佐々木秀典

ささきひでのり



当選回数回

佐々木秀典の2001年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月16日第151回国会 衆議院 国土交通委員会 第5号
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○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木秀典でございます。  私は、当委員会の委員ではないのですけれども、機会をいただきまして、この法案審議の最後の質問者ということになりました。恐らく、これまでの同僚委員の質問、いろいろな角度からの御質問があったことと思いますけれども、重複する部分が...全文を見る
○佐々木(秀)委員 この数字でわかるように、むしろ民間の住宅ローン貸し出しの方が総額としては多くなっておるわけですね。  従来は、この公庫が設立された当時などは、どちらかというと公庫の住宅貸し付けに対する割合というのはたしか多かったはずだと思いますし、また、いろいろな事情変更も...全文を見る
○佐々木(秀)委員 いずれにしても、残高が七十四兆、本当に膨大なお金ですね。大体、年度の国の予算にはちょっと足りないけれども、それに匹敵するような額ですからね。大変な金額が使われているということになるわけですね。  そのうち不良債権が、今のお話だと〇・五六%。比率的には、率的に...全文を見る
○佐々木(秀)委員 現在の公庫法では、二十二条で貸し付け条件の変更の規定がございます。貸し付けを受けた者が、災害その他特殊の事情により元利金の支払いが著しく困難となった場合に、主務大臣の認可を受けて、貸し付け条件の変更だとか延滞元利金の支払い方法の変更をすることができるという規定...全文を見る
○佐々木(秀)委員 大変大きな金額が出たり入ったりしているわけです。今ざっとお伺いをしたんですけれども、そうすると、公庫の場合の収支ですが、収入と支出を比べると、支出の方がやはり大きいわけですね。だから、その分の埋め合わせとして国から援助を得ている、こういうことになるんですね。 ...全文を見る
○佐々木(秀)委員 そうしますと、この三年間で四千四百、五千六百、六千二百。ふえていますね。一千億ぐらいずつふえているんですね。これもまた大きな大きなお金だと私は思うんです。  例の住専問題のときに、国民の税金、公費を投入するというので大分大問題になった。それこそ、この委員会室...全文を見る
○佐々木(秀)委員 私も、いきなりなくせなどということを言っているのじゃないのです。また、大臣おっしゃるように、恐らく樽床委員からの質問でもそういうやりとりがあったことだろうと思いますけれども、これまで公庫の果たしてきた役割の重さというのを否定するわけでもないのです。そうかといっ...全文を見る
○佐々木(秀)委員 もちろん、これまでも御努力なさっていることについては私は否定はしないのです。しかし、こういう論議がある中で、今後一層意を用いて、工夫を凝らして御努力をいただかなければならないだろうというように要望したいのですね。  今の金利の問題は、確かにそうですね。貸し付...全文を見る
○佐々木(秀)委員 まさに総裁がおっしゃるように、信頼の問題だろうと私は思うのですよね。まじめにやっている人たちからの公庫に対する信頼が失われるようなことになっては、あるいはそれが阻害されるようなことになるのが非常に困る、私はそう思うので、ある意味では、そういうように見積もりなん...全文を見る
○佐々木(秀)委員 いずれにしても、使い勝手が悪いと言われないように、それと、そういう地域の特性というのも十分考慮してやっていただくように。また、業務委託を受けている銀行の担当者などが、これは公庫の業務であって、それをゆだねられているんだ、自分本来の業務じゃないよなどということに...全文を見る
○佐々木(秀)委員 やらせないということではないということですね。
○佐々木(秀)委員 その辺、苦情があるんですよね。ですから、そういうことを全然制度的に認めないということなら別だけれども、そういうことは全然ありませんよというんだったら、何が支障になっているのか、それをひとつ十分に検討してください。同時決済が一番早いんだから、それがそういう不動産...全文を見る
○佐々木(秀)委員 実は、厚生労働省にも、健康局長に来ていただいているんですけれども、時間がなくなりましたけれども、それじゃ一言だけお願いしましょうか。
