桜内文城

さくらうちふみき



当選回数回

桜内文城の2011年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月09日第177回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○桜内文城君 みんなの党の桜内文城でございます。  まず、この参議院予算委員会で質問させていただきますに当たって、昨年の臨時国会の際にも野田大臣にお伺いしたことなんですが、どうしても引っかかるところがありまして、まず第一問目、お聞きしたいと思います。  今日のこの予算委員会も...全文を見る
○桜内文城君 何が言いたいかといいますと、総予算組替え対象経費という、まあ名前でしかないんですけれども、どうしても違和感があるなという指摘でございます。  さて次に、社会保障といいますか、厚生労働大臣に、先日来問題になっております運用三号について若干御質問したいと思います。 ...全文を見る
○桜内文城君 それは、その席上で、文書なりで、決裁文書とかそういったのじゃなくて、三月二十九日に大臣の決裁を口頭なりで得たということでしょうか。
○桜内文城君 午前中の大臣の御答弁の中で、そもそもこの今回の運用三号に当たるべき人たちが、現場のまさに運用といいますか、によって三号被保険者として受給権を裁定していただいたという例も多数あったというふうにあったんですけれども、昨年三月二十九日に大臣の決定がなされて、それ以降この十...全文を見る
○桜内文城君 厚生労働省からいただいた今回のこの運用三号に関するQアンドAがありますけれども、約百万人程度じゃないかと、一号被保険者の夫と三号の配偶者、それ数えるだけで百万人ぐらいということなんですが、一体、これによって、本来であれば国が支払わなくていい年金給付が、この運用三号が...全文を見る
○桜内文城君 昨日、質問通告とレクのときからずっと計算しろというふうに言ってまいったんですが、百万人という数字があって計算できないわけはないと思います。  既に、先日の国会の大臣の御答弁の中で、この三月中に既に磁気テープが現場に回っていて、お支払いをする金額が幾らかあるというふ...全文を見る
○桜内文城君 憲法論をお聞きしたつもりです。比較考量というのは民法上の話でありまして、こういった憲法上の、公法上の判断で言うべきものではないと思います。  長々と御説明いただいたんですが、憲法八十五条に違反しているというふうに私は考えます。特に、この憲法八十五条がなぜ憲法に規定...全文を見る
○桜内文城君 以上で終わります。  ありがとうございました。
03月17日第177回国会 参議院 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第2号
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○桜内文城君 みんなの党の桜内文城です。  総務大臣にお尋ねいたします。先ほど、荒木委員に対する御答弁の中で、民主主義ということが今回のこの被災地域に限定して選挙を延期するという法案の趣旨であるというふうにおっしゃいました。  確かに、民主主義は権力を形作るルールであります。...全文を見る
○桜内文城君 今回のこの大災害におきましては、原発の避難含めまして、県をまたがって被災者が移動している最中です。そしてまた、これだけの、町が壊滅するような大津波の被害。もちろん、これまで住んでいたところで生活が再建できればいいけれども、恐らくは戻ってこれない。そういった人たちがい...全文を見る
○桜内文城君 選挙、もちろん大臣も県知事選挙をやっておられます。選挙がどんなものなのか。街宣車も回ります。電気も使います。ガソリンがこれだけ足りないときにガソリン使いまくるんですよ。それで本当に政府の責任全うできるんですか。
○桜内文城君 なぜこうやって国会議員を私どもやっているのか。それは被災した人たちに対して支援の予算を決め、法律を決めるためです。そんな国会を冒涜するような発言、撤回してください。
○桜内文城君 これで質問を終わりますけれども、自治体の議会をやめてしまえなんて言っていません。議会の任期、長の任期を全国一律で延長できないかというふうに申し上げました。  小野議員に最後お伺いいたします。  全国一律で延期する、その趣旨について、思いのたけをぶちまけてください...全文を見る
○桜内文城君 終わります。
○桜内文城君 私は、みんなの党を代表して、政府提案、平成二十三年東北地方太平洋沖地震に伴う地方公共団体の議会の議員及び長の選挙期日等の臨時特例に関する法律案に対する反対討論を行います。  今このときも東北地方の寒空の下にいる五十万人が救援を必要としています。そして、福島第一原発...全文を見る
03月23日第177回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号
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○桜内文城君 みんなの党、桜内文城でございます。  まずもって、今回の大震災でお亡くなりになりました皆様方に対しまして哀悼の意を表しますとともに、被災された皆様方にお見舞いを申し上げます。  本日は、三人の公述人の皆様方、大変参考になる御意見を賜りまして、本当にありがとうござ...全文を見る
○桜内文城君 質問もっと用意していたんですが、この一問で終わります。  ありがとうございました。
03月24日第177回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会 第2号
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○桜内文城君 みんなの党、桜内文城でございます。  まず、この大震災によりまして被災されました皆様方にお見舞いを申し上げますとともに、今このときも福島第一原発におきまして命を張って働いていらっしゃる自衛隊の皆様始め皆様方に感謝の意を表したいと思います。  まず最初に、水につい...全文を見る
○桜内文城君 ようやく水の中身の話に若干入らせていただきます。  厚生省の放射能測定マニュアルというのがあるんですけれども、その中では、乳児、幼児、成人、そういった分類、それから少年が七歳から十二歳、あるいは青年十二歳から十七歳、こういった分け方をして告知をしろと、そういうふう...全文を見る
○桜内文城君 それから、ホウレンソウ、ブロッコリー等の摂取制限を消費者庁から昨日公表されておりますけれども、一方で、よく言われますように風評被害と申しますか、生産者の側を所管する農林水産省ですとか、そういったところともきちんとやはり事前に統一した見解の情報を出す必要があると考えて...全文を見る
○桜内文城君 最後に、これは質問というよりもお願いなんですけれども、連日、報道ではマイクロシーベルトですとか単位の違いのミリシーベルトですとか、それから食品に関してはベクレルという単位が使われたりしております。なかなか消費者一般が、どういった数値が出ると自分はどう行動すべきなのか...全文を見る
○桜内文城君 終わります。
03月24日第177回国会 参議院 法務委員会 第3号
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○桜内文城君 みんなの党の桜内文城です。  まずもって、この度の震災で被災された皆様方にお見舞いの意を表したいと思います。それとともに、今もなお福島第一原発におきましてまさに命懸けで闘っていらっしゃる自衛隊始めその関係者の皆様方に敬意と感謝の意を表したいと思います。  まず、...全文を見る
○桜内文城君 大変分かりやすい説明、ありがとうございます。  私も、法の支配というものがこの日本社会におきましても非常に重要だと考えておる者の一人でございます。正義の法といいますか、まさに今大臣がおっしゃいましたように、王様であろうとも、あるいは今の日本に置き換えていきますと、...全文を見る
○桜内文城君 恐らくまだ処分保留のまま。もう処分はされたんですか、不起訴処分ですか。
○桜内文城君 起訴猶予ということでございました。起訴猶予というのは今後どういった処分がなされるんでしょうか、起訴、猶予ですよね。
○桜内文城君 済みません。細々としたところまで大臣にお聞きしまして失礼しました。  終局処分で結構なんですけれども、私の申し上げたかったことは、今この場であのときの議論を蒸し返すつもりもございませんけれども、当時の検察が常に主張しておりましたのは、あるいは法務省が主張しておりま...全文を見る
○桜内文城君 ありがとうございます。  少し可視化の中身の話に移らさせていただきます。  今現在試行されている可視化の取組、これは私、大変良いことだと、恐らく大半の人がそうだと思うんですが、評価しておるところでございます。  私のところにも私の地元の愛媛県の弁護士会の会長さ...全文を見る
○桜内文城君 恐らく刑事訴訟といいますか、犯罪捜査ということになるんだと思うんですけれども、先般、有田委員が予算委員会で取り上げられた事案ですとか、いまだに犯人が見付かっていない、解決していない事件というのがやはり多数あるのも事実であります。人権保障、真実発見ということとともに新...全文を見る
03月25日第177回国会 参議院 法務委員会 第4号
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○桜内文城君 みんなの党の桜内文城です。  今日は、大臣に基本的人権あるいは人権についてお考えをお聞きしたいと思っております。  大臣の所信表明の中で、人権救済のための体制整備等ということで二つ大きな項目が挙げられております。新たな人権救済機関、それと人権諸条約に基づく個人通...全文を見る
○桜内文城君 人が人として生まれながらに持っている権利ないし人権というところについては全く異論がないところでありますけれども、私人間に効力を及ぼしていく、今おっしゃいました民法九十条を通じて類推適用なりしていく、その考え方が確かに最高裁の判例等でも示されているところでありますけれ...全文を見る
○桜内文城君 個人通報制度といいますと、所信表明にありますように、人権諸条約ということになります、その法源といいますか。  法務省から、諸条約、どんなものを具体的に指しているのかということで、和文になったものをいただいたわけですけれども、これを、例えば人権規約、B規約と言われる...全文を見る
○桜内文城君 ちょっといいですか。済みません。
○桜内文城君 ちょっとそれは条約の解釈としていかがなものかと私は思います。  この条約、条文ちゃんと見ていただければお分かりのとおり、私人間のものが全てこの条約の個人通報制度の対象になるというような言い方されましたけれども、そうじゃありません。私人間のものであったとしても、それ...全文を見る
