笹野貞子

ささのていこ



当選回数回

笹野貞子の1998年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月12日第142回国会 参議院 労働・社会政策委員会 第9号
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○笹野貞子君 民友連の笹野と申します。  まず最初に、昨年の臨時国会の折に、大臣は同じ京都出身ということで、京都の地場産業を復興する意味で大臣にぜひとも和服でということを私が特にお願いをいたしましたところ、大臣はお正月、今度の通常国会で和服をお召しになって大臣席にお座りになりま...全文を見る
○笹野貞子君 今の大臣のお考えを聞いて、大変私は安心したと言うと非常に失礼な言い方ですけれども、そういう思いです。しかし、大臣がそのようにお考えになっているのとは裏腹に、労働省がかつて戦後設立されたときの熱い国民に対する勤労権の確立というものとちょっと違う方向に徐々に行くのではな...全文を見る
○笹野貞子君 きょうは私と同僚議員の長谷川議員と一緒に三十分ずつの質問で、要領よく質問をしなければ後の長谷川議員に迷惑をかけますので、本当はもっともっといろんな大きな問題を大臣に投げかけようと思ったんですが、私は連合議員ですので、どんなことがあろうとも勤労者の立場、そしてやっぱり...全文を見る
○笹野貞子君 その点は全く私と同意見で非常に……
○笹野貞子君 またそれは具体的に法案ができましたときに。基本線としては大臣とは同意見だというふうに申し上げます。  しかし、大臣、この派遣が大臣とはまた違った方向に行く危険性があるんです。  その一つに、大学を卒業してすぐに新卒派遣社員というのが今非常にたくさん数字的にもある...全文を見る
○笹野貞子君 これを見ますと、「派遣会社を選択するときに重視する点」という資料がありまして、たくさんの項目があるんですが、例えばその中に「働きたい仕事内容を選べるから」というのも三割あるわけです。また、専門的な知識を生かせるからというのも一四%あったり、いろいろ選択肢があるのは確...全文を見る
○笹野貞子君 大臣、ここで問題なのは、新卒派遣社員というのは派遣法に照らしてみますとあり得ない現象なんです。派遣法というのは専門的な知識、経験豊かな人が派遣に登録するんだというんです。新卒というのはまだ専門も何もない、わからない、そういう人がこの法律に従ってするというのは、私はこ...全文を見る
○笹野貞子君 長谷川議員には大変申しわけありませんけれども、最後のことをちょっとお話しさせていただきたいと思います。  今の御答弁でもやはり大変問題がある。これはこれからの派遣というものに対して、特に女性の派遣というものに対しては基本的人権の侵害になる可能性も十分あるというふう...全文を見る
03月27日第142回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○笹野貞子君 民友連を代表いたしまして長官に御質問をさせていただきます。  鈴木長官と私は同じ北海道出身、しかも同じ選挙区ということで大変身近な存在といたしまして、きょうは私は親しく忌憚のない質問をさせていただきたいというふうに思います。  沖縄のことにつきまして質問をする前...全文を見る
○笹野貞子君 私もそうだと思っておりましたけれども、この問題をなぜお聞きするかというと、これから沖縄の振興に関して、今までの自民党の政権というのはおれがつくってやったんだ、おれがいるからというようなそういうやり方で、利益誘導型というのは大変よくない、やっぱり国民の税金ですから。そ...全文を見る
○笹野貞子君 長官の御発言は大変熱の入った御発言で、私もある程度のところまでは共感できます。  ですから、私は連合議員ですけれども、連合の政策に対してでもこれは耳を傾けていただかなければいけないんで、自民党の山崎政調会長が、自民党に協力しないような団体には聞く耳持たないという発...全文を見る
○笹野貞子君 長官とは同郷で、本当のことを言うといろいろなところで共鳴をいたしたいんですが、こればかりはちょっと長官、女性の視点が足りないんじゃないでしょうか。どんなに経済的に発展をしどんなに箱物ができても、やっぱり女性が不安を感じるような万一があってはいけないと思います。  ...全文を見る
