佐々木知子

ささきともこ



当選回数回

佐々木知子の2003年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月31日第156回国会 参議院 決算委員会 第3号
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○佐々木知子君 自民党の佐々木知子でございます。  通告をしていない省庁については御退席いただいて結構でございますので。  まず、今朝の日経新聞ですけれども、こういう記事がございました。全国の刑務所と拘置所の収容者数が三月、約四十三年ぶりに七万人の大台を超えたことが分かった。...全文を見る
○佐々木知子君 平成十三年度の収納済歳入額が九十一億円余ということで、歳入予算額は九十七億円余ございました。五億八千万近く不足しているわけですけれども、この理由は不況により作業が減ったというふうに考えてよろしいでしょうか。  ちなみに、不況の中で私は作業受注確保するのは非常に難...全文を見る
○佐々木知子君 非常に私は御苦労なことだと思います。  各受刑者の適性や能力に合った刑務作業をさせるということなのですが、例えば外国人受刑者などの場合は日本語も通用しないということもございますし、作業させるというのは非常に難しいことだと思いますが、どのような御苦労がありますでし...全文を見る
○佐々木知子君 作業賞与金は作業によってもちろん違ってくるわけですけれども、大体平均月四千円というふうに理解しているものですが、この額はどのようにしてお決めになるのでしょうか。
○佐々木知子君 非常に財政難の中でございますし、刑務所の収容人員というのは増加の一途をたどっております。例えば、平成十三年度の作業賞与金を見ましても、歳出予算額が十五億円余に対し、支出済歳出額が十六億円余ということで、八千七百八十万円余の流用がございます。これは当然支給対象者が多...全文を見る
○佐々木知子君 それはよく分かるんですけれども、例えば外国人受刑者、特に発展途上国から来た受刑者にとりましては、月四千円、年五万円の収入があることは非常に喜ばしいことということで、捕まっても刑務所に入って金は稼げるしということだってあるわけでございまして、一概には言えないのではな...全文を見る
○佐々木知子君 では次に、人権啓発活動関係費に移りたいと思います。  これは平成十二年に人権に関する新しい法律ができた関係で人権啓発活動等委託費というのが設けられております。歳出予算額を平成十三年度で見ますと二十六億円余ということで、歳出額も同じになっております。  この法律...全文を見る
○佐々木知子君 ちなみに、人権啓発活動等補助金ということで四千六百六十四万円計上されているんですが、この内容についてはいかがですか。
○佐々木知子君 こういったところに委託して人権啓発活動をやっているということですけれども、その効果というのはどのように評価されますでしょうか。
○佐々木知子君 ちなみに、十四年度、十五年度の予算というのはどのようになっておりますか。
○佐々木知子君 続きまして、調査活動費の方に移りたいと思います。  まず、検察庁にお伺いしたいんですが、いわゆる調査活動費、いろんな意味で問題になりましたけれども、この額がどのように推移しているのか、また一般的にどのようなものに使っていると考えてよいのか、お答え願いたいと思いま...全文を見る
○佐々木知子君 しかし、本当にドラスチックに下がっているんですよね、十年度の五億五千万円から十五年度は八千四百万円ということで。調査の必要というのはそれほどきっと下がっているはずはないと思いますし、何かコンピューター化云々ということも前に理由にされておられましたけれども、国民の税...全文を見る
○佐々木知子君 公安調査庁についてはそれほど変わっていないと考えているわけですけれども、これもまた一般的で結構ですが、どのようなことにお使いでしょうか。
○佐々木知子君 九月十一日以降、日本はアフガニスタンの攻撃を支援いたしましたし、それから今回はイラク攻撃も支援しております。そうなりますと、オサマ・ビンラディンを始めとするテログループの日本もまた標的になるというふうに考えてよろしいわけで、テロを防止するというのは日本の今喫緊の課...全文を見る
○佐々木知子君 では、続きまして出入国審査費の方に移りたいと思います。  出入国審査費ですが、平成十三年度の決算はどのようになっていますか。お答え願えますか。
○佐々木知子君 私の把握では、歳出予算額が十六億円余ということで、支出済歳出額が十七億円余と。流用額が一億二千三十二万八千円あるんですね。  この内容ですけれども、これは多分、入管体制の充実強化に伴う出入国審査機器の購入等をしたのではないかというふうに考えているわけですけれども...全文を見る
