笹川堯

ささがわたかし



当選回数回

笹川堯の1993年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月18日第126回国会 衆議院 逓信委員会 第3号
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○笹川委員 本日質問をさせていただくわけでありますが、論理の組み立てから、大臣の方の質問はちょっと後に回させていただいて、大蔵省にまずお尋ねをいたします。主計局でいいですよ。  平成四年十二月十四日、東京新聞の小泉郵政大臣のインタビューで、郵政大臣は財投見直し論についての発言を...全文を見る
○笹川委員 時間が少ないから、余りべらべら読まずに短く、聞かれたことだけなるべく答えるようにしてもらいたいと思います。  それでは理財局にお尋ねしますが、やはり小泉郵政大臣は「郵貯の利息がもっと下がれば住宅金融公庫等の金利が下がる」、こう言っておられるわけでありますが、これは金...全文を見る
○笹川委員 それでは銀行局にお尋ねします。  少額貯蓄非課税制度、高齢者のマル優でありますが、昨年十二月、自民党の税調でマル優が現行の三百万から三百五十万に引き上げが決まったわけでありますが、通信部会、そしてまた社会部会、労働部会、これは賛成をいたしたわけでありますが、財政の方...全文を見る
○笹川委員 もし反対ならただ乗り論ということを言おうと思ったんだけれども、賛成であれば、ただで乗ったとは考えないから、これで結構です。  それでは銀行局にもう一つお尋ねしますが、今回、世間でバブルの騒動ということで、証券、銀行その他の金融機関も非常にひっかかっておる。責任がある...全文を見る
○笹川委員 全然聞いたことの答弁になってないんだ。そんなこと聞いてないんだよ。そんなことは、大蔵省が責任があるということはもう認めているんだよ。ただ、郵便貯金の金がそういうバブル崩壊だとか土地の高騰に使われてないということは間違いないんだけれども、大蔵省も私の言っていることに同感...全文を見る
○笹川委員 それでは、一応大蔵省の質問はそれで終わりますので、大変忙しいでしょうからお帰りになっていただいて結構であります。  それでは、次に厚生省にお尋ねをいたします。  小泉大臣は就任時に、マル優引き上げに反対し、かつ全廃が初当選以来の悲願であったと言っておられます。これ...全文を見る
○笹川委員 もういいです。時間がないから、イエス・ノーです。  それでは、もう一つ厚生省にお尋ねしますが、小泉郵政大臣はかつて厚生大臣を経験されたわけでありますが、その就任のときに、省内あるいはまた社会部会において、マル優廃止を発言されたことがあるか、お尋ねをいたします。
○笹川委員 なかなかわかりよくて結構であります。  それでは最後に厚生省にお尋ねしますが、現在の年金制度及び社会福祉制度というものは、大変一生懸命努力をしてもらって立派なものになりつつはある。なりつつはあるということでありますが、まだ十分であるということはなかなか言えないわけで...全文を見る
○笹川委員 いや、私もこの文章を読みまして、マル優と書いていないから、マル優と思うのか、それとも例えば、郵政省全体についてよく知っているから私は郵政省のことについては役人の書くものは読まないよというふうにも実は読めるわけであります。
○笹川委員 大臣に就任のときに、それは、マル優のことを聞かれたんならば——もっとマル優のことは別にはっきりお答えになっているんですよ、また後から出てきますが。それは、マル優のことはマル優のことでしっかりと、こういうふうにするとか、ああいうふうにするとかと書いてありますが、大臣の発...全文を見る
○笹川委員 そうしますと、テレビに出たときは膨大なことを大臣はしゃべっているんだけれども、肝心の国会に出す正式な大臣の表明に関して、例えば簡易保険事業にしても郵便事業にしても、全く二、三行しか触れていないわけです。あなたの言っていることはこの中に何も書いてないわけですよ、今まで言...全文を見る
○笹川委員 これから勉強すると大臣言われるけれども、大臣に就任したときに、もうおれは勉強していてよく知っている、今後はこうやるんだということを意思表示されているものだから、本来なら、意思表示して、前の大臣と違ってこれからは新しい大臣としての所信を表明して、そのあなたの考え方を郵政...全文を見る
○笹川委員 普通は大体初任給というのはほとんど覚えているんですよ。私はもちろん初めての日給月給六百八十円とぱっと思い出すわけでありますが、それは思い出せなければそれで結構です。  今、小泉大臣が所有しておられる不動産は御自分で取得したものか、相続されたものか、ちょっとお尋ねした...全文を見る