○笹野貞子君 ですから、長官、今度少し性根を入れて女性のことをやってください。それは防衛庁のことだなんというのんきなことを言ったら困るんです。私は、防衛庁がやる前に開発庁がやるべきだというふうに思っておりますし、心優しい鈴木長官ですから、北方領土の皆さん方のこともあれだけ考えてい...全文を見る
○笹野貞子君 もう時間になりました。私はこの振興策に対して非常に期待をいたしております。しかし、いろんなところが政令になっている場合がありますので、この法律の運用に関しては長官、しっかりとやっていただきたいというふうに思います。  大変短い質問時間で、まだまだお聞きしたいんです...全文を見る
○笹野貞子君 私は、ただいま可決されました沖縄振興開発特別措置法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民友連、公明、社会民主党・護憲連合及び自由党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     沖縄振興開発特別措置法の一部を改正する法律...全文を見る
03月31日第142回国会 参議院 労働・社会政策委員会 第13号
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○笹野貞子君 皆さんおはようございます。  民友連を代表いたしまして質問をさせていただきます。  実は、先日の委員会のとき、私、沖北の委員会とバッティングしておりまして、本来ならば皆さんのいい質問、また大臣の御答弁を本当は聞かなければいけないところを大変失礼いたしました。おわ...全文を見る
○笹野貞子君 何でもそうなんですけれども、法の網をくぐるという悪い人が出てくるわけで、そういう人のために善人が泣かされないようなきちっとした仕組みをこれからどうぞ労働省としては御配慮いただきたい。そうしなければ、本当に善人が泣かされるような世の中になっていくというふうに思いますの...全文を見る
○笹野貞子君 今の大臣のお話を承りまして大臣も大変努力をなさっているということがわかりましたけれども、しかし私の感覚からしますと、カットしてもいい助成金、補助金というのは本当にいっぱいあるので、国家とは何のためにあるかというこの大命題からいたしますと、やっぱり国家というのは一番弱...全文を見る
○笹野貞子君 私は、今この交付金を非常に下げてだんだん年金の方に移行するという制度自体がやっぱりちょっとおかしいんじゃないかというふうに思っております。ですから、年金は年金でもらえるものはもらう。しかし、勤労意欲を持って六十五歳以上になっても働くという人には何らかの報償があってし...全文を見る
○笹野貞子君 私は労働条件の改善、労働福祉というんでしょうかね、これの発展が人類の文化のバロメーターだという考え方を持っております。かつて奴隷市場で人間が売買された、あるいは岡場所で女性がそこにさらされて売り物にされた状態から、働くということが人間そのものであるという考え方から文...全文を見る
○笹野貞子君 介護休業の休業給付というのは十一年の四月からですが、それまでの間、労働省は介護休業制度を導入した企業に対して補助金を出して助成をしているんですね。それをどのぐらいとっているか、助成額はどうかの数字を教えてください。
○笹野貞子君 五百件とか千件というのは、これはいかにも少ない数字であることがわかります。これはなぜかというと、やっぱり休んじゃうと給料がもらえないのと、また三カ月という期間が中途半端で使いづらいという、そういうところが私はいろいろと起因をしているというふうに思うんです。  給付...全文を見る
○笹野貞子君 私は、その検討中ということを聞きまして、これはよほど労働省の方が頑張ってやらなければ、この財政構造改革的に緊縮財政なんだという一国を挙げて一たんアドバルーンを上げているわけですから、そっちの方の政策に乗っかってカットするのか、それとも、いや、やっぱり経済を復興させな...全文を見る
○笹野貞子君 京都というところは、お金持ちというのは資産であって、お札束じゃないんです。だから、この三百年というのはすごい資産で、そういう点では、大臣はひとつ働く人の立場に立ってこれから行政をお願いいたしたいというふうに思います。  さて、もうこれは絶対大臣に聞いておかなきゃい...全文を見る
