笹木竜三

ささきりゅうぞう



当選回数回

笹木竜三の2006年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月20日第164回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第1号
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○笹木委員 動議を提出いたします。  委員長の互選は、投票によらないで、鈴木恒夫君を委員長に推薦したいと思います。
○笹木委員 動議を提出いたします。  理事は、その数を八名とし、委員長において指名されることを望みます。
01月31日第164回国会 衆議院 本会議 第5号
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○笹木竜三君 私は、民主党・無所属クラブを代表して、ただいま議題となりました平成十七年度補正予算三案に対し、反対の立場から討論をいたします。(拍手)  BSE問題に関して、我が党の川内議員が昨年十月に提出した質問主意書に対し、「米国産牛肉等の輸入を再開することとなった場合には、...全文を見る
○笹木竜三君(続) 当時の長岡藩の藩士たちがきょうのつらさに耐えることができたのは、新しい社会と新しい教育の実現目標がはっきりと示されていたからです。目標のない節約、節約のための節約では、国民に勇気も力もわいてきません。  私たちは、影を影として放置せず、国民が安全に生活できる...全文を見る
02月08日第164回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○笹木委員 民主党の笹木竜三です。質問を行います。  まず冒頭に、きのうも我が党の岡田前代表から質問がありましたが、昨日、秋篠宮妃紀子様が御懐妊されたという報道がされたわけですが、確認もされたと思うわけですが、総理はこの国会で皇室典範の改正案を出すと、きのうも、基本的には姿勢は...全文を見る
○笹木委員 重ねてで申しわけないですが、賛否が二分されている現状、これを慎重に、政争の具にならないようにと。状況によっては今国会改正案提出ということにこだわらないこともあり得るということでしょうか。
○笹木委員 はい、わかりました。  ぜひ、この問題はほったらかしておくわけにはいかないということで取り組まれたんだと思います、しかし、お言葉のように、こだわらずに慎重に運んでいただきたい、そう思います。  きょうは基本的質疑です。ぜひ、総理にお聞きすることも多いと思いますが、...全文を見る
○笹木委員 この議論は、また別の機会に続けてやっていきたいと思っています。  小泉改革は、小さな政府を目指す。要は、借金も多いんだし無駄遣いしている暇はない、税金の無駄遣いをなくす、これはだれも反対しません。民主党も、野党だけれども、お人よしだと言われるくらい、無駄遣いをなくす...全文を見る
○笹木委員 今、谷垣大臣は、役所の理屈を聞いてこれまでこういう考え方でやってきたと御説明されたんだと思いますが、これが典型的な役所の考え方だと思うわけです。  バランスシートを出せ、資産いっぱいあるだろうと。最初、数年前、一切出してきませんでした。行政権の侵害だとまで言いました...全文を見る
○笹木委員 資料の二枚目には十六カ所のリスト、丸で囲んだところを出してありますが、こういった足元のことも変えられないで、無駄をなくすと言っても、全く説得力がない。  別に役所だけじゃありません。衆議院だってある。資料の三枚目ですが、衆議院の元事務総長公邸、あるいは衆議院の元法制...全文を見る
○笹木委員 総理にここでお答えいただきたいわけですが、今例に挙げました、もうごく足元の役所であったり衆議院の施設であったり、国有地が無駄に使われている。これは、有効活用すれば当然無駄は削れるし、あるいは収入の新しいもとになるかもしれない。ちゃんと期限を区切って、こういうばかなこと...全文を見る
○笹木委員 いや、検討しますとか進めています、この今の施設をそれぞれ聞いたときにも、今後の使用方法を検討している、今協議している、必ずそういう答えは返ってきます。  この間も本会議の討論でも例に出させていただきましたが、ばかの一つ覚えですが、総理が米百俵の例を挙げられました。あ...全文を見る
○笹木委員 ぜひ一般の方々が納得できるスピードでやっていただきたいと思います。  もっと足元の問題があります。自由民主党の本部、これは国有地を借りて、確かに賃料は払っています。しかし、大体同じような場所にある例えば民主党、民主党の場合には、全部で二千六十五平米、これで年間一億五...全文を見る
○笹木委員 総理も同じような御認識でしょうか。仮に、他の民間の常識に比べてやはり優遇され過ぎているというようなことがあれば、見直すおつもりはありますでしょうか。
○笹木委員 また後日、この問題も続けてやりたいと思います。  次に、政治とお金の問題について、政治資金の問題について確認をさせていただきたいんですが、まず、これも小泉総理大臣の「官僚王国解体論」、その中にこういう文章があります。まだ総裁、総理になっていない時期ですが、天下りの問...全文を見る
○笹木委員 不十分、それは認められましたが、やはりお話を聞いていておかしいと思うんですね。いや、早く退職するから、そこを変えないとなかなかいつまでも天下りを続けようとする、それは事実でしょう。そういうことはあるでしょう。しかし、では、どこかちゃんと用意してあげるから天下りやめなさ...全文を見る
○笹木委員 もう一つ、では、どうして天下りがなかなかなくならないのか、どういう構造なのか。きのうの答弁の中でも、天下りと談合、これは関係がないとは言えない、そういう答弁がありました。  天下りと談合の関係だけですか。官と業の関係だけですか。もう総理御自身がよく御存じのように、政...全文を見る
○笹木委員 大体一月から九月までで八億円を超えています。その後、九月から十二月までで、武部幹事長、三カ月で一億八千五百万円、これだけの額が政策活動として配付をされているわけです。  細かいことはいいですが、官房長官は幹事長時代に、この政策活動費、その後どういうふうに使われました...全文を見る
○笹木委員 一つは、この八億に上る額がその後どういうふうに移っているのか、全くたどることができません。政党から例えば政党交付金の一部、あるいは、先ほどからお話ししています企業であったり団体であったり業界であったり、そこから国民政治協会に寄附があった、国民政治協会から自民党にお金が...全文を見る
○笹木委員 この中には政党交付金が入っている可能性を打ち消すことはできません。個人からの寄附という、あるいは資金管理団体である晋和会の十六年の収支報告書には、安倍さん個人名での寄附は記載されていません。個人からの資金、例えば今政党から、自民党から個人でお金を安倍さんがいただいた、...全文を見る
○笹木委員 例えば、武部幹事長の場合、さっき言ったように、三カ月で一億円を上回る寄附を政策活動として、幹事長として受けているわけですが、御自身の資金管理団体、全く収入はゼロになっています。それ以外の政治団体間のお金のやりとりも非常に入り組んでいまして、全く実態がつかめません。 ...全文を見る
○笹木委員 余り認識がないみたいで、もう一度確認しますが、政党交付金だけを外部監査しても、政党の支部が、今言った業界であったり企業であったり、そういった献金のマネーロンダリングの窓口になっている可能性がある。それと、政党の収支そのものを外部監査しないと、今言った迂回献金も防ぐこと...全文を見る
○笹木委員 何度も言いますが、この問題は何度もこれからも取り上げますが、政党交付金以外の政党の外部監査、それと政治団体間の資金の移動も銀行振り込みにすべき、これをしないと、いつまでも迂回献金、不明朗な資金の流れというのはとめられない、このことを確認しておきます。  次に、資料の...全文を見る
○笹木委員 いや、世の中は金ばかりじゃないと思います、金ばかりで動くんじゃないと思います。しかし、そういう方を選挙において応援されたわけです。一緒に改革をやっていきましょうと持ち上げた方がたくさんおられるわけです。その責任はないのか。  これ、たまたま、先週ですが、この近くの大...全文を見る
○笹木委員 それにしてもだらしないと思うのは、あの官製談合にしても、防衛施設庁の問題についても、このライブドアの問題についても、政治がいつまでもほっておいている、政府がいつまでもほっておいている。そのだらしなさを検察がチェックをしている。  ここで与謝野大臣に聞きたいわけですが...全文を見る
○笹木委員 いつごろから、かなり危ないこともやっているからということで、調査を本格的に始められましたか。
○笹木委員 ライブドアに対する調査をいつから意識して始められましたか。
○笹木委員 ここで竹中大臣にお聞きしたいわけですが、竹中大臣は、堀江さんがそんな悪いことをしていたというのは知らなかった、悪いことを隠していたわけだから、隠していることは知りようがないと、この間も答弁の中でお答えになりました。竹中大臣は、こういう危ない事業を、行動をやっている堀江...全文を見る