○佐々木知子君 出入国を適正にやるためには水際でいかに偽変造を発見するかということが喫緊の課題になるわけですが、そのために機器を整備するということは必要不可欠なことなんですが、残念ながらこれはイタチごっこということにいつもなりかねないわけで、整備すると今度はもっといいパスポート、...全文を見る
○佐々木知子君 ありがとうございます。  では、犯罪被害給付金の方に移りたいというふうに思いますが、平成十三年度の決算額を見ますと、歳出予算額が九億円余、支出済歳出額が十五億円余ということで、何と流用額が六億円余という額に上っています。  この内容についてお聞きしたいわけです...全文を見る
○佐々木知子君 今、凶悪犯罪が非常に増えているというふうに言われております。殺人の数自体はそれほど増えていないと今もお話にありましたけれども、傷害は非常に増えていると。そういうことになりますと、やはり給付金の対象になる犯罪も増えてくるということでございまして、またそうなりますと、...全文を見る
○佐々木知子君 犯罪被害者等給付金が支給されますよというような広報はどのように行われているんでしょうか。
○佐々木知子君 私は、以前、法務総合研究所にいたときに、この犯罪被害者給付金等について調べたことがございますけれども、先進諸国と比べても決して見劣りのしない内容であり、また額であるということがよく分かっておりますので、是非とも以後もこれの充実を願っておるとともに、できるだけ国とし...全文を見る
04月24日第156回国会 参議院 法務委員会 第8号
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○佐々木知子君 おはようございます。自民党の佐々木知子でございます。  今日は、三人の参考人の先生方、どうもありがとうございました。  最初に、尾崎参考人にお尋ねしたいんですけれども、このたび第二東京弁護士会の会長に御就任ということで、おめでとうございます。  第二東京弁護...全文を見る
○佐々木知子君 ありがとうございます。  法科大学院の実務家教員となった弁護士がその法科大学院の教授会に参加して管理運営面に関して発言するということにもなろうかと思いますけれども、そのことについてはどのようにお考えでしょうか。
○佐々木知子君 現職の裁判官や検察官等が法科大学院の教員として派遣されるということをこの法案は想定しているわけですけれども、その方たちが法科大学院の教授会に参加して発言するということについてはどのようにお考えでしょうか。今おっしゃった弁護士の場合とは取扱いを異にすべきであるとか、...全文を見る
○佐々木知子君 ありがとうございます。  じゃ次に、続きまして宮澤参考人にお尋ねしたいと思います。  早稲田大学では現職の裁判官や検事あるいは行政庁の職員の派遣を要望するという予定はあるのでしょうか、お伺いいたします。
○佐々木知子君 検討するということは、派遣を要望するかもしれないということなんですけれども……
○佐々木知子君 現職の裁判官や検事、行政庁の職員の派遣を要望するとすれば、その理由というのは何なんでしょうか、OBだけではなくて。
○佐々木知子君 例えば、刑事訴訟の実務の基礎を教育する場合というのはOBでもよろしいのかもしれませんけれども、これは日々割と変わっておりまして、現在の実務に精通している現職の検事とか裁判官がやはり学生に教えるには適任だとか、そういうような考え方はありませんか。
○佐々木知子君 確かに、法科大学院も規模がたくさんありますけれども、仮に早稲田大学とした場合、これは非常に大規模な法科大学院になろうかと思います、他と比べまして。そういうところで現職の裁判官や検事あるいは行政庁職員が数少なく、あるいは一人とかいう単位で教授会の構成員になった場合で...全文を見る
○佐々木知子君 村井参考人にお伺いしたいと思います。  参考人は龍谷大学で法科大学院の設置準備に関与しておられるというふうに理解しているものですけれども、実務家教員の確保状況というのはどのようになっておられますでしょうか。
○佐々木知子君 現職の裁判官や検事あるいは行政庁の職員を派遣を要望する予定というのはあるんでしょうか。
○佐々木知子君 それはおっしゃることはよく、おっしゃることはよく分かるんですけれども、そうすると、司法研修所での実務教育というのとある程度似てくるという形でしょうか。
○佐々木知子君 ありがとうございます。私も、法律家になって二十年になるんですけれども、同じクラスで一人の弁護士、ごめんなさい、一人の裁判官は辞めてもう大学教授に数年前になりました。仲のいい弁護士は、この前大学院に通って博士課程に行っていたので、何をするのかなと思ったら、実は今度で...全文を見る
05月08日第156回国会 参議院 法務委員会 第10号