○桜内文城君 大臣のおっしゃるとおりだと思います。  そこで問題となるのが、もちろん条約に関しては外務省に解釈の所管があるわけですけれども、ここでお尋ねしていますのは、最初から申し上げていますように、人権という概念の広い狭い、広狭についてであります。  私が申し上げたいのは、...全文を見る
○桜内文城君 時間がないので、これで終わりますけれども、過去の経緯は過去の経緯として、また今、江田法務大臣の下で新たにこのように検討が始められているところですので、ある種白地に全て絵をかいていくということじゃないかもしれませんけれども、やはりこの国民の基本的人権というのは非常に重...全文を見る
○桜内文城君 政府による人権の制約が行われることのないように希望いたします。  以上で終わります。
03月29日第177回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○桜内文城君 私は、みんなの党を代表して、平成二十三年度総予算三案に対する反対の討論を行います。  先月、みんなの党は衆議院予算委員会に対して、一般会計、特別会計そして政府関係機関予算案をトータルで抜本的に組み替える修正動議を提出いたしました。  その後、東北関東大震災の緊急...全文を見る
04月12日第177回国会 参議院 法務委員会 第5号
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○桜内文城君 先月二十四日、二十五日のこの法務委員会の質疑に続きまして、引き続き基本的人権についてお尋ねいたします。  まず一つ目が、刑事司法あるいは刑事訴訟手続における基本的人権の保障と申しますか、今ほども議論のありました可視化について一言お尋ね申し上げます。  先週、四月...全文を見る
○桜内文城君 このように試行を始めていただいて、その中で、今言ったような真実の発見と申しますか犯罪防止の観点も含めて、今後新たな捜査手法の導入が本当に必要なのか否かという点も含めて御検討いただければ幸いでございます。  次に、基本的人権そのものについて再度お尋ねいたします。 ...全文を見る
○桜内文城君 ありがとうございます。そのような方向で検討していただければと思っております。  もう一点だけ付け加えて私の問題意識申しておきますと、前回の答申ですので、次できてくる制度、つくっていく制度というものが全くこれと同じというわけではないんですけれども、私が問題だなと感じ...全文を見る
○桜内文城君 このような新しい国家機関をつくって、今おっしゃったように、確かに、司法制度をどう改善していくのかということもあれば、そこで追い付かない部分について行政が対応するというのは確かに、大臣のお言葉を使いますと、妙味といいますか、どういう制度設計をしていくのかということにか...全文を見る
○桜内文城君 ありがとうございます。  最後に私の意見だけちょっと述べておきますけれども、要はこの信託説の場合、国民の生命、自由、それから財産といいますか幸福追求権というものを政府に信託すると。逆に言いますと、政府が受託者としての責任を負っている、これが憲法の基本的な構成だと私...全文を見る
04月14日第177回国会 参議院 法務委員会 第6号
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○桜内文城君 まず、裁判所職員の定員数を増加させる背景について、戸倉総務局長にお伺いしようと通告もしておるんですが、既に古川委員からも同趣旨の質問がなされておりますので、時間の関係もありますので、そこは省略させていただきます。  特に、民事訴訟におきまして、過払い金返還請求訴訟...全文を見る
○桜内文城君 続いて、法務大臣にお尋ねいたします。  今、お聞きになりましたとおり、過払い金請求訴訟、非常に件数も、そして金額的にも大きいものがございます。この四、五年といいますか、で見ましても、恐らく、これしっかりとまだ統計を取っていないということ自体も私は問題だと考えますけ...全文を見る
○桜内文城君 その方向で法務省としても対応していただければ幸いでございます。  なぜこのようなことが起きるのかということから考えますと、やはり弁護士自治の範囲がやや曖昧な部分が多いのではないかというふうに考えております。昨日質問通告の折に法務省の方にもお尋ねしましたけれども、弁...全文を見る
○桜内文城君 大臣のおっしゃるとおりだと思っております。  一言だけ付け加えますと、言わば、やはり弁護士会ですね、日弁連さん、大変に政治的な力もお持ちの業界といいますか団体でもありまして、例えば昨年の貸与制に関する話におきましても、私はあえて本会議でも反対討論に立たせていただい...全文を見る
04月19日第177回国会 参議院 法務委員会 第7号
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○桜内文城君 この国際裁判管轄に関する民訴法改正案につきまして、今日はややテクニカルな部分が多いものですから、原民事局長に主としてお尋ね申し上げます。  まず一つ目でございますけれども、そもそも今回の改正案の立法趣旨と申しますか、聞いておるところによりますと、ヘーグ国際私法会議...全文を見る
○桜内文城君 日本の貿易なり国際的な投資の相手国の大半はアジア諸国ですとかアメリカであります。そういった意味で、国際的な紛争、私法上の紛争というものは、むしろ今おっしゃいましたような大陸法系の国々というよりもこういったアメリカ等を始めとする国々が多いのではないかと考えます。そうい...全文を見る
○桜内文城君 この三条の三の各号が想定しているものが本当に全て日本の裁判を受けるべきもの、ここはまた法の解釈とは違った司法権という、ある種、三権といいますか、主権の一部の及ぶ範囲を決める規定でございますので、その国際的な関係という意味から、本当に妥当な結論が全て導かれるのか否かと...全文を見る
○桜内文城君 公海上のと言いました。
○桜内文城君 さっきは物的な損害と言ったわけですよ。勝手にケースを作らないでください。
○桜内文城君 だから、物的な損害がと言ったじゃないですか。
○桜内文城君 だから、物的な損害しか生じない場合をさっき言ったんですよ。
○桜内文城君 勝手に仮定を付けないでください。
○桜内文城君 終わります。     ─────────────
○桜内文城君 私は、みんなの党を代表して、民訴法改正案に対する反対討論を行います。  みんなの党は、衆議院では本法案の委員会質疑に参加できず、昨年の衆議院本会議の採決で賛成いたしました。  しかし、先ほどの、当委員会での質疑をさせていただきまして、例えば、こちらからある事例に...全文を見る
04月26日第177回国会 参議院 法務委員会 第8号
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○桜内文城君 今回のこの非訟事件手続法そして家事事件手続法の改正案でありますけれども、まずもって、これまでの質疑の中でもありましたように、今回の改正というものが分かりやすさあるいは現代化ということで今この時期に提出されたということでありますけれども、いかにもなかなか分かりづらい領...全文を見る
○桜内文城君 ありがとうございます。  今回のこの両法案、両法案というのはこの非訟事件手続法と家事事件手続法ですけれども、訴訟という形式によらず、だからこそ非訟というわけですけれども、こういった私人間の財産上あるいは身分上の法律関係そのものを確定するというわけじゃないとしても、...全文を見る
○桜内文城君 本当に一般的な話で恐縮でございますけれども、私的な紛争解決という点で行政手続法ともちろん必ずしも同じじゃないということでありますけれども、その辺の私的な紛争解決を行うために、だからこそこういった制度にしているとか、具体的にこういった手続にしているという点についてもう...全文を見る
○桜内文城君 民事局長に再度、もう一つお聞きしたいのが、不服申立てについてもう少し御説明いただけますでしょうか。
○桜内文城君 大変勉強になりました。早いんですが、今日はこれで質問を終わります。  ありがとうございました。
05月02日第177回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○桜内文城君 みんなの党の桜内文城です。  まず、この度の東日本大震災で被災された皆様に心からのお見舞いを申し上げます。  さて、今日は締めくくり総括ということですので、主に補正予算案そのものと、そして原発対策の二点についてお尋ねいたします。  この一次補正は、まさに被災地...全文を見る
○桜内文城君 次に、補正予算の規模についてお尋ねいたします。  今回の震災の被害総額が二十兆円とも三十兆円とも言われております。今回の四兆円で十分な緊急対応が可能なのか。新たな国債発行を行わないという財源論からこの金額が決まったようにも見えます。  昨日の本委員会で与党の理事...全文を見る
○桜内文城君 二次補正のタイミングについてどうお考えになっているのか、その辺についてお聞きしたいと思います。  一昨日の復興構想会議では、緊急性の高い施策は六月下旬の一次提言を待たず、五月中旬にも菅総理に緊急提言するという方針が述べられております。六月二十二日が会期末の今国会で...全文を見る
○桜内文城君 今回の一次補正で私は最大の問題だと感じておりますのが原子力災害対策費の規模であります。一体幾らありますでしょうか、財務大臣。
○桜内文城君 この予算の説明にあるんですが、四十九億円であります。中身にしましても、例えば原子力安全規制情報広報事業費ですとか、原発の放射性物質の抑え込み、これらに係る直接的な費用が計上されておりません。  今、我が国において最も喫緊でかつ最大の問題は何ですか。私は原発だと思い...全文を見る
○桜内文城君 避難所で東電の幹部の方が土下座している姿が報道されました。しかし、仕事も生活も捨てて今避難所にいらっしゃる皆様は、日々の収入もない生活が続いております。そのようなときに、東電の幹部あるいは社員にはボーナスが出るとも報道されております。私は、その感覚が狂っているとしか...全文を見る
○桜内文城君 すっからかんになるまで、菅総理のことではありませんが、やっていただきたいと思います。  総理にお伺いしたいと思います。  原子力災害対策特別措置法あるいは防災基本計画等の指針、マニュアルはこれまで遵守されてきたんでしょうか。小佐古参与の指摘にもありますけれども、...全文を見る
○桜内文城君 防災基本計画には専門家の派遣体制や指定公共機関、日本原子力研究開発機構などの派遣が記載されていますけれども、私が聞いたところでは、原子力科学研究所は千四百人の職員のうち十日間にわたり一千人以上が自宅待機を命ぜられております。全くこういったマニュアルが遵守されていない...全文を見る
