桜内文城

さくらうちふみき



当選回数回

桜内文城の2010年の発言一覧

開催日 会議名 発言
10月21日第176回国会 参議院 法務委員会 第2号
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○桜内文城君 みんなの党の桜内文城です。  大臣、御就任おめでとうございます。  先ほど、大臣が鹿児島の御出身と伺いました。私は愛媛宇和島の出身ではありますが、大蔵省勤務中に鹿児島の加治木税務署長を拝命しておりまして、大変鹿児島の方々にはかわいがっていただきまして、そういった...全文を見る
○桜内文城君 ありがとうございます。  これらの事実を踏まえて、これから具体的内容について質問をさせていただきます。  まず、多くの報道によりますと、那覇地検の独自の判断だと政府の高官がよく言っているというふうに言われておりますが、しかし検察庁法七条一項、あるいは今おっしゃい...全文を見る
○桜内文城君 本日午前中の森まさこ委員からもありましたけれども、今後の日中関係への配慮、これが刑事訴訟法二百四十八条、これの犯罪後の情況に該当するか否か、この点についてお尋ねしたいと思います。  午前中の大臣の御答弁によりますと、刑事訴訟法二百四十八条の趣旨を適用するということ...全文を見る
○桜内文城君 今の犯罪後の情況に関して、大コンメンタール、通常検察庁の方もよく使っているやつですけれども、犯罪後の情況としまして、犯人、被害者、これらに関するもののほか、仰せのとおり、社会情勢の変化、犯行の時間的経過、法令の改廃、刑の変更、恩赦などが含まれるとあります。しかし、今...全文を見る
○桜内文城君 政府参考人にお伺いします。  刑事訴訟法の趣旨に基づく証拠、この概念、定義についてお示しください。
○桜内文城君 この委員会でも繰り返し話題になっておりますけれども、法務省からの釈放の理由の説明の中で、漁船が巡視船「みずき」に故意に衝突させたことは証拠上明白というふうな文言があります。にもかかわらず、それと同様に、今後の日中関係への配慮という外交上の判断を処分保留の理由としてお...全文を見る
○桜内文城君 先ほど事実関係の中でありました九月二十三日の、外務省職員から今回の事件発生後の日中関係の状況等について説明を受けたとありますけれども、那覇地検はこれを証拠として調書化されたんでしょうか、どうでしょうか。
○桜内文城君 証拠化されたということなんですが、先ほどおっしゃいました証拠の定義に照らしてどうなんでしょうか。公務執行妨害罪のいかなる構成要件該当事実を推認させる証拠となるんでしょうか、教えてください。
○桜内文城君 続けて質問します。  検察庁又は検事総長に政治的判断を行う権限があるか。同様の質問が先日の参議院予算委員会でも行われております。そのときの法務大臣の答弁は、そのようなことはないと明確におっしゃっておりますが、改めてお聞きします。
○桜内文城君 ここで、今後の日中関係への配慮ということなんですけれども、これは当然、二国間の外交関係に関する判断に当たります。日本語として当然のことであります。このような外交関係に関する判断は、今おっしゃいました政治的判断に該当するか否か、仮に該当しないということであれば、政治的...全文を見る
○桜内文城君 今までのやり取りで明らかになったと思うんですけれども、検察当局は日中関係への配慮というものを証拠として考えたと。そして、その日中関係への配慮ということは、二国間の外交関係の判断にもちろん含まれる概念であります。要するに、証拠というのは、今申したような、論理的に外交上...全文を見る
○桜内文城君 水掛け論になりそうなんですが、私の考えを述べておきます。  外交上の判断、今後の日中関係への配慮というものは、私は、幾ら詭弁を弄そうとも、国家主権を守るか否か、こういった重要な政治的判断であると考えます。そうして、日中関係への配慮、こういったものが、証拠として検察...全文を見る
○桜内文城君 刑事局長にずっと答えていただいておりますけれども、慣例として、検察庁というのは政治的判断あるいはこういった国会の場で答弁するのにふさわしくないということをお聞きしておりますけれども、今日の刑事局長の御答弁からしますと、証拠というものに日中関係への配慮が含まれる、そし...全文を見る
○桜内文城君 検察庁法によりますと、検察一体の原則というのがございます。先ほど話ありましたように、最終的には検事総長がすべての検察官を指揮監督するということになっておりますので、そういった意味で、検事総長のここへの政府参考人としての出席を求めた次第でございます。  もっと質問し...全文を見る
