笹木竜三
ささきりゅうぞう
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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02月02日 | 第132回国会 衆議院 予算委員会 第7号 議事録を見る | ○笹木委員 新進党の笹木竜三でございます。質問を始めさせていただきます。 最初に、今度の阪神大震災に対して、私も国会の一員として、本当に国民に対して申しわけないと感じております。しかも、本当に恥ずかしいと感じております。我々一丸となって何とか新しい体制に立て直していく、改革を...全文を見る |
○笹木委員 今お話をしたわけですけれども、自治体の方では、三月末までに三万戸とかいろいろスケジュールを示しているわけですけれども、三十万人の被災者に対してほぼ完了するのは大体いつごろを目指したいのか。そのことについて、担当相お願いします。 | ||
○笹木委員 それ以外で、例えば他の近隣の市町村あるいは府県で受け入れの態勢が、あいたところを貸すということが出ているわけですけれども、そういうことに対して、例えば知人、親戚がここにいるからということで選択をしていただけるような態勢を組んでいるのか。いろいろ問い合わせしますと、例え...全文を見る | ||
○笹木委員 自治体が窓口というのは、受け入れというのはもちろんわかっているわけですけれども、被災者の立場からすれば、神戸市に行ってわかる、あるいは大阪に行ってわかる、そういう態勢が必要なわけです。そういう情報の一元化というのはされているのか。一々近隣市町村に自分から電話をして問い...全文を見る | ||
○笹木委員 次に、中小企業対策についてお聞きをしたいわけですけれども、仮設工場のことは報道等で私も知っております。工場についてはとりあえず四百社分を、これは自治体ですか、三月末までにということが発表されております。商業について通産大臣何度か、これは地域との密接な関係が強いわけだか...全文を見る | ||
○笹木委員 いろいろ御苦労が多いと思いますけれども、ぜひなるべく早く対応をしていただきたいと思います。 二つ目の地震研究、防災対策について質問をさしていただきます。 まず、これは決して無責任にお話しするわけじゃないですけれども、非常に心配をするわけですけれども、こういう大...全文を見る | ||
○笹木委員 新聞等でも三つの省庁が対策本部をつくるのがおくれたということがあったから、今お話をしたわけです。 お聞きしたいのは、我々は研究者じゃないですから細かいことはわかりません。ただ、この予知はなかなか難しい、これはもうほぼ常識というか、なりつつあると思うのです。東海地震...全文を見る | ||
○笹木委員 予知の研究が必要ないとは一言も言っておりません。それはよくわかっております。先ほどからお話しします防災とか、今この予算委員会でずっと議論をしておりますけれども、それじゃ起こって、被害を早く把握しよう、今度の場合、被害の把握もおくれた、気象庁からマグニチュードとかそうい...全文を見る | ||
○笹木委員 具体的なお答えをいただきたいわけです。もう何回もお答えいただいたよう宣言葉は結構なので、ぜひ具体的な対策についてお願いします。 それで、私みたいな素人が、地震が起こった直後から新聞を毎日読んでいると、いろいろなことがわかっできます、まあ素人としてですけれども。被害...全文を見る | ||
○笹木委員 いえいえ、先ほどお願いしましたように、大臣に、長官に答えていただきたいんです。個々に御説明を受けるのはどうぞやっていただいて結構ですから。科学技術庁長官。 | ||
○笹木委員 細かい専門的なことは私もわかりません。この地震が起こってからもう三回新聞に載っております。それを知らないというのが問題だと思うわけです。最高責任者が、地震の予知とか、そういったことに対する最高レベルの責任者が、新聞に書いてあることも知らない。それで済むのか。 お話...全文を見る | ||
○笹木委員 いえ、気象庁のシステムとは違うわけです。今回も、我々テレビを見ておりましても、その後の報告を聞きましても、気象庁のシステムでは、具体的な被害につながる要素、これを余り入力していないわけですし、わからないわけです。これもその南カリフォルニアでは、何回もお話ししますけれど...全文を見る | ||
