笹山登生
ささやまたつお
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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10月19日 | 第128回国会 衆議院 環境委員会 第1号 議事録を見る | ○笹山委員 本題に入る前に、先ほどお話の出ま したロシアによっての日本海での放射性廃棄物投棄問題につきまして、外務省そして科技庁、水産庁等にお伺いしたいと思うのですが、ロシア側は当初日本側への通告はあったという発言を撤回しまして、実は今月の五日にIAEAにファクスで伝えたと言っ...全文を見る |
○笹山委員 ロンドン条約の加盟国会議が来月ごろにも開かれる。その席で低レベル放射性廃棄物の全面禁止が打ち出されるのではないか。また、きのうアメリカのマカリー国務省報道官が低レベルの全面禁止を公式に表明したというような報道もございまして、その辺のロンドン条約加盟国会議の見通し、そし...全文を見る | ||
○笹山委員 情報がいろいろ錯綜しておりまして、けさのウィーンからの情報ですと、IAEAは、これはロンドン条約に違反していないんだというようなそういう情報も入ってきていますね。一体これは条約に違反しているのか違反していないのか、現時点では何とも言えないでしょうけれども、その辺の何と...全文を見る | ||
○笹山委員 水産庁に、今回の投棄以前にも投棄があって、その際、沿岸漁業家のコメントとしては、余り心配ないんだというようなコメントが載ったように記憶しているのですけれども、今回は同じようなコメントでございましょうか。 | ||
○笹山委員 まあそうでありましょうけれども、沿岸漁民の心配は相当なものでございますので、早急な対応というものをお願いしたい。 また、環境庁さんに、ひとつ監視体制、共同調査、関係省庁と組んでやっていただきたい。きのうのテレビを見ておりましたら、いつまでもグリーンピース頼みでは困...全文を見る | ||
○笹山委員 オブザーバーでは物足りませんので、ひとつもう少し踏み込んだ対応をお願いしたいわけでございます。 次に、本論に入りまして、先ほど岡崎委員からもお話ございましたけれども、OECDの日本に対する環境政策審査等が出るようでございますけれども、当報告案で示されている日本の今...全文を見る | ||
○笹山委員 未公表と申しながら、一部報道に流れているというようなことでございますので、十分ひとつ管理をお願いしたいと思います。 基本法後、私考えますに、これから、先ほどからのお話にもございますように、攻めの環境行政というものが必要ではないかなというふうに思います。攻めの環境行...全文を見る | ||
○笹山委員 ただ、その場合懸念しなければいけないのは、各省庁、今回の概算要求を見ましても、いわばはやりみたいに環境に優しいとか環境創造型とか、そういうメニューをふやしているわけでございますけれども、例えば先ほどの福永委員のビオトープにしましても、建設省ではダムの周辺にビオトープを...全文を見る | ||
○笹山委員 今諸外国では、景観構造を形成する一木一草に至るまでマッピングして、その移動までも地図上で指示するという、非常に綿密な景観図といいますか、それから景観構成構造図というものをつくって、びっくりするものがありますけれども、そういうものがまねできないにしても、ある程度の一つの...全文を見る | ||
○笹山委員 いろいろ攻めの環境行政と申しましても、金がなくては話にならないわけでございます。財政当局に、環境資産なり環境インフラを形成すること自体が経済発展につながるのだという一つの説得材料を環境庁自体がモデル化しないと、やはりまだまだ、今回の景気対策にしましても、環境行政自身が...全文を見る | ||
○笹山委員 あと、環境団体への民間資金の導入へのインセンティブを拡充しなくてはいかぬというふうに思うわけであります。今、公益信託のうちの認定特定公益信託、これについての税制改正の要望が参っているわけでありますけれども、これのうちの七号「自然環境の保全のための野生動植物の保護」、八...全文を見る | ||
○笹山委員 知っていて質問するのも悪いのですけれども、七号が一件で五億一千五百万、八号が四件で十一億二千百万、非常に対象が少ないのですよ。ですから、まずこういうインセンティブを広げることと同時に、既存のインセンティブを宣伝するといいますか、そういうこともやはり必要なのじゃないかな...全文を見る | ||
○笹山委員 これは、民間の生産者なり、なりわいを営んでいる人との摩擦をいかに解消するかということと、自然保護をいかに実現するかというそのはざまの問題ですから、やはりこれは非常に考えながらやっていかなければいけないのではないかなというふうに思っております。 次に、世界遺産条約に...全文を見る | ||
○笹山委員 最後の質問になりますけれども、これから地球規模の環境からだんだん身近な環境づくりどいいますか、そういうものに移行しておるという気持ちがします。その際、やはり環境ボランティアの充実というものがこれからの環境行政をバックアップする大きな役割になるのではないかなというふうに...全文を見る | ||
○笹山委員 時間がございませんのでこれで終わりますが、攻めの環境行政に向かって、ひとつ全力疾走していただきたいと思います。終わります。 |