桜内文城

さくらうちふみき



当選回数回

桜内文城の2012年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月28日第180回国会 参議院 法務委員会 第2号
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○桜内文城君 小川大臣、御就任おめでとうございます。  早速質問に入らせていただきます。  まず一つ目が、今回議題になっておりますこの給与法の関係についてお尋ねいたします。  いろいろ今も議論があったところですけれども、憲法二十八条の労働基本権、団結権、団体交渉権、団体行動...全文を見る
○桜内文城君 ありがとうございます。  黒岩議員、これで質問は終わりですので、退席していただいて結構です。  先ほど小川大臣の御答弁にもありましたけれども、例えば、先ほども議論になっておりましたけれども、裁判官、検察官につきましては定員を増やすという方向に既になっておるわけで...全文を見る
○桜内文城君 今お尋ねしたのは、その役目を終えた、実質的に終えていると、今回の法案でもってですね、ということが言えるのではないのか。その場合、この二〇%削減というのはやる気の問題で、法律として出せば済む話ではないのかというのをお尋ねしているんですけれども、それについてです。
○桜内文城君 次の質問に参ります。納得しているというわけじゃないんですけれども、次に行きます。  特に裁判官の報酬という点について、次はお尋ねしたいと思います。  先ほどから指摘されておりますけれども、三権分立の観点、憲法でいえば七十九条六項ですとか八十条二項、こういったもの...全文を見る
○桜内文城君 むしろ大臣に御答弁いただきたいのは、これを前例としないと、今後はこのような異例なやり方は取らずに、過去確立してきた憲法慣行というか習律をできるだけ遵守していきたいという決意を述べていただきたいんですけれども、いかがでしょうか。
○桜内文城君 政府と国会といいましても政権与党でいらっしゃいますので、そこはうまくすり合わせ等をしていただければというふうに要望いたします。  次の質問に移ります。  ちょっと細かい点が多いものですから役所の方にお答えいただければと思うんですけれども、昨年も当委員会におきまし...全文を見る
○桜内文城君 独法会計基準を盾に取っておっしゃっていますけれども、私、以前この独法会計基準を設定する審議会の専門委員をずっとやっておりました。その者から見ても、独法会計基準には、確かにここまで厳しい、ほかの弁護士法人と一緒にやれと、そこまでは書いていないわけですよ。  また、法...全文を見る
○桜内文城君 この件についてはまた改めて御質問させていただきます。  以上です。
03月22日第180回国会 参議院 法務委員会 第4号
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○桜内文城君 みんなの党の桜内文城でございます。  本日は、大臣の所信に対する質疑を幾つかさせていただきます。  まず最初に、法曹養成制度について、大臣も御検討をされるということをおっしゃっていらっしゃいます。法曹の養成に関するフォーラムで今検討を行っていらっしゃるとのことな...全文を見る
○桜内文城君 ありがとうございます。  こういった司法制度改革あるいは法曹養成制度の改革に限らず、やはりいろんな利害関係者が当然いるわけでありまして、全部の意見を聞いていればとても改革ができない。特に、似たような事例で申しますと、やはり、例えば同じプロフェッショナルといいますか...全文を見る
○桜内文城君 ありがとうございます。  次の質問に移ります。  先ほども話題になりました法テラスについて、一般的な点についてお伺いいたします。  具体的には後ほど予定されております特措法の審議の中でお聞きしたいと思うんですが、まず、法テラスの現在の運営費交付金が他の独法と同...全文を見る
○桜内文城君 ありがとうございます。  後ほど、この後の審議の中で、もう少し特措法に関連する部分で質問をさせていただきたいと思います。取りあえず、法テラスは以上で終わりにします。  次に、大臣の所信の中でハーグ条約に関する国内法の整備について触れられております。これは大変大事...全文を見る
○桜内文城君 ありがとうございます。  是非、面会交流の促進といいますと、これは厚生労働省にもかかわってくることかもしれませんけれども、是非、法務大臣としても力を尽くしていただきたい分野でございます。希望を述べておきます。  そういった意味で、今の民法の上では八百十九条で子の...全文を見る
○桜内文城君 大変前向きな御答弁ありがとうございます。  是非そのような方向で、法務省だけじゃないとは思うんですけれども、政府としても取り組んでいっていただきたい分野でございます。  時間ですので、最後にお伺いしたいのは、現在、法制審で民法の債権関係それから会社法制について審...全文を見る
○桜内文城君 法制審で御審議されているとのことですので、この委員会でそれにとやかく言うような立場では全然ないんですけれども、意見としてちょっとだけ述べておきますと、例えば民法の方ですね、例えば時効についてももちろん見直しといいますか検討がされていると思うんですけれども、私、たまた...全文を見る
○桜内文城君 みんなの党の桜内文城です。今回の法テラス特措法について質疑をさせていただきます。  まず一つ目ですけれども、今回の特措法、震災復興関連ということで出てくるのが本来もっと早くすべきものではないかなという意味で、その趣旨には大変賛同するものでありますが、実は今回特措法...全文を見る
○桜内文城君 何でこんなことを言っているかといいますと、一年以上償還がなかったものに関しても後々戻ってくるものが幾らかあるという実績値なりを十分法テラスの側で把握していらっしゃるとのことですので、そういった意味でも、そういった実態に即してやっていらっしゃるということをきちんと示し...全文を見る
○桜内文城君 ありがとうございます。  次の質問をさせていただきます。  今回、長期借入金の規定が盛り込まれたわけですけれども、元々、先ほど独法のそもそもの成り立ちというかについても読み上げましたけれども、特にこの法テラスのような独立行政法人準拠のものというのは、他の独立行政...全文を見る
○桜内文城君 ありがとうございます。  これで質問、時間なので終えますが、例えば日本学生支援機構ですとか、ある種、貸付けを行うことが主たる業務ですので、そういう金融面の業務を持たない、全然持たないわけじゃないんですけれども、ちょっとやはり違和感は残ります。また、そういった意味で...全文を見る
○桜内文城君 私は、ただいま可決されました東日本大震災の被災者に対する援助のための日本司法支援センターの業務の特例に関する法律案に対し、民主党・新緑風会、自由民主党・たちあがれ日本・無所属の会、公明党、みんなの党及び日本共産党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  ...全文を見る
03月27日第180回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第4号
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○桜内文城君 みんなの党の桜内文城です。  質問通告とちょっと順番違うんですが、余り時間がないので、予算案そのものについてまずお尋ねいたします。  今日、参考資料としてもお出しいただいていますけれども、この東日本大震災復興特別会計の来年度の予算ですけれども、私、元々大蔵省にお...全文を見る
○桜内文城君 違法だとか問題という指摘ではなくて、大変違和感のある予算書、予算案ではないかという指摘でございます。もちろん耐震化に、沖縄で地震なり津波なり起こる可能性もちろんありますので、やっていただいて結構なんですけれども、まあ悪い言い方しますと、一般会計で、昨年度よりも見た目...全文を見る
○桜内文城君 御答弁ありがとうございます。  私が指摘したいのは、もちろんこういうの、十五億円、すごい大事な予算だと思うんですけれども、もっともっと国が主体的に率先して事態に当たるべきではないのかという問題意識からこういった質問をさせていただいております。  というのは、もう...全文を見る
○桜内文城君 終わります。  ありがとうございました。
03月28日第180回国会 参議院 法務委員会 第5号