○笹川委員 それは何十軒も持っているならわからないということもわかるけれども、資産公開を見ても、実は主なものというのは三つしかないんですね、土地が二つと建物がついているものと。普通、家をつくるなんというのはサラリーマンなら一生に一遍ですから、相続したか買ったかどうかわからない、そ...全文を見る
○笹川委員 自治省へ行って調べろということなら調べるわけでありますが、それは幾らもらったということを大臣にお尋ねしているのではなくして、そういうことはありますかありませんかだから、この場でお答えしてもそれは差し支えないと思うんだけれども、私の質問は乱暴な質問でしょうか。幾らもらっ...全文を見る
○笹川委員 それで結構なんです。あるかないかを聞いただけで、別に私どもは喚問しているわけではありませんから。そんな細かいことまで大臣が覚えているわけがない。私も覚えておりませんから。あるかないかぐらいはわかる、こういうことであります。  小泉大臣は世間あるいはマスコミで大蔵族と...全文を見る
○笹川委員 それはそれで結構です。私もそう思っております。  それでは小泉大臣にお尋ねしますが、マル優の引き上げに際し、社会部会、労働部会も実は賛成されたわけでありますが、小泉大臣は大臣になる前でありましたから、当然その社会部会あるいはまた労働部会に出席することは自由にできたわ...全文を見る
○笹川委員 それでは、小泉大臣、自由に出席できて反対できる、初当選以来の目的であるということをお考え合わせれば、当然出席をして、やはり反対だと、全廃するべきところなんだから、引き上げなんかとんでもないという新聞あるいはまたテレビの持論を、なぜ一番本家本元の社会部会あるいは労働部会...全文を見る
○笹川委員 初当選以来非常に厳しく、自分の意見は曲げられない確信犯である、こういう大臣の答弁の割には、非常に配慮して、仲間にも配慮する。やはりこういう場所では言わない方がいいのではないか、また別の場所ではないか、私もそれは十分理解できます。私自身もそう思ったこともありますが、やは...全文を見る
○笹川委員 さっき厚生省にもお尋ねしたし銀行局にもお尋ねして、マル優の今回の五十万引き上げについてはよかった、こう言っているわけですね。もちろん大臣は、全然上げてはならぬ、こう言っているわけでありますから、やはり大臣、自分自身のそういう政治的なものが実現できるように最大の努力をす...全文を見る
○笹川委員 そうすると、この言葉は間違いなく大臣が言ったわけですが、今考えるとこの言葉は余り適切じゃなかったということはお認めになりますか。
○笹川委員 それでは、大臣はそういうことは強調しない方がいいと言うので、これからぜひひとつ金持ち優遇だとか票がふえるとか、まるで票を買ったみたいな買収選挙になるような言葉はやはり使わないように。というのは、大臣が発言すると全部載っちゃうんだよね。載らないなら選挙区で但言ったって構...全文を見る
○笹川委員 それでは、ここで言った言わないの議論になるといけませんので、次の委員会のときにこれは保留をしておきまして、大臣にこのときの新聞記事をお読みをいただきますので、これはこのままで結構です。  それから、やっぱりこれも各社のインタビューをやられたときに、平成四年十二月十三...全文を見る
○笹川委員 まあこの点については言葉の揚げ足を取っても仕方がないので言いませんが、ひとつぜひ十分に、やっぱり国民がどう受け取るか、自分の真意というものはこうであるんだけれども真意がなかなか受け取られない場合があるから、十分にひとつ言葉については慎重に吟味をしてぜひ発言をしてもらい...全文を見る
○笹川委員 郵政大臣、間違いだね。間違いなら間違いと言った方が。間違いじゃないと大変なことになっちゃうよ。あなた国語習ってないことになっちゃうから。これは税金なんです。事務方に相談していいよ。——いや、いいんだよ。間違いは間違いなんだ。だれでもあるんですよ。
○笹川委員 そう、間違いはもう日々これ新たなりというんだから、間違いはもうさっさと訂正やっておいた方がいい。  もう一つ、ついででありますが、このボランティア貯金の件で、八万円から九万円の人がほとんどやっておって、持てる人はやっていないというふうに大臣はおっしゃるんだね。持てな...全文を見る
○笹川委員 だんだん大臣も素直になってきてよかった。最初からそうやれば全然もめないわけでありますので、まあお互いに間違ったところは直していきたい。質問者の方も時には間違った質問をすることもあるわけでありますので、ひとつ今後とも十分に気をつけていただきたい。  それから、実は定額...全文を見る
○笹川委員 大臣、最後になりましたが、最後は、最後と言ってはいけないんだけれども、うそついたことになりますが、実は、大蔵省にさっき財投の話を聞きました。やはり当面は財投は必要だし、これがなければ予算が組めないということを明言されたわけでありますので、大臣が財投見直し論と言うと、知...全文を見る
