笹木竜三

ささきりゅうぞう



当選回数回

笹木竜三の2007年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月23日第166回国会 衆議院 外務委員会 第4号
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○笹木委員 笹木竜三です。  質問を始めます。  まず、麻生大臣が二十一日午前中にアメリカの統合参謀本部のペース議長とお会いになっていますが、どんな話をされたんでしょうか。そう長い時間じゃないとは聞いておりますが。     〔委員長退席、やまぎわ委員長代理着席〕
○笹木委員 一点目のことについては、さらに大臣には今後も強く主張していただきたいと思いますが、きょうはその一点目のことではなくて、二点目のことをまずお伺いしたいわけです。米軍再編の中で、在日の米軍基地の再編の問題です。  今まででもこの委員会ですとか他の委員会でも麻生大臣はいろ...全文を見る
○笹木委員 お聞きしたのはアメリカとの関係でということですが、他の国がアメリカの駐留米軍に対して、国外移転に対して経済的な負担をしているか、これはないということです。  では二つ目に、分担することに対して法的な根拠はあるのかどうか。もちろん、きょうの本会議でかかる法案、それは、...全文を見る
○笹木委員 いろいろ法案ができてくる前にやりとりしていましても、はっきりとした答えが役所の方とお話をしても返ってこないので、質問主意書を出して尋ねたところ、分担することを明示的に禁じる法律の規定はないと、わけのわからぬ答弁書が戻ってきましたが、かなり無理をして分担するということだ...全文を見る
○笹木委員 要は、日本における基地の負担を減らす、言ってみれば立ち退いていく分だ、こちらは負担が減るんだ、その理屈はそれなりに、賛成するかどうかは別として、わかりますが、その後でお話しになりました、そして抑止力も維持するのだから、日本にとっての抑止力、そして貢献もしてもらうのだか...全文を見る
○笹木委員 では、ここでまた、御本人じゃなくてもいいですがお答えいただきたいんですが、今グアムにアメリカのいわゆる兵隊、軍人が六千五百人います。それプラス家族も入れてもう少しの数になると思いますが、それで、沖縄からの移転される人数が、兵隊、軍人として八千人プラス家族ということです...全文を見る
○笹木委員 出席されているほかの方でも結構ですが。
○笹木委員 いや、本当にこのグアムでの全体像というのはすごくわかりにくいんですが、私、たまたま機会がありまして、向こうでバイスさんという方から、言ってみれば統合室ですか、グアムの再編の統合室の責任者ですか、バイスさんからお聞きする機会がありましたが、四万人というふうに答えておられ...全文を見る
○笹木委員 今、返ってこないということをお聞きしたんじゃないんです。それは家賃収入で返していくとかいろいろなことを言っていますから、まあ何十年かかるのか知りませんが、返すと言っているんですが、今そのことを言っているんじゃなくて、要は、例えば財政支出でいうと、日本側が二十八・〇億ド...全文を見る
○笹木委員 いろいろ細かいことは、計算の仕方もわからないし、いろいろあると思いますが、基本はそうだということでお答えいただきました。それは確認をさせていただきました。  それで、非常に問題なのが、今言った電力だけじゃありません、道路の場合、これはアメリカの融資ですが、上下水道の...全文を見る
○笹木委員 いや、その状態で金をこれだけ出すんだ、それでその法案を通せというのは、余りにもちょっとむちゃに過ぎませんか。やはりそれでは判断できないですよ。  最低でも、民活方式で少しでも経費を安くするという、九六年ごろからアメリカ本土とハワイでやっているような、アメリカが自前の...全文を見る
○笹木委員 非常に不満足な、不満な御答弁ですが、とにかくできる限りやるべきだというお話はありました。そのことをできる限りやっていただきたいと思いますので、今後の委員会の審議で本格的にやりたいと思います。  それで、もう一つ、これも同じ二十一日ですが、麻生大臣が発言をされています...全文を見る
○笹木委員 別に、黄色人種発言とかそのことを今取り上げたくてお聞きしたんじゃないんですね。  今おっしゃったことは大体わかります。実際に、中東の紛争というのが、過去の植民地主義の負の遺産として起こってきているのも事実だと思います。それに対しては、日本は中東における植民地主義には...全文を見る
○笹木委員 いつもは、直接出撃しても、訓練で発進したものに出撃任務が与えられた、そういうへ理屈を言ったりしてきたわけですよね。先輩方がどう考えたというのは、恐らく、合意なしでアメリカがリスクの高いところに行く、議論もなし、合意もなしに行かれたのでは日本が一体化する、それは日本の国...全文を見る
○笹木委員 もう一点だけ別に確認したいことがあるので、きょうはここまでにしますが、別の機会にまたゆっくりやりたいと思います。  先ほど長妻議員も一部取り上げていましたが、二十一日、麻生大臣がペース議長と会った際に、弾道ミサイル迎撃協力についても話が出た、そういうお答えでした。 ...全文を見る
○笹木委員 それでかなり前倒しをしているわけですが、十六の高射隊に配備をしても、一つの展開したパトリオット3で大体半径二十キロぐらいなわけですよね、その守備範囲というのが。
○笹木委員 では、別の聞き方をしますが、二〇一〇年までに十六高射隊で配置をするということですが、日本全国くまなく守備範囲にするためには、最終的に一体幾つの高射隊で配置することが必要になるのか。これについては別に隠すことじゃないと思いますが、お答えをいただきたいと思います。
○笹木委員 検討はしなくても、単純に計算すればわかるわけで、三百高射隊ですよね。三百高射隊に配置して初めて日本全土をカバーすることができる、この計画は別にないわけですが、結局、イージス艦で撃ち漏らした分、今度これをパトリオット3でさらにということなんですが、これも前倒しをしていま...全文を見る
○笹木委員 少しずつ始めようとしているというのは、いろいろ説明を受けてわかりましたが、ぜひ大臣も御認識いただきたいのですが、アメリカでは二〇〇三年に、二十四時間以内に探知できる生物兵器センサーを主要都市に配備している。日本はとてもまだそこまで行っていません。特殊部隊が何かあったと...全文を見る
○笹木委員 別な機会に、もう少し詳しくこのテーマについてもやりたいと思っています。  質問を終わります。
03月27日第166回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号
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○笹木委員 民主党・無所属クラブの笹木竜三です。  質問を始めます。よろしくお願いします。  まず、この質疑は、前回、防衛庁の省昇格の法案を審議しているときに、あの施設庁の問題等あり、そのことでの集中審議も何度かやりましたが、その中で、情報公開の問題ですとかシビリアンコントロ...全文を見る
