佐々木秀典

ささきひでのり



当選回数回

佐々木秀典の1997年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月20日第140回国会 衆議院 法務委員会 第2号
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○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木秀典です。  初めに、お断りをして御理解いただきたいと思いますが、御通告してあります質問ですが、順序をちょっと変えさせていただいて、これも一応そのことをもうお伝えしてはございますけれども、四番目の、いわゆる赤軍派の問題について一番最初に質問させ...全文を見る
○佐々木(秀)委員 では、重ねてお尋ねをいたしますが、今お話に出ました口上書、これはどういう性格のものですか。だれの名義で出されているものですか、だれあてに。
○佐々木(秀)委員 ちょっとはっきりしないところもあるのですけれども、とりあえずそうお聞きしておきましょう。  それで、日本とレバノンの間には、いわゆる犯罪人の引き渡し条約、これはないのですね。ないといっても、これはレバノンと日本の間だけではなくて、むしろ、犯罪人の引き渡し条約...全文を見る
○佐々木(秀)委員 これが結ばれていれば、ここに条約を私も持っているのですけれども、この犯人の引き渡しということが条約締結国の両国の間で相互に非常にスムーズにいくのだろうと思うのですね。同時に、身柄の引き渡しだけではなしに、その者にまつわる証拠物件ですとか、こういうものの引き渡し...全文を見る
○佐々木(秀)委員 しかし、アメリカとの間では締結されているわけですからね。今もお話しのように、ないよりはあった方がいいんだということならば、各国との間にできるだけこの条約を締結した方が、大臣の所信表明でも、これからの国際犯罪に対処するための配慮ということを言われているわけだから...全文を見る
○佐々木(秀)委員 この機会に、ぜひやはり政府として真剣に考えなければいけないのではないだろうか、取り組まなければならないのではないかと私は思いますね、各国との条約の締結について。  それで、今のお話は、条約が締結されてない国との間でも今まで支障はなかった、こう言われるのだけれ...全文を見る
○佐々木(秀)委員 その身柄を拘束している国が国外に退去させる、その退去をさせた後にこちらが逮捕の手続をとる、こういうことになるというわけですか。その時点ほどこなのですか。どの時点なのですか。  例えば、今度の場合には、恐らく航空機で身柄を輸送することが考えられるわけですね。そ...全文を見る
○佐々木(秀)委員 今の口上書の問題は、大使館からということだけれども、これは大使館の意思というよりは、政府の意を受けた大使館が、その政府の意思を口上書にあらわしている、このように聞いていいですか。いや、確認だけで、よかったら、うなずいてくれればいい。(米村説明員「はい、そのとお...全文を見る
○佐々木(秀)委員 身柄を引き受けた後は、日本の法律の刑事手続に従って捜査あるいは訴追ということが行われていくだろう、こういうことになると思います。これは常識ですから、このようなことは確認だけにしておいて、お答えは求めませんけれども、それでよろしいわけですね。はい。それじゃ、この...全文を見る
○佐々木(秀)委員 なおその際、中井委員が、公安審査委員会がこのような決定、つまり棄却決定ですね、これをするというのはあるいは当然かもしれない。というのは、この委員の多くが弁護士だ。大体、弁護士会がこの破防法そのものあるいは破防法の適用について反対をしている。だから、委員会のメン...全文を見る
○佐々木(秀)委員 官房長、それでいいですか、今の大臣のお答えで。それじゃ、せいぜいその程度にいたします。  ところで、この決定が出て、各党がそれぞれコメントを出しているのですが、私の所属する民主党では、ここにおられますけれども、法務部会長の坂上部会長と、それから仙谷政調会長の...全文を見る
○佐々木(秀)委員 公安調査庁の調査の実態などということについては、どうもこれが公開されていないというような御批判もあったり、そもそも破防法自体が、成立から今日に至るまでの間に、その法律の性格、運用などをめぐってのいろいろな批判があることはもう御承知のとおり。そういうことから、今...全文を見る
○佐々木(秀)委員 これもいろいろ議論をしなければなりませんけれども、今法制審議会で審議の最中だろうと思うのですね。いずれは形として私どものところにも明らかになってくると思いますが、一応この参考試案、これがありますものですから、それを見せていただいておるのですけれども、いろいろこ...全文を見る
○佐々木(秀)委員 大臣はああおっしゃっておられるわけですが、刑事局長のお考え、それから今後の方向などについてお尋ねをしたい。  それから、今私が指摘したような刑法学者などからの批判的な意見について承知しておられるかどうか。
○佐々木(秀)委員 捜査の必要は理解できないことはない。それによって何とかそういう集団的な犯罪、組織的な犯罪も防止したいというお気持ちもわからないではない。しかし、何といっても事は人権の問題にも深いかかわりを持っております。試案を見せていただく限りでは、確かに刑法学者の指摘のよう...全文を見る