○笹木委員 かみ合わないな。 今、科技庁でも具体的にやっておられるわけです。だから聞いておるわけです。今年度三カ所、関東、東海で三カ所、もう既にそれと同じようなシステムをつくろうということで設置をしておられる。来年度また三カ所ですか、そういうことをやっておられるわけです。広帯...全文を見る | ||
○笹木委員 運輸省管轄で、JRの東日本でユレダスというシステムがございます。これは直下型に必ずしも対応できるわけじゃございませんけれども、これも考え方は、起こった後、直後、なるべく早く被害をとめる、その考え方でございます。 これについては、大臣でも結構です。政府委員の方でも結...全文を見る | ||
○笹木委員 先ほどからお話ししているのは、予知の研究も非常に大事だ、しかし起こった後で、ユレダスというのもそういう考えだと思うんですけれども、揺れ出した瞬間に、あるいは直下型じゃなかったら、最初震源地で揺れた直後にこちらでいつぐらいに、どのくらいの被害が来るか、それを把握するシス...全文を見る | ||
○笹木委員 ぜひよろしくお願いします。 これは答えていただかなくて結構ですけれども、JR東日本のユレダス、こういった考え方のシステムです。四秒以内に地震を察知して、揺れが届くまでに新幹線をとめようというそういうシステムです。非常にいいシステム。しかし、これは直下型にはなかなか...全文を見る | ||
○笹木委員 私自身も一年ほどNGOの一員としてアジアを、田舎ばかりを回って、日本のプロジェクトを調べてきたことがございます。非常にびっくりしたのは、日本の援助が決して悪いとは申しません、大規模のプロジェクトも実際に見てみれば非常に質がいい。欧米に比べても質がいいと思います。しかし...全文を見る | ||
○笹木委員 先ほどの、どうして欧米に比べてお金の流れが違うのかという問題もありますけれども、もう一ついろんな助成の法があります。 ドイツですとボランティア活動促進法、一九六四年から。施設とか病院、国内でですけれども、そういったボランティア活動、それに対して十七歳から二十五歳の...全文を見る | ||
○笹木委員 もともと日本でも、例えば町内会単位、地域単位でいろいろな奉仕活動があったと思います。あるいは企業単位でも、職場でいろんな奉仕活動があると思います。 しかし問題は、今その町内会の中で一体に動くのにはちょっと気が染まない方、残念ながらおられます。あるいは、企業の中でべ...全文を見る | ||
○笹木委員 また一般質問ですとか委員会で御質問をさせていただきたい、そう思います。 もう余り時間がなくなったので、最後に国会改革について。余り時間ありませんけれども、今度のこの震災を経験しまして、つくづくやはり感じております。この国会の制度ですとか習慣あるいはシステム、あるい...全文を見る | ||
○笹木委員 これで質問を終わらせていただきます。どうもありがとうございます。 | ||
02月14日 | 第132回国会 衆議院 予算委員会 第13号 議事録を見る | ○笹木委員 新進党の笹木竜三です。関連で質問をさせていただきます。 まず第一番目に、外交課題についてお伺いをしたいわけです。その中でも、特に核不拡散の問題についてお聞きをしたいわけです。 きのうきょうの新聞でも、イスラエルがNPTの延長について署名を拒否ならエジプトも再延...全文を見る |
○笹木委員 そういう四分野があるわけですけれども、液体放射性廃棄物の貯蔵、これについては比較的順調に進んでいると聞くわけですけれども、今お話ありました、解体から生ずる核物質貯蔵施設の建設あるいはミサイルの液体燃料の処理、こういったことについては、なかなか難しい、進展のスピードが非...全文を見る | ||
○笹木委員 あわせて、これは、なかなか正確な把握というのは難しいのでしょうけれども、核弾頭ですとかミサイル、何年ぐらいの間に大体どのくらいの数が解体される予定で、それの貯蔵をほぼ全部覆う形で計画をしているのかどうか、それについてもさらにお願いします。 | ||
○笹木委員 非常にいい計画だと思うわけですけれども、今のお話を伺っても、まだ貯蔵の施設の建設にしても難航している、ミサイル液体燃料の処理についてもまだ合意ができていない、非常にスピードとしては遅いわけです。こういう計画でやっておられるのでしょうけれども、日本にとって、特に、例えば...全文を見る | ||
○笹木委員 この国際科学技術センターの当初の目的である、そういった最先端で働いておられた研究者、その流出を防ぐという目的、あるいはそういった方々に、平和目的のプロジェクトをつくることで、そういう新しいプロジェクトについていただく、それで満足していただく、そういった目的があったと思...全文を見る | ||