○笹木委員 竹中大臣は、金融担当の大臣もされています。先ほどお話があったように、三年ほど前から意識をして調査を始めたと。竹中大臣が金融担当で活動された時期にも、この調査はもう既に始まっているわけです。もちろん逐一報告されるようなものじゃないにしても、何にも知らなかった、どう考えて...全文を見る
○笹木委員 常識に反していますね、全く知らなかったというのは。  ここで総理大臣にお聞きをしたいわけですが、もう一度お聞きしたいんです。無駄をなくす、だれも反対しません。しかし、小さな政府というのはどうやって成り立つんだろうか。無駄をなくすだけで本当に小さな政府というのは成り立...全文を見る
○笹木委員 改革の前提の基盤までも崩している、そういう行動なのだということをぜひ御認識いただきたいと思います。  最後に、中川大臣にお聞きしたいわけです。  どこの役人が書いたか知りませんが、議長に対する答弁書、あれは個人に対する答弁書じゃありません。資料もつけてありますが、...全文を見る
○笹木委員 内閣が、行政府が立法府に対してここまで好き勝手にできるとしたら、立法府の空洞化が進むと思います。  ぜひ委員長に提案をしたいわけですが、これは、議長あてになされた答弁書の扱いについてこの委員会で問題になった問題です。国会法二十条で、議長は委員会に出て発言することがで...全文を見る
02月16日第164回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○笹木委員 民主党の笹木竜三です。質問を始めます。  今週、おとついですか、我々の党の前代表である岡田委員の方からも、戦後についての認識ということについての質問があり、やりとり、ここで聞かせていただきました。簡単に言ってしまうと、これからはアジアが最も成長する、今まで、日本にと...全文を見る
○笹木委員 これは、よくやりとりの中で質問もあってお答えもあるんですが、なかなかはっきりとお答えにならないので確認をさせていただきたいんですが、当然、一つの物事にはいろいろな側面があると思いますが、今のお答えだとしたら、アジアの方々も、そのおわびをする相手、反省をする相手として入...全文を見る
○笹木委員 学問的にはまだ確定されていないとお話がありました。それは、学問的に確定されるのは、これは非常になかなか長い年月もかかると思いますが、何度もお話をしますように、官房長官としての御意見を聞いているわけです。  では、アジアに対して侵略戦争という面だけじゃないとしたら、ほ...全文を見る
○笹木委員 いや、やはりおかしいんですよね。では、村山談話というのは何なんですか。あれは、時の総理大臣が、今言った、アジアに非常に大きな被害を与えた、苦痛を与えた、反省を表明する、おわびを表明する、別に学問的に確定はしていなくても、こういう談話を発表しているわけです。こういうこと...全文を見る
○笹木委員 先ほど、最初にお話ししたことにもう一回戻るんですが、政府の立場と個人の立場は違いはあるでしょう。しかし、官房長官は政治家なんですから、自分の歴史観なり思いを政治的な立場を使って少しでもその思いに近づけていく、これは政治家として当然おやりになるべきだと思います。  そ...全文を見る
○笹木委員 では、ここでさらにお聞きしたいんですが、こういった極東軍事裁判において戦争犯罪人というのが決められたわけですが、では、この軍事裁判に従ってということだけではなくて、あるいは占領軍に対してということだけではなくて、これは、敗戦で、戦争に負けたわけですが、敗戦の、その指導...全文を見る
○笹木委員 重ねて聞きますが、では、A、B、Cそれぞれの戦争犯罪人、戦争の指導者である方々と、例えば捕虜を虐待したとか一般市民を殺害したとか、そういった方々と戦争指導者、これは同列の責任なのか、やはりかなり責任の度合いが違う、違いがあるのか、そのことについてもお聞きをしたいと思い...全文を見る
○笹木委員 いや、ですから、必ずしもA、B、Cという分け方にはっきりそのまま符合しなくても、一致しなくてもいいです。時の政治的な指導者とそれ以外の方々の国民に対する責任というのが同列のものかそうじゃないか、それをお聞きしているわけです。
○笹木委員 官房長官に最後に、日本国内外の方々に対する甚大な被害を与えた、その反省の上に立って今日の日本がある、その反省は今どのように生かされているんでしょうか。
○笹木委員 そうですか。では、官房長官にまた別な機会に続きをやりたいと思います。どうぞ。  では、外務大臣にお聞きしたいんですが、同じような質問です。  きのう、侵略戦争の部分があったのも否めないというふうにおっしゃられていました。では、さきの大戦が侵略戦争という部分以外の面...全文を見る
○笹木委員 よく、さきの大戦で、これはアジアに対しては侵略戦争だったけれども、例えばイギリスであったりフランスであったりオランダであったりアメリカであったり、そういう国々との間では帝国主義間の戦争だった、そういう話もあります。そういう話もありますが、きのうお答えになったように、痛...全文を見る
○笹木委員 そのこととあわせて、この間外務大臣が、一億総ざんげ、当時そういう言葉もあったと、あるいは、なかなか責任を特定の人に特定化できないから軍国主義の責任だ、そういうことにしたんだ、そういう話もありました。  戦争の、戦時の指導者も、国民に対する責任は一般国民と同程度という...全文を見る
○笹木委員 確認させていただきますが、国民に対する責任が当然当時の政治的な指導者にはあった、一億総ざんげとか軍国主義、そういった一般的なものじゃなくて、外交的な責任、政治的な判断の責任、これも含めて当然大きな責任があるということですね。
○笹木委員 では、その反省を生かして今どのような国づくりを目指しておられるのか、外務大臣としてのこれは見解をお聞きしたいと思います。(発言する者あり)
○笹木委員 もう一回、ちょっと聞き方を変えますが、負けた戦争の政治的な指導者としての責任はあると。しかし、単に負けただけじゃなくて、やはり、あの戦争についてのいろいろな暴走ですとか、あるいは外交上ですとか、あるいは国際法、これを必要以上に軽視したというそういう問題。あるいは、マレ...全文を見る
○笹木委員 では、先ほどのお答えにまた戻りますが、そういった反省を踏まえて今の日本もあるわけですが、先般、大臣が、反省を踏まえて軍事大国にならずに平和的手段で豊かさを実現した、そういったお話もありました。一方で、この間のやりとりを聞いていますと、極東軍事裁判は、これは異議を申し立...全文を見る
○笹木委員 いや、先ほどもお話ししましたように、村山談話というのは、ある意味で、当時の村山総理大臣なりの総括だったんだと思います。ですから、そういった政府としての談話を発表する、そういった形で総括することは決して不可能なことじゃないと思います。むしろ、それだけに準拠して、あるいは...全文を見る
○笹木委員 今現在のことにまた質問を戻しますが、小泉改革、その目標は何だと、この間この基本質疑の中で総理にお聞きをしました。何度かいろいろなことをお話しになっていましたが、最終的にとどのつまり、経済の活性化、これが改革の目標だということをお答えになりました。  先ほどお話ししま...全文を見る
○笹木委員 一政治家として、かつ、与党のリーダーとしてお答えいただければ結構だと思います。リーダーのうちの一人だということでお答えいただければいいです。
○笹木委員 では、経済活性化ということだけじゃなくて、外務大臣として、外交の目標、あるいは、冒頭に言いましたアジアとの交流のこれからの目標、それについてお答えいただければと思います。
○笹木委員 この問題はまた別の機会にも続けて続きをやりたいと思っています。外務大臣、もう結構です。  次に財務大臣にお聞きしたいわけですが、先般もお聞きをしました国有財産の有効活用ということについて、先ほどもお話ししましたが、改革は身を切るような痛みを伴う、そんな中で、みずから...全文を見る
○笹木委員 もう一回重ねてお聞きしますが、ことしの一月二十日にも、資産規模の対名目GDP比を十年間でおおむね半減させる、そういう目標を閣議決定されています。これの実現に向けて確実に作業をされているのか、実現を目指してやっている、そういうことですね。
○笹木委員 今のお話、説明としてはわかるんですが、もともと国有財産として売れないものだからということで、その国有財産の対象から売れないということで外して、それで結果的にその対象の中では半減したと。何かこの間、どこかの国の政府答弁がわけのわからないへ理屈で固められていましたが、そう...全文を見る
○笹木委員 先ほど大臣が例にも挙げましたが、例えば公務員宿舎については、この六月に五年程度の具体的な売却計画を提示する、そういう計画がありますが、確実に六月にそれが発表される、このことは約束されているわけですね、六月に。国家公務員宿舎。
○笹木委員 六月に売却目標を提示する、このことは約束どおり実行されるということですね。提示をするということですね。
○笹木委員 なかなか資料も出てこないし、何かきょう、その有識者会議の第一回目の視察が行われているということですが、ぜひ、資料も公開をした上で、こういった最終的な六月に向けての提示、確実にやっていただきたいと思います。  次に、与謝野金融担当大臣にお聞きをしたいわけですが、ライブ...全文を見る