○笹野貞子君 大学校のカリキュラムの件についてちょっと。
○笹野貞子君 これで質問を終わりますけれども、大臣、縦ばかりじゃなくて横にもウイングを広げて、労働省の存在というのは非常に重大なんだと、働く人六千万、日本の人口の約半分を統括するところですから、その点どうぞ大臣、胸を張ってひとつやっていただきたいというふうに思います。  終わり...全文を見る
○笹野貞子君 私は、ただいま可決されました雇用保険法及び船員保険法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民友連、公明、社会民主党・護憲連合、日本共産党、自由党及び新党さきがけの各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     雇用保険法及び...全文を見る
04月02日第142回国会 参議院 労働・社会政策委員会 第14号
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○笹野貞子君 私は、ただいま可決されました中小企業退職金共済法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民友連、公明、社会民主党・護憲連合、自由党及び新党さきがけの各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     中小企業退職金共済法の一部を改...全文を見る
04月06日第142回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号
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○笹野貞子君 それでは最初、ビザなし交流の件についてお尋ねいたしたいというふうに思います。  昨年、私は板垣先生と一緒に北方のビザなし交流に参加させていただきました。百聞は一見にしかずという言葉があるように私も北方領土に行って本当にいろいろなことがわかりました。  しかし、そ...全文を見る
○笹野貞子君 今度どのくらいの大きさになって、どのくらいのベッド数とか、そういうものが変わるんでしょうか。
○笹野貞子君 わかりました。  ぜいたくは言いませんけれども、難行苦行にならないような船をぜひともひとつお願いをいたしたいというふうに思います。  続きまして、ビザなし交流ということなんですけれども、私は確かに、島民と交流をするということは決して悪いことじゃない、お互いに理解...全文を見る
○笹野貞子君 よくわかりました。  しかし、私といたしましては、確かに行ってホームステイをするということは悪いことではないんですけれども、若い者とか子供でしたらホームステイをして踊ったり歌ったりして夜を徹することができるんですが、我々のようになりますと、なかなかそうもいかない。...全文を見る
○笹野貞子君 やり方によっては大変重要なことだというふうに思いますので、どうぞひとつ目的達成のために頑張っていただきたいというふうに思っております。  それでは続きまして、先日の質問のときに鈴木長官に、さすが先輩と褒められたことですっかりそめ気になって、またきょうは鈴木長官に御...全文を見る
○笹野貞子君 長官の大変な意気込みに、本来ならばこれは時間があったら聞こうかなと思ったんですが、一番最後の質問を今続けてやりたいと思います。  というのは、先般の委員会のときに、私の女性に対する配慮はどうなっているのかという質問に対して、長官の方の予算からは何も今まで女性に対す...全文を見る
○笹野貞子君 その意気込みだけはわかるんですが、ちょっとやっぱり中心のポイントを長官どうぞ御研究いただきたいというふうに思います、  やりますということで、そのことでちょっとお聞きしたいんですが、振興の中に女性政策を反映させるため、開発庁の中にそういう企画担当をする女性の職員は...全文を見る
○笹野貞子君 私が所属しております労働省は、男女共同参画社会をつくるために女性の幹部が随分登用されております。やっぱり女性の視点というのは、女性じゃなければわからないわけではありませんが、声を大きくできるといういいところはあります。どうぞ開発庁にもそういう女性の有能な人を幹部に登...全文を見る
