佐々木知子

ささきともこ



当選回数回

佐々木知子の2000年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月01日第147回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第4号
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○佐々木知子君 レディーファーストでありがとうございます。  有益な話をどうもありがとうございます。  私、前の職業の関係で国連に何回か行ったことがあるんですけれども、NGOがたくさんいるんですよね。日本というのは大体パブリックでやってしまうので、ボランティアという感覚も割と...全文を見る
03月28日第147回国会 参議院 外交・防衛委員会 第7号
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○佐々木知子君 おはようございます。自民党の佐々木でございます。  まず、万国郵便連合についてお伺いしたいんですけれども、この郵便連合は、郵便物の国際相互交換制度の確立を目的として明治七年に設立された、世界で最も古い歴史を有する国際機関でございまして、現在は百八十九カ国・地域が...全文を見る
○佐々木知子君 ありがとうございました。  続いて、外務省にお伺いしたいんですけれども、万国郵便連合が作成する一般規則、条約、約定については五年ごとに開催される大会議において見直しが行われ、今回の条約も昨年北京で開催された大会議で新たな文書として採択され、形式的に新たな条約の採...全文を見る
○佐々木知子君 ありがとうございました。  続きまして、郵政省にお伺いいたしたいのでございますけれども、先ほど到着料の改正という形で出ておりましたけれども、我が国の国際郵便事業の現行はどうなっているのか、そして今回の改正によって具体的にどのような影響がもたらされると考えられるの...全文を見る
○佐々木知子君 ありがとうございました。  では、最後ですけれども、国際郵便送金業務についてお伺いしたいのですけれども、最近インターネット取引やカード決済が普及してきた感がございますけれども、いまだ一般的には銀行などの民間金融機関の口座を通した送金が主流のように考えられるんです...全文を見る
○佐々木知子君 ありがとうございました。  以上でございます。
04月05日第147回国会 参議院 憲法調査会 第5号
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○佐々木知子君 ありがとうございます。自民党の佐々木知子です。  きょうは、百七十七人のうちから選ばれてここに参加されて、とてもおめでとうございます。ありがとうございました。  憲法というのをよく勉強されている方もこの中に……
○佐々木知子君 最初からですか。
○佐々木知子君 では中牟田さんと横倉さん、お二人に同じ質問なんですけれども……
○佐々木知子君 では横倉さんに。  国の基本法というのは、統治機構、立法、行政、司法、それから国民の権利義務と二本の柱で成り立っているということで、三人の方が今回国民の権利義務について述べておられました。前文について今回二人の方が、星原さんと那須さんが言及されておられて非常にう...全文を見る
○佐々木知子君 では、時間があるようでしたら、中牟田さんにも同じ質問を。
○佐々木知子君 今回は星原さんと那須さんにお伺いしたいと思います。  お二人とも国柄ということを述べておられました。私も、憲法を一読すれば、この国はどういう成り立ちだろうか、この憲法はどうやってできたのか、伝統、文化は何なのか、特色は何なのか、そしてどういう国を目指しているのか...全文を見る
04月18日第147回国会 参議院 法務委員会 第9号
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○佐々木知子君 おはようございます。自民党の佐々木知子でございます。  民事法律扶助についてお尋ねさせていただきたいと存じます。  司法改革は、御存じのとおり第七の改革ということで、最近さまざまな問題が、さまざまなメディアまたさまざまな形で取り上げられるようになっておりますが...全文を見る