○笹木委員 結局は、もう限りなく脱法、違法に近い、しかし、もともと想定していなかったケースだということで法改正をしたということですね。あの行動自体は非常に脱法に近い、違法に近い、しかし、そういったものを想定していなかったからそれが可能になってしまった、だからその後法改正をしたとい...全文を見る
○笹木委員 これ、実際に三月二日にはニッポン放送が証券取引等監視委員会と東証に調査を申し入れをしている、あるいは、三月二十二日にはその弁護団も同様に調査を要請しているわけですが、個別の案件に一々それに対してどう対応したということはもちろん発表されないんでしょうが、しかし、この二月...全文を見る
○笹木委員 いや、ですから質問に答えていただきたいわけですが、こういった個別の事案に対して金融担当大臣が具体的なコメントをしたという例がほかにあるのかどうかということについてお答えをいただきたいわけです。
○笹木委員 いやいや、それはおかしいでしょう。この文章、ここに出している、そこだけ出すとまた部分だけ抜粋したと言われるから、一応その前後のも含めて全部出しているわけですが、「ライブドアの公表された資料によりますと、」とちゃんと言っているわけですよ。これは個別の事案でしょう。  ...全文を見る
○笹木委員 それはわかっています。ですから、では、金融庁の担当の方、ぜひこういった例がほかにあるのかについてお答えいただきたいわけです。
○笹木委員 では、大臣が知り得る範囲でこういった例が、先ほどは、一般的にコメントをされたんじゃないかとかなり優しい説明の仕方をされていましたが、ここの文章に書いてあるように、「ライブドアの公表された資料によりますと、」とちゃんと書いてあるわけですね。こういった例が大臣の記憶する中...全文を見る
○笹木委員 いやいや、では認識ですが、そういった個別の案件について担当の大臣がコメントをしたという例は非常に少ないんだと思いますが、そういったことはすべきじゃないということですね、大臣の御認識は。
○笹木委員 もう時間らしいので終わりますが、与謝野大臣が、当時……
○笹木委員 すぐ終わります。  法の網の目をくぐり抜ける行為を事前相談に基づいて行った疑いが高い、そういうコメントを産経新聞に対して与謝野大臣が、当時ですが、役職は今の大臣じゃないですが、そういった発言もされています。明らかにこれは、ブレーキをかけないといけない局面でむしろアク...全文を見る
02月20日第164回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○笹木委員 民主党の笹木竜三です。  では、質問を行います。  最初に、労働者健康福祉機構、このことについてお聞きをしたいわけですが、財政も大変だし、無駄遣いをやっている暇はないんだ、改革でそういった無駄遣いをなくしていくんだということで、いろいろなことを進めるということで、...全文を見る
○笹木委員 その財団法人労働福祉共済会、こちらが、例えば今言った、随意契約で長い期間にわたって、四十年近く、三十五年以上、ずっと随意契約で、食堂の業務であったり売店であったり理髪、美容、こういった業務を行ってきたわけですが、大体売り上げはどのぐらいですか。全国の三十六カ所の労災病...全文を見る
○笹木委員 この財団法人労働福祉共済会が独立行政法人労働者健康福祉機構に対して払っている施設使用料は、この三十六カ所すべてで幾らになるわけですか、全体で。
○笹木委員 非常に安いコストで非常に大きな収入を上げている、これを四十年近く独占的に随意契約で受けてきた。この随意契約を受けてきた労働福祉共済会に対して、こういった話になると必ず天下りのことがセットになって出てくるわけですが、この場合、独立行政法人の労働者健康福祉機構から、あるい...全文を見る
○笹木委員 常勤役員五人中、厚労省のOB、会長を含んで四人いるということですよね。間違いないですよね。
○笹木委員 例によって、天下りの方も役員の中に存在している、そして長年の随意契約。この問題は今まで過去に何度も言われてきたと思うわけですが、この随意契約を続けていることに対して、なぜこんなに長くいつまでも、莫大な収益も上げているこの事業に対して随意契約を続けてこられたのか。
○笹木委員 少し僻地の場合、そういった施設も中にはある、なかなか受け手がないから結局四十年近く随意契約を続けてきた。しかし、最近一部メディアでさらに、これはもう決して初めてじゃないですが、今まで何度も話題になってきたんだけれども、改めて、直っていないということがまた取り上げられた...全文を見る
○笹木委員 実際に宿泊されている、そういう方々の中で、主催事業による宿泊施設の稼働率は大体どのぐらいのパーセンテージなんでしょうか。
○笹木委員 いや、これはいろいろな報告書でも、実際に私たちが一々請求しなくても手に入るような報告書でも、大体、主催事業の参加者の利用した率というのは〇・七%。六割以上が企業であったり、言ってみれば、もともとの目的とは関係がない、青少年あるいはその指導者とは関係のない方々が、普通の...全文を見る
○笹木委員 国費が投入されている分、千十五億円ですか、これだけの国費も投入されています。もともとの目的と関係のないような形で、結果的には非常に一般の民間企業の方にとってみれば格安なわけですが、そういった施設を国費も投じて運営を続けていく必要があるのかどうか。これも非常におかしな話...全文を見る
○笹木委員 必ずやるべきだと思いますが、現状としては、看板とは裏腹で、なかなか、相変わらず残っている事例が多いということをきょうお話をさせていただきました。  先週、敗戦と戦後についての認識ということで、いろいろ質疑をさせていただきました。きょう、戦後についての認識ということで...全文を見る
○笹木委員 今いろいろな御意見が述べられたわけですが、前回の質疑の中で、この六十年間、戦後六十年間のスタート、出発点であった敗戦と、そして占領、極東軍事裁判、外から与えられたこの枠、これを自明のものとしてしか、しようがないんですが、そのレールの上に乗っかって、ひたすら走ってきただ...全文を見る
○笹木委員 いろいろ御意見をお聞きしましたが、例えば、公を民間が担っていく、最近話題になったことで言いますと、いろいろなボランティア団体であったりNPOであったり、そういう団体もあります。そういう団体がせめて活動の実費ぐらいは出やすいような税制を考える、こういったことも政治の課題...全文を見る
○笹木委員 国有財産というのは、全部で七百兆ほどあるわけですよね。国有財産とか公共用財産、これで百七十兆ぐらいですか。金融資産、これでも四百兆ほどあるわけですね。今、ただし書きがあって、例外項目でこれは除いてという話がありました。  竹中大臣にお聞きをしたいわけですが、いろいろ...全文を見る
○笹木委員 今、ただし書きで幾つか、例えばということで例外項目も挙げられましたが、この点については竹中大臣はどういうふうにお考えでいらっしゃいますか。
○笹木委員 先ほどのただし書き、除外、例外項目についてもいろいろな議論があるというふうに聞いています。それと、いろいろ役所の中でも、例えば財務局で千人から二千人の方々が国有財産の不動産管理をしているというふうにも聞きます。一体、こういうことが今の時代にも本当にこれだけの人員で必要...全文を見る
○笹木委員 今お答えがあった中でも、実際には毎年かなりだぶついていて、こんなに準備として蓄えている必要があるかというものもあるわけですよね。ですから、ぜひ、今お答えのとおりで、変な例外をたくさんつくって、結局、やはり足元のことにはごまかしているなと言われないように、しっかりと進め...全文を見る
○笹木委員 私も含めて何人かが与謝野大臣に何度か御意見も聞いてきたわけですが、与謝野大臣は、事前の相談に基づいて行われた疑いが極めて高い、こういうふうに政調会長時代にコメントをされているわけです。  もし与謝野大臣が当時も今の立場であっても、あの当時は政調会長だったわけですが、...全文を見る
○笹木委員 納得されたんですかね、本当に。いや、それは、事前の相談に基づいて行った疑いが極めて高いと言われていますが、実際に事前の相談に基づいて行ったのであれば、そして契約が成立したのであれば、これは違法なわけですよね。先ほどお聞きしましたように、こういった御認識を当時、政調会長...全文を見る
○笹木委員 いろいろほかの方の立場のことも考えてそういった答弁を続けられているわけですが、では、竹中大臣にお聞きをしたいわけです。  竹中大臣は当時の担当大臣でもありませんが、当然、このときの議論はいろいろ聞いておられるはずですし、やはり党の中でも国会の中でも、いろいろな議論が...全文を見る
○笹木委員 これは決して民主党の私たちが言っているということじゃなくて、メディアでは、もしかしてこのライブドアの脱法行為、これに対して政治とつながりがあったんじゃないかと、そこまでいろいろな記事とか一部報道もされているわけです。そういった中でのこの選挙応援の問題、非常に深刻な問題...全文を見る
○笹木委員 ですから、いろいろ調べてみたけれどもないということじゃないんですよね。全く調べてもいないということですよね。
○笹木委員 事実関係については把握をしていない。それ以上は、要は、実際に捜したということじゃないということですね。(発言する者あり)何度でもやります。
