笹野貞子
ささのていこ
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
---|---|---|
02月07日 | 第136回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第1号 議事録を見る | ○笹野貞子君 今の御説明を聞いていますと非常に高道な気持ちになりまして、日本の学術研究はすばらしい方向性にあるというふうに思いました。多方面の人材を養成するとか、あるいは知的な財産は将来の日本の財産であるということですけれども、しかし知的な財産を持つだけで現実問題には生活をしなけ...全文を見る |
○笹野貞子君 先ほど私が非常に心配して聞いておりましたのは、日本は資源のない国ですから人的資源というのは非常に重大だ、これはだれしもがそのように言っているんですが、青少年が自然科学離れをしている。そのことについて先ほど何点かありましたけれども、一つの大きな問題点は、日本にはそうい...全文を見る | ||
○笹野貞子君 ちょっと関連で。その問題の中で、自然科学系統の大学の受験が余りにも高度過ぎるか難し過ぎる、そして受験生の数も非常に少ない。これはコストだけでもって自然科学はお金がかかるから学生を少なくするという、こういうがめつい発想がどこかにあるから結局そんな難しいところには行かな...全文を見る | ||
○笹野貞子君 大変御苦労さまでございました。 今の御説明を聞きまして、日本の国の六十五歳まで働き続けるような対策、あるいは育児、子供を育てながら働く、介護をしながら働くという、こういう方向に労働が変わってくる段階で、先ほども六十歳を過ぎて六十五歳になるまでは短期間の労働を欲す...全文を見る | ||
02月14日 | 第136回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第2号 議事録を見る | ○笹野貞子君 まず最初に、大蔵省に御質問をいたしたいというふうに思います。 御承知のように、この調査会というのは大所高所に立って本当にこれから来るべき、私たち国民が幸せになるようなそういう展望をみんなで議論しみんなでその実現に向けてというそういう調査会の性格からいいますと、二...全文を見る |
○笹野貞子君 私が不思議だなと思うのは、大蔵省以外の各省庁がこれは重大だということで何年来重大な問題を提起しても、なかなかシーリングという大きな壁があってそのシーリングを破ることができないのが今の日本の予算なんです。ところが、この住専問題を見ますと、閣議決定したりいろいろしても、...全文を見る | ||
○笹野貞子君 という今のお話では、余り急がないから一生懸命審議していると、そういう意味ですか。 | ||
○笹野貞子君 わかったようなわからないような、私の質問に対して上手にするりと逃げる技術はなかなかですけれども、私が思いますのは、この少子・高齢化社会というのはそんなのんきにはしていられない。もう本当に急いでしなければ大変だという、私はそういう考え方を持っております。 例えば、...全文を見る | ||
○笹野貞子君 それに関しましてちょっと運輸省にお聞きしたいんですけれども、運輸省の方、東京駅の新幹線のホームに車いすのエレベーターがついているでしょうか、ついていないでしょうか。 | ||
○笹野貞子君 それは業務用ですね。 | ||
○笹野貞子君 実は私、去年、国会の中で足を痛めまして、靱帯を切りまして車いすの生活になりました。そこで、私は京都ですので、車いすでどうしても京都に用事があって新幹線に乗る羽目になりました。そしてこのエレベーターの実態を知りましたけれども、人間用のエレベーターのないことがわかりまし...全文を見る | ||
○笹野貞子君 実は、私はハートビル法というのを読んでみましたら、その施行令の中にちゃんと書いているじゃないですか。この施行令の十三項に、ホームにはつけるようにというふうにちゃんと出ているんですよ。ですから、私は、ここが日本の行政の縦割りと言われるところで、ホームにエレベーターをつ...全文を見る | ||
○笹野貞子君 そのうちエレベーターはどれだけついておりますか。 | ||
○笹野貞子君 パーセントで言うと何%ですか。 | ||
○笹野貞子君 もう一度。 | ||
○笹野貞子君 こういうのを数字のマジックと言うんでしょうね、ふとだまされそうになりますけれども、じゃ五千人以上が毎日乗降できるという駅は千二百ですか。 | ||
○笹野貞子君 六千九百三十二ある駅の中で該当するというのはもう五分の一ぐらいになってしまいますね。そうすると、私の計算からいうと、これは都会型の駅にしかならないんですね。じゃ老人が住むというのはこれはほどんど、都会に対する田舎という言葉を使うのはどうかわかりませんが、そういう方が...全文を見る | ||
○笹野貞子君 五百五十万で家が建つんだったら、みんなすると思いますよ。ところが、五百五十万を貯蓄してそれで家を建てなければ課税するというんですね、十年間にさかのぼって。だから、私は大蔵省というのは本当に根性の悪いところだなというふうに思っているんです。 もしこれを二千万円ぐら...全文を見る | ||