○笹野貞子君 大変島民が待ち望んでいることですので、建設の完成に当たるまでは島民の意見を反映し、また余り政治家が入って不透明なことにならないようにひとつ頑張ってやっていただきたいというふうに思っております。  続きまして、やっぱり沖縄というと若い人の失業率が非常に高い、これはも...全文を見る
○笹野貞子君 最後の質問になりました。  私がやっぱり一番これから心配をし、そしてこれに力を入れなければいけないという問題、沖縄というところは、若者の失業率が高くなるにつれて高齢化社会というのが到来してきているわけです。特に、沖縄は高齢化になってきて、おじいちゃん、おばあちゃん...全文を見る
○笹野貞子君 終わります。
04月07日第142回国会 参議院 労働・社会政策委員会 第15号
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○笹野貞子君 質問をさせていただきます。  ただいまの御議論を聞いておりまして、私は非常に一つの感慨にふけりました。といいますのは、日本はヨーロッパから見ると失業率が著しく低いというこの統計なんですが、局長は今、日本の経済が非常に力強いという御指摘でしたけれども、確かに私はそれ...全文を見る
○笹野貞子君 こういう現状で雇用が非常に不安定になってくる、そういうときには雇用対策というのは非常に重大なんで、だんだん失業率が高くなってくることになりますと国民は大変不安を感じまして、みんな買い控えをしてしまう。こういう雇用の不安という情報が流れれば流れるほど、みんな生活が不安...全文を見る
○笹野貞子君 私は、やっぱり今のお話を聞いていまして、この予算を見ると国民はどう思うのかな、この大変な失業不安、日本のこれからは、将来はどうなるんだろうかというときに、一番重大な雇用に対する対策の予算も少なくなったというのは、これは国民の不安を解消するのではなくてかえって増幅させ...全文を見る
○笹野貞子君 この経済的な不況とかそういうものというのはいろんなファクターが一緒になって起きるわけですが、どうも不景気になると公共事業を起こして一時的に景気を刺激する、しかしその巨大なお金がどういう費用対効果というものが計算されていくのかというのは余り国民には見えてこないんです。...全文を見る
○笹野貞子君 それでは、労働基準法関係の質問をさせていただきたいというふうに思います。  私のように非常に数字に弱い者でもこの予算書を見ますと飛び抜けておやっと思うところがあります。これは三ページの「活力に溢れ創造的な働き方を促進する労働環境の整備」というところの「労働時間法制...全文を見る
○笹野貞子君 今、局長のお答えでやや安心はいたしましたけれども、しかしもう一つ、これもまたちょっとというのがあるんですが、これは八ページの「労働条件に関する紛争の解決援助のための体制整備」、これも平成九年度に比べて約五億五千二百万円も増加しているわけですが、この「労働条件に関する...全文を見る
○笹野貞子君 労働条件の明示といい、今回のこの調停をするということに対しては大変いいことだというふうに思いますので、それに使われる予算ということで、私はこれはだまされる予算ではないんだなと安心はいたしました。  しかし、労働基準法の改正につきましては、これは局長のお言葉ですけれ...全文を見る
○笹野貞子君 今の御発言は、私にとっては非常に願ってもないことなんで、当面、またさらに検討ということですが、大臣、これどうでしょうね、こういう仕組みというのは労働行政にとってはとてもいいことですし、基準局というのがこういう紛争を早く解決してあげるお手伝いをするというのは、これは大...全文を見る
○笹野貞子君 刑事事件の破廉恥罪というような場合にはもう善か悪かという、そういうことの司法の範疇になるかもしれませんが、往々にしてこの労働条件の問題は、あるときには感情論になったり、あるときには組合があるかないかによって長引いたりするということが、私など相談を受けるときにあります...全文を見る
○笹野貞子君 実績が大変上がっているということは評価いたしますけれども、当時、局長は、四十時間を守らなかった事業場に対しては直ちに制裁をするのではなくて、力を入れて懇切丁寧というふうにおっしゃいましたけれども、具体的に懇切丁寧の指導をどういうふうにしたのか、その具体的な実績はどう...全文を見る