○笹川委員 それではひとつ、ぜひ今後も閣議をうまく利用していただいて、御自分の理想が達成できるように最大の努力をしていただくことをお願いをして、質問を終わります。ありがとうございました。
10月21日第128回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第6号
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○笹川委員 きょうはそれぞれ各委員が細かいことはもう相当お聞きをして議論をされました。私もそれを聞きましたので、政治改革そのものの内容と、もう一つは外からこういうこともやっていけば政治改革がもっと達成できるんじゃないのかな、こういう視点のもとで実はお尋ねをしたいと思っております。...全文を見る
○笹川委員 次に、国税庁にお聞きしますが、実は先般新聞で、余り使途不明金が、もう幾ら言っても改善されない企業には青色申告制度の特権を取り消すということが実は記事になっておりましたが、私は、やはり各省庁が協力をしないとこれは政治改革できないと思うのですね。やはり幾ら政治家だけ締めた...全文を見る
○笹川委員 副総理、私は、そういうことをどんどんやっている会社はもう青色申告を取り消したらどうだ、こういうことを今お願いをしたのですが、副総理としてどうですか、感想は。やはりそう使途不明金を年がら年じゅう出すような会社はもう青色申告の特典を与える必要はないと思うのですが、どうです...全文を見る
○笹川委員 五十嵐建設大臣が午前中で帰られるので先にお尋ねしますが、実は今政治不信というのは、御案内のように知事さんが二人逮捕されたり、あるいはまた政令指定都市の仙台の市長が捕まったり、あるいは町長さんなど限りがないわけでありますが、こういうことが今回の選挙にも大きく影響しました...全文を見る
○笹川委員 限られた時間の中でたくさん聞くので短く答えてもらいたいのですが、内容については、私はほとんど建設関係のことは理解をいたしております。  ただ、一般国民が、新聞に載ると、政治献金もわいろも似たようになっちゃうのですね。わいろというのはもう完全に刑法犯ですから、政治資金...全文を見る
○笹川委員 それから、大内大臣にお伺いしますが、もしお忙しかったら、私、お答えいただいて、お帰りいただいて結構です。  実は大内大臣は、本会議の席でもそうでございましたが、将来政界を再編成してやはり二大政党で安心して国民のために政治ができるためには民社党は解党してもいいんだ、そ...全文を見る
○笹川委員 新聞の書き方によって解党という言葉を、私もまあ好きではありませんが、将来政界を再編成するときにはもう最大の努力をするという、その言葉の裏にはいろいろなものがあると思いますが、それで結構でございます。  ただ、大内大臣に一つお伺いしますが、まあ二大政党、二大政党とよく...全文を見る
○笹川委員 それでは、官房長官来ていただいたんで、忙しいでしょうから、官房長官にちょっとお聞きします。三%、まあこれは切り捨てと言っちゃいけないんですが、三%条項だけを官房長官に聞きたいと思うんです。  官房長官は、なかなかどこにその根拠があるかどうかわからぬけれども、まあ外国...全文を見る
○笹川委員 今官房長官の返事を聞きまして、三%は絶対なものじゃないという話でありますので、政府提案でありますからベストだという答えが出るのは当たり前であります。だけれども、その辺はひとつぜひ柔軟に考えていただきたいと思います。  次に、佐藤自治大臣にお尋ねしますが、実は、七月に...全文を見る
○笹川委員 午前中の質問はこれで終わりますが、実は自治大臣、これはNHKのアンケートによりますと、政党に対して公的助成は反対か賛成かということになりますと、四〇%が賛成なんですね、この間、十月でやったのが。それが反対がやっぱり四〇・五あるんですよ。それから、わからないが一九・五あ...全文を見る
○笹川委員 石田総務庁長官においでいただきましたので、ちょっとお尋ねをしたいと思うのですが、御案内のように、公明党というのは定年制をしいていらっしゃるそうでありまして、私も自民党の中で、党の活性化、政治不信の一掃ということで、先輩の方には申しわけないけれども、若い方々に順次譲って...全文を見る
○笹川委員 それでは今度は、総務庁長官としてお尋ねをいたしますが、現在、役人の世界も行政改革でなるべく定数を削減していけ、あるいは今経済界も、もう大変な不景気でありますから、将来外国との経済競争で勝たなきゃならぬということでリストラをみんなやっていますね。ところが、政治家の世界と...全文を見る
○笹川委員 次に、それでは、非常に今度の法案の中でもめております戸別訪問についてお尋ねをするわけでありますが、実は、私は昭和四十七年、初めて選挙に出て落ちたときに、いや戸別訪問ができたら新人はよかったのになと思って非常に悔しがったものでありますが、今実は一番大きな問題は、自民党の...全文を見る