○笹木委員 ちょっと質問した内容について先走ってというか、このときの経緯をお聞きしたかったので、ちょっと具体的にもう一回確認しますが、まず、調査を行って実勢価格をもとにその単価を変えた、要は修正したわけですよね。修正した結果、これは騒音対策として、サッシとか空調とか、そういうもの...全文を見る
○笹木委員 公表を差し控える、新聞とかにも、いろいろほかの雑誌とかにも出ています、委員会で隠すような話じゃないと思うんですが、さっき言ったように、大体四五%とか四〇%とか、そうした価格のずれがあったということです。  これが、調査をする年、ずれがあった、修正したということなんで...全文を見る
○笹木委員 では、説明しますが、決して事前にいろいろ聞いたりしていないわけじゃないんですが、要は、財務省から過去に二度にわたって改善が求められていたわけでしょう。先ほどの御説明ですと、実勢価格にずれがあるようなので、市場調査をして、それで修正したというお話ですが、それは過去、財務...全文を見る
○笹木委員 それともう一点、あわせて確認させてもらいますが、これで価格を修正して、実勢価格、大体の市場価格と同じような額に修正をした。今までの業者がそれを受けない、断る業者が出てきたということですが、それで、住民に、業者が契約に応じない場合は別の業者を選定してくださいということで...全文を見る
○笹木委員 経緯を一応確認させてもらったんですが、とにかく二〇〇五年の一月から施設庁の談合が話題になっていて、報告書も六月に出た、そうした時期ですが、そうした時期にも、またその直前から三年間放置していた、それに対する対応もしていなかった、こういうことが続いていたということです。 ...全文を見る
○笹木委員 今の御説明とあわせて、あの前後にもよく答弁で言われたので、被疑者が特定される、そうすると、被疑者じゃないですね、ヒアリングをした相手の方が特定される、固有名詞とかが特定されたりすると、その方の権利とか権益を侵す可能性があるということも言われました。そうしたもの、その固...全文を見る
○笹木委員 今大臣からお答えいただきました。  そのことについてはさらにお聞きをしたいと思いますが、その前に、固有名詞等がつぶされている状態でもなぜ公開しないのかというときに、あわせてこちらからお伺いしたのは、公務員の職に関する情報だ、だから非開示にするのはおかしいじゃないかと...全文を見る
○笹木委員 今の答弁については、大臣にも確認をしたいわけです。  これは、もちろん任意でヒアリングに応じたということでありますが、その聞いているヒアリングの内容が、逮捕者も出た、そして、構造的な何十年も続いてきた施設庁の中の談合にかかわる、国民の税金にとっても非常に大きな無駄に...全文を見る
○笹木委員 先ほどから、大臣も施設庁の長官も、開示をしないと約束したから、それを開示することは、要は相手との信頼関係の面から問題があるということを盛んにおっしゃっています。  では、開示をしないという約束をした内容、これは何か証明するものはありますか。こちらは、例えば、その内容...全文を見る
○笹木委員 約束をしたから出せないという、この理屈もまた納得できるかどうかは別問題ですが、そういうふうにおっしゃるなら、少なくとも、どういう約束をしたかというのをしっかりと文書で示してもらわないと納得ができません。  というのは、あの黒塗りの内容を見て、例えばどういう構造があっ...全文を見る
○笹木委員 今お話しの中にありました、黒塗りでもいいから閲覧をさせろという、我々が言ったのは、固有名詞とか本人を特定するような部分は黒塗りでいいから、それで閲覧をということでお話をさせていただきました。  実際に見たら、それは固有名詞とかそういうものにかかわるものだけじゃなくて...全文を見る
○笹木委員 いや、何か今横から発言された方がおられますが、そのやりとりは幾らでもお話ししますが、黒塗りの部分が多いからもっとこれを少なくしろという話もその中でも何度もお話ししました。それと、あの閲覧も終わったわけじゃありません。これは、今発言されている方との間でも、これでは不十分...全文を見る
○笹木委員 では、この件はまた、理事会を経て、その後、追ってやるとしまして、まだこの集中審議が残されておりますので、さらにやりたいと思っています。  二点目、基地に対する交付金についての審議がきょうの午後から始まりますが、前回、外務委員会でも、外務大臣に対して、過去のいろいろな...全文を見る
○笹木委員 お話を簡単にまとめると、沖縄の基地から海兵隊が移転をする、それはこちらにとっては負担が減ることだ、それをこちらから提案して、お願いして、それが実現した、そういうことで、向こうに移転する分については負担をするんだということですね。  そうであれば、当然、それ以外のこと...全文を見る
○笹木委員 ですから、それ以外のことには負担はしないということですよね。  具体的に言いますと、グアムでは今インフラが一般的に非常に古くなっている。道路も港もあるいは電力とかも非常に質が悪い、いろいろなことが言われます。あるいは家族住宅についても、例えば沖縄から移転する分以外の...全文を見る
○笹木委員 そうしますと、本来こちらが約束というか分担すべき分だけに使うということをどういうふうにチェックされていきますか。国際協力銀行を通して出資をする、融資をする分もあります、財政的な支出をする分もありますが、どういうふうにチェックをされていきますか。
○笹木委員 国際協力銀行が支出については管理するというんですが、もともとこれは、この委員会でも法律を出しているし、防衛省自体がそれをどういうふうにチェックするおつもりがあるのか。防衛省としてはチェックをするすべがないし、つもりはないということですね。
○笹木委員 ぜひ久間大臣にお答えいただきたいんですが、真水の分、財政支出の分についてもきちっとやりたい、国際協力銀行を通しても、国際協力銀行も精査するし、きちっとやりたいと。甚だ一般的なというか抽象的なお話なんですが、どうチェックをされますか、どうチェックをすべきだと思われますか...全文を見る
○笹木委員 SPEを通してやる、それは先ほど事務方の方もお答えになりましたが、なるべく無駄がないようにというか、これは少しでも節約するようにということですよね、費用を無駄遣いしないようにということ。それで民活方式やSPE方式をやるとか、そういうことはわかります。  今、それを聞...全文を見る
○笹木委員 しかし、これは質問主意書なんかでもやりとりをして答弁も返ってきましたが、駐留米軍の国外への移転を、もともと駐留されていた国が費用分担するという例はあるのか。全く今までないわけですよね。初めてのことですよね。移転については費用を負担していないわけですね。しかも、その法的...全文を見る