○佐々木(秀)委員 済みません、ありがとうございました。  では、時間がもうなくなりましたけれども、御紹介をさせておいていただきたいと思いますが、実は、私の地元の旭川で、産学官で共同いたしまして、このシックハウス問題に対するセミナー、これは、旭川の市長もパネラーとして入りまして...全文を見る
03月16日第151回国会 衆議院 法務委員会 第5号
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○佐々木(秀)委員 ただいま議題となりました附帯決議案について、提出者を代表いたしまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。     裁判所職員定員法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)  一 政府及び最高裁判所は、近時、急増を続ける倒産事件等及び社会・経済情勢の...全文を見る
03月21日第151回国会 衆議院 内閣委員会 第6号
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○佐々木(秀)議員 私からお答えをいたします。  今もお話がありましたように、従来、ともすれば政府関係の審議会というのはどうも政府の考えにお墨つきを与える傾向、そしてそのために委員の選任も、例えば元官僚の方、官僚のOBだとか、学者の方は当然入れられているわけですけれども、そうい...全文を見る
○佐々木(秀)議員 さまざまな犯罪において被害を受けた方々の損失というのは、もちろん経済的な損失もありますけれども、それ以上に私は、心的傷害というか心の傷というか、それの痛みが大きいんだと思います。特に、傷害事件などでは被害者の方が直接に自分が損害を負うわけですけれども、例えば犯...全文を見る
○佐々木(秀)議員 私からお答えをさせていただきます。  委員御指摘のように、特にこの交通死亡事件などについて被害者の被害感情が非常に強い、特に子供さんを殺された親の気持ちなどというのは、先ほどもお話しいたしましたように非常に大きなものがあることは御承知のとおりですけれども、そ...全文を見る
03月21日第151回国会 衆議院 法務委員会 第6号
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○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木です。  きょうは、法務省と最高裁判所においでいただいておりますので、また、それぞれ調査委員会をつくられて報告書も出しておられますから、それぞれからお答えをいただきたいと思いますが、まず法務省に、山下次席検事問題についてお尋ねをしたいと思います...全文を見る
○佐々木(秀)委員 その東京での調査方法は、どこで、どういうふうにやったんですか。
○佐々木(秀)委員 本当はもっと詳しくお聞きしたいところなんですけれども、相当大がかりに、時間もかけ、回数も重ねておやりになったはずなんですね。単なる事情聴取じゃなくて、証拠の関係などについても、収集だとか分析だとかもちろんやっておられるんでしょうね。時間の関係もありますから、一...全文を見る
○佐々木(秀)委員 ということは、二十八日に山下次席が、動機としては、これ以上犯罪を拡大させないようにというような思い、あるいは事実があったとすれば示談を勧めて、なるべく穏便にといいますか、早く収束させるというような意図から古川判事に会って話した。それで、そういう意図についても古...全文を見る
○佐々木(秀)委員 そこで、そうした山下次席の行為、それからそれを了承した渡部地検検事正の言動、これについて問題になって調査の対象となり、それぞれが、これは職務違反だということで処分を受けるに至っているわけですね。  そこで、山下検事に対しては、国家公務員法違反、特に守秘義務違...全文を見る
○佐々木(秀)委員 どうも、ごくごく一般から見ると、その辺の説明をいただいてもなかなか納得しにくいんじゃないかと思うんですよ。  それと同時に、確かに、事件について捜査した結果立件するには当たらないという不起訴の権限を検察は持っているわけですけれども、同じく不起訴の場合でも、今...全文を見る
○佐々木(秀)委員 今の説明をお聞きしても、それにしても立ち上げが少し遅いと私は思うんですよね。特に、調査結果として、この古川判事には証拠隠滅の行為はなかったというふうに断定されているわけだけれども、しかし、そういう疑念は持たれていて、報道なんかもなされるに至ったわけですから、そ...全文を見る