○佐々木知子君 そのところに本法案を制定することになったわけですけれども、現在、その財団法人法律扶助協会でやっていることに関して、どのような問題点なり、新しく法律を制定する必要性があったのかどうか、この法案を制定する経緯を含めてお答え願いたいと思います。
○佐々木知子君 その結果といたしまして、本法案成立後の民事法律扶助手続というのはどのようなものになるのでございましょうか。先ほど現在の財団法人法律扶助協会の仕組みについて述べられましたけれども、その相違点についても鮮明にさせながらお答えいただきたいと存じます。
○佐々木知子君 次の質問は大臣にお伺いしたいんですけれども、民事法律扶助に関しまして平成十二年度の一般予算は二十一億円余ということになっていると承知しております。これは前年度が十億円を切っておりましたので二倍以上にふえているということになりますけれども、この予算を大幅に増額した根...全文を見る
○佐々木知子君 続いて各論に入らせていただきたいと思います。  法二条によりますと、民事法律扶助を受ける対象者は、自己の権利を実現するための準備及び追行に必要な資力がない国民等、等というのは適法に在留する外国人ということを入れているようですけれども、またはその支払いにより生活に...全文を見る
○佐々木知子君 現在、どれくらいの数の弁護士がこの財団法人法律扶助協会の仕事に携わっておられるのか、把握されておられるのかどうかわかりませんけれども、お答え願えませんでしょうか。
○佐々木知子君 そうしますと、本法案が制定されますと、今小さな弁護士会では大体の方が登録されておられるということでしたけれども、東京は八%、大阪は一五%、大体大阪の弁護士が全体のもう半分かそこらを占めるところですから、数としては非常に少ないんだろうと思いますけれども、全体としてそ...全文を見る
○佐々木知子君 結局、弁護士会がどう対応するかという問題で、法務省プロパーの問題ではないのかとも思いますけれども、私がここで非常に強調しておきたいのは、結局これは弁護士会がどう対応するかという問題にやはりなるところがございます。  弁護士の過疎地域というのがございます。大都市に...全文を見る
○佐々木知子君 できるだけよろしくお願いしたいと存じます。一般的に法務省は特に広報が下手なようでございますので、これに限らずいろんな形で広報をしていただきたいというふうに考えております。  次に、大臣にお伺いいたしますけれども、現在、民事法律扶助法案ということで上がってきて、こ...全文を見る
○佐々木知子君 私は冒頭に司法制度改革というふうに申し上げましたけれども、現在さまざまな面で司法制度改革が問題とされております。各論的に取り上げれば、例えば訴訟迅速化であるとか、法曹の数をふやせという議論もございます。法曹一元なり、陪審、参審なりの国民の司法参加という面もございま...全文を見る
○佐々木知子君 ありがとうございました。  私の質問は、ちょっと時間前ですけれども、与党ですから、これで結構でございます。
○佐々木知子君 自民党の佐々木知子でございます。  きょうは先生方、お忙しいところをわざわざお越しくださり、また貴重な意見をお述べくださりましてありがとうございます。殊に小寺先生は、私の懐かしい大阪弁を聞きまして、非常に心が和む思いでございます。  山本先生からまずお聞きした...全文を見る
○佐々木知子君 そうしますと、先生今一部敗訴者負担制度を導入すべきということで検討しておられるということを言われましたけれども、その一部というのはどの範囲でとか、事件の範囲とか額の範囲とか、どういうふうなことを具体的にお考えであるのか、お教えいただければと思います。
○佐々木知子君 それは、不法行為とか類型とかではなくて全般的にという形でよろしいんでしょうか。
○佐々木知子君 はい、わかりました。  それでは次に、小寺参考人にお伺いしたいんですけれども、先生も過疎地対策ということを言われました。今回の民事法律扶助が機能するようになりますし、当番弁護士というのもかなり前から弁護士会が自発的にやっていただいているものなんですけれども、これ...全文を見る
○佐々木知子君 ありがとうございます。  では、藤川参考人にお尋ねしたいと思います。  イギリスでの法律扶助というのがもともとのきっかけは戦争だったというのを聞きまして、非常に興味深いものを覚えました。実は、イスラム法というのは御存じのように啓示宗教、ユダヤ教、キリスト教、一...全文を見る
○佐々木知子君 ありがとうございました。  もうちょっと質問ありますけれども、時間が来ましたのでこれで結構でございます。