○笹木委員 いろいろな方々から聞きますと、やはり流出はとめられていない面がかなりある、懸念国に対しては少ないかもしれないけれども、アメリカに対しては流出しているとか、懸念国にも一部流出している、そんなことも聞くわけです。 非常に気になるのは、この予算なんですけれども、対象とさ...全文を見る | ||
○笹木委員 基本は、ロシアの研究所の活動に援助をするのだというお話、それはよくわかるわけですけれども、先ほど大臣のお答えにもありましたように、ロシアが非常に経済的に困っている。これはうわさで聞いただけですけれども、例えば、閉鎖都市におられた研究者が暮らしに困って農業のアルバイトを...全文を見る | ||
○笹木委員 次に、カットオフ条約についてお伺いをしたいと思います。 この条約、簡単に言いますと、NPTの非加盟国あるいは核兵器国に対しても査察をするようにというような条約なわけですけれども、これも何とかことしには結んでいこうということです。それで今、見通しについてですけれども...全文を見る | ||
○笹木委員 今から始めるということで、特にお伺いしたいのが、このカットオフ条約で、これまではなかなか査察、保障措置を受けていなかった国に対して、NPTの非加盟国ですとか核兵器国、これに対して、もしこの条約が結ぶことができれば査察を行うことができるわけですから、これは新規に対してと...全文を見る | ||
○笹木委員 難しいのはよくわかりますけれども、ぜひ、既存のものは不問にするということじゃなくて、それに対しても何とか自主申告をしていただくような形をあくまでも目指していただきたいと思います。 それと、先ほどのロシアに対する国際科学技術センターのお話で、なかなか魅力的な職がない...全文を見る | ||
○笹木委員 次の質問に移らせていただきます。外務大臣への質問は一応終わりました。 次は、非常に具体的なことになるわけですけれども、今後の大震災対策について、一つは新幹線の問題、これはそんなに調査をしているわけではございません。不安があって率直にお聞きするだけですけれども、それ...全文を見る | ||
○笹木委員 ぜひ検討を厳密にやっていただきたいわけです。 それと、例えば今のお話にはなかったのですけれども、直下型で急に制動をかけられたとしてですけれども、かけた場合、例えば乗っている者として、そのショックというかそれを和らげるような技術というのはどの程度考えておられるのか、...全文を見る | ||
○笹木委員 素人考えなんですけれども、例えばエアバッグとかは全然新幹線にはないわけですけれども、そういうのはなしで大丈夫なのかどうか、そんなことも含めてまた検討をお願いしたいと思います。 それと、原子力発電所について、ちょっと時間が余りないので、幾つか特にお聞きしたいことをお...全文を見る | ||
○笹木委員 ちょっと時間がないのでもうはしょりますけれども、やはり事故はあってはいけないですけれども、あっても対応できるということを常に考えていくことが大事なわけですから、例えば近隣自治体同士の協力等の取り決め、こんなことは今どうなっているのか。もし実際に非常に深刻な事故が起きた...全文を見る | ||
○笹木委員 ぜひ原子力発電所についても、タブー視しないで取り組んでいただきたいと思います。 それと、時間がもうなくなって申しわけないのですけれども、一言ずつで結構です。今度のこの大震災をきっかけに、新国土軸についていろいろな方々がいろいろな発言をされております。私も、これはな...全文を見る | ||
○笹木委員 ぜひ大震災対策のことを意識したものを、この新国土軸の中でも優先して考えていただきたいと思います。 質問を終わります。 | ||
02月15日 | 第132回国会 衆議院 科学技術委員会 第2号 議事録を見る | ○笹木委員 新進党の笹木竜三です。 では、質問を始めさせていただきます。短い時間で、できれば大きく三点についてお伺いをしたいと思います。 一つ目は、核不拡散、NPT体制にかかわることなんですけれども、関連の質問なんかもさせていただいているわけですが、旧ソ連での核兵器の解体...全文を見る |
○笹木委員 例えば、日本の科学者、研究者と共同のプロジェクトをつくったりということも聞いておるわけですけれども、どのようなプロジェクトをつくっておられるのか。それをつくるのに当たってどういうかかわりをされているか。 | ||
