笹木竜三

ささきりゅうぞう



当選回数回

笹木竜三の1998年の発言一覧

開催日 会議名 発言
04月24日第142回国会 衆議院 厚生委員会 第10号
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○笹木委員 笹木竜三です。  限られた時間ですので、すべて大臣にお答えいただきたいと思います。  先ほどから何人かの委員の方が質問している財革法の上限について、例外的に十一年度は外す、このことについては私も注目をさせていただきました。基本的には応援する気持ちで幾つか確認をさせ...全文を見る
○笹木委員 それはよくわかります。  先ほどから、平成十二年度以降は医療保険の抜本改正あるいは制度改正、年金についてもそのままやっていくんだと。何度も先ほど他の委員も質問していましたけれども、十二年度以降は財政構造改革法の枠内で、それを超えることはなく、制度改正によって社会保障...全文を見る
○笹木委員 今もお聞きしたわけですけれども、もう一点の質問ですが、平成十二年度以降はこの構造改革法の枠内で、外れることはないということで大臣はお考えなのかどうか、確認させていただきたいと思います。
○笹木委員 はっきりと質問に対するお答えはいただいていませんけれども、十二年度から制度改革、抜本改革を社会保障関係費はやるんだと。それはぜひ頑張っていただきたいし、応援したいと思います。  結局、順番が逆だったのじゃないかと思うわけです。財政構造改革は、蛇口をかたくして、それを...全文を見る
○笹木委員 もう時間がないみたいですから、最後にもう一回繰り返しますと、質的な転換をまず図るべきじゃないかということで、例えば、大臣が得意の特殊法人の資産の状況はなかなかカウントに上がってこない。借金の話ばかりしますけれども、国と地方の資産で九百兆ある。こっちをねじあけて改正する...全文を見る
○笹木委員 ありがとうございました。質問を終わります。
05月15日第142回国会 衆議院 内閣委員会 第9号
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○笹木委員 笹木竜三です。二十分の時間で、大きく二点について質問させていただきたいと思っています。  一点目は、きょうも何人かの委員の方が質問されていまずけれども、特殊法人にかかわる情報公開について、二つ目は意思形成過程の情報の公開について、この二点について聞かせていただきたい...全文を見る
○笹木委員 長官にお伺いしたいわけですけれども、要するに、提示情報だけではこの程度のものがたくさんあるわけですから、その数字の根拠とかそういったものをしっかりと説明する、あるいはその資料の根拠になるデータも提示する、これは義務があると私は考えますけれども、そのことについてコメント...全文を見る
○笹木委員 長官のお話でも、非開示にするしっかりした理由がない限りは公開するんだというお話です。ぜひ今言った、いろいろな提示情報、レベルのひどいものもいっぱいありますから、それについての根拠となる情報もしっかりと公開をさせる、特に財務諸表については今からすぐにやれるわけですから、...全文を見る
○笹木委員 ぜひそのことをしっかりお願いしたいわけです。例えば、先ほどの資産のこのデータなんかにつきましては非常に残念で恥ずかしいことだと思いますけれども、いまだに先進国の中で例えば発生主義にのっとって財務諸表をつくっていないという国は、日本とドイツだけです。  あるいは、政策...全文を見る
○笹木委員 今どうしてこの例をお話ししたかといいますと、私もこのことについて、例えば資料の請求をする。プルサーマルについてフランスでそういう報告書があると聞いている、出してくれと言うと、ここの部分についてというふうに特定されない限りはフランス語の原文しか出せません。これは、フラン...全文を見る
○笹木委員 ちょっと時間が少ないので簡単に言いまずけれども、先ほどの例えばオーバン・ダム建設の情報、アメリカのカリフォルニア州ですけれども、全八巻二千ページのものを事前評価の段階で出しているわけです。これが説明責任だと思うのです。  しかも、これだけ話題になっている、熱意を持っ...全文を見る
○笹木委員 野党案の提案者にも、基本的な姿勢をもう一度確認させていただきたいと思います。
○笹木委員 この情報公開の法案がいい形で成立することを願っています。  御苦労さまです。どうもありがとうございます。
05月18日第142回国会 衆議院 緊急経済対策に関する特別委員会 第4号