○笹木委員 それ以上はお答えにならないようですが、では、ちょっとまた質問をかえまして、今、国政調査権で調べるべきだというふうに主張しているわけです。実は、私もメールの具体的なことを何も知っているわけじゃありません。しかし、ここで議論も聞いていて、国政調査権で調べるべきだろうと私も...全文を見る
○笹木委員 はい。  では、お答えをしますが、少なくても、これだけかどうかの確認はしていませんが、国政調査権を使って、実際、こういったお金にまつわる事案で委員会の全会一致で調査をしたという事案はあるわけです。  官房長官もまだ当選して間もないころだったと思いますが、細川総理の...全文を見る
○笹木委員 これは平成五年の議事録ですが、政治責任をかけてこの問題についての解明をするために資料を提出すべきだと思います、これに対しまして総理のお答えをいただきたいです、自分の方から資料を出せ、これを再三しつこく迫っておられます。  当時、白川委員、この方が何度も何度もそのこと...全文を見る
○笹木委員 与謝野大臣もお願いします。
○笹木委員 その結果、委員会としては、「衆議院予算委員会は、去る二月二十二日、山口予算委員長の提案に基づいて、土井議長名をもって、憲法六十二条、国会法第百四条により、細川首相に関する記録の提出要求を全会一致をもって決議した」、こういうふうにあります。ですから、決して、国政調査権を...全文を見る
○笹木委員 私は、与党の、与党で官房長官である方にお答えいただきたかったわけですが、では、この予算委員会で起きた具体的な事案なわけですから、委員長にお答えをいただきたいと思います。
○笹木委員 ぜひしっかりお願いします。
03月01日第164回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第2号
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○笹木分科員 民主党の笹木竜三です。質問をさせていただきます。  最初に、まちづくり三法の改正案が提出をされているわけですが、このまちづくり三法の改正案について、そのねらい、意図はどういうものであるのかを確認させていただきたいと思います。
○笹木分科員 確かに全国的にそういう問題があるわけです。  そこで、これまでの例えばTMO活動、全国的にそういう問題があって、TMO活動で中心市街地の活性化をということで、地域によっていろいろな工夫をしてきました。計画もつくり、その前に協議会もつくり、そして実際に運営主体もつく...全文を見る
○笹木分科員 その地域の中での商業者だけじゃなくて、市民とか他の方も含めてそういった運動をということはわかります。  それと、例えば市なら市全体の中での中心部と郊外部、こういった計画性ということもわかるわけですが、私が知っている事例でいいますと、そういった意識は別に民間の方は持...全文を見る
○笹木分科員 御説明はわかりましたが、ぜひ大臣でもお答えいただきたいんですが、実際の現場で、これは、商業者であれ中心部、市街地に住む方であれ、まちづくりを一生懸命やっている方の声です。恐らく皆さん方もよくお聞きになると思うんですが、国とかがかかわる事業で、常に、何年ごとに新たに計...全文を見る
○笹木分科員 今度こそという意気込みであられる、非常にいいと思うんですが、もう一度確認しますと、結局、私も見ていまして、まちづくりとかいうのはやはり人ということに行き着くわけで、やる気のあった人材が出てきて具体的にまちづくりを続けている、そういうやる気を持ってやっている人材がさら...全文を見る
○笹木分科員 海外まで実際に販路を広げるとか商談成立を目指す、いいねらいだと思うんですが、地場産業でなかなか活路が見出せないところというのは結構共通性があるのかなと。もうよく御存じだと思いますが、新しい技術を開発したり研究したり、あるいはつくるという技術はかなり、それこそ世界の中...全文を見る
○笹木分科員 実際に売る活動とかマーケティングとかデザインとか、そういうことを重視してお手伝いをするということですが、ちょっとこの手続で確認をさせてほしいんですが、これを申請するのは、地元の産業にかかわる商工会であったり商工会議所がコーディネートをして、そしてプロジェクトを提案し...全文を見る
○笹木分科員 それで、十八年度からその支援事業の内容が一部変わるというふうに聞いたんですが、どこが一番変わるのか。予算的にはむしろ一つ一つの事業については減るのかなと思いますが、そのことについても確認させてください。
○笹木分科員 これまでの実績ですが、大体どのぐらいの件数が申請されて、どのぐらいが実際に採択をされているんでしょうか。
○笹木分科員 一事業というか、主体の側からいうと大体どのぐらいの平均ですか、多いところと少ないところで、額ですが、一事業当たりでいいますと。
○笹木分科員 では、その内容ですが、十八年度からは一部変更があると聞いていますが、これまでは使えなかったところに、例えば販路拡張とかそういったことには使えるようになるのか、展示会だけじゃなくて商談会とかそういったものも含めて、比較的使い方は、少しでも自由になるのかどうかというのも...全文を見る
○笹木分科員 販売の事業についても可能になるということですよね。
○笹木分科員 もう余り時間がないみたいなので、最後に大臣にまた御意見をいただきたいと思うんです。  一事業当たりでいいますと額的には大した予算じゃないと思うんですが、ブランド力ということが先ほどのお話などでありました。このブランド力というのは確かに大事だし、マーケティングとか海...全文を見る
○笹木分科員 もう時間が終わりましたので、終わります。どうもありがとうございました。
03月01日第164回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第2号
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○笹木分科員 民主党の笹木竜三です。  幾つかの点について質問をさせていただきますので、よろしくお願いします。  まず最初に、在日本朝鮮人総聯合会の関連施設に対する固定資産税の課税状況についてということで、新聞等でも話題になっておりますが、今減免をしている実態についてどのよう...全文を見る
○笹木分科員 固定資産税の減免については、今、十七年度の実態についてはということでお話があったわけですが、いろいろ高裁の判決も出て話題になっているわけですが、減免の理由、これは各自治体においていろいろな判断をして減免しているわけですが、減免の理由についてどういうふうに説明を受けて...全文を見る
○笹木分科員 ということですが、今、高裁でも判決が出て、これはどうなんだろう、おかしいだろうという判決が出たわけですが、そういう中で、この減免理由。公民館、集会施設に準じた施設であるとか、公共公益的な施設であるとか、旅券、査証の発給の業務をやっているとか、こういった理由で各自治体...全文を見る
○笹木分科員 最高裁の判決が出ても、今お答えになったような態度は変わらないということですか。
○笹木分科員 訴訟中だからということはほかのいろいろな問題にしてもよく言われるわけですが、実際にこういう問題が起こっている。実態について、それは一つ一つすべての実態をというのは不可能だと思います。しかし、今言った公共的な施設だとか公民館的な使用をしているとか、こういったことについ...全文を見る
○笹木分科員 では、ちょっと別の方からですが、固定資産税の減免によってどのぐらいの額になっているかというのも、一つ一つの自治体でのことだから公表はできないとしても、把握もされていないということですかね。
○笹木分科員 そうしますと、そもそもこういった固定資産税の減免というのがいつごろからされているか、もちろん各自治体においてですが、そういったことについても全く把握をされていないということでしょうか。
○笹木分科員 それぞれ市町村において条例によって減免を始めたということだと思いますが、市町村の条例だけで、例えば旧自治省がこの件に関して何らかの市町村とのやりとりとか、あるいは通達ですとか、そういったものは過去に全くされていませんか。
○笹木分科員 幾つかの自治体にあるこういった朝鮮総連の関連施設についてですが、実際に調べたりしてみますと、三十年代に個人名義で建てた建物、建てた当時からずっと減免という状態であるとか、四十年代に建てた、これも個人名義で建てた、ずっと最初からだ、そういうお答えが多いわけですが、大事...全文を見る
○笹木分科員 把握はされていないということですね。
○笹木分科員 こういった朝鮮総連の施設以外で個人の名義で建てた、建設当初から減免になっているような、そういう施設はありますか。外国人関係の施設でですが。
○笹木分科員 民団とか華僑関係のそういう施設なんかはどうですか。同じように、ずっと昔からそういうことがあるのかどうかということです。
○笹木分科員 この点について、最後に大臣に、基本的な御意見で結構なんですが、裁判でも非常に今問題になっている、おかしいだろうという判決も高裁で出た、この後、最高裁でまたいろいろ、どれぐらいの時期かはわかりませんが、審理されて結論が出るんだと思いますが、こういう状態の中で、今ほとん...全文を見る