○笹木委員 ぜひお願いしたいことなんですけれども、大臣にも特に御意見を聞きたいわけです。これは非常にいいプロジェクトなわけですけれども、もちろん日本単独じゃなくて、ヨーロッパですとかアメリカとの共同ということもございます。そういう関係があります。あるいは、外務省がどちらかというと...全文を見る | ||
○笹木委員 ぜひお願いしたいと思います。 二つ目の質問で、昨日もちょっとお話しした件ですけれども、今回の震災の経験で危機管理の大切さ、特に、あらゆる危機を想定してそれに対する対処の仕方、厳密なマニュアルも含めた、あるいは政治家の決断のあり方、いろいろな議論が続いているわけです...全文を見る | ||
○笹木委員 それと、国際条約で原子力事故の早期通報に関する条約、昭和六十二年ですか、あるいは原子力事故又は放射線緊急事態の場合における援助に関する条約、これも昭和六十二年ですね、こういった条約は日本も結んでいるわけです。 これも本当に可能性としては起こる可能性は低いにしても、...全文を見る | ||
○笹木委員 ぜひお願いしたいと思います。 今回の場合でも、危機管理に対して想定されていることが非常に能天気というかお粗末だったわけですけれども、もし原子力の事故があった場合に、これは国境がないわけです。これは別に日本だけじゃなくて、もし近隣の外国で起こった場合、これは国境がな...全文を見る | ||
○笹木委員 それと、この原子力発電所に関する最後の質問で、これは事実について一言役所の方からお答えいただけば結構です。 立地についてなのですけれども、私は素人で余り詳しくわかりませんが、文献で読んだ限りでは、アメリカの場合には、活断層じゃなくて断層、動く可能性のある断層を含む...全文を見る | ||
○笹木委員 ぜひ詳細に検討、チェックを加えていただきたいと思います。また関連で次の機会に御質問をしたいと思います。 最後の質問、もう余り時間がないので慌てて質問をさせていただきますけれども、先ほど上田晃弘委員からも質問がありました。地震の予知研究、非常に大事だと思います。一層...全文を見る | ||
○笹木委員 そのノースリッジの研究者は日本人の方が中心になってやっておられるわけです。金森先生がやっておられるわけですし、ぜひそういったことを検討をお願いします。 それで、今度のこの震災に対するお粗末な結果を見ても、先ほどからお言葉はありますけれども、縦割り行政の打破、これを...全文を見る | ||
○笹木委員長代理 辻一彦君。 | ||
○笹木委員長代理 今村修君。 | ||
○笹木委員長代理 渡海紀三朗君。 | ||
02月21日 | 第132回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第2号 議事録を見る | ○笹木分科員 新進党の笹木竜三です。二、三の点について質疑をしたいと思います。よろしくお願いします。 まず第一点目なんですけれども、今回の震災で、予算委員会でも何度か議論がされているわけですけれども、危機管理について非常にシステムとしても、平常の考え方としても甘かったんじゃな...全文を見る |
○笹木分科員 昭和六十一年に、旧ソ連、チェルノブイリの事故がありまして、その事故に関する情報の提供が非常におくれた、そういう反省も踏まえて東京サミットで議論もあり、それを受けてこういった動きがあったと聞いております。 先般も、科学技術委員会ですとかで何度か質疑をしているわけで...全文を見る | ||
○笹木分科員 今、連絡を受けるあるいはする窓口ということ、確かにそのとおりだと思います。その場合に、科技庁との事前の打ち合わせが必要かと思いますのでは、どの程度の事故だったら、どの程度の放射能の漏れの事故が起きたら通報するのか。これは自国の判断でするわけですから、そういった科技庁...全文を見る | ||
○笹木分科員 ぜひそうしたことを急いでいただきたいと思います。 先ほども御説明がありましたけれども、あってはいけないし、ないことを願っているわけですけれども、今後例えば日本の周辺国でも非常に原子力発電所がふえていく可能性がございます。仮に周辺であった場合にはもう国境がないわけ...全文を見る | ||
○笹木分科員 次の質問に移りたいと思います。 国連海洋法条約について、日本も九六年の批准を目指しているというふうに聞いております。それに向けて、今いろいろな国内法の整備ですとが関係各国との調整をされているのかと思いますけれども、その状況について事務方の方、御説明をお願いします...全文を見る | ||