10月25日第176回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○桜内文城君 みんなの党の桜内文城でございます。  時間がありませんので、早速質問に入らせていただきます。  この衆参の予算委員会で大人気の、菅総理のこの「大臣」という岩波新書を私もじっくりと読ませていただきました。官僚主権から国民主権、まさに仰せのとおりだと思います。官僚主...全文を見る
○桜内文城君 刑事訴訟法の中で許されていない範囲の判断だからこそ、こうやって質問をしておるわけです。  いずれにしましても、予想どおりの御答弁でございました。民主党政権の中で一体だれが国家主権にかかわるこのような判断をしたのかしないのか、だれもしていないということが明らかになり...全文を見る
○桜内文城君 参議院にも与えられております国政調査権に基づきまして、是非、この委員会におきましてもこのビデオの公表を求めたいと思います。  では、次に経済財政の……(発言する者あり)
○桜内文城君 是非約束お願いいたします。  次に、経済財政政策について質問をいたします。  六月十八日に新成長戦略が閣議決定されております。特に今日お聞きしたいこととは直接関係ありませんけれども、国土交通大臣が、利根川水系で二百年に一度の大洪水が起きたときの最大流量、基本高水...全文を見る
○桜内文城君 医療、介護の方がちょうど環境分野の半分、人数割りにしますと半分の金額ですので、どういった違いでもってこういうことをやっているのか計算根拠を明らかにしていただきたい、このことを申し上げておきます。  時間がないので、もう一つ申し上げます。経済財政担当大臣あるいは財務...全文を見る
○桜内文城君 すべての予算が対象と閣議決定に書いていなかったので、こういった質問を申し上げた次第でございます。  元気な日本復活特別枠一兆円を相当程度に超えるものとありますけれども、そこに書いてある言葉、文言、デフレ脱却を含めた経済成長の実現、一兆円で可能でしょうか。  今回...全文を見る
○桜内文城君 本当に時間がなくて、これで最後の質問になります。  みんなの党は、各種議員立法をこの臨時国会からどんどん出していきたいと考えております。例えば、自民党と共同で赤潮対策特別措置法案、これらを提出する予定でもありますが、このような自然災害等に対する危機管理対応としての...全文を見る
○桜内文城君 ありがとうございました。
10月26日第176回国会 参議院 法務委員会 第3号
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○桜内文城君 みんなの党の桜内文城でございます。  報道によればと言うと怒られるかもしれないんですけれども、尖閣衝突ビデオの公表についてお尋ねいたします。  今日の報道によると、国会の中の話ですのですぐに確認取れると思うんですけれども、衆議院の方ですが、民主党の予算委員会筆頭...全文を見る
○桜内文城君 四十七条の適用がある訴訟に関する書類に該当するということであれば、これまで事実として明らかになっておるところからしますと、例えば九月三十日の法務大臣の記者会見におきまして、その九月三十日までの話ですけれども、法務大臣がおっしゃってますのが、捜査機関において、これまで...全文を見る
○桜内文城君 職務上の必要というのは、これは四十七条ただし書に該当するということでしょうか。ちょっとその辺も明らかにしてもらいたいんですけれども。  ただ、その公益上の必要その他の事由があって、相当と認められる場合というのを判断するのは一体だれなのか。国土交通大臣が自分はこれに...全文を見る
○桜内文城君 ちょっと話がややこしくなりそうではあるんですが、要はこの公にする、ただし書の適用がある、相当と認められる場合とだれが判断するのかということにつきまして、例えば九月七日事件当日に、官房長官室だと何か言われておりますけれども、官房長官以下何人かでこのビデオを見たというふ...全文を見る
○桜内文城君 ちょっと、刑事局長は今そうはおっしゃいますけれども、事前にこの質問のレク、通告の際に法務省の方に確認したところ、基本的にはこの四十七条というのは捜査全般にかかわる条文であってと、そういう解釈がなされているとも聞いたんですけれども、それとはどう違うんでしょうか。
○桜内文城君 ちょっと質問を、今日の、衆議院の民主党筆頭理事から自民党筆頭理事に通告があったということについて、移します。  四十七条に当たるということは、これは個別のこういった案件について、公益上の必要その他の事由があって、相当と認められるかどうかを判断するのが、今の段階でい...全文を見る