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○桜内文城君 みんなの党の桜内文城です。  まず、今日は委嘱審査ということで、人権擁護局の関係についてお尋ねいたします。また、大臣の所信の中でも、政府からの独立性を有する新たな人権救済機関の設置ということにも触れられております。この両方について、今現在の人権擁護局のお仕事と、そ...全文を見る
○桜内文城君 ありがとうございます。  一般的にはそういうことだとは思うんですけれども、やはり自由権というものと平等権というもののその兼ね合いといいますか、これはよくよく考えなくちゃいけない問題だと考えております。というのは、自由を徹底すると不平等が生じます。一方で平等を徹底す...全文を見る
○桜内文城君 そういう曖昧、曖昧と言っては失礼ですけれども、根拠がなかったものを今度新法なりでもって新たな人権救済機関というような言い方をされているんだと思います。  続けて、新たな人権救済機関あるいは人権擁護機関についてお尋ねいたします。  現在、まだ条文審査中だそうでして...全文を見る
○桜内文城君 普通のことだと思われるのは個人の主観でいいんですけれども、それが普通なのか否かということなんですけれども。  今の人権擁護局の取組、もちろんこれはこれで大事だと思います。いじめですとか、あるいはまさに差別とか、世の中にあってはいけない話ですので、そういうのをなくし...全文を見る
○桜内文城君 一つのお考えとして承りますけれども、やはり、違法なものに限定するというふうにおっしゃいましたけれども、法の解釈、適用の権限というのはもちろん裁判所にあるわけですので、行政権が仮に違法だと思ったものが本当にそうなのかというのは、本当に裁判になってみないと分からない話で...全文を見る
○桜内文城君 終わります。
04月02日第180回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○桜内文城君 みんなの党の桜内文城です。  本日は、東京電力福島第一原発の事故、そして、それに対する政府の対応等に関係しまして、政府の責任、そして東京電力の経営陣の責任といったことについて主にお尋ねをいたします。  まず最初に、現在の東京電力福島第一原発の現状等について経済産...全文を見る
○桜内文城君 ありがとうございます。  それから、外部にいまだに放射性物質の流出が止まっていないといいますか、完全には収束していないとも聞くわけですけれども、これについてはどの程度把握されていますでしょうか。
○桜内文城君 何でこういうふうに最初にお尋ねしたかといいますと、昨年の四月十五日のこの参議院の予算委員会で、当時官房長官でいらした枝野大臣から、例の工程表を初めて公表していただいたときに、政府としては東京電力が作成した工程表をきちんとフォローアップするというような言い方をされまし...全文を見る
○桜内文城君 そのような考え方も確かにあろうかとは思うんですけれども、この間、新聞にもあったように、東京電力がまさに資本注入を政府に対して支援要請したと、それから賠償機構に対して八千四百五十億円のこれまた要請をしてきている。全部で三兆四千億ですか、既にそういったものを含めて政府に...全文を見る
○桜内文城君 先ほど後ろからもお話があったところですけれども、やはり、こういった東京電力の今の現状というものを客観的に見ますと、普通に考えれば一〇〇%減資の上、国有化していくと。これは東電全体についてもそうですし、少なくとも、事故の収束に向けた政府の取組という意味でいえば、せめて...全文を見る
○桜内文城君 そしてまた、今言われているところを、もちろんこれから計画が出てきてからということであるかと思うんですけれども、何で、一〇〇%減資の上、もう一円なりで国有化していくと、こういうふうな発想になぜならないんでしょうか。私、不思議でたまらないんです。  JALの会社更生法...全文を見る
○桜内文城君 一見もっともらしく聞こえると言ったら失礼な言い方なんですけれども。  今、ある種、国民負担ですとか、それを最小化する、もちろんその観点は必要なんですけれども、それによって東京電力の経営陣の責任が明確化されていないんですよ、この一年間。結局、賠償債権、これを人質に取...全文を見る
○桜内文城君 無報酬なのはもうこれは当然の話であります。    〔委員長退席、理事川上義博君着席〕  責任を明らかにするというのは、これは具体的には首にするということです、株主の側から。それが会社法あるいは通常の責任を取るという意味でありますので、そういった意味では、これは東...全文を見る
○桜内文城君 私、これは二月の初めに質問主意書をこの件で出しました。その答弁書の中で、「公文書管理法においては、行政機関における経緯も含めた意思決定に至る過程及び実績が把握できる文書の作成が求められているものの、」ということです。「議事概要等の作成が一律に求められているものではな...全文を見る
○桜内文城君 いや、むしろそれが問題なんですよ。ある種、政府の危機管理のボードメンバーが集まって、そこで専門性がないから決められませんでした、そんな話じゃ駄目なんですよ。政権担当能力、統治能力、それがないというのを告白されているようなものですよ、今の御答弁は。(発言する者あり)い...全文を見る
○桜内文城君 今回の予算で特に復興関連という意味でいえば、これ野田総理にお伺いしたいんですけれども、政権としての復旧復興に向けた行政の態度、姿勢ということでお伺いしたいんですが。  私、昨年の今ごろから二重ローン問題の解決に向けて、政治家として、どうしてもこれはいち早くやらなく...全文を見る
○桜内文城君 僅か十一件、金額にして、大臣言われませんでしたが、十億円、これ簿価ですね、買取り金額七億四千万。  昨年、民主党の方々、野田総理の側近と称される方が復興特でもお話しになりましたけれども、金融機関に対する補助金は許せない、モラルハザード許せない、だからこの野党案は認...全文を見る
○桜内文城君 時間がないので、最後に一つだけ、これも大ざっぱな質問で恐縮ですが、総理にお尋ねします。  今日、せっかく配付資料を二つ用意いたしました。これは、三月八日に衆議院の予算委員会に対して我が党から修正動議として出したものであります。大変大胆にやってきておりまして、一般会...全文を見る
○桜内文城君 終わります。ありがとうございました。
04月05日第180回国会 参議院 本会議 第11号
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○桜内文城君 みんなの党の桜内文城です。  私は、ただいま議題となりました平成二十四年度総予算案に対する反対の討論を行います。  我が党は、先月八日の衆議院予算委員会において、平成二十四年度総予算案に対する修正動議を提出しました。この修正動議は、私自身、この十年間にわたり心血...全文を見る
04月17日第180回国会 参議院 外交防衛委員会 第4号
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○桜内文城君 みんなの党の桜内文城です。  時間が短いので質問を早速始めます。  まず事実関係について、政府の対応の事実関係について、防衛省と、それから外務省に、それから内閣官房にお尋ねいたします。  本日、いろいろと質疑の中でお答えになっているところなんですが、まず、発射...全文を見る
○桜内文城君 SEWの情報としてすぐ消えたということでよろしいんですか。ちょっとそれも確認させてください。
○桜内文城君 ちょっと混乱されたと思うんですが、要は、SEW情報だけじゃなくて、アメリカのレーダー情報をそのとき、最初のときから見られたということですよね。それであれば、先ほどから何度も、SEW情報というのは、その信頼性ですとかあるいは誤認の可能性もあるということでダブルチェック...全文を見る
○桜内文城君 いや、確認したいのは、要は単にSEW情報を米軍から得ただけでなくて米軍からはレーダーの情報も得ていたと、その確認です。もう一度、しっかりとお答えください。
○桜内文城君 何でこういう事実確認したかったかといいますと、要は相当早い段階から、単にSEW情報だけじゃなくて米軍からとはいえレーダー情報も来ていたと。それでありながら、実際にそれが官邸に伝わるタイミングですとか、あるいは防衛省の方で、分析にももちろん時間掛かるんでしょうけれども...全文を見る
○桜内文城君 次に、副長官にお尋ねしたいんですけれども、このクロノロジーによれば、これも比較的早い段階、七時四十二分に何らかの飛翔体が発射された模様、現在確認中との情報を総理、官房長官、危機管理監は入手したとありますけれども、これはどこからどういった情報が来たんでしょうか。これ、...全文を見る
