左近正男

さこんまさお



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左近正男の1991年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月01日第120回国会 衆議院 運輸委員会 第5号
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○左近委員 きょうこの新幹線関連三法を一括して審議をすることになったわけですが、なぜこれを一括でやるのか。これは委員会等でもいろいろ論議をしていくというか、我々論議してきたわけですが、政府側に言わせれば、この三法はもう表裏一体の法案である。それほど表裏一体であれば、例えば整備新幹...全文を見る
○左近委員 それでは、なぜこの鉄道整備基金というのを設置せなあかぬのか、この理由は何ですか。
○左近委員 今大臣からのお話を聞けば、結局、究極のところ、いろいろきれいごとを言っていますが、この基金の設置については、整備新幹線を建設するために基金を設置する、それが主たる目的ではないですか。どうですか。
○左近委員 この基金が今答弁されたように総合的な鉄道整備の母体となる基金である、こういう答弁でありますので、理解をしていきたいと思います。  それでは、この基金の財源はどこから持ってくるんですか。
○左近委員 新幹線の譲渡代金の一部というのは、額はどれぐらいですか。
○左近委員 今あなた、新幹線の譲渡、九兆一千億円で譲渡が決まったと、これはどこで決めたんですか。これからの問題と違うの。あなた、勝手に決めたの。
○左近委員 だから、この譲渡等に関する法律案三条または四条に基づいて最終的に譲渡金額が決まるんでしょう。違うの。
○左近委員 だから一兆円というお金、一兆円がひとり歩きし過ぎと違う。この一兆円問題というのは、この法律ができて、これから客観的に評価審議会等でどれぐらいの価額で譲渡をしたらいいのかということが慎重に審議されるんじゃないですか。あなたら、一兆円を先へ先行させ過ぎじゃないですか。どう...全文を見る
○左近委員 まあ余り時間ないからあれやけれども、大体あなたらは先へ何でもし過ぎやで、ほんまに。  そこで、この一兆円問題、一応、一兆円ということを八兆一千億から再評価して九兆一千億何がしになるということを前提にして質問しますが、この一兆円、金利六・五五%、六十年間元利均等支払い...全文を見る
○左近委員 あなた、よう二十五年先もわかりますな。だからこれ、やっぱり何か理由があるんでしょう。東海の方は文句言うたからちょっと下げたとか、端的に言いなさいよ。
○左近委員 この一兆円というのは、六十年間、各社に対する割合、また財源、これは変更しないということを約束できますか。
○左近委員 新幹線がなくなる法案ですが、保有 機構法の二十三条では、二年ごとにリース料金については再評価をしながらやっていく、こういう法の精神は今回の法案にはないということでよろしいですか。
○左近委員 これは保有機構も大きな借金を持っておるし、清算事業団もたくさんの借金を持っておる、債務額八兆一千億。せっかくこれを九兆一千億に再評価するのだったら、その一兆円は借金の返済に充てるのが筋じゃないか、こういう強い世論もありますが、この点いかがですか。
○左近委員 この法案は非常に巧妙な法案なんですね。頭のいい人がつくった。このとおりうまくいけばこれはいいかもわからぬけれども、後ほど若干いろいろ触れますが、私は、こんな六十年先まで見越してやるようなことは絵にかいたもちになりがちだ、その辺を非常に心配しています。これはまた後ほどち...全文を見る
○左近委員 それでは、この一兆円の受け皿をつくるために鉄道整備基金というのを設置しなければならぬ、これはある面では私は理解ができると思うのですが、ほかに、この基金は、運輸省からの補助金についてもこの基金を通すという法案内容になっているわけですね。例えば地下鉄の補助について、新年度...全文を見る
○左近委員 これは今まで各地方公共団体は、例えば地下鉄の補助は、大塚さんのところへ、あなたのところへ頭を下げに行くか地域交通局長か知らぬけれども、運輸省へ頭を下げに行った。今度は基金にも頭を下げに行かなければならぬ。二回頭を下げに行かなければいかぬ。あなたたち、規制緩和や行革やと...全文を見る