○桜内文城君 これはまた、ちょっと報道によればというと仙谷長官に怒られるかもしれないんですけれども、仙谷長官に法務大臣ほか何人かの閣僚の方々が公表か否かの判断を一任したという報道が先般ありました。  となると、この四十七条の適用があるビデオを公表するか否かの判断について、官房長...全文を見る
○桜内文城君 ややこしい話まで時間がないので、これで最後の質問にいたします。  今回、仮にビデオが衆議院なりに出ていく、そのうち参議院にも出てくるかもしれませんけれども、公にする範囲を、これを衆議院の予算委員会理事会で話しするのか知りませんけれども、この公にする範囲を判断するべ...全文を見る
○桜内文城君 ありがとうございました。  以上です。
10月28日第176回国会 参議院 法務委員会 第4号
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○桜内文城君 みんなの党の桜内文城です。  まず最初に、一昨日、十月二十六日のこの法務委員会で質疑をさせていただきましたが、その際の確認からさせていただきます。  証拠ビデオの開示に関する点でございます。証拠ビデオ及びそのコピー、コピーは海上保安庁が所持しておるそうですけれど...全文を見る
○桜内文城君 今の公にというところでもう一つ質問をしておきます。  今回いろいろと言われておりますのが、公表の対象範囲といいますか、衆議院の委員会、それも理事だけであるかあるいは委員すべて、あるいは国民全体に対してかということが問題になっておるようですけれども、少なくともこの刑...全文を見る
○桜内文城君 では、それに関連する質問ですけれども、昨日、報道等によりますと、先ほどの質疑にもありましたけれども、法務省からですかね、菅総理も御覧になった後に衆議院に対して提出されたということでございます。  報道等によりますと、あるいはそれぞれの会派で既にお耳にされていると思...全文を見る
○桜内文城君 改めて今度は刑事局長に法解釈についてお尋ねしますけれども、先ほどと同じ問いですけれども、提出後、既に今回のDVDが国会の方に、衆議院の方に提出されているそうですけれども、これをどの範囲で、どの範囲でということは、一般国民まで対象を広げるのか、あるいは理事会だけなのか...全文を見る
○桜内文城君 委員長にお願いしたいんですが、そのビデオを、この法務委員会、参議院の法務委員会にも提出をお願いしたいと思います。
○桜内文城君 ビデオの件について、あと一つだけ質問をさせていただきます。  九月三十日の柳田法務大臣の記者会見の際に、それまでは刑事訴訟法四十七条、今話しているこの条文に基づいて、公表を控えてきたというふうにおっしゃっております。その後、昨日、実際には提出されておるわけですけれ...全文を見る
○桜内文城君 ありがとうございます。  では、質問を変えます。  今回のフロッピーディスク改ざんに関する件でございます。既に、参議院の予算委員会等で福島みずほ議員からの質問等でいろいろと事実関係が明らかになってきております。まず、事実関係等々について確認をさせていただきたいと...全文を見る
○桜内文城君 メールだから一般的だとも言えなくもないとは思うんですが、そもそも、いろんな事件の性質にもよるかとは思うんですけれども、今回のこの村木さんの事件の逮捕、起訴等々について、大阪地検は大阪高検、最高検とも協議して、了承を受けて逮捕、起訴を行って公判維持を進めてきたというふ...全文を見る
○桜内文城君 そうですか。じゃ、また次にいたします。  ありがとうございました。
11月11日第176回国会 参議院 法務委員会 第5号
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○桜内文城君 みんなの党の桜内文城です。  本日は、ビデオの流出等について質問をさせていただきます。  これまでのこの法務委員会での質問の中で、大臣あるいは刑事局長に御答弁いただいた内容を踏まえて、今日は更に突っ込んでお聞きしたいと思っております。  まず、一点目ですけれど...全文を見る
○桜内文城君 恐らく今の御答弁からすれば、今回の件につきまして、もちろんまだ捜査中ですのでお答えできないかと思いますけれども、海上保安庁から流出したということであれば海上保安庁の管理、保管責任が問われるということになろうかと思います。  このビデオの流出の前に、次に二点目ですけ...全文を見る