○笹木委員 では、別の聞き方をしますが、今まで、国際協力銀行とかこうした外国に出資をしたり融資をしているものに対する会計検査で、これは本来の使い方から完全に逸脱をしている、おかしいというような検査の例はどのぐらいありますか。最近の例で結構ですが。
○笹木委員 私もいろいろ、過去の事例とか資料でいただいて見させていただきましたが、要は、うまく検査できる場合もありますが、全くできていない場合もあるんですね。全くできない場合、どういう場合なんでしょうか。  例えば、今までの例でいうと、マレーシアなんかの例がありますね。パハン・...全文を見る
○笹木委員 ちゃんと聞いていることにお答えいただきたいんですが。では、もう一回聞き方を変えて、要は、出資したり融資をしている、その相手の先、外国が、十分に公開もする、そしていろいろな協力もする、そうしたことがあれば検査は可能になる。しかし、それがなかなか難しければどうだ。非常に検...全文を見る
○笹木委員 ここで大臣にお聞きをしたいわけですが、今会計検査院ともやりとりしたように、では、それが当初目的としたことにちゃんと使われているか、それ以外のことに使われていないかというのは、会計検査院でも、相手の国の資料の公開ですとか検査への十分な協力とか、これがないと全く不可能にな...全文を見る
○笹木委員 結局、さっきもお話ししましたが、今まで例がないようなことにお金を出す、それでこの法律を出してくる、きょうの午後から委員会でも審議をするということですが、一つは、防衛省の側でも、それを海兵隊の移転分だけに使うかどうかのチェック、これは全く今のところ具体的な手段ですとかそ...全文を見る
○笹木委員 あと一点違うこともお聞きしたいので、時間がないので。  それは、今、お金を出す枠組みについて決める法案をここで審議しようということで、しかしそのチェックの仕方は全くわからないことでは審議ができないですよというお話をしているわけです。またこれは、具体的な午後からの法案...全文を見る
○笹木委員 いや、わかりましたが、ですから、そうした目的とすること以外に使われないようなことについてしっかりと確認をとっていく、それは必要がないということですか、この法案については。
○笹木委員 大体、全体のお金についても、積算根拠についても一向にはっきりしない。そして、このお金を出す枠組み、JBICが使うことを決めるんだけれども、その後のチェックのことも全く何の実態もわからない。これでは法案として非常に欠陥法案と言わざるを得ないと思います。これはまた法案の審...全文を見る
○笹木委員 なかなか御確認していただけないみたいですが。  それで、いろいろ展開先を移動させたりもできる、それでなるべく広範囲に覆うのだと言いますが、しかし、それは、どこかの国が弾道ミサイルを発射する兆候があるというようなことがあってから実際に発射するまで、これが一カ月とか二カ...全文を見る
○笹木委員 それで、あえてここで、ちょっと時間がないのでお聞きをしておきたいのです。自衛隊法第八十二条の二第三項に規定するような、あらかじめそういうことが、今はまだそのおそれはないけれども、日本に着弾するおそれはないけれども備えをしておけというケースの場合ですが、そういうふうにあ...全文を見る
○笹木委員 それは、イージス艦からの迎撃についても、パトリオット3の迎撃についても、命中度か、あるいはその確度について、本部発表は非常にいいというふうに言っていますが、これもいろいろな議論があるわけですし、いろいろな可能性があると思います。もう時間がなくなったので終わりますが、そ...全文を見る
04月10日第166回国会 衆議院 安全保障委員会 第7号
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○笹木委員 民主党・無所属クラブの笹木竜三です。  参考人の先生方にいろいろお伺いをしたいと思います。  先ほど参考人の先生方からいろいろなお話があった中で、今回の法案についてですが、法案に基づいてこれから出していくお金についても、財政支出についても、あるいは融資とか出資につ...全文を見る
○笹木委員 つけ加えてお話をしますと、アメリカ側からは当然、今までの本国とかハワイでの実績とか、それをもとに計算した資料は日本には一応渡されている。それをもとにこれから精査をしていく。その資料さえも出すことができないというような状態で、信じるしかないという部分はあるにしても、そう...全文を見る
○笹木委員 お答えの中には、積算根拠をちゃんとアメリカ側が出しているのなら、それが最大限の上限だとしても、それをもとに議論をしていけばいいわけだから、それを示して、それで議論を進めていく、精査していくべきだ、そういうお答えもありました。当然だと思うわけです。  今、国民に対する...全文を見る
○笹木委員 それともう一点、今回の米軍再編で、米国は、要は世界じゅうのどこにでも、非常に臨機応変に、速いスピードで展開できる柔軟な部隊への変革を目指している。当然、在日での米軍も同じようなことが期待されていく。  結局これは、日米の安全保障条約の極東条項に照らして相入れないもの...全文を見る
○笹木委員 余り時間がないので残念なんですが、いや、ですから、そういったことをむしろはっきりと明言していくべきだと思うわけです。  例えば坂元先生は、集団的自衛権についても、地理を限定した形でそれをしっかり明言して認めていく、あるいは、極東の安全のためでなくても在日米軍の活動範...全文を見る
04月13日第166回国会 衆議院 本会議 第22号
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○笹木竜三君 民主党の笹木竜三です。  いわゆる在日米軍再編特措法案への反対討論を行います。(拍手)  いやあ、本当に驚きました。この手抜き法案と与党の説明責任の放棄、審議のすっ飛ばし。もともと私は、肉弾戦、物理的抵抗などは絶対に好きじゃありませんが、きのうはさすがにその誘惑...全文を見る
04月24日第166回国会 衆議院 本会議 第25号
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○笹木竜三君 私は、民主党・無所属クラブの提出者を代表して、ただいま議題となりましたイラクにおける自衛隊の部隊等による対応措置を直ちに終了させるためのイラクにおける人道復興支援活動及び安全確保支援活動の実施に関する特別措置法を廃止する法律案について、その趣旨を説明させていただきま...全文を見る
04月26日第166回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第4号
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○笹木議員 先ほどいろいろ御説明ありましたが、一つは、イラク戦争前とイラク戦争の後を数字で見てみると、イラク戦争前の二〇〇一年から二〇〇二年の年平均が、テロによる死者四名、負傷者が五十五名、ではイラク戦争が終わった後の二〇〇四年から二〇〇六年がどうか、年平均で死者が六千五十七名、...全文を見る
