の立場からコメントは控えさせていただきたいと思います。  いずれにしても、事業者には、規制委員会の御指導のもと、安全...全文を見る
○世耕国務大臣 最低賃金の制度については、厚生労働省の所管ではありますけれども、最低賃金法第九条を踏まえて、地域における労働者の生計費及び賃金並びに通常の事業の賃金支払い能力を考慮して定めなければならないとされているわけでありまして、その規定の趣旨を踏まえて、厚労省において最低賃...全文を見る
○世耕国務大臣 最低賃金については、最低賃金法に基づいて、地域における労働者の生計費等を考慮した上で地域ごとに定めることとされているわけであります。具体的には、各地域の実態等を踏まえて、二〇一八年においては、今御指摘のとおり、最高額は東京都の九百八十五円、最低額は鹿児島県の七百六...全文を見る
○世耕国務大臣 三%程度、大企業よりも中小企業の方が賃上げが行われている、より高い率で賃上げが行われているというのが実態だというふうに思っています。
○世耕国務大臣 ちょっとお答えする前に、さっき中小企業全体の賃上げが三%というようなことを申し上げました。これは約二%です。最賃が中小企業で三%ということで、訂正させていただきたいと思います。  中小企業は、最低賃金をしっかり引き上げていくことは極めて重要だというふうに思ってい...全文を見る
○世耕国務大臣 社会保険料の支払いについては、中小企業、小規模事業者の各商工会議所ですとか商工会連合会等の団体からも、赤字でも支払い続けなければならず、雇用を守る上で重荷であると、負担感についての声もいただいています。  経産省としては、最低賃金の引上げいかんにかかわらず、中小...全文を見る
06月19日第198回国会 衆議院 経済産業委員会 第17号
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○世耕国務大臣 これは私の経産大臣としての所掌は離れますので、ちょっとお答えは控えさせていただきたいというふうに、これは金融庁マターだというふうに思っております。
○世耕国務大臣 この避難計画は、原子力防災の枠組みでいろいろとスキームが決まっているわけであります。その中に、当然、規制委員会の関与というのはあるんだろうというふうに思っております。
○世耕国務大臣 規制委員会、避難計画策定に関しては、政府としては、自治体の避難計画の策定を支援をするということ、そして、原子力災害対策指針などに沿った具体的で合理的なものであるということを自治体とともに確認をするということ。そして、ここが今私が申し上げているポイントなんですが、原...全文を見る
○世耕国務大臣 ですから、逆に、私は、原子力規制委員会が何も原子力防災に関係がないというふうに申し上げているわけでは、ではないですよ、関与はしていますよということを申し上げたわけであります。  原子力防災会議というのは、議長は総理大臣でありますから、基本的に、政府の責任において...全文を見る
○世耕国務大臣 避難計画の妥当性については、政府と自治体がともに判断するということになるんだろうと思います。
○世耕国務大臣 指針という形で全体は見ておられますけれども、個々の避難計画に関して原子力規制委員会が何かお墨つきを与えるとか、ゴーサインを出すとか、判断をするということはないと思います。
○世耕国務大臣 これは、原発に限らず、いかなるプラントであっても、あるいは自動車、飛行機その他、我々がふだん使っているものであっても、一〇〇%の安全やゼロリスクということはないわけであります。  むしろ、これは過去の我々の教訓として、絶対的に安全という考え方が安全神話につながっ...全文を見る
○世耕国務大臣 これは、避難計画というものがあるわけであります。当然、我々が、まず再稼働に当たっては、そのプラントの安全性について規制委員会から了解をとるわけであります。その上で、当然、避難計画というものも、これは何か法的、制度的にリンクをしているわけではありませんけれども、もう...全文を見る
○世耕国務大臣 もう一度、まとめて申し上げますけれども、原発については、いかなる事情よりも安全性を最優先するというのが政府の方針であります。  今度は避難計画ですけれども、これは、原発の再稼働する、しないと関係ないんですね。いずれにしても、地域住民の安全、安心の観点から早期に策...全文を見る