○笹木分科員 ぜひ、しっかりやっていただきたいと思います。  二つ目の、別の点について、これもまた確認をさせていただきたいんですが、指定管理者制度についてお伺いをしたいと思うんです。  この指定管理者制度、例えば国レベルで似たような、PFIとかこういった事業もなかなかうまくい...全文を見る
○笹木分科員 最後に挙げられた今までの団体の云々、そういう問題も現実にはあるんでしょうが、きょう、そういったことをお聞きしたいんじゃないんです。  いろいろ、民間でもやれることは民間になるべく開放する、今市場化テストも、もちろんさらに具体的になっていくんだと思いますが、これは私...全文を見る
○笹木分科員 ぜひ、評価の体制をしっかりとしたものにするべきだと思いますし、それをお願いしたいと思います。  それと、国レベルでの市場化テスト、これは担当はまた違いますが、あるいはPFIでも総務省関係でのPFIがもしあるとしたらですが、その評価の、いってみればモデル的な評価ケー...全文を見る
○笹木分科員 例えば道路関係、これだと国土交通省になるわけですが、ぜひ雪害対策について、自治体においてはもちろん横断的にいろいろやっているわけですが、融雪の技術もいろいろ新しいものが開発もされておりますし、何よりも道路状況、幹線道とか、高速道とか、あるいは普通の市町村道でも非常に...全文を見る
03月01日第164回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第2号
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○笹木分科員 では、質問を始めさせていただきます。民主党の笹木竜三です。  最初に、二月二十七日の夕刊からですが、北朝鮮の不審船に使用している可能性がある、その船の不正輸出をしたということで、宮城県の海運会社の社長が事情聴取を受けて、逮捕の方針ということで今報道されているわけで...全文を見る
○笹木分科員 この名前、第二大和丸ですか、これが九九年に能登半島沖にあらわれた北朝鮮の不審船と同じ名前の船だというふうに今言われているわけですね。  この同じ方が、過去似たような事例で、やはり前歴があったということも報道されています。そのことも把握されているんでしょうか。
○笹木分科員 例えば、日本の船、中古の船が、工作船であったり、そういうふうに使われているんじゃないかといった調査、どこまで公開できるかは別としまして、そういった調査とか把握はある程度されているんでしょうか。
○笹木分科員 それで、ちょっとお伺いをしたいわけですが、海上保安庁での警備体制といいますか、どの程度の警備体制なのか。例えば、七〇年代に拉致の事件が起こっているわけですが、そのころに比べてこれだけ充実をしている、あるいは最近これだけ充実をしている、民間の方の力もかりた通報体制も含...全文を見る
○笹木分科員 今現在、常時、全国で大体何台体制でやっておられるんでしょうか。
○笹木分科員 例えば、陸上自衛隊において、おととしぐらいからですか、有事ということも意識をして、移動式レーダーを持つ特別な部隊をつくった、かなりの人数で構成されたものをつくっている、そういったことがあるわけです。  こういった海上での警備体制の充実、民間の通報体制もされていろい...全文を見る
○笹木分科員 ぜひしっかりやっていただきたいと思います。  二点目なんですが、PFIについて確認をさせていただきたいんです。  公共がやっていたことも民間でやれることは民間にという基本的な方向は非常に大事だと思っています。自治体においては指定管理者制度というのがあるわけですが...全文を見る
○笹木分科員 評価について、個々の案件だけにじゃなくてPFI方式そのものについて、先ほど指定管理者制度で言ったような問題が国についても起こる可能性はなくはないと思いますし、もう一方では、ちょっと制限というかいろいろ手かせ足かせが強過ぎて、民間にとっては魅力のないような場合もあるよ...全文を見る
○笹木分科員 三点目ですが、雪害のことについて、これも確認をさせていただきたいと思います。  今は比較的雪が降っていないものですから、各地域においても、のど元過ぎれば熱さ忘れるで、なかなかそういう議論が逆に起こらないんですが、毎年のことを考えると、今からいろいろな見直しとか検討...全文を見る
○笹木分科員 融雪の体制についてはどうですか。要は、有料の高速道路が最初に渋滞とか最初にストップ状態というのはどう考えてもおかしいと思うんですが、そういったこと。それと、今言ったタイヤのチェック、これは警察の方になると思うわけですが、こういったことをやはりもう少し充実しないと、お...全文を見る
○笹木分科員 警察の方にも確認をしたいわけですが、車両のチェックですね、タイヤチェック、そういったことについてまだまだ不十分だろうと思うわけです。それについて、どう改善されようとしているのか、お聞かせいただきたいと思います。  あわせて、先ほどのお答えの中に融雪のことが入ってい...全文を見る
○笹木分科員 高速道路については、融雪について非常に不十分だと思っています。いろいろコストの面はあると思うんですが、研究もいろいろあると思います、新しいエネルギーによる融雪の技術ですとか、そういったものはあると思いますので、そういったことも含めて、ぜひ検討いただきたいと思います。...全文を見る
04月21日第164回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第3号
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○笹木委員 笹木竜三です。  質問を始めさせていただきます。  今回のこの法案、外国に住む在外の邦人、日本人の方に対する選挙区選挙での投票も行えるようにしよう。言ってみれば、我々国会の者ももっと早くこれに取り組むべきだったのかもしれません。そういう意味で若干怠慢だったのじゃな...全文を見る
○笹木委員 私も、実は何度か裁判を傍聴に行ったわけですが、最終的な判決で、簡単に言ってしまえば、村岡さんは無罪だと。これは、だれも問題がない、そういう判決じゃありません。当然御承知だと思いますが、簡単に言ってしまえば、これは裁判官自身が言っている発言ですが、橋本元首相など現役国会...全文を見る
○笹木委員 あわせて聞きますが、例えば、この日歯連の事件が話題になっていたその真っ最中ですが、平成研究会の収支報告で、十五年分の繰越額は約十八億五千万円であった。それが、十六年分収入欄の繰越額は三億円。十五億円もの差がある。これは今までに何度も話題にもなっております。こういった報...全文を見る
○笹木委員 十五億円ものずれがある、乖離がある、それでも虚偽の記入あるいは記載上のミス、そういうふうにはみなさないということですね。
○笹木委員 きょうは法務省の方も来られているわけですが、これだけのずれがあっても形式的に問題がない、虚偽の記入にはならない、そういうふうに法務省の方も判断をされますでしょうか。
○笹木委員 先ほど総務省の方からお答えもありましたが、官報欄の冒頭にわざわざ記入もされている、関係書類が押収されていることに加え、前会計責任者による引き継ぎが不十分であるため云々というふうにありますが、会計責任者の引き継ぎについても政治資金規正法の第十五条に規定されている、違反し...全文を見る
○笹木委員 政治活動の自由はよくわかりますが、私も政治活動をしている身ですからよくわかるんですが、決してそれは迂回献金あるいはマネーロンダリングをする自由を保障するものでもないし、一般国民との意識のずれ、これがやはり問題になっている。そして、今回の裁判所の判決があったのだと思いま...全文を見る
○笹木委員 今手続の問題というお話もありました。今回、在留届をしてから三カ月たたなくても、入国直後でも手続の申請ができるようになったと。これは確かに改善点だと思います。  それで、総務省の方にお聞きをしたいわけですが、これは手続について事実を確認したいだけですが、それで楽になっ...全文を見る
○笹木委員 お聞きしたいのは、今言った入国直後に手続をする方は、旅券を提示してそこで申請をして、三カ月ぐらいしてから在外公館から確認をするわけですね、その後三カ月実際に住まわれているかどうかということで。往復はがきで本人の署名をもらうとか、電話で確認をするとか、それでその後三カ月...全文を見る
○笹木委員 ということで改善だと思いますが、先ほどほかの委員からもそういった意見がありましたが、私もこの委員会の調査団の一員として昨年フランス、私個人的にドイツも、そしてチェコ、ブルガリア、そういったところに行って、在外に住む日本人の方々のいろいろな御意見も聞く機会がありました。...全文を見る
○笹木委員 さらにお聞きしたいんですが、先ほど在留届自体もなかなかされない方が多いというお話をしましたが、日本を出国のときに申請するということも検討していいんじゃないかと思うんですが、その点についてはいかがでしょうか。
○笹木委員 いや、お話ししているのは、要は、出国時点でも長期で相手国での住居も決まっている方がおられるわけですから、そういった方々については出国時点で確認をする。もうチケットも持っているわけですし、渡航もすると。その後の確認について、どうしてわざわざ在外公館じゃないといけないのか...全文を見る