○佐々木(秀)委員 それじゃ、既に終わっている分限裁判の方を確かめたいと思いますけれども、分限裁判なんというのは実際にどうやって行われるのか。数があるわけでもないですね。ごく最近では、例の寺西判事補の分限裁判があったですね。政治的な行動ということが理由だったと思いますけれども、そ...全文を見る
○佐々木(秀)委員 公開、非公開の問題なんかはどうなの。それと、弁護人がついているのかどうか。
○佐々木(秀)委員 どうも、裁判官分限法を見ても、その点は全くはっきりしていないんですね。分限裁判の手続も、どういうようにやるのかなんて全然書かれていないんですよ。だから、ある意味ではこれは全く別世界で、それこそこれも秘密のうちにやられているようなもので、せめて、どういうように行...全文を見る
○佐々木(秀)委員 本当は裁判所として、さっきも西村代議士から指摘がありましたけれども、裁判官の身内でそういうような問題にかかわった者が出た場合に裁判官としてはどう対処するのかなんということは、裁判官同士で話し合われてもいい問題だと私は思うんですよ。そのための裁判官会議などという...全文を見る
○佐々木(秀)委員 渡部検事正は自責の念を強くされて辞職ということを決められたんだろうと思うけれども、省みて、やはり自分の山下次席に対する態度が誤っていたからだと考えられたからそういう辞職の申し出をされたと思うんですよね。だけれども、諸般の事情を考慮してとおっしゃるんだけれども、...全文を見る
○佐々木(秀)委員 ぜひ、そういうことについて具体的な方策を立てて御努力をいただきたいと思います。  判検交流の問題、法務行政への民意反映の方策については時間がないから割愛いたしますけれども、ただ、判検交流も一つの問題点だということを大臣が言っておられるのは、私はそうだと思うん...全文を見る
○佐々木(秀)委員 全然わからないんですよね。最後になって時間がなくなっちゃったから、これは後の同僚委員にまたお聞きしていただければいいと思うんですけれども、中坊さんが言ったのは、検察の方は検察一体の原則があるけれども、裁判所はそれぞれ個々独立だと言いながら、そして、さっき事務総...全文を見る
03月23日第151回国会 衆議院 法務委員会 第7号
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○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木です。  当委員会には本日二つの衆法がかかっているわけでありまして、土地の再評価法については、今同僚の平岡委員から質疑がなされました。どうもちょっと時間が足りないことと、必ずしも質問と答弁がかみ合っていなかったのじゃないか、聞いていても消化不良...全文を見る
○佐々木(秀)委員 お話では、この法律が活用されているのだということですね。確かに、この法律がなければ、根抵当自体は、その設定された金額というのは確定されていないわけだから、どこかで確定をさせなければならないわけですね。そういうことがある。それと、不動産に絡む問題ですから登記もし...全文を見る
○佐々木(秀)委員 延長の必要があるということですが、念のために、理事長、もう一つこの点をお聞きしておきますが、要するに、本法によって民法原則が修正されて特則になっている。本来だったら、債権の売却つまり譲渡の場合には、通知を出して債務者の承諾を得なければならない。それから、登記に...全文を見る
○佐々木(秀)委員 では、この特則をつくったことによって特に債務者の方から問題を起こされたということはない、皆無かどうかわかりませんけれども、ないというようにお伺いをしたいと思います。  もう時間がありませんから、最後に提案者にもお伺いしますけれども、今のお話だと、これからます...全文を見る
○佐々木(秀)委員 その時点でもう一回検討しようということになるんでしょうね。いずれにしても、これが効率よく、そして債務者に不満を与えないような形で使われていくことを望みたいと思います。  以上、終わります。ありがとうございました。
05月18日第151回国会 衆議院 法務委員会 第10号
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○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木です。  新任されました森山大臣にいろいろお伺いをしたいと思います。  実は、私は、森山法務大臣の御就任は、亡くなられましたけれども、大臣の御夫君であられた森山欽司先生は天国で大変喜んでおられるのではないか、また期待しておられるのではないかと...全文を見る