02月25日第140回国会 衆議院 科学技術委員会 第3号
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○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木秀典です。  先日伺いました大臣の所信の中に、「国民生活に密着した科学技術の推進」の項目の中で、「健康の維持・増進、生活環境の向上などを図るために、がん関連研究、ヒトゲノム解析などを総合的に推進して」いくという条項がございます。それで、本年度の...全文を見る
○佐々木(秀)委員 お話しのように、科学技術庁の附属機関として、これは千葉県の稲毛でしたか、放射線医学総合研究所というのが置かれているわけですね。ここで今のお話のような研究あるいは治療の試行というのですか、こういうことが行われているということですけれども、この重粒子線によるがん治...全文を見る
○佐々木(秀)委員 まだ試行をやっているそうですから、まだまだこれで足りるということではないのでしょうけれども、今までの試行例などと照らし合わせ、想定されるがんの治癒率というのですか、これはがんの程度にもよるのだろうと思うけれども、あるいはがんの種類などによってもその効果というの...全文を見る
○佐々木(秀)委員 いわゆる放医研、これはお聞きをしますと、設立されてからもう随分、数十年たっているわけですね。そこであらゆる放射線について検討され、その医学的な効果についても検討されてきたわけですね。  ところで、従来の研究の上でと思われますけれども、こういう世界にも類例がま...全文を見る
○佐々木(秀)委員 それから、そういう試行をする上で対象となる患者さんといいますか、これが必要なわけですね。この対象となる患者さんが、この治療というか、試行を受けるについては患者さんの同意は得られているのか。つまり、患者さんが自分ががん患者であることをわかっていて、その上でこうい...全文を見る
○佐々木(秀)委員 それから、お話しのように、この研究所に附属する設備として、重粒子治療センターの建設が平成五年から行われてきた。それが今度完成されて、明日ですか、落成式があって、三月一日からこれがいよいよオープンになるというようにも聞いているわけです。  そうすると、この重粒...全文を見る
○佐々木(秀)委員 これが大きな効果を発揮できるということになりますと、これはもう大変に、がんの克服に大きな一歩も二歩も踏み出すことになると思うので、私は期待感が大きいと思うのですけれども、これががん治療に実用化されるのは大体いつごろをめどにしておられるのか。また、そういう他の治...全文を見る
○佐々木(秀)委員 私どもとしても期待をしておりますので、ひとつしっかりと研究をし、早く実用化できるようにお願いをしたいものだと思います。  実は、この後プルサーマルなどについてもお伺いしようと思っていたのですが、時間がなくなりました。後ほど辻委員が恐らくその辺もお聞きになると...全文を見る
03月04日第140回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第2号
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○佐々木(秀)分科員 民主党の佐々木秀典でございます。きょうは、中小企業の問題に絞ってお尋ねをしたいと存じます。  御案内のように、我が国で中小企業は、例えば事業所数では、六百四十七万事業所で全体の企業の中で九九・一%を占めております。それからまた、中小企業で働いている従業員の...全文を見る
○佐々木(秀)分科員 大臣がそういう点で万般の面に大変お心を砕いている、そしてまた地域の問題も御指摘いただいたというのは、私はまことに正鵠を得ている、こう思っております。  そこで、政府としての本年度予算案と政策、これは法律を含みますけれども、ここで今大臣が述べられたようなこと...全文を見る
○佐々木(秀)分科員 予算的にはどうですか。
○佐々木(秀)分科員 制度それから法律案の改正については、また当該の委員会での御審議もあるだろうと思いますし、私もまた別の機会にも詳しくお尋ねをして中小企業家の皆さんなどにお知らせをしたい、こう思っております。きょうは時間がありませんから、後ほどまたぜひそういう機会を御協力いただ...全文を見る
○佐々木(秀)分科員 非常に意欲を持って頑張る中小企業、これに対する支援策、ぜひ国としてもあるいはその他の団体としても、その意欲をそぐことのないように、それをやはり力づけるような弾力的な施策を私は講じていただく必要があるだろうと思いますので、ぜひ、今お述べになったようなことをさら...全文を見る
○佐々木(秀)分科員 今の大店法の問題は、大規模小売店舗法の第一条でも、その周辺の中小小売業の事業活動の機会を適正に確保すべしということが書かれてあるわけですね。ですから、この辺もやはり頭に置いていただいて、行政指導なども大きな店に対してはしていただくということがどうしても私は必...全文を見る