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○笹木委員 笹木竜三です。  非常に短い時間なので、総理は非常にお疲れのようですけれども、おつき合いいただきたいと思います。  まず最初に、この財政構造改革法の修正についてですけれども、上限を決めて、キャップ制で量的に蛇口を締める、そのことによっていろいろな抵抗を排して何とか...全文を見る
○笹木委員 もう一度お願いするわけですけれども、事前の計画を決定した段階で、どういった基準で、どういった計算式で決定したのか、こういったことを公開してこそ事後評価も意味がある。各省庁が勝手にやって、しかも勝手に評価している、それを発表されても、全く国民的な合意にはつながらないわけ...全文を見る
○笹木委員 今は国有財産ということでお答えいただいたわけですが、五百兆に対応する資産はどれだけあるかとお聞きしているわけです。地方政府も入るだろうし、先ほど話にあった社会保障基金、先ほどの委員への答えでもいろいろ議論がありました。社会保障基金も入るだろう。これは、国連の勧告による...全文を見る
○笹木委員 いや、大体現状さえも把握されていないのじゃないですか、担当の方ともいろいろやりとりをしましたけれども。こんなことをやっているから破産するのだと思うような答弁がいっぱい返ってきました。ぜひこの資産についてもしっかり目を配る。最低、義務として何%以上で運用する、これは当た...全文を見る
08月28日第143回国会 衆議院 金融安定化に関する特別委員会 第4号
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○笹木委員 無所属の会の笹木竜三です。限られた時間ですので、基本的なことをお話ししたいと思います。  今、この最悪の経済の状態の中で、いろいろな商業者の方ですとか中小企業者の方、そういう方とお話をします。そういう方が皆さん言うのは、部分部分の話、小事も大事だけれども、大きな方向...全文を見る
○笹木委員 ぜひ確認をしたいわけですけれども、情報公開、この問題についても非常にお寒い現状でありまして、金融資産四百兆円のうち、運用実績がわかっているのはわずか百八十兆円にすぎません。こういったことは徹底的に、例えば残りの二百二十兆円の金融資産についてもしっかりと運用実績も含めて...全文を見る
○笹木委員 総理にお聞きをしたいわけですけれども、私も質問主意書とかいろいろなことで苦労しまして実態をお聞きするわけですけれども、例えば資産の評価がえ、二十二年間以上も評価がえを一回もしていない。例えば国有林野、今これだけ話題になっている国有林野の分野でもそういうことが現実にあり...全文を見る
○笹木委員 もう時間だそうで、終わりますけれども、二〇〇一年の三月から民間企業においても時価会計原則で含み資産を表に出さざるを得ない、国も、そういった中で範を示して国の経営をやっていた、だきたい、そう思います。  日本の銀行検査官のお寒い状態、これをやはり変えないとどうしようも...全文を見る
09月01日第143回国会 衆議院 金融安定化に関する特別委員会 第6号
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○笹木委員 無所属の会の笹木竜三です。  前回できなかった検査体制のことについて、きょうは質問したいと思います。  今、例えば国内の金融機関の方にお話を聞いたり、あるいは外資系の金融機関の方にお話を聞いたりしているわけですけれども、この間のいろいろな政府が打っている手を見まし...全文を見る
○笹木委員 それで、アメリカの場合には、例えば二、三カ月常駐して、その検査官が勝手にファイルなんかも見て歩く。あるいは金融が非常に悪かったときには、でかい銀行に対しては一年間ずっといて調べている、そういうこともたくさんあったと聞きます。こういったもつと濃密な検査にする、そういうよ...全文を見る
○笹木委員 今、民間の金融機関の仕事の邪魔になるんじゃないかとか、そういうお話もありました。公的資金もつぎ込んで何とか金融を再生させよう、その前提で今議論をこの委員会でもしているわけですけれども、不良債権の問題等、非常に把握がされていなくて、後手後手、小出し、そうなっているんじゃ...全文を見る
○笹木委員 それと、これは実際の金融機関に働く方々が言われるわけですけれども、果たして役所の方が今の金融の最先端のいろいろなことについて理解をされておられるんだろうか、かなり疑問だ、そういう意見もたくさんございます。  いろいろ調べてみますと、この検査体制、例えば去年の段階でい...全文を見る
○笹木委員 もう時間が終わったみたいですからこれで終わりますけれども、例えば地方銀行の検査も、実態は大蔵省の方がやっている実態があります。ぜひ民間の方を充実して、検査体制を充実していただきたいと思います。それなしては、全体像も把握できない、不良債権の対策も常に部分で、後追いになる...全文を見る