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○佐々木知子君 おはようございます。自民党の佐々木知子です。  私は、平成十三年六月に池田小学校の事件が起こった後、自民党の、その当時は触法精神障害者と言われておりましたが、プロジェクトチームに参加して、どういう処遇があるべき姿かということに関与してまいりました。今回、法案が提...全文を見る
○佐々木知子君 それが第一条の「目的」ということで、第二条の「定義」の方に参りたいと思います。  第二条一項の「保護者」につきましては、精神保健福祉法と同じということでございます。  二項で「対象行為」というのを定めておりまして、各号を見ますと、一号は放火ですね。二号が強制わ...全文を見る
○佐々木知子君 三十三条三項については後で聞く予定だったんですけれども、今おっしゃったものですから、ついでにお聞きします。  傷害が軽い場合というふうに規定がありますけれども、一般にこの傷害というのはどの程度のものであれば軽いと予測されておられるのか、お答えになれればお答えくだ...全文を見る
○佐々木知子君 確かに、今、類型として挙げたということをおっしゃっておられまして、犯罪白書を例年見てまいりますと、例えば放火は精神障害者及びそのおそれのある者が占める割合というのが一〇%程度ということで一番高い犯罪類型であるというふうに私も理解しておりますし、殺人も恐らくそれに次...全文を見る
○佐々木知子君 刑の執行が終わったときに、どうしても治療して社会復帰を促す必要があるというふうに考えた場合には、だれがどのような手続を取るのでしょうか。
○佐々木知子君 対象者ですけれども、これは通年、どのくらいの数いますでしょうか。法務省です。
○佐々木知子君 ちなみに、それは罪種別では分かりますか。分からなければ結構ですが。
○佐々木知子君 では、心神喪失状態で器物損壊を犯した、で、不起訴処分にしたと、なお他害のおそれがあるというときは、検察官は従来の精神保健福祉法の措置入院を要求するということはこの法律が施行されても何ら変わりがないということになろうかと思います。  では、対象犯罪であれば、精神保...全文を見る
○佐々木知子君 分かりました。  では、続いて審判についてお伺いしたいと思います。  具体例といたしまして、殺人を犯した被疑者がいる、簡易鑑定をしたところ精神分裂病であったと。日本精神医学会は統合失調症というふうに称しようということを言っておられますけれども、精神分裂病の診断...全文を見る
○佐々木知子君 そうです。
○佐々木知子君 ありがとうございます。  その三条の処遇事件というところを見てみますと、管轄は対象者の住所、居所若しくは現在地又は行為地を管轄する地裁というふうになっております。  勾留中に、先ほどの例で殺人の不起訴処分をした場合、身柄はここに、そこにあるわけですから、その地...全文を見る
○佐々木知子君 要するに、身柄は釈放されてしまいますし、対象者をもう拘束はできませんので、できるだけ早い時期に対象者に出てきてもらわないと審判も開けませんので、社会復帰を促すというこの処遇をするという形になるんだというふうに思いますが、地裁では処遇の要否、内容を一人の裁判官と一人...全文を見る
○佐々木知子君 御趣旨はよく分かるんですが、現実問題といたしまして、精神科医と、ある意味では司法精神医学には素人同然の裁判官がかかわった場合には、精神科医がこうだと言っているのに、裁判官はいやそうではありませんと言うほどの知識、識見があるというのは余り想定できませんので、私は裁判...全文を見る
○佐々木知子君 要するに、妨げる規定がありませんので恐らくそういう形になるというふうに思います。実際問題として、東京地裁や大阪地裁などの大きなところは別ですけれども、小さな地裁であれば刑事事件に携わっているというのは三人しかいないとか、で、判事補を除くとその人にもうおのずから限ら...全文を見る
○佐々木知子君 この合議体の医師は六条で精神保健審判員というふうに称されております。で、精神保健判定医から選ばれるということになっておりますけれども、その名簿はどういうふうな基準で作成するのでしょうか。加えて、精神保健福祉法に言う指定医とどういうふうな違いがあるのでしょうか。厚生...全文を見る
○佐々木知子君 ごめんなさい、私、聞き漏らしたかもしれません。今、指定医というのはどれぐらいいるんですかね。
○佐々木知子君 精神保健判定医というのは指定医の中から選ばれるんではなくて、別でも構わないんですかね。それで、要するに各県にどれぐらいの数というのが予定されているんでしょうか。
○佐々木知子君 ちょっとどれぐらい予定されているのか分からないんだけれども、まあいいわ、合議体の裁判官と精神保健判定医というのは具体的にはどのようにして処遇の要否や内容を判断することになるんでしょうか。これは十二条で、法務省に対しての質問です。それを十三条のように修正したのはなぜ...全文を見る