04月21日第147回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第6号
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○佐々木知子君 自民党の佐々木でございます。  アジア太平洋地域ということでは、横田参考人が御指摘になりましたように、バンコクに拠点があるESCAPが非常に有名でございまして、随分活躍をしておるわけですけれども、これとは別のもう一つの国連事務所を、沖縄かどうかは別として、日本に...全文を見る
05月12日第147回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第7号
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○佐々木知子君 自民党の佐々木でございます。  本調査会でのこれまでの系統的な幅広い調査を踏まえ、殊に冷戦終結後、紛争の性格が大きく変化し、多角的な広い観点から平和や安全の問題を考えていくことが求められていることにかんがみて、私は、主として国連の社会分野及び文化分野における我が...全文を見る
09月06日第149回国会 参議院 決算委員会 閉会後第4号
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○佐々木知子君 自民党の佐々木知子でございます。  実は、文部省には歴史教科書の問題や英語教育の問題、パソコン教育に関連してなど、聞きたいことは山ほどあるんですけれども、時間が限られておりますので、現在問題になっております少年非行の観点に絞らせていただいて質問をさせていただきた...全文を見る
○佐々木知子君 平成十三年というのは随分先のような話でございますけれども、できるだけ早く有効な調査を行って、それをぜひ現場の教育で役立てていただきたいというふうに思っております。  次に、スクールカウンセラーについてお聞きしたいんですけれども、現在はモデル事業ということで選ばれ...全文を見る
○佐々木知子君 全中学校ということで、小学校とか高校、また特殊学校のようなものについてはまだ考えていないということでございましょうか。
○佐々木知子君 今、評価はなかなかいいようだというふうにおっしゃいましたけれども、私が接したのでは余りいいように言っていない人もいるようなんですが、どういうような観点から評価がいいというふうにおっしゃるわけでしょうか。
○佐々木知子君 今、学校内暴力と不登校というのが出ましたけれども、スクールカウンセラーが対象としているのは恐らく不登校とか校内暴力だけではないんだろうというふうに思いますが、ほかに私が把握しているところでは、いじめの問題だとかそれから学級崩壊の問題などがあろうかと思いますが、いじ...全文を見る
○佐々木知子君 いじめというのは、いじめ非行というのがございまして、究極の場合はいじめて非行をさせる、万引きをさせるとかですね。それから、いじめ非行というのは、この前の名古屋の五千万円恐喝事件に顕著にあらわれておりますけれども、いじめというのではもう済まないような事件になっている...全文を見る
○佐々木知子君 先ほど学級崩壊というのが出たかどうかわかりませんけれども、学級崩壊というのはマスコミの用語がひとり歩きしている感もあるんですけれども、どういうものを学級崩壊ととらえて、どういうふうな問題点があるというふうに認識されておるのか、それについてお伺いしたいと思います。
○佐々木知子君 先ほど、スクールカウンセラーの内訳として八割は臨床心理士で、それ以外には精神科医もいるというようなお話がありましたけれども、神戸の児童連続殺傷事件も、何か親が児童相談所に行ったりとか、いろいろやったんだけれども有効な手を打ってもらえなかったということで、今回のバス...全文を見る
○佐々木知子君 次に、薬物教育についてお伺いしたいと思います。  覚せい剤は、御承知のように、今は第三次乱用期に入っているというふうに言われております。少年の占める割合が一〇%に今満つるか満たないかぐらいですけれども、増加しているのではないかと言われておりますし、また特筆すべき...全文を見る
○佐々木知子君 薬物教育は、今さっきおっしゃいましたけれども、実際に継続的になされておられるんでしょうか。警察庁からそういう方を呼んで実際に薬物を見せながら、この薬物を使用するとこういうことになるんですよということを教えているのか、それとも学校の先生が何らかの形で教えておられるの...全文を見る