○笹野貞子君 この予算書から見ますと、五ページの「労働時間短縮対策の推進」というところは随分減ってしまっているわけですが、これは懇切丁寧というのが効果を上げて、予算を減らしても悪質な人はもう出てこないということなんでしょうか。その懇切丁寧の中に、違反してトラブルを起こしたり悪質な...全文を見る
○笹野貞子君 あの時短の委員会のときに非常にもめたものが一つありました。それは時短を促進することによって給料が下がるのではないかこれは労使の話し合いでという前提はもちろんありますけれども、時短の分だけ給料がカットされるんじゃないかということで、随分大議論をしたことを記憶しておりま...全文を見る
○笹野貞子君 この問題は非常に大きな問題ですので、時短は進んだは、しかし給料は下がったはという現象にならないように、要するに生産向上の方が重大なわけですから、そういう指導もあわせていかなければいけないというふうに思います。今計上されている予算が、労使が紛争して労働者の方をなだめる...全文を見る
○笹野貞子君 大臣がそのようなお考えを持っていると話が非常にわかりやすくなるわけです。  長らく学校の教師をしておりますと、一つの共通した真理があります。これは、好きな学科は点数がよくなる、点数がよくなるとその学科が好きになるという、こういういい循環というのでしょうか好きじゃな...全文を見る
○笹野貞子君 大変私は結構なことだと思うんですが、この二十人というのはどうなんでしょうか。今ちょっとした専門学校でももっと多くの定員なんですけれども、二十人という人数はどのようにして割り出すんですか。
○笹野貞子君 いろいろな事情はわかります。しかし、幼稚園でも一学級大体二十人ぐらいでやっているわけですから、四年制大学校となるとやっぱりある程度の、量から質へという問題がありますけれども、二十人というのは私が聞いてもいかにも少ない、一学年五十人ぐらいあってもいいんではないかという...全文を見る
05月15日第142回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号
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○笹野貞子君 私は、新しい民主党を代表いたしまして、大臣に御質問させていただきます。  私たち、四月二十七日に四つの政党が集まりまして新しい民主党という政党をつくりました。きょうの質問は、新しい民主党としての質問をさせていただきたいというふうに思います。私たちの政党は、保守とか...全文を見る
○笹野貞子君 大臣の今のお気持ちは大変よく理解いたしましたけれども、しかし私といたしましては、お互いに遠い人たちと話をしていてもこれは解決するのかなというそんな感じがいたします。日本の中で二人が会うことの方が非常に簡単にいくはずなのに、それがどうして知事と首相とが何度も会うという...全文を見る
○笹野貞子君 もちろん大臣としては御努力いただいているとは思うんですけれども、この復帰二十六年目を迎えて、意欲的にひとつお取り組みいただきたいというふうに思います。  さて、沖縄の問題につきまして、四月十七日に国防総省が新たな東アジア戦略報告というのを策定しているという報道があ...全文を見る
○笹野貞子君 私は、大臣の御慎重な態度には違った意味で敬意を表します。しかし、私たち日本という国は世界の中の平和を求める、そういう国なわけですから、世界の平和のために平和外交というのを一生懸命やるということは、日本の外交政策としては非常に重要だというふうに思いますので、大臣、そう...全文を見る
○笹野貞子君 先ほど板垣先生の御質問の中に、政治というのは現実的なものであって、一つに固執したらだめなんだ、お互いに大胆な妥協が必要、こういう御発言があって、私もまさにそのとおり、尊敬する板垣先生の御発言どおりというふうに思ったのですが、政治というのは両者がいるわけですから、一つ...全文を見る
○笹野貞子君 それでは、北方問題について、今の大臣の御意見と要するに私は同じ趣旨になっちゃうと思うんですが、先ほどの毎日新聞一面トップに出ました、川奈での会合のときに、お互いに今の硬直した状況を大胆に発想を転換して、国後とウルップの間に国境線を引いて、こういうふうに大きな新聞記事...全文を見る