○世耕国務大臣 ちょっと非常にばくっとした言い方になりますけれども、我々は、やはり地元の御理解もいただきながらというのも再稼働に当たっての一つの考え方としているわけであります。その御理解をいただくに当たって、やはり避難計画がまだできていないということであれば、これは実態として再稼...全文を見る
○世耕国務大臣 我々は、再稼働していようがしていまいが、避難計画というものは非常に重要だというふうに思っておりますので、基本的には避難計画はしっかりつくっていくというのが我々の方針であるし、つくれないということは想定はしておりません。
○世耕国務大臣 やはりこれは、再稼働する、しないとは避難計画は我々は関係ないと思っています。先ほどいみじくもおっしゃったように、使用済み燃料がプールに存在する限りは、やはり住民の安心、安全の観点から、この避難計画というのは早期に策定することが重要だというふうに思っています。  ...全文を見る
○世耕国務大臣 いずれにしろ、安全という観点では、再稼働しない場合でも、使用済み燃料がプールの中にある以上は早期に策定することが重要だと思っています。
○世耕国務大臣 お答えしているつもりなんですが、再稼働しようがしまいが、地域住民の安全、安心の観点から、避難計画というのは早期の策定が重要だと思っています。
○世耕国務大臣 それは、安心していただくためには、十分な避難計画があるということは当然安心の大きなポイントになるわけですから、立地している地域においては、できるだけ早くそういった計画があった方がいいんだろうというふうに思っています。
○世耕国務大臣 そこはちょっと私ものりを越えてくるところがあるわけです、経産大臣としての。  いずれにしても、地域住民の安心、安全の観点から、避難計画の早期策定は重要だというふうに思っていますし、しっかりとした避難計画がない中で、原発の再稼働が実態として進むことはないだろうと思...全文を見る
○世耕国務大臣 これは、私が安全とかそういうことをお墨つきをする立場にないわけであります。これは原子力防災の議論ということになるわけであります。  それを前提にして申し上げると、たとえ、じゃ、避難計画ができたとしても、この避難計画でそれで完璧というわけではないわけです。常に状況...全文を見る
○世耕国務大臣 当然、避難計画は、地域住民の安全、安心の観点から、早期に策定することが重要でありますので、政府としても、自治体をしっかりとサポートをして、自治体とある意味一体となって積極的に避難計画の具体化、充実化に取り組んでいきたいというふうに思いますし、各地域の計画の内容が、...全文を見る
○世耕国務大臣 FIT制度というのは、長期固定価格での買取りによって投資回収の予見可能性を担保することで再エネの導入拡大を進める、そういう趣旨だと思っています。
○世耕国務大臣 それはコスト試算に基づくものでありまして、二〇一五年に外部有識者のもとで、原子力、そして再エネともに同じ土俵で、資本費、運転維持費、政策経費、社会的費用など全ての費用を含めて、建設から廃炉までのライフサイクルで計算したものであります。モデルプラントで計算をしていま...全文を見る
○世耕国務大臣 これは、原発の再稼働の有無にかかわらず、高レベル放射性廃棄物の最終処分場を確保するということは、これは現世代の責任として、決して次の世代に先送りしてはいけない重要な課題だというふうに思っています。  高レベル放射性廃棄物は、指定廃棄物とは放射能の濃度や処分方法な...全文を見る
○世耕国務大臣 指定廃棄物の最終処分については、これは環境省の所管ですから、私はコメントは控えさせていただきたいと思いますが、私は先ほど明確に申し上げたわけであります。高レベル放射性廃棄物の最終処分場の確保は次の世代に先送りをしてはいけない重要な課題だということを申し上げました。...全文を見る
○世耕国務大臣 これは、現時点において、原発の新増設、リプレースということは想定しておりません。
○世耕国務大臣 現時点において、原発の新増設、リプレースは想定していない、そのことに尽きると思います。