○桜内文城君 これで終わりますが、決断をしないことが責任放棄だと思います。総理は自分が途中で辞することを責任放棄とおっしゃいますが、それはむしろ責任を明らかにすることだと私は申し上げて、質疑を終わります。
05月12日第177回国会 参議院 法務委員会 第9号
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○桜内文城君 今日の委員会の冒頭に報告のありました国籍法の施行状況についてまずお尋ねいたします。結構細かい数字の話もございますので、主に原民事局長にお尋ねしたいと考えております。  今回の報告ですけれども、いろいろと法務省の担当の方にもお話を伺いまして理解させていただきました。...全文を見る
○桜内文城君 努力は多といたしますけれども、またこの報告、決してうそを言っているわけじゃないと思うんですけれども、本当のことを言っていないというか、今おっしゃいました不受理の、制度施行後の、資料二にありますけれども、この二年数か月の間に不受理、確かに四十五件ありますけれども、この...全文を見る
○桜内文城君 この報告の中にもありますように、厳正な調査といいましても、結局面談ですとか、父母双方の出頭あるいは聴取、文書照会、出入国記録の取り寄せ等々でありまして、これが本当に十分なのかというのが問われているんだと思います。今回の報告は報告として是といたしますけれども、この施行...全文を見る
○桜内文城君 これからもしっかりと見守り、また不断に検討を行うということが必要だと考えます。  次に、ややちょっと大きな話といいますか、先ほど森委員からも御指摘のあった原子力災害に対する政府の対応について、原子力災害対策本部の部員でもいらっしゃいます、その立場の大臣にお伺いいた...全文を見る
○桜内文城君 時間がないのでこれで終わりに、指摘するだけにしておきますけれども、浜岡原発の停止の要請自体が私は悪いと別に言っているつもりもありませんで、法を超えてやらなくちゃいけない場合ももちろんあると思います。  ただ、逆に原子力災害対策特別措置法ですとか、あるいは災害対策基...全文を見る
05月16日第177回国会 参議院 決算委員会 第5号
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○桜内文城君 みんなの党の桜内文城でございます。  まず、警察庁そして国家公安委員長にお尋ねしたいと思います。  会計検査報告、そして年報、検査院の年報ですね、これに警察庁の物品納入等に係る会計経理が不適正という不当事項の指摘がなされております。実はこれは二十年度、二十一年度...全文を見る
○桜内文城君 大臣御指摘のように、確かに認識というのも改めていく必要があろうかと思いますけれども、では、制度の面で、不正を起こさせない制度として、今現在の会計法令に基づいてやっていらっしゃるとのことなんですけれども、問題だと感じるところを若干指摘しておきます。  これは検査報告...全文を見る
○桜内文城君 警察の場合、こういった物品購入等の先ほど幾つか挙げましたような手口といいますか、というのは、これは県庁ですとかほかの役所でも多く見られるやり方ではありますけれども、特に警察に固有の費目といたしまして捜査費というものがやはり裏金の温床になっているんじゃないかというふう...全文を見る
○桜内文城君 検査院に重ねてお聞きいたしますが、具体的に、特に捜査費というのは検査の仕方も考慮を要すると思うんですけれども、しっかりとやっているんでしょうか。  要は、捜査費が適正に使われたかどうかというのは、捜査費を受け取った側の方にきちんと確認をするですとか、金額あるいは場...全文を見る
○桜内文城君 特に捜査費にこだわりたいんですけれども、といいますのは、よく聞く事例といたしまして、領収証の署名のところが同じ筆跡であって名前が別であるとか、よくこれは報道等でも明らかになっているところでございます。  そういった点で、先ほど言いましたような確認作業、こういった手...全文を見る
○桜内文城君 まあ、生煮えな感じはしますけれども、しっかりと今後取り組んでいただきたいと思います。恐らく日本で検査院しか切り込めない部分だと思いますので、これから、この物品購入等に限らず、しっかりとやっていただきたいと思います。  もう一つ会計検査院にお尋ねいたします。  会...全文を見る
○桜内文城君 特に二十二年度、これからなさる検査におきましては、よく指摘されます、ばらまきといいますか、民主党の方は怒るかもしれませんけれども、子ども手当、目的がもし少子化対策であるのであればこれに対してどれだけ有効なのか否か等々、しっかりと切り込んでいっていただきたいと思います...全文を見る
○桜内文城君 これで終わりますが、最後に一言だけ言っておきますと、財政制度等審議会の議を経て定める基準、私もこの審議会の専門委員を務めておりましたけれども、先ほどのような役所の意に沿わないような発言をもしすればすぐ首になるんですよ、ああいうのは。幾ら学識経験者を入れていますから大...全文を見る
05月17日第177回国会 参議院 法務委員会 第10号
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○桜内文城君 今回の民法等の一部を改正する法律案ということで、メーンはやはり民法とそれから児童福祉法の二つだと考えております。  民法の方については後ほど触れたいと思うんですが、一点だけ冒頭申し上げておきますと、今回の七百六十六条におきまして、これまで法文上明確でなかった面会交...全文を見る
○桜内文城君 こういった一時保護ですとか児童養護施設の場合、児童虐待に限らず、例えば特に一時保護の場合ですと、家出少年少女ですとか、そういったものも含まれると思います。特に、この児童虐待、親による、親権者等による児童虐待で保護をせざるを得なかったという実態についてはどの程度把握し...全文を見る
○桜内文城君 ばらばらと数字を挙げていただいているところなんですけれども、できるだけ包括的に最初にお尋ねしたようなものについて明確にお答えいただきたいんですが、例えばその児童相談所の一時保護の場合ですけれども、私、最初に定員のほか平均在所期間もお尋ねしました。それから、再入所の件...全文を見る
○桜内文城君 特に、児童虐待で再入所してしまう子供さん、場合によっては亡くなるほどの大変な虐待があったりとか、新聞報道等でも耳にするところです。そういった意味で、児童相談所のキャパシティーといいますか、一時保護をした上で親子の再統合ということでおうちに帰す場合もそれなりに多いとい...全文を見る
○桜内文城君 副大臣、議員立法とおっしゃったんですが、これ閣法として出ておるもので、ちょっと……
○桜内文城君 無関係なことについてはお答えいただかなくて結構です。  私が申し上げたのは、この一時保護というのは児童相談所長が決めたりする話であります。その児童相談所長の権限として、ここにあるように、親権停止の審判の取消しの請求を行うことができるという新たな権限を付与することが...全文を見る
○桜内文城君 違います。先ほどおっしゃったのは、児童養護施設の再入所等について把握しているけれども、一時保護については把握していないと明確におっしゃいました。私はそこをとらえて問題だというふうに申し上げているわけです。きちんとお答えください。
○桜内文城君 事前の説明のときにも申し上げましたが、ロジカルな説明じゃないからこうやって申し上げているわけです。この点については、私はこの三十三条の七という規定は、実態も把握せずにこのように児童相談所長の権限を拡大するということは全くロジカルじゃないというふうに考えております。 ...全文を見る
○桜内文城君 そのような事例も含め、全くガイドラインがないということを事前の法案の説明のときに厚生労働省に申し上げました。このような具体例のガイドラインもこのように国会に提出する前に用意をしていない閣法、これは一体どういうことなのかということを申し上げておきます。  そして今、...全文を見る
○桜内文城君 ガイドラインについてこれから作るということですけれども、このように解釈をどうするのか、法案の審議に必ず出てくる論点です。そういうのも全く用意せずに国会に出してくるということが、厚生労働省の役人の仕事の仕方としてどうなのかということを申し上げただけです。  今、法的...全文を見る
○桜内文城君 ガイドラインについては水掛け論になりますのでこれ以上言いませんけれども、これだけ附帯決議が衆議院で付いているような法案を出してくること自体が厚生労働省の怠慢だというふうに申し上げております。  私は法的効果は何かということをお尋ねしました。訓示規定ということは認め...全文を見る
○桜内文城君 法的規範というのを法的効果と呼ぶような解釈は始めて聞かせていただきました。法務委員会でそのようないいかげんなことを政府参考人といえどもするのはいかがなものかということは主張しておきます。本当、笑われますよ。笑っている委員の方も多いんですけれども。そんなので役人として...全文を見る
○桜内文城君 きちんと法務省とちゃんと相談した上でこういった条文を作っていただきたいと思います。  終わります。
05月19日第177回国会 参議院 法務委員会 第11号
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○桜内文城君 みんなの党の桜内文城でございます。  本日は、三人の参考人の皆さんの御意見をお聞かせいただきまして、本当にありがとうございます。  まず一つ目に、中田参考人に民法の改正案についてお尋ねいたします。  親権が子の利益のために行われるべきことという理念が明確に示さ...全文を見る
○桜内文城君 ありがとうございます。  二つ目に、三人の参考人の皆さんにお聞きしたいと思います。  今、単独親権をどちらにするかというような話があったわけですけれども、私がこれは勝手に素人ながら推測するに、元々日本の旧憲法下におけます家族制度というのは、家というものがありまし...全文を見る
○桜内文城君 ありがとうございます。これで終わります。
05月24日第177回国会 参議院 外交防衛委員会 第10号
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○桜内文城君 みんなの党の桜内文城です。  まず、今回の日韓図書協定でありますけれども、私自身は大変に問題の多いものだと考えております。  一つ目に大臣にお伺いいたします。  まず、タイミングの問題ですけれども、先ほども岸理事からも御指摘ありましたが、韓国の三人の国会議員が...全文を見る
○桜内文城君 大臣が重層的な日韓関係とおっしゃいますけれども、今回の朝鮮儀軌等を引き渡す、こういった話になってきたそもそもの発端は竹島問題だと考えております。竹島問題が大きくなっていって、その後に韓国の国会でも決議等がなされ、その根幹である竹島問題について何の進展もないまま、むし...全文を見る