○桜内文城君 重なっている部分とそうでない部分があるかと思うんですが、私が直接内閣官房なりから聞いた範囲でいえば、両方に共通する部分として挙げられていますのが、まずこの事件の容疑者への検察による処分が行われておらずと、これは公判前ということですね。それからもう一つ、ここが私やはり...全文を見る
○桜内文城君 通常のこの要望書に関する議論を見ておりますと、海上保安官に限定したような書きぶりあるいは内容のビデオではないんじゃないかということであります。  何が言いたいかというと、海上保安官の名前ですとか、あるいは名誉や人権を害するような部分が衆議院予算委員会に提出されたビ...全文を見る
○桜内文城君 余り説得力のない御答弁だと思います。通常、多くのマスコミなりでの指摘では、関係者というのが、これが被疑者、中国人船長の名誉や人権を保護する必要というふうに解釈されております。ここははっきりと、関係者というようにいいかげんなことを書かずに、きちんと海上保安官というふう...全文を見る
○桜内文城君 官房長官とそれから那覇地検の検事正からの要望書、内容に違いがあってももちろん当然なんですけれども、そもそもこの要望書の法的な位置付けですけれども、先ほどから問題にしております刑事訴訟法四十七条に該当する訴訟に関する書類を公表するか否かという判断でありまして、これもさ...全文を見る
○桜内文城君 関連して質問をいたします。  刑事訴訟法四十七条に基づいて公にされたわけですね。この公にという定義について刑事局長はまた、不特定多数人に対する公表であるというふうにおっしゃっております。今回の国会に対してビデオを提出して衆議院予算委員会の理事等が見たということは、...全文を見る
○桜内文城君 公にされたというふうに刑事局長が御答弁されました。ありがとうございます。  そういった公にされた訴訟に関する書類、今回流出したところに戻りますけれども、今回流出したものというのは、まさに今刑事訴訟法四十七条の中で公にされたものを含む四十四分のものであります。これに...全文を見る
○桜内文城君 恐らく、この十年ぐらいで急速に進んできたデジタル化の流れによって新たな論点としてなってきた部分だとも思うんですけれども、恐らく刑事訴訟法四十七条の規定というのは、ビデオ、それもデジタルで完全に全く同じ複製が作られるような時代が来る前のものですので、これはここから先は...全文を見る
○桜内文城君 今ここで水掛け論になってもしようがないので、次の質問に行きます。  その知る権利にも関連するんですけれども、仙谷官房長官がお持ちになっていたという、役人用語で言うとメリ・デメ表ですけれども、メリットとして、中国による日本非難の主張を退けることができる、これは私も映...全文を見る
○桜内文城君 いや、官房長官のメモといいますか、官房長官が実際持っていたメモに、これは報道で明らかになっている事実ですけれども、中国による日本非難の主張を退けることができるというメリットが書かれておりました。これはもう隠すことのできない事実でございます。こういったメリットを認識し...全文を見る
○桜内文城君 そのメリ・デメ表なんですけれども、もう一つ報道されているといいますか、私も実際映像で確認したんですけれども、今後、これからの話ですけれども、検察当局なり、コピーとして海保が持っているビデオ、全面的に仮に公表する、そういった場合についてのメリ・デメなんですけれども、政...全文を見る
○桜内文城君 今の御答弁ですと、逆に言えば情状に関する判断に影響があると、あり得るということだと思います。  それが量刑に影響するというところに、恐らく仙谷官房長官のメモの中にはあったんだと思うんですけれども、量刑が下がることがデメリットだというふうに考える政治的判断はいかがな...全文を見る
○桜内文城君 更に答えにくいというか、多分答えられないと思うんですけれども、もう一問、どうしてもこれは聞きたいと思って今日参りました。  海上保安庁職員が仮に今後逮捕されるとします、個別事案なのでどうか分からないですけれども。またさらに個別事案として、処分保留の上、釈放以上のこ...全文を見る
○桜内文城君 最後の質問をいたします。  今回、これから事案の真相が明らかになっていくと思うんですけれども、仮に、今捜査されていますように、海上保安庁職員が捜査資料を流出させたということとなれば、昨日の衆議院予算委員会でも議論になったようですけれども、まずその責任がどこにあるの...全文を見る
○桜内文城君 最後、これで終わりますけれども、今回の責任の取り方。もし、役人に、海上保安庁長官のみに責任をなすりつけて終わるようなことがあれば、これは今回の尖閣問題すべてにも当たりますけれども、尖閣問題について当てはまりますけれども、検察にすべての判断、そしてその責任をなすりつけ...全文を見る