○笹野貞子君 済みません。時間がありませんから、二千万に…… | ||
○笹野貞子君 この問題は引き続きまたやらせていただきます。 時間がありませんので、厚生省に最後、一点お聞きしたいというふうに思います。 きょうの新聞を見ますと、日経だったと思いますけれども、エイズの問題が出ておりまして、厚生省がこのエイズの問題について資料を隠していたとい...全文を見る | ||
○笹野貞子君 ちょっと時間が二、三分ありますので、エイズに対する厚生省の現状はどのようになっているのか、それをお知らせください。 | ||
○笹野貞子君 裁判の結果をちょっとお知らせください。 | ||
○笹野貞子君 私は、細川内閣のときにHIVの特別プロジェクトをつくりまして、このエイズの問題にかかわった一人といたしまして本当に胸の痛くなる思いでした。起きてしまったことを胸の痛くなるだけでは解決になりませんので、早く和解に応じて、一刻も早く感染した方のいろいろだ手当てをしていた...全文を見る | ||
02月27日 | 第136回国会 参議院 労働委員会 第3号 議事録を見る | ○笹野貞子君 最初に、私ごとを申し上げて大変失礼だとは思うんですけれども、一言非常にうれしいニュースがありますので、皆さんに聞いていただきたい。 先ほど南野委員も、労働省を愛する一人ということでお話しになりましたけれども、去年の暮れ、私は国会の中で不覚にも転びまして足の靱帯を...全文を見る |
○笹野貞子君 私は、国家という大きな観点からすると、一番世の中を大きく変えて、そして人間の生きがいというところまで到達する、そういう国家権力を行使する一番の大もとはやっぱり労働省だというふうに思っております。ですから、平等という言葉は非常に危険な言葉でありまして、その中に公正な平...全文を見る | ||
○笹野貞子君 聞くところによりますと、与党の中でそういう別姓の問題に対して反対ののろしが物すごく上がっているということを聞き及びます。かつて労働省にも関係のあった方もそういうことだということを聞きまして、ちょっとこれはくぎを刺しておく必要があるなと、こういうふうにきょうは思いまし...全文を見る | ||
○笹野貞子君 その女性の意識の問題なんですけれども、女性が働くということは、先ほど言ったように働く意欲というものがついて意識が変わってくるというふうに私は思うんです。今、日本の女性は働ぐ意欲に対して、働くつまり実力が備わっているかどうかということが問われてくるというふうに思います...全文を見る | ||
○笹野貞子君 学部の入学者数。 | ||
○笹野貞子君 学部、工学部とか文学部とか、その学部の入学者数。 | ||
○笹野貞子君 これは通告をしている問題です。 つまり、私は人数を決めるときにどういう基準で学部に入れる入学者数を、次の二問目の質問ですね、しょうがないですから二問目の質問。どういう基準で採りますか。 | ||
○笹野貞子君 通告をしていたんですけれども、全然通告どおり返事がなくて何が何だかわからないので、まあいいです、私わかっていますから。 つまり、文部省が学部の人数を決めるのは、つまり工学部とか機械とか、そういうところはお金がかかりますから余り学生を採らないですね。それで、お金の...全文を見る | ||
○笹野貞子君 私は、これはすばらしいと思うんですね。未就職の人がこれを受講して約半分が就職できたという御報告です。これはいいんですけれども、隔靴掻痒の感がありまして、たった三カ月なんですね。そして、これで見ると北海道、宮城、東京、愛知、大阪、広島、福岡、いつでも京都を抜かすんです...全文を見る | ||
○笹野貞子君 私はそこを言ってほしくて、一生懸命鼻から息を出しているのはそれなんですね。つまり、就職が決まらないからやるというんでは手おくれなんです。 ですから、今局長は慌ただしくと言いましたけれども、これは本当に重大なことなんですから、もっとじっくり腰を据えて、そしてもっと...全文を見る | ||
○笹野貞子君 よろしくお願いします。終わります。 | ||
02月28日 | 第136回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第3号 議事録を見る | ○笹野貞子君 先ほど千葉景子委員から、銀行の女性への貸し出しが非常にスムーズに行われなかったという御発言を聞いておりまして、私も内心ああそうだそうだと。 私も銀行にお金をかつて借りにいったときには、銀行にちゃんとガイドブックがあって、この質問のうちマルが幾つあったら貸せ、マル...全文を見る |
○笹野貞子君 何でもそうですけれども、私たち議員も、これがもしいい政策スタッフがアメリカのように二十人いたとするといろんなことができるんですが、いないから残念ながらこのぐらいですけれども。科学なんというのは本当にそういう意味ではこれから重大なところですので、今はそういう貧弱な体制...全文を見る | ||
○笹野貞子君 本当はもっともっと激励の質問をしたいのですけれども、他の省庁がありますので。 とにかく、これからの日本が国際的に伍していくためには、また女性が生活をエンジョイするためにも、科学の分野というのは非常に重大だというふうに思います。先ほど局長は女性の感性と言われました...全文を見る | ||
