笹木竜三

ささきりゅうぞう



当選回数回

笹木竜三の1996年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月20日第136回国会 衆議院 本会議 第7号
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○笹木竜三君 私は、新進党を代表して、高速増殖炉「もんじゅ」のナトリウム漏えい事故に関する報告について質疑を行わせていただきます。  まず最初に、二月十日早朝に発生した北海道・積丹半島国道二百二十九号線豊浜トンネル崩落事故によって二十名のとうとい生命が失われました。御冥福をお祈...全文を見る
03月01日第136回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第2号
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○笹木分科員 新進党の笹木竜三です。質問をさせていただきます。  最初に、新食糧法に伴う事柄について幾つか質問をさせていただきます。  まず、この新食糧法で、米の販売ですとか流通についてはかなり自由化というか、されたわけですけれども、非常に大きな変化で戸惑っている農業者の方も...全文を見る
○笹木分科員 その認定農業者制度のもとでそういった指導もやっていくのだというお答えですけれども、例えばどのぐらいの予算で、あるいは対象数といいますか、どのぐらいを見込んでおられるのか、そういったことについても教えていただけますか。
○笹木分科員 現状についてはわかりました。  中小企業の経営者の方で、一生懸命やられて成長されている方などとよく話をしていますと、うまくいかない場合はもう大体共通しているので、売れない物をつくっている、あるいは売れないような売り方をしているんだ、成長している場合には、売れる物は...全文を見る
○笹木分科員 今大臣からも花の例でお話しいただきましたけれども、そういう花ですとかあるいは野菜ですとか、そういった分野で非常に優秀な方も、マーケティング上の感覚を持っている方も非常に出てきているという実感を持っております。ぜひ米の分野でもそういう方々がもっとふえるように、より一層...全文を見る
○笹木分科員 それで、お聞きしたことにもう一度お答えいただきたいのですけれども、古々米という形でずっと残っていく、そういったことは極力避ける、そういうふうに理解してよろしいのでしょうか。
○笹木分科員 先ほどお話ししたことで、ついでにもう一つ確認しておきたいわけですけれども、一年以上保有した結果になっているものを売却する、棚上げ在庫の売却の発動の基準といいますか、その年の生産量との関係も非常に深くなると思いますけれども、そこら辺についてはどういうお考えなのか。売却...全文を見る
○笹木分科員 今の点についてはまた別の機会にさらにお尋ねをしたいと思います。  次に、先ほどマーケティングとか価格面のお話をお聞きしたわけですけれども、当然、農村とか回っていて思うのは、先ほど言ったような、大臣も選別ということを少しお話しになりましたけれども、熱心にマーケティン...全文を見る
○笹木分科員 さらに、その反応というか、まあ反応もないのかもしれませんけれども、それについての現状はどんなものでしょうか。実態としてはなかなか努力されているんでしょうけれども、そういったことがまだまだ伝わっていない、結果的にはちょっとひとりよがりに終わっている面もあるのかなと思っ...全文を見る
○笹木分科員 この点について、最後に大臣に、今後の取り組みについてのお考え等をお聞かせいただきたいと思います。  最初からなかなか理解が得られるとは思いませんけれども、議論を起こしていくことが大事なんだろうと思います。ぜひ、例えばテレビ等なんか借り切ってでもいいから、そういう議...全文を見る
○笹木分科員 私も一生懸命いろいろ考えますので、ぜひ頑張ってください。  最後に、もう時間が余りないんですけれども、国連海洋法条約について一点御確認をさせていただきたいと思います。  海洋法条約を批准して、その後合理的な期間内に韓国との間で、あるいは中国との間で新漁業協定をと...全文を見る