○佐々木(秀)分科員 そろそろ時間でございますので、最後に、これも簡単にお答えいただきたいと思います。  中小企業経営者の皆さんにお聞きをした場合に、一つ深刻な問題としてよく話が出てくるのは、相続税の問題なんですね。企業経営者が亡くなった、その息子さんや御親族が企業経営を承継す...全文を見る
○佐々木(秀)分科員 時間が参り寒したので終わりたいと思いますけれども、どうか、お話にありましたような諸施策を、本当に中小企業の皆さんが頑張っておられるその意欲を助長するような方向に使っていただきたいと思います。  大臣から御丁寧にお答えをいただきましたことを感謝いたします。あ...全文を見る
03月18日第140回国会 衆議院 法務委員会 第4号
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○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木です。  私は、きょうは二つの点、裁判の現状の問題と対策、それからオウム真理教関連事件の訴訟その他の問題についてお伺いをしようと思っておりますが、最初の問題については、同僚の議員からもかなりお話が出たようでございます。特に、私もここに手にしてお...全文を見る
○佐々木(秀)委員 ひところ、新しく裁判官になろうとする修習生、終了者が少ないということが言われていたのですね。資料によりますと、昭和五十四年から昭和六十三年を経て平成元年ぐらいまで、これはもう七十人以下の数だったのですが、平成三年ぐらいから九十人台になる。平成四年にはまた六十五...全文を見る
○佐々木(秀)委員 裁判官の忙しさ、平均的な手持ち事件の数などということについても既に同僚の議員からお話があったそうですが、忙しいということは、これまた裁判所それぞれの事情によっても違うのだろうとは思うのですが、一般的に私ども考えられるのは、何といっても大都市及びその周辺の支部な...全文を見る
○佐々木(秀)委員 これを多いと見るか少ないと見るか、いろいろ評価はあるだろうと思います。また、簡易裁判所の裁判官ということになると、年齢的にはやや高いのかなとも思うのですけれども。しかし、それにしても、やはり裁判官も人間ですから、仕事を離れては、本当はプライバシーあるいは私生活...全文を見る
○佐々木(秀)委員 確かに私も弁護士をやっているときに、あるへんぴなところの裁判所に行きましたら、裁判官がふだんは余り事件がないから専ら釣りを楽しんでいますなんという人もいたけれども、こういうのは珍しいのです。最近はやはり国民の権利意識も高まってきていますし、だんだん事件というの...全文を見る
○佐々木(秀)委員 裁判所としても、できるだけ管財人にも協力されておられると思いますけれども、さらに積極的な御協力をぜひお願いして、早い解決を望みたいと思います。  それから刑事事件の方ですけれども、問題の松本智津夫の事件ですね。これが、この間来マスコミをにぎわしておりますのは...全文を見る
○佐々木(秀)委員 そうは申しましても、やはり国選弁護料というのは限られているわけでありまして、私の弁護士経験からいっても、この事件にかかり切りで、その弁護料をいただくことによって生活あるいは事務所などを維持するなんていうことは到底私は考えられない。物すごい大きな大きな負担、犠牲...全文を見る
04月18日第140回国会 衆議院 法務委員会 第5号
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○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木です。  本法案の関係では一点だけお尋ねをしたいと思います。今漆原委員からも七十四条の関係についてのお尋ねがあったようですが、私は、七十四条の二の関係でちょっとお尋ねをしてみたいと思います。七十四条の二、「自己の支配又は管理の下にある集団密航者...全文を見る
○佐々木(秀)委員 実際にはいろいろ難しい問題もあるだろうと思うのですけれども、せっかくこういう法律をつくった以上は、やはり関係国との協力のもとに実効あらしめていただかなければならないと思うので、これは、この法律が改正されて運用されるようになってから、またその成果はどうなのかとい...全文を見る
○佐々木(秀)委員 おっしゃるように、いろいろなケースがあるのですね。父親も母親も日本人であることは確かなのだけれども、いろいろな事情でその親たちに置いていかれた、まさに中国の残留孤児みたいな場合、そういうケース。これなどは、その父親、母親が日本人であることがはっきりすれば、当然...全文を見る
○佐々木(秀)委員 中国人のいわゆる残留孤児の問題は厚生省社会・援護局かな、ここが主体的に主管庁として取り組んで、大変にこれまでも御苦労されてきておる。このフィリピンの残留孤児の問題については、中国の残留孤児の問題と違うところもあるけれども、戦後処理の問題としては、私は共通するも...全文を見る
○佐々木(秀)委員 中国の残留孤児の問題と確かに違うところはあることはあるのですよ。一つは、中国の残留孤児の場合には大体両親が日本人ですから。それに比べると、フィリピンの残留孤児の場合には母親がフィリピン人だということが多い。それと一つは、戦後の国交の関係ですか、そういうこともな...全文を見る