○笹木議員 先ほど大臣が日本としてもそれは裏をとれないとまたお話しになりましたが、アメリカ自身が、去年の九月八日に上院の情報特別委員会で、当時パウエル国務長官が移動式の生物兵器製造施設とウラン濃縮のためのアルミ管があると言って、国連の安保理でいろいろな決議の議論もしたし、決議もし...全文を見る
05月11日第166回国会 衆議院 外務委員会 第11号
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○笹木委員 民主党の笹木竜三です。  質問を始めさせていただきます。  きょうは、この委員会で、日本とシンガポール、日本とチリ、日本とタイでの経済連携協定のことについての質問ということで、その点についての質問をさせていただきます。  最初に、大臣に基本的な認識をお伺いしたい...全文を見る
○笹木委員 お話ありましたように、物の貿易だけじゃなくて、サービスとか投資とか、あるいは人の交流ということでも非常に意義が大きいんだというお話で、そのとおりだと思います。  それで、ことしの五月、きょうの三カ国とじゃなくてASEAN全体とで、その経済連携構想について大枠で合意を...全文を見る
○笹木委員 おっしゃることもよくわかりました。  ここで、よく言われることなんですが、これはEPA、経済連携協定の交渉じゃありませんが、例えば中国とか韓国は既にASEANと、これは物の貿易、FTAではありますが、日本に比べて非常に進んでいると言われています。例えば協定ということ...全文を見る
○笹木委員 もう一点だけ、最初に確認をしたいんですが、FTAであったりEPAであったり経済連携協定であったり、こういうことについては、行く行くはASEAN全体と、これは大枠では合意がされたんでしょう。そして、インドとかオーストラリアとかニュージーランドも、そして日中韓もとか、いろ...全文を見る
○笹木委員 将来の夢というお言葉があったんですが、夢という程度のものなのか、もう一回確認をしたいんです。  あわせて、ちょっとこのこともお聞きしたいんですが、中国とは、例えば領土の問題がある、東シナ海の問題がある、あるいは将来シーレーンの問題で、日本にとってのシーレーンの安全の...全文を見る
○笹木委員 しつこいようなんですが、先ほど一番最初にお話がありました、例えばASEANの国とのEPAの場合でも、国によっては法律的な足並みをそろえることが必要な国もある、実務上でいろいろ難しい問題があるというお話も今ありました。  それはそれでわかるんですが、ちょっと分野は違い...全文を見る
○笹木委員 わかりました。  それで、まずはタイのことについてお聞きします。  これは具体的なことですので政府委員の方でも全然構いませんが、まずタイとの関係で、条件を満たせば調理師も日本に入れていくことをするんだ、世界の台所を目指すタイとの関係で日本もいろいろな協力をやってい...全文を見る
○笹木委員 タイの食品を日本に入れていくに当たってのマーケティングとか、そうしたことの指導もする、そういうこともあるんでしょうか。
○笹木委員 個人的な話になりますが、私は半年ぐらいタイの田舎をずっと回ってきた時期がありまして、タイ料理は大好きなんですが、それで今回、タイが世界の台所、そういう目標を持っている、それに対していろいろな連携をやっていくことも大賛成なんです。  これはタイだからお聞きするんじゃな...全文を見る
○笹木委員 もう一回確認しますが、これからこういう経済連携協定とかFTAとかを進めていくとなると、いろいろな食品も入ってくるということで、日本の方から、今、例えばマーケティングとかあるいは輸入についての交流とか、そうしたこともやっていく可能性が高い、調理人の交流もこれから可能性が...全文を見る
○笹木委員 大臣でも副大臣でも結構ですが、こういう食品とかが入ってくるのがこれからさらにふえてくる。日本国内でのトレーサビリティー、これも非常に大変というか、実務的にはすごい御苦労があると思うんですが、しかし、これから食料をどんどん外国に輸出していこうという国に対して、日本が日本...全文を見る
○笹木委員 ぜひ、そういうトレーサビリティーの確立についても日本の方からいろいろな交流をして、検討をいただきたいと思います。  それと、チリについてお伺いをしたいんですが、FTA、EPAあるいは経済自由地域とかそういう話になるとアジアでという話が結構多いんですが、チリというのは...全文を見る
○笹木委員 それで、製錬をされた銅として入ってくるのはどのぐらいが入っていて、銅の鉱石として入ってくるのはどのぐらいの量なのかについてもちょっと教えてください。
○笹木委員 製錬銅として入ってくるものの中で、日本の企業がチリに進出して、そしてその状態で入ってくるのがどのぐらいなんですか。
○笹木委員 どうして聞きたいかというと、実はきのうからやりとりしてようやくわかったんですが、実態としては、製錬銅として入ってきているのは四・八%しかないそうですよね。ですから、ほとんどは鉱石として入ってきている。その鉱石として入ってきている量が輸入で七十万トンらしいんです、時間が...全文を見る
○笹木委員 よくわかりました。  そういうことだと思うんですが、そこでちょっと心配するのは、例えば環境基準はどうなんですか。製錬における環境基準ですよね。大昔でいうと、日本国内でも足尾銅山の問題とかありましたが、そんなことはもう今はないと思いますが、しかし、それにしても、チリ国...全文を見る
○笹木委員 事前にやりとりしても余りはっきりしないものですから、結局これ以上の質問ができないんですが、さらにもっと調べたいと思いますが、ちょっとここら辺は正確に把握してくださいね。もし、ずれがあるとしたら、ちょっとギャップがあるとしたら、何か向こうで、日本の企業がどんどん製錬する...全文を見る
○笹木委員 今まで余り戦略的にやってこなかった、これからそういうことも含めて考えていくということで、ぜひやっていただきたいと思いますが、あわせて、その戦略的にというお話です。  シンガポールとの関係で、かなり進んでいる国との関係ですが、これは向こうから、これも要請ということにな...全文を見る
○笹木委員 ぜひそうしたことを戦略的にやっていくべきだと思います。  最後にもう一点だけ。  ASEANとの大枠で合意をした、きょう、最初もそのお話でちょっと質問をしました。最初は、確認をさせていただいて、大臣も、例えばASEANと日中韓、中国はいろいろ課題はあるにしても、そ...全文を見る
○笹木委員 もう時間ですからやめますが、経済自由化をすれば米の輸出の道もあり得るんだ、そういう希望を見せることが必要だというお話がありました。しかし、食料の安全保障をこのEPAとかの動きの中でどうするか、その基本方針は、やはりもう避けられないし、しっかりと明言していくべき時期に来...全文を見る