○桜内文城君 別に今日ここでじゃなくてもいいんですが、これは非常に重要な部分ですので、是非しっかり整理して出していただきたいと思います。  次に、もう一つ副長官にお伺いいたします。エムネット、これ二回ですかね、八時三分と八時三十分。
○桜内文城君 三回ですか。八時三十分の分が三回目ですか、二回目ですか。
○桜内文城君 二回目ですか。まあ、とにかくその最初の二回についてお尋ねいたします。  八時三分の段階で、北朝鮮が、人工衛星と称するミサイルを発射したとの一部報道があるが、我が国としては、発射を確認していませんと、このくだり、大変問題があると言われておりますし、私も問題あると思っ...全文を見る
○桜内文城君 いやいや、正確じゃないからこうやって指摘しているんですよ。発射を確認していませんというのが、これ正確じゃないでしょう。  で、今日、私自身は危機管理監お呼びしていませんけれども、来ない理由が、与党によれば、官邸にずっといなくちゃいけないと。これ、あり得ない話であり...全文を見る
○桜内文城君 まず、こういった形で事実の確認をさせていただきました。大変、防衛省それから官邸の責任は重いということを指摘しておきます。  先ほど、冒頭、外務大臣から報告いただきました。ありがとうございます。明確に、これまでの国連安保理決議に違反するというふうな評価を示されており...全文を見る
○桜内文城君 これで終わりますけれども、集団的自衛権もそうなんですが、今回、まさに自衛隊の迎撃用の部隊を配備したとか、もう個別的自衛権の発動の要件にもしかするとかかわってきたかもしれない事案です。是非、我が国の防衛力それから抑止力というものをきちんと高めていっていただきたい。それ...全文を見る
04月24日第180回国会 参議院 財政金融委員会 第8号
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○桜内文城君 まず、浅川証人に、証券取引等監視委員会の三月二十三日の勧告に基づきまして質問いたします。  この中で、忠実義務違反というものが指摘されております。当社は、AIMファンドが出資している投資事業組合に解約請求に係る外国投資信託受益証券を虚偽の基準価額で買い受けさせてい...全文を見る
○桜内文城君 浅川証人は先ほどの質疑の中で、虚偽というものと水増しというものは異なるという独特の認識を示されました。しかし、金融商品取引法上の虚偽なりあるいは虚偽の表示という文言の通常の解釈というのは、事実と異なる数字なりを開示すること、記載することを意味します。悪意があるかどう...全文を見る
○桜内文城君 そのような認識をお持ちになるのは個人の自由ですけれども、悪意があったかなかったかというのとは関係なく虚偽というのは認定されるものです。善悪の判断が付かないような人は、人の財産を二千億円も預かるような仕事をしてはいけないと普通の社会人なら考えるはずですけれども、そうい...全文を見る
○桜内文城君 受託者責任は必ずあります。それが忠実義務という言葉で、文言で金融商品取引法に記載されているわけです。  今の答弁、もう一度お願いします。
○桜内文城君 人の財産を預かって運用しているんですから、受託者責任はあります。これは指摘をしておきます。  そして、次に移ります。  衆議院での証人喚問において、現在、AIA、まあ管理会社ですか、こちらの株式全てをAIJ投資顧問が保有していると証言されています。  それで、...全文を見る
○桜内文城君 それでは、最初に浅川証人がこのAIA株式を取得、個人として取得したのはいつなのか、そしてそのときの取得金額、そしてそれを取得した際のその原資ですね、どういったお金で買ったのか、これをお尋ねします。
○桜内文城君 非常に不明確な答弁で、もう一度お聞きします。  そのAIAの株式を取得したその金額ですね、取得金額、衆議院での証人喚問の際には、これ、シグナ・インターナショナルですか、二千万円というような証言もされていますけれども、その点、どうなんですか。
○桜内文城君 ちょっと何かかみ合わないんですけれども、そのAIAからAIJ投資顧問に対して配当が九年間で十八億円あったと、これも証言されています。このうち、AIAの株式を個人で保有されていた時期にはどの程度の金額、所得として配当を受け取っていらっしゃったんですか。
○桜内文城君 浅川証人個人に当初四億か五億配当として支払われたということですね。もう一度、そこだけ。
○桜内文城君 いや、別にその申告するかどうか以前に、その資産なりお金がどこに行ったのかということを次にお聞きしたいと思います。  衆議院での証人喚問においては、家賃を含め七千九百八十万円の所得が、昨年ですか、あったと証言されています。先ほど、家賃もということで、泉ガーデンにお住...全文を見る
○桜内文城君 委員長からの質問にもあったんですけれども、昨年十二月末ですね、の個人資産は幾らかという問いに対して、現預金が二千三百万円、それから子会社株ですか、おっしゃったのが、八千八百万円、それからマンションが一千万円程度の価値だということなんですが、これ以外に、海外なりにです...全文を見る
○桜内文城君 質問に答えていただきたいと思います。  実質的に支配する何かしらのビークルを通じて保有している、要は、浅川証人本人がその名義で保有していなくとも、自分が実質的に支配し、コントロールなどできる、そういう資産は海外にお持ちでないのかという問いです。
○桜内文城君 ないと思っているでは済みません。きちんと答えてください、あるのかないのか。
○桜内文城君 この証人喚問の場で、ないとおっしゃったわけですね。そこは指摘しておきます。  それで、次に、最後にですね、大分時間も迫ってきましたので、転売スキームについてお伺いをいたします。  確認ですけれども、新規に募集するファンドに関しては真正のNAV、NAVを使って、募...全文を見る
○桜内文城君 よく聞いてください。要は、新規の募集の際は真正のNAVを使って、その後に、募集を締め切った後、クローズ、一旦クローズした後に改ざんを行ったのかということをお聞きしています。
○桜内文城君 その改ざんを開始する、何かトリガーみたいな一定の水準というのはあったんですか。
○桜内文城君 基準なくてもいいんですけれども、転売時に使った価格が改ざんされたNAVを使っていたというのは、これは既にお認めになっていることです。  その転売の際にですね、新規の取得者に対して改ざんしたNAV、価格を提示することは、価格を偽る詐欺罪における欺罔行為に該当するはず...全文を見る
○桜内文城君 価格を高く偽ることが相手方の、取引の相手方の錯誤を招くというふうな認識はないということですか。もう一度お聞きします。
○桜内文城君 目的がどうかは問題なく、事実に反することを相手方に告知することが虚偽に当たるということを何度も言っています。  善悪の判断を既に失っていらっしゃるんだったら、こういった仕事は早くお辞めになることを期待いたしまして、この質疑を終わります。  ありがとうございました...全文を見る
○桜内文城君 みんなの党の桜内文城です。  まず、監査報告書についてお尋ねいたします。  衆議院の証人喚問で西村証人は、この監査報告書につきまして、最初の二年間は見ていたけれども、その後は監査報告書の作成にもかかわっていないし、それを見ることもなかったということを証言されてい...全文を見る
○桜内文城君 オプション運用で失敗したということは認識していた、そして、監査報告書も見ていて、当時はまだ新たにファンドをつくったりしていたころだと思うんですけれども、その際、運用がその監査報告書の内容と異なっているという認識をお持ちだったのか、もう一度お尋ねします。
○桜内文城君 結構ここら辺は大事なところだと思っております。というのは、いつの時点から改ざんされたネット・アセット・バリュー、NAVが認識されていたのか。  そして、それを、西村証人は証券会社の社長でいらっしゃいますので、もちろん販売する際に、売りに行くその有価証券等の価値とい...全文を見る
○桜内文城君 そこのところ、やや疑問が残るんですけれども。  新規募集が中心になったとはいえ、実際に販売に、営業に行かれる際には、運用の実績、まあその後には運用報告書も持参して恐らく営業されたと思うんですけれども、その点についてそういった疑念を本当に抱かなかったのか。証券会社の...全文を見る
○桜内文城君 それは新規募集の話であって、今申し上げているのは、その後の運用の実績に関してNAVが改ざんされていた、そのことを十分に証券会社の社長として認識できる立場にあったにもかかわらず、先ほども申しましたように、監査報告書を開封することもなく浅川氏に渡していた。この点が非常に...全文を見る