○佐々木(秀)委員 そこで、まだ最終的な答申が出される前段ですので、具体的な問題については、この答申が出た後にまたこの委員会でもいろいろと議論させていただきたいとは思うんです。  しかし、この答申が出されますと、いずれにしても、政府としてそれをどう具体化していくか。そのとおりで...全文を見る
○佐々木(秀)委員 まさに政府全体として取り組んでいただかなければならないわけですね。これは法務省だけの問題ではありませんが、しかし、何といっても法務省が主になっていただかなければなりませんので、どうか関係の各省庁、各大臣にもぜひ御協力方を求めていただきながら、しっかりとこの答申...全文を見る
○佐々木(秀)委員 一つ、老婆心というか老爺心ながら申し上げておきますけれども、確かに、司法というのは社会のあらゆるものに対してさまざまな影響を持ち、また、さまざまなところに役に立つという役割があることは否定はしないわけで、特に経済と司法というものの結びつきの大きさも私はわかるん...全文を見る
○佐々木(秀)委員 局長としてはそのぐらいしか答えられないんだろうけれども、僕はもっと遠慮しないで言った方がいいと思うんだね。  そこで、総務省、この間、定員の枠があるものだからということを言っているんだけれども、これは特別扱いで、例えば政府が、これは特別扱いだよ、枠外でこれし...全文を見る
○佐々木(秀)委員 結局、定員枠を維持してその中で考えるとなれば、必要なところにはふやすけれども、どこか削らなきゃならないんですね。だけれども、そうなると削られたところだって大変なんだ。  ですから、どうか大臣、閣議でこういうことも議論をしていただいて、どうしても必要なものには...全文を見る
○佐々木(秀)委員 そこで総務省にお伺いいたしますけれども、実は総務省の前身である自治省が、これは昭和六十三年の四月ですけれども、窓口事務質疑応答集というのを自治省の行政局振興課が編集して出しておられるのです。これがいろいろ、地方自治体などが行政運営について大変参考にしておられる...全文を見る
○佐々木(秀)委員 時間がありません。残念ですけれども、これ以上議論できませんけれども、この主意書でも御回答いただいた、今もお話があったように、総務省としては、弁護士法二十三条の二に基づく照会があった場合には、各地方公共団体において前段で述べた趣旨を十分理解した上での対応をなされ...全文を見る
06月05日第151回国会 衆議院 法務委員会 第15号
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○佐々木(秀)委員 ただいま議題となりました附帯決議案について、提出者を代表いたしまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。     債権管理回収業に関する特別措置法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、この法律の施行に当たり、次の事項につき格段の配慮...全文を見る
06月19日第151回国会 衆議院 法務委員会 第19号
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○佐々木(秀)委員 おはようございます。  法務大臣初め皆さん、きょうは御苦労さんでございます。大事な民事訴訟法の改正の審議も、きょういよいよ最終日ということになりましたので、私もしっかりお聞かせをいただきたいと思いますので、おつき合いをよろしくお願いいたします。  それで、...全文を見る
○佐々木(秀)委員 情報公開法は一九九九年の五月の七日に成立をしております。しかし、後に述べたいと思いますけれども、情報公開法とそれから民事訴訟法とは制度的な目的を異にしているというところもありますので、この違いなどもまたお伺いをしたいと思うんですけれども、今大臣がお述べになった...全文を見る
○佐々木(秀)委員 今の民事局長からのお話でもわかるように、一部について、一定の条件を設けて除外している。除外をしているということは、すべての文書、私文書であろうと公文書であろうと、原則として文書提出命令の対象になるんだよと。一方、情報公開法についても、かつては請求してもなかなか...全文を見る
○佐々木(秀)委員 まさにそのとおりだろうと思うのですね。ですから、除外事由というのはあくまでも例外でなければならない。  ところが、どうも今回の改正案を見ていますと、そうであるはずなのに、その除外事由がちょっと多過ぎるというか、これは情報公開法の方でもそうなんですね。ですから...全文を見る