○笹木分科員 確認ですけれども、水産庁の長官としては、海洋法条約の批准と新漁業協定の成立時期が極力ずれの少ないようにということで必死で活動されている、そういうことで解釈してよろしいんですね。
○笹木分科員 以上で質問を終わります。
03月25日第136回国会 衆議院 建設委員会 第4号
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○笹木委員 新進党の笹木竜三です。質問を始めさせていただきます。  まず最初に、先ほど趣旨説明、提案理由説明もあったわけですけれども、今回の住宅金融公庫法等の一部を改正する法律案、これについての根本的なねらいといいますか趣旨について、もう一度大臣から御説明をいただきたいと思いま...全文を見る
○笹木委員 今、質の高い住宅をということと、公庫の政策誘導機能を強化、そういったお話がおりました。具体的に、高齢化社会に対する対応、省エネあるいは耐久性の高い住宅、そういったことを誘導しようという趣旨が非常に強いと思うわけですけれども、このことについて、従来も、例えば高齢化社会に...全文を見る
○笹木委員 今お話ありましたけれども、例えば高齢化社会に向けてのこれまでの割り増し融資のメニューとして、高齢者対応構造工事あるいは高齢者用設備設置工事、少し前ですと高齢者用トイレ・バスユニット等設置工事、こういったものがいろいろあるわけですけれども、それぞれについての量的な実績を...全文を見る
○笹木委員 先ほど九万件とお話しになったのは、これは高齢者に向けての公庫の融資メニューすべてについて今までの実績として、単年度じゃなくてすべての累計として九万件と、そういうことでしょうか。
○笹木委員 平成六年度でということですね。
○笹木委員 それで、さらに省エネについて、これについての量的な実績はどうでしょうか。
○笹木委員 それで、今ちょっとお話が出たのでついでに質問するわけですけれども、省エネについて、今ソーラーですとか太陽熱についてはお話ありましたけれども、例えばこれは資源エネルギー庁管轄でやっているのですか、コージェネレーションとか、省エネとして非常に注目をされております。発電効率...全文を見る
○笹木委員 今、省エネということでエネルギーのことを考えてみますと、二〇三〇年ごろには中国とかインドとかが日本のエネルギー消費に匹敵するかあるいは追い抜く、そういうこともよく言われます。それで、エネルギー政策に対する貢献ということで、これは資源エネルギー庁も科技庁もよく国際貢献を...全文を見る
○笹木委員 まだまだ足りないと思いますので、ぜひそれに今後取り組んでいただきたいと思います。  さらに、例えば高齢化への対応にしましても、省エネへの対応にしましても、自治体レベルでは都市計画といいますか、町づくりの一環としていろいろな対応があります。そういった地方自治体での町づ...全文を見る
○笹木委員 高齢化についてはどうでしょうか。
○笹木委員 高齢化に対応した住宅ということで、公庫を通して一軒一軒に対していろいろ誘導していく、これはもちろんわかるのですけれども、高齢者の方であれ、住む立場からしたら、これはやはり町づくりの一環としてその町が変わっていくことがどうしても必要なわけです。自治体については町、村、市...全文を見る
○笹木委員 ここで大臣にさらにコメントもいただきたいと思うわけですけれども、今お聞きしていて、一つは、例えば省エネ等について、これはさらに通産省とかとの連携が必要だということで、省エネ型の建築の普及ということで必要だということでお話ししました。もう一つは、高齢化への対応にしても、...全文を見る
○笹木委員 ぜひそれをお願いしたいと思います。  それともう一つ、実績についてさらにお伺いをしたいわけですけれども、例えば阪神の大震災がありました。量的こま住宅金融公庫の誘導が非常に貢献もしてきたのだと思いますけれども、先ほど山本委員の方からもありました耐久性、そういった面でど...全文を見る
○笹木委員 今、防災のことについてはわかりました。  それと、耐久性ということではまだまだ現状ではおくれているのだということで、先ほどの質問にもありましたが、アメリカの場合ですと大体四十年ですか、イギリスの場合ですと日本の三倍近く、五十年から六十年の間、日本が十八年、二戸の住宅...全文を見る