○笹川委員 選挙を公平に、なるべく自由が原則だ、これは山花大臣、わかるのですが、主権在民といっているわけだから、やはり主権者の方の気持ちも私は尊重しないと、ここで議論して、議員の立場からすると、どこへでも何時でもとそれはおっしゃるけれども、来られる方が嫌だと言っている以上は、やは...全文を見る
○笹川委員 議論をしていると、何だって時計が進むのが速いのでとめてもらいたいと思うぐらいですが。  法務大臣、せっかく来ていただいて、実は法務委員会がありますので、私も一時間時間があるのでたっぷりそのときやりますが、きょうは法務大臣に、実はお願いするのはおかしいのだけれども、本...全文を見る
○笹川委員 わざわざ法務大臣に来てもらって答弁を受けても、もう言うことはわかっているんですが、一応やはり来ていただいて、そう発言をしないとまずいのでお呼びしたんですが、どうも済みませんでした。法務委員会でゆっくりやりますのでお帰りをいただいてもいいんですが、ただ私の言っているよう...全文を見る
○笹川委員 ごめんなさい。これは新党さきがけの方だ。逮捕されちゃった。羽田先生の方もありますよ。新生党の当選者で大谷さんも、やはり節税目的の空献金の疑いということでありますので、三人に聞いていると時間がないんで、以上を代表して羽田先生、まことにけしからぬと思うんだけれども、どうで...全文を見る
○笹川委員 これは実はもう犯罪ですからね。こういうのはもうどんどん刑務所に入ってもらわなければ困るので、まあこれは国会議員だけの問題じゃなくて、県会も市会も町村もみんなこれは直さないと、下からくみ上げていかないと難しいと思うんですね。そういう意味で、ぜひひとつこれから中央だけじゃ...全文を見る
○笹川委員 それでは、社会党の前委員長にお尋ねしますが、参議院の安恒さんという、今無所属になっていますが、参議院の方にいらっしゃる。これは比例代表で選ばれたわけですね。そうすると、本来、安恒と書いた人は一人もいないわけです。社会党と書いたもので選ばれているんだから、本来議席の所有...全文を見る
○笹川委員 それでは、最後になりましたが、羽田先生にお伺いしますが、よく今、一極集中というので、東京へ何でもかんでもあるからだめだ、もう少し人口を分散しろ、役所も分散しろ、国会も移転しろということがありましたね、随分。これはそれで非常に僕はよくわかるのですよ。  ところが、今度...全文を見る
10月26日第128回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第9号
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○笹川委員 郵政大臣においでをいただきましたので、政治改革の質問をこれからするわけでありますが、一時間半たっぷりありますので、この間はちょっとお聞きできないこともございましたが、政治改革そのものが議論をされている最中に、テレビ朝日の問題できのうは当委員会で喚問をされまして、その是...全文を見る
○笹川委員 間もなくのテレビ朝日の免許の問題で大変大臣も頭を悩ましておられると思いますが、その免許の問題についてはお尋ねする意思はございません。  ただ、今、大臣がお答えになったように、責任を感じてやめた。これは、責任ということになりますと、悪いことをしたと思わないと責任はない...全文を見る
○笹川委員 それでは、逓信委員会の方に間もなくテレビ朝日の伊藤社長さんが参考人で出頭されることが先ほど決まったわけでありますが、実はこの伊藤社長さんは減俸処分になっているわけですね、この問題で。これについて、やはり社長が減俸処分ということになりますと、これは本来はあってはいけない...全文を見る
○笹川委員 私は、今所管の郵政大臣が、社会的責任あるいはまた会社の中における規律の問題、そういうことを含めて責任をとられたということでありますので、これ以上お尋ねすることは控えさせていただきますが、私が思うのに、もちろん議員というものも国民に対して大きな責任がありますが、報道機関...全文を見る
○笹川委員 今、山花大臣からお答えがあったように、確かにニュースキャスターは自分の意思である程度話さなきゃならないし、同時にまた会社の組織の中の一員であるということになると命令にも従わなければならぬ。二重の性格のある職業の人というのは僕は非常に少ないと思うのですね。例えば作家なら...全文を見る
○笹川委員 質問の強要でありますか。(伊吹議員「はい」と呼ぶ)それでは、私は、外で外すのは自由でありますが、院内で衛視さんのためにつけているわけじゃないんですよ。しかし、お互いに立場を理解し合って、一つの仕事がお互いにスムーズにいくように、人の立場というものを思いやるということが...全文を見る