○桜内文城君 時系列に従って言いますと、先ほどの西村証人の証言の中にも、監査報告書を開封して見てしまった取締役がいたということをおっしゃっています。そしてまた、キャビネットに以前の監査報告書があったと。そういうことがありながら、その監査報告書の内容が実際に運用実績として営業で回っ...全文を見る
○桜内文城君 いいものを売っているかどうか確認できる立場にありながら、それを怠ったということですよ。それは、他人から貴重な年金の基金を預かる証券会社の社長として、全く受託者としての責任を果たしていない、こういうことだと思うんですけれども。  その受託者としての責任についてどのよ...全文を見る
○桜内文城君 実際、この三月二十三日に関東財務局から処分に関する文書が出されておりますけれども、その中では、大変早い時期に基準価額が虚偽であることを認識できていたというふうな記述があります。この報告によれば、遅くとも平成十五年九月以降とありますので、二〇〇三年九月、大変もう初期の...全文を見る
○桜内文城君 監視委員会とのやり取りは具体的にどういったものだったんでしょうか。その際のやり取りは証券会社側で記録としてきちんと残していらっしゃるんでしょうか。
○桜内文城君 これに先立って、二〇〇九年二月の段階で関東財務局が検査に行っています。  当時、既にファンドの解約等に関するクレームも来ておったとお聞きしておりますけれども、それに関するクレームについて、業務日誌あるいは業務報告書等に記載されていたんでしょうか。事実関係を確認した...全文を見る
○桜内文城君 その段階で既に、少なくとも二〇〇九年二月のその財務局の検査を受けて、またそういった実際にクレームも多数来始めたということで、その際、運用が本当はうまくいってないと、虚偽の報告であったということに気付いてもおかしくないんじゃないでしょうか。
○桜内文城君 こうやってファンドを、十四のファンドを組成されるような仕事をされていまして、ということは、一つに限らず、一つ一つつくっていく中で、その以前に作成したファンドがどういった運用状況なのかというのは常に見ておく必要があると思うんですけれども、それもしなかったということでし...全文を見る
○桜内文城君 転売スキームについてお尋ねいたします。  少なくとも、この転売について相対の取引を仲介されたりしているわけですけれども、改ざんされた基準価額等、そういったNAVですとかを基に転売の相手方を探してくる、あるいは見付けてくるということ自体、これは、虚偽の情報を提示して...全文を見る
○桜内文城君 聞いておりますと、とにかく誰も信じ難いようなことをおっしゃっているわけですよ。  当初の、一、二年のころからAIJの作成したNAVが事実に反する虚偽のものであったという認識を持ちながら、その後何年も掛けて、かつ、二〇〇九年の二月には検査の際にクレーム等についても指...全文を見る
○桜内文城君 時間がないのでこれで最後にしますけれども、少なくとも、改ざんされた基準価額である可能性が高いという認識をしておかしくない状況にありながら、転売を仲介するなりこういったのは、本当に見て見ぬふりをしたんではないかというふうな指摘を受けても仕方ないと思うんですけれども。 ...全文を見る
○桜内文城君 じゃ、これで終わりますが、しかし、日本の資本市場等においてこういった証券会社が存在すること自体、日本経済にとって悪影響を及ぼすものと思いますので、早く市場から退場していただきたいということを指摘して、私の質問を終わります。
06月19日第180回国会 参議院 国土交通委員会 第7号
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○桜内文城君 みんなの党の桜内文城です。  まず、質問に入る前に、共に汗を流してきていただいた打越代議士始め提案者の皆様に感謝と、そして敬意を表したいと思います。特に、私、地元が宇和島なんですが、お隣の八幡浜御出身の山本議員も、また松山御出身の友近議員も今日質問に立たれて、愛媛...全文を見る
○桜内文城君 ありがとうございます。  次にお尋ねしたいと思いますのは、六条の関係で、財政上の措置等というところであります。  今回、いろいろ工夫していただきまして、特に離島向けの、一括交付金であったとしても離島向けのものを予算の明確化をちゃんとしていこうと。特別の配慮をしな...全文を見る
○桜内文城君 ありがとうございます。  最後に、最後にといいましても、大臣に対して最後なんですが、税制上の措置等というものを今回盛り込んでいただきました。ここに至るまではいろんな経緯もありまして、私、元々財務省におったんですが、元同僚からも大分怒られながら、軽油の軽減税率とかそ...全文を見る
○桜内文城君 ありがとうございます。  最後の質問は、提案者の方にお尋ねしたいと思います。  今回、十三条で情報通信技術の利用といった文言も入れていただきました。  特にやはり私、離島といいますと実際IT技術の活用、大変大事だと思っております。今回、情報通信を所管します総務...全文を見る
○桜内文城君 ありがとうございました。  これで終わります。
06月19日第180回国会 参議院 法務委員会 第8号
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○桜内文城君 みんなの党の桜内文城です。今日は二点について質問させていただきます。  一つ目が、被害者参加人制度に関するものです。  現在、被害者参加人が実際に刑事訴訟に、刑事手続に、裁判に参加した際、旅費等の支給がなされていないという現状があります。やはり被害者参加人の方も...全文を見る
○桜内文城君 実際、平成二十三年三月に出ております第二次犯罪被害者等基本計画、法務省の方でお出しになっているわけですけれども、そろそろ来年度からそういった支給の制度をつくるという意味でいえば、これから役所での予算編成の時期にも入っていきますし、結論を得ていただきたいと思います。 ...全文を見る
○桜内文城君 今、既存の訴訟費用は刑事訴訟遂行に要する費用として義務履行に対する補償と、それに対して、この参加人に対する旅費の支給というのは、参加するかどうかはその者の意思に、自由な意思によるのでというお答えあったんですが、その並びで言いますと、国選弁護人の費用についても訴訟費用...全文を見る
○桜内文城君 今の答えは全然答えになっていないと思うんですが、そういった意味でも、やはり訴訟費用の一類型として位置付けないというふうな御意見もおありだとお聞きしますけれども、余り理屈が立たないんじゃないかなと私は考えます。  そしてまた、その場合、今の類型の話、訴訟費用の一類型...全文を見る
○桜内文城君 被害者参加人の負担ということを考えれば、おのずと答えは明らかだと思います。  そもそもこういったところが、法テラスにやらせるとか、あるいはそもそも被害者参加人の自由な意思によるのであるから訴訟費用にはなじまないとか、そういった議論が出ること自体、私は被害者参加人制...全文を見る
○桜内文城君 次の質問に移ります。  次は、非訟事件、特に家事事件につきまして、ちょっとやや抽象的な話になるんですけれども、家庭裁判所の裁判官においてどれほどの裁量権の幅というか、裁判官の独立というものが与えられるべきなのか、あるいはそうでないのか、一定の制約がなされなくちゃい...全文を見る
○桜内文城君 そのようにお答えいただくしかないと思うんですけれども。  何で私がこういうふうに問題提起しているかといいますと、やはり特に離婚に際して、協議離婚に際して子の監護権、恐らくこれからまた、江田大臣のころにも質問させていただきましたが、ハーグ条約ですとか、その関係も出て...全文を見る
○桜内文城君 幾つか対処の仕方はあると思います。今おっしゃったように、きっちり一般的な意味で法改正なりについてしっかりと研修を施す、あるいはその周知を図るということを是非最高裁判所の事務総局にもやっていただきたいですし、また、それとともに、ここから先はやや立法論なので我々立法府の...全文を見る
○桜内文城君 終わります。
07月19日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第4号
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○桜内文城君 みんなの党の桜内文城です。  まず、先般の九州北部の豪雨災害で被災された皆様方にお見舞いを申し上げます。  そしてまた、私、愛媛の南予地方を地元としておりますけれども、大変大きな赤潮の被害が現在発生しております。養殖魚が百万匹既に死んでいるのではないかというふう...全文を見る