○佐々木(秀)委員 そうすると、条件を満たせば適用していくのだ、こういうことなのですね。わかりました。  それで、先ほど民事局長から国籍の問題についてお答えをいただいたのですけれども、実際には自分の身分を証明するものがなかなか整わないために、国籍確認あるいは戸籍をつくる、無戸籍...全文を見る
○佐々木(秀)委員 きょうは時間が限られておりますので、いろいろな問題についてもこの件についてお伺いをしたいところなのですけれども、残念ながら後に譲らなければなりません。また個別に各省庁などとも御協議をさせていただきたいとは思っておりますけれども、フィリピン在住の日本人の組織が現...全文を見る
○佐々木(秀)委員 大臣、ありがとうございました。ぜひそういうことを各省庁、特に法務省内に徹底をしていただきたいと思います。  他の問題もございましたけれども、時間の関係もございますので、一応私の質問はこれで終わらせていただきます。ありがとうございました。
05月07日第140回国会 衆議院 法務委員会 第6号
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○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木です。  我が党の坂上委員も本案の提案者になっておるわけでございます。しかし、この改正案は、商法といういわば商事関係の基本法の改正、これが閣法ではなくて、内閣が提出するのではなくて、議員立法によって提出される。基本法の改正がこのような形で行われ...全文を見る
○佐々木(秀)委員 つまり、法務省が主導でやっていたものが、この段階に至って主客転倒されたというか、それが転換されたというか、そんな感じがするのですね。  だけれども、今の局長の御答弁ですけれども、だとすれば、もう大体議論は尽くされてこうして法案もできているわけですが、これも法...全文を見る
○佐々木(秀)委員 そういうようにお伺いをしたわけですけれども、それにしても、私はやはり性急だと思う。私のところに法案が来たのはきのうですからね、正直言って。お出しになったのは三十日だと言うけれども、もうそれから連休ですよ、実質的には。衆議院はなかったのですからね、本会議もほかの...全文を見る
○佐々木(秀)委員 時間が大分詰まっておるものですから、労働省、来られておると思います。この制度が取締役、社員に対する一種の報酬の制度ということになるわけですね。そういう意味で高い報酬性を持っているという性格があると思うんです。  そうすると、この制度が導入されることによって、...全文を見る
○佐々木(秀)委員 労使の関係でという最後のお話ですけれども、決まってくるものと言うんだけれども、労働基準法では、賃金の支払いというのは原則としては現金で直接払い。最近は変形して振り込み制度なんかも出ていますから、それはだんだん解釈の範囲も広がってくるんだろうと思うし、場合によっ...全文を見る
○佐々木(秀)委員 時間が参りましたので、委員長、終わります。どうもありがとうございました。     —————————————
05月16日第140回国会 衆議院 法務委員会 第8号
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○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木秀典です。  事前にお知らせをしてありました質問の順序ですけれども、恐縮ですが変えさせていただいて、最初に野村証券の今度の一連の不祥事に関する関係についてまずお尋ねをしたいと思います。  実は、私は当法務委員会のほかに科学技術委員会にも属して...全文を見る
○佐々木(秀)委員 そういうお話なのだけれども、実際には、随分このVIP口座というのは各証券会社で実際につくっていて、あるいは別の名前などもつけているようですけれども、管理のためとは言うけれども、管理のためというよりはこれに基づいた運用、つまり、少なくとも顧客を仕分けしていること...全文を見る
○佐々木(秀)委員 本当に知らなかったのだとすれば、私は、まことに大蔵としてはずさんだ、認識不足というか、私はむしろ責任回避じゃないかと思うし、責任の遂行について怠るところがあったのではないかとさえ言いたいと思うのですよ。  例えば、昨日のある新聞によりますと、この野村証券につ...全文を見る
○佐々木(秀)委員 多分そういうお答えになるだろうとは思っておりましたけれども、私どもとしては、多分、強制的にであるか任意の提供を受けたのであるか、方法はいずれにいたしましても、検察庁としてはこうしたリストを入手しておられる、こう思っておりますので、いずれこれによって、あるいは匿...全文を見る
○佐々木(秀)委員 それでは、これまた重ねて失礼ですけれども、これは御自分のことに関するということになるのでお答えをいただけるのではないかと思うのですが、念のために、松浦法務大臣は野村証券との証券取引はございましょうか。あるいは、仮にあったとして、このVIP扱いをされているという...全文を見る
○佐々木(秀)委員 率直なお答えをいただいてありがとうございます。  では、今の後の方のお答えをもう一回念のためにお聞かせいただきたいのですが、VIP、確かにそういう扱いをするかどうかということは顧客の方からお願いをするというようなものではない、会社の方でそういうリストをつくり...全文を見る