○佐々木知子君 現在は余りまだやっていないんじゃないかなというふうに聞いたんですけれども、これから本当に各学校、私は、もう小学生の段階から警察官に実際に来てもらって、麻薬取締官でもいいですけれども、実際に覚せい剤ってこんなのですよ、それから大麻というのは、マリファナそれからハシッ...全文を見る
○佐々木知子君 もう時間がなくなりましたので、私はあとは先生の質をやはり高めてほしい、岩城先生もおっしゃっておりましたけれども。  ことし四月施行の学校教育法施行規則等の一部改正で、教員免状を持たない民間人が管理職に登用されるということになったのは承知しておりますが、これは現場...全文を見る
09月20日第149回国会 参議院 決算委員会 閉会後第6号
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○佐々木知子君 おはようございます。自民党の佐々木知子でございます。  早いもので、二十一世紀まで残すところ三カ月余となりました。日本のキーワードは少子高齢化と、そういうことをいつも言われておりますけれども、平成十二年版厚生白書の概要によりますと、一九七〇年には六十五歳以上の人...全文を見る
○佐々木知子君 日本の矯正は分類処遇というのがこれまで世界に例を見ないほど進んでおりまして、例えばJ級、これは少年ということでございますが、Y級二十六歳未満と。ただ、高齢者ということでのE級なりO級というのはございません。  ただ、高齢者だからということで恐らくは特別な処遇とい...全文を見る
○佐々木知子君 私は実は尾道刑務所に見学に行ったことがあるんですけれども、そこは高齢者だけを収容している施設でございました。皆が六十歳以上で、八十歳になられた方もおられました。中では非常に皆さん規律正しいというか、当たり前かもわかりませんけれども黙々と作業に従事しておられまして、...全文を見る
○佐々木知子君 更生保護施設というのは非常によくやっていると思うわけですけれども、実は本当に笑い事ではなく、高齢受刑者のその後というのが非常に問題になるわけなんですね。若いときに年金とかを積んでこなかったから、きっちりとした老後が保障されないという面もございます。本当に体が悪くな...全文を見る
○佐々木知子君 かつてイラン人だったのがもうとっくの昔に中国人にメジャーは取ってかわられたというのが事実なんですけれども、中国人が蛇頭グループなどの関与によって密航者が非常に多いと、日本の暴力団がもちろん絡んでいるわけですけれども。それから、中国人の組織的なすりグループというのも...全文を見る
○佐々木知子君 というぐあいに不法滞在者の割合が非常に多いということで、来日外国人の犯罪を取り締まるためには、やはりその予防というんですか、密入国をさせないようにきっちりするという、その水際作戦というのが非常に大事であることと、それからオーバーステイもさせないと。  オーバース...全文を見る
○佐々木知子君 捜査段階では時給七千円で通訳を確保しているというようなことを聞いておりますけれども、実際捜査に携わっておりますと、その方が学生だったりすると、試験があるのでその時間はちょっと行きにくいとか、いろいろもう確保に難航した記憶が随分あるんですけれども、かなり現場は大変だ...全文を見る
○佐々木知子君 刑務所の中での外国人受刑者の数というのも非常にふえていると私は認識しております。かつて府中刑務所だけが外国人を入れるところだったんですけれども、とても間に合わなくて大阪刑務所の方に入れておりますし、またある程度日本語がしゃべれて日本になじんでいる人は、F級と外国人...全文を見る
○佐々木知子君 日本の刑務所は非常に待遇がよろしいということで、外国人の犯罪者を調べていても、捕まっても余り怖くないと、そういうことを言われるんですね。  前科があって入った者についてはもちろんそういうことを言われますし、三度三度の食事が出て大体そこの宗教も考えてくれて、自分は...全文を見る
○佐々木知子君 次に、少年非行対策について移らせていただきたいと思います。  十三年度の青少年対策関係予算を見ますと、警察庁関係で少年サポートセンターを中心とした補導活動、そして少年被害対策、それから少年を非行から守るパイロット地区活動の実施という項目が載っておりますけれども、...全文を見る