○佐々木(秀)委員 ほぼ同じという御説明がどうもちょっと気になるのですよね。これは、一般的に言ってもそれから実際に言っても、明らかにこの民事訴訟法の方が広い、こう理解しなければならないのではないかと私は思うのです。  現に、例えば情報公開法の五条の六号では、これは「国の機関又は...全文を見る
○佐々木(秀)委員 今のお答えは問題だと私は思いますよ。  前段は了解します。行政情報公開法の、さっき指摘した条項ですけれども、これに「著しい」という言葉はないけれども、むしろ著しいというような意味合いが解釈できるのだということ、これはいいと思うのです。まさに著しい支障がなけれ...全文を見る
○佐々木(秀)委員 その点をやはりわきまえておいてもらわないと困るんですよ。公務に支障があれば直ちに公共の利益を害することになるなんというのは、そんな解釈になったら、これはえらいことになるので、そうじゃないことをきちんと、私どもお互いに確認をしておきたい、こんなふうに思います。 ...全文を見る
○佐々木(秀)委員 それで、二月の六日の部会でこの要綱案が賛成多数で可決された、こういうことになっていますね。賛成多数ということは、採否をとったということになるわけですね。全会一致じゃなかったということになるわけでしょう。そうすると、このときに異論があったはずなんだけれども、特に...全文を見る
○佐々木(秀)委員 いずれにしても、最終段階で弁護士会からの異論があったということですけれども、私は、もう少し早目にこの議論が開始されていたら、例えば法制審の中の研究者、学者などからも恐らく異論が出たんじゃなかろうかと思うんですね。これは民事訴訟法部会ですから、刑事関係の学者など...全文を見る
○佐々木(秀)委員 ですから、本当は、民訴の部会だとは言いながら、民訴の改定だとは言いながら、この刑事記録の扱いの問題などというのは、やはり専門家である刑事関係の研究者、学者などの意見も聞くべきものだったのではないかと思うんですね。時間をかけて、もう少し早目にこうした考えが示され...全文を見る
○佐々木(秀)委員 どうもこの説明でも私は納得いかないんですよ。  それは、民事の裁判官が刑事的な感覚を持っているかなんといったら、そんなものは持っていないことはないですよ。例えば地方の支部なんかに行ったら、民事だって刑事だって何だって裁判をやらなきゃならないんだから。私どもだ...全文を見る
○佐々木(秀)委員 時間が参りましたので、以上で終わります。どうもありがとうございました。
○佐々木(秀)委員 ただいま議題となりました自由民主党、民主党・無所属クラブ、公明党及び自由党の各会派共同提案に係る民事訴訟法の一部を改正する法律案に対する修正案につきまして、提案者を代表して、その趣旨及び概要を御説明申し上げます。  政府提出の本法律案は、刑事事件関係書類等に...全文を見る
06月20日第151回国会 衆議院 法務委員会 第20号
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○佐々木(秀)委員 改革審の最終意見書が出されました。短い時間で非常に精力的に御検討いただいてこの意見書を出していただいた審議会の会長初め皆さんに心から敬意を表したいと存じます。  それで、最高裁堀籠事務総長お見えでございます。先ほどもこの意見書の受けとめ方についてはお話がござ...全文を見る
○佐々木(秀)委員 それはいいんですけれども、それでは余りアバウト過ぎるんだ。今のお話だと、政府がやるものに裁判所が協力する、こういうように聞こえている。そうじゃなくて、裁判所がもっと主体的に、積極的にやらなきゃいかぬと僕は思いますよ。だとすれば、独自の、これについての具体化する...全文を見る
○佐々木(秀)委員 裁判官のあり方についてはそうだということですね。  しかし、これはいろいろな問題が提言されているわけですから、それぞれの部門があると思うけれども、やはり総合的な検討のチームをつくっていただいて、これは事務総長がその最高責任者になってやらぬといかぬと思いますよ...全文を見る
○佐々木(秀)委員 私は、アメリカのように上院の承認を大統領任命の前提条件として必要だとするのであれば、これは憲法改正が必要だと思うんです。けれども、そこまで、国会の承認権というようなことではないとすれば、あくまでも参考として、その裁判官候補者から意見を聞いたり、その人柄、実績を...全文を見る