○佐々木(秀)委員 それでは、きょうはそのようにお伺いをしておきたいと思います。  いずれにいたしましても、この問題は、冒頭にも申しましたように、私は本当にゆゆしい問題だと思います。一般の大衆、良心的な大衆投資家などから見たら、一体どうなっているんだという思いがする。どうか、こ...全文を見る
○佐々木(秀)委員 質問の主意、賢明な法務大臣のことですから、もう十分におわかりいただいていると思いますけれども、質問の趣旨をお酌み取りいただいて、どうかひとつ慎重に御考慮いただきますように、心からお願いしたいと思います。  時間も迫ってまいりましたので、法案関係について一点だ...全文を見る
○佐々木(秀)委員 裁判所が最終的な判断者なのだ、そういうように確認させていただいていいのですね。はい、わかりました。  それでは時間が参りました。  実は、このほかに法曹養成制度の改革の問題についてもお尋ねをしようと思っておりました。これは実はお聞きをするところによりますと...全文を見る
05月20日第140回国会 衆議院 科学技術委員会 第8号
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○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木です。  時間が限られておりますので、端的に質問に入りたいと思いますし、通告してありました順序を多少変更させていただくことをお許しいただきたいと思います。  同僚委員からお尋ねがありましたことの関連ですけれども、このCTBT条約について、現在...全文を見る
○佐々木(秀)委員 わかりましたけれども、そうすると、非常に大事なのはやはりインドに対する対応だということになるんだろうと思うのですね。いろいろな機会をとらえて働きかけるということですけれども、先ほど小野委員から広島の市長さんの御本の紹介がございましたけれども、非常に訴えるものが...全文を見る
○佐々木(秀)委員 そうすると、この条約の承認国として、先ほどお話しのように、この査察の受け入れ体制、あった場合にはということで整備はするけれども、まず実際に対象になるという心配はない、こうお聞きしてよろしいわけですね。  そこで、条約の内容なんですけれども、条約の一条、それか...全文を見る
○佐々木(秀)委員 科技庁、それでよろしいですか。
○佐々木(秀)委員 はい、そう了解いたします。  それから、本法ですけれども、施行日の関係なんですが、改正法の施行日としては、このCTBTが日本国で効力を生ずる日、こういうことになっているのですね。これは具体的にはどういうことになるのか、そしてまた、その見込みはどうなのか、科技...全文を見る
○佐々木(秀)委員 いずれにしても、相当先になるわけですね。きょう、本委員会で大体この改正法案については、我が党も賛成ですけれども、恐らく共産党さんも含めて一致で賛成できるわけですが、しかし、今の条約との絡みでいくと、この実施、施行というのが相当先になるということなんですね。そう...全文を見る
○佐々木(秀)委員 長官、いかがですか。
○佐々木(秀)委員 終わりますけれども、何といっても、先ほど申しましたように特殊な災害ということになるわけですから、それに対応する特別な措置を法的にも行政的にも考える必要があると私は思います。この点、また真剣にお互いに協議をしながらやっていきたいと思います、協力をしながらやってい...全文を見る
05月28日第140回国会 衆議院 法務委員会 第9号
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○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木ですけれども、私は、きょうは、限られた時間ですが、民事、刑事の裁判の判決原本、それから、その記録の保管だとか保存の問題についてお尋ねをしたいと思います。  御案内のように、裁判の判決、それから裁判の記録というものは、もちろん事件についての生の記...全文を見る
○佐々木(秀)委員 そこで、ただいま出ました刑事確定記録法は第九条においてこのように定めております。これは刑事参考記録の保存と閲覧という項でございますけれども、第一項では、「法務大臣は、保管記録又は再審保存記録について、刑事法制及びその運用並びに犯罪に関する調査研究の重要な参考資...全文を見る
○佐々木(秀)委員 これは具体的には、質問事前通告をしてなかったんですけれども、もしおわかりでしたらお答えいただきたいんですが、ああ、そうですね、これは次の質問と絡めてまたお尋ねをすることにいたしましょう。  たしか、従前は、この法律ができるまでは、死刑事件の記録は永久保存され...全文を見る
○佐々木(秀)委員 了解いたしました。  そこで、今度は無罪事件、これも随分大から小までいろいろあるだろうと思うのですけれども、これについては判決書、記録ともに刑事参考記録にした方がいいのではないかと私は思っているのですが、法律上は、これは十五年なんですね、保管期間。  これ...全文を見る