○笹川委員 私は、右見て左見て質問するので大変気を使っているわけでありますが、官房長官、わざわざおいでいただいたんで……。  実は私はきのう徳島国体に行って、ごあいさつする機会がありましたので行ってまいりました、徳島県、香川県両県民が、天皇、皇后おそろいで国体においでになるのを...全文を見る
○笹川委員 一遍宮内庁ともよく相談をしていただきたいということを希望として申し上げておきます。  さて、山花大臣、佐藤大臣、けさの新聞に予算委員長の山口先生の談話が載っておりました。新聞をお読みになったでしょうか、ないですか。その内容は、いや、いいんです、いいんです、もうきょう...全文を見る
○笹川委員 それでは、官房長官おいでになるうちにもう一つお伺いしますが、実はきのう細川総理は自由民主党の元総理を御訪問なさいました。首相の判断で行かれるわけですから、別にそのことについて行ったからどう、行かないからどうということは言わないのですが、せっかく新しい新鮮な総理が選ばれ...全文を見る
○笹川委員 私も、隣の方から不規則発言が出てうれしいやら悲しいやらでありますが、どうぞひとつ、こういう大事なときですから、OB会議もいいですが、OB出さぬようにね。十分に、もうそう持ち玉は幾つもないのですから、定めてひとつショットをしていただきたいと思う。  今、官房長官、元総...全文を見る
○笹川委員 ちょっと聞く人を間違えたようで、申しわけありませんが、佐藤大臣。
○笹川委員 それでは、実はこの問題について私がここで質問をするので、何か聞きたいことがあればかわって聞いてあげますよということで選挙区の人に知らせましたら、一人の人がどうしてもこれは聞いてくれということでありますのでかわってお尋ねをするわけでありますが、今度は人口で割るわけですね...全文を見る
○笹川委員 テレビが委員長の方を向いてなくて非常によかったと思いますが、さっき官房長官に質問した、自治省の方が私は選挙の事務だから総理府よりいいんじゃないかと思うのですが、それをお尋ねいたします。  それと同時に、公安委員会なんというと非常に第三者機関のようにも感じられるのです...全文を見る
○笹川委員 そうすると、総理大臣に答申をする、勧告をするということでありますから、そういう意味で総理府に置くんだと。まあわからないこともないのですが、しかし実際は、選挙というものは特殊なものだから、相当高度な技術というか識見がないといけない。そういう意味では、今自治大臣が言われた...全文を見る
○笹川委員 庶務的というと、ショムないことをやるから庶務的なものとも考えられるけれども、しかし、実際はこの区割りは非常に大切で、まさに国会議員の死命を制するような重大な問題ですから、定数だとか分け方だとか、二票、一票の話じゃないんですよ、本当のことを言うと。それだけに、議員の側か...全文を見る
○笹川委員 自治大臣として自治省の職員に、まさに画期的なことでありますので、真剣にまた真摯に取り組むようにひとつぜひ指示をしていただきたい。それとまた、希望でありますが、委員を選任するときには、官房長官、なるべく女性も半分以上は入るように、ぜひひとつ御配慮を願いたいと思います。 ...全文を見る
○笹川委員 それは確かに、人口で、国勢調査とたががはめられている以上、なかなかそれ以上やることがないと思いますが、将来の課題としては、私は必ずこの問題は起きてくるだろうなと。  例えば東京の場合には、御承知のように特別区ということで二十三区という、ほかの県とは違うシステムがある...全文を見る
○笹川委員 それから、建設大臣、よく官庁の場合には最低落札価格というものを決めるわけですね。これを役人が漏らすか漏らさないかで、非常に工事がとれるかとれないか。  入札というのは何遍やっても順番が狂ったためしがないんですよ。これはもう御存じのように絶対狂わない。もしそれがわから...全文を見る
○笹川委員 十一月に日米の協議があるそうですが、大変だろうと思いますが、こういう時代ですからもうやむを得ないと思うんですね。  特に、日本の場合にはよく現場説明、俗に言う現説というのをまとめてやるんですよね。そうすると、もうどこの会社が入札しに来たか、顔見ればわかるわけですわな...全文を見る
○笹川委員 今、理想は理想として現実の問題でこう決められた、わかるんですが、よくテレビでも新聞でも、何かというと世論調査をする。僕らも当落の世論調査で、危ない、危ないと言われると本当に危なくなる。じゃ、大丈夫だと言われると大丈夫かというと、大丈夫と書かれた方はもっと危ない。いま一...全文を見る
○笹川委員 それでは、この企業・団体献金の禁止ということをやるためには、どうしても要るものは要るんですから、政党助成金、これを真剣に考えないと、ただ切っちまえばいいというわけにいきませんから。  それと、政府が今回提案されている政党助成金の四百十四億、これについては、多過ぎると...全文を見る