○桜内文城君 ありがとうございます。しっかりと私も説明してまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。  さて、早速、消費税、今回の法案について質疑をさせていただきます。  総理に伺います。  先般、衆議院での質疑の際、増税先行ではないかというふうな指摘に対し...全文を見る
○桜内文城君 総理に伺いたいんですが、私どもみんなの党は、三年前に結党した際、そのころから既に増税の前にやるべきことがあると申し上げておりました。最近、新しい政党も同じようにおっしゃっておりますけれども、元祖増税の前にやるべきことがあるという意味で、私どもがこれまでずっと訴え続け...全文を見る
○桜内文城君 社会保障の議論の必要性については総理も共通の認識を抱いていただいているということが確認できました。  ただ、今おっしゃった全世代対応型と、非常に美しい言葉ではございますが、今回の一〇%に税率を引き上げた後のその使い道の中で、子ども・子育て対策として七千億円程度が見...全文を見る
○桜内文城君 今おっしゃったとおり、もう十何年も前の話です。それから日本経済の状況は、見てのとおりデフレの状況が長く続いておりますし、バブル崩壊後なかなか成長しない失われた二十年と言われる状況が続いておる中で、ここでそういった非常に野心的といいますか、経済成長率の目標を定めるのは...全文を見る
○桜内文城君 そうはいっても、その後、私、今国家戦略会議で議論されておる、今の段階の日本再生戦略の案を昨日いただきました。  よくよく見てみますと、これまでの新成長戦略と同じ部分、そして付け加わった部分等々ありますけれども、こういった附則十八条、今るる国家戦略担当大臣もおっしゃ...全文を見る
○桜内文城君 そんなに長く答弁しなくていいので、簡潔にお願いします。  労働生産性と、要は付加価値の部分が幾らかというときに、その一千万ですね、まさに労働者に分配されるような仕事が今の日本でこんなにいっぱいあるのかということを指摘しているわけです。  また、官民合わせてと言い...全文を見る
○桜内文城君 ありがとうございます。岡田副総理のかつての報告書等も拝見させていただきました。  この委員会では、是非この積立方式に移行する際の、今日のこの「経済教室」にもありますような年金清算事業団方式というものも提示してまいりたいと思っております。私どもの試算では、毎年、現在...全文を見る
07月23日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第6号
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○桜内文城君 みんなの党の桜内文城です。  今日は、特にこの消費税法の改正法案を中心に質問をさせていただきます。  まず、第一条に、趣旨といたしまして、世代間及び世代内の公平性という文言が書かれております。世代間の公平性といいますと、私もこの間少し述べましたけれども、特に公的...全文を見る
○桜内文城君 いや、通告はしているんですが。
○桜内文城君 おっしゃる趣旨が分からなくもないんですけれども、よくこの委員会の中でも消費税というのはやはりどうしても逆進性というのが問題として指摘される税制でもありまして、そういったときに世代内の公平性という文言がこうやって残っているというのは、ちょっといかにもいかがなものかなと...全文を見る
○桜内文城君 上書きと解釈するしかないというのは私も理解いたしますが、どの部分がどう上書きされるかとか、こういった法案の中に閣議決定そのものが、こういうふうに大綱云々というふうに記載されておりますと、どこが上書きされて、どこが上書きされずに効力が残るのか等々、結構これ、最後に解釈...全文を見る
○桜内文城君 とはいってもちょっと気持ち悪い状況が残るのは確かでもありまして、気持ち悪いというのは、もちろん国会で議決する法律と閣議決定との関係、やはり閣議決定というのはもちろん法律を執行するための内閣の権限の下で行うものですので、やはり法律の範囲内というのは当たり前の話ですので...全文を見る
○桜内文城君 余り細かいことを言いたくはないんですけれども、先ほど読み上げましたとおり、ここの部分、「年金保険料の徴収体制強化等について、」とまず最初に来ておりますので、実施するというのは「検討し、実施する」ことですので、単に検討というふうにしか読めないんですよ、申し訳ないんです...全文を見る
○桜内文城君 財務大臣と厚労大臣にも聞きたいと思っていたんですが、財務省あるいは厚生労働省の立場を今代弁していただきましたので。  じゃ、歳入庁担当の副総理もお願いします。
○桜内文城君 役所的な立場からするとそういうお答えになるんだとは思うんですが、やはり私、これは元々の筋の話からしますと、なぜ歳入庁という考え方出てきているのかといいますと、恐らく今の年金の仕組みの在り方だと思うんです。  我々は、積立方式というものを法案としてもこれから提案しよ...全文を見る
○桜内文城君 野田大先輩に大変恐縮ではございますが、私も主税局におりましたし、また税務署に出ておった経験もございます。実際の現場の感覚としても、やはり国民の側からすれば、社会保険庁であろうが、あるいは税務署であろうが、これは納めないと罰則ももちろんあるお金ですので、そういった意味...全文を見る
○桜内文城君 しっかりと読み込んでいただきましたが、私が尋ねたところに答えていただいておりません。労働生産性が一千二十八万円というのが高過ぎるんではないかと私は尋ねましたが、単に読み込んだだけで終わってしまいました。役人の書いた文章を読むだけであれば、副大臣をやっている意味がない...全文を見る
○桜内文城君 ですから、最初冒頭お伝えしましたように、二〇〇五年の産業連関表、総務省が作成したもので、就業者一人当たりの粗付加価値額が七百六十万円なわけですよ。もう全然数字が違うということを指摘しているわけなんですが、全くお答えいただけません。  ですので、次の質問に行きますが...全文を見る
○桜内文城君 終わります。  新成長戦略ならともかく、この再生戦略で、増税の可否を判断するというときにこのずさんな数字ではとても判断が付かないということを指摘して、私の質問を終わります。  ありがとうございました。
07月25日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第7号
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○桜内文城君 みんなの党の桜内文城です。  元祖増税の前にやるべきことがある、みんなの党でございます。  今日は、その増税の前にやるべきこととして二点取り上げたいと思っております。  一つが、まさに社会保障関係費の増大。毎年これ、一兆円ずつ増えていっているわけですけれども、...全文を見る
○桜内文城君 今回、修正といいますか、三党協議の下、社会保障制度改革推進法案というのが出されて、この委員会でも審議がなされているわけですけれども、大きな意味での制度改革というものがまさに国民会議に先送りされているというのが多くの国民が持つ実感あるいはイメージだと思います。私どもは...全文を見る
○桜内文城君 現実に可能だということをこれからお示ししたいと思っております。  よく積立方式を採用する際の問題点として、今、岡田副総理もおっしゃったように、現実的なのかというところがあります。よく、よくといいますか、以前、以前というか、歴史上、カエサルが「ガリア戦記」の中で、人...全文を見る
○桜内文城君 金利二・一%です、全て。
○桜内文城君 ちょっと座ったままやり取りして失礼しました。  ここでお示ししているのは全て現在価値ベースに直しているものでして、全てが二・一%で増えていく、あるいは割り引かれているというふうに考えていただければ幸いです。ですので、毎年、百年間続けて七・二兆円というのは、毎年それ...全文を見る
○桜内文城君 今、岡田副総理御指摘になったのが、経済学の世界では公的年金改革に関する同等命題という言い方で、消費税なりあるいは所得税でもってこの償還を行っていくのであれば結局今の若い人たちとか将来世代が負担することになるということなんですが、そういった意味で、先ほど申し上げたよう...全文を見る
○桜内文城君 私が生まれる前からの大蔵官僚の大先輩でいらっしゃいますので、長幼の序を持って、礼儀を持ってお話ししたいと思いますが、しかしやはり私、今現実には無理だという趣旨のことをるる丁寧に御説明いただきましたが、しかし実際には、これ世界の各国で、アメリカ、イギリス、スウェーデン...全文を見る
○桜内文城君 できることをやりながらとおっしゃいました。まさに、増税の前にやるべきことはやるということを再度申し上げて、私の質疑を終わります。  ありがとうございました。