○佐々木(秀)委員 もう一つお尋ねしたいのは、刑事参考記録についてですけれども、これについては事件別のリストはつくられているのでしょうか。この点いかがですか。
○佐々木(秀)委員 先ほど御紹介しましたように、この参考記録については閲覧ができることになっているのですが、聞くところによると、どうもまだ閲覧申請件数が少ないというようにも聞いております。これは、一つは、今話に出ましたリストが公表されていないからなかなか閲覧申請しにくいのだという...全文を見る
○佐々木(秀)委員 お話がありましたように、この裁判の記録や判決書というのは、その後の裁判をやる場合でも生きていく、使えるというものと、あるいはもう用済みになっているものがあることは間違いないとは思うのだけれども、一つは、文化的な側面があるということですね。それから、もう用済みだ...全文を見る
06月05日第140回国会 衆議院 科学技術委員会 第10号
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○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木でございます。  きょうは、先生方、御苦労さまでございます。  時間が限られておりますので、端的に質問に入らせていただきたいと思います。  先ほど三人の先生のお話を承りまして、いずれも原子力の推進といいますか、その位置については積極的に見て...全文を見る
○佐々木(秀)委員 時間ありますか。藤家先生、そのことでお願いします。
○佐々木(秀)委員 ありがとうございました。
○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木ですけれども、私は安全規制という点に絞ってお尋ねをしたいと思います。  いずれにしても、原子力施設で事故が起きた場合に、少量だとはいいながら、この間の東海でも放射能が漏れたということに対する不安というのは非常に大きいわけですね。こういう事故があ...全文を見る
06月11日第140回国会 衆議院 法務委員会 第10号
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○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木秀典です。  提案者の皆さん、ここまで御努力いただいたことに心から敬意を表します。  考えてみますと、今夫婦が婚姻に際してどういう氏を選択するかということがこうして議論になったということには大変大きな意味があると思っております。しかも、きょう...全文を見る
○佐々木(秀)委員 そのように承っておきます。  質問の順序がちょっと変わるかもしれませんけれども、今婚姻中の夫婦間の契約の問題を出しましたが、今度は離婚に絡んだ問題をお尋ねしたいと思います。今度は離婚理由が変更されておりますが、これは法務省にお聞きした方がいいかな、法務省の案...全文を見る
○佐々木(秀)委員 よく理解できました。ありがとうございました。  それで、離婚ですけれども、これは、夫婦の子供たちがもう成人に達して一人前になっているような場合だと親が離婚しても余り子供たちには影響がないわけですけれども、実際には、離婚する夫婦というのは、子供がいる場合に、そ...全文を見る
○佐々木(秀)委員 時間が大分迫りましたので、念のために、短時間で御答弁いただければちょうだいしたいと思いますけれども。  婚姻年齢ですが、今度の提案では七百三十一条、男女とも十八歳を婚姻年齢としていますね。現行法では男は満十八歳、女は満十六歳、二歳差があるのですね。今度は両方...全文を見る
○佐々木(秀)委員 他に予定した質問がございましたけれども、時間が参りましたのでこれで終わりにしたいと思いますが、確かにいろいろな議論の中で、すっかりこれで完璧とは言えないのではないかという御意見も先ほどもあったように思います。  率直に言って私なども、例えば子供の姓、これは出...全文を見る
06月17日第140回国会 衆議院 法務委員会情報開示の司法判断に関する小委員会 第1号
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○佐々木(秀)小委員 民主党の佐々木です。  民事訴訟法の改正の経過、それから最終的な取り決めの中で、これが十分に、それぞれ意見が食い違ったということもありますけれども、抜本的な改正にまで至らなかった、宿題が残っているということはみんなが認識しているわけです。それで、総理府の方...全文を見る
11月05日第141回国会 衆議院 法務委員会 第4号
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○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木でございます。  商法の改正に絡んでお尋ねをしたり、私の意見も述べさせていただきたいと存じます。  今回の改正は昭和五十六年のいわゆる大改正以来の改正になるわけでございますけれども、先ほど同僚の委員からも、この改正が少し拙速ではないか、あるい...全文を見る