○左近委員 それはひとつやっていただきたいと思います。  そこで、こういう国から直接というか、国が一〇〇%持つ財源については、基金の中でも明確に区分して運営されるという理解でよろしいですか。
○左近委員 そこで僕は、これは頭が悪いのか、この法案を一通り読ませてもらったのですが、この基金の二十条と二十一条との関係、これはこの基金の補助対象事業を決める権限はだれが持っているのか、運輸省が持っているのか基金が持っているのか、この二十条と二十一条の関係が僕は非常にあいまいだと...全文を見る
○左近委員 それなら基金は、運輸省が決めたものを、金をばらまくだけか。
○左近委員 言葉は悪いけれども、基金はほとんど権限はないということだな。
○左近委員 運輸大臣の金庫番ということか。
○左近委員 僕は、基金というものについて、それは金庫番的な会計処理、運輸省が決めたそういう事業計画、基本計画に乗ってただ事務的に作業をするだけの基金であっていいのかどうか、これは少し疑問なんですよね。ある程度基金にも政策的な判断をさせるような機能を一部持たせてはどうかというような...全文を見る
○左近委員 この基金の運営審議会というようなものを設けることについては不都合ですか。
○左近委員 そんな抽象的なことではぐあいが悪いわけです。つくるのかつくらぬのか、どっちですか。
○左近委員 これだけやっておっても時間ないから、また同僚議員が触れるだろうと思います。  そこで、将来の鉄道整備について運輸省としてはどんな構想をお持ちなのか、この機会に聞かせていただきたいと思います。
○左近委員 僕は鉄道整備ほど国民生活にとって密接な大切な事業はない、そういう判断をしているわけですが、運輸省は鉄道整備の五カ年計画的なものをつくる考え方を持っておられないのかどうか。例えば公共事業関係の計画、国全体で十五も五カ年計画なり長期計画があるわけですよね。これは運輸省関係...全文を見る
○左近委員 これはぜひともお願いをしたいと思います。  そこで、今度日米の経済摩擦等々から四百三十兆円の公共事業、新年度は二千億円ということで、これは運輸省はどれぐらい分捕ったんですか。
○左近委員 運輸省も大変頑張られたと思いますが、公共事業の予算配分というのはなかなか難しいということで、これは思ったより多いか少ないか私はよう判断しませんが、非常に微々たるものである。  そこで、この鉄道整備というものをやはりしっかりと公共事業としての位置づけをやるべきじゃない...全文を見る
○左近委員 これはあんたらの仕事と違うんかい。やはり努力してくれなあきへんがな。難しい、難しいではぐあいが悪い。やはりこれからもそういう立場で頑張ってくださいよ。よろしいか。
○左近委員 新年度一生懸命やってくれはったことについてはよく感謝します。その上にお願いしているのですから、よろしくお願いします。  そこで、新幹線の保有機構が廃止になるわけですが、保有機構には、資料をいただいたところでは、理事長以下七十三名の職員がおられるわけですが、今度基金に...全文を見る
○左近委員 ごたごたは絶対起こさないということでよろしいか。
○左近委員 信じましょう。  この基金の構想で、当初計画では、通勤混雑緩和対策として三大都市に定期収入の〇・五%、こういう構想を断念されているわけですが、それでは、通勤混雑緩和対策というのはこれからどうやっていくのか、どんな財源でやっていくのか、いかがですか。
○左近委員 この構想は、平成三年度は無理だけれども、将来まだ引き続いてこの構想に基づいて運輸省としては努力をしていくのか、もう断念されたのか、どちらですか。
○左近委員 どっちになるかわからぬというこっちゃな。——答弁せんかい。
○左近委員 どちらになるかわからへんことやね。あんたら、もう大阪弁で答弁してもいいよ。  次に、大阪の問題を一、二やりたいと思います。  片福線の建設がかなりピンチになっているわけですね。総工費が二千三百五十七億円ですけれども、地価の上昇等で平成七年の完成予定というのがかなり...全文を見る
○左近委員 その辺の事情はようわかっているのですよ。だから、やはり国としても今後いろいろな形で努力をしてやってほしいと思うのですが、どうですか。
○左近委員 ひとつ親切に相談に乗ってあげてほしいと思います。  そこで、もう一件、大阪の外環状線、これは既に昭和五十六年に運輸大臣の工事の事業認可を受けているのですね。この事業認可についてはJR西日本に継承をされているのですか。