07月26日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第8号
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○桜内文城君 みんなの党の桜内文城です。  本日は、五人の参考人の皆様、お忙しいところ御高見を伺わせていただく機会をちょうだいしまして、誠にありがとうございます。  まず、菊池参考人にお尋ねいたします。  まさに我が意を得たりというような陳述をしていただきました。本当にあり...全文を見る
○桜内文城君 大変力強い御答弁、ありがとうございます。  おっしゃるとおり、私も投資が大変重要だと感じております。今回のこの委員会でも、名前の示すとおり、税と社会保障ということで、社会保障のためにデフレ政策の極致でもあります増税をしようということだと私は理解しておるのですけれど...全文を見る
○桜内文城君 最後に、岩本参考人にお尋ねいたします。  大変良い資料をまとめていただきまして、ありがとうございます。大変勉強になります。  これ見ますと、国債及び借入金ということで、残高が九百六十兆円程度というのが一番表に付いておりまして、それが大きいか小さいか、もちろん純債...全文を見る
○桜内文城君 どうも、時間が来ましたので、これで終わります。  ありがとうございました。
07月26日第180回国会 参議院 法務委員会 第9号
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○桜内文城君 みんなの党の桜内文城です。  この給費制あるいは貸与制という問題、この二、三年、こういった法案の形で何度も出てきておるわけですけれども、私は大変違和感を持って見ております。  といいますのは、やはり、今回、法曹の養成の在り方そのものについて考えなくちゃいけないと...全文を見る
○桜内文城君 率直に反省を述べていただきまして、その点は評価したいと思いますけれども、やはり文部科学省と法務省との間でうまく議論の連携がなされていなかったということは否めないかと思います。  アメリカのロースクールを見てみますと、もちろんその後の修習というのはないわけでして、そ...全文を見る
○桜内文城君 そういった議論をする前提として、まず確認させていただきたいんですけれども、これまでロースクールで司法試験の受験資格を得た者の累積の数と、その中で実際に合格していった人の数、そしてその割合についてお聞きしたいと思います。──どなたでももちろん。これ、通告しておりますの...全文を見る
○桜内文城君 受験資格を得た者の累積数も昨日のうちに通告しておるんですが、それは法務省の方で調べていないんでしょうか。──ないならないで結構なんですが、しっかり、これ通告していますので、このぐらい準備してもらわないと困ります。これは言っておきます。  とにかく、こういった数、な...全文を見る
○桜内文城君 私は会計士補として日本公認会計士協会の準会員でもあるわけですけれども、もちろん、それぞれの仕事の内容によってその自治の在り方というのは変わってきてしかるべきだと思いますけれども、例えば今回のこの給費制云々の話についても大変なロビー活動を日弁連さん、されております。そ...全文を見る
○桜内文城君 最後に重ねて言っておきますけれども、やはりロースクールの在り方、そして法曹養成の在り方に絡む話でもあります。ですので、先ほども話ありましたが、一年以内にということでもありますので、このロースクールの在り方、修習制度の在り方そのもの、そして法曹の数、私はこれ制限すべき...全文を見る
07月31日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第11号
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○桜内文城君 みんなの党の桜内文城です。  先ほど自民党の三原委員からの質疑の中で、JALの第三者割当て増資の情報、財務情報の開示について、非公開企業であるから財務情報を出さないという答弁がありました。  私はずっと公会計というのをやっておりまして、その公会計というのは公の会...全文を見る
○桜内文城君 短くお願いします。
○桜内文城君 財政拡大の内容が成長に結び付かない、かつシロアリがその餌を食うような、そういうお金の使い方しているから問題にしているんです。  今週の週刊ポストにもありました。復興増税もしましたけれども、結局、復興財源として十九兆円用意した中で、結局、昨年度六兆円不用が生じており...全文を見る
○桜内文城君 これまで私は、その日本再生戦略の数字がいかにでたらめなのかをこの委員会でも主張してきました。  我々が今やらなくちゃいけないのは、例えば国債費二十二兆円をどういうふうにコントロールしていくのか。永久債を発行するですとか、いろんな工夫のやり方あります。あるいは、地方...全文を見る
○桜内文城君 その社会保障の内容が問題だからこういうふうに言っているんです。  例えば、子育てといって、増税で新たな財源十三・五兆円というふうにおっしゃいますが、そのうち僅か五%程度の七千億円ですよ。これでよく全世代対応型と言えたものだと思います。  社会保障関係費にお金を使...全文を見る
○桜内文城君 短く。短く。
○桜内文城君 不正確な答弁は短くお願いします。  この現物社会給付というのは、この分配の一番最後の現物所得の再分配勘定、ここで出ているんですよ。分配なんです。いいかげんなことを言わないでください。  要するに、社会保障にお金を使うのは悪いとは言わないけれども、社会保障の財源と...全文を見る
○桜内文城君 その方向性は私も共有しますが、我々が具体的に提案申し上げているのは、成長をまず行う、そして、今の財政再建をどう果たしていくのかという中で、単に増税を行う、経済の成長に悪影響を及ぼす増税の前に、まず、例えば本当の意味での社会保障制度改革を行う。これ、この委員会でも私何...全文を見る
○桜内文城君 年金の七・二兆円というのは基礎年金の分も含んだものですので、その分しっかりと減らしていくということが可能だということを最後に申し上げて、質問を終わります。  ありがとうございました。
07月31日第180回国会 参議院 法務委員会 第10号
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○桜内文城君 みんなの党の桜内文城です。  今日は、今の森委員の質疑と同様、検察の在り方について質疑をさせていただきます。  このところ、最高検の検証、例の厚生労働省の元局長の事件を受けまして、平成二十二年十二月二十四日に検証が出されております。そして、それを受けて、また法務...全文を見る
○桜内文城君 先ほども指摘がありましたが、独任制という珍しい、行政組織にしては珍しい仕組みが依然として続いております。恐らく経緯としては、この検察庁法、大変古い法律でもありまして、戦後すぐ、まだ国家行政組織法ができる前に作られた法律でもありますので、言わば組織として誰が処分権者な...全文を見る
○桜内文城君 であれば、なおのこと、独任制というのを見直すべき時期に来ているんではないのかなというふうに考えます。これは私だけが言っている話じゃありませんで、例の最高検の検証の中でも、例えば特捜部の独自捜査事件を検事長指揮事件とするという提言、検証の中でなされております。これこそ...全文を見る
○桜内文城君 いや、そこが法的に明らかになっていないので尖閣事件のような、一体誰が処分したのかというような、まさに日本政府として誰が意思決定したのかというのが曖昧になってしまうんですね。  政府の意思決定の責任を明らかにするという意味でいえば、この独任制を維持すべき部分、あるい...全文を見る
○桜内文城君 逆に、他の行政機関の場合、個人としての責任が明らかにならないのでかえって無責任な行政が横行しているという弊害もありますので、独任制が絶対に悪いと言うつもりはありません。しかし、こういった事件も起こしていく人がいるという意味でいえば、これはほかの行政機関であれ、あるい...全文を見る
○桜内文城君 刑事局長、真面目な方なので余り悪く言いたくないんですが、だから駄目なんですよ。  今おっしゃったように、検察一体の原則というか組織として仕事をやるという部分と、それから検察官独任制の部分と、これをうまく使い分けているわけですよ。その悪例の一つが、大変大きな悪例の一...全文を見る
○桜内文城君 起訴便宜主義といいますか、検察官の裁量の範囲を明確化していくということと、そしてもう一つ、やはり検察官の在り方、検察庁の在り方を考え直していく上で考えなくちゃいけない論点といたしましては、やはり独自の捜査権ということがあるかと思います。  各国の制度等々を見ており...全文を見る