○笹木委員 大臣にお聞きしたいんですが、もちろん担当の方がいろいろなことを言われるのはわかります。実務的にいろいろな不安を感じるのもわかりますが、今回の改正は、基本的に、より多くの方に参加をしていただく、投票もしていただく。さっきお話ししましたように、在留届でさえもしていない方が...全文を見る
○笹木委員 繰り返しになるんですが、住所の確認はできるわけですね、先ほどお話ししたように。電話ですとか本人の署名の往復はがきでするということはできるわけですし、ですから、ぜひこのことを御検討いただきたいと思います。  それとあわせて、少し楽にはなったといっても、圧倒的多くの方は...全文を見る
○笹木委員 税についての電子申告はもう既にされているわけですし、年金等についても電子でのいろいろな相談もできますし、そういった認証もしているわけですね。ですから、インターネット投票のことまで一足飛びに言っているわけじゃないし、投票自体はかなり難しい面があるかもしれません。しかし、...全文を見る
○笹木委員 非常に完成度の高いシステムだからというお話がありました。それは事実そうなんでしょう。しかし、海外に行かれた日本人については、大臣御自身もお話しになられたように、在留届さえもしていない方が非常に多くて、届け出そのものに参加していない方が多い現状があるわけです。これを少し...全文を見る
○笹木委員 それで、これも先ほどのほかの委員の質問の中にも話が出ていましたが、毎回毎回選挙のたびに、やはり投票用紙を申請しないといけないのか。これは非常に面倒だと思うわけです。  あわせて、具体的な実務、投票用紙を選挙のたびに申請する個人にとってどういう作業をすることになるのか...全文を見る
○笹木委員 それで、先ほども議論がありましたが、もう郵便で投票するという意思を表示している方については、申請はいつでもできるということであれば、毎回毎回選挙のたびに自前で、封筒をつくって、そしてそれを結果的に一往復半ですか、投票も含めてやることになるわけですから、投票用紙を自動的...全文を見る
○笹木委員 それを確認してなんですが、市町村での選挙人名簿と、日本国民全員じゃなくて、海外に出た在外の日本人の選挙人名簿ですね。これまで、例えばあるAという国において、その在外公館の対象範囲とする方についての日本人の登録が、これだけの方がいる、在外公館もある程度は把握されているん...全文を見る
○笹木委員 もう一回まとめますと、郵便の投票の申請から非常に手続が面倒で、想像してみても、実際それは海外に行って、在外の日本人の方から御意見聞いても知らない方も多いですが、知っていても、自分でその申請を郵送で送って、そして市町村に行って、それがまた戻ってきて、投票用紙をまた送る、...全文を見る
○笹木委員 次に、投票が非常に少ない理由として、先ほど大臣も、情報というお話もありました。実際これも、いろいろ聞き取りしまして、なかなか日本の政党も日本の政治家も身近じゃない、国内にいる人に比べて、新聞を読む機会もテレビを見る機会もそう多くはないわけです。ですから、圧倒的に情報が...全文を見る
○笹木委員 いや、そんなに難しくないですよね。事前にちょっとやりとりなんかしましたら、いや、選挙公報だとしたらその順番の問題があるとか、あるいは同じ大きさの形で載せたい、そうするとスペース的にどうかとか、そんな御意見までありましたが、それは候補者の名前を一覧にして、そこをクリック...全文を見る
○笹木委員 ぜひ、来年の参議院選挙、この選挙で、選挙区選挙でも在外の方が投票するようになるわけですが、候補者の氏名と所属政党だけでの投票にならないように工夫をいただきたいと思います。  それと、これは実は、きょうは質疑されていない他の委員からも、ぜひそのことは確認しろよと先ほど...全文を見る
○笹木委員 あわせて、法務省と警察庁の方にもお伺いをしたいわけです。そういった検討は、今後、当然されていこうとしているのかどうかということを確認したいと思います。  それとあわせて、これは国内の選挙運動についてで結構ですが、先ほどお話ししましたインターネット、ホームページであっ...全文を見る
○笹木委員 体制としてはまだできていないのが現状だと思います。国内においても、私なんか、選管とも警察とも何度かやりとりしましたが、公示日以降のホームページの更新、こういったもの、前々回の選挙でも余りしっかりしたチェックがされていないですし、メールなんかなおさらだと思います。しかし...全文を見る
○笹木委員 違法の可能性が強いというような指導をされる、そういうことですね。  例えば、収支報告書、これも閲覧ということになっていますが、情報公開法によって、請求者によってはコピーを許しているわけです。こういった可能性はありますか。
○笹木委員 政治資金法による収支報告書の中でも、候補者本人じゃなくて、個人を識別できるような情報はたくさんあるわけですが、要は、政治団体でもいろいろな政治団体がある、そういうところが名簿をとり放題とっていくのはまずいだろう、あるいは、全国の中でもコピーができるところとできないとこ...全文を見る
05月31日第164回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第4号
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○笹木委員 民主党・無所属クラブを代表して、自民党、公明党両党提出の公職選挙法の一部を改正する法律案に対し、反対の立場から討論を行います。  議会制民主主義のもとでは、国民の権利や行使の機会が公正、平等に確保されることが極めて重要です。そうした観点からすれば、参議院側が各派から...全文を見る
10月17日第165回国会 衆議院 安全保障委員会 第1号
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○笹木委員 民主党の笹木竜三です。質問を始めさせていただきます。よろしくお願いします。  今回、この国連決議にほぼ全会一致でこぎつけたというのは非常によかったなと思いますし、非常に頑張られたんだろうなと思います。そのことに敬意は表しますが、まず、その中で具体的に今問題になってい...全文を見る
○笹木委員 今、長官がお話の中で、具体的なことも考えてというようなことがありましたが、これは、最初に制定したときには、恐らく朝鮮半島ですとか、あるいは台湾海峡であったり、そうしたところで具体的な有事と言われるようなことが発生した、具体的なことを考えてというのはそういうことを含むん...全文を見る
○笹木委員 その場合に、この船舶検査については、具体的にどういうことが余り無理をしないでし得るのかということについても確認させていただきたいと思います。
○笹木委員 先ほどから質問の中でも話題になっておりますが、その場合でも強制力がなかなかないということ、さらに威嚇射撃とか、こういったことを実際に行うことが難しいということ、この問題があるわけですね。  そんな中で、今いろいろ報道なんかで出ていますが、そういう難しいことを除いて、...全文を見る
○笹木委員 周辺事態と認定した場合です。その場合の活動として確実にできる検査活動ですとか、その中でできることは何でしょうか。
○笹木委員 それと、議論になっておりますが、例えば米軍に対する補給活動、こういったことについても、仮に米軍が攻撃をされた場合に、それに対してどうできるかということについては、長官は正当防衛としてとかそういうことも言っておられますが、これも一般的に、すんなりと、簡単にいく話ではない...全文を見る
○笹木委員 その議論はもちろんしないといけない、これからしていかないといけないとは思いますが、しかし、今回のこの船舶検査において、政府の中でも、きょうの新聞等にも出ていますが、例えば、先ほどからお話ししています、強制力について難しい、威嚇射撃についても難しい、あるいは、今言った米...全文を見る
○笹木委員 そういう場合に、米国の場合に沿岸警備隊がこの検査に当たる、先ほど御説明がありましたが、軍艦によって行われる臨検とは区別して、特に経済制裁的な検査については沿岸警備隊がそれに当たる、そういうふうに聞いておりますが、どうでしょうか。
○笹木委員 アメリカだけじゃなくていろいろな国が、そういうふうに沿岸警備隊とか、あるいは貨物検査の場合には国境警備隊とか、そこがまず当たるというような工夫がされているというふうに聞きます。  海上保安庁にお聞きをしたいわけですが、例えば、今回、これは国連決議ということでじゃあり...全文を見る
○笹木委員 それと、今この決議の枠組みでいうわけじゃないですが、海上保安庁のこういった日常的な検査、海上保安庁法に基づいた検査ですが、この行動において、相手船舶を停船させるために行う射撃は許されているわけですよね。
○笹木委員 もちろん海上保安庁の枠組みでは国内の治安維持ということがあるし、例えば問題があった方に対して裁判にかけるとか、そういったいろいろな、もちろん国内の治安維持、警察活動という原則のもとで活動されているという説明が常にあるわけですが、しかし、例えば工作員対策として、この数年...全文を見る
○笹木委員 お聞きしていることについてはお答えいただかないので、私の考えを言いますと、あるいはそういうことを主張されている方ももちろんたくさんおられますので。  結局、先ほどお話ししましたような軍艦とか軍隊が直接行う臨検とは違って、経済制裁のもとでの検査というのを国境警備隊であ...全文を見る