○佐々木知子君 評決がなされるということが十四条に規定がありますが、十五条を見ますと、審判にはその他精神保健参与員がかかわって、特に必要がないと認められる場合を除いては意見を述べることになっております、これは三十六条ですが。この精神保健参与員というのは、どういう資格から選ばれて、...全文を見る
○佐々木知子君 理念的には結構なんですけれども、精神科医がこうだと言っているのに、精神保健参与員が、いえ、そうではなくて、私はこうだと思いますというのは、実際、本当に言えるんでしょうかね。
○佐々木知子君 これからそういう方が適正な意見を述べれるというふうに制度を発展させていかなければならないんだというふうに思っております。  四十二条なんですけれども、これも修正が掛かっておりまして、三十三条とある意味では同じような趣旨ではないかというふうに思うんですが、本制度に...全文を見る
○佐々木知子君 これは法務省にお伺いしたいんですけれども、本制度による処遇というのは、様々な批判などもありましたように自由の制約や干渉を必然的に伴うものであります。その要否を決する審判手続においては対象者の権利が十分に保障されていなければならないと考えられるわけですが、この点につ...全文を見る
○佐々木知子君 民主党は、いいんですね。対民主党にも出しているんだけれども。
○佐々木知子君 質問通告。  えっ、出してないの。あれ、ここに書いてあるのに。あれ、出してないの。じゃ、いいよ。    〔江田五月君「あるいは僕が答弁してもいいんですけれども」と述ぶ〕
○佐々木知子君 そう。じゃ、いいですか。  今さっき法務省がお答えになったんですけれども、民主党案においては、その処遇の決定手続において対象者の権利というのはどのように保障されているのですかと。  これ出していたんだけれども、今いないなと思って。  いい。じゃ、答えない。
○佐々木知子君 じゃ、まあいいですけれども。    〔江田五月君「次の機会に」と述ぶ〕
○佐々木知子君 じゃ、次の機会あるからいいですよ。  じゃ、また法務省に聞きます。  「対象者の鑑定」というのが三十七条にございます。「精神保健判定医又はこれと同等以上の学識経験を有すると認める医師に鑑定を命じなければならない。」というふうにありますが、これはどういう意味でし...全文を見る
○佐々木知子君 違うということはよく分かりましたけれども、司法精神医学に通じた精神科医というのは非常に日本では少ないというか、あるいはいないかもしれないと言われている状態でございますので、そこまで鑑定を、違うということが分かった上で診断ができる鑑定医を私はこれから育てていかなけれ...全文を見る
○佐々木知子君 全く新しいものを作らないといけないということで、これから作るのは大変だというふうに思いますが、今までも措置入院で入ってきた精神障害のある人というのはいるわけで、その人たちに対する治療内容とこの本法律案に基づいた治療内容というのはどのように違うというようなことが想定...全文を見る
○佐々木知子君 続きまして、地域社会における処遇について、法務省にお伺いしたいと思います。  通院患者にとりまして退院後のアフターケアというのは非常に重要なことだと考えておりますが、政府案におきましてはどのようにして継続的な医療を確保していくこととしておられるのでしょうか。
○佐々木知子君 円滑な社会復帰には入院中に行われる生活環境の調整が重要というふうに考えられますが、具体的にはどのように調整していくおつもりでしょうか。
○佐々木知子君 保護観察所の保護観察官というのは八百人、実働は六百人ぐらいじゃないかというふうに言われておりますけれども、今までの保護観察の仕事で手一杯じゃないかというふうに思うわけなんですけれども、新たな処遇を行う、そういう人数の問題もさることながら、その専門性や能力というもの...全文を見る
○佐々木知子君 社会復帰調整官というのは今回の修正案で修正された名称というふうに理解しておりますけれども、社会復帰を調整させるということが仕事だということで、これは大変なことなわけですけれども、地域社会内の処遇において、対象者の社会復帰のためには関係機関相互の連結が不可欠であると...全文を見る
○佐々木知子君 ありがとうございます。  私が再三、日本では司法精神医学というのが進んでいないということを言っておりまして、理解している限りでは大学に司法精神医学の講座があるところはないのじゃないかというふうに思っております。我が国における司法精神医学というのをやっぱり発達させ...全文を見る
○佐々木知子君 是非そうしていただきたいと思っております。  これは最後の質問ですけれども、法務省に。  捜査段階の精神鑑定、特に簡易鑑定につきましては様々な批判がなされているところでございます。これらの批判をどのように受け止め、どのように改善していこうと考えておられるのかと...全文を見る