○桜内文城君 時間が短いのでまた次に持ち越しますけれども、やはり捜査権というのは、国家による個々の国民のプライバシー権を始めとする自由権に対する侵害にももちろん当たるわけですよ。もちろん、そこは法に従って、刑事訴訟法なりあるいはその他の法令に従って捜査を行っていただくということも...全文を見る
08月02日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第12号
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○桜内文城君 みんなの党の桜内文城です。  これまでこの委員会でも盛んに、増税の前にやるべきことがあるということで、今帰った古川大臣とかにも随分質問してきたんですが、今日は安住財務大臣中心にお尋ねしたいと思っております。  これまでずっと消費税の増税をやるべきではないという立...全文を見る
○桜内文城君 ありがとうございます。前向きに是非今後検討していく必要があろうかと思います。  何となれば、先ほど大臣もおっしゃいましたけれども、これまで三%、五%という税率であればわざわざそういうややこしいことをする必要はないというのも一定の合理性もあったと思うんですけれども、...全文を見る
○桜内文城君 大変いい指摘だと思うんですが、我々が今想定している制度設計、簡単にちょっと御説明申し上げますと、まず消費税の税額って、各県ごとに統計取っていったりしますと、本当にちょうど人口割に近い形になっております。そういった意味で、まず地方の財源として、人口に比例して、一人当た...全文を見る
○桜内文城君 一点付け加えておきますと、ちょうど昨日の名古屋、私、地方公聴会に行ってまいったんですけれども、そのときにある元市長の方がおっしゃっていましたのが、やはり今交付税の一部が、消費税から来ている分ですとか、非常に安定財源としては有り難いということを言っておりました。  ...全文を見る
○桜内文城君 はい。
○桜内文城君 質問をさせていただきます。  このインボイスから派生したこの地方税化の件はこれで最後の質問といたしますが、私どもが考えておりますのは、やはり地方が独自に税率を決めて、どういった地域ごとの町づくりあるいは自治体経営というものを、自らのまさに判断と責任を持って行ってい...全文を見る
○桜内文城君 大変前向きな答弁、ありがとうございます。  実は私、十八年前、主税局の係長のときにこの納税者番号担当係長を拝命しておりまして、(発言する者あり)ええ、調査課にいたとき。ですので、当時はなかなか夢物語のような感もあったんですけれども、いよいよ納税者番号制度も実現に向...全文を見る
○桜内文城君 ありがとうございます。  そうやってすごく良いものに、これから国会の議論を通じて、私どももその点に関しては野党でありますが協力を惜しみませんので、是非議論をさせていただきたいと思っております。  マイナンバーにせよ納税者番号にせよ、その後で是非、給付付き税額控除...全文を見る
○桜内文城君 まさに、今回の消費税の増税の是非に関する論点というのは、もう本当、国民的に大変大きな論点でもありますので、これを契機に、こういった納税者番号制度なり、あるいは消費税でいえば先ほど申しましたインボイス制度ですとか、やや細かい話ではあるんですが、大変重要な論点にも結び付...全文を見る
○桜内文城君 ありがとうございます。  冒頭、消費税のインボイス方式について触れましたけれども、やはりゼロ税率あるいは非課税それから軽減税率というのを仮に考えていくとすれば、どうしてもやはりインボイスがないとなかなかできない、現実的でないというのもありますので、結局、制度設計を...全文を見る
○桜内文城君 終わります。ありがとうございました。
○桜内文城君 みんなの党の桜内文城です。  今日は公述人の皆様方、大変お忙しい中、貴重な御意見をお聞かせいただきまして、本当にありがとうございます。  まず、税務でまさに現場に立ち会っていらっしゃる税理士のお二人、荒川公述人と、それから堀尾公述人、お二人にお尋ねいたします。 ...全文を見る
○桜内文城君 はい。
○桜内文城君 ありがとうございます。  インボイスに関しては、今日お配りの、荒川公述人がお配りしていただいた資料の中に財務省作成のものもありまして、「免税事業者からの仕入れについても仕入税額控除可。」というふうにあるんですが、逆に言えば、これはその方がおかしい話でして、免税事業...全文を見る
○桜内文城君 ありがとうございます。  このインボイスと関連してくるのが、今申しました複数税率というものと、それから恐らく地方財源化ということとも関係してくると思います。といいますのは、インボイスでしっかりと仕入れ税額控除額の計算ができるようになれば、地域に応じて税率を変えてい...全文を見る
○桜内文城君 ありがとうございます。  もう一度、荒川公述人にお尋ねいたします。  いただいた今日のメモの中に転嫁問題について触れられた部分があります。「小規模零細企業の多くは、取引先主導で価格が決定される」。そのとおりだと思うんですが、それで利益が圧迫されて大変だということ...全文を見る
○桜内文城君 いや、私がお尋ねしたかったのは、しっかりと仕入れ税額控除をやってあげれば、何といいますか、消費税が上がったとしても特に小規模事業者がそれによって損を被るということはないということで、これは消費税の問題なのかとお尋ねしたつもりなんですが。
○桜内文城君 いや、ですから、仕入れ税額控除をしっかりとやれば、売上げの中から計算される消費税額からしっかり控除すれば問題ないんじゃないかということを申し上げているんですけれども。
○桜内文城君 じゃ、質問を変えます。  堀尾公述人にお尋ねいたします。  時間がもうすぐですので最後に質問いたしますけれども、堀尾公述人からいただいた資料の中で、社会保障と税の一体改革について、支出面と収入面とで両方ともやらなくちゃいけないことがあるということが書かれておりま...全文を見る
○桜内文城君 終わります。ありがとうございました。
08月03日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第13号
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○桜内文城君 みんなの党の桜内文城です。  今日は、特に社会保障のうち医療制度について、その改革の方向性等についてお尋ねいたします。  今回、法案としても社会保障制度改革推進法案というものが提出されておりますけれども、その中で、二条に、基本的な考え方としまして、よくこの委員会...全文を見る
○桜内文城君 やはりこれ、保険というもの、医療保険、社会保険ではありますけれども、それと福祉的な給付、要は税金でもって保険料払っていない人にも給付を行っていくというものとうまく区別が付いていないんじゃないかという印象を受けるんです。  というのは、今、医療保険、特に後期高齢者医...全文を見る
○桜内文城君 しかし、今大臣がおっしゃったように、公費、現役世代、高齢者の負担割合の明確化ということと、それから、都道府県単位の財政運営といった現行制度の利点はできる限り維持しということは、まさに今の後期高齢者制度そのものじゃないですか。名前だけ後期高齢者制度廃止って言って何が変...全文を見る
○桜内文城君 ですから、今おっしゃった財政運営、標準保険料率の設定を都道府県が行っていく、そのこと自体が今の現状とどう違うんですかと。もちろん今は広域事務組合ですけれども、それを都道府県単位に行っていくという意味で、もっとそれを強化するような話じゃないですか。  そして、費用の...全文を見る
○桜内文城君 これ、医療保険の負担であれ税金であれ、公費というきれいな言葉を使われますけれども、結局これ税金なわけですよ。そこではやはり世代間の格差が大変大きく生じているということを私はこの委員会でも何度も指摘してきております。そういった意味で、そもそもこういった、医療保険ですよ...全文を見る
○桜内文城君 若い人もいずれ年を取るというのはよく聞きますけれども、その人口構成の大きさが違うので今こうやって問題になっているわけですよ。  その中でこれからの医療保険制度というものを考えていったときに、私の意見を述べますと、我々が今度提出を予定しております法案、これは世代間格...全文を見る
○桜内文城君 年金のことについて触れられましたので一言申し上げておきますけれども、白紙に絵をかくような話じゃないとおっしゃいますけれども、そのまさに過去給付債務の処理について、これを、世代間の格差を是正していくために、例えば、この間から申し上げていますけれども、年金目的の特別な相...全文を見る