○佐々木(秀)委員 インターネットを利用になっているというのは、これはいいですね。従来よりよほど進んでいると思いますけれども、私は、テレビをもっと使う方法も積極的に考えてほしいと思うんですよ。別にこれは法に触れませんから、こういうことは全然。  それから、総務省、来ていると思う...全文を見る
○佐々木(秀)委員 時間が来ましたので終わりますけれども、ひょっとすると同時選挙があるかもしれないから、忙しいことになるけれども、ちょっと検討しましょうや、早急に。これはできるはずなんだから、やり方によっては。今の御懸念を払いながら。やったところもあるんだから。ということを申し上...全文を見る
10月18日第153回国会 衆議院 本会議 第7号
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○佐々木秀典君 私は、民主党・無所属クラブを代表して、ただいま議題となりました司法制度改革推進法案につき、内閣官房長官並びに法務大臣に質問をさせていただきます。  一九九九年七月、小渕内閣のもとで設置された司法制度改革審議会は、二年間六十三回にわたる審議を経て、本年六月十二日、...全文を見る
10月24日第153回国会 衆議院 法務委員会 第3号
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○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木秀典です。  きょうは皆さん御苦労さまでございます。  時間が限られておりますので、端的に質問に入らせていただきたいと思います。  最初に、日弁連久保井会長にお尋ねをいたしますが、先ほど久保井会長のお答えで、ちょっと誤解を招くのじゃないかな...全文を見る
○佐々木(秀)委員 もっとお尋ねしたいのですが時間がありませんから、それでは次に戒能参考人にお伺いしたいと思います。  さっきお触れになりましたように、今の私の質問でも触れたのですけれども、本法の第一条の目的条項で、国の規制の撤廃、緩和ということがある。一方、人権擁護だとか正義...全文を見る
○佐々木(秀)委員 そこで、先ほど裁判所堀籠事務総長からも司法改革に取り組む裁判所の決意をお伺いをいたしました。お話によりますと、裁判所としてもこの意見書を評価して、そして、目指す方向は大体同じだということで、積極的な協力、御努力をなされるとともに、みずからやるべきことについても...全文を見る
○佐々木(秀)委員 ありがとうございました。  メンバーについて具体的にお示しをいただいたことは結構だったと思いますが、しかし、この研究会、今透明性をということを強調されました。だとすれば、私は、研究会で話し合われている内容などについても国民の皆さんにお知らせするのが非常にいい...全文を見る
○佐々木(秀)委員 もう一つお尋ねしようと思ったんですけれども、時間がありませんので、要望だけ申し上げておきます。  裁判官の給源として広くということです。特に、最も考えられるのは弁護士から裁判官にということですね。これについては現在も御努力されていると思うんですが、これからも...全文を見る
○佐々木(秀)委員 いろいろまだお尋ねしたいことはたくさんあったんですが、時間が限られておりますのでこれで終わりにしたいと思います。  きょうは、四名の参考人の皆さん、いろいろ私どもにお教えをいただきましたし、また最高裁判所が現に取り組んでおられることなどについてもお聞かせをい...全文を見る
10月26日第153回国会 衆議院 法務委員会 第5号
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○佐々木(秀)委員 おはようございます。森山大臣を初めとして、皆さん、御苦労さまでございます。  司法制度改革推進法の審議も、参考人の御意見を伺うことを含めて、きょうで集中的に三日目を迎えることになりました。時間は必ずしも長くありませんけれども、内容濃密な議論が進められておりま...全文を見る
○佐々木(秀)委員 私は、小泉内閣のこの改革がなかなか進んでいかない、あるいはうまくいかないことも相当出てくるのじゃないかなと思いますけれども、この司法改革がこれだけの準備態勢ができて進んでいく。これが仕上がるとすれば、その一点だけでも、ほかのことがだめになっても、小泉内閣という...全文を見る
○佐々木(秀)委員 この立法の経過が、審議会の審議は非常にオープンにされたわけですけれども、必ずしもこれがつくられて出てくるまでに明らかにされなかったということもあるものですから、どうも人権擁護などが軽視されているのではないかということを心配したのですけれども、決してそういうこと...全文を見る