○桜内文城君 慎重にもっと検討していただきたかったと思います。というのは、この内閣総理大臣談話の内容ですけれども、いろいろ御指摘ありますとおり、日韓請求権・経済協力協定にない新たな義務を日本国政府が負うものであります。更に言えば、今回こうやって国会にかかっている理由でありますけれ...全文を見る
○桜内文城君 私が言いたいのは、法に基づいてというのであれば、この内閣総理大臣談話、内閣総理大臣と書いてあるわけですよ。その予算委員会、総理がそれに対して何も答えずに、今回のこの委員会にも総理は来ない、それが国会軽視だというふうに指摘しているところであります。  通告にはないん...全文を見る
○桜内文城君 もはや無効でありというのがいつから無効だったかということを問題にしているわけです。  通告もしていませんので、これ以上言いませんけれども、私がここで指摘したいのは、いかにこの菅内閣というものが法律というものを遵守しないそのような傾向があるのかということを指摘してお...全文を見る
○桜内文城君 終わります。
05月26日第177回国会 参議院 法務委員会 第13号
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○桜内文城君 みんなの党の桜内文城です。  今日は、主に離婚後の親権、監護権の在り方、あるいは離婚前、離婚に至る過程での子の利益をどう図っていくのか、そういった点について質問させていただきたいと思います。  今回の改正案の中で、七百六十六条におきまして面会交流それから養育費に...全文を見る
○桜内文城君 ありがとうございます。  現実の問題といたしまして、やはり協議離婚の場合、大臣御指摘のように、まず合意に至る前ですね、特に子の監護に関する事項として、親権あるいは監護権をどちらに決定するのか、それからまた、一旦決定された後に、その後の面会交流の実績ですとかあるいは...全文を見る
○桜内文城君 ありがとうございました。大変重要な御答弁をされたと感じております。  やはり継続性の原則が言わば家庭裁判所における準則のように今現実としてなっていることから、実際に弁護士の、これ日弁連そのものじゃないんですが、財団法人日弁連法務研究財団というところが出している本で...全文を見る
○桜内文城君 ありがとうございます。  ここは立法論の話ですので、準則を、法律の形なのか、あるいは政令、省令なのかは別として、私自身の意見としましては、お示ししないことにはなかなか家庭裁判所も判断付かないことが多いんではないかなというふうに考える次第でございます。  これに関...全文を見る
○桜内文城君 ありがとうございます。  これで、もう時間もないので最後にいたしますが、改めて申し上げますけれども、やはり子の利益ということを考えましても、親権あるいは監護権の決定あるいは変更の場面におきまして実態を家庭裁判所がきちんと把握して、例えば虚偽のDVの申立てがあったり...全文を見る
○桜内文城君 私は、ただいま可決されました民法等の一部を改正する法律案に対し、民主党・新緑風会、自由民主党、公明党、みんなの党及び日本共産党の各派並びに各派に属しない議員長谷川大紋君の共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     民法等の一部を...全文を見る
06月07日第177回国会 参議院 法務委員会 第14号
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○桜内文城君 本日は、江田法務大臣が所信表明でも述べられました法の支配、そして法律に基づく行政というテーマで質問させていただきます。  まず最初に、今日は外務省あるいは内閣官房の方も来ていただいていますので、閣議決定の法的な位置付け等についてお聞きしたいと思っております。特に、...全文を見る
○桜内文城君 要は、内容的には、その後、協定が国会に提出されてきたということを見ても分かるとおり、財政法九条一項、そして日韓請求権及び経済協力協定をオーバーライドしているということだと思います。  こういったものが、憲法でいいますと、憲法四十一条、国会は唯一の立法機関であるとい...全文を見る
○桜内文城君 生じないものというか、今るる申し上げたように、実際に憲法四十一条やあるいは財政法九条一項あるいは日韓の請求権及び経済協力協定をオーバーライドしているわけですよ。こういった法の支配といいますか、法律に基づく行政というものが余りにも軽んじられているのではないかというふう...全文を見る
○桜内文城君 私は、今般可決成立した協定自体がいいとか悪いとか言っているわけではありません。その協定が実際に閣議決定をされた上で国会に提出されてきたと、今般の協定ですけれども、これについてはどうこう言うつもりはありませんけれども、その前の、昨年八月十日の閣議決定というものが憲法や...全文を見る
○桜内文城君 ありがとうございます。行政指導の名の下に、これが全く国家賠償請求の対象にならないというようなお答えでなかったので安心いたしました。  実際、今回のこの浜岡原発に関しては、やはり経済的な損失というのが中部電力に生じます。それで、実際そのほかもクエの養殖とかに原発の温...全文を見る
○桜内文城君 終わりますが、何かいろいろと報道等を聞いておりますと、全て原子力災害に関する賠償等を東電におんぶにだっこというような印象がございます。国家賠償法の適用も含め、これから議論をさせていただきたいと思います。  終わります。
06月09日第177回国会 参議院 法務委員会 第15号
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○桜内文城君 質問に入ります前に一言申し上げておきますと、私のところにもこの法務委員会の理事ということでたくさんのメールをちょうだいしておるところでございます。  ただ、その中にはやはり、今日先ほどからずっと議論されておりますように、やや事実誤認といいますか、特に、コンピュータ...全文を見る
○桜内文城君 今のこの改正案、刑事訴訟法上の文言を見ますと、やはり捜査機関の運用に委ねられているところが多々あります。むしろそこに私は懸念を抱いておりまして、例えば、今大臣もおっしゃいましたメールなり音声データかもしれませんけれども、その記録として差し押さえる対象物の限定、特定と...全文を見る
○桜内文城君 ちょっと細かいので今のに関連して刑事局長にお尋ねしたいんですけれども、今大臣は、リアルタイムの通信の記録というものは通信傍受法の範疇であって今回のこの差押えの対象にはならないというような趣旨でお答えになりましたけれども、この辺の区別ですね、条文を見ておりまして、例え...全文を見る
○桜内文城君 確かにそのような区別はあると思うんですけれども、何を私懸念しておるかといいますと、例えばインターネット上で音声通話がほぼ電話と同じように今現在実際やられておるわけです。また、それが、あるいは動画の記録もそうなんですけれども、リアルタイムで通話なりして、それがサーバー...全文を見る
○桜内文城君 おっしゃるとおりの区別だと思うんですが、何でこうやって食い下がって言っているかといいますと、今回、先ほども挙げましたように、百七条での差押えの対象物の特定の形式的な要件というものが非常にざっくりとしておるという点の指摘であります。  要は、今刑事局長おっしゃいまし...全文を見る
○桜内文城君 大臣がおっしゃるのが実際の実務の取扱い、運用だと思うんですが、何で私がこんなことを言っていますかといいますと、まさに条文上は差押えの対象物の特定の方法が比較的、言い方は悪いんですけれども緩いものですから、将来にわたっての通信日時の特定のところでそれを必ずしも排除して...全文を見る
○桜内文城君 杞憂であればまさにいいんですが。  もう一つだけこれに関連して懸念申し上げておきますと、今回、何で私がこうやって通信傍受法との対比とか言っているかといいますと、今この令状の名あて人がプロバイダーなわけですね、実際にデータがある。その通信を行っている被疑者といいます...全文を見る
○桜内文城君 副大臣がおっしゃることも分からないではないんですけれども、実際に法務省の方にこの記録命令付差押えの令状の請求を行う際どんな形になるのかということをお伺いしたところ、やはり捜査の段階ですのである程度広めに通信記録の特定を行うのはやむを得ないと、そうしますと、メールなり...全文を見る
○桜内文城君 不服申立て。
○桜内文城君 今の立て付けがそうであるとしても、立法論としては、やはり捜査機関がプロバイダー等にこうやって協力を求めていくものである以上、公権力の行使、国家刑罰権の行使といいますか、捜査権にかかわることですので、やはり何らかの不服申立ての手続、手段というものは、立法論として申し上...全文を見る
06月10日第177回国会 参議院 予算委員会 第19号
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○桜内文城君 みんなの党の桜内文城です。  本日は、福島第一原発の事故に対しましての政府のこれまでの対応等についてお尋ねいたします。  通告の順番とちょっと異なるんですけれども、本日の午前中に気になる質疑のやり取りがありましたので、まず、そこから海江田経産大臣にお尋ねしたいと...全文を見る
○桜内文城君 なぜ確認したかといいますと、やはり今日の午前中取り上げられておりました質問主意書に対する政府の回答なんですけれども、菅総理は、平成二十三年三月十二日午後七時四分からの海水注入が開始されたことについて、その時点では報告を受けていなかった。同内閣総理大臣が当該海水注入に...全文を見る
○桜内文城君 どうにも理解しづらい御答弁だと思います。  この質問主意書に対する回答においては、総理が当該海水注入について承知したのは五月二十日だと書いてあります。どうにも説明の付かないうそだと断じざるを得ません。  これに関連して、ベントも先ほども問題になっておりましたけれ...全文を見る
○桜内文城君 午前一時半に指示をした、そこから何度も指示をしたというふうに国会で何度も答弁されています。しかし、実際には、枝野官房長官が記者会見で、三時十二分から始まる記者会見ですけれども、それまではベントするなと、要請でなく指示をしたと、これは記録として残っております。残ってお...全文を見る
○桜内文城君 原子力損害賠償法と国賠法は適用の対象が違いますので、一方が適用されるからといって一方が排除されるものではありません。それは法律の専門家でいらっしゃる江田法務大臣はよく御存じだと思います。  私が言っているのは、特に発災後の政府の対応のまずさ、マニュアル無視、そして...全文を見る