○笹木委員 わかりました。  それで、今ずっと高齢社会に対応する建築あるいは省エネに配慮した住宅、耐久性の高い住宅について、その誘導策についてお伺いをしてきたわけですけれども、これまでのこの割り増し融資のメニュー、高齢化に対するものと省エネについてのものと先ほどお答えいただきま...全文を見る
○笹木委員 省エネについてはいかがでしょうか。
○笹木委員 それで、お伺いしたいわけですけれども、統合拡充してそのままやっていきたいんだというお話ですけれども、単年度で結構ですけれども、この割り増し融資によるもの、まあ計算すればいいことでしょうけれども、高齢化と省エネについて全体でどのぐらいの予算を使っておられるのか、大体で結...全文を見る
○笹木委員 それと、今回の政策誘導によって、新たな基準金利の適用基準に適合する住宅の割合、数ですけれども、大体どの程度と見込んでおられるかについてお伺いしたいと思います。
○笹木委員 それで、もう一度お伺いしたいわけですけれども、この割り増し融資は今後も——今回政策誘導ということで、今までの実績等、最初の質問でお伺いしました。量的な実績としても進みぐあいが非常に遅いのじゃないかと私は思うわけですけれども、それに対して、この改正によって金利による誘導...全文を見る
○笹木委員 そういう割り増し融資のコストについてもいろいろ検討しながら考えていくべきなんだと思いますけれども、基本的に、なかなか公庫からの融資を受けたいという人全体にこたえているという状態でもないわけですし、なるべく重点的にやっていくことが必要。しかも、なるべく予算は、さっき言っ...全文を見る
○笹木委員 ぜひそれをお願いしたいと思います。限られたコストの中でやるわけですから、むしろそういった面により多くの予算を使っていくべきだと思います。  さらに、今度の新しい基準金利、新しい基準の設定によって住宅建設のコストアップ、これが大体どのくらいになるのか、お伺いをしたいと...全文を見る
○笹木委員 わかりました。この改正案そのものについての質問の中で、今言った新たな基準全利、高齢化に対する対応の住宅、省エネに対する住宅、それと耐久性の高い住宅、これについては以上にします。  最後に、ちょっとあわせて幾つか住宅金融公庫についてお伺いしたいと思います。  先ほど...全文を見る
○笹木委員 要するに、補給金の額そのものは余りふやさない方向で全体を考えていく、民間との役割分担もそういうような基本方針で考えていく、そうお答えいただいたと思ってよろしいわけですね。
○笹木委員 それともう一つ、よくいろいろな方々が心配されるのは、金融公庫から融資を受けた方々のローン返済の延滞の増加、代位弁済の件数の増加していること、それについての心配もよく聞かれます。これについてはどうでしょうか。
○笹木委員 ふえていくという不安に対しては、それは大丈夫だと考えてよろしいのですね。
○笹木委員 それと、さらにこれは大事なことでお伺いしたいわけですけれども、これまでの実績について決して否定するわけではありませんけれども、やはり基本的な方向性としては、これからもっと民間により多くを任せていくべきじゃないかという議論が常にあります。私も基本的にはそうだと思っている...全文を見る
○笹木委員 今の、例えば支払い利息に対して所得から控除することについては、所得の低い方はどうなのかというお話、そういう面はあると思いますけれども、それであれば、直接利子補給をそういう方々にすれば済むわけですし、長期の安定的な金利、これも別にもとがあって可能になっているわけですから...全文を見る
○笹木委員 どうもありがとうございました。  きょう質問させていただきました一つは、他省庁との連携あるいは自治体、町づくりとの連携、さらに民間との役割分担、これをもっと明確にしていく、もっと踏み込んでやっていただきたい、そのことがお話ししたがったわけです。ぜひ大臣にも役所の皆さ...全文を見る
03月27日第136回国会 衆議院 科学技術委員会 第3号