09月04日第143回国会 衆議院 金融安定化に関する特別委員会 第9号
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○笹木委員 無所属の会の笹木竜三です。  質問を始めます。  何回か質問をさせていただいて、金融再生あるいは日本経済再生に向けて全体が活性化するための全体的な手を打つ、あるいはそのために、前提として検査体制も含めて全体像を把握する、そういったことを何度か質問してきたわけですけ...全文を見る
○笹木委員 すべてが海外に打って出ていわゆるビッグバンクになる必要はないわけで、そういうような可能性のある銀行と、あるいはそうでない銀行についてはどういつだ得意分野に特化して伸びていくのかということで、ぜひしっかりした見通しについてさらに議論を深めていただきたい、そう思います。 ...全文を見る
○笹木委員 市町村レベルの農協は都道府県の職員が検査をしている。これが今お話しになった四百五十人強、全国でやっている。都道府県の職員がやっている。あるいは県レベルの信用農業協同組合連合会に対しては農水省の職員が七十六名でやっているということです。  これで、政府案の「金融機関等...全文を見る
○笹木委員 確かに店舗数が市町村レベルで二千四百、非常に多いわけですけれども、総預金量六十八兆円、常に各都市銀行との関係も非常に深いわけで、不良債権の全体像を把握していくためには、検査体制も金融監督庁がもっとしっかりと入っていく必要がある。  さらに、今言った都道府県の職員と農...全文を見る
○笹木委員 もう時間が来ましたので終わりますけれども、総理大臣がいつも言っているように、スピーディーにと言っているわけですけれども、この答弁をいつも聞いておりまして、どうも金融の全体の把握のために検査体制あるいは手を打っていくことに対してもスピーディーに変わっていくという印象を私...全文を見る
09月10日第143回国会 衆議院 金融安定化に関する特別委員会 第13号
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○笹木委員 無所属の会の笹木竜三です。質問を始めます。  これまでも何回か検査体制についてお伺いをしたわけですけれども、きょうも主にそのことについてお伺いしたいと思います。  最初に、この前私が質問をした折にですけれども、アメリカでの検査体制と日本の検査体制の違いとかそういっ...全文を見る
○笹木委員 お話を伺っていますと、前回は、法令上の制約があるから無理だろうというお話だったわけですけれども、法律的な制約はないということですね、確認をしたいわけですけれども。
○笹木委員 何か余りよくわからないんですけれども、業務の妨げになるとか、さっきいろいろお話しになったようなこと、確かに、監督庁と日銀、さらに大蔵とのやりとり、いろいろあって、これを一元化していくとかいろいろな対応が今後必要になるかもしれませんけれども、常駐をやるべきじゃないという...全文を見る
○笹木委員 先ほど、他の委員もこのことを話されていたわけですけれども、金融監督庁の検査が終わった後で、長銀の債権とか資産の内容について別に住友信託は検査をする、調査をすると言っています。これは、例えば弁護士とか会計士とか監査法人、世界のビッグシックスと言われる監査法人ですか、アー...全文を見る
○笹木委員 第一勧業銀行への検査が、あるいは富士銀行に対する検査も十七名入っていると聞いています。これだけ今問題になっている長銀に対する検査が十五名で、しかも民間の方は一名もいないと聞いております。  いろいろ外資系の方にお話を聞いても、銀行員のOBであるとか、そういった方を投...全文を見る
○笹木委員 もう時間が来たので大臣に御確認したいのですけれども、住友信託の方から、いや進めようとしているような形では御免こうむりたいと言う可能性が十分あると思うのですけれども、その点についてはいかがですか。
○笹木委員 もう時間が来ましたので、質問を終わります。
09月14日第143回国会 衆議院 金融安定化に関する特別委員会 第15号
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○笹木委員 無所属の会の笹木竜三です。質問を始めます。  金融再生のあり方をずっと議論をしているわけですけれども、野党案の場合はもちろんですけれども、与党案の場合であっても、金融界の流動化というか再編というか、あるいはつぶれていく銀行、これから非常に可能性が高くなっていくわけで...全文を見る