○桜内文城君 何度も同じような答弁をお聞きしたように思いますけれども、やはりこれだけ大きなシビアアクシデント、まさに国際的にも迷惑を掛けるような大事故であります。これに対して政府が私は及び腰になっていると言わざるを得ないと思います。  先週の民主党の舟山委員の質疑の中でも、やは...全文を見る
○桜内文城君 関連質疑もありますのでこれでやめますけれども、何でこういったものをこの予算委員会の場で、全国民が見ている前でお出ししたかというと、全く全てのこのような前向きな提案が、全て菅総理の自分の見えのために、自分に対する批判だと思って全部潰してきたんですよ。だから言っています...全文を見る
06月14日第177回国会 参議院 法務委員会 第16号
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○桜内文城君 みんなの党の桜内文城です。  本日は、三人の参考人の皆様方、お忙しいところ、このように法務委員会に来て陳述をしていただきまして、本当にありがとうございます。  では、早速質問をさせていただきます。まず、記録命令付差押えに関してお尋ねいたします。  まず、山下参...全文を見る
○桜内文城君 ありがとうございます。  それと関連して山下参考人と前田参考人にお伺いしたいんですけれども、この記録命令付差押えですけれども、今IT技術というのは大変進歩しておりまして、こういった記録、記録といいますか電磁的な記録というものが、メールにしても、それから今インターネ...全文を見る
○桜内文城君 ありがとうございます。  今、前田参考人から通信傍受との関係についても御指摘いただいたところなんですが、今日配付していただいておりますレジュメの一番最後に通信傍受との比較論というのが、これは保全要請なり記録命令付差押えとの関係で、最後の行に書いてあるんですが、先ほ...全文を見る
○桜内文城君 ありがとうございます。  技術の発展ということを申し上げたかったという点は、ちょっと私の方から質問の補足をさせていただきますと、今通話の記録というのは、もちろん普通の電話のようになされたりする場合も多いんですけれども、例えば、これは動画でありますけれども、ユースト...全文を見る
○桜内文城君 ありがとうございました。  最後に、今のに関連して一つだけお伺いしたいのが頒布の概念ですね。若干販売と整理されたところですけれども、これも処罰範囲と関連してくると思うんですけれども、この頒布という文言をこういうふうに統一されたことについて、最後に御意見お聞かせくだ...全文を見る
06月16日第177回国会 参議院 法務委員会 第17号
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○桜内文城君 みんなの党、桜内文城です。  まず、今回の刑法改正案につきまして、ウイルス作成罪の条項、百六十八の二につきましてお尋ねいたします。  前回の当委員会での公聴会におきまして、人の電子計算機における実行の用に供する目的の解釈についていろいろと懸念も示されたところでご...全文を見る
○桜内文城君 内閣提出法案ですので、立法者の側の、立法者と言えるんでしょうか、法務省の刑事局長がそのような御答弁されたということは高く評価したいと思います。是非そのような解釈をするべき旨をきちんと周知徹底を今後していっていただきたいというふうに考えます。  そして、二つ目にお尋...全文を見る
○桜内文城君 前回といいますか前々回も同じような御答弁だったと記憶しておりますが、あえて今日これを持ち出したといいますのは、例として従来もということで、手紙が保管されている場所あるいはその者に対して令状を裁判所に対して請求してこれを執行していくということが実際に取られているわけで...全文を見る
○桜内文城君 質疑通告していないんですが、今大臣が立法府の意向も踏まえながらというふうにおっしゃいました。  ただ、残念ながら今回、法務省の職員の方が、今回の法案につきまして附帯決議について各会派で議論している中で、言わば行政機関の職員がその内容について介入してきたということが...全文を見る
○桜内文城君 もう終わりますが、自由な議論は行政府であれ国会であれ必要だと思いますが、やはり、お互いのりをわきまえて、つかさつかさで仕事をやっていかせていただきたいと思っております。  以上です。
○桜内文城君 私は、ただいま可決されました情報処理の高度化等に対処するための刑法等の一部を改正する法律案に対し、民主党・新緑風会、自由民主党、公明党及びみんなの党の各派並びに各派に属しない議員長谷川大紋君の共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。 ...全文を見る
○桜内文城君 みんなの党の桜内文城です。  まずもって、発議者の皆様、このように復旧復興のために必要な法律案、委員長提案で提出していただきまして、もう本当に尊敬に値するといいますか、大変いい仕事をされていらっしゃると敬意を表したいと思います。  日ごろ私、弱小野党でもあります...全文を見る
○桜内文城君 ありがとうございます。  これと関連いたしまして、これも事前に書面で提出したものでございますけれども、平成二十二年十二月十一日以降に相続の開始があった場合、既存の制度によりましても、まさに相続放棄の期間の伸長を家庭裁判所に対して申し立てることができたと。それが、例...全文を見る
○桜内文城君 ありがとうございます。  次に、最後にといいますか、時間も余っていて恐縮なんですけれども、最後にお尋ねいたします。  立法論といたしましては、例えば債務超過といいますか、資産負債を調査の上マイナスの場合については、例えばそういった場合については限定承認とみなす旨...全文を見る
○桜内文城君 ありがとうございます。  今回の議員立法の大変な御苦労、多としたいと思います。ありがとうございました。  以上で終わります。
07月28日第177回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第11号
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○桜内文城君 みんなの党の桜内文城です。  今回問題になっております二重ローン問題でありますけれども、私も三月十四日に仙台に行きまして、そのもう直後ぐらいから、この十年来、私、大変お世話になっています仙台で公認会計士をやっていらっしゃる方に親しい方いるんですけれども、もうその時...全文を見る
○桜内文城君 まず、事業仕分で指摘された二千億円がありきというふうにしか思えない資金規模でしかありません。  特に、先ほども竹谷委員から指摘のありましたGPといいますか、この無限責任組合員ですか、こちらが実際に業務を行っていく上で、今ほど中小企業庁の長官はお金が足りなくなれば財...全文を見る
○桜内文城君 いや、別に今回のことを聞いているわけじゃありません。復興債を発行して負債をしょったときのことを尋ねているわけです。負債を負うこともあり得るというふうにお答えなされたので、それについてお答えを求めているということです。
○桜内文城君 国の財政支出というのが中小企業庁作成のペーパーでは復興債と書いてあるわけですよ。出資と書いてありません。それについてお尋ねしています。いいかげんに答えてください。
○桜内文城君 中小機構をかますのはそちらの御勝手ですけれども、そもそもこういった中小機構、私も中小企業庁の御担当の方から詳細にその財務状況、財務諸表等について説明をいただきました。必ずしもこの中小機構、財務状況がいいわけではありません。  特に今回、事業仕分で指摘されております...全文を見る
○桜内文城君 答弁は結構ですけれども、一つだけ指摘させていただきます。  小規模企業共済勘定、ここに至っては七千六百億円の累積の欠損がいまだにあります。もちろんいろんな理由はあるとは思うんですけれども、そもそもこういった中小機構が、こういったまさに国難の大事な時期に非常に重要な...全文を見る
○桜内文城君 ありがとうございます。  次に、買い取った後のその債権の管理、処分等についてお尋ねいたします。  二十七条にそのような規定があるわけでありますけれども、一項で文言上は、買取りの価格がその債権額、簿価ですね、これを下回る場合においては、その差額につきまして債務免除...全文を見る
○桜内文城君 ありがとうございます。  加えまして、債権の管理及び処分ということでもう一つだけ指摘させていただきますけれども、買い取った後、買い取ったものの、それをすぐにまた回収に走るですとか、そういうことが仮になされますとなかなか被災事業者の再生ということに結び付かないという...全文を見る
○桜内文城君 ありがとうございます。  以上で質問は終わりますけれども、冒頭申しましたように、やはりスピードというものが非常に重要だと思っております。また、法律の形できちっと被災事業者を救済していく、再生させていく、そしてまた、まだ残された問題としては、類似の問題としては住宅ロ...全文を見る
○桜内文城君 私は、自由民主党、公明党、みんなの党及びたちあがれ日本・新党改革を代表して、株式会社東日本大震災事業者再生支援機構法案に対し、修正の動議を提出いたします。その案文は、お手元に配付されておりますとおりでございます。  提案の内容及びその趣旨について御説明いたします。...全文を見る
07月28日第177回国会 参議院 内閣委員会 第14号
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○桜内文城君 みんなの党の桜内文城です。  この障害者基本法でありますけれども、この一条の「目的」規定にありますように、「全ての国民が、障害の有無にかかわらず、等しく基本的人権を享有する個人として尊重される」、これは大変に重要な理念だと私も考えております。  今日は、そういっ...全文を見る
○桜内文城君 ありがとうございます。  二点目についてお伺いいたします。  附則の二条二項で、「国は、障害者が地域社会において必要な支援を受けながら自立した生活を営むことができるようにするため、」というふうなくだりがございます。ここが修正で追加になったところなんですが、具体的...全文を見る
○桜内文城君 ありがとうございました。  修正部分については以上でございますので、御退席いただいて結構でございます。  さて、いよいよ政府の提案の部分に参りますけれども、まず今回のこの障害者基本法の全体のトーンといいますか、色彩の面で私が感じるところについてお尋ねいたします。...全文を見る
○桜内文城君 時間がないのでちょっとはしょりまして、最後、ちょっと細かい法律上のことについてお尋ねいたします。  二条の二号、「社会的障壁」の中に「観念」という文言が含まれております。一方で、今回の四条二項で「社会的障壁の除去」ということが、国、特に国だと思うんですけれども、に...全文を見る