○笹野貞子君 今のお答えの中でちょっと私が気になる言葉が二、三あるんですけれども、文部省は大学に逐一あれこれ指導はできないというふうにおっしゃいますが、私も大学の中へ身を置いている一人として、文部省の規制の厳しいことはもう大変なことでありまして、一教科をふやすためにもこんな厚い書...全文を見る | ||
○笹野貞子君 私自身も「モモ」という本を読んだときに、私は、働くということは時間をどういうふうに上手につくっていくことなんだろうかという原点のような感じがいたしました。今労働時間短縮の問題の一番担当の松原局長がこの「モモ」に深い思いを寄せているということをちょっと漏れ聞きまして、...全文を見る | ||
○笹野貞子君 今「モモ」のお話にもありましたように、これからの二十一世紀、人間が豊かに過ごすというのは時短なくしてはあり得ない。まして女性がこれから社会的にいろいろと働くためにも、時短があればこそできることだというふうに私は思っております。 そういう意味で、一部からこの時短の...全文を見る | ||
○笹野貞子君 我々人類も最初長時間労働を強いられた時代もありました。時短などというのは夢のまた夢というそういう時代から、今こうやって千八百時間にみんなが努力しながらやってまいりました。そういう歴史の発展性も考えあわせまして、ひとつ千八百時間が実現できますように労働省は渾身の力を込...全文を見る | ||
○笹野貞子君 私は非常にそれはいい制度だというふうに思います。こういう制度があることを大いにPRいたしまして、この助成金がみんなに広く使われるようにひとつ御努力いただきたいというふうに思います。 きょうは科学技術庁、そして文部省、労働省、余り予算をたくさんいただいていない省に...全文を見る | ||
04月09日 | 第136回国会 参議院 労働委員会 第4号 議事録を見る | ○笹野貞子君 その国一国の文化程度というものをはかるときにはいろいろな方法があると思いますけれども、私の持論といたしまして、労働条件の改善、あるいはいろいろな労働に対するその国の思いというもの、これは私はまさに文化的なバロメーターになるというふうに思っております。そういう意味では...全文を見る |
○笹野貞子君 私にしたら、数字が多いとか少ないとかいうよりも、そういう現実があったということは非常にうれしい思いなんですね。 ところが、平成七年四月から現実に二五%支給されるということになりました結果、平成七年の四月以前に給付されていた企業は、どういうふうにこの法律に対して対...全文を見る | ||
○笹野貞子君 私は、大変そこに興味がありまして、この法律が施行されていないにもかかわらず、自主的にそういう制度を取り入れて、自主的に金銭給付をしていたそういう企業が、法律ができて二五%という枠が決まっちゃった、だからもう二五%でいいやというふうになりはしないかという危惧を持つわけ...全文を見る | ||
○笹野貞子君 これは、私にとって大変興味がありますので、大臣ひとつお答えいただけませんでしょうか。 | ||
○笹野貞子君 大臣の御決意で、私も女性の一人として、法律ができたからその法律の下限に全部合わせるという、そういうことがないような労働行政をひとつやっていただきたいというふうに強く要望いたします。 それでは、続きまして障害者の雇用の促進等に関する法律の中から、ひとつお聞きをいた...全文を見る | ||
○笹野貞子君 これはたっての私のお願いでして、障害を持つにもかかわらず働こうという意欲のある人に対してはもう一〇〇%のそういう開発援助をしていただきたい。特に私の経験から、車いすというのにはブレーキがついておりませんので、自分一人で坂道をおりるときなどは非常に恐怖感を感じまして、...全文を見る | ||
○笹野貞子君 当時の担当の松原局長に本当は一番聞きたいところです。委員長がわざわざ御指名したんですから、松原局長、ひとつお願いいたします。 | ||
○笹野貞子君 これが松原局長にだまされた法案でないということは、早く私も払拭したいというふうに思っております。 しかし、私は、日本の経済成長というんでしょうか、ここまで日本が経済的に成長したというのは、まさに女性のパート労働というこの戦力の功績が非常に大だったというふうに思う...全文を見る | ||
○笹野貞子君 大臣、大分この法律に甘くなって八十点。私はやっぱり七十五点ぐらいじゃないかなと。といいますのは、大臣よりも私が低く点数をつけたのは、やっぱり疑似パートと言われる、同じ時間働いていて、この法律でいきますと、指針にありますけれども、疑似パートをしてはならないという、平等...全文を見る | ||
○笹野貞子君 この疑似パートの問題につきまして、法律の中で、大臣はそういうことに対して勧告、助言ができるというふうになっております。これが唯一の私は救いの道だというふうに思うんですけれども、裁判に訴えられるという現状が出る前に、こういう疑似パートの問題に対して今までどのように勧告...全文を見る | ||