○佐々木知子君 ありがとうございます。  時間ですので、終わらせていただきます。
05月09日第156回国会 参議院 金融問題及び経済活性化に関する特別委員会 第3号
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○佐々木知子君 私は、委員長に佐藤道夫君を推薦することの動議を提出いたします。
05月13日第156回国会 参議院 法務委員会 第11号
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○佐々木知子君 自民党の佐々木知子でございます。  今日は三人の参考人の先生方、貴重な御意見を賜りありがとうございました。  まず、岩井参考人が法総研にお勤めだったということで、私の先輩であることが分かりましたので、岩井参考人からお聞きさせていただきます。  現行の精神保健...全文を見る
○佐々木知子君 心神喪失になったケースを見た場合に七〇%とおっしゃっておりましたけれども、家族の方が被害者になっていると。退院されてきた場合もやはり家族が保護をするということになりますと、やはりそういう被害の対象になるかもしれないということで、家族だけで引き受けるのはやはり非常に...全文を見る
○佐々木知子君 では、浦田参考人に現場の立場でお伺いしたいんですけれども、同じ質問になろうかと思いますけれども、社会復帰調整官のことについてお述べになっておられましたけれども、アフターケア体制の整備に当たって、関係機関相互の連携を確保するためにこの社会復帰調整官に期待されているこ...全文を見る
○佐々木知子君 新たな法案では、指定入院医療機関を充実させるということで、十分な専門性の確保と同時に、十分な人員の配慮が必要ということでお述べになりましたけれども、日本は従来、司法精神医学というものの観点というのが私は非常に後れていたというふうに思うわけですけれども、諸外国では、...全文を見る
○佐々木知子君 では、時間の関係上、伊賀参考人に最後の質問をさせていただきます。  弁護士会なり伊賀参考人の御意見としては、政府案ないし修正案あるいは民主党案にも反対というふうに理解したわけなんですけれども、このペーパーの最後ですけれども、精神医療の中心は、二十五条措置入院につ...全文を見る
○佐々木知子君 じゃ、ちょうど時間が参りましたので、終わらせていただきます。
05月20日第156回国会 参議院 法務委員会 第13号
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○佐々木知子君 自民党の佐々木知子でございます。今日は三人の参考人の先生方、どうもありがとうございました。  まず、藤丸参考人にお伺いしたいのですけれども、ペーパーの中で、現状の精神医療についてはかくかくしかじかの問題があって専門治療病棟を必要としているということで、興味あるア...全文を見る
○佐々木知子君 精神障害者というのを社会復帰させるために、地域における医療的な支援や保健福祉的な支援が必要不可欠と考えられますけれども、その中で看護師の果たす役割は大変重要であると考えております。  そこで、地域における精神障害者の社会復帰に関して看護師が果たすべき役割について...全文を見る
○佐々木知子君 このたび、神戸児童連続殺傷事件の犯人だったとされる少年が仮退院するということでマスコミが結構騒いでおります、御存じのように。  それで、私のところにも、どう考えますか、これは危ないと思いませんかというようなことを、問い合わせがあったりするんですが、マスコミが騒ぐ...全文を見る
○佐々木知子君 では、蟻塚参考人にお伺いしたいんですけれども、先ほど看護師としての立場から藤丸参考人にお伺いしたところですけれども、指定入院医療機関を新たに設置するということになりますと、そこでの医師、看護師等の人員配置というようなことについてはどのような御意見をお持ちか、お伺い...全文を見る
○佐々木知子君 そうですか。はい、分かりました。  現行の措置入院制度におきましては、退院後の継続的な医療を確保することが困難であるとの問題点が指摘されておりますけれども、精神医療の現場において退院後の継続的な医療を確保するために御苦労されている事柄やその改善策があればお聞かせ...全文を見る
○佐々木知子君 分かりました。蟻塚参考人はそのようになさっておられるということで、ほかの精神科医の先生方もそのようにされれば問題はないだろうということでございますか。
○佐々木知子君 今回のような他害行為を行った者の処遇がどのようにして決定され、またその結果がどうなったのかを被害者や御遺族の方々が知ることができれば、被害感情を和らげ、ひいては社会がこのような他害行為を行った者の社会復帰を円滑に受け入れることができるような環境を整えることにも資す...全文を見る