05月11日第166回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第8号
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○笹木議員 今、質問者の質問の中でもありましたが、先ほど官房長官が、政策決定においての情報が一部誤っていたような、そういうニュアンスのお話をされましたが、言ってみれば、その政策決定、開戦をするという、戦争をするという、そのときの中核情報が、大量破壊兵器があるかどうかということだっ...全文を見る
05月14日第166回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第9号
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○笹木議員 お答えをします。  連休中に行きまして、これは民主党としての調査団ということで、当然、イラクのこの特別委員会の審議、そのためにしっかりと実態を見ないといけないということで、遊びに行ったんじゃないわけで、国会の審議のために行ったわけですが、非常にびっくりしたのは、先ほ...全文を見る
○笹木議員 お答えします。  先ほどもお話ししましたが、実際に、この半年でも、平均、全体で大体一トンほど、その前の半年も大体一トン前後、割る月がありますが、平均するとです。そして、おおむね十回ほどで分けてその一トンほどを運んでいる。一回につき百キロぐらいのものを運んでいる。 ...全文を見る
○笹木委員 民主党の笹木竜三です。質問を始めます。  冒頭に、先ほど、民主党の、同じ同僚の議員の山口議員から、シビリアンコントロールの前提である情報開示について、安全にかかわらないことまでもが開示されていないだろうという質問をしていました。  それで、筆頭間とちゃんと質問が終...全文を見る
○笹木委員 今、紙にしているということですので、それほど時間はかからないですよね。  私の質問が終わるまでには必ず御報告いただけるということで、ほかの質問をさせていただきます。  まず、官房長官にお伺いをしたいわけですが、この委員会、以前の委員会でも、今回のこの延長のことが議...全文を見る
○笹木委員 それで、今の大量破壊兵器、あの安保理の席上で、当時国務長官だったパウエルさんが、いろいろ図も見せたりしながら、これだけ大量破壊兵器がある可能性が高いからと言って、それで決議を求めていったわけですね。  言ってみれば、先ほど情報が間違っていたにすぎなかったといいますが...全文を見る
○笹木委員 そこで、もう一回確認をしたいわけですが、情報が間違っていたと言いますけれども、そもそも日本として、あのアメリカが言っていた、パウエルさんがあのとき言っていた情報の裏をとる力はなかったわけですよね、もともと。検証する力はなかった、あの大量破壊兵器があるということを。その...全文を見る
○笹木委員 いや、おかしいでしょう。その決議の前提が大量破壊兵器にかかわる決議だし、その前提が大量破壊兵器があるかないか、そうしたことをずっと議論してきた。そして、政府の代表もそのときに、アメリカがあると言うからあるんでしょう、そのことが問題だといって、そういった決議に乗っていく...全文を見る
○笹木委員 今、支持するのがよかったか、不支持がよかったかと聞いているわけじゃありません。その支持に当たっての理屈づけとか、決断の理由の国民に対する説明の仕方がまず今問題だったんじゃないかということを言っているわけです。  もう一点、きょう午前中でも、国連決議のこと、三つの組み...全文を見る
○笹木委員 いや、先ほど私、山口委員の質問も聞かせていただいていましたが、今の具体的な、どういうものを運んでいるかという、それはどうなんだ、安全にかかわらないものも公開していないだろう、そういう話もありました。今、秘密会という話がありましたが。そういう基準をちゃんと決めろ、そして...全文を見る
○笹木委員 今、防衛大臣も、それはできないんだというふうにそちらから発言されましたが、どうしてできないんですか。私が言っているのは、そうした原則をしっかり決めていこう、それについて理事会なりでしっかりと話をしてくれということですよ。
○笹木委員 この委員会だけじゃなくていいですよ。この委員会でも議論されればいいでしょう、理事会で。それを確認させてください。
○笹木委員 では、この委員会でもぜひやっていただきたいと思います。  先ほどの話の続きになりますが、結局は、いろいろ三つ組み合わせた後づけの理屈を言われていますが、あのパウエルさんが説明していた国連決議、説明して、その後一四四一が決議をされたわけですけれども、もともと、これは、...全文を見る
○笹木委員 十年前の決議、そしてそのときは、クウェートに侵攻した、そのクウェートから引き揚げるという決議だと。十年前の決議を使って武力進攻できるのか。あるいは、先ほど総理大臣の言葉もありましたよね、昔あったから今もあると推定するのは合理的だ、ないのを証明しないからいいんだと。これ...全文を見る
○笹木委員 お答えにならないからかわりにお答えしますが、以前、別の委員会でも少し言及されたと思いますけれども、やはりアメリカ、特にブッシュさんのやり方は、友敵理論といいますが、敵とそうじゃない者、あるいは敵と友を分け過ぎた。もっと言えば、友をふやすのならいいんですが、その分け過ぎ...全文を見る
○笹木委員 ですから、そこでさらにお答えしたいわけですが、これで引くのは、撤退するのは無責任だ、すぐその話になる。自衛隊を撤退すると無責任だ、そういう話になる。それは金だけにするのか、無責任だろうという話になる。  いや、金だけにするんじゃなくて、汗をかく方法は幾らでもほかにあ...全文を見る
○笹木委員 先ほど外務大臣が、九・一一以降アメリカ、世界にとってもそうですが、アメリカの態度ががらっと変わったとお話しになりました。  それはそのとおりだと思いますが、しかし、イラクに戦争を始めてみて、そして、その後占領と統治に失敗してみて、アメリカも若干、いろいろ教訓として、...全文を見る
○笹木委員 もう余り時間がないので、終わったんですか、締めくくりで終わりますが、いや、だから、もう一回繰り返しますけれども、では、そう言われますが、アメリカが撤退すると言っても日本は残りますか。アメリカが撤退するときには一緒に撤退するんじゃないでしょうね、そう言って、無条件に。だ...全文を見る
○笹木委員 終わります。
05月15日第166回国会 衆議院 安全保障委員会 第9号
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○笹木委員 笹木竜三です。質問を始めます。  きのうのテロ特措委員会、イラクの延長の法案についての審議の中で、附帯決議にも入っています、そして、附帯決議だけじゃなくて、他の委員も私も、その質疑と答弁のやりとりの中でこの問題を取り上げました。  その結果、こういう安全保障とか防...全文を見る