○世耕国務大臣 あくまでもこれは、経産省のエネルギー政策全体の中で、原発については、現時点で、新増設、リプレースというのは想定していないということであります。当然、各事業者とか自治体の判断でなされることというのはあるんだろうと思いますが、少なくとも経産省としては、今、原発の新増設...全文を見る
○世耕国務大臣 ですから、現時点において、原発の新増設、リプレースは想定していません。埋立工事の許可というのは、これは私の権限ではありません。
○世耕国務大臣 上関原発については、事業者が有する計画や地元状況に変化がなく、また、事業者から重要電源開発地点の解除の申出がないという中でありますから、その指定を国がみずから解除する事情はないと考えています。
○世耕国務大臣 繰り返しになりますけれども、政府としては、現時点において、原発の新増設、リプレースは想定しておりません。  その上で申し上げますと、上関原子力発電所については、事業者が計画を遂行する意向でありまして、法令上の必要な手続や一定の地元理解が進んでいるという状況であり...全文を見る
○世耕国務大臣 電源立地地域対策交付金についても、これは重要電源地域指定と同様に、事業者である中国電力が持っている計画や地元自治体の置かれた状況に変化がないわけであります。また、事業者から重要電源開発地点の解除の申出などがない中で、交付を終了する事情はないと考えています。  そ...全文を見る
○世耕国務大臣 何度も同じお答えになりますけれども、原発については、現時点において、新設、リプレースというものは政府としては想定をしておりません。  今御指摘の交付金については、重要電源開発地点の指定と同様に、事業者である中国電力が持っている計画や地元自治体の置かれた状況に変化...全文を見る
○世耕国務大臣 六十年動かすかどうかというのは、これは事業者の判断と規制委員会の判断でありまして、私は全く関与する部分はございません。
○世耕国務大臣 利用目的のないプルトニウムは持たないというのが政府の大原則でございますし、国際社会に対してもそういう形で説明をしてきているところでございます。
○世耕国務大臣 これは二〇一八年七月に公表いたしましたプルトニウム利用の基本的な考え方というのに明確に記載されていますが、再処理等拠出金法の枠組みに基づいて、プルトニウムの回収量を経産大臣がコントロールできる仕組みがあります。これを活用することなどによって適切な管理と利用を行って...全文を見る
○世耕国務大臣 今御指摘のように、ジャパンディスプレイが設立された二〇一二年当時、まさにオープンイノベーションの理念のもと、日本の高い技術力を結集して、当時急成長が見込まれていたモバイル向けの液晶パネルを中心に、グローバル市場で競争力を高めていくという戦略を持っていた。そういう戦...全文を見る
○世耕国務大臣 JDIが、中国のファンドなどから成るSuwaコンソーシアムとは別に、国内の事業会社を中心としたグループからも出資に関する意向表明を受けているということについて適時開示をしたことは承知をしているわけであります。  ジャパンディスプレイは、ディスプレー市場における競...全文を見る
○世耕国務大臣 責任という点では、代表取締役社長が業績低迷の責任をとって九月末で辞任することを発表しています。また、役員報酬の削減も決定をしています。こういうことになったのは大変残念でありますが、INCJとして、投資価値最大化を図るべく、引き続き構造改革の徹底などによって経営改革...全文を見る
○世耕国務大臣 日本は、電力供給の約八割を化石燃料である石炭、LNGそして石油に依存しているわけであります。  このうち、電力用LNGの中東依存度は約二割であることなどから、先ほどお答えしたように電力供給全体の中東依存度は約一割ということになるわけであります。  日本の電力用...全文を見る
○世耕国務大臣 なかなか、頼り過ぎているかどうかというのはコメントしづらいんですが、たとえ一割であっても、それは途絶すれば、やはり、何らかの影響、もちろん備蓄その他によってカバーができるとはいっても、電力に何らかの影響は出てくるんだろうというふうに思っております。
○世耕国務大臣 誤認とは思っておりません。  答弁の趣旨は、エネルギー供給を海外に依存するということはさまざまな地政学的なリスクや不測の事態を考慮せざるを得ないわけでありまして、自国内でコントロールできる国産エネルギーとは異なるという趣旨で申し上げました。  もう具体的に、ち...全文を見る