○笹木分科員 海洋法条約全体の広がりの中ではごく一部の小さい問題かもしれませんけれども、常に問題になるのは中国、韓国との間の漁業でのいざこざの問題です。 海洋法条約とは直接関係しませんけれども、二百海里、この中国、韓国との間ではなかなかそういう原則どおりはいかないということで...全文を見る | ||
○笹木分科員 一昨年に細川総理が金泳三大統領と会って、そのときにいろいろお話をされて、その後韓国での取り締まり強化があったと聞いております。 大臣にお伺いをしたいわけですけれども、まだ減ったとはいっても相変わらず問題が続いているわけです。これについて何か働きかけをされる用意が...全文を見る | ||
○笹木分科員 全国漁業協同組合連合会は、資源管理水域を設定し、四十から五十海里ですか、旗国主義なんだけれども、この四十から五十海里については沿岸国が資源管理水域を取り締まれるようにというような主張を長くされております。これについて対応する用意があるかどうか、これは事務方の方で結構...全文を見る | ||
○笹木分科員 非加盟国漁船の問題等もいろいろあります。ぜひさらに詰めて対応をお願いしたいと思います。よろしくお願いします。 次に、ODAに対する評価のあり方について御質問をしたいと思います。 ODAに対する評価は、平成元年から見てもどんどん予算がふえておりまして、平成七年...全文を見る | ||
○笹木分科員 もう少し細かく、外部、例えば専門家ですとか学者の方々によって、大使館の方々あるいは外務省の方々と一緒に行くような調査、それとNGOに完全に委託してNGO独自でやっていただく評価、それぞれ数がどの程度あるのか、御説明いただきたいと思います。 | ||
○笹木分科員 それと、例えば援助をしている相手の国、被援助国との合同での評価、これはどの程度あるのか、実態を御説明いただきたいと思います。 | ||
○笹木分科員 日本のプロジェクトは、私も個人的に見て回ったときがありますけれども、非常にいい方だと思いますけれども、まだまだ、どの国に比べてということじゃなくて、さらにいいものを目指すべきだと思います。 それに当たって、今お話にもありましたけれども、NGO、これは日本はこの十...全文を見る | ||
○笹木分科員 非常に熱心なNGOの方々が相手国に行って活動をされているわけですけれども、まあ資金難で苦しんでいるのは大体共通の問題です。 外務省も三億ぐらいですか、無償資金協力の中で三億円ぐらいはNGOにいろいろ、ODAの一部を、ことしでしたら協力費として出しているということ...全文を見る | ||
06月08日 | 第132回国会 衆議院 科学技術委員会 第6号 議事録を見る | ○笹木委員 新進党の笹木竜三です。短い時間ですけれども、大きく二点について質問をさせていただきたいと思います。 一点は、地震の際の初期被害の把握についていろいろ積極的に新しい試みをやっておられるわけですけれども、その点についてもう一点は、原子力発電所の耐震あるいは防災上の問題...全文を見る |
○笹木委員 この事業についてなのですけれども、今までに比べて、例えば具体的に言いますと、災害が起こった、地震が起こった場合に、初期の被害の把握において具体的にはどういう点でメリットが出てくるのかということについても御説明をいただきたいと思います。 さらに、この千カ所観測網を整...全文を見る | ||
○笹木委員 地震が起こった後で何度か大臣にも質問させていただきました。その中で、予知、これはもちろん大事なのだけれども、災害が起こったときになるべく早く被害を把握してそれに対処する、そのことが必要なのだということを何度も主張されておられます。そういった御意見の中でこういった事業が...全文を見る | ||
○笹木委員 非常にもういい動きで大歓迎なのですけれども、かってあの地震の直後、防災のいろいろな施策を調べさせていただいたわけですけれども、昨年度で九千六百億円ですか、そのくらい使っているにもかかわらず、非常に各省庁がばらばらの施策を以前はやっていたように思います。こういったシステ...全文を見る | ||
○笹木委員 私も驚いたのですけれども、阪神・淡路大震災が起こった後で、こういった先ほどから紹介されているアメリカのシステム、これの先進地などの視察を非常に民間が早くおやりになっている、建設会社ですとかガス会社ですとか電力会社。データをもちろんたくさん国が持っていますし、これから非...全文を見る | ||