○笹野貞子君 今、大臣のお答えをいただいた内容で結論にはなるというふうに私は思うんですが、これから見直しになるんですけれども、この見直しを前にして、大臣、個人的見解で構いませんけれども、一体どこをどんなふうに見直すならば百点満点を大臣はとれるというふうに思うか、もう一度その御決意...全文を見る | ||
○笹野貞子君 大臣にお願いしたいんですが、あのとき私も一生懸命大臣と一緒に参議院の方で、衆議院がいい形で参議院に送っていただきたいと願った一人でした。そして、大臣の御苦労も本当によく理解しております。まさにこのパート労働法を見直すためには、そのときの提案者が今大臣ですから、私はこ...全文を見る | ||
04月11日 | 第136回国会 参議院 労働委員会 第5号 議事録を見る | ○笹野貞子君 大臣がお食事する暇もないというのは本当に申しわけないというふうに思いますので、易しい質問からまいりたいと思います。 午前中の質疑を聞いておりまして、私は口が悪いものですから時々皆さんからおしかりを受けるんですけれども、労働省の法案というのはないよりもあった方がま...全文を見る |
○笹野貞子君 大臣の御熱意に大変敬意を表しますけれども、午前中の審議を聞いておりますと、どうも五十人以上とか三十人とか、そういう従業員の規模のことが随分問題になっておりました。 私は、先ほど大臣から大臣の大きくなる過程において大変胸がじんとなるようなお話を聞きまして、こういう...全文を見る | ||
○笹野貞子君 私は、勤めている人数によって健康の管理に優遇されたり優遇されてないという差別的な問題が起こってはいけないというふうに思います。そういう意味では、できるだけ五十人以下のそういうところの勤労者に対してどうするかという、視点を変えた行政を大いにしていただきたいというふうに...全文を見る | ||
○笹野貞子君 私は、先ほど午前中の質問にもありましたように、一番この制度が必要なのはやっぱり五十人以下のところの従業員だというふうに思います。 そういう意味では、フランスの産業医局制度というのは非常によくできているというふうに思いますので、どうぞこれを御検討の上、憲法の二十五...全文を見る | ||
○笹野貞子君 文部省、大変ありがとうございました。 フランスでは産業医が足りなくて非常に困っている。これは非常にいい制度なので、産業医がもう引っ張りだこで絶対数が足りなくて困るという、多分日本も今にそういう現象が起きてくるというふうに思いますので、文部省もひとつ労働省のこうい...全文を見る | ||
○笹野貞子君 私は、フランスの制度を見たときここに一番興味を持ちまして、やっぱり労働者にとってもある種の言われたら困ることもあるし、あるいは事業主にとっても勧告されると非常に都合の悪いこともありますし、また主治医と全然違う意見があったりするという、こういうトラブルというのは必ず起...全文を見る | ||
○笹野貞子君 大臣を早く予算に戻さなきゃいけないと気が焦るものですから、協力してもうやめなきゃいけないんですけれども、最後に一つ、この今の勧告権の問題に私は興味を持ったものですら執拗に聞くんですが、ドイツはもめたときにはできるだけ自主的な解決方法を進めている、フランスはこういう勧...全文を見る | ||
○笹野貞子君 終わります。 | ||
04月18日 | 第136回国会 参議院 労働委員会 第6号 議事録を見る | ○笹野貞子君 新緑風会の笹野と申します。 きょうは四参考人から大変貴重なる御意見をお伺いいたしまして、心から感謝と敬意を表します。 さて、私が大学時代に権利の勉強をしたときに、自由という価値観に対して社会権という権利があるんだと、これが労働法という新しい分野をつくり上げた...全文を見る |
○笹野貞子君 満足すべきお答えをいただきまして、大変喜んでおります。 これから私たち、便利さだけが前面に出るような議論というのは、非常に危険をはらんでおります。まして派遣というのは、いかにきちっとした制限、あるいはきちっとした機関によって危険度を取り去るというそういう配慮を忘...全文を見る | ||
○笹野貞子君 あと一分ありますので発言させていただきます。中野参考人には弁護士として、そして桝本参考人には連合の機能を十分生かしていただきたいということをお願いいたします。また、行政機関の方に対する大変な御示唆は、これから労働委員会のこの法案の審議のときに私が十分させていただきた...全文を見る | ||
04月22日 | 第136回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第4号 議事録を見る | ○笹野貞子君 本日は貴重な御意見をお伺いいたしまして大変ありがとうございました。八代参考人にまずお聞きをいたしたいと思います。 私に与えられている時間は往復で十分しかありませんので、二十六分までしか私の時間がありません。そこで、私が質問しました後、二十六分まで回答に十分お使い...全文を見る |
○笹野貞子君 ありがとうございました。 終わります。 | ||
04月25日 | 第136回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第5号 議事録を見る | ○笹野貞子君 本日はお二人の参考人の大変貴重な御意見を拝聴いたしまして、大変ありがとうございました。私に与えられている時間はたった十分しかありません。本当に大きな問題を聞くという時間ではありませんので、大変申しわけないんですけれども、二、三、非常にはしょってお聞きしたいというふう...全文を見る |