○佐々木知子君 要するに、処遇の決定過程や結果を被害者や御遺族へ開示するということが今回定められているわけですけれども、それについてはどのように考えておられますかということです。
○佐々木知子君 大体時間が参りましたので、終わります。  ありがとうございました。
05月29日第156回国会 参議院 法務委員会 第15号
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○佐々木知子君 おはようございます。自民党の佐々木知子でございます。  私は、前に本法案につきましては政府並びに修正案発議者に対しまして全般にわたって約一時間質疑をしたところではございますけれども、今日は、これまでに同僚議員から出された幾つかの疑念、あるいは反対派の方からの意見...全文を見る
○佐々木知子君 本制度につきましては、ドイツで取り入れられている保安処分ではないかという声もございます。しかし、保安処分と申しますのは、刑罰に代わる制裁を科すことをその本質とするものでありまして、犯罪を犯した者に対しては原則として刑罰を科すけれども、責任能力の関係で刑罰を科せない...全文を見る
○佐々木知子君 また、本制度におきましては、裁判官も処遇の要否、内容の決定に加わるということにされておりますが、この点が保安を重視した結果であるという声も聞かれます。  しかし、心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者につきましては、これまでも都道府県知事によって措置入院等の...全文を見る
○佐々木知子君 さらに、本制度におきましては、特に政府原案で再び対象行為を行うおそれというのが要件とされていたこともありまして、保安のための制度であるとの批判がなされております。  それにもかかわらず、本制度が保安のためのものではないというのであれば、第一条の「目的等」に「同様...全文を見る
○佐々木知子君 二点目でございますが、本制度の対象者を心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者に限定したことが医療的な観点から適切かどうかということについてお伺いしたいと思います。  本制度の対象者を心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者に限定したことについても、このよう...全文を見る
○佐々木知子君 また、このような者に対象を限定したことに対しては、このような者であっても一般の精神障害者であっても必要な医療の内容に差はなく、特別に分離して処遇することは問題であるとの声も聞かれております。  そこで、このような者とその他の者とで必要となる治療環境や治療内容にど...全文を見る
○佐々木知子君 確かに、これまで本委員会におきまして、精神科のお医者さんあるいは看護師の方が、現場でこういう方の処遇を一緒にやるということは非常に難しい面があるということを述べられておりましたし、私も検事として務めておりました時代に、よく精神鑑定の事件などをやったときに、やはり措...全文を見る
○佐々木知子君 また、本制度の付添人につきましてもよく質問がなされております。つまり、刑事訴訟手続における弁護人と同様の権利を認めるべきだという意見でございまして、具体的には証拠調べ請求権や証拠の同意、不同意の権利を認めるべきであるとの声も聞かれます。しかし、例えば本制度では付添...全文を見る
○佐々木知子君 第四点目でございますが、処遇の要否、内容の決定基準に対する懸念が提起されております。本制度による入通院の決定基準につきましては明確ではなく、精神障害がある限り病院に閉じ込められるのではないかと懸念する声が聞かれます。特に、精神障害の中には現代の精神医学では残念なが...全文を見る
○佐々木知子君 本制度に対しましては、入院期間の上限が定められていないことから、実際には無制限に自由を奪われてしまうかもしれないという懸念が示されていることは政府もよく御承知のことと思います。特に、このような懸念の中には、実際には入院継続の必要があるか否かははっきりとは分からない...全文を見る
○佐々木知子君 これとも関連いたしますけれども、刑事裁判において裁判所が執行猶予とした者がその期間中に再び罪を犯すということも実際は残念ながら間々あることでありまして、そのような場合に執行猶予とした裁判官の責任が問われたということは、実は全く聞いたことはございません。裁判官が責任...全文を見る
○佐々木知子君 明確な御答弁をいただきました。  第五点でございますが、これは指定入院医療機関における医療に対する懸念についての質問でございます。  対象者の円滑な社会復帰という観点から最も重要な事柄は、対象者に適切な医療が行われ、その精神障害が少しでも早くかつ確実に改善する...全文を見る