○笹木委員 おっしゃることはよくわかります。後でまた取り上げますが、話題になっているイージス艦情報の流出の問題も一方であるわけですよね。これは施設庁の問題のときにもありましたが。一方でこういう、国会の話だけじゃなくて、役所の中においてはというと、隠しているはずの情報が非常に、もっ...全文を見る
○笹木委員 いや、今言いましたのは、ですから、今の現状のそういう、もちろん罪になるわけですが、その現状のままでいいのかということも含めて検討が必要だし、それと、単に罪が重い軽い、これは今は不十分な面はあると思いますが、それだけじゃなくて、管理とか運営面でいろいろな問題も当然あるん...全文を見る
○笹木委員 はい。  実は、まだ前国会で設定した集中審議が一回分残っているんですよね。その中には情報公開についての問題も入っているわけですから、しっかりとそうした議論もやっていきたいと思います。  それで……(発言する者あり)何か不規則発言がうるさいんですけれどもね。  き...全文を見る
○笹木委員 それでは、お聞きしたいのは、イランがイラク内でのテロに支援とかかかわりがあるかどうかをお聞きしたいんですが、それについての御認識はどうですか。
○笹木委員 きのうもちょっと終わりの方でやりとりさせていただきましたが、麻生大臣が、九・一一以来、アメリカの国際的な対応とか紛争に対する対応あるいは大量破壊兵器拡散問題に対する対応ががらっと変わった、そのとおりだと思いますが、そういうお話をされました。それは事実だし、今後も続いて...全文を見る
○笹木委員 ぜひ周辺国と、周辺国においてとか、隣国においてとか、アメリカもやりたいけれどもなかなかその国と共同でやりにくいとか、そういう案件についてもまた別の機会に議論させていただきたいと思いますが、もっと積極的に提案をしていくべきだと思います。  それと、先ほど情報の開示のこ...全文を見る
○笹木委員 わかりました。またぜひ、それをここでの一般質疑でも議論したいと思います。  余り時間がないんですが、一つは、先ほどミサイル迎撃についての内山委員からの質問もありましたが、四月下旬から日本周辺の防空情報、バッジシステムをアメリカはリアルタイムで、二十四時間体制で日本の...全文を見る
○笹木委員 これは、大臣に確認させていただきたいんですが、例えばPAC3は複数の目標に対応可能だといいますが、ある国から複数の弾道ミサイルが発射されたとして、一基は米軍基地、最も大事な米軍基地だというふうに予測される、もう一基は日本の中規模の都市だとか、いろいろな場合が想定される...全文を見る
○笹木委員 何かいまいちはっきりしないな。もう一回いろいろ詳しく、時間のあるときに話をさせていただきたいですが。  最後に一点だけ、イージス情報の流出、これは一体、結局どういう感じなんですか。いろいろパソコンを、自前のパソコンを持ってきたり、それで業務をやらないようにしたとか、...全文を見る
○笹木委員 調査報告書はいつぐらいに出ますか。
○笹木委員 それにしても、警務隊というのは本当にちゃんと機能しているんですか。というのは、これだけ情報流出、マル秘扱いのものが、ここ二、三年で何度も何度も出ているわけですが、機能しているんでしょうか。それと、今後、防衛監察本部が設置されるようですが、警務隊との関係はどうなるのか、...全文を見る
○笹木委員 質問を終わります。  また別の機会にやりたいと思います。
05月24日第166回国会 衆議院 安全保障委員会 第12号
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○笹木委員 笹木竜三です。  質問を始めます。  今回のこの法案、防衛庁を防衛省にするというあの法案のときから施設庁のことが問題になってきたわけですが、その施設庁を解体して、そういう改革がこの法案の中に入っているわけです。ただ、あのときに、この施設庁の解体そして官製談合の話と...全文を見る
○笹木委員 ここでちょっと大臣に確認をしたいんですが、今、事務方の方から御説明があったわけですが、いろいろ注意もしたし処分もしたというお話と、もう一つは、非常に手続が面倒だった、そうした点を改善したんだという話。具体的には、十九年三月以前は二週間前にということだったのを、期日も短...全文を見る
○笹木委員 何か現場でいろいろ、そういう早目に申請をしないといけないからしなかったんだというような声も結構聞いたんですが、それはいいとしても、大臣に確認をしたいわけですが、海外渡航の場合にこういう申請をする制度、このねらいはもともと何なんでしょうか。
○笹木委員 今お話あったんですが、今までアンケートを実施したということで、そのアンケートの簡単な報告を見ますと、海外渡航の承認の申請をしなかった理由で、期日に間に合わなかったとか面倒だったというのもありますが、制度があることを知らなかったというのもあるわけですね、三割あるわけです...全文を見る
○笹木委員 事務局の担当の方にも確認したいんですが、そういう教育は、どの程度改善されているのか。さっきお話をしました、海外においても、自衛官であるから接近していくような相手も当然いるわけですが、そういうことに対するいろいろな教育、あるいは、巻き込まれてしまった後で気がついた、そう...全文を見る
○笹木委員 ぜひ、さらに検証というか、検討していただきたいと思います。ますますふえるんじゃないかなと思いますから、そういう誘惑も含めてですが、ぜひお願いします。  それと、大臣の先ほどのお話の中にあった薬物のこと、これも具体的にどういう改善が今されているのか、御説明ください。
○笹木委員 情報流出のことについていろいろ質問したいと思います。  今週に入ってからの報道でも、最新の中枢情報にかかわるような、迎撃ミサイルについての、そういう中核情報にかかわるような情報も流出していた、漏えいしていたんだ、そういう話が報道されているわけです。  これは何か、...全文を見る
○笹木委員 これは、きっかけは、入管法違反ということで神奈川県警が捜査をした、中国人の妻のことで、まずそこがきっかけでわかったんだということですが、中国人妻との関係というのもあるんですか、この問題は。
○笹木委員 こういう情報流出というのは過去たくさんあるわけですが、例えば、警務隊がありますね。警務隊は、過去、こういう情報流出のいろいろな事案というか犯罪について、みずからしっかりと把握したり、摘発したということはあるんでしょうか。  例えば、去年とかおととしでもいいです、警務...全文を見る
○笹木委員 平成十七年のことを今説明されましたが、窃盗とか傷害とか暴行とかということが挙げられているわけですが、こういう軽犯罪的なものしか挙がってこないわけですか。例えば、ここ二、三年でも情報流出のことは非常に話題になっているし、たくさん事件としても起きているし、あるいは、その中...全文を見る