○笹野貞子君 ありがとうございました。 | ||
○笹野貞子君 両参考人におかれましては、きょうは大変興味のあるお話をお聞かせいただきまして、大変ありがとうございました。特にデービスのハビタットのお話は大変すばらしいことであります。 私は京都に住んでおりまして、千二百年の悠久の歴史の中におりますが、このごろ規制緩和の風潮の中...全文を見る | ||
○笹野貞子君 ありがとうございました。終わります。 | ||
04月26日 | 第136回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第6号 議事録を見る | ○笹野貞子君 本日は、両参考人におかれましては大変興味のあるお話を聞かせていただきましてありがとうございました。 私の大学の女性の友人が、ある市役所で勤めておりまして部長になりまして退職した友人がおりますが、その友人に並みいる男性の中で女性が部長になれたというのはどういうこと...全文を見る |
○笹野貞子君 終わります。 | ||
04月30日 | 第136回国会 参議院 労働委員会 第8号 議事録を見る | ○笹野貞子君 自分が今まで大切にしていた価値観というんでしょうか、非常に重大だと思っていた価値観が、何らかの理由によってその価値観を変えなければいけないという問題は私にとっては非常に苦悩でありますし、また自分の価値観を変えるということに対して一つの勇気というか感動もないことはあり...全文を見る |
○笹野貞子君 私が、なぜこういう質問をしたかといいますと、先般、国民生活・経済に関する調査会で二十一世紀はどうあるべきかというときに参考人が来られまして、その参考人のお話の中にちょうどこの派遣の話がありました。そのときに、その参考人の方から今は権利というよりも経済でもって物事をは...全文を見る | ||
○笹野貞子君 そうしますと、どこの国と一番日本の法体系は近いんでしょうか。 | ||
○笹野貞子君 本来ならば、私ももっと勉強していろいろしたかったんですが、時間切れだったんですが、どうもほかの国を見ますと、どうしてこういうふうな考えになったのかということがある程度理解できるんですが、日本の派遣法を見ていると正直言って何をどうしたいのか、その一つの体系というんでし...全文を見る | ||
○笹野貞子君 何か執拗に言って申しわけないんですけれども、局長が一生懸命御説明いただくのはよくわかるんですけれども、一言で言いますと特色というんでしょうか、アメリカやフランスやイタリアを見ると、この法案はこういう特色でできているんだというのがよくわかるんです。職種は限定しないんだ...全文を見る | ||
○笹野貞子君 そうすると、今のその二点はどのようなメリットがあるんでしょうか。 | ||
○笹野貞子君 そうすると、ちょっとわかりづらくなるんですけれども、非常にスペシャリストであるということですね。そうすると、育児とか介護のときの代替要員は、このスペシャリストということからいうとちょっと論理が合わなくなるんですけれども、どうしたものでしょうか。 | ||
○笹野貞子君 今のお話を聞いていますと、アメリカ型でもない、フランス型でもない、じゃこれはもう完全に日本型というふうに特色、特徴づけてもよろしいんでしょうか、お聞きします。 | ||
○笹野貞子君 日本型というと、私がすぐぴんとくるのは玉虫型ということであります。アメリカ型でもない、フランス型でもないという、それでは日本型というと、日本というのは何が何だかわからないような玉虫にしてしまうという、そういう意味じゃないかというふうに思うんですが、先ほど私憲法の条文...全文を見る | ||
○笹野貞子君 局長、ぜひとも玉虫型にならないように、きちっと保護型になっていただきたいというふうに思います。 さて、先ほどからこの専門職、専門職というところを非常に力説しておりました。私も専門というのは非常にいいと思います。しかし、いろいろな現状を見ていますと、本当に専門なん...全文を見る | ||
○笹野貞子君 局長のお話を聞いていると何が何だかわからなくて、最後はそうかなと思わされちゃって、これではいけないともう一度目をみはって考え直すんですが、私の言っていますのは専門だと言い切れるそういう体制にはなっていないんじゃないですかというのが一つの質問です、どうでしょうか。 | ||
○笹野貞子君 やっぱり何だかわかったようなわからないような気がすることはするんですが、私に言わせますと、スペシャリストだということだけで許されるというならば、これがスペシャリストだという客観的なもの、いろんな状況でわからなければ、職種は随分と広いですから、私にしたらもうそんなにス...全文を見る | ||
○笹野貞子君 今の御回答で、必ずそういう調査をしていただかないと、非常に危険なことがいっぱい入っているんじゃないかというふうに思います。 それと関連いたしまして、先ほどから給料の問題が非常に問題にされております。私の資料を読みますと、これは労働省が出した賃金構造基本統計調査で...全文を見る | ||