○笹川委員 今、伊吹先生のお答えでは、企業献金をもらえるということでこれだから、もし企業献金が将来何らかの形で制約されるなら別に政府の案でもいいというふうにも理解できるわけでありますが、これは私の独断と偏見かもわかりませんが。  さて、お金の話ばっかりしていてもあれでございます...全文を見る
○笹川委員 それでは、自民党の先生に今のことともう一つ追加で、名簿順位を決めるときに、参議院でももうえらい入札制度みたいになっちゃって、党員を獲得なんということで随分自民党の幹部の先生は困ったと思うのですよ。おれを一番にしろ、おれを一番にしろ、みんな一番になりたいわけですから。も...全文を見る
○笹川委員 それでは最後の質問といたしますが、政府と自民党の方にお伺いします。  二票制と一票制というのは非常に論戦相分かれるところであります。山花大臣も佐藤大臣も、この二票制と一票制については、幾らここで聞いても、実は内閣だから、ベストのものを出したのだからどうも私の方はそれ...全文を見る
○笹川委員 それでは、担当大臣並びに自民党の皆さん方に大変長時間御苦労をかけておりますので、感謝の意を表して、質問を終わらさせていただきます。ありがとうございました。
10月27日第128回国会 衆議院 法務委員会 第1号
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○笹川委員 昨日の政治改革委員会のときに官房長官にはお尋ねをいたしまして、きょうの法務委員会に宮内庁から御出席をいただいて質問をするということを既に通告をしてありますので、ただいまから質問をさせていただきます。  御案内のように、週刊文春あるいはまたそのほかの雑誌で、皇后陛下へ...全文を見る
○笹川委員 今、宮内庁がこれから記事の訂正あるいは申し入れその他の対応をするということは了解できたのですが、私の言っている法的対応も含まれているかどうかということをひとつお尋ねしたい。
○笹川委員 今、最後に、国民に対して理解がいただけるように正しく報道を伝える。こういうことは、今まで宮内庁というのはともすると、新聞記者、雑誌記者そうですが、対応が余りよくない、だから逆に言って、もっとそこの対応をやっておればこういうこともなかったのじゃないかと思うのだけれども、...全文を見る
○笹川委員 宝島という本でありますが、「皇室の危機」というので、これは宮内庁に勤務した人が書いた、いやいやこれは名前を使っただけだとか、いろいろな議論があるだろうと思うのですが、確かに我々一般の国民にとってはわからない、非常に微に入り細に入り書いてあります。全部が全部違うというこ...全文を見る
○笹川委員 それでは、宮内庁、帰っていただいて結構です。  それでは、本題の方に入るわけでありますが、きょうは法務行政全般ということの質問でありますので、緊急ということでひとつ法務省にお尋ねをいたします。  実は私の選挙区でありますが、ある判事が裁判のときに年じゅう居眠りをし...全文を見る
○笹川委員 糖尿病が原因でそういうことになった。病気でありますから、病気を治せばいいのですが、それならば、十月一日に退官をした、そして、例えば数カ月でも治療に専念をして、健康が十分に回復できた、そのときに改めて採用するなら今のあなたの説明は理解できるけれども、これは、もう日が全然...全文を見る
○笹川委員 今の説明では本人のためと言うけれども、国民のために公務員はあるのですよ。本人のためじゃないのです。国民のためなんです。だから、やめさせたと言うんなら、それは分限裁判になるのかどうか私にはわかりません。身分保障がありますから、自分から退職願を書かない限りだめなんでしょう...全文を見る
○笹川委員 何か私が言葉の理解が足りなかったか、この場でうそを言ったと思われると困るので、できたら最高裁の長官と対決したいと思います。やめさせたと言えば、私は素直にそうかなと思ったのです。だから、そのときに日本弁護士会の会長は、長官そんなことまで御存じですかと言ったよ。というのは...全文を見る
○笹川委員 それでは、この問題は一応留保いたしまして、次の法務委員会のときに結論を出したいと思いますが、私の質問の趣旨をよく踏まえて対応をしていただきたい、このことだけ最高裁判所に強く要請をいたしておきます。  さて、法務大臣にお伺いいたします。  実は、監獄法の改正について...全文を見る
○笹川委員 今法務大臣から問題点を直してというか、話し合ってというか、解明してというか、そういうことで再提出をしたいという意思表示がありましたので、それでは内容についてある程度申し上げたい、こう思います。  御案内のように、監獄法、法務省が直接監督している監獄、刑務所ですね、あ...全文を見る