○左近委員 それであれば、工事認可を受けてもう十年ほったらかしというのは少しぐあいが悪いのではないでしょうか。だから運輸省として、この外環状線問題について、具体的にどういう条件がそろえば工事が開始できるのか、具体的なスケジュールというか、そういうものも指導していただいて、やはり地...全文を見る
○左近委員 僕は大塚さんを信頼しているわけで、今の答弁どおり、ひとつよろしくお願いしたいと思います。  先ほど地域交通局長から、新しい年度の地方公共団体の地下鉄建設の助成について、かなり改善された内容について御答弁をいただきました。大変ありがとうございます。  そこで、この補...全文を見る
○左近委員 答弁抜けてるやんか。これからは一切せえへんて、それが抜けてるやんか。
○左近委員 どうもありがとうございます。  そこで、法案にまた少し戻りたいと思います。  国鉄清算事業団の債務ですが、先ほど総括審議官もおっしゃいましたように、今二十五兆九千億ですか、あるわけですね。「日本国有鉄道清算事業団の債務の償還等に関する具体的処理方針について」平成元...全文を見る
○左近委員 今年度も土地の売却について計画どおりいかなかったんですね。これは地価という社会的、政治的な問題もありますので、売却というのは非常に難しい問題だと思いますが、これだけの借金をずるずる引きずっていくというわけにもいきませんので、今答弁されたように、ひとつ鋭意努力をしていた...全文を見る
○左近委員 この株式上場の必要な条件というか、東京の証券取引所が示しておる条件、純資産額が資本金の二倍以上であること、上場前三年間の利益額が資本金の三割、直前一年は四割以上であること、上場直前期において配当実績があること、この三条件が今日時点でそろっておるのはどこの会社ですか、J...全文を見る
○左近委員 この三条件というのは、法律ですか。
○左近委員 その独自の三条件をクリアしなければ絶対だめだということですか。
○左近委員 JR三社は一生懸命頑張っておるのに、二社だけやって一社取り残したといったら、これは勤労意欲にも影響しますからね。かなり政策的な配慮が必要じゃないかと私は思うのですが、これは質問事項にないかもわからぬけれども、大臣はどう思いますか。
○左近委員 もう大臣に余り言わんとくわ。  そこで、最近、このJRグループ株式上場問題を協議するJR株式基本問題検討懇談会というのが設置されておるわけですね。ここでは、このJRの株の売却について三社一括には慎重論が続出したというような記事の内容になっておる。したがって、この三社...全文を見る
○左近委員 運輸省は、これは仮の見積もりだと思いますが、今年度予算では千五百四億円の株譲渡益というものを計上しておりますが、平成三年度、株式の市場がどうであれ絶対に株の上場をやっていくのか、あるいはまた、株のダウがかなり下がってどうやら不安だ、中東の問題も済んで株も少し上がるんじ...全文を見る
○左近委員 それで僕は、この一兆円の負担が七百八億円、また、株式の上場に当たっては事前に一〇%配当をしなきゃならぬ、こういうことをJR三社がやれば、JR三社の財政体質はかなり弱体化する、弱くなるというような心配をしておるのですが、その点はどうですか、心配ないですか。
○左近委員 えらい自信を持っておられるけれどもね。まあいいでしょう。  そこで、今のJRの関係会社は、民間になったんだ、なったんだと言いながらも、法的には私は特殊法人だと思うのですよ。まあ民間と国営の中間ぐらいな存在だと思いますね。  そこで、この株の上場をやれば、経済的な柱...全文を見る
○左近委員 ちょっとあれだけれども、まあいい。  そこで、次に新幹線の整備法の問題で一、二質問をしておきますが、今度、整備新幹線を三線五区間についてやっていこうということ、この総事業費が一兆六千五百億円、これは六十二年九月時点の試算である。もう既に委員会での答弁の中でも、一五%...全文を見る
○左近委員 まあそんなきれいごとの答弁をしたって、現にあなた、この一兆六千五百億円というのは六十二年九月時点の評価ですよね、試算ですよね。そうでしょう。——答弁せにゃ議事録に残らへんがな。
○左近委員 じゃ、あなた、もう既に一五%上がっている。一五%上がったら二千四百七十五億円もう工事費が上がっているのですよ。そうでしょう。そういう計算じゃないですか。現にこれだけ上がっている、あなた上がらへんと言うけれども。