11月25日第176回国会 参議院 法務委員会 第7号
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○桜内文城君 みんなの党の桜内文城です。  仙谷官房長官には、私が大蔵官僚時分から大変この政治の道に入っていく上でも御指導をいただきまして、大変感謝申し上げます。ただ、今日、非常に残念なことに、我がみんなの党は、参議院の先ほど事務総長に対しまして、官房長官の問責決議案を提出して...全文を見る
○桜内文城君 これまでも、賃上げの場合ですけれども、人事院勧告完全実施しない例もございました。あるいは、片山総務大臣が鳥取県知事時分に、人事委員会の勧告を超えてやはり深掘りした例もございます。  先ほどからの議論からしますと、そういった人事院勧告を超えてそのような深掘りをすると...全文を見る
○桜内文城君 それについて、憲法上の労働基本権を制約する代償措置であるからということをずっとおっしゃっているわけですけれども、そういった深掘りといいますか、人事院勧告よりも低い水準で実際の給与を定めた場合というのは、これは憲法違反に当たるのか、あるいはそうでないとすればどういうふ...全文を見る
○桜内文城君 副大臣おっしゃるとおり、恐らくは、この給与に関する部分というのは、単に労働基本権あるいはその代償措置という論点のみならず、国の財政の在り方等にもかかわってくる論点ですので、恐らくは政府の、あるいは国会の裁量権の範囲というものの中から答えが導かれるのではないかと私は解...全文を見る
○桜内文城君 目指すという言葉でもって総理大臣の言葉が守られないということが、恐らく今の菅直人民主党政権が国民から信頼されない一つの大きな理由ではないかと指摘させていただきます。  目指すと今おっしゃいましたけれども、公務員人件費を二割削減というのはもっと大きな民主党政権として...全文を見る
○桜内文城君 恐らく、民主党政権のマニフェストの一項目、重要な一項目であるこの項目も無理であろうというふうに国民の多くがもう既に考え始めているということを指摘しておきます。  次に、これは仙谷官房長官に怒られるかもしれないんですが、毎日新聞の記事で、今回深掘りが民主党政権ができ...全文を見る
○桜内文城君 この国家公務員法百二条あるいは人事院規則一四—七でいうところの政治的行為というのは、その人事院規則一四—七の五項、政治的目的、あるいは六項の政治的行為、これに該当するか否かによって判断されるわけでございます。もちろん当たり前ですけれども、名あて人、この政治的行為の禁...全文を見る
○桜内文城君 それで結構でございます。  政治的行為の概念、概念といいますか定義に当たるかどうか。もちろん、個別の事情に照らして判断がなされるわけでありますけれども、通常のこの国家公務員法上の、人事院規則一四—七、あるいは今日人事院からいただいた資料でございますけれども、人事院...全文を見る
○桜内文城君 みんなの党の桜内文城です。  まず、提案されました衆議院の法務委員長にお伺いいたします。  今回のこの裁判所法の改正案ですけれども、元々今回議論になりました貸与制への移行というものが国会で通りましたのが二〇〇四年のことであります。その際、当時野党ではいらっしゃい...全文を見る
○桜内文城君 今委員長おっしゃいましたけれども、残念ながら衆議院の法務委員会では我が党みんなの党は会派として参加できておりませんので、そういった意味で各党各会派の議論をしっかりしたという点は当てはまらないというふうに指摘させていただきます。  事ここに至るまで、既にこの改正法が...全文を見る
○桜内文城君 実質的なこの給費制維持の理由が私はないと考えております。  最高裁から日弁連に対しまして、この九月に二度にわたりまして質問状が出されております。最高裁及び、できれば法務大臣にもお答えいただきたいんですけれども、その質問状の中では、経済的事情によって法曹を志すことを...全文を見る
○桜内文城君 この法案の一番の問題というのは、法曹の志願者が減少する、そういった原因に対して真の回答を示していないからだと私は考えております。経済的な負担が生ずるその大半は、むしろロースクールの修学期間に生じております。給費制維持のために約百億円の税金を投入し、そのことは別の言葉...全文を見る
○桜内文城君 私、法務委員会の理事をしているということで、ロースクールの学生さんからもたまに電子メールをいただくことがあります。大変悲痛な声であります。それは、給費制維持という、そういうものでは全然ありません。むしろロースクールの在り方そのもの、そして今の制度であります三回受験に...全文を見る