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○笹木委員 ただいま議題となりました附帯決議案について、自由民主党、新進党、社会民主党・護憲連合、新党さきがけ及び市民リーグ・民改連を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     科学技術振興事業団法案に対する附帯決議(案)   行政の減...全文を見る
05月14日第136回国会 衆議院 外務委員会 第7号
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○笹木委員 新進党の笹木竜三です。質問を始めさせていただきます。  最初に、今回の国連海洋法条約の締結に伴う核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律及び放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律の一部を改正する法律案、このことについて質問をしたいと思います。 ...全文を見る
○笹木委員 ロシアによる海洋投棄といいますと、一九九三年十月十七日、これは、解体された原子力潜水艦で使われた冷却水など液体廃棄物であったわけですけれども、これよりもっと深刻な問題として、例えば一九九三年四月ロシア政府調査委員会による報告書、その中のリストを見ますと、日本海で、ウラ...全文を見る
○笹木委員 今報告があったような現状に対して、これまでも海洋調査がされているわけです。日本と韓国、ロシア、IAEAも参加して、そういった海洋投棄にかかわる被害の調査がされているわけですけれども、一回目の調査については報告書も出ている、二回目も行われている。  それで、今お話があ...全文を見る
○笹木委員 さらに事務局の方にもお伺いしたいわけです。  この一回目、二回目、その他の調査の海域図なんかを見ますと、先ほどお話がありました燃料抜きの原子炉、日本海では二基というお話ですけれども、まあ完全にそれが投棄の後で均等に薄まっていけば問題がないのでしょうが、必ずしもそうと...全文を見る
○笹木委員 今の点についてはさらに次の機会にお聞きしたいと思いますけれども、別の質問に移らせていただきます。  今後の海洋投棄を防止するためということですけれども、以前からそういった意識もあって、日ロ核兵器廃棄支援の活動があります。最近の二ユースなんかでも、液体放射性廃棄物の処...全文を見る
○笹木委員 外務大臣にまずお伺いをしたいわけですけれども、今現状については事務局の方からお伺いをしました。ただ、現状としては、四つ目の液体放射性廃棄物の処理・貯蔵施設に比べては、一、二、特にプルトニウム、高濃縮ウランの貯蔵、処理あるいはミサイルの液体燃料の処理、こういったものにつ...全文を見る
○笹木委員 さらに総理にも御意見をお伺いしたいわけですけれども、今質問させていただいたように、廃棄されるあるいは廃棄された核弾頭の数に比べて、その処理、貯蔵が全く追いついていない現状。あるいは、日本としても当初の四つの目的のうちまだ一つ目しか進んでいないという現状。それと、この液...全文を見る
○笹木委員 それともう一つ、海洋投棄そのものとはちょっと離れますけれども、核不拡散ということに関連して、この日ロ核兵器廃棄支援と同じような時期に始まった国際科学技術センター、ISTC、この現状についてお伺いをしたいと思います。  大量破壊兵器関連技術及び専門的知識の拡散を防止し...全文を見る
○笹木委員 さらに、総理にお伺いしたいわけですけれども、今お話ししましたように、ロシアでの科学者自身が外国に対する密輸をはかったという最近の報道、科学者の国外流出も相変わらず続いているという現状、あるいは先ほど、その前にお伺いをしました核廃棄物、この貯蔵、処理が追いついていないと...全文を見る
○笹木委員 もう時間ですので質問は終わらせていただきますけれども、ぜひ、きょう質問した点についても積極的に御検討いただければと思います。  どうもありがとうございます。
05月30日第136回国会 衆議院 決算委員会第三分科会 第1号