○左近委員 うそを言うたらあかんよ。自民党の質問で、一五%上がっていると答弁してるやないか。何言うとるねん。
○左近委員 上がってないんな。上がってたらどないする。
○左近委員 上がっているの間違いないよ。そんな——まあいいや。  そこで、僕が心配しているのは、今度この基金法の二十八条で鉄道整備基金債券を発行できるようになるわけですね。これは見境なく債券の発行ができるのか。こんなことをやれば第二の国鉄になることは明らかなんで、その辺きちっと...全文を見る
○左近委員 金には印がないわけで、ここらを厳格にやるのですな。
○左近委員 そこで、この法案によって、JR三社がやっと民営化してかなり活力を持った経営をされているのに、今回の基金の設置なり株の譲渡等々、配当の問題等々入れて、やはりJR三社が今後財政的に弱くなるというようなことでは困るわけで、まあ念のためですが、もう一兆円についてはこれ以上は絶...全文を見る
○左近委員 私、ちょっと時間があれですが、ちょっと始まるのが遅うなりましたのでこれで終わりますが、最後に一問だけ。  私、東海道新幹線を毎週のようにたくさん利用をさせていただいて非常に感謝をしておりますが、やはりこの新幹線の安全問題について、時々大丈夫かいなというようなことを思...全文を見る
○左近委員 よろしくお願いします。  これで終わります。
03月15日第120回国会 衆議院 運輸委員会 第8号
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○左近委員 昨日、広島の新交通システムの建設現場で大変大きな事故が発生いたしました。亡くなられた方々の御冥福を心からお祈りをいたしますとともに、重軽傷、けがをされた方々の一日も早い御回復を願っております。  そこで、この広島の新交通システムは運輸省としても工事の認可をされたわけ...全文を見る
○左近委員 委員長に要請いたしますが、この事故に対する原因も含めた報告書を当委員会に提出をしていただきたいと思いますが、よろしくお願いします。
○左近委員 そこで、湾岸戦争が終結したわけですが、現在、日本商船隊としてペルシャ湾に何隻おりますか。
○左近委員 航行は安全ですか。
○左近委員 運輸省としても今後万全を期していただきたいと思います。  今、機雷の話が出ましたが、海員組合などは油の問題を大変心配しております。結局、油の上を航海すればこれはエンジンも機能しないというような危険性もあるわけでして、運輸省としてこの油の除去の問題についてもっと積極的...全文を見る
○左近委員 今、大臣の力強い御答弁をいただきました。運輸省としてもひとつ積極的に協力体制をつくっていただきたいと思います。  そこで、湾岸戦争が終わりまして、今特に外航海運を担当している全日本海員組合の方では、「中東湾岸戦争終結に伴う復興支援貢献策について」というものをまとめら...全文を見る
○左近委員 私はこの海員組合の貢献策はかなり積極的な提言だと思いますので、今大臣が御答弁されたようにひとつ取り組みをやっていただきたいと思います。そしてまた、これらは当然日本政府の支援というか財源で行うのが当然でございまして、その立場を踏まえて政府内部で論議をしていただくことを特...全文を見る
○左近委員 あの計画をずっと積算していくわけにいかぬ。使ってないところは、計画だけなの。あの表では、別表ではもっと大きな金額になりますけれども。それ、どうかね。
○左近委員 それで、十兆円を超える巨大な金額ですが、今日まで港湾整備に対してどの辺までやれた、どんなことをやってきたのか、その辺の総括というか認識はどうされていますか。
○左近委員 そういう二十年間の経過を踏まえて今度新しく第八次の港湾整備五カ年計画、総事業費は五兆七千億、大変大きな金額でございますが、この五兆七千億を生み出すに当たって、どういうところからこの財源を生み出されるのか。私は、国の税金、国費、地方の税金または地方の債務、国機関の融資、...全文を見る
○左近委員 その資料は提出してください。よろしいですか。
○左近委員 それではこの五カ年計画の重点的な課題は何ですか。
○左近委員 そこで、この計画を見てみますと五兆七千億ですが、あなた方の方で概算要求されたときには六兆七千八百億円。この決定額、計画額と一兆円以上の差があるわけですね。これはかなり大きな概算要求と計画額の差だと思いますが、なぜこんな大きな差が出たのか。これだけ大きな差が出れば事業計...全文を見る