○佐々木(秀)委員 室長の今の御答弁は条文を読み上げられただけだと私は思うので、それによって違いが明らかになるとは到底思えないのだけれども、強いて私流に解釈するとすれば、第三条の方は、やはり国の責務というのは政治的な責任だと思うのです。これができなければ政治的な責任を負うよ、負わ...全文を見る
○佐々木(秀)委員 ということだそうですから、そのように了解させていただきます。  次に、これからいよいよ改革案の作成作業が始まるということになる。その中で、きのうもお話が出ましたけれども、本部事務局の構成、あるいは顧問会議、検討会などが非常に重要な役割を果たすであろうというこ...全文を見る
○佐々木(秀)委員 もちろん、新しい方々に入っていただくということについては、反対はしません。しかし、審議会との関係などということを考えると、私は、審議会のメンバーであった方は、佐藤会長だけではなしに、いろいろなジャンルから入っているわけですから、特にいろいろなジャンルの方々に御...全文を見る
○佐々木(秀)委員 今の点、簡単な言葉でお述べになったんですけれども、くれぐれも変なちょっかいを出すようなことがないように、ぜひお願いしたいと思います。そうでなくても、日弁連も非常に努力しているわけですね。自治権があるとはいいながら、何でもおれたちだけでやるよと言っているわけでは...全文を見る
○佐々木(秀)委員 ほかにも質問したいことがたくさんあったんです。例えば、堀籠事務総長から、人事評価制度に関する研究会、メンバーについての御紹介はあったんですけれども、その審議の内容などについて公開していただけるのかどうか。堀籠事務総長は透明性が大事だということを言われておりまし...全文を見る
○佐々木(秀)委員 ただいま議題となりました附帯決議案について、提出者を代表いたしまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。     司法制度改革推進法案に対する附帯決議(案)   本法の施行に当たっては、次の事項について格段の配慮をすべきである。  一 政府は、今後の...全文を見る
11月27日第153回国会 衆議院 法務委員会 第13号
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○佐々木(秀)委員 ただいま議題となりました修正案について、提出者を代表して、その趣旨及び概要を御説明いたします。  第一は、取締役の会社に対する賠償責任の限度についてであります。  原案は、この限度を一律に報酬等の二年分としておりますところ、社外取締役を除く取締役につき報酬...全文を見る
○佐々木(秀)委員 修正点についてのお尋ねもあったと思いますので、事前のお打ち合わせはしておりませんけれども一応お答えさせていただきたいと思います。  私どもは、原案では、先ほど来御説明のように取締役一律二年という御提案でしたけれども、これでは、先ほどの御質問にも関連しますけれ...全文を見る
○佐々木(秀)委員 この点についても、御承知のように、株主というのは実質的にはいろいろ問題があるにしても会社のオーナーということになっているわけですね。ですから、その株主の意向というのは最も尊重されなければならないものであろう。業務執行に携わる方の責任の問題についても、特にこれを...全文を見る
11月28日第153回国会 衆議院 法務委員会 第14号
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○佐々木(秀)委員 きのうも申し上げたんですけれども、原案の二年というのは、今も太田議員からお話がありました、アメリカのことを参考にしているそうですけれども、率直に言って、松本委員も御指摘のように、我が国の企業において取締役の報酬が必ずしも明確じゃないですよね。特によく言われるの...全文を見る
○佐々木(秀)委員 一体のものとしてというのがどういう趣旨なのか、ちょっとはっきりしませんが、私どもとしては、このままであれば、この原案の審議をして、その上で態度を決定しなければならなかったわけですが、原案のままでは私どもとしても賛成しかねる、こういうことでございました。  私...全文を見る
○佐々木(秀)委員 そのとおりでございます。