○笹木委員 今回のこの事件もそうですが、コンピューター上の情報とか、こういうもの、非常に重大な情報が流出してしまうことはこれからも起こり得ると思うんですね。あるいは、いろいろ意図的にいろいろな相手がしかけてきて、それに乗ってしまうということも当然あるかもしれません。  今後、そ...全文を見る
○笹木委員 そうしますと、情報流出の対応ということなんですが、どういうような体制で、今大臣のお話の中に、ある程度情報関係の専門的なそういう体制をつくる、あるいはそういう集団をつくるというお話だと思いますが、どういう体制でやっていかれようとしているのか。あるいは、現時点で決めている...全文を見る
○笹木委員 インターネット上とかでの情報流出、こういうのも最近かなり起きてきているわけですが、そういうことで全省的な対応というか、そういう対応要領みたいなものは、いつつくられましたか。あるいは、そういったことに対する全省的な教育、そういう体制はいつごろからつくっておられますか。
○笹木委員 先ほど事務局の方から御説明がありましたが、そういう全省的な対応とか教育とかの体制がとられたのも遅いと思いますし、ぜひこの対策会議で、特別行動チームですか、これからつくられるということですが、いつごろまでにしっかりした体制をつくるのか、それについてはまだ決まっていないわ...全文を見る
○笹木委員 ぜひ急いで体制をつくっていただきたいと思います。  先ほど、前の神風委員も質問していた防衛監察本部、監察監のことについてお尋ねをします。  前国会で、私も結構しつこく何度か大臣にも確認をさせていただきました。当然、官製談合というのは犯罪なわけですが、この官製談合に...全文を見る
○笹木委員 そういう組織が機能し出して、いろいろ活動し出して、当然、我々としてみれば、その組織が本当に、本来つくった、これは防衛省が発足するときにも非常に話題になった件ですから、こういう過去のしがらみを断ってちゃんと機能しているのか、監察本部が機能しているのかどうか、非常に世間も...全文を見る
○笹木委員 ぜひ、まず情報公開という面で、監察本部がやっている活動について、毎年毎年詳細な情報公開をお願いしたいと思います。それはできますよね。
○笹木委員 その情報公開のことはまた議論もしたいと思いますが、ぜひ、どういう活動をして、機能しているかどうか、我々もちゃんとわかるような情報公開のあり方をお願いしたいと思います。  それと、これも前国会のときにも何度か話題に出た点ですが、官製談合の報告書、再発防止の報告書、調査...全文を見る
○笹木委員 あのとき、二つぐらいの自治体の例を出しましたが、その二つの自治体ともにOBの会があるわけですが、OBの会でそのことを議題にして話し合いをした。それで、決議をして、なるべく多くの者が、その額を一律に決めたわけじゃありませんが、集めて返還をした。当時の、その事件があったと...全文を見る
○笹木委員 では、しつこいですが、事務局の方に再度お尋ねします。そういうOBの会はあるわけですよね。例えば、年に何回集まるとか、最低でも年に一回ぐらい総会をやっているOBの会はあるわけですよね。
○笹木委員 このことに一々大臣にお答えいただくのはちょっと恐縮でありますが、事務局のかわりの方で、きょうこの質問をするということは、事前にちゃんとお話ししていますが。  ぜひ、OBの会で、こういうことが国会で再三話題になっているんだと。また、あのときの議事録、必要なら、具体的な...全文を見る
○笹木委員 資料も渡すので、ぜひそのことをお願いしたいと思います。  最後に一言だけ、先ほどの監察監、監察本部においてトップに外部からしっかりと入っていただくということを必ず実行していただきたいと思います。しつこいですが、きょうの法案の附帯決議にも入っておりますので、しっかりや...全文を見る
06月15日第166回国会 衆議院 外務委員会 第18号
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○笹木委員 民主党の笹木竜三です。  質問を始めます。  先ほど他の委員も取り上げていました、拉致問題とか北朝鮮にかかわることをまずちょっと確認したいわけですが、例えばよど号の乗っ取り犯に北朝鮮で合流した小川淳こと赤木邦弥氏ですね、六月五日に帰国をして、関空で旅券法違反で逮捕...全文を見る
○笹木委員 あと、その取り調べの内容、具体的な内容については結構ですが、例えば拉致の状況について、北朝鮮の状況について、この方から具体的に取り調べをして情報を得ているのかどうか、その確認をさせてください。
○笹木委員 このことについては、いろいろなことが報道もされているしうわさもされているわけですが、本人が協力姿勢じゃない場合には旅券法での逮捕にしかならないわけですから、本人が協力姿勢じゃない場合にはほとんど情報は得られないということもあり得るわけですね。
○笹木委員 それと、これまでよど号の犯人の二人を逮捕し、またその妻五名についても旅券法違反で逮捕している。このよど号犯人の二人、あるいはその妻五名についてはどうですか。今お聞きしたのと同じような事情でしょうか。
○笹木委員 いや、だから確認したのは、協力的じゃなければ情報は得られないことは当然あるということですよね。協力的であれば情報は得られるかもしれないけれども、一般的にはそういうことになりますね。  では次に、大体年間に、我が国への脱北者が百五十名に上るとされていますが、こういう方...全文を見る
○笹木委員 では、既に国内にいて活動していると言われる、工作員だろうと言われているような方、当然そういう方々はマークをされているんだろうと思いますが、そういう方々についても、具体的には、相手が協力姿勢でなければ情報を得ることは非常に限界がある、これも間違いありませんよね。確認させ...全文を見る
○笹木委員 ここで大臣に確認をさせてほしいんですが、今言った我が国に対する脱北者、年間、百五十名ほど、あるいは既に国内にいる工作員の可能性が高いのではないかと思われる方々、そういう方に対してもちろんマークはしているんだけれども、例えば拉致問題一つについても、事情聴取とか情報を得る...全文を見る
○笹木委員 いや、細かい内容をここでお答えいただきたいとかという話じゃなくて、現在の体制では、例えば今言った情報収集という面で非常にやはり不備だと思うんです。あと、新たな枠組みというか法律とか、そうしたことも含めてやはり考えるときじゃないかということをお聞きしているわけですが、今...全文を見る
○笹木委員 先ほど言ったように、人権の問題とかプライバシーの問題とかいろいろ慎重に考えて取り組まないといけないと思いますが、やはり現状では不備だ、これは間違いがないと思います。ですから、私なんかも別に党派を超えてそうした取り組みが必要だと思っていますので、また別の機会にやりたいと...全文を見る