○笹木委員 ぜひそのことをお願いしたいと思います。このシステムがうまくいくかどうかは民間との連携にかかっているんじゃないかと考えますので、よろしくお願いします。 二つ目の質問で、原子力発電所の耐震、防災についてなのですけれども、阪神の地震があった後で、具体的に既存の原子力発電...全文を見る | ||
○笹木委員 時間が余りありませんので、特に防災の点について。耐震設計、耐震構造とか安全性についてはなかなか結論が出ていないというふうに聞いておりますので、防災の面については検討項目でも結構です、どのようなことが出ているのかということを御説明いただきたいと思います。 | ||
○笹木委員 いろいろ御検討いただいていることはよくわかりました。しかし、耐震構造とか安全性については、なかなか実際に現状とかを分析するのに時間がかかるのはわかるわけですけれども、防災については、先ほどの初期被害の把握のシステムをつくるということと同じで、最悪に備える。予知で当てる...全文を見る | ||
○笹木委員 最後に、立地の自治体からのほとんどの要望なわけですけれども、今回の地震の反省を踏まえて、既存の原子力発電所すべてについて、これは耐震基準が出た以前の原子力発電所についてももちろんですけれども、それ以降のものについても、すべての原子力発電所について、その安全性についての...全文を見る | ||
○笹木委員 時間が来ましたので、最後に大臣に、すべての原子力発電所についてぜひ公表いただきたいということについて、しつこいようですけれども、再度コメントをいただきたいと思います。 | ||
○笹木委員 質問を終わります。 | ||
10月26日 | 第134回国会 衆議院 予算委員会 第5号 議事録を見る | ○笹木委員 新進党・民主会議の笹木竜三です。質問を行わせていただきます。 まず最初に、オウム真理教事件への対応についてお聞きしたいと思います。 私自身も心配をしているわけですけれども、今度のオウムのような組織犯罪がオウムによって継続反復して行われる可能性、また行われる可能...全文を見る |
○笹木委員 総理にも同様の質問でお答えいただきたいわけですけれども、何度か発言されているように、宗教法人法改正はオウム対策としてではないと言われております。こういったオウム真理教のような事件に対して、どのような対応をされようとしているのか。現行法制でまあ大丈夫だと思っておられるの...全文を見る | ||
○笹木委員 これは新聞にも出ていることですけれども、法務省などの当局者がまとめた「破防法による規制の必要性」と題する内部文書が新聞にも載っております。 そこに書いてあることですけれども、九月十五日から十七日の集中セミナーで、一カ月ほど前ですけれども、「約八千七百万円を集金した...全文を見る | ||
○笹木委員 法務大臣に質問したいわけですけれども、先ほどこの新聞、十月の二十日の新聞にも出ているような法務省などの当局者がまとめた「破防法による規制の必要性」、これは司法全体としての考えじゃないということではありますけれども、この報道に対して、内部文書に対してどのようにお考えにな...全文を見る | ||
○笹木委員 先ほどもお話ししましたけれども、総理からもあらゆる面からあらゆる対策を講じたい、そういうお話がありました。このオウムに対しては、税の優遇を持つ公益法人として解散しても、任意団体として組織活動を続けていく可能性が非常に高い。組織犯罪が継続反復して行われ、将来も繰り返され...全文を見る | ||
○笹木委員 非常に御認識が甘いのじゃないかと私自身は感じております。ぜひ、最低限の新法、これは時間がかかると思います、最善の策とは思いませんけれども、やはり破防法の適用をもう少し真剣に考えていただきたい、そう思います。 二つ目の質問ですけれども、きょうの予算委員会でも不良債権...全文を見る | ||
○笹木委員 今お答えいただいたようなことは、この間の参議院の予算委員会でもお答えいただいているわけです。先ほどもお話ししましたように、この金融の不良債権問題、行政の責任が問われている。癒着とかそういったことについても質問が出ている。よほど今までの体質を抜本的に変えないと国民は納得...全文を見る | ||
○笹木委員 質問に答えていただきたいわけです。ゴルフだけなのか、一回だけなのか、会費も払わなかったのは何人なのか、お答えください。 | ||
○笹木委員 質問にお答えいただきたいと思います。一回だけなのか、ゴルフの接待だけなのか、会費も払わなかったのは何人なのか。 | ||