○桜内文城君 終わります。ありがとうございました。
07月29日第177回国会 参議院 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第4号
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○桜内文城君 みんなの党の桜内文城です。  今回の選挙期日の延期につきまして、これまで過去二回は内閣提出法案として行われてきたところでございます。今回、閣法でない理由についてまずお聞きいたします。
○桜内文城君 発議者には通告しておりませんので無理にお答えいただかなくても結構なんですけれども、今経緯として総務大臣も各党各会派の協議が調ってというふうにおっしゃったわけですけれども、残念ながら私ども少数会派にはお声が全く掛かっておりません。民主主義の根幹という触れ込みで今回のこ...全文を見る
○桜内文城君 できるだけの努力を政府としてもやっていただきたいと思いますが、立法論というほどでもないんですけれども、そもそもこの公職選挙法の趣旨、これは何を意味しているかといいますと、現行法でいえば、住民基本台帳、住民票に登録した後、三か月経過しますと選挙人名簿に登録されるという...全文を見る
○桜内文城君 やはり被災された方々のお気持ちを十分察した行政をやっていただきたいと思っております。  ただ、ちょっと、食い下がるわけじゃないんですけれども、今の点に関していえば、選挙ですので、民主主義の根幹といいましても、生活の本拠を既に多数の方々が、大多数の方がほかの土地に移...全文を見る
○桜内文城君 終わります。ありがとうございました。
08月22日第177回国会 参議院 本会議 第34号
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○桜内文城君 みんなの党の桜内文城です。  特例公債法案の趣旨説明に関し、民主党マニフェストの主要項目の見直し等についてただすとともに、世代間格差の是正という観点から、以下、番号を付して質問いたします。  質問第一。政権交代とは、結局何だったのか。  本来、政権交代の意義は...全文を見る
08月25日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第20号
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○桜内参議院議員 ただいま議題になりました株式会社東日本大震災事業者再生支援機構法案の参議院における修正部分につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  参議院東日本大震災復興特別委員会では、被災地域における事業の再生が地域の復興のための喫緊の重要課題であることにかんがみ、機...全文を見る
10月27日第179回国会 参議院 法務委員会 第2号
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○桜内文城君 みんなの党の桜内文城でございます。  平岡法務大臣、御就任おめでとうございます。  役所の後輩として、法務行政、それから法律解釈論等々、是非御指導いただきたいと思っております。  まず、お聞きしたいのが、北朝鮮に関するテロ行為等に関する情報収集について先般の大...全文を見る
○桜内文城君 是非、今おっしゃったとおり、十分注意して法務大臣としての職務に注力していただければと思います。  先般のこの委員会で国籍法の一部を改正する法律の施行状況に関する報告がなされました。これについて少しお聞きいたします。  数字は先般御説明いただいたとおりでありますし...全文を見る
○桜内文城君 その意味でも、すぐに事が決着するような話じゃないと私も認識しておりますけれども、今やられておりますこういった状況の報告、これは法律上当分の間とされておりますけれども、もう少ししばらくの間、長くやはり実態を見ていく必要があるかと思っております。  もう二年やったから...全文を見る
○桜内文城君 ありがとうございます。  次に、昨年以来何度もこの法務委員会で取り上げさせていただいています尖閣事件について、再び蒸し返すつもりじゃありませんけれども、お尋ねいたします。  昨年こういった尖閣事件が生じまして、当委員会のみならず予算委員会等々でも、そもそもそのよ...全文を見る
○桜内文城君 今の大臣の御答弁で一つ確認させていただきたいことがあります。私が外交関係と申し上げたところ、日中関係への考慮という文言をお使いになりましたけれども、日中関係というのは二国間の外交関係を指すのではないでしょうか。ちょっと一般的な理解として何をおっしゃっているのか少し理...全文を見る
○桜内文城君 今の御説明もちょっと意味不明なわけですけれども、今回、こうやって検察官が職務として行うというのは、もちろんこういった刑事訴訟法あるいは刑法等の適用を行うか否かというのを職務とする方が、そういった法の適用関係以外のことを考慮して、確かに犯罪後大変反省しておるとか、そう...全文を見る
○桜内文城君 なおのこと意味不明なんですが、中国にいる日本人の関係と言い出すと、これは在留邦人の保護というまさに国としての責務にかかわってくるところでございます。実際あのとき、フジタの社員ですかね、一体どういった法律上の構成要件に基づいて逮捕、勾留されたのか、いまだもってよく分か...全文を見る
○桜内文城君 押し問答でしようがないのでこの辺で切り上げますけれども、しかし検察官の職務を定める刑事訴訟法のこの手続上、これをどう解釈するかというときに、日中関係というのは外交関係と違いますと、法的な関係じゃないんですみたいな言い方されても、ここは法務委員会なんですから、日中関係...全文を見る
○桜内文城君 昨年、予算委員会にビデオが出てくる際、わざわざ当時の官房長官がなるべく広く見せないようにという注意書きを添えて出されたと。その文書も皆さん持っておると思うんですけれども、これは一体何の権限があって官房長官がそのような文書を発出したんでしょうか。
○桜内文城君 国会法百四条は、もちろん皆国会議員である者分かっているはずです。  そうじゃなくて、今お伺いしているのは、この刑事訴訟法四十七条との関係で、国会法百四条は別にいいんですけれども、これ適用関係はどうなっているんですか。
○桜内文城君 今刑事局長がおっしゃったのは、まず刑事訴訟法四十七条で可否を判断した上で国会法百四条の適用関係に移るという段階的なものをおっしゃいました。  であるとすれば、検察官あるいは検察庁あるいは法務大臣との間で何も話がないと、なかったと私はその当時予算委員会で聞いておりま...全文を見る
○桜内文城君 ですから、だから適用関係をお伺いしているんですが、要は刑事訴訟法四十七条では、恐らく那覇地検の判断としては特に開示を一部に制限するとかそういったものは言っていなかったと思うんです。単に開示するか否かだと思います。それを国会法百四条で、官房長官が官房長官名でその開示を...全文を見る
○桜内文城君 時間ですのでこれで終わりにしますが、何度も当委員会あるいは参議院の予算委員会でも指摘してまいりましたが、この民主党政権、大変法律を無視する、あるいは法律にないことを思い付きで行っていく、こういったケースが多々あったと思います。  時間がないので今日はこれで終わりに...全文を見る
11月07日第179回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第4号
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○桜内文城君 みんなの党の桜内文城でございます。  まず、先般急逝されました西岡参議院議長に対しまして、心から御冥福をお祈り申し上げたいと思います。  さて、まず今日お聞きしたいのは、福島第一原発の事故の関係でございます。  経済産業大臣それから原発担当大臣、お二人とも発災...全文を見る
○桜内文城君 ありがとうございます。  ただ、今大臣の御答弁をお聞きしておりまして、特に東京電力が今そういったオンサイトの対応の資力がまだあるというような趣旨の御発言ございましたけれども、しかし、既に賠償債務の重圧でほとんど身動きが取れないというのが実情だと思います。  先週...全文を見る
○桜内文城君 ありがとうございます。  もう発災以来八か月がたとうとしております。特に、これだけの大事故ですので、国の責任、権限というものをはっきりさせて、先ほど申しましたように、政府としてもしっかりと、オンサイトの面も含めて対応していただけるような体制を一刻も早くつくっていた...全文を見る
○桜内文城君 はい。
○桜内文城君 そごが生じるのはこれは当たり前の話でして、要は、何で議員立法で参議院で可決したのかといえば、政府案の産業復興機構のファンドの案がとても現実には使い物にならない、言い方は悪いですけれども、そういったものになりかねないので、より使い勝手の良い、かつ被災地、被災者を救済す...全文を見る
○桜内文城君 被災者に対する支援をできるだけしていきたいとおっしゃるんであれば、参議院可決法案の方を政府がのめば済む話なんですよ、政府・与党が。なぜそれをしないのかということをお尋ねしているんです。  併存するのが前提ということ自体が私はおかしいと思います。併存してもいいですよ...全文を見る
11月14日第179回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第4号
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○桜内参議院議員 お答えいたします。  みんなの党で窓口をやっておりました。みんなの党といたしましては、まさに御指摘の二十三条そして二十七条、買い取り価格及び買い取り後の債権の管理、処分についての修正を出させていただきました。  そういった意味では、今回の三党合意によります衆...全文を見る
○桜内参議院議員 お答えいたします。  二点ポイントがあると考えております。一つ目が、買い取り価格というものを客観的かつ合理的に明確な基準で示すことによりまして、債権買い取りのスピードを上げていくということであります。日々の事業の資金繰りにも関係する重要な事項ですので、これは一...全文を見る
○桜内参議院議員 このままですと、政府案でもともと言っておりました産業復興機構と同じ買い取り条件になってしまいますので、全く買い取りが進まないということになるかと思います。  これまで、震災発生以来八カ月たっております。そして、この与党案の産業復興機構、これも二次補正で一部予算...全文を見る
○桜内参議院議員 全く言語道断だと思います。民主党の議員の方がよく使われる言い方をすれば、議会制民主主義の否定であるというふうに思っております。  さらに一つつけ加えて言えば、その三党協議の場に役所の側が常に同席しておったと聞いております。議員立法であるにもかかわらず、一体、憲...全文を見る