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○笹木分科員 新進党の笹木竜三です。質問をさせていただきます。  きょうは、新産業育成ということについて主に質問をしたいと思っております。  最初に、去年ですけれども、科学技術基本法、この法律ができまして、今科学技術庁を事務局にして、通産も農水も厚生も各省庁も力を合わせて、科...全文を見る
○笹木分科員 予算が大幅にふえていくということも知っていますし、倍増していく、それも結構だと思うわけですけれども、せっかくふえた予算、倍増した予算が細切れに使われたのでは困ってしまうと思います。重点的に、今言った新産業の振興、そういった視点で何が課題と思っておられるのか、さらにお...全文を見る
○笹木分科員 研究者同士の交流ということで、特に、国立の研究所ですとか大学、それと民間の連携、研究成果のアウトプットをつくっていく、そういった連携について、現状はどういう問題があるのか、それをお聞きしたいと思います。
○笹木分科員 ぜひそれをお願いしたいのですけれども、一つは、国立の研究所とか、そういった研究者にいろいろな制限があってなかなか共同研究ができにくいという問題、これは、当然通産だけじゃなくて他の省庁と連携をして、ぜひそういった規制を取り外していってほしい、そう思います。  それと...全文を見る
○笹木分科員 資金が集まりにくいといった問題、人材の問題もお話がありました。そのとおりだと思います。  先ほどからお話ししている、七〇年代とか六〇年代の終わりとか、それと八〇年代後半とを比べて、統計なんかを見てみますと、やはり開業の所要資金が非常に膨れ上がっている。結果的には、...全文を見る
○笹木分科員 見通しは明るいのだという話がありましたけれども、逆に、そういった接触を持っておられる企業から、要望というか、こういう点を何とか改善してくれないかとか、そういった声というのはお聞きにならないのでしょうか。
○笹木分科員 それと、例えば改善されても、公認会計士の監査証明に一千万円かかるとか、こういった現状もあります。ここら辺の負担がどうなのか。先ほどお話にありましたNASDAQ、赤字でも公開できる。まだ製品を一つも市場に出していない、売り上げも全くないような企業でもそこに公開をしてい...全文を見る
○笹木分科員 わかりました。  それで、通産省もいろいろやっておられる。各省庁も、ベンチャーについてはその育成策としていろいろなことをやっている。国土庁もやっている、労働省もやっている、郵政省もやっている、たくさんやっています。  ただ、こういうことは、非常にいろいろな施策が...全文を見る
○笹木分科員 今お話がありましたアメリカでのエンゼルみたいなもの、それを日本でもどうやってつくるかということで研究会も持たれている。ベンチャー資金調達環境整備研究会、何か近いうちにとりあえず報告書をまとめられると聞いております。  これは、大臣にもぜひお答えをいただきたいわけで...全文を見る
○笹木分科員 税の優遇ということ、それと年金基金に対する規制の緩和ということをぜひその中で提案をしていただきたい、そういった検討をお願いしたいと思っています。  それと、最後にお伺いしたいのは、今の質問ともかかわりがあるわけですけれども、先ほども言ったように、ベンチャーの育成策...全文を見る
○笹木分科員 質問を終わります。
05月31日第136回国会 衆議院 決算委員会第一分科会 第2号
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○笹木分科員 新進党の笹木竜三です。質問を始めさせていただきます。  きょうは、大きく言って二点の質問をさせていただきたいと思っております。  まず第一点目、危機管理の体制についてお伺いをしたいと思います。  官房長官が中心になって危機管理センターあるいは危機管理のマニュア...全文を見る
○笹木分科員 そこで、長官にお伺いしたいわけです。  一つは、災害についていろいろなことが検討されていると聞きますけれども、それ以外のいろいろな危機管理についてはどうなのかということについて、お伺いをしたいと思います。  一つは、去年阪神の大震災があったときに、アメリカからF...全文を見る