○笹野貞子君 まさに適正に対処していただかなければいけないんですが、私は一つ、またここで非常にこういうことは危険なんじゃないかということを質問させていただきます。 今言うように、給料も低くなる可能性もある、そして専門的な知識も磨く機会がなくなる、そして長くて一年という短期間雇...全文を見る | ||
○笹野貞子君 確かに働き方というのは本人の選択だとは思いますが、フランスでこの派遣法をつくるときに非常に反対がありまして、ミッテランが首相になったとき、この派遣法というのは見直そうということの政策を打ち出したわけです。そのときに非常に不況が来まして、失業するんだったらまだこの働き...全文を見る | ||
○笹野貞子君 時間もなくなりました。フランスやドイツのように保護をするための刑罰が非常に厳しい国であっても、この「フランスの派遣労働法制」という島田陽一先生の書いている論文を拝見いたしますと、それでも現在うまくいっていないで、非常に法の網をくぐるような違法な働き方を食いとめること...全文を見る | ||
○笹野貞子君 最後に大臣にお伺いいたしますが、大臣は殊のほか労働政策にお強いし、女性にも非常に優しい方ですので、この問題はいよいよ私はこれからの大きな大臣の課題だというふうに思います。 先はどのように、日本型というのは玉虫型と言われるような、そういうことにならないように、この...全文を見る | ||
○笹野貞子君 終わります。 ————————————— | ||
05月07日 | 第136回国会 参議院 労働委員会 第9号 議事録を見る | ○笹野貞子君 これからの高齢化社会の到来に当たりましては、今回のこの法改正、またシルバー人材センターそのものの存在というのは非常に重大ですし、よりシルバー人材センターの充実をきちっとしていただきたいと、私はそういう感じでおります。また、高齢、障害の関係をなさっている皆さん方には、...全文を見る |
○笹野貞子君 私にとりましては大変いいことだというふうに思います。というのは、私がお願いをしましても、かつてはそれはそういう地域じゃないとか、こっちの担当じゃないとか、まさに最も悪いたらい回しをされた経験がありまして、何て守備範囲が狭い事業なんだろうかということを感じましたので、...全文を見る | ||
○笹野貞子君 そうしますと、経済的な問題、あるいは働きたいという意思を、勤労によって健康を保つ、そして高齢者の多様な、つまり趣味を生かせるような働き方というようなことをじっと聞いておりますと、つまりこのシルバー人材センターというのは、六十歳を過ぎたらもう六十歳までの人の仕事の補完...全文を見る | ||
○笹野貞子君 私は自分でセンターの方をお願いしまして、先ほど怒ったりあきれたりということを言いましたけれども、これは経済活動というのは契約で成り立っているわけですから、こちらの方はこういう仕事をお願いしたいというときに、六十歳過ぎているんだからまあ六〇%か七〇%仕事ができればいい...全文を見る | ||
○笹野貞子君 そこで、私の経験の具体的な例を挙げますと、例えばお留守番をしてほしいと思いましてお願いをしまして、当日になりますと、ちょっとぐあいが悪いから行けなくなったという本人の電話一本で来なかったり、あるいはこういう仕事をしてほしいと言うと一カ月後じゃなきゃいけないとか、私の...全文を見る | ||
○笹野貞子君 私は、本質的には非常に頑張れ頑張れというそういう気持ちですので意地悪を言うつもりは毛頭ありませんけれども、私が実際利用しますと問題点がいっぱいあるということがわかるんですね。それで、頼んだ仕事をあっさり放棄されて、一体だれにこれを言ったらいいのか、だれから損害賠償を...全文を見る | ||
○笹野貞子君 私も一生懸命応援したいと思います。 終わります。 | ||
○笹野貞子君 私の父というのはとっても古い男でして、私が物心ついたときに私を呼びつけまして、おまえも大きくなってお金が欲しくなるときが必ずあるだろう、そういうときにはお金を追いかけてはいけない、仕事を追いなさい、仕事を追うとお金は後からついてくる、お金を追うとお金は逃げていってし...全文を見る | ||
○笹野貞子君 大臣のそういう意欲的な行政が、これから日本の将来のあるべき姿というのをきちっと浮き彫りにしていくんじゃないかというふうに思ったりもしております。 勤労意欲というのは、小さいときからの一つの教育というか訓練というか、そういうものが非常に重大に影響します。例えば、女...全文を見る | ||
○笹野貞子君 私も錦糸町に行って見てまいりました。非常に大きな敷地で大変立派なものなんですが、一つ私が危惧をしているのがあります。 というのは、働いてそして中途で勉強しよう、そしてまたどこかに力をつけて再就職というようなそういうときには、実態を知らない、理論だけとか、あるいは...全文を見る | ||
○笹野貞子君 現場主義というんでしょうか、実態を知ってこそ悩みとか喜びとかそういうものがわかるというふうに思いますので、どうぞ実態をよく十分わかっている人の意見を取り入れるような仕組みをつくっていっていただきたいというふうに思っております。 次に、機械では代替できない非常に芸...全文を見る | ||