○笹川委員 運用を考えて存置することは認められた、それはそのとおりなんですが、それでも政権が交代する前はなかなか野党の人が認めなかった。その辺は、今私の言った警察官が責任を持って運営している間はだめだ、こういうことですね、簡単に言えば。  そこで、私は折衷案じゃないけれども、法...全文を見る
○笹川委員 今答弁いただいたわけですが、確かにこれは警察と関係がありまして、警察の方は所管が地方行政の方ですから、なかなか法務省も大変だと思いますが、いずれにしても最終的には法務省の責任になるわけですから、ぜひひとつなるべく早く国会を通過するように細かいところを煮詰めて、問題点は...全文を見る
○笹川委員 突然法務省にエイズのことを聞いて悪かったのですが、ふっとけさ思い出したので。だから僕は答弁に政府委員が要ると言っているんだよ。しかし、与党の方が政府委員に答弁させない、大臣と政務次官で対応すると言う。それは別に余り口角泡を飛ばす必要がないので、きょうは専門家が出ていた...全文を見る
○笹川委員 来月ですか、府中刑務所を私たちも見学させていただいて勉強させていただきますが、なるべく受刑者の方々が快適な、と言ってしまうと、入ったくてみんな志願されると困るのですが、快適じゃなくて、人権を損なわない。やはり人間というのは、自由に行動できないということ、制約されるだけ...全文を見る
○笹川委員長代理 斉藤斗志二君の質疑を終了しました。  傍聴人に申し上げます。長時間座っている人は、できたら交代してあげてください。  山本有二君。
○笹川委員長代理 これにて山本君の質疑は終了いたしました。  永井哲男君。
○笹川委員長代理 これにて星野行男君の質疑は終了しました。  富田茂之君。
11月04日第128回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第14号
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○笹川委員 まず、総理、御就任おめでとうございます。  さて、今、伊吹先生が細かくいろいろとお尋ねになりました。結婚式のスピーチとこういう質問は、後になるとだんだん残り少なくなりますが、そういう観点じゃなくして、まさに一般の国民が心配をしているようなことからお尋ねをしたい、こう...全文を見る
○笹川委員 政府の出したものが、いつも山花さんあるいはまた佐藤自治大臣の答えではベストなものだと。それは確かにここでベストじゃないとも言えないし、それは妥協した方がいいとも、これも言いにくい。ですから、そういう答えを、聞いても答えが返ってこないということは、聞いてもむだですから聞...全文を見る
○笹川委員 総理の御説明である程度わかりましたが、新聞を見ますと、年内にできなくても総理の責任は問わない、何か昔、何年か前そういうことをおっしゃった人がいますが、総理の責任は問わないということが新聞に出ておりますが、これは考えますと、本当に一生懸命やってできなきゃしようがないよと...全文を見る
○笹川委員 人、いろいろ解釈がありますが、大体、世の中というのはよく解釈するとろくなことはない。悪く解釈した方が成功の確率があると思いますので、ひとつそのように解釈をしていただきたいな、それで対処をしていただきたい、こう思います。  さて、総理に、実は八月の十日の記者会見で、第...全文を見る
○笹川委員 それでは、実は我が国では、終戦記念日というふうにいつもこう新聞に出るわけであります、終戦記念日。しかし、私は、全面降伏であったので、本当は敗戦記念日と言うのが正しいと思うのです。特に、戦後A級戦犯で巣鴨の収容所に入られた、戦争中の陸軍大臣、文部大臣をやられた荒木貞夫大...全文を見る
○笹川委員 今総理が、意識をしないという御返事でありますが、この意識をしないことが実はいけないのですね。意識をしていないと、いや、あれは終戦なんだ、両方に責任があるんだというふうに考えられますね。しかし、敗戦であれば、我が国が責任の重さが重いということは、これはだれでも考えつくこ...全文を見る
○笹川委員 今、千鳥ケ淵の話が出ましたが、これは戦没者だけでありまして、私の申し上げているのは、警察官でも、自衛隊であろうがあるいは消防官であろうが、国のために国民の犠牲になって殉じた人を、実は正式にお祭りしているところはない。そういうものを含めての国立墓地ということであって、軍...全文を見る
○笹川委員 慎重というのは非常にいいんだけれども、行く気がありますか、行きたくないかというふうにお尋ねしたので、行く気がなければ、行きたくない、それは結構。  私も小学校のときから靖国神社へお参りしています。国会議員になっても行きます。しかし、集団では行きません。集団では絶対行...全文を見る