○笹木委員 そっけない答弁でしたが、一般的に言われているのは、一位が中国、二位が日本、三位が英国だと言われているわけでしょう。言われているわけですから、多いのは間違いないですよね。  ここでお聞きしたいんですが、それで今回のこの条約の必要性もということだと思います、ただ、一つは...全文を見る
○笹木委員 今言った世界の中で一位が中国、二位が日本、三位が英国というのもありますが、もう一つ言うと、例えば、我が国に輸入されているインドネシアからの木材の半分ぐらいが違法じゃないか、これも一般的にはよく言われることですね。だから、そんな状態で偉そうにサミットで温暖化防止のリーダ...全文を見る
○笹木委員 ぜひ、今言った二国間での協定を結ぶことを含めて、早く取り組んでいくべきだと思います。  もっと言いますと、外材が入り過ぎて、しかも今言った違法に伐採された外材がたくさん入り過ぎて、国内の森林というのは非常に荒れているわけですね、価格差があり過ぎて。こういったことをし...全文を見る
○笹木委員 多分アメリカほど開発費をめちゃくちゃ投入しているわけじゃないと思いますが、そうはいっても、日本の医薬品とこうした中進国とか途上国との間での問題、その結果コピーされた、こういう問題は今後やはり起こってくる問題ではあると思います。ここは、備えておく、もう少しいろいろ詰めて...全文を見る
○笹木委員 いや、一応確認しましたが、今聞いたアメリカとかスイスの場合には、いわゆる普通のインフルエンザについてタミフルを使ったりはほとんどしていないですよ。その一方で日本は、備蓄量は少ない、今あるインフルエンザにも使っている。  ちょっとこれは、事の重大さを比較すると、実際に...全文を見る
○笹木委員 大臣、もう時間になりましたので、最後に、今言った、もしそういうことが発生した場合には、スペイン風邪のときなんか問題じゃない物すごいスピードで世界じゅうに蔓延する可能性が高いわけで、渡航とかいろいろな問題もあると思いますが、そうした体制をしっかりとってください。
○笹木委員 質問を終わります。
12月11日第168回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第4号
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○笹木委員 民主党の笹木竜三です。  質問を始めます。  先ほど上川大臣のお話にもありました。実際に有害情報、違法情報、そうしたサイトなんかを見て非常に驚いた、ぞっとしたというようなお話もありましたが、ぜひ最初にお聞きしたいんですが、きょうは、大臣は上川大臣と総務省からは副大...全文を見る
○笹木委員 フィルタリングのことについては、後でまた詳しくやりとりもしたいし、お聞きもしたいと思いますが、例えば、先ほどからいろいろサイトを見てかなりひどいというお話がありましたが、私もそう詳しくないですが、この間見せていただいたのでいいますと、視察でも見せていただきましたが、出...全文を見る
○笹木委員 一つはその点があるわけですよね。実質は出会い系サイトだけれども、要は法の対象になっていないサイトが莫大にあるということですよね。  それと、明らかに違法であってもなかなか追いつかないという場合もあるんでしょう。例えばこういう場合はどうですか。児童ポルノにかかわるもの...全文を見る
○笹木委員 さらに、これも実際に報道もありました自殺についてのサイト、これもよく話題になります。例えば、自殺を呼びかける。一緒に自殺しようと方法も含めて呼びかけている。実際には、それで呼びかけられた方が自殺している、しかし、呼びかけた方は自殺をしていない。その呼びかけた方の自宅か...全文を見る
○笹木委員 書き込むこと自体は違法にはならないというお答えですよね。  しつこいんですが、幾つか事実関係を確認したいんです。  例えば薬物。薬物についてはこれも法律がある。厳しい法律があるから、薬物の場合には書き込み自体も違法になると聞いています。その取引とかについて違法にな...全文を見る
○笹木委員 しかし、確認したいんですが、いろいろこれもやりとりしましたが、書き込みがあるだけでは取り締まり、隠語、略語でなかなか特定ができない場合には違法と断定するのは非常に難しいと聞いておりますが、どうでしょうか。
○笹木委員 さらに、例えば爆発物の製造方法が非常に詳細に記載されている、あるいは武器類の取引を誘引していると考えられる、例えばその場合も隠語を使っている、けん銃についてレンコン、銃弾についてはマメとか、そうした隠語、略語を使っている、この場合には記載すること自体は違法になりますか...全文を見る
○笹木委員 ここでお聞きをしたいんですが、今お話ししましたように、やはり問題がこういうふうにあるんだろうと思います。  先ほどから話をされているように、まず、違法の出会い系サイトがいい例ですよね。実質は出会い系サイトのようなサイトなんだけれども、それが出会い系サイトの対象になっ...全文を見る
○笹木委員 これは副大臣に聞きましょう。  今現状では、さっき冒頭にお聞きしました、これだけ話題になって、これだけ問題になっているけれども野放し状態だ、無政府状態だと言われて仕方がないと思います。何もやっていないとは私も思いませんが、外からそう言われても仕方がない状態だと思いま...全文を見る
○笹木委員 だから、有害情報と一緒にしないでくださいというお話をしているわけです。まず、違法情報については、削除の義務づけ、少なくとも書き込んでいる方、業者であったりあるいは個人であったり、事業者がそれを削除する義務を負う、あるいは、それを削除する義務を怠っていることに対する何ら...全文を見る
○笹木委員 これもまた別の機会にやりたいと思いますが、今ずっとお話ししてきたことは、青少年に被害が非常に大きいですが、別に青少年だけじゃありません、大人に対しても共通する問題だと思いますが、一番被害を直接に受けているのは青少年だということで、フィルタリングという話になるわけですが...全文を見る
○笹木委員 先ほども日本が非常に、こういう違法情報と有害情報の被害に子供が、青少年が遭っている。恐らくそれについては最悪の先を走っている国だと思います。それは、第三世代の携帯ですか、インターネットにつながる携帯の技術力、それとその普及、子供に携帯を持たせている率、もう一つは、やは...全文を見る
○笹木委員 あれなんですよね、いろいろ聞きますと、これは私も販売店とか直営店も量販店も含めて聞き取りをしましたが、高校生以上はほとんどしない、圧倒的にしない、フィルタリングをかけない。結局、これでフィルタリングについて業者も余り積極的に言いにくい雰囲気があるというふうに聞いていま...全文を見る
○笹木委員 では、もう終わりますが、最後に委員長に確認をしたいんですが、我々大人の無関心、国会の無関心というのは、やはり非常に罪があったと思います。大体、予算自体が、IT関連で一体幾ら使ってきたんでしょうね、この十年間。フィルタリングと有害・違法情報対策は一億円とか、あるいは省に...全文を見る
○笹木委員 質問を終わります。