○左近委員 僕はそんなこと聞いてないわけや。この概算要求をあなたら、どんぶり勘定でやったんか。何もないところでやったんか。やはり、ある程度の事業計画を頭に置きながら六兆七千八百億という概算要求をされたんでしょう。それが、閣議決定された計画では五兆七千億になった、一兆円の差があるや...全文を見る
○左近委員 まあいいや。  それでは、初年度の投資事業費というのは幾らになりますか。これはもうはっきりしてくると思う。その中で、さっき五兆七千億円のときに聞いたように、国の税金、国費、地方の税金または地方の債務、国機関の融資、国機関の無利子融資、事業者の負担、これはかなり明確に...全文を見る
○左近委員 この法案が成立した後、政府としては、運輸省としては、どういうようなスケジュールで具体的な整備五カ年計画を策定されるのですか。
○左近委員 それでは引き続いて、アメリカと約束をした二〇〇〇年までの十年間の公共事業四百三十兆円、平成三年度二千億円という枠でやられ たわけですが、港湾整備についてどれだけ割り当てられたのか、また今後、港湾整備事業に対してこれがどういうような形で位置づけられていくのか、その辺は...全文を見る
○左近委員 一昨日ですか発表された数字を見ますと、公共分千七百五十億のうち運輸省は九十五億七百万円、非公共分二百五十億円のうち運輸省は二十二億二千万円、二千億円のうち百十七億二千七百万円、割合は五・八六%。これは、運輸省として多いか少ないか、あなた方どういう判断をされるかわかりま...全文を見る
○左近委員 それでは、この調整費の使われ方をどうするのか。あなたの方のさじかげんでやっていくのか、どこかの公的な機関の中でいろいろ港湾整備の計画を練って、段階的にそういう必要経費だということで支出されるのか、そこらは私はちょっと疑問がいろいろあるわけですが、きょうはもう時間もござ...全文を見る
○左近委員 現在の運営では、私の言うたことなんかもうちゃんと解決しているという御見解ですか。
○左近委員 だからどうしてくれるんだ。
○左近委員 まあ私自身もこれは勉強不足ですが、私のこの指摘していることについても、理解はしていただいていると思うのですよね。私はそういう問題が—僕は大阪市の出身ですからそんなことを言うのかもわかりませんが、大阪市ですね、神崎川と大和川、こんな三角形で、平行のところだったらずっと行...全文を見る
○左近委員 僕はちょっといろいろまだ不満ですが、そういう課題があることについて、十分ひとつ認識をしていただきたいと思います。  そこで、少し質問が変わりますが、港湾法の二十四条の二では地方港湾審議会というのがあるわけですが、これは何をやるのですか。どんな構成になっているのですか...全文を見る
○左近委員 この地方港湾審議会には労働組合の代表は入っていますか。入っているとすれば、全部入っているのか、その割合はどうですか。
○左近委員 この地方港湾審議会というのはどれくらいの数でやられているかわかりませんが、二十名を超えるような数じゃないかと思うのですね。そういう二十名の中に、やはり海員組合、港湾労働組合、この両方を、海と陸というのを入れるのが僕は常識じゃないかと思うのですが、その点まだ抜けていると...全文を見る
○左近委員 陸と海があるのだから立場はいろいろ違います。両方から入れてくださいよ。
○左近委員 僕は、この港湾審議会というのが条例か何かでできているんだったら言いませんよ。法律でできているんでしょう。港湾法二十四条の二、法律でできている地方港湾審議会に対して、政府が、運輸省が、こういう形で委員の構成を、審議会の構成をしなさいという行政指導をなぜできないのですか。...全文を見る
○左近委員 だから、現在はわかりました。八十六あるうち、どちらかが入っているのが七十三、今御答弁いただいたわけですよ。だから、これは八十六あるんだから、七十三だから、これを八十六全部入れてほしいし、入れる場合両方入れてください、そういう指導を今後努力してくださいと私は要望している...全文を見る
○左近委員 今後努力してくださいと私は頼んでいるわけです。しないのですか。
○左近委員 対応するというのは努力してくれるということですか。
○左近委員 あなた、こんな銭一銭もかからぬことを何でこだわるの。
○左近委員 あなたはメッセンジャーか。伝えるということはどういうことですか。なめたらあかんぞ。