11月18日第179回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第5号
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○桜内文城君 みんなの党の桜内文城です。  本日は、衆議院での修正を行われた近藤議員に主にお聞きいたします。  今回のこの法案の目的、趣旨ですけれども、もう言うまでもなく、震災に遭われて、そして二重債務に苦しむ、そういった被災地の皆さん方を救済するということにあります。そのた...全文を見る
○桜内文城君 全く質問に答えていないと思います。私が尋ねたのは、今回の修正によって、そんな国民負担の話だとかあるいは維持可能性の話じゃなくて、被災者を救済するという点において何か一つでもメリットがあるのかというふうにお尋ねしたはずです。  先ほど来、今回の修正の趣旨として、国民...全文を見る
○桜内文城君 全く回答になっていないと思います。反論にもなっていないと思います。  隠れた補助金というものをこれほど嫌っていながら、一方で六百五十億円の補助金、既に出しているじゃないですか。にもかかわらず、損切り云々も全くなされていない、債権買取りも一件も進んでいない。  そ...全文を見る
○桜内文城君 民主党の言う政治主導ってこんなものなんですか。これは是非、国会議員のみならず全国民に知っていただきたいと思います。何が政治主導ですか。  先日の近藤議員の衆議院での答弁の中で、大変失礼な発言がありました。私が、役所の説明がその協議の中でミスリードのものであった、要...全文を見る
○桜内文城君 全然かみ合っていないんですが。私が尋ねていないことを勝手に答えないでください。  一言申し上げておきますと、私は直接その役人に確認をして、このような説明をしたということを述べたまでですよ。あなたがそれにだまされたとは言っていませんよ。勝手にだまされたということはな...全文を見る
○桜内文城君 じゃ、これで終わります。
○桜内文城君 みんなの党を代表して、ただいま議題となっております株式会社東日本大震災事業者再生支援機構法案に関して反対の立場で討論します。  みんなの党は、当初から被災者の余りにも過酷な二重債務の負担を国の責任で抜本的に軽減するため、思い切った政策を求めてきました。そして、参議...全文を見る
11月22日第179回国会 参議院 法務委員会 第3号
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○桜内文城君 みんなの党、桜内文城でございます。  前回、十月二十七日のこの法務委員会で尖閣事件について若干お聞きしましたが、その際、大臣の御答弁、やや意味不明な部分が残っておりますので、まずそこから、続きから質問を始めたいと思います。  先ほど丸山委員からも尖閣事件について...全文を見る
○桜内文城君 社会的、経済的影響という言葉を使われました。これ、政治的なものではないということが意味不明だと思うんですけれども、政治的判断あるいは政治というのは、こういった社会、経済に対する影響を考えるのが政治的判断ということだと、一般的にはそのように文言を使われると思うんですけ...全文を見る
○桜内文城君 検察当局の判断がそもそも刑事訴訟法違反じゃないかという指摘をしているわけです。それを大臣が追認するというのがおかしいということです。  少なくとも、先ほど丸山議員もおっしゃいましたけれども、この釈放の判断というものがいいか悪いかを問うているわけじゃないんです。それ...全文を見る
○桜内文城君 当時の大臣の判断を問うているわけじゃないんです。これ、刑事訴訟法二百四十八条に関してそれが違反じゃないのかということを、平岡法務大臣の御判断をお尋ねしています。お答えください。
○桜内文城君 あくまでも二百四十八条違反、検察官の裁量権の逸脱とはお認めにならないということでしょうか。確認いたします。
○桜内文城君 このような前例がつくられるのは、本当に司法権の独立、あるいは検察官だったら何でもできるということになるわけですよ。  今検察改革が叫ばれている中、その検察官が外交関係にまで介入できるということが本当に法治国家として正しいのか否か、今の御答弁は大変重いものだと私は受...全文を見る
○桜内文城君 では、次の話題に移ります。  法テラスが発足して数年たってきておるわけですけれども、この法テラス、非常に重要な役割を担っておると思います。日本全国でなかなか法律サービスを受けることのできない皆さんに身近に法律サービスを、それも非常に安価に提供するという意味で、大変...全文を見る
○桜内文城君 その監査法人の監査なり指導というのがどうかなというところを指摘しておるわけですけれども。  これ、普通の公認会計士がぱっと見ると非常に違和感を覚えるわけですよ。破産更生債権等といっても、全額、それも小さい額じゃないんですよ、九十五億円、これが全額立っているという処...全文を見る
○桜内文城君 同じ財務諸表の後ろに、附属明細表の中に民事法律扶助立替金等に対する貸倒引当金の明細というのがあります。設立といいますか、活動を始めて五年ぐらいですかね、たっているかと思うんですけれども、この立替金の残高が、私これ手元に持っていますのは二十二年度末の財務諸表ですけれど...全文を見る
○桜内文城君 時間がないのでこれで終わりますが、こんなのやる気になればすぐに検討できるはずですので、監査法人とよく相談して早く改善していただきたいということを述べて、質問を終わります。ありがとうございました。
11月24日第179回国会 参議院 法務委員会 第4号
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○桜内文城君 みんなの党、桜内文城です。  皆さんが既に質問をされておりますけれども、まず今回の刑法改正の趣旨、それからこの薬物使用等に関しましては新法がこのように提出されてきておるわけですけれども、その趣旨について確認いたします。法律の一般的な趣旨につきましてはこれまでも既に...全文を見る
○桜内文城君 何か急ぐという意味でいえば話が逆だと私は思います。というのは、この法案の附則の一条で、公布の日から起算して三年を超えない範囲内で施行するという規定があります。  今回の法案、いいところばかりかというと、そうでない部分がやはりあります。例えば、先ほども問題視されてい...全文を見る
○桜内文城君 入口の部分で余りこだわりたくないんですが、要は、過剰収容という直接的な立法の原因といいますか立法事実と申しますか、そういった状況が解消されているわけですよ。かつ、保護観察の在り方、今後どうやっていくのかというのがきちんと議論されたとは思えません。  もちろん、ボラ...全文を見る
○桜内文城君 その再犯防止という点に話を移しますけれども、先ほど言いましたように、今回の改正案の二十七条の二に、再犯防止といいますか再び犯罪を防ぐためという文言があります。この目的というのは大変よろしいかと。誰もこんなの異論を挟むようなところじゃないんですけれども、じゃ、この目的...全文を見る
○桜内文城君 そのような考え方もあるんでしょうが、立法論として言えば、法の解釈というよりも立法論として言えば、他国の例としまして、例えばドイツですとかは、法務省の方に教えていただいたところでは、裁判時にこのように一部執行猶予ということを判断するんではなくて、むしろ拘禁刑を一部執行...全文を見る
○桜内文城君 もちろん、ドイツと制度が違うので一概には言えないとは思いますけれども、刑の執行という意味でいえば、茶化すつもりはありませんけれども、死刑の執行とか行政権が執行を担当すればそれで事が収まるという話でもないので、そこも含めて本来検討すべきだったのではないかなというふうに...全文を見る
○桜内文城君 次の質問に行きます。  今回、薬物使用等の罪に関する特例法といいますか、新たな立法があるわけですけれども、これ私、ちゃんと議論されたのかなと疑問を持っておりまして、というのは、この法律そのまま読みますと、何回犯罪を犯しても、累犯を重ねても、この一部執行猶予の対象と...全文を見る
○桜内文城君 検討を進めてもらうのは大変結構なんですが、だからこそ、冒頭、なぜ今のタイミングなのかと。十分な検討がまだ終わっていないわけですよね。そういった時点でこういった法律を出してこられる、そこがよく分からないというふうに申し上げています。  特に薬物使用の場合、覚せい剤を...全文を見る
○桜内文城君 再犯防止の目的はよしとして、それを達成する手段として今回のこの法案というものが適切なのかというのを一貫して尋ねております。  他国の例で見ますと、大変薬物事犯については刑罰が厳しい国もあると聞いております。あるいは、こういった刑の一部執行猶予を行って、かつ保護観察...全文を見る
○桜内文城君 事実として教えていただくのは結構なんですけれども、要は今回の法案の目的というのが、何度も言いますように再犯を防ぐこと、特に薬物使用に関しては大変再犯率が高いので、これをなるべく下げていく、その目的はいいんですよ。他国の例をなぜ聞いたかというと、他国ではもっと厳しい、...全文を見る
○桜内文城君 恐らく平成七年の犯罪白書に各国の例が出ているだけですので、それ以降十分検討されていないんじゃないかと思うんですが、むしろこういった薬物事犯の再犯防止というのを議論するんであれば、薬物事犯そのものの刑罰等をきちんと議論して、そういった合わせ技でもって再犯を防いでいくと...全文を見る
○桜内文城君 これで終わりにしますけれども、何でこのタイミングかというのが、今大臣もおっしゃったように、言わばこれ、本当は保護観察官なりを増やす、あるいは保護司を増やす、あるいはGPSのような装置も購入する、こういった、僕は予算関連法案かなと最初思ったぐらいでして、予算関連法案で...全文を見る
11月25日第179回国会 参議院 本会議 第8号
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○桜内文城君 みんなの党の桜内文城です。  みんなの党を代表して、東日本大震災からの復興のための施策を実施するために必要な財源の確保に関する特別措置法案外二案について、野田総理に質問します。  まず、政権交代後二年余りで見えてきた民主党政権の三つの特徴を指摘します。  第一...全文を見る
11月29日第179回国会 参議院 法務委員会 第5号
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○桜内文城君 みんなの党の桜内文城です。  まず、小林参考人に、現在の保護観察の状況について確認の意味で質問させていただきたいと思っております。  今回の法案、目的は再犯防止という点がメーンだと思うんですけれども、これに対して、特に薬物事犯、今日も大変なこうやって話題になって...全文を見る