○笹野貞子君 大変興味のある問題で、その研究会ができたというのは私は大変うれしいと思います。 ただ、一つまた危惧をいたしますのは、こういう伝統とかそういう技術的な産業というのは、ともすると女性を入れないようなそういう産業も多々あります。私も京都におりまして、京都というのは特に...全文を見る | ||
○笹野貞子君 それで、ちょっと私は不思議に思うんですが、一人目のときには七十五万で二人目になるとどうしてそんなに少なくなるんでしょうか。 | ||
○笹野貞子君 その積算根拠と言われるともう一つまた私はわかりづらくなるんですけれども、一人のときが二人目よりも三倍も経費がかかるという意味なんですか、七十五万と二十万。 | ||
○笹野貞子君 確かにそれは一人目のときはいろいろ直したり改良したりするんですけれども、代替要員が必要なのは一人目でも二人目でも一緒だと思うんです。そうすると、その代替要員に対する人件費の保障というのが二人目になると、私が今当てずっぽうに言いますと半分ぐらいになる計算になりますね。...全文を見る | ||
○笹野貞子君 余り心から納得はしていないんです。私はやっぱり一人目よりも二人目、三人目と導入した方が、本当は奨励金をたくさん上げてよくやったというのが何か普通の奨励金の考え方じゃないのかなというふうに思うんですが、これは私の希望といたしまして、何かちょっと納得いたしませんので、二...全文を見る | ||
○笹野貞子君 我々女性にとって、こういう制度というのは本当に待ちに待った一つの制度ですので、これが徹底して女性が働くために大いに役立つような、そういう制度にしていただきたいと思います。 そこで、最後に大臣にお伺いします。私も自分でお財布を持ってみて、ああこれがもしも使っても使...全文を見る | ||
○笹野貞子君 大臣、どうぞ頑張ってください。 終わります。 | ||
05月14日 | 第136回国会 参議院 労働委員会 第10号 議事録を見る | ○笹野貞子君 最初に、先ほどから各委員の御質問に対して大臣及び局長は一生懸命にやっているという御回答で、私もまさにそうだろうと思いつつ、いかに基準監督署といえども聖人君子だけではないわけですから、私はこれから二十一世紀に向けて一番重要な役所になるのは労働省だと、こういうふうに京都...全文を見る |
○笹野貞子君 私は、監督署というのはそこを信用し、安心し切って働く人がその役所を訪れるということなわけですから、国民にとってそこに行けば公平で公正な判断の人がいるんだという、そういう気持ちを持たせなければいけないんで、そこの中にいる人が悪いことをしているというような、そういう社会...全文を見る | ||
○笹野貞子君 まず真摯な反省という上に立ちまして、今度はその監督署たるところが厳しくしていただかなければならないところをひとつ指摘させていただきたいと思います。 今度の住専問題を聞いておりまして、だんだん審議が進むにつれて末野興産の問題が明らかになってまいりました。私は、企業...全文を見る | ||
○笹野貞子君 私は怒り心頭に発したというよりも、こういう事業主をほっておくようでは、勤労者がお互いに助け合うという非常にいい保険制度というのは、本当につぶれていってしまうというふうに思います。 そこで、ちょっとお聞きしますけれども、これはなかなか大変なことだと思いますけれども...全文を見る | ||
○笹野貞子君 私は、その数字が高いのか低いのかということはちょっと、本来ならば一〇〇%になるとこれは一番いいと言わなければいけないんでしょうけれども、非常に大変難しい問題だとは思うんですけれども、末野興産のようなああいうところが大っぴらに野放しになっていたというこの現状をしっかり...全文を見る | ||
○笹野貞子君 私は、労働省という省が国民から、要するに働く人から本当に頼れる省なんだという気持ちを持ち続けていただくために、これからの労働行政、仕事を進めていただきたい、そのように切に願っている一人です。迅速であることはもちろんのこと、公平に公正に、どちらかというと遅いというのは...全文を見る | ||
○笹野貞子君 個人調査は大変だというお話はある程度わからないでもないんですけれども、私たち選挙をやりますと、マスコミは当選するかしないかという個人調査をやりまして意外と的確な結論を出しますから、そうばかにしたものでもないというふうに思います。 そういう意味では、残業はしている...全文を見る | ||
○笹野貞子君 私は、今こうやって過労死の問題を話し合えるというこのこと自身にちょっとした時代の流れに対する感動というのを覚えます。 かつては、人間が働いて死ぬというのは、それはその人に働く能力がなかったんだというような冷たい気持ちで見過ごされた時代がありました。特に、私はいつ...全文を見る | ||
○笹野貞子君 ありがとうございました。終わります。 | ||
05月23日 | 第136回国会 参議院 労働委員会 第12号 議事録を見る | ○笹野貞子君 今回の、この財形法というのを私も一生懸命理解しようと思って勉強をいたしております。確かに、勤労者の財産の形成についての促進ということは、それだけを見ますとれは大変いいことですし、私のように正直な人間は、そのために労働省が一生懸命に応援をしているということはこれはすば...全文を見る |