○笹川委員 まあ顔を見ていると、行きたいと、行きたいけれどもみんなに迷惑をかけちゃ困るし、外国からも批判をされたときに非常に困難だから、それを押してまでは今のところ行かない、そういうふうに理解をいたします。まあ個人的なお立場も、御家族、親戚の方のことを考えれば、それは当然今まで行...全文を見る
○笹川委員 報道の自由とか国民の知る権利というものは、十分に私は尊重しなければならぬと思いますが、その中にあっても、やはり一つのルール、そして相手を思いやる気持ちというものは絶対に必要だ、こういうふうに思っておりますので、ぜひひとつ総理もそういうことをよく念頭に置いていただいて、...全文を見る
○笹川委員 今、総理のその気持ちは十分にわかります。もし、どうしても総理がそうしたければ、やはり防衛庁長官は指揮下にあるわけですから、例えば事務次官も政務次官も、おれはこういう服装で行くから、おまえらも見習っておれの服装と一緒にしろ、ここまで配慮すればいいんですよ。ところが、あな...全文を見る
○笹川委員 ぜひひとつこのことは、もう先行き短い人たちですから、やはり僕は、家族がいて、御主人がいても子供がいても、やっぱりふるさと日本がいいのかな、こう思いました。それぐらいやはり故国へ帰りたいという気持ちが強かったということに我々はどれだけ今までこたえられたのかなと思うと、全...全文を見る
○笹川委員 これは、裏金をつくるという趣旨で全くの架空の工事をでっち上げて、建設大臣、ペーパーだけですね。もう一つは、ゼネコンが裏金をつくっているのは、工事はある、事実上の工事はあるんだがそれにオンさせて、上乗せして払って、もう一遍戻ってくる方法。もう一つ、一番簡便なのは、仮払い...全文を見る
○笹川委員 刑事局長、その立証責任は検察庁にあるんですか、本人にあるんですか。
○笹川委員 どうもありがとうございました。  今、私、これを何で聞いたかというと、新聞読んでいると、実は大成建設ほかそうですが、皆幹部の人が贈収賄で、建設大臣、捕まっているわけですね。それなのに、自分たちが捕まっているのに、今度自分たちの下の人を、自分の会社の金を使ってごまかし...全文を見る
○笹川委員 悪いときには悪いことが重なるものですが、建設の公共投資ということで私たちも随分一生懸命予算組んでやってみたが、こういうのがどんどん出ると国民の不信感は増幅されるわけですね。何か政府だとか国会議員は公共投資すれば景気がよくなると言ったけれども、景気がよくなるんじゃなくし...全文を見る
○笹川委員 いろいろ質問させていただきました。まだ時間が多少残っているわけでありますが、最後の総理のそのお答えで、高い方からちゅうちょなく飛び込む、私もそうしたい、こう思っています。しかし、いずれにしても、これはもう痛みが伴う話ですから、一人一人聞くと、総論では賛成、各論では反対...全文を見る
○笹川委員 山花大臣、佐藤大臣に御出席をいただいておりまして、きょうは質問ができなかったのですが、先般もうたっぷりとお尋ねをしましたし、間違って質問すると、もう質問の時間より答弁の時間の方が長くて、タイムオーバーになるのでできなかったので、あしからず。大変、座っているだけでも苦痛...全文を見る
11月12日第128回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第16号
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○笹川委員 出席の皆さん、どうも大変ありがとうございます。  私どもも、国会で長時間にわたりまして、微力でありますが、一生懸命法案が成立するように最大の努力をいたしております。同時にまた、さきの選挙でもこのことは公約にもなっておりますので、国民の期待にこたえるように一層努力をし...全文を見る
○笹川委員 ありがとうございました。  実は私も、先般政治改革委員会で、どうもこれはおかしい。東京みたいな場合には税金もたくさんあるし、ほとんど都会議員の方で間に合うのだから、特別区にして国会議員を廃止したらどうだ、実はこういう意見も、厳しかったのですが申し上げました。  と...全文を見る
○笹川委員 最後になりましたが、先ほどどなたかが、自分の払った税金が政党助成で行く場合に、嫌いな党に行く可能性がある、これは嫌なことだというお話があったと思うのです。  これは国会でもその議論がありましたが、そういう議論になりますと、税金を納めても、例えば自分は社会福祉にみんな...全文を見る
○笹川委員 私は、自由民主党の笹川でございます。大変多くの皆さんが陳述人としてきょうおいでをいただきまして、ありがとうございました。  また、今セレモニーではないかという酒井さんのお話であります。これは本当に皆さん方の意見を聞いて、ゆうべも夜遅く座長は東京の方に連絡をいたしてお...全文を見る