○佐々木(秀)委員 緊急を要するという事情については理解できないでもないわけですけれども、しかし本来、こうした商法、これはいわゆる基本法でありますから、基本法の改正などについては、やはり所定の手続、そして法制審議会の議を経るべきものだと思う。  ただ、大臣お話しのように、法制審...全文を見る
○佐々木(秀)委員 そのことは期待するわけですけれども、ただ、総会屋の行為も、これは先ほどもお話がありましたけれども、昭和士二年の商法の改正で、いわゆる会社荒らしに対する規制ということがあったわけですね。これは、戦争が終わって、憲法が新しくなって、そして世の中の価値観などというも...全文を見る
○佐々木(秀)委員 私ども間違ってはならないと思うのは、これもまた後で論議をすることになるかと思いますけれども、株主が企業の情報を知りたいという要求に企業がこたえるべきものだということは、私はこれは大事にしなければならないことだろうと思うのですね。  ただ問題は、ですから、その...全文を見る
○佐々木(秀)委員 大蔵省、金融関係に対してはどうですか。銀行関係ね。銀行だけではないかもしれない、いろんな金融機関がありますからね。
○佐々木(秀)委員 大体私は、業界、情けないと思うのですね、本当に。行政官庁から今のお話のような指導だとか指摘だとかを受けなければどうにもならないなんというのは、子供の集まりじゃないんだからね。みんな、それこそ業界のトップの人たちなんというのは優秀なインテリで、それなりの経験を経...全文を見る
○佐々木(秀)委員 どうもその辺が不思議でならないのですね。諸外国にもマフィアがあり、暴力団もありなんでしょうから、この企業犯罪、企業にかかわってというようなことがどうもあってもいいようにも思うのだけれども、それがないとなると、これは日本に極めて特殊な、日本的な風土の中から生まれ...全文を見る
○佐々木(秀)委員 今、刑事局長から全くないというお話なんですけれども、全くないかどうかというのはこれからの問題なので、これができた後でどういうように運用されていくかというその運用の問題と絡んでいくわけで、私どもとしても注意深くまた見ていきたいと思うのですけれども、くれぐれもこの...全文を見る
○佐々木(秀)委員 法曹人口の増員問題というのはかねてから言われておりまして、最近ですけれども、法曹三者間で、司法試験の合格者の数を、現在七百名のところを千人にするという合意に達したわけですね。  これについては、実は日本弁護士連合会の中でもさまざまな議論があって、この間も臨時...全文を見る
11月07日第141回国会 衆議院 法務委員会 第5号
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○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木秀典です。  きょうは、佐高先生、前田先生、本当に御苦労さまでございます。また、貴重な御意見をちょうだいいたしましてありがとうございました。  実は、私も一昨日この委員会で法務省あるいは警察などにも質問させていただいたのですけれども、きょうの...全文を見る
○佐々木(秀)委員 佐高先生、これについてはどうですか。
○佐々木(秀)委員 一昨日の当委員会の質疑の中では、企業と総会屋との関係を砂糖とアリとの関係に例えて質問をされた同僚議員がおられました。砂糖がある以上、アリがたかるんだ。しかし、仮に砂糖があったとしても、これを密封した瓶なんかに入れてしまえば、そばに来たってアリは砂糖にくっつけな...全文を見る
○佐々木(秀)委員 労働組合がそれぞれあるわけですから、ひとつ、しっかり物も言っていただいたり、企業のトップの体質を改めるためにも働いてもらいたい、私もそういうことを切望しておるわけでございます。  そして、両先生から株主代表訴訟の制限についての御心配をお聞きをして、我が意を得...全文を見る
○佐々木(秀)委員 時間が参りましたので、終わります。両先生、いろいろありがとうございました。御示唆をいただきまして、私どもとしても十分に拳々服膺していきたいと思っております。ありがとうございました。
11月26日第141回国会 衆議院 決算委員会 第6号
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○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木秀典です。  先ほど大臣あるいは林野庁長官、会計検査院長から財務状況についてのお話を承って、まことに深刻だなという思いをさらに深くいたしております。これについては、原因などについても先ほど御説明がございました。こうなったについては原因が幾つか重...全文を見る
○佐々木(秀)委員 大変消極的なお話で、こんなことでいいのかなという思いがするわけです。いずれまたWTOの交渉もあることになるわけですけれども、しかし、やはり我が国のこの森林・林業をめぐる状況というものを国際的にも理解をしてもらう必要があるのではないかと私は思うのですね。そういう...全文を見る
○佐々木(秀)委員 何にしても、これから先、随分長いのですね、この返済については。しかも、それだけ長くやっても五千億、そしてもう一つの考えで五千億、両方合わせても一兆ですから、到底全部の解決にはならないわけです。これはどうしたって、特別会計のやり方などというのはもう破綻を来してい...全文を見る