○佐々木知子君 第六点でございますが、地域社会における処遇を保護観察所が担うことの懸念についてお伺いしたいと思います。  新たな処遇制度の地域社会における処遇につきましては保護観察所が一定の役割を持って関与することとされておりまして、この点につきまして種々の懸念が示されていると...全文を見る
○佐々木知子君 精神障害者の社会復帰の促進を図るためには、地域における精神医療、保健、福祉の関係機関が相互に連携する必要があると考えられ、この点におきましては、これまでも当委員会で意見を陳述された参考人の方々も多々お述べになっているところでございまして、異を挟む余地はないものと考...全文を見る
○佐々木知子君 第七点ですが、その他法案に関連する諸問題についてお聞きしたいと思います。  本制度につきましては、参考人の方々も述べられておられましたけれども、精神障害者に対する差別や偏見を助長するのではないかという懸念も一部でございます。本当にそのような結果とはならないという...全文を見る
○佐々木知子君 これまでも同僚議員からよく提起されてきましたように、日本では精神病患者の入院期間が各国と比べて非常に長いとか、それから七万人から、ないし十万人とも言われる社会的隔離がなされているというような問題点もございます。  今回の法案を通すということであれば、やはり一般的...全文を見る
○佐々木知子君 決意を伺ったということで、これからよろしくお願いしたいと思います。  本法案は、起訴前の鑑定が実は非常に重要だというふうに考えるものであります。つまり、不起訴処分になった者、もちろんこれは法案に規定されている一定の重要な犯罪についてのものでございますけれども、責...全文を見る
○佐々木知子君 ありがとうございます。  私は、これで終わります。
06月16日第156回国会 参議院 決算委員会 第10号
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○佐々木知子君 私は、自由民主党・保守新党及び公明党を代表して、ただいま議題となりました平成十三年度決算外二件に対し、是認することに賛成するとともに、委員長提案の内閣に対し警告することに賛成の意を表するものであります。  是認に賛成する理由の第一は、我が国をめぐる社会経済情勢及...全文を見る
07月03日第156回国会 参議院 法務委員会 第19号
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○佐々木知子君 おはようございます。自民党の佐々木知子でございます。  私に与えられた時間は十五分ということで、常よりもっと早口になるかもしれませんけれども、御容赦くださいませ。  まず、司法制度改革の一つの柱である裁判の迅速化法案が出てきたということでございます。裁判といい...全文を見る
○佐々木知子君 司法制度改革の一環として市民の司法参加ということも要請されているようでございます。  日本では、現在、検察審査会のみが市民の司法参加ということになっておりますけれども、今回は、ある一定限度の刑事裁判について一般市民が参加する裁判員制度ということを現在検討している...全文を見る
○佐々木知子君 さて、二つ目の民事訴訟法等改正法案の中身は多岐にわたっております。  先ほどお述べになりました計画審理の推進、証拠収集手段の拡充、そして専門委員制度の創設というのも挙がっております。そして、特許権等関係訴訟事件の専属管轄化及び簡易裁判所の機能の充実、こういうこと...全文を見る
○佐々木知子君 ありがとうございます。  裁判もどんどん多岐にわたっておりまして、一般に裁判官ないし法曹はどちらかというと理系に弱い方が多うございまして、医事関係にしても、それから今お述べになりました建築関係でも実はさっぱり分からないというようなことが間々ございます。やはり、そ...全文を見る
○佐々木知子君 もう一つ出ております人事訴訟法案で、これは明治三十一年にできたままでこんなに旧仮名遣いで難しい法律だったのだなと、今回やっと平易な、特別に平易でもないですけれども、そういうふうに改まるのだなということを、認識を新たにしたわけですけれども、それは、家庭裁判所の機能の...全文を見る
07月08日第156回国会 参議院 法務委員会 第20号
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○佐々木知子君 おはようございます。自民党の佐々木知子です。今日はお忙しい中、三人の参考人の先生方、どうもありがとうございました。  まず、裁判の迅速化法案について三人の参考人の方々にお尋ねしたいんですけれども、藤井参考人もおっしゃっておられましたように、裁判の迅速化に向けてこ...全文を見る