○佐々木知子君 今出ましたように、最近本当に世間を震撼させるような少年による重大事犯が相次いでおります。ただ、そういう少年がどういう問題点を持っているのか、その少年の資質なりそれから家庭環境はどうだったのか、家庭環境に限らず、どういうことが要因になってそういう非行というか犯罪が起...全文を見る
○佐々木知子君 ぜひそれがうまく機能することを心から願っておるものでございます。  次に、警察刷新会議の提言についてに移らせていただきますが、実に幅広に警察刷新に関する緊急提言がございまして、警察も改革要綱を出されております。その中に増員ということが出されておりまして、確かに日...全文を見る
○佐々木知子君 この中にもございましたけれども、交番というのは今世界的に通用するような言葉になって、割と世界に輸出されているようなシステムでございますけれども、交番に行っても警察官がいなかったりとかすることが多いわけですが、地域パトロールをされているんだろうと思うわけですけれども...全文を見る
○佐々木知子君 これからハイテク犯罪とか、それから先ほど申しましたが、国際組織犯罪など新しい犯罪がふえてまいります。  聞くところによりますと、銀行などで働いていた方を財務捜査官などとして専門分野から人材を積極登用しているというふうに聞いておりますけれども、それは非常に有益なこ...全文を見る
○佐々木知子君 では次に、犯罪被害者の保護に移りたいと思いますけれども、幸い犯罪被害者保護のための二法というのがことしから公布されるようになりました。  犯罪被害者というのは、お金の問題が一つ、それから心理的ケアの問題が一つ、それから刑事訴訟における地位の向上という面が一つとい...全文を見る
○佐々木知子君 ぜひそうしていただきたいと思います。  時間のマネジメントが非常に下手で申しわけなかったんですけれども、次に司法制度改革、最後のところに行きたいと思います。  現在、司法制度改革はさまざまな面で言われまして、一元制の導入ということも言われております。要するに、...全文を見る
○佐々木知子君 弁護士の数をふやせということもよく言われております。これは主に業界から、安い労働力を得るために弁護士を外から雇っているんでは高いのでということが私は基本にあるんだろうというふうに思っているわけですけれども、ただ弁護士をふやしたとして弁護士の過疎地域が減るだろうとは...全文を見る
○佐々木知子君 時間が過ぎましたので、お答えできなかった方々には申しわけなかったんですけれども、今専門家というのを言われましたけれども、そういう意味での参審制の導入などは私は賛成でございますので、司法制度も十分改革されることを願いまして、私の質問を終わらせていただきます。
11月02日第150回国会 参議院 法務委員会 第2号
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○佐々木知子君 おはようございます。  自民党の佐々木でございます。  過日の法務大臣のごあいさつに関連いたしまして、第一の司法制度改革についてまずお伺いいたしたいと存じます。  司法改革というのは以前から各種の審議や取り組みがなされてきたようでございますけれども、たまたま...全文を見る
○佐々木知子君 続きまして、第二の民事、刑事の基本法の見直しについてお伺いしたいと存じます。  民事に関しましては、今回、民事再生法等の一部改正及び国際倒産法制の整備のための破産法の一部改正が閣法で参議院先議で提出されております。ちょっと難しいような気もいたしますけれども、これ...全文を見る
○佐々木知子君 ありがとうございました。詳しくお述べいただきました。  住宅ローンを抱えて経済的に破綻に瀕した個人債務者等は本当に困っていると思いますので、一日も早く可決、成立させたいというふうに思っております。また、グローバルスタンダード化に伴いまして企業倒産事件の国際化、こ...全文を見る
○佐々木知子君 つまり、少年についても検察官先議であったということで、私が調べたところによりますと、大体一割が起訴をされ、その余が審判所というところに送られて保護処分をされていたというふうに承知しております。ちなみに、この制度はドイツやフランスもそうでございますし、現在の韓国もこ...全文を見る
○佐々木知子君 随分簡単にお答えくださいましたけれども、アメリカはその当時実は国親思想という思想が隆盛でございました。国親というのは、かわいそうな親のない、監督者のいない少年に成りかわって国が少年の保護育成に尽くそうという思想でございます。これは、アメリカで移民の子がいろいろふえ...全文を見る