○笹野貞子君 そうすると、今の大臣の御発言からすると、この新聞の記事は少なくとも、真っ赤かピンクかわかりませんけれども、うそだということだけは事実なんですね。そうだともノーとも言わないということは、その御弁解からするとこれはうそだというふうに思ってもよろしいんですか。
○笹野貞子君 私はこれを見てびっくりいたしました。そんな一歩後退した取り決めというのはあってはならないことだというふうに思います。私たち日本の固有の領土は四島なわけですから、もしこれが本当だったら大変後退した外交になってしまうというふうに思います。  先ほどの沖縄に対しては、国...全文を見る
05月18日第142回国会 参議院 本会議 第27号
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○笹野貞子君 私は、民主党・新緑風会を代表いたしまして、ただいま趣旨説明のありました金融システム改革のための関係法律の整備等に関する法律案外三案に対し、橋本総理並びに松永大蔵大臣に対して質問を申し上げます。  まず、我が国経済の現状認識についてであります。  戦後最悪とも言わ...全文を見る
06月08日第142回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第13号
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○笹野貞子君 私は民主党を代表して、この重大な法案に対して質問をさせていただきたいというふうに思います。  行政改革というのは、本当に言うはやすし、行うのは大変だというふうに思います。しかし、今果敢にもそれに挑戦しようとしているこの時期、私は、こういう大きな法案、そして国家百年...全文を見る
○笹野貞子君 私も素直に聞きますと、火だるまというのは、総理がいろんな批判に耐えてもう全身やけどになってしまったというそういう意味なのか、それとも、私たちはだるまというと紙でつくっただるまを思い出すんですが、あれに火をつけるとすぐ燃え尽きてしまうので、途中で燃えちゃったらおっぽり...全文を見る
○笹野貞子君 総理の今の御発言は、事実としてよくわかりました。しかし、目標を達成するというその御意思はどのように受けとめたらよろしいのでしょう。
○笹野貞子君 大変しつこいように思いますけれども、では各分野の中にはパーセントに達する女性がいなかったという意味にとってよろしいんでしょうか。
○笹野貞子君 大変しつこいようですけれども、こういう目標というのは、だれかがその目標を達するためには相当な強い力でその目標を達成する意図がなければ、ただ目標は絵にかいたもちになってしまうというふうに思うんです。そういうときには、総理が目標をつくって、そして広く皆さんにこの目標を達...全文を見る
○笹野貞子君 先ほど行革会議の委員のパーセントのことで随分私は大臣に要望を申し上げました。現在の日本の状況というのは有能な女性が意見を述べるという機会に余り恵まれておりません。だからこそ、これから男性と女性が国について共同で責任を持ち、共同で知恵を出し合うという社会をつくり上げて...全文を見る
○笹野貞子君 大臣は非常に医学に造詣が深いようで、委員会でもしばしば医学用語をお使いになって副作用論議もやったことがあります。今、日本はがんの状態だと、こういうふうにおっしゃいましたけれども、このごろがんというのは余り恐ろしい病気ではなくなりました。早期発見、早期治療するとがんは...全文を見る
○笹野貞子君 何か大臣とお話をしていると厚生大臣とお話ししているかのような錯覚を受けてしまうんです。ここでお互いに頑張って治療しようという大臣の御発言なんですが、ちょっとそれを聞いて私はふとまた素朴な疑問が起きてしまいました。  私は非常に素朴が好きなものですから、素朴なんです...全文を見る
○笹野貞子君 立候補をする自由というのは何人にもあるわけですから、これは法律的な善悪の問題ではありません。しかし、こういう重大な委員の選定というのは、私たち共通の認識として、中立て公正である人と、そういう思いでいっぱいです。  まだ審議が終わっていない、今一生懸命そのことについ...全文を見る
○笹野貞子君 労働大臣のX、Y、Zという言葉を聞いただけで何か私は理解をするのに非常に苦しくなりまして、連立方程式なんて言われるとますます高校の数学を思い出して私は背筋が寒くなりました。大臣、今度はどうぞできるだけ連立方程式じゃない、自然な日本語でお願いをしておきたいというふうに...全文を見る