○佐々木(秀)委員 それは、決定をする以上は、決定をする機関なり、株主総会なり、取締役会なりが、どういう資料に基づいてということになるか、どういう説明があるかはともかくとして、一定の判断を下さなきゃいかぬでしょうね。その責任の有無ということは、それがなければ決定ができないわけだか...全文を見る
12月04日第153回国会 参議院 法務委員会 第12号
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○衆議院議員(佐々木秀典君) 衆議院の法務委員会の理事をやっております佐々木でございます。  ただいま議題となりました両法律案に対する衆議院における修正部分について、その趣旨を御説明いたします。  まず、商法及び株式会社の監査等に関する商法の特例に関する法律の一部を改正する法...全文を見る
○衆議院議員(佐々木秀典君) 御質問にもありましたように、お答えいたしますけれども、私どもは株主代表訴訟というのは極めて大事で、企業のあり方を企業の所有者である株主が正していくという制度として必要なものだし、意義のあるものだと考え、そしてまたこれまでも非常に、御指摘のあった中でも...全文を見る
12月05日第153回国会 衆議院 法務委員会 第15号
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○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木秀典です。  ただいま漆原委員からもお話がありましたように、司法制度改革推進法が成立をいたしまして、これに基づいていよいよ五十年ぶりの司法の大改革作業が始まるわけでございます。十二月一日にこの司法制度改革本部が発足をいたしました。  お聞きを...全文を見る
○佐々木(秀)委員 ありがとうございました。  そこで、この準備作業の実務に当たる体制としてまず事務局がつくられている。事務局長にきょうお見えの山崎さんが御就任になったということでございます。  そこで、事務局長にお尋ねをいたしますけれども、この事務局体制は、メンバーの構成な...全文を見る
○佐々木(秀)委員 事務局の総数、それから局長、次長あるいは参事官のところまで今御説明がありましたけれども、このメンバー構成、これは全部法曹でしょうか、あるいは法曹資格を持たない方もおられるのでしょうか。その辺の区分というか、それについて。
○佐々木(秀)委員 先ほど、大臣からもお話がありました。各省庁挙げてということが本部長からも指摘をされたということですね。ですから、恐らく各省庁からもそれぞれ法曹資格を持たない方々も来ているのだろうと思うけれども、同時に、私どもが述べておりますのは、これは意見書を尊重しながらとい...全文を見る
○佐々木(秀)委員 ぜひ、その辺を考慮して事務局体制を拡充していただきたい。  それからまた、各セクションなどもつくられることになるのだろうと思いますが、これについても、きょうはまだ発足したばかりですから、この後についてもまたその都度お伺いしたいと思いますので、よろしくお願いし...全文を見る
○佐々木(秀)委員 もうしばらく時間をということなんですけれども、めどとしては、目途としては、いつごろ発足のめどなんですか。
○佐々木(秀)委員 これは風聞かもしれないし仄聞にわたるのかもしれませんけれども、この検討会については、意見書に基づいて検討あるいは作業をしていくテーマを定めて、そのテーマごとに、小委員会というのか作業部会というのか、そういうようなものをつくっていく方向だというように聞いておるの...全文を見る
○佐々木(秀)委員 もう一つ、顧問会議の方については、どんな構想で、どんな人数あるいはどんな人をというようなことについて考えておられるのか、そしていつ顧問会議を発足させるめどなのか、それについてもお尋ねいたします。
○佐々木(秀)委員 検討会については今月中にというお話がありました。顧問会議については今月中ということでもないんですね。そうならうなずいていただければ結構——簡単に。
○佐々木(秀)委員 かつて衆参の法務委員会の附帯決議で、これは随分前のことですけれども、司法制度の問題については法曹三者でよく協議をしなさいという附帯決議があって、それに基づいて法曹三者協議会というのがつくられたということもありました。  しかし、今度の司法制度改革については、...全文を見る
○佐々木(秀)委員 裁判所として、こういうことに大変前向きに取り組んでおられることを私も歓迎いたします。ぜひこれが早く実現いたしますように、心から望み、この制度をよいものにして、さらに全体的な司法制度改革がよりよいものとして実現することを願っておりますし、私たちもそのために努力を...全文を見る