○桜内文城君 予算ですので、財政法の関係になってくるんですけれども、財政法三十三条二項、流用するためには財務大臣の承認を経なければならないということでありますが、今回、報道なりで聞くところによりますと、報道というと仙谷長官に怒られますけれども、財務副大臣が聞いていないよというふう...全文を見る
○桜内文城君 私は、みんなの党を代表して、裁判所法の一部を改正する法律案に対する反対討論を行います。  この法律、給費制を維持するための実質的な法律がない、そのことを反対の第一の理由とさせていただきます。  経済的な理由の大半は、むしろロースクール修学期間に生じております。給...全文を見る
11月26日第176回国会 参議院 本会議 第10号
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○桜内文城君 私は、みんなの党を代表して、裁判所法の一部を改正する法律案に対する反対討論を行います。  反対の第一の理由は、今、司法修習生に対して国が資金を貸与する制度を停止し、国から給与を支給する制度に戻す実質的かつ合理的な理由がないことにあります。  発議者である衆議院法...全文を見る
11月26日第176回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○桜内文城君 みんなの党の桜内文城です。  まず、本日は尖閣問題についてお尋ねいたします。  これまでの政府の答弁、私は法務委員会の理事もしておりますけれども、この予算委員会あるいは法務委員会等におきまして、常に、検察当局が中国人船長釈放の判断を独自に行ったという答弁をこれま...全文を見る
○桜内文城君 ということであれば、あくまでも検察の判断ということであれば、官房長官あるいは総理始め、閣僚の皆様方は何の判断もしていないと、このように考えてよろしいでしょうか、確認します。(発言する者あり)  確認します。閣僚の皆様方はこの件について、釈放について何の判断もしてい...全文を見る
○桜内文城君 質問に答えてください。  閣僚が今回の船長釈放の判断を行ったのか否かということについて尋ねております。
○桜内文城君 ありがとうございます。  このような国益あるいは国家主権にかかわる重大な判断を閣僚の皆さんだれ一人として行っていないという答弁をいただきました。  であれば、逆に、この場で私は、これまでこの予算委員会あるいは法務委員会の場に、検察当局のトップである検事総長は政治...全文を見る
○桜内文城君 次に、衝突ビデオの公表に関してお尋ねいたします。  これまで私の方で、法務委員会での質問等の中で明らかになりましたのは、こういった証拠あるいは捜査に関する書類につきまして、だれがその公表を制限する権限を持っているのか、判断できるのかということにつきましては、刑事訴...全文を見る
○桜内文城君 刑事訴訟法四十七条あるいは刑事訴訟法の精神全体から見ますと、このように国会法を、百四条を今官房長官は根拠とされましたけれども、しかし、こういった個別の事件に関するビデオの公表ですとか証拠の公表というものは、まさに専権的に、まず捜査当局、検察当局にその判断がゆだねられ...全文を見る
○桜内文城君 国会法百四条の前に刑事訴訟法があります。  その公表の可否を判断するに当たりまして、仙谷官房長官は、盗撮ともおっしゃいましたけれども、中国による日本非難の主張を退けることができるというメリットを知りながらなぜ公表を制限しようとしたんですか。国益を害する行為だと思い...全文を見る
○桜内文城君 全く責任逃れの言い訳だと指摘しておきます。  この菅内閣の特徴は、今申しましたように、閣僚が、先ほど仙谷官房長官が言いましたように、判断もしない、判断の責任も取らない。その最たる例が警察の国際テロに関する公安資料流出事件、これに関しても、何らだれも責任を取ろうとし...全文を見る
○桜内文城君 全く質問に答えていただいておりません。  政治的中立性についてお話しになりましたので、最後に自衛隊の通達の問題について触れます。  誤解を招くようなことをするなということで、民間人に対して言論統制を行おうとしております。これは、ある種、このように多人数が一ところ...全文を見る
○桜内文城君 終わります。
○桜内文城君 私は、みんなの党を代表して、平成二十二年度補正予算案(第1号、特第1号及び機第1号)に対する反対討論を行います。  反対の最大の理由は、本補正予算三案が、円高・デフレ対応のため、そして、緊急と銘打っておきながら、規模及び執行のタイミングその両面において全く内実を伴...全文を見る