○佐々木知子君 法務省はなかなかお答えになれないようでございますけれども、私は、個人的なことですが、近々、少年法に関する本を出す関係でいろいろ調べさせていただきました。  司法大臣官房保護課が少年法改正草案をGHQ民間情報局公安部行刑課長ルイス博士に提出した。これに対して、ルイ...全文を見る
○佐々木知子君 それからもう一つ、オウム真理教のことについて触れられております。  オウム真理教の活動については、時々報道でいろいろあるわけですけれども、現在どういう状況にあると把握されておられるのか。心配している国民もたくさんいると思いますので、そこのところにつきましてお聞か...全文を見る
○佐々木知子君 ぜひそのようにお願いしたいと存じます。  第四に、人権擁護行政の今後のあり方についてごあいさつがございましたけれども、人権が侵害された場合における被害者救済制度のあり方ということが調査審議されているということでございます。  だれが人権を侵害するかといった場合...全文を見る
○佐々木知子君 非常に大変だと思いますけれども、ぜひやっていただきたいと思います。  第五に、出入国管理行政の充実強化について述べられておりますが、不法残留者は一時期三十万近いと言われております。最近は少なくなって二十五万人になったと言われますが、なお非常に多く、実際に犯罪に結...全文を見る
11月07日第150回国会 参議院 法務委員会 第3号
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○佐々木知子君 おはようございます。  自民党の佐々木知子でございます。  早速ですが、民事再生法等の一部を改正する法律案のうち、個人債務者の民事再生手続関係についてお伺いしたいと思います。  まず、民事再生法は主として中小企業以上の規模の事業者の再生の手続として構想された...全文を見る
○佐々木知子君 急増しているということがわかりますけれども、今般、民事再生法に特則を設けることによって個人債務者向けの再建型手続を整備するものとして二つの特則が新設されております。一つが、第十章、住宅資金貸付債権に関する特則です。もう一つが、第十三章、小規模個人再生及び給与所得者...全文を見る
○佐々木知子君 この提案理由説明を見ますと、再生計画による弁済の繰り延べを一定の厳格な要件のもとに認めるとのことですが、これは具体的にはどのような要件でございましょうか。
○佐々木知子君 それでは、住宅ローンの融資をした債権者の同意がなくても強制的にできると、裁判所の認可があればということですけれども、そのために債権者の利益が不当に害されるおそれというのはないのでしょうか、お伺いいたします。
○佐々木知子君 また、この特則では、住宅ローン債権は他の債権とは別枠で処理するとありますけれども、このような取り扱いによって他の一般債権者の利益が不当に害されるおそれというのはないのでしょうか。
○佐々木知子君 続きまして、もう一つの特則、小規模個人再生及び給与所得者等再生に関する特則について御質問いたします。  これは、いずれも継続的な収入の見込みのある個人債務者を対象として、それを二種類に分け、それぞれについて再生手続を設けているものですが、この二つに分けた理由とい...全文を見る
○佐々木知子君 再生債権の調査手続は再生計画の認可のための手続を簡素合理化したもののようでございますけれども、これは具体的にどのような手続とされたものでしょうか。
○佐々木知子君 給与所得者等再生においては手続をさらに簡素化されている。つまり、可処分所得の二年分以上の額を弁済原資にすることを条件として債権者による再生計画案の決議を省略しているということなんですけれども、それはつまり可処分所得の二年分を弁済すれば残債務が免責されるということに...全文を見る
○佐々木知子君 小規模個人再生及び給与所得者等再生に関する特則による手続を利用する場合ですけれども、実際に必要となる費用の額はどれくらいになるのでしょうか。これは最高裁判所にお伺いいたします。
○佐々木知子君 この手続を利用する個人債務者ですが、どれくらいの数になると予想されておられますでしょうか。
○佐々木知子君 多いときには年間三万人から四万人の利用者を予測されておられるということですが、それだけの多数の事件を適正かつ迅速に処理しなければならないわけですから、裁判所の人的、物的体制の整備が必要になると思われる次第でございます。この点についてどのようなお考えがあるのか、最高...全文を見る