○笹木委員 何かよくわかりませんけれども、いろいろ書いたものなんかを読みますと、会費を払っていなかったのは一人だけのようだ、そのようなことが書いてあったりします。このお一人というのは、大蔵省出身の今どのようなことをなさっている方なんでしょうか。 | ||
○笹木委員 払っていないのはお二人ということだと思いますけれども、そのお二人は大蔵出身で今民間におられる方なのか、あるいは政治家とか公職におられる方、そういった方も入っているのかどうか、お答えいただきたいと思います。 | ||
○笹木委員 官官接待の折にも、官房長官が何らかの新しい基準を出すべきかとか、そういったコメントも発表されておられます。 アメリカの連邦政府職員は、倫理規定で、利害関係者からの贈り物や飲食接待一回に二十ドル、あるいは年間計五十ドルを超えたら規定違反になる。非常に厳しいと思います...全文を見る | ||
○笹木委員 連絡とか指示をこれまでも何度もしてきて相変わらず起こっているわけですから、ぜひ厳しい新たな基準をつくっていかれる、そういった踏み込んだ対応をお願いしたいと思います。 質問を終わります。 | ||
10月31日 | 第134回国会 衆議院 科学技術委員会 第2号 議事録を見る | ○笹木委員 新進党・民主会議の笹木竜三です。 立法の提出者に対して主に質問させていただきたいと思います。 まず最初に、今回のこの基本法で、とにかく政府による研究開発投資の大幅な充実、これが速いテンポでこれから求められることになると思っております。しかも、明確な戦略のもとで...全文を見る |
○笹木委員 特に基礎研究の充実について、御意見で結構ですから、他の提出者の方にも基本的な御認識をお聞きしたいと思います。 | ||
○笹木委員 次に、推進体制についてお伺いをしたいわけです。 推進体制については、基本計画、その基本計画については科学技術会議の議を経てということがここで言われているわけですけれども、今言った基礎研究の充実も含めて、その研究投資額の充実も含めて、これからかなり長期の、例えば数十...全文を見る | ||
○笹木委員 そこで、先ほどの質問にも一部ありましたけれども、今現在、科学技術会議の議員になられている方の中で、総理のもとで大蔵大臣、文部大臣、経企庁長官、科技庁長官その他の方々なわけですけれども、さまざまな分野で今後独創的な研究が必要になるわけですけれども、先端的な科学技術を開発...全文を見る | ||
○笹木委員 先ほども、大体他の省庁の方にも出ていただいている面もあるのだという話でしたけれども、特にそのことをぜひ制度的に位置づけていただいて拡充をお願いしたいと思うわけですけれども、再度御意見をいただきたいと思います。 | ||
○笹木委員 ぜひその総合的な推進体制について、さらにより一層の充実をお願いしたい、そう思います。 最後に、評価システムについてお伺いをしたいわけですけれども、本当にいい基本法がこれで実現することになるわけですけれども、ぜひ、この基本法のもとでいろいろなことを実行していく。その...全文を見る | ||
○笹木委員 ぜひお願いしたいと思います。 今お話あった、議院内閣制だから政府と立法府の多数の意思が常に一致している、それはどうかなとちょっとびっくりした御意見ですけれども、ぜひ超党派で取り組んでいただいて、この基本法と同じように国会での評価システムの確立、それをお願いしたいと...全文を見る | ||
11月07日 | 第134回国会 衆議院 科学技術委員会 第3号 議事録を見る | ○笹木委員長代理 鮫島宗明君。 |
12月27日 | 第134回国会 衆議院 科学技術委員会 第5号 議事録を見る | ○笹木委員 新進党の笹木竜三です。質問を始めさせていただきます。 まだ、事故の原因そのものについては調査も始まっていませんので、事故発生後の対応のまずさ、そういった点について焦点を当てて質問をしたいと思います。 最初に長官にコメントをいただきたいわけですけれども、科技庁の...全文を見る |
○笹木委員 今長官からは、まだそういった検討等を終わっていないというお答えがありました。 科技庁の方に同様の質問をしたいわけですけれども、今回の事故はゼロプラスレベルの事故だ、想定内の小規模な事象だと。これは科技庁の方が発言をされているわけですけれども、検討はまだ続いていると...全文を見る | ||
○笹木委員 そうしますと、最初の段階でゼロプラスだという判断をされたこと、あるいは発言の中に想定内の小規模な事象だという発言が何度かありましたけれども、これは間違いであった、そういうことですね。 | ||