○佐々木知子君 ありがとうございました。  続きまして、民事訴訟法等一部改正法案について、これは竹下参考人にお伺いしたいと思います。  改正の一つとして特許権等に関する訴えの管轄が専属化されておりますけれども、これは藤井参考人が疑問があるということで、やはり地方在住者の利益も...全文を見る
○佐々木知子君 ありがとうございます。  聞きたいことはたくさんあったんですけれども、ちょうど時間が参りましたので、これで終わらせていただきます。  ありがとうございました。
07月15日第156回国会 参議院 法務委員会 第22号
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○佐々木知子君 自民党の佐々木知子でございます。  今日は、三人の参考人の先生方、本当にありがとうございました。  今回の司法制度改革の中身は多岐にわたっているのですけれども、一つの目玉は、簡易裁判所の事物管轄が引き上げられたということでございます。それに関しまして、司法書士...全文を見る
○佐々木知子君 ありがとうございます。  じゃ、もう一点、軍司参考人にお伺いしたいんですけれども、綱紀・懲戒手続の改正が今回なされることになっております。  弁護士会が発行している雑誌で「自由と正義」というのがございますけれども、一番読まれているところは弁護士の懲戒のところだ...全文を見る
○佐々木知子君 ありがとうございます。  では土屋参考人にお伺いしたいんですけれども、冒頭で、アメリカとか他の国の司法に対する国民の関与の在り方というか、実際の、実際どう関与しているかというようなことについてお述べになりましたけれども、特にアメリカというのは、人種のるつぼであり...全文を見る
○佐々木知子君 そういう規律が失われてきたのは戦後の教育の失敗だったというふうに私は思っておりまして、時間が参りましたのでよろしくお願いします。  ありがとうございました。
07月22日第156回国会 参議院 法務委員会 第24号
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○佐々木知子君 自民党の佐々木知子です。今日は三人の参考人の先生方、本当にありがとうございました。  今回の改正は多岐にわたっております。まず、担保物権に関する改正の中から、短期賃貸借について、山野目参考人にお伺いしたいと思います。  賃貸用の建物については、競売があっても賃...全文を見る
○佐々木知子君 続きまして、民事執行制度に関する改正についてお尋ねしたいと思います。  また山野目参考人に対してでございますけれども、司法制度改革審議会の意見書でも、占有屋等による不動産執行妨害への対策を導入すべきであると指摘されておりますが、これまでも執行妨害対策を目的とした...全文を見る
○佐々木知子君 ありがとうございます。  同じく執行妨害対策について内田参考人にお伺いしたいんですけれども、先ほど山野目参考人の方から、執行妨害をする人は非常に頭がいいということで、実際、近時、執行妨害の手口が巧妙化しているということが言われておりますけれども、実務に携わる参考...全文を見る
○佐々木知子君 では、執行妨害対策について三人の参考人の先生方すべてに同じ質問をしたいと思います。簡単にお答え願いたいと思います。  本法案では、民事執行法上の保全処分の要件緩和や相手方を特定しないで発令する保全処分の手続の新設など、相当実効性が上がりそうな改正が行われておりま...全文を見る
○佐々木知子君 では、内田参考人にやはりお伺いしたいんですが、養育費のことでございます。  本法案で養育費等についての強制執行の特例が創設されることにより、これまでは手続に手間が掛かり過ぎたために泣き寝入りをしていた人たちが権利の実現を図りやすくなるというふうに思われますが、こ...全文を見る
○佐々木知子君 少し早めですが、これで終わります。  ありがとうございました。
10月02日第157回国会 衆議院 厚生労働委員会 第1号
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○佐々木大臣政務官 このたび、厚生労働大臣政務官に就任いたしました佐々木知子でございます。  森、谷畑両副大臣及び竹本大臣政務官とともに最大限努力してまいる所存でございますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)      ————◇—————
10月07日第157回国会 参議院 厚生労働委員会 第1号
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○大臣政務官(佐々木知子君) このたび厚生労働大臣政務官に就任いたしました佐々木知子です。  森、谷畑両副大臣、竹本大臣政務官とともに坂口大臣を補佐して最大限努力する所存でございますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。