○佐々木知子君 今回、この改正によって個人債務者にとって利用しやすい再生手続を創設することになるわけですが、それによって借り手側のモラルハザードを招くことにならないのか、それが最も懸念されます。その点についてはいかがでございましょうか。
○佐々木知子君 自己破産の数も非常にふえて年間十二万件に達していると。そして、住宅ローンなどの債務を抱えて経済的に行き詰まっている人も非常に多いと。そういう事態の中で、この法律が一刻も早く施行されることを待ち望んでいる個人債務者が極めて多いというふうに思われますけれども、施行の時...全文を見る
○佐々木知子君 続きまして、国際倒産法制の整備について質問させていただきたいと存じます。  民事再生法等の一部を改正する法律案のうち、破産法、会社更生法、民事再生法等の諸改正に関連する部分及び外国倒産処理手続の承認援助に関する法律案があわせてこれに該当するかと思いますが、まず、...全文を見る
○佐々木知子君 確かにおっしゃるとおり、属地主義の倒産法制では現在のボーダレスエコノミーに対応するのは非常に難しいと思われますけれども、現在主要先進国で属地主義を採用している国というのは日本以外にあるのでございましょうか。
○佐々木知子君 今回の法改正の契機の一端にUNCITRAL、国連国際商取引法委員会において国際倒産モデル法が採択されたことがあると伺っておりますが、UNCITRAL国際倒産モデル法というのはどのような内容のものでしょうか。
○佐々木知子君 国連総会で各国に対して国際倒産モデル法を踏まえた国内法の整備は勧告されたと今おっしゃいましたけれども、これを受けて日本以外の国は国際倒産法制の整備にどのように取り組んでいるのでしょうか。
○佐々木知子君 外国倒産処理手続の承認援助に関する法律案で定められている承認援助手続というのはどのような内容のものでしょうか。概要をお答えくださいませ。
○佐々木知子君 その外国倒産処理手続の承認の申し立てをする場合には、どのような要件を満たしている必要があるのでしょうか。また、援助を与える適格性を備えるものとして承認の決定を受けるのはどのような外国倒産処理手続なのでしょうか。
○佐々木知子君 承認援助手続においては、裁判所は外国倒産処理手続を援助するため具体的にどのような処分を行うことができるのでしょうか。
○佐々木知子君 国内債権者を保護するために、国内財産を国外へ持ち出す場合には裁判所の許可を得なければならないものとしているということでございますが、具体的にはどのような行為について許可を得る必要があり、またどのような要件のもとで裁判所はこれに許可を与えるのでしょうか。
○佐々木知子君 債務者が裁判所の許可を得ないで国内財産の持ち出しを行った場合にはどのような制裁を受けるのでございましょうか。
○佐々木知子君 同一の債務者について外国倒産処理手続の承認援助手続と国内倒産処理手続とが競合した場合には、両手続の関係はどのように調整されるのでしょうか。
○佐々木知子君 国際倒産法制の整備に関連して、今回民事再生法等の一部改正法案も予定されておりますが、その部分の概要をお伺いしたいと存じます。
○佐々木知子君 破産管財人等の職務執行に関する贈収賄行為が外国で行われた場合にも処罰する旨の規定が設けられたということでございますが、このような国外犯処罰規定を設けた理由をお伺いしたいと思います。
○佐々木知子君 時間が参りましたので、これで終わります。  ありがとうございました。
11月17日第150回国会 参議院 法務委員会 第8号
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○佐々木知子君 自民党の佐々木知子でございます。  きょうは、三人の参考人の先生の方々、どうも本当にお忙しいところ、ありがとうございました。  私は実は国会議員になるまで十五年間検事をやっておりまして、現場で少年係もやったことがございます。  非行なり犯罪なりと一口で言いま...全文を見る
○佐々木知子君 私はこれで結構です。
○佐々木知子君 自民党の佐々木知子でございます。  きょうは参考人の方々、どうもありがとうございました。特に武参考人と山口参考人は本当に大変な思いをされたことと心からお察し申し上げます。  特に武さんにお聞きしたいんですけれども、私ちょっと聞き逃したような気がするんですが、加...全文を見る