○笹木委員 おっしゃるとおり、たくさんしないといけないわけですけれども、ぜひこの法案の審議を通じて、その時期にそういったプラスの決定も決断すべきだ、しっかりやっていただきたいと思います。  野党案についても、これはよくハードランディングと言われる。私は、つぶすべき銀行はつぶす、...全文を見る
○笹木委員 関連してなんですけれども、いわゆる市場関係者と言われる方と話をしていますと、九七年から行われているエンゼル税制、ベンチャーに対して投資をする方に対する優遇税制、こういったことも、しっかりと理解されているかというと、かなり理解されていない面があります。やりとりして、いや...全文を見る
○笹木委員 質問を終わります。この政策評価が、財政の投入をプラスに、直接的に、より影響が持てるようになると確信しております。お願いします。  終わります。
09月29日第143回国会 衆議院 厚生委員会 第6号
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○笹木委員 無所属の会の笹木竜三です。質問を始めます。  最初に、ちょっと基本的なことをお伺いしたいわけですけれども、日本の場合には、このダイオキシンの摂取量の安全の目安を体重一キログラム当たり十ピコグラムと定めている、九六年に。ドイツでは一ピコグラムを目標値に掲げている。十分...全文を見る
○笹木委員 ドイツの場合とかは厳しい基準で、その結果、ダイオキシンの発生を防ぐ焼却炉の技術とかそういうようなものがかなり開発されたというふうにも聞いておりますけれども、今の答弁を聞いても余りよくわからないのですけれども、基本的には、規制を強化する必要は今のところはまだわからない、...全文を見る
○笹木委員 何か待ちの姿勢のように思いますけれども、例えば学校のごみ焼却炉について、簡易な焼却炉はなるべく廃止するように通達は出しているのだということ、これは文部省が出しているということなんですけれども、平成十年度もこの使用を継続する学校は何校ぐらいあるのでしょうか。把握されてい...全文を見る
○笹木委員 今の最初のお話で、安全が確認されない限り廃止するように言っているのだということなんですけれども、四千百三十一校は安全が確認されているということじゃないですね、もちろん。
○笹木委員 今、離島だとか、あと他に焼却施設がないから、そういう理由で四千百三十一校が、それだけがまだ使用を継続するのだということですけれども、そういういろいろ難しい事情があるところについては積極的に助成とかも考えて廃止させるという考えがないのかどうか、大臣にお伺いをしたいと思い...全文を見る
○笹木委員 もう時間が終わりましたので、きょうは終わります。
10月06日第143回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第2号
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○笹木委員 無所属の会の笹木竜三です。質問を始めます。  きょうは、中央省庁等改革に係るこの法案の中でも、特に政策評価のことについて集中してお聞きをしたいと思います。  まず、長官に聞きたいのですけれども、政策評価の項目が入っておりますけれども、基本的にどういう目標で、何を一...全文を見る
○笹木委員 今、事後はもちろん事前にもということでお話がありました。これは非常に積極的な御意見で、私も賛成なのですけれども、法案の中には残念ながら事前の評価については余り具体的なことが書いておりません。  それで、大事なのは、もちろん問題になっている、決定したけれども全然実施さ...全文を見る
○笹木委員 大賛成で、問題は、現在も運輸省とか建設省とかそれぞれの省の中で政策の計画がある。しかし、その政策の計画とか幾つか都合のいい例だけでこれだけの経済的な波及効果があったとかというのが事後に報告される。しかし、それがどういう基準で計算しているか、どういう計算式で評価をしてい...全文を見る
○笹木委員 きちんと位置づけて公開もするということで、ぜひお願いしたいと思います。  さらに、先ほどもお話ししました、現状では会計検査院だって、建設省がどういう基準でこの数字を発表しているか、運輸省がどういう計算で幾つかのモデル事業について経済効果があると宣伝をしているか、全く...全文を見る
○笹木委員 おっしゃっていることも大賛成なのですけれども、具体的に総務庁で今言ったいろいろな基準とかを見ていく、あるいはチェックをしていく、それに加えて国会での承認ですとか、あるいは国会での、今言った評価の基準とか計算式のあり方、一般的な基準について承認していくとか、そこでしっか...全文を見る
○笹木委員 もう時間がありませんので最後に一言だけお話ししますけれども、ぜひお願いします。事前評価も含めて公開をしていく、そして、役所の中の都合のいい評価だけに終わらないような知恵を出していく。ぜひお願いしたい。  それと、ぜひお願いしたいのは、単に問題のあるものをやめさせるた...全文を見る