○笹木分科員 ぜひ、今お話ありました課題についてもこれから検討されるということでお願いをしたいと思います。  それと、二十三日のミグ機の亡命についてお伺いをしたいわけですけれども、現在から振り返って、NHKのミグ亡命のニュースが十一時二十分、内閣情報調査室に通信社のファクスが十...全文を見る
○笹木分科員 今お答えの中で、有事だったらあれよりもっと早く態勢が組めるはずだし、そうしないといけないということだと思います。  例えば、ちょっと細かい話になりますけれども、防衛庁とか自衛隊の今回のミグ亡命についての把握というのは、官邸に情報が上がってきたかどうかは別としますけ...全文を見る
○笹木分科員 今後体制を一層整備していっていただきたいと思います。  二点目の質問ですけれども、これは最近の新聞でも、九月十八日の新聞でも社説なんかで取り上げられております。「震災直後の熱意はどこへ」、これは危機管理の問題ではございません。NPO、これは市民活動団体と言っても市...全文を見る
○笹木分科員 今そういったボランティアに対するシステムの開発が必要だというお答えもありました。もう全くそのとおりだと思うわけです。  考えてみれば、そういったボランティア、横文字を使わなくても、そういった公のために働くというか活動する、これは町内会単位でもあるわけです。自治会単...全文を見る
○笹木分科員 ぜひ、最初にお聞きした危機管理の問題でも……
○笹木分科員 もう終わります。  ぜひ縦割り行政の弊害を打破して、今言った民の力を伸ばす、そういう政治に向かって頑張っていただきたいと思います。  質問を終わります。
05月31日第136回国会 衆議院 決算委員会第四分科会 第2号
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○笹木分科員 新進党の笹木竜三です。質問を始めさせていただきます。  去年の一月に阪神大震災があってからもう一年と半年ぐらいになるわけですけれども、ことしになってからもいろいろな、法の改正ですとか体制の整備というか、変化がありました。そんな中で、国土庁として、こういった震災の経...全文を見る
○笹木分科員 それと、二番目と三番目。今言った、どうやって情報を集めて官邸に上げていくかという問題とは別に、総合的な調整機能、各省庁でいろいろなマニュアルとか業務があると思うわけですけれども、その各省庁の調整機能としてその他どんなことを考えているのか、どういうことが変わったのか。...全文を見る
○笹木分科員 わかりました。  阪神大震災が起こってから非常に期間もたつわけですけれども、その総括として、例えば人命、財産、そういったことに対する被害はもちろんですけれどもへその大震災による国民経済上の損害、それが大体どのぐらいだったか、そういったデータは、いろいろな各省庁ごと...全文を見る
○笹木分科員 もう少し詳しく説明をしていただきたいのです。その内訳について詳しく説明をしていただきたい。どういう要素が入っているのかということです。
○笹木分科員 運輸省からと建設省からもそれぞれ説明に来ていただいています。  運輸省の方に、鉄道の不通による損失額について御説明をいただきたいと思います。  建設省の方には、道路の不通による損失額についてお願いします。
○笹木分科員 先ほど国土庁の方にも、建設省の方にも運輸省にもお話を伺ったわけですけれども、そうしますと、例えば復旧にかかった費用とかはわかりました。あるいは建築物とか住宅の損害とかライフラインの損害、それもわかりました。  では、例えば交通基盤、それが不通だったことによる生産活...全文を見る
○笹木分科員 国土庁で行っていないとしたらどこで行っているのか、把握をされていたらお答えいただきたいと思います。
○笹木分科員 少なくとも運輸省と建設省では、今言ったような生産に対する影響、流通に対する影響ということでの試算というのはほとんど行われていないということです。  民間ではいろいろな試算がありますけれども、お話ししたいのは、一般の商売をしている商業者でも企業でも、この震災による今...全文を見る
○笹木分科員 それともう一点お伺いしたいのは、例えば先ほど、災害については以上で、事故については六月中にまた検討をというお話がありました。あの震災のときに非常に驚いたのは、アメリカからFEMAという機関が来て、そのいろいろな報告書とか、全部ではないですけれども、その一部とか見させ...全文を見る