○笹木委員 次に、ナトリウム漏れのことについてお伺いをしたいわけです。最初に動燃の高橋様にお伺いしたいわけですけれども、先ほど、最初は小レベルだと思った、その後さらに確認して炉を緊急停止することにしたというお話がありました。 これはナトリウム漏れのレベルの大、中、小ということ...全文を見る | ||
○笹木委員 今のお答えは何度も聞いているわけですから、お答えいただきたいのは、液面の変化をあらわす針が動く、この動く段階でどのくらいの量に達しているのか、その数値をお聞きしたいわけです。 | ||
○笹木委員 さらに確認しますけれども、数トンというくらいの大まかさでしか現在のところはわからないということですね。 | ||
○笹木委員 現時点では、今回のナトリウム漏れは小レベルだったのか中レベルだったのか。もちろん手動停止をしたわけですけれども、総合的な判断があるとして、今振り返ってみて、これは中レベルであった、そういうふうに結論をされているわけですね。高橋様にお聞きしたいと思いますけれども、理事長...全文を見る | ||
○笹木委員 要するに、今マニュアルが非常に不備で結局判断が適当じゃなかったというふうに聞こえるわけですけれども、最初二十時の時点で原子炉の出力降下を開始して、結果的に手動の停止をしたのが二十一時二十分、一時間二十分のずれがあるわけです。この一時間二十分のずれは非常に大きいと思うわ...全文を見る | ||
○笹木委員 動燃の方から県に最初に連絡があった段階で、煙のために現場への入室が不可だ、そういう連絡があったと聞いております。それで、白煙の量が非常に多くなったから判断を変えて手動で停止したというお話なんですが、非常にあいまいに聞こえます。それで、最初から煙が出ていた、例えば自治体...全文を見る | ||
○笹木委員 じゃ、もう一回お聞きしますけれども、この白煙ということを確認して、ナトリウムによる煙だということを確認して、最終的に手動停止するまでの一時間二十分、この一時間二十分はかかって仕方がなかった時間だと思われているのか、そのことをお聞きしたいと思います。 | ||
○笹木委員 同様な質問を科技庁にもお聞きしたいわけですけれども、この一時間二十分のおくれについては、マニュアルの不備があったということは当然あると思いますけれども、現行の取り決めの中でも最初の段階でとめるべきだったとは思わないかどうか、そのことについてお聞きをしたいと思います。 | ||
○笹木委員 次に、設計のことについて質問をしたいと思いますけれども、先ほどもお話がありました遠隔監視システム、テレビモニターがなかったという問題。今の質問にかかわるわけですけれども、白煙がどの程度になっているかどうか、実際に白煙であるかどうか、そういったことを総合的に判断して小か...全文を見る | ||
○笹木委員 質問に答えてほしいわけですけれども、小か中かの判断をするのに、先ほどから総合的な判断が必要だ、煙の量についても判断が必要だ。そうであれば当然、こういったテレビのモニターでそれを監視できるようにしておく、そういった配慮は当然普通なら考えるんじゃないかと、優秀な皆さんがそ...全文を見る | ||
○笹木委員 それとあわせて、原子炉を手動で停止するまでに時間が非常にかかったこと、これは、炉をとめる判断について当直長に任せるべきじゃないか、いろいろなところから再三声が出ているわけですけれども、その点については今後の改善点としてどう思われているか、お聞きしたいと思います。 | ||
○笹木委員 科技庁にお聞きしたいわけですけれども、先ほど、前の質問者の話にもあったダクトの位置の問題、今言った遠隔監視システムの問題、さらに福井県の方からいろいろ出ています、前兆現象を感知できないような不備があった。ナトリウム漏えい検出器の警報は中央制御室で発信する、しかしその指...全文を見る | ||
○笹木委員 ぜひ設計段階も含めて総点検をお願いしたいと思います。 それと、最後に一点だけお聞きしたいわけですけれども、例えば、科技庁のこの事故発生直後の認識が非常に甘かったのじゃないか、そういった指摘もたくさん出ております。 例えば、運転管理専門官、事故発生のときに、「も...全文を見る | ||
○笹木委員 きょうは、事故発生後の対応について質問させていただきました。次回の委員会では、ぜひもっと突っ込んだ議論をしたいと思っております。 どうもありがとうございます。 |