○笹野貞子君 時間ですのでやめますけれども、どうぞ女性にしわ寄せが来る弱肉強食にならないような行政をこれからお願いいたしたいというふうに思います。  終わります。(拍手)。    〔理事高木正明君退席、委員長着席〕
09月22日第143回国会 参議院 労働・社会政策委員会 第6号
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○笹野貞子君 民主党・新緑風会を代表いたしまして、私、笹野と、麗しき小宮山議員と二人で質問をさせていただきます。  今、私たちが審議しております労働基準法の改正というのは非常に重大な法律の改正だというふうに認識をしておりますが、先日の委員会で労働大臣が、私にしてみるとおやという...全文を見る
○笹野貞子君 大臣は労働大臣になられて初めて労働省の予算というのを詳しくお知りになって、特別会計というのは労使が出し合っているお金ということを御認識いただいたということは、私は、大臣になるときに一番先に全部労働大臣から始められるとすばらしくこの働く人のための認識がみんなよくなるん...全文を見る
○笹野貞子君 私から申し上げますと、調査の対象になったのは課長以上で千五十名なんですね。ですから、課長以上で千五十名というのはもう全大蔵省の課長以上が調べられたというのと同じじゃないかというふうに思います。それで現実に処分をされたのはその中の百十二名ということです。この大蔵省が百...全文を見る
○笹野貞子君 大臣のその御決意を私は聞きたかったんですが、しかし、これは決意だけでは現実問題は解決いたしません。  雇用保険も、積立金が九年度末には七千億円減少して今三兆二千億円ということを聞いております。そして、この不景気のあおりを受けて一兆数千億円が減少して、もうまさに雇用...全文を見る
○笹野貞子君 来年度の概算要求のときは、ひとつ大臣、しっかりとこの現実を踏まえて頑張っていただきたいというふうに思います。  さて、早く小宮山議員にバトンタッチをしないと、重大な質問が待っているわけですから私の質問を早くしなければいけないのですが、実は、前の国会の男女雇用機会均...全文を見る
○笹野貞子君 御親切な御説明ですけれども、余り前にやった議論を蒸し返すのはあれですから蒸し返しませんが、しかしその中には幾つかの詭弁がたくさん入っておりまして、確かに勤労条件での均等、平等というのは非常によく語られておりますし、勤労権の実現においては私はそれでいいと思います。ただ...全文を見る
○笹野貞子君 同じ資料を見ていますからお互いに認識が合っているんですが、大臣、この間大臣は激変緩和のこの措置は三年後に制度として頑張りたい、こういう御発言になって、じゃなぜ三年ですかというと、三年たったら男性の意識も変わるでしょう、そのときは男性の意識も妻と一緒に家事労働するとい...全文を見る
○笹野貞子君 ちょっと大臣、はっきり語尾を言ってください。
○笹野貞子君 私は、今これを見ても日本の現状というのを大臣はおわかりだというふうに思います。その変えていきたいという努力はわかりますが、努力と現実とは違うということを認識しなきゃいけないんです。法律上の、机上の空論でこうありたいと思うことはそれは大変いいことですが、しかし現実を踏...全文を見る
○笹野貞子君 確かに大臣、これからそのように努力をしていただかなければ一女性が男性と伍して自分の能力を精いっぱい出し合うということはとってもすばらしいですし、楽しいですし、みんな女性はやりたいと思うんです。もしもその方面ばかり一生懸命やると、もう変な男性の食事の用意なんてすること...全文を見る
○笹野貞子君 では、小宮山議員にバトンタッチいたします。
09月24日第143回国会 参議院 労働・社会政策委員会 第7号
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○笹野貞子君 私は、自由民主党、民主党・新緑風会、公明、社会民主党・護憲連合及び自由党を代表して、労働基準法の一部を改正する法律案について、原案に賛成するとともに、日本共産党提出の修正案に反対の意見を表明するものであります。  今日、我が国を取り巻く環境は著しく変化しており、ま...全文を見る