10月12日第143回国会 衆議院 金融安定化に関する特別委員会 第21号
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○笹木委員 無所属の会の笹木竜三です。質問を始めます。  先ほど、他の委員との質疑のやりとりの中で、責任追及とかのことを考えると、当の金融機関の側が公的資金申請を実際にしなくなってしまう可能性もあるんじゃないかということで、行政命令による強制的な資本の注入もあり得るんじゃないか...全文を見る
○笹木委員 きょう、ずっとこの審議の中でも、資金注入の場合には責任の明確化という議論も何度もあるわけですけれども、その強制的な資本注入をやる場合に経営者責任の方はどうなるのでしょうか。
○笹木委員 質問に答えていただきたいのですけれども、強制的な注入をする場合に、経営者の責任という問題については、申請した場合とではどういうような違いがあるのか、お答えいただきたいと思います。申請して資本注入をさせていただく場合と強制注入の場合とでは、経営者の責任ということについて...全文を見る
○笹木委員 強制的に資本注入して、しかも責任をとらせる、どうもやはりすっきりしないような気がするわけですけれども、責任追及を恐れて申請をしないおそれがあるということなら、例えばアメリカのシティバンクの場合には、二年間の期限を区切って業績回復の責任を課す、これは株主がやった場合です...全文を見る
○笹木委員 大臣にもお答えをいただきたいわけですけれども、今話に出ているような、強制的な資本注入もあり得る、そしてその場合の責任追及もあり得る、そういうことを僕は問題だと思うわけですけれども、大臣のお考えをお聞きしたいと思います。
○笹木委員 あともう一点確認をしたいわけですけれども、きょうも何度も情報開示という話がありました。情報の公開という話もありました。しかし、それと同時に、この委員会でも何度も話題になっていますけれども、検査体制の不備ということがこの何度もの繰り返しというか失敗の大きな原因だと思いま...全文を見る
○笹木委員 コストがかかるというお話なのですけれども、この数年間、何度かたくさんの予算を使って、そして必ずしも有効だったとは思えない、その一番の根本がこの検査体制の不備だと思うわけです。ぜひこういった、経営状態に対して差をつけて、悪いところについてはより濃密な検査をする体制が必要...全文を見る
○笹木委員 それともう一つ。何度もお話ししていますが、例えば労働金庫だったら金融監督庁と労働省、あるいは農協と漁協が農水省、ばらばらな検査体制、これを一元化していくべきだ、これは何度も議論があるわけですけれども、こういった体制に新しく今していくことはできないんでしょうか。提案者に...全文を見る
○笹木委員 時間が来ましたけれども、今言った経営状態に応じての差をつけた濃密な検査体制、それと、今お話しする時間がありませんでしたけれども、銀行員のOBとか、そういった民間人出身の方による検査体制、これをぜひ実現をしていくべきだと思います。  質問を終わります。
10月13日第143回国会 衆議院 金融安定化に関する特別委員会 第22号
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○笹木委員 無所属の会の笹木竜三です。質問を始めます。  きのうも何度かお話をしたわけですけれども、今回のこの修正案においても、ハードルが高いこの公的資金を受けるよりは、申請しないで、むしろ貸し出しを減らす、あるいは債権を回収する、そういったおそれもあるということがいろいろ報道...全文を見る
○笹木委員 民主党の案でも、早期是正措置が講じられた後二カ月以内に必要な資本の増強を行わないときには株式等の引き受け等の申し込みを行わなければならない、これも一種の強制的な注入というふうに考えられなくもないわけです。  この場合に、経営者の、特に経営陣の更迭も含む経営責任、強制...全文を見る
○笹木委員 やはり申請を促すような措置が必要じゃないかというふうに思います。感情的には、どんどん銀行業界に何か甘くなってきているように、自分でも腹立たしいわけですけれども、しかし、やはりこの強制注入の可能性も含めて、三年後に結果を見て責任追及を、そのときにはより厳しくてもいいと思...全文を見る
○笹木委員 もう時間ですから終わりますけれども、必ずこの後で、今言った、時期を区切って責任を追及するということの必要性が出てくると思います。それと、検査体制の充実は、常駐も含めて必要だという考えを持っております。ですから、濃淡をつけてやるべきだと考えております。  質問を終わり...全文を見る