○佐々木知子君 幾つだったんでしょうか。
○佐々木知子君 主犯の少年も、それからけしかけた少年も十六歳ですか。
○佐々木知子君 多分、中等少年院の長期処遇相当という形でいって、二年ぐらいなんですけれども、仮退院というのが普通ありますから一年二、三カ月で出てくるので、多分その処分になったのではないかと思いますが、私は本当に遺族の方にとったら軽いなというふうに思われているだろうと思います。 ...全文を見る
○佐々木知子君 金銭的な補償というのはまるでないというふうにお聞きしてよろしいですか。
○佐々木知子君 お葬式代から何から含めてということですね。
○佐々木知子君 今回、記録の閲覧権、謄写権というのが盛り込まれたということで、ただ傍聴をする権利というのはまだ盛り込まれていないんですけれども、いかがですか、もし傍聴をする権利というのが盛り込まれていれば審判を傍聴したいというふうに思いますか。
○佐々木知子君 多分、少年に殺された場合だけじゃなくて、全般的に言われることでしょうけれども、被害者の権利というのは私は今まで随分なおざりにされてきたと思うんですが、あと一言、言い足りないこと、何か訴えたいことがあればおっしゃってくださいませんか。
○佐々木知子君 ありがとうございました。  ではもう一点、千葉参考人にお聞きしたいんですけれども、検察官を立ち会わせると子どもの権利条約違反になるというようなことを何かちょっと言われたような気がしたんですけれども、イギリスでもドイツでもフランスでも、すなわち日本がほとんど例外で...全文を見る
○佐々木知子君 わかりました。  もう一点、検察官が犯罪追及の立場であるというふうに言われましたけれども、被害者がいる場合は被害者の立場も代弁しているというふうにはお考えになりませんか。
○佐々木知子君 見解の相違というふうにお聞きしておきましょう。  ありがとうございます。
11月24日第150回国会 参議院 法務委員会 第9号
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○佐々木知子君 おはようございます。  自民党の佐々木知子でございます。  前回の参考人質疑を踏まえまして、幾つか御質問したいと存じます。  まず、発議者の方にお伺いしたいんですけれども、前回、息子さんを亡くされた武るり子さんのお話というのが、非常に抑えておられただけにまた...全文を見る
○佐々木知子君 被害者の方が真実を知りたいという気持ちは、私は検事をやっておりましてもう痛感いたしております。そして、何物にもかえがたい人命が失われた場合に匹敵するものとして、植物人間になった場合とかもう二度と治らないような重傷を負った場合というのもございます。そういうものも含め...全文を見る
○佐々木知子君 参考人の弁護士の方から、検察官は社会的に耳目を集めている事件、自分たちが立ち会いたい事件を選んで立ち会うのだというような御趣旨の発言がありました。検察官は公益の代表者でありまして、そういうことを言われると私は非常に心外だと思いますし、まず私人起訴というのが原則にご...全文を見る
○佐々木知子君 では、続きまして法務省にお伺いしたいと思いますが、前田雅英教授から詳しい統計数字を示されて、少年犯罪は現実にふえているのだ、凶悪化しているのだとの指摘がございました。これに対して、別の参考人からは、いやふえていない、したがって立法事実はないのだとの意見提示もござい...全文を見る
○佐々木知子君 ありがとうございました。  ちなみに、私が調べたところによりますと、強盗がふえているというのは、主におやじ狩りなどを主体とする何とか狩りというのがふえているということでございます。何かゲーム感覚で手軽に気軽に小遣い稼ぎをするというのがそういうような形であらわれる...全文を見る
○佐々木知子君 ぜひ八週間の間で全うしていただきたいというふうに思います。  同じく弁護士の参考人から、起訴状一本主義や伝聞法則の適用のある当事者主義ではなく職権主義的構造である審判で少年を裁くのは少年にとって成人以上の不利益であって、以下云々とありましたけれども、子どもの権利...全文を見る
○佐々木知子君 イギリスの刑事責任年齢は十歳であると。マーダー、いわゆる殺人、それからマンスローター、日本でいえば傷害致死に該当するかと思いますけれども、そんなにきっちりと分けるような法制ではないのですが、それであれば十歳でもう全く成人と同様に裁かれて、そして、あそこは死刑は廃止...全文を見る