○世耕国務大臣 タイトルはエネルギーの中東依存度と書いていますから、恐らくファクトに基づいたデータなんだろうと思います。
○世耕国務大臣 こういう資料三のようなグラフを見せていただくといつもまず真っ先に感じるのは、ドイツって石炭の比率が高いなというところなんですが、それはさておきまして、我が国の電力発電量に占める石油火力発電の割合は、二〇一七年度約一割となっています。このグラフにあるように、もうアメ...全文を見る
○世耕国務大臣 私も、できる限り、これはもうLNG。地球環境のことを考えても、あるいはコストのことを考えても、短期的にも引き下げていくべきだと思いますし、先ほど申し上げました北海道、北陸は、それぞれLNGが新たに稼働したことで、二〇一八年、北海道は石油依存度が一四・六%でしたが、...全文を見る
○世耕国務大臣 御指摘のように、二〇一五年にガイドラインを示すなど、我々としても後押しする取組はやってきているわけですが、余り進んでいないわけであります。これも実態だろうと思います。  今後、月内に電力・ガス取引監視等委員会の審議会が開催されますので、その中で電力市場のモニタリ...全文を見る
○世耕国務大臣 これは地方自治にも関するところでありますから、なかなか強制というわけにはいかないんですけれども、先ほど申し上げたように、監視等委員会の審議会でしっかり契約解消に関する問題提起を行って、実態調査をちゃんと実施して、その結果は公表したい、委員にもちゃんと御報告したいと...全文を見る
○世耕国務大臣 これ、普通に考えれば、再エネを導入していくためにはやはりそれなりの場所が要るわけですね。そういう意味で、日本はいろいろな意味で制約があるんだけれども、それを乗り越えて頑張っているというわけであります。  そういう意味で、白書というのはあくまでもファクトに基づいて...全文を見る
○世耕国務大臣 私も、きのう、発災直後から第一報が入りまして、特にエネルギーインフラなどを中心に万全の対応をとるように事務方に指示をして、その対応をやってきたわけであります。  山形県で最大五千九百戸、新潟県で最大三千二百戸の停電が発生しましたけれども、これは東北電力が夜通しで...全文を見る
○世耕国務大臣 経産省の職員が、五月二十四日、覚せい剤取締法違反、輸入、使用といったことで起訴されたことはまことに遺憾でありまして、これはもうおわびを申し上げるしかないと思っています。  この職員については、五月三十一日付で懲戒免職処分といたしました。あわせて、今回、経産省の職...全文を見る
○世耕国務大臣 済みません、私もその場にいたんです。ちょっとそのネーミング、余り記憶にないんですけれども、いずれにしても、やはり、大学卒業後、なかなか正社員として就職ができない、ということは、いろいろな組織の中でのトレーニング等を受ける機会を失って、そのことによってまた本人が自信...全文を見る
○世耕国務大臣 先ほどの人生再設計第一世代、ちょうど民間議員ペーパーが今出てまいりましたので、ざっと見ていますが、これは決して突き放しているのではなくて、まさに再チャレンジをしっかり国として集中的に支援をしていこう、今おっしゃった九十万人の人たちをもう一度きっちり支援をすることで...全文を見る
○世耕国務大臣 実質賃金が下がっていることについては、これは野党と与党では見解が違うわけであります。我々は、景気回復局面においては、いろいろな方が労働に参加をされるということで、一人当たりの実質賃金というのは下がる、これはもうマクロ経済の常識だというふうに私は思っていますが、いず...全文を見る
10月08日第200回国会 参議院 本会議 第2号
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○世耕弘成君 自由民主党の世耕弘成です。  私は、自由民主党・国民の声を代表して、安倍総理大臣の所信表明演説について質問をいたします。  冒頭、八月の九州北部豪雨、先月の台風十五号など、相次ぐ自然災害の猛威にさらされた全国の皆様に、心からのお見舞いを申し上げます。特に、過去最...全文を見る