○笹野貞子君 今のドイツの制度をお聞きしますと、目に見える形で給付金がもらえる、また資本形成に参加できる、そういう協力をするという、私にしたら非常にユニークであって、勤労者に直接的な援助というのがあるんですが、そうすると日本の場合はちょっと違うような気がするんですけれども、ドイツ...全文を見る | ||
○笹野貞子君 ドイツの場合には、勤労者というのをちゃんと規定しているんですね。例えば、年間、単身者で日本で言うと百九十三万九千円までの人、それから既婚者であるならば三百八十七万九千円までの人は、この給付金とかあるいは資本参加というのを具体的にこうこうこうしてあげるよというふうに、...全文を見る | ||
○笹野貞子君 私も、このドイツの制度を見まして率直に大変おもしろい発想だというふうに思っております。そして、おもしろい発想であるがゆえに非常に参加率が高いということですね。これはもう数字を見ると九割方になっているわけです。 そういう意味で、ドイツは本当に低所得者の人には直接的...全文を見る | ||
○笹野貞子君 これはすべての委員がおっしゃいましたように、矛盾点の一つだというふうに思いますので、今後とも大臣に一層頑張っていただかなければいけないというふうに思います。 さて、今回の一般財形は、先ほどから御指摘もありましたように、その加入率を見ると大企業とか大きな企業ほど加...全文を見る | ||
○笹野貞子君 それは理念としてよくわかりますけれども、実態の数としてはやっぱり中小企業になるとどんどん下がりますし、きっとパートや派遣の人方の数はもっと少なくなるというふうに思うんです。そこで、こういう不公平感をこれからどのように解消していかれるおつもりでしょうか。 | ||
○笹野貞子君 繰り返しになりますけれども、ドイツは九割方入っている、日本は三分の一ぐらいしか入っていないというこの現実、そして今のお話でも、その入っていない原因というのは中小企業、だんだん小さくなると入っていない。 こういう現実を見まして、今度の法改正で事務代行を、今事務が煩...全文を見る | ||
○笹野貞子君 大臣の御決意は十分痛いほどわかります。この事務代行制度を今回の改正で入れるわけですけれども、先ほどから何度もこの制度についての御指摘がありましたけれども、この事務代行制度というのは本当に地元の中小企業や私ども連合に加盟している組織等を、そういう本当に身近な団体が中小...全文を見る | ||
○笹野貞子君 終わります。 | ||
12月04日 | 第139回国会 参議院 本会議 第3号 議事録を見る | ○笹野貞子君 私は、民主党・新緑風会を代表して、橋本総理大臣の所信表明に対する質問を行います。 私たち民主党・新緑風会は、今国会で結成された新しい会派です。さきの総選挙では、戦後最低の投票率という形で国民の政治不信が表明されました。私たちの会派には、この国民の政治不信に対する...全文を見る |
12月17日 | 第139回国会 参議院 労働委員会 第1号 議事録を見る | ○笹野貞子君 私は、本当に幸か不幸か、大変元気のいい吉川委員の後で、いつでも心臓がどきどきいたしまして、質問がまとまるかどうか自分でも不安な気持ちで今立っております。 午前中、そして大脇委員、今の吉川委員と、蒲原沢のあの大変なことについて熱心な御討議がありましたけれども、私も...全文を見る |
○笹野貞子君 私もあの現場に立ちまして、人類の発展の歴史って何だろう、そして国家は何をなすべきかという、オーバーな言い方をするとそんな気持ちで立っていました。 私たちは、憲法に国民はみんな健康で文化的という、そういう生き方を保障されているんであって、この文化的という言葉の中に...全文を見る | ||
○笹野貞子君 この二千台、これがずっとそのままここ平成三、四、五、六、七と続いているというのは、平成七年では二千四百十四人という、起きてはいけないそういう死亡事故がやはり起きる。そのためには、先ほど私は真理は単純なところにあると言いましたけれども、今の体制では、この死亡事故をどう...全文を見る | ||
○笹野貞子君 私は持ち時間が二十分しかありませんので本当に早口になりますけれども、私が現場に行ってちょっと気がかりなことがありました。 というのは、まだ発生して四日目で本当に混雑しておりまして余り質問もあれこれできませんでしたけれども、いろんな方にお話をお伺いして、こういう発...全文を見る | ||
○笹野貞子君 私は、監督官の任務というのはこれから非常に重大になってくるというふうに思いますので、どうぞお金に糸目をつけずにそういう技術の能力開発の方にひとつ力を出していただきたいというふうに思います。 後ほど大臣には一般論としての御決意をお伺いいたしますが、その前に、唐突で...全文を見る | ||
○笹野貞子君 時間がありませんので、私が母体にしております連合も強くこれに懸念を持っておりまして、この論議を非常にもっともっと深めていただき、そして私たちも知恵を出しますけれども、行政側としても大いにいい知恵を出していただきたいというふうに重ねて要望いたしておきます。 それで...全文を見る |