○桜内文城君 最後の質問をいたしますが、今、医療の改革の方向性を示されているということなんですが、見させていただきました。  お手元に一枚紙で今日配付資料をお配りしていますけれども、医療費の将来推計のグラフですね。右肩上がりにどんどん膨れ上がっていくというものですけれども、これ...全文を見る
○桜内文城君 これで終わりますが、こうやって、ばらまきとまで言うつもりはありませんが、福祉ですので。しかし、もう少し圧縮の努力もしていただきたいということは指摘しておきます。  終わります。     ─────────────
08月06日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会公聴会 第1号
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○桜内文城君 みんなの党の桜内文城です。  まず、吉田公述人に総合こども園についてお尋ねいたします。  今回の法案、総合こども園というのはできなかったわけですけれども、認定こども園の拡充といいますか、そういった形になっておるわけですけれども。私自身、公述人のこれまでの著作等を...全文を見る
○桜内文城君 財源の一元化というのももちろん大事ですし、ここで、資料で挙げられていますところが、幼保連携型か否か、あるいは認可外施設部分ですとか、あるいは認可保育部分で財政措置が多い少ないですとか、そういった点、やはりここも一元化といいますか、同じような財政支援、必要だと思うんで...全文を見る
○桜内文城君 ありがとうございます。  会計基準が違うというのも変な話ではありまして、もちろん、社会福祉法人あるいは学校法人会計、目的は違うということでいえば、そういう経緯もあったとは思うんですけれども、御指摘されていますけれども、ここも私はやはり統一していくべきだろうと思って...全文を見る
○桜内文城君 次の質問をさせていただきます。池本公述人にお尋ねいたします。  諸外国の例で、幼保一元化ですとか教育機能に統合していくですとか、そういったお話がありました。我が国もそういう流れに従ってやっていくべきじゃないかなと私自身も思ったりします。その中で、株式会社化というか...全文を見る
○桜内文城君 同じ質問といいますか、株式会社化について永井公述人にもお尋ねしたいと思います。
○桜内文城君 ありがとうございます。  最後に、鳫公述人にお尋ねいたします。  お配りいただいた資料ですと、給食費の未納についても触れられております。実際、児童虐待といいますかネグレクトの疑いが生ずるということもおっしゃるとおりだと思いますし、それによって、現物給付の必要性と...全文を見る
○桜内文城君 終わります。ありがとうございました。
08月07日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会公聴会 第2号
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○桜内文城君 みんなの党の桜内文城です。  本日は、公述人の皆様、お忙しい中、また暑い中、大変参考になる御意見をお聞かせいただきまして、本当にありがとうございました。  まず、伊藤公述人にお尋ねいたします。  同友会としての新しい年金制度の改革の方向性について提言をされてお...全文を見る
○桜内文城君 ありがとうございます。  次の質問に移ります。  田中公述人にお尋ねいたします。  基礎年金、御指摘のとおり、大変問題が大きいと感じております。何しろ、御指摘のとおり、保険料の負担額自体が人によってばらばらかつ不明であるという、これが本当に社会保険という保険の...全文を見る
○桜内文城君 ありがとうございます。  次に、小黒公述人にお尋ねします。  主に二点ありまして、一つ目が、小黒公述人の資料にもありますような年金の積立方式への移行というのは、私自身、実際可能であると考えておりますし、世代間格差の是正という観点からも、これは実際に行っていくべき...全文を見る
○桜内文城君 ありがとうございました。  終わります。
08月10日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第14号
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○桜内文城君 みんなの党の桜内文城です。  私は、ただいま議題となりました消費税増税関連八法案に対する反対の討論を行います。  我々が消費税増税関連八法案に対し反対する理由は以下の三点です。  第一に、失われた二十年とも呼ばれるバブル崩壊後のデフレ不況が続く中、究極のデフレ...全文を見る
○桜内文城君 消費税増税関連八法案には経済政策の面でも民主主義的な手続の面でも何ら正当性がないことを指摘して、私の反対討論を終わります。
08月27日第180回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第10号
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○桜内文城君 みんなの党の桜内文城です。  今日はまず二重ローンの解消に向けてのスキームについてお尋ねいたします。  昨年の今ごろ、この参議院、そして秋にかけて、ようやくという感じも当時あったんですけれども、衆議院でも審議が行われて、二転三転しまして衆議院で更に修正可決がなさ...全文を見る
○桜内文城君 とはいっても、これ法律が通った後、執行をしているのは役所ですので、政府の方でこの再生支援機構の現在の活動等についても御説明をお願いいたします。
○桜内文城君 いかにも歯切れが悪いと感じざるを得ないんですけれども、というのは、昨年のいろんな経緯があって、皆さん、大臣も、お二人とも御承知だと思うんですけれども、元々は、この議員立法の方ですね、その再生支援機構の方ですけれども、政府保証枠も五千億円用意しておりますし、また、今、...全文を見る
○桜内文城君 一件一件丁寧にというのは、聞こえはいいですけれども、要はスピード感に全く欠けているというのは逆に言えば言えるんじゃないかと思います。  今大臣に、買取りの価格ですとか、債権のその買い取った後の管理ですとか、何か違いがあるのかと言ったらお答えにならなかったんですけど...全文を見る
○桜内文城君 全く、被災地の復興のためにせっかく組んだ予算なわけですよ、それが使われていない。いろいろなところで批判もなされていますけれども、もちろん全部が経産大臣の所管というわけではないんですけれども、復興予算十九兆円ですか、総額で、昨年補正予算等で組んだけれども、六兆円の不用...全文を見る
○桜内文城君 よく昨年、今ごろ、復旧そして復興という言い方をしていました。仮設店舗があるからいいというのは、これは復旧の部分にとどまっていると思います。もう一年半もたって、しっかりとやはり復興に向けて仕事をやっていただく必要があるし、そしてグループ補助金の方が需要があるからという...全文を見る
08月28日第180回国会 参議院 法務委員会 第11号
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○桜内文城君 みんなの党の桜内文城です。  裁判所職員定員法の改正案についてお尋ねいたします。  あらかじめいろいろと、判事あるいは判事補あるいはその他の裁判所職員の定員の過去の変動ですとか、数字をいただいております。今回、判事を三十人増加、そして裁判所書記官八十人増員で、そ...全文を見る
○桜内文城君 判事補の採用、一番最初の入口ではあると思うんですけれども、やはりそこは、資質ともおっしゃいますけれども、そんなに大差が、同じ試験を通ってこられて、また修習所でこれまた同じ試験を通ってこられた中で、よほど差があるとも思われない中、むしろ裁判官としてしっかりした仕事をや...全文を見る
○桜内文城君 その研修が十分でないと思われる場合が幾つか、専門分野とされる例えば労働事件であるとか、やはり社会の動向に照らしてみて、もちろん判例というものもあるわけですけれども、新しい法解釈というものをしていかなくちゃいけないという場面もあるかと思います。  むしろ、この立法府...全文を見る
○桜内文城君 労働事件も、もちろん研究会等、なるべく参加していただいて、最近の、やはり労働需給といいますか、労働市場の在り方自体、この十年、二十年、大変大きく変わってきているわけですよね。なかなか若い人が就職できないということも言われておりますし、また、非正規労働者が増加している...全文を見る
○桜内文城君 終わります。ありがとうございました。