○笹木委員 今期間をお聞きしたのは、よく大臣がそういう発言をされているから確認をしたかったんですが、しかし、実際にこの貨物あるいは船舶検査が始まったとしても、まずはみずからの港湾からとか、まずはみずからの領海からということなんだろうと思います、それぞれの国にとってまず優先されるの...全文を見る
○笹木委員 この点についてはもうこれで終わりますが、あした以降、ライス国務長官が来て大臣ともお話をされて、その後、韓国、中国ともというふうに聞いています。先ほど、陸での検査も入っているのがみそだと大臣言われましたが、恐らくこの貨物検査、船舶検査というのは、中国、韓国、あるいはロシ...全文を見る
○笹木委員 もちろん我々が与党になってもという前提で聞かせていただいていますので、だから、いろいろな工夫がもっとないかということを言っていますし、予算面でも人員面でも、これについてはもっとしっかりと充実したものをやるべきなんだろうと思います。  繰り返しになりますが、政府専用の...全文を見る
○笹木委員 ぜひ、あいさつの中でも言われていたように、何か、核を持つべきだとかなんとかというのが新聞をにぎわしていますが、仮に核を持ったとしても日本がそんなに軍事強国になれるとは思いませんが、やはり情報についてはもっと強い国になるべきなんだろうと思います。どこかの国の総理大臣がイ...全文を見る
○笹木委員 大臣はいかがでしょうか。
○笹木委員 ではこれで終わりますが、最後に、きょうこの点はお話しできなかったんですが、具体的に一般の方から言われるのは、いや、もし飛んできたらどうすればいいんだということなんですよね。ですから、もちろん勇ましい話で、やられたらやり返すとかそんな話、これも言い方の工夫が必要なんでし...全文を見る
11月07日第165回国会 衆議院 安全保障委員会 第5号
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○笹木委員 民主党の笹木竜三です。質問を始めます。  最初に、この集中審議のことについて一言お話ししたいんですが、与党の方から、政府の方から、防衛庁の省昇格についての法案ということで、その審議を急いでやりたいという申し出が今あるわけです。  個人的な思いで言えば、国民の生命と...全文を見る
○笹木委員 きょう午前中の質疑の中でもありましたが、例えばトップに法律の専門家であったり検察、外務省の例も一部出ていましたが、そうしたことを、これは細かい事情は今お聞きはしませんが、今までの、言ってみれば、外から見たらずるずるべったりの面がある、組織ぐるみで証拠隠滅もしてきた、そ...全文を見る
○笹木委員 きょうは外務省の方に来ていただいていますから、少し具体的に、今どういうふうになっているのかについて御説明もいただきたいわけです。  外務省も、今も完全になくなっているとは言えないかとは思いますが、機密費の流用、これでさんざん騒がれました。どうなっているんだという状態...全文を見る
○笹木委員 私もちょっと資料を読ませていただいたりしましたが、北田監察査察官が二〇〇二年のころ、こんなことを言っているわけですね。不正行為というのは、急に起こってくるというよりも、徐々に日常の仕事の中で遵法精神とか規範意識が鈍化してくる、そうしたことをチェックしていくためには、一...全文を見る
○笹木委員 ここでもう一度長官にお伺いをしたいわけですが、午前中もいろいろやりとりがありました。具体的にいつからそういうことを始めるのかとか、予算の問題がいろいろあるけれどもと、いろいろなお答えがありますが、我らの同僚の委員からは、いや、防衛庁のポストを一つ減らしてでもそういうこ...全文を見る
○笹木委員 ぜひしっかりと実行していただきたいと思います。  次に、今回のこの施設庁の官製談合の問題で、今までもちろんいろいろ言及はありましたが、要は、OB層についてどうするのか。  これも、こういう事情があってどうのこうのということは、幾つかお答えも聞きましたが、基本的に、...全文を見る
○笹木委員 さらに、今のお話に沿ってですが、OB層一同という形はできないのかというお話もありましたが、いろいろな思いは伝わってきますが、具体的に今行動されて動いているわけじゃないということなんですね。  では、ここで北原長官の方にもお伺いしたいわけです。  北原長官として、今...全文を見る
○笹木委員 では、もう一回、繰り返しお聞きしたいわけですが、六月ですか、この二つの報告書が出た。そのときに北原長官が記者会見をされている。そこで、この場をおかりいたしましてということで、別に皆さんに対してじゃないですよね、技術審議官また本庁の建設部長経験者に対しまして、退職金相当...全文を見る
○笹木委員 その結果、今現在は実績としてどうなんですか。もう一度確認させてください。
○笹木委員 やはり、なかなか実現していない理由とか前に進んでいない理由をいろいろおっしゃるんですね。その理屈もいろいろあるんでしょうが、客観的に官製談合は犯罪ですから、この委員会でも再三お認めになっていますが、正式に今罪を認定されているわけじゃないが、似たような構図は五十年代半ば...全文を見る
○笹木委員 今、調査をしてというお話がありましたが、具体的にどういう調査を今からされる予定があるんですか。
○笹木委員 しつこく聞きますが、いつごろまでにその調査をして大体の結論を得るおつもりでいらっしゃるんですか。
○笹木委員 公正取引委員会、その話も、きょう午前中から何度もいろいろありましたよね、やりとり。要するに、公正取引委員会の改善措置が正式に出る、それをただ眺めて待っている、そういうことですね。
○笹木委員 何も公取委のいろいろ調査を邪魔しているだろうなんて言っていません。それはそれでもちろんやっていただきたいんです。  話、質問を戻しますが、公取委が正式に判断をした、そういう方々以外の方についてはどうするんだということも含めてお聞きをしているわけです。それについては結...全文を見る
○笹木委員 北原長官は、六月に報告書が出たときの会見では、長年にわたりまして行われてきたまさにあしき行為について、反省の心を持たれる今言った技術審議官とか建設部長経験の方々、この方々だけですよね、ここで言っているのも。だけだけれども、これは刑が確定している方について言っているんじ...全文を見る
○笹木委員 ぜひそのことは実行していただきたいと思います。  それと、次に、天下りの自粛。これはさっきもお話ししました。片方で、若過ぎて退職される方が非常に多い、この問題をどうするのか。一方でこの問題があるのはよくわかります。しかし、それが片づかない限り、この天下りのことは見過...全文を見る
○笹木委員 経過はおっしゃるとおりなんだと思いますが、これも報告書が出た六月十五日に、自粛期間を二年から五年にということで、そのときに、これも北原長官ですよね、いわゆる天下りとの関連が指摘され、今まで離職後二年間を経過した後に再就職した者がいるなど云々、天下りとの関連が指摘され、...全文を見る
○笹木委員 いや、ですから、こういう問題が起こった、かつて国交省もいろいろな問題が起こった、道路公団も起こった、そういうところも独自のさらに厳しい基準を設けている。今回、平成十八年の六月十五日にそういう基準を独自に設けた。  久間長官に確認をしたいわけですが、今後いろいろな動き...全文を見る
○笹木委員 次の点、これも大事な点でありますが、額賀前長官の参考人としての出席を再三求めておりますが、実現しておりません。その経緯についてお聞きしたいわけです。  北原長官にお答えいただきたいんですが、一月十六日に建設部長から申告があったと。もう一回振り返ってここで確認させてく...全文を見る
○笹木委員 それで、御本人にお答えいただければ一番自然にわかるわけですが、御本人は出席されていないので、ここでまた北原長官か、あるいは久間長官にお答えいただく、これも想像してお答えいただくのか、難しいことだと思いますが、お答えいただきたいんです。  二月六日に、定例記者会見にお...全文を見る
○笹木委員 久間長官は非常に丁寧にお答えになる場合もあるし、しかし、これはやはりお話を聞いていてもおかしいんですよ。  もう一回繰り返しますよ。証拠隠滅なんという言葉を、二月六日の時点では、質問した記者は使っていません。資料の廃棄を指示したような報道があります、それについて説明...全文を見る
○笹木委員 いや、それは無理な解釈でしょう。その説明を受けていますかと聞かれた二月六日で、そのときには報告を受けていませんと答えているんですよ。それで、二月二十二日の予算委員会になったら、今度は答弁のトーンが変わって、ないと信じているというような表現に変わっているわけですよ。 ...全文を見る
○笹木委員 久間長官は非常に迷惑なわけですよ。御本人の心理を想像して答えられるわけないじゃないですか、そのときの事実も知らない方が。ですから、御本人が答えるべきだと言っているんです。
○笹木委員 納得できませんし、それとあわせて、資料、集中審議だというのに資料が本当に出てきません。こうしたことを変えることがまず第一歩だと感想を述べさせていただいて、質問を終わります。
11月24日第165回国会 衆議院 安全保障委員会 第9号