○笹木分科員 今原子力発電所の事故についてお聞きしたのは、経済的なことについて検討をとお話ししたわけではなくて、災害対策として、事故が起こったときの対策として検討されているかどうかをお聞きしたいわけです。  特に、あの震災が終わった後、非常にびっくりしましたのは、当然科学技術庁...全文を見る
○笹木分科員 もう時間ですので、最後に、今言った第二国土軸の問題については、これはかなり時間がかかる問題だ、それまでにも、代替ルートの確保について検討をというお話がありました。新全総の中間報告等非常に力作だと思いますけれども、そういった代替ルートの確保について、これはもう震災来何...全文を見る
○笹木分科員 質問を終わります。
06月13日第136回国会 衆議院 科学技術委員会 第7号
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○笹木委員 新進党の笹木竜三です。質問を始めさせていただきます。  きょう、この委員会で今まで何人かの委員が質問をされたわけですけれども、その中の発言で、ある委員からは、非常に小さい事故だった、そういう発言もありました。確かに放射能漏れとか、そういった事実はなくて済んだわけです...全文を見る
○笹木委員 これは動燃の理事の方は今お持ちでしょうか。
○笹木委員 資料、これは出てくるまでに何日か日にちが非常にかかって、精査をしているということで時間もかかったわけですけれども、出てきた資料について早速専門の方に見ていただきました。これはもうとても正式な図面とは思えない、まず図面番号とかそういったものの記入がない、あるいはコーナー...全文を見る
○笹木委員 今お話ししましたように、例えばこのさや管についても、納入仕様書には三面図さえない。これでは絶対につくれない、この程度の情報しか出てこなかったわけです。  ここで長官にまずお聞きをしたいわけですけれども、事故発生直後、いろいろ動燃とか、科技庁も含めてですけれども、情報...全文を見る
○笹木委員 よくわかりました。  ただ、今の企業の営業活動にかかわるもの、不利益になるものということについては、これは個々にまた情報公開についてはお願いしながら、実態についてはお話ししていきたいと思いますけれども、住専の問題でも薬害エイズの問題でも、非常に重大な事柄に関しては企...全文を見る
○笹木委員 それで、動燃の参考人でも科技庁の方でも結構ですけれども、この設計は、メーカー、IHIのオリジナルと考えていいのかどうか、お答えいただきたいと思います。
○笹木委員 メーカーのオリジナルということですけれども、先ほどから、設計ミスがあった、それについての質問も続いているわけです。参考人の方にお答えいただきたいわけですけれども、もう一度まとめまして、どうしてこの設計ミスが起こったのか、このメーカーのオリジナルのさや管についてどうして...全文を見る
○笹木委員 もう一回お聞きしますと、先ほどから、この段つきの構造については非常にお粗末な設計だ、常識では考えられない設計だ、そういった指摘もこれは事故後あるわけですけれども、IHIの中に、あるいは東芝の中に、今言った関心がメーカーにおいても熱と溶接に集中し過ぎていたということです...全文を見る
○笹木委員 動燃の中には振動の専門家はおられたのかどうか、お聞きをしたいと思います。
○笹木委員 科技庁にお答えいただきたいわけですけれども、メーカーにも、第一義的な責任を持つ設置者にもその専門家はいなかった、科技庁にはそういったことをチェックする専門家はおられたのかどうか。
○笹木委員 科技庁は構造については検査をする立場じゃなかったからということで、メーカーと動燃には振動の専門家はいなかった。機械とかについては専門家は当然いるということですけれども、じゃ、もう一回確認をしますが、振動の専門家じゃないと今回のこの設計ミスは避けられなかったと今総括をさ...全文を見る
○笹木委員 一つは、ASMEの基準それ自体を誤解して解釈していたというふうに報告書でも書いてありますけれども、さらに、九一年に新基準的なものの追加があった、それが全く考慮されなかったのはどうしてなのか。まず科技庁の方にお伺いしたいと思います。