○佐々木(秀)委員 時間がなくなりました。申しわけないのですが、一点だけ。  本当に現場の職員は苦労しています。大臣、行ってごらんになったらおわかりになると思いますが、営林署の庁舎なんてひどいですよ。中には電気代も払えないというところもあるのですよ。みんなもう困っている、予算が...全文を見る
○佐々木(秀)委員 ありがとうございました。
○佐々木(秀)委員 今も要員の問題が出ましたけれども、実は、国家公務員の減員数というのは、この二十年間で三万人ぐらいですかね、八十五万から八十二万ぐらいで、九六%ぐらいですね。それに比べると、何といっても先ほどの、一番多いときには八万からいたわけだけれども、例の昭和五十三年で六万...全文を見る
○佐々木(秀)委員 この辺は、本当に自信を持ってやっていただきたいと思います。
11月27日第141回国会 衆議院 内閣委員会 第4号
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○佐々木(秀)委員 ただいま議題となりました自由民主党、新進党、民主党、日本共産党、社会民主党・市民連合及び太陽党の各派共同提案に係る附帯決議案につきまして、提案者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     一般職の職員の給与に関する法...全文を見る
12月04日第141回国会 衆議院 内閣委員会 第5号
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○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木です。  昨日発表されました行政改革の最終報告、これを中心にして三大臣にお尋ねをさせていただきたいと思います。  けさほどから議論が行われておりますけれども、昨年の十一月に行政改革会議が設置をされました。もちろん、その前にも、行政改革のあり方...全文を見る
○佐々木(秀)委員 確かにおっしゃるようなことはわからないではないのですけれども、しかし、なおかつ、やはり私どもとしては危惧もしなければならないし、まさにスタート台だと思いますので、これから私どもとしても積極的に論議に加わって、よい行政改革というか、国民の望む行政改革を実現しなけ...全文を見る
○佐々木(秀)委員 もちろん、大臣おっしゃられたようなことが考えられた上での提案であることはわかるのですけれども、しかし現実としては、何といっても新しくできる国土交通省などは、権限などにしても、三十兆近い公共事業を実行するという能力を持つことになるわけですね。そして、建設省、運輸...全文を見る
○佐々木(秀)委員 そうすると、年度内にこれは確定されるのですか。そう聞いていいのですか。情報公開法の骨格は年度内に提示されるのかな。
○佐々木(秀)委員 九年度内ということですから、来年の三月いっぱいがめど、こういうことですね。私ども、それを期待しております。また、それが出てまいりましたら、私ども民主党としての情報公開法案も提案していますから、これとまた突き合わせたりしながらよりよいものにしていきたい、こんなふ...全文を見る
○佐々木(秀)委員 それでは次に、この行革の具体的な問題としての北海道開発庁関係の問題について、私も北海道の議員なものですから、特に関心を持っております。これはさきにも同僚委員からお尋ねがあって、その答弁で、鈴木長官、私ども同じ道産子でございますけれども、また長官は、新聞などでも...全文を見る
○佐々木(秀)委員 心優しき配慮をいただけるのはありがたいのですが、いつまでも小里長官も長官であるわけはないですし、そういう心配もないではない。まあ、それは冗談ですけれども。  しかし、今大臣のお話が出ましたのですが、今、鈴木長官が北海道の開発を主管する省庁の大臣としておられる...全文を見る
○佐々木(秀)委員 ただ、おっしゃるように、北海道開発の機能、権限、一括計上権も残るとはいいながら、これは局ですから、北海道開発行政関係については、トップは局長ということになるのではないでしょうか。  そして、ほかにも、北海道開発庁と機能を同じように各地方でブロックをつくって、...全文を見る
○佐々木(秀)委員 時間が大分迫ってまいりましたけれども、もう一つ北海道開発庁長官にお尋ねをしたいのは、実は、私も現在、北海道開発審議会委員をやらせていただいている。長官もこの間までそうだったわけですね。  それで、今策定作業中のいわゆる新計画、平成十年度の北海道総合開発計画で...全文を見る
○佐々木(秀)委員 どうも、この開発計画の作成作業が、行政改革絡みで何かちょっとびびっているのではないかと見られる向きもあるのです。審議会の方では、答申を得て、一応お答えもしているわけですけれども、今までも随分それぞれ知恵を絞り、皆さんの意見を聞きながらやってきたことであるわけで...全文を見る
○佐々木(秀)委員 いずれにいたしましても、何十年に一度あるかないかの大改革だというように意識をされておられるようです。だとすると、私は、やはりこの行革には理念あるいはしっかりした目標というものが据えられて、それが国民的な合意を得た上で行われなければならなかろうと思っている。そう...全文を見る