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○笹木委員 民主党の笹木竜三です。  参考人の先生方に質問をさせていただきます。  まず最初に、先ほどから、士気の問題もある、あるいはプライドの問題もあるというふうな発言とか、質問に対するお答えでも出ているわけですが、当然御存じだと思うんですが、この平成十八年だけでも機密情報...全文を見る
○笹木委員 それでは、三人の先生方にそれぞれお聞きをしたいわけですが、先生方からも、看板のかけかえに終わっちゃいけない、塗りかえに終わっちゃいけないという御発言がありました。私もそのとおりだと思います。それで、こうしたことがなぜこんなにことし一年だけでも起こっているのか、原因の究...全文を見る
○笹木委員 機密情報の流出、この問題だけじゃないんですね。規律ですとかモラールにかかわるような問題で、御存じだと思いますが、例えば薬物事件、これも〇五年七月にありました。自衛官が所持、使用のみならず、栽培までして売り歩いていた、そういうような報道もあります。さらに、海外への無断渡...全文を見る
○笹木委員 余り時間がなくなってしまいましたので、最後にぜひお聞きしたいことがあるんです。  先ほど、海外での活動について、本来業務化、本来任務化の問題もありました。テロ特措に基づく、あるいはイラク特措に基づくそういう海外の任務もあるわけですが、こうしたものも本来の任務としてい...全文を見る
○笹木委員 終わります。
11月30日第165回国会 衆議院 安全保障委員会 第11号
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○笹木委員 民主党の笹木竜三です。質問を始めさせていただきます。  きょうは、非核三原則等についての集中審議ということでありますが、同時に、最後に省の昇格についての採決もあるわけです。その問題についても質疑をさせていただきたいと思います。  まず、久間長官にまたお伺いをしたい...全文を見る
○笹木委員 さらに確認をしたいんですが、外部からそうした新しい血を入れる、外部の目でチェックをしていただくということですが、そうした専門家の外部の方をトップに据えてやるということで間違いはないんでしょうか。
○笹木委員 ぜひそのことをしっかりやっていただきたいと思います。  それと、これもまた確認ですが、ちょうどあの報告書ができたころには、OBの自主返納についてということを施設庁長官が記者会見で発言をされていました。言ってみれば、それが六月から数カ月たったらいつの間にかうやむやにな...全文を見る
○笹木委員 何かほかの方法はないのかなと言われますが、自治体ではこういうことはざらにあるわけですね。自主返納すると、決して逮捕されているわけでもないし、あるいは公正取引委員会に正式に告発をされたということでもありません。そういう方々が退職金の一部とかそういう形で持ち寄って、そして...全文を見る
○笹木委員 しつこいようですが、ぜひ工夫、具体的に今匿名ということで、あるいは全体に呼びかけてOBの会として処理をしていただくとか、いろいろな方法は幾らでもあると思うんですが、ぜひ呼びかけを急いでやって、常に思うんですが、どうして国民の生命と財産を守るという崇高な職務に当たってい...全文を見る
○笹木委員 ぜひお願いしたいと思います。  ちょっと話をかえますが、北朝鮮の核実験の報告が中国経由で、内閣官房ですか、最初にもたらされました。ここでの質疑でも話題になったわけですが、あのときに、内閣官房には外務省経由で連絡が来た。しかし、内閣官房には来たけれども、防衛庁に対して...全文を見る
○笹木委員 それで、この防衛駐在官に関する覚書について、平成十五年五月七日ですか、外務省は、両省庁間の合意に基づき、防衛駐在官が起案する防衛情報を防衛庁に自動的かつ確実に伝達するというふうにあります。これは外務省経由で防衛庁に自動的かつ確実に伝達すると書いてあるわけですが、覚書、...全文を見る
○笹木委員 例えば、中国の日本大使館には防衛駐在官は何人おられるんですか。
○笹木委員 これは先ほどお聞きをしましたが、例えば北朝鮮のミサイル発射事案の際あるいは核実験が行われた、そういった情報、これは、防衛駐在官から外務省を経由して防衛庁に何らかの防衛情報が自動的かつ確実に伝達はされたんでしょうか。
○笹木委員 いや、やはりいろいろ問題があるんでしょう。自動的かつ確実に伝達されないという現状があるんじゃないですか。  こうした制度をとっているのはどういう理由で、どういう歴史的経緯でこうした制度になっているんでしょうか。
○笹木委員 もう一度お尋ねをしますが、こういった制度がどういう経緯で、どういう理由で、歴史的な経緯でつくられたんでしょうか。直接防衛庁に連絡ができないという制度ですね。
○笹木委員 これは、今御説明のありましたように、防衛庁とも直接の通信は行わない、そして独自の暗号も使用しないということですよね。  ほかの国ではどうなんでしょうか。
○笹木委員 ここでもう一度長官にお伺いをしたいんですが、先ほど、非常に慎重な、枠をはめたような形になっているという、これはやはり歴史的な経緯もあってそうなっているんだと思います。しかし、現実的に、今長官もお話しになったように、そこに駐在している方が直接起案した情報について防衛庁に...全文を見る
○笹木委員 例えば制服組同士勝手に連絡をさせないとか、いろいろなことを考えてこういう制度もできてきたのかもしれませんが、確かに戦中とかそうした時期においては、例えば朝鮮駐在の軍隊が独断で越境して満州に入る、陸軍大臣も首相も陛下におわびをしたのみだ、責任の追及も全くされなかった、制...全文を見る
○笹木委員 また別の機会にこの問題については取り上げさせていただきたいと思います。  それで、非核三原則についての集中審議ということなんですが、この委員会でも、あるいはほかの場所でも久間長官は何度か発言をされていますが、持ち込まないということについては、かすめる、三海里と十二海...全文を見る
○笹木委員 今御説明いただきましたが、アメリカからの事前協議というのは今まで一回もないわけですよね。逆に、こちら、日本の方から、どうも何か持ち込んでいるような可能性もあるんじゃないかということで、そうした確認というか問い合わせはどのぐらいされているんでしょうか。
○笹木委員 また長官にお聞きしますが、先ほどからお話を聞いているとおり、かすめるというのは何度か発言をされていますが、そういうことは日常的にもあり得るのかなと思っておられる、これがやはり長官の認識なのかな、これは率直にそういう感想を持ちました。  長官は、今まで長官になられてい...全文を見る
○笹木委員 このことについてはもうこれ以上はやりませんが、結局、この国会でどんなことでも議論しちゃいけないなんて思いませんし、久間長官の何度かの発言を聞いていて、非核三原則の中の持ち込ませず、このことについては、時代の変化の中でもう一回定義づけが必要だ、そう思われているんじゃない...全文を見る
○笹木委員 次は、麻生大臣にお聞きをしたいんです。  麻生大臣は何度かの発言の中で、佐藤内閣のときにどうして核を持たないことになったのかもう一度議論すべき、具体的にどういう、環境とか時代のことを言われるんですかね、どういう議論があって核を持たないことになった、これをしっかりと勉...全文を見る
○笹木委員 核保有論議を封殺するべきではないというふうに大臣は言われています。当然、非核三原則についても、その議論はあっていいということになりますよね。しかし、大臣御自身は、今言った、きょうは長官に、持ち込ませないということについて質疑をしましたが、非核三原則そのものについても、...全文を見る
○笹木委員 絶対にそういうことを考えないわけじゃなくて、御自身も、具体的に詰めて考えていく、時代の中でどうなのかということを検討していく、そういうことですね。
○笹木委員 余り時間がないのでこの辺にしますが、そうであれば、きょうも、集中審議ということで他の委員もこの問題についていろいろ質問をさせていただくと思いますが、ぜひ、どこかの国を意識して発言されるにしても、断片的な、こんなことを言っちゃ失礼ですが、軽口的にお話しになられるんじゃな...全文を見る
○笹木委員 あわせて、新築とか改築の場合、そこに若干の補助ということも考えて、核シェルター的な地下室、こうしたものを検討することが必要だと思います。ぜひ御検討をお願いしたいと思います。  それと、最後に、何か気分が重たいんですが、ちょっと前の質問でも機密情報流出の問題を取り上げ...全文を見る
○笹木委員 もう終わります。  しかし、よほどの組織の抜本改革が必要なんだろう、何度もお話ししていますが。それと、名実ともに防衛省が立派なものになるかどうかは国会の責任も重いんだなと改めて実感をします。  終わります。
11月30日第165回国会 衆議院 本会議 第19号
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○笹木竜三君 民主党の笹木竜三です。  私は、ただいま議題となりましたいわゆる防衛庁省移行法案について、民主党・無所属クラブを代表して、賛成の立場から討論をいたします。(拍手)  国民の生命と財産を守るという仕事に携わる方々には、それにふさわしい環境で働いていただきたい。しか...全文を見る