○笹木委員 長官にちょっとここで感想をお伺いしたいわけですけれども、メーカーにおいて、今言った基準についての誤解ですとか、あるいはその後の見直しについても、どういう経緯かわかりません、縦割りだか何かわかりませんけれども、それについての検討がされなかった。こういったメーカーのミスが...全文を見る
○笹木委員 今、その可能性があるともないともお答えする立場にないというお話ですけれども……(中川国務大臣「立場ではなく、材料がないということです」と呼ぶ)材料がない。万が一の可能性に備えることをぜひやっていただきたいと思います。  阪神の大震災の後、アメリカのFEMAが来て、い...全文を見る
○笹木委員 四月三十日に依頼をして、五月十一日にメーカーは初めてわかった、それで間違いありませんか。
○笹木委員 先ほど、図面とかそういうことについて、こんなものしかないのですかというお話をしましたけれども、この温度計の資料と、交換したという資料は、動燃内部でも保管されていなかったということですね。
○笹木委員 その資料も動燃の中にはなかったということですね。
○笹木委員 まだはっきりした原因究明はされていないにしても、こういった交換がされていた、それに対して報告もない、資料もない。こういった状態、メーカーと動燃の関係、これはやはり非常に異常な状態だと思います。  先ほどからお話ししている部品の設計の問題、あるいは今言った資料の問題、...全文を見る
○笹木委員 ぜひお願いしたいと思います。  科技庁にまたお伺いしたいわけですけれども、一次と二次系の温度計の構造が違うということ、これはいつ把握をされていましたか。
○笹木委員 そうしますと、それ以前は一次と二次系の温度計の構造、形が違うということは把握されていなかったということです。  確認させていただきたいのですけれども、科技庁は先ほど構造について、振動とかの強度については、それをチェックすることにはこれまではなっていなかったというお話...全文を見る
○笹木委員 中間報告書の十七ページに、「科学技術庁は設工認において、検出器の種類、計測温度の範囲、警報設定値が設定できる動作範囲及び個数について確認しており、これらについて使用前検査を行っている。」ことになっているという記述がありますけれども、ちょっと素人の考えとして、形が違うこ...全文を見る
○笹木委員 資料等による検査は一切なかった、そう理解していいわけですね。
○笹木委員 それと、先ほど設計のことで、情報公開のことで御質問したわけですけれども、もう一度質問させてください。  この二日以上かかってやっと上がってきた図面が非常にお粗末なものなわけですけれども、これは、科技庁にもともとあったのでしょうか、なかったのでしょうか。全くなかったと...全文を見る
○笹木委員 動燃事業団では、これ以外の資料もたくさんあるけれども、それを抜き取る作業が非常にお粗末だった、そういうことでこのようなものしか出てこなかった、そういうことですね。
○笹木委員 私が持っている資料、これも動燃事業団は今回初めて入手をした……。
○笹木委員 もう非常に問題がある現状だと思います。  次の質問に移らせていただきますけれども、中間報告書で、ビデオ隠しですとか虚偽の入室調査の問題について、いろいろ報告がされております。  事実関係だけこの報告書のとおり言いますと、事故が起こった翌日の朝の二時半、未明の二時半...全文を見る
○笹木委員 そういった報告がこの中間報告書で非常にページを割いてしてあるわけですけれども、この報告書が二十三日に出た後二週間ぐらいで、六月三日には、動燃の内部調査、これとは違ったような事実が出た。「新聞ならいいが、テレビに出すのはまずい」「(写真に解説が付く)新聞には出してもいい...全文を見る
○笹木委員 時間が来たので、これで最後にしますけれども、最後に、長官と理事長に一言ずつお答えをいただきたいわけです。  この調査のさや管の問題、調査を出した後にも、いろいろな取りかえの事実とかが出てきております。ビデオのことについても、私は、この報告書を見て、非常に納得ができな...全文を見る
○笹木委員 質問を終わります。