○桜内文城君 ありがとうございます。  次に、川端参考人にお尋ねいたします。  今現在の保護観察の状況というものが、今、小林参考人からお話があったとおりでございまして、特に薬物事犯に関してなかなか十分な対応ができる状況にはないということですけれども、元々の法制審の諮問との関係...全文を見る
○桜内文城君 ありがとうございます。  川端参考人にもう一つお伺いしたいんですけれども、今おっしゃったとおり、現状の保護観察の在り方が再犯防止には不十分だという認識をお持ちの上でこういった法案の答申をされたということですけれども、先般のこの法務委員会での政府側の答弁の中では、例...全文を見る
○桜内文城君 ありがとうございます。  時間がないので次に行かせていただきますが、松本参考人にお尋ねしたいと思います。  冒頭、松本参考人の陳述の中で、薬物依存症というのは病気であって、供給を減らすためには取締りを強化する、一方で需要を減らすという意味で治療なりそういったプロ...全文を見る
○桜内文城君 ありがとうございました。  終わります。
○桜内文城君 みんなの党の桜内文城です。  まず、藤本参考人とそれから山下参考人、お二人にお伺いしたいと思うんですけれども、特に薬物事犯についてお尋ねいたします。  通常の犯罪以上に再犯率といいますか累犯が多い犯罪類型と言われておるところですけれども、今回、新法をもって、累犯...全文を見る
○桜内文城君 ありがとうございます。  もう一つ、藤本参考人に刑事政策という意味でお尋ねしたいと思います。  再犯防止といいますと、例えば外国の事例で、性犯罪ですとか、こういった薬事犯もあると思うんですけれども、保護観察に類する制度の下で、GPSを装着させるですとか、そういっ...全文を見る
○桜内文城君 ありがとうございます。  時間もありませんので、最後に是非近藤参考人にお聞きしたいんですけれども、日ごろ薬物に依存する方々と向き合っていらっしゃって大変な御苦労もあるかと思うんですけれども、やはりこういった薬物依存症ですとか薬物事犯というものが犯罪なのか、あるいは...全文を見る
○桜内文城君 ありがとうございます。
11月30日第179回国会 参議院 国際・地球環境・食糧問題に関する調査会 第1号
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○桜内文城君 みんなの党の桜内文城でございます。  まず一つ目に、国土交通省にお尋ねいたします。  大変大きなダムも上流に二つもあると先ほど御説明あったところなんですけれども、かんがいあるいは発電の目的だということではあるんですけれども、もうちょっと上手に運用をすることはでき...全文を見る
○桜内文城君 最初に国土交通省。
12月01日第179回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第7号
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○桜内文城君 みんなの党の桜内文城です。  この復興特区の法案ですけれども、日ごろ私、予算委員会あるいはほかの委員会で、大分民主党政権のありよう等について因縁を付けるといいますか、けんかを売ることも多いんですけれども、今回のこの法案は大変御努力いただいて、評価したいと思いますし...全文を見る
○桜内文城君 ありがとうございます。  民主党政権、政治主導をうたっていらっしゃいますので、官僚との調整等々多々あったかとは思うんですけれども、こういった成功事例を踏まえて、これからはもっと被災地の救済ですとか復興に向けてしっかりと仕事をしていただければ私どもも協力できるところ...全文を見る
○桜内文城君 大変この法案、割に分量もありますし、また、個々のいろんなこれまで従来の規制等、規制といいますか所管の法律等々いろいろ挙げていらっしゃるところでございます。  大変前向きな、包括的な法律になったと評価するところでありますが、もっともっと、特区というからには、まさに、...全文を見る
○桜内文城君 ありがとうございます。  自治体なり地方の意見を吸い上げる仕組みとして、復興特別意見書が今回修正で盛り込まれております。大変高く評価したいと思っておりまして、是非、その趣旨ですとか、これから運用としてどういうふうにお考えになっているのか、修正案をお出しになった階先...全文を見る
○桜内文城君 ありがとうございます。  是非、実際の運用の面でも、なかなか日ごろの、通常の地方行政ですとか、あるいは国会との関係あるいは中央省庁との関係等々、なかなか地方の意見がそのまま反映されるわけでもないのが通例ですので、是非そういった現状を打破するいい運用を、これはむしろ...全文を見る
○桜内文城君 ありがとうございます。  次に、税制上の支援措置について伺います。  新規立地の新設企業に対しましては大変、優遇措置といいますか、実質的に法人税が五年間ゼロということで、これも高く評価したいと考えます。  ただ、もうちょっと範囲というか、地元の企業も再生を一生...全文を見る
○桜内文城君 ありがとうございます。  とにかく、例の財源確保法なりで法人税三年間増税ですとかあるいは所得税二十五年間ということもございますので、やはり復興を加速させていくという意味で、こういった税制上の措置ですね、これに限らずなるべく多くメニューを作っていっていただきたいと思...全文を見る
○桜内文城君 ありがとうございます。  最後に、復興交付金について幾つかお尋ねいたします。  政府の説明の資料等、対象事業が五省四十事業というふうに今のところ挙げられているわけですけれども、これ一体どういった基準でそもそも選ばれたのか、そこのところがなかなかちょっと理解しづら...全文を見る
○桜内文城君 最後にその関連でお尋ねいたしますけれども、実際の地方の公共事業等につきましては、国の直轄事業とこういった補助事業等々ありまして、その区分けといいますか、私自身はこういった被災地ではないんですけれども、やはりどういうふうに予算をお願いしていくのか等々、直轄、事業なのか...全文を見る
○桜内文城君 終わります。ありがとうございました。
12月01日第179回国会 参議院 法務委員会 第6号
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○桜内文城君 みんなの党の桜内文城です。  先般、当委員会の参考人質疑で六人の専門家等々の方に来ていただきまして、大変勉強になりました。  その中で、まず法務大臣にお聞きしたいんですけれども、この法案をこのタイミングでなぜ出されるのかということでございます。  これは前回の...全文を見る
○桜内文城君 役所の先輩にこうやって申し上げるのもちょっと僣越かとは思うんですけれども、もし今大臣がおっしゃるように法案を通してからその準備をきちんとやっていくと、これを取っかかりにして予算も含めやっていくというのは一つの考え方だと思うんですが、しかし、そもそもこの法案を予算関連...全文を見る
○桜内文城君 それはどうでしょうか。先ほども別の方の質疑の中で、例えば自立支援センターですか、こういったところで社会内処遇の在り方といいますか、広く言えばこれに該当すると思うんですけれども、我が国の置かれた現状というのを考えるのであれば、この社会内処遇自体をもっと検討すべきであっ...全文を見る
○桜内文城君 今の御答弁では納得いきません。  といいますのは、法案の通しやすさということを最後おっしゃいました、納得いただけるんじゃないかという言葉で。むしろ、こういうふうに社会内処遇を増やすというのであれば、しっかりとした保護観察の仕組みを同時に提示してこそ社会に受け入れら...全文を見る
○桜内文城君 いろいろおっしゃるわけですけれども、是非、今回の法制審での答申を出すに至った過程で諸外国について大変調べられたということなんですけれども、諸外国のそういった保護観察に類する制度の中でどういった再犯防止の手段が取られているのか、GPSについてはもう議論済みだよというよ...全文を見る
○桜内文城君 時間ですのでこれでやめますが、最後に、今回の再犯防止という目的を達成できているかどうか、大分先の話にはなりますけれども、やはりしっかりと検証をしていただきたいと思っております。  それについて、最後、前向きな御答弁をお願いできれば幸いです。  これで終わります。
○桜内文城君 終わります。
12月08日第179回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第10号
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○桜内文城君 みんなの党の桜内文城です。  本日は、原発事故の収束に関する質問を主にさせていただきます。  残念ながら、今日は細野大臣、原発事故の収束及び再発防止担当大臣が外国に出張されておりますので、主に総理にお尋ねいたします。  元々こんなことになるとも予想していなかっ...全文を見る
○桜内文城君 東京電力がまず自分でやれという御答弁です。実際、前回のこの復興特で枝野経産大臣も、現状までは東京電力が自らの責任、つまり自らのお金でその対応をしていくという言い方をされておりますが、これだけの国際的なレベル7の大事故ですよ。本来であれば、政府がこの敷地を収用してでも...全文を見る
○桜内文城君 私は、今の枝野大臣の御答弁、全く納得いきません。  既に東京電力は一兆円の支援の要請をしているわけですよ。実質的な破綻企業ですよ。そこに全てを丸投げする、その政府の姿勢がいいのかどうかと尋ねているんです。全く枝野大臣の御答弁、納得いくものではありません。  むし...全文を見る
○桜内文城君 二枚目のフリップ出してもらえますか。  こちら、今現在の東京電力福島第一原子力発電所内の仮防潮堤の写真です。二枚あります。これで本当に、再びあのような大きな地震、あのような大きな津波が来て耐えられると本当に思っているんですか。これ一円も政府はお金出していないんです...全文を見る
○桜内文城君 日本が、これ戦前であれば一等国あるいは三等国という言い方をしていました。今であれば先進国、後進国、そういう言い方があると思うんですけど、九か月たってこれですよ。国家の総力を挙げてと皆さんおっしゃいますけれども、本当にちゃんとやっているんですか。笑われますよ、これ。是...全文を見る
○桜内文城君 全く政府としての責任を回避しようとする、東電に全ての責任を丸投げしようとするその姿勢は私は許し難いものだと思います。  もちろん東電に出させるのは当たり前です。しかし、東電は、先ほど言いましたように、既に実質的には破綻している企業なんですよ。一兆円の支援要請、既に...全文を見る