○左近委員 最初からそのように言うたら、何も失礼な大きな声を出さぬのです。堪忍してや。  六十二年の十二月二十二日に運輸省の港湾局計画課長から通達が出ておるのです。「港湾の開発、利用及び保全並びに開発保全航路の開発に関する基本方針の変更について」、この六項には何と書いてあります...全文を見る
○左近委員 運輸省として通達を出した限り、その通達に基づいてどういう現状になっているか、その点検はされましたか。
○左近委員 何を言っているんですか。あなた勘違いするな。この六項というのは、雇用問題の配慮をせよということを書いているんでしょう。違 うのですか。
○左近委員 「「港湾の開発、整備にあたつては、港湾労働者の雇用問題について十分配慮されたい」」これでしょう。だから、通達以降、「港湾労働者の雇用問題について十分配慮」、これの点検はどうなっていますか、港湾の労働者の雇用問題についてどういう配慮がされましたかということを僕は聞いてい...全文を見る
○左近委員 だから僕は、運輸省、これは大臣にも聞いておいてほしいのだけれども、この港湾問題、労働問題は労働省だ、事業をやる金もうけは運輸省だ、この縄張りでは港湾の全体的な問題は解決しないと思うのです。あなた方は、こんな通達を出した限り、通達の責任を持たなければいかぬのではないです...全文を見る
○左近委員 僕はそれは少しおかしいと思うよ。もう僕は時間がないんだ。そういうような姿勢では僕は困ると思う。事業を円滑にやっていくためには、港湾は雇用問題と思うよ。雇用を円滑にやらぬ限り、港湾事業は円滑にいかないですよ。そういう認識をあなた方は持たぬと僕はだめだと思うのです。  ...全文を見る
○左近委員 ありがとうございます。  それでは、きょうは労働省に来てもらっておりますので、港湾労働法の適用港は幾つですか。
○左近委員 その六港というのは法律ですか、政令ですか。
○左近委員 港湾運送事業法の指定は幾つされていますか、運輸省。
○左近委員 労働省に聞きますが、港湾運送事業法では九十六港指定がされている、港湾労働法では適用港は六港だけだ。この違いはなぜですか。余りにも大きな違いですね。どういう理由ですか。
○左近委員 この港湾の指定で特定重要港湾というのが二十あるわけですが、これは重要でない港湾も含んでいるのですか。
○左近委員 それなら、国として物すごく重要な特別な指定された港湾が二十あって、何で六つしか指定しないのか。少なくとも二十ぐらい指定しなければいけないのではないか。
○左近委員 私は、内航海運の荷役量、外貿の荷役量等々、これはかなり増加現象にあるわけでして、きょうは労働省は課長ですから、お客さんですから、ここで余りしつこく言いませんが、私の要望としては、やはり港湾労働法とこの港湾運送事業法のある程度整合性を持たせてもらいたい。だから六つだけ、...全文を見る
○左近委員 新港ができれば荷動きができるわけです。それなら、港湾運送事業法による指定をされるまでの間、一定の荷役ができるまで、取り扱いができるまで空間があるはずですが、この空間で無免許の者を商売させておいていいのか、法律違反じゃないのか。
○左近委員 まだまだ言いたいけれども、これぐらいにしておきましょう。  ILOの百三十七号を早期批准せいというのは大分前から言っていますが、これはなぜ批准しないのですか。世界では幾つ批准していますか。
○左近委員 これは一九七三年ですよ、もう十七年前にILOで採択されているわけですね。世界の中で日本が生き抜いていくためには、やはり日本はこれではだめだと思うんですよ。やはりもうこれくらいたったら批准をしていただきたい、私はこれを強く要望しておきたいと思います。  そして、労働省...全文を見る
○左近委員 さらに努力をしていただくようにお願いをいたします。  そこで、今、運輸産業では労働力の不足が甚しいわけですね。ことしの運輸省の白書でもかなりの量でそのことを記載をされております。  僕はもう質問時間があと五分しかございませんので簡単にやりますが、きょうの新聞では、...全文を見る
○左近委員 やはり企業環境、厚生福利施設の改善問題、労働時間の短縮問題、きょうは労働時間短縮についてもちょっと聞こうと思っておったけれども、時間がございません。これは千八百時間に先日も与野党合意をしているのですね。運輸産業、物流部門なんかどうなりますか。今もう二千五、六百時間でし...全文を見る